平井和正

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角川幻魔は4巻(あるいは集英社幻魔の2巻後半)からが面白いのになあ。
派手な超能力シーンは面白いけど、それよりもあのスーパーにリアリズムあふれる
会話がいいのだが。
好きなシーン
・田崎との決闘の後の丈と陽子の会話
・文化祭の講演会の時に田崎がチンピラを追い返すシーン
・風邪ひいた丈と郁江が口喧嘩するシーン(警官がいちゃもんつけてくる)
・郁江と高鳥の喫茶店のシーン(一の日会メンバーが同席(藁
ほかにもいっぱいあるけどね。読み返さねば思い出せない。。
482名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/30 23:21
まんが家の石川賢は
「いつまでたっても幻魔が出てこねえなあ」と思って、
「じゃあ自分で描くか」と、とあるまんがを描いたそうです。
483名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/31 00:45
それは虚無戦史ミロク
484名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/31 11:37
>>481
信者でなけりゃ、めずらしいタイプじゃないか、後半の幻魔ほめるの。しかも2ちゃんねるで。
たしかに文章は気が張ってて読ませたね。それにひきかえ月光は……
485481:02/03/31 13:52
>>484
ドモ。信者ではないつもりです。(ヒライストとか自称するヤツはキモいと思う)
たんなる面白い本として幻魔大戦読んどります。

そうか、めずらしいですかー。そうなのかー。
ところで月光は第二部が面白いっす。マスカレードナイツまんせー。
486名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/31 22:53
どう考えても幻魔大戦は
前半(漫画版と同じ内容まで)がおもろい<<後半の哲学門答がおもろい
だとおもうが。
前半が好きな人間の方が珍しい。
487名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/31 22:58
流石に東丈退場の後はイマイチだった。
488名無しは無慈悲な夜の女王:02/03/31 23:43
>>486
ヒライストでなくなるにつれ
前半(漫画版と同じ内容まで)がおもしろかった>>後半の哲学門答がおもろかった
になっていくと思うが。
489488:02/04/01 00:14
>>486
>前半が好きな人間の方が珍しい。
 きちんと統計をとられたのでしょうか?
 私は「ハルマゲドン」も含め全巻読破した人間で、今でも平井先生は嫌いで
はありませんが、小説の「幻魔大戦」は危険な方向(新宗教への傾倒)に読者
を導いた作品だと思います。「幻魔大戦」の熱心な読者の一部(?)がGLAに入
信したのは事実ですし、入信した読者が「後半の哲学門答がおもろい」派に属
するのは間違い無いと思います。
 入信しなくとも高橋親子の本の読者だった人は大勢いるでしょう。
「角川文庫の4巻以降は読むのを止めた」という大月ケンヂ氏に対し、既にGLA
と高橋佳子から熱の冷めきっていた平井先生は何と言ってましたかな?
490名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/01 10:07
なるほど、超能力では幻魔に勝てない…
だったらディベードで勝て!
…というわけだな。
後半、幻魔があまりでないのは
粘着議論電波には、幻魔も、うんざり
いやな気持ちになって撤退(たぶん
20巻の終わりあたりで)してしまった…
>>428
桶。
492名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/01 14:57
>>486
>(幻魔の前半が好きな方が珍しい、という発言に)きちんと統計をとられたのでしょうか?
 まあ、どっち派も統計はとってねえだろうさ(w
 ただ、少なくとも、公人(作家、批評家、芸能人など)の「『幻魔の後半』『大人狼の後半』が好き」と
 いう発言は見たことも聴いたこともないなあ、おれは。
 
 あと、大槻ケンヂさんとひらりんさん、対談してたんですか。読みてえ。

 大槻……犬神明の続編はお書きにならないんですか。
 平井……それはまあ、言霊が降りてこないとね。
 大槻……やっ、やはり言霊なんですか!?(笑)
     ボクも詞が書けないときは「言霊が……」と言おうかな。

 みたいな、微妙な対談だったんだろうな……
>>489 が何を言いたいのかよくわからんのだが、前半・後半が面白い・面白くないと
入信云々は関係ないでしょ。
>>489
最近同人板等で問題になっている前世厨の発生の根元は
幻魔とぼく球

と言ってみるテスト
495488:02/04/01 18:15
>>493
 そうかな?「幻魔大戦」愛読者の一部にとっては大いに関係あったはずだよ。現に
愛読者でGLAに入信した人がいたのは知ってるでしょう?
「幻魔大戦」は最後の方まで読んで初めて作者の真意をくみ取れる作品だったのだか
ら、大槻さんのように途中で去った人も正常な神経の持ち主だと思う。
 だから、他者の判断を無視して「後半が面白い」と思い込ませたがる人は要注意だ
し、やめてもらいたい。
>小説の「幻魔大戦」は危険な方向(新宗教への傾倒)に読者を導いた作品だと思います。

導かれたんじゃなく勝手に入ったんだろ。
フィクションと現実を混同してカルト入った馬鹿なんぞ極極一部。
平井が一言でも東丈=高橋で読者にGLAにはいれとか本に書いてるか?
「東丈」と「高橋とか」の見分けもつかん目腐れなんざAVみてレイプして、サスペンスドラマみて人殺すのと同レベルの奴だけだ。
497481:02/04/01 19:41
>>495
>だから、他者の判断を無視して「後半が面白い」と思い込ませたがる人は要注意だし、やめてもらいたい。

おいおい、なんじゃこりゃ。わたしゃどっかの宗教団体の工作員ですかい。(藁
たしかに>>486みたいに「前半が好きな人間の方が珍しい。」なんて言いきるのは
問題だとは思うが、「後半が面白い」と考える人がいちゃいかんのかね?
前半だけで読むのをやめた、という人に対して、もったいないから読んでみたら
とは思うけど、いまさらGLAとか持ち出されてもなぁ。
集英社版のあと書き(前書きだっけ?)読んでくれよ。
498名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/01 19:48
こないだ引越しのどさくさで昔のSPA!掘り当てたんだけど、誰か読みたい人いる?
スキャナないんで打ち込みしかできないけど。
499488:02/04/01 20:26
 断っておくが、俺は平井先生を糾弾したい側の人間ではないよ。

 平井先生は高橋親子を絶賛していた過去があるのだから、誤解するファンがいて当然。
更に「真創世記」「幻魔大戦」の両方を読めば、普通なら作中人物や団体とリンクしてし
まうもの。そして現在のように後書きその他に新宗教批判が無かった角川文庫時代なら、
普通に読み進んでいけば絶対に何割かは誤った方向に進んだだろう。そして売上部数を
考慮すれば「極々一部」も「大人数」になるだろうな。
 なんでこんな簡単で明白な事実を表現変えて誤魔化そうとするのさ?

 因に誰が東丈を高橋だなんて考えたの?君が意図的に摺り替えてるかどうか不明だが、
GENKENがGLAで井沢郁江が高橋佳子をモチーフにしてるのなら分かるがね。

 で振り出しに戻るが、俺も最初は幻魔大戦の後半に挫折しかけた口だから、正常なバラ
ンスを保てた、という笑えぬ現実があるのだよ。宗教にハマった読者を大量に産み出した
過去があることを踏まえて「幻魔大戦」については語るべきだろう。繰り返しになるが、
個人の意見を無視して「幻魔大戦の後半が面白い」と思い込ませたがる迷惑行為は慎んで
もらいたい。俺が言いたいのは取りあえず、ここまで。
500488:02/04/01 20:32
>>497さん
 喧嘩しに来たわけじゃありませんので、誤解なきよう。
 >>486氏の発言を受けてレスしたものです。「後半が面白い」と考える
のは勿論構いませんが、ヒライストを自認する人には多分に押し付けが
ましい傾向があるのですよ(実体験から)。
 
501 :02/04/01 21:28
対談読んだ記憶があるなあ。
大槻は御子息と同級生だったけど平井ファンだと要ったらそれ以降話をし
てくれなくなったとか。
488も充分押しつけがましいよ。
503498:02/04/01 22:35
SPA!打ちこみ終わり。でも読みたい人いないみたいね。まあいいや。
504名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/01 22:59
>>498
spaてもしかして大槻平井対談?だったらウプキボーン
505488:02/04/01 23:01
>>502さん
 言葉が足りませんでした。
「押しつけがましい」と感じたのは「幻魔大戦」は途中(まで/から)が面白
いという論争になった場合に限定しての話です。私ね、全部読んだ上で素直に
述べただけなのに自分の好みを否定されたことがあるのですよ。これを「押し
つけがましい」と言ったまでです。
 尚、途中からは読む価値無しとは言いません。あれは、新宗教の内情暴露小
説としては楽しめました。ただ 新宗教的な部分は「幻魔大戦」の中で扱うには
違和感を覚えたし、もう少し上手い処理の仕方があったのではないか、と感じ
ていました。

506488:02/04/01 23:09
>>503さん
 平井先生は、大槻ケンヂさんが「幻魔大戦」を読むのを止めていった件を聞
いて、なにか仰っていたと記憶してますが、その部分だけでもUPしていただけ
ませんか。お願いします。
507その1:02/04/01 23:37
週刊SPA! 1998年2月4日号
トーキングエクスプロージョン
エッジな人々special (30)

(大見出し)
平井和正×大槻ケンヂ
「オウム以後」――。ハルマゲドンを待ち望んでいるのは誰だ!!

(中見出し)
オカルト、言霊、そして『幻魔大戦』……。
あのウルトラカルト作家が、
神秘に耽溺するロッカーに、
いま、初めて胸中を明かした!!

ある冬の昼下がり、熱狂的ファンを持つ作家とロッカーが出会った。
作家は、「オウム事件」より遥か以前から“ハルマゲドン”について、熱心に語ってきた。そして、それらの作品を思春期に読んで育ったと話すロッカー。
2人は、迫りつつあるハルマゲドンから宗教問題まで、あとわずかになった“世紀末”だからこそ気になる問題について、縦横に対話を繰り広げたのだった……。
508その2:02/04/01 23:40
大槻 実は僕、平井先生の息子さんと高校の同級生でして、「平井の親父は作家らしい
ぜ」って噂が伝わってきて、エエエーッとなって。平井先生の作品は、中学生の頃から
『ウルフガイ・シリーズ』『アダルト・ウルフガイ・シリーズ』『ゾンビー・ハンター』
(註1)と全部読んできたんです。だから、もう、ズダダダダッと行って「平井くん、
俺は君のお父さんの本、全部読んでるぜ」と言ったんです。そうしたら、平井くんにピ
タッと心を閉ざされてしまって……それっきり高校3年間、ほとんどしゃべんなかった
ですけどね。
平井 そうですか。ショックだったのね。ところで、大槻(義彦)教授(註2)はご親
戚かなにか?
大槻 いいえ、違います。
平井 ああ、そうですか、よかった。
大槻 仲、悪いんですか?
平井 いや、私はこの1、2年、テレビとかは全然観てないんで、いまの大槻教授は知
りませんが、テレビを観ていた頃の教授の目は完全にイッちゃってて、「私のところに
すぐに来るんじゃないか」(笑い)。……私の目、イッてますか?
大槻 平井先生は……僕、ずばり申し上げて、イッてると……。
平井 “神懸かりの平井和正”とか“天使懸かりの平井和正”とか、さんざん言われて
ましたからね。
509その3:02/04/01 23:42
大槻 中学か高校の頃に、角川文庫版の『幻魔大戦』(註3)を、3巻目まではオオー
ッって読んでたんですよ。でも、4巻目ぐらいから「これはなにか違うぞ」というもの
が出てきまして、それからどんどんどんどん、下手すると一巻丸ごと、主人公が講堂と
かで宗教の教義のようなことを言って終わっちゃう巻とかがあって、十何巻目で「これ
はちょっと近づいちゃいかん世界かもしれない」と思って、読むのをやめたんです。


「神懸かりの平井」は誤解

平井 いや、もう賢明な判断です。私も大変でしたよ。’83年頃ですね。『幻魔大戦』
は、私がずっぽりと浸ってた神懸かり、天使懸かりの世界を清算するために書いたもの
なの。つまり宗教や狂信者や、そういうものの実態を書いてやろうと。
大槻 え、そうだったんですか? 僕はてっきり、先生がずっぽり天使懸かりの世界に
入っておられる頃に書いていたのかと思い込んでいました。
平井 違うんですよ、あれはもう離れようとした時代のもの。誤解はかなりあるんです。
「オウム真理教の連中が『幻魔大戦』を一所懸命に読んでた」なんて誤解が広まっちゃ
う。でもね、オウムがやったことっていうのは全部、『幻魔大戦』に「絶対にやるな」
と書いてあるんですよ。
大槻 そこ、そこをおうかがいしたかったんです。オウム信者の中には、平井和正ファ
ンがものすごく多いと思うんですよ。あと、永井豪、大槻ケンヂのファン。なぜ大槻ケ
ンヂかというと、オウムが信者獲得のために早稲田大学かどこかにつくったサークルの
名前が、「日本印度化計画」(註4)。僕の歌のタイトルなんです。それで、先生にお
うかがいしたいんですけど、一連のオウム事件があった時、平井先生はどんなことを考
えていらっしゃったんですか?
平井 あの頃は、なにも考えてなかったと思います。目の前で起きていることを見てい
ると道を誤るという信念があるので、目の前のことはとりあえず全部シャットオフする。
で、数年たってから遅れてやってくる。だから『エヴァンゲリオン』も、まだ観てない。
3年くらいたつと追いつくんじゃないかと。
大槻 じゃあ、オウム事件から今年で3年になって……。
平井 やっと追いついてきて、初めて発言できる時点に達した。
大槻 そこでまた『幻魔大戦』を書こう、となるんですか?
平井 いや、それは言霊(註5)が来ないかぎりわかりません。
大槻 うーん……言霊、さっそくもうドーンと嬉しくなっちゃいます。
平井 鳥のオウムは人の言葉を口写しにするでしょう。オウム真理教もあっちこっちからの受け売りの教義で、自分のものはなにもない。それがオウムの本質だったんです。
大槻 ひじょうに駄洒落ではありますが……、ずばり言ってそうですね。
平井 いや、これは本質をついたもので、決して駄洒落ではありません。
510その4:02/04/01 23:43
大槻 はい……。オウム事件の時に“ハルマゲドン”(註6)が流行り言葉になった
じゃないですか。その時、「平井和正や永井豪を読んでる奴は、そんなの小学生の頃か
ら知ってるよ!」と思ったんです。
平井 ただ、私のことをとんでもない存在だと思っている人たちがずいぶんいて、なに
か言うとすぐに誤解されます(註7)から、あまり表立っては発言しないようにしてき
たんです。
大槻 一読者として見ると、先生は自分の世界観を人々に啓蒙しようとしているような
感じがしちゃうんですよ。だから影響力も強い。
平井 私は言霊使いなんですよ。『幻魔大戦』の主人公・東丈のしゃべる言葉は、私は
なにも考えていない。東丈の語りたいことを私がキャッチしてるだけなんです。別のこ
とを語らせようとしても駄目なんです。
大槻 お筆先みたいに。
平井 だから、私は普通の作家とは小説の書き方が違う。言葉に対する信頼感がないん
です。「ああ言えば、こう言う」というのが言葉の本質だから。「こういうふうに思っ
てもらいたい」と思って書いたって、読者によって全然受け取り方が違うんです。だっ
たらなにが通じるんだろうと思ったら、感情なんですよ。感情だけは動物にも通じる。
「小説は感情がすべてだ」と私が唱えているのはそういう意味で、理屈は通じなくても
、感情だけは読者に伝わるんですよ。だから読者に与えるインパクトが強いのかもしれ
ないですね。
511その5:02/04/01 23:44
ハルマゲドンはこれからピーク

大槻 平井先生は少年期のトラウマ作家(註8)なんですよ。バイオレンスあり、SF
あり、少年少女ありという世界観をつくろうとしている作家やロックミュージシャン、
マンガ家、ゲーム制作者、みんな少年期に先生の作品を読んでますから。
平井 ただ、私は“いま”に生きている人間なんですよ。“いま”の言霊は過去の言霊
とは連続していないから、過去の作品はもう自分とは関わり合いないという感じになる。
だから、新しい作品がどんどん自信がある。
大槻 いやあ、面白いなあ。
平井 言霊は外から来ますからね。「来る」といえば、最近「ああ、ハルマゲドンは本
番だ」と思いますね。
大槻 先生の考えるハルマゲドンとは、どんなものなんですか?
平井 「ハルマゲドンの時にキリスト教会は娼婦となる」という予言があるんです。
11月の新聞にこれを裏付ける報道もありました。つまり、これでキリスト教の教えが
崩壊してしまうということです。
大槻 そうすると、仏教徒にとってはどうでもいいじゃないかという気もするんですが。平井 (笑いながら)でも、キリスト教徒は確か10億人いるでしょう。10億人の心
の基盤が崩れ、キリスト教が支える西欧文明が崩壊しちゃう。
大槻 みんなが想像するような、空から大悪魔軍団とかが来て、ドガーン、バゴーンと
大変なことになる、というハルマゲドンではなかった。
512その6:02/04/01 23:45
平井 いや、だから、まず精神世界で起こって、それに対応するような崩壊が物質的に
追いついてくる。両方そろってハルマゲドンになる。これから10年が、そのピークで
すね。
大槻 いわゆるノストラダムスの1999年の……。
平井 あれは生殖能力を奪うダイオキシンだという説がありますね。それから、私は
カラス・ウォッチャーをやってるんですけど……。
大槻 ちょ、ちょっと待ってください、カラス・ウォッチャーですか?
平井 うん。カラスっていうのは、小型人類なの。第2の人類なの。
大槻 ……小型人類はなにをやってるんですか?
平井 カラスは人類そっくりなんですよ。貪欲で、強欲で、自分の周囲の環境のすべて
を破壊しちゃう。だから小型人類なんです。カラスはいま野鳥の卵もヒナも成鳥も食っ
ちゃう。猫を寄ってたかって食っちゃう。あの自然破壊の形態は人類と瓜二つで、人間
の自画像を見るような思いがしますね。いま、カラスは人間を攻撃しはじめてます。
カラスと人間の戦争っていうのは今後起きますね。
大槻 うーん……。先生の作品を見ると、とにかく人間の醜い面を憎んでいるという話
が多いですよね。
平井 だって嫌じゃないですか。自分の醜さを見ると腹が立ちません?
大槻 結局のところ、ハルマゲドンを一番望んでいるのは先生なんじゃないかという気
もしなくもないんですけど。つまり、この醜い人間どもをどうにかしてしまいたいという。
513その7:02/04/01 23:46
平井 選別の時でしょうね。一度ご破算になって、リセットされる。ハルマゲドンのい
ろんな証拠は、どんどん集まってくるんじゃないですかね。失礼ですが、大槻さんって
いうのは芸能人に分類されるんですか?
大槻 僕は……一応本業はロックミュージシャンって言っちゃっていいのかなあ、エッ
セーや本なども書いて(註9)、テレビとか、タレント的なお仕事に関しては、「自分
ができるものであるならやりますよ」みたいなスタンスでいければなあ、と……。
平井 芸能人はガン死する人が多いじゃない。あれ、私、わかったよ。
大槻 ええっ?
平井 『幻魔大戦』を書いてた頃、あれは2000万部売れたんだけど、読者の意識が
全部私のところへ来るんですよ。その重圧感は並大抵のものじゃないね(註10)。
午前2時頃になると家じゅう暴走族が来たんじゃないかと思うくらい騒然となるんです。
でも、外はシーンと静まり返ってる。人間の霊的な想念というのは、そういうものすご
い破壊力があるんです。芸能人なんて、大量の人間の意識が一身に集まってくるから、
たいがい腰痛とか肩凝りとか……。
大槻 自分も腰痛です。
平井 体じゅう必ずどこかが悪い。ガンで死ぬのは避けがたい運命なんです。だって、
命が的の商売ですよ。霊的に弱い芸能人はすぐに引退したほうがいいですね。
大槻 先生の場合は、その状況をどう乗り越えられてきたんですか?
平井 私の場合は言霊じたいが霊的なものだから、言霊がバリアになっているような気
がする。
514その8:02/04/01 23:47
大槻 言霊バリア。うーん……。
平井 言霊のプレッシャーが他の圧力を全部はね除けている感じです。
大槻 俺も、バリア、欲しいなあ。
平井 人間は誰でも言霊使いですよ。言霊に目覚めれば、自分を守ってもらえるんじゃ
ないですか。


自分の主人公と対談した!?

大槻 そういえば先生は、『ウルフガイ』の主人公・犬神明を名乗る男と雑誌で対談
(註11)していらっしゃいましたよね。どんな人だったんですか?
平井 すごく面白い人でしたよ。チャーミングでした。言うことが面白いし、人間的な
魅力もある。
大槻 虚言症の人だったんですか。
平井 違う違う、違うんですよ。詐欺師の作り話は、何度も繰り返すと食い違いが出て
くるものだけど、彼の場合は、同じ話を5回ぐらいしても、ひとつも食い違いがない。
大槻 長谷川町子のところにサザエさんが来たみたいな話ですよね。
平井 彼は車より足が速いらしいし、音楽もできるし、体術の名人で、タイガーマスク
の佐山聡とも知り合いです。
大槻 じゃあ、ぜひヒクソン・グレイシーと闘わせたいなあ。佐山聡も公認の、犬神明
対ヒクソン・グレイシー。これ、ドームでいけますよ。結局、彼は何者だったんですか。
515その9:02/04/01 23:48
平井 わからない。謎です。
大槻 いまは、どうなさってるんですか。
平井 わからない。謎です。
大槻 先生、僕、これもおうかがいしたかったんですが、宗教とかを信じる人の中には、
一つのことを真面目に信じていくんだけど、それが間違いだと思った時には180度転
換して「間違いだ!」と声高らかに言う人がいます。先生の場合は……。
平井 私は、面白がり屋なんですよ。
大槻 先生は、あるカリスマ(註12)にずーっと入っていった時がありましたよね。
その時の自分を振り返ってみると、どうなんですか?
平井 いつも、面白がってる自分しか見えない。
大槻 じゃあ、当時はそのカリスマを面白がり過ぎてしまった、と。
平井 面白かったんだね、きっと。
大槻 そのカリスマはやっぱり魅力的だったわけでしょう?
平井 ……言霊が来ないの(笑い)。
大槻 来ませんか。
平井 ああ、来ないわ。
大槻 いやあ、先生、素敵です。そういう核心の時に言霊が来ないっていうのは。「ノーコメント」に代わる言葉として使えますよ。リポーターとかに「どうですか」と訊かれた時に、「……言霊が来ない」。今度、使おう。
平井 ね、いいね、いいね(笑い)。
516その10:02/04/01 23:49
超カルトな作家の超カルトな発言に、時にはビビりながらも、懸命に“言霊使いの
言霊”を引き出していった大槻ケンヂ。初の顔合わせで少年時代のトラウマは癒された
のか、それともまた、新たなトラウマが刻みこまれたのか……。


(欄外)
Kenji Otuski
’66年、東京都生まれ。
ロックグループ「筋肉少女帯」を結成し、’85年のシングル「高木ブー伝説」が話題を呼んでメジャーデビュー。
ハードなサウンドと特異な歌詞が人気を集めている

Kazumasa Hirai
’38年、神奈川県生まれ。
’63年に『エイトマン』の原作でSF作家の地位を確立した。
代表作は『狼の紋章』などのほか『幻魔大戦シリーズ』など、多数ある。
最新作は『月光魔術團』(アスペクト)
517その11:02/04/01 23:51
註1
『ウルフガイ・シリーズ』……
犬神一族の血を引く犬神明が主人公の代表作。犬神明が高校生の『ウルフガイ』と成人
の『アダルト』の2シリーズがある。第1作の映画化『狼の紋章』は志垣太郎(!)が
主演で、松田優作のデビュー作。最新シリーズの『月光魔術團』は、犬神明(メイ)と
いう少女が主役だ。『死霊狩り(ゾンビー・ハンター)』はゾンビーと呼ばれる「侵入
者」との闘いを描いたバイオレンスアクション。

註2
大槻(義彦)教授
早稲田大学理工学部教授。アンチ・オカルト派の論客として有名で、宜保愛子などとも
対決してきた。だが、オカルト現象の大半を「プラズマ」で説明しようとする姿勢もま
た“?”であるとSPA!は思うのだが……。

註3
『幻魔大戦』
救世主たる高校生・東丈と破壊者「幻魔」の闘いを描いたハルマゲドン・ストーリー。
当初はアクション満点の超能力SFだったが、東丈がサークル「GENKEN」を主宰
するあたりから宗教色が強くなり、東丈の意志に反して組織が硬直していく様子などが
克明に描かれる。宗教礼賛小説との誤解に、作者は新版で徹底反論。
518その12:02/04/01 23:51
註4
「日本印度化計画」
筋少の持ち味は「ほのぼのとしたユーモアセンス溢れるメルヘンチックでドラマチック
な、しかしハードでメロディアスでかっこいい筋少サウンド」。ナゴム・レコードから
デビューして、第1次インディーズシーンを席巻したことからもわかるように、極めて
正統派の東京出身ロックバンドである。これまでにベストを含むアルバム15枚を発表。
「日本印度化計画」はアルバム『猫のテブクロ』('89)所収。

註5
言霊
言葉が持っている霊力のことで、日本的アミニズムの一種だが、平井和正にとっては自
らにペンを執らせる強い力、という意味合いが強い。恋愛小説『ボヘミアンガラス・ス
トリート』は、“言霊”が強烈に降りてきて、数か月で全9巻を書き上げてしまったと
いう。

註6
ハルマゲドン
この世の終わりにあるという神と悪魔の最終戦争。大昔から来る来ると言われながらな
かなか来ないところがポイント。新約聖書のヨハネ黙示録に描かれた壮麗なその風景は、
マンガ(例・『デビルマン』)や小説、新宗教の元ネタになっている。アニメ映画『幻
魔大戦』ではずばり「ハルマゲドン接近」というフレーズがキャッチコピー。角川映画
らしい大量のスポットCMの効果もあって、ハルマゲドンという言葉は一気に広まった
と思うのだが。
519その13:02/04/01 23:52
註7
誤解されます
オカルティックなことに深い興味を持つためか、普通の発言も曲解されることが多いよ
うだ。映画『めぞん一刻』によせた応援のコメントが、「映画は失敗する、との不吉な
手紙。送り主は平井和正氏」と東京スポーツに、面白おかしく取り上げられてしまった
こともあった。

註8
少年期のトラウマ作家
壮大なテーマだけでなく、ハードな暴力描写と、エロティックなシーンのなまめかしさ
も、平井作品の魅力の一つ。大槻ケンヂいわく「小中学生の性の扉をバンバン開けてい
く作家」「これだけ“愛”を描いているんだから、どんなに暴力シーンが残酷でもいー
の」と、いうことになるらしい。

註9
エッセーや本なども書いて、
大槻ケンヂは短編小説「ぐるぐる使い」と「のの子の復讐ジグジグ」で、SFの星雲賞
(短編部門)を2年連続受賞。役者としては『極道忍者ドス竜』(永井豪監督)で初主
演、『ファンシイダンス』(周防正行監督)にも顔を覗かせている。そして某雑誌に連
載された日記『オーケンののほほん日記』を読むと、マニアックすぎる私生活の秘密が
垣間見られるのだ。
520その14:02/04/01 23:52
註10
その重圧感は並大抵のものじゃないね
平井作品は後書きが“熱い”。日本の出版文化の荒廃を憂いて怒り、あるいは作品に絡
めて好きなコミック(『めぞん一刻』と『きまぐれオレンジロード』)への愛情を語っ
たり……。後書きが楽しい作家は数多いが、これほど自分の考えを赤裸々に晒すのは珍
しいのでは。そしてファンレターにはすべて返事を書くという伝説。だからこそ読者の
思いが本人に集まってくるに違いない。

註11
犬神明を名乗る男と雑誌で対談
このリアル犬神明氏、平井のファン大会にも登場。この大会に参加していた作家の志水
一夫は、本人から「犬神明」とサインをしてもらい、大槻ケンヂもそのサインを見たこ
とがあるという。このメタフィクショナル(?)な対談は平井和正のホームページで読
める。すごいぞ。

註12
あるカリスマ
平井和正が「新宗教の大本教」と呼ばれる宗教から離脱したのは’78年。現在再刊中
の『幻魔大戦』の後書きで、その時の心境を告白している。ちなみにこの宗教団体は
「G○A」であったのは有名な話。
521498:02/04/01 23:56
うひー。あちこち改行ミスだらけ。失礼いたしました。
打ちこみ変換間違いなどありましたらご容赦を。
いやぁ、面白かったです。
498さん、おつかれさま、ありがとうございます。
523488:02/04/02 00:30
 498さん、ありがとうございます。
 ほんと、久しぶりに読む事ができました。感謝してます。
 そう、確認したかった部分も>>509にバッチリです。

524492:02/04/02 09:45
対談打った人、ごくろうさま。

大槻 そのカリスマはやっぱり魅力的だったわけでしょう?
平井 ……言霊が来ないの(笑い)。
大槻 来ませんか。
平井 ああ、来ないわ。
大槻 いやあ、先生、素敵です。そういう核心の時に言霊が来ないっていうのは。「ノーコメント」に代わる言葉として使えますよ。
   リポーターとかに「どうですか」と訊かれた時に、「……言霊が来ない」。今度、使おう。
平井 ね、いいね、いいね(笑い)。

やはりあったか、こういうやりとり。わはは。

角川文庫版の大人ウルフのあとがきを古本屋で立ち読みしたのだが、
「イッちゃってるころの作風マンセー」な読者の一般公募感想文なのね。
うーん、こわかった。
525名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/02 10:22
蒸し返すようですまんが、>>488は「平井作品を読んで、実際に宗教に入信した人間」
の人数や、全読者内の割合を数値として示せるだけの資料を提示できるのか?
それが出来ないなら、>>488の言ってる事は「主観による思い込みの押し付け」
に過ぎないぞ。お前は単に平井を貶したいだけちゃうんかと小一時間(以下略
526名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/02 10:28
>数値として示せるだけの資料

 そんなもん持って発言した人がいまだかつていただろうか。
(2ちゃんねるだけじゃなくて、ここ何十年のあらゆる批評で)
 むちゃいうなよ。語り口が過激すぎる>488を弁護するわけじゃないけど。
527名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/02 10:41
>>526
だからこそ、個人的な感想として言えばいいのに、
まるでそれが世間の常識であるかの様に押し付けるのはやめようって事でしょ。
おいらも幻魔は途中で読むのを止めたくちだが(杉村由紀が入った後ぐらいで)、
理由は思い出せないが、リア厨だったので興味が他に移ったんただと思う。
真に至っては新書を買うのが勿体無いから2巻で買うの止めた。
で、十数年ぶりに集英社文庫で全巻購入、読破。
確かにGENKEN以降は読み進めづらかった。でも今だから面白く読めたかな。
リアルタイムで読みつづけたら入信したかと考えると、分からないがしなかったと思う。
だって平井と新宗教の関係なんて全然知らなかったもの。今回の解説、解題で知ったからね。
やっぱり入信してしまった読者って行き過ぎた平井信者って気がしてしまう。
作者が神秘主義者だからって読者も盲信するのもなぁ、と思ってしまいます。
まぁ途中で挫折した奴が言うこっちゃないだろうけれど。
529名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/02 11:03
リア厨時代にエロ描写目当てで読み始め(ありがち)、その後どっぷりはまってしまった漏れだが、
この作品は宗教を否定する作品なんだと思って読んでたけどなぁ。

俺個人の思いとしては、コレを読んで実際に入信する様な人間の思考は全く理解出来ない。
530名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/02 11:09
俺は「宗教にハマるとヤヴァイYO! 自分で考えろ!」ってのがメインテーマだと思ってたよ。
531504:02/04/02 22:01
>>498
THANKS!
532 :02/04/02 22:22
>>530
禿しく同意
本で影響うけて宗教ハマるような連中は、遅かれ早かれそうなっちゃうわけで。
彼らにとってはたまたまトリガーが幻魔大戦だっただけで。
ま、そんな連中には毒かもしれんので、読むのはやめとけ、と言ってやるべきかな。
534 :02/04/02 23:45
作者の意図とは別にテクニカルタームをばらまいたね、ウルフガイと幻魔は。
535488:02/04/03 00:43
「数値を示せ」などという難題をふっかけて不可能なら私を勝手に定義するというよう
な姑息な真似は止めてもらいたい。それこそ、こっちを貶めたいのではないかな。

 こっちは知り合いにカルトにはまった実例がいることと、実際にヒライストの友人か
ら「幻魔大戦」はGENKEN以降が面白いのだと力説された経験がある為、過去発言にある
「後半面白い説」に反応して申しただけなのだ。数値は示せないが、決して「思い込み」
でないことは理解して頂けることと思う。

 尚、角川文庫を発売順(月1冊位のペースだったと記憶)に1冊づつ読んでいた世代
がいることを御存知ない向きがいるようだが、角川文庫にはリム版や集英社版のような
宗教批判のあとがきや解説は無かったのだよ。角川文庫を発売順に読んできた世代で、
宗教批判の書でもあることに気付いた方がいれば、それは何巻目まで読んで判ったのか
教えて頂きたい。
東丈はGENKENつくった最初のころからいきなり宗教批判かましてたケド。
537528:02/04/03 01:28
まぁ途中で読むのを止めたので何ともいえないが、
逆に何でそんなに皆平井が宗教に嵌っていた事実を知っているの?
どうしてフィクションを現実に還元しちゃうの?
そっちの方がおかしいよ。
宗教批判を感じはしなかったけど、宗教臭さも感じなかったよ。
まぁ自分が宗教とは縁遠いところにいたせいかも知れないが。
538528:02/04/03 01:31
あっ、一応リアルタイムで10巻までは読んでいた人間です。
488も勝手にいろいろ定義しているからどっちもどっちだと思うけどなぁ
>>539
>>488みたいな、自分を客観視出来ないヴァカが宗教にはまりやすいんだろうな
>488

>カルトにはまった実例

一人かよ!!
542名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 08:45
>逆に何でそんなに皆平井が宗教に嵌っていた事実を知っているの?
>どうしてフィクションを現実に還元しちゃうの?

それは作者が平井和正だから(w
なにしろ現実に犬神明が登場するような人なわけで。
何より本人が信じ込んでる確信犯だから他人を騙す(言葉は悪いが)のは簡単
だろう。
小松左京の「日本沈没」を読んで海外移住する人間はマズ居ないだろうが、
現実に「幻魔」を読んで宗教起こしちゃった人が何人もいる。
麻原商工もそうだし「幸福の科学」の大川隆法もそう。
その他の小物となると山ほどもいる。
そもそも平井自身がゴーストライターやったおかげでGLAの高橋佳子はカリスマ
になれたわけだしね。
「幻魔」自体宗教を否定してるわけじゃない、むしろ正しい宗教のあり方を
模索してるわけで、読者が現実の教祖を生ける東丈だと勘違いする可能性は
は大きい。
そもそも角川「幻魔」自体が、入り口(1〜3巻)はSFアクションモノで中味は
宗教小説というサギみたいな構成(笑)なわけで、そのまま最後まで読みつづけ
れば新興宗教に入信して活動する事を本の中で追体験する事になるんだから、
実際現実世界でもそのまま宗教に入信してしまう事は十分あり得る事だと思うよ。
たとえていうと野球マンガ読んで野球始めたり「キャプテン翼」読んでサッカー
やりだすようなものだね。
543名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 10:20
何より本人が信じ込んでる確信犯だから(といって)→
他人を騙す(言葉は悪いが)のは簡単だろう(という結論はどこからでてきたんだ?)

現実に「幻魔」を読んで宗教起こしちゃった人が何人もいる(ソース希望)

「幻魔」自体宗教を否定してるわけじゃない、むしろ正しい宗教のあり方を模索してるわけで→
読者が現実の教祖を生ける東丈だと勘違いする可能性は大きい(なんで正しい宗教のあり方を模索してる本読んで現実のカルトと勘違いするの?)

新興宗教に入信して活動する事を本の中で追体験する事になるんだから→
実際現実世界でもそのまま宗教に入信してしまう事は十分あり得る事だと思うよ(???)

たとえていうと野球マンガ読んで野球始めたり「キャプテン翼」読んでサッカーやりだすようなものだね(愉しそうだもんね野球もサッカーも。
戦意高揚映画を見て兵士になる人は多いかもね。
プライベートライアンを見て兵士になりたくないと思う人も多いかも。
幻魔がどっちかはいわずもがな。)

542は結局何がいいたいんだ。全く意味のない言葉を並べて(w。
543も結局何が言いたいんだ。
とりあえず引用文とそれに対するレスはきちんと分けてくれ。読みにくいからさ。

幻魔を読んで実際に宗教にハマった人はいるかもしれないが、それは自己責任でそうなったんだしね。
きっかけは幻魔かもしれないけれど、実際に宗教に入信するかどうかは本人次第だから。

オレ個人としては、幻魔読んで宗教に入りたいと思うヤツの気が知れないけどさ。
仮にああいう世界に憧れても、ちょっと考えれば実際の宗教組織に東丈や井沢郁江がいるわけないって分りそうなもんだし。
545名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 13:10
幻魔大戦読んで現実の宗教にハマる奴なんて、
ロリ漫画読んで現実に幼女をレイプする奴と同レベルのキチガイだと思うぞ。

俺はむしろ幻魔を読んで、宗教の持つ恐さを知って、現実の宗教には気をつけようと思った。
546名無しは無慈悲な夜の女王:02/04/03 15:47
>545
おれもそう だったね

宗教はやばい
組織はすぐ動脈硬化をおこして腐っていく
人の心は迷いやすい
というような 印象をうけたよ
リアルタイムで読んでた中学の時
もう20年もまえの話だ(鬱