604 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
>4時過ぎてから駆け込んできた人が二人いたが、
>彼らには外のテラスでさせてもらった。その一人がなんと20歳の青年。
>「さよならジュピター」は小説でしか読んだことが無く、映画はまだ観ていないとのこと。
嘆くでないぞ・・・青年よ・・・・。
608 :
ファーストコンタクト:03/04/30 21:08
>>607 私は映画版日本沈没も漫画版日本沈没も小説同様楽しめたクチでして。
映画版ジュピターは今となってはレトロな数々の描写や背景が
逆に宇宙に対する夢や開発・究明の可能性や意欲を
存分に堪能させてくれた、といいましょうか。
宇宙船も宇宙施設もよく描かれてると…思うんですけどね。
>>608 >今となってはレトロな数々の描写や背景が
・・・俺はリアル世代で、SWやギャラクティカ、スタトレなんかと「タメ」を
はれる位のすげぇ特撮とスケールのでかい映画を本当に期待して、前売りも買って
ポスターもパンフも手に入れ、心底わくわくして劇場の席に着いたんだなぁ。
とても「レトロ」を楽しむつもりは無かったんだ。
それだけに、落差が激しすぎて必要以上に悪口が多くなってるのかも知れない。
(少し反省してる)
ちなみにDVDは買った。改めて見直して見ると、自分の記憶の中よりも良い点に
気づかされてる。オープニングの火星上の連絡艇のシーンなんかは最高に良いよね。
またコメンタリーでも触れられてるけど、英語台詞の管制や指令もリアル。
あぁ、でもサイン会があったんだね。もっと前に知っていれば俺も行ったのに
かなり後悔してるよ〜先生に会えることが判っていればDVDもう一枚買う位
何でも無かったのに・・・本当に良かったね
>>608
610 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/01 22:40
当時、劇場で初期の予告をみたんだ。TOKYO IIIの特撮シーンに
曲名忘れたけどBGMにクラシックが流れてて「チーフ ホンダ!」
って英語が最後にいくつか入るの。結構かっこよくて期待してた
んだけどなあ。
611 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/02 00:14
予算不足で多重合成を泣く泣く簡略したって
DVDでコメントしてたな。
東宝特撮陣の職人さんたちは、小松さんが描いたコンテを無視したそうな。
やはり素人の言いなりになるのが物凄く嫌だったようだ。
613 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/02 14:17
サイン会以降、擁護が多くなったのは、アレ?
死者に鞭打つのを控えるって奴?
まあ悪口はこの20年間で言い尽くされた感があるしなあ。
615 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/02 18:46
>>612 やはり、低学歴が絡むとSFは失敗しますな。
東宝特撮陣を擁護するわけではないが、
当時の「SF系」スタッフはあまりにも映画、わけても特撮に無知でした。
つか、特撮さえよければ、映画がヒットすると思ってたかも。
なんでもそうだけど、生半可なシロートがエラそうにごたく並べると、
反発するわなあ。
それにしても「流線型でない宇宙船が、宇宙飛べるのかよ」
と怒った特撮スタッフもまあ、ナンですがねえ。
617 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/02 20:56
当時の特番で見たのか、本で読んだのか忘れちゃったけど、イオ側の特撮オタク
みたいなスタッフがセット制作の美術陣に「ボタン類は絶対に出っ張らせないでくれ」
と偉そうに指示していた。フラットなボタン類=未来的という安直な
センスはどうか、と疑問に思った記憶があるが、やっぱりそういう枝葉末節な事ばかり
気になって、全体をコーディネートする能力のある人物がいなかったんだろうね。
東宝特撮陣の職人も無知だったのだろうが、小松御大の取り巻きだって別方向の素人だったんだよね。
上の方で誰かが言っていた火星極冠上空の連絡船のシーンなんか、雑誌のスチル写真で見ると
信じられないくらい見事な映像なのに、本編では余計な動きを加えてしまってチャチく見えて
仕方なかった・・・・って、あんな昔の映画なのに色々言いたくなるって、
それなりに偉大な作品だったのかも・・。
DVD見たよ。やっぱり副音声の裏話が面白い。
小松左京のシナリオが、本人が知らないうちに半分に縮められてて、
クライマックスは丸ごとカットされてたそうだ。
だからジュピターゴーストや火星のナスカ絵がなんなのか、意味不明になってしまった。
小松左京は撮影現場でなんとかそのシーンを復活させようとしたが、
結局、撮影できなかったとの事。
東宝側とイオ側の摩擦は、かなり壮絶だったようだ。
619 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/03 00:19
史上最高のSF映画「だいじょうぶマイフレンド」
620 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/03 00:56
低学歴の学歴コンプレックスの恐ろしさがよく判るスレ。
>>618 こういう言い方はなんだけど、東宝などは一度墜ちる所まで
徹底的に墜ちるべきだったな。なまじゴジラで延命しちゃったから・・・
もって瞑すべし、か。
622 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/03 02:33
まぁ怪獣プロレスよりも複雑なモノは作れないわけで。
制作費6億円だったって。
ちなみに「カリオストロの城」が確か2億5千万だったような(うるおぼえ)。
625 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/06 00:47
×うるおぼえ
×うらおぼえ
○うろおぼえ
フィギア王No.65のp.144にDVDの紹介が掲載されています。
演技の悪さを指摘し「駄目映画」と形容する一方で
「メカ映画としての格好良さがあり同時に未曾有の危機に
挑戦する人間群像」云々、
「再評価を待ちこがれるものでもあります」等々。
ことこの映画に関して、これほど私の意見を代弁してくれた
記事は他にない。よく言ってくれました原えりすん様。
サイン会の入りはもう一つでしたか。無理してでも行けばよかったかな。
「うるおぼえ」は2ちゃん用語だよ。
「うるおぼえ」は昔から良くある間違いで、特に2ch発祥の言葉ではありません。
というか、一部地方の方言らしいが。
というか、方言ですらないただの間違いらしいのだが。
「さよならジュピター」より「首都消失」、これ最強
「さよならジュピター」は「だいじょうマイフレンド」と
同じ程度
632 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/11 21:26
消失は力入れる所が根本的に間違ってるから駄目だろ
それより、鮎喰ぉ!鮎
>>632 『首都消失』を「閉じ込められた首都圏住民を救出する話」だと
誤読して映画化したスタッフ連中はもうアホかとバカかと。
挙句の果てに「ファイトぉ!いっぱぁぁぁつ!!!」で
人間の力で〈雲〉を蹴散らしてハッピーエンドだもんなぁ。
634 :
おっ!!こんなの発見!!:03/05/12 01:22
635 :
動画直リン:03/05/12 01:26
「首都消失」製作側としてはヒットで、
金一封出たそうだ。
で、続きは「光る目」でお楽しみください。
憑依された二千万人をどうするかだな。
637 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/14 03:45
>>396 以外、誰も田中文雄に言及していないけれども、
基本文献の『神を放った男』くらい読んでんのかよ!
オマイら、状況認識が甘いんじぇねえのかい!!
まだ本屋で売ってるから走って買ってこいや!!!
638 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/14 09:08
なに夜中に怒ってるの?牛乳飲んでカルシウム取ってね。
バカなんでしょ
田中文雄って
長谷邦男に似ていた。
日本映画専門チャンネル、もうすぐ放送開始。
マジで20年ぶりだなあ。ワクワク。
642 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/15 01:06
さっき、スカパーで初めて見ました!
酷評が多いですが、覚悟してみたせいか、けっこう逝けるじゃないですか!
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/15 01:11
>>642 そうかなあ、久し振りに見たけど、やっぱりひどい映画だと思った。
こういうマジメな宇宙映画を撮ろうというのは当時としては
ワンアンドオンリーで志の高い貴重な映画だったんだなと言うことは
改めて認識したんだが、その目指す地平に対して、作りの拙さ粗雑さが
あまりにギャップがあり過ぎて見てて居たたまれなくなってくる。
特撮よりも、シナリオと人間に芝居に難があるんだな。
外人役者が総じて達者でないのと、演出が棒立ち段取り芝居ばかりで
あまりにも学芸会的な空間にうんざり。
ミネルバ3とのドッキングシーンで、あんなにあからさまな「2001年」の
パクリカットを撮ってたのはすっかり忘れてた。きっとあまりのことに
記憶から抹消してたんだろうな。
645 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/15 12:00
ドッキングシーン、長すぎ。半分ぐらいでOK。管制室のアップも
やめろ。ああゆうのは「え?」て気がつくぐらいがカッコいいんだ。
「ウエップ総裁役の 人は、某国の大使館の人なんだけど、
撮影の後麻薬所持でタイーホされちゃった。ハッハッハ」
とかいうあとがきを文庫版で読んだ。ヤパーリ学芸会風味なんだな。
647 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :03/05/15 12:55
高千穂遥がこの映画について的確な(?)コメントをしていた・・・。
「正しい方向に力一杯ボールを投げたが、残念なことに合格点まで届かなかった・・・。」
企画、脚本段階までは「正しい方向を向いていた」のだろう、きっと・・・多分・・・・・・違ったかも・・・(笑)
>646
ちょっとどこで述べてたのか思い出せないのでソースは示せないが、
製作が本格開始する前の小松さんのインタヴューでは、
ウェッブ総裁はオーソン・ウェルズのイメージで書いていて、
もしウェルズのキャスティングが実現して、彼が興味を示すようであれば、
監督もウェルズに任せてもいいかもしれない、などと
言いたい放題の夢物語を語っていたのを聞いた記憶がある。
……小松さん、制作費10億円ぽっちでオーソン・ウェルズを呼ぶのは無理ですってば(つд`)
ガイジンキャストは、みんなトーシロをかき集めたみたいだな。
650 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/15 15:52
高千穂、お前がプロレスの話ばっかしてミーティングだいなし
にしたんだろうが
ドッキングシーン・・・2001年より進歩してればオマージュと受け取られてたんだろうなぁ。
ちゃちな出来だとパクリの一言で片付けられちゃうんだなぁ。
652 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/17 21:14
子供の頃からSF映画好きだったが、この映画は劇場には行かず、
ナウシカのほうを見に行った記憶がある。。
でもテレビでやるときは、けっこう楽しみにしてて、ビデオも録ったが、
ソッコウ消した、小坊の漏れがいた。。
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/17 21:16
ナウシカ?カリ城では?
654 :
動画直リン:03/05/17 21:24
>653
いや、ナウシカです。たしか、1984年春くらいだから。。
カリオストロの頃はもっと幼かった。
656 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 00:49
ジュピターは後半カリ城と併映だったはず。
657 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 00:53
「さよならジュピター」が「2001年」以前に製作されてたら
世界映画史に燦然と輝いていたことでしょう。お悔やみ申し上げます。
>>648 実質6億だよ。制作費は・・まあオーソン・ウエルズが出演快諾して
ダスティン・ホフマンやデニーロも出たりしたらハリウッドから資金が
流れ込んで合作になり制作費も50億円くらいになったかも。
ありえないが。
659 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 05:35
>>647 もしそうだったとしてあの絵が作れたのかという疑問は置いても、
映画史から抹殺されていただろうなぁ〜。
とにかく、ストーリーと演出のショボさだからなぁ。
温帯原作のパニック映画なら売れるとでも思ったのかね
金はいくら突っ込んでも駄目なものは駄目だろうな・・・
6億ならその金で出来ること考えなくちゃ。
映画屋もなんだけど、SF系がでしゃばって現場混乱。映画失敗すると
資金不足が悪い、シナリオが悪いと罵詈雑言。
>>660 平成ガメラの金子・伊藤・樋口なら、リメイクを許す。
当時の6億大作なら、映画への出資が博打性の高くなった今、10億くらいは出るのかな?
ラッド・ジュニアに売り飛ばしておいたらよかったのに。
もともとはモンキーパンチ原画の東京ムービーアニメでしょ?
てなわけで、進行中のアニメ企画ガンガレ!
664 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 10:11
あのーまだだれも指摘していないようですけど、ウェッブ総裁の日本語は吹替えですよね。
口の動きからして、あれは日本語を喋っているとは思えない。
>>663 モンキーさん・・・
「テクニカラー・タイムマシン」を思いだした漏れ・・・
(で、どうせなら、そっちが見たいと思ってしまった漏れ・・・
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン)
666 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 15:20
アタイこそが 666げとー
667 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/18 15:35
>>664 みんな、知ってるよ。。あの声は俳優の石田次郎さんだろ。
刑事コロンボの声も2代目でやってる。
ちなみに「ターミネーター3」の、シュワルツネッガーの出演料だけで
37億円。
むろん、いちがいに比較はできないが。
ごめん、石田太郎さんだっけ?
そういえば、@年後の地球に何かぶつかるのを回避しようって映画で
面白い作品ってある?一応ゴラスと地球最後の日は面白かったと記憶してるけど・・・
メテオとアルマゲドンとディープインパクトは脳内却下作品でした。
>>671 「地球最後の日」だな。昔はよくTV放映されてたよ。
映画板へ行けよ。つまんねえんだよ。
674 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/19 03:19
675 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/19 03:45
676 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/19 11:03
>>493 クライシス2050だっけ? 特撮の善し悪しは関係ないな。
あれは脚本が酷すぎた。。誰かがヤッツケで書いたとしか思えない。
針ウッドにカネ騙しとられたなnhk。。
暗い死すは五十億ぐらいかけたきずだけど
四十億は中抜きされてるな。
元祖ファイナル・ファンタ自慰
678 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/21 22:59
クライシス2050の総制作費は70億円! NHKエンタープライズ、学研、郵便局なんかが
出資している。 費用をネコババしたバチがあたったのか(?) SFXを担当したボスフィルム
はしばらくして倒産してしまった。
BBJに70億つぎ込んでおけばもう少しマシな映画になったかも。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
本当に70億円使えたとしたら何に使うべきだったか。
「日本資本によるハリウッド映画」を目指して
クライシス2050同様にハリウッドの魑魅魍魎どもに
金を根こそぎ巻き上げられて終わったか。
それとも、いっそのこと国内でゼロからSFXスタジオを設立し、
東宝の伝統芸能連中をきっぱり排除して、
DAICONFILMを筆頭に活きのいい若い衆を集めて
思う存分やりたいようにやらせたらどうなったか。
……いつのまにか岡田斗司夫に母屋を取られて小松先生は追い出されてたりしてな(w
681 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/22 18:17
>>680 岡田斗司夫にそこまでの甲斐性はないでしょう。
これは「ファイナルファンタジー」映画でもそうなんだけど、
どれほどの構想とどれだけの予算があろうとも
予算と現場をきちんとしきれるプロデューサーと
それなりのビジョンがある監督が
きちんといなければ
それなりのものは作れないわけだ。
たとえDAICONFILM(当時)の連中がいても
まったく同じことになると思われ……。
な、七十億あれば『蒼きウ (パァン
683 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/22 18:54
>>682 結局山賀がなんだかんだ言い訳して何も出来ない罠。
DAICONFILMの奴らって岡田も庵野もそうだけど、うんちく語るけど
結局先人達よりたいしたもの作れないんだよなぁ。
下積みばかり長い社員監督のデビュー作にスペクタクル大作を任せるなどと言うのが、
愚策以外の何物でもないのは自明ではあるんだが。
#箸にも棒にも掛からない2作品だけで監督干されて、
#今じゃ東宝映画の取締役様かよ、おめでてーな
しかし、現実問題として、1983年当時の東宝作品として、
SFに理解があって監督としても実力のある人物の選択肢としては誰がありえたんだろう。
かろうじて岡本喜八がいるくらい?
>>684 ふかさく はんに一票・・・
ただしスジは大きく変わりそうだが
>681
岡田はけっこうプロデューサーとしてはきちんとしてたと思うぞ。
当時のアニメ作品としては破格の制作費を無駄なく使い切らせたのだし。
>684
岡本監督はSFには強かったけど、特撮はあまり好きでなかったらしい。
687 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/23 03:11
深作がSFに理解がある?
冗談でしょう。
>>686 王立もトップも集めて来た予算は全部使い切って、その上自社で持ち出しだよーん。
予算の管理出来てないじゃん。
もっともそんな権限岡田に無いから岡田のせいじゃないけど。
深作さんの「復活の日」のDVDのインタビューは面白かったぞ。
撮影当時の意識。
「チャンバラもヤクザもウケなくなったし、これからはSFだな」
深作監督の場合は、自分がノって撮れるスジでさえあれば
ジャンルはチャンバラだろうがSFだろうがこだわらない、という事だと思われ。
しかし、作風的に深作監督は「組織の論理」というやつが大嫌いみたいだから、
SSDOが人類絶滅の大陰謀をめぐらす悪の組織になって、
ジュピター教団のアウトローたちがそれを打ち破る、なんて話になったりして(w
691 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/23 08:26
>>690 ビック・モローを出して、志穂美悦子がジュピターゴーストのお姫さまとなり、
木星大気中で、宇宙服なしで泳ぎまわる
「ジュピターからのメッセージ」になると思われ。
692 :
不倫の代償!!ウッチャン慰謝料5000万円?:03/05/23 16:00
実相寺つう話もあったが、
映画にはトーシロのSF屋がグチャグチャ口出ししてきそうで
逃げたらしい。
フカサクだったら、「敦煌」の時みたいに監督大激怒、空中分解だな。
監督に原作映像化権わたして、完成試写会まで沈黙するしかなかった。
『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』では監督じゃなくて製作総指揮に回った
ルーカスも、撮影現場に常駐はしなかったよな?
本編の現場は監督に任せて先方のプライドに配慮しつつ、
特撮やポストプロダクションをがっちり独裁的にコントロールして
完成したフィルムは自分の色で染め上げると。
ま、東宝の場合は本編現場より特撮現場の方にうるさ型が多いようだから、
このやり方もうまくいかなかった可能性が大きいが。
実際、平成ゴジラシリーズあたりだと、本編監督は川北特技監督の撮影プランに
注文なんか出せたのかね?
監督の下に特技監督が付いてたんじゃなくて、
川北監督の下に本編監督が付いてる状態だったんじゃなかろうか。
695 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/24 22:16
ゴラスの方がおもしろいや。メテオとどっこいどっこい
ぐらいか?
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/24 23:07
学歴の低い人間のプライドに配慮しなくてはならないのが、困った点だな。
そういえば、野田大元帥が(プランニング段階はともかく)
製作現場にはほとんどコミットしようとしなかったのは、
もともとバラエティ畑出身でドラマ演出の経験が
ほとんど無かったこともあるんだろうけど、
やっぱり失敗する事が判り切ってたからうまく逃げた、という事なのかねえ。
と言うか、映像について一家言持っている香具師は
次々と遠ざけられたのではないか。
のこったのはSFの「プロ」だけど映像のド素人と、
映像のプロだけどSFのド素人。
ま、いい映画はとれんわなあ。
ま、特撮班が本編班と対等の立場を主張する東宝の伝統が諸悪の根源だな。
本多&円谷の黄金コンビが例外だったんであって、
普通は船頭が二人いたらそりゃ混乱するわな。
B班はB班らしく本編監督の指示に従わなきゃ。
裏を返せば、特撮の内容に適切な指示ができる本編監督の育成を怠ってきた、
という問題でもあるわけだが。
改めて観たにょ。
涙がとまらないにょ。
初手からあんなに青線でまくりだったか・・・リマスタリングもしてねへ・・・
旅客コンパートメントのドッキングシーン諄ぇ・・・・・・・・・
ガンヘッドは面白く見られたんだが・・・
701 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/25 13:53
>>698 つか、小松左京はともかく、SFサイドからのプランニング参加者の
頭の中にあったのは“SF”的に正しいシークエンスや1カットを作ることだけで、
1本の映画を作るって意識も自覚も最初から最後まで無かったんだろな。
あと、ちゃんと連携とるって意識。
指示や注文伝えたらそれでその日は帰っちゃって、
後で見てビックリとかそんなのが多かったんじゃないかね?
702 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/25 14:08
映画の特撮の職人のプライドが云々の割には、
この映画、まずは「特撮の『技術的』ショボさ」が激しく目につくワケだが(藁
特撮は完璧だけれど構図が拙い、話がつまらん、等ならSFサイドの問題
しかしながらそれ以前にこの撮影技術では…(藁。
まぁ「流線型じゃない」と言って怒った映画屋もナンだけど
当時のSF屋は映画人見下すことしきり。バカ扱い。
ともかく科学的にSF的に正しければいい、と言った感じだった。
その結果、映画としてのデキがよかろうと悪かろうと知ったこっちゃない。
映画かせヒットしなければ、馬鹿な観客が悪い。
この方針に逆らうやつはどんどんパージ。
今でこそ擁護派になってる高○○○だって、追放組だ。
で惨敗に終わると、金出さなかった当方が悪い、映画屋が悪い、
観客が悪い。
続編作る計画もあったけど、当然流れた。
>702
もちろん、SFサイドが余計な口出しをするから特撮スタッフが実力を発揮できなかったのです。
同様に、『ガンヘッド』はぬえやサンライズのアニメ系ブレーンが邪魔をしたから、
平成ゴジラシリーズは大森一樹なんて撮影所の伝統も知らない若僧がひっかき回してくれたので……
栄光ある東宝の特撮スタッフが実力を発揮する環境さえ整えば
観客の度肝を抜く映像をご覧に入れてみせます!
……本気でそう考えてそうだな(鬱
>>699 >ま、特撮班が本編班と対等の立場を主張する東宝の伝統が諸悪の根源だな。
2000年頃からの東宝特撮映画では、特撮班のチーフに対して「特技監督」の代わりに
「特殊技術」のクレジット表示がされるようになってきてるね。
さすがに船頭二人体制の弊害を無視できなくなってきたのかな?
製作の実際でも本編監督がクレジット通りにリーダーシップを発揮できてればいいんだが。
そんなにSF畑以外に責任の所在を持って行きたい?
あの予算であの特撮なら普通だよ(別に取り立てて良くもないけど)。
映画見りゃ判るけど、つまらんのは特撮がショボいからじゃなくて
シナリオと役者と本編演出がヤヴァイんだってば。
特撮が癌とか東宝の体質が糞だとか、責任を一箇所に押し付けるのは
間違い。首をくくるなら、責任者だろう。
あの頃の東宝特撮映画の中で『さよならジュピター』だけが
突出して駄作ぶりをさらけ出していたのならともかく、
80年代から90年代中盤あたりまで、あれが明らかに平均的水準だものな。
(平成ガメラショックでようやく東宝社内スタッフの眼も覚めはじめたという事か)
どこから誰を監督に呼んできても同じ水準の物しか出来上がらないんだから、
やっぱり撮影所に問題があったとしか思えないよ。
708 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/25 19:36
>>703 で、宇宙船を流線型にすると、映画としての出来が良くなる、
と、DQN達は本気で考えてたんですか?
>>708 考証「いや宇宙空気ないから流線型じゃなくてええんよ。2001年見たでそ?」
特撮「うんうんわかるわかるよー、けどやっぱリューセンケー欲しいじゃん」
考証「ほんまおっさんやな」
特撮「・・・ナニヲ!! アンタクビ!」
とかなw
710 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/25 20:01
「駅」とか作った超SFオンチをすすめた田中牛太郎氏もなんだけど、
東宝側もまあ問題あったこたああった。
本多円谷時代にあれほど傑作を作り出したのに。
橋本監督、別に悪くはない。よくもないが。
やっぱ監督と製作側の意識の低さ、SF側の傲慢と素人ブリ
などが重なってあの結果。
腹立たしいのは当時の「中枢」がいまだに、
「時代がついていかなかった」「アメリカなら大ヒットした」
「東宝が百億ださなかったのがいけない」とか言っていること。
で、影では「やっぱあんなモン成功するわきゃねーんだよ」なんてね。
ま、二十年も前のことだけど。
あれ以来SF映画が我が国では作られなくなった。
「クライシスなんちゃら」
と「ファイナルファンタジー」がとどめをさし、死屍に鞭打ってくれた。
何をどうやったって、ジュピターの頃から今に至るまで、
日本の特撮技術はしょせn怪獣映画を撮るのが
せいいっぱいなのだから
絵作りのセンスはともかく、シナリオ自体が2時間に収まる分量にならんよな。
ちゃちな絵でダイジェストを見せられりゃ、そりゃー萎えるわ。
>>713 でもこの話ってオリジナルがシナリオで、小説は後から肉付け的に書かれたんだろう?
俺は激しく元になったシナリオが見てみたいと思うんだが・・・(それが「あれ」なのか!?
それとも全然違うものなのか)確か全米公開も視野に入れて英訳してコピーライト
とったんだよね。
>>714 橋本とかいう監督が詰めちまったらしいぞ。 まぁ御大も許可したんだから責任あるけど。
>>715 いや、DVDのコメンタリー部でも勝手に詰められた、みたいな話は出てたんで
2時間の尺に納める為に色々あったとは思うんだ。知りたいのは「何処を捨てて、
何処を残したか(何処を付け足したか)」なんよ。
>>714 第一稿は、そのまま映画化したら3時間か4時間になるくらいの分量だったと
どこかのインタビューで小松さんが言ってた記憶が。
>>717 ありがと。
しかし・・・3時間か4時間になる位の分量・・・って、
既にそれは映画のシナリオではないような気が。
あちこち詰めってった結果、何となくまとまりのない話になってるのかなぁ。
俺としては、火星もTOKYO-IIIもジュピターゴーストも教団も切り捨てて、
スペースアローとJSプロジェクトの活気に溢れる未来を描き、スペースアローの
事故を契機に焦燥感、切迫感に満ちたJN及びEX計画の作業風景、事故を重ねる。
迫り来るブラックホールに対してJN計画が今まさに始動しようとするその時、
無人になったミネルヴァ基地内の主制御装置に故障が・・・。
修理に行けば成功しても失敗しても確実に死ぬこととなるその現場に、計画主任
本田は一人出発する・・・って感じで良いんだけど。
>>718 なんか格好悪い「アルマゲドン」っぽい映画になりそうだな、それ。
>>716 小説に出て来て映画には出てこないキャラが何人かいるわけだけど、中でも、
「歴史的伝統に束縛された地球社会とフロンティアである宇宙社会の対立」
というテーマからすると、
小説版で地球側代表として宇宙側代表のウェッブ総裁と対立関係にある
アルディン・シャドリク上院議員の出番がカットされたのは、
物語の深みをかなり損ねてしまっていると思う。
まぁ、実際のキャスティングの傾向からすると、シャドリクが登場していたとしても、
どうも睦五郎か大月ウルフあたりが演じていたような気がしてちょっとアレだが、
それはそれで見てみたかったような気もする。(w
あはは(w
言われて気が付いたんですが、どっちかつうと「メテオ」かも。
プロジェクトの進捗に頭を悩ませ、好き勝手なことばかり言う「地球側」と
「SSDO」のお偉方との板挟み、苦悩する本田。(どうせだからラブロマンスも
入れておくか)心の支えは副主任のマリアとの語らいの時。しかし時は容赦なく
迫り来るブラックホールの前にじりじりと蝕まれ・・・ミネルヴァ基地に向かう
艇内にマリアの声が響く「あなたの子が居るの」(大藁
沈黙する本田。全てを忘れるかのように修理に没頭しFAULT表示が消えた時、
語り始める彼「男の子だったら、名前はピーターにしよう。Je Peter・・・」
えぇ・・・スレ汚し失礼しました・・・
>>717 4時間はともかく三時間は、出来さえ良ければ映画の分量だよ。
ブラックホールを始末する話と地球脱出の話にすれば良かったのに・・・。
とか思ったり。 太陽系最後の日みたいなのが、ちと見てみたい。
別に映画屋に非は無ぇとは思わねぇが、
あたかも映画屋にだけ非があるが如き物言いしてる書き込みも
なかなかに笑える。
流線型ウンヌンにしたところで、古式騒然たる流線型信仰を
ひっくり返して祈伏できるプレゼンテーションができないSF屋にだって問題あるわな。
考える部分ではエキスパートかも知れんけど、異業種の人間を説得できないんじゃ
プロではなかったわけだ。
御大の用意した第一稿が「そのまま映画化したら3時間か4時間」なんてのも
媒体違いとはいえ構成作家(シナリオ屋)出身のすることとは思えない。
黒澤明に七人の侍なみのキャストと勢いで撮影させるつもりだったんだろかね?
>>723 御大の頭の中には
「歴史に残る映画を撮るんだ
傑作を撮るんだ
しかもSFなんだ
・・・・
・・・
という熱気の籠もった連祷のみエンドレスでかかってしまいそういう現実的
な制約を考える部分は休眠してしまっていたと思われ。
そういう俺も
「歴史に残る映画を見れるんだ
傑作が見れるんだ
しかもSFでなんだ
・・・・
・・・
という文句がエンドレスで駆け巡ってたんだけどね。
今?
今はもう日本映画そのもを見るの止めちゃったよ。
ハハハハハ.....
全面的にSF陣営のプランに沿って3〜4時間の映画が作られたと考えてみた。
「未知との遭遇」や「スターウォーズ」と同等の観客動員を記録しても、
興行収益で見るとそれら2作の半分の売上にしかならない。上映時間が2倍なんだもの。
同等の興行収益上げるなら、「未知との遭遇」や「スターウォーズ」の
2倍観客が入らないといけないけど、世界規模の大ヒットだとしても
上映期間で考えても動員される観客の数で考えてもさすがに無理でしょ。
冷静に考えると。
理想通りに作っても、興行成績的には凡庸になるように
自分たちがしてたんじゃないかと思うのだが。
制作枠の規模に比して、内容が総花的で盛り込み過ぎなんだよ。
もっと人も舞台も絞り込んで、作り込んだセットで演技の出来る人間だけ
を使ってドラマを構築するべきだった。
これはもうプロジェクトとしてのセッティング自体が失敗で、話を詰めようが
時間を延ばそうがどうにもならないと思う。
CSで久々に見たが、2時間10分でもえらくダラダラと長く感じたぞ。
あんなのが3時間も続けられると言うなら御免こうむる。
宇宙時代の技術者を説得力持って演じられる役者がいて、緊迫感を
演出できる監督がいて、ドラマを狩り込む勇気とおつむを持ったライター
がいて、初めてあれは見られる作品になるんだと思う。
727 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 03:19
まぁ仮に話が良くて役者が完璧だったとしても、
あの特撮じゃしょっぱなから失笑モノなワケで…。
SF板って荒しも少ないし、馬鹿げたAA貼る香具師おらんし、いいな。
(オモロイAA少ないのは悲すい)
シナリオにせよ、
「予算五十億はかけて五時間の長さが必要」なんてのはハナからダメ。
旧ソ連じゃあるまいし。アメリカ映画は制作費の算定方式が違う。
当時、SFに六億もかけるの、東宝的には大英断でっせ。
SF陣でプロットと設定だして、SF判るシナリオライターにまかせるべきでした。
当時だってアニメ系のライターたくさんいたし、SF作家でシナリオ出身もいたし。
でもって、SFマインドある監督に(岡本喜八でも深作でも。
チミら「ブルークリスマス」とか「ガンマ第三号」を忘れておる。
いや、ケッサクと言うとるわけではない。せめてSF志向があるちうこと)
まかせて、あとは求められた時に口出しすればいい。
特撮特撮と言うが、特撮は本編の「トッピング」
まずは特撮抜きで映画が成立すべきだ。「ソラリス」なんかほとんど無特撮。
当時SF系が話題にしていたのは、やたら海外作品の特撮技術のみ。
本当にモーションコントロールなんか必要だったのか。
あの馬鹿げた教団はなんのためにあるんだ。(文章めちゃくちゃ。酔ってまふ)
ジュピター教団がいないと何の妨害もなくJN計画が
進んじゃうでしょ。あ、小説の話ね
730 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 04:55
結論:角川 >>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>> 東宝
角川はある意味超えるどころかせまりたくもないようなw
暴論:角川【【【【刑務所の壁】】】】シャバ
733 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 07:33
>>728 禿げ同!
シナリオの分量にしても、特撮のウェイトにしても
アイディアをつめこむ作業ばかり、重視して、
現実的な予算と技量に応じたシナリオを作りきれなかった
アバブライン(クランクイン前の作業)が大きな問題だね。
映画作りの仮想ライバルが「2001年」だったあたりも
なにを勘違いしているのやら……と、思うよ。
大枠として「黒部の太陽」というか「プロジェクトX 」的
プロットであるのだから、
そのウェイトをきちんとおさえておかないと、
まずいでしょう
734 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 09:36
まぁ仮に特撮が当時のハリウッドのトップが担当したとしても
あの話じゃしょっぱなから盛り上がりのかけらも無いワケで…。
735 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 09:59
おれはイギリスの世界SF大会で
撮影に使用した本物のディスカバリー号をみた。
あまりにもチャチでビックリした。
その後にバイバイジュピターの宇宙船を小松左京展で見て
『 勝てる!圧倒的に出来が良い!!!! 』
と感じたが、まさか撮影する人間が何も知らないバカだったとは…
「2001」の画像は10〜20秒撮影するのに1日掛かるくらい
しかし、ジュピターは紐で釣って…
素人集団が作品をメチャメチャにしたとオレは今も思ってる。
>>735 それ何メートルあった?>プロップディスカバリー
撮影用プロップはキューブリックがぶっ壊したらしいという話しもあるけど。
>>727 どうしてそう「特撮だけ」に責を問いたがるかな?
シナリオ、本編が良ければ、俺はあの特撮クオリティでも面白く見る
ことは可能だったと思ってるが(飽くまで許容範囲ということであって、
特筆するほどすぐれた特撮とも思わんけど)。
どうせ特撮場面なんてつなぎにしか出てこないわけだし。
火星の極冠、宇宙シーン全般にはとりたてて問題を感じず。
木星大気圏内、ジュピターゴースト、ラストの木星縮壊シーンは、
もう少し頑張って欲しかったという感じかな。
>>735 プロップを吊るのは東宝特撮伝統のお家芸で、それを非難するのであれば、
素人集団よりもむしろ東宝特撮班の「プロ根性」を糾弾すべきかと。
もっとも、
>「2001」の画像は10〜20秒撮影するのに1日掛かるくらい
日本の一般映画の撮影スケジュールでこれは逆立ちしても無理。
「ジュピター」は少ない予算でモーションコントロールもどきを実現しようと
したり、あれはあれなりに工夫はしている。
それが必ずしも成果に結び付いていないのは遺憾ではあるけれど。
739 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 12:26
当時のスターログなんかでは毎号のように
「企画始動」とか大なり小なり見出しは出ていたが、
ロマンチックな字面のタイトルが自己満足臭くて興味湧かなかった。
公開が近づく頃にはメイキング番組やってたが、
それ見たら「別に見に行かなくてもよさそうだな」という気になった。
後年テレビ放映で見て、「行かなくて良かった」と思った。
宇宙からのメッセージといいさよならジュピターといい、
SF側からの内幕話を読むにつけ、どうしてこう投げ出したことを
自慢げに語れるのかと非常に情けない思いを持った。
全編これ責任転嫁の逆プロジェクトXじゃないか。
自ら大バカ作品撮ったり他人の作品で全身から葉っぱ生やして歩き回ったり
しながら新作出してるキングや、大コケバカ映画から大作級まで幅広く撮ってる
クライトンと比べると、少なくともジュピターに参加したSF屋には
映画を企画する素質は無いんだろうなと思う。
おまえらは小説だけやってろ。汚い手でSF映画に触るな。
作り手側のゴール設定というか、
意識の高さに問題があると思った。
これでいい、見せ物になっている、っていう、
見せ物屋としての絶対的な価値観の低さに問題があると思う。
DVDのおまけで、特撮シーンだけ綴ったのがあるんだけど、
変な芝居がない分(そしてすとーりーがよくみえないぶん)
すっきり見られて、特撮はそうひどくないと思われ。
逆に、人物の演技シーンだけを綴ったら、絶対に見られないと思う。
ちなみに、出てくる外人脇役は、
ほとんど全員当時の横田基地で適当に集めたパイロットとからしい。
なんか、惜しい話だ。プロのパイロットにしかできない演技もあったろうに。
このすれ読んでる人たちは、
ガメラ3のメイキングビデオ、
楽しく見られると思うよ。
あれは素人には勧めにくいけど、
実は凄い映像作品だと思う。
俺の中で、アビスのメイキングの次に凄いメイキングビデオ。
742 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 16:59
やっぱ脚本がダメだろ。だからコンテもだめ。もっと端折るところが
あるし膨らますところもあると思う。この辺は第三者にやってもらった
方がいいと思うな。
743 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 17:35
>>741 >俺の中で、アビスのメイキングの次に凄いメイキングビデオ。
アビスのメイキングは最高だったな。
あのプラント跡のサイロに水を張っていく場面は、本編以上に壮大な
見世物として面白かったよ。
また、俳優たちが作品を振り返る時の何とも言えない微妙なコメント。
「あの体験は一体何だったんだろう・・・」とか(w
やはり逝っちゃってる度合いからしても、キャメロンは格が違う。
745 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 19:07
漏れ的にはやっぱり小松左京=復活の日だなあ。
この事実は、映画にするともう揺らぐこともないよ。
って、思いっきりスレ違いスマソ。
ただいまCS38Chで鑑賞中。
封切以来かもしれない。いや、映画って本当に……ですね。
748 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 20:30
今でも疑問に思っている点がひとつ。
「ジュピター」公開の翌年、筑波で開かれた科学万博会場で、三菱未来館の
中にミネルヴァ基地としか思えない模型が展示してあった。
あれは撮影に使われた模型そのものだったのだろうか?
>>748 本物のミネルヴァ(の模型)は長さが2メートルくらいしかなくて
意外とい小さいんだが、そんなサイズだったかい?
しかもけっこうネズミ色っぽいよ。
750 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 21:19
>どうしてそう「特撮だけ」に責を問いたがるかな?
あの映画、話や演技より、まず最初に目につくのが
圧倒的「特撮のショボさ」だから。
751 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 21:21
>>740 イロモノ呼ばわりされてきた反動なんじゃないかね?
映画こそ客集めてナンボ&イロモノ大歓迎の見世物だってのに、
「SFは高尚なんじゃー!」とか
間違った方向に盛り上がってたんじゃないかって気がする。
それに「やりたいこと」と「自分たちにできること」の区別や折り合いが
ついてなかったんじゃないかという印象もスゲー強い。
752 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 21:30
>>750 気持ちはわかるが、あの東宝丸出しじゃない
最新技術オンパレードでやっても、そんな大した絵にならないと思うぞ。
せいぜいディズニーの「ブラックホール」くらいがいいとこだろ。
やっぱ駄作としか評価されないだろうな。
753 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/26 22:03
>>750 それには同意しかねるな。
特撮シーンは、こんな物だと思って見てればまあ耐えられない事も無い。
しかし本編はダメだ。
ダサダサのセリフと役者の演技と素人レベルの演出に見ているのが
苦痛になって逃げ出したくなる。
つーか、今日もCSで再放送つけてたんだが、英二とマリアが手つないで
セックスルームに走ってくスローモーションで耐え切れなくなってチャンネル変えた。
あのスローモーションで走るシーンは「溶解人間」へのオマージュです
サメのシーンは「ジョーズ」へのオマージュなのだろうか。
木星が爆破されて飛んでくシーンは
『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』のオマージュだしね。
758 :
オマージュ:03/05/27 00:32
便利な言葉だね・・・
本多英二=本多猪四郎+円谷英二
オマージュだらけだわ・・・
759 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 02:21
本田英二です。
760 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 02:24
ブラックホール対策本部のオペレーションルームが、
「カプリコン・1」のオマージュ・・・
ってのはきっと考えすぎなんでしょうね。
761 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 02:28
>>751 >>「SFは高尚なんじゃー!」とか
>>間違った方向に盛り上がってたんじゃないかって気がする。
そうゆう時代でした。
SF>>>SF映画>>>>>>>>>>>>>>>>>>アニメ>>SFアニメ
こんな感じかな?
>>760 全体が暗くて、ブラウン管の光やスイッチの光以外はよく見えない
オペレーションルームは松本零ニ漫画のオマージュであると同時に
経費節減でしょう。明るくするときっと貧乏くさいひどいセット
だと思います。
763 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 02:41
「Zガンダム」の戦艦アーガマは、TOKYOVのオマージュ・・・んな訳無いか(笑)
>>761 >そうゆう時代でした。
> SF>>>SF映画>>>>>>>>>>>>>>>>>>アニメ>>SFアニメ
>こんな感じかな?
ほんとそーゆー時代だったよな。
実質ヒモが本業同然のチンピラが、食わせてくれてる
トルコ嬢やホステスをせせら笑ってるみたいなもんだ。
765 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 03:20
日本沈没や復活の日はヒット作だったワケだが…。
やっぱ、角川>>>>>>>>>>>>>>>>東宝
#エスパイは…うーむ。
この作品に多くのSF作家が関わっちまった事で、偉そうなことが
言えなくなっちゃったんじゃないかな。
本当に、この映画に魂を吸い取られたかのごとく、後のSF文壇は
見る見る凋落していく・・・
>762
実相寺監督がウルトラで使ってたり、ミラーマンでやってた手法ですね>薄暗く
別に無理してハリウッド真似るこたあない。
伝統的特撮と、あまりにも日本的なストーリーで「ゴラス」できたんだし。
マグマと、「どダイコン」スケベ良が欠点かな、あの映画。
思想や理想盛り込むのもいいけど、まずオモロないと。
科学的、SF的に正しくとも、ワクワクしないと。
意識高くて実力ともないわない。
「オネアミス」を彷彿させる。
あ、「ファイナルファンタジー」もそうかな。
769 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 08:54
>>766 高千穂が…、だよね。実写ジュピター、アニメテクポリ
と期待させた割にはアレなもんばっかりだ。
オネアミスは好きだけどな
ファイナルファンタジーも力作だよ
見た??
>>770 どっちも映像的な描写は「よくぞここまで」とは思うが、
「映画」として肝心のお話そのものはいたって平板。
悪くも無いけど大騒ぎするほど良くも無い。映画としては凡作でしょ。
>>771 さよジュピにかけているものがはいってるとは思いませんか?
>>772 「こーゆーものをこーゆー絵にしたい」という
コンセプトや意識のスタッフ間の統一はできてるね。
でも、それって企画の現場では大前提のことだし。
>>773 でもできてる作品は少ないよね
偶然いいのは多いけどさ。
オネアミスはともかく、FFはどうかなあ。
後に何も語られないという意味では、ジュピター以上に悲惨だ。
あの作品のクオリティってのは、単純に「金をかけた」ってだけの
結果であって、アウトプットの出来はそんなに面白くない普通の
SF映画だったと思う。
世情言われるほどの大駄作とも思わんが、失敗作には違いないでしょ。
ジュピターほど破格の駄作ぶりだと、20年後にもこうして話してもらえる
んだけどねえ(w
776 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 19:45
言っちゃうと“ケミストリー”の問題だったんだろうなあ。
どちらも自分のやり方を押し通したがるし、そのくせ相手にどんなことをさせたいのか、
何故そうでないといけないのかをきちんと説明できない者ども同士が、
相手側の考え方を何も学ばないまんまゴリ押し合戦をおっぱじめた結果が
出来上がりの映画「さよならジュピター」なんだろうね。
777 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 22:52
ま、低学歴者にきぐるみプロレスよりも複雑な代物を撮らせようって時点で失敗だったわな。
778 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/27 23:29
しかし まぁ いろいろ語ってるけど 実は 好きなんでしょう(w
SF屋の意識の低さって、今でもあまりかわらないような気がする。
山本弘とか……。
780 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 00:04
>>777 最大の問題は、SF側のブレーンに
重症のプオタが混じってたせいだろ。
782 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 01:43
ツルモト スターログに「ベストはつくしたんだから
しょうがねえだろ」(大意)みたいなことを寄稿しとっ
たのう、高千穂。DVD発売記念にちょっと詫びいれんかい。
783 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 02:24
>>782 その高千穂は「ガンダムはSFじゃない」とねちねちと批判していた
お前はなんなんだと。作った作品で証明して見せろといいたい。
しかしさ、こういう匿名掲示板とか仲間内ではいつもクソミソに言われる
BBJだけど、公的なSFの場で真正面からきちんと批判された事って
ほとんど無いんだよね。
俺の知る限り、映画秘宝の山本弘の文くらいだ。これもまあ外野だけど。
御大が自ら手掛けてるから言い難いって言うのが一番なんだろうけど、
SF界って、そういう意味では物凄く保守的だよね。
785 :
bloom:03/05/28 03:25
>784その山本評に、女性作家によるさよならジュピター座談会で
久美沙織が一人だけきちんと批判していたとか書いていたような。
まあ、彼女はさらにSF的に外野だろうけど。
>>787 そう言えば、そんなことが書いてあったような。
久美沙織、おっとこ前だな。
久美沙織のフェイバリットSFは「月は無慈悲な夜の女王」だと
ハヤカワのSFハンドブックに書いてあった。
790 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 05:57
無重力SEXいいねぇ
791 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 06:06
>784
批判するだけの労力に値するか?っつー大問題をクリア出来ないでしょう、あれは。
「ダメ」SF界外でもこれ以外の評価を知りません。
とにかく、何かの分野に詳しい人がその分野で必ずダメ出しをしている映画、それがジュピター。
「壮大な叙事詩!!!」
「制作費10億円!!!!!」
とかいわないでいたら評価がもうちょっとあがったかもとか思わせねえ?この映画。
俺、お年玉全部使って救命艇(?爆弾打ち出した小型艇)のメタルキット買ったんだよ。
クライシス2050とか、もっと駄目な映画はいくらでもあるんだよ。
ただ、ジュピターの場合、期待値やたらと高すぎただけで。
特にSF者にとっては。
795 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 12:47
>784その山本評に、女性作家によるさよならジュピター座談会で
久美沙織が一人だけきちんと批判していたとか書いていたような。
まあ、彼女はさらにSF的に外野だろうけど。
その座談会の出席者は、大原まり子、新井素子、豊田有恒の奥さんの
4人なんだけど、他の出席者も批判してたよ。
新井ひとりだけが、「天井から落ちてくるホースがかわいい」とか
言ってたけど。
それに、そのムック本にはスタッフ座談会もあって
その中でも、批判(というか自己批判)されてた。
公開前の宣伝で出された本にこんな事書いていいのか?
と当時思ったぐらいだから。
796 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 13:26
>>784 > 御大が自ら手掛けてるから言い難いって言うのが一番なんだろうけど、
> SF界って、そういう意味では物凄く保守的だよね。
つかSF界って、いま当時も今も活動してる編集者もライターも小説家も、
大半はファン活動からの持ち上がりの顔なじみばっかでしょ?
おらが村の名主たちが作ったおらが映画を堂々と批判できるわけないじゃん。
少なくとも当時の映画ファンがさよならジュピター(1984年3月17日公開)と
ほかの映画をくらべて、どのように思ったかを考えるために、
同時期の日本公開洋画を中心にリストアップしてみた。
同時期の洋画日本公開作品(制作時期とは多少ずれる)
■1983年12月
「ネバーセイ・ネバーアゲイン」 「大逆転」 「キャノンボール2」
■1984年1月
「デビルゾーン」 「ザ・デイ・アフター」 「コヤニスカッティ」
「メル・ブルックス/珍説世界史PARTT」
■1984年2月
「銀河伝説クルール」 「愛と追憶の日々」
■1984年3月
「サン・スーシの女」 「おもちゃがくれた愛」
■1984年4月
「ブレインストーム」 「話の話」 「ハンガー」 「クジョー」
「ダーティハリー4」 「スカーフェイス」 「 愛のイエントル」
■1984年5月
「メル・ブルックスの大脱走 」 「スペース・パイレーツ」
「さよなら夏のリセ」 「クリスティーン」 「キング・オブ・コメディ」
「カリブの熱い夜」
■1984年6月
「ブレイクダンス」 「ネバー・クライ・ウルフ」 「バイオレント・サタデー」
「スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ!」 「地獄の7人」
「カメレオンマン」
★そのほか、参考作品(日本公開年月)
「エイリアン」(1979年7月) 「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」(1983年7月)
「ライトスタッフ」(1984年9月)「2010年」(1985年3月)
こっちは同時期公開の日本映画。
宮崎アニメと押井アニメの記念碑的作品がそろいぶみ。
まとめてて、当時が思い出し、泣けてしまうYO。
1984.01.02 廃市
1984.01.14 序の舞 / ヨーロッパ特急
1984.01.16 きみは風のように
1984.02.11 うる星やつら2 ビューテイフル・ドリーマー / 連続殺人鬼 / 綿の国星 / すかんぴんウォーク
1984.02.18 ときめきに死す / アゲイン AGAIN
1984.03.10 少年ケニヤ / 逃走の線を引け
1984.03.11 超人ロック / 名探偵ホームズ1&2 青い紅玉の巻 海底の財宝の巻 / 風の谷のナウシカ / 未来少年コナン特別篇 巨大機ギガントの復活
1984.03.17 パンツの穴 / おしん
1984.04.14 人魚伝説/ 彩り河 / 空海 / F2グランプリ
1984.04.20 美加マドカ 指を濡らす女 / 夕ぐれ族
1984.04.21 プロ野球を10倍楽しく見る方法PART2
1984.04.28 海燕ジョーの奇跡 / ウインディー
1984.05.12 化粧
1984.05.26 晴れ、ときどき殺人 / 湯殿山麓呪い村
1984.06.23 瀬戸内少年野球団 / 逆噴射家族
1984.07.07 SF新世紀 レンズマン / 刑事物語3 潮騒の詩 / 夏服のイヴ
1984.07.14 メイン・テーマ / 愛情物語
1984.07.14 キン肉マン / 超電子バイオマン / 宇宙刑事シャイダー
1984.07.21 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
1984.07.27 イヴちゃんの花びら
まとめてみた大雑把な感想だが、
「ジュピター」は同時代の洋邦画ともにならべても
決定的に、映画らしさのない作品だったし、
演出、脚本、SFXのすべてにおいて、欠陥品だったとは思う。
当時、この映画を褒めるのはたとえ身内意識があったとしても
勇気のいる所業だとしか思えない。
ある意味、負の遺産ではあるが、ファン、プロ双方がいつまた
このような失敗作をうっかり作ってしまうかもしれない
教訓として、きちんと分析するべき作品であるとも思う。
誰も誉めはしなかったけど、一様に口をつぐんだってやつだな(w
>>800 当時、ファンダムがらみで業界関係の作家たちの話を聞いたことがあるんだけど、
身内の不幸について、ある人は真剣に、ある人はおもしろおかしく話していた。
オフィシャルな場でそのことを公に書いたり、話したりしないのは、
自分の住む業界を守るための「節度ある」行為とは思う。
もしもあのとき、「ジュピターは失敗作だ」と、大声を上げても
「王様は裸だ!」というほどの効果もあげられなかったろうしね。
残念なことに、どれほど節度を持っていたとしても
国産実写作品でのSFは、「ジュピター」で、
みごとにとどめを刺されたんだけどね。
>>800 沈黙する事で「惨状を最小限に抑えようとした」が正しい。
惨状を晒したのが「製作陣」なのか「期待していたSFファン」なのか、又はその両方か・・・。
それは各人ごとに「答え」が在る、とゆ〜事で・・・。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
>>801 結局この後ガメラショックまで何にも無かったっけ?日本SF映画は。
ガメラも、その後東宝が全然影響下の作品を作らないから流れにならないんだが。
>>804 だから、「クライシス」とか「ガンヘッド」とか、いろいろあったよ。
へっぽこばかりだけど。
>ガメラも、その後東宝が全然影響下の作品を作らないから流れにならないんだが。
だから、ガメラとおなじ金子修介が東宝で監督した
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総進撃」は、
ガメラ風味なゴジラで、見るべきところも多かったけど、
ゴジラとガメラはそもそも違うことを証明した難しい作品で……。
ていうか、804は知らなすぎ。
>>805 知らなくてすまんね。 まぁ一般人の感想だと思ってくれ。
実際にSF業界にも末端消費者としか接してないしな。
しかし、それほどまでにガンヘッドもクライシスも一切一般層とは乖離してるのだよ。
あとガメラショックを起こしたのは、そもそも金子じゃないよな、はっきり言って。
>>806 >あとガメラショックを起こしたのは、そもそも金子じゃないよな、はっきり言って。
ぜんぜんはっきりいってないんですけど……。
もったいぶらずにきちんと誰かをいいなよ。
そもそもガメラショックの定義から書いてね。
また、あとだしじゃんけんのように書かれても困るから。
808 :
806じゃない:03/05/28 18:26
70年台後半から80年台は日本特撮映画はジュピターだけじゃ
なく惨憺たるものだと思うよ。また見たいなぁって思う映画
がないもの。ウルトラマン80ぐらいか←映画ぢゃねえょ
>808
80かよ!何気に後半も嫌いではない。
>>807 ガメラショックってのは大人が鑑賞可能な怪獣映画の突然発生の事で、
主に脚本と特撮部分のセンスアップがそれを果たした根元だと思う。
てな感じの趣旨。
金子のカット割りとか芝居の間とか編集が評価されたのは、あんまり見たこと無いからね。
他の魅力をスポイルしないの(あと綺麗な女性出演者)が功績と言えば功績か。
70年台後半って惑星大戦争とかメッセージでしょ。いやになってた
わけ。まあマン80もひどいけど結構正しい特撮番組だと今でも思っ
ている。で、マン80でもあのくらい出来るんだからって期待したん
だけどね。そしたら84ゴジラやジュピターや消失だ。
暗黒時代ですな。個人的には首都消失が一番ダメだけど。
>>810 どんどんスレ違いになってくが、スマソ!
だいたい趣旨がわかったよ。
ちなみに東宝特撮部にも
ある種のガメラショックはあったよ。
大映の「ガメラ」は、あんなに特撮予算が安いのに、
どうしてお前らは高いんだ!!って
ゴジラの特撮予算が減らされたことかな。
>金子のカット割りとか芝居の間とか編集が評価されたのは、あんまり見たこと無いからね。
>他の魅力をスポイルしないの(あと綺麗な女性出演者)が功績と言えば功績か。
監督の仕事を芝居の間とか編集だけでとらえるのは、
ちょっと違うんだけど、まぁ、いいか。
ところで、
>>804=
>>810は、金子ゴジラは見てるの?
「ガメラショック」という言葉は具体的に何を指してるの?
ってきちんと説明してるな。スマソ
>>810 > ガメラショックってのは大人が鑑賞可能な怪獣映画の突然発生の事で、
> 主に脚本と特撮部分のセンスアップがそれを果たした根元だと思う。
>
> てな感じの趣旨。
自分にしかわからない趣旨を勝手な造語に置き換えるな(w
俺は「金さえかければ、ガメラだって映画らしくなると判明」が
「ガメラショック」かと思ったよ。
816 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 19:25
ところでSF畑のプランニングチームは、完成までの7年間に、
頑迷固陋な東宝特撮陣に対してどんな説得を試みてきたのだろうね。
企画のために会社まで作ったんだし、
7年もあれば、イメージボードの1枚さえ無くても
啓蒙なりオルグなりできると思うのだが。
817 :
bloom:03/05/28 19:25
>>815 俺が最初では無いと思うよ。>>このスレでのガメラショックの初出
>>812 金子ゴジラは見てないよ。
ゴジラ2000を見てから、二度とあの会社にお金を落とさない事を誓ったからだよ。
スレ違いだね、これからは遠くで見てます。
コヤニスカッティの映像はみてない人がいたら絶対見てほしいなー
すごいよ。
映画のメッセージはだいきらいだけど。
小屋にスコッティ
がいて、エンジン直すの。
あの映画のラストシーン。マーキュリーが爆発して落ちていくところに
「ライトスタッフ」のBGMキボンヌ。
>>815 >ガメラショックってのは大人が鑑賞可能な怪獣映画の突然発生の事で、
>主に脚本と特撮部分のセンスアップがそれを果たした根元だと思う。
>
>てな感じの趣旨。
俺は、ガメラショックの類の発言をネット外で最初に見聞きしたとき。
怪獣映画・特撮映画・SF映画を軽侮していた層の最右翼は
実は怪獣・特撮・SFファン(本人たちは自覚してないが)であるらしいと
思い至って、凄く悲しくなった。
>>821 俺はエポックメイキングであった事自体は否定しない>平成ガメラ
しかし、どうにもあの映画以降、あれを聖典としたファンダメンタリストどもが
のさばり始めて、どうにも鬱陶しいことこの上ない。
>>821 普通の人は子供映画の質を云々したりはしないからな。
貶す人は、すくなくともまじめに見ている人だろう。
824 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/28 23:08
>>816 どう考えても、7年かけても何も学ばず前進がなかった低学歴DQNが悪いと思うが…。
>>822 禿げしく同意!
810で平成ガメラを大人の鑑賞可能と書いていたが、
あれは大人というより、大きなお友達を満足させるベクトルだったと思う。
大人はそもそも怪獣映画を見にいかない。
個人的にはガメラに狂喜したが、あれが生み出したものは
エヴァンゲリオン同様、
豊穣なるジャンルの資産を食い尽くした<荒廃>だったと思う。
「ジュピター」のジャンルへのとどめのさし方と
「平成ガメラ」のジャンルへのとどめのさし方は
まったく違うのだが、いずれにしても、せつなすぎる。
>>816 > ところでSF畑のプランニングチームは、完成までの7年間に、
> 頑迷固陋な東宝特撮陣に対してどんな説得を試みてきたのだろうね。
現場を回し年に何本もの映画を作り続けなければならない企業にとって実現可能なプランを
出せたとは思えない。
合成をやる時間も金もないから釣りで済ませる、そのやり方を改めるには、いくら金を
かけても回収できるだけの市場規模か、必ずヒットする要素のどちらかが必要。
可能性としては後者だったはずだけれども、その痕跡すら見当たらないよね。
…もしかしたら「無重力セックス」がそれなのかもしれんが。
2001年もどきののメカやまんまパクリのシーンを作るのは、その辺の基本的な
ことがほとんど最後まで判っていなかった証拠だと思う。
>>827 ガメラ成功の秘訣のひとつに、生活を省みず、
手弁当の持ち出しで参加したスタッフの心意気もあったのだが、
東宝特撮のように会社員たちが、生活を支えつつがんばる環境で
無茶な要望を出されても無理というもの。
結局、自主制作映画発想の連中に
メソッドの落としどころもないまま
プロの職人たちが混乱させられたというのが、
「ジュピター」の敗因のひとつじゃないかな。
まぁ、ILMさえ作れなかったイオでは、
映画のクオリティも期待できないと、
後世から裁いてみちゃったりするわけで……。
>>824 7年もかけて低学歴連中を使いこなせないアフォどもは
高学歴の面汚しだな。
まあお前らそろそろ天皇崩御して「あのとき語れなかった
ジュピターを語ろう!」みたいな運動が起きるから、きっと。
つか復活とジュピターの豪華DVD化って、明らかに来るべき日
を狙ってやってると思ってるの、俺だけ?
832 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/29 00:42
>>826 豊饒なるジャンルの資産って何?
その前までやってたゴジラの事?
カンフル剤がなけりゃ市場は活性化しないし、
市場の無いところには商品は生まれないよ。
834 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/29 01:01
オマエラ一つ逝っておくが、ガメラにも結構ゴジラスタッフは
混ざってるんだぞ、ちょっとすれ違いだが
835 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/29 01:21
ガメラショックの後、ゴジラが何も学ばなかったかというと、そうではない。
こと特撮に関しては、それなりに進歩はしているぞ。
まぁ特技監督の世代交代があった事も、理由のひとつではあるが。
とはいえ、東宝ゴジラの最大の欠点は、特撮部分よりも企画/脚本等の文芸部分に
あるわけで、その辺、旧態依然のダメな部分を引きずってるんだよな。
しかも、ついこの間まで。
山本弘スレッドにあった発言だが、
891 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 [sage] 投稿日: 03/05/28 00:21
山本の発言で一番笑ったのはこれだな。
>●素人の判断は専門家より優れていると思っている人(なんか「相対論は
>間違っている」と主張するトンデモさんみたい……)
自分のアルマゲドン評への批判に対する発言だが、そっくりそのまま山本本人に
言えることだよな。
ここで山本が言ってるのは、「プロの作家である俺がアルマゲドンは駄目な映画だと言うのだから、
素人である貴様らはとやかく言うな」って事なのだが。
こういう発想が出てくるあたり、SF界の偉い人たちの考え方は、当時から少しも進歩してないと思う。
当時の「SFジュピター教団」が
「プロのSF屋であるおれたちが、映画屋どもを啓蒙してやる」
って雰囲気あったのは、確からしい。
>837
>こういう発想
違う違う。あんた良くその論争知らないだろ。
そのカキコは銀英伝とアルマゲドンを「科学考証が両方ともオカシイから同じレベルの作品だ!」
って譲らないバカにあてた皮肉だよ。
>839
すまん、どの辺がバカなのか正直わからん。
すまん
「ディープ・インパクト」で涙出そうになりますた。
逝ってきます。
>>841 あれはあれで、ちゃんと映画として見せ場や
盛り上げ所を用意できてるからいいんだよ。
それに比べてさよならジュピターときたら。
小説はSFマイベスト10に入る大好きな作品なんだけどねー
うーん。
小松左京が下手にコンテとか切るからいけなかったのかな
所詮素人だもんなー。
漫画家だったっていったって、漫画読んだ?
読めたもんじゃないよ(先見の明はあるけど)漫画家としてやっていけたとは思えない。
プロジェクトXのフォーマットでリメイク希望しちゃう。
主題歌がユーミンってのが、また痛いよな。
80年代の残滓が糸引いて貼り付いて来るみたいな・・・
なんでこんなトコだけ一般大衆に媚び売ってんだか。
つーか、「ユーミン」と書いただけで、何だか凄くアイタタな気分になった。
朝から何書いてんだ俺。
>840
両方知ってればすぐわかる。
例えるなら「ジュピターと平成ガメラが同じレベル」以上に酷い言動。
当時発売されたユーミンのアルバム「ボイジャー」に
主題歌「ボイジャー」が収録されてないって凄いよな。
847 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/29 12:27
橋本監督が、ゴジラで沢口靖子の顔を汚したら
田中友幸が沢口は東宝のスターだからそんな事したら
ダメといって撮り直し。
橋本はこういう人だから、取締役になれたんだろうね。
世渡りはうまいだろう。
>>847 むかしはそういう話を聞いて、「ひどい」と思ったものだが、
最近は田中友幸のロジックもわかるので、複雑だな。
>848
スター女優を清純派イメージ最優先でキレイキレイに撮りたいんだったら
最初からディザスタームービーなんかに出すな、と言いたい。
5年もすれば植物と爬虫類と清純派女優を混ぜてしまっても平気なのに
852 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/29 17:01
>>849 ディザスタームービーだから役者の顔が汚れなければいけないと思うのは愚直。
大スターとは、ちょっとやそっとの汚れなど歯牙にもかけないものではあるが、
油田火災を全裸で消し止めるシーンを撮っても煤一粒たりとつかん存在でもある。
当該女優がそれに相応しいかどうかは別として。
>>851 disaster movie
あとは辞書で引け。
>>852 禿げしく同意。
ちなみに怪獣映画がディザスタームービーかどうかの議論はあるが、
ここはスレ違いなので、あまり突っ込んでやるべきではないか。
個人的にはディザスタームービーとして怪獣を出すと、
アメリカ版「ゴジラ」になるだけだと思うんだけどね。
>個人的にはディザスタームービーとして怪獣を出すと、
>アメリカ版「ゴジラ」になるだけだと思うんだけどね。
災難という意味に理解すると東宝における「さよならジュピター」(w
はあ
災害ものってことですか
フィラデルフィアエクスペリメントとかは入りますか?
ふうむ。
難しいもんだな。
規模が大きくないとだめなんか?
あ、人災は駄目なのか
>>856は「災害」という言葉の意味が今ひとつ理解できていないと思われ。
>>860 さい‐がい【災害】
異常な自然現象や人為的原因によって、人間の社会生活や人命に受ける被害。
と、広辞苑に書いてあるのですが…
あと、disasterは
*dis・as・ter[diz*st*r/-z**s-]
〈名〉(〈複〉〜s[〜z]) 1〈UC〉(突然襲って生命,財産を奪うような大きな)災害,惨事; 災難,不幸.an air[a traffic]disaster 航空[交通]の大惨事/a crop disaster 大飢饉(ききん).[参考]disaster の ASTER は 「星」 で,もと占星学の用語.
だそうで。
あと854さんの口調は乱暴ではないですかね?
べつに2ちゃんだからってそういう風に書かなくてもいいと思うけどな
そういうのがかっこいいのですか?
まあ、ほぼ「パニック映画」と同義に近いよな。
>>839 いや、あんたの方こそ、前後の状況をきちんと理解してないぞ。
該当スレッドをちゃんと読んでたのか?
あの場で言われていたのは、山本がアルマゲに対して科学考証「だけ」をとりあげて
制作者を馬鹿呼ばわりする事がおかしいという批判。
「科学考証がおかしい=駄作」というのが山本の理屈だから、だったらあんたが絶賛
している銀英伝はどうなるんだ? と言われたのに対し、山本が答えられなかっただけ。
批判していた人は、「銀英伝とアルマゲが同レベル」なんて一言も言ってない。
第一、アルマゲはSF的にはデタラメだが、客を呼べる要素やそのための努力は
きちんとあった。
山本はそういう部分をまったく評価せずに、「ありがちだから」「科学的に間違ってるから」
という理由だけで制作者を無能呼ばわりしたわけだ。
こういう姿勢は、当時ジュピターに関わったSF屋どもにもあったんではないかな?
>こういう姿勢は、当時ジュピターに関わったSF屋どもにもあったんではないかな?
やれやれ、憶測ですか(藁
でもまあ
星空をスパンコールで表現しなかったことを
自信満々に自慢して記事にさせるような撮影陣だったからなあ
あ、でも、ブレランの空飛ぶ車のヘッドライトは
磨いたピンの頭だと読んだっけな
結局、どこまでやったら売り物になるか分かってない人が多かったんだろうなあ
機材とか、お金だけの問題じゃないと思う
>結局、どこまでやったら売り物になるか分かってない人が多かったんだろうなあ
自分たちがやらせたいのはどんなことかとか、わかるように説明できない人も多かったと思う。
>>865 みんな素人だったから、判んなかったんだろうね。
スターウオーズとか2001に対するコメント読んでると
おれたちも本気出せばあれくらいこえられると思ってたみたいに読めるし。
創造のエネルギーの総量を見誤っていたのが敗因ぽい
どうでもいいことだが
最近このスレがお気に入りだ
じゃ、続けてくれ。
>>861 >あと854さんの口調は乱暴ではないですかね?
>べつに2ちゃんだからってそういう風に書かなくてもいいと思うけどな
>そういうのがかっこいいのですか?
インターネットを利用しているのなら、
グーグルで、「ディザスター ムービー」とチェックするだけで、
答えが出るんだから、いちいち無邪気に聞かれても……。
普通、脱力ものの質問には答えも出てこないから、
854みたいに書くのは、かなり親切なほうだと思う。
安直にきくより、自分で工夫して、考えてみろよ。
>>864 このスレにいるヤツは、みんなそうだろ?
関係者の証言を直接聞いた人間でもいりゃ、話は別だろうが。
香ばしくなってまいりました
臭いのモトが一番先に騒ぐもんなんだよな。
茶化したり全否定する時は、何か関連事で鬱屈しているものだ。
図星だろ。
努力しろよ。
>>819,820
スレとは全く関係ないが・・・久々にコヤニスカッティだったので。
ww.conversation.co.jp でトップページの一番下を見てごらん。
ちょっと(かなり?)高いんだけどね。生フィリップ・グラスにも
遭えまつ。通しで買うとアニマムンディも行けまつ。
873は鏡の中の自分にも語りかけていることに気付いているのだろうか?
>>874 うわーん、1時間おそいっすよー!
先行予約間に合わず。
でもありがとう。絶対いく。
浜辺のあいんしゅたいんもやらないかなあ。
>>819 あ、ごめん。でも俺も今日(昨日か)の朝刊で知ったばかり、焦って郵便局で
振り込んできた。(昼休みは往復で潰れた・・・でもいいのさ)
俺はザ・フォトグラファーからはまったので、ジェントルマンズ・オナーの
(バックにジャケ絵でしか見たこと無いけど)演劇が見てみたいっす。
ちなみに俺、初代駄作スレの355でし。
>>877 あ、俺ワンダバダの1でし
んども(ペコリ
>863
該当スレッドを見ていれば、科学考証だけが槍玉にあげられていたのではないと知ってそうなもんだが。
前後の描写の矛盾や、考証以前といえるほどの展開の適当さ、ギミックの薄っぺらさ。
客を呼ぶ要素が無重力セックスとかの際物や陳腐なドラマしかないという点で、
二つの映画が似ているといえなくもない。
違うのは、かけられた宣伝と特撮くらいだろう。
・・・それはアルマゲドンで批判されていた人間とは、ほとんど関係ないけどな。
>こういう姿勢は、当時ジュピターに関わったSF屋どもにもあったんではないかな?
あった。それは断言する。
そしてますます「SF的ハダカの王様」
「おい、我々はハダカだぞ」と気づいた奴は粛清されていく。
無精力セックス
って、身につまされるな。
>>879 >前後の描写の矛盾や、考証以前といえるほどの展開の適当さ、ギミックの薄っぺらさ。
で、それらがどうして大衆娯楽映画としての欠点になるかを、山本は指摘できなかったわけだがな。
山本が科学考証以外で指摘していたのは、「今時、赤と青のコードで爆弾を止める」っていう
ありがちな描写ぐらいなもので、そんな事は「ベタベタだけどわかりやすさを優先させた」
大衆娯楽映画にとっては傷にはならんな。第一、「前後の描写の矛盾」なんて山本は
指摘してなかったぞ。つうか、本人自らストーリーについてはほとんど覚えてないって
言ってたぐらいだ。専門家を自称する人間がそれで良いのか?
>客を呼ぶ要素が無重力セックスとかの際物や陳腐なドラマしかないという点で、
>二つの映画が似ているといえなくもない。
あの映画のヒットの要因を「陳腐なドラマ」と言い切ってしまう事で、君の考え方が
当時のSF側関係者と同レベルな事がよくわかるよ。
陳腐なドラマというと聞こえは悪いが、要するに王道だろ。
いつの時代でも、大衆というのは王道を求めているものだ。
その王道を無視してもヒットさせられるのは、よほどの才能の持ち主だけだ。
もちろん、当時のSF関係者にそんなものはなかったわけだがな。
本当にSFを啓蒙したいとか思ってたんだったら、あえて陳腐なドラマを描きつつ
その中に高尚なテーマを盛り込むぐらいの知恵は欲しかったもんだ。
>違うのは、かけられた宣伝と特撮くらいだろう。
宣伝だけでヒットさせられるんなら、ハリウッド版ゴジラはどうしてコケたんだろうね?
>882
前後の描写が矛盾しているという指摘を見落としてたのか。
重力があったりなかったり等を批判していたぞ。
やっぱりよく知らないで口をはさんできたのか・・・
赤と青のコードがどのように分かりやすさに繋がるか意味不明。
だいたい、ベタベタを陳腐っていうんだがなあ。
そして陳腐なドラマというのは共通点を上げただけに過ぎない。
ある意味ではさよならジュピターだって王道だ。
死んだイルカに歌を捧げるなんてね。
王道をきちんと書くのと陳腐な展開は全く違うんだよ。
このような大衆娯楽映画として傷にならないという論理なら、
山本と対立する事はないと思うけどね。
アルマゲドンの脚本家はバカだが、それは大衆娯楽映画としての
欠点にはならないだろうからな(w
「アルマゲドン」とジュピターってのはいい比較だね。
・一方は「売れる映画作り」の方法論と技術が備わってて、もう一方はそれが30年遅れてた。
・一方は瑣末に拘泥すると全体がガタガタになることが判ってて、もう一方は見当違いの
瑣末にばっかり拘ってた。
結果はごらんの通り。
実は「アルマゲドン」って日本以外のほとんどの国でコケてるそうだけど、それでも制作費
回収くらいのことは出来たし、作ってる方だって「ひと夏の打ち上げ花火」以上の期待は
してなかっただろうね。
ジュピターの方は大きすぎる期待と気負いが空回りしてあの始末だ。
アルマゲの志は低かったが、一定の質を保った映画を提供するっていう
「映画を商売にする職業人としての意識」はジュピターとは比較にならないくらい高かった、と。
ところで>883。
俺、映画板のとあるスレで297-298って名乗ってた者だけどさ、
俺あんたと会ったことない?なんか口調に懐かしいものを感じるんだけど。
>884
アルマゲドンは細部にこだわらなかったため、別の意味で全体がガタガタだけどな。
>885
直に会った事はないが、映画板でその数字ハンと話した事はある。
887 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/30 10:56
ジュピターだけじゃなくてオイルショック以降特撮映画は
死んでます。企画が起った次点ですでに終わってたのだ。
伊藤和典風
>>844 文庫版のあとがきで「主題歌はあまり好きじゃないのよ。ユーミンに
一回打ち合わせに来いと言っといたのに、一度も顔合わせずに
録音終了しちゃったんだよね」と小松左京が語ってたな。
映画とのマッチングは置いとくとして、ボイジャー、今でも普通に
聴ける曲だな。もし小松自身がちょっかい出してたとしたら、
どんな曲(詩?)になってたんだろ。
アルマゲドン、最後の結婚式で、教会のドアをぶち開けて、ブスブスと
煙の立つ宇宙服を着たブルース・ウィリスが立ってたら、実に良い映画
になったと思ったですよ。
>>889 イイ! その漢気こそ馬鹿映画に必要なものだな。
それで思い出したのが「スペース・カウボーイ」。
宇宙開発への思い入れ、魂の熱さと頭の悪さ、イメージソングの寒さ、
どれをとってもBBJに匹敵すると思う。
891 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/30 19:00
>>890 > それで思い出したのが「スペース・カウボーイ」。
> 宇宙開発への思い入れ、魂の熱さと頭の悪さ、イメージソングの寒さ、
> どれをとってもBBJに匹敵すると思う。
おいおいよせよおい(ノシ゚д゚)ノシ
「魂の熱さ」だけでBBJなんか及びもつかんじゃねーか。
892 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/30 19:05
「スペースカウボーイ」のラストは笑うところって何回言っても
オイラのまわりの奴らは相手してくんないんだよな。
宇宙開発の歴史を「空軍が猿に負けた」と要約するあたり、
イーストウッドはいいセンスをしていると思った。
内面の熱さを茶化して笑えるのこそ余裕だよな。
トミー・リー・ジョーンズの
「無粋な男だなお前は。見ろよ、キレイな月じゃないか」
というセリフは素晴らしくイカシてたと思う。
ジュピターには、そういう洒落たセンスが無いんだよなあ。
セリフもメッセージを直接に語らせたり、しかも役者が総じてアレなんで
もう寒いとか寒くないとか、零下140度の対決って感じだ。
多分「これはイケてる」と作者自身は思ったであろう、
「セックスの到達感と宇宙の広がりを重ねる」というオヤジ趣味丸出しの
イメージシーンも、あまりに処理がヘタクソなんで、品の無さばかりが
目立つ結果に・・・
>>894 木星が爆破されて飛んでくところで
アメ公がひとり「ヤッホー!」って叫ぶ中
他のメンツがみんな泣いてるっていうシーンが
御大の考える「洒落たセンス」なんだからしかたないっすよ
>886
おーやっぱり君だったか!いやー久しぶり。
やっと普通に映画の話できるなぁ。ネタが「ジュピター」なら意見が食い違うこともないだろ(藁
>890
俺「スペースカウボーイ」ってのは「アルマゲドン」に対して"格の違い"ってもんを
見せつけた映画だと思ってる。魂は熱いんだけど、その熱さを押し付けない。王道の
キャラ設定を紋切り型にしない。泣きのシーンでも無理に泣かせない。ああいう
クールさがやっぱ「漢の映画」にゃ欲しいんだよなぁ。
おまいらな、
あの映画についてはだな、いろいろ涙なくては語れんことあるのだぞ。
「よかれ」と思って言ったこと、全部逆にとられ、
とりまきのSF屋どもに「あいつはなんとかすべきだ」とチクられ、
わけもなくパージされた奴が何人いたか。
そいつら、映画コケたら
「あんなのもともと失敗するもんだった」といけしゃあしゃあ。
戦犯どもの名前あげることはた易いが、
敢えてしない。
しかし、今思い出してもかなすい。
>>897 いまこそ白日の下に!
俺はこの日を中学二年から20年待ったんだ。
20年だぞ、中2って14歳だぞ。
俺の半生に光をあててくれよ。
ちゃんと発売日にDVD買ってその上青山ブックセンターでもういちまい買ったんだ。
たのむ。名前はあげなくていいから、あの頃の製作サイドの話を聞かせてくれ。
俺の心の中のジュピターを成仏させてくれ!ください!!
>「今時、赤と青のコードで爆弾を止める」
小説版のアルゲデドンにはこのシーン無いんだよね。
映画公開に合わせる為に、初期脚本を元にする事が多いって事だから
さすがに脚本家も今時やるつもりは無かったっぽい(つーか必然性がない)
それでも考証一つ取っても「テキサスくらいの大きさ」で「月ぐらいの重力」なのに
「時速200キロの風」が吹いてて「あちこちで重力が不安定」って台詞がビシバシ・・・
(秒速55メートルって、竜巻クラスだぞオイ)
小説化した作家がわざわざ専用のペンネーム使ったのもわかるダス。
トン子ちゃん!
白目!!
とりあえず、太ったメガネ男が背中に巨大な木星を背負った銅像を建てよう。
碑文はもちろん
「あやまちはくりかえしませぬ」
むしろ
「2度あることは3度ある」
もしくは
「新宿!新宿御苑!」
903 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/30 23:35
まぁゴジラVSスペースゴジラを作った会社ですから…。SFはまだまだ無理ですな。
>896
いや、君のダブルスタンダードをまた見るのは少しつらいな。
>896
いや、君のダブルスタンダードをまた見るのは少しつらいよ・・・
批評対象に対する不勉強ぶりもね。少しは直ったかな?
>904
平成(90年代)ゴジラはSF的にほぼ全滅だからな・・・
>>896 > 俺「スペースカウボーイ」ってのは「アルマゲドン」に対して"格の違い"ってもんを
> 見せつけた映画だと思ってる。
まあイーストウッドというのは有能な、本当にいい映画を撮る監督だからな。
情緒的な部分だけ見てもたしかに格が違うよ。
しかし、彼が演じた主役がどうもイェーガーのつもりらしいと思い当たったときや、
ロシアの衛星を目にしたときの衝撃は忘れられない。
あの趣味の悪さはそれはそれで相当に無残なものだったと思う。
908 :
スペースアロー:03/05/31 14:08
>>894「セックスの到達感と宇宙の広がりを重ねる」
そんな意味があったんですね。
小松先生の執筆作品って、読者サービス?なのか、
なんの必然性もない(と思う)セックスシーンがたまにあって、
(小説「ジュピター」のマンスールとマキコ、同「首都消失」の朝倉とバイトの女の子、「時間エージェント」なんてアレばっかりw)
小松作品を心底から好きになれない理由のひとつになってたんだけど。
>>908 短篇集『ゴルディアスの結び目』所収の各作品を読めば、
セックスのモチーフが小松左京にとって実はきわめて重要な
テーマそのものである事が理解できると思う。
特に「あなろぐ・らう゛」は凄いよ。夕刊紙の連載小説みたいな
あけすけきわまるポルノ描写が、そのまま複数の宇宙にまたがる
壮大な宇宙論を構成しているんだから。
910 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/31 16:49
ダマレ!
失っていった南方の島々を玉砕順に言えない非国民が!
>>910 え〜と、神武・綏靖・安寧・懿徳・孝昭・孝安・孝霊・孝元・開化・崇神・垂仁
と来て、孝明・明治・大正・昭和・平成まで続いてそこで打ち止めだっけ?
912 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/05/31 20:50
>905
あらつれないのね。
>906
> しかし、彼が演じた主役がどうもイェーガーのつもりらしいと思い当たったときや、
>ロシアの衛星を目にしたときの衝撃は忘れられない。
NASAと平行して空軍が当時宇宙到達プロジェクトやってて、イーストウッドとかは
そっちの所属っていう筋だよね。イェーガーというかもろ「ライトスタッフ」から持ってきてるね。
シャトル降ろすところとかは特に顕著だった。
あの衛星の禍々しさってのは俺はいいビジュアルだと思ってたんだが、あれはSF者的には駄目なの?
| どうせ滅びるなら 人類がどこまで
| 行けるかやってみようと思わないか?
\__ _______
|/ ,,,,,,, _
/'''' '';::.
/二⌒"''ヽ l ≡ );;;: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〈i `'ヾ | ≧〒≦ :;/) | ツマラン!!
|こi .iこ ヾl iー/ i ー' k.l < おまいの話は
l / !.ヽヽ i6. l ノ‐ヘ iJ | ツマラン!!
. l,〈+ヽ ノ U乞 し ノ \_______
>あれはSF者的には駄目なの?
「SF」を盾にとる腐れ論法はBBJで能書き並べた能無しSF屋と変わらんな。
916 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/01 00:05
>>916 おれは915の言わんとするところが理解できるが。
おれ頭悪いから915をわかりやすい日本語にしてくれないか?
917さん。
920 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/01 03:08
>>919 激しく同意
SF者的にはあれをデザインした奴とかGO出した奴のセンスが信じられない。
このスレいいなあ。
現役女子高生だったあの日、私を打ちのめした
もやもやが晴れていくようです(w
当時ユーミンファンでもあったので更に居心地悪かった。
でもね、劇場以来、原作も読み返してないけど
今になって木星を破壊しなきゃならなかった人々の悲しみとか
ジュピターゴーストへの郷愁とか想像できるような気がする。
妄想かな
高校生的にはやっぱりシャワーのない所でのエチは良くないとオモタ。
というか、におわない訳ないと・・コホン。失礼。
>919
納得した。
映画ファンなら「イーストウッドだし」って前提があるからスルーできる所にも
目が行っちゃうってことね。
いやあ、病膏肓に入ると臭いとか味とか汗のぬめぬめとかがね....
つまらない所ばっか反応してんな、俺。
924 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/01 13:57
いや全然臭いがしないとつまらないものだよ。
おれは舐めてちょっと酸っぱいのが好きだ。
ほのかにしょっぱかった。 俺は…頑張ったのかい?
926 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/01 14:39
>>919 920
あの禍々しさがいいんじゃないの?。
大の男4人が命かける相手なんだから、
見た目しょぼかったら絵にならないでしょう。
しかし、原作の無重力セックスのシーンでは、
「何週間も洗ってないのにマリアのあそこは殆ど匂いがしなかった」
とか書かれてなかったか?
928 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/01 21:13
逆でないか?
おれはチーズのような匂いについての描写のあと
「ああ、これがマリアだ」とかいう本田の台詞をおぼえてるんだが。
930 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/01 21:51
自分のサイトの宣伝がしたいなら他でやってね。
回想シーンに出てきた、少年時代の英二とマリアは、
あの時点で既に肉体関係があったわけだよね?
・・・ハァハァ
932 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/02 00:12
え!84ゴジラっていい仕事なの?
病巣が深い人が出てきたのか、それとも釣りか・・・。
>>928 新人女優から演技に値するものを引き出す事もできていないし、
かといって割り切ってグラビア的魅力を写せているわけでもない。
そもそもシナリオに書いてある事を何の工夫もなく
だらだらと段取りだけ撮影したものの積み重ねでしかない、
『ゴジラ('84)』の本編部分のどこに「いい仕事」があると?
ま、一本の映画として完成した時にその場面がどういう意味を持つかという事を、
撮影時に少しでも考えているようにはまるで見えないという点では、
特撮も本編とまったく同じなんだけどね。
円谷英二が去ってから樋口真嗣が登場するまでの間、日本には
個々の場面を派手に盛り上げさえすれば映画が成立する、
それが演出の仕事だと考えているとしか見えないDQN特撮監督しかいなかった、
というのは本当になんでこんなことになったのやら。
>>933 というわけで釣られてみますた(・ω・)
円谷英二の優秀な弟子達は円谷プロのほうに多くいたっていう話をどこかで聞いたなぁ。
真偽の程は出来た物から判断するしかないけど・・・。 なんだかホントっぽいな(w
937 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/02 02:00
就職先として考えた場合、んな訳ねーと思うが…。
とりあえず低学歴特撮は煮ても焼いても食えない、と
>936
フィルムの質とかの問題もあるけどねー>画面
劇場はフィルムメーカーがハッキリ移りすぎるの出しちゃうのよ。
ゴジラ84の時は某プロデューサーが「院政」しいて、
「ジュピター」の時は……
でもっと監督はやる気なくす、と。
941 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/04 19:54
低学歴監督のやる気なんかきにするなって。
このスレって二年半近くも持ちこたえてるんだね。
さすが過疎板。
IEで問題なく見れるもんな
人稲狭杉
944 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/06 02:30
ノミっているよなぁ・・・・
ちっぽけな虫けらのノミじゃよ!
あの虫は我々巨大で頭のいい人間に
ところかまわず攻撃を仕掛けて戦いを挑んでくるなあ!
巨大な敵に立ち向かうノミ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは『勇気』と呼べるだろうかねェ
ノミどものは勇気とは呼べんなぁ
それでは!「勇気」とはいったい何か!?
「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!
「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
いくら重くてもブラックホールは恐怖を知らん!
ノミと同類よォーーー!!
>944
ジュピターよりデゼニの「ブラックホール」向けやん(w
本気で「宇宙=海」をやったのには驚いた。
文庫版のあとがきに、「バーナード博士(宇宙考古学者で、
英二と木星大気圏突入した人)はACクラークのイメージで
書いてて、出演依頼したら『いま2010年の撮影で忙しいから』
と断られた」とかとんでもないことが書かれてた。
947 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/11 12:25
2001年でキューブリックに懲りたから
映画にかかわるつもりは無いと
返事が来た。
だったはず。
948 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/11 12:56
949 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/12 00:42
この頃、TVでやたらBGMが流れてる。
すまないageてしまった・・・
>ACクラークのイメージで
>書いてて、出演依頼したら『いま2010年の撮影で忙しいから』
>と断られた」
本人は乗り気だったんだけど、出演料が払えないから断念したと別のところではいうてましたが。
なんと言うか先達に対して敬意のかけらもないな。
先達はあらまほしきものかな
954 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/13 01:58
先達ってのは、東宝のDQNのこと?
>952
先達は結局捨て石、と言うような台詞を「エースをねらえ」の竜崎会長も断言しとったし。
反面教師にすべき点が多杉。
特に、先達が低学歴の場合は尚更だな。
957 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/06/23 01:10
今日、ひさしぶりに見ました。友和の演技もみんなが言うほど
悪くなかった。森繁がなかなか重厚な芝居で見ごたえがあり
ました。巨大なセットが組まれていて本物と見間違うばかり
だった。計画遂行のシーンは涙泣くは見れずまさに東宝映画
の極みという感じだ。
吉永小百合がてっきり高倉健とくっつくのかと思ってたらそう
はならないのが健さんだ。青函トンネルって大変だったのね。
>>957 そりゃ「海峡」だよ!ボケがわかりづらいよ(SF板としては)!
>>958 今月のCS日本映画チャンネルで放送してて制作が田中友幸氏で
挿入歌が有名ミュージシャン。海底に幽霊とか言ってたよ。
さておき、だれも気がつかなかったらどうしようとかも思ってた。
出演者が東映系が多いんだけど絵はまごうかたなき東宝。
ジュピターの2年も前に作られてたのがちょっとびっくりだ。暇潰し
に見てたんだけど意外に楽しめた。ジュピターもこんな感じだった
らなあ。
だから、岡本喜八でも、たとえ福田純でも
SFやや好きな香具師にシナリオから設定から総てまかせて見るべ。
ちったあましな(以下略)
庵野の「旧帝埴い」心配だが。
961 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/08 00:35
宇宙における長期滞在だの老化の実験ってのは、将来の火星へのミッションも
視野に入れてのものだよな。
ってことは、上記の実験に加えて、無重力空間でのセックスのやり方も今のうち
から実験しとかねばならないんじゃないか?
マジな話。
TBS?の2時間ドラマで火星実験施設のスタッフが
妊娠して地球帰還するか火星でしか順応出来なくても
火星で産むかを悩むストーリーがあったな。
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/08 21:40
>>962 そのドラマ、見たことある。子どもの頃ちょっと感動して見たんだが
タイトルがわかりません。ドラマ検索サイトで「火星」で検索しても出てこない。
ご存じの方教えてください。
たしか重力とカルシウムの関係で火星育ちは地球に帰れない、みたいな
話でした。
964 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/08 23:49
>>964 自分もタイトルが分からなかったので感謝!
>>964 ありがとうございました!てっきり単発ドラマだと思いこんでいました。
特番だったのですね。すっきり。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>951を読んで「後発の小松が先達のクラークに」の意味で書いたんだが
小説のバーナード博士はJADE-Vのコクピットで七転八倒したり、
ウエッブ総裁とからんだりと、けっこう演技力の要るキャラだったと
思うけど。トーシローのSF作家なんかに務まるのかなと思ったり。
映画ではチョイ役だったのかな。
971 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/26 01:21
972 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/30 12:45
しかしこの作品の公開当時日本のSF界の連中が誰一人けなしてないのには腹立った。
手塚治虫までもが褒めてた。SF界の閉鎖的な退室が露見した。
973 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/07/31 14:20
>手塚治虫までもが褒めてた
おそらく、きね順に書いてたことだろうが。
よく読んでみな。
微妙な書き方してるよ。
正面きって批判はしてないが。
「豊田有恒に電話して聞いたら
時間が足りないんですよ。
まあいいんじゃないですか・・・」
と言っていた。とか
本気でほめるなら、わざわざ
書くことじゃないだろ。
アニプレックス=ソニーカルチャーエンタテインメントがんがれ!
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
留守番
ところで次スレはあんのかよ?
「さよなら」です
さようなら、さよ〜なら〜!
って原作者同じだけど違う作品だ。
「俺たちひょうきん族」のDVDの三巻を買った。9800円だった。
タケちゃんマン7対妖怪人間知っとるケ?の戦いがメインの巻だ。
ビートたけしと明石家さんまが金だらいとバケツを持って、大笑いしながらどつきあう
というシーンがあって、その場面になにげなく置いてある雑誌の最初のページが
「さよならジュピター」の記事だった。
いや、それだけなんだけど。
なにもせんほうがええ…。
982 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/27 13:37
「さよならジュピター」製作にフジテレビもちょっと
関係してたはず。
983 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/27 18:42
これって、本筋みると、どうにも名作になりようがない…気がする。
失敗の原因は,作家がどうの、特撮がどうのじゃなく、
もともと原作自体が映画向けじゃなかった。
つーか、小説が映画脚本のノベライズなんですけどね
985 :
名無しは無慈悲な夜の女王:03/08/28 12:26
>>983 もともと映画化を前提としての原作だろ。
産經新聞に載っていたときの
加藤直之のイラストって、どこかにまとまってます??
>>986 X 産經新聞
○ 週刊サンケイ
まとまっているかどうかは・・・・・・知らん。
あ、だから縮刷版見ても載ってなかったのか…
1000年女王とか連載してた新聞だから、勘違いしてたよ