★SFジュブナイル・ザ・ベスト★

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1ねらわれた名無しさん
なぞの転校生、緑魔の町、夕ばえ作戦…
海外に目をむければ、銀河パトロール、タイムマシーン、海底二万里…
筒井康隆、光瀬龍、眉村卓、ウエルズ、ハミルトン、ノートンらによる珠玉の作品の数々。

あなたが子供の頃に胸踊らせた、1960〜80年代の、お薦めSFジュブナイル
(ライトノベルに非ず)を教えて下さい。

ハヤカワや創元推理、サンリオはもちろんですが、
ポプラ社やあかね書房なんかの年少者向け翻訳なんかもあり、ってことで。
あと、その場合、訳者および出版社の指定があれば、併記してくれると助かります。
2名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/17(金) 13:32
わぁ〜
芳樹の禿げ頭がクサタンのアソコを・・・
・・サタンは芳樹の禿げ頭にたく・・
・・・芳樹の禿げ頭がクサタ・・
・・芳樹の禿げ頭にたくあんを乗っけて・・
・芳樹の禿げ頭がクサタンの・・


3名無しさん@1周年:2000/11/23(木) 17:35
岩崎書店の「合成怪物ゴセシケ」!

殺されて脳だけの存在となった主人公が
近くの化学工場のロボットを脳波で操作して
外の世界で自分の代わりに行動する生物を作り出した。
その名は「ゴセシケ(略称)」。

で、このゴセシケ、後期バージョンになると歯を持つようになるのだけれど、
その歯で人間の目に噛み付くんだ。
しかもその場面がきちんと挿絵になってるの。
トラウマー!
4名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/23(木) 20:24
日本作家だと金の星社「少年少女21世紀のSF」シリーズから
加納一朗「セブンの太陽」
石川英輔「ソレマンの空間艇」
小隅黎「超人間プラスX」
あたりが好きでした。
5名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/23(木) 23:14
「大長編ドラえもん」に決まってる。
いっとくけどあれってSFものだぞ。
6名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/23(木) 23:23
>>3
なつかし〜〜。
最後って、自分の脳がある研究所が崩壊するのを外から眺めながら
二人が死んでゆくんじゃなかったっけ?
7アウトサイダー:2000/11/24(金) 00:14
著者名を失念したが「宇宙バス」や「消えた5人の小学生」は良かった。
あと、手元に内田庶著「人類のあけぼの号」があるけど、これもいい。
8アウトサイダー:2000/11/24(金) 00:15
>>3ありがとう。実はそれ20年ぐらい探していたけどタイトルを失念していました。
9名無しさん@基地:2000/11/24(金) 00:18
>5
確か二層化も。
10アウトサイダー:2000/11/24(金) 01:04
「宇宙バス」は香山美子だった。
これはたしか岩崎書店が新書サイズで再刊していたはず。
11名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/24(金) 02:03
ゴセシケって、なんか知らないけどみんな読んでるんだよな。
かく言う俺も、生涯のSF体験の中でもベストの一つがこれだ。
12名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/24(金) 17:31
>>3
これって交通事故に見せかけて殺されるカップルの話だよね?
いやー、消防の頃読んで以来、ずーっと引っかかってたんだよ。
強烈なインパクトを受けたのって俺だけじゃなかったんだね。
13名無しより愛をこめて:2000/11/24(金) 22:54
>3
イラストレーターのゾルゲ市蔵がどっかの掲示板で質問して、
一時盛り上がってたね。大森望もトラウマになってたそーだ。
オレもだが。
確かこの文庫シリーズ、他にもキャプテンフューチャー
(コメット号時間作戦だったか?失念)とかもあったなあ。
14名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/26(日) 23:27
怪獣ゴミイの逆襲
15名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/26(日) 23:42
>3
確か最後の方では肺呼吸の機能もある人間型の、
「ゴセシケ・ジョン」とかになるんだよな。

あと、ゴセシケに噛み付かれたチンピラの
「ペストになるよう、ペストになるよう」
とかいうセリフが当時むちゃくちゃツボにはまった。
16=3:2000/12/01(金) 04:57
ゴセシケのラストは
しんみりしたムード……
だよね?
17名無しさん@1周年:2000/12/01(金) 07:05
いつから読まれなくなったんだろう。
18名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/01(金) 12:33
『孤島ひとりぼっち』矢野徹。
「ドラえもん」「T2」「アイアンジャイアント」にさきがける、友だちロボットSFの傑作。
ただし、リライト版の『ロボット』(角川文庫)はまるでダメ。
19合成怪物:2000/12/02(土) 15:20
たしか学校の図書室の本入れ替えのとき、こっそり家に持ってきた記憶あるんだけど。
どこいったのやら…
しかし、みんなの心に残るゴセシケってどこがツボだったのだろう。
あのSFシリーズ良かったよね。
どっかで手に入らんかなあ。
あと、別の図書館にあった「新世界遊撃隊」何度も借りた記憶あり。
人間爆弾にされてた子が悲しかった。

20名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/02(土) 16:03
ゴセシケ、俺は手も足も出なくなったと思われてた主人公が
合成神経生物を作って、色んな事ができるようになって行く過程に
凄くワクワクした。
悲劇的なラストも憶えているんだけど、そういう感傷的な部分よりも、
とにかく胸躍らせて読んだ事の方が印象深いなあ。
21名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/02(土) 16:09
ゴセシケのシリーズは図書室にあったSFシリーズの中でも大判で
字も大きめ。冊数も一番多かったように思う。
「たたかうフューチャーメン」(「時のロストワールド」)
「火星のジョン・カーター」(「火星のプリンセス」)、あと
スカイラークとか、スペオペシリーズの代表作なんかも含まれてたね。
22ゴセシケって:2000/12/02(土) 18:31
「合成神経細胞群塊」の略でしたっけ?
ゴセシケサボだと長いからとか作中で言ってたような。
とにかく、当時の図書室はワクワクしたものです。
今の小学校の図書室、どうなっているのか気になるなあ。
23名無しより愛をこめて:2000/12/02(土) 23:52
むー、イタリア人の書いたジュブナイルで、
「アトミーノのぼうけん」ってしりませんか?
鉄腕某のパクリ臭い作品なんだが、ロボではなくて、
原子炉の炉心から生まれたナゾの少年。その実体は
ガイガーカウンターの針がブチ切れる程の放射性物質のカタマリ!
で、その力を狙う軍の追手から、主人公の少女と手に手をとって(ひー)
町中を(やめんか)逃げ回る、というお話。
イタ公の脳天気さが子ども心に沁みる本でした・・・。
24名無しさん@1周年:2000/12/03(日) 00:01
SFをどんどん盛り上げよう。
25名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/03(日) 00:34
『ぽんこつロボット』
パ−ツ屋で部品を買って、ロボットを組み立てるのが流行っている未来が舞台。
主人公の集めた部品が、つごう「3万3千3百3十3円」だったことをよく覚えている。
いまでいう、自作PCか、マインドストームの感覚か?
しかし、自意識はないなあ…
26名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/03(日) 02:09
「逃げたロボット」
ゴセシケと同じ岩崎書店のSFシリーズの一冊。
ある家族のところで平和に働いていたものの
宇宙人のところに(?)売りとばされ、乱暴な仕打ちを受けたロボットが
前の家族のところに戻るため脱走するお話。

たしか元の家族のところの子供も
そのロボットを捜していたような……

回路の都合で
それまでものを白黒の映像でしか
見ることの出来なかったロボットが
逃げ込んだ宇宙船の船長さんから新しい回路をもらい
色つきの映像で見ることが出来るようになって喜ぶシーン、
さらにそのことを知った元の家族の少年が
「新しい回路なら自分が付けてやるのに……」
と、やきもちを焼くシーンがいまだに印象に残っています。
27名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/03(日) 02:12
「ついらくした月」
岩崎書店のSFシリーズの一冊。

地球に月が落ちてくるお話。

で、月の落ちたところは陸地になり、
その資源をねらって各国が兵隊を送り込むところでお話が終わっていたような……

今考えるとすごく社会批評的なお話です。
28名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/03(日) 02:15
「光る雪の恐怖」
岩崎書店のSFシリーズの一冊。

雪が降ってるところに雪みたいなアメーバ状のが襲ってくる話。

イラストが結構怖かったような……

29名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/03(日) 03:40
「地底旅行」
岩崎書店のSFシリーズの一冊。
有名なヴェルヌ原作。

一人の老教授とその助手が
暗号を解読して地底深くに探検していく話。

助手の高所恐怖症を取り除くため
教会の屋根の上に登らせる特訓と、
助手が地底の光のないところで
一人迷子になるシーンが印象深かったです。

あと、挿し絵がすごいサイケでトラウマになりそうだった。
30名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/03(日) 03:53
「27世紀の発明王」
ヒューゴー・ガーンズバックの「ラルフ124C41+」が原作(だと思うけど……)。

27世紀に発明王が活躍するお話。
27世紀の世界を読者に説明するために
主人公が山奥から出てきた女性をあちこち案内して説明するのですが
科学考証のなかなかにツボを押さえた描写が子供心にそそるものがありました。

また山奥から出てきた女性が誘拐されるのですが
主人公がその時の状況から推理して
「犯人は高速で体を振動させて姿を消す装置を使ったにちがいない」
と、考えてその装置の存在を探知する機械をこしらえて
犯人を追跡するというシーンがあったような気がします。

悪役の一人(火星人?)に殺された山奥から出てきた女性を
主人公が生き返らせるシーンも
肉体冷やして心臓切開して血液送り込んでといった科学的な説明があって
素直に興奮しましたよ。
31名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/03(日) 04:01
「超人の島」
岩崎書店のSFシリーズの一冊。
オラフさんの「オッド・ジョン」が原作(だと思うよ)。

特別な能力を持った子供達が集まって島へ移り住んで
いろいろやろうとするけど旧人類がやってきてイヤーンな話。

登場人物の一人に、身体に障害を持って生まれた子供がいるんだけど
主人公がその子供の意識をテレパシーでさぐってみたところ
怨念で恐ろしくドロドロしていて、
後すこしで自分の意識が取り込まれそうになった
と、いうところが子供心に怖かった。

あと、その怨念ドロドロの子供のイラストも結構トラウマものよん。
32名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/04(月) 19:21
あげ
33名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/04(月) 23:00
>31
あー、なんか思い出してきた。
「貝が口を開けたような」とかなんとか書かれてたような…

検索してみたら結構各地の図書館に残ってるみたいね。
あのシリーズ。
34名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/05(火) 01:40
レンズマンは自分の中ではジュブナイルだと思ってるんですけど
(ちょうどそういう年齢の頃読んだ)
どうですかね?
35名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/05(火) 01:51
カンテラ星人とか云うのが、出てくるやつなんだけど。
誰か知らない?すごく、訳がひどくて・・・読めなかった。
小学生の頃です。25年前。
36名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/05(火) 11:53
『海底パトロール』
クラーク『海底牧場』のジュブナイル版。
子供心に、主人公が死ぬという展開が、すごくショックだった。
37吾輩は名無しである:2000/12/05(火) 15:57
age
38名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/05(火) 17:35
>36

ジュブナイル版って第三部がなかったような気がする…
39名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/05(火) 18:06
「神秘の島」。
海底二万海里のあとに読むのが吉。
ノーチラス号とネモ船長の最期はこうだった!
40名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/09(土) 20:33
デンダリイ
41名無しより愛をこめて:2000/12/10(日) 17:18
「青い宇宙の冒険」小松左京
って、あったよね?
読み直したいんだけど、入手できるものなの?
42名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/10(日) 23:26
角川文庫を古本で探すのが一番。
43名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/19(火) 20:05
>4
読んだよ。「超人間プラスX」すごくおもしろかったけど、
「人間以上」に似てることに気づいてしまった。
このシリーズってすごくおもしろそうなタイトルが並んでたんだけど、
「ソレマンの空間艇」もほしかったのに、小遣いがなくて買えなかった。
どんな話なんですか。
44名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/19(火) 23:15
トリフィドはどうだろう? あれは児童SFかな。
45名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/21(木) 00:26
>44
どの会社から出版されていたかによるのではないでしょうか。

たしか飛鳥書房から「怪奇植物トリフィドの恐怖」(かな?)
という書名で出版されていましたね。

話の終わり近くになって主人公二人が
「これ(流星雨を見た人たちの目が見えなくなったことなど)は
もしかしたら人災なのかもしれない」と話し合っていたシーンが
今でも記憶に残っています。

確か飛鳥書房からも様々なSFが
ジュブナイル化されて出版されていました。
「宇宙戦争」「不死販売株式会社」「鋼鉄都市」……

思い出す、過ぎ去りし少年のあの日々……
4644:2000/12/23(土) 04:49
確か、最後に仲間割れした人の車のエンジンに細工して
自分たちだけ助かった…ってのと、トリフィドの鞭は、
厚い毛に覆われた羊には利かなかった、と言うのだけ覚えてます(笑

そっか、飛鳥書房だったんですね。今度古本屋で探してみよう。

あのシリーズ、光が45分ずれて地球に届く話とか、
謎の光線を浴びると犬が人間になって、その秘密を知った
主人公とその叔母さんが宇宙に捨てられてしまう救われない話だとかが
凄く記憶に残ってる(笑
47名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/23(土) 11:40
ハヤカワのハードカバー翻訳ジュブナイルシリーズで
「宇宙刑事デカ」というのもあった。
48名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/25(月) 01:04
岩崎書店のSFシリーズからは
「星からきた探偵」というものがでてました。

地球にやってきたアメーバ状の宇宙人(?)が
地球人の子供の体内に住んで
自分の星から逃走してきた犯罪者を追跡する
というストーリー。

アメーバ状の宇宙人と地球人の子供の友情に満ちたやりとりが
魅力的でした。

ちなみに原作は
ハル・クレメント「20億の針」ではないかと思います。
49名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/25(月) 19:14
>>44-46
懐かしい! 小学校の時の図書館に、ルパンシリーズと並んで置いてありました。
あれらのおかげでSF者になってしまいましたねー(現在三十路)。
50名無しのオプ:2000/12/31(日) 01:03
筒井版アルジャーノン
「超能力アゴーゴー」
51名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/31(日) 01:41
>>48
「姿なき宇宙人」って知りませんか?
52名無しは無慈悲な夜の女王:2000/12/31(日) 02:48
>44-46
ボキも同じく。
SFだ、わーいと読んでみたら救われない話ばかりで、小学5年生
で「鬱だ氏のう」状態に。
加えて同時期の福島正実「SF入門」は、その表紙はばっちりトラウマ化(これも何故か図書室に)。
それでもキャプテン・フューチャーの「時のロストワールド」の
子供版が置いてあったり、アシモフの作品があったりしたので
道を踏み外すことなく、ばっちりスペオペおやじに成長できま
した。
ありがとう、野田大元帥!(・・・いや、なんか違う・・・)
5348:2001/01/01(月) 01:28
>>51
「姿なき宇宙人」…… すいません。記憶にありません。

出版社どこだろう? 内容どんなだろう?
54名無しは無慈悲な夜の女王
>>53
>出版社どこだろう? 内容どんなだろう?
ハル・クレメントの「20億の針」です。
出版社が分からないんです。私がSFにはまったのは
ここらへんから。