1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
アニメ板にいけとか言わないように。
「果てしなき流れの果てに」の映画化進行中らしいし、ここの板の人が
どんなレスつけるか興味あるので、作ります。
アニメ板へ逝ってよし。
3 :
1 :2000/10/04(水) 03:08
うるせーな。俺はSFファンの考える富野の評価を聞きたいの。
アニヲタの評価はどうでもいいの。
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 03:18
結構好きだぞ。
でも、読みにくいんだよあの文章。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 03:31
小松左京スレへ逝って良し。
でも良い機会だから作家富野由悠希について語ってみてはどうだろう。
俺は「あー、ガンダム?昔流行ったアニメでしょ。」なんて思ってたけど高校の時テレビで
Vガンダムみてから興味を持ったんだ。
んで、俺が読んだVガンダムとF91のノベライズは悪くなかったよ。というかすごく良かった。
俺がスニーカーのベスト10作ったらどっちも入れるね。
Vガンダムの終わり方はやるなぁと思ったよ。
あとバイク戦艦もでて来ないしね。(笑)
F91の方は、映画では…劇場映画という枠の中では触れられなかった
コロニーで生活する人々というのがそれなりの説得力をもって丁寧に描かれていて良い。
コスモ貴族主義の主張は少々逝って良しだけど、鉄仮面が会社を大きくしていくところ
なんかも良かったなぁ。バグという対人兵器の理論と描写も良かった。
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 04:02
「果てしなき流れの果てに」って小松か。光瀬と間違えた。
これって富野が監督?アニメを作るの?
>5
確かに小説家としては読みにくいところもあるけど、
VとF91は小説のほうもなかなか面白い。
放送できないようなこととかはっきり書いているし。
あと富野自身が書いた小説をノベライズというのは
ちょっと語弊があるかも。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 04:04
著者近影を並べてみてこんなに楽しい作家はいないよ♪
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 04:15
>7
それは頭?
9 :
5 :2000/10/04(水) 04:23
>6
「メディアミックスの一環としての小説化」=「ノベライズ」だと思っていたのじゃよ。
けっこう便利な言葉なので無自覚的に使ってしまうってもは良くあるかも。
でもアニメの監督トミノが、アニメ作品を作って、その後に小説を書いているの
だからノベライズって呼ぶのはさしておかしい表現ではないような気もするなぁ。あくまで俺的にっつー話だけどさ。
例えば小説スレイヤーズは原作。小説ロードス島戦記も原作。
でも、「ロードスは元がテーブルトークだからノベライズ!!」って主張する人がいても良いかな?
ってかんじ。関係ないからsage。
著者近影はいわないお約束では無いかと思うが。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 04:37
sageても他が上がってないので一番上だね。
ノベライズの意味をどう取るかでまた違ってくるのはしかたない。
ブレードランナーみたいに他人が書くのはノベライズか。
原作者が書けば違う?
ここでだったら、監督が書いたんだからアニメの後に書いたとしても
ノベライズじゃない?まあ、これも私的意見だから勘弁。
アニメにするとき、小説で書いていることが最初から頭にあって
そこから絵にできるところを抜き出してるんだろうか?
11 :
7 :2000/10/04(水) 07:48
>>8 正解。
同じ人物が20年の間に不定期にだけど同じ大きさで顔写真を撮られている
ので、ある意味残酷な写真…群になっている。
その筋の資料としても貴重なものになってたりして(笑)
12 :
名状し難き名無しさん :2000/10/04(水) 08:59
あの根の暗さと趣味の悪さに耐えられない。
ドラマは得意なのだろうが、「映画」の撮れる人なのかも疑問です。
(昨今の作品は見てないであしからず。Vガンダムまで。)
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 14:17
ガンダムの小説を最初SFマガジン編集部に持ち込んだそうだ。
で、その小説(朝日ソノラマから刊行)のSFMでのレビューで、鏡明が
「高千穂遥はどうしてこの手の小説を書かないのだろう」と不思議なコメントをしている。
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/04(水) 14:29
ガンダムからΖガンダムまでは本当に面白かった。
それ以降のもほとんど読んだけど、人間はいつまでたっても
変わらないということを示すように同じ主題が続いたなぁ。
15 :
閃光のハサウェイ :2000/10/04(水) 20:18
のラストはいまだに忘れがたい。
何も知らないブライトの目の前ってのが、なんとも……。
16 :
5 :2000/10/05(木) 01:43
何となく続き。
それまで、注意深くアニメを見る習慣なんて無かった。
ロボットがでて来るアニメなんて、子どもが見るものだとなめてかかってた。
何の気なしにテレビで見た話は主人公の男の子が、疑問口調の絶叫を
あげながら本当は嫌なのに、戦争をしているっつーような話で、
その日の話の最後では敵の人が今まで戦っていたのが
子どもだったことが分かり絶望して「子どもが戦争しちゃいかーん」
とか泣きながら自殺しちゃうとかいう話(記憶違いかも)で
おおおー、深い!テーマは反戦なのか〜。と思って文庫版を読んでみたのが出会いだった。
して、読んでみたら主人公が焚き火を囲みながら
ところで、ウッソとエンダーってかぶって見えるような気がするがどうか。
異常に頭が良くて、自らが望んだわけでもないのに戦争が強いって事だけじゃないはずだ。
ノベライズとは、単純に「小説化」と思っていたけど違うの?
アニメのガンダムのノベライゼーションとか言わない?
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/05(木) 11:50
トミノの監督としての手腕とか物語とかは抜きにして、
彼の作品に出てくるSF的なエッセンスはそれなりに評価できると思うがどうか?
SF風に解説を書くとこんな感じ。
ガンダム:
宇宙という新しい環境に適応し始めた人類は、認識力の拡大したニュータイプと呼ばれる人々を産み出した。
しかし人類はその能力を殺戮の道具として利用し始める。人の覚醒は人類に何をもたらすのか。
イデオン:
2種属間の初接触は、古代文明の技術をめぐる果てしない恒星間戦争の引金となってしまった。
だがこのオーヴァーテクノロジーこそは、双方の種族の始祖による「ある目的」によるものだった。
ザブングル:
砂漠化し荒廃した惑星ゾラ。
イノセントと呼ばれる支配階級に統治されるこの世界が、
かつて「地球」と呼ばれたことを人々はもう覚えていない。
ブレンパワード:
深海に眠る小大陸ほどの規模を持つオルファンという構造物。
それは生体エネルギーを吸収し、銀河を渡る巨大な生命体だった。
そして今、オルファンが浮上を開始する…。
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/08(日) 02:51
本人が書いた場合はノベライズとは表現しないと思う。
意味を小説化とすることは間違いじゃないのでは。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/08(日) 13:38
ところで、「密会 〜アムロとララア〜」がスニーカーから復刻されたの知ってる?
富野由悠季本人の手による、旧ガンダム秘話。
必読ですね。
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/09(月) 03:16
>20
ほ〜〜、知らなかった。
明日書店にいってみますよ。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/09(月) 14:03
それってちっちゃい本じゃない?
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2000/10/10(火) 02:24
ちっちゃい本を角川スニーカー文庫で再刊。
その再刊されたちっちゃい本のあとがきをよんだアムロは
第三者が書こうと本人が書こうとマンガや映像作品が先にある
物語の小説化をノベライズというのは間違いではない。
だが、こと小説ガンダムについてはそれをノベライズと呼ぶことは間違いであった。
と、気、づ、い、た。実はその発見はセックスに対する根元的な欲求の裏返しでも
あったのだが、夜は無記名掲示板にデマゴギーを書き連ねるのに忙しく、
「ギコハー、ポケットの中の戦争のノベライズはノベライズとしての成功の見本と
言えるよね。」という書き込みをするのでさえ、全力を振り絞らねばできぬ事だった。
それが、この内向的な青年の美徳でもあったのだが、周囲がそれを認めることは、
なにより彼自身がゆるさなかった。
ってすいません。逝ってきます。
トミノ文体それ自体は矛盾はあんまり含んでいません。
25 :
名無しさん@1周年 :2000/10/22(日) 05:19
「オーラーバトラー戦記」、傑作です。
26 :
まさ:2000/11/02(木) 11:49
私は伝説巨人イデオンの監督としての富野由悠季さんは評価しています。
27 :
89:2000/11/02(木) 11:54
ハルキが収監されるとなって、トミノファンも小松ファンもほっとしていよう。
28 :
27:2000/11/02(木) 11:58
何が89なんだか。別スレでの名前欄が残っちゃったよ。
そいえば「オーラバトラー戦記」、文庫の新刊案内(書店にある緑色の)に
載ってたけど本当に文庫で出るの?
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2000/11/21(火) 12:15
で、新作の話はどうなった。
今度同志社で講演やるんで聞きにいくっす。