カート。ヴォネガット

激ラヴ
ヴォネガットについて語るスレッド。

｢タイタンの妖女｣がベスト１だなぁ。
他のがいいよという方、教えてください。

ぜんぶ

「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」が
私的には最高傑作！
現代の神が金銭である事を逆手にとった、
あの救世主像のアイデアはすごい！もちろん、お話も感動的だった。

タイムクエイクが最後の作品なのかなぁ。いやだよう！！
ところで、東洋人はタイムクエイクの事件を一夜の夢として経験したのでしょうか。
解説希望！

前もやったな。まあいいや。
タイタンと同じぐらいスラップスティックが好き。
ＳＦっすよ。

私を利用してくれてありがとう。

いいことばです

　BIG SPACE FUCK!!!　押し入れで発掘した昔のSFMに載ってた、彼の短編だ。僕個人的にはベストワン。
　伊藤則夫(字はこれで正しいか?)、浅倉久志、と彼はいい翻訳家に恵まれて幸せだ。ラヴクラフトなんかだとなかなかこうはいかん。

うわ、作ったことも忘れていたスレッドがっ
伊藤典夫じゃないかな。
うーんと、知ってるつもりに出ているのを見たような記憶が…
っていうのはネタだ。復活して欲しいですねぇ。
一度大江健三郎のエッセイかなんかに名前が出てきたびっくりした覚えがある。
内容はおぼえてないけどさ。

股袋と大量の精液と親を訴える娘と巨大ヤツメウナギの話ですな（笑

清水玲子の輝夜姫読んでタイタンの妖女を思い出した。俺はこれ
がベスト。
あと、ジェイルバードとなんとかの夜（タイトル思いだせん）が
よかった。

「愛は負けても親切は勝つ」って出典は何でしたっけ？
原文もできれば知りたいのですが。

ジェイルバード。

ありがとうございます。

ヴォネガットを読んでニヒリズムの意味を知った。なんだか人生って苦いなぁ

プレイヤーピアノはどう？
読み切るのが勿体なかった作品。
傑作だと思う。
本流ではないけど、これだけ空気がちょっと違うのが印象に残る。

そういや、大学時代の英語教材のひとつがスローターハウス5の原書だったな・・・

ちがう、ちがうっ！
「愛は負けても…」は、「チャンピオンたちの朝食」のくそ長いまえがきで紹介される言葉だ！
しかも、ヴォネガット本人のじゃなく、愛読者のアメリカの中学生（だか高校生）が
ファンレターの中に書いてきた言葉だ。
それを読んで「わたしが５０年の人生と、数十冊の著書を費やして
延々書いてきたことを、たった７語で表現されてしまった」と嘆くんだ。
（原文： Love may fail＠｀ but courtesy will prevail.）

そういうものだ。

　も、もしやあなたはキルゴア・トラウトさんでわ？

>>18
今手元に「ジェイルバード」がありますが、確かに「愛は負けても、親切は勝つ」の
部分が冒頭にありますが？？
「チャンピオンたちの朝食」は手元にないんでなんとも言えませんが。
ともあれ原文のご紹介ありがとうございます。日本語の親切とcourtesyだと若干
意味合いが違いますね。courtesy（親切、礼儀、寛大）の方が自分にはしっくり
きました。

新刊、出ましたね。これでホントのホントに最後なのかなぁ。さみしい…。

>>18
failとprevailの脚韻、mayとwill の使いわけも絶妙ですな、原文。

しかし、「チャンピオンたちの朝食」が、ブルース・ウィルス主演で
映画公開、ってのはびっくりだ。

あの「絵」も出てくるのかな。

>>21
えっ、本当？
だったらスマソ（情けない……）
「ジェイルバード」と「チャンピオンたちの朝食」の２冊のみ
原書（ペーパーバック）で読んだため記憶が混ざったのか。
どっちも手許にないんで勘で書いちゃった。乞う御容赦。
しかし原文は間違ってないはずっす。

>>23
「絵」って、村上はるきが「風の歌を聴け」でパクった奴ですね。
「こんなＴシャツだ」とかいってＴシャツの絵を描いてる。
その当時「チャンピオンたち…」はまだ翻訳が出てなかったので、
群像新人賞の選評で丸谷才一が「ヴォネガットなどアメリカ文学を
よく勉強している」とか書いてたのをおぼえてます。

ボコノンage

誰も新刊読んでないの？

カート・ヴォネガットの存在を
爆笑問題の太田を通じて知った私はダメですか？

>>28
大田はなんて言ってたの？

＞29
太田さんはヴォネガット大好きです。
所属事務所の名前も「タイタン」と命名したほど。
なんて言ってたかまではわからないですけど…。
誰かフォローお願いします。

浅草キッドの水道橋博士もヴォネガット好きらしいよ。
日記のWebページでもよくヴォネガット台詞を多用しているくらい

じゃあ、太田氏と水道橋博士はＳＦファンだったりする？

太田氏はヴォネガットを｢心の教祖｣って言ってた。
中でも｢タイタンの妖女｣が一番好きだと。
そういえば､ウタダヒカルの歌詞にも
明らかにヴォネガットの小説のの台詞､ってのがあったな。

宇多田ヒカル・・・。全然、思い当たらない。なんだろ？＜歌のタイトル

fj.rec.moviesによると『チャンピオン達の朝食』来てる
みたいな感じですね。でも検索であたってこないし、’ぴあ’のサイトにも
記述がないんだけど。

自分的には映画化するとしたら、
『タイタンの妖女』か
『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』
なんだけどな。

「母なる夜」の映画化、「マザーナイト」はどうなんだ、あれ。
いちばんエモーショナルなシーンが抜け落ちてて・・・。
かなりガッカリしたんだけど・・。

でも、名匠ジョーイ・ロイ・ヒル監督による
「スローターハウス５」は最高ッス。

ビデオ復刻きぼーん。

>>37

これは本当に名作映画ですよね。
ある人が言っていたけど「完璧な映画」
まさにそうだ。どこにも落ち度が無く、ストーリーも
淀み無い。
ラストシーンも良いが、俺は、ドレスデンをソ連軍が
解放して、のんびり荷馬車に主人公が乗っている場面が
好きだな。その脇をバラライカを撃ち放しながらソ連軍が
軍用車で暴走して行く辺の描写も面白い。

大昔、紅白の裏番で東京12chにて放映された事があって、
それを録画したのが何処かにある筈？

DVDでの復刻きぼ〜ん！

「母なる夜」オーソン・ウェルズ
「猫のゆりかご」　ホドロフスキー
「タイタンの妖女」テリー・ギリアム
「ジェイルバード」　ロバート・ゼメキス
の監督で映画を見てみたい。

チャンピオン達の朝食、映画化をきっかけに読もうかな
ブルース・ウィリスって当たり役ですか？

映画「ブレックファスト・オブ・チャンピオンズ」
どうなんかな。
AMGの評価で★2つ。うーみゅ・・・。
http://allmovie.com/cg/x.dll?p=avg&sql=A176057
映画板でも評価は分かれてますね。
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=movie&key=973969850&ls=50
どうも、ヴォネガット作品の微妙なクスクス笑いを映画で再現するのは難しいんでそな。

>40
ブルース・ハゲ・ウィリス？勘弁してくれよ。

slapstick最高age

「タイタンの妖女」はSFのベスト10に入る名作です。
他の作品は（全部読んだ訳ではないが），SFとはいえないように思う。

大友克洋の初期の漫画の中ににヴォネガットの本の題名が書いてあったり
してた。

＞４４
本人もSF作家として取り扱われるのは大嫌いだったんだよね。
でまぁ��現代アメリカを代表する文学者�≠ﾉなったわけだけれど。
あ、ちなみに私はヴォネガット大好きですええ。

なぜスローターハウス５についての意見が無いの。
メジャーだからか？私は最高傑作だと思う。
それ以降のは、どうも。
あと、猫のゆりかごも好き。
読んだ年齢にのせいかな。１９歳ごろだから。

他無いの？

スローターハウス5と母なる夜は一面の裏表だと思う。
被害者と加害者の物語。戦争に関わる話というのもあるけど。
この人は罪に関わる話を書くと俄然ストーリーがハードになってくるね。
最近母なる夜読んだけど、凄かった。
がつんと来た。
デッドアイディックといい、これといい。
青ひげやジェイルバードとかの幸せ気味な話も勿論いいけど。

そういえば、bk1だとモンキーハウスの二巻が注文できないのは何故？
ここは割合品揃え良いと思うんだけど、それだけ無い。

age

モンキーハウスの２巻は絶版です。
ところで｢屠殺場５号｣が｢スローターハウス５｣に改題されたのは
やっぱ何がしかの配慮がはらわれたからなんでしょうか。

>51
クライヴ・バーカーの「ミッドナイト・ミートトレイン」だって
「真夜中の屠殺列車」にはなってなかったもんねえ、確か。

>51
マジで!?
それはキツイ。しかもなんで二巻だけ…。
ヴォネガットのってただでさえ本屋に無くて、
中古でもほとんど見かけない。
あー…

情報ありがとう。

新作でたの？
本屋回っても、見ないんだけど

ETC.ETC

>>53
そういうものだ。

がいしゅつ？

初期のプレイヤーピアノなんか読むと全く違う。
ものすごく政治的で文学的。
なんで変わったんだろう。

>>57
ポコノン教に入信したんじゃないでしょうか？