円城塔(えんじょう とう、EnJoe Toh)
作家。
1972年、北海道札幌市生まれ。男性。
主にSF専門誌や文芸誌で活動。
SF作家なのに芥川賞作家。
【作風・特徴】
いわゆる数理系小説。
複雑系を土台に、数学、物理学、古典文学、海外文学などをモチーフに使う。
──が、そんなことはどうでもいい。
兎にも角にも声を大にして言いたい特徴、それは
よ く わ か ら な い も の を 書 く
【主な作品】
■『Self-Reference ENGINE』
連作短篇小説。2篇加筆した文庫版あり。
単行本は「黄色い本」と呼ばれるが、文庫は黄色くないので要注意。
■『Boy's Surface』
短篇小説集。“解説”を加えた文庫版あり。
単行本は「ピンクの本」と(ry 文庫はピンクじゃ(ry
■『オブ・ザ・ベースボール』
短篇小説をふたつ収録。文庫版あり。
表題作は麦畑に囲まれた町で、空から降ってくる人をバットで打ち返すレスキューチームに所属する男の話。
■『烏有此譚』
中篇小説。
注釈が本文と同じくらいの分量で付いて、その注釈にも注釈が付いている灰と穴の話。
■『後藤さんのこと』
短篇小説集。文庫版あり。
表題作は後藤さん、後藤さん一般、後藤さん、後藤さん、後藤さん、反後藤さん、分後藤さん、偏後藤さん性についてあれこれ考える話。
■『これはペンです』
中篇小説をふたつ収録。
表題作は叔父が文字通り文字の話。
■『道化師の蝶』
中篇小説をふたつ収録。
表題作は蝶と旅、ことばと文章、料理と刺繍、文章とことば、手芸と蝶の話。
■『バナナ剥きには最適の日々』
短篇小説集。
表題作は宇宙空間があまりに暇だから、脳内に架空の友人を作り出した無人探査機の話。
■『屍者の帝国』
伊藤計劃の未完の長編第4作。河出書房新社から刊行される予定だったが、著者の早すぎる死により未完となる。
フランケンシュタインの合成人間技術が一般化され、死者が労働力として活用されている19世紀のヨーロッパを舞台にした
歴史改変SF。語り手は「シャーロック・ホームズの冒険」のジョン・H・ワトソン博士。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/22(日) 14:29:35.26
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/24(火) 14:35:10.45
炎上刀
来月には「屍者の帝国」でるな
difference engineみたいな文体と予想
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/30(月) 00:40:59.45
あげ
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/30(月) 21:41:59.41
SFマガジンで、メタフィクションに関する連載評論(正確には「パラフィクション論序説」)が始まっていた。
第1回は円城塔『道化師の蝶』を題材に、第2回は巽孝之、由良君美らのメタフィクション論について。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/07/30(月) 22:18:43.92
クソ佐々木敦
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/03(金) 08:58:45.21
屍の帝国が出るまで静かですね
ぶらりぽろりの新記事が出なくなったみたいだな
塔さんのTwitterアイコン変わったのな
そろそろ表紙の画像来るか?
昼は一瞬違うアイコン(屍者の帝国、の文字と著者名2つが入ってた)だったような
今は黒地に黒ダガー
>>17 連載は続けているから
最初から期間限定での配信だったのかもね
屍者の帝国装丁は何色だろう?
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/04(土) 10:26:50.31
円城のTwitterアイコンが表紙になった
次は表紙がtwitterアイコンになるのを待つか
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/06(月) 10:58:31.10
地元の書店じゃ入るかどうか分からないから
今日「屍者の帝国」予約した
期待半分、不安半分
気付けば、ぶらぽろの更新来てた
前の記事から一ヶ月ぶりみたいだけど、『屍者の帝国』にかかりきりだったのかしらん
芥川賞の記者会見の時にもう書きあがってるって言ってなかったっけ
それはゴールが見えたみたいな話じゃなかったっけ?
というか受賞直後に出せるなら出してるでしょ
ぶらぽろ、新聞には毎回載ってるよ
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/07(火) 06:42:08.45
ぶらぽろ毎週ちゃんとウェブでも更新して欲しい
頼むぞ産経
円城さんエッセイ連載もっと増やす気ないのかな
『屍者の帝国』がバカ売れしてベストセラー作家になって原稿料が上がりますように
売れないだろ
芥川賞を取った「道化師の蝶」すら置いてない書店だらけだったし
「屍者の帝国」は1万部も売れないと思う
だってSFだし、河出だから
売れないと思ってるから願ってるんだろw
書店に無い可能性は高いから、ネットで俺も予約したよ
初版どうせ8000無いだろ
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/07(火) 11:56:43.60
そんなところだな
売れるSFがそもそも少ない
北野ですら年収150万
芥川賞作家の次回作って初版8000部とかそんなものなの?
伊藤の名前もあるしもうちょっと盛ってくれてもいいと思うんだけどな
予約しておいた方がいいのか…
受賞の翌月でもないし、売れたら刷ればいいのよ
料理エッセイ再開して欲しい
円城のレシピ本あったらかうよ
レシピ本、1500円までなら俺も買うわw
>>37 そんなに刷られないと思う
書店をはしごして、探し回るのが嫌なら予約しといた方が良いと思う
>>40 俺も俺もw
伊藤ブームも終わりそうだし
多くて1万部だろう
置いてある書籍は少ないでしょうね
道化師の蝶ですら、置かれてませんでしたから
『屍者の帝国』の注文書キター!! 円城さんのアイコン、やはり表紙だったのか。 pic.twitter.com/xGogfDbV
「屍者の帝国」装丁判明したね
格好いい表紙だな
円城っぽくないw
というかこれだけ気合入れて宣伝してるんだから初版も少なくとも15000くらいはありそうだけどな
屍者の帝国、Amazonにページできてて発売日まで載ってた。
伊藤の最後の本だからな、売れて欲しい。
8月24日発売か、でも宣伝されててもどうせ買うのは一部のSFファンだけなんだろうな
Kawade_shobo: 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』の正式な発売日に関しましては、もう少しでお知らせ出来ると思いますので今暫くお待ち下さい。
今のところ8月23日〜27日にかけて店頭に並ぶ予定で進行しております。
まだ正式な発売日ではないみたいですが。
伊藤の最後の本が死者復活がテーマとは皮肉だな
屍者の作品を蘇らせた円城はさながらネクロマンサーか
ブランチが取り上げて欲しい
この本の成立自体に結構なドラマ性はあるよね
どっかで取り上げそうではある
円城のTwitterの流れだと本人は出ないみたいだから
誰かがこのドラマ性を語るべきじゃないのか?
マジでいい話だと思う
やってくれるならドキュメンタリーがいいなあ
NHKでやった赤塚不二夫のやつの伊藤×円城Ver.を見てみたい
やって欲しいですね
今日本屋に行って見当たらないから
おかしいなと思ってたんだがやっぱり延期されてたか。
八月八日発売なんて言われてなかったけど
最初は23日っていわれてて伸びだんだっけ?
八王子の本屋は23日より早く入荷できるみたいに書いてた
8月はお盆進行だからな
河出のTwitter情報が多分一番信頼出来そう
果たしてこの田舎に入荷するのだろうか。
バナナ剥きは奇跡的に入ってたので思わず「うおっ」と呟いてしまったが。
あ、予約はしません。
先生は自発的に動ける子になって欲しいと思っています。
大型書店に数冊ずつ入る感じかな
田舎はまずないかも
読みたいような、怖いような。
とにかく仕上がりが全く想像つかない
とりあえず読んでから判断したい
あらすじは伊藤さんが生前にメモで遺していたらしいけど
途中凄いぶっ飛びがあるらしいよな
あらすじは伊藤のままだろうけど、気になるのは文体
予約数いい感じで伸びてるらしいな
10万部いくかな
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/10(金) 08:40:19.82
918 :この名無しがすごい!:2012/08/10(金) 03:00:01.90 ID:5LcxeWdh
「屍者の帝国」は予約段階で4〜5万部以上売れてるらしいよ
919 :この名無しがすごい!:2012/08/10(金) 03:32:39.57 ID:ocyP1uO+
さすがにそれはない
920 :この名無しがすごい!:2012/08/10(金) 04:22:19.61 ID:DUc7auUZ
道化師の超より刷り部数が、現段階で多いらしいから
それくらいはガチ
ソースは円城のTwitter
河出も否定してないから、初版5万か6万部かな
921 :この名無しがすごい!:2012/08/10(金) 06:10:54.19 ID:Gc8ISVPm
ジャンルと単価次第だけど、文庫発新人賞刷りが初版で五万くらいからだっけ
賞にもよるけど
単価の安いライトノベルも五万くらいだったか
922 :この名無しがすごい!:2012/08/10(金) 06:15:43.81 ID:Gc8ISVPm
あ、あのへんで五万は言いすぎか
あれらは一万から二万くらいだから、それ考えてもかなり出てるな
円城作品でこれとなると、初読者にも受け入れられる自信があると見ていいか
予約でこの部数だったら10万いきそうだな
「屍者の帝国」
単行本
出版社: 河出書房新社 (2012/8/24)
ISBN-10: 4309021263
ISBN-13: 978-4309021263
発売日: 2012/8/24
Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 382位
アマゾンの今日の順位。
もっと上がって欲しい。
十万部売れるとして、その内訳は
円城目当て:伊藤目当て:伊藤×円城:その他=2:4:4:0ってところかな?
円城しか読まない人ってそんなにいないだろ
と思ったけど、芥川賞の効果か
>>72 小島が宣伝していたらしいから、小島原理主義者も数に入ってるだろ
あのおっちゃん面倒見いいんだなあ
最近はファンがつかないから今いるやつを大事にしたいんじゃないか
メタルギア売れてねえからな
売れてるだろ
移植がコケてるんよ
固定ファンが多いゲームだからな
昔のずっとやってる層が厚い印象
ゲームが売れてないというか
小島自身がゲーム業界の面白くないお笑い芸人的なポジションに納まりつつあるな
伊藤と小島は仲が良かったらしいから
小島の話を聞いてると距離はあった
>>83 割と意識していたみたいなコメントも残してるけどな
ノベライズもしているわけだし
小島は割と義理堅そうだから、伊藤が最後に残した本の宣伝したのも、故人への思いあってこそだろう
いや、ちょっと縁があっただけでも宣伝するだろ
義理堅いのは事実だけど、それなのにクリエイター気取りという矛盾
伊藤は若くして死んだからな
あんだけ才能あったんだから、もっと知られて欲しい
もう充分知られたと思う私は間違っているのでしょうか
もっと死人に鞭打って業界を儲けさせてくだしあ
伊藤の計劃はまだ始まってもいねえよ
ゾンビー恐いですー
頭を打ち抜け
>>87 あの程度だとまだSF業界人なら知っている程度だと思う
「屍者の帝国」はあらすじを残していたっていうのは、自分じゃ完成出来ないの知ってたのかな
「ハーモニー」のあとがきだかに書いてる、闘病のメールは絶望感がハンパなかったし
伊藤はこれ以外遺稿も無いみたいだし
「屍者の帝国」でほんとに最後になりそうだね
あとは映像化か
ハーモニーはノイタミナでアニメ化されてもおかしくないけどね
円城はあらすじメモと30枚の冒頭をただ載せるだけじゃなくって物語として発展させたかったんだろうな
あらすじメモだけが、伊藤計画記録に載ってただけでは5〜6万人以上には行き渡らなかったと思う
屍者が売れて、伊藤がもっとメジャーになってノイタミナでハーモニー映像化とかなったら
俺はうれし泣きするよ
大学読書人大賞を知ってる人って少ないだろ
大学生が知ってるってことだろ
全国の大学の書籍部で宣伝されてるんだよ
俺、学生だけど知らないよ
それをこのスレでw
死者の帝国、発売日早まったりしないかな
配本に差があるみたいだけど、アマゾンなら早く届くかな
早く読みたいなら本屋で予約が無難でしょうな
>>102 本屋に聞いたら発売日から3日かかるって言われた orz
>>101 konozamaに何を求めているのですか
店員にSF者がいるか否かで配本の数も変わるのだろうか
そりゃそうだろ
SF者がいても地方の小規模店舗と都市部の大手店舗では配本の融通には落差がある
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/12(日) 15:59:16.35
地方在住者なんだけど。アマゾンが一番確実で早いのかな?
普段、本買わないんすか
普段本買わん人も買おうとする『屍者の帝国』
こ、こりゃあベストセラー来るでえっ!
Oh.
俺も図書館ばっかだな
使うなとか言うつもりは無いが多少は買って出版業界に還元しろよ。
買えとか言うつもりは無いがガンガン図書館にリクエストしろよ。
早く『屍者の帝国』読みたいな〜
>>114 下宿の部屋が狭いから本を置くスペースがありません
本当に好きな本以外は図書館で済ませたい
社会に出て広い部屋借りれるようになったら書斎作ってやる
それを学生へのメッセージと受け取るなよあほか
不安と期待が入り混じるな
早く出してー
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/14(火) 16:08:18.11
なんか、惜しい装丁だよね
表紙かっこいいな。
「屍者の帝国」発売まであと10日だよな?
本屋によって発売日が違うって珍しくない?
伊藤帝国
Kawade_shobo: 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』の発売日が8月27日(月)に決定しました。
27だって
著者名でかいな
帯は?
934 :この名無しがすごい!:2012/08/14(火) 17:04:00.18 ID:+Ma5chGj
伊藤計劃賞を作って毎年募集したら良いんじゃないのかな
小松左京賞も無くなったし、いい機会だと思うんですけど
いいね。
常任審査委員に円城塔。
河出ならやれる
問題は金だな
賞金じゃなく運営費
これがロングセラーにならないと
誰か企画しないかな
小松左京賞が無くなったのは、ぜんぜん良い機会じゃなく、厳しい現状だってことだよね
小松左京も寿命には勝てまい
円城も伊藤も小松左京賞落選者だけどな
北野勇作もな
もうあれだ、河出と早川と創元と徳間の合同でやればいいじゃない
デビューするときの装丁は国書刊行会が手がけるような感じのやつを
大森望が何かやらないかな
阿保さんは常に何かやってるだろ
未来
表紙は十字架じゃなくてダガーだってさ
>>142 どうでもいいけど英保な
ダガークロスってやつね・・・
なんでダガーなんだろう
†は注釈を入れるときに使われるな。
クロスとダガーと注釈をかけているのか?
伊藤が生きてりゃなあ
復活させればいいじゃん
ネクロマンサーは誰だ?
「屍者の帝国」
単行本
出版社: 河出書房新社 (2012/8/24)
ISBN-10: 4309021263
ISBN-13: 978-4309021263
発売日: 2012/8/24
Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 431位 (本のベストセラーを見る)
7位 ─ 本 > 文学・評論 > SF・ホラー・ファンタジー
アマゾンだと発売日が24日なんですが、どういうことですか?
大森望 Ohmori Nozomi@nzm
明日8/16午後7時からのBS JAPAN「7PM」に出ます。
テーマは「今、読んでおきたい面白本〜オトナのための最新SF小説」。
伊藤計劃+円城塔『屍者の帝国』を中心に、
ディック『トータル・リコール』、バチガルピ『第六ポンプ』、山田宗樹『百年法』などの話をする予定。
大森望 Ohmori Nozomi@nzm
明日のBSJAPAN「7PM」のSF特集、司会は高樹千佳子さんと山田五郎さんです。特集の尺は50分くらい。
『屍者の帝国』の話だけで終わりそうですが、一応、コーナーを3つに割ったうちの1つ分の予定。
生放送なんで、どうなることか。『屍者の帝国』カバー、TV初登場。
大森望 Ohmori Nozomi@nzm
『屍者の帝国』の前に読んどいたほうがいいかもしれない本は、
メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』を別にして、
1にギブスン×スターリング『ディファレンス・エンジン』ハヤカワ文庫版、2にキム・ニューマン『ドラキュラ紀元』。
3、4がなくて5に高野史緒『カラマーゾフの妹』か。
ひとっつも読んでないのだが大丈夫だろうか
読んで分からなかったら手に取るくらいでいいんじゃないか?
ディファレンスエンジンはハヤカワ文庫版限定なのか?
オレは角川書店版単行本しか持ってないんだが
大森望のいう事だからどこまで信用出来るか分からない
ししゃも帝国・・・
この板にいて読んでないと告白するのは恥ずかしいけど、ディファレンス・エンジン読んでないです
新装版が出た時に二人の解説を読んだだけなんだ
角川版ハードカバーが出たときに一度読んだきりなのですっかり忘れている。
大森望は話し方が下手過ぎ
そもそもホームズとドラキュラがリストに入ってないのがどうかと思うわ
あとはリーグオブレジェンド?も入ってないし
ワトソンという人物の概略くらいはドイル読まなくても誰でも知ってるだろうし
ヴァン・ヘルシングという人物は出てきても「吸血鬼ドラキュラ」との作品的関連なんかないんだろう
むしろどちらかといえばキム・ニューマンの「ドラキュラ紀元」の方じゃないの?
170 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/17(金) 07:14:31.39
「屍者の帝國」冒頭部って、試し書きとして書かれただけのものだったのか…
それが遺稿になってしまったのだから仕方がないのだけれど…
>ワトソンという人物の概略くらいはドイル読まなくても誰でも知ってるだろうし
それを言ったら、ワトソンが実は軍医でアフガニスタンに渡航した経験もある、
なんてことは「ホームズものを読んだことがある」程度の人は知らないだろうし
それは読んでなきゃ知らんだろうとは思ったが、最近映画版もあったしな
>>172 だからそんな設定は知らなくても『屍者』を読むには差し支えないという事なんじゃないのか?
そもそものレスの流れを理解してるのかよお前w
>フランケンシュタインの技術が全世界に拡散した19世紀末、
>英国政府機関の密命を受け、秘密諜報員ワトソンの冒険が、いま始まる。
ワトソンが「軍人」だという設定を知らないと、なんで秘密諜報員なんて肩書きを負わされてるんだ、
と思う人もいるんじゃない?
補足しておけば、「ワトソンという人物の概略」なんて
ホームズものを読破しているような人でなければ、
「名探偵ホームズのパートナー(というかボケ役)」ぐらいの印象でしかないんじゃない?
あらすじを読んで「エイダ」を思い出した
>>177 そういや
>>157で大森が挙げている『カラマーゾフの妹』をパラパラ立ち読みしていたら、
中盤でバベッジのディファレンス・エンジンとエイダが出てきたな
そしてミステリオタの感想をネットで見てみたら、「あのコンピュータの話って意味あるのか」
と文句言われてた
そりゃSF者じゃなきゃわからんわな
帯の「意識とは何か、魂とは何か」だけど、これは円城と伊藤でアプローチの仕方がまるで違いそうでドキドキ
伊藤のプロット段階である程度方向付けがされてるとしても円城の文がそれをなぞれるとは思えないw
大森望が言うには伊藤計劃が書いたようにしか思えない文体らしいけど
伊藤のコピーでなく、あえて円城文体で書いて欲しいって思う俺は少数派なのかな
しかし伊藤も死を覚悟してたようで泣ける
覚悟しといて欲しいって医師に言われてたんだろうな
>伊藤のプロット段階で
これも上で挙がってた編集者自身のツイートによれば
ストーリーの展開についての具体的な記述はほとんどなかったらしいし。
物語については円城塔オリジナルと考えてもいいのかも。
(それでもなお文体としては伊藤計劃スタイルを貫いたのだとしたら、
円城塔の伊藤計劃への作家としての尊重ぶりは頭が下がる)
円城ファンとしてはあの阿呆な屁理屈が読めないのは悲しむべきことだが、いやしかしいや。。。
やっぱ読むまではなんとも言えんな。
948 :この名無しがすごい!:2012/08/16(木) 20:29:16.49 ID:2sEnPF3J
一応公式動画配信されてるけど、チケット買わないと見れないんだよな……。
音だけ聞いてたから俺もちゃんとした形でもう一度見たい。
話題だけ抜粋するとこんな感じだったと思う。
・ハリウッドはSF全盛期、ディックは死後数十年後に大ヒット状態
・今のSFは周辺に拡散してきてる
・円城塔は文学とSFから出てきて両方から読まれてる(ここで道化師の蝶の概要とか作品の傾向)
・伊藤計劃はどんな作家だったのか
・屍者の帝国の初お目見えと作品の概要
・バチガルピの紹介(第六ポンプ)
・神林長平の話題
・視聴者のお便り(星新一の話題)
伊藤ファン向けの話題はそこまで多くなかったけど、
ハーモニーが入院してたときの看護婦さんをモデルにして百合を書きたかったとか、
既出の話題を大森望視点で語ってた。
>>183 一度ぐらいはおふざけなしの円城も読んでみたい気がする
ワトソンが複数人登場するであろうことは簡単に予想できるけど
そこからの展開が円城と伊藤では変わりそうだ
プレステージみたいになりそうかもね
それはそれでwktk
今年一番の話題作になって欲しい
「さらば石原」なんて落ち武者狩りのような真似をするくらいなら
「私には理解できないが他の審査員が強く推すので授賞に賛成した」などとのたまう馬鹿を斬れと言いたい
メッタ斬りの話題はメッタ斬りスレでやろうよ
44 :吾輩は名無しである:2012/08/13(月) 16:48:58.90
だれか石原慎太郎と宮本輝を主人公にしたBLやんないかな?
輝が学級委員候補円城塔に一票入れて二人の仲は破局。
「お、お前だけは……」と息を呑む石原慎太郎。
「俺もほんとはみんなとうまくやりたいんだよ!
高校生活を楽しみたいんだよ!」と輝。
二人の気まずい夏が始まる。
「屍者の帝国」は円城塔の作品としてあえて読みたい
そう読むべきだろ
伊藤計劃の要約小説(コンデンスドノヴェル)の円城による長編化翻案小説。
テレビで「屍者の帝国」はハリウッドが黙って無さそうな内容だって言われてたけど
映像化の可能性はありそう?
伊藤計劃:第弐位相
日記の最後が「生存報告」になっている。ガンマ線ナイフやら謎の嘔吐やら、思わしくない単語が出てくるので心配だったのだが、まさかマジで「生存報告」になってしまうとは。
なぜか口惜しい気持ちでいっぱいになる。てか、追悼トラックバックがたくさんついててなんだか墓標みたいだ。
……かけるべき言葉が見当たらない。
ご冥福をお祈りします?
天国信じてないしなあ。
お疲れ様でした?
そんな軽いノリじゃない。
別れの言葉を言いたくなだけなのかもしれない。でも言わないといけないんだよなあ。
ああ。マジでなんで人って死ぬんだろうなあ。
映像化不可能なのが、円城作品の特徴でもあったが
伊藤との屍者は違うんだろうか
舞城ってラノベ文体で独り言言ってるだけだからなあ。
はっきり言えばいいのに、つまらないってw
そういうこと言う奴はだいたい読んだこと無いんだろうなってやつばっか
舞城のスレでやろう
処女長編の煙か雲か何ちゃら読んで
自意識過剰の恥ずかしいキモ文体に嫌悪感しか感じず脱落
エヴァ世代のキモさ丸出しで耐えられんかった
>>203 お勧めを教えてくれ。
あの文体を我慢して読むはかなり辛い。
我慢してまで読むに価する内容のある奴頼む
舞城スレで聞いたら?
なにかを批判する時に「煙か雲か何ちゃら」などとキチンとタイトルを言わない奴はたいてい馬鹿
短篇五芒星は舞城スレでも「なんでこれなの?」って声が多かった
舞城作品の中で特に出来がいいわけでもないし、芥川賞に注目を向けるためのダシにされたんだろうな
芥川賞スレでやればいいのに
>>206 SF板だしディスコ探偵水曜日を推しとく
あれも初音ミクのイラストで注目されただけでは…
舞城のスレでやろう
>>208 馬鹿にしてわざと言わないんだろう。
いやらしい奴だよな。最初からもう色眼鏡で見ているってこと。
馬鹿にする奴が馬鹿という典型
それは俺だけど
よう馬鹿!元気か!
>>210 トン。読んでみる
それで駄目だったら合わないと諦める
--------------------
■「屍者の帝国」献本応募スタート!
--------------------
伊藤計劃(日本SF大賞作家)×円城塔(芥川賞作家)の最強コンビが贈る超大作「屍者の帝国」を読書メーターから5名様にプレゼント!
応募は無料ですのでぜひご興味ある方はご応募ください!
応募締め切り:2012年8月26日
▼献本「屍者の帝国」に応募する
http://bookmeter.com/mr/95 ※PC、携帯、スマートフォン全てでご利用できます。
発売日に手にしたいからなあ
これって届くのかなり後でしょ
たった5人の当選者に含まれるつもりでいるのか
当たったら神棚に飾る
どうでもいいけど安っぽい宣伝文句だなあ
> 最強コンビが贈る超大作
こういうのって編集者が考えているの?
編集か書店員とかじゃないの?
どっちにせよ早く読みたい
賞をとった高校生の小説が厨二すぎるwwww
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:04:28.98 ID:cnYOR8Bn0 『アンドロイドについてぼくの妹について』
http://www.kindai.ac.jp/bungei/bungeitaisyo/2011/yushu/s_yushu.html 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:07:16.02 ID:crBzvg4b0 円城塔に影響されてる
9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:08:25.80 ID:TqXr7dEiP 円城と言うより伊藤計劃だな
10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:09:18.18 ID:KD4pKkSk0 ルビふんなよ気持ち悪い
11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:09:21.90 ID:scUxHxFA0 シーン アンシーンで我慢ならなかった
12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 23:09:52.41 ID:TqXr7dEiP やっぱ円城もあるなこれ
すまない、ポモ以外は帰ってくれないか
円城というよりはライトノベルに近い気がする。
なんか知識に溺れて円城ほど上手く小説の体に仕立て上げられてない感じがある
劣化西尾維新?
思想地図とか読んで悦に浸ってそうだな
>223
高2病だなw
言われてみると文章の雰囲気がBoy's Surfaceの解説文に似ているような気がしなくもない
似てないよ
こっちは同じ単語をただ繰り返してるだけだし
英語で言う必要のないことまで英単語だしw
あー西尾の言葉遊びには似てる
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/20(月) 21:42:17.78
( •̀ .̫ •́ )✧
でもこいつあと10年経って落ち着いたらなんか面白いものかけるかもしれない、ような気はする。
高校生だし生ぬるい目で見てやったらいいんじゃないかな。
>>234 山田悠介と同じで、ずっとこういう人はこのまんまな気がする
学者の名や学術語を数珠繋ぎにして独り言言ってるだけって感じで
なかなか素敵だな。俺は嫌いじゃないよw
誰もが通る道とまでは言わないが、こんな具合に痛々しい学生は結構見かけるけどなあ
いずれ自分よりも賢い人間に出会って身の程を知れば自然と収まるものだろう
馬鹿な同胞に出会って悪い方向に助長される場合もないではないが
俺も高校から大学にかけて五ミリ方眼用紙にこんなの書いてたよw
未だに押入れの隅の袋に入ってるわ
>>236,237
俺もそう思うから成長するかもしれんって書いたんだよ。
山田悠介とかとはベクトルが違う気がするなあ。
俺はこんなん書いてないけどな!それはずかしすぎるわ!
10年後見直したら顔から火が出るだろうね
黒歴史ノートみたいで読めない
恥ずかしい
なまじ賞を取ったばっかりに一生消えない烙印に・・・w
純文学系の小説の御法度
純文学系の小説を書こうと思っています。
原稿用紙換算で200枚前後の物語を考えているのですが、
自分が今考えている事が許されるのか教えてください。
・舞台が架空の国(モデルは特定の国)
・舞台が架空の都市(実在する都市と都市を混ぜ合わせる)
・架空の有名人が存在する世界(音楽家等)
・架空の常識、ルールが存在する
純文学というと現実的な私小説というイメージがあります。
上のような設定では確かに大衆小説のようにもなってしまう気もします。(内容も凄くファンタジー色が強いです)
しかし、円城塔さんのような例もあるので、これが許されるのか知りたいです。
ご回答よろしくお願いします。
>>244 知恵袋?
書くのもいいけど、もっと色んな作品を読んだほうがいんじゃないか
もう屍者の帝国ゲッターがいるみたいだけどマジ?
フライングし過ぎじゃない?
書店員じゃないの?
本屋なら早めに手に入る人もいるし
書店員じゃないの?
本屋なら早めに手に入る人もいるし
そろそろだな…楽しみすぎる
とりあえず服脱いだ
円城が攻めで伊藤が受け!
ハーモニーが百合だったからな
>純文学系の小説の御法度
>純文学系の小説を書こうと思っています。
これは高度な皮肉ですねえ
>>244 ネチネチした文体で独り言っぽく愚痴っぽく書けば大丈夫。
3週間前に予約してるのに当日入荷しねーとかどういう了見だよ
>>244 倉橋由美子の「アマノン国往還記」を読め
うちの近所の書店は入荷が27日とか言ってやがる!ふざけんな!
【SF】「屍者の帝国」伊藤計劃の遺作を円城塔が完成。8/24発売【虐殺器官】
1 : 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です: 2012/08/22(水) 06:27:26.37 ID:H0CmTk5J0 BE:1194959827-2BP(1000) [1/2回発言]
2009年に34歳という若さで亡くなられた、伊藤 計劃。2007年にデビューし、作家としての活動期間はわずか2年あまり、という
氏ですが、長編[虐殺器官]で多くの読者を熱狂させました。
「もっと彼の作品が読みたい!」といくら願っても、残された長編作品は虐殺器官を含め3編のみ。
あまりに大きな才能のあまりに早すぎる死に、多くの読者が悲しみました。彼の死は、ある解説の言葉を一部借りると、
彼がこれから、その生涯で描くはずだった、私達が目にすることが出来るはずだった作品が、永遠に失われてしまった瞬間だったのです。
肺癌に命を奪われるまで、闘病生活の中で書かれた、第四長編の冒頭となる約30頁の原稿が、絶筆となりました。
失われてしまったはずの第四長編を、3年余の時間をかけて書き継いだのは、円城 塔。本年度の芥川賞受賞を「道化師の蝶」で受賞し、
長編ではこの「屍者の帝国」が次作となります。 両氏は共にデビュー作が全く同じ経緯で刊行され、
ディファレンス・エンジン「解説」で共作も行ったことのある、盟友と言える小説家です。
いくら待っても出ない、出るはずがない作品に、悔しい思いをしたことのある人は多いと思います。
イントロに食指の動いた方も、「ああ、あれ出るんだ!」ってなった方も、機会があれば是非手にとっていただきたいです。
http://gaagle.jp/gagazine/print.php?kiji_id=4750
めちゃくちゃ読み辛いけどそれを乗り越えれば面白い炎上党と
一気に読めてその時は面白いけどよく考えると内容は意外と普通な伊藤計画
作風違いすぎるけど大丈夫なの?
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/22(水) 17:56:25.60
宮部みゆきもTweetしてんな
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/22(水) 18:06:20.60
大極宮@taikyokuguu
本日、河出書房新社さんから『屍者の帝国』をいただきました。
伊藤計劃さんの未完の絶筆を、円城塔さんが完成させた作品です。
ずっと刊行を待ってました。
嬉しくて、手をわなわなさせながら読んでます。(宮部)
宮部はずっと伊藤を応援していたもんな
しかし評価分かれそうな作品やな
コピペだが、プロットのメモ書き?
屍者の帝国解題/初稿
以前リクエストされてたんで、メモ書きを当たり障りのない範囲で公開ですよ。確信を持って言えないものは?付きです。
※事情により意図的に省いたand/or突っ込んでないネタ(主にMと医学史部分)もあります。ごめんなさい。
→2011年9月追記しました。
「骸泥棒(ボディ・スナッチャー)」
名前の元ネタはジャック・フィニイ(1911-1995)『盗まれた街』(1955)を原作とした同題の映画『ボディ・スナッチャー/恐怖の町』(1956・オリジナル版)と、小島秀夫監督のゲーム『スナッチャー』。
英国では19世紀初頭から死刑が減る一方、医学校での解剖実習が増加した為、死体の需要は逼迫。特に電気冷蔵庫が実用化される1910年代まで、死体の「鮮度」には苦慮していた。
?「ケンブリッジで起きたスキャンダル/ケンブリッジの某教授」
エディンバラ王立外科大学の誤記(あるいはセワード教授の記憶違い)であれば、「生産」された死体の故売買事件、バークとヘア連続殺人事件/ロバート・ノックス(1791-1862)を指すと推測される。
「人間は死亡すると〜二十一グラムほど減少する。」
1900年代にアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガル(1866-1920)が行った実験。人間や犬の生前と死後の体重を比べることで魂の重さを量ろうとした。現在では実験上の不備による誤差とされる。
『魂の重さは何グラム?』に詳しい。
「骨相学的な脳機能〜」
ドイツ大脳生理学の祖、フランツ・ガル(1758-1828)の唱えた説。脳を27に分類するとともに、それが頭蓋骨の形状となって現れるため、計測によって精神的気質が判断できるとする。理論が平易な為もあり19世紀当時は広範な人気を誇った。
コナン・ドイル(1859-1930)『シャーロック・ホームズの冒険』にも骨相学についての言及がある。大脳生理学の発達とともに衰退。
「ルクランシェ電池」
1866年、フランスの電気技師ジョルジュ・ルクランシェ(1839-1882)が発明。亜鉛と二酸化マンガン、塩化アンモニウムの化学反応を応用した電池で、現在のマンガン電池の礎。それまでの電池と比べ安価かつ長寿命であり、以後の電力安定供給に貢献した。
「ジャック・セワード教授」
アイルランド地方(当時)の小説家、ブラム・ストーカー(1847-1912)の代表作『吸血鬼ドラキュラ』(1897)中の登場人物。精神病院長。ヴァン・ヘルシングの弟子。
「エイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授」
同じく『吸血鬼ドラキュラ』に登場。アムステルダム大学名誉教授。作中にもある通り精神医学を専門とする。
「(フランツ・アントン)メスメル(1734-1815)」
ドイツ人医師。占星術と天文学とを統合した動物磁気を提唱。適切に磁気を用いることで人間の治癒が可能であるとした。
動物磁気にはバルザック、ボードレール、ユーゴーといった面々が傾倒したほか、著者がファンを公言していた黒沢清『CURE』にも意匠として登場する。
幼少時のモーツァルトのパトロンとしても有名で、喜劇『コジ・ファン・トゥッテ』(1790)中に言及がある。
また、英語の「催眠術(mesmerize)」はメスメルを語源とする。
「(ヴィクター)フランケンシュタイン氏」
イギリスの小説家メアリー・シェリー(1797-1951)の代表作、『フランケンシュタイン』(1818)一方の主役。怪物の生みの親たる学生。
「(ルイージ)ガルバーニ(1737-1798)」
イタリアの解剖医。ボローニャ大学教授。解剖中のカエルの筋肉運動から、生体が伝記を発するとする動物電気の着想を得る。以後、研究に没頭。検電器、およびアレッサンドロ・ボルタ(1745-1827)による電池発明のきっかけとなった。
メアリー・シェリーの小説に影響を与えたする説がある。
「1784年」
この年ルイ16世により、メスメルの動物磁気を検証する命が下った。
メンバーはアントワーヌ・ラボアジェ、ベンジャミン・フランクリンら。出た結論は作中通り。
「ユニヴァーサル貿易」
イアン・フレミング版『007』の「情報部」がカモフラージュに使用した商社名。
市川春子が漫画化してくれないかな
もしメディアミックスされるとしたら市川春子氏でコミカライズ、映像化の時には平沢進氏が音楽を担当してくれたら俺得すぎる
おっしゃ「死者の帝国」ゲット
『屍者の帝国』 投稿者:津原泰水 投稿日:2012年 8月23日(木)04時31分31秒 通報
ウェブ情報によれば、本日か明日辺りから書店入荷が始まるとか。
まずですね、この本は完成に至るまでの「物語」を抜きにしても、絶対に売れます。売れまくります。
特に円城さんの作品としては、破格に売れるんじゃないかな。すでに人気作家であられることを踏まえて申しております。
伊藤さんの作品としては、既刊本の売行きにぶいぶいフィードバックするはずなので、長きに亘って三つ巴のデッドヒートが続くこととなります。
買う価値はあるか? あります。
おふたりともきわめて技術が高いうえに、本作は良い意味で「軽い」。さまざまな苦しみ、哀しみを、書く歓びによって吹き飛ばさんとなさっていることが、同業の僕には感じられるのですが、読者への押し付けがましさはまったくありません。山田風太郎の明治もののよう。
大森望さんはなんと呟いておられるか確認しましたら、そうですか、参照すべき作品の列挙ですか。主要な登場人物やガジェットを並べるだけで、いわゆるネタバレになってしまうため、書評家泣かせですね。
その意味では教養小説とも申せます。「ヒーロー勢揃い」夏休み映画の、おとな版とも申せます。
おふたりの筆致の違いは、はっきりと判ります。円城さんは計算尽くでパスティシュになさらなかったようです。
「いまどきそれを真剣に!?」という熱さが伊藤さんの大きな魅力だと思うのですが、円城さんもまた、徹底して円城さんです。
円城文体なの?伊藤文体なの?
正直そこまで売れるとは思えんがなぁ
ジェノサイドが何十万部も売れてるんなら可能性はありそうだけど
そんなに売れはしないだろうが、それでいい
なんか初版は予約でいっぱいで今月末に重版らしいよ
文体はまるで正反対なのに、どうすんだろ。いきなり難解になるのか、
それともがんばって伊藤風味に書いてくれるのか。
書店になかった
入るのは週末らしい
あとがきに代えて、不覚にも涙ぐんでしまった。
円城も普通の文章書けるんじゃん
ガンダムオリジンに円城が書くらしいよ
284 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/23(木) 17:44:16.30
都内でもう売ってるとこある?
明日だろ
>>284 twitter見ると、もう都内大手書店では並んでいるようだ
大森望 Ohmori Nozomi@nzm
長編版『屍者の帝国』の円城パート(全体の95%)は、
プロローグと同じくワトソンの一人称ですが、記録・記述するのはウォルシンガム機関が貸与した実験体の屍者、
Noble_Savage_007ことフライデー。
伊藤計劃の物語を円城塔が語る、という構図に対応しています。
都内が羨ましい
なんで早川じゃなくって河出なの?
伊藤版も元々河出から出る予定だったからだろ
>>289 伊藤計劃が生きていた時に、依頼していたのが河出だったからだろ
プロットを受け取っていたのも打ち合わせしていたのも河出だったし
伊藤も別に早川との専属契約なんて生前結んでないだろ
角川や徳間とも仕事しているし
何度もいうけど、なんで河出なんだろう? 早川からあんだけ著作がでていて、早川ならば二つ返事で通ったと思うんだが 多分、早川が躊躇したのを河出が伊藤氏が最初から死んだらどうこうってのを考えて・・・動いた?生前から?そこまでるか?やるか
やっぱ早川から出てないのってなんかあるよ 多分
河出の依頼を早川が取った方が変だろ
何言ってんだ、お前
周辺の書店だと「予約しないと入れない」って店まであったんだよな。
SFとして出すと、芥川作家でも読者層の違いからそこまで注目しないのか。
今日並ぶって噂だったけど、書店に無いから初版1万部くらいかな。
きっと売れずにすぐに忘れられそう。
そういえば『屍者の帝国』が山積みだった三省堂神田本店にはワゴンで「くまもん」のぬいぐるみもうられていた。1980円の大きいのが欲しかったけど暑いので諦めた。
Twitterで感想検索したら腐女子の妄想ツイートが引っかかってキモイ
PHP研究所@PHPInstitute_PR
他社さんとはいえ、河出書房さんの連続tweetみちゃった者としては、
買って帰らないわけにはいきませんよね……伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』 そろそろ会社出ないといかんにゃ。
やるじゃんPHPw
伊藤はこの本を死期を意識して書いたんだろうな
きっと自分じゃ完成出来ないことも知っていて
まぁ、もしかしたら最後まで書けないかもしれません的なことは河出の担当にも言ってたかもしれんが
誰かが書き継いでくれるなんてことは思わなかっただろうな
円城も伊藤の作品だから書き継いだんだろうな
デビューの切っ掛けも円城だったし
作品にずっと惚れ込んでいたっぽいし
青い脂を購入
これから読みます
アマゾンで発送が始まったぞ
読み終わった。これ以上伊藤計劃氏に近づけようと思ったらそれこそ伊藤氏を復活させるしかない、と思ったから、成功といっていいだろう。
細かいギャグまでそれらしい。ストパンまで入ってやがるw
2章まで読んでいる感じだとSFというよりは幻想小説という趣だけど、
伊藤計劃の構成力と円城塔の冴えた筆致のハーモニーに幻惑される。伊藤計劃の作品に通暁するテーマも根底には流れており、
それを円城塔流の技巧によって同工異曲ならぬ異工同曲で奏でられるのを見てると不思議な感覚に陥る。
「通暁」と「通底」を勘違いしてると思うぞ
円城もやれば出来る奴だったんだな
伊藤文体ではないけど、普通の小説も書けるんじゃん
円城はやっぱ天才だな
しかも本人が天然でそのことに気が付いてないっぽい
膨大な知識におぼれそうだ
実態は半キチ
円城は最高の伊藤ファンだから
確かに伊藤計劃の作品に通暁もしてるだろうなw
カス大森はどのつら下げてネタバレしまくってんの?
大森はネタバレやめて
純粋なSFファンは大森の発言を追っかけちゃいけない
常識でしょうが
伊藤計劃は大好きだけど円城はそれほどでもない自分は先ずは様子見だな・・・
印税は半額遺族に行くらしいね
全額らしいよ
円城貧乏してるだろうに無理するなよ
今年は芥川の賞金とかあるから、楽じゃないのか?
普段は北野より売れてないから印税も100万くらいだろうけど
道化師の蝶は田中のおかげで空気だったし
生活苦なんだろ
>大川隆法が伊藤計劃降ろして、円城塔がそれを口述筆記して出版されますよ。幸福の科学出版から。
ワロタ
栗本薫の遺稿は騒がれなかったのにこの差は何?
グイン・サーガ・ワールド1って売れたの?
装丁はカバー外した方がカッコいい
伊藤=攻め、円城=受けの表紙デザインは担当の趣味らしいけど
担当は腐女子だったんだね
早川の編集者が伊藤計画賞をにおわせている
今日が発売日のはずなのに置いてなかったぞ
本当に刷り部数多いのかよ
仕方ないからアマゾンで買った
都内の一部の書店以外は全然入って来てないっぽいな
マジで刷りは1万あるか無いかだろ
円城塔の普段の初版ってそんなに少ないの?
地方だけど大型書店で平積みされてたぞ、
そんなに売ってないの?
刷り部数は多いと思うよ
大型書店には結構はいってたりする
大学生協に10冊入荷とかしてるし
梅田の紀伊国屋では、新刊コーナーの1番目立つ所に数十冊平積みだった。
道化師の蝶より明らかに部数刷られてると思うわ。
芥川賞の時より圧倒的に注目されてるというのも、アレな感じではあるけど。
芥川は取ったの?って感じだったから
マスコミも田中しか報道しなかったし
プロローグはまるごと伊藤計劃のアレをそのまま使ってた
フライデーっていう名前の元ネタってなんだろう?宝島?
オチの落としどころについては『ハーモニー』より好きかもしれん
傑作だった。ラストは泣くなあ
山澤静吾とかバロウズ父になるとさすがに検索しないとしらないが
サムズおばあちゃんが見つからん
本当に読めてよかった
次のSF大賞はこの作品だな
でもあのラストってメル欄って事だろ?すげーむなしくね?
>>339 そういわれると冒頭の「最後の挨拶」の引用もそれっぽかったな
だがまあvsホームズのバトルも楽しそうだからいいや
早川からじゃないのね
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/25(土) 21:56:46.59
伊藤計劃に非童貞臭さを足したものが円城塔……
343 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/25(土) 22:20:53.03
伊藤計劃の書いたプロローグ部分だけ読んで、なんとなくジャイアントロボみたいな作品になるんだろうなと思ってたから、そこだけが残念かなあ
というかキム・ニューマンだな
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/25(土) 22:41:46.81
ねーよw
伊藤計劃と円城塔が精神世界でホモセックスして愛しあうBL描いてるインテリ腐処女いないの
キャプテン・ハーロックとユースケ・サンタマリアが
ハードゲイセックスに耽る夢なら先週見たよ
>>344 「紀元」「戦記」がブックオフで100円だったので「崩御」も読んでみるかと思ったら
マーケットプレイスで5000円オーバーの出品しかなくて笑った
いつか「崩御」もブクオフ100円で出会えるときが来る(かもね)
351 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/26(日) 09:53:52.52
【SF】ラノベの時代は終わった。お前らSF作家をめざせ。東浩紀や小島秀夫が審査してくれるぞ
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/08/26(日) 05:31:01.72 ID:V6y9yTtF0 ?2BP(1000)
第1回 ハヤカワSFコンテスト募集開始のお知らせ
早川書房はつねにSFのジャンルをリードし、21世紀に入っても、伊藤計劃、円城塔、冲方丁、
小川一水など新世代の作家を陸続と紹介し、高い評価を得てきました。いまやその活動は日本国内にとどまらず、
日本SFの世界への紹介、さまざまなメディアミックス展開を「ハヤカワSF Project」として推し進めています。
そのプロジェクトの一環として、世界に通用する新たな才能の発掘と、
その作品の全世界への発信を目的とした新人賞が「ハヤカワSFコンテスト」です。
中篇から長篇までを対象とし、長さに関わらずもっとも優れた作品に大賞を与え、受賞作品は、
日本国内では小社より単行本及び電子書籍で刊行するとともに、英語、中国語に翻訳し、世界へ向けた電子配信をします。
さらに、趣旨に賛同する企業の協力を得て、映画、ゲーム、アニメーションなど多角的なメディアミックス展開を目指します。
たくさんのご応募をお待ちしております。
選考委員(五十音順・敬称略)
東 浩紀(批評家)
神林長平(作家)
小島秀夫(ゲームクリエーター)
塩澤快浩(小社編集部長)
募集要項
●対象 広義のSF。自作未発表の小説(日本語で書かれたもの)
●応募資格 不問
●枚数 400字詰原稿用紙100〜800枚程度(5枚以内の梗概を添付)
http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000566
>次々作までの掲載権は早川書房に帰し
で爆笑しました
さすがハヤカワさんですわ。創元さんと契約してます
応募資格不問だろ?
早川とか、絶対プロ参戦しまくってくるだろ・・・。
豚ってSFなんか書けたっけ?
菅野オマージュのファンタジーと結局中断したフくらいしか無いじゃん
なんとか魚は知らんわ
小説書いたらとりあえずここに応募すればいいのか
SFの新人賞って他にあったっけ?
日本ファンタジーノベルはSF色強いのは駄目なんじゃね
こんな審査員に評価されたくないだろ
アニメ見る限りだと原作も駄文空文の落書きなんだろうなとしか推察されないんだけど実際どうなんだろうフラクタル
でもどうしてこの面子にしたのか謎過ぎる
なんか文章の八割説教書かないといけない雰囲気の人がいるんだが…
あんなのに評価されんの?
東浩紀はクォンタム・ファミリーズで円城も取れなかった三島賞取ってるし、キャラクターズもなかなか好評だったから作家としても成功者だろ
>>356 小松左京賞は小松左京が死んだから終了した
芥川賞と直木賞の立場は?
芥川や直木35が選考委員やってたわけじゃないだろ
キャラクターズは小説スタイルのエッセイという感じだったけどなかなか面白かったな。
死にそうだったから終わったんだろ
SFマガジン買って来た。
ハヤカワSFコンテスト
締め切りは13年3月31日
枚数は100〜800枚だって。しかも英語と中国語で世界展開だって。
創元とファンノベの応募者は激減しそう。
でも、下読み担当者は同じ顔ぶれだったりしてね。
誰かスレたてるかな?
屍者本編呼んであとがきにかえてにも読んだけど良かった
ちょっと泣きそうになった
ただこれあんまSFじゃないよね
SF大賞云々の話はあるけど無理にネームバリューや話題性でSF大賞取らせるのもどうかなと思ったり思わなかったり
日本SF大賞は、広義のSFないしファンタジー的な作品もこれまで授賞対象にしてきてたから
あんまり厳密な定義論争を蒸し返す必要もないんじゃないかと
いい本だった
むしろ谷崎賞とかそっち系のほうが狙えたりして
大都会県在住だが本日届いて読んだ
この人にもわけがわからなくない、普通の小説書けるんだなw
まあ書けたところで円城塔に求めてるのは普通の小説じゃないんだけどな。
>>352 > >次々作までの掲載権は早川書房に帰し
え? つまりもし受賞したとして、
その次の作品、さらにその次の作品までは
早川から出版しなきゃいけないの?
たとえ、他の出版社から依頼があったとしても?
マジ?
マジ?じゃなくてそこまで気になるならここで訊くんじゃなくて
早川に問い合わせてみたらいいだろ
どうせお前なんかにはまったく用のない話のくせにw
> ●諸権利 受賞作および次々作までの出版権、ならびに雑誌掲載権は早川書房に帰属し
なんだよこれw
受賞したら当分ハヤカワの奴隷じゃねえかよwww
これだったら取らないほうがマシw
今日の早川さんの奴隷なら悪くないかも
>>379 どうせ君には受賞できないから関係ないよ
>>381 受賞した人には関係があってしまうのですねw
>> >次々作までの掲載権は早川書房に帰し
とりようによっちゃ、受賞後二冊は保証してくれるって事じゃない?
「権」であって「義務」でも「保証」でもないから。
二作目の単行本を出そうとしても
「あまり面白くない」ということで許してくれない
↓
いつまでも次作(次々作)が刊行されない
↓
要綱に基づいて、他社から作品を出すこともできない
↓
死亡
おそろしやw
飼い殺しやんw
おもしろい作品を書けばいいのさ
屍者の帝国読了
面白いのは面白いんだがコレジャナイ感も残るな。
もっと円城節を前面に出しても良かったのではないか
まあそうしていたら伊藤ファンから叩かれてただろうけどw
それは次に期待すればいいでしょ。
円城はできるだけ「伊藤ならこうしたんじゃ・・・」
って観点から構想に忠実に書きたかったんだと思う
では次に神林による屍者の帝国を・・・
個人的には冲方丁の屍者の帝国を見たい。
それは別として続編の可能性はあるんだろうか。作中少し言及されてたが、日本が舞台の作品を読んでみたい。
サツマ・リベリオンで一作品書けると思うわ。
とりあえず「下着じゃないから恥ずかしくない」には笑っておけばいいのか?
笑えばいいと思うよ
牧野修による屍者の帝国
北野勇作による屍者の帝国
長谷敏司による屍者の帝国
田中啓文による屍者の帝国
飛浩隆による屍者の帝国は読んでみたい
北杜夫による屍者の帝国
レイ・ブラッドベリによる屍者の帝国
石原慎太郎による屍者の帝国
田中哲弥による屍者の帝国
友成純一による屍者の帝国
田中哲弥がダントツでおもしろいだろうなw
>>393 ファーストストライクかじってそうなオッサンが言ってもな・・・
牧野修はグロ描写と言語ネタが炸裂しそう
意外に合ってるかも
>>397 つっこまないぞ・・・・
はやくそうなればいいのに
やっと買えた
予約分以外いっさい置いてなかった悲しい
文庫版には巻末付録に実在・架空合わせての人名辞典がつきそうだな
ウィリアム・バロウズの親父のこととか、リットン調査団のリットンがブルワー・リットンの孫だとか
この本読みながらググらなきゃ知らなかったわ
>リットン調査団のリットンがブルワー・リットンの孫
これすげートリビアだな
ゴシック小説と国際政治
イメージが真逆すぎる
ハダリーは未来のイヴか
大ナポレオンはディファレンスエンジンだっけ?
そうそう>大ナポレオン
アンクル・サムが出てきたあたりで「ひょっとしてユグドラシルも来るか?」と
わくわくしたのもいい思い出
三日かかって読了
エピローグのラストで凄くグッときた
詰め込みすぎのような気も・・・
カラマーゾフ編だけで一冊かけても良かったかも
「カラマーゾフの兄です」「弟です」
「妹です」
「カラマーゾフ母でございます」
「カラマーゾフの生まれる前のお母さんです」
「ダンサーの父です」
みたいな感じで
飛浩隆がなんか言ってるな。
正式な発売日は昨日だったよね
414 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/28(火) 10:11:52.37
河出がツイートで増刷がどうこうの言ってるから
首都圏に固まってて地方には出回ってないのかな?
鳥取の本屋には全然無いよ
アマゾンでも30位代をずっとキープだし
宮部とか東野とかを省いたら文芸単行本ではいま一番売れてる本かもね
みんなも屍者の帝国読もうぜ!ワトソン君の活躍を見ようぜ!
419 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/28(火) 12:12:20.62
SF作家の書いた本としては中々の快挙じゃないだろうか
伊藤が生きていれば直木賞取ってたんだろうな
そしてSFで直木と芥川賞W制覇で盛り上がっていたに違いない
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/28(火) 12:20:09.06
屍者の帝国続編出ないかな
あの続きも円城なら書けるだろ
いい本だった
ジェノサイドよりもずっと素晴らしいSFだった
山風賞候補になってくれ
ありがとう円城塔
ジュンクで平台置きが2日で半分になってた
売れ行きハンパねえw
内容もちょっとぶっ飛び具合が風太郎だったし
山田風太郎候補に選ばれていてもおかしくない作品ではあるな
バナービーって実在の人物だったんだ
最高のエンタメ作品だった
この夏にこれに逢えたことに感謝
『屍者の帝国』は伝奇SFを装った円城塔作品であるといえるし、それはまた伊藤計劃の作品であるとも言えるだろう。
三省堂売り上げランキングにも「屍者の帝国」が入ってた
皆川博子『開かせていただき光栄です』ともリンクしているように感じた
両方読むとモアベターかも
4件はしごして探したけど無かった
都内だけどなかった
436 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/28(火) 16:28:38.87
そんなにないもんか
うちの近くの本屋には結構積んであるけど
SF読みがいるかいないかで仕入れ量が大きく違うのかな
きっとそうなんだろ
文学・評論本の売上トップ10@bungaku_10
#1: 屍者の帝国: 屍者の帝国 伊藤 計劃 (著), 円城 塔 (著)
いろんなところでランキングの順位いいのに、全く置かれてないところは無い理由が知りたい
円城は初版一万も絶対いかないって。5千でどうかなという感じ。次は三千ラインに戻る。
「道化師の蝶」の初版が3万だか4万でそれより売れてんだから
1万部ってことはないでしょ
>>438 マニアは全員買うが、一般人は全く買わないタイプの商品
ジュンクで1位らしいけど
「ハーモニー」は何十万部も売れたらしいけど
円城は伊藤計劃を愛してたんだね
屍者の帝国はどう考えてもラブレター
で、誰か 「ししゃもの帝国」を書いてくれんのか
ししゃもを労働力として使役する社会
ししゃもを労働力として使役する社会
>>439 今回は最初から増刷決まってるみたいだよ
どすこい続編やるのか。
あれはひどかったからなw
453 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/28(火) 22:47:58.51
京極がやるならデブの帝国じゃないのかなあ
脂者の帝国
久米田っぽいなw
光の帝国
羽月莉音の帝国
表徴の帝国
オトメの帝国
蝿の帝国
チョコレートの帝国
幼少の帝国
フェミニズムの帝国
「〜の帝国」というタイトルでどんな本があるかAmazonで検索してみた。
いろいろあるな。
デブのかいた汗とか脂とかがエネルギー元となる世界
ぜってー腐そうw
脂者の帝国ってタイトルで京極夏彦が書いたらぜってー凄いって
伊藤計劃ネタで競作集でないかね
読み終えて
涙が止まらない
伊藤計劃ならオチで人類みなに上書きして世界屍者化か、父祖復活させて屍者の王国をマジに築くか、
拡大派と保守派が全面戦争をおっぱじめるか、ぐらいはするんだろうなぁとも思ったけど、面白かったからいいや
>>461 お前が更に継承して書いてもいいんだぞ
ネットで俺の屍者の帝国みたいなのを書いてくれる人いないかな
バトロワもファンが書いたスピンオフ作品が沢山あったし
伊藤の書いたシナリオを広げるには読者が俺ならこうしたって書くのが面白いと思う
俺だったら結末を変えずにあの後を改変物として書くな
ホームズVSワトソン
屍者の帝国がアマゾンで29位
バーナビーいいキャラだよな
ポスターも無いし、広告もウェブサイト展開くらいしかしていない
いい本なんだし伊藤の手向けにもなるんだから
河出はもっと宣伝してよ
弱小出版社に無茶言うな
TL上では話題なんだけどね
三省堂書店で「屍者の帝国」買ったら、「刊行を前に」なる円城塔のコメント (をプリントアウトしたもの) がついてきた
おもしろかったけど、もうこんな感じの作品に出会えないかもしれないと思うとさみしくってしかたがない
伊藤を屍者として復活させて小説を書かせるマシンにしてくれないか、円城塔よ
次は「ししゃも帝国」と「脂者の帝国」の刊行を待ちわびます
,、
l;;ヽ
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ヾ,ー-'゙ ::::::::r=、.、
'、 ::::::ゝ.,_ノ;;ゝ、
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472 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/29(水) 13:23:06.27
やっぱり本屋で見かけなかった
そして
誰も読まなくなる
とりあえず店頭に並ぶのを待ってすぐさまゲットしたが読む気が起きない。
全く楽しみじゃないとかそういうのじゃなくて、楽しみではあるんだけどなんかキッカケがないとな。
いつもこのパターンでしばらく積んで文庫化されて叫ぶハメになる。
とりあえずしおり糸がある
チラ裏で悪いが…
最初、読み始めたら「伊藤計劃に憑依された円上塔が書いた作品」って思っていたけど
あちこちに伊藤計劃が使いそうなプロットやらオマージュやらパロディやら出てくると思えば、円上塔節が炸裂するわ、それでいて読みやすいわ
まさに「合作」そのままだ。それも伊藤計劃が生きて一緒に書いているような感覚さえ持てる「合作」
気に入った。個人的に傑作。人にも勧めたい(嫌がられるのを承知でね)
そしていろいろな思いを馳せてこの本が世に出たことに泣いた
本屋で見かけないのは、かなり売れているからじゃない?
今後、どういう評価がでてくる妙な楽しみもある
>>475 初めてガチャの無駄口が役に立ったぞw
しおり糸の存在に今更気がついた
念願の屍者の帝国ゲット
河出のTweetによると増刷中で売り切れの書店があるみたいね
河出で文庫になるのは早くても来年なんだろうな
ジェノサイドを超える傑作だったから何かの候補にはなって欲しい
ツイッターで検索すると伊藤と円城のBL書いてる腐女子がいてマジ萎えるし
というか、序章しかちゃんとした形で残ってなかったのによく引き継げたな
円城が受けってないわw
姫は伊藤でしょ
感想言いたいけどまだ手に入れてない人が多いし
伊藤スレはネタバレ禁止なんだよね
BLネタも出来れば禁止にしてくれ
「虐殺器官」の英訳ちらっと覗いたけど、ケビン・ベーコンゲームのところ、
「初体験リッジモンド・ハイ」が「フットルース」に替えられてた。
伊藤計劃はショーン・ペンと間違ったのかなあ?
近所の本屋発売日に行ったら一冊しかなかったのに
今日行ったら平積み×2になっててワラタ
虐殺器官は満州のことを書いてない!とかAMAZONのレビューに書かれそうだな
屍者の帝国の英訳はスチームパンクとして売り出されそう
488 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/31(金) 00:42:06.54
久正人のグレイトフルデッドとジャバウォッキーは屍者の帝国と似てるよね
グレイトフルデッドはキョンシーが出てくるし、ジャバウォッキーは伊藤計劃がブログで紹介してたし、副読本としてもなかなか面白い
伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』はぜってー読んだほうがいいぜ。
つーか読まずに済ます理由の方が無い。
このスレの誰に向かって言っているんだろう?
…俺かな?本買った時点でしおり糸があると、それだけで満足して読まない時があるからな。
ジュンク堂書店/インターネット部門@junkudo_net
文芸ページにて、伊藤計劃の未完の長編を円城塔が引き継いだ『屍者の帝国』。高野史緒による『カラマーゾフの兄弟』の真犯人は別にいるとした続編『カラマーゾフの妹』を紹介。
http://ow.ly/dmBpl
しおり紐は気が付かたなかったから、教えてくれて助かった
じっくり読みたい本なんで
以下、ざっとしたあらすじをネタバレありで。
まだ、医大生の若かりしワトソンが、スパイとしてスカウトされるところから始まる。
第一部の部隊はアフガニスタン。
ワトソンは、フライデーという記述用の屍者を連れてアフガニスタンへと入る。以下、この本の記述は全てフライデーによる記録という体裁である。
早速、リットン副王からボンベイ城の地下に拘束される女性のクリーチャ(屍者)を見せられる。それは新型の屍者。
バーナビー大尉が噂を聞いたというアフガン奥地でロシア人が作っているという「屍者の王国」、その正体を突き止めるのがワトソンに課せられた任務である。
「屍者の王国」を作っていると考えられるのは、アレクセイ・カラマーゾフ。『カラマーゾフの兄弟』に出てくるアリョーシャその人である。ロシア側の協力者クラソートキンと、ワトソン、バーナビー、フライデーの4人はアフガニスタン奥地を目指す。
そして分かってくるのは、フランケンシュタイン博士が作ったとされる最初の屍者ザ・ワンがまだ生きているということ、アリョーシャがその研究記録である「ヴィクターの手記」を持って、新型の屍者と共にいるのではないかということ。
彼が手に入れていたのは、生者への霊素の書き込みを可能にした技術であった。
ワトソンたちは、アリョーシャの王国へと足を踏み込み、彼と一晩話し明かすが、アリョーシャは自らに霊素を書き込んで自殺してしまう。
「ヴィクターの手記」は日本にも流出しているという情報をもとに、第二部でワトソンたちは日本へと向かう。
明治維新からまだ10年ほどの日本。屍者の技術は既に日本でも使われているが、イギリスほどには普及していない。
続きは読んでのお楽しみで。
もっと大まかに言うと屍者の帝国ではワトソンが事件の核となる人物を追う物語だ。
ワトソンは彼を追うことで世界中をめぐり、言葉と意識、そして死に関する一つの真理を得る。
この流れは実に伊藤計劃らしい。
一方で、フィクションのみならずノンフィクションからなる文献や事象を鎖のようにつなげ網目のような構造を、あたかも自発的に再構成されたように描いた点は、実に円城塔らしい。
まさに、伊藤計劃×円城塔の名に相応しい作品だといえる。
496 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/08/31(金) 19:09:44.80
置いてある書店と全く置いてない書店の差が激しすぎる
円城塔の怪談本読んだ
それにしても、牧野と円城塔はどーなってるんだ? 牧野は他人より頭のネジが何本か飛んでいて、円城塔は他人より頭のネジが何本か多くてカッチリ組み上がっている感じで素晴らしい。
円城は「屍者の帝国」が初長編だよな
定期的にたとえ5年で一冊でもいいから、この種類の長編を出し続けて欲しい
このまま怒濤の勢いでエンタメ大長編の量産を始めたら笑う
円城は器用がすぎるな
もう純文学は卒業でSF業界で暴れまくって欲しいね
直木賞との二冠を狙うとか
大森さんはこんだけ超プッシュするわけだから、無論既に英語圏販売用に翻訳作業始めてるんだろうな、目指すは日本人初のネビュラ賞受賞だ。
大森が翻訳者だったら嫌だなw
じゃあ黒丸で
あの世の言語に翻訳とかいいっすね
英訳するのは英語母語の人の方がいいでしょ。
アメリカ楽んでるみたいだな円城w
円城が自分で英語で書けばいいだろ
Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 29位 (本のベストセラーを見る)
1位 ─ 本 > 文学・評論 > SF・ホラー・ファンタジー
ブランチで紹介されていたから、その効果かな
>>509 英語を母国語にした人の翻訳じゃなきゃ駄目だろ
日本人の英語は所詮日本人英語だし
啓文社@keibunsha_book
「王様のブランチ」文芸書ランキング、注目は第8位『屍者の帝国』(伊藤計劃×円城塔・河出書房新社)。マコト先生も絶賛。
>>511 そもそも言語を別の言語に翻訳するという意味を考えたことがあるのか?
誰か向こうの人と『松ノ枝ノ記』にあったような作業に興じればいいと思う
相互翻案で全く別物に・・・w
まだ途中だけど
やっぱ伊藤みたいな読みやすさはないな
面白いけど
無理に伊藤になってないからいい
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/02(日) 00:08:16.43
お前らは本当にこんな本さくさく読めるのか?
伊藤計劃ファンだったから最後まで読んだけど、
いまいち入り込めなかった
クオリア問題、自由意思、哲学的ゾンビ、進化論、言語、
変性音楽、カラマーゾフとか
普段から結構意識してるものだけど
それでもきつかった
詳しい人解説してくれないかな
もしくは詳しい解説のってるサイトない?
哲学的ゾンビ(とそれと関連する意識の問題)についての伊藤計劃の理解が元々変だったし
(From Nothing with Loveとかハーモニーとか)、あまり気にしなくてもいいんじゃない?
伊藤の実作が示してるように、
問題についての理解の有る無しは物語の面白さに関してそれほど重要じゃないと思う
@cbfn
おそらく一種の言語ウィールスという設定、言葉のループ状の「自存」という最終設定は円城さんのものだろう。しかし小説として成功しているかには多少の疑問がある。
伊藤さんの草稿でヴィクトリア朝の「ワトソン」が主人公ということからむろんホームズのワトソンが来る。そのままでは余りだろうから、
ワトソン−アフガン−インドという連鎖からワトソンの別物語が来て、「死者の復活」からは「フィクション世界同時代人」としてドストエフスキーの「カラマーゾフ」が来る。
未完のカラマーゾフの続きがアリョーシャを中心とする一種の動乱小説となる予定だったことは知られているからそれが接ぎ木される
それ以前に、神秘説やらバベル、言語単一論、神の言葉等々を巡って出て来る多彩な名の蘊蓄は正直、あまりに紋切り型の連中しか出て来ない。
澁澤・種村という仕事を知っている者、或いは高山宏風を知る者にはその上澄みを羅列した「博識」にしか感じられない
おそらくこの辺り、練達の円城さんのことだから、敢えてエーコ以来濫造されて来た「壮大な」西欧グノーシス等々をネタにした「知的肥満小説」のパロディの意図もあったのだろうが。
最後の最後のオチも、すでに最初から「そいつ」が「フライデー」と名づけられていた以上、初めから想像のついてしまうオチ。
ともかくこの入り組んだ組み込みを一挙に纏めさらっと書き切ってしまう実力は見事というしかないが、しかし最近の日本のSF作家はこうした書法において練達なのは周知のこと
少なくとも僕には『屍者の帝国』はちょっと今の日本SFの楽屋落ちめいた詰め込みに見えて、新鮮味がなかった。
ただやはり、全体に流れる伊藤さんへの「友情」の真摯さははっきり感じられて、「いい仲間」として日本SFが一種の「自由コロニー」を形成しながら世界レヴェルに達している証拠品ではある
以下の余計な繰り言は僕個人の期待が大き過ぎた相対的な失望で、『屍者の帝国』は充分水準以上の作品。
伊藤ファン、円城ファンともに失望することはないでしょう。繰り返しますが末尾の「ありがとう」はおそらく、円城さんから伊藤さんへ差し向けられる・・・
>>520 他人の感想コピペキモイ
自分の言葉で語れよ
ネタバレ系の落ちや感想はまだやめてくれ
澁澤も種村もSF作家じゃないし
ミステリーみたいに落ちとか意外性を求める作品ではないと思う
神林とか山風みたいな感じの怒涛のエンタメ小説として、物凄く楽しめた
帝国主義の力と技術革新を円城と伊藤タッグで書ききった快作
重箱の隅をつつかず、アベンジャーズみたいに読めばいいんだよ
古臭さは全く感じなかったし、伊藤らしさと円城らしさが相乗効果で魅力の倍×倍
屍者は伊藤ファンが完全な伊藤文体じゃなかったとか、伊藤の結末が読みたかったとか
伊藤最高って感想出してるな
円城はこういう批判覚悟であえて完全な真似をせずに後半は己の持ち味に変えていったんじゃないかと思う
これはあくまで共著なんだよね
グインサーガの遺稿引き継ぎは話題にならなかったのに
なんでこっちは話題なの?
グインの引き継ぎみたいに色んな作家が伊藤を引き継げばいいさ
伊藤計劃、円城塔『屍者の帝国』を読んだ。
面白かったけど、全般的には伊藤計劃エミュレーションを走らせた円城塔、といった風情であり、円城塔作品として読むべきだと思った。やはりどうしたって出てきてしまう円城さんらしさを堪能した。
また、そうした読み口で深読みするほうが面白いのかもしれない。
たとえば、伊藤計劃が書いていたら、きっとこういう展開、こういう着地点にはならないのではないかと思う。
けれどもそれは円城塔のエミュレーション能力の問題ではなくて、というか亡くなってしまった人の構想を想定して沿うことを目指しても仕方ない面はあるだろうが、伊藤さんの書いた序章を円城さんが引き継いだ、
という状況を語られる物語自体と照らし合わせることができるのではないかと思ったりしながら読んだ。
それはさておき、過去の作品にのっとって心底くだらないアニメパロをちゃんと混ぜ込んでいるあたりのえらさ、というのも主張したい。素晴らしいとおもいます。
北野勇作や神林長平の「屍者の帝国」も読んでみたいって人がいたが
それぞれの著者の持ち味で料理するべき題材とストーリの話ですよね
伊藤だったらというifではなく、伊藤の遺した素材をどう使って発展させたかを楽しめました
他のSF作家による「ハーモニー」や「虐殺器官」「屍者の帝国」の出版を希望します
東方プロジェクトみたいに伊藤版権をフリーにして欲しい
二次創作を自由にして、もっともっと伊藤で遊んで伊藤世界を楽しませてください
菊地秀行の屍者の帝国とか
皆川博子の「屍者の帝国」
伊坂幸太郎の「屍者の帝国」
神林長平トリビュートみたいな形で、あくまで限定的な形でやるならいいかもね。
大元のアイデアの権利を解放するようなのは、V.C.アンドリュースの二の舞になりそうで
あんまり望ましくないような気がする。
535 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/02(日) 18:08:09.75
佐藤亜紀の「屍者の帝国」
書いてみて思ったけど、全然読みたい
天使・雲雀の系列で是非
伊藤計画トリビュートを早川が企画すればいい
山本弘の「ハーモニー」
佐藤亜紀は、「ハーモニー」がSF大賞を取ったときに
散々文句を言ってたらしいからなぁ。
「ハーモニー」の内容がどうこうということじゃなくて、
著者が死んだことで評価が嵩上げして見られているような状況が許せない、
というような言い分だったと思うが。
amanoirorg
で、エスケイプティヴであることを売りにする評論家が、むしろまるでエスケイプティヴではないエンタメをざっくり斬った言葉が、東浩記のSF大賞の選評。
何だっけ? 現代思想がみんなやっちゃったことの後をとぼとぼ付いてきてるだけのしょぼいフィクションだけど、病気の時に書いて死んだから可哀想なんであげる、だっけ?
私はあれを許す気になれないんだよ。絶対に。
本質的に鈍感な人で、感性的認識を極力そぎ落とすことで情報の処理能力を上げていることは実際に会って知っていたが、それにしてもあれはないよ。
「屍者の帝国」は円城塔だけに託された物語であって欲しいという気持ちがあるなぁ…
でもまあ伊藤計劃が皆の手によって書き継がれて行くってのも魅力的だし、正直言うと読みたい
541 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/02(日) 19:35:35.72
>>538 いやあ、でもそれは結構みんな思ってたんじゃね?死を込みで評価されてる感は俺も違和感あるしさ
542 :
538:2012/09/02(日) 19:39:56.52
>>539 わざわざ引用スマンm(_ _)m
そういう言い分だったか。
これは伊藤計劃が、とか日本SF大賞が、ではなくて
ただ単に東浩紀をピンポイントでディスってるんだな。
円城以外が書いたら薄い本が作れないじゃないか>屍者
死ぬ前から伊藤計劃は割と評価されていたと思うけど
ハーモニーは刊行時期が時期で、SF大賞の時期が遅かったんだからしょがないだろ
実際死んでからもう4年程経つのにSF業界の新人って伊藤と円城以外は宮内くらいしかいないし
死んだから評価されているとは思わないけど
だけど円城と伊藤はデビュー時からずっとセットで語られているのが不思議だ
小松左京や星新一が死んだときはそれほど追悼ブームが起こらなかったね
伊藤は最初読んだときすげえ!って思って読み終えたあとに既に故人であること知ったわ
円城も評価されるまでに3年かかってようやく芥川だし、伊藤も今のタイミングで評価されているのは意味があるんじゃないのか
「屍者の帝国」は冒頭読んだときわくわくしたよ
故人だからではなく、伊藤の考えたものだから俺は面白いと感じた
あいうえお順で近いからでしょ
伊藤が小松左京賞落ちて「虐殺器官」をポイチョするとこだったのを
円城がネットで探して一緒に早川に持ち込みに行こうって誘ったのが二人のデビューの切っ掛けだから
もし円城が声かけしなかったら「虐殺」は出版されてなかったかも知れない
伊藤は実際諦めモードだったらしいし
大蟻食いの名前出すなよ
2ch見てるらしいからやって来るぞ
72 :世界@名無史さん:2011/09/24(土) 18:43:05.38 0
大森望「佐藤亜紀は電波」
栗原裕一郎「もっとも”似てない“盗作問題」
小谷野敦「大臣賞はコネで貰ったに違いない」
豊崎由美「文春はヤラセ出版社」
仲俣暁生「女だてらに戦争ヲタク」
阿部和重「ナチおばさん」
花柄「妄想で駄目になっちゃった残念な人」
名前出して荒らすのヤメレ
批評家の意見じゃなくって自分の感じたままを信用したい
SF大賞は「虐殺器官」にやっとけば良かったのに、とはおれも思った。
星新一の伝記じゃなくて伊藤と円城のデビュー作にさっさと授賞してればよかったんだよ
星こそ死人評価だろ
何をいまさらって感じだったし
>>538-539 作者が死んだので賞上げましたって発言の主が東で、
その東にキレたのが佐藤亜紀だろ?
ハーモニーに文句つけてる訳でもないし、ごく真っ当な
発言じゃね?東が糞すぎるってとこも込みで
佐藤亜紀は本質的にキチガイだから
レスを一つ一つ拾いながら綿密に論破しそうで怖いw
>>550
ジェノサイドみたいな欠点だらけのSFが40万部売れたなら
屍者は80万部売れていいと思う
ここと伊藤スレには佐藤の言ってることの引き写しみたいなことを言うにわかっぽいヤツがいたな
あいつの小松山田批判を真に受けて全く同じこと言っていたり
佐藤の名を連呼すると本人が来るぞ
佐藤なんかより高野史緒を召還しようぜ。
妹を出すのか
そういや、飛浩隆のラギッド・ガールに「死」を多重に上書きして自殺とかあったよな。
トンチキな超人的剣士がいる国みたいだし
新撰組あたりで、あの世界の日本の幕末動乱とか見てみたい
つい先ほど読了。円城による伊藤のパターン解析は純粋にすごいと思った。
でも、これはやっぱり円城の作品だな。伊藤なら表題通り「屍者の帝国」
になったような気がする。
571 :
570:2012/09/03(月) 22:31:54.41
今さらで悪いけど、ワトソン=伊藤で、フライデー=円城だったのか。
エピローグのIIは、伊藤への円城の「惜別の辞」だったんだね<ちょっと泣けたよ
ネタバレやめてー
>や、同感ですよ。今作は円城氏だからこそ書けた小説だ、という感想。
>死者への追悼を終えて、その先へ進む意思を示した物語だと思うし、
>発売に際して積極的な宣伝をしてないのも、そういう判断があるからでしょう。
/ “『屍者の帝国』の感想というか…”
>>573 作品批判かと思って読んだら違ったな
SF者の悪いところを上手く指摘していると思う
伊藤計劃は円城塔ではなく伊藤計劃であり、円城塔は伊藤計劃ではなく円城塔である。
しかしながら両者の手による『屍者の帝国』が『私』の物語として結実した事は『途方もない詐術』というよりも、ひとつの『奇跡』に違いない。
それも運や神がかりではない、人がその手で実現してみせた奇跡だ。本作の中には『虐殺器官』があり、『ハーモニー』があり、『The Indifference Engine』があり、
『女王陛下の所有物』があり、『From the Nothing, with Love.』がある。伊藤計劃氏が遺した作品ひとつひとつが、円城塔氏の手によって読み解かれ、再構築され、
『屍者の帝国』という作品に結実している。それは自分の作品を書く事よりも困難な事だろうけれど、円城氏は本作を見事に完成させてくれた。
この『屍者の帝国』自体が他の作家達が遺した数多くの作品からの影響を受けて成立している様に、きっと伊藤氏の作品も後に続く者に影響を与え続けるのだろう。
ならば読者である自分はそれら数多くの作品の中に形を変えて存在し続けるであろう氏の姿をこれからも探そうと思う。
いつか来る再会の時を楽しみにしながら。
どうやら世間には「良書だが微妙」とするのがSF者としての情に流されない感想であるとする人もいるらしい。糞くらえだ。
ぼくにとって「良書だが微妙」などというどっちつかずな感想は単に出版以前の前評判の高さと、
その前評判にきなくささを覚える読者がジレンマの中で安易に見出した落とし所としか映らない。
実際、読んだ直後は「絶賛してもくさしまくっても不本意な文脈に回収されそうだ」と思っていた自分は「良書だが微妙」その感想くらいしか迂闊に書けないな、
だがそんなものなら書かないほうがマシだ。そう思ってとめおいた。しかし、そんなものが情に流されない感想なら、ぼくは情に流されていたっていい。
好きな作家である伊藤計劃の小説を、大好きな作家である円城塔が書きついだ。読んだら面白かった。だから絶賛する。それでいいじゃないか。文句あるか。
余談めくが、そもそもの時点で、人間には、どんな作品だってクソミソにけなすことだって絶賛することだってできる。その能力が備わっている。
良書だが、というエクスキューズがつかねばならなかったという点において、それがお世辞である可能性に目を向けない意見はよくわからない。
ttp://d.hatena.ne.jp/specton/20120903/1346642543
もう一度言う。伊藤計劃への信仰と、『屍者の帝国』にまとわりついて離れない空気は、ぼくの目には多分に政治性を孕んでいるように映り大嫌いだ。
(しかし結局発売日に本屋のレジに持っていく自分をみつけることとなる)いくらドラマティックなバックボーンがあったからといえ、
あそこまでハードルを釣りあげる必要があったのかと、今でも疑問に思う。作品の価値に誕生の背景を負荷するのは馬鹿か資本家のやることだ。
(しかし、この作品については、バックボーンをメタ視した読み方を行うことができる構造を持っているのも事実ではある)だからぼくは、読むまでは純粋に、
伊藤計劃のプロットを円城塔の文体が走破している。それだけで良かった。それだけで良いと思っていた。
だがそれだけでは済ませてくれなかったことは、かさねがさね申し上げた通りだ。
ぼくはこの作品を読んであるシンプルな考えに至った。
この作品を期に、あらゆる人々は伊藤計劃を名乗る文字列とは決別すべきである。円城塔はそのための墓標を打ち立てた。
本人にそのつもりがあろうがなかろうが、少なくともぼくにとりそのように作用した。この、『屍者の帝国』という名の墓標は。
ttp://d.hatena.ne.jp/specton/20120903/1346642543
素直に大森がウザイって言えよ
>>529 北野勇作はTwitterでこれ読み終えたら「かめくん」読んでくれ理由は読めばわかるなんかどと供述
はてなって気持ち悪い奴多いよな
他人の感想なんて別に興味ないし
読んでいいと思ったらいいでいいじゃん
円城だの伊藤だのという記憶を消して読みたかったわ。
>>583 伊藤の名前で騒いでいるのはうちわと一部のSFシンパだけ
屍者はカラマーゾフの妹と同じ系列として読んだ
どちらの名前も気にせず読んだけど面白かったよ
神林風味が効いてた
色々なもんと併読しながら読み進めてるからか、屍者の帝国に書いてあったかどうか忘れたんだけど
どっかに、「政治体系は土地がなくても生きのびる。この場合の政治体系とは政府ではない」
みたいな記述なかったっけ?探してるんだけど見つからない
フライデーに聞いてくれ
あー フレーズの検索も可能だし
書籍用の端末としては便利そうだなー
自力で歩いてくれるし
いや、いちいちプリントしなきゃダメだからアレだが
暴走させられたフライデーに組み敷かれるバーナビーの薄い本早くしろ!!
口の中からプリントアウトしてくれるじゃないの?
もちろんパンチ式コードで
591 :
586:2012/09/05(水) 21:25:35.84
みんな記憶にないということは俺の勘違いか・・・・
>>586 伊藤っぽい着想ではあるね
虐殺文法みたいなミーム的、情報ウイルス的なものとみれば
伊藤っぽく最後に感謝をささげます云々があると思っていたら
最後のページで見たのはNOVAの宣伝でした
故人の作品を引き継いだら、そのテーマが死者だなんて運命的だな
運命的すぎてチープなくらいだ
悪ふざけ万歳
597 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/06(木) 21:13:16.57
三部は邪神ものなのか……
てか、LoEGもちゃんと意識してはいたんだな
まあ、プロローグとかまんまLoEGだしな……
シャーロックホームズ読んだ事ないんだけど
あいつはモリアーティ教授になったの?
フライデーの元ネタがわからん
キム・ニューマンぽくて面白かったよー
>>599 フライデーはロビンソン・クルーソーからでしょ
>>594 これネタバレ含んでるけど、本読み始める前に読みたかった。
もっと軽く軽妙に楽しめただろうに。
1 : ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★:2012/09/06(木) 16:43:23.71 ID:???0
屍者の帝国:伊藤計劃さんの絶筆、円城塔さんが書き継ぐ 作風の差超え、意識の根源問う
3年前に34歳の若さで世を去ったSF作家、伊藤計劃さんの未完の絶筆を、盟友である作家の円城塔さんが書き継ぎ、完成させた。
長編『屍者(ししゃ)の帝国』(河出書房新社、1890円)は、伊藤さんが残した400字詰め原稿用紙30枚の原稿をプロローグにして始まる。
故人との共著になった本書に込めた思い、執筆の経緯などについて、円城さんに聞いた。【棚部秀行】
『屍者の帝国』は、19世紀のイギリスやアジアが舞台。命を吹き込まれた死体が、労働や兵役を担っている社会だ。
主人公は、のちに名探偵シャーロック・ホームズの相棒となる、若きジョン・H・ワトソン。彼は情報機関の一員として「屍者」の謎を追い始める。
「『死者が動く』話でなければ、やらなかった。当人が亡くなって、冗談のようであっても、誰かが引き受けなければならないだろうと思いました。
追悼というわけではなく、悪ふざけは続けようと」
今年1月、『道化師の蝶(ちょう)』で芥川賞に選ばれた際の記者会見で、円城さんは伊藤さんの遺稿を引き継いでいることを明かした。
吉報に接した喜びや受賞作をめぐる応答が続く中、異質とも感じられる場面だった。
二人の付き合いは、2006年に始まる。共に小松左京賞の最終選考に残ったものの、そろって落選した。
ネット上でやり取りし、会合やトークショーで顔を合わせるようになった。
二人の関係性を「『コンビで売っていこう』と僕は言っていましたが、二人で飲みに行ったことはないし、
作家として同期以上の関係は、実はないんです」と述懐しながら、
「日本のSFは質が高いと思うけど、日本の文脈に頼ったり、特殊で息苦しいところがある。そこを開けてくれる人だった」と、
伊藤さんの可能性を惜しんだ。
毎日jp(毎日新聞) 2012年09月06日 東京夕刊
http://mainichi.jp/feature/news/20120906dde018040082000c.html
605 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/07(金) 10:06:52.21
ハダリーの能力って高野の「カント・アンジェリコ」みたいなもん? 歌も使って制御してたし。
2012.09.06
7刷7万部! 屍者の帝国 伊藤 計劃/円城 塔 著
おめでとう!
すごいペースの増刷だなおい
嬉しいやらちょっと寂しいやら
僕らの円城が僕らのものでなくなってしまうかもしれないという気持ち悪い不安があるね
道化師の蝶と比べたらどうなん?
まだ伊藤部分しか読み終わっていない俺
道化師の蝶が5万部だか6万部で、これはペンですが3万部くらいだったらしいから
それを考えると変わるってことはないだろ
>>610 SREの文庫も売れてたし円城は元々売れない作家じゃないよ
僕らのものてなんだそりゃ、きもい
誰のものでもねーよ
毎日新聞の屍者の帝国インタビューを読んで円城先生ってツンデレじゃないかと思うのであった
道化師の蝶が初版3.5万部(ソースは講談社)
それから増刷が何度もかかってるから6万部は固いだろ
ま、もらってやる発言の田中が30万部だから、それと比べると少ないけどね
これはペンですって3万部も出てたのか。知らんかった。
でも自分が言いたかったのは、今のわけのわからない円城じゃなくなって、
もっとわけのわかる円城になってしまうんじゃないか、っていう不安。
わけのわかる本は他が書いてるから円城が書かなくてもいいんだよ俺としては!っていう。
>>613 だから自分で気持ち悪いって言ったでしょw
素直に「そのままの君でいて下さい」って言っちゃいなよ!
行く先々の本屋さんでまったく屍者の帝国が売っていない
他のベストセラー本は沢山あるのになんでかな
みんなネットで買ってるの?
アクアマリンのままでいて
もともと3〜5万部売る力のある作家で
初長編で受賞後第一作なら7万部くらいは普通でしょう
円城氏はこれからも伊藤エミュレートな作品は出してくれはしないものかなあ。
「屍者の帝国」読んだが、円城塔は伊藤計劃みたいな童貞臭さが無いな
>>616 あれは村上龍の選評の話題性もあって割と売れたんだよ
東京新聞でも取り上げられたし、円城にしては分かりやすかったから
フライデーは萌えキャラ^o^
無想剣の達人である屍者二人を倒すシーンとか
巨大潜水艦ノーチラス号で突貫したりとか
溢れかえる蒸気と巨大なパイプオルガンとか
火を噴く馬車とかフランケンシュタインの真実とか
あの人が実はあの人だった!じゃああの人も・・・?とか
・・・文字だけでニヤニヤしちゃう。
こういう楽しみ方も良いのでは。
単純にSFとして、ファンタジーとして、ある意味ホラーとして、ミステリとして心躍る作品でした。満足。
>>619 用事があって大阪からわざわざ銀座まで行ったらクソ暑くて、なんとなく本屋に入ったら
たまたま屍者の帝国が平積みになってて、円城も伊藤も読んだことないのに
新幹線で読むものがないから買ってみた
結果的には面白かったので満足
629 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/09(日) 22:39:07.22
都内には沢山あるみたいだけど
地方じゃ見ない
人口10万程度のクソ田舎だが5冊積んであったのが売れてなくなったりしてる。
田舎でこの状況ってことはほんとに売れてるんだな。
関西在住だけど、全く見かけない
冲方丁の「光圀伝」はPOPとポスターとサイン色紙付で大展開中なのに
屍者は一冊もない
同じトウでもこの差は何?
>>631 角川商法と河出の差ってだけでしょ
「ジェノサイド」の売り方も上手かったしそれが角川
出版社の規模が全然違うからしょうがない
どうしてハヤカワからじゃないの?
それが早川の宿命だから
SFマガジンコンテストに第3作まで早川からしか出せないと
いう厳しい条件がついているのを見れば分かるねw
原稿料が安いからみんな逃げちゃうらしい
印税ってどこも一律だけど
638 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/10(月) 11:37:28.46
早川の話題は早川のスレで!
アフガニスタン移動している部分の文章が好き
印税が一律なわけない。
637 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2012/09/10(月) 10:28:58.26
印税ってどこも一律だけど
村上龍ってナオコーラとか本谷とか朝吹とか女に高得点付けるよね
選評の内容も魅力的な女だとかそういうのだし
こいつ都知事より悪質だからはやくやめりゃいいのに
舞城と円城に厳しいドラゴン
「21グラムの減量をパターンの喪失で説明するのは無理があるだろう」とか「霊素って結局なんなのよ」とか思ってたけど
この説明には少し無理があると円城も自覚していたんだな
伊藤メモだから仕方がない
649 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/11(火) 11:02:31.84
>>647 たしかに、そこらへんの始末をしっかりつけてもらいたかった気はするね
パターンとは数式であり数式には質量があるのだ
それが21gなのだ
ぶらぽろ全部毎週ウェブにアップしてくれりゃいいのに
屍者は売れても印税は遺族に行くらしい
円城収入少ないだろうに・・・・
印税をどちらが受け取るかについては伊藤計劃の遺族と逆の意味でもめてそう
事情が事情だし、どちらもがめつさからは遠そうな人たちだし
伊藤計劃の遺族がどんなやつかまったく知らない(´・ω・`)
受け取らないなら受け取らないで使い道はあるんだし、揉めるわけないじゃん
じゃあ俺が俺が
いやいやここは俺が
半分に分けるってどこかで読んだような。だれかソース出して。
エスパーしてみると、このスレの
>>315じゃないか
名前二つだから適当にそう言ってる奴がいるってだけだろ
共著扱いなら半分は妥当なとこだろうな
ネット上には生前伊藤家と親しかった人もいるみたいだし
関係者からの声かもよ
ネット上には生前伊藤家と親しくなかった人もいるみたいだし
そろそろBSFみたいなハードなのも読みたいな
Boy's Surfaceのこと?なら同意
10万部いくかな?
いくんじゃないかね
物語はSF、寓話は歴史書、発表の経緯が人情モノで、背景にはノンフィクションがあるエンタメ小説
もうそれだけでわけわからん。
プロローグP23は男3人でラブホテル入ったと解釈して良いものか。
俺これ書評無理だわ。ごめん。普通に読む。
ここはお前の日記だ!
ラブホテルは日本にしかないよ
円城塔は伊藤計劃みたいな童貞臭さが足りない
妻帯者にそれを期待しても
円城塔は非モテの味方だった筈だ
非モテは有名になった瞬間モテになりやがるんだよ。
森見とか。クソッ!
なんか「あれ、ワトソンいるのか?」って感じになるときが結構あった
ちょっと影薄い
魂を信じてるのに
運命論も信じてるのになんか違和感を感じる
いろんな魂があるのよ
屍者を動かすために脳にインストールする霊素、ネクロウェアは、サイバーパンク小説でよく出ていたガジェット
1990年代後半の「日本SF冬の時代」論争から十余年。地道な復活の道のりを重ね、冲方丁・伊藤計劃らが読書界全体へ大ブレイク。そして今年は円城塔の芥川賞受賞、宮内悠介の直木賞候補と慶事も相次ぎ、ジャンル全体が豊穣なエネルギーに満たされてきた実感がある。
いよいよ「SF夏の時代」が現実となりつつあるのだ。
地道じゃない感すごい
なんだか読み終わるのが悲しくて、やっと読了、ほんとうに「ありがとう」という気持ちでいっぱい
どなたか自分の脳味噌をどの順で食べたら最後まで腕を動かし味を感じられるかとザ・ワンにアドバイスを求めた美食家とやらのモデルをご存知の方がいらっしゃればご教授願えませんかね?
人間語でOK
レクター博士じゃないの?
期待していなかったけど、面白かった
もっと円城が前面に出ていてもよかった気がする
円城って割とホラーネタも好きみたいで作品に入れるよな
受賞インタビューでも殺人ホテルについて語ってたし
一度円城が趣味全開で書いたホラーを読んでみたい
>>687 小松左京の短編であったな
もっとも近未来が舞台だけど
円城先生なりに一生懸命映画から引っ張ってきたのかとオモタ。
クレンドラーくんもそう思うだろう。なあ
そうは思ってくれんどらー
バベル以前の人類統一言語ってなんていうんだっけ?
統一なのに名前あんの?
それが正しい ただ一つの言葉なら固有の名前入らない
ただ「言葉」とされる
もっとも後の世の呼び方はあるのだろうけど
ああ「心配入りません」になちゃった・・・里見の謎〜
完全言語or普遍言語
間接話法or肉体言語
すると、その言語で言葉って何ていうのか、って話になるのか
面白かった
ところで円城が言ってた伊藤のぶっ飛び展開ってどこだったんだろうな
「ハーモニー」の大人も考えようによっちゃゾンビ
ところで、日本人が刀で錠前をバッサリするところは、何かのパロディなのか?
つまらぬものを斬ったんだよと書くのも恥ずかしいな。
エンタメ作だからかる〜いのりで考えようや
ちなみに、先週の文芸書売り上げベスト5は
1位『光圀伝』冲方丁 著(角川書店)、
2位『本の雑誌 10月号』、
3位『JORGE JOESTAR』舞城王太郎/荒木飛呂彦 著(集英社)
4位『屍者の帝国』伊藤計劃/円城塔 著(河出書房新社)
5位『空飛ぶ広報室』有川浩 著(幻冬舎)でした。
>>708 SF以外もSF系の作家が占めてるな
すげぇな
転写されたジェームズ・ボンドもな
>>704 伊藤はこのネタ好きだよなぁ
SFの時代が来ているね
712 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/18(火) 19:03:07.80
なにをいまさら
伊藤が生きていれば・・・・
はっきり逝って伊藤が死んだからSF夏の時代が来たんや
冲方もそのうち直木賞とりそうだなぁ
関係ないけどJORGE JOESTARには清涼院の名前もいれてやってほしいw
救えねぇ
いや、はじめて見た。
好きだよこれ。(円城塔にしては)わかりやすいし。
>>717 いいね。
手馴れてきた。こういうの、もっと読みたい。
爆笑した
いいじゃんこれ
こういうのは円城じゃなきゃ書けないかもね
円城の文章の独特なリズム感はハマる
しかしカール・ブッセか。円城すげぇなぁ
パパパパプワー デデン
朝日の書評予告に『屍者の帝国』出てた
もう6刷らしいね
727 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/20(木) 03:52:48.43
ジョージ・ジョースター読んだ…公式で作った同人誌…ジョジョとして読むには辛い。
舞城も西尾も自分の作品色出しすぎだなと個人的には思ったVSジョジョのラインじゃないけど乙一のが圧倒的に好みだった
728 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/20(木) 04:39:42.53
>>727 r;ァ'N;:::::::::::::,ィ/ >::::::::::ヽ
. 〃 ヽル1'´ ∠:::::::::::::::::i
i′ ___, - ,. = -一  ̄l:::::::::::::::l
. ! , -==、´r' l::::::/,ニ.ヽ
l _,, -‐''二ゝ l::::l f゙ヽ |、 ここはお前の日記帳じゃねえんだ
レー-- 、ヽヾニ-ァ,ニ;=、_ !:::l ) } ト
ヾ¨'7"ry、` ー゙='ニ,,,` }::ヽ(ノ チラシの裏にでも書いてろ
:ーゝヽ、 !´ " ̄ 'l,;;;;,,,.、 ,i:::::::ミ
::::::::::::::::ヽ.-‐ ト、 r'_{ __)`ニゝ、 ,,iリ::::::::ミ
::::::::::::::::::::Vi/l:::V'´;ッ`ニ´ー-ッ-,、:::::`"::::::::::::::;゙ , な!
:::::::::::::::::::::::::N. ゙、::::ヾ,.`二ニ´∠,,.i::::::::::::::::::::///
:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
::::::::::::::::::::::::::::::! :|.\;::::::::::::::::::::::::::::::/ /
「屍者の帝国」、以前円城さんがツイートで、「ラストの展開は伊藤さんのメモにあったもので自分の独断ではない」みたいなことを仰ってたような気がするが……その意味がよく分かった……。
次はガチガチな円城塔小説頼む
分かりやすいとか要らないから
屍者の帝国の後に「松ノ枝の記」読んだらああっ!ってなった
これはペンですも、含めて円城が伊藤を探して書く物語だったんだな
改めて円城が本当の事しか書けないんですって言ってた言葉の意味がわかったよ
今年の京フェスで円城企画なんかないの?
円城ジョロキアの奇妙な冒険でジョジョフェアに参加
Z.O.E HDの特典の参加者やばいでしょ…虚淵と奈須きのこは兎も角、円城塔、小川一水、宇野常寛、賀東招二って私、気になります!を体現してる。
円城がレシピ本とエッセイ集出してくんないかな
ネタバレ注意、たぶん
ラストの「ほんの三年に満たない」という一文、やっぱ意識して年数合わせてる?
散々言われてそうだし
きくまでもない疑問だったかもスマン
『愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN XI』のあとがきが円城塔だった。
この組み合わせは意外。
年代的にはモロな感じなのに、なんだろうなこの意外感は
どちらかというと 裏番組のまんがはじめて物語を観ていたイメージ
エピローグの最後の章は、もうなんていうかあからさまに伊藤に向けてのメッセージ
オリジンはセイラさんが捕虜になる巻だった
円城の文章も和ありと長め
【シャーマンの家系に生まれた少年ナルヒコが出会ったのは、破滅に憑かれ、次々と殺人を犯す“カオスの娘"だった。ナルヒコは少女を救えるのか。スピリチュアル・長編ミステリー。(解説/円城塔)】 島田 雅彦「カオスの娘」
>>745 ちょっと前に炎上の読書メーターに単行本版が登録されていたな
>>745 前から思ってたけど、こういうのは「解説」というより「解釈」だよね。
その書き手なりの解釈を開陳してみせてることに意義がある、というか。
748 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/22(土) 14:27:47.19
『屍者の帝国』第二部まで読んだ。
読んでいるあいだ思い浮かんでいたのは、京極堂シリーズだった。
ワトソン=関口くん、バーナビー=榎木津+木場という感じで。
まだ出会えていない諮問探偵が京極堂だろうな〜。
何言ってんだ
理解できないから自分の知識に当てはめてわかった気になってるんだろ
好きに楽しめばいいじゃん
でも2chに書いたんなら叩かれたらいいじゃん
752 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/22(土) 18:39:04.45
やれやれ図星でしたか
有料記事のリンクを張られても
無料でも読めるけど、正直読む価値ない。
無料でどうやって読むの?
図書館で『ジェノサイド』は未だに予約200件超えているけど、『屍者の帝国』は10件ほど。本屋大賞の有無が効いているのかな
「ジェノサイド」はどうしてあんなに評価が高くて売れているのかさっぱり分からない
「虐殺器官」の方がずっと面白いのにな
虐殺は面白くていいけど、やっぱり宣伝が足りてないっていうか
SFものしか読んでない気がする
ジェノサイドは一般書籍だし版元も角川で大きいし山田風太郎賞も取ってる
本屋大賞は最近内容よりも、本屋が売りやすい本ばかりが選ばれている気がしますね
円城とガンダムでコラボしたりしないのかな
オリジンは何かの複線ってことはない?
機動戦士ガンダムセイア
オリジンのあとがき書いてる小説家って円城塔だけじゃね?
ジェノサイド程度で物語に感動だの作者の発想力に驚嘆したって感想書いてる人
を稀に見かけるけど、日頃どれだけ本読んでないのと思えてくる
ジェノサイドは著者も認める反日小説
ジェノサイドって作者が書くのに20年くらいかけたんだろ
伊藤ってマジで天才だったんだなあ
処女小説が「虐殺器官」だったし
もっと売れて評価されても惜しくない作家だった
作品の映像化はまだか?
虐殺の映画化はハリウッドで決まってるんじゃなかったか
権利買っただけじゃね
交渉してるだけじゃなかったか
ハリウッドは映画化権はやたら押さえるけど 実際に製作されるのは少ない
ハリウッドが映画化したら、結末変更されそう
そもそも追記だし、いいんじゃね
ここでの評判に、ジェノサイド読みたくなってきた
>>774 韓国バンザイ!日本は悪!って表現があるけどな
初高野作品がジェノサイドだったんだが・・・作者の思想よりストーリーの完成度の低さのほうが問題だろこれ。
最初はスケールのでかい国際陰謀かける日本人がでてきたかと思ったけど
高校生みたいな青臭い主張まぜこまれて台無しだ。
新人類の手際の悪さ、ケントの阿呆さ加減にイライラする。
あの協力者、というかほとんどメイン製作者の韓国人って
CIA工作員のはずだったんだよな?なんで最後までキャラかわらずいつの間にか転向してんだよ・・・
やっすいハリウッド映画のラストシーンには笑うしかなかった。
あー虐殺再読で口直しするわ
虐殺の失敗は、読者層のターゲットをSFファンに絞ってしまったことだな
SFマガジン買って来た。
ハヤカワSFコンテスト
締め切りは13年3月31日
枚数は100〜800枚だって。しかも英語と中国語で世界展開だって。
創元とファンノベの応募者は激減しそう。
でも、下読み担当者は同じ顔ぶれだったりしてね。
誰かスレたてるかな?
京フェスの企画出した人いるみたいだな
ぐっじょぶ!
京フェス、今年は円城塔来るの?
>>765 リアル鬼ごっこの感想でそういうの見たことある。違う意味で驚嘆した。
道化師の蝶を先に買ってたのになかなか読み進められないわ
語り手誰なのとか考えずに一旦通読したほうがいいんだろうと思うけど
急に今までと違う読み方ってなかなかできないもんだね
屍者帝
オモチロカッタ
伊藤計劃もそうだしちょっと前に読んだ盤上の夜の人もそうだけど
そこはかたとなくただよう作者の善人臭
やっぱ善人の書いた小説はいいな
後半のザ・ワンの長広舌のシーンで
あーぜったい「フムン」って書きたいんだろうなあ…、てのをすんでのところで踏みとどまってる感が
じわじわ北
>>703 非モテ星からきた伊藤計画→ザ・ワンの最終目的
やっぱ円城と伊藤の最大の差は童貞臭
ガンダム オリジン買ったら本当に解説が円城塔だったよ
SPUR / シュプール@SPUR_magazine
10月5日発売『ジョジョメノン』では荒木さんが芥川賞作家、円城塔さんとも対談。
舞城に続いて円城もノベライズか?
ジョジョと円城塔か、割と通じるとこあるかも
荒木飛呂彦と円城塔か
乙一や舞城じゃなくってあえて円城塔ってところが凄いね
円城って意外とベタなオタだよな
>>790 某画像掲示板はぜったい入り浸ってるよな
793 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/24(月) 13:28:55.02
円城塔のジョジョノベライズの予感
ガンダムの次はジョジョかよ
でも世代的に考えたら普通なんだよね
こらえきれず、『ジョジョメノン』を予約。
ストパンとかジョジョとか
ほんと円城はヲタだなw
円城さんの読書メーターにジョジョが大量に登録されてるからノベライズはありえるよな
円城塔の書くジョジョって気になるわ
どういうスタンド使いを思いつくか予想もつかん
どっかのスレで円城塔がself reference engineっていう名前のスタンド使いっていう二次創作があったけど
SREをスタンドにしたところで、何が出来ると言うんだ
物理法則の崩壊と無限増殖とか?
スタンド名BSFは青い球体を浮かべて、敵の視界をジャックするとかそういうスタンドだな
SREは悪いが思いつかん
あー確か、
伊坂幸太郎「墜ちろォッ!重力ピエロ!!」
宮部みゆき「『模倣犯』――。自分の技で殺される気分はどうだ?」
小林泰三「クヒュヒュ…。。なんでも直しますよ…ボクの『玩具修理者』が、ね…クヒェ…」
とかあのスレな
円城塔「論理の狭間で延々と廻り続けるがいい!『self-reference engine』!」
割とプッチ神父系のスタンドじゃないかな
こういうのは京フェスとかでみんなと話した方が盛り上がるし楽しいよ
私の頭の中を永遠に彷徨うがいい!「道化師の蝶」とか?
スタンド? 芥川じゃねーのやっぱ
811 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/24(月) 17:51:16.52
ディオとプッチの対話集とか、カーズが考えるのをやめるまで、とかのアクションが無いノベライズなら有りだな
やべっ わくわくしてきた
吉村萬壱も「屍者の帝国」誉めてるな
ちょっと意外
市川春子が漫画化してくんないかなー
>>811 カーズが宇宙で何を考え続けていたのかを円城塔がノベライズ!って展開だったら神
哲学的な思考だけのジョジョって感じになりそう
それはそれで面白そうだ
Pixivか朝目じゃね?
大森の書評が微妙にネタバレっぽい
「ラストでフライデーが語りだすシーンが感動的」とか書いちゃ駄目だろ・・・
信用できない語り手だから大丈夫
>>821 その程度のことがネタバレなら、ドストエフスキーが出てくるとか主人公がワトソンだとか
そんなのまで全部ネタバレだあ。くだらん揚げ足取るなって。
結末に触れるようなことを書くべきじゃないと思うけどな
その書評とやらを見てないので何とも言えないけど
もう発売から一月近く経ってるしな
【告知】10月6日 京都SFフェスティバル2012合宿(夜の部)で未訳小説紹介『ロシア&東欧・北欧の部屋』をやります。
ソローキン『青い脂』を共訳された松下さんと、ロシアSF研究・翻訳者の宮風さんがいらっしゃいます。鳴庭さんと私は東欧・北欧の英訳作品を紹介予定。【↓
円城は今ジョジョノベライズを執筆中なのかな?
アメリカにいるのもその取材の為だったりして
円城塔版のSBRの裏話か
「JOJOmenon」概要
・荒木飛呂彦の"夢"を形にした描き下ろし表紙とその絵にまつわる巻頭特集
・史上最長インタビュー 荒木飛呂彦が語る「ジョジョの25年」
・画家とマンガ家、絵を語る。 対談:山口晃
・小説家とマンガ家、物語を語る。 対談:円城塔
・荒木飛呂彦 ニューヨークへ行く
・ジョジョが生まれるアトリエを訪ねて
・よしもとばななによる短編小説「ヘブンズ・ドアー」
・「モードなJOJO」ファッションストーリー
・ジョジョ句会、開きました。
・「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」リポート
・付録:ジョジョ展キービジュアル&ジョジョ擬音語シール
・伝説の短編をフルカラー再録「岸辺露伴 グッチへ行く」
舞城のノベライズはかなり酷かったけど
イラストも舞城だったのは笑ったけどな
円状とマンガ小説家の舞城や佐藤あたりとでは本人の格は違うけど
ファンの民度や教養レベルはどっこいだな
なんでや!
佐藤は関係無いだろ!
ジョジョって子供のころ第一部しかよんでないんだけど
ここにきてなんでいろんなひとがトリビュートしてるん
円城がジョジョをノベライズしたらどういう話になるのか想像できん
よしもとばななの方がもっと想像つかんですよw
だので予約した。
鏡家次女と付き合いたいと思ってた痛い系10代だった俺になんか文句あるか
文句ないけど自分語りは佐藤スレでやれ
842 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/09/27(木) 19:17:41.52
>>832 >>・小説家とマンガ家、物語を語る。 対談:円城塔
円城塔はたぶん対談にそなえて満喫でジョジョをコンプしてるんだろうけど
荒木飛呂彦の方は円城を全く読んでない悪寒
道化師の蝶くらいは読むんじゃね
荒木は時間を生み出す能力者だからだいたい読んでるはず
荒木は量子力学とかを自力で勉強しているらしいし
ヒッグス粒子とかの書籍も読んでるらしいから
その辺りの対談の可能性もある
物語を語らない荒木 vs テーマに戻そうとする円城
円城は人間味ないし
話噛み合わないまま終わってそう
っていうか「屍者の帝国」について荒木と語ったんじゃないか?
ジョジョの初期はゾンビ小説だし
盟友伊藤の死を契機に荒木から不老不死の秘奥を盗み出すつもりか。
サンフランシスコでいったいなにをしてらっしゃるん?
SFで一体何をしてらっしゃるん?
屍者の帝国がハリウッドで映画化!
屍者の帝国がロシアで現実化!
ししゃも定価460円で発売!
最近読み出したんだけどこの人の小説って文章で表現できないイメージを文章で表現しようと四苦八苦してる感じがする
読み方がわかると面白いけどそれまでが辛いね
そうですか
では、次の方どうぞ
理系の論文読める人なら楽勝
さすがに理系の論文ほど分かりやすくない
定義されてない言葉と概念で書いてるんだから
理論物理系の論文よりかはマシでないの?
人間の話をしてるときにセガールを持ち出すな
円城がタイバニファンだったなんてw
桂正和は女の尻とパンツを描かせれば世界一ィイイ!
円城は論文を書くと解り安すぎてすぐに消費されちゃうので
わざと小説という形をとって難しくしてる
La Bella Hortense 和タイトルなんぞ?
868 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/01(月) 19:29:22.44
麗しのオルタンスだっけ?
うわ、そう言えば、あれの読解エッセイを円城が連載してたらしいが買うの忘れたな
あれってラノベなのか?
グレッグイーガンとか読んでないのかな
あ、読んでるのね
異次元な人間同士対談してみてほしいな
円城塔と飛浩隆がいれば日本SFはそれでいいよ
>とりあえず、何かを書いていないと、生活が成り立たないので、何でも書いていこうと思っています。
>私自身も、ライトノベルを書けという依頼を受けています。
さぞかし理屈っぽいラノベになるんだろうなぁ
円城BSが一番好きなのか…俺は本になってるのだとあれが一番ダメだったかもしれない
俺の頭がわるいせいなんだろうが、ちょっと手加減してくれないと厳しい…w
文体を意識して使い分けることもできる、ということは
「屍者の帝国」で証明済みだし
小林泰三とか、割とイーガンっぽいと思うんだけど、
イーガンほどじゃないけど、それっぽい人は他にもいるし、出せなかったと言われるとちょっと悲しいな
相当読んでるから見逃しってことはないはずだし
円城の小説は読む前に、「これくらい知っとけよ」って事がたくさんあって、
そんな事知らないでいる人がいるなんて、夢にも思わない感じで書かれているんだと思う
イーガンはあんまり好きじゃないみたいね
>>875 本人がお気に入りなのは、本じゃなくて表題作のほうだよ
>>878 伊藤曰く円城は「○○を読んでない」ってやたら発言する人だからそんなことはないでしょう
基本的にSFっていろんな知識レベルの人を想定して書かれるもんだよ
そうしないと作家は食えないw 知ってたら読者は尚おいしいってだけで
純文学もいろいろ仕掛けがあると批評されて仕事に繋がる
そうしないと食えないって話で対読者とは別の配慮
芥川賞受賞作家にラノベを依頼する編集者ってのもなかなか勇気があるよな
ネットでちょっと前に話題になったようなネタを「ほーれお前ら知らないだろこんな事www」ってドヤ顔で入れてくることあるよな
「芥川賞の 大人しいほうの人」という認識だからね
まぁ「田中じゃないほうの人」という呼び方よりはマシだと思うが
非田中の世界へようこそ
もっとひどい例
「大田だっけ? コンビだよねあの二人」
賞の知名度は高くても、受賞作家のほうはいまいちというのは
珍しい賞のような気がしないでもない
賞ってそんなもんでしょ
kagerouのことは忘れていい
今年の学園祭の講演会に来るのが西村賢太みたい
OBなんだから円城塔に来てもらいたかった
東北大は何やってんだよ
芥川賞は円城塔と北杜夫の二人しかいないのに、よりにもよって賢太かよ
>>874 円城塔は一冊ラノベ書いてるよ
まだ本になってないけどネット連載されてた話があった
この人はエッセイと同じで本当は軽くて、分かりやすい文章も書けるんだよね
小林泰三は生まれがホラーだからSFファンからすると
純粋なSF民とは見なされていない感がある
>>880 いまジョジョのノベライズ書いてるって噂だよ
俺は円城と神林と小川がいればいいや
小林は器用過ぎる
円城とは全く違う方向で頭が物凄くいい書き手なんだろうな
むしろOBだからこそ今招かなくたっていいんじゃね?
そうかな?
酔歩する男とかオレの中で一番の傑作SFホラーだわ
>>891 今年芥川受賞したんだから呼んで欲しかったわ
受賞講演会とかやんのかと期待してたら、それも無かったし
東北大って出身作家多いんだけど、大学側が呼ぶのは関連薄い人ばっかなんだよね
大学のアピにもなると思うんだけど、どうして呼ばないんだろ
>>892 瀬名秀明の時にSFホラーはSFか否か大論争があったから
ホラー出身者の書くSFは純SFじゃないって認識の連中がいる
・『屍者の帝国』に関してはあまり表に出たがっていない
・なんとなく入ってなんとなく出ちゃった大学
・円城にとってのメリットがほとんど無い
・こんなのがアピールになるほど存在感の薄い大学じゃない
・そもそも理系の出身者が作家で売れるのは大学として誇りなのか
・SF()純文学()と蔑まれている、むしろ恥
・この時期に呼ぶとかミーハーすぎる
好きなの選んでください
普通に考えると
>・『屍者の帝国』に関してはあまり表に出たがっていない
じゃないの?
東北大って瀬名はアピールしてたし
SFは恥じゃないだろ
瀬名も理系だし、そもそも星新一も理系でSFで東北大出身者だ
>>895 ・円城塔は今アメリカにいる
これが理由じゃないの?
海外にいる訳は不明だけど、国外だったら呼べないよね
「今年の主催者側の見解」としてはどれもありうるでしょ
賢太なんて見たくないんだよ
まだ「もらってやる」の田中の方がいいわ
朝吹でもいいから、デブいキモい風俗男よりも、他の作家呼んで欲しかった
映画化された賢太のほうが偉い、って判断もありうるな
フレデリック・ギュスターヴ・バーナビー大尉
1842年ベッドフォード生まれ。
近衛騎兵連隊に入隊するが冒険心を抑えられず、一時はタイムズ特派員としてスペインの内戦や英国のスーダン遠征を取材、
のち1975年冬からヒヴァ汗国を始めとする、ロシア=アジア境界地域を騎行し手記を著す。
屍者は未読だけど
北野勇作が「かめくん」にテーマ似てるって言っているが
そうなのか
・トンペイSF研が恐ろしい
とか
>>903 去年SF研の会誌でロングインタビューやってたから、それはないと思う
屍者の帝国が落ち着くまでイベントは出ないつもりなんじゃないの
SF研のやつが恐ろしい→SFのやつには関わりたくない→学園祭には呼ばない
って意味じゃないの?
少なくともSF研が単独で呼んだりしないでしょ
東北大のことは知らんけど
>>906 >903には
> ・トンペイSF研が恐ろしい
とは書いてあるけど、
> SF研のやつが恐ろしい
とは書いてない。勝手に言葉を足して解釈されても。
関わりたくないと、呼ばないの繋がりも不明。
サークルの単独企画でゲストを学祭に呼ぶこともある。
分からんから勝手に補っただけだぞ
SF者が差別されてるかもな、って話
他に理解の仕方があれば教えてよ
ああ 恐ろしい
910 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/02(火) 09:23:49.58
屍者は虐殺やハーモニーより映像化に向いてそうだね
>>911 SF冬の時代だったから飢えすぎて頭がおかしくなっていたのかなw
ホラーとSFを行き来する(他にうまい表現が見つからなかった)作家多いよね
親和性が高いのか。特に日本ホラー大賞出身の人は後でSF書いてる人結構いるきがする
それもあるけどSFの新人賞よりは専門性低そうだしという
実際的な理由が大きいんじゃないか。
円城より西村の方がメディア出演多くてタレント性もあるってだけじゃないの
炎上の嫁はホラー大賞出身者
夫婦揃って作家って珍しそうなのに、全く話題になってないね
円城は東北大SF研OBなのでSF研やSF者を怖れたり差別したりしないと思うのだが。
円城にとってSF研が恥ずかしい過去だから関わりたくない…んだったらずんだSFのインタビュも断ってるだろうし。
>>916 芥川賞のときに一瞬話題になってた。
夫婦で合作で大ベストセラーなら話題になりそう。
『道化師の蝶』読了。非常に観念的で難解な作品である。
収録された2篇に共通するのは「言葉」「書く」という概念を様々な視点から、様々な方法で捉え直すことを試みている点。
主題こそは古めかしいが、無活用ラテン語で書かれた作品の翻訳を導入とし、語り手を変えて追求していく手法は面白い。
『松ノ枝の記』の二人に関しては、円城塔と、故・伊藤計劃の関係を表してもいるらしい。『道化師の蝶』友幸友幸と『松ノ枝の記』の「彼」が同一人物だとすると、私はとても楽しいと思うのだが、
正直自分は円城塔の今作を正しく理解出来た気がしないので、自分の中での思い込みに留めておくことにする。
ついったーのこぴぺやめれ
道化師の蝶は最後まで読んで主役お前かよ!ってなった
芥川賞の選評でだれもボルヘスやナボコフの名前を出してないんだよね
あいつら知らないんじゃないの?
>>923 円城はどうして露出しちゃったんだろうね
舞城みたいに覆面だったら、理系女子って設定で読めたのに
ツイッターも40過ぎの男じゃなくて、女が料理や旅行の記事を書いてるって嫁体の二
926 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/05(金) 12:35:09.56
>>923 なんで急にブログの方を再開したんだろうね
>>923 間隔開いてねーじゃん。と思ったら1年ぶりなのか
数理的恋愛小説なんて言われたら気になるじゃないですか
再開したのは「屍者の帝国」出したからか?
円城のフォトブックエッセイの企画でも持ち上がったのか?
アメリカ日記なだけとか
今日も更新されてる
円城は写真のセンスもいいな
こういうフォトブックが文庫で出てくれるとありがたい
旅する作家の書くものっていいわ
円城の使っているカメラが知りたい
そっちにもこだわりがある人なのかな?
古い味のあるカメラとか使ってて欲しいわ
デジカメだろ
撮ってすぐ上げてるっぽいから
935 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/06(土) 18:39:27.52
芥川受賞してからは
円城さん、エッセイ書いたり写真ブログアップしたり
のびのび楽しそうに色々やってんな
936 :
1/2:2012/10/06(土) 21:36:11.09
937 :
2/2:2012/10/06(土) 21:37:25.14
938 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/06(土) 22:31:05.60
トイカメラ風アプリでも使ってるんじゃね?
新スレは970くらいでいいんじゃない?
940 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/07(日) 18:25:26.82
935へ
円成は堕落したのに気付かないのか?
もう切なさがない、
Self-Reference ENGINEが結局、一番面白い
「yedo」「bullet」「box」がやべぇ
「良い夜を持っている」は切なさMAXな話だけどな
943 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/08(月) 03:30:25.04
虐殺器官は確かに楽しかったけどまた読みたいとは思わない。新しい世界は見えなかった。非常に評価な高い方なんだけど、個人的には無しだ。
同じ土俵でいうと円城塔さんはいままでにないイメージをガンガン放り込まれて非常に嬉しいし、
古川日出夫さんも新しい価値観を見出せて嬉しい。
SREはフロイトが好きだったな
あと最近まで「良い夜を待っている」だとずっと勘違いしてた
「良い夜を持っている」なんだよな
だってhave a good nightがネタだもの
今年のSFが読みたいでは「屍者の帝国」が一位に選ばれるのかな
そしてこれはペンですに続いて2年連続トップを獲ると
村上龍がいなけりゃ「これはペンです」で芥川受賞していたかも
知れないんですよね
過半数取れば受賞らしいから
小川洋子○、都知事×、川上弘美○、島田雅彦○、高樹のぶ子×、池澤夏樹○
堀江敏幸×、宮本輝×、村上龍×、山田詠美×
で、10人中4人推しで落選だったから、龍が○にしてたらギリギリ取れていた
道化師の蝶よりも良い夜を持っているで候補になって欲しかったです
まあでもテーマ的なとっつきやすさでは道化師の蝶はちょうどよかったんじゃないかな
「道化師の蝶」でナボコフブームが起こって欲しかったのに
話題になったのは「もらってやる」の方だけ
津原秦水、円城塔、この辺はもう海外に行くだろうな。 山本弘の「アイの物語」が評価されないかなあ。
村上春樹がノーベル賞候補らしいけど、津原とかも海外で評価されて欲しいよね
4時じゃねーの
山田風太郎賞候補に屍者の帝国が入ってない件
>>954 芥川関係者が入るわけないだろ
直木既に持ってた人が候補に入ってても引くわ
よくわからない小説ばっかり書くのによく賞を取れるな
>>956 分かりにくくない話も書いてるし
海外じゃ円城風の作品は普通
むしろ、ナニで障子を突き破るみたいな
わかりやすい一発ネタで賞をとるほうが異常
あの当時はあれが新鮮だったんだよ
その後セックスとかドラッグとか、学生運動が主体の若者が書いた作品が純文学だってもてはやされてたし
円城もラノベ読むんだな
それも「僕の妹は漢字が読める」なんていうキワモノ中のキワモノを
第三の新人とか内向の世代が出てくる時代に障子おちんぽは斬新だったろう
もし俺があの時代の若者だったらたぶんはまってた
障子破りにか
僕の妹は漢字が読めるは最初の数ページ試し読みしたけど
言語あつかってるぶん円城に近いといえば近いんじゃないか
微妙にSF寄り(っぽい)タイトルは読んでるみたいだよね
最近は「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」も読んでたみたいだし
965 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/13(土) 19:12:54.95
円環少女をかなり評価してたろ
まあ、あれは魔法使いのいる世界という皮をかぶったSFだったし当然か
ハヤカワ仲間ですな
ラノベ豚うぜえから豚箱から出てくるなよ
園児用刀
長谷敏司は「あなたのための物語」とか「Allo, toi, toi」で評価されてるんだから
もうラノベ作家とくくるのも視野が狭いんじゃないか
970 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/15(月) 23:05:23.75
ラノベで生きているというと豚というよりむしろ山羊の感じが
972 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/10/16(火) 09:46:06.34
一泊3800$のホテルとか、まじで何しに行ってんだ
ハリウッドで超大作映画化だな
後藤さんのことあたりを
円城ではないが虐殺器官とかマルドゥックスクランブル、時砂の王はハリウッド持ち込みしてるみたいよ
ソースはwired
真面目に考えれば「屍者の帝国」が早々とハリウッドに目をつけられた、てところかな。
後半の、説明の多い展開を映画で見せるのは難しい気もするが。
でも映画の話だったらLAに行くはずか。
サンフランシスコじゃあ、何しに行ってるんだろうな。
屍者の帝国と虐殺器官は共に
ラストパートが会話して邪魔して終了って流れだから厳しそうだな
そろそろ新スレ立てませんか?
無活用ラテン語で
しかし我が月は緑のインテルリンガとどう違うのだろう?
スレ立てたことないのに、これ以上立てませんって出たんですけど
まるで禅問答のよう