201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
>>191 ローカスのベスト、日本とさほど変わらない。
ミラーのは、何だろ。黙示録?
表紙は、力入れてるのと、入れてないのの差が激しい。
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/12/21(金) 15:11:59.62
イギリスじゃSFってどうなん?
一連のニュー・スペース・オペラなんて初心者は入ってこれないと思うけど。
そういう作品が訳されてるだけで、入りやすい作品も出版されてるのか。
SF小説ってのがそもそもマニア向けで初心者は映画やゲームじゃないの?
イギリス人だからってイギリスSFを読まないといけない訳でもあるまい
旧大英帝国植民地の英語国はもちろんのこと、
北欧の人口1000万ぐらいしかいない言語圏の作家も英語で書くしな
海外のSFって意味では、ハヤカワが途中で翻訳止めるから
段々と読書人口が減って行くんだよw
量子怪盗三部作は最後まで出してくれると信じてる
そこらの大きくないローカルの古本屋行くとSFってやっぱりニッチだったんだなあ、と思うよ
全っ然置いてないんだもん
少しはあるからジャンルで買い取り拒否してるわけではない、
というか古本街じゃあるまいし、そんなこと郊外じゃやらないし
ブックオフですら青背は一列あればいい方だよ
個人で消費する分にはamazonさんのおかげでほんといい時代になったわ
マケプレで手に入らない青背を探す方が困難だからな
しかも古本屋で買うよりもまず安いし
せどりを肥えさせる事なんか全く気にならん
amazonのマケプレは古本屋自身が出してるから
せどりは関係ないんじゃないか
どっちにしろありがたいが
また訃報マガジン
アニメやゲームに人材取られたからだよ
近所のブックオフで、ついに青背が一冊も無くなったか、
と思ってよく見たら棚一列がローダンだった…
これからは電子化等で原書の入手性がよくなっていくだろうから
海外SF読むためには英語が必須ってことになりかねんな
Kindleの無料お試しにアレステア・レナルズのThe Prefect
があったりしたから落としてみた。読まなきゃw
読みたいから買うのか?買ったから読むのか?
読みたいと思って買ってたら溜まり始めて
しばらく買うのを控えて黙々と読む
ということを繰り返しているなあ
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/02/18(月) 20:57:25.50
うっ!
本が溜まりに溜まってるから、買うのを止めたら読むのも止まった
そうや、ワイの読書は自転車操業やったんや
買うた読んだ音頭ですね、わかります
買ってすぐ読まないとなかなか読み始めないからね
221 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/02/26(火) 10:14:39.49
パーマンのコピー
勿論SFを宣伝するよ。
無論SFを布教するよ。
当然SFを伝道するよ。
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/02/27(水) 05:52:16.23
早川とSF作家クラブって関係改善したの?
もう関係者ほとんど死んだだろ
小松の親分も死んだし栗本薫も死んだ
いつまで内紛してんだって感じだし
早川には期待できんが、早川しかないのも事実ってか
角川あたりがラノベの1/100でも力注いでくれんかね
勿論大丈夫ですよ。
無論大歓迎ですよ。
当然大部分ですよ。
寧ろ大規模ですよ。
温帯事件は、ハヤカワが悪いと言うより、
一編集者の保身がこじれたんだろう。
編集者に多少は同情も出来るが、自分の地位を守るために
SF界を「売り飛ばした」感はぬぐえないな。
いずれにせよ前世紀の話、歴史の一幕だ。
堀さんはまだ怒っているけどな。
ほんとあの編集長バカなことをしたと思うよ…
巨根って今何してるの?
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/02(土) 21:36:46.35
温帯事件ってなに?
この件は、一編集者の保身で片付けられる話でもないような…
早川は2011年に小松御大が死去した時も追悼号を出さなかった。
自分的には早川に対する一抹の不快感っていうのが、つねにつきまとっている。
だから、この本買うか止めようかって迷った時に、早川の本だとだいたい買わないw
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/03(日) 22:25:56.69
追悼特集は小松左京側が拒否したんじゃなかったっけ。
>>231 ありがとう
1981年の問題なのに、出版業界は未だに「慣習なので」と言って
作家とは契約書を作らず口約束の契約結んでるんだよなあ
未だに遺恨になってて小松左京の追悼特集もやらないくらいなのに
全然反省もなしか
>>235 漫画家も小説家もよく契約書がない話はしてるよ
口約束なもんで原稿料なかなか払ってもらえないとかね
出版業界では作家との間に契約書は作らないのが普通
大御所先生なら弁護士雇って作っても大丈夫かもしれないけど
新人や立場弱い売れない作家なら多分無理
社員3人の零細出版社だったけど、著者さんとは必ず出版契約書交わしてたけどなあ
それが普通ってのはちょっと信じられない
>>235は電子出版に関する契約書のテンプレだよね。
今までは口約束が普通だったが、電子出版になって色々変わってきたんじゃないかな。
出版界の「契約書なし」の慣例もだいぶ知られるようになってきて、
新人でも身を守るために契約書を求める人も出てきたし。
第1回以来、過去33回にわたって後援してきた徳間書店が、日本SF大賞の後援から
はずれるとの発表。
主催の日本SF作家クラブは、来年以降も日本SF大賞を継続する方針だが、
今後どういうかたちになるかは白紙
結局徳間も小松との付き合いでやってきただけなんだろな
じゃあハヤカワが後援します、という話にはならんのだろうな
どうせ
SFクラブ側から働きかければ、あるいは
両者の仲がよろしくないのは半世紀にも及ぶ伝統で、
もはや当人らも何故関係がぎくしゃくしてるのか理由がわかってないくらいでしょ
原因は分かっているでしょ
早川の原稿料が安いから
原稿料って、出版されるかも怪しい書き下ろし小説にコスト費やしてる身分なら、
原稿料出るだけマシじゃないの
印税低いとかならわかるが
>>227,228,233
追悼特集を小松さんの側で拒否したのなら、
堀さんだけではなく、
小松さんもまだ怒っていたってことだよな…
早川としては福島さん以来、
日本のSFを育ててきたのは早川だって
いう気持ちがあったのかも知れないが、やり過ぎたよ…
ま、今岡が一番の戦犯なんだろうけど…
いや早川は日本のSFとは常に一線引いてた側じゃないかな
早川から出て社会に浸透したような日本の作品が思い付かないんだけど
翻訳なら腐るほどあるが
日本の初期のSF作家はほぼすべて早川出身なんだが…
例外なのは星さんくらいだろ。
早川は必ずしもSFに力を入れていたとはいえないけど、
良くも悪くも早川抜きで日本のSFは語れない。
お〜い、井上伸一郎
ハシタ金で日本SF界に恩売れるチャンスだぞ〜
>>247 そいつらが早川を脱出してからそろそろ半世紀も経つだろ
いつの話してんだいつの
日本SF大賞創設に当たって、SF作家クラブはまず早川に話しを持っていったんだよ。
だけど早川がいい返事をしなかったので、徳間が引き受けた。
で、その第一回目の受賞が「太陽風交点」
この経緯からすれば問題が拗れたのも無理はないし、今回で徳間が後援から降りたとしても
早川が引き継ぐ、ってことにはならないだろう。
だからいつの話だよ
コミュ障ばっかだなこの業界
誰かが焼き土下座するだけでSF界を盛り上げる事が出来るんだぜ?
なんで既に死んだ爺さん連中の恨みを若いのが勝手に引き継いでドヤ顔してんだかなぁ
企業文化ってのは変わらないんだよ
今のハヤカワの社長は創業者の息子で、風交点事件の当事者の一人だぜ
SFクラブが頭を下げなきゃビタ一文出しゃしないよ
社長がメンツだのオトモダチだのに拘ってる会社なんか潰れてしまえ
ペリーローダンと昔のSF増刷してるだけで潰れる事はないだろ
だからこういう怠慢体質になる
栗本薫が死んで多少は焦ってきたようだが
>>252 モロ当事者の堀さんは生きているだろ…
おまけにSF作家としてもまだ現役だ。
じゃあ堀を除名すればいいんじゃね?
そもそもSFMって黒字なの?
一年中追悼特集やってれば黒字なんじゃないかな(ゲス顏)
追悼:早川浩とかやればいいんじゃないかな
>>257 堀除名って、どこから?
裁判で勝ったのは堀、負けたのは早川。
まったく変なのが湧いているな…
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/11(月) 16:04:29.62
伊藤計画(画は旧漢字)氏が大当たりしたので
中断したSFコンテストを再開させる抜け目のなさは
営利を目的とした企業としては当然だけど
『日本SF大賞』を徳間から引き継いでも、あまり
旨味はなさそうだしなぁ。
(ミステリ&エンターテインメント系作家の受賞作でなく
『華竜の宮』だとかああいった本格SFって売れてるの?)
日本SF新人賞が中断された事も影響あるでしょ
丁度その時期から東やら小島英夫やらに声かけて回ってたみたいだし
華竜の宮は売れてると言われているが
SFにしてはという言い訳が頭に付かないかどうかは分からんね
おそらく、付くだろう
>>248 過去にコミック、アニメ、特撮作品も受賞しているとはいえ
形としては一応曲がりなりにも“文学賞”である受賞作の単行本
(下手すりゃ文庫かも)の表紙がアニメかラノベ調って感じなのも
どうかと。
(
角川がアニメ・ラノベしかやってないと思ってるのかよw
読んだのか?正にそういう事件だが
アントン瀬名がSF作家辞めちゃうような凋落ぶりだな。
「このまま何もらんほうがいい」とは最大の皮肉。
どうせ足掻いても無駄だし惨めな結果にしかならない。
なら潔く皆で「沈没」し、新たな「芽吹き」を待とうってか。
古い連中がみんな死んでしまうまで、ね
古い連中は死ぬまでになんとか新しい遺恨を作り上げて残していくよ
272 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/12(火) 13:15:31.68
結局『SFアドベンチャー』創刊('79)以前の
専門誌が『SFマガジン』しかない状況に
還っただけというか。
同様の見方は“SF冬の時代”論争('97)にも
あったけど、日本SF大賞消失の危機だけは
関係者もファンも夢にも思わなかったのでは?
(翻訳物中心のファンなので、ぶっちゃけ無くなっても
あまりピンと来ないというのが身も蓋もない本音だけど。)
自分の場合、読みたい内容のSFしか読まないから
賞とかあまり意識しないな…
賞って販売促進ツールなのよ
なんで日本SF大賞が消失って話になってんの?
出版社が金出してパーティやってくれなくなっただけだよな
審査員のセンセイ方にお支払いする審査料が出ないだろうが!って反論食らったけど
それ結局、セールスに繋がりもしないものを審査員が選考料もらうためにやってたって事よな
そら出版社も金出し渋るわ
ちゃんと金の匂いがすれば角川なり宝島なり寄ってくるだろ
金関係なく良作品の顕彰やりたかったら手弁当でツイッターSF大賞でも何でもやりゃいいがな
自腹でやるほど団結力もハングリー精神もねえだろ
>>274 原型のヒューゴー賞は有志のボランティアだけど
ステマステマとバカにする奴多いけど、
結局、日本人総体が流通でしか物事を考えられないエコノミックモンスターなんだよな
いや有志のファンダムがボランティアで作ったのが星雲賞でしょーがw
対して日本SF大賞は作家がSFの商業的価値を維持するためにある賞
それが見放される事自体がSFの衰退を意味する悲劇
不勉強でどうもすいません
作家がお友達あkら賞を選ぶ→つまらない→日本SF大賞という名前→
これが代表か(誤解)→日本SFってつまらないんだな→もう買わん
ていう図
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/03/13(水) 15:45:18.97
でもSF大賞受賞者ってSF作家だけじゃないし、小説だけでもないからねぇ。
『Self Reference Engine』と『虐殺器官』が落選したことを
怒っていた人がいたけど、私は原作版『風の谷のナウシカ』が
落ちたとき(ノミネートはされてたっけ?)「もはやこれまで」
と落胆した。徳間のお手盛り受賞と陰口を叩かれるのが嫌なら
次の年に『ガメラ2』に与えるのもおかしな話だし。
(のちにSF作家クラブ会員がオールタイムベストを選出した際
『ナウシカ』は上位5位以内にランクインしたにもかかわらず)
もちろん個々に優れた作家は存在するのだが、総意となると映画版
『さよならジュピター』といい、なんでこうなるんだろう?
>『Self Reference Engine』と『虐殺器官』が落選
これ小松左京賞だろ
ナウシカが受賞しなかったのはどっちかつーと
宮崎駿個人のめんどくさい性格が敬遠されたからではなかろーか
>>280 俺も最近まで、SFの芥川、直木賞的なものなんだと思ってた
昔、SFでは直木賞は取れないというのが通説になっていたので
日本SF大賞が漫画や映像まで対象にしているのを
「我々は直木賞と違ってこんなに視野が広いんだ」
というイヤミな見せつけだと言われたりしていた
直木賞へのあてつけと解釈する側も視野狭いな^^;
日本SF大賞なんかより10年も古い星雲賞が映像部門と漫画部門やってるから対抗上倣っただけなのに
日本SF作家が選んだ内輪大賞
って名前だったら買わなかったし、がっかりしなかったから
SFから離れなかったかも
>>282 当時宮崎氏は
「個別に好きな作家はいるが、SFというジャンル自体はあまり好きではない」
と公言していたので「SF」大賞は進呈しにくかったんだとおも
宮崎駿はオタク嫌いだからオタク臭いSFの雰囲気がダメだったんだろうな
『惑星カレスの魔女』カバー絵とか提供してるけどな>宮崎
グウィンを枕の下に敷いて寝るくらいだったんだからSFが嫌いなわけがないだろ
ジャンルとそれにたかるオタクが嫌いだっただけ
同属嫌悪・近親憎悪か
俺らがSF作家クラブDISってるのと同じようなもんじゃないの
ナウシカは砂の惑星に似てると言われてるが
実際はハリスンの死の世界の方が近いんだよな
環境の保護の為に人類を排除しようとする生態系
宮崎本人は腐海のイメージの元として植物学者中尾佐助の「栽培植物と農耕の起源」を上げてる
やっぱSFっぽい創作と見られると不本意なんじゃなかろか
まさにSFっぽいじゃん
それがSF側の人間からも「SFっぽい創作と見られると不本意なんじゃなかろか」と真顔で語られるのが
SFの衰退を如実に示しているな
ただ、始める前編集に、いわゆる腐海っぽい設定と砂漠設定を見せて
「砂漠にすれば段違いで描き易いからサクサク進められる」
「そうじゃないこっちの方にすると月産ページ数2桁にも届かない可能性がある」
と説明した上でどっちにするか?と尋ねてる
ハヤカワ・創元のSF小説もいくらかは読んで自分なりの
SF観は持ち合わせているつもりだけど、高千穂&宮武コンビによる
ガンダム批判の後遺症で、そんなにしちめんどくさいならいいよ別に
SFじゃなくたってという投げやりな気分がSF界に対して、ある。
(山本弘氏の『トンデモ本?違う、SFだ!』のように「惜しいなー
ここのミス」的フォローがあるならともかく、ああも異様なまでに
居丈高だと)
しかしあれほどアニメを毛嫌いしておきながら、なんでいまだ
アニメとラノベ界隈で仕事してるんだろう、あの二人?
しかも今から考えるとクラッシャージョウやダーティペアより、
ガンダムの方がよほどSFしてたというオチが付く
高千穂はレンズマンやキャプテンフューチャーのデッドコピーだが、
富野はハインラインやクラーク読み込んでガンダム作ったわけだからな
ヤマトにしたってメトセラの子らから着想得て日本市場向けに作り直した歴としたSF
そんな風に日本SFをめちゃくちゃに分断しておいて、
今更ハヤカワから新刊出すとか、高千穂って本気で頭湧いてるとしか思えない