小松左京追悼号
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と、いつまでも続くのだろうか
ヤマザキだろw
ヤマザキネタは筒井のときにとっとけ
>>952 やらせて貰えなかったりしてな
遺族に「ハヤカワには何もさせるなと遺言がありますので」とか
言われても驚かない
「太陽風交点」事件の謝罪を条件に
認めるとかならあるだろ。
誰か関テレのアンカー見てた人いない?
最初のほう見逃した
ぎゃー!録り逃してる!!!
8/2、朝日新聞での筒井さんの追悼文「人類信じたロマンチスト」
中盤で小松左京登場を
『もしこの時に小松左京がいなければ、以後もSFは軽視され続けて
いたことだろう。ほんとうに危なかったのだ。この先人類はどうなるのか
という大きな問いかけをする小松左京という存在がなければ、それ以後の
日本のSFの確立は困難だったに違いない。』
最後のところ。
『破綻している資本主義経済と両輪のようなテクノロジーの自走による
今回の災害から、過去に書いてきた文明批評SFの延長で小生などは
人類の滅亡は明らかだと考えているのだが、多くの「未来論」や
「終末論」を書いていながらも、小松左京はそうではない。
あくまでも、どこまでも人類を信じているのだ。
やはり小松の親分、ロマンチストだったんだなあと、
つい感じいってしまうのである。』
現状において、ロマンチストって褒め言葉になってないやん
信じようが信じまいが、生きていかなきゃならないんだからさ
まあ死んでいく人には夢見る事しか出来ないワケだけど…
半世紀前に会ったときから変わらずロマンチストだった
小説家・小松左京への追悼の気持ちを感じるけどね。
人間を愛しすぎていたので、人間を心底憎んだり
卑しめたりすることができなかったのだろうなあ。
もういなくなっちゃったんだよなあ。
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/04(木) 19:59:20.72
>>963 あんたいまごろそんな馬鹿ウヨ相手にしても…
「日本沈没」が出た頃は、ユダヤ人に関する書籍がベストセラーになった時代だからな
966 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/04(木) 20:13:03.07
>過去に書いてきた文明批評SFの延長で小生などは
人類の滅亡は明らかだと考えているのだが、多くの「未来論」や
「終末論」を書いていながらも、小松左京はそうではない。
あくまでも、どこまでも人類を信じているのだ。
黒澤明が「乱」をペシミスティックな映画だと評する人が
多いけど、あの映画のラストシーンはハッピーエンドのつもりだったんだけどなと
ケラケラと笑ってそうだ。
黒澤明も、人間は愚かでどうしようもない生き物だという
映画を作ってきた人だけど根本のところでは人間を信じてた。
それが象徴的なのは「羅生門」「生きる」のラストシーン。
「人間は一本の葦にすぎず自然のなかでもっとも弱いものである。だがそれは考える葦である。
かれを圧し殺すには全宇宙が武装するにおよばない。
…しかし、宇宙がかれを圧し殺しても、人間は殺すものよりなお高貴であろう。
なぜかといえば、かれはおのれが死ぬことも、宇宙にかなわぬことも知っているが、宇宙は、なにひとつ知らないからである。」
パスカル「パンセ」より
「ものを知る力、か・・・
宇宙のひろさを、
テコの原理を、
そして、人間が頭でっかちのケダモノであることを認識する能力か・・・
ちくしょう!やくたいもない・・・」
「そのやくたいもないものに、賭けるんだ・・・」
小松左京「果てしなき流れの果てに」より
どこまでも星新一とは対照的な人だな。
あっちは人間嫌いだったし。
さよならジュピターの映画はテレビで見ました
小学生の頃の事で、世間の酷評も知らずにこれが面白い映画なんだと自分に刷り込ませるかのように、録画を何度も見ました
エンディングが暗い感じで、曲を聴くと当時立たされていた状況がまざまざと浮かんできます
「やった!ブラックホールの軌道が変わり始めたぞ!!」
(全員沈黙)
「・・・(黙って着席する)」
このシーンが映画の全てを物語ってるような気がしますね
地球が救われて、別にはしゃぐ人がいてもよかっただろうと。
感動しろ、黙祷しろと無言で威圧するオペレータールームのうすら寒さは、今になっても忘れられずにいます・・・
>地球が救われて、別にはしゃぐ人がいてもよかっただろうと
最初の一人が喜んでたと思うけどね。
ちなみに、小松左京は
ハリウッド映画なら、全員大喜びにするんだろうけど・・・
と言ってた。
小説の方を読めば、どうしてそういう演出なのかはわかると思う。
宣伝ごめん。
今日、関西のラジオでこんな話がオンエアされました。
今週一週間限定!
朝日放送のサイトにあるwebioの中にある
「桑原征平 粋も甘いも」 8月4日放送分で
私は忘れない「小松左京さんの想い出」
を流しています。
http://asahi.co.jp/webio/index.html 所々怪しいけど、なかなか興味深いです。
棺の中の話には涙。
>>969 >>970 端折りすぎたんだろな。
様々な場面ののちに大統領が太陽系のシンボルから木星を除くシーンに入るとかならよかったかもしれない。
>>971 昔、平日にフジテレビが小川宏ショーを放送していたころ、土曜は関テレが
桂米朝さんの司会で「はい、土曜日です」を放送していた。
そのときの局アナが桑原アナで、小松さんが準レギュラーみたいなかんじで
出演していた。
そんな関係があったので、思い出話しを放送したのでしょう。
東京なので、聴けなくて残念。
974 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/04(木) 21:43:39.77
>>912 ひがみというより、
ちょっと甘えてるだけだから許してやってくれ。
ああ見えて北野は大の小松ファンなのだよ。
>>973 そのとおり。
だからその話が今週ならwebioで聴けるんだって。
リンクたどってみてよ。20分弱あるよ。
977 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/04(木) 22:31:54.03
>>975 radiko.jpって開始当初は、IPアドレスを使って聴取エリアを制限していたけど、
今は制限なくなったの? 東京の放送は聞けるけど、関西は聞けない。
>>978 自己レス
radiko.jpじゃなかったのね。なんとか聞けるようになりました。ありがと。
桑原征平の話しおもしろいね。
頭蓋骨がでかかった話し、小松さんの入歯。
大阪空港着陸のブラックジョーク、小松家の猫の話し、
ドブロクに猫イラズの話し、笑ってしまった。
やっぱり東京がキライだったのだなあ、そうだろうなあ。
星新一さんが東京にいたから会いに来きたようなものなのかな。
最後のところ「あのひとのおかげで豊かな人生を送れた」というのは
わしらファンの気持ちそのままだ。
これ、ファイルを手元に置きたいけど保存の仕方がわからない。
youtubeに転載されるかな。
写真家のことだけど、安西水丸だったかな。
ロバート・キャパは人間を嫌うには人間を愛しすぎていた。
アンリ・カルティエ・ブレッソンは人間を愛するには人間を嫌いすぎていた。
そんな意味のことを漫画に書いていたっけ。
小松さんと星さんのことを連想するね。
星さんが人間嫌いになった理由も、小松さんが(たぶん)人間を憎みながら
愛さずにはいられなくなった理由も、いまは何となく理解できる気がする。
二人とも日本の宝だ。
それを正しく評価されないのが悔しいけど、俺たちが知ってるから、いいや。
星新一・小松左京を知ったことで、俺の人生は豊かなものになってるよ。
982 :
981:2011/08/04(木) 23:17:00.52
983 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/04(木) 23:27:18.14
>>980 保存の仕方ならWindowsMediaPlayerの
ファイル>名前を付けて保存
メニューバーが表示されてないならALTキー押すか
タイトルバー上で右クリック。
>星さんが人間嫌いになった理由
「ある夜の出来事」の最後に出てくる男は星新一だと思うよ。
本当に人間を信じられなくなくなったら自殺するしかないけど
星新一も天寿をまっとうしたんだから。
>>980 > 小松さんが(たぶん)人間を憎みながら
> 愛さずにはいられなくなった
乱暴に言わせて貰えば、小松はここに帰着するように想うんだよなあ
ガキの頃から中年男になっても好きなまんまなのは、そんなせいかも。
結実する文章が正反対かもしれないけれど、その意味で開高とは根っ子が同じだと思う。
筒井が義憤に駆られて攻撃しても、当人同士には理解し合う所があったようだけど
膨大な情報や紡ぎ出された言葉の先に子供っぽい純粋さが
透けて見える気がする。
東京育ちにはわからない、翻訳不可能な関西のなにかが
あるような気がする。関西の人はそこが肌でわかるから、
よけいに面白いのだろうかと、ちょっと悔しいけれど、
これはどうにもならん。
難しく考えずに
関西でも大阪京都奈良兵庫和歌山三重、全部違う
子供の頃読んだ小松作品と大人になって読み返した小松作品の受け取り方が違うように
その時々で、面白いと思えたら楽しいやん
科学的・政治的知識があればもっとこの本が楽しめたかな、とか思うより
なんか判らん部分はあっても面白い
むちゃくちゃ面白い
ストーリーにのめり込み、発想にどきどきわくわくし、登場人物を応援したくなる
多分自分も宇宙に行くんだろうなと妄想したり
こう思わせる力があるのが小松さん作品だと思う
989 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/05(金) 01:41:43.17
>>989 目頭が熱くなりました
スレの締めにふさわしいですね
>>989>>990 う…pcレベル低すぎ?
見られないけど、勝手にユーミンの曲を語るぞw
ユーミン、って人はそんなに好きなミュージシャンじゃなかった。
甘ったるさがくどく感じられたリア厨。
ただ、このアルバムは別格に感じられた。「Voyager-日付のない墓標-」は、
リアルなアストロノーツの、そしてその恋人の切なさが、胸を締め付けた。
これはある意味、歌詞によるSF的感動と思った。
「青い船で」も同様。内惑星の運行を、じわりとした時間の流れを感じさせる、
ゆったりとしたメロディーで、ふと遠く天空を望むような歌詞を垣間見せる手際は
流石と言うしかない。
…映画の内容については詳述を避けるwwww
だが、あまり好きでなかったユーミンという人の、懐の深さ、創作力の底知れなさを、
この映画のBGMひとつで思い知らされた。
992 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/05(金) 03:43:10.64
セキュリティ設定は?
フラッシュが見られる環境なら聞ける。
>翻訳不可能な関西のなにかが
たしかシャープと同じく、
関東大震災で関西に流れ着いた東京人じゃなかった?
>>972 2010年・・・木星太陽化SUGEEEEE!でもHALカワイソス(´・ω・`)さよならHAL
さよならジュピター・・・木星カワイソス(´・ω・`)さよなら木星
>>993 『SF魂』(新潮新書)によると
父は千葉館山の網元の倅。母は東京日本橋。
父は明治薬専で母の兄と一緒だったので、それで知り合ったのだろう。
結婚後、父は一足先に大阪へ出て、直後に母は関東大震災に遭う。
小松左京が生まれたのは大阪市京町堀(西船場)、小学校に入る前に
兵庫県西宮市へ引っ越した。
いまにして思えば1930年代の典型的な歳中流家庭だった。
家にはラジオも蓄音機もあった。
大阪(というより神戸か)文化で育った東京の子、ってことだね。
母親の育ちで東京文化を吸い込んでいた印象。
森毅ともどことなく似てるなぁ、関東と関西のハイブリッドという点
追悼展になってしまったけどね。
展示内容を(星新一展なみに)もっと広げて、東京でやってくれないかなあ。
全貌を捉えるのが難しい人ではあるのだけど、やりようはあるはず。
さて、追悼の時間もお時間が迫ってまいりました。
1001 :
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。