670 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 22:30:53.81
>>665 掲載誌の14ページ
>Aを押せばUが出る、Cを押せばGが出る、なんだかそんなような機械に、祖父のタイプライターは生まれ変わることになる。
このA、U、C、GはRNAを構成する塩基アデニン、ウラシル、シトシン、グアニンの略号
DNAの塩基がA-T、C-Gの組み合わせで対を形成してるのは割と有名
でも、RNAっていうのはDNAと違って一重らせんなので
塩基対を形成しうるということがイメージしにくいと思われる
しかし、実際にはDNAの転写、翻訳にtRNAが使われる場合をはじめとして
A-U、C-Gの組み合わせで、相補的に塩基対を形成することは多々ある
そこを村上龍は取り違えてAと塩基対を形成するのはTだけだと思い込んでしまっているのではないだろうか
671 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 22:45:12.62
>670
>>Aを押せばUが出る
> そこを村上龍は取り違えてAと塩基対を形成するのはTだけだと思い込んでしまっているのではないだろうか
まっさかー
それってDNA→t-RNAへの転写としては間違ってないでしょ?
それに・・・、例えそれが間違い(複製のところで用いられた説明)であったとしても
それが作品の面白さ自体に影響するとはどうしても思えない。
もっと重大なミスがあったにきまってるよ。
でなかったら・・・
芥川賞マジオワタ