1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
『夢の言葉 言葉の夢』『夢意識の時代』は若いうちに読んでおくといい
笠井潔、新戸雅章、水鏡子、巽孝之……男ばっかだな
森下一仁「現代SF最前線」は地味だが名著というか真摯な書
大森は香具師みたいなもんなんで読む勝ち無し
森下一仁「現代SF最前線」は地味だが真摯な書
大森は香具師みたいなもんなんで読む価値無し
おおありがたい。Amazonでも買えない絶版本もちらほらあるんですね
図書館で借りてみます
国内ばっかだな
海外なら『SFに何ができるか』は基本だと思うが
森下のだったら「思考する物語―SFの原理・歴史・主題 (Key library)」のほうが
まとまってるよ
>1が読みたいのは個々の作品論(=書評集)なのか?
それともSF全体を論ずるものなのか?
後者なら「思考する〜」のほうがオススメなんだが
古典なら、オールディスの『百億年の宴』みたいな歴史もいいんじゃないの
ブライアン・オールディス『十億年の宴』『一兆年の宴』
ダルコ・スーヴィン『SFの変容』
ジュディス・メリル『SFに何ができるか』
笠井潔『機械仕掛けの夢』
このあたりは面白かった
批評というよりは研究だがマイク・アシュリー『SF雑誌の歴史』とジャック・サドゥール『現代SFの歴史』は
SF雑誌の変遷と作家や編集者のかかわりあいが知れて興味深い
しかし批評書にしろ研究書にしろ
そんなに出てるもんでもないから
あと数レスで終わるな、このスレw
素人批評をやればいいではないか
それ雑談スレとか感想スレとか個別の作家スレでやればよくね?
洋書を挙げていこうぜ
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/12(土) 00:43:39
別冊奇想天外SFの評論大全集を買った 105円
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/12(土) 10:49:29
最近読んだ
「神は沈黙せず」
ジャンルはSFってなってたけど、あれはファンタジーだよね?
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/14(月) 20:14:38
東浩紀のゲーム的リアリズムの誕生は読むべし
SFの何が面白いの?って
彼女に言われたら
お前らどう言う?
>>19 俺の彼女(想像)はSFに興味がないから、そんな事聞かない。
というかSFという単語を知らないかもしれない。
SF読みはモテないことが問題だな
ヤれるSFとかないの?w
この本読んだら彼女ができました的な
>>19 彼女? そんなUMAが存在するわけねーだろ
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/26(土) 03:58:50.49
24 :
ハリキリスタジアム:2011/02/26(土) 06:22:14.85
>>20 SF研究会だってSFが何の略か知らないですから。
制服研究会ですね、わかりますん。
サイエンス・フェチの略かな?
SMの親戚だから
>ちょっとあわててまして、葬儀の手配して
>会社に連絡し、得意先に仕事の中断わびるので必死でした。
>作家関係への連絡は事務所に一任してました。
>個人的にメアド知っている方には、通夜のあとに連絡しました。
>ろとありがとうございました。元気なら
>大会なども行きたかったようですが、数年
>前から車椅子生活で、とてもかないませんでした。
>作家さん達やファンの方たちとお別れしたかったものの、死に
>行くものが生きていく人たちの邪魔はしたくない、との
>硬い信念があったようです。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/11(木) 14:15:32.98
SFぬるぽ
31 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/12(金) 17:07:29.04
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/01/11(水) 23:08:34.77
金星に旅立つ
寧ろ界王星に旅立てよ!?♪。
パトリック・パリンダー 「SF/稼動する白昼夢」
奇を衒わずオーソドックスで良い
地味に良スレ
白水社クセジュ文庫の
『SF小説』ジャン・ガッテニョ(今は絶版)
『SF文学』ジャック・ボドゥ
どちらもけっこういい
前者は有名なキャロル研究者
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/21(火) 23:51:27.02
『SF小説』ジャン・ガッテニョ(今は絶版)
この翻訳はひどかった。
けっこういいなんて、無責任なこと書くな。
あんなの意味分からんだろ。
視点はフランス人ならではのもので悪くないよ
原著もそうむずくないし
世界SF文学・総解説。
批評じゃなくて単なるリスト本だけど、この手のリスト本はマジで楽しい。
榎本眞理子『イギリス小説のモンスターたち』
「ノーサンガー・アビイ」「フランケンシュタイン」から始まって
「ウェセックスの夢」「ソラリス」で終わる。
>>40 忘れてたが確かに楽しかった!
また読もう
ロバート・スコールズ『SF -その歴史と ヴィジョン』
確か初版のころは箱入りで、見た目コワモテな感じがした
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/03/04(日) 17:20:49.43
なんで批評家は誰一人として佐藤亜紀に反論しないの?
私たちは馬鹿ですよと認めた、でいいんだね。
で憂さ晴らしにツイッターで素人虐めw
或は馴れ合いで慰めあいwww
佐藤亜紀はまともな小説書けと言いたい
初期の硬質なテイストが見る影もない
評論もどきは興味ない
妥当性のない断言しかないから
佐藤亜紀は小説だけ書いていればいいのになあと思う。
ツイッターで「汚いものつついて眺めるのが好き」などと嘯いておきながら
本当に荒れたら店じまいしてクローズドでぐちぐちし始めたのは幻滅。
そろそろ同じ名字つながりで佐藤大輔レベルに近付く
>>40 SF文学総解説はいつまで出ていたの?
私の持っているのは84/12/25発行
これ以降のものを持っている人いますか?
●JA『生者の行進』石野 晶 756円
冬子、隼人、美鳥、スオウ……四人が出会ったとき、
幼い心に刻まれた罪が明らかに。
繊細な心の揺れを瑞々しく描く青春ミステリ。
作品を台無しにするタイトルだと思うんだが、昔から後を絶たないよな
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2012/06/15(金) 20:44:41.74
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/01/04(金) 22:32:12.39
う
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2013/09/21(土) 21:49:08.46
死にそう
伊藤計画の作品ってそんなにいいか?
確かに国産ぽくないのはいいけど、騒がれ過ぎてた気がする。
あれはハヤカワと一部批評家のから騒ぎ
伊藤計劃はあくまでもエンタメにとどまると思う
思想的にはたいしたことない
思想的wwwwあずまんwwww
東浩紀の小説って売れてるの?
なんか他の作品の面白い設定つまんでる印象なんだけど読んだひといる?
今この分野の代表格って誰?
二番目のヤツ読んだ
まさにそんなのを批判するオレかっけーじゃん、なわけだが
しかも後半どんどんポエムになっていき自分に酔いに酔いしれているし
そもそも伊藤計劃自体が○○以降な作家じゃん(暴言)
この○○にはMGSなり攻殻機動隊なり好きなの入れて
メタルギアソリッドは今やクソゲーの代名詞なんだがなあ
63 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/04/22(火) 20:37:29.94
柴野拓美SF評論集
理性と自走性――黎明より
柴野拓美
牧眞司 編
ページ数:656ページ
初版:2014年4月30日
定価:3,996円 (本体価格:3,700円)
ハンヌ・ライアニエミの「量子怪盗」読んだ。
かなり面白かったが、技術的背景はまったく説明しないので、
ある程度科学的教養のある人じゃないと辛いかも…
ただ、古典ミステリーであるルパンシリーズに範をとって、テクニカルなとこは
徹底的にサイバーパンクの上を行く設定で攻めるのは好感持った。期待してる。
オースン・スコット・カード「道を視る少年」
久々のカード作品の翻訳。
カード作品としては及第点。
旅を続けるうちに
いろいろな能力を持つパーティーメンバーが増えていくという
RPG的な展開は楽しい。
時間移動できる超能力者が出てくるけど
タイムパラドックスの回避については完全放棄。
そういうのが気になる人にはお勧めしない。
シリーズ第1作とのことで、
続編の翻訳が出たら買って読もうと思う。
編集と作家がよってたかって、
常人には理解不可能なゴチゴチの作品か、
従来の標準的ファンがそっぽむくようなラノベか、
に分離させてしまった。
こうして滅んでいく。
標準って何が標準か定義できないでしょ。そもそもSFはカテゴリー的に広いんで。
スペースオペラもあれば、ファンタジーもあり、ハードSFもあれば、サイバーパンクその他もあるから。
「SFファンです」と言ってファンタジーしか読まない人とか、スペースオペラしか読まない人はよくいる。
一応コアがあるわけじゃん。
で、出版業の皆様には一応そのコアを支持してもらわないと。
昔は編集者と作家が協力して新しいジャンルを作ったもんだけどな。
アシモフとか典型。ま、今もポストサイバーパンクのようなジャンルでは、
同じような形で出版社・作家が一体で新しいことやろうとしてるみたいだから、
期待しようじゃないの。海外の話だけど…
今は英の新進SF作家が面白いな
「作品が○○だから売れない」なんて一本ヒット作が出ればころっと手のひら返すようなもん
伊藤計劃がディック賞取って大学生にバカ売れする直前までは
「SFは小難しいから売れない、ライトノベルに吸収されて終わり」の大合唱だった
実際にはその前も後も平均的な売り上げはさほど変わってないんだけどな
>>71 同意。
評論屋の真価は10年のオーダーで観察することで、だいたいわかるよねw
どの分野の小説でもそうだが、10年経って「また読み返してみようかな」と思う作品は間違いなく名作
エンダーのゲームか
ポストサイバーパンクとか言われてる、今の英作家は元気だな。
英米でポストサイバーパンクというカテゴライズが通用するのはせいぜい
『ダイヤモンド・エイジ』か『オルタード・カーボン』くらいまでで
それ以降は完全に終焉した言葉なのだが
なぜか日本でだけサイバーパンクが生き延びちゃってるせいで
ポストサイバーパンクという言葉も現役のまま、という不思議な状況
まあ辺境でかつての中央での流行文化がなぜか保存されるというのはよくある話だが
なぜかワイドスクリーン・バロックという、オールディスの思いつきワードが日本で長らく生き延びたのと似てるな
そんなふうにして日本でシーラカンス的に生き延びたサイバーパンクは
いまやニンジャスレイヤーになったわけだ
あれがサイバーパンツなら
ラジカセもE電も全部サイバーだよ
だからもう本家は滅びさってキッチュしか残ってないのさ
>>76 まあ、ニュースペースオペラだったり、ニューサイバーパンクだったり
ニューファンタジーだったりで、実は一括りに出来るものではない。
ニューハードSFは無いけどねw
でも現実、読んで「おっ」って思わせてくれればいいのよ。
カテゴリーになる話は、まあ10年先だろう。
すでに意味のない「サイバーパンク」というラベルで無理矢理まとめても
結局なにも生産的な結論は出ないよねえ、というのがSFマガジン特集の感想
「サイバーパンク」というカテゴライズが主流と言えた時代は90年代前半で終了。
「ポストサイバーパンク」というのは、その後新たなカテゴリーとして確立していない、
ちょっと斬新な作品群をまとめて指してるだけだろう。
日本国内だけなぜかサイバーパンクってカテゴリが生き延びてるんだよなあ
思うに、日本のSF読者は文芸としてどうかというところにほとんど興味がなくて
SF的ガジェットとその組み合わせ方にしか興味ないから
サイバーパンクも単なるガジェットの枠組みとして生き延びてしまったのではないか
じゃあ実際の潮流教えて
そういう情報すら入らないガラパゴスが悪い
>>84 サイバーパンクについて言えば、そもそも「ニューロマンサー」が千葉シティから始まっているように、
「日本の現実がSFの最先端だった! アメリカ人が注目してくれて嬉しい」という面が多分にあったわけで、
つまりは「テルマエ・ロマエ」と同じ構造
経済的に衰退した日本の現状では同じ構造で受けを取れるとは考えにくいと思う
現代に同様な方法論で見るべきなのは中国ではないだろうか
必ずサイバーパンクは魅力的だろ
絶対にサイバーパンクは魅力的だろ
確実にサイバーパンクは魅力的だろ
100%サイバーパンクは魅力的だろ
十割サイバーパンクは魅力的だろ
>85
英語圏はオンライン雑誌が無料で読み放題だからそれ読むといいよ
とりあえずガジェット的にはゾンビとディストピアがまだまだ大人気で
小説技法としては一般文芸とほぼ一体化した
必ずサイバーパンクは緊張感が沢山有るよ
絶対にサイバーパンクは緊張感が沢山有るよ
確実にサイバーパンクは緊張感が沢山有るよ
100%サイバーパンクは緊張感が沢山有るよ
十割サイバーパンクは緊張感が沢山有るよ
>89
小説がすでにその一部でしかないスチームパンクをのぞけば特にないよ
ニュースペースオペラやニューウィアードははっきりとした一体感があるわけではないし
逆にこれまでのSFがなんだかんだいってアメリカ白人男性・ミドルクラス以上の文化偏重だったのが
最近はアジアやアフリカにルーツを持った作家や女性作家が急増していて
今は本当に多様化の時代だと思う
必ず不潔なサイバーパンクは非常に綺麗だろ
絶対に不潔なサイバーパンクは非常に綺麗だろ
確実に不潔なサイバーパンクは非常に綺麗だろ
100%不潔なサイバーパンクは非常に綺麗だろ
十割不潔なサイバーパンクは非常に綺麗だろ
てか、ここでポストサイバーパンクとか語る人は、チャイナ・ミエヴィルすら読んでないのか…
おおっとマウンティング来ましたー
てか具体的にどうぞ
トールキンを否定するミエヴィルを未だに「ファンタジー」という括りで呼ばなきゃいけない以上、
「ポスト〜」っつう過渡期の表現も致し方なかろうってことじゃねえの?
トールキン否定するファンタジー、いくらでもあると思います
ポストなんたらという表現を忌み語にしてるやつって、
ようはポストモダンとかメタフィクションみたいな、
二十世紀末尾の批評に憎しみ抱いてるんだろうと思う
違うならそう言って
ミエヴィルの代表作ったら「都市と都市」?
何と言ったらいいかわからん作品だよな。カテゴライズしたら意味不明になるような
本人らが運動を標榜しているならまだしも
書かれた時期以外にたいした共通点のないものを
むりやりサブジャンルつくってカテゴライズしなくてもいいじゃん、
と思うのだが違うのか
それはニック・ハーカウェイなんかもそうだな。無理やりカテゴラズする意味は無い
カテゴライズ嫌がるとすべて作家個人の問題に解体しかねない
ある程度は分類も有効だろう
気に食わない分類だけ拒否ればいいだろ
だからポスト○○が意味ないわけじゃないよっつう流れじゃないの?
いや具体的に作品間の共通点が挙げられてもいないし意味ないよってことだろ>ポストサイバーパンク
サイバースペースとかVR(その延長線上ののAR)とかのサイバーパンクの意匠部分をうけつぎました、ってだけなら
特徴でもなんでもない
そりゃ「サイバー」と言える作品は何かとか、「パンク」と言える作品は何かとか、
誰も定義してないし。何となくIT系の電脳空間なら「サイバー」、政治的・哲学的
メッセージがちょいと入ってると「パンク」と言ってるだけなんでね。
>104
よく勘違いしてる人多いけど、そういう定義そのものは問題じゃないよ
大事なのは、なんらかの定義を仮定することで有意義な結論が導き出せるかどうか
そうならカテゴライズする意味があるし、そうでないなら意味はない
つまり、現代の作品を「サイバーパンク」とか「ポストサイバーパンク」と
カテゴライズすることでなんらか新しいものが生まれるのか? ってのが問題
お好み焼きは広島風や!いや関西や!
いやいやもんじゃだろ
本人たちにとってはどれも大事
>>105 新しいものなんか生まれないだろ。
ただ分類するだけなんだから。
カテゴライズは単なるタグでしょ。読者が好みの作品を選び安いようにするだけ。
110 :
105:2014/10/21(火) 00:02:09.67
へ? じゃあなんら生産的意図もなくカテゴリわけがどうこう言ってたわけ?
ごめん来る場所まちがったわ。
確かに間違ってるな。カテゴライズはユーザーサイドの利便性だけの問題だから。
カテゴライズすれば何らかの創造性の高い作品が生まれた、なんてことは100%ないんで。
スターオーシャン5をセールして欲しい
スターオーシャン5を出荷して欲しい
スターオーシャン5を売却して欲しい
スターオーシャン5を市販して欲しい
スターオーシャン5を発売して欲しい
スターオーシャン5を出して欲しい
ポスト〜がカテゴライズだと思ってる時点でダメなんだけどね。
何となく判んないけど、次のステージに行くんじゃねえの?ってのを纏めて呼称してるわけで。
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王: