名作という評価が定着しているものの読んでみたら何コレ?
自分にはわからんって言うのを書き込むスレ
夢枕獏「上弦の月を喰べる獅子」
構造だけ決めて書きなぐったようにしか思えない
「エンダーのゲーム」つまらん
ハインラインの長編全部
「猫は海賊」とか神林全部
レムの非ユーモア作品全部
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/01/23(日) 01:48:53
「たんぽぽのお酒」 レイ・ブラッドベリ
眠い…
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/01/24(月) 00:07:52
カート・ヴォネガット
「猫のゆりかご」
「タイタンの妖女」
ベンフォード
ほぼすべて…つか、例外ねーや。すべて。
ベア
永劫
ブラッドミュージック
虎虎虎
なにが評価されてるの
「愛はさだめ、さだめは死」
野生生物がウホウホやってるだけで
何が面白いのかさっぱり分からなかった
>>3 ラモックスから愛に時間をまで一括りとはすげぇ
ディックがいい!と言われていくつかよんだけど
ピンとこなかった中学時代。
いまはわかるが、割と陰鬱な世界が多いのは
子供向けではないなと思う。
ディックは仕事に疲れたサラリーマンが夕暮れにたたずんでいるようなイメージの作品が多いな
>ディックは仕事に疲れたサラリーマンが夕暮れに
核戦争でできたクレーターのほとりでエアカーの傍らに
>たたずんでいるようなイメージの作品が多いな。
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/01/28(金) 00:32:42
「幼年期の終わり」 アーサー・C・クラーク
期待が大きすぎたかもしれないが。
眠れない
「楽園の泉」
セイロン島とか先生が好きなのはわかりますから
もうそこらへんにして下さいよ・・・
「さよならジュピター」
エクソダスのドタバタ劇はとても面白かったのですが
『名言』を言おうとする登場人物に辟易・・・
「幼年期の終わり」
もはや内容が思い出せない・・・
「たったひとつの冴えたやりかた」
女の子が一人旅してる所は面白かった
あとはどこで感動していいのかわからんかった
逆に毀誉褒貶色々あるけど面白かったのは
「愛に時間を」
ラザルスかっこいいよラザルス
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/09(水) 13:46:33
所謂「古典」もの。
ドラキュラだの吸血鬼カーミラだのフランケンシュタインだのは読んでる途中でうんざりした。
ラヴクラフトが嫌う理由も少しわかる
○○全部とか言ってる奴はホントに全部読んだのか?
2、3冊読んで面白くなかったら普通そこで止めない?
「アインシュタイン交点」
「バベル17」も「ノヴァ」も「エンパイア・スター」も「時は準宝石の螺旋のように」も
面白かったけどこれは駄目だった
あと「アプターの宝石」もつまらなかったけどこれは翻訳の問題?
デューン・シリーズの後半。
「砂漠の惑星」の強烈なインパクトが、なにやらワケワカメなgdgdに変わっていく様子が悲しい。
>>18 >「幼年期の終わり」
>もはや内容が思い出せない・・・
20年ぐらい前に読んだ時はラストの辺りの
コミュニケーションできなくなった子供達が
集団でなんかしてるとこあたりが記憶に残ってたのに
5年ぐらい前の新装版を読んだら「こっくりさんで宇宙人の正体が!」
に完全に上書きされた。
サンリオSF文庫、ディッシュ「334」とレム「浴槽で発見された手記」は
全然面白くなかったなあ・・・
ヤフオクに出したらそれなりの値がつくかね?
いや出さないけどさ
「夏への扉」
おっさんが都合良く過去改変するだけの話で
つまらなかった。どこが名作なのかよくわからない。
猫関係ないし。
SFなのに個人の都合とか、どーでもいい些細なことで終始する話は
嫌いだな。人の脳を渡り歩いていくイーガンの短編とか典型的だ。
最近のゲームで言えばシュタインズゲートなんかもそうだな。
長編なのにスケールが小さすぎてつまらん。おまけに
起こったつまらない事件の全てが自分の責任で自業自得だし。
バーチャルリアリティとかサイバーとかその手のものはどこがおもしろいのかわからん
ピーマンとかニンジンとかどこがおいしいのかわからん!的な感想はちょっと
どんな顔をして読んでやればいいかわからんね。
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/19(土) 01:32:59
「人類皆殺し」 トーマス・M・ディッシュ
「名作」とはいわれていないか?
地球規模で同じ事が起こっているのだろう…と推測されるが、
小集団(ある町の町民)の描写だけなのでスケールの大きさが
感じられず期待はずれの読後感。
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/24(木) 15:20:27.51
ウイリアム・ギブスン全部
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/02/24(木) 15:21:44.26
ホーガン『星を継ぐもの』。
こんなのショートショートで十分だ。
バラード「結晶世界」
「闇の左手」
両性具有設定の必然性がなぁ…
あの801臭漂う逃避行やりたいがゆえの設定でしかないような。
「夏への扉」 タイムトラベルものなら、「マイナスゼロ」のがずっと面白かった。
「発狂した宇宙」 「火星人ゴーホーム」の面白さに感動して続けて読んだら何これ?日本人にはつまらんよ。
「宇宙の戦士」 パワードスーツで大暴れする痛快戦争SFを期待するよね普通。
発狂した宇宙は日本人だが面白かったな。
勝手におまえといっしょにすんな。
>>32 巻末で解説されてるような設定は、この本の面白さとまったく関係ない上に、
何ら画期的なところもない。
「惑星CB-8越冬隊」と「デルス・ウザーラ」を合わせた冒険小説と思えば傑作。
プラクティス・エフェクト
「発狂した宇宙」は俺もダメだった。
「未来世界から来た男」は何回も読むんだけど。
「地球人のお荷物」も再読しようとしたらダメだったな〜
あえて筒井オタに喧嘩を売ってみるかw
「虚構船団」
作者や信者が何を言おうと、つまらん物はつまらん。それだけ。
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/03/06(日) 10:27:01.61
ハインラインの「夏への扉」
まだ途中までしか読んでないけど、まったく面白くない。
一人称でストーリーを語るのが、自分に合っていないのか、
とにかく読みづらい。なんか主人公がグダグダ不満を言って
いるだけで、これ最後まで読んでいけるかな。
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/03/06(日) 11:52:20.39
「地球の長い午後」
変なキノコに取り付かれ、ひたすら振り回される話。
もっとスケールのでかい冒険譚かと思っていたんだが・・・
>>39>>40 両方十代の頃読んだけど同じく面白くなかったな
今読むと違うかもしれないけど
「最後にして最初の人類」
壮大な未来史物だと薦められ読破したが、面白いところが見つからない。
哲学というよりは言葉遊びのように思える。
こちらニッポン…
小松さんがインテリなのは
わかるし、いいたいことはわかる
しかし長々付き合ってのあの落ちは納得いかなかった…
「最後にして最初の人類」
「スターメイカー」よりは遥かにまし
ドゥームズデイブックは現代パートのしょうもなさ&冗長さに耐えかねて、挫折しちゃった。
>>38 面白かったぞ。え!? っていう驚きがあるから。
幼年期の終わり
作者の思想の限界が見えた
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/03/24(木) 18:58:58.99
「店で出された料理を、全部食べ終わってから『まずい』と文句を言う客は居ない。
不味ければ、食べきれずに残してしまうからだ。
だが、SFの場合には、最後の一文字まで読んでから『まずい』と言うしか無い。
『拙い出来だ』と途中まで感じていても、最後の1ページ、最後の1行で
大逆転している名作もある。
そういった驚き(センス・オブ・ワンダー)を味わえるのがSFなんだ。
読み終わった後も拙い作品だったら、思いっきり『まずい』と大きな声で言おう。」
『SF教室』(筒井康隆編)
>>49 最後の1行で大逆転している名作って奴を読んでみたいな。
「夏への扉」が、面白くない。とかビックリだな
その他の好きな作品も、結構貶されてるし…
>>1 「上限の〜」の手抜き感たっぷりってのは共感するなー
最後の1行
コリエル 「星を継ぐもの」
アシモフの暗黒星雲の彼方だっけかー
アメリカ人以外は最後の一行で「うへぇ」ってなんの…
そのクレームはキャンベルに言ってくれ、と
あれはキャンベルがねじ込んだらしいからな。
>>49 読者なめてるわ。
すでに金を払った読者にさらに時間を使ってリスクを背負えって事?
最後の1行まで、グイグイ読めるものを書く努力して欲しい。
読書だけに、時間使えんし…
リスクってアンタ……
多分この人にとって読書って、作者に身体拘束されて無理矢理強制されるものなんだろうね。
リスクとまで言わんけど、
>>49の筒井の文章には
「ツベコベ言わず最後まで読め!」
みたいな強制感というか傲岸さを感じるな。
傲岸さ
料理人の出す料理は残しても良い。
作家の出す作品は最後まで味わえ。
のくだりね。
>>49 マジで最後の1行で大逆転している名作ってのを教えて欲しい。
非常に興味がある。
>>61 筒井の妄想だろ。
強いて上げれば、
落語の「芝浜」(三遊亭円朝?)
三代目 桂三木助以降は、風景描写も洗練されてるので
凡作→(最後の1行)→名作と言えるか微妙。
該当する作品あれば、オイラからも宜しく。
オチの一行が好きでただのB級がB++に
(俺の中では)なってる小説はあるが
そんなバレをネットに書ける訳がねぇ
ラスト1行で、名作に出来るのって、
作者の力量が物凄くないと不可能だ。
あったら、読んでみたい。
あと1000冊ぐらい読めば普通にあるよ、ゆとり。
映画版の「ストーカー」は最後の1カットで退屈なだけの凡作から傑作に転じた、
みたいな評をどっかで読んだような気がする
>>65 作品名聞いても、色々と理由付けて結局、言わないパターンだろ?
分かってるんだよ。
オチでドンデン返しがある話を教えてくれよ、読むから。
とかバカじゃ…いやバカだろコイツ
>>68 はあ?
オチがドンデン返しな作品とは、書いてない。
ラスト1行で名作になってる作品だ。
貴方は、ドンデン返し=名作とお考えで?
あと1000冊読んでからおいで
71 :
67:2011/03/29(火) 21:46:26.84
>>69 絶対に教えないから、相手にしちゃだめだ。
というか、そんなの無いから
スレチの話題だな。
ま、過疎だからいいか。「ラストの1行で凡作が名作に変わるか」
結論からいえば、ほぼ有り得ない。
我々、読者視点だと『完成品』を読むため、気がつかないが、
第1稿をあげた後、作家は、その作品の主題やストーリーの整合性、読後感から改稿を行い、決定稿(完成品)を起こします。
「ラストの1行」を引き立てる為、遡って原稿に手を入れている訳です。
例外もあると思いますが、皆さんにとってのお気に入りの作品を振り返ってみて下さい。
ラストの1行は…
「逆転する」ではなく、
「綺麗にまとめてる」になっていない?
長文すまん。
連続ですまん。
と、いうわけで完全版は未読だが…
「マルドュック・スクランブル」(全3巻)
ラストのバトルシーンいらんわ!
カードの勝負おわった後、そのままエピローグにもってけ。
小説じゃないんだけど、友人に「猿の惑星」のラストを知らずに十数年過ごしたやつがいた。
大人になってからテレビでたまたま「猿の惑星」を観て感動しまくってたな。
俺らはネタバレというか「猿の惑星」を観たのが幼少の頃だったのであまり感動しなかったけど、そいつの感動する姿は正直羨ましかった。
小説も、映画も出会うタイミングってあるね。
「猿の惑星」は小学生のときに観たけど、観終わった直後は
誰とも口をききたくないくらいの衝撃だったな
そのあとで小説読んだけど、こっちのラスト(ティム・バートン版とほぼ同じ)はあまり面白くなかった
SFは普通の小説と違って、
SF的な仕掛けのセンス・オブ・ワンダーを体験する前に
途中で読むのをやめたら、もったいないよっていうのが趣旨じゃないの。
最後の一ページ、最後の一行、最後の一文字ってのは、レトリックであって、
そこの部分に執拗にこだわっても仕方ないと思うが。
なるほど、「ものの喩え」って事ね。
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/03/31(木) 17:43:13.52
ハインラインの「夏への扉」読み終えた。
これのどこが名作なの? やたらみんな持ち上げているけどさ。
>>79 小説も、映画も出会うタイミングってあるね。
というか「名作って聞いてたけどどこが?」というのは
読書歴の浅い子が必ず思うことで、
それを口に出すのはよっぽどだ。という自覚がですね…
自分が好きな作品を、めちゃくちゃ貶されてもいいじゃないか。
万人が名作と評価する作品なんて無いだろ?
>>79 おまえ、いい加減にしろよ
自分がDQNなだけだって気づけ
おーい!
ウブカタのファンはいないのか?
「マルスク」にケチ付けられてるぞぉ!
タイトルも微妙に間違えられてんぞ!
>>84 ヒント「?」の後に空白を入れるヤツは人の尻馬に乗る例のヤツ
山本弘スレと伊藤計劃スレに出没中
俺は「!」の後にも空白入れるから違うな。
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/03/31(木) 22:17:47.89
>>84 ここは面白くなかった名作を語るスレだろ?
つまらんものを、つまらんと書いてなにが悪いんだ?
だったらおまえが面白かったと思う点を具体的、かつ
簡潔明瞭な表現で書いて見れよ。
>>88 俺も同意だな。
面白くなかったと思ったのを、面白くないって言って
何で批判かつ、人格否定までされる必要があるんだ?
どのへんがどう面白くなかったかを語れよ
羅列スレじゃないんだから
バカはなんでバレバレの自演するんだろう
たったひとつの冴えたやりかた
全盛期の切れ味が全くない。悲しい・・・
批判しちゃいけない作品のリストを挙げてくれ
少なくとも「面白くない」は批判じゃなくて感想だな
>>94 最盛期っていうと、「接続された女」あたりの事?
「たった〜」の方も悪くないと思うけどな。
舌足らずだった。
「接続された女」→アイデアが売り
「たった〜」→女性らしい筆致が売り
みたいな感じだなぁ。
おまえの場合は、作品がダメなんじゃなくて、おまえの読解力がダメなんだ>某スレ70
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/04/01(金) 07:49:09.99
>>99 おまえさ、読解力なんて言葉、軽々しく使うなよ。
たかが小説の感想ごときで、ずいぶん上から目線じゃねーか。
人の感性なんて、十人十色なんだよ。数学の問題じゃあるまいし、
答えが一つなんてありえんだろ!
国の憲法ですら、人によって解釈が異なるってことが、まかり通る
ってのに、ましてや小説の感想なんて10人読めば10通りの解釈があ
ってもいいわけだろ?
生まれつき眼が見えない人間に絵画の良し悪しが分かるか?
感性の違いじゃなくて能力の欠如
>>101 目が見える人間でも、絵の真贋を見極めるのは
至難の業ですよ。
とういわけで、某スレ70は、いい加減粘着やめれ。
104 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/04/01(金) 14:40:11.61
>>103 何がというわけなんだよw おまえの方がよっぽど粘着だろが?
それとおまえ何か勘違いしてないか? 某スレ70って誰のことなんだよ。
ここは「面白くなかった名作」を語るスレであって
「名作の真意がわかる俺カッケー」というスレではない。
受け取る人によって評判の悪い名作だってあるだろうさ。
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/04/01(金) 15:21:35.25
>>61 ネビル・シュートの「渚にて」かなぁ
最後まで救いようが無く、悲しい話なんだ。
だけど、最後の一文を読んで読了した時、何故か心が暖かくなるんだよ。
限りなく切ないんだけど、それを超えて別の領域に心を運んでくれる。
>>107 名作とは知ってたが、まだ読んでないんで、凄く読んでみたくなったよ。
1000冊厨とは違い、教えてくれてありがとう。
バカはなんでバレバレの自演するんだろう
110 :
109:2011/04/01(金) 16:59:19.15
あ、>107-108のことではないよ
念のため
>>107 タイムリーな設定の小説ですね。
紹介に思い入れを感じます。
作者のスレッドが近くにあったんで、
「シャングリ・ラ」(名作?)
あれこれ、ネタを突っ込んで全て未消化。
ネタ選びのセンスが面白いだけに残念。
「夏への扉」の題名が分からん馬鹿はここでも暴れてたのか……
もう小説読むのをやめればいいのに
まぁ、夏への扉は犬好きか猫好きかで面白さが違ってくるからな。
犬好きが読むと駄作になるかも知れんw
92 :70:2011/03/21(月) 11:24:57.79
ようやくハインラインの「夏への扉」を読み終えた。
感想は、とみかく”つまらん”の一言だ。小説を読んでこんなに
イライラしたのは初めてだ。
元の文体が悪いのか、訳者が悪いのかわからんが、とにかく自分には
合わなかった。
読み続けていくうちに、頭が????だらけになってきた。
・タイトルと話の内容、全然関係ないんじゃない?
・物語の舞台が核戦争後になっているけど、これって意味あんの?
・ねこのピートっていてもいなくても特に問題ないんじゃないの?
・主人公の男、子供が好きってわけじゃないのに、リッキーっていう
女の子にやたら入れ込んでいる理由が理解できない。しかもこの子、
自分を騙した共同経営者の子供だろう?
・主人公が親友と婚約者に騙され会社からおん出されて、やけを起こし
冷凍睡眠しようとするあたりの描写が意味不明。しかも寸前になって
気が変わり2人に復讐しようとうして、逆に返り討ちになるマヌケぶり。
・”文化女中器”なる言葉がやたら出てくるが、このネーミングセンス
どうにかならんか! これもイライラの原因。
・何の脈絡もなくタイムマシンが出てきて、主人公を過去に送るが、
ご都合主義もここまでくれば、あきれてしまう。
とまあ、不満をあげれば、キリがないが、よく最後まで読んだと関心
してしまう。もしオレの解釈に間違いがあるなら、誰か指摘してくれ。
・ タ イ ト ル と 話 の 内 容 、 全 然 関 係 な い ん じ ゃ な い ?
↑92を読んで、思わず途中参加したな。
ところで、ファンタジーもぉKですか?
「ハリーポッター」
なんだか、選民臭さが感じられ好きになれん。
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/04/02(土) 19:49:39.86
>>115 猫のピートの意味がわからなければ、この本を読む上での読解力に問題がある。
そうであれば、ピートが探す「夏への扉」の意味が理解できなくても当然。
この翻訳をした矢野徹氏への評価に関しては、
>>115氏の感想と似た思いはもっているが。
旧訳は福島正実だボケw
「黒丸尚の訳が良くない。『ニューロマンサー』も『クローム襲撃』もわけわからん」
ってヤツもよく見かける
作者でも訳者でもなく、まず自分の読解力や注意力を疑ってみよう
という教訓
で、「原文の時点でわけわからんのだ」って返しも定番
あまり期待せずに読む事も大事。
123 :
70:2011/04/02(土) 21:19:41.55
>>115 最近、忙しくてSF板のぞいていなかったけど、オイオイ 何だよw
別スレの俺の書き込み晒しやがってw またあの不毛な論争を繰り返す
つもりなのか?
おまえは一体何をしたいんだ?
「?」の後に空白入れる奴一人が粘着して、自分の好きなものを貶してるんだとさw
流れを読まずにレイ・ブラッドベリ「火星年代記」
「月は今でも明るいが」、「火の玉」(10年発行の新版で入ったとの事。変わりに「空のあなたの道へ」が
削られたとか)が典型的だけど「素晴らしい文明の遺跡を遺して滅んだ火星人」って設定が根底にあるのに
前半の三篇「イラ」「地球の人々」「第三探検隊」に登場する火星人がこれっぽっちも素晴らしく見えないと言う
根本的な矛盾。中でもクスクスクス氏のアレっぷりと「第三探検隊」で火星人がブラック探検隊を陥れた罠の
陰湿さ(引っかかるブラック探検隊もアホだが)は、火星人も後半核戦争で滅んだ地球人とドッコイドッコイにしか
思えなかったわ。これじゃ連作としてダメだろ・・・・・・
とりあえず「長の年月」最後の一文は神。実は一番期待していた「優しく雨ぞ降りしきる」はちょっと期待はずれ
あと、上の批判に名前が出てるけど「火の玉」の話自体は結構好き。短編ごとの感想はこんな感じ
>>123 そのままずっと忙しくしていてくれ
2度と来ないでくれるとお互い幸せだ
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/04/02(土) 22:44:01.37
統一教会は思想哲学心理学のSF作品何ですよねー!?♪。
>>125 翻訳された最後の作品を調べてたら、なんとブラッドベリまだ生きてる!
129 :
70:2011/04/02(土) 22:57:46.22
>>126 そうしたいところだが、売られたけんかは買うたちでね。
>>129 あんた、1000冊もSF読んだのか?
ベスト10位は発表してくれ。
>>128 まあこういうのもあるが
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/mnewsplus/1282113280/ 【海外】SF作家レイ・ブラッドベリ氏、デジタル書籍化を拒絶「ヤフーにはこう言ってやったよ。『いいかよく聞け、地獄に落ちろ』とね」
新:10/08/23 15:29 [573res]
ま、それはいいとして
自分が読めなかったのはあれだ
ヴォネガットの「チャンピオンたちの朝食」
「タイタンの妖女」も「スローターハウス5」も
面白かったが
これは読み通せなかった。色々考えてみたが、
俺の加齢もあると思うが、ヴォネガットの考えるテーマが
深くなりすぎて、俺にはついていけなくなったのかもしれん。
「タイタン〜」は面白かったんだがなあ…
>>131 「加齢もある〜」
グサッとくるわwww
作り手の伝える10の内8〜9を受け止めてたものが、年を重ねて5〜6しか受け止められなくなってきたかも…
ラノベ系、読むと痛感する事があるなぁ…
>>123 そいつはハインラインスレでも晒しているヤツだから、かなりの粘着だ。
相手にしない方がいい。
>>131 おっと。同じ感覚だ。おもしろくないというかヴォネガットの迷走というか…
少なくとも読んだあとの充実感がなかったなあ。
「Self‐Reference ENGINE」
あの年の国内SFで虐殺器官とこれが並ぶなんて理解できん
>>116 俺はあれを 寄宿学校の青春物語 として楽しく読んでいた。
なので後半に行くに従って急激につまらなくなったように思う。
>>44 同意
リアルタイムで新聞連載を毎日楽しみにしていた俺....orz
>115のは>129の70が書いたの?
「タイトルと話の内容、全然関係ないんじゃない?」てありえないんだが
いっぱい賞取ってる「ユダヤ警官同盟」を読み始めましたが、
さっぱりSFになりません、リタイヤしそうです。
>>116 慣れ合う訳ではないが、俺も後半の失速感は感じる。
当時のアオリがすごかったので、過剰に期待したのかもしれない。
「現代の指輪物語」とか「ゲド戦記を超える」とか…
>>139 @歴史物好き
A独特な言い回しに抵抗感があるか?
で評価変わる。SFらしさよりストーリーテリング重視の「新潮らしい翻訳もの」だね。
>>139 ヒューゴー、ネビュラ、ローカスをとってるけど…
感覚的にはMWAじゃないかな?(スリラー系も喰える人なら最後まで読んでみて)
夏への扉は、面白くなくはないけど、べつにそこまで…
なんか、やたら持ち上げられてて、猫好きなら好きなはず!とか
好きじゃないなら犬派!とか、ロリかわいいとかいう奴が多いのがうざくて
必要以上に低評価にしたくならなくもないのよ
そういう好き嫌いとかの話じゃないだろう
「タイトルと話の内容、全然関係ないんじゃない?」って
カバーが間違って別の本にかかってたんじゃねえーの?w
お ま え ら 釣 ら れ 過 ぎ だ
こんな見え見えの針に引っ掛ってんじゃねーよ
146 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/04/03(日) 16:18:17.36
わかってて釣られるのが、大人の粋ってもんよ。
「難解で〜」のスレでやるには違和感あったな。
「面白くない」の方が場所的にあってるかも?
ネタとしては先週やったばかりだし…もう少し時間をおいた方がいい
スティーブンキング「in the mouth of madness」
>>97 全盛期はやっぱ70年代なんじゃないかと
「そして目覚めるとわたしは〜」とか。
>「たった〜」→女性らしい筆致が売り
そういう見方で読むと違った感想もあるのかもしれんね・・・
そのうちもう一回読んでみよう
>>148 キングはあらかた、読んだつもりですが作品名が?です。(←勉強不足かも)
あるいは未翻訳作品でしょうか?
in the mouth of madnessでぐぐったら
ジョンカーペンターの映画
「マウス・オブ・マッドネス」(サム・ニールのやつ)
しか引っ掛からなかったよ
>>148 >>151 ごめん今までずっとスティーブンキングだと思ってた。
ジョンカーペンターのキング&HPラブクラフトインスパイア系ホラーです。
しかも3部作の最終章みたい。
小学生のころに見た映画だから単に理解ができなくて
つまらなく思ったのかもしれない。
お詫びに本当にスティーブンキングのThe Stand
これも長編映画なんだけど、子供ながらにアレ?ってのが多かった気がする。
ただどちらもやはり子供のころに見た映画で、内容もうろ覚えなんで
おっさんになった今再視聴してみると感想は変わるかもしれない。
>>1読み直したら本のスレなんですね…
どちらも映画の感想です。スレ違いすんませんでした。
>>152 主人公のモデルがキングでしたな。
なんとなくおぼえてる程度だな。
おなじカペ爺の「パラダイム」とかも今見たら
面白いと思えるだろうか。スレ汚めんご。
>>139 『ユダヤ警官同盟』は、最後までSFらしくならんよ。
小説として優れてるだけだ。
存在しない場所に住むユダヤ人の物語を、ここまで書けるってのがすごい。
半村良
妖星伝(七) 魔道の巻
虚空王の秘宝 下巻
かたや伝奇小説の金字塔
かたや半村良、唯一のハードSF小説
その完結編
当たり前だが読む前は非常に興奮した
読後は…
小説になってない感じ
作者の哲学論、宇宙論を延々聞かされてるような…
ただ魔道の巻付属の半村良、石川喬司の対談を読むと
半村良には、一生に一度は、ハードサイエンスを書かなければならない、という義務感のようなものがあり
今回、それが達成されたのだ!という自信が
対談からはうかがえた
だから…半村さん、お疲れさまという気持ちはある
それは作品の完成度、満足度とは別の話ではあるが
>>156 虚空王の秘宝については全く同じ思いだ.
だけど,(だからこそ)虚空王の秘宝が大好きだ.
俺は大満足だったけどねぇ.
カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』
従順な女の物語は、男の書評家に絶賛される。
SFだから安心だと思って誉めてんだろうか。
女の批評家がみんな黙ってる理由に、気付よ。
実は原作の方を読んでないんだが、映画の"時をかける少女"は都合3回見たが面白いと感じた事がないな。
映像にノスタルジーは感じるが、シナリオとしては平凡だ。
特に尾見としのりの方に感情移入してしまって駄目だな。
未来人に結婚する予定の彼女まで取られて独身通すってのはなぁ・・・
ドラえもんののび太と逆パターンだなw
原作でも同じなのかな?
>>158 俺、男だけどイマイチ好きになれん。
「死に瀕した作家」「日系の作家」とか作家の背景で売る意図も感じるし…。(ハヤカワの得意技?)
例外は稲見一良くらい。
>>157 作者渾身の「宇宙論」をどうとらえるかってことですかね
もういっぺん読み直してみます
「去年はいい年になるだろう」ひたすら気持ち悪かった。
賞取ったから、名作の範疇なんだろ?
山本弘のSFはSFとしては面白いけど、
小説としては下手だし人物造形も気持ち悪い。
それ以上にSFとして読めるから読むけど、一般受けはしないよなあ。
推理作家協会賞を、2作目で受賞したケースが当たり(キレてる時期)が多い←俺、主観(京極夏彦、北村薫、梅原克文)
他の賞って信用できるのが、ないんだよな〜。
『星を継ぐもの』の良さが、全くと言っていい程に分からない
そりゃ、かっちりと書いてあるとは思うけど、
話の流れにも、文章にも、最後のオチ(なのか?)にも
何の面白みも感じられん
ハードSF好きな方の反論お願いします
レムの『ソラリス』とかは脳汁出るくらいに好きなんだけど
(これはハードSFではないか…)
「重力の使命」ハードSFの傑作なんだろうが、ナナメ読みしたので面白がるポイントも飛んでしまった。
>>162 「去年はいい年になるだろう」はなんの賞も取ってないし、名作扱いもされてない。
>>163 「アイの物語」は、ある程度一般受けしているとみていいのでは?
吉川英治文学新人賞の候補にもなっているし。
>>166 御指名のハードSF好きの者は、席を外しておりまして…私が代わりに。
謎解き要素(ミステリー)とSFの融合として楽しめたけど…
いまいち、キャラが立ってない所が気になる。
170 :
166:2011/04/09(土) 00:58:57.17
>>169 そもそもがキャラだとか文章だとかを楽しむようには
まったく書かれていない小説ですよね。
例えばですけれども、ジーン・ウルフの『新しい太陽の書』は、
構成がかなり破綻していてご都合主義で(この作者にしてはという意味)
さすがに主人公補正かかり過ぎだろwwとも思っていますが、
でも、あれほどの文章を読めるのだし、人物も魅力的なんだから、
些細なことはどうだって構わんわな、と感じます。
こういった些細なことなぞどうでもよくなるような要素、
つまりその小説を傑作たらしめている要素は
『星を継ぐもの』の場合は何処なのでしょうか。
やはりご指摘頂いたように中心になる謎の解明でしょうか?
あるいは科学的な事柄に関しての厳密な記述?
別に並の小説ならば「これは合わないな、残念」で済むのですが、
SF紙の書評や、Amazonレビューであれだけ褒めてあると
何だか勿体ない気がしまして…
>>170 漫画化が始まって旬の時に喧嘩売りやがってw
あんたと同じ感想を持つ人が実は多いことは知っている
でも「ハードSF」だろ?「星を継ぐもの」は「わかりやすいハードSF」の決定版みたいなもんだ
宇宙の謎に挑むハードSFの真骨頂が詰まっていると思う
>>やはりご指摘頂いたように中心になる謎の解明でしょうか?
そんなもんだ。ネアンデルタール人が別人種だと決定的になる前の作品だ
人類の歴史を知った瞬間を読んだわけだ
それを楽しめるかどうかじゃないの?
>>あるいは科学的な事柄に関しての厳密な記述?
ここは逆に厳密な記述ではないとは思う
けっこう、ご都合主義w
でも、あんたが厳密な記述と感じたらハードSFにはまる一歩手前だ
主人公(キャラ)を楽しむんじゃない。謎(アイデア)・謎解きを楽しむんだよ
視点を変えられるかどうかで評価も変わる
"星を継ぐ者"は俺も嫌いだが、"造物主の掟"は好きだな。
漫画化ってホント?
絵になるシーン少ないだろうし、作品的に合わない気がするけどな。
漫画には向かない作品だと思うから心配だな
>>175 星野之宣だ。これ以上の適任者がいるか?
ホーガンスレ行ってみ。
177 :
166:2011/04/09(土) 18:01:15.07
>>171 >「わかりやすいハードSF」の決定版
>宇宙の謎に挑むハードSFの真骨頂
>それを楽しめるかどうか
何となく腑に落ちました。
おそらく自分が小説全般に求めているものと、
『星を継ぐもの』が提示してくれるものとは
ベクトルが異なっている、ただそれだけなのでしょうね。
漫画化はいいと思います。ビジュアルの力はやはり強い
(言葉を数多費やして描写するものを、絵なら一瞬で見せられる)ので、
この小説にはいい武器になってくれるんじゃないかな、と
(逆に『太陽の書』にはそれはいらないと言うか、むしろ邪魔なんじゃね?とw)
日をまたぎ、お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。
>>172 確かにホーガンには他にも有名な作品がありますもんね。
『造物主の掟』読んでみます
筒井康隆「美藝公」
神をも恐れぬ男
筒井康隆の「わが良き狼」、「旅のラゴス」の系譜に繋がる
スイートな作品なのだが…
「(メール欄1参照)」という発想についていけなかった
そんな社会が成り立つか?
少なくとも俺は、その価値観を共有できない
ただ…俺はアイドルが乱舞し、テレビで暴露話が
当たり前になされる時代に育った
もし俺が筒井さんや淀長みたいに、「(メール欄2)」が「(メール欄2)」で
ある時代に生まれていたら違っていたのかもしれん…とは思った
179 :
178:2011/04/11(月) 05:45:24.81
>>178のメール欄1はメール欄だったよママン(′Д`)
お前はメール欄の使い方を、はげしく勘違いしているような気がする
どんな考えがあって、それらの単語をメール欄にいれたのか、
まず話はそこからだ……
>>180 実は読んだのは大昔だ
スレタイを見て、思い出して書いたんだが
記憶違いがあるかもしれん
で、その上で書くと、AMAZONの「商品の説明」では歴史改変SFで
あることを割っちゃってるのな
俺はSFであるとは思わず
(「蒲田行進曲」のようなものと思って)
読んだら、あれあれあれー?
と思ったんでそこを伏せた
ま、昔のことなんで、記憶違いもあるかもしれんが
そういう印象だったわけだ
了解です
失礼な事を言って申し訳ない
まあ、キネマの天地を想像して読んだら、そりゃ期待外れにはなるわな
基本的な疑問点だが、筒井の作品で、「名作」ってある?
183ですが言い過ぎました。スルーの方向で
>>182 いえいえ、自分の文章を読むと
誤解を受けるというか、ファンを蔑ろにするエグい表現があったかも
しれません
とにかくレストンでした
m(__)ノシ
中学生の俺だったらディックの作品を片っ端から悪く言ってただろうな。
そして、30代の俺からたしなめられる。
厨房187は、平凡な少年の名前だ。
本物の電気羊を飼うことが彼のただ一つの夢だったが、
厳しい両親はそれを許さず、
少年はその鬱憤を、SF好きの両親の蔵書を焼くことで晴らす日々を送っていた。
とりわけフィリップ・K・ディックの小説は最高だ。
無数の指に幾度となくめくられて、カバーも小口も薄らと茶色に染まった本は、
人の手の脂のおかげだろうか、青白く美しい炎を上げてめらめらと燃え盛るのだ。
ある日、そんな厨房187の前に、粗末な身なりの一人の男が現れ、こう告げる。
「なあ、お前は、アンドロイドだろう」
…ごめん、駄作の予感に疲れた。
俺も作り物のではなく、本物の電気羊が飼いたい。
デネブ鶏とアルタイルイトミミズは?
美禰子さんの迷い羊が食べたいです
電気羊のコニーにあんなことやこんなことをしていた厨房187が
俺30(じつは未来からやって来た自分)にたしなめられて
苦しんだ末、ついには自らで歴史改変SFを書き上げ
電子の海の「面白くなかった名作でも語るか」スレでネタにされてゆく…
これは、そんな実話にもとづいたおはなしです
190は厨房に入った
俺、今夜やっと厨房のぞかせてもらえるんだ
やったね!!
アミルスタン羊には、二瓶のソースどばどば掛けて食べたいなあ
美味しい肉の味付けは塩胡椒で十分
時間がにーにー肉肉だ
199 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/04/18(月) 23:49:38.33
グレッグ・イーガンの「万物理論」。
傑作だの究極のハードSFだのと持ち上げられてるけど。
いったいどこが面白いの?
これほど退屈で読むのが苦痛だった小説はちょっとなかった。
みんなこんな本を本当に面白いって思ってるの?
こんなのが現代SFの代表作なんだったら、
クラークやハインラインを読んでSF好きになったワシらみたいな
おっさんは、もうチョットついて行けないよ。
>>199 イーガンで面白いのは順列都市まで(日本での刊行順)。
後はSFの体裁を繕った何か判らん代物。なんでこんなに持ち上げられてるのかサッパリ???
万物理論は俺もイマイチだったかな。
ディアスポラは好きだけど
夏への扉
夏への扉持ち上げる奴は、殆どSFしか読まないんじゃないかな?
リプレイとかふりだしに戻るとか、一般小説扱いの佳作〜名作って多いけど、夏への扉がそれらに並ぶとはとても思えん(個人的感想)
>>199 SFが持て囃された時期には、一般小説に科学的要素を付け加えたのがSFだから、SFの方が偉いなんて人もいたが、
万物理論なんて、小説の土台がなっていないところにトンデモ科学要素付けただけだから面白いところが全然無いよ。
北上が褒めてたからむかーーーーしリプレイ読んだけどいまいちだったな
どっちも楽しめたな。
大体、時間SFっていっても
「夏の扉」「リプレイ」「ゲイルズバーグ〜」
が同一カテと思えないよ…
星を継ぐ者を期待しすぎて読んでしまった
確かに面白くはあったんだけど続きに食指が動かない
名作とは言われてないけどハインラインの獣の数字は3度挑戦したがまったく進まん
リプレイ程度で佳作なら夏への〜も十二分に佳作だわ
209 :
記憶喪失した男:2011/04/28(木) 16:31:17.49 BE:2991362696-2BP(791)
最後の一行で名作に変わる作品っていったら、
代表作は、ディックの「にせもの」だろ。
あとは、ベイリーの「永劫回帰」とかも捨てがたい。
地球の長い午後
危機に見舞われた主人公がショボいアクションで生還……、
これを繰り返すだけの行き当たりばったりな話。
結局、おもしろ植物の設定を披露したかっただけでしょ。
あれはサンドイッチ姉さんにハァハァすればいいんだよ
なんかのオールタイムベストランキングに入っていた「チグリスとユーフラテス」を読んだ。
新井素子は初めて。
とにかく文章がウザい。
典型的な「つまらない女の会話」といった趣の、
とりとめなく、饒舌で、同じところをぐるぐる回り、無意味な反復だらけの、
糞みたいな文章だった。
四章に分かれており、それぞれメインの語り手がいるものの、
全員変わりなくウザい。
あとがきを読んで、作者は根っからこういうノリの人間なんだとわかり、
もはや反発する気持ちも折れました。
「ブラッド・ミュージック」
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
この2つがよく分かんなかった。
ハインラインとかも駄目。
センスオブワンダーって感覚もよく分からん
SF読むのに向いてないのかな
>>214 その2つ俺もあんましだったな。
ベアなら鏖戦がいいな。あと天空の劫火シリーズが好き
ブラッド・ミュージックは最後のエピソードが不要だ
>>214 他ジャンルの作家がSFっぽい作品書いてるのでそっちの方が良いかも…
自分も、いかにも「SF!」って作品は最近読んでないなー。
>>215 うーむ。
ベアの作品の中では「ブラッド・ミュージック」はお気に入りだがなぁ。
ラストあたりが「ブラッド・ミュージック」を意識してるのかって感じの「宇宙消失」はは中々だった
後半よく分かんなかったけど
219 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/05/13(金) 01:05:05.94
この板に居て、いまさらと言えばいまさらだけれども、
『月は無慈悲な夜の女王』を読んだ事がないな
読了した方、面白かったですか?
Wikipediaの粗筋を見てみても、あまり惹かれるものがない…
タイトルほど面白くはない
>>219 俺は面白いと思う
もちろん時代ものの作品だから
所々ガジェットが古かったりするけど、そこは流石ハインライン
筋が面白いからちゃんと読める
>>220 タイトル、直訳じゃないところがすごいね
>>221 ありがとう。
ちょっと借りてみて、面白そうだったら読んでみるわ
ブラッド・ミュージックは人間原理が登場したあたりからのデタラメぶりが
ワイドスクリーンバロック好きにはたまらない
ブラッド・ミュージックは、もうシンプルに「美しい」作品だった。美しい終末。
>>223 ワイドスクリーンバロックというのがよく解らないが、禅銃みたいのなら要らない。
>ワイドスクリーンバロックというのがよく解らない
要するに「虎よ!虎よ!」の事だ
ますます解らない
じゃあ、ここはひとつ『キャッチ・ワールド』で
229 :
223:2011/05/24(火) 02:00:42.35
俺のイメージでは、ワイドスクリーンバロックのキーワードは「やりすぎ」
いろんな意味で過剰。世界観の拡張が一種の暴走状態に入るかんじ
ブラッドミュージックはアメリカ滅亡あたりで打ち切ってれば単なるパニック/破滅テーマSFで終わったろうが、
そこで終わらずインフレを加速させて、めくるめき幻想の宇宙に突き抜けてしまった
タイムマシンがつまんないなあ
読みにくいし、描写も分かりにくいわ
ハーランエリスンの小説がつまらないよ
侵略宇宙人の宇宙船を乗っ取って地球侵略する話とか、中学生のオナニー妄想レベル
過大評価されすぎじゃないか??
暗黒の未来史って、もっとこうさ、なんていうか、わかるだろ?
お前の求めているものは、お前の言葉で説明してくれなきゃ分からん
そもそもが「暗黒の未来史」と云う言葉自体が厨二だしさ…
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/05/31(火) 15:42:09.29
夏への扉
これのせいでSF敬遠するようになった
オールタイムロリコン御用達ベストのアレが暗黒の未来史…だと…!?
意味わからん
235 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/02(木) 00:30:18.19
新訳が出たので、ちょうどいいやと思い、
『渚にて』を読んでいるけれども、
これは、一体いつになったら本編が始まるの? 教えてエロい人!
いつまで経ってもアル中の気持ち悪い女が、
主人公の上司に延々とちょっかいを掛け続けるだけなんだが…
やるならぱっとやって、さっさとミッションに取り掛かって欲しいです。
それとも、こういうよく分からんロマンス(?)がウリの小説なのか?
ロマンスを読みたい時は、『歌う船』を読むからさ、もういいよ…
つまり 渚にて は暗黒の未来史なんだよ。
お?新訳なんか出たのか
2007年に印刷された奴はびっくりするほど古い訳だった・・・
ちなみに本編なんてものは、ないな
本編ないのかよ!
新訳と言っても、まあ2009年ですが
(2007年の旧版は、あまりの「古い訳」に着いていけなかった)。
核戦争で滅びた? 北半球のことも、
いい大人が皆してめそめそぐちぐち泣いているだけだし…
もう捨てます。レスをありがとう
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/02(木) 14:04:12.50
>もう捨てます。
なんかワロタww
面白い面白くないは主観の問題だから仕方ない
俺はアシモフのファウンデーションがつまらなかった、どこが面白いのか全く判らん
えっ
スペクタクルロマンとかは皆無だが
面白かったぞ?2007年のアレでもな
242 :
221:2011/06/02(木) 18:46:17.26
>>222 俺は原題の方が良かったと思う
『夜の』と入れてしまったら定冠詞が死んでしまうと思う
まあ矢野さんの方が俺より百倍は英語できるだろうから
そっちの方が正しいんだとは思うが
電撃文庫の強烈に分厚いやつ、表紙の女の子たちの乳がエロかったのでまとめ買いしてみた。
設定や挿し絵はかなり好きだが、肝心の文章がムリ過ぎた。
そもそも、名作とされてるのか、それは?
一応SF者としての自負はあるからアシモフはファウンデーションも読んだしわれはロボットや
鋼鉄都市は銀背手に入れて読んだし宇宙の小石や銀河帝国の彼方にももちろん読んだけど全て面白くない、
普通に面白く感じたのはミクロの決死圏だけと言う体たらく、結局アシモフの作家性が俺に合わないんだろう
と言う結論に達した、とんだ回り道だった
>>244 とりあえず書店での扱いはめちゃくちゃ良いような気がする。続刊が出るたびにジュンク堂とか気合い入りまくった手書きPOPでフェアみたいなのやってるし。
アニメ化もされるらしい。
でも、読んでて苦痛過ぎた。
名作ってのは書店では優遇されないものだよ
まあ最近はケータイ小説の「ただ人が死んじゃうだけの話」が名作だ神だと
祭り上げられる時代だから。名作の定義が世代間で違うのはしかたないよ
年寄りなんだよ俺ら、話の合わないオッサンなんだよ俺ら
「アシモフはSF作家としては二流」と
山本弘にも言われてるくらいだしな
いや、さすがに電撃文庫を「名作」扱いされるのは、
名作と迷作を取り違えているとしか思えないレベルだろ
つうかラノベスレでやれよ、ラノベスレで
人間に奉仕するために作られながらも、
不老不死と不眠不休の活動力と創造主を上回る知性を持つ存在の発想や行動を、
読者の腑に落とすように解明してテクノハザードを処理してゆくドライさよりも、
他人と上手く人間関係を構築出来ないキモ夫の人間不信をロボットに代弁させてるだけの方が上とか、
スゴいというかいかにも日本人的だね!
ここまで自分を相対化して見られない奴が何書いたって
「アテクシってばこんなにステキなココロを持ってるのに皆さんは理解してくださらないの」
というグチにしかならないだろうに。
ネトネトベッタベッタでウツウツしてれば
「にんげんのしんじちゅ」を描いてると勘違いしちゃう層があるのは否定しないけどさ。
>>250 作品名すらわからない本を『名作』
と言っている243も意味不明だが
『〜〜レーベル』だから駄目ってのもどうかと思う
野尻のは幾つかラノベレーベルから出てるし
佐藤大輔は仮想戦記が専門のレーベルで
良いの書いてるし
名作ってのはある程度の「時間」を乗り越えた作品でないと名乗れないと思うね
10年20年たってまだ新規の読者を惹きつけられる作品なら「名作」を名乗る資格も
出てくるんじゃないかね
うん、それはそうだと思う
>>250 お前の気持ちはよく分かる。
SF板にまで出張って来るライトノベルにむかついてしまった時は、
スタージョンの法則をこころのなかで三回唱えるんだ!
一、常に絶対的にそうであるものは、存在しない
一、どんなものも、そのうちの9割はカスである
それって駄作スレのテンプレやん!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
この駄作スレでのSFの定義
(1)人の創作物はすべてSFです
(2)したがってどんな映画も小説もマンガもTVドラマもSFです。
このスレでの駄作の定義について
(3)人の創作物はすべて文句をつける人が必ずいます。
(4)したがってどんな映画も小説もマンガもTVドラマも駄作といえば駄作です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>>256 スレタイを今すぐ読み直すんだ
ここは、カスではない(とされている)残りの1割を
「え、駄作なんじゃね?」と否定することで、
うちゅうのほうそくをみだしつつ
人のつくりしもののはかなさを思う、
そんな主旨のスレですよ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
このスレでの名作の定義について
(3)人の創作物はすべてそれを愛する人がどこかに必ずいます。
(4)したがってどんな映画も小説もマンガもTVドラマも名作といえば名作です。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
名作と呼ばれているかどうかはしらんが、クラークの共作はどれもひどい出来だった。
何で死にかけてたとはいえクラークはアレにゴーサイン出したんだ…
アレって言われてもな
>>259 「悠久の銀河帝国」読んでベンフォードの小説は二度と読むまいと決めた
名作レイプとでもいうのかね?
あの頃亜美エリカの出版社ではああいうの流行ったのかね?「夜来たる」とかもあったよな。
↑
訂正
×→亜美エリカ (←誰だよお前!)
○→アメリカ
『夏への扉』
これのせいで他のハインライン作品をしばらく手にとれなかった
月は無慈悲な夜の女王も宇宙の戦士も面白かったので残念
『地球の長い午後』
アイデアの凄さは分かるけど主人公一味がぐだぐだし過ぎで腹が立ってくる
『わたしを離さないで』
SFとしても文学としても微妙
日の名残りや充たされざる者はよかったのにどうしてこうなった
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/08(水) 18:03:24.35
『夏への扉』
これ殿堂入りだろ
クラーク「太陽系最後の日」
「初期のものであるにもかかわらず、これが私の最高傑作であるという声が多く、素直に喜べない」
とクラークが言っているけど、
そこまでの作品かな、という印象。
この人はもっといいものをたくさん書いてると思う。
俺にとってハインライン作品は
夏への扉が一番面白かった
人それぞれだからな、俺はアシモフは一切駄目だしハインラインは宇宙の戦士と人形遣い以外は?だが
クラークはほぼ全部好きだ、EEスミスは好きじゃないがハミルトンはおおむね好きだしヴォークトは大好物だ
好き嫌いのわけは?と言われても雰囲気としか答えようがない、困ったもんだな
まあ「好き嫌い」ってのは元々根拠はない物だからな。
「良い悪い」だと根拠が必要になるが。
ここは好き嫌いで良し悪しを語るスレだけどなw
たとえばファウンデーションは俺は好きじゃないしつまらないと思うが他人が傑作、名作というのを
否定する気もないしそもそも自分が絶対基準だと思い込むほど幼稚でも無い
好き嫌い=良し悪しと言うような物事を相対化して見れない人間がなんで一切の事象を
相対化することで起こる価値観のパラダイムシフトを楽しむことが醍醐味のSF読みなのか、理解に苦しむ
>理解に苦しむ
自分の価値観が絶対基準なんですね、よくわかります
>>272 価値観って、基本的に自分基準じゃないか?
ゲド戦記
第一巻は面白かったけど
第二巻以降はどんどんつまらなくなっていった
相対じゃなくて客観視だろ
知能低いやつが無理やり屁理屈こねてるだけの痛い文
そいつに何も理解できないのはあまりに当然
1巻が面白かったんなら及第点じゃねゲド戦記
たしかに2巻はつまらない、3巻は1・2を踏まえた上でゲドの生涯が総括されて
物語の結末としては良かったと思う。4・5は作者の思想信条を表明するため
だけに書かれた完全な蛇足だけどシリーズ物で最初から最後まで一貫して傑作とか、
それこそ滅多にないだろう
さよならジュピター
『闇の左手』
苦手な雰囲気だった
『所有せざる人々』と『風の十二方位』も一緒に買っちゃったから今から読む
全部同じ感じだったら/(^o^)\
面白くないわけじゃないけど、思ってたほどじゃなかったってことで
「百億の昼と千億の夜」
ハッタリの利かせ方とイマジネーションの鮮烈さはさすがと思うけど、
ストーリーははてしなく行き当たりばったり
>>278 やっちまったな、その中では「闇の左手」が一番だ
自分は断然「所有せざる人々」の方が面白かったけどな
>>277 面白くない、という前にそれは名作認定されてないのでは?
B級作品としてはまぁまぁだが。
>>264 ハインラインは『夏への扉』以外は面白いのか…
これ読んで、ハインラインはもう永久に読まなくてもいいと決めてかかっていた
>>283 「夏への扉」はもう古典だからな。俺にはこれぞSF冒険活劇だとして好きだけど、面白くないと思う人は多いようだ。
いろいろレトロヒューチャーって感じの描写が多いし、ある意味ご都合主義だし…
「猫いらないんじゃね」は禁句だしw
ハインラインの評価は「夏への扉」と「宇宙の戦士」だけで決めてはいけないと思うよ。
あの猫を最後に蹴り飛ばしてたら名作だったな
286 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/16(木) 14:37:46.20
ロリコン臭がキツいからなあ夏への扉
それだけで読む気失せた
ウェルズの「世界最終戦争の夢」
終盤までは凄く面白かったけど、それで終わりかよ!だからなんなんだよ!
という二つの感想で頭が一杯になりました、あのラストは
その前に読んだ「タイムマシンは序盤のタイムトラベラーが
タイムマシンについて解説する所から、ラストの「私」の独白まで
非常に美味しく頂けたので同じ様に短編集の表題作という事で
期待が半端無かった事も関係してるかも
というか「夏への扉」でハインラインを判断とか
マジで仰天した。ありゃハインラインの作品の中で
リリカルでSF的要素もしっかり入っていて
女子供にも安心のSF入門って位置づけの"名作"だ。
むしろ、ハインラインの作風のメインじゃねー
「ミヤザキハヤオとかいうのがいいと聞いて
セントチヒロとかいうのを観たけどつまんなかったので
もう見なくていいと思ってた」並の厨言動だぞ、それ。
つかハインラインの作風のメインって定めるの難しくね?
『月は無慈悲な夜の女王』と『宇宙の戦士』ってともに代表作だろうけど内容的にゃ正反対だしな
『異星の客』なんてある意味で代表作だろうけど異色作だろうし
SF入門編の名作とか言って「夏への扉」を勧めることがそもそも間違い
ラノベ風ロリオタ向けSF小説…は言い過ぎとしても、もっと軽い紹介の仕方なら誰も怒らない
筒井の「時をかける少女」もキャリアの中では異色作にして一番人気
自分の作品としてはあまり時かけを気に入ってないとは書いてた記憶が
専業作家になってすぐ生活に苦しい時期に書いた「お仕事」の作品で
自分らしさが出せなかったからかな。
まあ何度も映像化されてその度に本が売れるから凄い孝行娘だとも書いてた。
でも、得てしてそういうのが受けたりするんだよな
チャイコフスキーも、くるみ割り人形は自分では好きではなかったらしいし
太宰治の代表作が「走れメロス」だったりとかな
時かけって書いてる奴、ほんとに読んだのかなあ?
アレは映画やアニメで知名度だけ先行して小説としては
どうと言うことのない凡作じゃないか
ジュブナイルなら「緑魔の街」のほうが筒井らしさがあって面白いし
いや「ミラーマンの時間」だな。
オールタイムベスト上位作品はバニラアイスの様な物。
チョコやストロベリー等の変化球好きには物足りない。
結局は平均点だから。
まぁ。訃報の時は「時をかける少女などの著作で有名な〜」って報道されるのは確定だろう
筒井の作品ではタイトル忘れたけど「ぺちゃっ」てのが燦然と輝いてる
あれは全てが詰まってる
読者の想像力を喚起してやまない大傑作
訃報の時に「ぺちゃっで有名な」だとなんかこう、アレな感じだな。
「読者に喧嘩を売る事で有名な〜」
「ご立派な理論だけが先行して肝心の身体がついてこない演技で有名な〜」
筒井の訃報を考えるスレになってんぞw
グレーテスト・リビング・日本SF作家の有力候補だし
ねじまき少女がつまんないんだけど
展開がかったるすぎる
上巻の最後まで状況がなんも動かんからなぁ…
っていうか、いま見たら下巻の2/3まできてるのに
まだあんまり面白くねぇぞ…どうすんだこれ
読了した。つまんねぇ。
というか、あとがき読んだらコレと世界観共通の
中編がいくつかあって、それ込みの評価っぽい。
ファックオフ
ここに書き込む人はつまんない面白いの前に
それが名作かどうかを考えてから書いたらどうかね?
ねじまき少女 パオロ・バチガルピ
ヒューゴ賞・ネビュラ賞・ローカス賞長編部門受賞
賞をいくら取ろうがすぐ忘れられる作品もあれば読者に愛され語り継がれる
無冠の作品もある、権威主義の俗物がSF者を名乗るとか片腹痛い
ヒューゴー賞とネビュラ賞を受賞した作品は
不思議とカスが多い気がする
もちろん名作もあるんだけどさ
人が名作といってるけれども
俺はつまんなかったよスレで
人が名作というのが基準とは〜とか
脳に欠陥がある子がわいてるな
普通の駄作や聞いたこともないラノベを持ち出してきて「つまらない」とここで言われてもなあ
該当スレで好きなだけ罵れば良いよ
>>315 >(俺が聞いたことないから)普通の駄作
>(ラノベだから俺が)聞いたこともない
どんだけ恥ずかしいんだこいつ
ドラマ化の決まったテンペストだな
最近書かれた歴史ものの代表みたいに言われてるあれ読んで読書も歴史も嫌いになる子供が出てきそう
テンペストと言われてシェークスピアの方しか思い浮かびませんでした
プロスペローがヴァーチャルリアリティで伽藍作って遊んでるのがSFぽい
―我々は夢と同じもので出来ている―
テンペストは名作だな、SFのほうの奴は知らん
名作かどうかは分かりませんけど、
ダン・シモンズの「ハイペリオン」は駄目でした。
途中まで頑張って読んだけど結局挫折。
4部作全部読むと楽しめるのかなぁ。
最初で挫折するくらいなら全部なんて絶対読めんだろ
個人的には
一部>二部>三部>四部
だったな
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/06/22(水) 22:04:02.56
ダールグレン(予定)
出版社の宣伝以外で名作なんて言われた事あったの?
また「ぼくが知らないから名作じゃない」くんキタヨ
「高い城の男」つまんね
ジャガー・ノート読んでルーシャス・シェパード天才や!って一人で騒いでたんすけど、緑の瞳と戦時生活読んだら何でその後訳されなくなったか理解しました。
>>320 ハイペリオンは名作扱いで良いんじゃないかな。一般的には。
匿名じゃない掲示板で激褒めされてたから読んでみたけど、何時面白くなるのかな〜と思ってたら終わってた。
この作家は二度と読まんわ。
>>327 没落まで読まないで結論は早いかな。ハイペリオン-出題編、没落-謎解き編なとごろがあるから、出来れば没落まで読んで欲しいような気もする。
面白くなくはないけど、長すぎるし再読はしたくないし
1、2冊で終わっていればよかった
いちおう全部読んでるけど
うまい一般作家のがんばって書いたSFパロディを読んでいるようで
ずーっと違和感が抜けないシリーズ。
一巻のあの「これ読んじゃったけど面白いのかなぁ…」状態で
最後まで行くから、どーにも微妙
俺もたぶん再読はしない。
イントロで引き込まれなかったらいつまで経っても面白く感じない気がする。
たった一つの冴えたやり方 甘ったるーい
ゲイトウエイは1巻の主人公のヘタレっぷりが嫌。旅が一番面白い。
「ゲイトウエイ」とか「へびつかい座ホットライン」とかは設定とか帯の煽り文句とか
すげえ面白そうなんだよな、で、読んでガッカリという
てめぇ、エイトワールドさんディスってんじゃねぇぞ!
大半のSFはそうだな
ゲイトウエイは1巻目は面白いと思うよ
続きがカスなだけで
えええ?
ゲイトウェイは、帯の煽りとかウラのあらすじとか
「なにこれ、財宝求めて旅に出るってメデテェなヲイ。超ツマンナサソウ・・・」
としか思えなくて、それでも他に読むものなくて読んでみたら
スッゲー面白かったんですけど。
ゲイトウエイとリングワールドは帯詐欺(?)の2大作品だと思います。
新井素子の「…絶句」。
厨房のドリーム小説以外のなにものでもなかった。
もしかしたら「もとちゃん」人気絶頂期に読めばそういうもんだと
割り切れるのかもしれないけど。
新井素子は全部「厨房のドリーム小説」なんで別に「絶句」だけ特別なわけじゃないよ
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/01(金) 12:21:17.67
新井素子は夢見がちなババアなんで間違いではなかろうもん
いや昔からババアだったわけでは・・・
昔は痩せ過ぎとさえ言われてたしな…
素子姫の本はドリーマーが書いたドリーム小説だからな
残念ながらもはやビューティフル・ドリーマーではなくなってしまったが
時の流れは残酷だな
ニューロマンサー以来の衝撃・・・ ってことで期待した「ねじまき少女」は
久々にがっくしだった。このクソを面白いっていった奴はカロリーマンか
ニューロマンサーこそ「面白くなかった名作」そのものだと思うな
ニューロマンサーは面白さ云々より、読めなかった。
内容が理解できないから文庫の解説を頼ろうとしたら「これは面白いSFです以上!あと作者の経歴はねぇ…」で泣きたくなった
まとめると、ニューロマンサー以来の衝撃ではあったわけだな
ネクロマンサーは面白かった
ネクロマリアも面白かった
>345
”Beautiful Dreamer”というのは「夢見る美しい人」の意味ではなく、
「美しい夢を見る人」の意味だと平井和正が言っていた。
とするなら今でもビューティフル・ドリーマーではあるだろう。
夢見る人から「夢見る力」が失われていくさまを見せつけられるのはキツイな
素子姫も、平井のオッサンも
夢見る頃を過ぎてもってヤツか
356 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/05(火) 01:49:39.42
「ファウンデーションの危機」上+下巻。
あっさり挫折。ほんとは面白かった・・・のかも。
>>340 ドリーム小説って作者(厨房)が自分自身を作品に登場させて
キャラとラブラブさせる小説の事でないの?
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/10(日) 12:57:15.12
>>340 「痛い話」を読んだけど、どこがドリームなのかさっぱり分からん。
新井素子は内容云々以前に、
ラノベをさらに発酵させたような文章に耐えられなくて読めない
現代ラノベより読みにくい文章だもんな。
現代ラノベって言ってもピンキリなんだが
えー、宇野こーいちろー先生の真似文体かと思ってた
高校以来ラノベ読んでないけど、
典型的ラノベって客観視できてない文章なイメージ
イメージw
典型的私小説って客観視できてない文章なイメージ
ディック 高い城の男
とか、アクションらしいアクションもなかったり、
退屈でどこが面白いのかわからんとか正直に言うてみ?
ジーン・ウルフ 新しい太陽の書
すかした小難しい話で読めてる奴いるんかとか?
さよならジュピター
無重力エッチで挫折
同作家の本いくつかよんでみたけど、なんかオチがない話ばっかりでやだ
首都消失、日本沈没、虚無回廊
あの人のはこれだけ読んどけばいいような気はする
果しなき流れの果にもか?
復活の日はどうよ。いろんな意味で欝な話だが
>>367 映像化狙ったシーンだろう。
でも、小松左京氏はえち抜けば結構読める小説多いよ。
日本沈没、小学生の時に読んだけど全体に凄く面白いのに、アレの描写は読み飛ばしてよしの水準と思ったし。
首都消失もオチないじゃん
首都消失は短編の「物体O」って東京が謎の物体で囲われるってだけの
奇想小説っぽいのを、首都機能が突然失われたら?って方向で
長編にリライトした奴だから…
ヒューゴー・ネビュラ・ローカス攫った『ユダヤ警官同盟』は
陰鬱なユーモア漂う良品だったけど、どう考えてもSFではなかった
あれが歴史改変SFなら、大抵の小説は歴史改変SFになると思う
何となく『カラマーゾフの兄弟』をミステリだと言う奴を見かけた時の気持ちになった…
普通にMWAを獲っていた方が、ミステリ好きのためにも良かったんじゃないのか
赤べこ登場のあたりから『黒い仏』みたいな超展開をわくわく予想してました\(^o^)/
小松左京は短編やショートショートがいいね
長編は細かいディテールを積み重ねてリアリティを高める手法がどうもかったるくて合わない
・・・そういえばこの感じ、瀬名秀明の「パラサイト・イヴ」の読後感に似てる
これはストーリーの骨子そのものもゴミだけど、どうでもいい細部をねっちり読まされてさらにストレス倍増
生化学実験の細かい手順なんてどーでもいいだろー
余計なことを逐一書くなよ
これ本来1/3くらいの長さでいいだろ
瀬名の場合は、おれって本職なんだぜ、よく知ってるだろ
みたいな薀蓄披露が鼻につくんだけど
小松左京は、よく知ってんなー、すげーおっさんだなー
みたいに感心してしまう
瀬名の専門は薬学。S・キングの日常描写と同じで好みの問題。
前にも出てたけど、『地球の長い午後』を友達に貸したら、
「何?この訳。戸田奈津子?ストーリーも微妙〜」って言われた。
自分は20年前にその訳(植物の名前など)と話に感動して勧めたんだがな。
で、20年ぶりに読んでみたら…
おもしろくなかったわ…_| ̄|○
20年間の夢をかえせ。
記憶は美化されるかもだ
あきらめにゃ
非Aの世界
な、何がおこってるのかさっぱりわからねえ・・・
銀河英雄伝説ってギャグみたいな名前だな
と思ったけど
厨二くせえーしょっぱいー
尼がしつこくしつこく勧めてくるから
『ダールグレン』を読んでいるけど、これは本当に名作なの?
しょっぱなから青姦するわ、おっさんにフェラされるわ、
100ページも進んでいないのにもうお腹いっぱいです
訳文もたいして魅力的でもないし…
同じ著者ので他にいい本があったら教えてほしい
『バベル17』くらいはどうだろう?
但し、あくまで古典として。今ではフォロワーがもっと洗練されたもの書いている。
>>382 レスありがとう。なるほど、古典なのね
黒人問題・文化ならトニ・モリスンの方がいいし、
文章の流麗さ(+頻繁な性描写w)ならジーン・ウルフの方がいいしと思っていた。
でもよく考えたら、上の二人だって著者と同じくらいの歳なのだから、
やはり自分にはこの作風が合っていないだけかもな…
『バベル17』は読んでみる。ありがとう
小松左京;;
小松左京はハズレが無かったな。
惜しむらくは映像作品が酷かったことか…
>>386 自分が読んだのはハズレばっかだけど
ふつうに面白いのに、オチがないので壁に投げつけたくなる
そう言う人は起承転結善悪正邪のはっきりした馬鹿のためにデチューンした小説読めばいいんだよ
現実において「オチ」の着く事象はあるのかい?物語にカタルシスを求めるのは悪いことじゃない
だが文学の全てが君の些細な日常の不平不満を解消するために存在するわけじゃない
そんな事すら判らない子どもは、少なくともSF板に居て欲しくないね、2ちゃんは広大だ
どこか居心地のいいおとぎ話の板でも見つけてそこにい入り浸っていればいいよ
またいちだんとキモイのが来たな
>>388 人間の多様性というものを理解出来ないクズですな
ここ以上のおとぎ話の板もそうはあるめえ
入り浸ってやろう
>>387が読んだのは首都消失に確定だが
他になに読んだんだろうな?
基本的に小松は短編のほうが出来いいとおもう
>>393 なぜわかった
あと他の長編と短編集読んだけどタイトル忘れたわ
触手みたいなのに掘られるとことか宇宙船かなんかでエッチするとことかどうでもいいとこがなんかインパクトあった
短編でもいくつかオチがなかったような気がする
ラストまでは面白いからこそ悔しい
>>395 >宇宙船かなんかでエッチするとことか
「さよならジュピター」か? 小説版は読んでないけど映画版では確かにそんなシーンがあった
他板の訃報スレでも、「さよならジュピター」は黒歴史だとか駄作だとか言う奴がいるが
駄作なのは映画版であって、原作小説はそんなに悪くない、傑作と呼んでいい作品だ
ファンが多いんだな小松
オススメは何?オチあるやつで
小松左京にオチを求めるのが間違いだ。
あの人の作風として演繹的に広がっていくのがいいのに。
そんなにオチありを読みたいなら星新一でも読むといい。
晩年はオチを投げっぱなしジャーマンしてるけど。
>>399 それって、ただの言い訳だと思うんだが・・・
>>397 そうかあ?
再会したヒロインが敵方の所属で足を引っ張る展開なんてダメダメだろ。
ヒロインもそれなりに物分りが良くてしっかりしてなくてはイライラする。
せっかくのハードSFが台無しだ。
同じ頃、レイア姫はコカイン吸いながらレーザーガンぶっ放していたのにな。
「再会した恋人が敵方に属していた」なんてありえない!とか
超斬新な物語論をありがとう。帰っていいよ。
>>398 さよジュ
読了したら、映画を脳内補間しよう。
404 :
401:2011/07/30(土) 15:54:58.28
>>402 物語論ってなんだよw
その言葉が「ちょー斬新」だ。
過激な環境保護団体に入っていて邪魔するってイライラしなかった?
そのくせに無重力セックスだけはちゃかりとしちゃうなんてな。
(恩大はロミオとジュリエットを意識したとかなんとか言ってたらしいが…)
ごめん、おれのPCじゃ恩大って変換できない
IMEなに使うと変換できる?
御大じゃなくて?
御大ならいけるんだが、
>>404の「恩大」が出来ない
どうしたら「恩大」に変換できるのかと、それ考えてたら夜も眠れない
408 :
401:2011/07/30(土) 17:51:14.73
…orz
普通にマイクロソフトのIME2002…
「恩」なんて使った記憶がないんだが…
「御社」「御代」「御仁」この辺りは一発なんだけどなあ。
410 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/07/30(土) 18:53:08.98
ニューロマンサー
意味不明
BBJは小説終盤で執り行われる「木製の葬儀」が泣けるんだよ、
あれだけで傑作と呼ぶに充分だ。
>>411 映画版も、クジラ教団と謎ゴーストを無くして短縮すれば結構いけると思う。
無重力SEXシーンは・・・・・・
さよならジュピターは話以前に色んな部分がちょっと・・・
新井素子曰く「ホースがみえた」とかセットがなんぼなんでも安っぽすぎる
特撮もなんか微妙だし
今ならもうちょっとましになるんだろうか
>>410 アレを理解できる人の方が少ないと思う。
>>412 たしかシナリオ版のさよならジュピターもどっかに埋まってるはずだが
あれ、ちゃんと作れれば世界初のガチハードSF映画で通じるような…
誰だジュピター教団の教祖をタイの僧服着たデブい子門正人にした奴は。
原作の描写はそもそもアジア人ですらなくて
エコに目覚めたピュアなアイドルミュージシャンみたいな設定だったろ
417 :
401:2011/07/31(日) 01:29:38.73
>>411 実は小松左京御大の作品の中では一番記憶に残っていたりするんだよね…
アイデアてんこ盛りだし思春期の純な少年の股間を鷲づかみにした無重力セックスとか細部まで憶えている。
すでに心臓が止まっているのにちんちんだけが熱くて握ったままいっしょに死んで行くとか…
でもねえ「ジュピターゴースト」は別作品でいいんじゃないのとか疑問に思った。
その手のハードSFは小松左京音大(誤変換)のカラーではないけどさ(どちらかといえばホーガン的なものか?)
ここまで読んで
「オマエ、いったい何を楽しみにSFなんか読んでんの?」
と何度か言いたくなった……(´・ω・`)
なんというか、こう、カツ丼屋に来て「うな丼は無いのか!?」って言う客に遭遇した気分
ハイペリオン
いや、ココ面白くなかったスレですから、
正解
>>418 なんというか、こう、カツ丼屋に来て(略
> レイア姫はコカイン吸いながら
なにそれ
425 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/12(金) 00:04:34.94
虐殺器官
何冊か古典ってのを読んでみたけどあれだね
海洋冒険記とか何とか帝国史とか推理物とかにSF要素当てはめただけじゃんってのばかりだね
亀だけど「御大」は「おんたい」って読むんだよ。
「おんだい」じゃないよ。
ずっと「みだい」だと思ってたわ
ハイペリオンはまったく面白さがわからなかった
何これと思った古典ミステリーを新訳で読んだらちゃんと伏線が張ってあって
面白かったことがあるように、これも訳が悪いのか?
>>424 キャリー・フィッシャーは芸能一家育ちで小学生の頃からラリってたらしいからな
「ブルースブラザース」で共演したジョン・ベルーシがサタデーナイトライヴでわずかな休憩時間
にも酒とドラッグを欠かさない女優ってコントでネタにしてたくらいw
ご、御大…
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/13(土) 00:35:00.81
アルマゲドン
アレを名作だと思ってる奴が居ることに驚いた
エネオス
異星人の郷
面白かったがオチまで淡々としすぎ
ってちょっとスレ違いか
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/16(火) 03:28:25.16
ねじまき少女
リングワールド
リングワールドはニーヴンでは面白いほうだと思う
で、それなりに面白かったんで読んだ続編がことごとく外れだったと言う
441 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/19(金) 20:19:36.31
ディアスポラ
ノーストリリア
地球に来た目的があやふやになって読む気力がなくなる
猫娘とにゃんにゃんしてるシーンがづっと続いて退屈
羊関連の慣用句も陳腐で萎える
「夏への扉」と「
書きかけで送信してしまった。スマヌ
「夏への扉」と「だんぽぽのお酒」
女性向きSFと言われるけど、友人と共に、
こーゆー雰囲気話を、全ての女性が喜ぶと思うな!と怒った記憶が
ペリーローダンのジャングル惑星の回
ペリー・ローダンを名作と思ってる人が居る、と思ってる
>>445に驚かされた
SF史を語る上で欠かせない存在ではあるけどなw
まああれだ、今世紀に入ってからのこち亀みたいなもの
続いてることだけに意味があるんだから容は問うなw
>>444 ロリを青田買いする小説が、女性向け…だと…!?
誰に吹き込まれたんだか知らんが、あんた騙されただけだよ
女の頭でも理解できる程度のSF小説って事じゃね
ジョアンナ・ラスに殴られるぞ
451 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/26(金) 23:10:06.01
北野勇作の『かめくん』
文庫目録から適当にピックアップして書き込むの、うぜえから止めてくんない
>>444 タンポポのお酒ってSFではないと思うんだが。。。
少年の夏休み話として普通に好きだけどね。
ディレイニーはオレの頭じゃ面白さがわかるまで理解できないっぽい。
ここでもけっこう彼の作品を挙げてる人が多くてオレだけじゃないんだと
ちょっと安心した。
夏への扉はオールタイムベストに選ばれたりするのが問題なんだよな
やっぱりすごいものを期待しちゃうんだけど、肩透かし感がすごい
前情報何も無しで読めたらすごく楽しめたのかも知れないけど。
SF作品なんて時代性もあるから
自分は子供のころレンズマンとスカイラークシリーズが大好きだったけど、いま読んで名作かというと
ライトノベル扱いされておかしくないかも。
>>455 んだ。今となっては弊害のほうが多いな。
アニメやライノベでSFに興味をもった人が読んでガッカリしてる。
時を経ても読む価値があるかといえばない本。
結果的に新規の客を減らしてるから、ハヤカワ、
早くオールタイムベストから外してくれ。
夏への扉、俺は好きだけどね。
主人公バイタリティあって頼もしいじゃない。ラノベのヘタレ主人公より好感持てる。
それよりたったひとつの冴えたやりかたは誇大広告だよ。
「これで泣けなきゃ」云々ってのは煽りすぎ。
夏への扉を読んでガッカリする人もいるんだな、世の中広いわ
まあスレタイからすると順当か
夏への扉は、俺的SF三大がっかりのうちの一つ。
50代以上の世代が推しているんだと思う。同世代で夏扉推しって奴全然居なかったし。
小説としての出来はいいだろ夏扉
主人公の絶望感や焦燥感がよく描かれててついつい引き込まれ、本来ならオチもバレバレ
ミエミエのはずの先が気になるようになってる
ミステリーとしては冗長だが人間の愛憎恩讐を描く小説としては上出来だった横溝正史の
晩年の小説みたい
「夏への扉」はさすがに21世紀には推せんよ…
「猫は必要か?」論争や「ロリ青田買い」話を引き起こすだけw
20年前ならなんとかごまかして推せたけどね。
>>460 あんたの三大がっかりの残り二つを教えてもらいたいね。
「幼年期の終わり」とか「さよならジュピター」なんかが入っていると話が合いそうだw
三大うっかりSF
TVでTNG以降のスタートレックや、スターゲイトを観て育った俺は
幼年期の終わりはまったく楽しめなかった。
ドラマの内容を知ってる人なら、理由はなんとなく分かってもらえると思うw
もちろん、幼年期の終わりがこういう作品に先立つものだというのは理解してるんだけどね…
アレが進化だと言われるのも納得できない
なにかニューエイジ思想のにおいがする
あ、ニューエイジムーヴメントが起きたのは幼年期の出版より後なのはわかってるよ
ああいう思想を勧めたやつが戦後SFの影響下にあったんだろう
>>462 猫なんか要らない、という事を思うこと自体ありえない
>>462 夏への扉なんかと一緒にしたらさよジュに失礼だろ。
BBJの小説は決してがっかりじゃない!
471 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/01(木) 22:02:14.76
バベルー17
今、宇宙船内でビー玉転がして着陸したところだけど
なんだかなぁ…
バベル17は20年くらい前に読んだ、「面白かった」印象はある
どこがどう面白かったのか、どう言うストーリーだったか、
もう全く覚えていないのだが
超融合発動!?♪。
474 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/02(金) 06:50:09.04
「こころ」「源氏物語」
スレチごめん。
源氏は原文で読むの拷問だった。
学校の課題とかで読みたくもないものを読まされるのは確かに拷問だな
自分から興味持って読んだのならその時「つまらない」「拷問だ」と思っても
実になってたりするもんだが
>>474 夏目の作品はマシだろ(志賀、太宰とかに比べて)
源氏は「○リ」「ツンデレ」「ヤンデレ」とかのギャルゲ要素が満載だと思えば読める…筈
最終兵器彼女
太宰はんをDisるな、夏目なんかより面白いぞ、絶望した!
479 :
471:2011/09/03(土) 07:43:32.20
バベル17
宇宙船のクルーや、武器オタク男爵のコレクションとかの小道具の設定に
入り込めないんだよね(なにそれ????ってかんじ)
あとやたらヒロインが「〜ですわ」「〜ですわ」って連発するのもw
SFに向いてないのかもしれないw
幼年期、夏、火星年代記、星継ぐ 鋼鉄都市とかのメジャー作品は面白かったけど。
ロリ青田買いってつまりははノーマルだよね
「宇宙の戦士」だな。
「二等兵物語に宇宙服を着せただけ」、って評がぴったりだった。
似た設定の「終わりなき戦い」は面白かった。
>>482 「宇宙服を脱いだ二等兵物語」って類を読んだ事がないのでなんとも…。
古き良き時代の雰囲気が出てて、面白かったな。
二等兵物語と言われても「のらくろ」しか思いつかない。
三等兵ならロボットなのだが。
つ【真空管】
489 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/07(水) 19:48:06.79
BRAIN VALLEY
490 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/07(水) 22:53:03.57
夏への扉
>>479 バベル17、駄目なのか
『ダールグレン』をめためたに貶していた山形浩生が、
その本は褒めていたから読もうと思っていたが…
まあ、あまり期待せずに読むことにするわ
ダールグレンはもう、内容皆無のしょぼい失敗作だったな
正直ギブスンの序文を読んでいた時がいちばんわくわくしていたw
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/10(土) 13:29:03.12
「アイの物語」
要は「ヲタの嗜好や性癖が、結果的に人類の未来を切開きましたよ」
というお話。
どの寓話もヲタ臭がキツ過ぎて辟易した。
似たようなテーマなら、瀬名の「ハル」の方が個人的には好き。
494 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/10(土) 14:41:17.05
エンダーのゲーム
ネットの書き込みで見て「どの程度ひどいのかな?」と思ったけど・・・
いやあほんとに訳がひどすぎ
とてもじゃないが読めない
と、いうことで
家に帰って兄ちゃんにいじめられた翌朝、ピンポーン!
軍隊のひとがきて、
というところで読むのやめて図書館の寄贈だなに捨ててきます
この和訳はひどすぎる!
>>494 そっから面白くなるのに…
翻訳は確かにショボいかも…
あと、長編版はオープニングが冗長って批判もあったね。
中編版もどっかに収録されてたので、目を通してみたらどお?
よくよく考えると
スーツを着た二等兵物語=「課長 島耕作」ってな感じか?
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/10(土) 19:35:07.66
>>495 いや、それなりに面白くなりそうな設定だということはわかるけど
この珍妙な「ニホンゴ」に付き合うのは苦痛だからさっき捨ててきましたw
いずれ改訳が出たら読むわw
SFに限らずそこそこ翻訳ものは読んできたけどこのひどさはすごい!
ハヤカワの正社員の編集は事前に下読みしてないのかな???
翻訳と言われると俺は矢野徹御大の翻訳が合わない、ハインラインの作品の大部分が
好きになれないのはやはり御大の訳文のせいだと思う、デューンやゲイトウエイに
はまれないのも同じ理由だし、アリスティア・マクリーンの冒険小説が読めないのも
同じ理由だと思う、カムイの剣も地球零年も乗れない、ただ、何故か「宇宙の戦士」だけは
非常に楽しく読めた、ここらへんがキーなんだろうなと思う
おれは翻訳なんてキニシナイ
ハイジの原作も旧仮名遣いの油紙のカバーが付いてる版を読んだけど泣けたし
500 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/10(土) 22:31:34.06
本なんてただの商品だから
機械翻訳にしてコストが浮いた分安く売れば
商売として成立する可能性はあるのでは?
>>479 バベル-17は、言語に関する中盤のディスカッションが俺にとっては味わいどころだった
あれに太刀打ちできるSFは現在のものでもそうは見つからない
チープな装飾に幻惑されて味わえないのはもったいないと思う
まあ、肌にあわないのはしかたないし、気持ちはとてもよくわかるが
ディレイニーの作品て、なんかムカつくよなw
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/11(日) 08:08:33.06
>>499 揚げ足とるけど
旧仮名遣いだから訳そのものが悪いってことにはならんだろがw
旧かなの名訳もトンデモ訳もあるだろうし。
それはニホンゴ表記の問題であって和訳のレベルの問題とは全然別物
そうかな?
翻訳なんて大筋では間違いようがないのだから、ディテールの問題でしょ?
なら仮名遣いや言葉遣いの違和感と同じじゃないかな。
我々が名訳だと感じるものも、原文圏の文化的背景まで含めて考えれば、原作のニュアンスが
正確に伝えられているわけではないだろうし、ノーベル文学賞の雪国が、我々が受け取るように
翻訳版がその読者に川端康成が表現したかったものを伝えてられているとも思えない。
翻訳は翻訳と割り切って読めばいいんでない?
505 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/11(日) 11:16:21.05
「ニューロマンサー」は読みにくくて厳しかった。読了に何年かかったか・・・。
名作かどうかよくわかんないけど、「光の王」も辛かったよぉ〜。
まあ慣れっちゃ慣れ
階段の下にあった生首が三行後には階段の上にワープしてるような意味不明な訳じゃなきゃ何でも良いや
だが「と」の数が合ってないのは地味に気になる
508 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/11(日) 16:11:36.45
>>501 結局高くつくんじゃね?w
筋がおおまかにつながってれば「何でも良いや」というレベルの読者だけならいいけどw
インド人を右に
あれは誤訳というか誤植…
511 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/11(日) 19:20:46.86
>>502 あの主客転倒の会話とかはそれなりに面白く読めたけど
やっぱ全体として「だからなに?」という感じだった
すみませんw
>>501 機械翻訳は基本的に日本語として成立していない=原文と照らし合わせて補正しないと
まともに読み取れないからなぁ。機械翻訳のみで原文無しではまともに意味が通じていない
単語の羅列だけだし、原文と両方載せるのなら買う方がエキサイト翻訳でも使って自分で
機械翻訳すればいいし。「原文と機械翻訳を照らし合わせて読む努力はするが、自分で
機械翻訳するのはめんどくさい」って客層はあまりにニッチ過ぎるんでね?
>>505 ニューロマンサーは中盤で止めちゃってるから同意w
でも読了しようという意志をもって頑張ったんだからSFファンの鑑ですな。
でも光の王は好きでした。あのカットバックが映画っぽくて視覚的にいい。
514 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/12(月) 00:05:59.91
>>513 普通のSF好きの、ちょっと夢見がちなお兄さん(当時)には「ニューロマ」は地獄の責め苦でして・・・。
でも読了までの数年間に、ブリンやらニーヴンやらアシモフやら・・・、それらはサクサク読めましたw
「光の王」は・・・最初の方、これはSFなのかファンタジーなのかよくわかんなくて、時々目眩が・・・。
年とると、更に集中力なくなって、「ねじまき少女」買ったけど、怖くてまだ読めませ〜ん。
>>510 誤植というよりは、写植打ってた人にはそうとしか読めなかった
が正解
>>504 情緒、風情を売りにしてる小説は確かに伝わり難いかもな〜。
プロットで読ませるタイプなら、違う文化圏でも伝わり易そうだな。
はぁ…
お前らの言語感覚っつうか、小説(SFも小説)に対する感覚て
所詮はその程度かwww
「翻訳は、詩人をしてこそ成さしめる仕事」とまで言った人も居るのに。
機械翻訳なんぞで、心に響くような叙述ができるものかよ。
各国のコトバの感触の違い、ニュアンス、普段使われる慣用や背景、
そういったものを飲み込んで、しかも原版原作の意味や表現を変えずに置き換える。
それが翻訳だ。
機械翻訳で作られた砂噛むような無味乾燥の単語の羅列なんざ、
一文の価値もねえってのw
読みたくもねぇし、そんなもんに払う銭は、ねぇ!
とマシーンが申しております
>>514 おおう、SF読書歴的にきっとかなり先輩ですねw
「光の王」の序盤の読みにくさは同意です。でも後半はSFらしいし、そもそもあの語り口が好きで楽しめました。
(「ロードマークス」なんかは最後まで読んでも514さんと同じ感想でそれ以来ゼラズニイは敬遠してますがw)
むしろ「スタータイド・ライジング」を上巻の半ばで投げちゃいましたね・・・。
自分も「ねじまき少女」買いましたが「スタータイド・ライジング」と同じ運命を辿りそうな悪寒。
全部読まずに「面白くなかった名作」と言ったら怒られちゃいますねw
>>519 読み易すぎて物足りないってこと?>スタータイド・ライジング
>>520 いえー、むしろ読みにくい印象でした。なんででしょうね?
もしかしたら世界観についていけなかったからかもw
5年ぐらい前だったけど、いま読み直したらまた違って読めるかな・・・。
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/12(月) 07:33:22.91
ファウンデーション
10年前、どこがどうとかではなく、そもそも物語として入れなかった
再読してみるかな
当然だけど何年も経てから読み直すと違うんだろうな。
しかし昔面白かったのがそうじゃなくなるってのは実感するけど、
その逆でつまらなかったり、乗れなかったのがスッと入って来るのってイマイチわからん。
やっぱりSFでもあるんかな?
>>522さんとか再読する時間とれたら感想など書き込んでくれたらうれしい。
偶然だけど同じアシモフの雑学コレクション、
高校の時に本屋でチラ読みしたときはフーンと棚に戻したけど、
数年後に読んだ時は面白くて面白くて「高校生の俺はバカか!」と思いました。
まあ今も余裕でバカなんですけどね。
バーカバーカハーゲ
ハゲちゃうわ!
ウルフのデス博士の島その他の物語って、高校生の時よく意味がわからんかった。今読むと、こんな切ない話はない。高校生の俺、だめだろう…
517に同感だね…いつかは機械翻訳も文学を訳すレベルにたっするんだろうけど、今の機械翻訳で小説を訳してそれでいいと考える人は、機械の取り扱い説明書と文学の区別が付いてないとしか思えない。
取り扱い説明書を貶めているわけではないので念のため。言葉の使い方が根本的に違うということで…
うるさいなあ
気になるんなら愚痴ぐち言ってないで原書読めよ
リアルタイムで会話を翻訳するマシンは夢のまた夢だな
フィーバードリームの面白さがイマイチ分からんかったな・・・
「闇の左手」をやっと読了
氷原を2人で渡る場面まで頑張れば後はすらすら読めるが、それまでがつらかった
あと、1ページに文字が詰まりすぎ
>>533 自分は5分の1ぐらいで挫折した気が・・・もっと頑張ればいいんですかね
535 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/13(火) 23:36:44.39
>>519 「ねじまき」は、映画版攻殻機動隊みたいなイメージのカバー絵がビビビと来て、つい衝動買い(笑)。
「スタータイド・ライジング」、後半めくるめくような展開で、すごく面白かったような思い出が・・・。
読めたなら、「サンダイバー」他、知性化一気読みをお薦めいたします。
前半読むのがキツいといってるんだからそもそもその作品がソイツに合わないんだろ
自分が面白かったからといって無理に強制させるもんでもないよ
まあ俺も「すた☆らい」は楽しめたけど皆がみな楽しめるもんでもないだろう
で、ねじまきはどうなのかね?
537 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/13(火) 23:52:10.36
>>536 たしかにそうですね・・・楽しみも人それぞれです。失礼いたしました。
「ねじまき」は、・・・中身はまだです。
きっとホントに「ニューロマンサー」以来の衝撃なんだろうなぁ・・・。
こわいよォ・・・
>>535-537 いえいえ、せっかくの機会だからもう一度チャレンジしてみますよ。ありがとう。
「サンダイバー」はそのあと戻って大丈夫なんですね?どもども。
・・・でも、「すた☆らい」ってw
ねじまきの表紙良いよね。ただ平積みならいいけど下巻だけだと意味不明ですけどw
>>504 ミステリーなんかだと旧訳は推理の決め手となる大事な伏線をちゃんと書いてないのが
多かったらしいぞw
個人的に知ってるのは「黄色い部屋の謎」の旧訳だな
540 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/15(木) 00:01:40.10
>>538 「サンダイバー」に関しては、時系列的には「すた☆らい」の前と思いますが、後から読んでもでも問題なさそうですよ。
「知性化戦争」以降は「すた☆らい」からの流れなので、順番に読むのがよろしいかと・・・。
よくわかんなかった名作(迷作?)といえば、ティプトリーJrさんの「愛はさだめ、さだめは死」かなぁ。
どなたかレスされてましたが、私もチンプンカンプンです。
>>540 サンクスです!読む順までご教示いただき感謝。いま手元にある本を読了したら再チャレンジしてみますね〜。
『SFを極めろ!この50冊』の中では、野田昌宏も全然理解できなかったらしいけど、翻訳仲間(誰だったかな?)から
「あれは異星人の<心象風景>だよ」と言われて得心したって書いてましたね。
まあそれは良いとして、鑑賞できるかどうかが問題なわけですよねw
レムだったら異星人はとことん分かんないもんなんだって話でも、地球人から異星人を見る視点ですか。
同じ異星人の心象風景でも『ハローサマー、グッドバイ』は分かりますけど(分かんなかったら問題かw)
やっぱりよく分かんない名作がそれでも「名作」たる所以は、センス・オブ・ワンダーを喚起するか否かにあるのでしょう。
それを退屈だと感じたらSF者としての自分を戒めるか、「時代だな〜」と逃げるかですかね?w
くだらない長広舌を振るってすみません・・・。
「海を失った男」の面白さはどこにあるんですか・・・?
543 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/15(木) 06:21:48.81
旧SFハンドブックのオールタイムベスト10で入門。
夏の扉から順調に進んだが
虎虎とリングワールドは意地で読了したもののどっちも「はあ?」という感じで
SFはそこでとまってしまいました。
再開するの時間かかったなあ。
>>543 分かるわかるw
虎虎の良さはいま振り返ったら簡単に挙げられるけど、
WSBってやっぱりある程度SF慣れしてないとついていけないよね(でもベイリーは入りやすい)。
ニーヴンもハードSFでちょっと無骨過ぎるし。現代SFだったらディアスポラで入門しようとする感じ。
しかし古いハンドブックだったらデューンを含んでるから凄い豪華な入門だねw
そういうわけで、ディファレンス・エンジンの良さは?
というか、読みきれてないんだけどなw
>>544 >そういうわけで、ディファレンス・エンジンの良さは?
歴史改変ものは"改変前の歴史"を知らんとわからんよ、あれ。
日本で言ったら西郷隆盛が生きていて、沖縄あたりで再起を狙っていて
アメリカに支配されてない独立ハワイ国とか絡んで
明治政府と北海道共和国との争いに決定的な影響を与える
アメリカ製の新兵器を巡る陰謀劇。ぐらいの改変っぷりだから…
最近、中学生のとき読んでさっぱりピンとこなかった
ディックの高い城の男を再読したら、
やっとこ"現実と虚構のズレ"を感じる例のディック節が感じられた。
現実の歴史知らんで読むとあの手は
「ちょっと変な世界で地味な話してるなぁ」で終わっちゃうから。
歴史改変SFスレでその辺は論議されてた
改変前の歴史知らないと意味不明
しかも高い塔の男は一見現実世界の歴史みたいなものを示唆しておいて
その歴史も史実とは微妙にズレてるという細かさ
ニーブンは単独だとマイ・ワールドを突っ走る傾向があるから、まずはパーネルとの共著の作品を読む方が入りやすい
ニーヴンの『リングワールド』は壮大な構造物を描いてる筈なのに
壮大さが感じられない。ノウンスペース・シリーズのどれもこれも
宇宙の壮大さ、宇宙に対する畏怖みたいなものが感じられない。
なんか薄っぺらくて物足りない。
「サイバーパンクはすごいコンピュータを描いてるはずなのに
メインフレームを目の当たりにして脱糞するような
コンピュータに対する畏怖の念が足りない」
こうですか>< よくわかりません><
>ニーヴンの『リングワールド』は壮大な構造物を描いてる筈なのに壮大さが感じられない
それは読む側のイマジネーション能力の方に問題があるんだろ、
「重力の使命」とかも描かれた状況をイメージできないとただ虫が這い回るだけの半紙になるし
> それは読む側のイマジネーション能力の方に問題があるんだろ
おれもちょっと思った
いまのアニメは銀河や宇宙を映像的にちゃらくみせるから、読者のイメージも矮小化されちゃって
足元が見えてないというか。
昔の宇宙の映像だって適当だっただろ
>>548 まあハードSFだからな。必然的にそうなるんじゃあ?
でもクラークだとそうでもないな。イギリスとアメリカの違いか。
>>554 リングワールドより楽園の泉の軌道エレベーターの方がよっぽど壮大。
俺のイメージ力のせいじゃない。マンガじみた異星人が出てくるから余計かな。
主人公もやたら幼稚な感じがするし。女の子に振られて傷ついてちょっと成長した
みたいな描写があるんだけど「はぁ?w」ってレベル。
>>550-552 ニーヴン自体がチャラいんだよ。
俺のイメージ力のせいじゃない。
作品に壮大さも重厚さもない。
重けりゃいいってもんでもないが
軽いくせに面白いわけでもないしな。
日本のマンガ、アニメの方がよっぽど面白い。
まあニーヴンのSFはせいぜいハードSF的なガジェットフェチが喜ぶだけだろ
リングワールドは「マッチョきどりの短小ちんぽ」的な話がやたらでかい舞台の上でちまちま展開するっていう印象。
舞台がやたらでかいのもマッチョきどり故だろうけど、結局短小だからこそそういうデカさに憧れた、みたいな
すいません。言い過ぎました。
短篇は大好きだが長篇はグダグダになることが多いな。
合作が全て訳出されたらいいのに。
降伏の儀式はエピローグをもっと充実させて欲しかった
マンガじみたガニメアンが出てくる巨人シリーズが余計だと…!?
「太陽の簒奪者」の異星人はどうなのよ
異星人というよりエイリアンか
クジン人はアメリカ人を、パペッティア人は日本人を戯画化したものだと思う
>俺のイメージ力のせいじゃない
>俺のイメージ力のせいじゃない
>俺のイメージ力のせいじゃない
>俺のイメージ力のせいじゃない
>俺のイメージ力のせいじゃない
(・∀・)ニヤニヤ
>>565 臆病だから日本人、野蛮だから日本人
不可解だから日本人、群れるから日本人…
ソラリスの海もたぶん日本人がモデルにちがいないヨ
>>567 臆病だけじゃなくてハイテク商品で外貨を稼いでるじゃない
なんでも日本人ってことにする単細胞にいい加減ウンザリしてるだけ
ドイツ人は臆病ってイメージじゃないな。平和憲法もないし。
それにハイテクといえば日本だろ。戦後はそうだろ。
>>571 何も思いつかない自分の脳細胞にうんざりしてるだろw
すみません。言い過ぎました。
ヤプーは日本人だろ
最近日本で大量に発行されてるエセSFは絵ばっかだから、そんなん読んでいるやつはイメエジ力が衰えるのはむべなるかな
節子、それ漫画や
579 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/17(土) 14:49:17.12
地球の長い午後
シーナマコトも「全人類に強力オススメ!」なんて書いてたし
「エデンの戦士」(田中光二)のプロトだと思って期待したのだけど。
全然つまんなかった。
>>572 ドイツにハイテクイメージ持ってるのは日本人だけなんだよな
アメリカでドイツ車買う人間は堅実さを求めてるそうだし
起承転結がはっきりして最後は正義か勝ち、「あ、めでてえな」しゃんしゃん♪
で終わるのが好きな人には確かに向いてないな、つまんないよな
>>581 自分と意見が合わない人間はどうしても否定しなきゃ気がすまないんだね
>>580 ドイツは職人はいい仕事しそうだけどそれ以外はいい加減っていうイメージしかないな。
郵便はまともに届かないし誤配達当たり前だし、
仕事は期日守らんし店員はサボりまくりだし食事もテキトーだ
>>579 えーでも舞台はなかなか魅力的じゃない?
すごく未来の話なんだけど、S
F的ガジェットとして登場するのが植物なんですよね。
そこが視覚的に良いって自分は思いました。
プロットだけ拾うとかなり変な話だけどw
>>583 そのあたりはむしろスイス人のほうが几帳面だね
民族的にはドイツ、フランス、イタリアが入り混じってるけど
勤勉さは共通
怠惰な遺伝子はカルヴァンに粛清され尽くしたのかe
アドバード
じゃあ俺はスプーンおばさんで
>>548 ノウンスペースシリーズってスペオペだからこれで良いw
クラークの「2001年宇宙の旅」
これを最初に読むのはやめておいた方がいい。小説の方はつまらない。
小説の方が分かりやすくて面白かったがな
映画は意味不明だ
593 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/18(日) 22:51:40.98
野尻の「ふわふわの泉」
できの悪いラノベだった
>>593 ファミ通文庫がいつから本格SFレーベルになったんだ。
>>593 ラノベ作家の書いたものを「これはラノベだ」と言うのは
犬に向かって「お前は犬だ」と言うのと同じで意味が無い
>>592 >>594 映画で意味不明の部分も小説を読めば分かるけど、小説単体だとそんなに面白いと思えんけどなぁ。
「幼年期の終わり」辺りと比べると特に。
俺もどっちかっていうと小説が面白かったかな。
でも映画もつまらなくはなかった。
小説を先に読んで軽く10年以上もあとに映画を見たんだが
映画を先に見た人はさっぱりわからないんじゃないかと思った。
さっぱりわからないだけにもっと神秘的なインスピレーションを
映画から得たかも知れないなとも思った。
昔は若くて根気も感受性もあったけど今小説版を読んでも映画版を見ても
恐らく10分ももたないww退屈ですぐ寝てしまうと思うww
599 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/19(月) 07:19:43.49
スレチだがソラリスはタルコフスキーを先に見て
タルコフスキー独特のあの「暗い」印象があまりに強いため原作は読む気がしない
原作者とタルはおおもめしたそうだけどねw
リメイクは論外
ソラリスを読まないのはもったいなさすぎ…と思いますぜ旦那さん
禿同
「ソラリス」は、映画と小説とは全くの別物
映画が鬱なら小説は躁というくらいに印象が違う
騙されたと思って読んでみろって
両映画では人間関係(恋愛)が話の中心だが、小説はまさにソラリスそのものが主題
ほとんど陽気なほど意味不明で空虚な"海"の、振る舞いの描写が素晴らしいよ
まあ、もし仮に騙されたとしても、ここに書き込むネタが一つ出来るわけだからさ…
>>596 野尻はSFが本業だろアホ
神林ですらたまにラノベ書いて糊口凌がなきゃならんのが日本の
SF業界なんだぞ
すぎやまこういちは歌謡曲が本業だろアホ
それがゲームや特撮の音楽を作ったり
YMOがデンジマンで糊口を凌がなきゃならないのが
日本の音楽界なんだぞ?まで読んだ。
すぎやま氏はすでにゲーム音楽の方で有名だし仕事量も多いんじゃね
野尻は代表作を「クレギオン」と見るか「ロケットガール」と見るか
あるいは「ロケットガール」をSFと見るかラノベと見るかでカテゴリーが変わる気が
それ言ったら古橋秀之はどっちだ
>>602 神林のラノベって何?興味ある。
海賊シリーズのこと?
ラノベレーベルじゃねーじゃん
萌え絵もないし
あれだよね、作るほうはそれこそ瀬戸内寂聴がケータイ小説書いてるみたいに
やりたいことやってるだけなのに、受け手の方で「あれはジャンルがー」とか笑っちゃう
雪風とか海賊はちゃんとアニメ化もしてもらえたから、狙いは外してないのかなと。
>>605 ロケガはSFラノベ
なんでラノベorSFかと問うのかが意味不明
だけど例えばハルヒはSFガジェットちりばめたラノベであって、SFではないと思う
貫いてる法則が違うというかなんというか
結局のところ作者がどこに重きを置いて何を書きたいかでSFかどうかは決まるんじゃないかな
ハルヒは一体どこへ収束するのかという一点で興味がある
>>613 その最後の「なんというか」という部分を言語化して説明してくれると面白いと思う。
ラノベに見えるのはキャラクターを描くことに主眼が置かれているせいだろ
「名作」ってSFか否かより、古典に属するような
もう中々評価が揺らがないような作品の話をするのかと思ってたら
SFなら何でもいいのか
名作シリーズのアニメは原作も面白かった。
ハイジ、ペリーヌ、フランダース、赤毛のアン・・・
だが雪の女王、お前は駄目だ
キャラクターも記号化してるし、たんに"萌え"とかいうのを書きたいだけかと
>>613 アレはSF好きが書いたドタバタラブコメだろ
それ以上でも以下でもないんじゃなイカ?
>>615 あんなどうでもいい話で数年と三冊消費してるし
もう無理だろう
>>621 オレはいわゆるハードコアSFでも、興味の中心は登場人物のキャラの魅力だったり
彼等の運命の行方だったりするけどな。SF的なガジェットはそれらドラマの壮大なる
背景、舞台装置。関心の究極はやっぱり人(あるいはなんらかの人格)の発する言動
や感情の動きに収束するなあ。SF読みとしては失格かもしれんけど。
そういう意味ではハルヒシリーズは全くもって合格。
>>608 ラーゼフォンのノベライズとか
ソノラマから出してたやつとかだろ
>>622 おまえの基準などどうでもいい
その御大層な主張はラノベ板で存分にやってこいよ
>>623 ラーゼフォンのノベライズとかやってたの?
しらなんだー
>>624 お前のレスもどうでもいい
というか何ファビョってんの?ラノベの文字がでるだけでとたんに狂いだす奴なんなの
スルーすりゃいいだけじゃん
つ鏡
>>622は個人の意見として書いてるのだから一々目くじらを立てるまでもない
ハードコアSFをキャラの魅力で読もうとするとたぶん小松左京やクラークは
あまり面白く感じないだろうとは思う、これも私見だけどな
>>628 622だけど小松左京もクラークもどストライクな作家だよ。二人ともエモーショナルな感動作が
わりと多いと思うけど。
短編や風刺ものはともかく、長編の場合はなにかしら人格のあるキャラクターがいてくれないと
ちょっと辛いかなオレは。理論書を読みたいわけじゃないし。
つまりツンデレとかメイド服とか、語尾が「〜ニャ」とか言う萌えキャラを出せということか
>>630 皮肉にしてはヒネリがなさすぎる。やり直し!
633 :
599:2011/09/21(水) 18:05:20.98
>>600-601 ご助言感謝
ちなみにタルコフスキーのあの「暗さ」(ストーカーとかもね)が大好きなので
映画のイメージを壊されるのがいやなのと、筋知ってるので敬遠してます
>>631 気のきいた返しができないなら黙っていたほうが恥をかかなくてすむよ
アンカーまちがえた
>>632 気のきいた返しができないなら黙っていたほうが恥をかかなくてすむよ
636 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/21(水) 22:48:22.71
>>635 気のきいた返しができなくて恥をかいちゃったね
638 :
622:2011/09/22(木) 01:16:25.16
ツンデレやメイド服のなにがわるいっていうんだにゃー!
うわぁ ラノ兵衞キメぇ
設定された世界があって、そこで起こり得る状況を描くのか
(この銀河では二人の天才と華麗な諸将を擁する二つの勢力が争っていて、
現在は要塞が塞いでるルートでしかお互いに侵攻出来ないんです)
描きたい状況を現出せしめるために世界を設定するのか
(装甲服がドイツ風なのは日本がドイツに占領されたからです)
(この世界ではこれがズボンなんです)
銀河を統括する宇宙大帝みたいのが出てくるのはどんなものでも駄作
宇宙帝王「・・・・・・」
銀河フィラメントを統括する宇宙帝王くらいならスケール大きくて感心するな
一昔前は銀河支配=宇宙支配みたいなイメージだったんだろうな
まあ銀河を短時間で横断する超光速移動方法があったとしても別の銀河に行くのは困難だから
実質的には宇宙支配と変わらんかもしれんが
ゴッドシグマ「……」
ゴッドシグマのどこが宇宙大帝だったんだろう
全然戦国魔神じゃないゴーショーグンと同じくらい謎
ガンダムがいつ銀河にむかって翔んだ?
富野の歌詞はつっこんだら負け
ザンボットもあまり無敵じゃなかったしー
昨日HNK教育で富野を見て思ったのは人間苦労しすぎても駄目だな
萩本欽一も言ってたそれ
赤いボタンってなんですか?
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/22(木) 22:27:13.22
ハイペリオン
別に「謎」とも思わんし
「次どうなるんだろ!?次どうなるんだろ!?」とかって
全然思わんかった
こういうの「謎」っていうんかねえ???
でも翻訳は読みやすかった。
>>647 正義の怒りはぶつけてたけどな
漫画版でw
655 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/23(金) 06:02:32.50
無理やり「謎」めいた設定を野放図に書きちらして
結局、なんら解決されない(オチがつかない)という姑息なパターンは多い
ハイペリオンは違うと思うが。
それなんて浦沢
>>654 最近出たアレがブコーで400円で売ってたな・・・
今思うと買っておけばよかった・・・
>>655 それなんてエヴァとそのフォロワー作品全部
658 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/24(土) 16:31:58.30
最初からなんの発想も構想もなくただただ思いつきで「待て次号!」みたいに書きなぐったら
それは楽だろうけどね
浦沢某とかはたぶん小学館のヘンシューの入れ知恵なんじゃないかな?
659 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/24(土) 17:50:41.27
・月は無慈悲な:完全にタイトルで客を漁ってる。しかし訳がひどい。ひどすぎて読み進めるのに苦労する。なんか中国人教師が作った国語の宿題みたい
>>659 そこまでは思わんかったけどw
でもトール化に合わせて新訳出しても良かったよねー
>>659 こないだ読み返したけど特に問題なかったわ
どんなんが659の名訳になるのん?
662 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/25(日) 06:36:29.03
>>519 >>536 「ねじまき」ようやく読了。
(バクスターやブリンみたいな、夢のある、)時間・空間の拡がりを全く感じさせない、独特の舞台設定のお話ではありますが、「ニューロマ」のような読みにくさも感じさせない文体で、それなりに面白かったです。
まあたしかに早川ちゃんは昔から翻訳はアレだな
慣れればそれほど気にはならないが
やっぱり浅倉久志なんかは最高に好きだぜ
>>661 渚にてあたりが名訳すぎる・・・
って新しいの出たんだっけか
調べてみると井上氏はSFはそれほど手がけていない、ミステリーや古典の翻訳が多い人なんだね。
本業は詩人。
「渚にて」は原潜絡み以外は特に難しい専門用語もないから、SFに詳しい人間より叙情的な文を書く
人に任せたのは正解だった。
「虎よ虎よ」あたりを任せたらトンデモ訳になったかしもれんがw
おお、調査乙!
本業は詩人かあ。冒頭に掲げられたエリオットの詩もいいよね。
新訳は忠実なのか知らないけど、リズムとか語感でやっぱり違うなって思う。
でも確かに井上訳「ニューロマンサー」や「スキズマトリックス」は読みたくないw
ブラッドベリを訳すのと、ラッカーを訳すのに必要なスキルは違うよな
670 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/26(月) 06:22:32.21
今更だがエンダーがひどすぎる!
早く改訳版出してくれ!
671 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/26(月) 10:51:07.89
SFじゃないけどジョイスの「ユリシーズ」や「フィネガンズフェイク」とか
エーコの「薔薇の名前」や「フーコーの振り子」の初訳の酷さは語りぐさ
673 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/26(月) 21:44:34.59
灰pリオンの没落
買うのはやなので図書館で借りたけど上巻の途中(神父が死にそう)で
もええわw
やめます、これw
>>5 太平よんの冒険(?)ってあれはユーモア作品?
死ぬほどつまらんかった
タイトルもまともに書けないような○○ならそうだろうな
676 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/29(木) 21:59:53.60
>>675 太平ヨンの航海日誌だったかなぁ。そんな感じ。
タイトルどうでもいいくらいつまらんかった。
最期まで読んだ自分を褒めてやりたい。
つまらなすぎて内容全部忘れたけどなwwww
結晶世界
678 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/09/29(木) 22:31:23.94
結晶世界は他のパラード作品の暴風とか大洪水とか灼熱地獄に比べて
何が起きてるのかわけがわからないところが怖かった
「泰平」ヨン、な、低能自慢もいいかげんにしろ、面白くなかったと文句言うにしても
最低限作品名を正確に書くくらいのマナーは心得ろこの底辺ゆとりが
バラードは昔から読者を選ぶ作家、面白くなかったのならそれは「選ばれなかった」だけのこと
残念だが君には資格がなかったってこと、諦めて下さいとしか言い用がない、可哀想だけどね
結晶世界は訳が古いからなあ
ニューロマンサー
結晶世界は、としとってから読む方が楽しめると思うね
ニューロマンサーは読者を選ぶ作品、面白くなかったのならそれは「選ばれなかった」だけのこと
残念だが君には資格がなかったってこと、諦めて下さいとしか言い用がない、可哀想だけどね
>>683 なんか話がそんな感じだよなww
ぼちぼちあの世へ逝くか的なw
ゆっくりと結晶化して活動停止する世界
バラードの話は、登場人物の人間関係や心理のあやが重要な要素なので、中学生で読んでも、ああそうで終わっちゃいそう。ヴァーミリオンサンズとか…
永遠へのパスポートなんてまさにそういう話の宝庫だな
ガキの頃は不気味だけど落ちが無くて尻切れトンボに感じる「監視塔」なんか今読むとすごく意味深
読者が本を選ぶのではない、本に読者は選ばれるのだ
689 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/02(日) 06:31:44.00
冷たい方程式
これって1950年代の作品だっけ?
オチとしてはなんのひねりもなくそのまんま終了。
それなりに余韻はあるけど期待しすぎたので肩すかし。
斬新な解決法があるかと思った。
ソ連との冷戦初期の「不安感」を背景にした作品なのかな・・・?
>>689 普通のお話なら何らかの解決策を発見して
めでたしめでたしになるところを現実はそんなに甘くない、
宇宙の冷たさ非情さを描こうとしたんじゃないの。
読んだこと無いけど。
肩透かしというか逆にあっさり二人を放り出しちゃうところが
驚きで新鮮だったんだろ。
『冷たい方程式』は読者を選ぶ作品、面白くなかったのならそれは「選ばれなかった」だけのこと
残念だが君には資格がなかったってこと、諦めて下さいとしか言い用がない、可哀想だけどね
ハッピーエンドな解決策なんかなく、物理方則を都合良く変えることはできない。リアルな宇宙では、、、、というところが斬新だった。うまくできていて、傑作だと思うよ。
ハッピーエンドに飽きた人向けだろうな
その後「〇〇の方程式」というパロディがたくさん作られたことからも影響力の大きさがわかる
究極の選択を強いられる状況設定の面白さがあるんだろうな
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/02(日) 11:41:43.78
一連の方程式ものね
そのオリジンということでは「歴史的名作」なの、かもしれない???
つーか普通に短編のオールタイムベストには常連だろう
しかしたくさんのハッピーエンドの
相対的位置にいるから突出しているのだとすると、
名作あつかいするのがなんとなくシャクだなw
最初にやったということがすごいところなんじゃない
ディックとかティプトリーとかも当時は斬新だったんだろうなあ
アシモフの鋼鉄都市だっけ?ロボットと一緒に殺人事件捜査するやつ
ミステリーとして読んだせいか意外性ゼロでトリック?やオチもすぐ予想できて超つまらなかなったんだけど
鋼鉄都市はクライマックスでRダニールが戦闘モードに変身して悪いロボットを
ばったばったとなぎ倒したら面白かったのにな、お前もそう思ったんだろ?
なにそのロボット刑事K
703 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/02(日) 19:13:52.38
オチの意外性、てゆうのかよくわからんが
火星年代記のラストはジーンときた
「なるほど!そう来るか!」
スレチごめんなさい
光の王
どちらが勝ってもどうでもいいや、って気持ちになった
このスレにはオチに意外性がないとダメとかいう奴が多いが、かといって最近の奇を寺井過ぎてる作品に名作が多いか?といわれると別段そうではなく。
単に「ボクのほうがもっと面白い話を思い付けるんだ!」とでも思っているオコチャマが難癖つけているとしか思えんな。
同じ方程式ものでも
シェクリィの「残酷な方程式」は相手にするのが物理法則ではなく、ロボットの命令遵守機能という
人間が作ったルールだったから抜け道を見つけてハッピーエンドになった
あれはあれで発想の転換が面白い
ロボットの「頭のいいバカ」っぷりはパソコンいじってると実感できるし
>>705 意外性を求めてたのは、鋼鉄都市がミステリー仕立てだったからだよう
アシモフのミステリーはおもしろいのにー
そいつは他人のレスから勝手に言ってもいないことを妄想してその妄想を根拠に
叩く基地外だからさわらない方がいいと思うよ
という自称エスパー君のタワゴトですた
虎虎の良さ。今ならわかるけどね
話として面白いんだけどこれ別にSFである必要ないじゃん、っていう語りはこのスレでいいのかな
>>711 いいと思うよ。確かにそういうのあるよね
713 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/03(月) 06:30:00.33
やたらメカや設定で「造語」を連発されると疲れる
しかも文中でちゃんと説明・描写されないし。
まあ、それをイメージして楽しむのが本当のSF好きなのかもしれんけど。
>>709 エスパー君って薄弱な根拠で断定する子のことでしょ
実際に本人がレスしてることをあげつらうことのどこがエスパー君なのw
要するに
>>705=709なんでしょ?
あ、これでエスパー君認定されるかなw
↑もうやめたら?
そう必死な姿見てると可哀想でしょうがない
たかが数行のレスをするだけのことを「必死」とか言っちゃう子ってw
恥ずかしながら、高い城の男のよさがイマイチわかりませんでした…
ディックは合う人と合わない人がいるから
719 :
717:2011/10/03(月) 20:00:16.18
>>718 慰めありがとうございますw
うーん、でも『流れよわが涙』とか『電気羊』なんかはディック初級者向けかも知れませんが
とても良いと思いました。それから『暗闇のスキャナー』も良かったです。
『高い城の男』はこれらとはまた毛色が違うのか・・・ううむ。また時間を置いて読み直してみます。
>>713 そんなの60〜80年代ロボアニメでは絶対にやらなきゃいけないお約束じゃん
721 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/03(月) 22:57:11.37
「リンかけ」のフィニッシュブローみたいなもんだなw
一切説明なし!
722 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/04(火) 00:27:08.85
「鋼鉄都市」とか結構面白かったけどなぁ・・・
「流れよわが涙」間違って2回買ってしまった
今でも2冊本棚にあるけど、まだ1回しか読んでないw
自分は『鼠と竜のゲーム』を三冊持ってる。間違えたわけではありませんw
アシモフはやっぱり『銀河帝国の興亡』が一番好きかな。
あとは『われはロボット』、』『永遠の終り』とか。
>>719 高い城は歴史改変もので「現実と異なっている世界」の話なんで
ところどころで出てきてる"あの世界の歴史"が現実とどう違ってるか。がわからないと
イマイチ楽しめないよ。
「エジプトでロンメルが勝利して」と書かれて「ああ、」ってぐらいは歴史に詳しくないと…
っていうか、骨董屋が日本人に売ってるアイテムの微妙さもポイントだし
歴史ノンケにはちと辛い。
しかし日本描写の適当さは日本人にはキツい
欧米人にはステレオタイプと違う正確な描写に見えたんだろうがw
欧米人に限らず、外国人が日本人を描写する時に勘違いするのは
日本人は右翼ですら外国文化大好きって事
高い塔の男はWWUに勝った日本という設定だから登場する日本人の思考は戦前の物だろうけど
戦前の日本も、外国語禁止とかアホなことやったごく短い時期ですら「日本語に翻訳された」西洋文化
で生活してたからね
日本の漫画やアニメが海外に輸出しやすいのは
どこの国でもない無国籍的な世界観の作品が多いからと誰かが言ってたな
われはロボットって、書かれている未来的な価値観とか人工頭脳に対する倫理観とか、
みんなどこかで読んだものばかりで一般教養的ななんか絵本みたいなかんじでお約束からはみでないかんじで
面白くはなかったけど
現代に読んだからだろうなあ
当時はすごかったんだろうなあ
そういう時代のせいでってあるよね。
自分もわれロボ駄目でした。ニューウェーブとかサイバーパンクを経由してからでは楽しめない…。
でも逆にE・E・スミスのレンズマンなんかは、翻訳のせいで時間が経って日本に入ってきたから
はじめっから良い意味でのスペオペの馬鹿ばかしさが際立って、
というかそういうものだとみんな思って今も享受されてるんだろうか。
と思ったが、グランドセントラルアリーナもスミスに捧げられてるし、やっぱりスペオペは元からああいうものなのかw
731 :
717:2011/10/05(水) 00:10:12.23
>>725 一応歴史は分かってるつもりなんですが…
でも歴史を知ってるのと深く興味を抱けるかは別物ですよね。
そこが歴史改変ものの醍醐味なわけですし、まさに
>>725さんの言うように
自分は興味・関心の面で歴史「ノンケ」なわけですなw
>>727 あーなるほど。そういうところはありそうです!
732 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/05(水) 00:50:22.57
電気羊は忘れたけれど、電気諭吉の夢を見た
電気諭吉ってなんぞw
>>729 読んだのは30年以上前だが、感想は同じだよ。
プログラムするんだから「原則」はヘンだろ。そうなる
ようにプログラムする人のためのガイドラインだろ。
そう思った。
例の三原則が非SFのリアルワールドで有名に
なっただけじゃねえかと。
でももっと後の作品とか他人の作品(銀河帝国の
つづき)とか読んでると面白い。
「ロボットは三原則を主観的にどう意識しているのか」
みたいな描写があったりして、それは面白かった。
星新一的な面白さがあると思うけどな
読んだ時の年齢もあるかもな
逆に俺はニューロマンサーとか電気羊は全然面白くなかったな
しかし今もういっぺん読んでみたら何じゃこりゃって思うかも知れない
三原則は一種の縛りプレイのようで、それ自体の合理性はとくに求めなかったな
「うそつき」とかかなりイっちゃった内容だし
スーザン・キャルヴィンなんかツン萌えキャラで、妙に面白く思ったけど
しかし皆さん早起きだなw
だって皆昼間起きる必要がない人たちですもの
高い城の男の日本人て西部開拓時代の本物のコルトピースメーカーをありがたがったり
戦前のチラシを収集したり、当のアメリカ人がなんでも日本人はこんなもんを…?って
そのまんま「日本の浮世絵や骨董を集める外人を見る日本人」の裏返しちゃうの?
というか、要するにディック的には「戦勝国のアメリカ人がヨーロッパや東洋の骨董を買い漁ってる」現実が
勝ち負けが裏返ったあの世界のアメリカでは「戦勝国の日本人がアメリカの骨董を買い漁ってる」
(のを敗戦国のアメリカ人が訝しがりながらも商売にしてる。偽造品とか売りつけつつ)
ってこってしょ。
別に日本人の描写がってのは特に無いような…
易にやたらみんなハマってるのはあの世界ではなんか普通だしな
743 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/06(木) 00:31:10.92
柱の角に思いっきり足の小指ぶつけた
世界の中心で「流れよわが涙!!」
と叫んでみた
>>680 >バラードは昔から読者を選ぶ作家、面白くなかったのならそれは「選ばれなかった」だけのこと
そうか?
おもろいぞ
大半の小説は先に解説を読めば自分に合うか予測できるものだが。
解説読んだ→理解した→でもつまんない、ならともかく
解説読んでも理解できない奴が多いのはなあ。
>>738 ニューロマンサーは筋が分かって読んだ2度目が面白かった。
要は「ヘンな仲間と電脳世界で大冒険」な話なんだよな。
そこにツンツルテンの浴衣を着たガイジン風の雰囲気と
妙にヒネたボスキャラが味を出してる。
キャラの暗さにだまされず、明るくて軽い話だと思えば楽しめる。
そうそう、実はギブスンはスペオペとかが大好きだと思う
なんやワケわからん用語ばっかで置いてきぼりになりそうだけど、
結局のところ、あれは電脳世界を舞台にしたオペラだったんだよ
ソープオペラとオペラでは随分違う
>>85 冲方ファンってそんなに凶暴なの?
ラノベ板の方でもなんかそれっぽいこと書かれてたし
新刊が出ると本屋を襲撃するんですね
>748
オペラとセリアオペラではもっと違う
流れよ涙は持ってたけど、前にサンリオ文庫のをブクオフで見つけたので思わず買ってしまった
→ころしてでもうばいとる
755 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/07(金) 01:30:38.91
妻に一日履いた靴下の臭いを嗅いで頂いた
流れよわが涙
と妻は言った
どことなくペーソスがある話だからいいね、それ
サンリオで出てたディック作品は全部創元とハヤカワでフォロー済み?
時は乱れて
銀河の壺直し
怒りの神
759 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/09(日) 06:29:24.69
星を継ぐもの
まだ目録からランダムに書きこむ奴が来てるのか
マジで星を継ぐ…がつまらないと感ずるような奴はSF者ではない
失格だ、以後この板への出入りを禁止する、以上
ビートたけし出演の映画の方だったのに……('・ω・‘)
SF者(爆笑)
以上(失笑)
764 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/09(日) 12:03:01.13
それ以前にまずスレタイ読める?
キミがこのスレに立ち入らない方が先決だよSF者くんw
765 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/09(日) 13:01:37.83
星を継ぐものの弱点はキャラの凡庸さかな
オチが売りの作品は理論展開に集中しすぎて、キャラが捨て駒になりがち
ホーガン作品は全般的にキャラやドラマはいまいちだよな
767 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/09(日) 14:24:24.29
>>760 どんなに評価が高かろうがつまらんもんはつまらん
んだんだ、俺に判らないものはみんなつまらん
「星を継ぐもの」は超名作とまでは言えんが、そこそこのレベル以上には達してると思う。
これを全否定してる奴が、何が面白かったのか興味がある。
俺も『星を継ぐ者』はイマイチかな。
月がむにゃむにゃという説は読む前に知ってたから
最初の方でわかってしまった。全否定はしないけど。
月がむにゃむにゃというだけの話だからな。
もっと話を短くしてほしかった。
「つまらない」というより、「まずくはないが美味しくなかった」のほうが適切ではないかと。
あまり期待が高いと「なんだこの程度か」と評価されやすいのでは?
ストーリーだけの読み捨て小説だよね
少年ジャンプあたりにでも載せてれば十分のレベル
773 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/09(日) 18:38:08.94
どんな作品でも「面白く無い」というやつはいるし「面白い」というやつもいる。
多分それだけの話。名作は「面白い」が多数派で、このスレは少数派のためのスレ。
ちょっとひねって、スレの趣旨から少しずらして、「『面白い』とはとても言えないけど
それでも自分にとって『名作』とは言える作品」を語ってみるというのはどうだろう?
とりあえず小松左京「復活の日」。コレ読んだ感想で「面白い」と言える人は正直
どこかイカれてると思う。タイトルどおりの内容は最後の最後だけで前半2/3は
ウイルスによる人類滅亡を、残り1/3もウイルスの届かなかった南極で生き残った
各国観測隊員の統一組織が、今度は自動的に発生する核戦争で滅亡する危機に
瀕して阻止しようと努力しながら最終的に失敗するさまを淡々と。正直ひたすらに
救いがなくて気が滅入る。それでも、SFとしては科学技術の恐ろしさとか運命に
立ち向かう人間の姿とか、やっぱ凄い作品だと思わされて、『読む価値なかった』とは
とても言えない。そんな作品だったな
SF板も世代交代の時代なのか、新参が増えてるような気配がする
>>773 >768の姿勢で間違ってないとおもうよ。
このスレでいうならね。
個人的に読んでみて面白くなかった名作を語るのなら
その人が読んでみてつまらないものは、その人にとってつまらんものでいいとおもう。
世の中には魂のステージが上がらないと見えないものもあるんです
一方で裸の王様みたいに見えないものでも見えてるふりをする必要がある場合もあるんですよ
王様に「裸ですよ」と言ったら打ち首になりますからね
「面白い」「面白くない」は読む人それぞれの読書の履歴やら、その時の興味の対象、こだわりにもよる。
俺的に「面白くなかったー!」を熱く語ればいいのである
780 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/10(月) 09:20:51.87
星を継ぐものは面白いって学校の友達が言ってたな
読んでないけど
話の内容を理解した上での「面白くなかった」ってのと
そもそも話が理解できてないヤツの「面白くなかった」ってのが
混在してるからなあ
>>776 新参増えてけっこうなことじゃないか。
昔からSFオタってのは排他的で新参を認めない傾向があるからな。その結果がSFジャンルの
極端なオタク化と現在の衰退を招いたと言っても過言ではないと思う。いわば自業自得なんだが
そろそろそういう老害な輩は隠居してもらったほうがいい。
>>778 「女王様は裸だ!」と言おうとして、まわりの大人に
よってたかって口を封じられる子供の話もある。
>>782 君みたいな"老害廃除"って輩も近年増えて迷惑しているのだがね
結局自分の意見が否定されるから〜は駄目だというのは排他以外の何者でもないし、
年代だけで決めつけるのは頭が固い証拠。
年配でも柔軟な考えをしてる人はたくさんいる。
そうやって事あるごとに〜は来るなという君のようなアジテータこそ掲示板では一番必要ない存在と言える
>年代だけで決めつけるのは頭が固い証拠。
そもそも、自分の気に入らない意見を
「新参が増えた」「世代交代」のせいにしている奴だから老害つってるんだと思うがwwwww
ああ、草はやしはじめたか
これ以上追い詰めると単なる私怨嵐になりそうだからやめとくわ
>>784 782だけど、オレは一般的な傾向を言っただけだよ。年配でも柔軟な考えができる人は
たくさんいるし、そういうのは老害とは言わない。あたりまえのことじゃん。
あんたはどっちなの?早速、個人攻撃で排除にかかるあたり、どう見てもアレだけど。
他人を貶めるより自分を顧みるほうがよほど有意義だと思うよ。これも一般論だけど。
反論あるなら柔軟な考えによる前向きな提言でお願いしたいもんだねw
アトヅケカコワルイ
そもそも個人の嗜好はさまざま。というより、さまざまであるべき。
この本は絶対に面白い、これを面白いと認めないものはSF者ではない、などという発想はファッショ的だぁな。
同様に、これは誰もが面白くないはずだ、という決めつけもイヤだねぇ。
個人個人の嗜好はそれぞれ持つべきだし、他人の嗜好にケチつけても不毛だぜ?
かく言うオイラは、けっこういい年だがね。
人の好き嫌いにケチつけたくないね。
ヒトは結局一人ですから、ある人にとっての聖典が、別の人にとっても聖典なら
いま、世界を覆う宗教対立なんか、あるわけ無いじゃないですか
結局ヒトは孤立していて、自分にとって必要な、或いは好ましいフィクションしか受け入れないものなんですよ
かと言って、万人に受け入れられ、持てはやされ、否定しようのない傑作というものがあったら、それはそれで
気持ち悪いじゃないですか。
人間って、斯くの如く、根本的に気持ち悪いものなんですよ
自分に採っての崇拝の対象を否定されたら、そりゃあ腹も立つでしょう、判りますよ
でも、人は結局、自分以外の誰とも、価値観を分かち合えないんです、しょうがないんですよ
それがヒトの限界なんですから。
「渚にて」の救いようのなさと比べると「復活の日」はまだ救いがあるんだがなー
792 :
775:2011/10/10(月) 21:46:41.64
>>791 ああ、そりゃまぁ確かに人類が完全に滅亡する「渚にて」と比べて「復活の日」では最後の人類社会が
再び繁栄すべく立ち上がる、と言う意味で救いはあるわな。でもなぁ、あれほど皮肉のきつい「救い」ってのも
そうそうないような。ド・ラ・トゥール博士の最後の述懐もそうだし、フィンランドのスミルノフ博士の最後の講義も
そうだし、「渚にて」が最悪の状況下で理性と人間性の素晴らしさを描いている作品だとすれば、「復活の日」で
描いてるのは、結局何処までも人間のおろかさと翻弄する運命の無常さ、皮肉さだと思うんだ。そういう意味で
「面白い」と言うか「楽しめる」「読んでプラスの感想が出る」のは「渚にて」の方かな。どっちもどっちと言えば
どっちもどっちだろうけど・・・・・・
>>777 いや、768は自分がそう思ってるんじゃなくて
他人がつまらないと言ってる理由を勝手に決めつけてるんだぞ
まだやってんの?
面白くなかった名作・・・エルリックシリーズは途中で挫折したな
主人公が情けないんだもん
剣はエターナル・チャンピオンでは最強なんだけどなエルリック
コルムもエレコーゼも剣は大したことないし(ストームブリンガーの同位体なのにな)
ただ、情けないというならコルモもエレコーゼも情けない、まあ、エターナル・チャンピオンは
「勇者」じゃないんだからしかたないんだけどな
エレコーゼはいやいややってる感じだからな。
読者の俺としてはコルムあたりは無駄に長くて嫌々読んでる気がした。
なら読まなきゃいいって言われても、読んだ後の感想だからな。
軍犬と世界の痛みのフォン・ベックなんかは格好良いんだけどな
まあ皆いやいややってるのは変わらないけどw
ムアコックの主人公たち,何が足りないって濁音が足りない.
永遠のチャンピオンって言うならたとえば剣を抜くときも
「ストォォォム ブリンガァアアアアッッッッ!!!」
ってこめかみに血管浮かせて叫んでほしいものだ.
そうなったらそうなったで文句言うくせにw
アキラの金田ばりにドラッグドーピングして
語尾が"ッ"のエルリックがイメージされた
・・・エルリックって意外と愛されておるなww
駄目駄目なトコがカワイイのかな
>>800 熱血バージョンは原作を離れてアニメ化すればイイんだな.
キャラデザジンは大塚 康生で頼む.
そういうことではない。
原作を離れて熱血になった永遠のチャンピオンなど、誰が見るものかい。w
脳みそ筋肉なコナンのアンチテーゼのヒーローなんじゃなかったっけ
山風忍法帖っのヒーロー=日本の漫画アニメヒーローの原典っぽいところもあるな
808 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/14(金) 22:10:18.27
>>591 うん、そうだな。
2001年宇宙の旅(早川SF1000)よりも「宇宙のオデッセイ2001」の方が面白いと思う。
山風は能力バトルものの先駆者だしな
漫画の神様というと手塚治虫だけど
実際に後のクリエイターに与えた影響は石ノ森章太郎、永井豪、横山光輝といったところの方が大きく
その彼らは揃って山風フリークだからね
断定されてもなあ
80年代に漫画評論というものが生まれてからずっと言われてることを
いまさら断定とか言われてもな
>>806 イメージとして,コナンはあんまり汗臭くない.
元から強いコナンのアンチテーゼだから特訓と根性が必要なんだよ.
その結果生まれた魔球・・・じゃなくて必殺技がポイントだ.
ダグラス・アダムス 「宇宙クリケット大戦争」
ヒッチハイクガイド、宇宙の果てのレストランと続けて読んできたが展開がワンパターン
何がしたいのか目的がいまいち分からん
同じネタが繰り返して出てきて笑えなくなる
マーヴィンのキャラは評価に値する
英語が母国語の人は洋書で読むと多少なりとも面白いのかも。訳されると減る魅力があるのかもしれない
3冊読んできたが、ヒッチハイクガイドだけ読めば十分だと思う。
まあ「続編に名作なし」は定説だからな
考えてみたらサイボーグ009とか異能のサイボーグ同士の戦闘とか忍法帳を換骨奪胎したものだし
横山光輝の伊賀の影丸も初期には山風ばりの異形の忍法を使うキャラが多かったしなあ
サイボーグ009は追っ手に追われる初期段階から既に主人公たちが
「型遅れスペックおち」というのが何かスゴイところ
「サイボーグになった俺TUEEEEE!」ができない
内容は抜きにして、さようなら、いままで魚をありがとうは屈指のタイトルだと思う
>>812 あなたが知っていることを皆が知っているとは限らないのです。
「ずっと言われてる」で済まさずに典拠をあげて説明してみましょう。
>>817 冒険王版やサンデー版が切迫感などでは今ひとつなのは009達が博士と001によって
リファインされて型落ちではなくなってるからかな
とは言っても、ギルモア博士も根っこはかなり黒い。
008のサンボのボディが破壊された時、性能重視で体表を鱗で覆ってリメイクした時とか
ああ、この人は所詮、根っこはブラックゴーストの科学者なんだなと思い知らされたもんだ
そう言う表現をした石森章太郎と言う作家の凄みを感じさせられたな。
ギルモア博士は種なしで子供を作れないから
自分の手で自分の子=アンドロイドを作ろうとしてるんだよね
で、失敗し続けている
確かこの短編は愛蔵版に未収録だったような
>>826 それどこのアトムのとーちゃん・・・ アトムは事故で死んだコの身代わりだったんだよね
あの人は大阪出身じゃないぞ
ギルモア博士の専門はサイバネティクスと外科手術だからな、クローニングとか
遺伝子工学は畑違い、科学者は自分の畑以外のことには疎いもんだ
ギルモア博士は外科手術が得意なんだったら、まず自分の鼻をだな
よく考えたらアンドロイドだって畑違いだな
001にも内緒でこっそり作ってるのは00ナンバーに対して後ろめたいなだろうか
後ろめたいのだろうか、な
筒井の自称スラップスティックの短編
読んでないならカキコすんなよ
837 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/23(日) 13:05:40.82
今更ながら「二十螺旋の悪魔」を読んだ。
読み易くパワーとスピード感溢れる筆致は今も十分評価に値すると思う。
しかし、読了し冷静に物語を振り返ると、まぁーーー突込みどころ満載で、
何と言っていいものか・・・。
読んでいる間は、ジェットコースターに乗っているような気分で
楽しく読めるんだが、真面目に今読む価値が有るかどうか?
と問われれば、正直無い・・・かな。
「二重螺旋」は出た当初からトンデモで評判でそもそも全然名作ではないわな
あの作家はその後出した「ソリトンの悪魔」以降は全然ヒットが出ず話題にも上らず
消えていったいわばジャンプ型一発屋だろ
梅原は最近復活したな
それなりに面白いからあんまり嫌いではないけど
名作かといわれたら微妙なとこではある
夏への扉
SFマガジンの読者投票で一位だったので読んでみた。
感想は”ただのつまらん凡庸なライトノベルSF”かな。
よーするに男にとって都合のいいガキ向け小説に思えた。
だって”大人の女は嘘つきでマトモにつきあえないからタイムマシンで
過去に戻って小学生の少女を口説き倒しておいて、ハッピーな未来を
作って自己満足しようとするクソ野郎のマスターベーション・ストーリー”
みたいな内容なんだもの。これじゃSF読んでる男は肩身狭いよ。
俺が女だったらこの本壁に投げつけてると思う。
面白けりゃトンデモ何でもいいんだよ。眠くなるよりなんぼかマシ。
夏への扉は、結構好きな女の人多いけどね
むしろ男のほうが嫌ってる奴多いんじゃないかな
大森望も嫌いだって言ってたね
あんまりトンデモだと白ける
『夏への扉』は読んだこと無いから今更感はあるけど一度読んでみよ。
俺は大好きだなあ
文化女中器とかダン製図機ってあたりが特に
俺も夏への扉は大好き
何ていうか、昔のアメリカの明るい部分がつまってる感じが好き
尖ってない誰でも普通に読める「えすえふの良作」って位置なのに
なんか、ものすごーく遠いとこから良作テレポートされてきた子が
いっつも「こんなのラノベだ!」って喚いてる気がする>夏への扉
まあ、クソ野郎のマスターベーションストーリィはダメかといゎれたら、べつにそれでいいじゃんと私なんかは思うね
>>24 での流れが…
夏への扉はなぜ叩かれるのかなんかよくわからん
まぁ俺くらいになると、マスターベーションマスターと言われてるからね
ラノベどれがいい?って聞かれて「ハルヒでも読んどけ」言われた子が
素直に読んだあげく、ひたすらハルヒ批判繰り返してるような滑稽さがあるよな。
おすすめの本ではあるが「◯◯界にそびえ立つ不朽の金字塔」
なんて誰も言ってねぇっつの…
>>847 ラノベという呼称が出来る前に読んだけど、
>>845氏の「文化女中器とかダン製図機」という言い回しがちょっと受ける以外は、
今時のラノベの方が面白いんじゃないかとさえ思う。
夏への扉は、日本版オールタイムベストには絶対入るくらい人気がある
だからってわけじゃないだろうけど、SF玄人みたいな人からはあまり好かれない傾向にあるね
あと面白いことに海外版だと、夏への扉はオールタイムベストに入らないんだよな
まあ、ハインラインの作品でいったら「月は無慈悲な夜の女王」の方が好きではあるけどね。
実際ありえない萌えキャラが実際ありえない行動おこしてるのを萌え〜とか言って眺めるだけのラノベと一緒にすんなと
単にお前が萌え豚で、そういう萌え絵を見ながら読まないと楽しめない嗜好ってだけだろ
もえもえ〜
まあ10年くらい前の書き込みのコピペなんだけどね
夏への扉を批判する奴はハルヒ信者(ドヤッ
十年前からハルヒってあったのか
ハルヒはアニメからファンになるから、原作を読んでダメなやつがいるかもしれんね
原作があるのもしらないのもいるかも
長門有希の100冊に夏への扉は入ってないか
猫がでてくるのも高感度あるし
夏への扉を批判する奴はハルヒ信者にいるのかな
861 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/24(月) 17:33:10.56
あかね書房の少年少女世界SF文学全集 でSF好きになった世代。
バクスターやレナルズも好きだけど、
高校生の時分、平井和正とかと同時期に読んだ「夏への扉」は面白かったよなぁ〜。
夢も希望もない結末の良作もあるけれど、
夢と希望に満ち溢れたSFにはいつもワクワクさせられた。
そいつはこのスレで定期的に出てくる粘着夏扉アンチだよ
レス遡ってみ、ホントに定期的に同じ事書いててボキャブラリも貧困で笑えるから
SFどれがいい?って聞かれて「夏への扉でも読んどけ」言われた子が
素直に読んだあげく、ひたすらハインライン批判繰り返してるような滑稽さがあるよな。
864 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/24(月) 20:12:59.55
夏への扉をあげてる奴
スレ違いだぞ
そもそも欧米じゃ夏への扉は名作あつかいじゃないぞ
また、アメリカのオールタイムにしっかり入ってるリンク貼られる流れ?
誰か時間の罠にでもかかってんのか。
むしろ面白くなかったと言う奴を批判して
面白かったとしつこく主張し続けるほうがスレ違いなのでは?
面白くなかった名作を語るスレなんだし。
自分は「夏への扉」は読みやすくて楽しんだけれど、特にこれといって後に残る感慨はなかったな。
実際「夏への扉」はオールタイムベストランキング上位常連なのに、
叩かれたくないからって「そもそも名作扱いされてない」とか言ってんじゃねえよ
アホか
まぁいいじゃねえか
次いこう次
個人的な感想だが。
「キリンヤガ」は名作だそうだ。人気もあるし、客観的には名作といって差し支えあるまし。
しかし個人的には、理屈で考えるのはいかんかもしれないが、これがなぜ名作なのかよくわからない。
個人の懐古趣味で、一握りの民衆を野蛮な状態のままに無理やり押さえ込むことで、アンチ・ユートピア小説だというのかな。
俺ランキング
月は無慈悲な夜の女王>夏への扉>宇宙の戦士
>>870 その3つはベクトルが違う方向でそれぞれ名作なので順位つかねぇぞ。
キリンヤガは、懐古趣味の話では無いと思うよ。どちらかというと、ルグィンのオメラスみたいな倫理的なテーマだと思う。
異星人1「あ、あれなんだべが?」
異星人2「キリンやが」
こんな話だと思っておりました。
キリン ヤガービール
>>873 「面白くなかった」ってスレタイのスレで吹き出すとは思わなかった
謝罪と賠償をw
876 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/26(水) 00:10:56.73
「たった一つの冴えたチンポコ」
>>872 文明人がやたらともてはやす「自然な生き方」とやらがそれほど
いいもんじゃないっていう皮肉ではあるな
It's tho only NEET thing to do,
の直訳
↓
「働いたら負けかなと思う」
アシモフのロボットシリーズは面白いと思わなかったな。
科学読み物はアシモフ好きなんだけど。
他、政治色が出ている近未来型SFも今読むと苦しすぎるな。
「山椒魚戦争」みたいに政治色たっぷりでも準現代もの(当時の)として描いて
あったから楽しく読めた。
小学館の世界名作シリーズで昔読んだ「金星旅行」とか、読むに堪えなかった。
旧ソの古典SFなんだけど、全編共産主義体制への賛美と資本主義に対する悪意で
構成されていたため、心の奥底で「ソ連共産体制なんて超格差社会やんけw」ってつ
っこみが入ってしまい、内容に中々入っていけなかった。・・・
うん、ファウンデーションものは面白いと思うんだけどね。
ロボットシリーズは、ロボットのいる未来というものをどう想像するかに力点が置かれていて
物語としての描き方にあまり重点が置かれていなかったからかな。
センスオブワンダーはあると思うんだけど、
今はアシモフの遺産を継承した純エンタメSFが多いから
新たな読みの可能性みたいなものを出せない限りロボットシリーズがつまらなく見えるのはしょうがないと思う
>>879 エフレーモフの「アンドロメダ星雲」も同じようなもんだった.
ぜひこちらも読んで感想を書いていただきたい.
おそらくコピペで足りる.
エフレーモフの「アンドロメダ星雲」は面白いと思わなかったな。
科学読み物はエフレーモフ好きなんだけど。
他、政治色が出ている近未来型SFも今読むと苦しすぎるな。
「山椒魚戦争」みたいに政治色たっぷりでも準現代もの(当時の)として描いて
あったから楽しく読めた。
小学館の世界名作シリーズで昔読んだ「金星旅行」とか、読むに堪えなかった。
旧ソの古典SFなんだけど、全編共産主義体制への賛美と資本主義に対する悪意で
構成されていたため、心の奥底で「ソ連共産体制なんて超格差社会やんけw」ってつ
っこみが入ってしまい、内容に中々入っていけなかった。・・・
うん、コピペ改変して喜んでいる奴はキモいのを再認識した。
884 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/10/29(土) 10:37:43.22
「ポンデリングワールド」
「アンドロメダ星雲」で描かれてる世界観ってスター・トレックの惑星連邦の社会と
同質のものだよな、地上からは貧困が一掃され、もう金のために働く必要のない世界で
人々は自己実現のために働くっての、趣味で海底鉱山の鉱夫をしたりとか
アンドロメダ星雲はその昔ジュブナイルで読んだが、
遭難した宇宙探査隊の運命とか子供心に色々ショックだったわ
ジュブナイル版宇宙戦争と並んでSF原体験
>>850 もしかしてお名前は「黒沢」さんですか?
それもうやった
>>885 「アンドロメダ星雲」も,あからさまな悪役が出てくればよかったのにね.
そうすりゃ今でも読める.
みんな読んでる佳作をわざわざあんなのツマンネって言えば
ツッコミが入るわな。あと「援護」?擁護てなくて?
しっかりした作品批判がないと「天邪鬼なオレってかっこいい」みたいに見えてしまうな。
そこんとこわかってない奴とか、ただ「つまんない」って言いたいだけのガキな奴が多い
というのが現実なのかねえ。
男の妄想がーってのを3回ぐらい見た気がするw
YAHOOのアホが書いたレビューに突っ込まざるを得ないことってありますよね
>>892 スレの趣旨も理解できず大人気なく突っ込み入れる奴が悪いってことにはならんの?
あなたも場を大人げなく荒そうとしてますよ
擁護が毎回必死すぎる
>>899 〜を語ろう、と書いてあるな。「つまんない」の言いっぱなしだけでは
スレの趣旨を理解してるとは言えんよ。
つまんないって言った奴を貶すだけの書き込みも
語ってるとは思えないけど
まったくそのとおりだな
しかし他にもタイトルだけ挙げたり一言だけのレスが多数あるのに
なぜか夏への扉ばかりやたら擁護が湧くのが不思議
「夏への扉」はもはや古典SFといって良いと思う。
古典といわれる作品の設定は後発の作者やドラマ・映画の脚本家達から散々
取り入れられ、かつ発展させられる訳だから、単純に「つまらない」と言うのは
どうかと思うぞ。
まあ合わない人がいるのも分かるが理由が小学生レベルのツッコミともなれば一言いいたくなるのも人情というもの
ある人気ジャンルの草分け原典となった作品は、後の世に
後続のサービス満点な作品群に慣れたファンから
「あれー?意外とツマンナイ」とか言われちゃうこともあるのかも風来
後続の現代化した発展系を知った後に、過去の原点見ても今更な感じがするだろうな
原点の評判が良ければ良いほどに期待値も上がってるだろうし
古びない名作ってのもあるんだろうけどさ
・・・指輪物語?
名作といわれているからハードル上げすぎてしまうのかね?
読んだことないけどw
ウェルズとかヴェルヌはその当時のふいんきを味わうつもりで読めば面白い
現代のテクノロジーに浸った気分のまま読むとツマランことこの上ない
夏のやつはそのやうな懐古気分になって楽しむにはまだ日が浅いと言うか
中途半端に現代風だからその時代に思いを馳せながら読むにはまだ難しいのだろうな
つーか、つまらない理由をきちんと書き込んだカキコに対するレスで
盛り上がったことが無いのに理由まできちんとやれ、つー方が無理
そんなに一言カキコが嫌なら理由まで掘り下げたカキコを盛り上げるなり
自分でそういうお手本を見せなきゃダメだろ
そういやハインラインスレにも変なの湧いたなあ
>>910 そんなカキコあったっけ?記憶にないなあ。内容が浅いから盛り上がらなかったんじゃね。
それともそんな浅い書き込みでも盛り上げなきゃならんとでも?いやもうやめておこうw
>>909 そうそう!
如何にも凄い昔に書かれたってSFなら、そういう前提で楽しく読めるんだよな。
近未来SFは色々とリスク大きい。
銀河英雄伝説は駄作、って言うか普通につまらない、星間帝国とか共和国とか
古典ならともかくいつまでそう言う陳腐な設定引きずるわけ?しかもいまだに
名作だなんだと持ち上げる馬鹿が多くて閉口する、眠田直の「ぎんかわひでお伝説」で充分
同じ意見だけど、あまり人を挑発する発言には嫌悪感を感じるな。
なぜ帝国と共和国が戦争するのか俺には理解できなかった。
銀河を横断するような国を形成してるなら資源的にも経済的にも戦争する必要あるのかって感じる。
SFとしてみれば粗がありすぎる。
それはそれとして、2強国間の戦争を宇宙規模で楽しみたいって人には好評なのかとも思う。
>>915 ? あれは帝政と共和制で同盟側は「反乱軍が作った自称政府」ってことになってるから
帝国側は"討伐"をやめられんのでないかい。
SF的なツッコミどころはともかくそこは別におかしかないような
まあ作者は宇宙で三國志をやりたかったみたいだからねえ
資源とか経済を考えたら、あんな長大な距離を移動しながら戦争なんてそれこそ言語道断なわけで
つか星間帝国や共和国やらいまでも普通に設定として使ってる作家などごまんといるんだが、
これで陳腐とか言ってたら
>>914はわざわざSFという自分に合わないジャンルの小説を読んで
つまらんと自分勝手にほざいてる馬鹿とも見えるわけだがどうなんざんしょ
ボクは高尚で緻密なハードSFしか読まないんだい!って人でしょ?
厨二病みたいなもんだから相手にしないほうがいいぞ
また定義論争とかでスレがグダグタになる
高尚で緻密なハードSFって・・・具体的になんだろう? ホーガンじゃないよね
いいんじゃない?納得できないからつまらなく感じたんでしょその人は。
それよりも「名作なんだと持ち上げる馬鹿が多くて閉口する」っていちいち人を挑発するのはどうかとおもうわ。
銀英伝スレに出かけていって不満漏らしてるならこいつが馬鹿なだけだし、
現実でSFファンの集まりに参加してて、銀英伝ファンに囲まれて気分悪い思いでもしたのかね。
>>916 もうずっと前に読んで記憶があいまいになってたわ。ごめん。
膨大な領域と膨大なリソースがあるのになんで争ってるんだろこの人たちって考えたり、
難攻不落のイゼルローンとか言われても、攻めずに守ればいいのでは?とか。
そういうことだけが鮮明に記憶に残ってて、細部は忘れちゃってた。ごめん。
>>919 やれ考証が間違ってるだのやれ世界設定がおかしいだの文句つけるハードSF至高の方々は、
貶していくだけでなぜかその素晴らしい作品については言及されないんですよねー。
まあここは面白くなかった名作を語るスレだからな
ここじゃなくてもそんな感じだけどね
「宇宙の戦士」は古いんだろうなーイマイチなんだろうなーとか、
おっかなびっくり読んだら、普通に面白かったでゴザル
おいおいスペースオペラ全否定の方までいらっしゃったのですかよ?
なんかもうSFジャンルにケチつけたいだけにしか見えんなあ
世界中で愛されてる○ぺとか駄作認定ですか。いや読んだことないけど
>>914 銀英伝をSFにカテゴライズするからそんなところにケチをつけたくなる。
純粋にラノベとしてキャラ萌えしつつ楽しめばいい。
こんどはラノ兵衛まででてきてますます混沌具合が増してきました
あんな字の多いラノベがあるかいな。
文体も違うしなw
ラノベかどうかはそんなものでは決まらない。
メディアミックスを意識した内容かどうか、そしてマンガ調の挿絵と表紙がついてるかどうかだ
実際、漫画、アニメ、ゲーム、舞台、映画と展開してる。
そんな純SFねーし
ガンダムの小説版はラノベレーベルから出てるしラノベ扱いだけど
富野はちょつと違うようなきがする
>>930 いつ第一版が発売されたか調べてみろ
いまのメディアミックス商法の"め"の字もない時代だぞ
アニメ化や漫画化など本人も刊行元も考えてなかっただろ
現に当時読んでた俺も後年あんな長大なアニメになるとは夢にも思わなかったわ
>>932 ソノラマ文庫の歴史を考えれば余裕でライトノベルだってばよ。
ナンデモラノベ教の方一名様御入店ですゥ〜
奥のほうへドウゾ〜♪
クラッシャージョウ シリーズ が安彦イラストで1977年 スタートだから
ラノベの歴史も古いね。
そのうち紫式部もラノベとか言いそうだな
もう言ってるか
あれは男よりも女ウケするから、ハーレクインとか少女小説のが近いんじゃね
そのわりにヒロインであろう紫の上の人生がビミョーだけど
そもそも当時はそんな扱いだったろ
極端な話はどうでもいいが、クラッシャージョウがラノベじゃないと強弁するのは難しいだろう
どうでもいい
アニメだけど、電脳コイル
この程度の作品で良作だとか感動とか言って、あまつさえ萌え系のオタクと一線引いてるつもりの奴って、馬鹿?
>>924 宇宙の戦士はよーするに「宇宙海兵隊物語」で
大局的な戦争とかかわらず地道に宇宙歩兵の生活描いてるから
そういう意味では古びないわな。
なんでこのスレいつも荒れるんだ?
>936
お前のいった通りだったなw
あいつら今度は各種神話もラノベとか言い出すんじゃないか?w
最初は荒れてなかったのに
夏への扉信者が暴れだしてスレがおかしくなった
宇宙の戦士は右翼的とか聞いてたが特にそうは感じなかったかな
ちなみに電脳コイルは普通に面白いが、商業地区ならともかく
空き地や遺棄されたバスまで電脳空間に織り込む必要はにゃいんじゃないかとか
電脳ペットは欲しいな
もうつまらないと言っちゃいけない名作リスト作ってくれよ。
いいだしっぺの法則
具体的に作品を語る流れに戻そう 暴れる人は無視
「信者」はNGワードだ
>>948 別に名作貶したからどうとか、言っている訳じゃないと思うよ。
”発表された当時は”少なくとも新分野であり新しい方向性の作品だった訳だから。
作品や作者を丸々すっぽり貶すから、文句言う人が出て来るんだよ。
>>946 自分で訳しといて,なおかつああいう後書きを書かなきゃいけなかったような
時代においてはバリバリに「右翼」なんだよ.
後書きこそは駄作だな.
時代の空気を書くのと,無自覚に時代に流されたままを書くのとは天と地の差がある.
あとがきは知らんが
右翼をパロってネタにしてるだけじゃなかったのか
955 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2011/11/02(水) 00:38:13.46
夏への扉よりマイナスゼロの方が数十倍面白い
電脳空間幸福の科学救済劇場!?♪。
宇宙の戦士は今読むと別にフツーに軍隊生活と宇宙歩兵の描写をしてるSFというだけなのだけど
当時の空気的には「軍隊は悪で否定されねばならぬもの」だったから、否定的に描いていない=賛美してる!
という超理論によって右翼分類という流れ。
まーといって、当時の左翼並みに空っぽで薄っぺらいネット右翼が持ち上げにきたら「おめぇらもすっこんでろ」と
ハインライン先生が墓の下から釘を刺すような内容なのは読んでのとおり。
2ちゃんに来てからだな、ハインラインは右翼!って声高に騒いでいるやつがいるのを知ったの。
社会通念とか宗教・結婚感などかなり自由な考えの人だからどっちかっつうと左翼だと思ったな俺は。
てかよくよく読むとろくに読んだこともないやつが印象だけで騙っているのだと気づいたけどね。
ハインラインは右翼と今声高に叫んでるやつなんているのか?
あの時代、あの状況のなかでそういう議論はあったけど。
SFを読む奴は、「自分は頭が良く、世間の連中が言ってることは、間違いばかり。なんでこんな簡単なことがわからんの?」という風に思いがち。ものごとを単純化しすぎる傾向もあると思う。まあ、私自身の話なんだけどね
お前だけだろ
ものごとを単純化しすぎる傾向というのは全人類に当てはまるとおもうがね
単純化決め付けレッテル貼り記号化は、考えなくても良いので省エネになる
自分にあまり関心のない事には大変便利
レッテルによる単純化は偏見も生むが
実はレッテルの方が正しかったというオチもSFにはよくあること
それも亦楽し
ロボットアニメぜんぶ=「がんだむ」 これはうちのカーチャン
すべてのロボットアニメを包含する・・・それがターンA
ハインラインは右翼とかどうとか以前に
軍隊生活がほとんどSFっぽい描写や戦闘があまりなくて、
ストレートSFとしてもアクションSFものとしてもちっとも面白くないわ。
右翼的だろうと突っ込みどころ万歳だろうと
さらばヤマトのが面白い。
SF小説を語るスレでどうしてアニメの話をするのかねえ
>>966 ちゃんと読んだ上で、感じた不満を述べるスレなんで、大変スレの趣旨にあったカキコであると思います。
ちなみに、さらばヤマトは軍首脳部の意向を無視して独走するクルー達が大変危険です。
ハインラインって政治に疎いいんだかわざとなんだか影響されやすいんだかわからないけどさ。
一作品で彼の政治思想は語れないんだよ。
作品ごとに政治的立場はバラバラだ。
軍隊バンザイだし革命バンザイだしヒッピーバンザイだし…
ものすごく好奇心旺盛ではあったようだけどね。
だがしかし個人の好き嫌いの範疇から一歩も踏み出してはいないという…
作品批判には程遠い、いわゆるチラウラにしか過ぎない
この板のほとんどのスレが
単純な感想の垂れ流しに過ぎないのに、
このスレではやたらときちんとした批評を要求されるな。
なんでこんなに余裕が無いの、こいつら?
わからんよ。
作者や作品スレで不満垂れ流して暴れるならともかく
ここは作品がつまらないと感じた人が発言するスレなのにな。
むしろお前らがスレ違いだろうと気づいて欲しいわ。
>>969 ハインラインが語りたいのは政治じゃなくて「男の生き方」だろ?
すげえ一貫してると思うぞ。
みんな(国)のために死ねるのが男
殴られたら殴り返すのが男
好きになったらヤりたいのが男
ちなみにデビュー作の「生命線」だって,
未来でハイテクでもその裏じゃやっぱり汗かいて働くのが男
主人公が女でも実に男らしいのはイイんだか悪いんだか。
イイんじゃないの?
「男の生き様」とあるけど、そこに書き出してあることは
女主人公もだいたい似たような感じだったしな
自分が面白いと思ってるものをけなされると、自動的に腹が立って反応しちゃうんだな、多分。ジャンルを問わず人間はそんなふうに反応するもんだと思う。
どうしてそういう反応が返ってくるのか、どうしてもわからない人は、こころの理論でググることをすすめる。
そうとうここで叩かれたんだなwカワイソウ
ハインライン先生は自分なりのしっかりした主張を持っている人の味方です。
ただ、それだけの話
ハインライン先生がガンダムのノベライズをやったら
Gガンダムをやりそうなイメージ
元々、「生き様」という言葉はなく、「死に様」しかなかった
それならそれで日本人的でよろしい。
>>978 話半分くらいで結婚しそうだな.
「栄光の道」とか「人形使い」とかのパターンを思い出した.
>>979 芸者が酌婦になったり頑固がほめ言葉になったりしてる世の中で何を言うか.
>>981 そしてもう半分はハインラインのいつもの説教をする東方不敗でお送りします
>>982 ハインラインの役どころは東方不敗だな。
ソービーっぽくドモンを導く役目?
ハインライン作品ってイケてる悪役があんまりいないね。
盛り上がってるので次スレ立てます。
基本主人公視点の作家だからな
書こうとしたとしても、話のテンポが悪くなるから敬遠したんじゃないかと
ハインライン = 右翼 ってのは、結構な昔に書評で見た気がする。
まあ右翼てなんぞや?って事なんだけどね。
宇宙人が居ます→仲良くしました。
宇宙人がいます→地球人の生存権や利益を守ります
物語のたったこれだけの方向性の違いで左翼・右翼のレッテル貼りした時代が
あったんだよな。
よくアメリカの右翼団体の推薦図書になってたそうだよ。
「フリークス」に書かれてあった。
シランガナ
どうせ推薦図書なんてごまんとあんだろ
ハインラインは多分一冊だけ何か読んだことあったけどそんなに面白くはなかったな。
「この好奇心いっぱいの猿は木を登っていくんだ」みたいなセリフが最後の方にあった。
多分感動させよう(?)というセリフ。イマイチピンとこなかったけど印象には残った。
猿は木を登って・・・何の作品だろう?
なんか同じ人が何度もつまんね書き込んでいる印象
>>969 ハインラインは自由主義者だろ
国民の自由を守る国のためには戦え
国民を弾圧する国には反乱起こせ
だよ、わかりやすい
right wingの意味が違うんじゃない?
「右翼」っていうより「右派」だろ
アメリカは自由主義国家だから
right wing=保守的自由主義ってことだと思う
ハインラインは口先だけの左翼よりよっぽど他人の自由を尊重する人だったと
ディックは言ってたな
共和党と民主党、どっちが右派?
イメージ的には共和党のような気がするが…
>>996 アメリカは
共和党が右派
民主党が左派
であってる
>>991 タイトル思い出したが確信は持てない。多分『メトセラの子ら』。
>>992 初めて「つまんね」書いた。ハインラインに関してはw
まあつまんなくてもわざわざ書くこともないよな。
気悪くする人もいるし。でもそういうスレだから。
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