鼻息荒げて射精されても…
>>293 つまり大人でも読むのがライトノベル
大人になれば読まなくなるのがジュブナイルってことでOK?
違うだろ
まともに成長する人間ならジュブナイルからSFへと卒業する
年を食っても内面がガキのままで成長しない読者はライトノベルを読む
ああ、年齢が高くても「大人」じゃない人はいるからね。
つまり年齢が高い読者もいるのがライトノベルで
年齢が高い読者がいないのがジュブナイル。
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/13(金) 03:28:11.25
この板ならそうだわな
しかし優れた児童文学は大人が読んでも鑑賞にたえる物だと思うが
SF以外なら例を挙げられるんだが
内面が子供のままならライトノベルもジュブナイルも読むんじゃないのか?
ジュブナイルには子供を善導するための教育的要素が入っているから
年齢重ねたラノベ読みは「俺は大人なのに」と反感を抱く
そんな上から目線の教育的要素だったら子供だって反感抱くよ…
逆にストーリーによく親和していれば勧善懲悪話でも高年齢の目に耐える
いやあ
子供は大人が思うより敏感であることも少なくない一方、
大人が思うより抜けてたりもするからな
一応、現代では文庫レーベルの違いによりジャンル分けが認識されるように、
その昔から掲載メディアにより、ある程度の違いがあるものとされていた。
具体的には雑誌『赤い鳥』(1918〜1936)に代表される児童文学、
雑誌『少年倶楽部』(1914〜1946)に代表される少年小説。
後者のほうが娯楽性が強く、「ジュブナイル」と「ライトノベル」に対応させるならば、
前者がジュブナイルで後者がライトノベル。
基本的にはどちらもこんにちでも続いているが、日本SFとしてはタイミング的なことも
あって、眉村さんや筒井さんの往年の作品が「ジュブナイル」で、
(そもそも「ライトノベル」というジャンルの確立が'90年代ってこともあるけど)
近年の作品が「ライトノベル」ってことになってる。
> 上から目線の教育的要素には反感抱く
こういう決め付けにこそ反感を抱きますねw
あ、少年倶楽部は改名だから(...〜1962)だった。訂正。
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/13(金) 17:17:37.50
>>302 戦隊モノとか子供向けを見に行った親が逆に感心するて話もあるからな
出来てる作品は出来てる
>>304 それだと「ねらわれた学園」や「時をかける少女」あたりがジュブナイルということになるけど
どちらも子供を善導するための教育的要素に富んでいるとは言い難いし
年齢重ねても原作や映像化されたものを楽しむ人は少なくないと思うな
てか「ライトノベル」というジャンルが確立してから後の「ジュブナイル」って
具体的にどんなタイトルがあるんだろう?
「ジュブナイル」と呼ばれている子供向け小説って
読者である子供を善に導いてやるというスタイルのものはそんなに多くないと思う。
むしろ、現実とは違ったシチュエーションを描くことで
「一般的に"善"とされていることは果たして本当に正しいのだろうか?」
「"悪"とされていることは本当に間違いなのだろうか?」といった
疑問を投げかけてるもののほうがあるんじゃないかなあ。
>>306 クレヨンしんちゃんの映画が話が良かったのでちゃんと実写映画化された所を見ると
子供向けのはずなのに大人が感心するようにできてしまったものは一種エラーで、
本当なら大人向けの方でやるべきもんなんじゃないか
>>309 子供向け映画で一緒に見に来る親の目線を考慮せずに作る作品の方が少ないだろ。「ちゃんと実写映画化」とか「一種のエラー」とか何蔑んでんだよ。
>>308 そういう意味ならビルドゥングスロマンじゃないのかな
例えば『二年間の休暇』は無人島に漂着した後もそれまで生活していた社会の伝統や規範を堅持しながら困難を乗り越えて成長していく
善に導くというより社会の伝統や規範を内面化する過程かな
312 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/14(土) 08:49:39.43
>>307 どちらも時代性を帯びた言葉、極論すれば流行語に毛が生えたような単語なんだから
その質問は意味無くね?
>>312 307だけど、個人的にはジュブナイルとライトノベルを分ける必要なんかないと思ってるよ
ただ「ライトノベルであればジュブナイルではない、ジュブナイルであればライトノベルではない」と
やたら厳密に分けようとする人がいるから、その定義だとどうなるんだと思っただけ
ジュブナイルが文芸系
ライトノベルが漫画系
ジュブナイルでありライトノベルである重複部分も存在し得るとは思うが
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/15(日) 09:25:52.39
SFは絵だねぇ
大元帥の言葉を曲解してSFはイラストが大事と考える奴がラノベ読み
>>296は大人になってからジュブナイルって読んだことないのかな
自分は子供のときに読んだ(あるいは読むつもりだった)ものを図書館で見かけると
けっこう夢中になって読んでしまうんだが
童心にかえるってのもあるけど、子供の頃よりは時代性や地域性の知識があるから
それを踏まえて読むとまた違った感想を持てたりして面白いよ
それは大人として児童文学を読む行為だと思うがな
半沢直樹なんかと同じターゲットのものとしては読めんだろ?
>>318 そりゃ作品によりけりだわ
対比として半沢直樹が出てくるのがよくわからないけど、
まあ金融のトリックを駆使した復讐劇は面白かったし、ティーン向けに翻案するのも考えられなくはないかなw
ドラマ見ただけで原作読んでないので「原作はそんなんじゃない」ってのがあったらごめん
たまに行く図書館にSFこども図書館(これはSFをジュブナイルとして書き直したものが多いのだけど)や
創作子どもSF全集といったシリーズが置いてあるから、機会があれば読んでる
SFベストセラーズは復刻してないようなので見つからず残念
比較的新しいものはヤングアダルトコーナーに置いてあることも多いね
大人目線で「あー、子供のときはこういうことわからずに読んでたな」と再認識することもあれば
子供の頃の社会や大人に対する無力感を改めて疑似体験することもあるし
ある意味一粒で二度美味しい
「俺は成熟した大人だからジュブナイルは卒業した、もちろんラノベなんか読まない」ってのは
ちょっと損してるかもよ
殊に創作子どもSF全集は、単なる子ども向けとは思えない、
一癖も二癖もある作品が多いよね。
物語と挿絵との相乗効果もあるね
組み合わせがよく考えられていたものが多かったと思う
そういえば「ぼくのまっかな丸木舟」の中村宏氏の挿絵が強烈すぎて、
後に安部公房の「第四間氷期」読んで似たようなシチュエーションのシーンに出くわしたとき
思わずあの絵柄で脳内再生されたっけ
SFMの前号でジュブナイル読者は卒業してSFに入門するもの、
ラノベ読者は卒業せずにラノベを読み続けるものだから
ラノベから卒業させる橋渡しが必要と論じられていたわけだが
ライトノベルなんてジャンルがなかった頃からハードSF読んでいて、その後ラノベにも手を出して今は両方楽しんでいるんだが。
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/17(火) 07:57:23.73
エンダーのゲーム読んだ。
あれがジュブナイルってのじゃないだろうか?
>>318 >大人として児童文学を読む行為
どの様な小説であれ読者の年齢,性別,経験,知識等に左右されない読書なんてあり得ないと思う
ジュブナイルを読むと一口に言っても小学四年生と中学二年生または成人では読み方や捉え方は違って当然だよ
>>322 >ラノベから卒業させる橋渡しが必要
誰にとって必要なのかといえばまあ早川にとってなんだろうなあ
早川は80年代に栗本薫、高千穂遥、新井素子、岬兄悟、久美沙織といった作家陣で
明らかに若い年代の読者を取り込もうとしてたし(挿絵も漫画やアニメ畑から多く起用していた)、
いずれそれらの読者が本格SFに移行してくれることを期待してたんだろうけど、
はからずもそれらの系統は「ライトノベル」という別のジャンルを確立してしまった
そうなると強いのは従来からその年齢層に向けて出していた角川とか富士見とかになっちゃう
それでも「グイン・サーガ」が新刊のたびに安定した売り上げをもたらしてくれるうちは
むしろ初期からのファンに「卒業」なんかしてほしくなかっただろうけど
それも望めないとなればもうね…
その号読んでないので(図書館にいってみたら貸出中だった)的外れだったらスマソ
>>328 復刊のリクエストにも書いてあるけど、
昔読んで記憶してる人にとってはほとんど別物だよね。
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/06/19(木) 05:03:59.18
長新太さんの絵って、絵本作家らしいほのぼのした感じなのになんであんなに怖いんだろう…
「ついらくした月」や「深海の宇宙怪物」の迫力といったら
>>321 その絵の人、単眼のセーラー服少女をモチーフにしたイラストをよく描くらしいんだけど
ジュブナイルの挿絵でもさりげなくモブの中に一つ目がいたりしてギクッとする。
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/07/17(木) 14:21:55.71
必ずジュブナイルSFは大好きだろ
絶対にジュブナイルSFは大人気だろ
確実にジュブナイルSFは大盛況だろ
100%ジュブナイルSFは大評判だろ
十割ジュブナイルSFは大好評だろ
平井和正氏の超革中は「ラノベの元祖」とか呼ばれてるが
ウルフガイシリーズもたいがいラノベだな
小説史上最初の萌えキャラ、虎4を生み出している
335 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/07/17(木) 21:01:44.48
かと言って「狼の紋章」を出版しようって侠気のあるラノベレーベルが
現在あるかって言えば、そりゃ無かんべ、無理だんべ、大幅にリライトされて
毒にも薬にもならない日常系獣人ノベルスに成り果てて見向きもされずに埋もれるのが関の山
少年少女が主人公でもジュブナイルにもラノベの枠にも収まりきらない作品ってのは
昔も今もあるもんだよ
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2014/07/18(金) 08:47:32.68
ウルフガイや死霊狩りやキマイラなら、厨房好みのほどよいグロ描写があるから
萌えイラスト付けただけで再販できると思うな
メインキャラに男の娘がいるというのはあの時代では画期的じゃなかろうか>超革中
超革中の林石隆の「超能力・性転換」は男性を完全に女性にしてしまう能力で
自分も完全に♀になってるから「男の娘」ではないな
ちなみに性転換は♂→♀への一方通行で一旦女になってしまうと元に戻らない
>>284 現物で確かめたが、「奇跡の小惑星」はセキヤマ彗星に乗っかって木星まで行く話だから違う。
ジュブナイル川
>>340 レスついてたの気がつかなかった。ありがとう
しかし、そうすると手がかりが全くないことに・・・
日曜日のNHK「復刻! 未来からの挑戦」の録画を見たら、直球の社会派作品で吃驚
「それがファッショというものだ」という台詞があったり
この前放送した岩井俊二脚本の「なぞの転校生」と比べたら、
岩井ドラマの方はあまりにも線が細いという印象。「未来からの挑戦」の台詞は一つ一つが骨太で愚直だった
どうでもいいCGアニメ作るくらいなら少年ドラマシリーズの録音をそのまま3DCGにするのはどうだろうか
ジュブナイル扱いで恐らく最初に読んだのが眉村先生、それか筒井先生かなー
眉村先生はなんだったかなーなんか、顔にべったり何か塗られてて…みたいな
筒井先生はなー団地の戦争だったかなー お母さんが爆死するんだけど、
お母さんの吹っ飛んだ腕に握られてたおむすびに、恐らくはお母さんの目玉が
めり込んでた、とかいう描写を今でも覚えてるう うひぃぃ〜
あと、子供たちが宇宙?だか異空間?だかをえんえんと進んでいって、もう
戻ってこないだとか、なんか果てしなく恐ろしい話ばかりでさすがは筒井先生だぜー
と思ったんだよーでもあれジュブナイルだったぞ扱いは。おっふう
今から30年くらい前の話だぁー