1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
なかったので、立てた
あなたのための物語
ゼロ年代SF傑作選収録 地には豊穣
allo, toi, toi
とか
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/08(月) 02:56:37
あなたのためのぬるぽ
とりあえずSFM読んでくるか
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/14(日) 00:26:41
allo toi toi は、ただひたすら真摯にロリコンな話であった
ウルトラQも書いてたりするな。
映像の方は見てないんだが佐野史郎キャラがイメージそのまんまで笑った。
allo toi toiは倍ぐらいの量で読みたかったな
声を返すだけのソフトウェアに人格を感じるまでの描写とか
人格というか、あれ基本的に「こうあって欲しい記憶を継ぎ接ぎした脳内嫁」だからなあ。
ある意味、ペドにあの処理したら単なる整理ツールだとわかってても脳内嫁以外に反応しなくなると思う。
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/25(木) 05:44:27
イデオロギーもろ出し過ぎるなあ。
普通もうちょっと小説として昇華させるんじゃないの。
そのせいで描写不足に感じるのかも。
あな物のオビで名前が出てた伊藤計画さんの虐殺器官の文庫版を買ったんだけど
こっちの表紙は真っ黒で、真っ白いあな物と並べると面白い。
イデオロギーもろ出しって言うけど
割と、どうとでもとらえれる内容だったように思う
地の文で語りすぎとは思った
器質的な異常による差ではなく、単なる情報の関連付けの差で
「どこにでもいる良い父親」と「幼女をレイプした上で殺害したペドフィリア」が
シームレスに繋がっている、というのはある種の人間にとっては心底気に食わないだろうね。
ペドが嫌いな人間にとっては最後にチャップマンがスプーンで頭蓋割られて
脳髄掻き出されるのは「当然の結果」なんだろうし。
>>11 あな物のスピンナウトとして捉えてないと、長さの割に煩い感じはするな。
特に締めの辺りの語りは。
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/28(日) 13:40:46
関係ないけど
あなたのための〜が、あな物って略されてるの知って笑ってしまった
あな物でいいのか、本当にw
つ あながたり
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/01(木) 01:51:51
っていうか、誰(´・ω・`) ?
>>17 初の本格SF長編「あなたのための物語」が「SFが読みたい!」で
09年度SF第2位、ゼロ年代SFベスト第27位に入って注目を浴びた俊英
てか、図書館に入ってなくて愕然とした
戦略拠点32098は立派にSFしてたと思うが、長編という分量ではなかったな。
あの短さで収まった、というのが凄まじいが。
SFが読みたい!2010で、作家や批評家が09年のベスト5を上げてたコーナーがあったけど
あな物は結構名前入ってたな。1位にしてた人もいた。
まぁ、バレエ・メカニックとハーモーニーが圧倒的だったけども
フリーダを読んでびっくり
こんなのラノベのレーベルでやるなよ・・・
案の定売れなかったみたいで入手困難
かなり探しました
脳神経直結のデバイスでアクセスできるインフラが市街地の至る所にある世界。
知識のみならず自分自身の人格すら「インストール」して変更可能。
しかし結末は火薬を使った昔ながらの銃器と弾丸。
ウケたのは「製造者責任法対策」のために全自動ロボット兵器の動作に付け入る隙がある、ってあたりか。
フリーダは発売当時は百合界隈のほうでちょっと話題になってた。
戦略拠点もフリーダもあな物も、SF的なギミックを用いて主人公を精神的に虐める小説だよね。
あれは表紙と帯が悪い(w
軽く抱き合った二人の少女な表紙に
「殺して あげる 好き だから」なんて帯付けられたら百合以外の何を感じ取れというのだ。
↑で出てたのもあってフリーダ再読中。
戦略拠点、フリーダ、あながたりと、ちゃんと繋がってるよなぁと思いつつ。
円環はやっぱりちょっと外れてるのかと思いつつも、フリーダにエアダイバーって単語を見つけたが、
全裸じゃなかろうしなー。
楽園とフリーダをハヤカワから再販って目はないんかな
円環の完結後に、円環も含めて全部ハヤカワから再刊希望。
誰か編集の対応にキレて角川と縁切ったの居なかったっけ?
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/02(日) 12:11:23
>>28 ラノベ作家のことなら、たぶんされ竜シリーズの人だろうな
名前は忘れたけど
円環少女一巻読了。あれ?円環少女の方があなたのための物語より読みづらくないですか?
地には豊穣は個人的にはイマイチだったなぁ。
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/09(水) 01:38:37
確かに俺も円環少女の1巻は読みにくかったなあ
なんていうか、この人はギチギチに描写する人だよね
俺はあな物が読み難かった
なぜか二段組みだとものっそい読みづらいんだ
JA文庫みたいに両端までぎっちり行を詰めちゃうのも持ちにくくて嫌だけど
S BLUE ザ・スニーカー100号記念アンソロジーに入ってるトイ・ソルジャーだけど、
エリオの人々の生き様に星野之宣の「冬の惑星」と近いものを感じた。
やたら短い平均寿命(こっちは機械兵に殺されるから)や
積み重ねられた経験情報と短い生の記憶を尊ぶ彼らの姿勢に
氷の音叉を種族記憶として保存する冬の惑星の人々の姿が被るんだよなあ。
フリーダの世界と合わせて読むとフリーダの強さの背後に
機械兵と戦い続けて肉片になっていった何世代分もの祖先が遺した戦闘経験がある、
というのが見えて余計にやるせなくなった。