1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
大きなともだち♪ ぼくらの仲間♪
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/24(木) 04:01:58
木星ぬるぽ
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/24(木) 07:21:25
猿のは臭え。
おれのも臭え。
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/25(金) 07:20:33
セーラージュピター
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/25(金) 12:06:35
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/25(金) 18:52:30
>>6 やめろー!!
想像してしまったじゃないか!!
交響曲第41番ですね わかります
中島飛行機でライセンス生産され、のちに「寿」に発展した発動機ですね わかります
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/25(金) 23:04:48
火星でも金星でも当時のメイドインジャパンはパッキンが熱膨張を考慮されてなかったから、オイル漏れ必須だったのだよ
12 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/26(土) 14:55:00
来年は、木星が爆発して太陽になっちまう……
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/26(土) 15:52:06
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/26(土) 20:07:08
いまなら、アニメか実写でリメイクできるかな。
ただし、SF関係者は
アドバイザー程度にして。
実写ヤマトの出来しだいで。
南米のペルーの語源はケチュア語のピルア(木星)
まめちしき
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/26(土) 21:55:52
ヤマトがあまりにもアレだったので、口直しにBBJの映画(VHS)をネットで買って
観てしまった。
けっこうおもしろいじゃないの。こんなにけなされてるのはなぜ?
小説版読んでないとわけわかんないのかな。
テロリストのシーンが長くてタルかっただけで、あとは良作だと思う。
当時のSFファン、それも日本SF小説のファンの過剰なまでの期待を見事なまでに裏切ったのが大きい。
じっさい自分も古くからの小松ファンだったが新宿でBBJを見た口直しに駿のナウシカを見た一人。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/27(日) 00:06:30
たしかに見終わった直後は
これは下手したら長くは語られないかもな
とガックリ来たもんだよ
B級通り越してC級を見てしまったような虚脱感抱えて映画館後にしたっけ
特撮が陳腐すぎ、とてもスターウォーズ以降の映画とは思えん出来だった
デカイはずの宇宙船は1メートルくらいの模型の大きさに見えるし
破裂もせずにブラックホールに吸い込まれる燃料タンクとかもう…
いろいろ苦笑いするしかなかったよ
あと、ナウシカと比較されたw(同じ土俵で比べるなって話は百も承知で)
宇宙ゼネコンの主任じゃあ空飛ぶヒロインには勝てませんw
ナウシカは古手の映画評論家連中からも絶賛されたもんな。キネマ旬報で年間大賞
も獲り、恥ずかしくなるくらいのベタホメ。一方BBJは…
唯一の見所はヒロインとの無重力×××ぐらいだな
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/27(日) 12:11:22
>>19 テーマ的には比較できるんだがなw
エコvsテクノロジーというか。ただイカンセン映画としての出来がw
御大の好きなスタジオ・ジブリ作品は「紅の豚」だそうです。
今の技術を駆使すればもっといいBBJが作れるだろうが、今の映画界の人材では
あれ以上のBBJを作るなんて無理だろうと思う。
当時のスタッフはよくがんばったよ。日本のお家芸、手作り特撮のいい味が出ている。
木星大気内のシーンなんか、現代の連中ではあれだけの映像は絶対に作れないだろう。
そりゃキューブリックには負けるが、スターウォーズにそんなに負けているとは思わない。
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/27(日) 13:08:18
いや、ほんとにおもしろかったんだって。
まぁ「あの」ヤマトを見た直後で評価基準が大幅に甘くなってる可能性はあるが。
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/27(日) 17:22:05
しかしぬるぽ
だがガッ
>>19 >破裂もせずにブラックホールに吸い込まれる燃料タンクとかもう…
スペースアローのばらばらになった破片がBHの飲み込まれる描写はあったが
燃料タンクがそのままというのはないな。
>>28 映画中ではタンク体はきれいに形を保ったまま吸い込まれてった
本体構造バラバラになる前に燃料タンクなんぞ紙のように引きちぎれて当然だと思うんだが、そうはならなかったのでげんなりした記憶が
>>25 どうだった?上記話題の部分、記憶ありますか?
うーん、落ちていくカットでは破片がタンクなのかなんなのかわからないくらいに
破壊されてる。
まあ破片がくるくる回って落ちていくのはどうかな、とは思うけど。
でも、タンクみたいにまとまった形の部品は潮汐力の影響を受けにくいから比較的
原形のまま落ちていくんじゃないの?
オレはあのシーンでは井上博士の腕の行方が気になっててタンクまで頭が回らなかったわ
可哀想に・・・平田昭彦さん、これが遺作だぜ
>>30 >タンクみたいにまとまった形の部品は潮汐力の影響を受けにくい
んn? コックピットよりはるかにデカいタンクだよ。
形状の大小によって、潮汐力の影響を直接受けるのでは・・・
つ「竜の卵」
そもそも回転するBHに落ちる物体は、スターボウ化して右回りにねじれながら
直前で静止するように見えるとか…って石原博士のエッセイの受け売りだが
>>33 当時のSFX技術でそこまで期待するのは酷だろw
とは言え、いかにも「(ブラックホールの重力で)前から引っ張られた」とでも言わんばかりに
操縦席部が引きちぎれて手前に吹っ飛んでいったのは「んなバカな」と思った。
ああ、あのメインタンクか。
あの大きさの破片はないように見えるけどねえ。
小型ブラックホールって重力勾配の変化がかなり急峻ぽいから、
潮汐力もほとんど一瞬のうちに激増して、船体もばらばらに分解するというより、
ほとんど分子レベルでぐにゃりと引き伸ばされるような形で破壊されそうにも思うけど。
CGとか使わずに当時のミニチュア撮影と光学合成だけで
どうやって表現すればいいのかは皆目見当もつかんがw
シネピピアでスタッフのトーク付き上映あったでしょ?行った人いないの?
>>36 素人考えなので、映画屋さんには笑われそうだ・・・が、まぁ恥を覚悟でこんなのは駄目?
1.メインエンジン側を天井に向けて、蝋細工のスペースアローを吊る。
2.スロー撮影でカメラを回す
3.周囲から温風(or遠赤外線照射)
4.溶けた構造物がぼたぼたと前方(ってか床)に落ちていく。
・・・だめかw
>>34 小説では、強引にたたき起こされたホジャが文句を言ってると、目の前の
壁が向こう側に引きちぎられる、だったっけ?
>>36,38
その前に船自体を爆発させて、粉々になったパーツを用いる。
メガホン状のブルーマットを縦にして、パーツを上からばら撒き、撮影する。
(パーツが一点に収束するように移動していくように見えるかも)
BHに吸収?されるところまでは撮影しない。
と、妄想。
あけましておめでとうございます。
41 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/01(金) 18:55:00
6億というショボイ製作予算であれだけの映像を見せた。
BBJはすごい映画だ。
ただし、イルカのジュピターはひどかった。
>>42 「最低でも2001年宇宙の旅はクリアしないと」
と言っていて出来た映画です。
「宇宙からのメッセージ」はクリアしてる…と思いたい…が…
あけおめ。
【大吉】なら、きっとリメイクする!
日本沈没がリメイクして大ヒットしたんだからもういいだろう。
御大は最後に勝った。それで充分だ。
だ、大ヒット…………
てか最後てw
やっべー追悼会出なかったよw
門下生でも一家の一員でも業界人でもないやつが
馴れ馴れしく御大なんて言うよな
みっともない
門下生か一家の一員か業界人のいずれかなひとキタ━━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
>>44 エンターテイメントという観点からすると負けてるかもよ
マタンゴやゴケミドロには勝ってる?
「事態の深刻さを観客に想起させることに失敗している。つまり、ピンとこないのだ。」
言われて気がついたが、映画としてみるとアクションもスペクタクルも物足りないんだよね…
まあ納得の点数ではある
聞くのが怖いが何点満点なんだ
安心してくれ、5点満点だ
どっちにしろ惨敗じゃないかー
一番のアクションシーンが
船外機をサメ(カメラ)に向けて突っ込むシーンだからな…
初期怪獣映画のノリで「太陽極軌道観測衛星群展開」とか
「移民船団第一陣編成完了」とかやってくれればもう少し
盛り上がったのでは。
映像を世界レベルに追いつかせようとして、円谷特撮から脱却したのはいいんだが、
どのシーンを見ても2001年やらスター・ウォーズやらのマネにしか見えなかった。
>>61 >円谷特撮から脱却した
できてない、できてない。
冒頭の火星のダムのシーンでこけた。TOKYO3にミリーが乗り込むシーン、
はんぺんがミネルバに入港するシーンは2001年のパクリ(オマージュって
レベルでは・・・・)。
そもそも、長期航行する宇宙船の中に、あんなぎっしり人が乗り込んでいたら
耐えられないなあ、と思った時点でもうダメでした。
俺ががっかりした記憶のシーンは
木星に降りてくシーンかな
JS計画の装置だったかJADE-3?だっけ?が降りてくシーン
木星大気がスモークにしか見えなくて
スモークの流れ具合で模型の大きさが見当ついちゃってげんなり
もうひとつの記憶は苦笑したシーン
基地からの脱出船だったっけ?
筒状のシャトルが大型の宇宙船に収納されるシーンは
ぜんぜん宇宙空間でのドッキングに見えなかったなぁ
貼られたワイヤーの弛み具合が分かりそうな軌道を描いて
数機まとめてスポッとはまり込むシーンは
フィルム逆回しにしか見えなかった
>>65 時間がなかったんだから仕方ない。
文句言うなら必要な金と製作期間を与えなかった
田中友幸さんへどうぞ。
模型作った小川が川北に酒飲みに連れて行かれたときに
文句言ったら、「お前は、そういうけど、あれは・・・」と
反論されて言い返せなかった。
なんといってもSpace Macの場面に尽きる。
わざわざ”Space Mac”なんて名前付けるわけないし、
これみよがしな演出がしつこすぎてやっちまった感満載。
ああいう小ネタは片隅にチラっとだけ映してこそ活きるモンだろう。
そんなのは些末なディティールだよ。
「2010年」だって、パソコンの描写は
公開当時ですら「古い」って言われてたし。
(『2010年』、今年リバイバル公開とかしないのかな?)
とり・みき先生が平凡パンチでジュピター撮影現場ルポを描いてたのが懐かしい。
「吊りは日本の伝統」とか今でも覚えている。
>>68 確かブリッジの制御装置のデザインが古臭いとか言われていたけど、
それは、”ソ連製だから”というのが理由だとか・・・あれは冗談だったのかは
知らないけど。
メカゴジラかなんかのぜんまい人形えんえんと映してたのにはどんな意味があったのでしょう
74 :
68:2010/01/09(土) 00:50:15
>>72 いや、そこじゃなくて
ロイ・シャイダーが地球でいじってるPCも全然新しそうに見えない、と
高千穂遙あたりがスターログで文句つけてた記憶がある。
まぁ、あれはタイアップで「当時の最先端」だったAppleIIcをそのまま使っちゃったから叩かれたわけで。
今から考えればPCヲタのフロイドがわざわざIIcの筐体にミニノートを組み込んだレトロ趣味って言い訳はできなくもない。
えばでシンジ君が使ってるカセット式ヲークマンが、ディスプレイに回転するカセットテープを表示してるんだ、みたいな解釈は充分可能。
>>67 マクドナルドからあれで金もらってるんだからw
あれはCMとしてやってるの。
まぁ、シーンの空気から浮きまくったタイアップ物件は東宝特撮の伝統だよな。
街全体を猛火が蹂躙しているのになぜか支障なく給電されて煌々と輝く森永ミルクキャラメルのネオンサインとかw
いっそキューブリックを目指さずチープな特撮テイストで撮ればまた違ったのかな
え?チープな特撮テイストじゃん
ってのは言い過ぎだが、結果チープに見えるのが悲しい
撮影技術の差かなぁ
ゴジラの映像がめっさスタイリッシュなのは白黒だったからか…
日本映画ってカラーになってから歴史的名作って皆無だね。
黒澤明もなあ・・・
>>74,74
86年公開のスタトレ4でも、1986年のアクリル製造工場のコンピュータ室にある
コンピュータがアップルのクラシックかクラシックUが一台だけあったなあw
確か周辺機器もなかったwwwww
>>79 ハリウッドの低予算映画で、低予算で大作映画の特殊効果っぽく見えるように
撮影したってのはありますよね。やはり技術やノウハウの蓄積の差かなあ。
>>82 その頃なら512kとかSEだろ
工場にしてはかなり贅沢な設備だw
Classicが出たのが'90辺りだったはず
>>83 当時の特撮ってレンズとか照明とかが単調な気がする
レンズはきっと高くて一種類しか買えなかったんだろうなぁ…
と最近一眼レフに興味を持ち始めた俺が言ってみるw
>>84 映画の撮影でわざわざ新規にレンズを買ったりしない。
普通、撮影機材はレンタルするもの。
にしても、いくらかなりと金はかかるから、
低予算の作品ではそんなにいろんな種類のレンズは
用意できない場合もある。
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/12(火) 06:34:15
何度でも書くけど、
特撮はあんなモンでしょ。
問題はシナリオ。
教団をもっとキ●ガイにするとか、
地球周辺でのパニックを描くとか
沖縄ロケ、正直いらん。
ソラリス(旧作)なんて特撮ほとんどないが、
かったるい名作に仕上がってる。
いやぁ、水準以下でしょ、あの特撮は
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/12(火) 12:30:22
>>87 最初はジュピター教団もピーターも
「ガイアナ事件」で当時有名だった
『人民寺院』と教祖のジム・ジョーンズがモデルだったんだよね。
エコアルカイダというかシーシェパードみたいな狂信的自然崇拝組織で
ピーターも完全にエコナチのエコヒトラーみたいな描写だったんだけど
途中で御大が心変わりして・・・・・・
>>87 あれ沖縄だったのか。江ノ島あたりだと思ったよ。なんだあの非ゴージャス感
>86
アメリカの場合、たいていの映画はパナビジョンのカメラとレンズを使うんだが、
パナビジョン社は撮影機材はすべてレンタルで販売はしないんだ。
いつ誰が借りても最良のコンディションの機材が借りられるので、日本みたいに
撮影所によってレンズの質が違うなんていう事がない。
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/13(水) 05:41:30
悪いこと言わんからアニメ化しる。
SF者は「監修」程度にとどめておいて、アニメ屋にまかすべし。
何事につけてもアニメにすると一気に販路が広がるね。
信頼の日本ブランドとして世界中で売れる。
そして主任は18歳になり、髪の毛はピンクや黄緑に…見たくねぇw
マリアは14歳になり、「おにいちゃ〜ん」が口癖に …ちょっとイイw
ジュピター教団教代表(死んだ教祖の娘)は17歳ヤンデレ
>>91 日本でもパナビジョンだろ。
BBJもパナビジョンだし。
>>98 これって冗談サイトだよね?ね?
Amazonのロゴをぱくって貼り付けただけだよね?ね?
カルロス→カルラ 10歳の天才美少女
ミリセント・ウィレムの声は三石
小説のカルロスのイメージはヒスパニックの頭もじゃもじゃの無精ヒゲの汚らしい
兄ちゃんだったのが、映画では白人の天才少年になっていて驚いた。
>97
円谷の特撮はずっとミッチェル
実相寺はアリフレックスw
そういえぱ「2010年」(2001年宇宙の旅の続編)はジュピターと同時期の映画だったんだよなあ。
制作費が違うとはいえ、同じ木星を舞台にして、この差はねえ。
冒険ファンタジーって…orz
世の中完全にFT>>>>>SFなんだな
>>104 ラインスターあたりの小説、復刊して欲しいけど、小説離れが進んでるって言うし誰も読まないんだろうなあ。
あ、これ小説でしたか。漫画化したのかと思った。
>>103 同じ特撮マンでつくった「クライシス2050」(2500だったか0025だったか)
もある。
そう卑下することはない
(と思ったがあれも日本映画か)
クライシス2050は学研とNHKが70億出して作らせたのにあのつまらなさ。
ジュピターはまだ大勢でビデオ見ながらつっこむという楽しみ方があるだけまし
小川モデリングの作った模型は、ハリウッド風にレンズ絞って長時間露光で撮る事を
想定していたのだが、東宝映像の連中はそんな事かまわず普通に照明当てたんで、
表面のプラモパーツが溶けたんだよな。
特技監督が照明や美術のチーフに小僧っ子あつかいされてたから起きた悲劇。
映画製作は本当に人間関係が大変。
長谷川和彦が「青春の殺人者」で監督デビューした時も「30歳の新鋭映画監督登場!」とか言われていたんだからな。
徒弟制度みたいな世界なんだろう
徒弟制度と言うよりも、各々の現場で誰がリーダーシップを取る統括責任者なのか、
という意識がないんだろうな。
みんなが勝手に自分の経験だけで作業を進めていって、その寄せ集めが出来上がったフィルム。
邦画全般に言えることだけど、主張のないヌルい映像が多くなるわけだよ。
そうすると、TV屋が作った映画がおもろいのは、その辺の指揮系統がきちんとしてるから
ってのもあるかもな。映画屋はバカにしてるみたいだが
テレビの現場も、そういう指揮系統がきちんとしてるとは言えない気もするけどねぇ。
ハリウッドなんかでは、プロデューサーが監督なり(特殊効果の監督なり)を指名して連れてくれば、
現場のスタッフは(その監督がどんなに若造であっても)その監督の命令を実現させることが
至上命題だと理解して仕事をする。
もちろんその監督も、その立場にふさわしい才覚なりセンスなりを発揮しなければ、
現場スタッフから「使えねーヤツ」と見なされて、
最悪現場スタッフが仕事をボイコットしたりするかもしれないが。
TV屋が作った映画がおもろいのは
TV屋が作った映画がおもろいのは
TV屋が作った映画がおもろいのは
たとえば「のだめカンタビーレ」とか「踊る大走査線」とかのこと?
とりあえず面白いと思ってる奴が多い事は確かだな。興行収入的に見て。
ルーキーズとか最高だったもんね!
>>117 ああ、気に障ったならスマン。とりあえずTRICK映画版は2本ともオモロかった。
てか、映画ファンの中にもTV屋蔑視ってあるのか。おれは面白い映画が見れれば
どっちでもいいよ。ブレードランナーの監督も元TV屋だよね?
まぁ素人さんは好き勝手言えばいいけどさ。
製作者サイドの人は大衆にウケるものについては、どうしてそれが受けたのかきちんと分析しなきゃいけないと思うよ。
アルマゲドンとかID4とかにしても、馬鹿にするのは簡単だけどね。
誰と戦いを?
ジュピターよりも遥かに悲惨な境遇で空飛ぶピラニア映画を撮っていた若者は後に…
>>123 まぁハリウッドで100本も映画作ってて10セントも損をしなかった人が師匠だから。
煽り半分で言うけど、TV屋でいきなりブチ切れる人がいるくらいだから、
BBJの小松側スタッフが現場でどういう扱いだったか想像に難くない。
こりゃ失敗するはずだ…
御大にコンテ描かせたらだめでしょ。
科学考証の緻密さと映画的におもしろく見せる画みたいなものと
センスはそれぞれ別なのに。
その辺のバランスがどうもチグハグでアレ?って感じ。
>>126 そのくせ、ミもフタもないオマージュはしっかりやってるし。
あのステーションドッキングシーンは、当時リア厨だった俺から見てもかなり恥ずかしかった。
川北紘一は「終わってしまった過去の仕事」として楽しく回想
SFファンはいつまでもだらだらとグチを20年以上も垂れ流す
この差が全て
作り手と受け手を一緒くたに考えるのはどうだろう。
>>128 俺、仕事で観たり読んだりしてるわけじゃねーから。
なけなしのお小遣いで見に行った後の絶望感
アレ以来、日本映画は宮崎アニメしか見てない
特撮ヲタが出来の悪い「特撮映画」として、とっくに片付けているクズ映画であっても、
SFヲタにとっては、貴重な「本格宇宙SFの日本映画」であり、「小松左京製作・総監督」。
諦めが悪く、いつまでもだらだらと未練たらしく、死んだ子の年を数え続けているわけだ。
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/28(木) 06:43:59
特撮オタだが
特撮はよかったぜ。あの当時としては。
ただ話がグタグダ。映画としてドラマとしてダメ。
特撮オタって二種類いて、特撮よければ映画としてカスでもいいってのと、
特撮はちゃちでも、映画として完成されてるほうがいいって派。
無論かつての本多円谷コンビみたいに、
映画としてもおもしろく、特撮もすばらしいのが
一番だが。
一番、あ〜あと思ったのは、
SF系の人たちが、本編の低調さにほとんど触れず、
やれ五倍の製作費あったらよかった、とか、
ILMだったらよかったとか、トンチンカンなことを
言い続けていることだ。
まずシナリオおかしいだろ。
演出も素人っぽいし。
>まずシナリオおかしいだろ。
>演出も素人っぽいし。
そう、そこに尽きるのよ。
実の所特撮云々は当時のレベル考えれば健闘してるし別に大きな問題じゃないんだ、
上の方で貶されてるドッキングベイのシーンだって、あぁ、日本でもこれがコピーできるようになったんだと肯定的に受け止めたし。
ただ「映画」として全く成立してないのが最大にして唯一の問題なんだよ。
うん、タメゴローは仕方ないとしてユーミンの挿入歌の
画面の被せ方ひとつとってもな。
何があったんだろうな
小松左京が撮影現場を引っ掻き回したからジュピターは素人演出丸出しで映画として成立しなかったのだ、
なんて考えてるやつがもしいるのならジュピターで監督デビューした橋本幸治の第2作ゴジラも見ろ。
ちなみに橋本幸治はこの2本だけで映画監督引退(笑)。
脚本や絵コンテの段階で小松左京が口を出したのは事実でしょ。
いっぱしの実力のある監督だったらそんな外野の意見は受け流してたかもしれないけど、
初監督の新人では、現場で自分の意向を貫くような強引な指導力を発揮することもできず
かき回されるままだった、と。
監督2作目の「ゴジラ」でもやっぱり現場を仕切る演出力の未熟さは覆いようもなかった、
というところじゃないの?
当時の東宝で、新人監督や新人特技監督が自分の意のままに辺場を仕切れると思ったら大間違い。
古株のチーフが昔からのやり方で事を進めようとするのに、如何に立ち向かうかだけでエネルギーを
奪われるような状況だった。
思ったんだが、公開から26年経ってもまだ反省会が続くダメ映画って、その
存在自体がSFっぽい。
…ま、まさかこれを狙ry
>>137 途中まで脚本は小松左京一人で書いてたんだから
「口を出した」はおかしい。
そもそも名義上は脚本は小松左京単独なんだから。
「演出力の未熟さ」はもちろんだけど
自分の作りたいものを石にかじりついてでも
実現しようとする気迫、意志力みたいなものが欠けてるね。
橋本さんは。
ゴジラの時に沢口靖子の顔の汚しを東宝シンデレラの顔を汚すなと
田中友幸から言われたら、素直にきれいな顔でリテイクしちゃうような心根では
どうしようもないわw
新人監督だからという以前に、映画監督という職業に向いてる性格じゃない。
>139
その内、「さよならジュピター、あんなひどい映画は見た事がない」という伝説が生まれる
伝説?既成事実だから
>>141 牛の首だか犬の首みたいな怪談か。でもレジェンドにさえできないんだよな。
SF界における菊タブージャマイカ
伝説化されるには「ノストラダムスの大予言」みたいに差別問題のせいで滅多に完全版が見られないとか
エド・ウッドの「プラン9」みたいに悪い方に突き抜けているとかの特徴がないと・・・
ひどい映画なら「デビルマン」とか「少林少女」とか最近の邦画じゃ事欠かないし
>142-144
つ「牛の首」
BookoffでDX版買っちゃた。4500円もしたけど
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/31(日) 15:40:28
>>146 うらやますぃ・・・
レンタルするにしても、蔦屋でも置いてある所と無いとこがあるんだよねぇ
>沢口靖子の顔の汚しを東宝シンデレラの顔を汚すなと
武田鉄矢監督の刑事物語に沢口が出演したとき、泣くシーンで涙が出ないので
武田が激怒して、「役者なのに涙くらいすぐに流せないのか!おまえは俳優失格だ、
役者なんかさっさと辞めちまえ!!」と、沢口に言い放った。
沢口は悔しくて悔しくて、悔し涙を流した。そこをすかさずカメラに収めた
っていうのがありましたねえ(本編中の落涙シーン)。
これ、武田の作戦勝ちなのか、マジで怒ったのかは知らないけど。
>>148 やれやれ。2010年に始めて聞くようなネタではありませんな。このスレならではでしょうか。
けっして、くさしているのではありません。なんか、アナクロな感じに妙に惹かれたもので、書かずも
がなのことを書いてしまいました。失礼。
沢口って目の周りの表情筋?が動かないから
笑っても怖いw
さよならジュピターは、ミニチュアの展示会でしたね。
ミネルバは放熱板なんかつけずに、もっと単純な形状にすればよかったのに。
科学的考証云々と言うが、あれではGの異なる場所がたくさんできてしまって
利用しにくいと思うのだが。
なんで沢口なんとかの話題になってんだ。BBJと全く関係ねえw
アメリカ人がタイムマシンで未来からやってきて無理矢理駄作にしたような映画。
本当ならアバターもマトリックスも日本人が作るはずだったという…
>さよならジュピターは、ミニチュアの展示会でしたね
BBJ映画化で唯一の功績は、池袋西武で行われた小松左京の世界展だったかも知れないな、
あそこで行われたミニチュア展示や、連日の対談は間違いなく本編の300倍は面白かった。
お前らがあんまり悪口言うもんだから20年ぶりくらいに見返してみた
…あ、あれ?w案外いいじゃんよ 模型を使っているからCGにない迫力が
あるし、脚本も短い時間のなかで結構がんばってる。外人のねーちゃんの
オパーイも拝めるし、ブラスターの銃撃戦とか、木星のCGとか、いい見せ場
がちゃんととある
やっぱり公開前にハードル上げ過ぎたんだな。2001年には勝てないが2010
年なら勝負できるかも試練。環境保護テロリストとか、予言当たり過ぎだしな
とにかく俺は結構再評価した。
>>156 >環境保護テロリストとか、予言当たり過ぎ
いや別に予言じゃなくて、ジュピター制作当時すでに
グリーンピースもシーシェパードも設立されていましたが何か?
当時は一般人レベルでリアリティが無かった。いまはゴキブリシップが捕鯨船に特攻してくる。
こんな時代が来るとはって意味
小松左京の小説も名作だったから、見る方もハードル上げ過ぎた。普通の日本映画と
思えば結構いいよ、結構な
キューブリックの2001年の呪縛が凄すぎて
模倣したり、反対側に突っ走ったり
今なら良くなるかってーと、強くは頷けない悲しさ(笑)
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/05(金) 17:34:58
>>151 Gが発生するのは回転する居住ブロックと
ミネルバ後部にある回転リングのラブルームだけ。
映画では、ラブルームも居住ブロック内にある設定で
無重力セクロスする時は、居住区全員ゼロGに耐えろという
とんでもない状態w
誰かがやってて、とおもうと腹立つだろな
>>161 一応考証しとくと、あの部屋を止めるには給料半年分とかの料金がかかるに違いないw
居住区全体ならかなりの質量だから停止も再稼動もかなりエネルギー食うからな。
売り上げは基地運営予算に回されるとかならみんなガマンするだろう
全般的に、ミネルヴァ基地の造形はスケール感もあって成功してると思うよ
そう言えば、
あの頃をピークに
スタジオぬえって、なんか無くなったなあ。
>>163 そのミニチュアの撮影にフォグフィルターを使うべき
(ハリウッドでのミニチュア撮影ではそれが常識)
だと中子真治がジュピター撮影スタッフに進言したけれども
笑って聞き流されてしまったらしいな。
全長数kmとか数百kmとかの巨大構造物を比較的近くから撮影してる設定なのに
驚異的なパンフォーカスで手前から向こうまでピントが合ってるとかなw
模型の大きさがよく分かっていいじゃんw
13インチくらいのテレビで見ればきっとマシに見えるさ
せっかく作ったからキレイにゆっくり見せたいという貧乏症がな〜。
イノセンスで作り込んだ3D背景を撮影でツブすというぜいたくをして監督はスタッフに恨まれたというが、映画作品としては、それが本当だよな。
>>166 それはパンフォーカス状態でピントが合ってて当然。
「全長数kmとか数百km」の物体をフレームに収めるとしたら、
被写体とカメラの距離も「比較的近く」とは言え数百メートルは離れてるはず。
そこまで距離があれば、フォーカスは全部「無限遠」状態だよ。
むしろ、「全部無限遠」状態でピントが合ってて然るべきものが、
特に工夫もせず普通にミニチュアをミニチュアとして撮影すると
フォーカスを一部にしか合わせられず、スケール感の表現で不自然、
というのが当時のSFX現場の常識であり苦労だったんだよね。
>>169 だよな…なんかおかしいと思って
>>166にツッコもうと思ってwktkしながら
来たら既にお前が全部言ってくれていたw しかも宇宙空間だから大気もないし、
「遠く」のものが霞む理由がない…
ほらほら、これなんか「BBJはダメ映画」って偏見から来る間違った批判なわけ
だよw SFマニアは減点法で評価するかよくない。お前ら加点法を使うべし
>>165 うーん、映像製作のことは100%素人だが、ググったらこれもおかしいかもな。
フォグフィルターって、ハイライトの光を抑えるような効果があるんでしょ?
空気がない宇宙空間だとむしろコントラトが強くになるハズ…。ただ、映像の
効果として意味はあるかもしれんが、BBJの科学考証スタッフに笑われた
ってのが真相かもしれんぞ
スターデストロイヤーって、長さ数メートルに見えますか?
何理屈こねたって完成品がすべてを示してるだろうがw
質量感ゼロwww 宇宙空間のイメージ・ゼロwww
そう言えば、宇宙の飯場なのにスーツを着用しての無重力作業シーンて全然なかったな
みんなミネルバ基地の中をスタスタ歩いてたしw
2001年どころか川北氏がやったマシンザウラーのCMとドッコイドッコイだよ
海外の数少ない批評でもエド・ウッドとの比較が半分くらいだったとw
174 :
169:2010/02/07(日) 18:36:25
>>171 >フォグフィルターって、ハイライトの光を抑えるような効果があるんでしょ?
これもちょっと違うけどね。
フォグフィルターと言うよりも、ディフュージョンフィルターと言った方が正確なのかも。
要するに「光源拡散」フィルターで、薄い霧がかった風景のように光をフワッと滲ませる効果がある。
遠くにある巨大なもの、というのは普段の日常的な見え方として細かなディティールは
ぼやけて見えるから、『宇宙空間であっても』そういうフィルターをかけてディティールを
軽くぼやかせた状態で撮った方が、観る観客側の印象としてはリアリティを感じる、
というのがハリウッドの特撮マンの経験値なわけだ。
スターウォーズのデス・スターやスターデストロイヤーの巨大感も
そういうテクニックの積み重ねで作られてる。
科学考証云々は、正確には誰が中子真治に対応したのかは分からないからアレだけど
科学考証スタッフ(単なるSFマニア)が撮影技術に口出しするのはどうかと思うし、
東宝の古参スタッフがそういう技術を学ぶ気がないのはダメダメでしかないし、
川北特技監督がそういうテクを知らなかったのだとしたらそれも勉強不足、としか言えないし。
どっちが「らしい」かだよなー。
「日常的なものとして自然」な方がいいなら、エンジン切ると行き足が落ちて止まっちゃう
スタトレの宇宙船の描写のほうが「いい」ってことになっちゃうし。
そういうのはいやだ、宇宙では本当は巨大なものもスケール感がなくなって見えるんだ、
という方向に進むのも正解だと思うよ。
スレチだけど、ヒト型のモビルスーツは宇宙空間では距離を測定しないと宇宙服を着た
人間と識別できず、防御側の対応に混乱をきたした、という話を思い出した。
176 :
169:2010/02/07(日) 22:49:17
>宇宙では本当は巨大なものもスケール感がなくなって見えるんだ、
そうすると、日常感覚に基づいた「空気感」から見出される距離感を
映像的にシミュレートする、という技法を打ち棄てた上で、
なおかつその物体が実際に巨大なものなんだ、ということを
映像的な説得力を持たせて撮らなければならない。
まあ、今となってはCGでどうとでも映像を作れる時代だから
無為な議論なんだけれども、「さよならジュピター」の時代に
それを目指すのは、技術的・方法論的裏付けもないままに
ハードルだけ目一杯高めるような、無謀な試みだと思う。
2001年のディスカバリー号はパンフォーカスで撮れるように長時間露光にしたんだよね。
>>176 いや、だから、巨大に見えなくっていいんだよ。
引きの映像ではプラモみたいに見える方が「リアルっぽい」という考え方もあるわけ。
引きで撮った映像で小さく見えた船体の文字が、近づいたときのカットでは実は
バカでかいものだった、くらいの演出でいいんじゃないの?
>>177 でも、ジュピターにはそんな時間はなかったから
露光時間短縮のために照明強くした。
それにミニチュア耐えられず溶け出す。
パンフォーカスは諦めた。
>>173 なんで?宇宙のシーンは結構よく出来てるだろ。BBJのスタッフはゼロから
あれだけの物を造ったんだよ。昔は宇宙空間で煙が上へ立ち昇る特撮
だったんだぞ?w
あの時代なら、危険な宇宙での作業は全部ロボットがやっているだろうね。
2001年だって月面基地での会議のシーンではみんなスタフタ歩いてるしな。
要はお約束ってこと。
無重力シーンはセクロスのとこだけでガマンしとけやw
>>174 色々教えてくれてありがたい限りだが、科学考証スタッフが撮影に口出し
するなとは聞き捨てならんなw 誰が木星爆破の考証と計算をやったのか?
飛んでくるBHの質量は?速度は?それに対して木星をどのタイミングで
どういう角度と速度でぶつければ軌道を反らせられるのか?核融合爆発
を起こさせる方法とエネルギーは?単純に考えてもこういう考証を重ね
ないと映像にならないんだよ。これをやってこそのハードSFなんだから。
それと、ミネルヴァ基地に限っていえば、特殊なフィルターなしでもスケール
感は出ていたような気がする。映画館でもボロ出なかったし(ちょっと、アナログ
のビデオエフェクトを掛けているようにも見えるがどうだろ)
>>180 そのお約束が全然なってなかったんだと思うが
ロボットがやってんなら、そのロボットをチラッとでも見せてくれるのが
映画ってもんです
2001年だって宇宙船でクドいくらい無重力描写をやってるから
月面基地のシーンでもお客は納得してくれる。
ジュピターはそういうディテールが貧相、ぞんざい
>>181 そういう計算は石原藤夫氏がやってくれたんじゃなかったっけ?
「電電公社」の計算機使って
>>182 >2001年だって宇宙船でクドいくらい無重力描写をやってるから
月面基地のシーンでもお客は納得してくれる。
お客は月へ言った事がないから気にしないだけ。
もし月旅行が一般化した時代に、上映したら大爆笑されるw
ひとことでいうと、らしい演出が足りないって事かな。ロボットとかそんな
「将来はこうなってるはず」とか、そんな設定だけ凝っててもねえ。
>もし月旅行が一般化した時代に、
今の話をしてるんじゃないんですか?
小説読んでも実際の空間作業のシーンはないんで、別にかまわないと思う。
まあ、「現場監督のスケジュール調整技能」が「見せ場」の小説だから、映像化は
非常に難しいわけだが。
木星の特撮シーンで金を使い果たしたからか、全太陽系観測システムとか地球脱出
巨大船団とかのすぺくたきゅらーなシーンがなかったのは残念。
>>182 星新一はそのあたりを批判してたけど
同感。
ちょっとしつこい。
宇宙食食うシーンとか正直見ていて恥ずかしくなる。
>>182 映画にチラッとロボット出てきたじゃん。お前見てないの?室内歩いていたやつw
だから減点法はよせというに。ディティールに凝るといえば、自動翻訳機なんか
そうでしょうが。いざそういうの画面に見せるとやれ現実感がないとか不要とか、
んなことを言い出すんだろ?w
2001年ではスタスタ歩いてもいいがBBJはダメとか、お前ら2001年を引き合いに
出して悪口言いたいだけちゃうかと。正直、BBJと比べるべきは同時期に公開
された007ムーンレイカーとか、あのあたりだと思うよ。あれもすんごいバカ映画
だったがSFXは良く出来てた
とにかく、ゼロから造ったんだよBBJのスタッフは。そこは評価すべき。おれは公開
当時脚本もダメだと思ってたが、いま改めて観たら短い時間でいろいろうまく配分
したいい本だと思ったよ。ちょっとエイジが重症負ってから長く生きすぎだが、この
時代の人は遺伝子改造とかナノマシンとか入れてるかもしれんからね(笑)
歌手やお笑い芸人が気の迷いで作った映画じゃあるまいし
いくらゼロから作ったって駄作は駄作だな
悲しい事に
それと、お前ら無重力セクロスのシーンをもっと評価すべきw あれは世界初
でしょ? 何度も観ても「プッ」と吹くとか、女優が外人なのに微乳・Oh!Yes
って言わないとか色々不満もあるが、見世物としてはオモロイ。所詮映画は
娯楽。キューブリックだってオパーイとBHを出してるんだからなw 心意気
くらいは買いましょうや(ま、その後追随が全くでないところを見るとみんな
ダメだこりゃって思ったんだろうけどな)
>>188 あっ、そ。俺は加点法で60点、ギリギリ65点くらいはあげられるがね。これは
個人の感じ方だから仕方ないが、パンフォーカスはダメとか無茶苦茶な批判
をしてるやつよりはよく映画を見ているつもりだがね
>>189 女優よりトモカズのケツばかり目立ってた
萎えた萎えた
無重力のセクシー・シーンという事ではバーバレラに遠く及ばなかった
>>189 >女優が外人なのに微乳
そこがいいんですよw
あの「主演女優」、国際的オーディションの結果選ばれたキャストだそうですが、
Diane Dangely でウェブ全体をググっても
本当にジュピター関連のページしか出てこないんですけど。
IMDbでも他の出演作はジュピター以前に出身国でのTVドラマが一本あるだけ。
ここまで無名だといっそ清々しい。
ミリイ役の女優の方はいちおう外タレとして国内での出演歴が
ジュピター以外にもあるみたいだけど。スピルバンとか。
まぁこっちはあくまで日本国内で活動する「外国人タレント」だったようだが。
194 :
169:2010/02/09(火) 22:21:26
>>178 >いや、だから、巨大に見えなくっていいんだよ。
だからって、ミニチュア模型のままにしか見えない映像を良しとするわけにはいかないでしょ。
本当に大きな物が真空ゆえにロングショットでもシャープなまま見えているのとは同じではないんだから。
最近の宇宙モノの映画でCGで描かれてる宇宙船なんかだと、質感やディティールを精緻に描き込みつつ
真空ならではのシャープでクリアな映像として見せている。
あの見せ方は、ミニチュア模型では質感・ディティールの点で見劣りしてしまうでしょ。
>>181 そういう点は、脚本なりイメージボードなりを作る段階でアイデアなり考証なりを
積み上げてくれればいいのであって、撮影現場にまで口を挟むべきかどうかは
疑問に思える、というのは揺るがないなぁ。
それを言うなら、ラスト近く、ミネルヴァ基地内の重力が止まっていろんな物が浮き上がってるのに
火花だけは床に向かって落ちているシーンの撮影現場でこそ口を挟んでほしかったw
無重力の巨乳ってどうなるんでしょう?
僕はそれが揺れたり波うったりするのが科学的にとても好きなんですけど、どんな絵になるんでしょうか?
素敵に揺れるなら宇宙開発に賛成しますけど。
>195
ちんちんむき出しでタワー・オブ・テラーに乗って、写真撮ってもらえばわかると思う
SODなら作ってくれるかもという気がしないでもないが(笑)
おばあちゃんの萎びた垂れ乳なら
揺れたり波打ったりする様子が観察しやすいぞ
>>195、イメージしたまえ!お婆さんの乳が…
うあーッ!
でも、宇宙だから俺の悲鳴は誰にも聞こえない。
漫★画太郎スレと一瞬勘違いしました
って悲鳴はあげたけど、お婆さんが回転するとビーンと伸びたシワシワおっぱいのさきっぽには遠心力で重力が生まれるね!
(壊れちゃったじゃないか)
>>190 今ならアッー!な人々にウケるかもしれないだろw 関連の板で宣伝したら
DVDの売り上げが伸びるに違いない
>>192 うむ、まあ予想外というのはある。外人だが肌理は細かいよな。怒られそう
だが小松左京の女を見る目は確かだぜw
正直、本当にあのシーンが要るのか要らないのかといったらおれも即答
できんが、まあオパーイは出すなら出した方がいいな。話題作りになってたし
>>194 科学考証作った人、ってのは、何を隠そう小松左京も入っているから、当然
撮影にも口を挟んでくるぞw 考証屋は撮影に一切口を挟むなってのは、
撮影屋の理想論でしょうw 特に骨格はハードSFでやろうとしてたから、
できる限り凡ミスがないよう、かなり撮影に気を遣ったと思うよ(実際に口出し
したかはともかく)。
ミネルヴァ基地が木星に落ち込む時は木星の磁気の影響を大きく受けます。
だから金属の粒である火花がフレミング左手の法則に従って下に向かって
落ちるのです(嘘だけど)。あるいはあのフロアの下に巨大な素粒子加速器が…
>>195 それはまだ誰も試してないよな。日本の実験棟「きぼう」での実験リストに
加えるべき。それにはまず巨乳の宇宙飛行士を…。なにもしてないのに延々
乳が揺れる結果になるのか
>>193 そんな無名女優だったんだ。確かパソコンで役者のデータを管理して予備選考
したんだったな。これも今は普通になったが
>>194 特撮の方はちゃんと、爆発の火花が下じゃなく四方八方に飛ぶように
撮影してあるよ。
川北のことを悪く言う奴は、こういう部分は褒めてやって欲しい。
宇宙の星空を黒くしたのも日本ではBBJが初。
>>203 >>考証屋は撮影に一切口を挟むなってのは、
撮影屋の理想論でしょうw
いやそれは違うよ。
「七人の侍」なんかだと現場に武術の専門家常駐させて
主役クラスの殺陣はその人が担当。
黒澤と先生の間で
「ここは、こういう風にしたい」
「それは術理に合わない」とかやりあって
映画の表現と考証のすり合わせをやってる。
>>195 その様子を再現するようなギミック付ブラは、偶然だけど、中世に製作されている。
水中FuckシーンのあるAV見れば大体想像つくだろ
そんなAV借りるのは今更BBJ借りるのにも等しいくらいに恥ずかしい
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/11(木) 03:22:38
木星大ぬるぽ
そこにBHが…
最近見たなぁ。男優が潜水具装備でたいへんそうだった。最後、水中に放たれたモノのアップに「また新しい生命が」のテロップに爆笑。
無重力ですることの快楽って増すのかな。いろんな液体が浮いてたいへんそうだけど。
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/11(木) 04:42:43
科学的にはナニだし、怪獣よけいだけど、
「ゴラス」は今見てもドキドキするなあ。
ある程度の科学性は必要だけど、
映画として成立してたらそれでいい。
>>204 黒澤スキームが今更正しいかどうかは置いておいて、よく知らんがこの人
ほどありとあらゆるとこへ口出しした人もいないって話だろw トラトラトラ
で監督降ろされたのもそのせいだって聞くし。これまでの日本の宇宙映画
とは一線を画すようなものをBBJは目指していたんだから、科学考証が撮影
に口を出しても悪くないでしょう。少なくとも結果責任は負わされるんだから。
(口を出す=指図するって意味じゃないよ。そこは違うくないか?って現場で
話するってこと。この程度はやっていたように思える。だって出来上がった
映像に大きな科学的ミスがないもんね)
無重力での巨乳の振る舞いについて……やっぱり、重力がないから不安定
なはずで、何かの拍子に揺れだしたら止まらなくなるなw ブラをしていても
たぶんダメで、止めておくにはスペオペでセクシー美女がしてるような固形ブラ
的なもので包むしかなさそう。(あれって、こういう理由があったのだろうか?)
さらに怖ろしいことに気付いてしまった。BBJのヒロインに微乳外人が選ばれた
のは、無重力セクロスのシーンで、巨乳だと乳の揺れをハードSF的に再現
できないことに製作陣が思い当たったからではw スリーサイズも選考でわか
っていたはずなのに変だと思った。小松左京恐るべし て怒られるわw
ゴラスは池部良が原子力ジェットパイプの推力がどうこう説明する部分にSFを感じるよ。
そういうのはSFのウソでいいんで、その考証があってるかどうかは別問題。
>>210 最終的には映画としての演出が優先なのは確かだが
「考証」をきんとやったうえで、映画として嘘を付くのと
「映画として成立してたらそれでいい」から「考証なんて適当でいいや」じゃ
全然違うよ。
無重力セックスについてまともに取り上げたSF小説だと、オレの知る限りだと
ベン・ボーヴァの「キンズマン(1979年)」かなあ。
小説の中に出てくるエピソードで、昔、飛行機の狭いコックピットの中で、急降
下中の0G中でセックスをするというのがあったらしい。で、それに成功した連中
による、0Gクラブというのがあったとか(この辺は実話かな?)
創作部では、主人公は宇宙飛行士になって、宇宙ステーションのなかで0Gセックスをする
シーンがある。
TOKYO3って、どうやって減速したんだろう?木星の周回軌道に乗ってたのかな?
2010で、レオノフ号は、木星大気を利用してブレーキをかけるなりしてたけど。
あと、科学的ミスを探す気にもなれなかった映画だったなあ。
星野先生の2001夜で無重力下の水滴で溺死させるエピがあってさ。
セックスともなれば、いろんな体液が浮いててやだなぁと思うのよ。
どっかの小学生、野口さんに質問してくれないかしら。
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/12(金) 02:00:03
>>216 小説では、射精の反動で英二が空間を移動してたような・・・・
地獄絵図だな(笑)
そういうシーンは石井輝男が監督した方がよかったな
後半のフラッシュバード脱出船団の加速用の対Gシート(パイロットのイスが垂直に変形する)とか
変なディテールに拘りすぎたおかげであのへん時間の経過が滅茶苦茶だよね。
この映画は全体的にそんな感じ。
これだけは外せないみたいな御大の入魂が映画を悲惨なものにした。
全ての責任が彼にあるわけじゃないけど。
原作自体が御大のかつての作品に比べて面白くないんだよな。
果てしなき流れの果てにとか地には平和をとかを映画化していれば
技術的には稚拙でもまだ評価の高い作品ができたかもしれない。
和製SF映画の予定はないの?
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/12(金) 13:04:45
ポケモンw
見知らぬ明日はエメリッヒがうまく映画化したな。
少なくとも地平線全部を覆うあれは映像化された。
もっとも東京築地の新聞社の深夜
UPI外電6行からはじまり、
たどりたどってついにユーラシア最深部(当時)のチベットでの激戦までいたるわくわく感は
すとんと抜け落ちていたが。
首都消失序章でもそうだが、ロードムービー的に遠路でかけてついに噂のスペクタクルに出会う
あれがいいと思うんだがな
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/13(土) 01:15:20
御大の言によると田中友幸プロデューサーがやりたがってたのは
「見知らぬ明日」だとか
その後「スターウオーズ」が来てああいうタイプの作品原案を欲しがったのが
ジュピターのきっかけになったのは有名。
ジュピターが動き出してからも御大に「戦争SF」を書いてもらいたいという要望は変わらず
御大も『宇宙版トラトラトラ!』「銀河大戦争」なるアイディアを出してる。
他にも東宝と「卑弥呼」とかエネルギークライシスを題材にした作品とか検討していた。
あと「結晶星団」の映画化を申し入れていたところがあったと御大は言ってました
東宝ではないみたいだけど。
>>226 >「卑弥呼」
→市川崑版『火の鳥』?
>エネルギークライシスを題材にした作品
→『ノストラダムスの大予言』?『東京湾炎上』?
って全部ジュピターより前の作品だけど。まぁ日本沈没で東宝との縁が出来てからは後だし、
最近の思い出話なら多少時間が前後していてもおかしくはない。
>>226 アンドリュー・ヒューズとかオスマン・ユセフとか、
東宝専門の外人俳優ばかりでキャストを固めてロケ地も当然全て国内、
という「見知らぬ明日」は見たくないような話の種に一遍くらいは見てみたいような、
……実際のジュピターもほとんど同じ状況だったけどね!w
>これだけは外せないみたいな御大の入魂が映画を悲惨なものにした
原作者が介入して、映画がよくなった例を知らない。
>>229 「サイダーハウス・ルール」
原作者のジョン・アーヴィング本人が脚本を担当。
要は、映画というものの表現の骨子をどれだけ把握してるか、の違いだよ。
作者のエゴを押しつけるばっかりのような関わり方では碌なものにならないのは当然。
【木星】さよならジュピター【大爆発】
が、
【木星】さよならジュピター【大爆笑】
に見えた
>>230 ゴーストライターがいたんじゃないのw
「首都消失」もモーリス・ジャールはメインテーマのメロディだけ
作曲して、後は日本人作曲家が担当。
ジャール本人は完成作品すら見てなかったそうな。
それだ!
それだ!は【大爆笑】の方ねw
>229
つマシスン「ある日どこかで」
>原作者が介入して、映画がよくなった例を知らない
つ【ゴッドファーザー】
マイクル・クライトン監督作品はどうなんだろう……
>>232 スレ違いだけど一応書いておく。
ttp://www.amazon.co.jp/マイ・ムービー・ビジネス―映画の中のアーヴィング-ジョン-アーヴィング/dp/4594029213/
>ジョン・アーヴィングの小説『サイダーハウス・ルール』と映画「サイダーハウス・ルール」の間には、
>4人の監督、13年の歳月、そして数えきれない回数の脚本の書き直しがあった。
>自ら脚本を手掛けたアーヴィング(同作品により2000年の第72回アカデミー賞最優秀脚色賞受賞)は
>本書で、最終的にラッセ・ハルストレム監督の手で完成されたこの映画の製作過程を当事者の立場から語る。
>脚本家アーヴィングには、原作の登場人物を減らし、脇の筋を整理し、あるいは新しい何かを挿入して
>映画の決まりに合わせることが求められた。
>彼はそれにすべて従ったわけではないが、妥協せざるを得ない場合があることも、最終的な権限は
>監督にあることも理解していた。彼はその制約を受け入れ、難しいパズルに挑戦するときのような
>冷静な態度で解決策を探る。
>本書は彼と監督やプロデューサーとのやりとりを淡々と、しかしユーモラスに描いており、
>原作を読んでいなくても映画を見ていなくても、それ自体一編の小説のように楽しめる。
>アーヴィングは「脚本に文章は存在しない」と断言する。「脚本のなかに文章のかわりとして存在するのは、
>子ども用の複雑なおもちゃを組みたてる際の説明書きにすぎず、そこに唯一美的な要素があるとしたら、
>きわめて明快であること、それだけである」。
>本書は小説と脚本がいかに違うものであるかを実例に即して教えてくれる。
>原作者、脚本家の権限の及ぶ範囲がいかに狭いかについても、アーヴィングは書き漏らしていない。
>>228 東宝特撮も、1960年代にはジョゼフ・コットンとかニック・アダムズとか
ハリウッドの有名俳優を連れてきたこともあったんだけどねえ。
ラス・タンブリンはいやいやだったらしいけどな
やはり脚本は橋本忍先生にお願いするべきだったな。
宇宙パルサーとか
ファントムではなくイーグルだとか。
雄琴で風俗嬢して情報収集してるCIA工作員とかw
コンセプト・アートは小松崎茂先生の方がよかったな。
宇宙船流線型ならライトの熱で溶けにくい。
んなこたぁない
小松と小松崎でいいコンビじゃないか。
主演を小松政夫と小松みどりに変えれば完璧。
>>229 小松左京は単なる原作者でなく、金も出してるんでしょ。
一種の個人映画なんだから、制作者が好き勝手やるのは当たり前だよ。
今も本人にとっては学園祭を振り返るみたいに楽しかった思い出らしいじゃん。
金のかかった自主映画と思えば、タダで見る分には腹も立たない。
やっぱあれだろ、203重力地点に縮退路を持参した地球連邦軍兵士が投げ込むまでの群像劇だろうな。
「縮退地点の変更を要求する、ひとつ高崎山地点から、爆縮地点を203地点に変更」
「システムの変更は一朝日ではできません」
「できる、一日でやれ」
「203地点に人の乗った縮退炉をつっこませることはできません」
「多少の犠牲は覚悟の上じゃ」
「シーシェパードとわが軍は違います。世界大統領の赤子を・・・」
世界大統領の赤子を今日まで無駄に殺してきたのは誰じゃ、貴様たちではないのか!
爆縮は気合じゃぞ、つべこべいうまえにBHの算段をせい
>>245 小松左京”も”、カネを出している。従って、小松左京個人の映画ではない。
自分は映画については素人だと自覚して、
金は出すけど口は出さず、泰然自若としてプロに任せる、
という態度だったらよかったのにね。
映画を作りたかったのではない、スクリーン上でSFをやりたかったのだ。
「もっと早く○○を交代させておけば良かった」とか
結果論で解説やってるオヤジと一緒。
結果論での話って大切だよ。そこで出た反省点を次回に生かすためにもね。
全く生かせなかったようだけど。
反省と結果論ってのは違うんだけど、ごっちゃにする人もいるんだね。
みんな反省してSFから離れたじゃないか
>>248 プロにまかせてたら、宮武のデザイン画とは似ても似つかぬ
単純化された宇宙船になってただろうなw
銀と赤でな
プロって、いなかったし。
遅レスですが
>>227 タイトルは「卑弥呼」だったか「邪馬台国」だったか・・・「火の鳥」とは、また別モノです。
御大の構想では漢王朝へ派遣されたローマ帝国の使節たちが海路移動中、暴風で日本に難破、
老いた卑弥呼の死から後継者争い「倭国大乱」へと巻き込まれて・・・というものだったらしい。
次のエネルギー危機物ですが、これは70年代末辺りからの流行語でしたからw
東宝では便乗して例えば堺屋太一の「油断!」なんかを映画化できないか検討していて、
「日本沈没」ヒット後、御大にも御鉢が回ってきたと。
東宝としては「197X年に石油が今度こそ枯渇して世界が大パニックに」云々というアイディアでしたが
それじゃ面白くなかろうというので御大が提案したのはコメディ
タイトルは「スプラッシュ」
(続く)
>>257 続き
映画企画「スプラッシュ」について御大の言です
「話は日本人で石油に関するベンチャービジネスをやっている若い男がいて、これが大秀才だけど同時に物凄い暴れん坊なんだ。
そいつが日本を飛び出してアメリカ・西ヨーロッパを渡り歩いて石油探査に関するノウハウをつかんできて、アメリカの資源探査衛星の
データを全部盗ってしまい、とうとうオーストラリアかどこかの国をだまくらかして東シナ海のあたりを掘っくり返すと、
史上未曽有の海底大油田を一発で当てちゃう。」
「なぜ「スプラッシュ」かというと、そいつはあんまりモーレツ・ビジネスマンなもんで若いくせにインポになっちまう。
何をやってもインポは治らない。だけどクライマックスで石油がリグというリグからドドンと吹き出ると、そいつのインポも治っちまう。
そいつにとっては石油なんかどうでもよくてインポがなおることこそ重大だったわけで
その後は大漁色家になっちゃうの。」
御大お得意のエロエロ話初の映画化はなりませんでしたw
日本アパッチ族も、シナリオあったな。
『邪馬台国』は豊田先生と共同脚本のはず。
ジュピたーは、さんざ出てるけど、
アニメ会社に「まるなげ」して、シリーズものにしたらいい。
>258
その設定、落合信彦さん?
アサヒドライビールは御大を主役にCMをとるべきだったなw
御大のコメディは・・・筒井のギャグの映画化もそうだけど
まじめな映画監督に役者の熱演だけでコメディ撮らせても空回りだよ。
九藤カンクロウ作品並みに、映像をてきぱき切り張りしないと
実写ドラマは一歩間違と悲惨なことになることは実証済みだからな。
短編「宗国屋敷」とか「ご先祖様万歳」あたりは今だったらアニメにすると受けそうな気がする。
>>257 1990年のショー・コスギの「kabuto」が、それとちょっと似てた。
>>264 御大の行動力と筆力は国境も何も踏み越えるところがありますからね
「復活の日」の角川春樹ぐらい八方破れでないと負けちゃうのかも知れませんな
それこそ「地球」大のスケールで原作を捉えてくれないと
(流行りの「地球市民」たら言うつまらないアレじゃなくw)
地球市民がはやっているという例は過分にして知らぬが、それがどうつまらないのか
説明してもらおうか。
寡聞○ 過分×
>>265 ちょっと、小松左京スレに顔貸せや。
「宗国屋敷」は是非モザなしのハードコアで実写化を
いまならCGでゴエモンできないか。
271 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/20(土) 07:20:06
>角川春樹ぐらい八方破れでないと
いや、八方破れと言うか、ほとんどメチャクチャ。
もう角川ハルヒ。
>>271 彼女は角川大宮司がモデルだったのか・・・・・・・・
>>271 なんか二ヶ月同じ放送繰り返したそうだな
ミネルバで
ミリー「スペースアロー、凄い船があるのね!」
自転してるミネルバからだと、かなり見づらいと思う。
スペースアローまでの距離もかなりあるはずなので、ちっぽくて見えないと
思う。
オレは小松だ!文句あるか!!
というような映画が観たい。
息子に裁判をおこされても勝てるようなヤツな。
出資する映画が面白そうでヒットしそうなら裁判所も今度は差し押さえまい。
とりみきに脚本書かせれ
お、いいね!
それありだ!
あとでじっくりマンガにもしてもらおう。
お、いいね!
それありだ!
あとでじっくりマンガにもしてもらおう。
大事なこと…なのか?w
281 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/26(金) 15:51:04
ジュピターとガンヘッド どっちが傑作か?
そういえばガンヘッドってのもあったなあ。実物大のロボットのセットを
製作したんでしたっけ?でもハリボテにしか見えなかったけど。
SFしてるのはジュピター、イキのいいのはガンヘッド?
貴重な邦画SF、どっちも愛してますよ。
ジュピターとガンヘッドとヤマトタケルが名作に見える俺の目はどうかしてるんだろうか。
ヤマトタケルも入るの?(笑)
286 :
284:2010/02/26(金) 23:27:26
ヤマトタケルは本当におもしろかった。一流の娯楽映画だと思う。
でもみんなトンデモ映画だって言うんだよなー。
なにあのメカゴジラみたいの
東宝が自分の懐痛めて映画作ってた時代の良い思い出だね。
>>286 おれは日本神話ネタの映画を見に行ったと思ったら
クライマックスでメカゴジラとビオランテが戦っていた。
な、何を言っているのかわからねーと思うが(ry
みんな、見たくなるからやめて…
>>289 おもしろそうじゃねーか。見てみるわw
確かメカゴジラはファンサービスだって当時の製作側がコメントしてたな
神話の時代なのに沢口靖子がストッキング穿いてる映画のことか
薄汚さが足りなかったな、ヤマトタケル
万事こぎれいな印象しかない
日本誕生とどっちが面白い?
米なら特撮をCGに差し替えたスタトレ風デジタルリビルド?的なことしそう。
あと、3D版とか。
無理してみました。
アトヨロ。
アニマトリックスとかSWのアニメ版みたいなのもあるね。
と思ったらヤマトタケルって映画公開時アニメもやってたね売れる前のGLAYが主題歌で
復活したね。
さすがにジョーズもどきを褒め称える勇者はいないか?
>>296 あのころにはまだ「ツンデレヒロイン」という言葉も「男の娘」という言葉もなかったんだなぁ。
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/04(木) 18:55:36
果てしなき流れの果てに映画化キボン。
って関係無いか。
301 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/05(金) 02:33:07
富野由悠季がアニメ化するって企画のことかい
「さいならジュビはん」とかベタにすりゃよかったんだ
アニメ化の話はあったみたい。
あと、なんか最近
「移動性ブラックホールが太陽系のみこむ」
つう劇場アニメ、なかったか?
ゲフン、ゲフン。
はい、他の話題どうぞ。
…劇場で見てきた俺の傷に触らないでくれ…小松左京好き同士ぢゃないか…
>>284 俺の場合その三作にジパングも追加される
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/12(金) 03:55:52
見なくても判るが、それは・・・まあ・・・タイトルをぱくっただけ・・・ではないんだよな。
うん。漢文調の「戦艦大和ノ最期」同様、ワンカットワンカットが必要最小限の描写であの緊張感。
日本人の神話だ
310 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/14(日) 03:33:13
>>274 確かそのシーンの撮影はブルーバック合成のつもりだったけど
ミリーの衣装が青だったんで慌てて木星の書き割り用意して後ろで動かしてたとか…
なんか哀れ
>ブルーバック合成のつもりだったけど
>ミリーの衣装が青だったんで
なんでそんな基本的な段取りを取れなかったのか、というところがなぁ……
>>311 「ウォー・ゲーム」だったか、女の子の髪の毛の長さが
バイクから降りたら、乗る前より短くなってたとか・・・
(時間的に途中でカットしたとかいう事はありえない。)
信じられないような単純なケアレスミスというのは
どういう仕事でもあるよ。
一時映画でそういうの見つけるのが流行ったな。
カサンドラ・クロスで列車の進行方向がバラバラだったり、T2で割れた
トレーラーのガラスが次のカットで戻ってたり
ミスじゃないのをミスだと騒いで恥かいた例もあった
T2で、オレ的に凄いと思ったのは、リンダ・ハミルトンまで双子だったってことかな。
プレストン・スタージェスの映画みたいな話だなw
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/16(火) 06:12:10
ミニチュアの影の付け方が・・・、いや、よそう。同じ話の蒸し返しになってしまう。
素材はいいと思うのだが。
キャメロンさんとかスコットさんとかはそういう段取り力が凄いのか。
>>319 結局ものをいうのは
金と時間の差だよ。
ロケ弁はいくらがんばってもケータリングに勝てない
2012の撮影に関してエメリッヒが、
「今回はいくらでもカネをかけることができる、という話だったからね(思いっきり出来たよ)」
と答えてたけど、聞いててため息でた。
質問:木星を太陽化したら、木星から核融合エンジン用の燃料を採取できなくなるよね。
これってどうなんだろう?行動を起こしにくくならないのかなあ。
まさか土星から汲んで来るってわけにもいかないだろうし(かなり遠いから)。
小説内にその辺の話ってあったっけ?
土星まで取りに行ってもいいんじゃないの?
現地でコンテナ作って、木星軌道までは落とせばいいんだし。
多少時間がかかっても腐るわけじゃないし。
>>323 小説では、史上初のブラックホール近接観測実現により短期間に新発見続出で、
それらに基づく画期的新理論の予感が!なんて描写もあったので、
あの世界では遠からず縮退エンジンくらい実用化されるかも。
>>324,325
有難う!これでぐっすり眠ることが出来ますw
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/21(日) 08:48:50
>ウォー・ゲーム
「プロデューサーズ」つう映画先にみると、
なんか「ウォーゲーム」って笑える。
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/23(火) 15:01:29
「ケロッグ博士」もいいぞ マッドサイエンティストが出てくる
どうも。最近、石を投げれば博士号保持者に当たる。
マッドなだけじゃダメだな
マッドでかつサイエンスをしてないと
BTTFのドクw
西村真琴博士とか
>330
>>332 近年の石原藤夫は、サイエンス方面でマッドなわけじゃないので……
マッド科学者といえばダイソン先生。NHKで見たが洋品屋の店主みたいな風貌だった
さすが太陽系の改造からフィルターのいらない掃除機まで、なんでもござれな天才科学者だな。
337 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/30(火) 15:44:22
>>332 保守的な思想を支持するぐらいのレベルなら
まだわかるが、石原博士はワック出版レベルにまで逝ってしまわれてるからなw
石原慎太郎とか石原莞爾とか石原姓の人は右に行きやすのだろうか。
日本のマッドサイエンテストといえば自分のなかでは清家新一先生だな
嬉しい事に幸福の科学によってタイムマシンが作られる創だよねー。
今度、図書館に依頼して「さよならジユピター」を他の図書館から取り寄せて
もらうんだが「徳間板」と「サンケイ板」!どちらがお勧めですか?
>>341 「サンケイ板」はソフトカバーの単行本。
冒頭に、ミネルバ基地とかのメカのモノクロイラストが数点付いてる。
「徳間」は文庫本で
上巻には有名な軍事写真家が撮った映画で使われたTOKYO3の
写真。映画撮影前に、イメージ写真的にとったもの。
下巻にはミネルバ基地のカラーイラスト一点。
山田正紀の解説あり。
御大の後書きは両方ともある。
内容はたぶん一緒のはず。
>内容はたぶん一緒のはず。
これは後書きのことだけど
小説本文も手を入れたりはしてないと思う。
いろいろ言われているけど、小説としては嫌いじゃないんだよな、ジュピター。
(映画は前売り買って映画館で見た世代)
冗長な・・・とかは小松作品では珍しくないし、そこが好きだったりするしさ。
小さいところだとクロック衛星内でスワミがプログラムにパッチ当ててるくだりは、
細かいところは抜きにして未だに似たようなことしてるから頷いたりもする。
>>345 スワミ・バーバ
(火星出身の天才少年数学者)は
木星からは先に脱出してたでしょ?
彼は、BH接近によるJN計画の影響を予測し
その解決策を残して、英二やSEのカルロスを残し
先に脱出してる。
映画では、カルロスとスワミを一人にまとめたから
混同したんだと思うけど。
ちなみにカルロスの苗字は映画と小説で違う。
アルバレスとアンヘレス。
太陽系原儀から木星を取り外す式典のくだりは小松作品でも名場面だと思うんだ
擬似イベントで片付けるには勿体無い
オペレーションリサーチSFの傑作だと思うけどな。
黒部のなんとかみたいなもんか?
超高層のあけぼの乙
古い太陽は地球にくれてやる!我々は木星を新しい太陽として〜
というセリフって小説の方だったっけ?映画オリジナルか両方にあったか、
どうだったっけ?しびれるセリフです。
なんか別のSFでも出てきそうな台詞だな
30年近く前の小説だから。
なのにこれを超えるSF小説がない件について
てか最近のは足元にすらいけていない
「SFは勝ったがSF小説は負けた」ってのは誰の発言だったかねぇ…
映画やアニメはともかく、SF小説はそんなに低調でもないと思うけど…
ハードSF的に科学的知見をきっちり積み上げた未来世界、という世界観が
最近あんまり流行ってないのは確かだけど。
ジュピター自体がたそがれに還るとかに比べたらもう低下してるから
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/08(木) 23:14:30
BANDAIから出てたゴジラの本でこの映画を知ってビデオ借りて見たのが小学生の時
ノベライズ読んだのが高校生の時
映画秘宝底抜け超大作でこの映画の寸評を読んだのが中学生の時
そんな俺の青春
ずいぶんな青春だな
アバターでも見てかたぎの世界に帰れ
「ノベライズ」じゃねーよ! (byハリセンボン春菜)
ムックとか購入して、きれいにとってある。ミネルバの出口からシャトルが
出発する写真が表紙だったっけ。
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/09(金) 22:59:19
>>351 ウエッブ総裁
(連邦議会でも反対の強い木星太陽化計画を、なぜ政治的リスクを冒してまで強行するのかという地球連邦高官の問いに)
「地球は・・・人間にとって小さくなりすぎた。
その地球が、人間のバイタリティを締め付けている
だからこそJS計画が必要なんだ。」
「古い太陽は古い地球に譲る
我々宇宙で暮らし始めた者には、新しい太陽がいる
それが木星だ 新しい時代のシンボルさ!」
「なぜ政治的リスクを冒してまで強行するのか!?」
「それは……太陽が、黄色かったからだ」
恒星の色で思い出したが、昔の文献を見ると、シリウスの色は緑と書かれているらしい
けど、今は白、ですよね。これ、どうしてだろう?シリウスの代謝が太陽よりもずっと
早いとか、昔、本で読んだ記憶があるけど・・・。ハテ?
>>363 >「それは……太陽が、黄色かったからだ」
無重力セックスのしすぎ!
ぼくは・・・子供の頃、小松さんの小説で
君にというものを至高の性行為とすりこまれた
大人になって、じっさいに女性のあそこを嗅いでみて
ぼくは、もう、なにもかもいやになった
ロボット女と風流な世界を作ってとじこもる時ですよ
抱き枕とオタクな世界を作ってひきこもってる奴は多そう
369 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/15(木) 04:18:01
お前ら以下の画像見てください。すごいから。宇宙から日本人飛行士が
ネットを通じて投稿してんだぜこれ
Astro_Soichi
http://twitpic.com/1fif7q - Midnight running! Galaxy Express 131, Discovery. 約8時間前 TwitPicから
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/18(日) 07:27:54
本作シャレで放流ヨロ!
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/26(月) 07:00:33
確か、移動性ブラックホールがきたので、
大船団つくって太陽系から移民しようとすると
SUSとかがじゃました。
てんで、
地球にデカいジェットパイプつくって、
バスターマシンと化し、
ブラックホールにぶつける話じゃね?
372 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/26(月) 08:18:56
ヤフオクにサントラCD出てるな。
けど高い。
劇中だったか作中だったか
妖星ゴラスの引用があったな
アバターのblu-rayで、初めの方に、惑星パンドラに宇宙船が接近するシーンがあるんだが、リアリティ(演出上の)がすごい。
技術的には比較するものではないが、さらジュピのスタッフ達は、こういう宇宙のイメージを作りたかったんだろうなあと思う。
予算や準備にかけた期間もそうだが製作年度が15年も開きのある映画と比べられたら酷だろ。
CGの世界じゃ当時は石器時代みたいなものだし。
キャメロンなら「エイリアン2」(1986)のときの惑星降下シーンはSFX自体はけっこうショボかった覚えがある。
現代のアメリカ軍の延長線上という形で初めて視覚化された宇宙海兵隊というアイデアは当時としては目ウロコだったけどな。
(アバター見たらまたやってるし)
映画自体の面白さはSFXの出来だけで決まるものじゃないというのを痛感する作品だな
>375
いや、話は逆でジュピターは15年も前の2001年宇宙の旅に追いつこうとしてたんだよ。
惑星の影から陽光がさすところとか宇宙のシーンはオマージュとしか思えない映像ばかりなんだが、
イメージ先行でストーリーとの結びつきがないのが駄目なんだ。
そういえば劇場では2001年みたいなドッキング・シーンで笑いがもれてたよ
SF大会で上映するような内輪受けを狙っている映画ならともかくなあ・・・
一般の客から笑いが漏れるようではあかんよなあ
俗っぽい言い方すれば1984年の時点でさえ客がそれだけSF的映像に「スレていた」ということなんだろう。
過去の作品にオマージュを捧げるのはいいがそれだけじゃなあ。
ジュピターにいわゆる一般客は来なかったんじゃないかと
あまりの評判の悪さに惹かれて最近視聴してみたけどそんなに悪いものじゃないんじゃないかな
昔の邦画って事を考えればこんなもんでしょ
宇宙の場面は全然まし
一番がっくりきたのはサメを退治するシーンだねw
それよかゴジラやガンヘッドの方がよっぽどひどいよ
スペースゴジラの宇宙シーン見てみ?
さよならジュピターは、小松左京御大の人脈を駆使して日本が世界に通用するSF映画を作る!
という作品だったので、こんなもんでしょレベルじゃ駄目だったのです。
しょせん子供だましの特撮、と見られていたゴジラやガンヘッドとはそこが違う。
ジュピターがこけたおかげでまともなSFは作っても当たらない、というのが邦画業界の常識に
なってしまったという点が罪深いので、SF板では四半世紀たっても叩かれるのです。
382 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/02(日) 14:18:07
ラストの小惑星から飛び立った連絡艇のエンジンの噴射光が
ミニチュアに仕込んだライトで表現されたのが・・・
他のシーンでは、光学合成使ってる所もあるのにねえ。
合成予算が足りなかったらしいが、こういうところが
日本映画の根本的にダメな部分だと思う。
>ジュピターがこけたおかげでまともなSFは作っても当たらない、というのが邦画業界の常識に
なってしまったという点が罪深いので、SF板では四半世紀たっても叩かれるのです。
だからよ、日本でSF映画が作れネーっていうのをこの映画のせいにするのはやめろって、
1回の失敗で四半世紀もグダグダと言ってるだけで
後に続く誰も作ろうともしなかったことの方がよほど罪が重いわ。
これのおかげで田中友幸は儲かる怪獣映画にしか金出さなくなったんだから仕方ない
田中友幸しかおらんのか
田中友幸の代わりは徳間康快が引き受けてくれますた(≧∇≦)b
そうして出来たのが「首都消失」だったのでとどめを刺されますた(´Д⊂
>>380 ああ、あのサメのシーンはすごいな。TV画面で見ても酷いのに映画の
スクリーンで見せられた日にゃw 人形劇になっちゃった
>>381 ガンヘッドの小説は傑作なんだけどなwww
俺>341なんだけど未だ小説が来ない。
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/06(木) 03:42:53
>>375 >キャメロンなら「エイリアン2」(1986)のときの惑星降下シーンはSFX自体はけっこうショボかった覚えがある。
見比べてみるとミューズ12の大気圏突入シーンによく似てるよねw
>>380 さよならジュピターにかける当時のSFファンの期待
「これらの映画(スターウォーズ、未知との遭遇)を観た後は「日本のSF映画って全然ダメじゃん」「いつまでも模型をピアノ線で釣って飛ばしてる場合じゃないよね」という劣等感が強く残ったのだった。
また、日本の特撮映画と言えばゴジラに代表される怪獣物がメインで、SFマニアが求めるような本格的なSF物はほとんど無かったと思う(あっても地味な物だったので、あまり話題にならなかった)。
また、怪獣物はどんどん子供じみた内容になる一方で、あれをSFと呼ばれてはSFファンとしては迷惑だ、という気持ちもあったと思う。
そんな所に出てきたのがこの「さよならジュピター」の企画。日本を代表するSF作家が集まってストーリーを練り、登場するメカはスタジオぬえが担当。当時のSFファンは、「あのスタジオぬえのメカが実写で!!」というだけで興奮したはず。
SFメカならスタジオぬえしかないというのが当時の常識だった。そんな訳だから物凄く期待したんですよ。」
ttp://homepage2.nifty.com/lordkurosawa/tokusatu/toku0290.html 「確かにもっとつまらないSF映画はありますが、この映画は高い志で作られたにもかかわらず、出来上がってみると目も当てられない出来になってしまったのが、いっそう評価を下げている理由です。
この映画、公開前までとにかく期待されていました。当然私もかなり期待していました。なにしろ総監督、小松左京の陣頭指揮のもと野田昌宏、 豊田有恒、田中光二、山田正紀、鏡明、伊藤典夫、井口健二、横田順彌、高千穂遥という超豪華SF作家メンバーによる
ブレーンストーミングを行い、ハードSF作家の石原藤夫に科学考証を協力するなど製作準備段階から念の入れよう。和製『2001年宇宙の旅』を目指すという今考えればあり得ないほどの無謀さなのですが、
このメンバーをみると出来そうな気がしたものでした。」
ttp://sfpapecraft.blog64.fc2.com/?mode=m&no=55
ほんとにねえ。拙者もその辺から急速度で日本SFから離れてしまった一人でござる。
確かに日本の特撮には幻滅したな
神林とか読んでたんで日本SFには幻滅しなかったが
BBJがきっかけというより、丁度この時期から第1世代作家が軒並み失速し始めただけだと思うのだが。
>>341>>388なんだけど今日やっとで図書館から小説を取りょせ手もらったw
サンケイ板をお願いした所徳間板が届いたwしかも上・下がそれぞれ別の
図書館から!!!そんで以て「上」にはカバーが無かった。”コレ手そんなに希少品?
そんなにレアとは思えないけどなぁ。
某大手古書店チェーン(笑)でも割と見かけるし、
アマゾンやヤフオクでも叩き売り値段だし。
まあ、初刊は1982年という、そうとう昔の本でもあるから
(しかも文学的価値という点で収蔵されることも考え難いエンタメ小説だし)、
蔵書から外してしまってる図書館も多いのかな?
>>390 最低でも2001年をクリアする、といってたから、当時は凄く期待してましたよ。
で、テレビの予告編で、TOKYO3が木星に向かうシーン、船を真後ろから撮影
してるシーンでしたが、それを見て母が、
「なんかダンボールみたいね。あんたがいつも見てる宇宙大作戦だっけ?
あっちの方がずっとよさそうね」
っていってたwww
オレも同感でしたよ。当時、スターログを欠かさず買ってwktkしてたのに。
スターログも寄稿していた若手作家たちも完成したのをみて唖然としたようだよ
高千穂遙はかなり強引な論調で擁護してなかったっけか
高千穂はブレーンストーミングに加わっていた側だし
もっともプロレスの話ばかりしていたらしいが
81年くらいから「ガンダムはSFではない!」ってあちこちで批判してきたのに
身内の作った映画は手の施しようのない失敗作でも手放しで褒めちぎるという態度には呆れる
---以下 氷川竜介評論集 : ジュピターが集めた、熱いSF的視線 より抜粋---
「ビジュアルが引っぱるSF」という新たな価値観をもった新規参入者は、もともと一種の選民意識と被害者意識を表裏一体で持つようなところのある古参のSFファンに反発を招いたのではないだろうか。
次第に軋轢や分断が生じ始める。 アニメや特撮を大人の言葉で語りたくてうずうずしていたビジュアル派は、当初「SF性の発見」さえ行えば先達のSFファンにも認められ、仲間入りができると踏んでいた。
だが、SFの世界で待ち受けていたのは「○○はSFではない」という、冷たいリアクションだった。」たとえば「月刊スターログ」(1980年10月号)の表紙には、
「賛否大論争直撃ルポ SFアニメ・ブームを斬る! ヤマト、ガンダム、コナンはSFなのか?」と大書されている。新しく立ち上がったアニメ文化ごときは斬り捨てようという閉鎖的空気がSF界にあった証拠だ。
他にも不毛なSF論争は、いくつも存在した。 さらに不幸なことに、SFに踏みつけられたアニメファンが、今度は特撮を踏みつけるという構図すら発生した。
ttp://hikawa.cocolog-nifty.com/hyoron/2007/01/post_6257.html
>さらに不幸なことに、SFに踏みつけられたアニメファンが、今度は特撮を踏みつけるという構図すら発生した
そりゃ不当に踏みつけてき奴が転んだら我先にと踏み返しにくるのは当然だろw
何を勝手な事言ってんだよこいつは…。
「ガンダムはSFではない」って、別に批判でもなんないでしょ。
SFであることとSFでないことと、アニメとして娯楽作品として、
価値のあるなしとは別のことだし。
ガンダムはSFでないと言われて怒るってことは、
「ガンダムはSF性が高い作品で、だから素晴らしい」って思ってるわけで、
SFコンプレックスじゃん。
SFとはスターウォーズの事を指し、従ってスターウォーズ以外は
SFではない、というSW信者も多かったなあ。あれにはうんざりした。
>>394です
今「上」巻を読みました!流石に古さが目に付くが中々の力作www
アーサーCクラークの「2010年宇宙の旅」と充分わたり合える作品!
しかし流石の小松左京と言えどもコンピュウターの凄まじい進歩を予測出来なかった。
この頃はプロパーの作品以外はSFと認めない風潮があった。
もっと端的にいうとSF作家クラブに入ってない作家の作品はSFでないという感じだった。
そういう狭い了見のしっぺ返しがいま来てるんだと思う。
>>403ですw
今「下」巻を読みましたw28年前の小説としては頑張っている!!!
EL(液晶)デスプレーは有るはプラズマ型デスプレーは有るは、樹は目付は
「ノート型ハンディ・コンピューター」www(しかしレコードは無理が有る)
今現在、この形体の作品なれば 作・山本弘「地球移動作戦」か、
映画の話題は懐かし邦画板か昭和特撮板で
スレ立って五ヶ月もしてから言われてもなー
自分は当時原作上巻を読み終わったところで映画の封切り朝一番の回に観てガックリ。
下巻も読む気なくした。
80年代にもなって「火星にナスカの地上絵が!」とかストレートにやらかして
シリアスな本格SFでござい、というのはさすがにいかがなものかと思わなくもない。
あれだけ見たら小松左京はデニケン説の信奉者だと誤解するやつも出かねないのではないか。
まぁ、地球外文明の要素を物語に組み込むに当たって
映画化前提に映像的ハッタリ優先で考えた結果なんだろうけど、もうちょっとどうにか、ねえ。
スター・ウォーズとかにつられずに「果しなき流れの果に」とか「地には平和を」とかを
映画化してればまだましだったと思う
あくまであの当時映画界で流行ったのは宇宙モノというか"スペースファンタジー”だし。
広義のSFというジャンル自体がもてはやされたわけでもない。
それに日本SF第一世代ではストレートなハード宇宙SFを書く作家というのは少数派だったような気がする。
光瀬龍くらいじゃないか。
石原藤夫はちょっと違う気がするし。
「プロジェクトX」本ネタこれだったか!
クラークの「2010」のDVDを借りてきたwBBJもこれ位を目指していたんだろうな。
416 :
415:2010/05/16(日) 00:03:10
スゴイ!こっちにも「ノート・PC]が有る。
417 :
415:2010/05/16(日) 00:04:11
しかし宇宙服がしょぼいw
>>416 当時、2010年が舞台にしてはノートPCが進化してないって文句言ってた評論家がいたっけ。
つまり2010年であればiPadを使っていれば
ガジェットの予測的におkだったとw
>>418 進化してないというより、当時のアップルの市販現行モデルがそのまま劇中に登場してたので。
四半世紀前のパソコンを仕事で使うとは、フロイト博士はどんだけ気合の入ったヴィンテージマニアなんだよ、
という話。
まぁそれはネタとしても、あの映画、60年代に想像された2001年と
80年代の現実から予測された2010年との隙間を埋めきれてない観はある。
どうかすると2010年の方が作品内世界のテクノロジーが退歩してるようにも見える。
だからあのApple IIcはガワだけで、中にはiPadが入ってるんだと何度言えば(ry
角川映画が「さよならビーナス」作るってほんとうかい。
>>420 >四半世紀前のパソコンを仕事で使うとは、フロイト博士はどんだけ気合の入ったヴィンテージマニアなんだよ、
>という話。
いや、実際に「こんなものが2010年まで使われてるはずがない」って文句言ってた評論家がいたんだよ。当時。
読者に「ガワだけ古くて中身は最新のモデルかもしれない」って突っ込まれてたけど。
個人的にはそういう枝葉末節にこだわるのって、すごい無意味だと思うんだけどね。
>まぁそれはネタとしても、あの映画、60年代に想像された2001年と
>80年代の現実から予測された2010年との隙間を埋めきれてない観はある。
>どうかすると2010年の方が作品内世界のテクノロジーが退歩してるようにも見える。
それでいえば、40年代50年代のSFやらスペオペやらはもっと進歩した科学を描いてたわけだし。
それこそ太陽系飛び出した大冒険とか。
現実の科学や技術が発達するにつれ、無責任なものは描きづらくなってきたって事なんじゃないかね。
426 :
ジュピターゴースト:2010/05/19(水) 15:08:31
監督に予定されていたベテランの森谷監督の急逝。それがこの作品の終わりの始まり。
実相寺とかも声かかったけど、
原作者が口出しするので断ったらしい。
じ、実相寺は勘弁……
カルト映画として人気が出たかも・・・
洋の東西を問わずワケ分からんものを無闇にありがたがる層ってのは一定数いるし。
「2001年宇宙の旅」が伝説化されたのはSFXの完成度もあるけどナレーションを廃してことさら謎めいた印象を観客に与えたのが大きいし
エヴァとかも多分にその傾向がある
下手すると「幻の湖」みたいになってしまう場合もあるけど
もしも森谷司郎がジュピターを監督していたら、彼が前年に監督した
『小説吉田学校』主演の吉田茂役が森繁だったので、
邦画ファンの観客にとっては「地球連邦大統領が吉田茂」という妙な事に。
>428
無重力SEXのシーンは当然ハードコアで撮ってくれるんだぞ?
「ウルトラマン」シリーズに関わってたからって、
実相寺が未来SFを撮れると思い込んでる人たちが一部にいたからなぁ。
あの人は、昭和ムードの江戸川乱歩や京極夏彦の路線の方が絶対に向いてたよ。
(ウブメの出来は残念だったけど…)
あんなの監督にもってきた東宝も東宝だけど、
原作者と取り巻きが現場に口出ししたのが一番マズかった。
シナリオも、ベテランに手直しさせて、
あとは監督にまかせるべきだった。
この四半世紀同じことが言われ続けてきた。
そろそろ邦画も本格的SF復活してほしい。
派手な特撮なくていいから。
まずSFってジャンルそのものがもう少し商売にならないとな。
「20世紀少年」にせよ「バトルロワイヤル」にせよSF的ガジェットが出てこないだけで1960-70年代だったら
シェクリィの書いてたようなジャンルSFの範疇に入る作品。
そういった意味じゃSFのラベルさえ貼らなければ商売になる時代
「20世紀少年」には出てくるぞ。巨大ロボとか空飛ぶ円盤とか。
「デスノート」なんてのも星新一のショートショートや藤子不二雄の漫画に出てきてもおかしくないアイテムだな。
浸透と拡散!変質と解体!
>>436 あれはオウムのサティアンに鎮座していた発泡スチロール製のシヴァ神みたいなもんだろ
実相寺といえば、ウルトラマンで
変身する時にスプーン持たせた人だからなあ。
ギャグのつもりらしいが、寒すぎる。
>原作者と取り巻きが現場に口出ししたのが一番マズかった。
口出ししてない首都消失がアレですけどね。
復活の日も、南極に潜水艦はいいんだけど映画としては
グダグダだしね。
日本沈没が一番ましか。
昭和のギャグに駄目出しとか…
あのスプーンのシーンは、
「ヒーローがそんな間抜けな間違いするか!」と
当時の制作チーム内ですら不評だったらしいけどね。
先輩格の演出家から、「俺のスケジュールを割いてやってもいいから撮り直せ」
とまで言われてたのに、そのまま押し通したそうだよ。
やったもん勝ち、撮ったもんがちだよね
>スプーンのギャグ
子供の時は大受けしたけどなあ。
幼稚園児が観るにはちょうどいいギャグだと思うんだけど。
リアルタイムで見てない輩にさかしらに語られてもね
小学生の俺が見てもバカ受けだったよ
当時、ロードショー観に行って、スーパーコンピュータで描画したとかいう触れ込みの
木製爆発シーンのショボさにげんなりしたクチですが・・・
あれは本当にスーパーコンピュータで描いたのか?
同じ頃「スーパーコンピュータCG」というふれこみで公開してた『SF新世紀レンズマン』(1984)や「ゴルゴ13」(1983)なんかもひどいぞ
羊頭狗肉という言葉がまず浮かんだな
BBJじゃほかのところがひどすぎてCGの出るシーンの前に既に呆れはてていたのか少なくとも腹がたったという記憶はないな
>>448 クレイ1を使ったのはミネルバの3D透視図とか
JADE3のダメージレポートやレーダーイメージ。
ハードが立派でも、作ったのはコマケンの会員だからなw
CGの作成ソフトを三菱総研の予算で購入してもらって
定時の5時過ぎから、電源落とされるまでの間の
連日作業で大変だったらしい。
学生だけじゃなく、当時すでにサラリーマンになってた人もいたから
よくがんばったと思う。
木星爆発シーンはアメリカへ外注したんだけど、そのままじゃ使えなかったから
手書きアニメでの書き加えもやってる。
時間がないから、作業途中で引き上げたせいもあると思う。
後の、モニターなんかに写ってるCGはほとんど8ビットPCで作成。
16ビットのPCが途中で登場して、さすが16ビットは速いなあとか
みんな言ってたのも昔話だなw
今の若い人には想像できないだろうが、DVDなんかなくて
音楽CDがようやく普及し始めた時代。
CD-Rなんてありません。
映画公開時にタイアップで作られたPCゲームのグラフィックなんか見たら
>>448は、どんな顔するか見てみたいもんだわw
ググれば画像もあると思うから、自分で探せ。
あの時代に映画でモニター画像だけじゃなくて
実写代わりにCG使おうと考えたというだけでもすごいと思うけどな。
モニターの描画速度がちょっと遅く見えるのは
モニター画面がちらつかないように
フィルムをCRTにあわせて一秒30コマで撮影したのを24コマに
落としてるから。
453 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/08(火) 18:41:29
>実写代わりにCG使おうと考えたというだけでもすごいと思うけどな。
wiki見たら背景画としてCGを邦画では初めて使用したみたいな事書かれてたんだけど
当時の洋画SFだとどうだったんだろう?
自分はBBJと同じ監督が撮ったゴジラでCGが数点使われてるという触れ込みに
どこに使われてるのかわからなかった。
T2とかジュラシックパークなる映画でCGとはこんなもんだと刷り込まれた世代で
ワイヤーフレーム?あれってCGなの?って感じだったからw
>>453 84ゴジラのCGってどこに使われてたんだっけ?
Wikiで見ても「コンピューター・グラフィックス」担当スタッフがいるぐらいだから
使われてたのは確かなんだろうけど。
>>454 >蛮勇というかなんと言うか
単に「やってみたかった」だけだろな
>>455 核ミサイルが東京を直撃するっていう分析?を対策本部のモニターで映してる。
要するに「ワイヤーフレーム」。
おそらくそれがCGでジュピターみたいな実景として使用はしてない。
>>457 ああー、なるほど。
そんなシーンがあったような…
当時の技術で、実景と合成してそれと気づかせないほどの
リアルな質感のCGなんか作れるはずがない、とは思ってたけど。
>>454 トロンでのCG使用は実際にはかなり限定的だよ。
完全に実写の代りとしてCGで画面全体を作ってるのは有名なライトサイクルの数十秒だけじゃないか?
後はリンク先の映像を見ても判るように、ワイヤーフレーム丸出しのCGだったり、
ワイヤーフレームのように見えるだけで実際にはそれっぽくセットや衣装を作って、
それらを現像処理で輪郭強調したり色調をいじったりでCGっぽく見せてるだけのシーンが大半だったりする。
でもまぁ、映像面では技術的も演出的にもBBJは
翌年公開の2010年の足元にも及んでないのは事実だけどね。
木星爆発のシーンなんか見比べたらちょっと気の毒にすらw
462 :
ジュピターゴースト:2010/06/09(水) 09:51:21
2010年の木星。スタートレックのジェネシス。ヤマトよ永遠にの新銀河。
よく似たシーン見比べてみたい。そういえばこのさよならジュピター、アニメ
でつくる企画もあったとか。その方がよかったかも。
そうそうカーンの逆襲のジェネシスのフラクタル見た後だったんで、全然凄いと思えなかった。
>>462 ttp://www.style.fm/as/05_column/katabuchi/katabuchi_015.shtml > 東京ムービー新社がちょっと変わったことを始めようとしていることを、雑誌「マンガ少年」で読んでいた。
>小松左京氏を原作者に招き、演出・月岡貞夫で長編SFアニメーションの製作を計画している、
>というような記事だった。
(中略)
>監督には、『狼少年ケン』で八面六臂の活躍を見せた月岡さんを据え、ストーリーをSF界の重鎮・
>小松左京氏に依頼するというのは、ちょっと毛色が変わったキャスティングだった。さらに
>「キャラクターデザイン・モンキーパンチ」というクレジットが添えられていたのは、いかにも
>『ルパン三世』らしくはあったが。この企画のタイトルは『さよならジュピター』といった。
> 月岡さんに大学で教わるようになって聞いてみたことがある。『さよならジュピター』は
>どうなってしまったのですか、と。
> 「僕はパニック映画が大嫌いでねえ」
> 月岡さんの中では、『さよならジュピター』はパニック映画というくくりになっていたのだったか。
>いずれにしても月岡さんとのマッチングということでは、難しい話だったような気がする。
アニメーション監督・片淵須直の学生時代の思い出話。
マンガ少年が発行されていたのが1976年から1981年までの6年間だから、まぁその頃の話らしい。
>実写の代りとしてCGで画面全体を作ってるのは有名なライトサイクルの数十秒
衣装やセットをオプチカル処理してCGっぽい絵柄にしてるシーンも多いのは確か。
ただし、ライトサイクルの他にも「戦車」や「光子帆船(?)」、門のような形の戦闘艇とかも
全部CGで描いてはいるじゃん。ワイヤーフレームはCGに非ず、みたいな言い方はヤメレ。
実写の代わりと言っても、あのストーリーの舞台はコンピューターの中の「電脳空間」だから、
ああいうリアリティ皆無なシェーディングやワイヤーフレームの映像でも臆面なく
繰り広げてセンス・オブ・ワンダーを喚起させることができた。
「実写と見紛う質感のCG」というのは、当時の技術ではまだまだ夢の夢だったんだから。
>>420 銀河帝国まできてるのにパンチカードを使ってるファウンデーションよりはまし
>>376 惑星の影から陽光がさすところとか宇宙のシーンは
オマージュとしか思えない映像ばかりなんだが
あれは木星のリング。
木星のリングは薄いから影の部分から出る瞬間にしか見えない。
2001年へのオマージュというより、ボイジャーでの新発見を
映像化したかっただけ。
>>467 木星の環自体土星の輪ほど有名なものではないし
仰々しい音楽流してもそれが何だって感じなんだよねあのシーン。
実際にああいう構図でしか木星の環を見ることはできないとしても
自分にも単なる2001年のオマージュにしか見えなかったな。
まぁ最近発見されたことを取り入れただけ2001年のオマージュでもなんでもいいよ。
映像的にも綺麗だったし。
ミネルバ基地へのドッキングシーンのそのまんまっぷりに比べたらよっぽどマシ。
あのミネルバ基地のドッキングポートの小窓の中で動いている人にだけはなりたくない
あれも光学合成じゃないっていうのを自慢げに語ってたな。
木星の輪は発見当時は一大センセーションだったんだぞ。
木星を舞台とする以上は輪を見せないなんてありえなかった。
レンズフレアとかハレーションのようなものにしか見えない
ありゃわかる人にだけわかれば良かったんだよ
メカゴジラのオモチャとかマクドナルドのパッケージもそうなんだが、
わかる人だけわかりゃいい物をこれみよがしに映すシーンが多くて
辟易したな。
>>475 ハズしたジョークとかギャグみたいなもので見ているほうが恥ずかしかったな
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/12(土) 17:05:28
CABINのおもちゃも出てくるわけだがあれも日本タバコ産業から広告費もらったのかなw
>>477 >マックはタイアップ広告で、制作費の足しにしたんだよ。
>広告だから、はっきりわからないとダメ。
>>77 >まぁ、シーンの空気から浮きまくったタイアップ物件は東宝特撮の伝統だよな。
>街全体を猛火が蹂躙しているのになぜか支障なく給電されて煌々と輝く森永ミルクキャラメルのネオンサインとかw
481 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/13(日) 23:49:35
>>481 清水ミチコが何かの番組で「ユーミンの曲ならなんでも知ってる」と言ってユーミンのイントロクイズに挑戦してたけど
この曲はハズシてた。
後年のベスト盤に収録されるまでシングルのみだったしマイナーなんじゃない?
御大は曲書く前に会いに来いと行ったけど結局ユーミンは行かなかったんだよね。
>>482 ユーミンの曲も失敗だったような気がする
少なくとも映画にフィットしてたかどうか…
映像化は「宣伝」と割り切って、
製作側にまなせてしまったうがいい。
「砂の器」だって原作とはかなり違う。
485 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/14(月) 16:24:13
>>482 ユーミンの起用は森繁と同じで東宝からの要望というか圧力で
止む無く。
御大自体は反対だった。
ウィキの「宇宙からのメッセージ」のページを読んでいたらこんな記述見つけた。
「この映画(「宇宙からのメッセージ」)がテレビ放映された際に小松左京から「日本SF作家クラブから除名するぞ」と脅されたと、
野田本人が自著のあとがきなどに(楽しげに)書き記している。」
ユーミンの主題歌は良かったと思うけどな。
映画「さよならジュピター」に関して言えば総監督・小松御大が関わらなかった点の方が評価できる。
>>487 俺もあの歌まで含めての味わいだと思う。
>>486 ああ、まさか素手に素顔の宇宙遊泳やるとは思いもしなかったって奴か
高千穂遙やら色んな人から言われたらしいなw
えっ!?宇宙って裸で泳げないんですか?
平八以外は無理
でも、一瞬で宇宙船からポッドに飛び移るとかそれぐらいなら平気ですよね。
それも塾長でなければ不可能
それも2001年へのオマージュだったのですか?
肺いっぱい空気を貯めてたあと口を閉じて宇宙空間に飛び出すのはNG
なるほど。飛び出す向きとは反対向きになって、出ると同時に思いっきり息を吐き出して推進力を
得るのですね。これなら自宅でも練習できそうだ。
「妖星ゴラス」のぱくりだとは誰も言わんね
唐突に登場するジュピターゴーストは怪獣マグマだったのか( ゚д゚)ハッ!
499 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/30(水) 17:06:45
その存在の意義は別としてジュピターゴーストの脇を水煙(っていうのかな)
あれが走るシーンは好き。
ラストの方で電飾がピカピカ光ってるジュピターゴーストはなんか見苦しい。
木星の海をサイボーグ鯨が泳いでるってイメージは好きだなあ
ユーミンは東宝おしこみじゃないよ。
東宝が押し込んだのは、橋本監督、
あの人以外は「監督が自由に作れない」と断った。
502 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/06(火) 13:19:36
>>501 押し込みです。
御大は杉田一人でいくつもりだったが
それじゃ売れないからと。
503 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/08(木) 21:50:28
>によると、当時国際空港だった羽田で
>たまたま「幼星ゴラス」をやっていて、
>飛行機の待ち時間だかに先生がそれを
>見たんだとか。
>その映画が予想以上によくて、感動し
>たのが遠因ではないか、と。
>昭和五十年前後だとのことです。
羽田は今でも東京国際空港だよな
羽田でゴラスって…
どこに映画館があったんだろう
昔、羽田に国際劇場っていう名画座があったんだけど、そこでゴラスを上映したというのを
羽田国際空港で上映したと思いこんでるんじゃないだろうか、と思った。
その時たまたまどこかの局が放映してたのを空港ロビーのTVで見たという可能性は?
40年ぐらい前に、羽田の最上階に
「ちびっこパイロット訓練」てなコーナーがあったべ。
その隣に小さなホールがあって、
時々航空関係の映画やってたと思う。
映画館ではなくて小ホールっしょ。
押井のレムナント6はコレの末裔って感じでしたかね。
でもゴラスで感動するかな…。
うわ〜、思ってたより妖星だ〜!
「青い地球の歌」
作曲:山本直純
ってのは、この映画の主題歌かなにか?
♪青い地球にゃ、未練はないさァ〜、未知の世界に、夢がある夢がある〜(^◇^)
>>512 Expo'70のテーマソングじゃなかったっけ
あーおーいちきゅーうーはだーれのぉものー
は冨田勲
新宇宙紀行だな
オイロパ木曽渓谷のきこりの槌の音をテーマにしたという
富田勲作曲の深宇宙紀行のOPテーマが流れると
都会の日本人は郷愁に心がしめつけられると思う
木星の奥深い大気の谷底で、きょうも木星爆破のために
質量分布を計測して、発破を掛けては
「きょうはコンマ何%圧縮したのう」
「いつになったらBHにばけてくれるのかのう。はははは」
と正月返上で働く、木星労務者たちの姿を描くべき棚
うろおぼえ
♪君は見たか〜青い地球を
青く輝く〜命の星〜
てなヤツか?
デューク・エイセスか、アキレタボーイズ
が唄ってたはず。
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/28(水) 20:39:16
実はアニメ化あるの?
519 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/29(木) 19:23:28
アニメ化されて嬉しいか?
…どんな予算で監督でCGだかでも納得でけんなぁ。
フロッグマンがフラッシュで22分くらいにしてくれたら楽しく見れるかなァ。
>520
どうせなら3歳シリーズの方で
なんかの大会で、手書きで修正したシナリオ見せてもらった。
主人公が爆弾のありかを吐かせる為、ヒロインの足を撃つとかあったな。
教団もオウムみたいで、自分達をみとめない人類を滅ぼすことが
神の使命だとかなんとか言うやつ。
525 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/22(日) 11:34:21
移動性ブラックホールで太陽系が絶滅しそうなんで、
移民団だしたら、なにものかに破壊された。
てんで、プラックホールそのものをやっつける話じゃね?
528 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
あ