いや、わざわさスレ立てたのはさ、「復活の日」にどうしてもツッコミ入れたくて。
でも小松先生、細かいことをいうと設定間違ってますぜ。
「ウィルスは零下で不活性化するだけであって死滅するわけではない」わけでしょ?
ってことは南極圏でもブラウン運動によりウィルスは蔓延してるはず。
で、室温になると増殖する。
南極でもあぼーん、人類全滅ですな、この設定だと。
もう何十年も前のことなので忘れたけど、空気感染するのかな?
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/02(火) 18:05:00
ぬるぽ感染します
南極は零下の世界なので、境界線あたりではウィルスが不活性化する。
しかし、不活性化するだけで活きてる。それがブラウン運動でJOJOに浸透していく。
で、人間のいる場所も当然浸透される。
となると室温だから一気に増殖。
あぼーん。
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/02(火) 20:34:47
> ブラウン運動によりウィルスは蔓延
ワロタ
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/02(火) 22:22:30
何故拡散と言う概念を無視するの?
何にも無い所でウイルスが増殖するとでも?
「氷点下付近では不活性状態、少し温度が上昇すると猛然と増殖」というのは
「分裂増殖する核酸結晶」たるMM-88自体の性質だっけ、それとも
MM-88の中間宿主である球菌WA5PSの性質だっけ。
MM-88だよ。
>>7 不活性だから増殖はしないんだよ。でもブラウン運動により拡散はい行われる。
南極にMM88の増殖を阻む物質が存在したんだよ、ペギミ(ry
MM88変が、ペンギンに感染。
MM88変改が、人間感染。
最強の鳥MM88が誕生。
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/03(水) 17:35:40
MM88の病原体粒子は、
氷点下の地域にいくと、空気中の水分といっしょに氷結して落ちて、遠くに届かないとかw
ブラウン運動での拡散説がもし完璧なら、
パスツールの白鳥の首フラスコの立場がなくなるような
(腐敗菌が到達しない証明であって、ウイルスフリーではないかもしれんが)
南極で風邪のウィルスがないのは、氷点下で風邪ウィルスは死滅するからなんだよ。
でもM88は不活性化するだけ。だから設定が甘すぎ。
なんで何十年も誰も指摘しなかったんだろうw
もしMM-88が氷点下で死滅する設定なら、最初アルプスの山中の雪山の中で墜落したときに死滅したはず。
だからパンデミックは起こらない。
でしょ?
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/03(水) 22:19:26
防禍ロイド
汎出ミク
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/03(水) 23:48:15
南極は雑菌がないからインフルちゃんは重症化しないんだって
「SF魂」の68ページね
ブラウン運動なんだよ
モホロビチッチ不連続面じゃなかった?
ブラウン館の怪物たち
いつでも風は吹いてる〜
悲しみのあいだすりぬけて〜
意外に知られてないけど、
御大も温帯の被害者の一人だ。
つか、御大が温帯をあくまで仲間と信じて
いろいろ打ち明けていたのに
それを温帯は「巨根編集者」に逐一報告してたらしい。
で、温帯をSF界にひっぱった早稲田グループは知らんぷり。
今○ってでかいの?
直径16cmという話し
直径がか⁈
なんか俺アクセス規制にかかったみたいだけど無駄なのになあw
そんなに復活の日のバグって痛かったのかねえw
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/08(月) 21:21:20
なんか年末に東宝系で
移動するブラックホールが太陽につっこむアニメ、
があるらしい。
それってひょっとして???
ヤマトに出てくる木星の浮遊大陸て
BBJのジュピターゴーストとなんか関係あるのかな?
BBJアニメ企画時のメカデザイナーは
松本だったけど。
595 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2009/06/12(金) 11:28:50
虚無回廊を引き継げるくらい才能有る後継者は発掘出来なかった
御大存命中に虚無プロジェクトでも発足させて
数人がかりで完結編を書いてくれんかのう
596 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2009/06/12(金) 16:14:27
執筆者の面々↓
∩∩ 虚 無 回 廊 は こ れ か ら だ ! V∩
(7ヌ) (/ /
/ / ∧_∧ ||
/ / ∧_∧ ∧_∧ _(´∀` ) ∧_∧ ||
\ \( ´∀`)―--( ´∀` ) ̄ ⌒ヽ(´∀` ) //
\ /⌒ ⌒ ̄ヽ、野尻 /~⌒ ⌒ /
| |ー、 / ̄| //`i森岡浩之/
|夢枕獏| 田中芳樹 / (ミ ミ) | |
| | | | / \ | |
| | ) / /\ \| ヽ
/ ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ |
| | | / /| / レ \`ー ' | | /
597 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2009/06/12(金) 16:28:54
永遠に完成しないよw
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/17(水) 07:05:28
ジュピターで移動性ブラックホールが出たとき
ホンマかとおもってたら、
最近は学術的に
そう言うのもあり!
ってことになっちょるらしい。
もともと固有速度を持ってる天体が重力崩壊すれば、固有速度を持つ
ブラックホールができるのは、保存則から考えて妥当だと思うが。
さよならジュピターのブラックホールて普通のブラックホールだっけ?
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/17(水) 16:40:51
ミディアムブラックホールとか表記されてた
うー失礼。マイクロブラックホールだったみたいです。
(質量的に小さいとそもそも重量崩壊が起きないので、ある程度以上小さい
ブラックホールは、宇宙に最初から存在していたもの以外は存在しない。
(極小ブラックホールはまた別))
でなきゃ木星ぶつけて軌道変更できないか。
34 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/18(木) 05:59:43
☆さんだったらこう言うな
「まずブラックホールと言うものを、ここに持ってきてください。
見ないうちはあるかどうか信用ではない。
ところでブラックホールって、海でとれるんですか、
山に生えてるんですか?」
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/30(火) 21:03:42
「首都消失」を今読んでるんだが・・・。
この話では全国知事会が臨時代行政府を作ってるけど、
国会議員も何人か現象の外にいたことになってるから、
残ってた議員で国会を開いて首班指名すれば、
緊急避難なんて屁理屈つけなくても臨時政府が作れたような気がする。
まあ、現在では内閣総理大臣臨時代理予定者ってのがあるから、
誰か一人でも外に居れば、一番簡単なんだが。
角川ホラーの「霧が晴れた時」を読んでる。
ハルキの短編集に入ってない短編が結構あるが、「影が重なる時」とか、
「召集令状」とか、なんで振るい落とされたのか不思議なくらい面白いね。
こういう作品読むと、つくづく小松さんって、ミステリーの手法を心得てるっていうか、
謎解き形式が大好きなんだなと思う。特に初期の頃は。
読んでいて、サスペンスや謎が謎を呼ぶ展開なんかの、ページをめくらすテクニックが、
上手い!って、思わず手を叩きたくなった。
どっかの人権集会で問題になりかけた「封印作品」あるらしい。
雪ぶかい山の奥に、みんなから嫌われている鬼の村があるとかなんとか。
「召集令状」を落としたのか。
選者誰だよ、とか言いたくなるな。
ハルキ文庫が出たときには角川文庫の戦争テーマ作品集「召集令状」が
現役で生きていたから重複を避けたんだろ。
でも、角川「召集令状」に入ってる、「地には平和を」や、「お召し」は、
ハルキにも入れてるぞ。
表題作だから遠慮したか?
現行本との重複をなるべく避けるのはアンソロジストの基本だな。
表題作であればなおさらのこと。
>>40の2編は作者の代表的な傑作だし、8編収録の角川文庫版との
重複としては、ギリギリOKのラインじゃないかね。
人類裁判はどうして選外だったのかなといまだに疑問。
日下さんに、ハルキ文庫でもう2〜3冊くらい、追加でまとめてほしいね。
あれも最初は4冊か5冊の予定だったのを、8冊に増やしたんだし。
宇宙人編とか、擬似イベント編とか、戦争編とか、ユーモア編Uとか、
出来そうだし、質・量ともにまだまだ余裕があると思うんだが。
宇宙人も戦争も、すでに他編の収録作にかなり入っちゃってるけど。
いまだ人類裁判読んでないおれ涙目
人類を見守る(監視する)ワンランクもツーランクも上の存在ってのが好きだよな、
御大は。
>>45 銀河のかなたから税金の取立てにきたりとかw
ラッキョウの皮を延々と剥かせたりとかw
いくら食料危機でも、ラッキョウの皮を主食にする生活は嫌だなあ。
家畜の餌にするもよし、肥料にするもよし、他にも応用法はいくらでもありそう、
何と言っても「無尽蔵」なんだから。
それに、最後のセリフから考えるとあれを実際に喰ってみた奴はいないようだから、
あれが実際にはどんな味でどういう栄養価があるのかは不明だしな。
古書店で\100で売っていた“エスパイ(ハヤカワSF文庫)”を初読中。
面白いな!
表紙、口絵、本文イラストも良い!
>>49 たしかにそうだな。
とすると、あのラッキョウを直接・間接で摂取してでたウンコをどうするかと
いう問題が残るわけか。日本が巨大なウンコにつぶされて滅んだこともあったが。
映画「首都消失」の登場人物の行動も、
ラッキョウの皮むきに近いものがあったなあ。
小説では、壁自体を人間の手ですぐどうにかする事については、
誰もあんまりこだわってないのに。
小松左京関係ないが、「さらば宇宙戦艦ヤマト」もこれに近いものがあったし、
(尤もヤマトはいろんな人がかかわってるからなんともいえないが)
舛田利雄はラッキョウの皮むきがすきなのか。
皮を、むく。
「われらの世界」って題名はこれが元ネタだったのか。
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/15(土) 22:36:59
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/16(日) 16:57:29
聞き逃した。
「われらの時代」じゃないけど、ニコ堂に何本かラジオドラマが上がってるね
角川の「霧が晴れた時」を読んでる。新耳袋なんかよりもこっちの方がズンと恐いな…
「安置所の碁打ち」 イイね。
衆院選、民主勝利後の最悪シナリオ
民主が国政第一党になる
↓
公明「外国人参政権などの党としての本懐で民主党と一致した」
民主、公明の連立政権成立
↓
国政での外国人参政権が成立
国政選挙で民主、公明、社民更なる躍進
↓
人権擁護法が与党の賛成多数により成立
行政、在日朝鮮人、中国人、宗教法人を批判すると罰せられる様になる
↓
国籍法の更なる緩和
日本国籍と生活保護資格だけ持つ、日本人の血が一滴も入ってない中国人が急増
↓
在日朝鮮系、中国人系の国会議員も出現
親中国の自民議員が民主に寝返る
自民党完全無力化、または解散消滅
↓
日本乗っ取り完了
「民主党の正体」 「ミコスマ」 「韓国は“なぜ”反日か?」で検索
日本沈没第二部を読んだけれども、小野寺・玲子の設定が小説版第一部と繋がってないと思った
第二部はどの第一部の続きなのですか?
チャンピオンの劇画版
majide!?
どなたか小松さんの出版した短編集タイトルを全て教えていただけませんか?
短編一話づつでなくて本のタイトルです
私は短編にしか興味なくて、タイトルだけではどれが短編なのか分からず
図書館や書店で探すのに非常に手間取っています
どうかよろしくお願いします
>>67 見つかりました!どうも親切にありがとうございました!
69 :
66:2009/09/04(金) 01:27:00
小松さんの短編集タイトルまとめたのでついでに書きますね
『地には平和を』 『影が重なる時』
『日本売ります』 『ある生き物の記録』
『見えない物の影』 『生きている穴』 『ウインク』『神への長い道』
『模型の時代』 『飢えた宇宙{そら}』
『空中都市008』 『星殺し{スターキラー}』『三本腕の男』
『青ひげと鬼』 『最後の隠密』 『地球になった男』
『牙の時代』 『怨霊の国』 『待つ女』 『明日の明日の夢の果て』
『アダムの裔』 『時の顔』 『御先祖様万歳』 『旅する女』 『結晶星団』
『鏡の中の世界』 『宇宙人のしゅくだい』 『春の軍隊』
『さらば幽霊』 『戦争はなかった』 『夜が明けたら』
『蟻の園』 『本邦東西朝縁起覚書』
『闇の中の子供』 『無口な女』 『神への長い道』 『時間エージェント』
『夢からの脱走』 『男を探せ』
『宇宙漂流』 『空飛ぶ窓』 『虚空{そら}の足音』
『飢えなかった男』 『ゴルディアスの結び目』
『物体O{オー}』 『サテライト・オペレーション』
『五月の晴れた日に』 『偉大なる存在』『御先祖様万歳』『アメリカの壁』
『鏡の中の世界』 『神への長い道』 『夜の声』
『一生に一度の月』 『流れる女』 『まぼろしの二十一世紀』
『華やかな兵器』 『猫の首』 『氷の下の暗い顔』
『一宇宙人のみた太平洋戦争』 『あやつり心中』
『召集令状』 『小松左京ショートショート全集』
最後の二つは再編物だと思います
つい先日、スカパーでやってた日本沈没を見た。
特撮と音響にちゃちな部分はあるけど
大人の俳優が大人の演技を見せてるから
説得力がある。
「よぉ。ひさしぶりっ」って、
ちょい役で出演の御大も若かったんだね。
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/30(水) 11:38:27
昨日CMで見たけどディアゴスティーニの東宝特撮映画シリーズってのに昔の日本沈没のDVDも入ってるようだよ
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/30(水) 15:47:20
どうでもいいけど御大もう再起不能?
もっと健康に気を遣い、小説書く以外の仕事しない人だったら倍は書けたんじゃないか
どうだろう?減量をはじめたら途端に書けなくなり、堪らずステーキ喰ったらたちまち1本書き上げた、ってお方だし。
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/30(水) 19:45:42
まだ生きてるの?
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/30(水) 23:52:35
もう直ぐ訃報が…(-.-)
SFブームさ中の70年代末に発表量が激減したのは?
本人曰わく、知り合いの編集者達が異動していったからとの事だが、邪推したくなる。
・原稿料が高騰した
・長編志向になり仕事量を自主セーブ
・燃え尽き症候群(それまでの20年間書き過ぎ)
・講演や何とかシンポジウムとかでの文化人としての活動がより好きになった
・密かに文壇やSF業界内で派閥争いがあり、反小松派(とでも言うのか)に敗れて仕事が減った。
燃え尽き症候群だろ。
作家の最盛期って実は十年ぐらいらしい。
あと、某映画の失敗がイタかったか。
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/01(木) 07:55:38
せめて虚無回廊は書いて逝けよう
と言いたいが、本人が断筆宣言しちゃってるんだよな…orz
> 本人が断筆宣言しちゃってるんだよな…orz
はっきり宣言してたっけ? それっぽいことは言ってた気もするが。
自伝とかの文章はまだ書いてる(最近のは口述筆記ぽい)が、創作は絶えて久しいな。
全然話が変わるが、小松氏が司会やってたテレビ番組はどれ程テープが残っているのだろう。
かつては関テレ製作FNN系で土曜朝の顔だったりした(後任があの桑原征平氏)。
ただ、生ワイド番組とかが中心だったからテープ保存は良くなさそうだが。
とりあえずTBSで水森亜土と組んだワイドショー(68年だったか?モノクロ)は見た事がある。
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/02(金) 05:33:07
電脳化すればいくらでも書ける
あれ?
誤字が
筆記ミスが
エラーが…
文脈通じてないんすけど!?
前にきいたんだけど、
番組はけっこう残ってるけど、
ベータとかユーマチックなんで
再生できないとか。
あと「ネオン太平記」はDVD化もされてない。
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/03(土) 15:28:14
日本SFアニメの名作「宇宙戦艦ヤマト」が初めて実写映画化され、木村拓哉(36)が主人公の古代進を演じることが2日、分かった。
題名は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(山崎貴監督)で来年12月に公開。日本映画で本格的に宇宙を描くのは史上初だ。
ヒロイン役には沢尻エリカ(23)が内定していたが、解雇騒動の余波で黒木メイサ(21)に交代。
1970年代から80年代に一大ブームを呼んだ人気アニメが、ついに実写化される。
製作のTBSによると約5年前から実写化構想がスタート。
主演にキムタク、監督に「ALWAYS 三丁目の夕日」を大ヒットさせた山崎貴氏(45)を配し、
原作となる74年のテレビアニメ第1作の企画者、西崎義展氏(74)の許可も得て実現した。
(略)
http://www.sanspo.com/geino/news/091003/gng0910030506002-n1.htm >日 本 映 画 で 本 格 的 に 宇 宙 を 描 く の は 史上初 だ。
「さよならジェピター」は名実ともに黒歴史映画になったようです
ごめん。ジュピターねm(__)m
>>87 製作がTBSってーと、あの平成版日本沈没みたいなことになるんでしょうか。
ハードSFと言い切れる宇宙映画、レムナント6も思い出してやってください。
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/03(土) 18:48:51
いや、ゴラスとか宇宙大戦争とか
わ、くせぇ大戦争とか
ガンマ三号とか……
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/03(土) 19:19:35
轟天号!
>>87 宇宙戦艦ヤマトが「本格的に宇宙を描」こうと思ったら、
まず宇宙に上下の区別がある世界観を何とかする必要があるような。
松本宇宙の常識だからなぁ(ハーロックに、わざわざコマの中が逆さに描かれて、
「宇宙に上下はない」とかやってるシーンがある。そんなのは大前提で、わざわざ
やるようなこっちゃないだろって)。
それを何とかしちゃったら別の作品になるような。
まずは艦の構造を軸対称にして、死角のないような武装配置からかな?
松本と言えば、「模型の時代」を漫画化してたな
>>95 >艦の構造を軸対称にして
まぁ、檣楼に「ここに当たれば大当たり」みたいなブリッジがある宇宙戦艦って、
ヤマト以来の日本アニメ独自の伝統かと思えば、実際にはスターウォーズとかにもあるから、
宇宙船に水上艦船の構造をそのまま移し替えちゃうデザインてのは結構ありふれてるみたいね。
>>97 それは惑星の重力圏での運用を前提にしていると自分は解釈している
現代の水上艦の構造をそのまま移し替えるなら、
目立つ艦橋は操艦専用で、指揮は狭苦しいCICでやるはずだがな。
上下がなくなる時点で右舷左舷もなくなるわけだから、航行ルールも1から作り直さなきゃいけないよなぁ。
それは、人為的に基準平面作って上下を決めればそれで済む。
もうウンナンのコントの世界
映画「2001年宇宙への旅」でスチュワーデスが逆さになったり、探査船の内壁をぐるぐる走り回ったりするシーンがあったな。
子供心にスゲーと思った。
高島礼子が一升瓶抱えて飲んだくれている姿は楽しみだ。
大体、こんな中年ばかりのくたびれクルーで14万8000光年て無理筋だろ
キャスト 役名 役柄設定
木村拓哉 古代進 ヤマト戦闘班リーダー
黒木メイサ 森 雪 ヤマト戦闘班ブラックタイガー隊
柳葉敏郎 真田志郎 ヤマト技術班班長
緒形直人 島大介 ヤマト航海班班長
池内博之 斉藤始 ヤマト乗組員、空間騎兵隊隊長
マイコ ★相原 ヤマト乗組員、通信班
堤真一 古代守 進の兄。駆逐艦ゆきかぜ艦長
高島礼子 ★佐渡先生 ヤマト艦内の医師
橋爪功 藤堂平九郎 地球防衛軍司令長官
西田敏行 徳川彦左衛門 ヤマト機関班班長
山崎努 沖田十三 ヤマト艦長
★原作では男性の設定だったが、映画では女性に変更
ロマンもへったくれもあったもんじゃない
新人どころでも、なんで森雪がブラックタイガー?
なんで相原が女体化?
いい加減にしてくれ屋
こりゃ「デビルマン2」確定だわ
ただ山崎努の沖田というのはちょと見てみたい気もする
総統閣下は誰がやんの?
日本人が顔青く塗ってやるっつーのは嫌だが、
伊武雅刀なら許す
現在発表されてるのは
>>105まで。デスラーとか敵側は後日だとさ。
噂では
超ガンオタのビジュアル系歌手。
352 名無しは無慈悲な夜の女王 2009/10/08(木) 23:34:58
「宇宙戦艦ヤマト」の実写。
ガミラス側は全部ポーランドで撮影という話がありますよ。
というか小松左京スレだぞここは
まあよいではないか、
御大の下、広く日本のSFについて語るということで
>日本人が顔青く塗ってやる
竹中直人でも許す
ここはやっぱり
ブルーマングループの出番でしょう。
総統閣下の前での
パイプ叩き演奏のパフォーマンスシーンが
3分以上あるとみた。
相当怒りそうだぞ。
「復活の日」を図書館の児童書コーナーで見かけるようになるとは思わなかった。
現代風にアレンジ…してはいるけど、
中学生以上向けなのは否めない。
というか、ウイルス関係の説明はそのままのような気も。
>117
子孫存続の問題はソフトな表現になってたけどね。
「マスでもかいてろ」はさすがに児童書ではマズイわなw
あと映画版のネタもいくつか入ってるんだね
シーサーペント乗組員が英雄になっている。
…よかった。
則子が妹になっている。
…しかたない。
シーサーペント乗組員が英雄になっている。
……本当に自決したのか? (゚Д゚)
則子が妹になっている。
……工エェェェ('Д`)ェェェエ工
いっそ萌えラノベにしてしまえ
吉住が童貞設定。
吾妻ひでおが、「けいおん」を批判するご時世だ。
価値観の転倒がおきてもおかしくない。
「復活の日」のラノベ化は可能だな。
とりあえずMM−88は、ウィルスでなく魔界から来た破壊力抜群の女の子としよう。
そしてみんな死ね。死んでしまえ。ラノベもアニメもSFも全部滅んでしまえ
>>120 ちゃんと通信で自沈する旨を伝えてきたよ。
その代わり空軍が飛行機撃墜してた。
首相代行の最終放送や則子の死亡シーンは目頭が熱くなったし。
トビーの通信場面はそのまま。
>>122 つーか吉住は永久失業者なわけだがw
ひきこもりニートのヨシズミが主人公
吉住がニート?南極観測隊員じゃないのか?
そうすると感染しない理由は別にあるのか…
あー、近くの本屋に置いてないんだよな、注文する価値があるのか???
>則子の死亡シーンは目頭が熱くなったし
ひょっとしていまわの際のセリフは「おにいちゃん……」か?
だとしたら萌える
>>126 ひきこもりニートだけど、なぜか観測隊員に抜擢され地震予測理論を思いつき世界を救い処女にモテモテ
これがラノベ展開
エロ描写か泣き演出ましましで、エロ下
吉住が妹萌えのオタク
則子がツンデレ。
イルマは妹と同い年の処女。
童貞吉住がイルマのおっぱいをもみながら
則子のおっぱいもモンでやりたかったと号泣する。
130 :
さよなさジュピター:2009/10/24(土) 11:01:27
テーマはわかるが暗号って……。
「聖書の暗号」や「ダヴィンチ・コード」みたいなトンデモ解釈をするんじゃなかろうなあ。
下村某は、小松左京マガジンの一連の寄稿文を読んでいれば、
贔屓の引き倒しが過ぎてトンデモ化している人だというのは疑いの余地なく明白だよ。
休みだからアパッチと開高の日本三文オペラを読み比べてみた。と言ってもどっちが上とか比較する気は無かったが。
アパッチはSFというよりオーウェルやバージェスばりの風刺小説だと思う。
改憲など経て日本が再軍国主義化してる様や、失業罪の存在、誰もよく知らない追放刑など。
終盤近くに反アパッ法制定をめぐって反政府運動が起きるが、これなんかまるまる60年安保を揶揄してるし。
まあ処女長編で、前半を書いてから完成まで5年以上経過した事もあり(前半も全面改稿したとは思うが)、
小説としての整合性などはやや粗いと思う。
にも関わらず、小松左京を研究する上で絶対に無視できない存在であるが。
しかしアパッチを読むと、日本の国全体が貧しい時代があったのを体感できる。
小松左京という存在は、ある意味作家全盛期と高度経済成長期とを二人三脚してたのかもしれない。
焼け跡派だよな。
2人とも大好きな作家なので、おれも昔両方読んだけど
小松御大の方は、まあ寓話だから、かなりアナーキーだったな。
開高大兄もオーウェルを目指して、こっちは実際のベトナム戦争に似たシチュエーションがあったので
「輝ける闇」とかなかなかいいの書いているけど
小松御大の方は思想的に・・・割と時代時代に流されている部分もあるような
「アパッチ」=アナーキズム
「復活の日」=核全面軍縮
「首都消失」=極東における対ソ戦略のリアリズム
日本沈没〜万博企画の頃から、社会におけるオピニオンリーダーてきな部分もあるから
あんまアナーキーなこともいってられないんだろ
>アパッチはSFというより
元々、ラジオまで質に入れて娯楽がなくなった女房のために書いた小説だし
小松本人がSFとして書いたつもりもないと思う。
チャぺックの「山椒魚戦争」を山椒魚の立場から見たらどうなるか?
というのもあったらしいが。
>「復活の日」=核全面軍縮
「首都消失」=極東における対ソ戦略のリアリズム
そういう小説なのかw
あれは家にラジオが無くなってるのを見て「あぁ、ついにラジオまで質に入れなきゃいけなかったのか」
と思った御大がそれをきっかけに奥さんへせめてもの娯楽をと書き始めたら、
実はラジオは修理に出していただけだった、というオチ。
>>134 >「首都消失」=極東における対ソ戦略のリアリズム
おまえは徳間文庫版『首都消失』の巻末解説を書いた石原藤夫か!w
あの解説、物語全体の中ではごくごく脇道のエピソードでしかないソ連の動向だけを
強迫的にクローズアップして対ソ脅威論をぶち上げている異様な代物だった。
石原博士が小松作品の文庫に寄せた解説だと、角川文庫版の『結晶星団』は
いかにも工学系小説家らしい明快かつ適度にマニアックなもので良かったんだけどね。
BShi 10/28(水) 前9:00〜10:50 ハイビジョン特集 シリーズNIPPONの巨人「岡本太郎 全身で過去と未来を表現した男」[再]
さまざまな顔を持つ芸術家・岡本太郎の実像を浮き彫りにし、前衛芸術家でありながらも日本と日本人の過去・現在そして未来を見続けた岡本太郎のメッセージを読み解いていく。
【出演】堺屋太一,小松左京
【朗読】上原多香子,筧利夫
>>136 60年代までは御大もソ連には甘かった
「復活の日」や「エスパイ」での扱いを見ても明らか。
それが海外に実際に赴くようになって(?)変わってきた
70年代の「見知らぬ明日」や「日本沈没」でのソ連は
腹の底の窺い知れぬ不気味な存在。
80年代になると御大、ソ連を指して
「ムチャクチャな体制」の国、と表現するようになっていった。
「首都消失」では脇道どころか、
ソ連艦隊の北海道侵攻シーンは物語のクライマックス。
>>139 『首都消失』に
>ソ連艦隊の北海道侵攻シーン
なんて存在しないよ。名目上はあくまで国後に対する大規模上陸演習。
本当に北海道侵攻を意図したわけではなくあくまで悪質な挑発だろうとして描写されてる。
で、日本側が神経を尖らせていたところにまことに都合よく千島海溝で大地震が発生して
被害甚大のソ連軍は北海道なんか気にしてられなくなる、という流れ。
なんだそりゃという感じで、正直無理矢理でっち上げたクライマックスとの感は否めない。
それに、『首都消失』におけるパワーポリティクス描写については
やはり日米関係の方がはるかにウェイトが大きいだろう。
アメリカも日本への主権侵害も構わず「雲」の情報を独占しようといろいろ画策してたけど、そっちは無視ですか?
作中では「雲」はそのようなパワーポリティクスを矮小化する超越的存在として描写されるし、
最終的には逆転の発想で「雲」の存在を学術研究上のある種の「聖地」とすることで
日本と世界の安全保障に寄与させようという理想主義的な展望が提示されるわけで、
まさにその点がこの小説をSFたらしめている核心であるはずだ。
そこを無視して現実社会の話しかしない石原藤夫や>139に強い違和感を覚えるわけだ。
>ソ連艦隊の北海道侵攻シーン
あるよ。名目上は国後への上陸演習だけど
上巻の巻末で、ヘルシンキ経由で「(ソ連の)侵攻作戦が漏れた」と一言
大使館員だか外務省にいわせているじゃん。
漏洩にたいする変形演習か、上陸作戦かは、ぎりぎりまで不明だけどね。
「自衛隊員こそ24時間国防の義務がある」と
OPのアンカレッジ経由の帰国便で外務省職員に言わせているね。
好むと好まざるにかかわらず、絵空事の「雲に対するアメリカの主権侵害」と
80年代対ソ緊張の現実が、まあ小説の中でせめぎ合っていたよ。
だからソ連脅威論を語りたいんだったら『首都消失』よりもっと適切な題材があるだろ、
そもそも『首都消失』はそういう「現実的」な脅威を超えたところから来る脅威、
「現実的」な脅威を無意味にしてしまうような種類の脅威についての物語なんだから。
と言いたいんだけどなあ。
たしかコマケンの誰かがどこかで書いてた話だが、『日本沈没』がブームだった頃に、
この本の内容からすると伊豆の地価が下がらないか心配だが大丈夫なのか、
と小松左京に問い合わせてきた読者がいるという笑い話を読んだ事があるが、
『首都消失』でソ連脅威論を語るというのにはそれと同質の滑稽さを感じる。
「首都消失」が扱ってる脅威というのは、やっぱり東京一極集中だろうな。
「壁」自体は脅威というよりも、脅威を顕在化させる触媒のような役割。
だから、「ああいう壁が出現したらどうしよう」というのはあんまり意味が無い。
>>137 そういわれてみれば。石原先生のアレ、萌芽はそのころから見え始めていたんだな。
首都消失でアメさんは信託統治の名目で
日本再占領を企んでたような記憶があるが。
>>139 関西テレビの企画でソ連のボルガ河取材したのを
産経新聞に連載してたが、別にソ連脅威論なんて出てきてなかった。
独ソ戦でソ連で病気になり、ロシア人に命を助けられたので戦後は
独ソ貿易の仕事で独ソ友好のためにずっと働いてきたというドイツ人の
エピソードなんかを、思い入れたっぷりに書いてたりしたよ。
>>146 「歴史と文明の旅」ではソ連をかなり持ち上げてた。
ついでに書くと、チリのピノチェト独裁政権を(アジェンダを批判する為とはいえ)肯定してしまったのは黒歴史。
>>146 スレチな話題で横入りしますが、横山信義の「東京地獄変」では、
同じような状況(東京に水爆がおちて、首都機能崩壊、日本政府消滅、全国知事会議の混乱)の末、
日本はアメリカの信託統治領になりましたね。
占領のち併合して51番目の州にすると、数代あとには日系人の大統領になる危険性があるので、
併合は得策ではない、信託統治にしてもたぶん日本人は文句をいわない、というのが主な理由だったと思う。
開高健と比べると、SFという気楽な絵の具を択んだ結果、
時代時代によって、結構気楽な風見鶏。
60年代のエスパイ、復活の日を読むと
JFK暗殺後の同時代で、軍縮やデタント、平和への投資は概ね、ソ連首相からの提言で
アメリカCIAがそれに反発する作中の流れだね
小松左京さんが、ポーを引いて、科学に基く想像について考察したエッセイがあったと
思うのですが、タイトルが分かりません。「拝啓イワンエフレーモフ様」かと思って読んでみたけど
違っておりました。どなたか、お心当たりの方はいらっしゃいませんでしょうか。
または、
シラノドベルジュラック本人が書いた、気球で宇宙に上る空想的な描写を取り上げていたものかもしれません。
(若者だった時は二度読みしなくてもよかったおのこ・・・いまや朦朧状態)
>>149 学生運動を経て共産党だったんだからね
でも、それはあの時分の青年なら誰でも通過してきた若気の至りじゃない?
それとSFがキッチュだという意見は喧嘩売りに来たワケ?w
>>141 >>143 むしろ、なぜ君たちが「ソ連」を語るのを
そんなにタブーにしたがるのか分からないw
ソ連と伊豆の不動産価格の動向とは等価かねw
誰が「タブー」だなんて言ったって?
別にソ連だからとかは関係なく「牽強付会」に違和感を表明しただけじゃないか。
銀ピカのレオタードでMCしてくれる癒し系女性スパイ。
それさえあればいい。
>>152 ネットウヨが
NHKと毎日新聞とJASRACと朝日新聞を
敵にしとけば安心だというのと同じ匂いをかいだのでね。
>>151 勝手に党員にされたらしいがw
安保闘争のころの、共産主義(に対する若者の感覚)って、
今と違って、なんというか、もっと、ナウでトレンディ(w) というか、
軽い感覚で流行の先端というか、なんとなくカッコイイイメージの
流行のファッションみたいなものだったんじゃないの?
70〜80年代ぐらいにその反動で全学連怖い、学園紛争バカみたい、
青筋立ててロードシャだのプロレタリアだの語るのはダサい
みたいな風潮がうまれて、政治的にはノンポリというか、
無関心でいるのがクールでカッコイイことになっちゃった。
やはり焼け跡派世代、元日本共産党山村工作隊だけあって
(当時のインテリだからね。開高健とかも60年代、周恩来主催の日中作家交流で大江健三郎とかといっしょに
文革前の北京にわたった)
1959〜60年の岸内閣、樺美智子時代の安保闘争時代(こっちが左京所属)
68〜75年の新左翼運動には、世代が10年違うのと、家族持ち世帯で
もう感覚が違ったんだろうな。
日本沈没の東京震災後も、新左翼の解放区運動が1行、被災民の袋叩きにあったと揶揄されているし・・・。
それはともかく、『果てしなき流れの果てに』、の「階層化された宇宙」って宇宙観はさすがだ。
イリヤ・プリゴジン、散逸構造論、70年代ニューエイジに先駆けた名著だ
あふぉか
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/03(火) 19:10:55
よく読め
いまだに「霊魂不滅」なんか信じてるのか。ボケ。
なんだ、157の何がスイッチを入れさせたんだw
60年安保の時点で、SF作家(というか関係者)になっていたのは星と柴野くらいじゃね?
筒井はデビューするかしないかの時期でほぼ無名。
小松はまだ漫才台本で飯食ってた。
後年「いんなあとりっぷ」誌のオモロ放談で60年安保が話題に出てきた。
「国会は結構警備の隙があったのに正面から突入するなんてデモ隊も戦術下手だなあ」
など(気楽に)言ってた。
やっぱインパクトは強かったのね
SF界隈の人間が、闘争をどう見てたかは、筒井の「新宿祭」とか
「90年安保の全学連」とか読みゃわかるだろ。
>>163 筒井だと「窓の下の戦争」にもそれらしいくだりがあるな。
小松だと、若者が革命起こそうとした瞬間に時刻の歩みが止まる短編
(タイトル失念)がその系かな。アパッチ以外だと
果てしなき流れの果てに
面白かったー
最後サヨコさんの元にたどり着いたには松浦なの?野々村なの?
最初の恋人の魂が、似たような「冒険者」「追及者」「宇宙秩序に反逆した男」・・境遇の男に
哀れに思った神様が、憑依させた、あるいは転生させた・・・みたいな感じ?
「こちらニッポン…」は名作だと、個人的に思っています。
一般的には首都消失や物体O等に押されてしまっているのでしょうか。
オチでピランデルロに逃げたのがねぇ…
ゴエモンシリーズが2作で終わったのは残念。
けど、あの手の喜劇創作はハードSFより大変なんだろうな。
ところで、ゴエモン(の一族)は幻魔に勝てるのだろうか?
170 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/08(日) 01:05:57
ご
も
172 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/08(日) 06:33:37
>ゴエモンシリーズ
この春「GOEMON」とかで映画化してなかった?
世界観とか、主人公のムチャクチャさとか、
似ていたが。
>>168 朝日新聞夕刊に連載されていたので、紙数に限りがある
故にあの終わり方があったといった感じですかね。
続きが読みたい作品であるけれど、マイナーだから已む無しですか…
「日本沈没」で日本を沈める辻褄を合わせるために10年近くかけたのと比べると、
日本人がいなくなる辻褄合わせを完全に放り出したのはやはり見逃せないんだよなぁ。
小松先生に限らず、大風呂敷広げたSFって辻褄合わせ
きっちりやってる作品の方が少ないかも。
辻褄合わせたほうがヒットするってものでもないし。
いや、ヒット云々じゃなくて創作の姿勢として小松左京にはそこで逃げて欲しくないと思わん?
星新一に向かって「星さんはいいよなぁ、”ある日、日本が沈んだ”って書き始めればいいんだから」
と言い放った、これこそ小松左京の真骨頂ではないのか、と。
「物体O」→「首都消失」の場合も、前者では(一応)明かされた障壁の正体を後者では完全に投げてるんだよなぁ。
難しい話だな。
そういう場合に逃げない作家というと自分はホーガンとかの
ハードSF作家を思い浮かべるけど、小松左京って、
純粋なハードSF作家というよりは、社会派というか、
社会風刺の方にウェイトがかかってるじゃないですか。
「見知らぬ明日」にしても「首都消失」にしても、
異変や脅威のそれ自体の正体とか解決は、
あんまり重要視されてない。
それは、作品のテーマが異変そのものじゃなくて、異変に対する社会の対応の
ほうにあるからで、異変の解決といったことに踏み込むと、
焦点がぼけちゃう(「首都消失」の映画みたいに)。
だから、あえてそういうことは切り捨てちゃうって選択はそれほど間違ってないと思うけどな。
>>177 いや、それらの作品が掲載された媒体が一般向けのものだったからだよ。
「見知らぬ明日」にしても「首都消失」にしても。
>異変や脅威のそれ自体の正体とか解決は、
あんまり重要視されてない。
こういうのは一般紙向けの題材じゃないからなあ。
「さよならジュピター」なんて例外だから。
でも首都消失は一章全部、米軍の偵察機による
雲の偵察飛行に割いてるでしょ?
確か首都消失は、雲が晴れ飲んだ暮れらしき姿が現れて終でしたよね。
結局、あの雲の中はどうなっていたのでしょう…
>>178 >それらの作品が掲載された媒体が一般向けのものだったからだよ。
逆に言うと、当人の考えとしてはどうだったろうね。
一般向けの媒体を「選んだ」のか、
一般向けの媒体から仕事がくるから、それに合わせて、
ああいう作風にしたのか。
いずれにしても「そういう作品」として書かれたんだから、
社会ドラマをメインにして謎は放置、で正しいんじゃない?
>でも首都消失は一章全部、米軍の偵察機による
>雲の偵察飛行に割いてるでしょ?
雲の情報や調査権をめぐって日米ソ間の微妙な綱引きがあったりとか、
そういうドラマの延長線上にあるものだと自分は捕らえてるけどな。
(あと、雲の中を心配する日本人登場人物の心理描写とか)
つまり、あれは「ディテール」であって「テーマ」じゃないと、
まあ、そのあたりの捉え方は人それぞれだと思うけど、
あのまま雲の正体を解明することを期待しちゃうとつまんないだろう。
この手の話は、エヴァのときにそれ系の板でさんざ話題になったけど、
結局物語の中で「謎」を持ち出したとき、
その正体を明らかにする義務が作家にどの程度あるのか、って話になると思う。
推理小説のような謎自体が主題になっている作品では、
その解明はほぼ作品成立の必須条件のようなものだけど、
ホラーなどではあえて明らかにしないほうが作品として面白い場合もある。
では「〜殺人事件」「〜の恐怖」みたいなはっきりタイトルだけでわかるような作品で
無い場合、どのあたりでそれ(謎の解明の必須性)が分岐するんだろうか。
おれもこちらニッポンのピランデルロおちは、違和感感じた。
別に風呂敷畳めなかったんじゃなくて、ピランデルロ、たしか傾倒していた筈だから
1回やりたかったんだろな。
ただやるならやるで、筒井康隆みたいに1家庭の主婦の失踪クラスでミニマリズムでやるべきなのに
御大はあの博覧強記でニッポン失踪をやらかしまったからな。
こちらニッポン続編の構想を提案されたし。
>一般向けの媒体から仕事がくるから、それに合わせて、
ああいう作風にしたのか。
当然、そういうこと。
商売ですから。
媒体の方からも、当然そういう作風を要求してくる。
「果てしなき」「ゴルディアス」みたいなものを一般紙に書くわけにいかない。
>あれは「ディテール」であって「テーマ」じゃないと
そういうディーテルこそが、小松左京らしさだと思う。
>>184 だからさ、謎は謎のままでも、なんら問題ないじゃん。
そういう作家がそういう作品を書いたに過ぎないわけだから。
>>183 静寂に包まれた日本にゴエモンがやってきて、「何か寂しかりおり侍り」と超能力を使いry
前にも出した質問なんですが、小松左京さんのSFの科学的想像力についてのエッセイで、
ポーの渦空きだか、気球だかをモチーフにした短編取り上げてたのがあったと思うのです
が、どなたかタイトル分かりません?
「雲」の中は「光る目」状態でして。
都民は無事だけどなんかヘン。
よくよく調べると、一千万人が宇宙知性に「憑依」されてた。
敵意はないらしい。
さて、一千万の宇宙人(長門ユキみたいな感じだな)を
どうすべえか。隔離か殺戮か共生か。
最後は「友愛」して在日永住者扱い、なんかうまくやってくって
構想らしい。
>>188 以前にも『首都消失』の続編構想(のようなもの)を得々と語っていた人がいた記憶があるけど、
あなた、その時と同じ人?
そういう「雲から救出された人々がどうやら地球外存在に憑依されてるらしい」みたいな話は
そこでしか読んだ事がないんだけど、それ、元はどこに書いてあった話なの?
>>188 こんなヒデェ餌に全力で喰いつくヤツがあるか、と小一時間
>>190 「雲」の中は「光る目」状態でして。
というのは御大みずから語ってた気がする。
どこで話してたかは忘れた。
そう言えば仕分けって短編あったよな
首都消失の臨時政府の記者会見で、首都も政府もまだ存在するものとして
考えている小室知事は大した人物だみたいなことを田宮さんが言っていますが
存在するしないの前提の違いがわかりません。
誰かおしえてください。
自分が読んで理解した範囲では、
存在しない、としてしまうと、いろいろと政治的問題
(それを口実にした外国(ソ連など)の政治介入など)
が起きる可能性があることを考慮してるからだと思ったけど。
首都消失の雲の中は、物体Oのリング内と同じと考えた方が理解しやすい、かな。
196 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/19(木) 14:25:26
>それを口実にした外国(ソ連など)の政治介入など
それをいうなら一番に介入してくるのは
同盟国であるアメリカだろうが。
「など」にどっちも含まれるだろJK
存在するとしても正統政府の代行として認められないという
国が出てくるとか正統政府の保護とか名目をつけて介入してくるとか可能性は
あるような気もしますが・・・
どうやったって「なんらかの」問題はでてくるだろ。
非常事態なんだから、ベターな方法を選んで実行していくしかない。
A) @天皇が内閣総理大臣の任命権を有する現行政府(日本国憲法。王による戴冠)が消失した前提で、
Aみずからの首班を民意に基づき選挙で選ぶ新国家樹立(天皇に関する条項なき新憲法。自己戴冠)か、
B) B雲の中に現行政府がまだある前提で「地方自治体連合による国政臨時代行組織」にすぎないか
(日本国憲法化の緊急避難)
小室知事はB、と下巻OPの記者会見でいっはっているが、
総選挙による新議会(新しい立法府)、その他、議会によって選ばれた新内閣(新しい行政府)が巻末、
示唆されている以上、Aをめざすしかないのは明らか。
でも雲が晴れて現行政府が生き残っていればB→C政権の返還
窒息死していれば、Aだね。
御大は注意深く「天皇についての言及」を避けているけど、日本国憲法下での「首都消失」=「天皇消失」ということで
皇室がなくなっても誰も困らないw
>>201 お前、チョンだろ
いいや、そうに違いない
いや、皇室がなくなったら一番困るのがチョソやチャソコロだろ?
一番便利な責任転嫁の対象が消滅するんだから。
>>200 >天皇が内閣総理大臣の任命権を有する現行政府(日本国憲法。王による戴冠)
この憲法解釈は端的に言って間違いだろ。国会の指名なしに天皇が独断で総理大臣を任命する事は不可能なんだから。
たとえば、仮に天皇がたまたま外遊等で首都消失に巻き込まれなかったとしても、
閣僚を含む国会議員が全滅している状態で天皇に何ができるかといえば、何もできないというのが正解。
せいぜい「国民の精神的支柱」になるくらいが関の山。
第3条〔国事行為に対する内閣の助言・承認と責任〕
天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。
第6条〔天皇の任命権〕
(1)天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
作中の小室臨時政府代表は、実態として天皇不在でも、雲に隠されてその安否が不確定である限りは、
日本国憲法による体制を続行しても制度上問題にはならないと踏んでいるんだと思うが。
ぶっちゃけ、「重大な事故によって国事行為を行うことができない」ということで
摂政を置けば当面は事足りるんでは?
なにをいってるんだ。
立憲君主国家で、天皇および正規の手続きを踏んだ皇位継承者がいなければ
国会が指名しても、総理大臣を任命できないという話じゃないか。
A→B→Cの回路でコンデンサーBがなくなれば、電流は通じないんだ
レーガンが狙撃され、大統領の職務権限を
国防長官(国務長官や副大統領より上)に一時譲渡する書類に署名しないまま
麻酔をかけられ手術されたとき、
目覚めるまでの4時間、アメリカは憲法上の危機にあった。
首班の突然の無能力化と、突然の不在により継承者への権限の譲渡が不可能になる
というダブルバインドの話だよ。だれも民主主義の俗っぽい話はなしなどしておらんわい
>国会が指名しても、総理大臣を任命できないという話じゃないか。
だから、その行為については、摂政という代替手段があると言ってるんじゃないか。
ごめん206>204ね。
日本は共和国でなく、あくまで立憲君主国だということ
ただ>205
摂政いっても、日本国憲法では皇族会議の承認を得た皇族だからね。
皇族会議を開くことなく首都が消えて、たまたまタイあたりを歴訪中の宮がいたとしても
これは摂政には「なれない」んだ。
まず、代替の皇室会議を作るところからはじめなきゃならないが。
皇室会議の面子に皇族が2人要る。
ただ、皇室会議の面子も、摂政が皇族だってのも、憲法でなくて皇室典範で決められてることで、
憲法上、皇室典範は国会が決めることになってるから、
国会さえ作れば、あとは皇室典範を変更して、適当な人間を摂政にすることは、
現行憲法で可能なはず。
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/23(月) 03:11:45
憲法改正して皇室廃止にしてしまえば済む話。
古墳の発掘で日本史研究が大幅に進歩する。
憲法改正のほうが手続きがめんどくさいんだが。
「ヒカルの目」状態ってのは、あちこちでしゃべってた。
あと、天皇陛下にも宇宙知性が憑依して
銀河大皇帝になる……ってことはないらしい。
つうことで、雲の正体は「マユ」。
「ヒカルの碁」状態に見えた
俺も変な打ち切りのことかと
『本邦東西朝縁起覚書』の大杉酔狂・平田恒正・月野健一についてなんだけど、
小松左京 → 大杉酔狂
平井和正+豊田有恒 → 平田恒正
はいいとして、
月野健一 って、星新一と誰なんでしょうかね?
小松左京の読者ともあろう方々が、まちっとスケールの大きい話ができんのかいな。
ちょいちょい著書に現われる、古い思想にとらわれて人類の停滞だったり混迷だったりの危惧なんだけど、
あんまりはっきりと「これ」と言っていないのだが、これは宗教とかナショナリズムとか
文化圏同士の相互の無理解に基づく対立とかそういうことかなあ。どう思う?
>>217 小松左京作品の根底には強い反戦意識があるからな
争わずに人類が力を合わせて発展してゆこうというメッセージなんだろう
日本沈没第二部の出来は酷かったな。図書館で借りて正解でした。
>>217 わりあい最近だと思うが
ネットウヨみたいな連中に対する嫌悪感は
語ってた。
何処の国が嫌いだとか、そういうくだらんことは
やめて欲しいと。
でもアンタレスのやつらとは仲良くできないぜ
そういえば、温暖化について最近発言していました。
*
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2008062202000127.html 2050年サミットは宇宙で 温暖化『必ず克服』 小松左京氏が語る
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、人類が温暖化対策に手をこまねいて
いると、今世紀末には最大6度以上気温が上がり、生態系存亡の危機に立たされると警鐘を
鳴らす。科学の力で未来を切り開けるのか。SF界の巨匠、小松左京氏(77)が語るその
世界とは−。 (聞き手、社会部・蒲敏哉)
この記事では「人類はそこまで愚かではない」ということを根拠にしてものを言っていました。
>>218 無論、 反戦意識もあるだろうけど、より根底にあるのは人類の一員としての自意識では
ないでしょうか。「愚かさ」もこの人ほど分かっている"思想家"はいないと思う。それを
恥と思う、自意識過剰ではなく「人類意識過剰」な人だと私は思います。
かろうじて少しだけ人類にもある「愚かでない」要素に賭けようという姿勢は一貫している
ように感じます。
私は、小松左京にいちばん強い影響を受けて、「小松左京」になりたい
と思ってこの40年生きてきましたが、なれませんでした。しかし、目指
したおかげで、自分が何者であるかぐらいは分かる気がします。
このような人が、世界中を見渡しても、リーダーの中に少ないのは人類の愚かな側面ですが、
こういう考え方をするフツーの人が世界でも着実に増えているようであるのは人類の希望・・・でしょうか。
絶望でしょうか。どうしようもない、限界点でしょうか。2ch用語で言うと、越えられない壁、人類の。
著作自体は評論とか自伝とかで近年もいろいろ出てるけど、
小松左京が今のところ最後に発表した小説って何?
虚無回廊の連載中断以降に何かあった?
続・虚無回廊
新・虚無回廊
帰ってきた虚無回廊
虚無回廊ふたたび
虚無回廊番外編、幕末だよ全員突撃
ウルトラマン
虚無回廊以外全部沈没
虚無回廊未定
古本屋で講談社青い鳥文庫「宇宙人のしゅくだい」購入。150円だった。
ストレートなメッセージにじんときた。
虚無回廊の首
あれほどすごい話は聞いたことが無い。
本邦虚無回廊縁起覚書
虚無回廊の流れの果てに
虚無回廊の女
安置所の虚無回廊
牛の虚無回廊
虚無回廊はなかった
春の虚無回廊
虚無回廊には平和を
虚無回廊の結び目
さよなら虚無回廊
復活の虚無回廊
虚無回廊沈没
落ちてきた虚無回廊
こちら虚無回廊…
虚無回廊アパッチ族
結晶虚無回廊
飢えなかった虚無回廊
虚無回廊の系譜
虚無回廊縁糸苧環
虚無回廊への長い道
一生に一度の虚無回廊
コップ一杯の虚無回廊
地球になった虚無回廊
人類は大きくふたつに分けることができる。
小松左京と小松左京ではないヒト。
虚無回廊の裔
模型の虚無回廊
保護虚無回廊
妄想虚無回廊紀行
あ、ごめん、これ小説じゃねえや。
破れかぶれ虚無回廊
・・・・・・なんであれが出ないんだろう
まさか熊の木本線みたいなオチじゃないだろうな
忘れられた虚無回廊
眠りと虚無回廊と夢
アンデスの山奥にミイラとなっても虚無回廊の続きを夢に見続けているインカの神官が眠っている……
虚無回廊の下の暗い顔
これじゃ今の小松ファンの事じゃねーか、と(ry
虚無回廊はなかった
>236
虚無回廊からの脱走
*◎〜▲は虚無回廊の番号
>>263 「虚無回廊はなかった」はなかったことにしてやろう。
虚無回廊のしゅくだい
はやく提出して下さい
エス虚無回廊パイ
廊回無虚
虚無回廊に何が起こったか
虚無回廊の壁
虚無回廊に平和を
流れる虚無回廊
虚無回廊の花嫁
物体虚無回廊
虚無回廊作戦
このままいくと、
極冠作戦みたいな未来を迎えることになるのか…。
虚無回廊様万歳
歌う虚無回廊
聖六角女学院の虚無回廊
虚無回廊の中の子供
女か虚無回廊か
(これだと元ネタと区別つかないか)
虚無回廊のはは
虚無回廊泥棒
虚無回廊は誰か?
見知らぬ虚無回廊
青い虚無回廊の冒険
淫蕩の虚無回廊
昔の虚無回廊
虚無回廊を憎む
汚れた虚無回廊
お虚無回廊
何もせんほうがいい虚無回廊
虚無回廊魂
静寂の虚無回廊
痩せがまんの虚無回廊
虚無回廊にて
虚し無き回れの廊てに
虚無回廊建設
めっちゃスレが伸びていたので嫌な予感がしたんだけど、開けてみたら
これかよ。まあ良かった良かった。
虚無回廊の下の虚ろな回廊
いっそ、ここで、虚無回廊の続きをみんなで書いてみてはどうか?
303 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/23(水) 19:23:27
ぬるぽ回廊
虚無ガッ
今ジュピターゴーストが沈みつつある件(´・ω・`)
虚無なし
ここで小松左京の文体にツッコミ 傍点がそろそろウザイでつ
伊豆沖の群発地震…いよいよか
何気に
>>226 のみ御大の作品ではないことに気がついているであろうか。
首都以外全部消失
果てしなき流れ以外全部果てる
あ、あ、…ウッ!
果てた。
腐っても、小松左京スレドおなのに、年をまたいで、なんてえことを・・・orz
なにはともあれ、あけまして、おめ!
カ○パーの果てしなき流れか。
日本文学において小松左京が果たした功績を語りたい。
とりあえず、日本語によって扱い得る文学的表象の時空スケールを急激に拡大したこと。
結局誰もついていけてないのではないだろうか?
本職のSF作家にしても、だ。どう?
むずかしい
思想地図Vol.4 『想像力』に一瞬だけ小松左京氏「日本沈没」が言及された。
ここでは、なかったことになっているあの映画がらみ・・・
手塚治虫が描いてた大松右京ってこの人がモデルなんですか?
うん
手塚マンガで、肥満体黒ブチメガネでズボンつりの映画監督とか、評論家とかときおり出てくるけど
・・・親交あったんじゃないの?
ほれ、キューブリックから2001年のプロダクトデザインやらないかと手紙が来た人だから
めちゃめちゃ親交あったよ
なにか予言したのかな>人面羊
にんべんに羊と書いてなんて読むんだ
【佯】 [音]ヨウ [訓]いつわる [意味]いつわる。あざむく。ふりをする。「佯狂・佯死・佯愚」
つまりこの記事は捏造だって事だよ!!!
ああ、佯狂のヨウか。
偽原始人で覚えた言葉だったなあ(覚えてないじゃん)
佯宙太
酔って件の如し。
でもまあ、インド洋大津波35万人〜ハイチ死者20万人見積もりみても、
東海地震に戦々恐々する日本より世界の方が心配だ。
アースクエイクにかんしてはね
あけおめ。今年は、日本でワールドコンですね。小松左京先生もVIPとしてひさびさに
大勢の前にお顔を出されるようで。あれ・・・?おっとっと。ルキッフの部下は時間転送の
技術がまだまだ未熟なんだな。やれやれ。
今、攻殻機動隊テレビシーリズを見ているんだが、小松左京がもしいなかったら、
こんなゴキゲンな作品も生まれてなかったのではないだろうか、と思うんだ。
日本のエンターテインメント業界の一角にSFの土壌ができ、それなりのクオリティを
付与したという意味で。小松だけではないにせよ、日本SF黄金期の小説とマンガあればこそ、
なのでは?
攻殻に限って言えば、士郎と押井は小松に影響受けまくってるでしょ
そうだね。
サイバーパンクの意匠を日本に移植するにあたって、文明批評的な要素を入れたり、
SF考証をかなり綿密にやったりというように、作品の水準をさげなかった。
安易な模倣に留まらなかったのは、影響というか、どこまで作品の質を上げられるかという実例を、
日本製の先行作で目の当たりにしていたからできたんじゃないかな?
それに、おこがましいが、ああいう理屈っぽい作品でも享受できる、わしらのような受け手も
育ってたわけだし。
小松左京スレとかあったんだな、、って当たり前か。
自分はSFマニアって訳じゃなくて、ただ単にSFが好き程度だけど、
このスレの最初の方とか見るとやっぱこういう所に引っかかって読む人多いのねぇとか思った。
俺なんてワクワクして読んでるだけです。なんか脳から変な汁が出てくる感じ。
とりあえず、先日ニュー速+とかで立ってた宇宙人スレでたくさんの人が永遠と語ってたけど、なんだかなぁと思ってみてました。
虚無回廊の続きが気になってどうにもならない。どうにかならないものか。
虚無回廊ねえ。「果てしなき流れの果てに」を最高傑作と思っている私も、
あれを超える作品になるかと期待しているのですが。(していた、とは書きにくい)
凶暴な知性体といよいよ邂逅というところで止まっていたんでしたっけ。
東浩紀「小松左京と未来の問題1」
338 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/09(火) 07:00:31
>なんか脳から変な汁が出てくる感じ。
君も仲間だっ!!
339 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/09(火) 11:08:25
今更ながら、氏のショートショート「役に立つハエ」等を読んでいるが
ショートショートは、やはり大家の星新一の方が上手いし面白いな。
1980年とかその辺りに小松左京全集が出ても良かった気がする。その頃ならメジャー出版社から出て、一般人にもかなり売れただろうに。
全集出るなら挿し絵あったほうがいいな
城西国際大学出版会の全集は、その後出てるの?
343 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/11(木) 07:31:11
昨年、今日泊長老が百歳近くで逝去されたので、
多分SF作家再長老。
タバコ、深酒、不摂生、医者ぎらい……
なんか特別な遺伝子を注入されたか、
サイボーグか?
筒井康隆が、小松左京論で
「自分のギャグはテーマとは関係ない個体発生で、
小松左京のギャグはテーマから発生する系統発生」
って書いてて、なるほどと思った。
確かに小松左京は筒井みたく、ストーリーの本筋と関係ないギャグは
全然やらないね。
とはいえ筒井も、実はギャグの半分くらいは系統発生だと思うけど。
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/11(木) 08:27:37
ギャグもまた真なり。
>>343 今年に入って柴野さんも亡くなられたので...
小松さんより年上の人をさがしてみたら加納一朗さんがいた。
通常はSF作家扱いされないけど、「人工の星」の北杜夫がまだ健在。
おお、前にも書いたけど、
北先生がソウ状態の時、
あまりのことに奥さんが出て行きかけた。
その時、北先生いわく。
「おれなんかまだいい。E藤さんのところを見ろ!」
奥さんは納得してとどまったらしい。
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/12(金) 23:23:49
なんか、大変らしい。
>>349 そんなこと聞くと不安になるよ
なにがあったか言ってくれないか
日本SFといったら、まず小松左京!
やっぱ偉大な作家だぜ。
酒は毎晩飲んでるけど、タバコは自主的にやめたらしい。
六十数年ぶりに。
一大事だ!!!
私のツラを貸せと言った命知らずはどこだ?
おやすみ
【木星】さよならジュピター【大爆発】から来たのはいいが、いくらなんでも遅すぎる。
気が抜けた。
とりあえず、世界市民はすべての旗を降ろす。ソウルフラワーユニオン
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/21(日) 02:52:23
>>355 お前が小松左京作品における地球市民的気分を分析・糾弾すればいいじゃん
あ、呼んだのおれじゃないからね。たぶんヤル気のねージイサンだよw
ちょっとマラを貸せ……
ウホっ!
「題未定」が最も好き。
SFの主要テーマが一通り入ってるし、何よりも楽しい。
「さよならジュピター」の代わりに本作を映画化すればよかったのに。
主演は小林亜星で。
361 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/24(水) 06:40:20
昔、小松作品を始めて読んだときは驚きと感動があったけど、その後、海外作家の
SFも読んでみると小松SFって結構翻案が多い事が分かって冷めちゃったな。
果てしなき〜は幼年期の終わりのパクリだし、虚無回廊なんかは宇宙のランデブー
のスケールアップ版みたいなもんだし。こうして考えるとクラークからのパクリが
多いのか。
虚無回廊ってハードSFのつもりらしいけど、かなり古くさいのが何だかなと。
>>362 そうだね、あの時代ならもっとサイバーパンクで
セカイ系を先取りしていれば、新しかったよね。
うひゃ、こりゃ手厳しいや
不思議でしかたないのは、小説書くのに電卓で関数計算を
こなせるひとが、なんでパソコンを使わずにここまできてしまったのか?
マイコンの初期の人たちと接触はあったようなんだけど、メインフレーム全盛期の
「コンピュータ=おそれおおい機械」という印象から、抜けられなかったんじゃないのかな。
かえってそういう印象のなかった、マイコン以前にはコンピュータとの接触が
なかった人のほうがサクサク使ってるよね。矢野さんとか。矢野さんの場合は
英文タイプで鍛えてたとかゲームがとっかかりになったとかあるわけだけど。
首都消失が1984年?86年?
まだワープロ時代じゃね?
復活の日の、IBM360かなんかの運用描写はそれらしくて好きだけど
センセの執筆時期にはまともな「実用」に耐えるPC、及びアプリはなかったから、そんだけだよ。
BBJの連載時でさえ「この小説は全てワードプロセッサで執筆され、原稿はファクシミリで送信された」
なんて麗々しく但し書きしちゃうくらいの時期だったんだから。
堀晃も当時は「PCなんて実用じゃ使い物にならん、このプログラマブル電卓の方がよっぽど便利」と豪語してた。
だって大将、目を悪くしてたって言ってたじゃん
ハクナイだかリョクナイだか忘れたけど
小松大先生のことはおいといても、パソコンが「実用」になってからまともな
和製ハードSFが世に出ていないってことになるな… あわわ
御大は真のダイナブック以外はパソコンとは認めない、と言うことにしといて。
>果てしなき〜は幼年期の終わりの
「トップをねらえ!」じゃないの??
375 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/01(月) 02:40:46
岩波書店のPR誌「図書」の今月号(2010/3)に、瀬名秀明氏の
「二一世紀に作家が目指すべきもの−小松左京試論」という
論考が掲載されています。
4頁の論考ですが、氏の小松氏への深い傾倒が伺えます。
ニートの世紀か。
薔薇色の新時代だと思っていたのに日本はどこで舵取りを間違えたのだろうね
>>375 ありあっとございます。ぜひ読んでみます。
378 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/04(木) 06:13:39
日本ってさ、欧米の文化をそのままではなく、
いろいろ創意工夫して「日本化」するじゃん。
欧米のSFを日本化、量産化、大衆化したのが実はラノベ
ではないの?
379 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/04(木) 06:15:26
日本SF界は、その拡大期において漫画やアニメに対して余りに寛容過ぎた。
その寛容さが結局、非生産的なオタク連中を呼び込んでしまい小説ジャンルとしての日本のSF
を衰退させる遠因となってしまった。
小松御大も草葉の陰で泣いておられるであろう。
米国SF界が、ハリウッドに対して寛容すぎたようなものか。
その前に草葉の陰にツっこめよw
SF=小説
でなきゃいけないのか?
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/04(木) 19:11:51
果てしなき流れの果てに映画化キボン。
384 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/04(木) 20:24:15
>>382 SFとはジャンルではなく、ものの見かたではないか(小説という形式に縛られる必要は無いのでは)
というのは日本/海外を問わず昔よく言われた事。その結果、日本ではこのありさま。
だ・か・ら
何で「SF=小説」でなきゃいけないのか?
小説以外でSFっぽいSFはほぼ皆無だから(特に日本)
>SFとはジャンルではなく、ものの見かたではないか
まあ「哲学」だろうな。
右も左も、教条主義もポストモダンも笑い飛ばせる。
あらゆる絶対価値は、権威を失ってる。
SF的な「ものの見方」なら、全体主義もOKだし、神様だって
認めてかまわない。多分。
息子さんが亡くなったんだよな。
意気消沈して☆さんに電話したら、
聞いて即座に
「もったいないから、金歯ぬいとけよ」
ううう、☆さん。
389 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/06(土) 06:37:00
>>385 読解力の無い奴だな。
384見れば、「SF=小説でなくてもいい」なんて事を言っている間に
日本SF界が壊滅した、と言っているのはすぐわかるだろうに。
21世紀にもなってまたぞろ「拡散と浸透」について語らせたいのかね?
壊滅したと言っておけば、もう何も読まなくても
過去の思い出だけを語ってればよくて楽です。
392 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/07(日) 18:21:02
稚拙なラノベやアニメがSFだと思っている世代にとっては
壊滅した事にはならないのだろうな。
わざわざ、ラノベやアニメに目を向けなくても
普通に、伊藤計劃なんか良かったじゃないか
円城塔や小川一水、飛浩隆だって楽しいよ。
読み続けてる奴にとっては、終わってないのか。
おれも、何か読んでから言ってみるかな。
SFの定義が「SF作家による作品」だった時代で頭が止まってる方がいらっしゃるようです。
そうなの?
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/08(月) 20:11:29
>>395 なんだか上から目線で悦に入っている様だが
話の端緒は、SFという形式の出発点とも言える小説が、日本に於いては
しっかりとしたバックボーンとして確立する前に他のジャンルに拡散してしまった
という事であって、頭が止まってる云々は的は勘違いもいいところという事に気付けよな。
どんなふうに、SF小説がなっていれば
バックボーンになり得ていたんだろうな。
…それで1本SF小説が書けそうだなw
>しっかりとしたバックボーンとして確立する前に他のジャンルに拡散してしまった
それはそうだが、悪いこっちゃなかろう。
戦前、車は『ぜいたく品』だったけど、
いまや必需品。PCだってそう。
SFはもう日常化して、なんか不可欠なもんになったかな。
拡散することなく確立したSF小説が存在する
架空の世界を夢想するのもSF的だとおもう。
中心には小松左京氏がいらっしゃるんでしょうね。
その夢、もっと聞かせてくれませんか?
402 :
名無しは無慈悲な夜の女玉:2010/03/09(火) 13:18:46
国としてSFにもっと力を入れるべき
SF担当大臣がいて,国家SF戦略本部が国としてのあるべきSFの方向を決める
青少年SF審議会の認可が下りない不良SFは非合法とされる
小松左京が初代SF担当大臣
小説、漫画等に登場するキャラクターを空想科学青少年として仮想的な人権を想定し
そのSF的な権利が損なわれないようにする
SF小説の名作群が人類を導く聖典として読まれている世界。
そこでは、いわゆる最大多数の最大幸福を実現する政治システムが実現し、
戦争や極端な貧富の差や環境破壊が防止されているのであった。
人々は退屈な日常を生きながら生き甲斐をなにに求めるかに悩んでいた。
人類の新たなフロンティア探しが課題であった。
エロと暴力の非合法SF読みたい奴も無数にいるでしょ
小松SFもエロいけどな
405 :
名無しは無慈悲な夜の女玉:2010/03/09(火) 14:05:17
エロだろうが暴力だろうが規制はされない
良質なSFかどうがが問題になる
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/10(水) 05:58:39
SFの必須要素は「驚き」なんだと思うがな。知力の限界を駆使して未来や異星や
異次元、或いは現代の非日常の描写で見る者の驚きを喚起し、そこで翻弄される人間像を描く・・・
狭義のSFはそんなところか。こう考えると確かに小説でなければならない理由はないな。
逆に未来や宇宙やロボットが出てくるからと言って、それだけではSFとは限らない
訳で、そういった「SFの皮を被った○○」の出現が「拡散」なのかもな。
狭義のSFは、少なくとも日本では確実に衰退しているだろ。
非実在青少年って言葉に
なんとなくロマンを感じてしまう。
規制はクソだけど。
SFの「驚き」
ファーストコンタクトテーマなんて、人類の自己完結してしまっている存在了解を
宇宙人使っていかに覆すか?
みたいな存在論的な驚きが根底にないと物足りないもんな。
でも、活字SFだけでなく、「シュタインズゲート」や「マブラヴ」みたいな
ゲームにも、そういう「驚き」の要素感じる作品あるとは思う。
409 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/13(土) 22:33:09
昔読んだ短編を探しているのですが、
タイトルを知っていたら教えて欲しいです。
確かこのようなストーリーした。
どこかの星で老人1人と子供たち6人だけが生き残った。
しかし子供たちが幼いうちに、老人は死んでしまう。
子供たちは成長し、それぞれカップルになった。
そんなある日、彼らの前に異質な人類が現れる。
彼らはその「異質な人類」の扱いをどうするか迷う。
「異質な人類」と共存するのか、それとも排除するのか?
その結末が衝撃的でした。
410 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/14(日) 19:32:27
>>407 俺は最初、非実存青少年ってよんでニーチェかカントかって思ったよ
411 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/14(日) 22:14:34
♪ソ、ソ、ソクラテスもプラトンも、
ニ、ニ、ニーチェも……
と、としがorz
て・す・と。
ひぇ〜、約一年以上振りに2ちゃんねる専用ブラウザ書き込み規制から解けたぁぁ。(驚き)
>>414 書き込み時に規制とかちあっただけで、単に運が悪い奴だろ
416 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/22(月) 15:36:56
>>409 小松作品ではないよね?
全作品平均数回は読んでると思うが、まったく記憶にないわ。
417 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/23(火) 06:20:25
>>409 それはつまり「聞いたこともない」怖い話と同じですね?
星野の2001夜物語にそんなのなかった?
メ欄のオチなら筒井康隆にあったような気がする
そうか、
「謎の種族男」
「人類の歴史の半分は、男によって操られてきたといっても過言ではない」
と喝破したながいけん『神聖モテモテ王国』は御大の影響下にあるんだな
こないだの黄砂で日本中まっ黄色だったのは
御大の夢見るパワーが具現化したものだと思いたい
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/23(火) 20:36:41
>>419 409の者ですが、メール欄のオチに間違いありません。
長い間小松左京さんの作品だったと思いこんで
探していたのですが、見つからないワケでした。
どうもスミマセン。
筒井康隆の『笑うな』にそんな短編あったよ
スティンガー対空ミサイルでジュピターゴースト破壊するのって
なんて作品???
「人類は滅びるか」今西錦司、川喜田二郎、小松左京の鼎談
古本300円で買ったよ。正鵠を射たスケールのでかい話。
なんとかなる可能性があって、文明の変化の加速度がぐっとあがった観測時点なので、
ものがまだよく「見えた」時代だったのかもな。
比較して悪いが、養老なんざ、縮小再生産、しかも、了見狭いせいで間違いだらけだと思うのだが、
それも変化の結果ものが見えにくくなっていることも一因かもしれぬ。
当時はあたりまえ過ぎて読み流していたが、今になると、この頃に文明というシステムのハンドルを
握っていた奴らが真面目に読んで真剣に対応していたら、いまがどんなにマシになっていたかと悔や
まれる。
そういや養老は小型版みたいな感じあるな
>>425 ISBN明記しろとまでは言わんが(そもそも国内では1981年開始だから古本では付与されてないものも多い)
紹介するのならせめて書名著者名のほかにせめて出版社名くらいは明示してくれ。できれば発行日付も。
検索困難なタイトルならともかく、国会図書館と本やタウンで一発で
出てきたぞ?
>>428 言い分に一理あるとは思うが、書き方が気に入らないので、却下だ。
>>429 どうも、どうも。
今日は今日で、「小松思想」の哲学的バックボーンであるフッサール哲学への入門編
「現象学の理念」みすず書房刊を480円で入手しましたよ。
ちなみにご存知の方も多いと思いますが、
小松左京がノートとって読み込んだのは「イデーン」(純粋現象学と現象学的哲学のための諸構想)
推測ですが、実際に読んだのは岩波版で、タイトルは「純粋現象学及現象学的哲学考察」だろうと
思います。
431 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/26(金) 01:17:55
ここはじめて来たけど30年以上前日本SF食い入るように見ててその時の情熱がまだここに存在してるのを見て
おもしろいと思った。
御大の今の状況はどうなってるの?
イオのサイト(臥 猪 庵)では一年前で終わってるが もう鬼籍一手前か?
574 :記憶喪失した男:2010/03/26(金) 16:35:07 ID:eF2gUA38
「ゴルディアスの結び目」小松左京
45位/171作品。日本語小説。
傑作だった。日常描写から宇宙の真理、宇宙の誕生を描く比喩的表現は、
今までに読んだ小説の中で、最も優れたものである。
この比喩の上手さは、さすが小松左京だといえるものである。
四編からなる短編集であるが、それぞれが有機的な結びつきをもって、
ひとつの神話を形どっている。
その神話は、気どらず、強すぎず、弱すぎない、絶妙な語り口によって語られる。
これは「タイタンの妖女」のロボットや「銀河ヒッチハイクガイド」の42などが好きな人には、
必読の物語である。
超おすすめである。
>>431 それがあんさん、サイトへのリンクから行くとずいぶん前のしか見られへんかったんで、
胸騒ぎがして、「小松左京 2010年」でググったら、ヒットしましてな、新聞へのコメントが
載ったとか月城姉さんの朗読会の案内とか、今年の記事もちゃんとありましたで。
>>432 宇宙に裸で向き合ってる実感が見事やねえ。
一昨日の日経夕刊に、万博の話がのってた。
太陽の塔のナニの件とか。
>>430 小松がフッサールとハイデガーを京大で学んでいたというのは知ってたが、
大学の卒論もやっぱりそのあたりだったのかねぇ。
小松の哲学論文、あるなら読んでみたいもんだが。
436 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/27(土) 14:19:45
>>435 御大のファンなら
イタリア文学専攻なのぐらい知ってるだろ?
卒論のテーマは確かピランデルロだったはず。
ゴジラ対ビランデルロ
>>436 知らんかった。
イタリア文学専攻でドイツのフッサール読んでいたというのも
おもろいね。
いや、ドイツとイタリアで枢軸だからおかしなことではないだろ
>>439 いや、そのりくつはおかしい。
というか
>>433、ググっても臥猪庵の2010年記事なんて出てこないぞ。
もしかしてコマケンのブログ(小松左京フライバイガイド)のことを言ってる?
こっちにしても、最近は周辺のイベントばかりで小松左京本人の動静は音沙汰なしだが。
>>440 そうそう、フライバイガイドのこと。なんらかの理由によって小松左京の人口実存が
すでに動き始めているのでなければ小松氏ご本人がコメントを出しているとしか思えません。
ご本人の動静をしるよすがではありましょう。
日本沈没は
1991年のバブル崩壊以降継続している
日本経済沈没の予言だったんですね。
かわいそうだから日本列島に置き換えた。
日本経済沈没、消滅すれば日本民族も
滅ぶんでかわいそうだからいわなかった。
しかし完璧に言い当ててますね。
東洋経済に連載でコラムが載ってるね。(4回連続で今回が初回)
写真を見たらあまりの痩せぶりに驚いたよ。ジュピターの頃の恰幅はどこに・・・
所詮はアンデスの神官の夢の世界。
>>443 あんまり「あれ」が予測通り進行
するんで具合悪くなったんだろう。
うちの父も同じだ。
ああ、「あれ」ね。そうかもね。
じぇんじぇん分からないのですが。
うちにも高齢の父がおりますが。
ボクササイズ・ダイエットだろ。
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/11(日) 19:33:30
コマケンのコンベンションがあって、御大が出席したという
情報が入ったけど、本当?
コマケンメンバーもしくはそれに近い人、情報を!
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/11(日) 20:36:52
車椅子で、チラっと出たらしい。
しかしうしろから太いコードが出てて、外には電源車があった。
あれ、サイボットだろう。
450 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/12(月) 06:17:32
あれ、なんか微妙な書き方だな。
「出たらしい」、と伝聞風に書いておきながら、「コードが出てて」「電源
車があった」と断言し、「あれ、サイボットだろう」と自分で見たように書
いている。
449はひょっとしてコマケン会員かな?
ま、どっちでもいいけど、先生は元気だったのか?
井上ひさしも逝ってしまった。新作を書いてくれとか、虚無回廊の続きを読み
たいなんてもうわがままは言わない。サイボットでもいいから元気でいてほしい。
ファンの本音の思いだ。
青山智樹の日記に様子が書いてあった。
小松さんはちょっとだけ来て大騒ぎして帰ったらしい?
>>452 うわ御大老けたなあ…ウチの両親より年上だから当たり前といえば当たり前だけど…
漫画の「漂流教室」とか「飛ぶ教室」は、「お召し」がモチーフになっているのかな?
小学生が学校単位で自治する話では元祖だと思う。「十五少年」とはちょっと毛色が違うし。
果しなき流れの果にのラスト
アイに野々村も融合したみたいな感じに解釈していいの?
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/29(木) 19:59:25
457 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/01(土) 06:08:44
英訳するとしら、アイはアイザックのアイ?それとも、私のアイ?
今調べたら、両方 I じゃねえか
適当にスペルを変えるしかないね、「私」とのダブルミーニングなのは
読めばわかるし
458 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/02(日) 08:47:00
>果しなき流れの果にのラスト
オカエリナサイ
今年5月、小松左京デビューした者です。
誰もが認める傑作ベスト10を教えてください。
とりあえず、「果てしなき流れの果てに」をゲットしました。
ベスト3かベスト5なら議論も分かれるかもしれんが、
ベスト10まで広げるのならとりあえずハルキ文庫収録分全部+日本沈没読め、で終わっちゃうな。
絶望の空虚なること希望のごとし
長編ベスト10選ぼうとしたら、全作品入ってしまう。
小松先生げっそり痩せてしまった・・・
「奇想天外」のインタビューで「生まれ変わるなら何になりたいか?」
ってのがあって
先生の回答は「痩せた男」だったのに
科学博と大震災と件の件が影響してるのか?
宇宙になった男、それが小松左京であるがゆえに、膨張の果ては収縮ではないかと・・・
警戒すべき存在である「関西の太った男」の伝統は消えたな
岡田某もダイエットしたし
若かったりやることがある時代は太ってても動き回れるけど、
年取って筋力が落ちたりやる気がなくなってくると、重石になって
つらくなるんだろうな
岡田は減量成功したが
小松先生はお身体がよくないのではと心配してしまう
>お身体がよくないのではと
マイミク情報なので不正確だけど
けっこう元気らしい。
首都圏の老人施設で、酒飲んでるって。
469 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/18(火) 21:38:12
神戸文学館行ってきたよ。
470 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/18(火) 22:51:58
459っす
色々紹介ありがとうっす
ベスト10では難しいのですね。
トップ3でお願いします。
小説は一度も読んでいませんけど、
映画は以下のものを観ました。
・さよならジュピター
→よく覚えていないけど、つまらなかったような・・・
・復活の日
→最近見ました。なかなかいい感じでした。
・日本沈没
→最近見ました。なかなかいい感じでした。
書店でもあまり置いていないようで、
古本屋とかで見かけるのは、
日本沈没第二部とかくらいです。
>>460さんの答に近いけど、あえて長編5、短編集5で選ぶと、こんな感じでしょうか。
「日本沈没」(小学館文庫)以外はすべてハルキ文庫です。
【長編】
果しなき流れの果に
復活の日
日本沈没 (上・下)
継ぐのは誰か?
虚無回廊 (1・2・3)
【短編集】
結晶星団
時の顔
ゴルディアスの結び目
物体O
くだんのはは
474 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/20(木) 06:23:13
ハルヒ文庫?
消失するのか?
首都が消失してハルヒだけ残る。
477 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/21(金) 12:14:45
あるサイトで
「エントロピーの増大に対する一時的勝利…部分的秩序恢復が、我々に美的感動をもたらすのだ」
というフレーズがあって、どうやら小松左京さんの作品からの引用らしいのですが、
どの作品か教えていただけませんでしょうか。
何だかこのフレーズ、やたら気に入ってしまいまして。
ゴルディアスの結び目収録の4作品?のいずれかだったような
ゴルディアスの結び目の中の
あなろぐ・らう゛か。
さよならジュピター(小説)で英二がミリーにふるう熱弁の中にも
出てきた気がする。
異形のモノに憑かれた女の精神へと潜った男が視た世界を描く
『ゴルディアスの結び目』は、そのキャッチーな設定に惹き込まれるままに、
尋常でない密度のヴィジョンを魅せつけられることに。
これだけの深度/凄味を持った異界のイメージにはそうそうお眼にかかれぬはず。
同様に、ミスターAなる人物の日常活劇を導入に、次第に途方も無く巨大で異常な
後景が明らかにされていく『すぺるむ・さぴえんすの冒険』、
美とは何か?という途方もなく哲学的な命題を、ある「存在」との問答により突き詰めながら有限にして微小な人間存在と、
宇宙との、最終的で完全な和解が達成する瞬間へと肉薄する『あなろぐ・らう゛』の二編ではともに、
絶対的超越者(=神)との対話に依ることで、ヒトがその内に持ち得る無限大のヴィジョン(=宇宙)の
具視化さえ果たしている。
それが成される瞬間のカタルシスたるや凄まじいものがある。
冒頭『岬にて』で溢れ出す豊穣で、それでいて一点の曇りも無い明晰なイメージの奔流もまた素晴らしく、
絶海の孤島に住み宇宙と極自然的に交感する人々の視点を通じて、
読み手もまたその紙面から宇宙へと解き放たれるような拡がりを覚える。
作中で立ち現れる"音楽"の描写一つとって見ても、その表現に途轍もない豊かさと深みが逆巻いており
圧巻。おりしも作中で、宇宙のイメージだ……物理学は、イメージをつくる手段の一つにすぎん……。
という科白が出てくるが、総じてこの言葉が本書全体を語っているようにも思えた。
幻視するということがいわば世界の創造と同一である、と錯覚させるまでに、
本書で著されるヴィジョンは力強い昂揚に満ちている。
圧倒的な知識と筆力により、およそ不可能的にまで壮大なイメージの現出を成し遂げている
トンデモな一冊。再読どころか、今後何度でも読み返したくなるだろう傑作でありました。
小松左京/ゴルディアスの結び目 | ある日の光
http://winterlight.jugem.jp/?eid=718 「あなろぐ・らう゛」ほど美の本質を見事にとらえた小説を私は知らない。
ゴルディアスの結び目は傑作というか別格だな
中2病真っ盛りの頃、マーラーの交響曲第2番復活第4楽章「原光」(Urlicht)をききながら
これを読みふけったのはここだけの秘密だ
当時の角川のキャッチコピーが「最新の宇宙学説を引用した世界最先端のSF」とかなんとかだけど
たしかにそんな感じだった
『岬にて』は麻薬取締り法に触れないのかな?
麻薬使用を推奨してるだろ、あれは。
麻薬を禁忌視する日本人に
麻薬の効用を説いたり・・・
中島らもや角川春樹は絶対アレに影響されてるぞw
具体的に法律のどこでフィクションを取り締まれると規定してるんだ?
ていうかそんな法律があったら憲法に反してるということで大騒ぎだぞw
推奨・・・してないだろ
サイケデリックな四季の自然を持つ日本の文化圏では
鎮静剤系マリファナより、興奮剤系のアンフェタミン(覚醒剤)が好まれる珍しい文化と
分析だけされていたような
485 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/22(土) 17:05:06
ゴルディアスのお結び
ぼくのすぺるむもブラックホールにとらえられそうです
ごめんんさい、うそついてました
>>482 推奨してるっていうなら「ヤクトピア」があるよ
488 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/24(月) 16:39:29
小松左京は「継ぐのは誰か?」でも
ドラッグは哲学的瞑想の手段として素晴らしいみたいな描写してるし
ドラッグを頭から害悪視してないよ。
いよいよらしい。
そんな無責任な噂を!
マジで?
よいよいらしい・・・の間違いじゃ。
>いよいよ
虚無回廊続編の事ですね、わかります。
493 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/09(水) 20:07:11
いずれも初期の作品だけれど、
「神への長い道」
「ご先祖様万歳」
「お茶漬けの味」
ショートショートだけれど、
「コップ一杯の戦争」
個人的な好みで、
「劇場」
このうち、「コップ一杯の戦争は」小松左京のもっとも純粋なエッセンスをさ
らに純粋培養した超傑作だと思う。
たぶん日本語で書かれたショートショートの最高傑作だと断言してもいい。
小松左京が本物の天才だとよくわかる。
「劇場」はおそらくたいていの人が評価しないと思うけれど、文学青年の尾っぽを
引きずっていて、好きだなあ。
494 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/09(水) 21:11:45
>「お茶漬けの味」
ロリコンなんですね。わかります。
俺、漱石全集なんかも読破してる小説読みなんだけどさ、今までで一番感動し、かつ、目眩を覚えたナンバーワン小説は『果てしなき流れの果てに』なんだよね。
初めて読んだ時から、もう三十年近い年月が経つけど、未だに時折思い出しては読みたくなる。
ただ一つ疑問なんだけど、最後の正体不明の老人は、アイが肉体化したものだと理解してOK?
アイは松浦と野々村の意識を吸収しているから、その二人を足して割ったような容姿なんだろうか?w
496 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/09(水) 23:09:45
それが、美しい解釈だと思うが、そうでない可能性も
例えば石田とか
解釈は読者に委ねられている
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/09(水) 23:43:24
ロリコンなんですね。わかります。
地球シミュレーターというスパコンがあったが
小松左京は、さしずめ人間シミュレーターとでも言おうか。
とにかくこの御大、人類にありとあらゆる難題をふっかけては
それをどうやって人々が乗り越えるのか、あるいは流されていくのか、
そしてどんな行動をとっていくのかを、あらん限りの知識と資料をもとに
24時間365日シミュレーションし続けているのである。
そのアウトプットがSFという形で吐き出され続けた。
機械の支配下におかれた地球に戻ってきた宇宙船の乗組員、その彼が、
やがてもういちどお茶漬けを作ろうとする際に出会うのが
少し胸の膨らみかけた少女であったのも、
膨大なシミュレートの結果導きだされた最良解なのである。
決して、趣味とか嗜好ではない。と思いたい。
前提は素晴らしいのに、結論が・・・
あっ、そういえば、子供の頃に読んだ小松左京の童話のパロディに小さな胸の描写があって、
ぼくもロリコン属性を発動させられたな。けっこういろんな影響を受けている。
501 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/10(木) 14:55:18
星新一さんが「小松さんはスランプを経験していない」
と書いていたけど
今がスランプなのかな?
それとも地震以降か?
それならスランプといえないか
一生分のスランプをキャリアの最後にまとめたんじゃねぇの?
504 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/10(木) 16:32:27
>>496 石田だとしたら、なんていうか・・・哀しいなw
「まだ79歳」じゃねぇか。
新藤兼人なんて今年98で今も新作撮影中だぞ。
小松左京はもう過去の人なのでしょうか?
ロリコンと言えば盟友の高橋和己が、
小学生援助交際の短編書いてたな。
読んだときはそのすさまじさに仰天したけど。
こちらニッポンって、俺のお気に入りなんだけど
あんまり有名じゃないのかな?
ああいう人類のほとんどが地球から消えたらどうなるかみたいな設定の
シミュレーションSFは大好きだ。
まぁオチがちょっとアレかもしれんけど。
クリント・イーストウッドのほうが1歳上であれだけ精力的だもんな。
映画はチームワークだけど、物書きは孤独との戦いだから、高齢だと辛いのかな。
>人類のほとんどが地球から消えたらどうなるか
ほお。
面白そうな内容だな。
でも、
>こちらニッポン
んん?
日本限定の狭いエリアだけか・・・
こちらニッポンは
ピランデルロに入れ込んだのはわかるが
あのオチはないよなあ
いや、筒井康隆の洗練されたメタ小説になれた目から見れば
「じつは・・・」のオチは唐突としか
ブルース・スターリングも似たような事しているけど
メタならメタで最初からメタだけを目的のメタ小説にしてくれないと
メタメタだ
>>511 よう分からん文章だが、
要は読む価値はないってことか・・・
ネタバレ・・・いいな?やるぞ?気に食わなければ削除以来どうぞ
例えば日本沈没・上下巻、あのまま最終章まで読んだとしてだ。
最後数行、田所博士が臨終の渡老人に
「どうも、すげえ大災害だけど、ちょっと派手すぎて信じられない。
これってもしかして小説か何かの中の出来事で、おれもおまえも架空の人物じゃないの?」
「・・・そういえば!」
で終わっちゃうの
いやさよならジュピターでも、見知らぬ明日でもいいや
物凄い力量の文明批評小説読まされて、さいご別なテーマを唐突にぶち込まれてもな
Bスターリングもこれ、なにかの短編でやった
514 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/11(金) 13:36:22
>さいご別なテーマを唐突にぶち込まれてもな
唐突じゃないよな。
伏線ちゃんとあったし。
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/11(金) 16:17:47
最近SFを読むとしたら、宇宙とか別惑星とかを舞台とした
ハードSFよりも、より身近な日本を舞台としたSFの方が
リアルで感情移入しやすく、面白いと感じるようになった。
町並みも現代の普通の住宅地とかね。
そこから派生して、世界が崩壊していく展開になる、みたいな。
例えばホラー小説でも、血がどろどろ流れるのような、
インパクトだけが大きいスプラッターホラーより、じわじわ怖さが迫ってくるサイコ
ホラーの方が面白いというような感じ。
よりリアルってことだね。
変な宇宙人やロボットが出てくると、それだけで駄目だ、最近は。
space odysseyみたいな創造主のような宇宙人ってのはアリかも知れんけど。
517 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/11(金) 19:41:11
そうだね
自分も若い頃はハード系が好きだった
今も好きだけど
小松さんの良さや
光瀬龍さんの良さがわかってきた
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/11(金) 21:27:10
『果てしなき流れの果てに』の場面で、
野々村と佐世子がベッドに横になってて、野々村が佐世子との平凡な幸せも悪くないと思いつつも、宇宙の神秘を解き明かしたいと希求する場面があるんだが、二十歳の頃に読んだときは、そりゃ宇宙の神秘でしょ!って思った。
しかし、四十を超えてからは、佐世子との平凡な幸せのが良いと思ってしまう俺がいる。
佐世子との幸せを享受しつつ宇宙の神秘を解き明かしたいです。
地に足の着いた市井の幸せを描写しながら、
地に全く足の着かない、人間の知的探究心をも肯定する。
常人には、とうてい無理なこの二律背反を追求していた人と思います。
>>508 自分もお気に入りです。
ただ、御大でもインターネットは予測出来なかったのかな〜と、妙に感慨深かった。
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/11(金) 23:47:09
精神と肉体のどちらに基軸を置くかやねぇ〜
両方とも捨てられないのが人間ちゅぅ、因果な生き物
小松先生はもっと肉体の健康を重視すればよかったのに
>>521 あの小説の舞台はあくまで
執筆時の現代なんだから、ネットなんて出てきたらおかしいわな。
それより前に書かれた「継ぐのは誰か?」にインターネットはすでに
登場してるよ。
525 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/12(土) 07:49:23
佐世子
させこ?
526 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/12(土) 16:13:27
こちらニッポン・・・は朝日新聞夕刊に連載された
新聞小説だからな。
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/12(土) 20:53:12
>525
ずっと昔、小松先生が講演会で、
「佐世子は、松浦佐用姫から取った名前なんです。ですから、皆さんお願いだ
から『させこ』とだけは読まないでください」とまじになって強調していたこ
とを思い出した。
SF作家クラブの会合で星新一が「させこ」を連発したということがあったらし
い。
528 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/12(土) 20:57:50
>526
そう、あのころ朝日は何が気に入らなかったのか、やたらとSFを攻撃して
いた時期だった。だから朝日がSFを載せたということで大騒ぎになったっけ。
何か小松先生(SF作家クラブ)との間で手打ちがあったんだろう。
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/12(土) 21:11:18
書き込み3連発
>>524 「継ぐのは誰か」には今の携帯電話とそっくり同じものが出てくる。
あの作品は、1968年に書かれている。まだプッシュホンすらない時代。
携帯電話がショルダーホンとして初めて世間に出てくるのが70年万博だった。
小松先生のすごいところは、色々な情報を総合していけば、68年当時でも携
帯もインタネットもある程度予測が可能だっただろうとは思うが、情報を総
合するということが、しかし、誰でもできることではなく、それをやっての
けたのは、学者や技術者ではなく作家だったという点だろう。
それに「継ぐのは誰か」に出てくる「未来世界」の姿が、携帯電話ひとつと
っても現在われわれが使っているものとイメージとしてすこしも違っていな
いという点もすごい。
もっとも、リニアや関空、宇宙開発など外れた予測もあるけれど。
ロボットに宇宙開発させるってニュース、虚無回廊を思い出したよ
ウィキペディアから引用するけど
> 1963年には、「情報産業論」を発表したばかりの梅棹忠夫と知り合い、意気投合。京都の梅棹家で開かれていた
> 「梅棹サロン」に参加し、林雄二郎、川添登、加藤秀俊らと知り合う。このメンバーを主体に「万国博を考える会」が
> 結成される。また、このメンバーらで未来学も話題となり、1968年の「日本未来学会」の創設にも参加する。
小松先生一人によるものでもないと思うよ。
532 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/12(土) 23:29:49
だからあ、学者たちのさまざまな研究成果や情報を「総合」し、小説の形で提
示することができたのは、小松先生の天才性の表れだということ。
「総合」する、という概念がわからないかなあ。
学者が1000人集まったって、あの時代、インタネットや携帯電話という具象に
は到達できない。そこに作家の「想像力」が作用することによって初めて生ま
れる。
しかもそうした「想像力」をそれ自体(ein sich)として表出することを可能と
した作家は後にも先にも小松左京一人だった。今だっていない。
小松先生のすごいところは、学者や研究者、技術者とその業績に対するへの敬
意をきちんと表明し、その上でそうした研究の成果を「学際」を超えて総合す
ることができたという点に尽きると思う。
それは、学者。研究者というカテゴリーにとどまっていたら決してではできな
いし、いわゆる伝統的な作家というカテゴリーではもちろんできない。
小松左京だけが可能だったといっていい。すごい話した。
ネクシャリストですね、わかります
そうなんだろうが、中学生ががんばって書いたような文だなw
>もっとも、リニアや関空、宇宙開発など外れた予測もあるけれど。
小説の中のネタ全部が「予測」として書かれたわけじゃないでしょ?
日本沈没のリニアなんて今より先の未来の話ですよという
雰囲気を出すためのガジェットに過ぎないという気がするが。
継ぐのは誰か?を初めて読んだ時は、まだ「マイコン」時代だったから
世界を繋ぐコンピュータネットワークなんてのは読んでいても、まさに
「絵空事」という感じだったのにねえ。
ipadとかiphoneとか、ホモ・エレクトゥスが実現した感じ。
537 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/13(日) 19:14:09
ネット銀行を20年以上前に提案してたような
それって遅くね?
>>495 遅レスごめん。
自分の解釈は肉体は石田、中身は松浦・野々村を吸収したアイ、だと思っている。
未来でもアイって意識だけの存在で、肉体はニセモノっだったじゃん。
あのとき、たまたま遭難して死亡したばかりの都合の良い死体(石田)があったからそこに入れてあげて、
あとはヒトとして人生をまっとうしなさいね、っていう風にされたんじゃないかってね。
別に肉体が石田である必要はなにもないんだけどさ。
>>524 インターネットは、マレイ・ラインスターが1946年に書いた「ジョーという名のロジック」ですでに描かれている。
>>535 「継ぐのは誰か」で「携帯電話」と名称までピタリと描かれてたのはびっくりしたわ
>>540 それってど言ういう範囲まで?
世界中のコンピューターが繋がってるっていうのはわりと予見されてたけど
>>541 別に作者が描いた訳じゃない
協力者の江島さんの先見性があったればこそ
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/21(月) 02:11:25
>>541 21世紀はSEXしまくれるという予想は外れてるw
545 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/21(月) 05:25:58
一部のやつらはしまくってる。
裏山椎
日本沈没 第二部の「ではないか」の多さは異常
>>547 さあソレを購入したらその部分だけnyにうpするんだ、早く!
>>546よいではないか。おれまだ途中までしか読めてない。
>>546 第三部は「でないのか」 ?…果してなき流れの果に
なぜに「果てしなき」の第3部? 第2部はどこ? 「虚無回廊」のことか?
作者自身が、「日本沈没」の第3部が「果てしなき」みたいなことを言ってたから、
それにひっかけた冗句じゃないかな。
553 :
550:2010/06/28(月) 14:10:42
親父ギャグですまん。
ちなみに虚無回廊は三部とも買ってるが今のところ二部までしか読んでない。
「日本沈没第二部」の手法でもいいから、なんとか完結して欲しいよね。
そうだね。プロットだけでも書いてくれたら、現存SF作家総出で完成させる値打ちがあるね。
まあ、日本SFの金字塔だからなあ。「俺達もここまではやりました」って後世に伝えるのは無駄ではなかろう。
来ないだの映画公開前、漫画アンソロジーはあったじゃん
鶴田とかあづまとか、まあちゃんと原作読んでいる面々で
>>527 あの先生ならやりかねんw
作品と著者のギャップの大きさでは、トップクラスの人なんじゃないか?
梅棹忠夫さんが...
転んだ
結構お年を召されてんですね。合掌。
たしか、東洋・西洋に加えて中洋を提示したんですかな。
561 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/07(水) 13:27:58
糖尿病でめくらになった人?
ウィキペディアによればモンゴル渡航時に菌を拾ったんではないかとなっているが。
最後の京都学派だ。
もう京都に、人文科学系で大物はいない。
「沈没」にでてくる、京都の社会学者ってこのシト。
あと山本首相は、ET宮沢らしい。
虚無回廊どころか、最後小説出したのいつ?
『虚無回廊III』は出版こそ21世紀だけど、内容自体は90年代前半に雑誌連載されて
そのまま単行本未収録になってたものだからなあ。
小松左京の今のところ最後の小説新作って何?虚無回廊連載中断以降何かあった?
もう活力が枯れてるんだろうなあ
アーサー・C・クラークはどうだった?
567 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 23:26:36
>>564 手元の資料では、94年12月20日号の雑誌「ad infinitum」(集英社)に掲載した
「ざくろ」(ショートショート)が創作作品としては、最後になると思う。
このころ小松さんは「虚無回廊」に集中してたらしく、「虚無回廊」の91年の連載開
始以後いわゆる小松左京らしい作品は書いていない。
568 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 00:10:19
ごめん。訂正です。
「虚無回廊」の連載開始は、86年2月号でした。
ちなみにこの前後の小説作品を挙げると、
80年雨と、風と、夕映えの彼方へ
さよならジュピター(長編)
氷の下の暗い顔
星仏
81年花型星雲
82年大阪夢の陣
83年首都消失(長編)
84年□□□□
86年虚無回廊(長編)
87年月息子(ショートショート)
88年人生の絵(ショートショート)
94年ざくろ(ショートショート)
しかない。(長編はすべて連載開始年)
80年代でもこれしかない。もっとも80年代は映画製作に全力投入していたから
ともいえる。
>>566 バクスターと一緒に三部作やってたな。どの程度関係したのかは知らんが。
>もっとも80年代は映画製作に全力投入していたから
それが人生最大のミスだな。
>>571 苦情は小松にスターウォーズ便乗企画の原作頼んだ
田中友幸へどうぞ。
そもそもの発端はそれなんだから。
あれ、それってガナバス帝国の野田昌行が受け皿にならなかった?
575 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/12(月) 20:40:05
80年代初めに中間小説誌や一般新聞への登場が途絶えた(≒中短編の発表がほぼ消える)のは
干された、今で言えばリストラされたのかな。
原稿料高い・何の原稿でも長くしてしまう癖・あれこれ交渉したがるからうざがられた、一般人受けしなくなったなどが原因かね。
本人インタビューだと「長年付き合ってきた編集者達が異動していった時期」との事だが。
けど、普通は売れてる作家なら編集者の異動なんか関係ないだろう。
当時、いくら映画とかシンポジウムとかにのめり込んでいても、創作発表の場が消えたのは本人にはきつかったと思うが。
ところで最大規模だった角川文庫版が全て絶版になったのはいつだろう。
95年に「戦争はなかった」の新刊が出た時はまだ全部刊行(品切れもあり?)だったが
>>573 あれは東映。
>>575 同時期のさよならジュピターの収監産経の連載依頼に
自分でいうのもなんだが超殺人的スケジュールだったので連載に
穴をあける心配があった。
それで、田中光二と山田正紀との連名で連載する事を編集部に了解してもらった
上での連載開始だったとさよならジュピターの解説に書いてあった。
本人がいうくらいなんだから、相当忙しかったんだろう。
一般紙はともかく、小松と縁の深いSFアドベンチャーへの短編掲載すら
ほとんどないんだから。
>>575 小松を角川文庫に入れたのは角川春樹だからな。
それに小松に限らず、SF作家の角川文庫作品てほとんど絶版では?
習慣産経には最初はBBJじゃなくもっと一般受けしそうな
代案を用意してた。
週刊誌にハードな宇宙ものは合わないという事で。
たぶん、それが「首都消失」。
579 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/13(火) 21:12:24
SF界の嫌われ者の文章なんだけど、
「おたくの迷い道」にある。
サークルでマドンナ的人気を誇る彼女を、
小松左京の息子(仮名)と取り合ってゲット!!
という、うれし恥ずかしなのもあるかもしれない。(今回は全て実話)
マドンナ的人気って……まさか温帯????
菅浩江をゲットしたの〜てんき武田のことじゃないの?
80年代前半はジュピター、80年代後半は花博に人生を費やした。
それから大地震か…
今小松に続くような作家っている?
小林泰三には期待してるんだけど
>>583 >小松に続くような作家
それは、小松左京のどの側面が好きかで挙げる作家も変わってくるな。
小林泰三のハードSF志向も嫌いじゃないけど、
俺は小川一水の社会派志向に期待したい。
小松さんの多作期のような勢いで書ける人はいないんじゃないか?
体型を継ぐものなら何人かいらっしゃる。
「星」を継ぐのは超人しか無理だろう。
590 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/16(金) 05:50:44
小松→筒井→伊藤→う、う……
>>585 多作で思いつくのは、清張・井上ひさし(80年代前半まで)・半村良くらいかな、小松並みの執筆ペースだったのは。
清張と書いて思い出したが、向こうさんはあまり小松を好いていなかったみたいね。
好きなSF作家として星・筒井と名を出して小松は無視したり、
それ以外にも直接名指しこそしないが「こういう作風の作家は好かん」とチクチクつついているし。
詳しくは清張×筒井の対談を読めば判るが。
小松VS清張の対談がもし実現してたら、双方知識量が化け物級だから壮絶な事になっていたろうな。
592 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/16(金) 20:08:14
デビュー直後の小松さんのものすごさについて、「小松左京マガジン」
31号の「SF的な、余りにSF的な――果しなき流れの果に私論」という評
論が取り上げている。
すこし長くなるが引用すると、
長編
日本アパッチ族(64年・書き下ろし)
エスパイ(64年・漫画サンデー連載)
復活の日(64年・書き下ろし)
明日泥棒(65年・週刊現代連載)
短編
さんぷる一号(62年・宇宙塵)
易仙逃里記(62年・SFマガジン)
終りなき負債(62年・SFマガジン)
ぼくの消える日に(63年・中二コース)
お茶漬の味(63年・SFマガジン)
地には平和を(63年・宇宙塵)
時の顔(63年・SFマガジン)
失格者(63年・SFマガジン)
蟻の園(63年・SFマガジン)
痩せ我慢の系譜(63年・SFマガジン)
卑弥呼(63年・SFマガジン)
ホムンよ故郷を見よ(63年・宇宙塵)
影が重なるとき(63年・SFマガジン)
御先祖様万歳(63年・SFマガジン)
593 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/16(金) 20:08:54
続き
愚行の輪(64年・別冊宝石)
自然の呼ぶ声(64年・SFマガジン)
日本売ります(64年・週刊サンケイ)
物体O(64年・SFマガジン)
召集令状(64年・オール讀物)
新趣向(65年・SFマガジン)
夢からの脱走(65年・小説現代)
( )は初出年・初出掲載雑誌
(ああ疲れた)もちろんこれ以外に「果しなき流れの果に」があり、さらにルポ
「地図の思想」があり、この評論の著者(小松左京研究会のメンバー?)によれ
ば50作を超えるショートショートがあるという。
これを見て驚くのは、長編短編を問わず、小松作品の代表作と呼ばれる作品が
目白押しに並んでいる。小松作品の代表作ということは、わが国のすべてのSF
作品の代表作といってもいいわけだ。
確かにこれらの作品は、70年代のような強烈な問題意識はすこし希薄だけれど、
SFとしてどれを今読んでもやたらと面白い。特に63年がすごい。「ぼくの消え
る日に」(「お召し」)から「御先祖様万歳」まで超名作・傑作が並んでいる。
読んで感ずるけれど、結局これらの作品がその後の日本SFのスタイルとパター
ンを決定したといえる。このころ小松さん33〜5歳。天才というのはこういう
のをいうんだろう。
間違いなくこんな作家はもう出ないだろうな。
594 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/16(金) 21:48:51
好きなSF作家として星・筒井
本当?
筒井さんは「大いなる助走」で
松本をさんざこきおろしてるし、
星さんは「マリハナ」かどっかで、
「あんな低学歴が文壇バーなんかにくるな」とか言ってたそうだし。
清張って、マゾ?
>>594 それが本当だったらちょっと嫌だな。特に星さん。
清張さん自身低学歴にコンプレックス持ってたそうだし、
それでも努力して勉強してたというところを尊敬してるので、
そういう人を貶めるのってちょっと。
清張さんの知識が嘘ばっかりというようなことだったら、
叩いてもいいけど。
星さんも筒井さんも小松さんもボンボンだからなぁ。
まあ話の真偽はともかく、二人が嫌うのはわかる気がする。
清張さんは典型的なボス(政治家でいうところの派閥の大親分)的人物だから。
>低学歴にコンプレックス持ってたそうだし、
>それでも努力して勉強してたというところ
その「努力した勉強」の成果を何に使ってたかと云うと、
エリート大学出身の編集者が新しく担当になるとまずその出身学部を尋ね、
その分野に関する専門的な質問をいきなりぶつけて、答えに窮すると、
「君は大学一体何を習ってきたのかね?」とネチネチいたぶる。
こういう行為を無上の楽しみにしてた輩なので「尊敬」はしていない。
いや、伝説だけど
そのときの星さんのことを、
編集者たちが大喝采したとか。
実は嫌われてたんだ。Mさん。
もうそろそろか。
梅雨が明けたら
日本沈没・第2部を他人に執筆させたって事はもう小説は期待できそうにないな
もう80になるんだっけ?
2部人にまかせるにしても、
もっといいのに書かせればいいのに。
取り巻きがよくねえな。
お亡くなりのあと、記念館とかアホなもん、つくらないで欲しい。
たいていもめるし、ゴタゴタする。
清張も、司馬も……
黒澤明なんて悲惨なものだ。
ふと思いついてグーグルとヤフーの検索ヒット数を調べてみた。
Google YAHOO
"村上春樹" 約 3,050,000 件 約28,700,000件
"司馬遼太郎" 約 1,110,000 件 約12,600,000件
"松本清張" 約 775,000 件 約12,700,000件
"筒井康隆" 約 692,000 件 . 約6,550,000件
"星新一" 約 457,000 件 . 約4,170,000件
"小松左京" 約 179,000 件 . 約1,940,000件
小松左京知名度低いな。筒井や星にも大きく水を開けられているのは正直ショック。
世界的に見ればドングリの背比べだよ
"Shinichi Hoshi"
約 11,400 件
"Yasutaka Tsutsui"
約 27,900 件
"Sakyo Komatsu"
約 28,700 件
「復活の日
そーろうスマン。
「復活の日」14,000,000件
捨てたもんじゃないよw
>>595 星さんの発言はブラックユーモアなんだよ。
低学歴なのに頑張って勉強した俺様は偉いよねと
ひねくれたエリート意識をふりまわしたがるS氏に対してね。
S氏が小松左京が嫌いなのは、その作品に自分の劣等感をいたく刺激されるから
だと思う。
>>603 筒井が多いのは「時をかける少女」がらみだな。
>>604 >"Shinichi Hoshi"
あれ星新一が少ないとおもったら、niのあたりの表記に揺れがあるんだな。
S氏は劣等感の塊だから、
御大のみならず、いろいろ憎んでいたな。
意外にも宮崎温帯も。
コンプひどいらしい。
明日夜
611 :
小松センセからもう少し脱線:2010/07/19(月) 02:08:58
星新一は基本紳士だけど目上の無礼に対しては厳しい人だったんじゃないか。
安部公房にも一度酒席で絡まれてから二度と同じ場にいようとしなかったらしいし。
清張に対しては、著作の中で小金井良精が侮辱されたと認定して以来、敵対心を持っていたらしい。(最相の星伝記による)
しかし、この手の文壇相関図は面白いな。
筒井と開高の対立はなんとなくプロレスっぽく見えるのだがw
>>607 「時をかける少女」が「時をふりかける少女」に一瞬見えた俺。どうかしてるな。
>基本紳士だけど
タモリと銀座でスネ毛こすり合わせたりする
紳士です。
でも、☆さんなら許せる。
>文壇相関図は面白いな。
しかし、死んじゃった人結構いるなー。
それもずいぶん前・・、こっちも年取るわけだ。
>>609 黒澤明と対談した後に
インタビュアーから、宮崎さんに実写映画も撮って欲しいと
仰てたみたいですが?
と聞かれたら
アニメを実写より下に見ての発言なら許せない(ムキー)
みたいな反応したらしいねw
宮崎は実写映画コンプレックスがあるんだろうな。
宮崎温帯はiPAD罵倒とか
声優嫌いとか、もうコンプの塊。
アニメ界の松本清張みたいの人だ。
宮崎さんはそんな人だったのか
まあ電車の中でiPhoneを夢中になってこすってる様は確かに自慰も同然に見えるが・・・
実写コンプなのは日芸映画学科卒だが映画斜陽で仕方なく虫プロに就職した富野の方で、
宮崎駿は最初から誇りを持ってマンガ映画に取り組んでいたのだとばかり思っていたよ。
発言にゆとりがないじゃん。
なんか負け犬の遠吠えみたい、俺がエラいんだコメントばかり。
確かに「もののけ」以降、ダメになりつある。
「ナウシカ」「ブタ」の頃の御大ではないよ。
宮崎さんは自分で体力がなくなったことを認めてて、1作のたびに
辞めると言ってるし、今はジブリ存続のために残っている状態だから、
今更そう言われても、さほど痛くなさそうですね。>ダメになりつつある
アニメーションに誇りを持って制作してるならある意味当然の反応とも思うけどね。
まぁ、基本的に宮崎の発言はあまりまともに受けてしまわない方がいい、
周囲の人間の証言だと「昨日の発言と正反対の事を言い出すのは日欧茶飯事」だそうだから。
小松御大も
ワルトハイムとクラークは友達や
とか
SF界ではグルメや、てな発言して欲しくない。
そう言うのは故・温帯にまかせればよろしい。
お母上は「超ちゃきちゃきの江戸っ子」だろ?
そう言うの、ヤボですぜ。
J.P.ホーガンは、同じ純ハードSFと呼ばれたけど、俺の中では両者は明らかに違う。
ホーガンはDECのセールスエンジニア上がりだけあって、ことコンピュータの記述にはリアルさがあった。
マトモなヤツもそうだけど、ライフメーカーシリーズみたいな明らかに遊びで書いてるヤツも、そう。
日本SFの悲しさは、ホーガンクラスのその道の専門家がいないことだろう。
博学強記ってのは、結局、浅く広くでしかないわけだから。
ジブリにPC入れるときに
もめたらしいね。
PCは拒否反応示すのに
ワープロはなぜかOKだったから、ノートPCにして
鈴木が、これはPCじゃなくワープロですとか騙して導入したらしいw
しかし、社会科学系のバックボーンがないと、小松御大のような物語の厚みがだせない気がする。
社会派SFっていうと、海外の作家では誰が近いんだろうか。
SF以外だと トム・クランシーが雰囲気が似てる気がするんだけど。
>>624 石原藤夫センセがそうなんじゃないか?
あと堀晃
セールスどころかバリバリの開発エンジニアの兼業作家、ドクター持ち、という新人が出ましたぜ。
ドクター持ちって石原博士以来?
あのなあ、ウソを言っちゃいけねえぜ。あの世界でバリバリの開発やってたら、兼業なんてできるわけね〜じゃねえか。あの世界で、できるヤツってのは、「残業が」200時間とか当たり前だぜ?
その新人とやらは、ちょっとしたプログラムが書ける程度だろ。もし、ホーガン級っていうのなら、書名を出してみろ、読んでやるからさ。
ホーガンてそんな大したものなのかよw
なんだ、ホーガンも読まずに偉そうな事をぶってたのかよw
まあ、一度読んでから話しようぜ。もし、読んだことある、っていうのに意見が変わらないんだったら、今後、ハードSFは読まない方が、お前のためだw
なんかおかしなのがいるな
> 「残業が」200時間とか当たり前だぜ?
その会社がスタートアップであるとか、マネジメントに失敗してデスマーチであるとか、
大規模なシステムのカットオーバー前であるとか、特殊な事例を一般化しないでくれ。
> 「残業が」200時間とか当たり前だぜ?
プロマネ、コンサルとかだと結構ある世界だけどな。
コンサルとかは、いろんな人間と付き合って、いろんな業務見てるから、
小説家になる前の職業としてはベストな気がするが、
ある意味「上がり」の仕事で収入もでかいから、そっからわざわざ小説家になる人は
あんまりいないな。
まあ、バリバリ開発している人間が、「兼業で」作家やってるのを面白いと思う業界ではないよね、どちらとも、って話だよねえ。
今の開発仕事が、そこまでイージーにできるわきゃね〜だろw
こういうわかったようなふりをする奴等が過去の兼業作家を潰していったんだろうな
とりあえず、そういうわかったようなふりをする奴が話題を潰していくのは2chではよく見ることだな。
プログラミングと作家を兼業でやるなんて不可能だぜ。あのホーガンでさえ、専業じゃないと無理だった。
お前ら、随分誤解しているようだが、ホーガンがやってた頃のDECのセールスエンジニアって、あの世界でも最高峰クラスのエンジニアじゃないと務まらなかったはずだ。
VAXとか以前にDECは24bitとか18bitとかの(細部は違うかもしれん、すまん)変態ワードコンピュータ作ってたんだからな。
そんなのど〜やって売れちゅうねん。おめえ等、16bit,32bitコンピュータ以外をどうやって売るか言ってみろよ。しかも、まだ、ミニコンって概念すらない時代だぜ?
で、この世界でホーガンも知らないで、兼業で作家様ですか。よろしければお名前を教えていただけますか?w
ミニコンって概念はPDP-8の頃には確立してたんじゃないかと、俺の史観ではそうなっているんだが、
間違ってるかな?
PDP-8は名機だと思う。確かにミニコンの範疇でいいと思うけど、個人的にはVAXからをミニコンに推したい。無論、異論は認める。
ミニコンがVAXから始まるなら、パーソナルコンピュータは386や68020以後ということになってしまいそうな。
>24bitとか18bitとかの変態ワードコンピュータ
いわゆるマイクロプロセッサが普及する以前はそういうのが当り前だったと思うが?
そだよん。そういうレベルのs
世界を知ってれば、普通は大口叩かないよね、って話。
しかも、小松左京とJ.P.ホーガンの話題のスレでさ。自己自慢したいなら、自分でスレ立てて、そこで思う存分やるとよろし。
VAX以前のミニコンのアーキテクチャが色々だったことについては同意するが、後半、
メインフレームについてなら、System/360と、それに影響されたマシンには8ビット=1バイト、
32ビット=1ワードが普及してるし、逆にマイクロプロセッサにだって12ビットとか結構あるし。
SF的な話でいうと、ホーガンの「星を継ぐもの」とかの、
コンピュータネットワークの描写は、
インターネット普及前の作品なのに古さを感じない。
小松左京の「継ぐのは誰か」に出てくるコンピュータシステムも、
ディティールは物足りないけど、プリントアウトは無駄云々の話は
かなり今の感覚に近い。
ホーガンのすごいところは、「未来からのホットライン」みたいに、
通信システムそれ自体がメインのネタになってるところ。
小松作品ではハードウェアはあくまでも小道具にすぎないことが多い。
ホーガンの「未来からのホットライン」はSMTPプロトコルの観点からみるとすっきりする。uucpの時代だとメールを近隣局へバケツリレーで運んでいたわけで。それを時空間がつながっている過去局に置き換えたのが新鮮だねえ。
後半のホーガンは、どうしてもAIの呪縛から逃れられなかったけど、やはり大きな仕事をした作家って感じはする。
ここは小松左京スレであって、ホーガンスレでは無いんだが……
話はリンクしてないでもないから別に書くなとは言わないが、程ほどにしろよ。
だからさ、まだ生きてるんだから、これからもう一発、でかい仕事を御大にしていただきたいという、ファンからの熱いメッセージと思っていただければ幸いだよw
つうか、文句つけるぐらいなら、
小松の方に話を膨らませて受けるレスつければいいだけだと思うんだが。
ホーガンから小松に話を戻そうとして、ホーガンと小松を並べてレスを書いても、
ホーガンの方に振ったレスと、文句つけるレスしかつかない。
お前一人で、小松オンリーの話になるとこまで、自演しろとでも?
帰って来て、この板覗いて、このスレにレスがいっぱいあると
小松翁の身になにかあったのか!と思うだろ。
だから、ほどほどにしといてやw
655 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/20(火) 21:51:22
星を継ぐ者シリーズと未来の二つの顔は読んだけど
再読したいとは思わないな。
10年もしたら忘れらる運命だな。
兼業といえば小林泰三がいるな
家電メーカーだっけ?
この人には期待してる
レイコンウンコイレのような話は、いくらホーガンでもできないだろう
うわ 堀晃の名前を出したのに誰も膨らませてないw
これが現実か
そいういえば堀晃は通信そのものをテーマにした作品をいくつか書いてるよね。
悪魔のホットラインとか。
660 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/21(水) 11:31:18
>>657 美青年の口内に下痢便垂れたり、ふくらみかけおっぱいの
美少女の出てくる小説もなw
661 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/22(木) 12:27:33
>>661 下痢便の話は「汚れた月」っていう短編。
美少女は何だろう…思い出せないや…
「少女を憎む」かねぇ…?
そうそう「少女を憎む」。厨房の頃あれを読みながらハァハアしたのも懐かしい思い出・・・
665 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/22(木) 22:46:43
少女を憎むは半分以上実話らしい。
前に図書館で昭和22年2月23日の新聞縮刷版を探した事がある。
該当の事件は見つからなかったが
>ふくらみかけおっぱいの
美少女の出てくる小説もなw
それなら
高橋の「貧者の舞」おすすめ。
激しくウツになるが。
現代風にリメイクされたのは日本沈没に復活の日…、
次はなんだろう。
首都消失やBBJあたり?
エスパイしかないな
ヒロインは由美かおる再登板だなw
いや、あれは原作もそんなに出来が…
まぁ原作の出来が良すぎるのは実は映画には手があまるわけで、
結論は御大の作品はやはり映像化しないのが吉かとw
671 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/26(月) 06:43:56
エスパイは樋口シンちゃんでなかった?
エスパイはリメイク版でも由美かおるが同じ役をやるらしいな
エメリッヒにばーんと地平線一杯に広がる
巨大宇宙船と現代戦をやられちまったからな
>見知らぬ明日
しかし角川春樹も、当時、まあよくも復活の日なんて地味な題材択んだものだよ
90年代のいつ頃だったか、角川春樹制作・富野由悠季監督で
『果しなき流れの果に』映画化が計画中という噂を聞いた事があった。
本当にそんな動きがあったのか、最初から根も葉もない噂だったのかは知らん。
そういえば、もうすぐ「二〇一〇年八月一五日」だなあ。
676 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/27(火) 05:18:46
はしたなき流れの派手に
は確かに企画であった。
でも無理だった。
その前後に「OSK」のレビューであつたらしいが、
見たシトはあんましいない。
MCごのみで癒し系のすきな受身の俺は
エスパイのアレはご褒美です
杉本彩あたりにやってほしいな
ちょっとタイトル忘れてしまったんだが、分かる人教えてください。
自分に行き詰まりを感じた主人公が自分を冷凍睡眠にかけて、未来にいくんだけど、
未来ではそれが全人類的なものになっていて、唯一の希望としてシグナルを発する星へ宇宙船で飛ぶ。
しかし、そこも一見滅亡してしまったように見えるような状態だった。
が、墓のように見えた建物が実はサイコ・トラベルとでも言うような思考による宇宙の探査をする建物で、
そこに未来人が加わって、人類にも先があった…
うろ覚えで悪いのですが、こんな感じの作品があったように思うのです。
もう一度読みたくて、タイトルで検索かけたくて聞きました。
宜しくお願いします。
>>678 タイトルはすぐにわかったけど、そのあらすじが大雑把とはいえ結末まで書かれてるから、
回答を書くと未読の人には結果的にネタバレになってしまうような・・・
680 :
678:2010/07/27(火) 18:14:38
>>679 すいません…つい筆が滑って…
んで言いにくいんですが、wikipediaで調べてみたら、タイトルが短編集のタイトルになってたので
見つけることが出来ました。
お騒がせしてすいませんでした。
その作品を読んでみたくなったおれはどうすればいいんだろう
682 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/28(水) 00:32:06
>>681 神への(ryって短編だ
名前と一緒に検索かけたらたぶん出てくるよ
おお、ありがとう。読んでみるわ
あー最後セックスするんだよな
これは別にバレにならないよね
685 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/02(月) 21:28:43
つ【露助女にゃヒゲがある】
687 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/03(火) 06:34:52
♪露助〜露助〜
おいら〜男だ〜名はロスケ〜♪
って、ロシア人自身、自分でロスケ言うてるえ。
「ヴィー、ロスケー?」
「ダー、ヤーロスキー!
ヴィー、ヤポンスキー?」
>>685 あの後、撃退できたとは思えない。
高山地帯をのきなみ放射能汚染地帯にしただけで、
結局は征服された予感…。
まあ、彼らが何のために地球に来たかは全く不明なんだけど。
せめてチキューケナシザル扱いでの保護くらいは望みたいものだ。
>>688 死にかけで意識も朦朧の人間が語ったことだから信憑性には疑問もあるが、
あの侵略者は人間を食うそうだからなあ。
>>688 地球を貶すサルなんかだめだ。アメと鞭を使っても地球を褒めさせろ。
チキューホメザルならいい。
わーおもしろーい
チキューイヤミザルが来た。
693 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/15(日) 09:52:40
小松左京先生はついったーをされてますか?
もしIDをご存知でしたら教えてください
宇宙人に食われた後も、宇宙人の意識下に意識が残ったりして。『飢えなかった男』の超共生のように。
695 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/18(水) 06:53:06
ツイッターって言葉すら知らんでしょ。
携帯電話って言葉を発明しておいて、
携帯は持ってないらしいし。
そのうちマガジンで
「ついっとう」特集ありそう。
筒井さんはやってそう。
ツツイッターとか言って。
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/19(木) 08:48:09
え、携帯電話を発明したの、小松左京だったの?
ちがうよ。星新一がアイデアを出して、小松左京がブルドーザーで踏んづけて
筒井康隆でポケットに手を突っ込んで口笛吹きながらナンパの道具にしたんだ。
で、平井和正が携帯教の教祖に(ry
70年万博の頃に
作品ではじめて「携帯電話」って
言葉を使ったらしいけど、
「果てしなき」だったっけ。
日本沈没より、果てしなきの続編を読みたいンだっ
それよりアパッチ族の続編やら外伝(大アパッチ戦史とか)を読みたい
いっけねえ、『2010年8月15日』読むの忘れてた><
704 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/26(木) 22:16:18
>果てしなきの続編
1万2000年後に、ノリコとお姉さまが帰還して、
終わりじゃないのか??
まだ「果て」まで行ってない。続編ではいよいよ「果て」に到着。
果てしなき流れなんだから、果てがあるのはおかしいな。
ハテ?って感じだ
ま、とにかく「果て」には着くんだ。さらにその続編「新・果てしなき〜」では、戻る道中の
あれこれが描かれる。
「果てし無き流れの果てに」久しぶりに読もうと思ってたのに見つからな
新刊も古本も売ってないし・・・
「果て」まで行けば売ってるかも。
果てしなき流れ、に果てがあったらおかしい。
限りなく透明に近いブルー、はブルーちゃうやろ。
「ほのぼのレイプ」みたいな矛盾を感じる。
ヒルベルトのホテルで小松左京に会ったけど、果てはないけど果てには行けるって言ってたよ。