マーセデス・ラッキーの「ヴァルデマール年代記」について語れ。
現在、創元推理文庫と中公ノベルスからシリーズ発行中。
【創元推理文庫】
〈タルマ&ケスリーのシリーズ〉
「女神の誓い」
「裁きの門」
「誓いのとき」
〈ケロウィンのシリーズ〉
「運命の剣」上・下
〈ヴァルデマールの風 三部作(エルスペスのシリーズ)〉
「宿命の囁き」上・下
「失われし一族」上・下
「伝説の森」上・下
【中央公論社C・NOVELSファンタジア】
〈ヴァルデマールの使者 三部作(タリアのシリーズ)〉
「女王の矢」
「宿縁の矢」
「天翔の矢」
【原書】
■The Mage Warsシリーズ
The Black Gryphon
The White Gryphon
The Silver Gryphon
■The Last Herald Mage Trilogy
Magic's Pawn(※中公から刊行予定)
Magic's Promise(※中公から刊行予定)
Magic's Price(※中公から刊行予定)
■Vows and Honor
The Oathbound(邦訳「女神の誓い」)
Oathbreakers(邦訳「裁きの門」)
■Short Stories
Oathblood(邦訳「誓いのとき」)
■The Heralds of Valdemar Trilogy
Arrows of the Queen(邦訳「女王の矢」)
Arrow's Flight(邦訳「宿縁の矢」)
Arrow's Fall(邦訳「天翔の矢」)
■Kerowyn's Tale
By the Sword(邦訳「運命の剣」)
■The Mage Winds Trilogy
Winds of Fate(邦訳「宿命の囁き」)
Winds of Change(邦訳「失われし一族」)
Winds of Fury(邦訳「伝説の森」)
3 :
続き:2009/01/25(日) 22:51:03
■The Mage Storms Trilogy
Storm Warning(※創元から刊行予定)
Storm Rising(※創元から刊行予定)
Storm Breaking(※創元から刊行予定)
■Darian's Tale
Owlflight
Owlsight
Owlknight
■Take a Thief
■Crossroads and Other Tales of Valdemar(Valdemar Anthologies)
■Moving Targets and Other Stories of Valdemar(Valdemar Anthologies)
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/26(月) 00:00:37
>1乙!
テンプレの話し合いもしてなかったのに
気を利かせてくれてありがとう!
>>1 乙!
未訳まだまだあるねー。けど東京創元と中公の二本立てなら
これからどこどこ翻訳されるんだろうか。
ラッキーの世界観が好きだし、歌う船も好きだから、ヴァルデマール
以外も色々読みたいなあ。
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/26(月) 21:58:26
>>7 中公がかなり頑張ってくれないと辛いとこだね
ヴァニエルは中公で出るらしいけど
グリフォンとかまで出してくれるかは疑問
創元はこれまで二年に一冊ペースで
嵐と梟まで出すと10年以上かかるわけで……
むしろもうルルル辺りが参戦してくれるといいんだが
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/26(月) 22:02:09
>>8 自己レスすまそ
どうせならルルルの前にハヤカワだよな……orz
ここまで関わらなかったんだから出なさげだが
10 :
1:2009/01/28(水) 00:44:31
前スレ落ちてないか
落ちたね
まあ994くらいまでは行ってたみたいだし、いいんじゃない?
やっぱ980すぎて24時間レスないと落ちるか…残念
思ったより新刊の感想もないもんだね
まだみんな読んでるとこかね
そういえば新刊の感想書いてないことに気づいた
大筋はもう分かっちゃってたから、あらためて語ることがないんだよなぁ
とりあえずヴァニエル編は楽しみ
そう、あらましは分かってたもんね
早くヴァニエルか嵐が読みたいよ
創元から嵐出るとしてもまた秋から年末発売なのかな…
表紙絵は「運命の剣」の下巻のが一番好きだ。
>>16 あれいいよね躍動感もあるし
自分は「誓いのとき」が好きだな
新刊読んで、女王補佐の死に際はかわいそうだな、と思った。
「共に歩むもの」が他の使者のように、死まで共に歩んでくれないから。
ともあれ、タリアの話からヴァルデマールに入ったので、
「使者」への思い入れがとても強くなりました。
終わってしまってさみしい。
地元本屋に頼んだら、いつ入るか分からない……と。
amazonはなるべく使いたくないんだよなあ。
地元本屋応援のためにも。
>>19 「本やタウン」か「e-hon」じゃダメ?
注文して地元本屋で受け取り・支払いだから応援にならないかな
e-honは提携書店がどんどん減っている件について
本屋タウンのWEB注文て便利だよね。
私の利用する本屋さんも中公のヴァルデマールは
いつも少量しか入らなくて、当日買いに行かないと
取り寄せになるから、予めWEB注文にしたよ。
店頭でタイトル、作者、出版社とかやるよりも
格段に便利。
おいおい人いなさすぎだろw
なんか話題ねーかな。新刊でるまで無理か。
ヴァニエルは何月くらいにでるのかね。
創元はもう諦めてるからw出るときに出てくれればいいよもう。
色々あるけど面白かったなあ。
タリア良い子すぎるけど、そういうキャラだもんね。
ただやっぱり、痛いシーンでの描写はちょろっと
さわりだけでも痛そう、酷い拷問なのが…
そういう容赦ない感じもあるからバランスがいいのかな。
エルスペスの俺つえぇー!最強伝説。みたいなものより、
タリア編の使者たちの生活習慣とか、地方巡回での活躍とかの
ちょっと能力あるけど普通の日常の様子とかが
面白かったのでそういう路線でもっと読みたい。
ヴァニエル途中まで読んだとこなんだけど、あまりの腐女子臭にちょっとめげている。
つうかヴァニエルだめすぎ。
クリス×ダークとか想像しちゃだめだぞ。
腐女子臭っていうかガチホモだしなあ。
だから中公が出す気になったんだろうけど。
あそこのホモ率はハンパねえw
原書の出だしをちょっと読んだだけだが
しょっぱなから「死にたい」みたいなこと言ってたんだが
最後まであのテンションなのかなあ。
伝説の森で出てきたときはちょっと明るいキャラだったけど。
>>25 やべえ……英語なんて全然読めないくせに、読みたくなったぞw
アメリカの小説事情なんて、全然わからないんだけど、日本のBL
みたいなのを受け入れる土壌あるの? キリスト教の国だから、
キチガイ団体が排除に走りそう。
あー、ついにこのスレも腐女子の餌食か…
>>27 そういう話は数字板でやってくれ
スレ違いだし腐臭を撒き散らすな
>28
作者自身のサイト眺めてみ?
「もしも私の作品が映画化されたらこの人にやって欲しい」
とか、割と同人女のノリに近いぞ。
元々M.Z.ブラッドリーのアンソロ参加からデビューした人だし
当然っちゃある意味当然。ウーマンリブからの性的・宗教的寛容や
『文明の衝突』なんかででてきた多元的批判精神で、
比較的同性愛にも寛容つーか、共存姿勢を打ち出している作家も多い。
ただし、それをスマートにかつ男女両方のファンに受け入れられる形で
やっているからプロ作家なんだがなw
>30
前スレでも似たようなやり取りがあったような気がするけど
作者のスタンスとか嗜好はこの場合問題じゃないんだよ。
スレ内で腐女子がKYな数字話をするのが問題だってことじゃね?
ラッキー読んでる女性も多そうだし、内容が内容だから
腐女子が萌えようと何しようと勝手なんだけど
このスレではやめて欲しいなー荒れる元だし。
>>31に同意
一般のファンの迷惑にならないようすみ分けしたほうがいい
数字板にくれば仲間がいるよ
ごめん。まだ読んでない(´・ω・`)
近所の本屋さんに明日あたりに入荷らしい。ふえー。
amazon使っちゃえば……という誘惑を最後まで振り切ったよ。
この流れで、全部翻訳されると嬉しいなあ。
それでも俺、「裁きの門」あたりが一番好きな気がする。
そういやヴァニエルといいブラックグリフォンといい
何気に結末わかっちゃってるんだよなww
天翔のときもそうだっけど、先にオチ知ってると
盛り上がりに欠ける。それでも面白ければいいんだけど。
あとイラストは変えて欲しい。切に。
美形が美形に見えねえんだよ、クリスとかひどかった。
末弥氏のヴァニエル見たかったなあ。
イラストは不要、というかラノベで売るのか従来型ノベルで売るのかどっちつかずだね。
ラノベで売るならもっとイラストを多用してグラフィカルイメージを打ち出すべきだし、
そうでないなら、カラー口絵や人物紹介になっていない人物紹介イラストなんて要らん。
ごめんなさい
英語版Change of windは
鉛筆がきの人物イラストがついてたし
その流れを汲んだんじゃねーの?
>>36 ?なぜ謝る?
前スレでも新訳女王の矢で乗馬ブーツが描かれてないと批判したら
なぜか謝る人がいたが絵師乙ってことなのかいw
むしろ編集じゃないのか
イラストが付いててもいいけど、内容と雰囲気と絵柄が合ってない印象。
今の絵師さんだとファンタジーには向いてないかも。
もっとこう、銃撃戦が似合う話には合いそうだけど、白いお馬とか
魔法とかそういうのとは合ってないっていうか…
話の中で描写されてる衣服も表現できてないように感じたな。
末弥を期待するのは酷だろうが、末弥と比較されるのは覚悟してもらわねばならない。
藤川純一あたり連れてくればいいのにと思う
一枚絵でウン十万貰える絵師と比べるのはさすがにかわいそうだなw
だが、末弥だからで買ってハマった人間もいるだろうし、しょうがないだろうな。
まぁ、末弥がダメなら丹野忍で張り合ってみるとか(゚∀゚)
皇名月とかも割と合いそうだ
末弥目当ての人間に丹野の名を出すとはまたデカイ地雷をw
どっかで読んだけど(25周年記念の本だったかな)
中公の翻訳物はコンセプトが「ラノベ気分で読める翻訳ファンタジー」
みたいな感じらしいので、ある程度アニメ・漫画チックなイラストは
しょうがないのかもなー。決して擁護してるわけじゃないぞ。俺も嫌だし。
早川だって最近はアレだしな…。
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/16(月) 20:20:42
>>44 > 中公の翻訳物はコンセプトが「ラノベ気分で読める翻訳ファンタジー」
やっぱそうだよね
他のラインナップ見てもそんな感じしてたし
単に作者が外国人なだけのラノベファンタジーレーベルだと思ってた
(実際どうかは別として)
だから末弥他重厚なタッチの絵師は使わないだろ
ラノベ扱いして広げようとした間口の意味がなくなるからね
大御所レベルなら羽住都さんがよかったな〜
それか若い世代で今風で上手くてオシャレな絵師さんとかたくさんいるのにな。
表紙絵の出来はよい=絵師はよい
人物紹介が良くない=編集のセンスが悪い
絵師より編集を換えるのが先
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/17(火) 12:53:49
今の絵師は嫌いじゃないけど好きでもない
でも変えられるなら違う人の絵も見てみたいかな
次のヴァニエルも絵的に初出の人ばかりだし
この絵じゃなきゃってくらいの絵師じゃないならシリーズ毎に変えたっていいくらいだな
下手とはいわんが、人物の描き分けのバリエーションに乏しいというか
はっきり言えば表現の幅の狭いのがネックかな
それ以前のレベルのカス絵師もうじゃうじゃいる中で
贅沢言ってるとは自分でも思うが
ええ、別に、挿し絵で妄想力が左右されるわけじゃないんで、なんでもいいです(´・ω・`)
萌え絵な感じで、ヴァルデマールを描くとどうなるのかは、見てみたいような
断固お断りなような……微妙な気分。
挿絵は気にしない、って人とイメージが固定されちゃって絶対嫌だ
って人と両方あるから難しいやね。
萌え絵はそれこそ同人とかでやってくれって感じ。
いっそ原書の絵でも持ってこいやと思っていたが
「The Oathbound」のペーパーバック買ったら「ごめんなさい」と思った。
すげえ特にタルマが
正直脳内でキャライメージ作るからどんな絵が載ってても無問題
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/28(土) 13:53:41
あ〜
秋くらいまではやっぱ新刊ないよね……
中公絵はなんつーか淡白過ぎな上に描き分けが…
ところで人物年齢を忘れてもやもやするのは自分だけ?
何故だか覚えていられないんだorz
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/03/18(水) 12:30:44
>>55 あんまり今何歳とかって書かないよね
大体こんくらいって感じか
今エルスペスって何歳くらいなんだろう……
確か失われし一族で25、6歳かな
他がよくわからん
懺悔します
今ごろ、天翔の矢 を買いました。今から読みます。
原書読むの邦訳ある奴から読んだ方が読みやすいかな?
どれから読むか迷ってるんだよね
あ勿論邦訳のは絶版の以外持ってる
気分的にはアルベリッヒのなんだけど…ううむ
原書というか、ニュースなどで英語長文を読むのに慣れているならどれでも好きな物を。
でも、ここで質問するってことはそうではないのだろうから、
ストーリーを知っている物から始めた方が完読しやすいと思う。
ポイントは、判らない単語や文があっても拘らずに読み飛ばして進むこと。
中高の英文解釈のようにこまめに辞書を引いていると挫折する。
レスありがと
一通りそのまま読んで最終的には翻訳して楽しむことにするよ
CD買った人っているのかな?
いるなら感想聞きたいんだけど…
CDって何?
ラッキー本人のサイトのやつ
どんな感じか凄〜く気になる
65 :
62:2009/04/12(日) 13:11:22
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/07(木) 14:21:42
このゴールデンウィーク期間中、タルマ&ケスリーから「ヴァルデマ−ルの風」まで再読してました。
あらためて読んでみると、タリア編読んでみて初めてわかる伏線って結構あるようですね。
結構楽しめました。
このゴールデンウイーク中に、ヴァルデマール年代記にハマり、翻訳分を読み終えました。
今まで知らずに生きてきた自分が残念です。
ヴァルデマール年代記がお好きなみなさんは、他にどんな本を読まれるんですか?オススメがあったら教えてください。
ジャンルとして重ならないのでよければ、
ニール・ゲイマンかな。
フリッツ・ライバー、デイヴィッド・エディングス辺りが海外ファンタジー入門用かな?
ライバーはソード&ソーサリーという造語を造った人だし、この後模倣する作家の多いこと。
タル&ケスも女版二剣士と言う感じだしね。
海外ばかり勧めてるが、現代ではFSSがお勧めだ。あらゆる日本のSF作家が魅了されている。
ビジョルドの「マイルズ・ヴォルコシガン」シリーズ
エディングスの「ベルガリアード物語」
タニス・リーの「平たい地球」シリーズなんかが好きかな
「ラプソディ」もいい
みなさん、ありがとうございます。
時間と元気のあるときに片っ端から読んでいきます。
多分、ヴァルデマールが好きな人が好きな本は、少なくとも嫌いではないと思うのです。
>>71 いやあ、結構クセのある作品も含まれるので人それぞれかとw
ベルガリアード&マロリオン物語あたりは、万人向けだと思いますが。
自分が好きなのは「ランドオーヴァー」シリーズかなー。
一番好きなのは「アヴァロンの霧」シリーズですが、まあ、おすすめしにくいw
>72
MZBはラッキーの師匠だしダーコーヴァ好きだw
『はるかなる地球帝国』あたりはジュヴナイルの傑作だと思う。
中世ヨーロッパが舞台のミステリでいいなら、
修道士カドフェルシリーズもオススメかな
流れをぶったぎることをお許しください。
今ごろ、天翔の矢を買いました <(´・ω・`)
出てるの知らなかった……っていうか、調べてもなかった。
ようやく読み始め。いきなり、いちゃついてやがんな。くそ。
>>71 アン・マキャフリーの竜騎士シリーズがおすすめ。
>>71 すぐ上でマキャフリーが出てるが、「歌う船」シリーズなんてどうだろう
「旅立つ船」でラッキーが共著してるし、そんなにSFしてないしオススメ
ところでアレックス・ティアのコンビにダレンとケロウィンが被るのは自分だけ?
結末としては正反対だけど
77 :
67:2009/05/22(金) 18:36:18
挙げていただいた中での既読は、FSS、「平たい地球」シリーズ。どちらも好き。
昨日はマキャフリーのなにか(双子?もの)を買おうとしたけど、お金がなかった(´・ω・`)
その本屋さんでヴァルデマール全巻平積でした。ちょっとした幸せ。
「天翔の矢」 やっと読み終えた∩(´・ω・`)∩
おう、結構後半のヘビーな展開にびっくり。エルスペスのばかちんめ。
ラストはタリアがまだあちこち痛い痛いなのに、ダークはしちゃったん
だろうか。まあ鬼畜。
そんな、頭の悪い感想を抱きつつ、「アンカー」の位置がやっとわかって
なるほど納得。「魔法使い」と「使者」の持ってる、特別能力の違いが
未だに把握しきれてなくて、ちょっと混乱しながら読んでる俺。
まあ、エルスペス三部作である程度納得はしたんだけど。
Mage Warsシリーズが無事刊行されますように……なぁむぅ……。
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/03(水) 12:38:44
無風の日々だな
嵐の発売情報とか入ってきて欲しい
たりあが色気づいて盛るのは読みたくなかった
女王の矢のじゅぶないる路線で読むのストップ
した方がよかったかも
旧文庫本だけで続編出るの何年も待ち続けたの
に、こんな読後感に終わってしまうとは
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/18(木) 20:38:59
落ちはしないんだろうけど、念のため。
>>67 亀レスでごめん。
自分は「精霊の守り人」シリーズをおすすめしたい。
プロの用心棒で、現実的だけど情に厚いヒロインはタルマの雰囲気とかぶる。
>>82 アニメのおかげで主人公が少佐にしか見えなくなったw
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/06/27(土) 16:50:33
原書なんて、とても読めない、おばかが質問∩(´・ω・`)
ヴァルデマール王国建国に関わるあれこれというのは、
「The Mage Warsシリーズ」で語られているのですか?
グリフォンは建国よりかなり前でしょ
創元の巻末にある年表参照
クリス・・・
そろそろ新刊の情報くれよ創元さんよぉ
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/11(土) 15:17:09
創元に期待したって無駄だ。
あれは、神様からの贈り物。
いつか、とんでもない時に、
突然やってくると思ってちょうどいい。
中公に期待したほうがいいぞ。
>>88 つまり、読みくなったら、
自分でペーパーバック買って原文で読めと…
そんな読み方したのはエディングスくらいだな。
ベルガリアードとマロリオンは英語で読書の入門にもちょうどいいかも。
お勧めできないのはザンス
90 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/18(土) 18:20:16
弟がニューヨークとやらに左遷(と本人が言ってる)されたので、引っ越しの
手伝いに夏休みに行くのです。現地で、昔のヴァルデマールな本は買えるので
しょうか?
買ったら弟に渡して読ませて、日本語解説してもらう。
俺、全然英語だめ(´・ω・`)
>90
買うならamazon.comなどのネット通販利用した方がいいぞ。
日本の本屋の洋書コーナー行けば判るけど、横書きタイトルが横倒しになっている中から
本を探そうとすると首が痛くなる。
ぶっちゃけ、英語の読めない人は、本屋行っても何がどこにあるやらさっぱりだと思うぞ
>90
海外出版&書店は基本的に
販売側は買い切り、出版側は売り切り。
ラノベ的位置づけのペーパーバックは
基本的に重版されない。
本屋にあまり期待せず、ネット通販をお勧めする
94 :
90:2009/07/20(月) 10:11:09
皆さん、ありがとう。
まあ現地は覗いてみます。そういや、アメリカ初めて行くんだ。
弟に「訳せ」と言ったら、辞書を渡された(´・ω・)
ぶっちゃけ会話のことわざ的な言い回し以外はそんなに難しくない
直訳でも意味わかるから、というより緑タンも会話以外はけっこう直訳だとわかるよ
>94
既訳書のある原書なら辞書はいらない。
訳文を丸暗記してから原書を読む、これを2-3冊やれば普通の小説は
何となく意味が解るようになるよ。
中高で6年英語の授業を受けた経験は必ず貴方の頭の中に残っている。
臆せずに挑戦してみ。
挑戦するなら歌詞とか割愛したらしい使者シリーズか
ファンタジーはそういうの削っちゃだめだろう・・・
>97
それマジで?タリアのシリーズだよね?
何考えてんだ中公。せめてタルマ&ケスリーみたいに
巻末にのっけるとかしてくれよ。
>>98 本文じゃなくて、原書巻末にのってたものをね>あとがき参照
まさしくタルマ&ケスリーの付録みたいなものじゃないかなあ
まあ分厚くなるから削ったんだろうけど
翻訳者が歌詞っぽい文章考える能力なかったんじゃねww
あの訳者じゃ英語の教科書の例文みたいな歌詞になりそうだ。
批判するならお前が訳してみろよ
今さらながら、ケロウィンのシリーズを読んだ。
残念だけど、受け入れられなかった。
なんだあの上げ底は?
タルマ&ケス、タリア、とそれぞれの国で初出の人たちは
しょぼい能力から苦労して成長していってるのに、
後で出てくるキャラは苦労よりも成長がはるかに大きすぎる。
単なるインフレじゃん。
ケロウィンで通常のインフレ、エルスペスでハイパーインフレ、
次はどうなるんだ?
別にケロウィンはいいんじゃね?
タルマが涙を流して感動するくらいの逸材だったんだし、
逸材だから話に選ばれた、それだけのことじゃん
歴史で語られるっていうのは、それだけのことができる、できた人間だけ
歴史の一部、話にして面白いところを抜粋してると考えれば、
現実の世界だって奇跡のようなことが起きているもんだよ
まぁ簡単に言えば、ごく普通な少年(少女)が〜とか、ごく平凡な才能しかない〜
なんて主人公の話作るヤツはいないw
特別だから主人公なんだよ。
ぶっちゃけ平凡な主人公とか言っちゃってる作者の方がタチが悪い。
>103>104
つまり盲信してる信者以外お断りってことか。
そりゃスレも伸びないわ。
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/03(月) 08:07:33
>>105 アンチスレじゃないし好きな奴が多いんだろう
それと嫌な部分があればそこはそういう感想も出てるよ?
スレが伸びないのが信者のせいって飛躍してる
批判的な意見に同意者が少ないからってスレの住人を叩くとは……
夏休みだねえ
>105
たとえば、ダイの大冒険でポップが大魔王バーンを倒す。
たとえば、ドラゴンボールでヤムチャやクリリンがフリーザを倒す。
そういったストーリーなら貴方は満足する・・・・・・ハズもない。
きっと貴方は「ご都合主義だ!」といってやはり非難するだろう。
なにしろ敵は、かつて世界を破壊した存在であるのだから、
凡人がどんなに努力しても、努力だけでは倒せるはずもない。
凡人が世界破壊者に立ち向かうには、あり得ないほどの幸運の連鎖が必要になる。
結局の所、「あり得ないもの」を主人公の外部と内部どちらに置くかの違いに過ぎん。
>凡人がどんなに努力しても、努力だけでは倒せるはずもない。
スレ違いだが、この例としてDBは適当じゃないなw
ゴクウが優秀なのは地球レベルの話まで、サイヤ人の中ではしょっぱかったし単体ではサイヤ人って種族そのものもしょっぱい
けれどそんな凡人ゴクウが努力と友情で最強に勝利していくのがサイヤ人編以降のDBじゃん
エルスペスの話に苦労を滲ませる部分がないのは確かに不自然だけど、
別にどこもおかしいとは思わないかな
しいて言えば、何でエルスペスなの? て理由かな
ヴァルデマールの王女なだけで、ヴァニエルの血を継いでるわけでもなし
レスウェランの血が素質をもたらしたわけでもない
いい教師(もとめ、テイレドゥラス)に出会っただけで、才能があったからと言われても
突発的な才能なん? て感じでドラマチックに欠ける。
パワーインフレというけど、作者が一番わかってるんじゃない?
だからストーム以降の話が出ないんだし。
>>109 あれは「醜いアヒルの子」のラッキー版だろ。
基本女性が書く女性向けのファンタジーだから男にはわからんよ。
あと性別女でも精神男な奴にもわからんな。
そういうもんだからキニスンナ。
エルスペスにはグウェナって伏線があるから、何かあるかもね。
レスウェランの血についても特に語られていないってだけで、
「運命の剣」ではダレンの素質が決定的な役割を演じている。
キャラサネンの母方について何か記述はあったっけ?
個人的にはタルマ&ケスから入って、比類ない面白さだ!と思ったものの
それ以降のシリーズは正直普通のファンタジーという印象しかないのも確か
タルマ&ケスリーは試練や苦労を積み上げた結果、"英雄"レベルになった。
ヒロイックファンタジーだから、読者からはそれがわかってるけど、
ストーリーの中ではそれがはっきり出てなくて、
先がどう転ぶかわからないみたいな面白さがある。
ケロウィンとエルスペスは英雄レベルになるゴールが決まってて、
さらにストーリーの中でもチートさから明示されてるようで、
そのゴールに向かって試練もどきを消化してるように読めてしまう。
予定調和すぎて面白さが目減りする。
>>113-114 創元側もその辺は分かってるんだと思う
だからヴァルデマール本編でなく、あえてタルマ&ケスリーから出したんだろうし
あ〜タルマが好きすぎるよ
タルマ単独の短編とかあるといいのに
お盆休みは、タルマのシリーズから読み直すとするか……
>>112 ヴァニエルってガチホモじゃないのか?
子供作ったの?
直系はいないはずだよな確か
親戚の子孫とかだった気がする
>>118 ホモだって女を相手にできないわけじゃない。
>>119 直系だよ。 伝説の森にも書いてあったはず。
Last Herald Mageの翻訳が出ていないけど、
執筆順は、ヴァニエル > ケロウィン > ヴァルデマールの風だから、
ケロウィンとヴァルデマールの風は、LHMを踏まえて書かれている。
伝説の森(下)が2007年10月26日
さて……
もうそんなになるっけ!
タリアのシリーズがあったお陰であんまり待たされた感がないね
遅くとも年末には出してもらえますように
行きつけの本屋で、ヴァルデマールが全巻平積。
動きがあると信じたい。
いい本屋だな!
しかし水をさすようでなんだが
創元メルマガ10月新刊紹介にはマキリップだけだった…
11月に来てくれるといいけどな〜
来年の年明けすぐとみた!
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/22(土) 12:00:10
創元より、中央公論新社に期待したほうがいいんじゃない?
正直中央公論の翻訳FTスタンスはよく知らないんだよなあ
ただ翻訳装丁等は創元の方が好きだ、だてに長年海外FTをやってないと思う
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/08/23(日) 11:03:54
出してくれるのはありがたいんだけどね>中公
装丁はこの際気にしないな
まあ正直……出てくれれば、いいです(´・ω・`)
中公の翻訳FTは、世界観の作り込みが緩い気がする。翻訳者の力量か編集者の甘さかは分からないけど。
それでも何でも、原書を苦労しつつ読むよりはましだ。
11月刊
◇『魔法の使徒〈上下〉』 マーセデス・ラッキー著/細美遥子訳
最後の〈魔法使者〉ヴァニエルの波乱の生涯を描く、ヴァルデマール年代
記新たな三部作開幕。
訳者が変わってるみたい
132 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/15(火) 18:04:39
新刊情報ktkr
訳者もそうだけどヴァニエルの話は中公から出るんだと思ってた
てっきり創元からは嵐三部作かと……
訳者変わるのはなんでなんだろう緑ちゃんでいいじゃないか
それとも中公の訳し済のやつを版権ごと創元が買い取ったのか?
でも、中公とも訳者違うからなぁ
801過ぎて翻訳拒否したのかも・・・
>>131 キタ━━(゚∀゚)━━ッ!!
と言いたいが、あと2ヶ月で原著版読み終わるかな……もうかれこれ3年くらい積んでしまっているが
「使徒」っておかしくない? Heraldに使徒っていう意味はない。
使徒ってイエスの弟子だろう?
>>134 山口さんがってことか?
それとも矢の澤田さんが?
中公側でのことならむしろあのレーベルのがそっち系は守備範囲じゃなかったか
読んでないから程度は分からんが
やっぱ中公の金銭的事情とか?
>136
「使徒」ではなく「の使徒」で検索してみ?
本来の「使徒」はイエスの弟子を指す固有名詞だが、現代日本ではキリスト教とは
関係ない分野でも使われる。
「の使徒」で検索するとイタイ用例ばかりで噴いた。
ヴァニエルも同列かよ。
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/16(水) 13:33:12
>131
情報多謝。
>137
むしろ、中公側で思った以上に売れなくて、
版権、もしかしたら訳ごと創元に売り飛ばしたんじゃない?
じゃないと、創元でこんなに早く
新シリーズが出版されたなんて信じられない。
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/16(水) 17:56:58
>>140 まあそんな気がするよね……<売れなくて
創元読者の多くは買ったんだろうがレーベル内の読者層には微妙だったのかもな
なら最初からヴァニエル三部作を出せば良かったんだろうけど
世界観の説明がシリーズ既読じゃないと敷居が高いのかなあ
創元はこれまで通りの流れなら元々この時期に
ヴァルデマール出すつもりだったはずだから意外には感じない
天翔のあとがきでヴァニエルのシリーズもお届けする予定とか書いてたのにね
でもこれじゃ山口さんの嵐が読めるのは何年先なんだろうorz
ヴァニエルも読みたいけど前からの直接の続きであるStormが読みたかったな〜
>>131 やっときたー
新たな訳者さんはドラゴンランスの翻訳もしていたベテランの人か
三部作そろってから、まとめ買いするか……。
ところでヴァルデマールを読んでる女性に聞きたいんだけど、どのへんに魅力を感じるの?
>>134 ヴァニエルの物語って、そんな内容なの?w
洋の東西を問わず……なのかぁ。
>>144 少なくとも私は、801要素に魅力を感じてない。そういう系列の本も読むけど。
魅力を言葉にしようとかなり考えたのだけど、混沌としていてできなかった。ただ、女女してないヒロイン像は好き。
>>144 自分も801目当てじゃないよ
最初に好きになったのはタルマ&ケスリーだし
やっぱり女性が元気だからかな
ラッキーはよくフェミ系と言われるけど女性中心ぶりは少女小説の感覚で読んでる
あとは会話の小気味良さとかスカッとする展開とかかな
>>131 あ、あれ? 創幻なんですね? 情報感謝です。
ああ、やっと、ヴァニエルさんの話が読めるのか。
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/19(土) 07:46:02
>>144 自分もやっぱりタルマとケスリーから入ったクチ。
選ばれた血筋のお姫様でもなく、神の選び賜いし恩寵としてでもなく
単に才能あるだけの女性が魔法の力を持ちあるいは剣を振るい
自分の努力でそれを高めていくファンタジーってシリーズ訳出開始当時は
あんまりなかったんだよ。
(ケスリーは姫様だけど選ばれた魔法の血筋ってわけじゃないし
タルマは自ら願って女神の力を代償を捧げて頂戴つかまつってる。
もとめは強化アイテムでもあるけどトラブルメーカーでもあるし)
ケロウィンの話は
男性が得意とする分野に才能を持っちゃった女の子が
いかにキャリアを得つつ恋愛をも獲得していくのか、っていう
10代20代の女性向け小説のファンタジー版みたいで本当に良かった。
>>147の言うとおり、大人向け少女小説って感じがたまらない。
だからヴァルデマール国の話は萎え萎え。
タリア三部作はまだしも
(あのもろピルみたいな薬草と使者の性行動はフェミくさくてウザいけど)
エルスペスの属性てんこもりっぷりには魅力を感じない。
同性愛要素は正直あってもなくてもどうでもいい。
てかラッキーの濡れ場って正直つまんない。
いかにもアメリカ小説らしい体操っぽいあっけらかんさが情緒に欠ける。
本当に好きなのは別の人なのに、その人の親友と初体験、とか
政略結婚するはずの世継ぎなのに他国人と恋に…!
って、シチュエーションだけなら結構いいのに
なぜあんなにあっさりすませるんだ君たち。
>>149 あ〜わかるわかる
性的なことが大して精神に結びついてなくてスポーツ感覚なんだよね
体が欲することだからそれと恋愛は直径しないっていうのがな〜
生涯の絆を結ぶとか結婚するなら違うみたいだけど
肉体関係はそこに至るまでの要素の一つでしかないみたい
日本人の感覚だと性行為は好きな人とすることだけど
ラッキー作品では気のあった人とするけど好きな人とだともっといい!
みたいな捉え方かな
確かにそこらへんは馴染めないや
タルマ&ケスリーではケスリーの行きずりの相手との描写がなくて
本命中心だったから気にならなかったんだよね
151 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/22(火) 18:46:55
女性の意見を総合すると、性的なものは余分。
頑張る女主人公たちが好き……って所ですか。
ご意見ありがとうございます。
ロマンスは好きなんだけどねーw
絆とか友情とかも
男だけどいまだにレイプ描写には弱いわ
なんか胸が痛くなる
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/22(木) 23:49:58
>>154 なんという耽美系
か、買いづれぇ……買うけど
末弥氏は新しい世界に目覚めたん?
結局、中公は手を引いたのかな?
耽美か…そう言われるほどにはきついと思わなかったがw
中公で出てたら既存のBL漫画家あたりに描かれたかもしれないから
創元に移って良かったのかもしれんね
>>158 ごめんw
俺みたいな腐った目で見ると、なんかこう上巻の表紙が、もう堪らぬって
感じがして。どっちかが、ヴァニエルさんなんだろうか? 左側の美少年
だといいなあ。
それはさておき。
このシリーズで、王国から魔法がなくなった理由が明かされるのね。
なんか、俺、この王国で魔法が使えないって感じがあんまりしないんだけ
どさ……。使者が超自然的能力、いっぱい使ってるから。
あー、とにかく、新しいのが出る前に、もう一回読んでおこう。
>>160 これいい絵だなあ
普通に気に入ったよ
末弥さんの絵はこれを参考に「美少年」をイメージしたのかな
耽美っつーから絵師が変わってどこぞの萌え絵系にでもなったのかと
思ったらちゃんと末弥画伯なので安心したw
ヴァニエルは黒髪だから>154だと黒髪少年の方だろうね。
しかし個人的には創元から出てくれてよかった。
訳者変わったのはあれだけどさすがに山口さん一人じゃ
いつまでたってもシリーズ進まないと思ったのかなあw
中公は売り上げが云々とあったけど
実際はヴァルデマール以外の作品の方が売れてない印象あったけどな。
<矢>シリーズは割りと店頭に置いてあったけど他のは見かけなかったし。
なのでひょっとしたら中公は翻訳物そのものから撤退するんじゃなかろうか。
>>162 今までの出版ペースは別に山口さんに合わせてるわけじゃないと思うけどな
単に創元の資金や他のシリーズ等他出版物との兼ね合いではないかと
ヴァニエルがストームより先に出るのは
中公から買い取った分のお金(予算外と推測)を早く回収したいだけと踏んでる
最早ストームとヴァニエルが一年交代で出版されたりしたらいい
なんて夢は見られそうにないんだね……
>>162 連投&ネガティブでごめん
売れ行きは簡単に推測できないけど
出版部数大して多くなさげなのに
いつまでもシリーズ揃って棚にある方が売れてない証拠の予感
再版かかったんなら別だけどね
>164
元書店員の経験から言うと
棚にシリーズそろって置いてあるのは常に補充されるから。
つまりそれだけはけるのが早いからなんだよね。
売れないのは最初から入荷しないとか1冊だけ入って売れたらそれまで、とか。
ただこれは店舗によってやり方が違うから、本当に売れてるか売れてないかは
創元の営業にでも聞かないとわからないがw
166 :
165:2009/10/26(月) 12:37:12
創元じゃねえ、中公の営業だ…orz
>>164 おお、そうなんだね
教えてくれてありがとう
素人判断じゃやっぱ分からない事情だなあ
因みに近辺で中公のシリーズ三冊揃ってるのを見たのは新宿と池袋のジュンク堂だった
売れてるのかな
168 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/26(月) 19:51:49
自分も元書店員だったけど、初版部数の問題はあるけど基本は
>>164の版数判断でいいと思うよ。
初版本で再入荷ってのはようは他の書店で売れずに返品された本が回ってくるってことだから。
それはともかく、一度返品されたのは研磨されてるのが多いから客としては嫌なんだよな。
それでも買うしかないんだけど。
ストームの方は山口さん翻訳のままなんだよね、きっと。
ヴァニエルさんは、別の人がやると。
用語の統一化もされるだろうし、一安心(?)かな。
中公版もさほど俺は混乱しなかったけど。
>>170 ヴァニエルさんって可愛いなww
>>169 研磨本はほんとにやだよなあ。気にならない人は気にならないみたいだが
自分はあのざらついた見た目とめくるときの手触りが大嫌いだ。
なのである程度発売から時間がたった本は古本で探すことにしてる。
そろそろ発売だね
水曜日くらいには入手報告来るだろうか
書店行ってないから分からないけど今回早売り報告ないね
自分はネットで予約したからまだ先になりそうだが
bk1入荷メール来た。
>>174 早いな〜
こっちは7&Yだからこの休み中に届くといいなってくらいだ
書店いくの忘れてた…
入荷数少ないから早めにいかねーと。
買ってきたー
電車の中で寝る時間が減ってしまう・・・
もう通販はやめとこう…まだ発送の案内がこないってなんなの7&Y
届くのは週明けな気がしてきた
買ったぜー。しかし仕事が詰まってるんで読めるのは連休明けだ…。
ひとつ内容に関係ない愚痴言ってもいいだろうか。
あの程度の厚みだったら一冊にまとめてくれ。
あの薄さで1冊900円てぼったくりもいいとこだろ。特に上巻。
上下巻900×2=1800円より多少厚くても1冊で1500円くらいの方が
個人的には嬉しいんだが。
チームバチスタなんちゃらみたく最近どこの出版社も
上下分冊ぼったくり商売横行だからしょうがないのか…。
田舎なんで、入荷可能性が限りなく低い(と本屋に言われた)ので
amazonから注文。本日到着。ひゃほー。
さて、表紙のどっちがヴァニエルさんなんだろう……。
>>180 ヴァニエルは黒髪だよ。本編にも描写されとる。
>>179 禿同
内容的にも1冊にまとめた方が良かった。
あそこは分冊ポイントじゃないよ。
>>181 ありがとう。やっと上巻だけ読んだ。
そうか。表紙の二人はそういうことだったのか。
>179,182
1冊1500円にしたら900x2より売り上げが落ちるじゃないですか。
あと、税込み1000円を超えると売れ行きが極端に落ちるんだよ。
指名買いの人ばかりじゃないから、とりあえず上巻を買わせるために
1800円1冊よりも900円上下巻になる。
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/24(火) 05:14:52
しかし合本で一冊1800円てつくづく文庫の値段じゃねえなw
高いのは今更だがハードカバーを買う気分だ…
そんだけ買う人がいないのでしょうねえ……(´・ω・`)
手元に、早川FTのクシエルの矢・1巻があるけど、430Pで830円。
これだって、一昔前なら文庫の値段じゃないわけで。
まあ、たとえ900円だろうがなんだろうが、
「く、悔しい。で、でも、買っちゃう」
なんだけどね、俺は。あんまり悔しくもないけど。
訳本なんだから高くて当たり前だろ。
アレもコレも望みやがって、値段でグダグダ言う奴は原書読めばいいだろが。
ふう、やっと下巻の中盤まで来たけど……仕事だ。
なんつーか、続き物なのに順番をバラバラに読んでるのって奇妙な感じw
魔法の使途・読了 <(・ω・)
ネタバレはまだ速過ぎるのでしません。なので雑感。
大変楽しめました。ヴァニエルさんの心証描写も丁寧だし。
好き嫌い分かれるのかもしれませんが、最終的に爽快でした。
訳者あとがきが、次巻以後のネタバレが多々あるのに驚嘆。
大した事ない範囲だけど、やめて、もぉ。
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/24(火) 21:03:14
>>189 禿同 あとがきネタバレ多すぎ!!シリーズ物の今後の展開暴露
してどーするよ。
ところで魔法の使徒なんだが まぁ途中で「マークスの山」を
思い出したのはいいとしよう。だけど鷹の兄弟の所でさんざん
モーンライズっぽく匂わせておいて「クレバイン死亡」って、
竜頭蛇尾もいいところだろ!!あと、鷹の兄弟の所では、もっと
しっかり訓練するするシーンが欲しかったかな。(スマン、
酔拳好きなもんで)
主人公のヘタレっぷりに感動。姉ちゃんの話も読みたいなあ。
DQNメンヘラ男にしか見えなかった。
しかもスイーツ(笑)成分まで。
残念だ。
訳者あとがきだけ先にチラ見したんだがネタバレっぽいのでやめて正解だった。
あとあとがきの文章からそこはかとなく腐女子臭が漂ってくるのは気のせいだろうか。
勝手に訳語も変えないでほしかった。古語にする必要どこにあんだよ?
自分(訳者)と主人公の結婚式がどうたらとかまで暴走しまくってた
ムアコックシリーズの後書きに比べたらまだマシ
>>190 ヴァニエル様に敵対したものは皆死ぬのだ
192に至って同意なんだが、うっかり泣いてしまった自分もスイーツ成分があるんだろう。
まぁアホな子ほどかわいいとも言うし。
DQNだけどみんなに愛されてるわけでもないのでむかつきはしないな。
ああ何だかんだ言いつつ続きが読みたい
困った子だけど、むかつく感じは不思議となかったなあ……。
可愛そうな子だからかな?
>>190 俺は逆に、あそこでモーンライズだったらガッカリかも。
あのシーンでは、華々しく勝利してほしいし。
198 :
190:2009/11/27(金) 14:09:41
>>197 ヴァニエルにはさほどむかつくなんて感じはなかったよ。
ただ、もっとちゃんと修行シーンが欲しかったんだ。
>>あのシーンでは...
ま、見せ場が必要っちゃ必要だしね。
それにこの時点のヴァニエルにモーンライズ対抗はまず無理だし。
(モーンライズに囚われてイジイジされちゃう腐女子なヴァニエルなら喜ぶ人いるかも?)
OK、次刊以降に期待しよう。
変化の子の魔法使いだけど、モーンライズは何回か名前を変えているから
もしかしたら…と思ったら、なかなか興味深い記述を既刊で見つけたんで
ネタばれが気にならない人は失われた一族下の164ページ以降を読んでみるといいよ。
それも考え合わせると、風三部作って魔法使者三部作を読んでないと面白さが結構
目減りするのかもなあ、と思った。同じテーマの変奏っぽいというか。
あと、サヴィルとジェイセンは、既刊でよく似た名前の存在が出てきてたよな〜と
にやにやしてしまった。
200 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/29(日) 11:44:54
やっと読み終わった
スペース後感想
最初は美少年度がきつかったが徐々にいつものラッキー節になって安心したよw
〈鷹の兄弟〉の二人に癒された
今回は事件や人物の中心が〈天恵〉の有無で非情さが目立ってきつかったな
個人的には主人公は今までの誰よりも悲惨な経験してるように思った
全てが皮肉なタイミング
前はあまり感じなかったが〈使者〉って結束が固い分かなり排他的だね
他人を救いたいという飢餓感があるのにもちょっとびっくり
前からこんなんでしたっけ?
いい人揃いだとは思ってたけど〈天恵〉にそこまでの強制力があったとは興味深い
次も楽しみだ
「女王の矢」の冒頭を見返した。
タリアが読んでる本で、ヴァニエルの一人称が「おれ」で違和感が…。
このとき一緒にいる使者らしい「彼女」がエルスペスたちのご先祖さまになるの?
「魔法の使徒」読んでる限りでは、子孫を残す気配がないんですが…。
これから<使者>仲間とも付き合いが始まるだろうから
ヴァニエルとそういう仲になる相手も出てくるんじゃないかな
<使者>になって精神構造も変わってきてる気配もあるんだしね
>>201 自分も読み返したな、「宿命の風」と「伝説の森」も読んだ
ご先祖様、「若い頃は気むずかしい」ってレベルじゃないですよ
>>201 『失われし一族(下)』の202頁に書いてあるな。それによると
(以下ネタバレ注意)
ク=トレヴァの女性との間の子(双子)がエルスペスと<炎の歌>の先祖だそうな。
>>204 おおお〜、なるほどー。繋がってるなー。
やっぱり、ヴァニエルさんのシリーズは、キーになるのですねぇ。
>>204 <炎の歌>の先祖はそうだけど、エルスペスの先祖は別人です。
207 :
204:2009/11/30(月) 09:54:32
>>206 ぬ、そうかそういうことか!
双子って言葉に引きずられてたorz
どおりで「腹違いの妹」とかいう台詞がある訳だ……勘違いしてて申し訳ない(´・ω・`)
やっぱ発行順は発行順なりで
先に示されるべき何かがあっての「風」な気がしてきた
魔法使者3部作を早く読み進めたい……!
でもやっぱペースは隔年なんだろうな〜……
隔年……(´・ω・`) そういや、他のシリーズはそんな感じでしたね。
でも、翻訳はなんだかもう済んでる感じに見え……違うかな?
>>209 翻訳作業のペースはあまり関係ないかと
創元は他作家の翻訳済みのシリーズだってなかなか出さないよ
さくさく出たのなんて銀英伝の新装版くらいだ
いやさくさく出るのもある。
ミステリの方だが少女探偵がどうたらとかいう(キャロン何とかだっけな?)
ラノベみたいな表紙のやつは(創元にしては)結構ハイペースで出てた。
どういう発行スケジュールたててんのかは創元の中の人でもないかぎり
わかんないけどね。
昨日ようやく買えていっきに読了
そしてせっかく教えてくれてたのに後書き読んじゃった
まーそんなに予想外なことが書かれてた訳じゃないからいいけど
早く残りが読みたい
ヴァルデマールの嵐の方とは訳者さん違うし
あっちも早く読めるといいな
夢の部分で使われている右上がりの読みにくい書体はなんとかならんのかね。
教科書体にするとか、読みやすさを保ったままで原書のイタリック部分を表現する方法もあっただろうに
あの読みにくさはひどすぎる。
過去の邦訳作は丸ゴシックっぽい字体だったか
確かに斜体は読みづらいんだよな
あれは確かに読みにくかった。
けど悪夢の混沌とした感じを描写するのには最適な気がする
今までの和訳本の夢の場面で、酷い悪夢ってあまりなかったように思うんだけど。
ビジュアル的なイメージは、丸ゴシックのシーンはソフトフォーカスで、今回のは歪みが発生してる感じかな。
悪夢の感じを描写するなら極端な話、古印体(だっけ)みたいな書体で
いくらでも表現できる。斜めってるのが読みにくいっつてんのに最適はないだろー。
普通にゴシックとか、前のシリーズで使ってたような書体で十分だと思うんだが。
モーンライズの回想?とかで使ってたみたいな。
もしかして、原作本でも斜体なのかしら?
219 :
216:2009/12/09(水) 23:21:07
>>217 だから最適なんだよ。斜めってて読みにくい書体だから、俺はグネグネと歪んだ映像をイメージできたって言ってんの。
自分も「斜体はイヤ」に一票。
100歩譲って横組なら斜体でもアリだけど、
縦組で斜体はないなー。
てゆーか日本語には向いてないと思う。
最初に組む段階で書体変更も含めて
何パターンか見本を作成してるはずだから、
決定したのは訳者かな?
英語ダメなので翻訳してくれるのは嬉しいが、
マンガの描き文字みたいな書体変形を
本文でやられるのは、ちと苦しいかも。
今北産業
中公の復刻版を最近知って、あわてて購入。
まだ「女王の矢」だけど、面白すぎだ。
この勢いで、手持ちのタルマ&ケスリーシリーズを読み返したい気分。
自分が気になったのは長く続いてるシリーズなのに、訳を変えてるのが
意味不明なんだよね。
マーティン訳みたいに悲惨なわけじゃないかも知れないけど、後書きで
ぐだぐだ言い訳してるくらいなら、今までのシリーズを尊重して
同じ表現にして欲しかったよ、本当に。
中公のはイラスト以外はすんなり読めたけど、今回は文体もちょっと
微妙でところどころ引っかかる。薄いのに上下に分けたのも残念だ。
ひんと:翻訳者も人間
上下分冊はいつものことだから今更気にならなかったな
訳の文体もそれほど
むしろBL読者に言及するようなあとがきのほうが気に入らん
きっと翻訳者も腐ってるんだろうな
基本腐った女子だが、FTにBL要素は1_もいらない
最近はSFも含め、多すぎてうんざりする
>>227 確かに最近多いねえ。
でもま、ヴァニエルさんの話は1989年著作のようだから寛大な心で一つ。
アメリカの小説事情は知らないけど、20年前にこういうのって斬新な部分
あったのかしら?
斬新か?
BLっつーから新しく思えるだけで
同性愛要素なんて珍しくもなんともないと思うが
ムアコックか誰かの未訳のSFで、主人公が冒頭から
レイプされる作品があるらしいが、
20年は経ってるはず
あと、エリザベス・A・リンとか、ル・グイン、
C・J・チェリイも三十年前にはそれらしき話を書いてる
でも、最近の小説ほど露骨なシーンはなかったな
アメリカの小説事情というか、
社会を巻き込んだ思想の流れ的なもの、
ウーマン・リブの思想を汲んだ傾向はあった。
BLというよか、
「男性主人公=根アカで万能の筋肉ダルマじゃねーよ
弱いところもあれば嫌なところもあるよ」
が一つのスタイル。
同性愛をことさら強調はしないけど、
男女同権/同性愛も愛の一種。
そういう表現の範疇として扱う、みたいな。
今じゃ珍しくもないか。
>>229 斬新って言い方がまずかったですね。
他のアメリカ小説を知らないので、1989年当時、アメリカ世相ってのが
どうだったのかなー、と。他の早川FT翻訳モノで、こういうのあったか
あんまり記憶がないもんですから。
>>231氏の言うような流れがあったんだとしたら、そういう時代の風が
含まれてたのか、単にラッキー女史の趣味なのか。まあ、その程度の興味
があったってだけのことで。ええ、すいません。聞き流してください。
つか、男性陣はこの内容(ホモ)でどうなん?
あくまでファンタジーというか小説だから
違和感というか嫌悪感?なしに読めてるのだろうか。
というのも、前に中公の翻訳作品でやっぱりホモのやつを読んだ弟が
読後軽くキモがってたからさwシリーズ作品だったんだけど
二度と読まなかったんだよね。
ヴァルデマールも読んでるけどこのシリーズだけは読むかどうか迷ってるw
>>233 37歳のおっさんです∩(´・ω・`)
違和感ないと言ったらウソになります。
女×女は、男の妄想としてありますが、男同士の恋愛とかは、ようわからんね?
というのが本音です。
ただそれで、ストーリ自体を嫌悪するってのはありませんね。
ヴァニエルさんの想いも、友情の延長的な部分として考えると分かりやすい
し。
私はタニアのシリーズにおいて、冬ごもり中に何となくセックスの方が、
どうも違和感ありましたけど。
オレは別に気にしないがなぁ。
行為そのものを書かれたらドン引きだが、要は相手が男だっただけで、
恋愛してるだけだから気にならないな。
まぁ大概のBL系は片方が、女にしか見えねーよ、ていう性格と外見だから
普通の男女の恋愛にしか見えない。
でもなんか、訳者が後書きであからさまに
美少年BL美味しいですwあざーっすw
みたいなこと書くのはどうなんだと思うわ、マジで。
>>235 >まぁ大概のBL系は片方が、女にしか見えねーよ、ていう性格と外見だから
>普通の男女の恋愛にしか見えない。
うんうん、アーシアンのちはやかわいいよ、ちはや
OK,購入後最初の作業は
カバー掛けではなく
後書きページをカッターで
切断してシュレッダーに放り込むことにする
嵐シリーズ(でいいの?)はいつごろかなー? などと思いつつwebを
覗いてみたですよ。そしたら、
伝説の森〈下〉 初版:2007年10月26日
↓
魔法の使徒〈上〉 初版:2009年11月20日
なんですね。その間に中公で出されていたとはいえ、2年ですかー。
版権絡みで揉めたりしてなければ、嵐シリーズの方の翻訳もできてる
ように思いますが。
ヴァニエルさんが終わるまでお預けかな?
ああ、そうそう。
>>25さんの感想が、やっと共感できることに先ほど
気付いたw
過去ログよめば隔年て話は山ほど出てるんだが
嵐は多分ヴァニエルの話が終わった後だからかなり先のこてになりそうだ
>>240 どのあたりの感想が共感できるかは知らんが
>>25以降のスレの流れと空気を読んでくれな。
ヴァニエルの性格が嫌な自己中DQNすぎて読めない。
周りの人にあれだけ無償の愛情をもらっておきながら、
何ひねたふりしてるんだ?
使者のおばさんから受けた恩と愛を何だと思ってるんだろう。
BLを狙った、と訳者が書いてある同性愛描写も受け付けない。
ひねてるとは思うけど、そこまでDQNだとは思わなかったなぁ
おばさんに恩はあるけど、当然のこととはいえよく知らん甥より
弟子達の方を愛してるのは明らかだし無償の愛ってほどでもない
何より使者会の大人たちは何やってんだ?と自分はそっちが
気になってしょうがなかった
その程度はどうであれ、思春期って自己中心的じゃないかな。
恵まれた立場(貴族の長子)で、自分の能力を根こそぎ否定されてきた子がああいった態度をとるのは理解できる気がする。
ただ理解と許容は別物ではある。
年代のせいなのか、<使者>らしさに違和感を覚えたのも確か。
タリアの時はみんなしっかりしていたのに、ヴァニエルには大人気ない態度。
来歴を考えれば仕方ないのかもしれないのだろうけど。
>>245 そうか。
私の心が狭いのかもしれないな。
自分が世界で一番不幸だ、という酔いっぷりが気持ち悪かったが、
そうでもないのか。
自分も使者に違和感
ヴァニエルの未熟さや傲慢さにも勿論イライラしたけど
タイレンデルをはじめとする使者(候補生)の方がどうかと思ったわ
タイレンデルこそ自分のことしか考えてない感じ
そしてそれを止められない大人達の不甲斐なさ
たしかにそうだな
でもタリアの時代から逆算して、この時代の使者はこんな感じ、と
作者が設定してたら……とふと思ったが、
さすがにそれはないかw
>>249 自分は、時代とともに使者が熟成していったので、ヴァニエルの時代は
こんなレベルでした……だと思ってました。いろんな研究も、サポート
体制なんかも不備がいっぱいあって、とか。
タリアの後に作られてるから、間違いなく作者が意図した未成熟の使者のシステムだと思う
システムも未成熟なら、使者自身の認識や心構えもまだ完全ではない、という感じじゃないかな
使者のシステムや立場がタリアの時代と同じなら、ヴァニエルの父の使者への認識は失礼極まる
それとも国境の砦族だからかな?
>使者のシステムや立場がタリアの時代と同じなら、ヴァニエルの父の使者への認識は失礼極まる
まさにそのとおり。
使者/Heraldは、為政者(王・女王)の命を受けて地方に派遣される名代なわけで、
それをないがしろにしては国家が成り立たない。
無試験で使者の白衣を渡すあたりが、システムの未完成さを表してるように見えた。
反面、「自分よりも他人を真っ先に考えることこそが使者である」
という描写からして、理想の使者像はタリア時代もヴァニエル時代も
同じのようにも見える。
ということでヴァニエル時代は「使者としての理想のあり方」
は固まっていて、それを選ばれし者にシステマティックに
身につけさせて、権威を固めていくシステムが徐々に作られている
最中なのかな、と好意的に解釈してみた。
ヴァニエルと使者たちにはイライラするけどね…
今年も終わりだね
つつがなくヴァニエルのシリーズが出版されてくれてよかった
贅沢言っちゃいけないかもしれないけど
隔年出版でなく来年の秋に次が発売されてくれますように
あけおめ〜
本国ではヴァルデマールの外伝本が11月くらいに出てたみたいだね
しばらくヴァルデマールはお休みと言ってたのに、3年で戻ってくるとは・・・
あけましておめでとう!
>>255 そうなのか…!
でも、あれだけ多作な人の三年なら「しばらく」にはなるかもしれない
このスレの住人にとっての三年はようやく2〜4冊本が出る程度の長さでしかないがw
これでまた未訳の作品が増えてしまったから
創元は少しピッチを上げてほしいところだな
>>255 おお、そうなのですか!
また誰かのエピソードなのかな?
いやあ、いろいろ楽しみです。
とりあえず、2009年12月1日付で
■Changing the World: All-New Tales of Valdemar
というのが出た。
内容は不明、買ってみるかな
>258
アンソロジー
>>260 ラッキー以外の作家さんが書いてたりするんですか?
娘が産まれたので出生届を書いているのだが、そこにこんな注意書きがあった。
『父母のどちらも窓口に来られないとき、使者がこの届けを提出することもできますが(以下略)』
「窓口にご用の方専用」の駐車スペースで尻尾ふりふりしながら<使者>が用を済ますのを
待っている<共に歩むもの>を想像してしまい、ちょっと吹いたw
>>262 お子さん誕生おめでとう。
使者っていうの? 代理人とかじゃなくて?
>262
お子さん誕生おめでとう
>263
出生届 使者でGoogle検索したらそうらしいぞ。
>この出生届についても届出人は父若しくは母が原則ですので届出の用紙を領事館、大使館若しくはお近くの市区町村でもらっていただき、父若しくは母が届出人として署名押印してください。持参するのは使者でもかまいません。
>>264 ホントだw ありがとう。
当然白衣着用義務なんだろうな。
末弥絵に惹かれて使徒を読破
ヴァニエルさんの死に様(?)が気になったから、今頑張って原書を読んでる
英語力低く、一日10ページ、1ページにつき10回辞書引きながらでキツイ
ここなら既に読破した人いるかな、2冊目promise面白かった?
ていうか(ネタバレ)
ヴァニエルさん、ホモなのに頑張り過ぎだろ
はしかみたいな恋でいいから恋愛の末に子が生まれるもんだと思ってたのになあ
どうでもいいけど、魔法の使徒上の表紙
遠近法がおかしくね?
同じ年頃に見えるのに、後ろにいる金髪の方がデカすぎる
今年は、なんか出るのかねえ
『ファンによる二次創作小説』について
公式サイトでガイドライン範囲内の許諾が公開されてます。
News: Concerning Fanfiction:
ttp://www.mercedeslackey.com/news.html 【禁止事項】
・出版、有償頒布不可、有償非営利も同人出版もAmazonに置くのも全て。ヴァルデマールものに限らず。全て。
・読んでる時間は原作者にはありません(送りつけて読ませようとするファンが大勢居るに違いない)
【許諾事項】
・Creative Commons条件にのっとって、
原作者の情報と元ネタを明らかにした上での公開はOK
・描写はPG-13範囲内にし、無垢な魂を汚したり
馬達を驚かせないよう、細心の注意をはらい、警告を行うこと!
直接の理由は、Cory Doctorowというラッキーのファン小説作者が、
いまやラッキーのエージェントが担当する作家になったから。
だそうな。言語上の制約は書かれてないので、日本語のファンにも朗報ではある。
「馬達を驚かせないよう」に吹いたw
戦馬はかなり神経太そうだけどな
「超頭いいのに
神経が細すぎて
戦場にでられない戦馬」
の二次創作とか・・・
それは戦馬になれないだろうw
軍事ネタでこういうのがある
・頭の良い怠け者は将軍にしろ---楽をして勝つ方法を考えるだろうから
・頭の良い働き者は参謀にしろ---不測の事態の備えて万全の準備を整えるであろうから
・頭の悪い怠け者は兵士にしろ---過不足無く命令されたことだけを行うことが重要。
・頭の悪い働き者は銃殺にしろ---間違った判断で間違った行動をされると、大敗の原因になるかもしれない。
さて、戦馬は頭が良いらしいが所詮は馬であるわけで・・・
新しいヴァニエルさんの翻訳本はまだでないのかな(´・ω・`)
でも戦馬で神経が細いっていうのは致命的だろうし、気性の悪さって遺伝する可能性があるぜ?
去勢するなりしてよそに売っちゃうんじゃなかろうか
馬が軍師になったって良いじゃない。
『友に歩むもの』が影の参謀だったっていいじゃない。
279 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/24(水) 03:20:32
>>278 「このクソ馬(共に歩むもの)!
あたしのためあたしのためって、勝手に決めて陰でコソコソしてんじゃないわよ!」
byエルスペス
共に歩むもの
「あ、エルスペスさん。今日はもうお暇?
・・じゃあ、偵察いってきて!」
エルスペス
「いまからですか?」
共に歩むもの
「貴方のためだから・・・・
・・・貴方の、ためだから!」
魔術師モーンライズを剣客小説のノリで訳してたら
鷹害紋 雷造
とでも当てられたんだろうか。
シン=エイ=イン系の名前はネイティブアメリカンぽく
『名前がその人の本質をあらわす』って感じだから
あながち間違いじゃない気がするんだ
>>281 それだとなんだかケロウィン隊長の言いまつがいみたいだw
「隼殺し」はそのままでもいいんじゃない?てことで
つ <隼殺しの雷蔵>
せっかく翻訳者が二人になったんだし、年1ペースで発刊しないかなー
本国ではたくさん出てるのに
読めないというのがもどかしすぎる
出版社の事情もあるから
なんとも言いがたいね。
Kindleの日本語版がでたら、
こういうのも改善されるのかな・・・
書籍流通だとどうしても小部数ジャンルには
流通コストが重くのしかかるし
でも、デジタル流通になったとき、版権料だの、翻訳料だのを賄える
ほど買ってもらえるのかがまたむつかしいんではないかと
ロングテールの時代だからね。
メガヒットが数発売れるのではなく、
それこそSFやファンタジーといった
ニッチな小部数が多種類売れる。
その総売上は、メガヒット上位10種合計を上回る。
日本の出版社が電子書籍流通を考えるなら、
ヴァルデマール以外の書籍も「多数」
そろえて行く必要があるだろうね。
携帯電話に入れて何冊でも持ち歩けるんだから、
一冊あたりの売り上げが低価格でもペイする金額設定にしてさ。
Kindleで読める小説ファイル、実は個人でもう作れる。
ttp://d.hatena.ne.jp/propella/20100215/p1
魔法の使徒の続きはまだかのぉ……(´・ω・`)
C★NOVELSファンタジア
6/25発売
●盗人の報復 ヴァルデマールの使者 スキッフの章
【著:マーセデス・ラッキー 訳:澤田澄江/絵:鳥子】
中公さん惚れるぜ!!
な、な、な、なんだってー
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
中公は外伝攻めかね
スキッフが来たとなると、次はセレネイとアルベリッヒの話かな
創元の5/17配信のメルマガより7月近刊
嵐3部作ktkr
◇『嵐の予兆〈上下〉』(仮) マーセデス・ラッキー著/山口緑訳
宿敵ヴァルデマールとカースが手を結んだ。待望の新3部作開幕。
なんか、くるときは一気にくるなww
中公と創元、発売時期をうまくバランスとればいいものを…まぁ嬉しいから良いけどw
>>293 緑さんきた!これでかつる!
どっちも楽しみだなー
ヴァニエル終わってねーのにキター(゚∀゚)
>294
偶然ではなく、タイミング合わせているんだよ。
同時期に出した方が、宣伝で相乗効果が期待できるからね。
>289
The Valdemar Companionとかの短編集から
ラッキー作品だけ抜粋するのかな?
イヤッッホウウウ
待ってた甲斐があったぜ!
乗り遅れたけど新刊バンザーイ!
ヴァニエル終わるまで嵐三部作は読めないものとあきらめてた。
創元さんありがとう。
若スキッフかわええから中公も楽しみ。
あと10日か
盗人の報復立ち読み出来るようになったね。
読んで来た
楽しみだなー
スキッフは昔から小さい子供に優しいいい奴だな
アルベリッヒ先生の活躍も楽しみ
そういや「嵐の予兆」の主役は先生なんだよな?
アルベリッヒ先生祭りだなこりゃ
アルベリッヒが主人公の話はExile's Honor だよ
ストームの主人公はカース人
発売日チェックしようと思って創元HP見たんだが、
>>293の題名「太陽神の司祭」に変わったな
盗人の報復買ってきた!
bk1出荷されねー
まだ買ってないんだけど、もしかしてイマイチ?
今日届いてるはずなので帰ったら読む
盗人読了ー。
ヴァルデマールものの外伝としては、ある程度の長さがあるし話としてもまずまずではないでしょうか?
お馴染みの名前がチラホラ出ただけで嬉しくなっちゃいました。
しかし訳者あとがきで、契約の関係でヴァニエルのシリーズを断念した旨を知り、「どうせ山口さんじゃないのなら、この方にお願いしたかったなあ」と思いました。(私個人の好みの問題ですので流して下さい)
盗賊面白かった
タルマ&ケスもそうだけど、脇役キャラを主人公にした外伝のほうが
万能キャラ過ぎなくて面白いのかもしれない
やっと盗賊読めたー
相変わらず共に歩む者がいいキャラしてるな。主にキムリーが。
翻訳権云々は自分も気になったけど、そのおかげで3ライン態勢で読めるのはありがたいな
翻訳権でトラブルがあったらしいのは残念だが、創元のみだったらどうなってたかと考えると
競合の結果、たくさん読めるようになるのはうれしいことだよなー
読み終わったー
実に等身大というか、実力に則したレベルの話で面白かった。
しかし、しいて問題を挙げるなら、スキッフは盛り上がりに欠けるな・・・
でも中公にはぜひ外伝方面を頑張ってもらいたい。
次はセレネイとアルベリッヒかな。出る順番逆だけど。
Exile's Honor の方が後なのか
ラッキー自身が盛大にネタバレさせてるんだな・・・
セレネイの話ってどの辺りの話なの?
イケメン王子と出会って結婚して子供も生まれたけど
殺されそうになって返り討ちにしちゃったわーで一件落着?
Exile'sHonor はアルベリッヒが使者になる話
>>316のはValor
>317
サンクス
最近読み始めた新参で>1〜>3しか見てなかった
あれ以外にもあるんだな
でも、Honor、Valor 書いてヴァルデマールは休止宣言
ただ去年出たアンソロジーで短編書いてるらしい
ヴァルデマール新刊の布石のような話だとか
せっかく翻訳のスピードが上がりそうなのに
翻訳に頼らずに読むという手もあるよ
行き過ぎるとラッキー作詞のCDを通販してしまうわけだが。
それにしても、何故山口さんは
Kyree(カイリーと発音)を
『キリー』って翻訳なさったのだろう。
By the swordのCDは翻訳した後に聞いたのかな?
>>322 日本人は多かれ少なかれローマ字読みに毒されているからなぁ。
英語読みだとおおむね
A(エイ) I(アイ) U(ア) E(イ) O(ア)
になる。YはIの代わりとして表記されたりする。
読みやすいからキリーでいいよ
固有名詞の読み方なんかどうでもよさじ
なんにせよ、最初の刷り込みが重要だな。
>>324がそれを証明している。
あとあとになって正しい正しくないというのは不毛だよ。某作品のアリオッホ事件もあったしな。
借り暮らしのアリオッチ
すんげーちんまり収まってる剣の公爵だなw
そろそろ新刊発売だね
今日はさすがにまだ入荷されてなかったが
月曜ならあるかなあ
発売日27日じゃないか?
盗賊読んだ。
スキッフが勉強にいかなかくなった後のドリーが気になる。
ラッキーってたまにこういう子にひどいことするからなぁ。
>>329 そうだよ
でもいつも早めに入荷する書店が多いからさ
>>331 日曜入荷ってのは少ないんじゃないか?
土日発売とか月曜発売なら金曜入荷ってあるけど、火曜発売はフラゲ店でもない限り月曜発売が関の山じゃないか?
今日もなかった…
帰りに買ってきたが、読むのは当分先の予定。盗人もまだ読んでない。
>>326 床下にそんなのいたらオチオチ寝てられんな
太陽神の司祭、届いた∩(´・ω・`)∩
いま読んでる。眠たい。でも読みたい。
昨日買ってきて昨日読み切った
今までで一番面白かった!もちろん異論は認める。
あとネタバレになるがこれだけ言わせてくれ
ぬこおおおおおおおおおおお!!!!!
338 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/31(土) 14:58:02
そおか、今月発売だったっけ。
帰りに買ってく。
みんなありがとう。
>337
何があったんだw
今から読むけどすごいきになるじゃないか
司祭読んだ
ぬこおおおお!!!
司祭読んでる途中
ぬこぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
カラル君は現代っ子じゃのう
なんか、下巻冒頭の登場人物紹介に大きなネタバレ仕込まれてないか?
344 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/23(月) 18:37:12
「太陽〜」読んだ。
僕にとっての1番は≪タルマ&ケスリー≫だけど、
少なくとも、≪風≫なんかよりよっぽど面白かったのは確かだ。
アマゾンの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で気になって
女神の誓いと裁きの門を読んでみたが面白いね。
やたら強姦や輪姦が多いのがちょっと苦手w
>345
アマゾネス・ファンタジーの基本形だよ。
米国現実女性の性犯罪被害を考えると、
この程度しなきゃリアルなキャラ造形に
ならないんじゃないの?とすら思えてくる。
ほかの海外FT/SF作品もいっぱい読んでみるといい。
特にウーマンリブやフェミニズムと密接に関係があった時代のを。
で、今はラディフェミから距離を置くようになった作家の
作風の変化とかを追ってみるのもいい。
>>346 まあ盗賊にさらわれた若い女性がどうなるか、実際はあんなんなんだろうけど
もともとその手の話は苦手で日本のライトな小説に慣れてるとよけい強烈。
アイドゥラの話は、女子高生コンクリ事件や梶原一騎の長女を思い出しちゃった。