銀河英雄伝説に関する素朴な疑問について語りましょう。
質問と雑談を明確に区別するために次の形式でお願いします。
○質問をする場合
【質問】
「イゼルローンを攻撃する目的は、イゼルローン回廊を制圧して帝国・同盟間の航路の制宙権を確保すること、それ以外にない」って言葉が作中出てきます(新書版3巻 P203上段〜下段)。
この「制宙権」って何ですか?
○回答をする場合
>>レス番
「制海権」「制空権」「航空優勢」と言う言葉が参考になるかと思います。
この物語においては、具体的には、特定の宇宙空間の宙域で、以下の要件に該当すれば、そこでは「制宙権」を確保していると言えると思われます。
1.味方側による、敵勢力(敵国や宇宙海賊など)の機動戦力(戦闘・補給・偵察の各艦艇やその部隊)への、哨戒・索敵の為の人工衛星や、味方側の機動戦力への補給等の為の基地や通信衛星等が、必要なだけ設置出来ている。
2.味方の艦艇・民間船舶等の通行の安全が確保されている。
3.敵勢力側の1・2を、減少・根絶出来ている。
基本的にスレ違いネタでも銀英伝の話題から派生してこのスレの住人を対象としたものであればかまいません。軍板・三戦板ネタ歓迎。
アニメ・ゲームなど、小説以外の他のメディアの作品のネタ・話題についても、多少の言及は可ですが、度が過ぎる物は、それぞれの該当の板のスレへどうぞ。
ここはSF板です。
必要以上にカッカせず、冷静に議論・質疑応答・雑談をしましょう。
前スレ
銀河英雄伝説素朴な疑問Vol_45
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1225617779/
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/13(土) 08:15:02
前スレの続きで人口問題を…
中世の欧州ではペスト流行の人口激減で労働力が不足し、結果的に平民の社会的地位が向上した
そうだが、銀河帝国では人口が10分の1以下になっても平民は虫けら扱いだね。
人口激減で放棄された植民惑星が帝国中に溢れているはずなのに、誰も再開発に関心を持たない
のも奇妙な話だし。
晴眼帝当時、帝国には農奴が100億人は居て、
それを、晴眼帝は、「処刑する」とか「辺境開拓に動員する」とか称して、
根こそぎ同盟に亡命させるとか、やったんじゃないか。
>>4 「虫けら」って程でもない。
平民出身者でも、30歳前で将官になれたりするし。
官界や貴族領行政機関でも、相応に食い込んでいることだろう。
再開発が鈍っているのは、
国全体、そして人類全体の活力が衰えていたということだな。
>>5 なるほど。農奴階級を人口に入れてない(帝国国民とみなさない、国民激減)
→農奴、同盟に大量移民(晴眼帝黙認、改革で大貴族が大量の農奴維持できなくなった)
これなら帝国の人口激減+同盟初期の人口爆発増加の理由が補完できそう
あと、日本の貴族の荘園のように不入の権利で貴族の小作民は調査できずカウント
されなかった。
ムライてヤンの行動理由をヤンから引き出す
為にわざと、逃げるのですか?とか言ってるの?
ラインハルトってミュラーを殺そうとしてたのかよ?
どうして・・?
ケンプは捨て駒・・・ロイエンタール・・・合ってるな
ユリアンは帝国を民主国家にしたがっていたが
それってムシ良すぎじゃないのか?
そんな将来のことをどうこう言うより、そもそも、自治政府トップの任に耐え得るような政治家ってホワンくらいしか
残ってないような気も…
あるいは、シトレあたりにやってもらうか。
>>11 征服者が被征服者に対して、文化的同化をすることによって
支配を容易な物にするってのは、古来から有る事だし。
非ゴールデンバウム的価値観を、元々、
ローエングラム体制も同盟も共有しているので、
両者の思想的妥協は、有り得ない事ではない。
>>12 大統領的立場にフレデリカ、首相的立場にホワン、
官僚トップ(日本で言う内閣副官房長官)にキャゼルヌで、
いいんじゃないかね。
ヤンは人以外のものに期待しているのか?
民主主義の理念や制度とか言っているから
人の限界に気づいていたんだな
人の歴史に触れるとそうなるのも分かるな
まあ理想主義ではあるな
今は資本主義だから考えさせられるな
人間不信が民主主義の基本だが、
これはむしろ、現実主義であって、
理想主義とは言えないのではないかね。
>>15 実際民主主義を運営するのは人で
結局腐敗する、理想だけの制度
という意味です
民主主義自体を理想としている訳じゃないです
私自身民主主義事態を良い制度とは思っていない
のでちょっと書いておきました
僕自身の書き込みが悪かったですね
人は間違えるから、間違ってるよと教えあう必要が有るし、相互監視する必要が有る
それが民主主義
民主主義は、腐敗しない体制なのではなく、人間を腐敗させない体制なのでもなく、
体制や人間が腐敗する危険性を前提に、その被害を最小限に留めたり、
体制に自浄能力の仕組みを持たせたりする仕組みと言える
日本で言えば、民主国家である日本においても、
例えば年金問題が発生したし、これは体制の腐敗と言える
だが、それを暴き、是正しようとしているもの民主主義の仕組みなのだ
仮に日本が独裁国家で、社会保険庁が独裁者の管轄下であり、
議会も警察も独裁者の支配下だったら、どうしようもなかった筈
>>17 訂正
誤「是正しようとしているもの民主主義の仕組みなのだ」→
正「是正しようとしているのも民主主義の仕組みなのだ」
>>4 経済的理由(惑星の改造、インフラの整備に巨大な資本が必要)
流通の事情(主要航路からはずれている、輸送費がバカにならない、資源もあまりない)
政治の事情(戦争や内乱で治安が不安)
などなど、開発が遅れている、途中で破棄される理由はいくらでもあると思うぜい?
だいたい無理に惑星に住まなきゃならん時代でもないと思うし、
むしろ、銀河連邦時代が新技術(ワープの開発)や開拓精神が旺盛な時代で、
活動圏の拡大と人口の増大が同時に大規模に起こったような描写があり、
連邦末期にはそれが衰え始めた描写もあるよ。
この物語に登場する各戦闘艦の最大航続距離やミサイル搭載数、ビームの連続射撃時間
といった補給に絡んできそうな設定はどうなっているんでしょうか?
>>8 ヤンが質問攻めにされるのを防ぐために
わざと代表質問みたいなことばかり聞いている
馬鹿な質問というやつは馬鹿と天才をつなぐためには普通に必要
>>7 人口を国力と同類の指標と捉えるなら…
農奴は確か、叛乱を防ぐために原始人みたいな生活を強いられているのだろう
だったら役所から見れば飼ってる牛馬の数と同じとみなされて統計から外されても不思議じゃないな、
あの時代で牛馬並のあつかいなら産業ロボットの数を数えたほうがまだ指標としては的確だな
で、そういう農奴が隠れ共和主義者の手によって亡命を手引きされたりして同盟が膨張したと…
>>14 ヤンは、民衆が政治の被害をこうむるなら民衆自身の手によって、という自己解決の考え方から民主主義を肯定している。
あんまり、制度の功利性は重視してない。
功利面でいうなら、せいぜい17の考えに近くて専制は悪性の是正手段が限られるということで否定してるぐらい。
「市民の多数が独裁を望んだらどうなるのか?」というシェーンコップの問いをヤンははぐらかしたけど、
「市民の多数がヤンによる独裁を望んだらどうするのか?」というのは、
あの世界ではかなり現実的な問いだよなあ。
選挙に出させて普通に政権取らせればいいじゃん
ヤン「面倒だよ。あんたが選挙に出ろよ」
シトレ「君にも才能相応の苦労をしてもらわんと」
マルクス「能力に応じて働くべきです」
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/14(日) 00:32:19
ヤン「シトレ先生が政界に出なさいよ。知恵だけなら出しますから」
レベロ「優秀な軍人が優秀な政治家になるとは限らんよ?餅は餅屋に任せたまえ。」
ホワン「ああ、でもキャゼルヌ君は最高評議会書記官房辺りに欲しいな」
仮にヤン独裁体制が実現したとしたら…
後宮を作らず浪費もしないフリードリヒ四世みたいなのしか思いうかばんw
いや俺が権力奪取のタイミングをクーデター時かバーミリオンに限定してるせいだろうが。
バーミリオン時だと、フレデリカが政治を切り盛りするはめになるんじゃね?
その前にラインハルト頃したら割拠になるから安穏とはしてられんだろうけど
ヤンが選挙に出ても、まず演説が出来ないw
「皆さん、疑問が有ったらぐぐって下さい」
この間、駅前に某政党の宣伝カーが走ってたけど
最後に「詳しくはホームページまで」って言ってたっけ・・・
じっくり読んでくれってことだろうし、自分で調べろとも言ってないけどさ
ヤン候補、立候補時の演説
ヤン「えー。同盟市民のみなさん。頑張ってください。終わります」
選挙スタッフ(アッテンあたり)「頑張るのはお前だろう!?」
ヤン「政治家だけ頑張ればよいという思想は民主主義とは正反対の英雄待望論に繋がるものだと私は思うんだ。
一般市民こそが責任をもって政治的なことを決断し、政治家は彼らに雇われる存在に過ぎない、
というのが理想の民主政治だね」
選挙スタッフ(キャゼルヌあたり) 「崇高な理想主義に聞こえるが、要するにお前さん、怠けたいだけだろう?」
ロイエンタールの父親って晩年はあれだけど大卒で公務員をさっさとやめて事業を起こして大成功させたあたりなかなかのやり手と見たが
オスカー君の頭脳はこのお父さん譲りなのかな。
とすれば遺伝的には女に裏切られてアル中になる要素ありありだね。
だからあれだけ女を警戒してオモチャ扱いしたのかな。
帝国で大卒で官僚になれるのって、今の日本でいえば東大法学部出て一種受かってキャリア組になるようなもん?
すごかったんだねロイ父。
ロイ父は貴族だから優先枠があったんじゃない?
とは思うが、金髪父の無能振りと比較すると、大半は本人の実力だな
かつて銀河連邦を揺るがした宇宙海賊が本編で目立たなくて悲しい。
帝国なんか人口激減で放棄された星系が無数にあるはずだから、そこを拠点にする海賊がそれこそ星の数ほど
沸いて出るはずなのに。
>>42 考察すると、
海賊というのは略奪か、恐喝(通行料を取るなど)で飯をくっている。
いずれも、「海賊以外の、普通の船乗り」が大量にいないとできない。
つまり貿易が極めて盛んである必要がある。
海賊自身は畑も耕さない、宇宙船の部品も作らないんだから。
つまり、帝国が縮小して星域ごと放棄されてしまったら海賊は
「餓死するか、無人惑星に下りて開拓民になるか、あるいは人のいる中央星域に乗り込むか」しかない。
最後の奴を選んだら、さすがに帝国軍に勝てるはずがない。
ようするに宇宙海賊というのは「人類版図の膨張期」だからこそ繁栄したのでは、と。
宇宙海賊も山ほどいたとしても
既存権力(貴族)と裏でつながってそうだ
だから、ラインハルト体制後はゲリラ化している
それに、同盟との交戦中も、ケスラーやメックリンガーなんかが
帝国領内の治安を預かっていたから
うまいこと、退治してそうだし
戦争中は、両国に出た海賊、双方、背景にお互いの敵国がいたんじゃね?
戦後は、バックに(或いはやってる当人にも)、
門閥貴族残党や地球教残党や、
同盟やフェザーンの腐敗した権力者の残党が居るだろうな。
ロイ父が軍人の道に進んでいたら息子顔負けの名将になってたのかも。
ヤンはニーチェ的な皮肉屋である
人間に対して諦めの心が深層心理にある
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/14(日) 15:55:28
それでも、人を信じてるけどな
ヤン艦隊は役割分担が徹底できていた
ヤンの仕事以外での怠惰な生活
年金生活が望みとか
の原因もそこにある
ヤンは個人の人間性を信じているだけで、「人類の普遍的な良心」を信じてないんだろう。
まあ、歴史を研究すれば「人間って根本的にアホじゃないか?」と思ってしまうのも無理ないな。
「すごく世の中の見える奴」は厭世的になるか「俺が神になって変えてやる」って思うかのどっちかで、
ヤンは後者ほど自信過剰にはなれなかったと。
だからといってヤケクソになるのは最悪の選択、ということも理解しているわけだが。
>>50 アーレハイネセンと同時代に生まれていれば…というのは本編でも言われていたな。
そうすれば、難しいこと考えるまでもなく、ハイネセンの理想に忠誠をささげることができただろう、と。
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/14(日) 22:58:18
>>42 海賊といっても悪をやっつける正義の味方の強い宇宙海賊(ラピュタでいうドーラ一家?)がいて、
その司令官は優秀な戦術・戦略家。
ほんとの悪の海賊を倒し、その戦利品を貧しい星に住む人々に配っている。
ある時帝国軍にボコボコにされ、味方をほとんど失った司令官は、
ヤンのもとへ参じ、手を組むことに。
これによりヤンには貴重な司令官が手に入り、メルカッツと共に同盟の双璧を担う。
(まるでドラゴンクエスト7みたい?)
話ができすぎか…
よくフレデリカが政府の政治代表にと論われるけど
実際今みたいな平時じゃない時に、
政治経験ゼロの元一軍人が選挙で当選するのは銀英の世界では当然なのか?
>>52 そういうのが活躍できるのは「タイタニア」だな。
>>53 フレデリカは選挙で選ばれたわけじゃないから
まあ共和国を名乗るなら、フレデリカと軍高官で暫定政権を作って
総選挙を行うべきだったとは思うけどね
イゼルローン共和国は実際には地方軍閥に等しい
とはいえ総選挙行っても結果は変わらないは思う
>政治経験ゼロの元一軍人が選挙で当選するのは銀英の世界では当然なのか?
ということで、これに対する答えは
イゼルローンは通常の社会ではないから、不思議でもなんでもない
天才という言葉はラインハルトより
ヤンとキルヒアイスにふさわしい言葉じゃないのか?
>>56 >まあ共和国を名乗るなら
名乗っていない。
「国を名乗ると帝国との間に妥協と共存が成立し得ない。
だが、民主主義を奉じる組織としての表現を名前でしたい」
ということで、さんざ議論した末、「イゼルローン共和政府」となったのだ。
「共和政府」であって、「共和国」ではない。
>フレデリカと軍高官で暫定政権を作って
総選挙を行うべきだったとは思うけどね
フレデリカは、実のところ、「政府主席」という名前の、
軍政方面を担当する軍司令官だったのだな。
>イゼルローン共和国は実際には地方軍閥に等しい
作中、「実質は軍組織だし、本格的な国造りはまだまだ先だな」という台詞も有ったな。
「軍閥」以外の何者でもないね。
ただし、民間人(或いは民間人が居住する惑星やコロニー)を支配していた訳ではない。
本拠地は、あくまで、最初から軍事基地であるイゼルローン要塞である点に留意のこと。
また、エル・ファシル政府の民間人は、大半はエル・ファシルに居た筈。
イゼルローンに来た非戦闘員は、確認されている限り、
エル・ファシル革命政府の面々と、キャゼルヌの家族のみ。
キャゼルヌの家族を初め、イゼルローン共和政府に属していた非戦闘員は、
軍属扱いだったのではないかな(なので、戦闘の結果殺されても文句は言えない)。
リアルでも、例えば日本では、戦中の日本の軍政下の土地に居た非戦闘員は、
軍属に準じる扱いをされている。
よって、戦争の巻き添えを食らって死んだ人については、
「戦死」扱いで、遺族年金が出ている。
ヤンは、天才と言うよりは、冷静なだけ。
キルヒアイスもそんな感じだな。
>>58 フレデリカ他政府部分の政治構想とかの描写があんまないまま、
大概の国家なら政治家の管轄下である外交活動をユリアンに取られちゃってるしな。
ほんとにお飾り状態。
まあ、しょっぱな
「ヤンが政治権力を持たなかったからフレデリカが主席になる正当性がある。」というおかしな理屈がでてきたあたり、
ガイエも旧ヤン一党が独立政治勢力になるのは無理やりなのは承知の上だったんだろうが。
ところで文庫版では帝国侵攻作戦の時のポプランの階級が
変更されててトダ技術大尉と同じ大尉になってるという噂だけど
トダさんとの、『階級など無視したポプランの罵声』という表現も変更されてんの?
>ヤンが政治権力を持たなかったから
フレデリカが主席になる正当性がある。
というおかしな理屈がでてきた
ヤンが政治権力を持っていたら、その妻や養子が組織指導者の後継者になれば
世襲の謗りは免れ得ないが、ヤンは終始軍事指揮官であって、政治トップではない。
よって「世襲」ではない。
という話だろう。
軍事指導者に過ぎなかったヤンが、民主共和勢力を糾合しうる唯一のカリスマだったってのが、
まあ、「おかしな」事態だったと言える。
当人もそれは自覚し、悩んでいた。
そして、ヤンが欲しがっていた「軍事指導者ではない立場の、自分以上のカリスマ足り得る存在」が、
「死せるヤン・ウェンリー」だったのだ。
そしてその余光を最も反照し得るのが、フレデリカとユリアンだったのだな。
つまりは「広告塔」。
尚、軍の士官は、元首代行足り得る格式を持つものだ。
まして軍司令官であるなら、この場合、
「イゼルローン共和政府」での政治面においても事実上のNo.2であり、
事実上の外相と対帝国全権大使を兼ねるような権限を認められていても良いのでないか。
それと、帝国とイゼルローン(バーラト)との講和条約や平和条約などの細部の話し合いや正式な締結は、
摂政皇太后ヒルダと、イゼルローン共和政府主席(バーラト自治区臨時主席代行)フレデリカとが行ったんじゃないか。
>>62 新書版じゃコーネフ共々、階級は中尉でイゼルローンに赴任してから
少佐になってるからな。アムリッツアでボロ負けしたのに極短時間で
二階級昇進したのはおかしくね? ってんで修正されたんだろ。
アニメ版じゃ初めから大尉だけどな。
ボロ負けしたからこそ異例の昇進って理屈が有るじゃない?
まあ、少将になったり准将になったり少将になったりの
フェルナーの扱いに比べれば、どうと言うことは無い。
>>62.64
俺の手元にある新書版じゃ、その件のポプランは大尉になってるな。
勿論階級云々とかいう表現もない。
だから62の疑問が意味不明だったわけだが、昔は中尉になってたのか?
ちなみに1995年10月31日発行の92刷
>>66 こっちは1991年の50刷
たしかPCゲームが出ててそのデモプレイを電気屋で見た帰りに手に入れたような…
1巻第八章 死闘
「さあて、いっちょう行くか」
旗艦ヒューベリオンの艦上で陽気に叫んだのは、
撃墜王の称号を有するウォーレン・ヒューズ大尉だった。
ヒューベリオンは四名の撃墜王を抱えている。
ヒューズの他に、サレ・アジズ・シェイクリ大尉、オリビエ・ポプラン中尉、イワン・コーネフ中尉だが、
…
「味方殺しの整備主任を出せ!殺してやる」
主任のトダ技術大尉が駆けつけると、階級など無視したポプランの罵声が飛んだ。
「機銃の照準が九度から一二度も狂っていたぞ!ちゃんと整備しているのか、この給料盗人が!」
こんな感じ
こんのひとみ Must Be Something
このCDまた売ってくれないかな〜?
5000までなら喜んで出すんだけどな
69 :
66:2008/12/15(月) 19:48:31
>>67 なるほどdクス。
「階級など無視した」の部分がさらっと削除されてるのな。
そのシーン、ポプランのキャラが後々とちょっと違うよな。
それとも、「本当に追い詰められるとキレて当り散らす」という設定
は普遍だったたと捕らえるべきか。
ふざけた軟派野郎で上官に対する礼儀なんぞ気にもしないが、やるときはやる
というのがポプランのキャラだと思うから
やらなきゃならない仕事を邪魔なされたならキレるのはさほど不思議でもないような
逆に周囲にいた下っ端整備員に階級をかさに当り散らすようなら、そっちのほうがらしくない
そういや、同盟は単座式戦闘艇の搭乗資格が軍曹以上なんだよな。
このあたり、アメリカ(パイロットは全員士官)と言うより旧日本軍に近いかも。
>>72 ガンダムじゃねえの?>例:連邦のモビルスーツパイロットのアムロ軍曹
上司と同じ運命を辿ったかグリルパルツァー
75 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/15(月) 22:38:49
>>72 ユリアンの折の記述では判りにくかったが、
ユリアンは、兵長からいきなり軍曹(下士官)になり、
単座式パイロットの資格を得たと書いてある。
カリンは伍長だった。
ポプランらが出た飛行学校も、シェーンコップが出た陸戦選科学校と同じなら、
卒業したら伍長任官だろう。
なので、伍長以上が有資格者でないか。
>>76 考えてみると、同盟で生者への二階級特進が認められた珍しいケースだな。
>>56 民主主義を奉じると言いながら、「イゼルローン『民主』政府」でなくて
わざわざ「イゼルローン『共和』政府」という名称にしたのもポイントかも。
現代では民主と共和は事実上同義として扱われているが、厳密には
共和制が必ずしも民主制であるとは限らない。
君主が存在せず代表者の合議で政治が運営されていれば、共和制。
「待遇」ってのがついてるから
二階級特進とはちょっと違う気がする。
>>63 「世襲じゃないから正統性がある」ってのが民主主義者内の理屈ではおかしいって話でしょ。
なんでラインハルトは同盟を完全につぶせる軍事力が
ありながら最終的に自治権を残したの?
確かにヤンにはアムリッツァの民衆食料吸い取り
作戦は取れないな
メルカッツとシュターデンの関係が笑える
>>81 最終的に同盟がどうなろうとも、自分が責任を取らずにすむため
同盟が統治能力を完全に失うまで待ったほうがいいのかもね
アイゼナッハの部隊は他のとこよりも洞察力に優れてそうだな
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/16(火) 11:27:53
確かに!
なるほど!
オーベルの公然でのラインハルトとキルヒアイスの立場を注意したのはいいと思うが
ナンバー2不要論はかえってルドルフに変える危険性が大きいよな
ラインハルトは良識があったから大丈夫だったが
あと良心的な人まで謀略すんのは大反対だが、自己を犠牲にするのは潔いかなw
オーベルがヤンの立場なら喜んでレベロに殺されるだろうか?
それとも同盟を見限って帝国に売り渡すか?
どのOP,EDも意味深で良いが
特に3期EDは泣けるな
この中の何人がいなくなったんだろうとね
つーかやり口がキタネエ
OPEDフルのサントラ出せよ
5000円でも俺は買うぞ
ボロディンってそんなに優秀なのか
アムリッツァであっさりやられてたが・・
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/16(火) 14:38:36
>>91 アムリッツァはボロディンに限らず、ほとんどの提督が能力を発揮できないで終ったから、能力を正確に理解するのにはふさわしくない戦いだと思う。
実際、ウ゛ァンフリート会戦や第四次ティアマト会戦では活躍してるし、ヤンやビュコックが能力を高く評価しているという記述も考慮すると、優秀だったと考えるべきでは?
>>81 「時期尚早」と判断された為。
ちなみに、東西ドイツが合併(実情は西ドイツが東ドイツを併呑)した後、
どうなった?
今のコリアで同じことが起こったら、韓国の経済官僚たちは絶叫するだろうよ。
帝国でも、「あんな不良債権の塊、丸ごと引き受けるのは絶対反対」って、
シルヴァーベルヒやリヒター辺りは言っていたろうな。
>>91 ハンニバルもナポレオンもアホな凡ミスして敗れ去った
源義経も楠正成も項羽も関羽も最期はあっさりやられた
ヤンの士官学校同期のNo.1 No.2の
ワイドボーンとラップってあっさり死んじゃったね
ラップは次席だったか?
フレデリカは次席と書いてあったけどな。
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/16(火) 15:57:19
出世するだろうとヤンは言ってたけど、成績については記述が無かったと思う。
一定の自由が得るために金が要る
ヤン父親と同じこと言っているな
ユリアンっていろんな人がいろいろ
話してくれたからあんなに視野が
広い人間になれたのか?
唯一の欠点はヤン絶対主義な点
バーミリオン前、「本当にこれが最善なのか」と、
ヤンが負ける可能性を敢えてヤンに問いかけている辺り、
ユリアン当人も、自分の「ヤン絶対主義」の傾向は自覚していて、
是正するべく気を付けていたのではと思う。
フェザーン=日本と考えていいのかな?
日本ってことはないでしょ。
貿易国家だから日本も1パーセントくらいは混ざってるかもしれないけど
国の名前といい元首の名前といい日本らしさはゼロでしょ
政治的な立場という意味でも、日本には似ていないね
日本は、対立する政治勢力の間で綱渡り的に商売してうまく儲けてきた、わけではない。
東洋vs西洋のときも、西側vs東側のときも、そんな商売はしなかった
イタリアの都市共和国とかじゃね?
たぶんね。
>>88 質問ならちゃんと質問とか書こうぜ?
まあオーベルシュタインはラインハルトだから仕えたのだから、
彼の権力を強化すること、そしてそれを伝統と格式を整えて制度化することを目標としていた人だから、
そんなことは承知の上だったと思うぜい?
ただ民主主義の国家、または組織に属していたとして、
同じ結論に至ったとはあんま考えられないな。
ヤンの評価は後世の歴史家にとって
分かれるのはわかるな
同盟の存続には貢献した?が、無駄な抵抗をして
多くの人命を犠牲にしたともいえる
>総選挙行っても結果は変わらないは思う
だからその根拠は
レベロには同情する点はあるな
最後に貧乏くじを引いた点で
批判は出来ないだろ
>>105 彼の行動の政治的要素は、クーデターの折、自分で独裁者にならなかった件や、
バーミリオン会戦での停戦受諾の件など以外は、
むしろ、暗殺されかかって同盟から逃げ出して以降が、重要性が高い。
同盟の軍人としての彼は、基本的には軍人としての義務を果たしていただけなので、
四の五の言われる筋合いは無い。
エル・ファシルとの合流以降は、無益な戦争の一因となったと言われる余地は有るが、
結果として、民主共和勢力の自治区(「同盟」ではない)創設に貢献したので、
その点、無駄ではない。
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/16(火) 22:40:06
>>107 確かに貧乏くじだったけど、当時の同盟の状況を考えたら、真面目すぎるレベロは議長になるべきじゃなかった。
ホアン・ルイあたりがなってたら、ああいう状況にはならなかった可能性が高い。
同盟末期、ホワン政権下で財政破綻。
ホワン議長、帝国に、併呑と事態収拾を懇願。
「財政問題の専門家であるジョアン・レベロあたりがなってたら、
ああいう状況にはならなかった可能性が高い。」
とかな。
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/16(火) 23:10:23
>>110 同盟が崩壊したのは財政破綻ではなく、レベロがせこい策略にのったのが原因では。
それに軍縮が進んで、軍に徴収された人達が戻ってくれば、経済がプラスに成長する可能性も十分あった。
安全保障税だかを帝国に払ってるから財政は引き続き苦しいんじゃなかったっけ?
仮に経済が上向いても税額を上げられて巻き上げられたらどうにもならん。
帝国本土で派手な内乱でも起こらない限りどうしようもないと思うけどな。
同盟の財政破綻は、帝国が望まない限り無いと思う。
安全保障税の税率を操作するだけで、経済をほぼコントロールできるわけだし。
…でも、安全保障税って1兆5000億帝国マルクだったよね。
1ディナール≒1帝国マルクと仮定すると、
同盟にとっては、安くは無いにしろ、とくに苦しくもない金額のような気も。
>>111 実際に同盟が滅んだのは、勿論、財政破綻が原因ではない。
「もしもレベロじゃなくてホワンだったら、
こうなった可能性が有ったんじゃねえ?」って話をしているんだよ。
まあそれと、もし同盟が存続していて、経済が好転するとしたら、
当然、帝国の投資がっぽりが大前提だな。
帝国マルクがディナールに代わって流通するようになったりな。
スパルタニアンのパイロットを一人養成するのに掛かるコストが
300万ディナール、ヤン(大将)の年俸がその20分の1だったっけか?
>>117 貧乏くじで「免罪符」になるんだったら、
なんの苦労も無いよ。
貧乏くじは「免罪符」だろ
>>113 苦しくはないが、今までのように軍事に金をかける余裕はなくなるような額なんだろうな。
いずれは併呑する予定なのに、
東ドイツやや北朝鮮みたいな状態じゃ困るだろうしね。
帝国と同盟では同盟の方が民生技術は上で市民の生活水準は高そうだけどね。
帝国では帝都ですら20世紀前半の生活風景で、アニメ版に出てくる地方惑星では農奴が牛を
使って農業をしている有様だし。
対して同盟では我々が想像するSF未来世界の生活。
帝国が同盟に優れているのは人口と一部軍事技術くらいでは?
>>115 20分の1なのは本人の給料じゃなかったか?
外伝でユリアンの給料については触れてたけど、ヤンの給料は特に記述がなかったと思う。
>>120 併呑してからの扱い見ると、同盟領は征服さえすれば後はどうでもよかった感がしないでもない。
ヤンの一番のファインプレーはユリアンを
育てたことだな
ヤンを始め、ヤン一派の能力、精神、良い所を
受け継いだオールラウンドプレイヤー
器用貧乏
注意一秒
>>121 アニメ版はここではそういう参考にはしないように。
原作でも、外伝の「汚名」とかで、民間の宇宙都市が出てきたりするぞ。
>>123 「どうでもいい」ってことも無いだろうが、大急ぎで併呑する積りも無かったろうな。
そういう風に書いてある。
本来なら、尚数年は、平和な状況が続いた筈だ。
そこにも、ヤンの付け目が有った訳だ。
まあ、その思惑は、無残に崩壊したのだが。働かずに暮らせる期間とかww
小学生、中学生の頃はヤンが好きで帝国が嫌い
だったが大人になった今ヤンの行動が偽善ぽく
思えてもくる
ヤンの優柔不断が殆ど悪い方向に向かっている
ような気がする
ヤン自身は善人だのだが、優柔不断さが偽善者となっている
それはある
徹底して「どっちか」になれば、ずっと多くの人を救えたのに。
俺も今ではそう思ってる。
いくら自分をことを矛盾してると自覚してても、矛盾のせいで死んだ人が生き返るわけではない。
もちろん、「さっさと独裁者になっていれば上手くいった」ってのは「優柔不断のままだった現実のヤン」がいたから言える台詞で、
もし独裁者ヤンが存在する世界では「あのとき彼が躊躇ってさえいれば」って言われてるのかもしれないが
その矛盾は、ヤン自身、悩んでいた命題だ
それは判ってやれ
1人の人間が権力を欲しいままにしてはいけないとか、ことあるごとに言ってたからね
上の判断や政治に不満は言ってたけど
>>129 まだガキだから、他人の考え方や生き方を尊重できないだけです。
早く大人になりましょう。
まあ、ヤンが大将以上に偉くなって、独裁者になれる機会が一再ならず来たのは、
アムの惨敗より後、クーデター発生以降だし。
アムの大損害が前提では、そして金髪が帝国で権力を握ったら、
どう足掻いても、いずれは同盟は帝国に敗れたのでないかな。
もしもを言うなら、アム序盤で、ヤンが手兵と共にイゼルローン要塞で決起し、
「イゼルローン国」樹立と、中立・不可侵を宣言、
帝国・同盟双方の、軍艦のイゼルローン回廊通行を原則厳禁する、とかな
(平和目的の非軍艦は、許可を得れば可)。
>>134 そうしてヤンは、帝国の魔手から人民を解放しようとする同盟軍と、叛乱軍討伐を目論む帝国軍の共通の敵となり、双方から攻撃されるのですね
そして両方が「雷神の槌」の前にお星様になります
しかしいくらイゼルローンといっても、あらゆる物資を自給できるわけじゃない。
両方いっぺんに敵に回したら干上がるだろう。
まさかあのヤンが、補給切れを危険性を判らないはずがない。
だから孤立の愚は犯さないよ
やがてヤンは、旗艦ヒューベリオンに乗り、
帝国領経由で惑星フェザーンへ行くと宣言。
3千隻程度の僅かな兵力で、帝国軍の追撃をかわしつつ遂にフェザーン到着、
3勢力のサミットを要求。
その席上でテロリストの銃弾を受け、植物人間状態に。
彼の心音が全銀河に流され、ユリアンが泣きながら叫ぶ。
「僕の提督はまだ生きているんだ!」
>>137 水は水素が有れば核融合炉でどうとでもなるし、水素は恒星アルテナから採れる。
その他の物資は、危険宙域表面に使えそうな小惑星帯とかが有るかもだし、
或いはティアマト星系の惑星カプチェランカを確保できればどうにかなるかもな。
「敵の手に渡らずに済むなら、とりあえず次善」
「鬱陶しいフェザーンの影響力を殺げる」と、
両国首脳部が考えるようになってくれれば、独立維持も可能かも知れん。
>>139 IFが多すぎて断言できないけど、
イゼルローンには鉱物採掘や精錬や機械製造の技術者なんていなかったでしょ
軍艦の建造能力あったっけ?
仮にあったとしても、それは部品を運んできて組み立てているのであって、鉱石段階から作っているわけじゃない。
仮に技術者を呼んだとして、人口数百万の国力で1万隻オーバーの艦隊をいつまでも維持できるか……
軍人の何倍・何十倍もの非戦闘員が必要なんじゃないの?
そして、そんな「国民」を養うにはイゼルローンは小さすぎる。
>>133 その言葉こそ他人の考えを尊重しないように思えるがな
エネルギーが取れても、おそらく中で採れる食料以外問題山積みだよね
共和政府に技術者もついて来たのか
いたとしても軍艦の搭乗と掛け持ちだったかも
あれって、占領して民間人も送り返したりしたんだろうけど
中の住所の管理とかも補給関係なんだろうか・・・大変なことだ
>>140 「永久要塞を企図された施設ですので、ハード的には、全部どうにかなるようになっています」
という仮定。
尚、然るべき技術スタッフはオルグ済み(遠征に随行させるという事で要塞に)。
この妄想だと、ヤンにとって、イゼルローンの独立は、それ自体が目的ではなく、手段に過ぎない。
延々と戦闘状態を続けるのも本意ではない。
とりあえず両国の戦争を物理的に阻止し、そして両国をいずれは講和させるのが目的。
>>130 軍事面ではヤンは無敵だけど、
ヤンは地球教徒に暗殺されたのを忘れないように(笑)
ヤンがバーミリオンでラインハルトが倒せば、
地球教本部は帝国軍に破壊されず、また地球教の正体もつかめなくなる可能性もあるんだぜ?
ラインハルト打倒後、権力を握った独裁者ヤン・ウェンリーが暗殺され、
銀河系は地球教徒が支配し、それを利用しようとするトリューニヒトとルビンスキーの暗闘の舞台となるかもしれんぜ???
>軍人の何倍・何十倍もの非戦闘員が必要なんじゃないの?
そして、そんな「国民」を養うにはイゼルローンは小さすぎる。
1個艦隊が駐留するとして、その兵員数が150万人。
要塞のスタッフが50万人。
併せて200万人。
非戦闘員がその3倍として、600万人。
合計800万人。
その程度のキャパシティは有るのでないか。
要塞の半径30km。
要塞の外殻を厚さ3kmと仮定し、要塞の総体積から外殻の体積(仮定。要塞の表面積×3km)を差し引き、
外殻の中身の容積(仮定)を割り出して、それを厚さ100mの直方体に換算するとしたら、
その面積は、日本列島全土の約2倍に達する。
総員1千万人以上でも余裕と思う。
>>147 いやあ、ヤンが独裁者になって人々が幸せになるという幻想よりは現実味が(笑)
>>146 1巻だと100万以上の人口を支える環境と設備が整っており、ってなっているね
他の巻では500万って数字があったような気もするけど、探せなかった
>>145 そりゃあ君の錯覚だよ
>>151 追加。
500万ってのは二巻だね。
「イゼルローンは要塞であると同時に、500万の人口を有する大都市でもある」
兵員200万人。非戦闘員300万人。
合計500万人。
バーミリオンの停戦命令に従ったのは
間違ってないと思うよ
あそこでラインハルト殺していたらもっと
泥沼になって多くの人命が死んでいたしね
そういう意味じゃトリューニヒトも保身が
目的だが間違ってはいない判断だと思うよ
それよりヤン一派がバーラトの和約以降
抵抗する意味があったのか疑問に思えてもくる
レベロの最後の開き直りは泣けた
アニメで民間人何百万人ってゆうと、酒場に連れ込まれそうな様子しか浮かばない
学校や農園や工場の描写が結局無かったからね
>>155 ガキみたいにそうしつこく怒るなよ(笑)
>>156 いや、同盟の場合に限定すれば、
ラインハルトを倒したほうが良いのでトリューニヒトの判断は間違いだ。
>>156 金髪をおびき出して倒すというのは、
同盟の政府も軍部も支持していたヤンの戦略構想の最終目標なので、
同盟に限定すれば金髪を倒す行動を取るのが正しい道筋。
そりゃあ、君の錯覚だよ
ヤンが年金生活に憧れていたのは
多分ヤンの親が死んで、遺産も無くて
理不尽な生活の圧迫があったからだろうな
親が生きていたり、遺産があったらそんなことは
思わなかっただろうな
ヤンの年金生活願望は正直言ってるだけで、
本当に年金で喰ってくだけって状態になってもすぐ飽きると思う。
年金生活に入って若い美人の奥さん貰っても、ケーキに手紙入れたりして
いちいち陰謀働いてたくらいなんだし。
それは言えてる・・・。
けど、幽閉生活に入る前は安泰な引退生活を始めてたっぽいんだけど。
そういや、キャゼルヌは優秀な軍官僚らしいが、帝国遠征のときの食料の見積もりに
ものすごい計算してなかったっけ?
「5000万人の3か月分の食料と言うと、穀物だけでもxx億トンは必要だな」みたいな。
5000万人が1日1kgの穀物を100日間消費したとしても、500万トンにしかならないわけで、
桁が幾つか違うと思った記憶がある。
>>129 ヤンは戦争の才能以外ない男だから,誰かが引っ張ってやらないと無理
レベロやホワンあたりがもっとしっかりしてたり、ロムスキーがアホじゃなかったら
ヤンはこいつらの切り札としてのみ活躍できたはず
ヤンはキルヒアイスや双璧あたりの立場が誰にとっても一番良かっただったはず
トリューニヒトがラインハルトにくらべていろんな意味でゴミ過ぎた
>>165 小説の描写をみると、
5000万人の180日分の食料といえば、穀物だけでも1000万トンに達する。
だね。
1日あたり1.1キロの計算で確かに多めだけど、
桁違いってことはないんじゃないかな?
多分、三ヶ月と180日を勘違いしているのではないかと思うが。
>>167 あれ、そんなもんだっけ?
「億トン」のイメージが頭にこびりついているが、思い違いだったかも。
169 :
67:2008/12/18(木) 00:29:27
>>167 記述が変更されているようだ
再び1991年の50刷
1巻第八章 死闘
五〇〇〇万人の九〇日分の食料といえば、穀物だけでも五〇億トンに達するであろう。
一〇〇〇万トン級の輸送船が五〇〇隻必要である。第一、それはイゼルローンの
食料生産・貯蔵能力を大きく凌駕していた。
「イゼルローンの倉庫全部を空にしても、穀物は七億トンしかありません。人造蛋白と
水耕のプラントをフル回転しても……」
170 :
67:2008/12/18(木) 00:31:31
1巻八章は死闘じゃなかった、死線だった
ゴメン
やはり本格的な侵攻の後方基地としては不十分だったのか・・・と思ったが
民間人の食料もだから不十分でもしょうがないか
50億トンは計算違いだったんだね
おれ、以前このスレで
「ガイエスブルクのエンジンが戦艦用24基じゃ足りないだろ」
って書いたら「戦艦用とは書かれてない。単に巨大なエンジンだ」って反論されたんだけど。
記憶では戦艦用だったはずなんだ……
だからきっと初期の版では戦艦用だったんだよ。
俺が読んだのはほとんど刊行された当時。1980年代後半。
5巻開始の時点でヤンとしては(ラインハルトの病気のことは知らないとして)、
「人名と資源の浪費を回避し、稀代の名君のもとに半世紀は約束された繁栄を選ぶ」
という選択は絶対にありえなかったのか
豚ならそれでいい
実際には半世紀も名君であり続ける名君なんておらんだろ。
>>172 「戦艦用エンジン」とは、俺の記憶にも無い。
尚、ガイエスブルク要塞に取り付けられたエンジン24個は、
外部の遠方から眺めて視認できるくらいにでかい(その旨、明記してある)。
戦艦のエンジン程度なら、巨大な要塞(1万5千隻を収容可能)の表面に付いていても、
芥子粒のようなものだ。あれがエンジンだと、見て取れる訳が無い。
>>162 そりゃ、そうだ。
年金云々は意に反した現役軍人生活から脱出しても生活するための人生計画なんだから。
青年ヤンの計画じゃ親に出してもらう金で歴史関係の大学いって、将来は助手にでもなればと思ってた。
それがうまくいってりゃ、好きな仕事で生計立ててただろうさ。
>>169 おー、そうだったのかあー。
こりゃ最新版を集めないとダメかね?(笑)
>>168 卿の記憶力はすごいな。
レベロの最後はちょっとカッコよかったな
180 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/18(木) 13:59:03
>>169 キャゼルヌ更迭の真因は敗戦ではなく
その計算間違いってんなら笑えるな。
原作は本編と外伝があるけどどういう順番で読むのがお薦めですか?
アニメは全部鑑賞済みで現在原作本編1巻を読んでる最中です。
>>181 アニメ鑑賞済みなら、どれから読んでもいいと思うけど…
時系列を考えると
外伝3→外伝1→外伝4→本編1〜10→外伝2 なのかな?
普通に出版順でいいんじゃないの?
本編1〜10〜外伝1〜
外伝は本編の相関関係を知っているのが前提だろ。
アニメ版のみ観ました。
艦艇の自動操縦での無人航行が可能なら自動での戦闘は出来ないのかな。それぐらい出来そうな気がするんですが(本当にやっちゃったらシナリオに影響が出るレベルになってしまうけど)。
そういう議論は、以前、したこと有るよ。
完全無人は難しいにしても、有人艦1隻が、その側に居る無人艦10隻を、
レーザー通信で制御するなら(電波よりはハッキングやジャミングに強い筈)、
1500隻の有人艦で、その10倍、1個艦隊分の無人艦隊を制御出来るかも知れない。
アム後の同盟が、帝国相手の政治を上手いことやっていれば、
兵員の育成は一朝一夕には出来ないとしても、
艦艇と遠隔操縦・半自動制御プログラムはどうにかなるかもしれないから、
そういう形で、兵力回復が出来たかもな。
>>184 それと、もはや古典の、「バーサーカー」てのが有ってな。
そういうのが暴走したらどうするのかという恐怖。
田中氏の銀英以外の短編にも、そういうネタの話が有ったっけな。
>>184 戦闘においてだと、相手の行動に対応した艦運用の判断と行動選択が必要だから
それができるかだな。(AIか遠隔判断・操作かなどいくつかの道があるが)
ただ移動するだけとか、機械的にビームやミサイルを発射するなら、原作の描写からして充分可能でしょう。
遠距離砲撃戦ならアリ。
接近格闘戦だと不安。
偵察などの単艦行動は無理。
>>184 しているという描写がないので、この世界では無人兵器は
そこまで発達していないのだろう。
公園のお掃除ロボットなら有ったけどな。
192 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/18(木) 21:47:22
ミサイル
ヤン≒孔明
ユリアン≒姜維
という事でいいのかな?天地を喰らうを見る限り
三国志はあんまり詳しくないからあとのキャラは分からん
>>194 ユリアン…ラインハルトに自由惑星同盟の存続を認めさせ講和。
更に将来的に帝国内に議会を設立させる事をラインハルトに提案し実現の可能性が高い。
姜維…北伐を数度行うも全て失敗で戦果なし。
度重なる北伐が蜀を疲弊させ滅亡を早めたという評価も多い。
蜀が魏に降伏後に魏の武将を誘惑して蜀再建の為の反乱を起こそうとするも失敗し没す。
ユリアンを姜維に例えるのは過小評価しすぎだよ。
>>195 ですよね、万能キャラ、後継者?という点で安易に
判断しました
けど三国志とキャラを照らし合わせると面白いね
>自由惑星同盟の存続を認めさせ講和。
細かいことを言うが、「自由惑星同盟」ではない。
同盟は滅んだ。
バーラト星系における民主共和勢力の自治権を認めさせたのだ。
>172
28刷ではp109に「二四個の巨大なエンジン」とあるな。
9巻以降のユリアンは真田幸村の要素もあると思う。
大坂冬の陣の時点では”(家康に何度も苦汁をなめさせた)昌幸の息子”という以外に知名度もなかったので、「亡き父の残した策です」と言って他の大坂方の武将を説得していたり。
幸村と違って、ユリアンは、皆が立ててくれたけどな。
幸村血涙
>>180 それ、キャゼルヌだけじゃ無くて兵站担当の士官全員更迭だと思う。
スケールを小さくして考えると
「進軍に伴い村を確保し、500人の捕虜を得ました」
「500人の90日分の食料というと、米だけでも5万トンは必要だな…」
…更迭というより、むしろ過労と神経衰弱と判定されて病院に送られる気がする…
帝国の生活が20世紀初頭の欧州風なのはルドルフの遺訓でわざと古風かつ不便にしているから?
「満足に歩けないような劣悪な遺伝子の持ち主は死ねよ」という思想で皇帝の宮殿にはエレベーターすら
設置されていない、なんてことは書いてあったはずだけど。
>帝国の生活が20世紀初頭の欧州風なのはルドルフの遺訓でわざと古風かつ不便にしているから?
原作では、そう断言できるほどの記述は無い。
とりあえず、TV電話などは、普通に日常で使われているようだな。
とりあえず機械で出来ることを人力(被支配階級)でやらせることが権力の象徴だったという記述はあったよな?
205 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/20(土) 08:12:12
帝国は封建制だから
ルドルフの復古主義を基本的に守ってきた
それに貴族を含めた取り巻きも
自身とその子孫の繁栄にはそのほうが好都合だった
庶民は面従腹背しつつ、上流階級がスルーした
先端の文明の恩恵を受けて、それなりに暮らしが豊かだった
帝国内でも、階級によってライフスタイルがちがっていたのだと思う
もし銀英伝の世界に2chがあったら帝国貴族は簡単にフシアナサンとかにひっかかりそうだよなw
>>207 そういや、「有能な門閥貴族」って、マリーンドルフ親子以外は一切出てこなかったな。
リヒテンラーデは有能だろうけど、大貴族の出身ではないし。
もっとも、有能な門閥貴族がいたら、帝国内戦では頭抱えるだろう。
「金髪の孺子なぞの配下にはなれぬが、貴族連合の指導者はブラウンシュヴァイク公とリッテンハイム侯…
正直言って、これでは勝てぬ。
せめて俺が指揮を執ればいい戦いになるだろうが、俺はたかだか伯爵。奴らが納得すまい。
うーん、どうすれば…」
みたいなループに陥りそう。
>>208 リヒテンラーデは「門閥貴族」ですが?
仮に国務尚書就任時に爵位も上げて貰ったとしても、
それ以前は伯爵ということになる。
三長官も無能ではないだろうし、それぞれ名門の出身の筈だ。
あと、外伝では、リューネブルクの嫁さんの兄さんで、
「間違って貴族に生まれた」と評された、有能な内務省高官が居たな。
マ伯親子以外にも、際立って有能なのが居たら、ブラ・リッテンらを見て、
「駄目だこいつ。早く何とかしないと」って、金髪に付いたんじゃないのかな。
>>202 叛乱やら亡命やらを起こされないように
経済に支障のないレベルですべてを退化させた可能性すらある
自宅にはコンピューターすらなしで通信端末のみとか…
平民は飛行機すら私有できずに地上車のみとか
高度な機械を触れるのは軍か官庁に入ったときのみとか
そもそもハイネセンが帝国脱出したのはローテクでハイレベルなことをやるということをやらかしたからくらいだから
恒星間エンジンは平民には絶対に扱わせないだろう、銃火器や工作機械なども同様に
>>209 >マ伯親子以外にも、際立って有能なのが居たら、ブラ・リッテンらを見て、
>「駄目だこいつ。早く何とかしないと」って、金髪に付いたんじゃないのかな。
だろうね。
有能なほど、日頃からブラ、リッテンに押さえられている状態に鬱憤を感じて、権力体制を
ひっくり返したいとも思うだろうから、どちらを選ぶかとなればラインハルトの方がシンパシー
感じても不思議はない。成り上がり者に対する反感はあるだろうが、双璧やマ親子並に見る
目があれば、ラインハルトの本心も気づくだろうし、それなりに野心があれば、新体制下で
権力を握ることに魅力を感じるだろう。
そんなキャラがいたら、シルヴァーベルヒ以上の文官として最後にミッター押しのけて、
国務尚書か宰相になってたりw
>>202 銀河連邦時代にあったであろう、高層建築とかも全部ぶっ壊して古風な造りに建て替えたのかな?
アニメしか観てないから原作に書いてるかも知れんけど、オーディンも昔は摩天楼だったのかも。
>>210 貧乏な地球教徒が、巡礼でフェザーンの輸送船をチャーターしたりしているのだが。
まともな工業化をしてない国が、している国と、150年も戦争できるものか。
無根拠の妄想は大概にしなさい。
>>211 そもそも、シルバーベルヒの名前には「フォン」が付いているし、
帝国騎士だの下級貴族だのは明記されていないから、
彼は名門出身だったかも知れんよ。
彼と同等かそれ以上の人材が居たら、相応に重用されたろうから登場していた筈だけどね。
尚、疾風が国務尚書ってのは、軍事政権の性格が強いローエングラム王朝初期において、
軍を抑えることも期待されている筈なので(作中、そうとは書かれて居ないが)、
そういう意味では、彼以上の人材は有り得ない。
>>212 原作には、そういう記述は無い。
摩天楼街が、有るとも、無いとも、書いてはいない。
街並みが古風な造りがどうとかも、原作には無い。
そう推察できる材料も無い。
ただし、新無憂宮の近辺には、そこを見下ろせる様な高層建築が無いのは確かだが。
そういや、ブラッケとかリヒターも貴族だな。
大貴族出身かどうかは記載が無いけど。
門閥かどうかは分からんが、宮内尚書が男爵だな。
ラインハルトにとってはさほど重要ではない役職のような気がするが、
それでも、それなりに有能でないと任じられないと思う。
カストロプ公はある意味有能じゃないか?
だがこの定説には疑問が残る
帝国からの討伐艦隊を退けたということだけど、マリーンドルフ私設軍(多分艦隊)
に手こずってるから有能さのレベルがわからんね。
マ伯領警備隊の指揮官が有能だったんじゃね?
一方、カストロプに敗れて戦死した、
シュムーデ提督なる人物の有能無能も、
詳しい描写が無いから判らんなあ。
>>212 まず、オーディンって銀河連邦時代の主惑星だったのだろうか
大体の帝国の創始者って、自分好みの首都作りを始めるわけで。
>>221 気になってたけど小説にも無いの?
セリフ内で終わる人名も珍しいかも
>>224 なんか裏金を作りまくって逃げ切った、って感じの有能さだなw
中世ちっくなイメージを持つオーディーン星もクルッとひっくり返して夜の半球側を見れば
マニア延髄のサイバー惑星だったかもしれんよ
>>226 新無憂宮だって、目立たない所ではハイテク警備機器がびっしりだろうよ。
>>223 原作では、台詞内だけじゃなくて、地の文だけだったけどな。
似たような立場で、クラーゼン元帥とかも居る。
一応、帝国軍最高幹部の幕僚総監で、帝国元帥なのに、
台詞も出番も無し。
アニメじゃ一応、三長官と並んで出てくる場面が有ったようだが。
ユリアンってオナニストなのでしょうか?
本人はアッテンボローと同じように振舞って
いるが、実際は・・・
>>216 宮内尚書は、有力者すぎると皇帝に近いぶん国務尚書を抑えて最高権力を振るう立場になりかねないから
低い立場の貴族をわざと任命しているのだろ
国連の事務総長が先進国から任命されないのと同様に
>>228 クラーゼン元帥はPCゲームのWで大活躍だったからなあ…
まあシュタインホフ元帥とかミュッケンベルガー元帥の行動が中心のゲーム展開になりがちで
ラインハルトとか双璧とかいつのまにか速攻で死んでいる笑えるゲームだったが
>>228 クラーゼン元帥はPCゲームのWで大活躍だったからなあ…
まあシュタインホフ元帥とかミュッケンベルガー元帥の行動が中心のゲーム展開になりがちで
ラインハルトとか双璧とかいつのまにか速攻で死んでいる笑えるゲームだったが
>>228 クラーゼン元帥はPCゲームのWで大活躍だったからなあ…
まあシュタインホフ元帥とかミュッケンベルガー元帥の行動が中心のゲーム展開になりがちで
ラインハルトとか双璧とかいつのまにか速攻で死んでいる笑えるゲームだったが
>>222 銀河連邦の主星はアルデバラン系第2惑星テオリアだったかな
オーディンはやはりルドルフの好みにあわせて開発なりテラフォーミングされたんだろう
>>231 考えてみると、アスターテ以前の状況から始まるゲームなら、同盟有利だよな。
帝国にはラインハルトとメルカッツくらいしか艦隊司令官級で有能な提督がいないのに対して、
同盟はシトレ元帥がいて、ビュコック、ウランフ、ボロディン、クブルスリーらがいる。
アップルトンを忘れないでくれ、アップルトンを…
ルグランジュも有能みたいだ。
ウランフまではともかく、それ以外は単なるやられ役以上の印象ないんだけど、あれで
よく「有能」とか思えるなぁ、と毎度感心する。
ハンデなしでやりあっての結果があればわかりやすいんだけど、所詮はやられるため
だけに出てきたわけ「その他大勢」なわけでさ。地の文でどれだけ優秀だの名将だの言っ
ていても、そんなキャラの能力なんて推測するだけ……な気が。
やられ役だね
考えてみると、ラインハルトが権力を持ってから、第○艦隊ってことごとく消滅してるんだね
それ以前も消えてるし、同盟の内戦でも消えてるし
>>240 ルグランジュの場合、「無駄な有能さ」を遺憾無く発揮してくれている。
そうでなけりゃ、第11艦隊の兵力は、或る程度は温存できたかもしれない。
アップルトンは物資と士気が欠乏しているのに、メックリ相手に損害率3割で済ませた
アムリッツァではヤンがビッテンを避けなければ…
全軍崩壊してたんじゃねえの。
>>243 >3割
原作にはそういう記述は無かったような。
アニメネタか?
まあ、決戦に参加していたんだから、損害は比較的軽微だったんだろうけど、
後方に近くて撤退し易かったとか、そういう事情も有ったかもしれない。
有能であることを疑う余地が無い人
ビュコック
ウランフ
描写や説明などから有能であると考えられる人
シトレ(第五次イゼルローン攻防戦)
アップルトン
ボロディン(第四次ティアマト的に考えて)
パエッタ(レグニッツァ、ランテマリオ的に考えて)
ロボス(戦術的に考えて、ただしアムリッツァ時は完全な老害)
全くの無能ではない人
ルグランジュ
他は知らん
パエッタとかロボスとかホントに勘弁してくさだいよ。
248 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/21(日) 11:30:10
ラインハルトに負けたキャラ=有能じゃないってのは、間違ってると思うのだが・・・。
その理屈で言うと、ヤンに負けた猪や鉄壁や金髪だって無能だもんねえ
/´" ̄⌒⌒ヽ,,〜
/ ∧ \〜
彳丿; /,,,,,,,,\ u lヽ
入丿 -◎─◎- ;ヽミ. ・・・っと
| u:.:: (●:.:.●) u:.::|
| :∴) 3 (∴.:: |
ヽ、 ,___,. u . ノ、
ヽ:.___;;;;;;;;;;___.ノ
/ | ̄|´ \ キモオタ厨
( .ri_l ピッ ヽ
\ >!、_彡
\ /
>>243 >アムリッツァではヤンがビッテンを避けなければ…
ヤンの第十三艦隊が受け流して、第八艦隊がやられたことを言っているのかな?
過去スレでも何回か出たけど、
そりゃあ実はアニメの描写なんだな。
小説ではビッテンフェルトは、両艦隊の「間」の宙域に強引に入り込んだのであって、
ヤンが避けたから悪いわけではない。
小説ではヤンと
>>248 ラインハルト以前の帝国軍といい勝負だった同盟軍の諸将は、贔屓目に見ても
帝国軍諸将と同程度だろ。常考
ならば、ラインハルト後、明らかに前任者より有能になった帝国軍諸将と比較し
たら、格落ちは当然。ヤンは別として、ビュコックやウランフが例外だったんだろう。
他にもラップやワイドボーンも早死にしなければ
有能な提督になってただろ。
ワイドボーン(笑)
ワイドボーンは理屈倒れのシュターデンと同じ臭いがするんだよなw
ワイドボーン司令官&フォーク参謀のタッグは最強だった筈ですよ?ww
>>255 せめてビッテンフェルトと言ってやれww
ホーランド司令官&フォーク参謀のタッグの方が最強ですね
グエンのことも忘れないであげて下さい
260 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/21(日) 16:19:27
>>252 その考えだとしても、帝国軍の提督達(一部のへたれや貴族は除く)が無能だったという記述は無かった気がするけど?
ミュッケンベルガーは、「ラインハルトが偏見を持つほど無能ではない」とか言われていたな。
金髪・ヤン台頭以前の、両軍共に、その司令官たちは、
概ねは、総司令官が有能なら、そこそこ以上は活躍できる人材だったんでないかね。
>261
よく読め
>明らかに前任者より有能になった帝国軍諸将
これは自明ではない。
264 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/21(日) 16:52:30
>>264 メルカッツ提督は軍服姿以外想像できないからな。
私服姿を見せられても多分違和感を感じるw
一人だけ軍服姿だと周囲から浮きまくるからシュナイダーも軍服姿になったんだと勝手に想像してる。
メルカッツ「パーティーに行く服が無い」
>>264 アニメでもキルヒアイスが里帰りしたときは、私服だったと思ったからそういう習慣はないだろう
里帰りから帰って部屋に戻ったときのラインハルトも私服だったような気がするが・・・
記憶違いならすまん
>>243 メックリンガーは後半は留守番ばっかりだったから
あまり強いとは思ってないなあ
どっちかというと信望とか統治のほうに優れた提督で、戦争はあまりって感じで…
回廊の戦いのときも良い判断ではなかった
そこらへんからするとシュタインメッツも負けまくりだぞ、おい
同盟の諸提督もどうせこのあたりの強さだろ
そんなに目立たないくせに割と強いのはワーレンとルッツあたり
キルヒアイスの部下だった補正も効いていてなんか油断できない
>>264 と言うか、そのエンディングの写真っていつ頃撮った設定なんだろ。カリンが写ってるから時期が分からん。
このEDでユリアンが回想してるのは本編よりも後なのかな。
>>269 回想風なんだから、ずっと後だろう。本編中ですらないかもしれん。
撮影時期は、ヤン死亡前なのも確実。ユリアンやメルカッツ合流後、イゼルローン再奪取後〜
てところだな。カリンが呼ばれているところから、親子対面後と思われる。
回廊の戦い前、平穏だった頃の最後のひと時ってところかなぁ。
ユリアンが入ってないから、撮影者=ユリアンなんだね。
帝国軍人がパーティに出るときは軍服が正装じゃない?
アニメの本編や外伝見てると
で、帝国軍人の感覚で
ヤン提督のパーティに正装の軍服で参加してしまったと・・・
>>270 ちょwユリアン入ってるのにw
でも見た感じ机にカメラ置いて写してるんだろうね
このEDは4期のEDの方が良かったな
>>272 でも、4期EDはユリアンとカリンが恋愛関係になるの最後の方なのに二人の関係がネタバレになってしまってるんだよね。
あのEDの光景はユリアンにとって一番楽しくて一番大切な時期なんだろうなあ。
そう思うと目頭が熱くなってしまうよ…
>>271 普通にありえそうだなw
>>273 あの初対面でフラグ立ってるのがわからないヤツはいない。
「盛大なパーティーだが、華麗さよりも力強さを感じさせるのは、出席者たちが
略礼服すら着用しておらず、そのまま戦場へと出立しうる軍服姿のままであったからであろう。」
フェザーン占領後の新年祝賀パーティーについて上記のように記述があるから、
原作では軍人でもパーティーには礼服などを着用するのが通例のようだな。
何回見てもルッツの最後は泣けるな
まあ、軍服や、警察・消防の制服とかは、
そのまま「フォーマル」ということで通用しそうな気もする
メルカッツさんにはアロハシャツが似合うと思う
280 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/21(日) 23:52:23
時期は、ムライ達の合流後、回廊の戦いの前。
場所はイゼルローン要塞内の自然公園という感じでは?
>>279 メルカッツは眠たそうな目がひん曲がってることが多いから
アロハは似合わない
ビキニパンツにネクタイだけ
ロイエンタールが勝って
グリルパルツァー軍務尚書が見たかった
やっぱりヤンみたいなタイプは
ビッテンフェルトみたいなタイプは苦手そうだな
それにしても、ロイエンタールとヒルダの
無言のやり取りが面白い
上級大将のなかで誰かが地球教の殉教者になる展開も
面白いだろうな
>>274 曲もゆったりだし、物語のあるEDはよかった
>>281 ひどい・・・
いや、確かにその通り
>>276 そうなのか
けど別に同盟と違って礼服が無いのは不自然と思わなかったな
軍人が政治家とパーティーをする時みたく派手な礼服は不要だろうし
(貴族のパーティーとか結婚式でも、少しアイテムが増えただけ)
むしろ、同盟のジャケットみたいので礼服は兼ねられないな
そうすると、帝国のは戦場にしてはカッコ良すぎる気がする
帝国のキャラも、家に帰ったときくらい私服姿の描写を見てみたかった
ソファーで軍服のままくつろいでるし
外伝でラインハルトとキルヒアイスの私服は多かったけどね
回想でロイエンタールが初めて来て「閣下のお力を・・・」と
閣下の方は私服だった
私服のケンプが子供達と遊んでる姿があったら最強だが
それじゃ単なる優しいお父さんだ
メルカッツが軍服を脱がないのはボディペイントだから
めるかっつカワイソウス
帝国では貴族の坊ちゃんたちの箔をつけるために将官位を持たせてたらしいからな
ラインハルトもブラウンシュバイク公のパーティに出席したときは元帥服だった
たしかブラウンシュバイク公も予備役元帥wwwwwwww
>>292 明記されていたのは予備役の上級大将。
元帥にもなりたがっていたが、なれたのか、なれたとして、
現役扱いになったのか、予備役扱いか、退役扱いか、そこは不明
(元帥とは、普通、現役のみであって予備役は無く、現役を退く際は退役する。
例外はソ連やロシアで、こっちでは予備役の航空元帥が居たりする)。
尚、あんなのに軍の実権与えたら困るってことは、
エーレンベルク達でも判るだろうから(というか、彼もブラには、あまり良い感情は持っていないような書き方だったし)、
ブラを元帥にしてやったとしても、退役扱いにしたと思う。
>>287 >帝国のは戦場にしてはカッコ良すぎる気がする
その辺は、イメージソースがナポレオンだったりした影響だろう。あの時代の軍服は
指揮する方/される方双方が戦場で見やすいように派手だったから。
どうせ艦隊戦が主なんだから、気にする必要もないし。
WW2のドイツ軍(つか欧州勢全般)の制服も、米軍に比べると古風で派手だったしな。
一方で、勲章があるくせにリボンバーみたいな普段用のがなく、見せびらかしたりし
ないってのは、帝国軍ってけっこう奥ゆかしい? 勲章いっぱいつけたラインハルトや双
璧てのも観たかった。
>同盟のジャケットみたいので
逆に同盟軍が、DUをあんなフライトジャケットを仕立て直したようなの一本で通している
ってのもどうかと思うなぁ。艦隊勤務はまだしも、地上・後方勤務はそれっぽい制服でも
よかったと思う。まあ、そこまで描写する必要もあまりないが。
アニメでは白い礼装があったが、ネクタイの上にスカーフって、どんだけスカーフが好き
なんだ、同盟軍?!w ハイネセンは寒いのか?
ベレー帽とスカーフは同盟軍のシンボルみたいなもんなんじゃね?
シンボル・・・合ってるかも
>>294 子供の頃、ww2のドイツ戦車兵の服には驚いた・・・迷彩服にネクタイだもんな
母親に聞いたら、パン屋さんはネクタイにエプロン、床屋もネクタイ、映画の殺し屋もネクタイとか
職人もネクタイをするからそれほどおかしくないと言ってた
同盟ジャケットは空自の基地で見るような感じだったから、あれが地上勤務のように見える
どちらにしても、同盟も帝国もそれにヘルメットだけで暴動の鎮圧をやってしまうのが驚きだけどね
それはよくても、地球教の本部に先発したのはあの軽装の人達・・・
>>296 アニメの話で服装や武装を話すのもいい加減にナっ!!
>>294 漫画では後方勤務の女性兵はスカートを履いていた。
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/22(月) 20:58:46
>>293 ソビエトはその上にソ連邦元帥がいるからな。
こちらは生涯現役。
>>296 ヘルメットだけという描写はアニメ設定。
>>298 描写はないが原作でも後方勤務の女性はスカートをはくこともあるってなっていた
フレデリカはいざとなったらヤンを守るためってことでズボンを選んでいるって地の文にあったような
>>299 アニメの設定と原作の設定は微妙に食い違うので議論しても平行線に終わるだけだから嫌われるのだよ
ここは原作準拠のスレだから
同じ作者の七都市物語では軍服も特殊繊維で距離があれば小銃弾くらいは防いでしまうという
優れものだったが、銀英伝世界ではどうなっているのかな。何しろ1000年以上未来だし、酷寒
から猛暑まで対応できるハイテク軍服でもおかしくないが。
軍服の機能にこだわっても意味ねーと思うけどね
毎戦~2艦艇損傷率が数割台に乗る様な戦闘してる世界では
逆布団圧縮袋と小型酸素ボンベでも個人に携帯させた方が
損傷艦内で生き永らえて死傷者軽減には役立つんじゃないかと
>>それにしても、ロイエンタールとヒルダの
無言のやり取りが面白い
↑
あの二人が個人的にやりとりしてたシーンなんてあったっけ?
たぶん、ロイエンタールが統帥本部総長を
勤めていたときじゃないの?
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 11:06:04
>>247 少なくとも往年のロボス采配はヤンが「見事」と呟くほど
冴えていたわけだから有能(だった)と評して問題ないだろ
中将クラスで艦隊司令官やってればよかったのかもな。
というよりロボスがアムリッツァで見せた無能ぷりは
政治による縛りがあったからじゃない?戦功をあげずに還ってくるなとか圧力かけられていたとか
中将あたりだったらそんなものからはずっと逃げていられただろうけどね…
軍人最高位のシトレが最初から完全無視されているような遠征で勝てるはずないだろ
遠征後のヤンだってビュコックと連携できたからなんとかなったようなものなのに、
軍上層部で唯一の味方になってくれそうなシトレとライバル関係にあったロボスじゃどうにもできない自業自得
310 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 13:16:07
単純に、ボケが入ってきてたのでは?
311 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 14:24:41
帝国では「生者に2階級特進」というのはあるのですか?
>>311 一巻のキルヒアイス。大佐から准将を飛ばして少将。
あと、オーベルシュタインがべらぼうな速度で昇進してるけど、これには2階級特進があったとは書かれてないな。
313 :
uaa:2008/12/23(火) 15:32:17
>>311 今でも日本以外の国では珍しくないだろ。
あるポストに抜擢したら、それに相応しい階級に臨時昇進ってアメがよくやるよな。
314 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 16:01:43
315 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 16:44:55
>>312 >義眼
>二階級特進
書いてなくたって、どっかでそういうことをやってるだろ。
元帥府入り・アムリッツァ前は大佐だったのが、内乱時は中将。
内乱後は上級大将だぞ。
>>309 >ロボス
遠征軍総司令官が、安全なイゼルローン要塞から出ようとせず、
しかも焦土作戦と兵糧攻めが明確になっている状況にもかかわらず動こうともせず、
乾坤一擲起死回生を賭けた決戦場のアムリッツァ星域にすら出てこなかったとは、
もう、論外だろ。
>>310 3巻あたりで病気のせいもあるだろうが
圧力かけられて弱気になっているクブルスリー本部長とかいるじゃん
ロボスもどうせそんな感じだろ、両者ともフォークに降り回されたのは同じかな
>>318 一緒にするな。
当時のロボスは、むしろ、その気になれば、好き勝手し放題出来る立場じゃないか。
>>317 ロボスは名将だよ?しかも艦隊戦を得意としている、それが動かないということは…
第一艦隊が、クーデターのときも要塞対要塞のときもハイネセンからまったく動かなかった時と同じ
政府から名将ロボス元帥は要塞の守りより動くべからず!と指示出されていたんじゃね?
はいおもしろいおもしろい
外伝の会戦でも、後方での督戦を好んだ旨、書いてあったからな。
要は、劣化して、危険な場所に出たくないって人格になっていたのだろう。
レンネンカンプのやったことは卑劣だったが
結果的に帝国に良い方向に進んだよな
あのまま7年後だったらヤン死ななくてラインハルト死んでいたしな
ヤンが生きてたらもう少し長生きしたかもしれないぞw
ヤンを倒すのが生きがいだったろうし
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 19:44:51
「皇帝陛下、どちらに?」
「うむ。ヤンとチェスをしに行ってくる。今日こそ勝ってやる」
ヤンよりも三次元チェスが弱いとかw
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 20:06:22
アルテミスの首飾りはキルヒアイス級ヤン級の名将には無力であるのに、
ロイエンタールとミッターマイヤーがハイネセンを直撃したなら、
たとえアルテミスの首飾りがあったとしても(時間はかかるにしても)、
同盟首都を守れなかったのでは?
そのときは、トリューニヒトが「ヤンが首飾りを破壊しなければ自分達で守れた」と言っていたが。
トリューニヒトの見解は間違っているということでしょうか?
トリューニヒトの停戦の選択は間違ってないと
思うんだよな
何でみんな批判するのか分からん
>>328 大事な時期に責任放棄してその尻拭いに部下が必死こいて頑張ってたのに
最後の最後にのこのこと登場して「私は国家元首だ!」なんてほざいて重大事項を独断で決定するなんて
褒められたもんじゃないでしょ。
逃げ出したりせずにちゃんと陣頭指揮をして閣議の上で降伏を決定したのならば
それは結果はどうであれ民主主義による決定なんだから非難はそれほど無かったと思う。
>>327 時間稼ぎぐらいにはなってたかもな。
ちなみに、キルヒアイスが首飾りを破壊したのはアニメ展開な。
>>327 アル首は、攻撃兵器であって、防衛兵器ではない。
機動戦力とセットで運用し、トールハンマーのように使う物だ。
なので、惑星表面に、射程距離外から雨霰とミサイルをぶち込まれたら、
イゼルローン要塞がそれを防げなかったように、アル首もそれを防げない。
イゼルローン要塞の外壁は、ミサイル程度は平気だったが(無人艦は利いていたが)、
有人惑星はそうはいかん。
双璧の3万隻でミサイルや磁力砲弾を雨霰とぶち込んだら、大惨事になる。
>>328 とりあえず、ああいう重要時は、元首の独断では決まらない筈。
評議会なり議会なりに掛けないと、合法性が出ない。
アム遠征決定に準じるなら、評議会の過半の賛成と、
反対数が賛成数の一定の割合にまで達さないことが条件かな。
そういうことを話し合っている間に、金髪は死ぬ。
停戦するにしても、
「条件は、対等の講和ね。
フェザーンも独立回復させて。イゼルローンはこっちの物ね。
あと、賠償金を1000億ディナール下さい。これらは最低限の条件です。譲れません。
厭なら、虐殺なり何なり、お好きにどうぞ。
でも、こっちにも報告は来ていたんですが、金髪さん大ピンチみたいスね?
こうやって話している間にも吹っ飛んでいるかも。早くご決断された方がいいですよ?」
だな。
332 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 20:48:52
>>329 ビュコックがトリューニヒトの決定を実力行使しても止めようとしたとき、
トリューニヒトが自分直属の衛兵にビュコックを拘束させることは合法にしても、
地球教信者にもビュコック拘束に協力させていたというのは完全に違法では?
>>331 講和は議会なりの手続きが必要かもしれんが
停戦だけなら独断でできるだろう。
>>332 >>333 地球教徒を必要としていたのが、ヨブの行動の違法性の傍証になるかもな。
作中でも「逆クーデター」と言われていたが、
元首による独断での停戦自体が合法性を持ちえず、
おそらくは軍事施設内(あの場合、「同盟軍最高司令部」だな)における、
司法的・治安維持的な権限を持っていた軍に、司法的理由で制止されて当然の暴挙である故に、
地球教によって、彼らがこもっていた施設を制圧する必要が有ったのだ。
あそこで停戦無視してラインハルト倒していたら
良い方向に歴史が変化したのかなあ・・・?
>>331 あの辺は通信状態がご都合だよな。
それまでほぼバーミリオンとバーラトは音信不通なのに停戦命令の通信だけヤンに届くあたり。
>>332 評議会メンバーを監禁した事自体に違法性があると思う。
覚醒したアイランズの最大の誤算は職務放棄したトリューニヒトの罷免手続きを怠ったことだな。
罷免手続きをしてそれを内外に発表さえしていればトリューニヒトの暴走&ヤンへの停戦命令も法的に何の意味も無く
かなり歴史が変わってたはず。
職務放棄した奴なんて放っておけそれどころじゃねえ!という状況だったんだろうけど…
>>336 >それまでほぼバーミリオンとバーラトは音信不通なのに
そう断定できる描写は無いよ。
よい方向に変化したかどうかはわからないが、民主主義の維持という意味で時間は稼げただろう
ユリアンが自治区を獲得したのとは別の意味でね
「われわれは時間を稼いだ、あとはお前たちの仕事だ」
ちょっとうろ覚えだけど、パーネルの作品に出でてくる軍人が政治家に言ったお言葉
まあまっとうな政治家に向けての言葉だけどね
トリューニヒトの行動が世間に知れ渡って失脚すれば(少し前から信頼失ってきたようだし)
いい方向にいったかもしれない
>>335 話の流れ的に、仮定が間違っている。
「あそこで政府が脅迫に屈せずにラインハルト倒していたら」だな。
>>337 >罷免手続き
評議会の議決が要るだろうし、大半はヨブ派だったろうし、
サボってる程度じゃ、難しかったような気がする。
実際、あの状況じゃ、基本的に、もうヤンに丸投げするしか無かったのだし。
>>341 確かにそうか…
最高評議会メンバーは議長を含めて11名。
職務放棄していて信任投票の対象であるトリューニヒト(議長)には当然投票権はないから
10票中6票の賛成票が必要なわけか。
アスランズ以外にホアン・ルイとレベロが賛成票を投じるのは確実だろうから残り3票賛成票が必要だな。
トリューニヒトの職務放棄は同盟市民にも知れ渡っていてトリューニヒトに対する支持も地に落ちていたわけなんだから、
トリューニヒト派の評議会メンバーも動揺してるだろう。
だからトリューニヒトの議長罷免を提案して揺さぶりを掛ければ7票あるトリューニヒト派の票を
3票くらい取り込めた気もするんだが…
>>338 つうても、両軍とも音信不通であることを前提として対応してるからなぁ。
ミッタマイヤーらはハイネセンに殺到した時点でバーミリオンの両軍に一報入れてもよさそうなもんだが。
戦略家、政略家としてラインハルト、ロイエンタールは能力的には
同様なのかな?
同じタイプで少しレベルを下げたのがユリアンかな
ヤンと比べるのはラインハルトじゃなくてキルヒアイスだと思う
天才戦術家同士
知の戦術ヤン 勇の戦術キルヒアイス
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 21:33:13
そもそも、バーミリオンでは、ヤンをおびき寄せるという意図もあったが、
なんでラインハルトは「密かに」大兵力を隠しておかなかったのだろうと思う。
ラインハルトとヤンが同兵力なら互角とすると、
「勝つ確率」は50%であるが「負ける確率」も50%となる。
(ここでは互角の兵力に持ち込みたくないと言いたいのです)
帝国軍はラインハルトが死ぬようなことになれば、
国家滅亡に近い状態になるのに、
まずいやり方をすれば「負ける確率」=50%の戦いにされるわけで、
「負ける確率」=0・00000…001%と限りなくゼロにしなければならない。
何が言いたいかと言うと、
やっぱり帝国軍は2つ(同兵力)に分けて、片方は同盟首都直撃、もう片方はヤン討伐、
としたほうが良かったのではないかな〜〜〜と思う次第です。
>>342 というか、閣僚である評議会メンバーにそんな権限あんのか?
それに、あの時点じゃレベロとホワン・ルイは野に下ってるんじゃないのか?
>>344 戦略家、政略家としてのラインハルトとロイエンタールとの素質における優劣は何とも言えないけど、
実際に戦略家、政略家としての経験に一日の長があるラインハルトの方が頭一つ抜き出てるんじゃね?
ヤンとキルヒアイスの天才戦術家同士のガチバトル
が実現しなかったことが心残り
>>346 国家元首である議長を評議会が罷免することが出来なければそれは独裁を許すことになりかねない。
作中には記述が無いから断定は出来ないけど、
常識的に考えて議長を賛成多数で評議会メンバーが罷免できるというのは間違いじゃないと思うよ。
例えばアメリカ合衆国大統領にしても職務遂行能力に疑問を呈するのであれば閣僚による会議で
賛成多数になら大統領を罷免することもできるわけだしね。
>あの時点じゃレベロとホワン・ルイは野に下ってるんじゃないのか?
そうだっけか?
もしそうならアイランズ一人ではちと荷が重過ぎるか…
レベロとホワン・ルイがアイランズを援護射撃すればそれに圧倒されて
賛成票を投じる奴も3人くらいは確保する可能性は十分あるだろうけど、
援護射撃無しでアイランズ一人による罷免要求だと
恐らく他の閣僚達は日和見で態度を鮮明にせずに有耶無耶になるんだろうな…
>>345 >密かに
どうやってよ。
そんなに簡単に自軍の兵力を秘匿できたら苦労は無いぞ。
まして、同盟軍が制宙権を握っている、同盟領内だろうが。
分散した帝国軍各艦隊の数も、ヤンはチェックしたろうしな。
>>348 戦術レベルでの意味のない殴り合いだな、それ
両者とも優しくて無駄な戦いを極力避けるあたりも共通
ガチになったときの異様な強さも
352 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 21:47:48
エルファシルの脱出で、
もし失敗して、ヤンも捕虜になって一般市民も捕まってしまったら、
フレデリカは皇帝に献上されて「○○○伯爵夫人」とかにでもなるのでしょうか?
フレデリカに限らず、「いい女」はたとえ同盟人であっても皇帝や大貴族に献上されるのでしょうか?
捕虜の虐待は協定違反。
>>349 レベロは確か、当時、野に下っていた(査問会でそんな記述が有ったような)。
ホワンは、査問会に出ていたのだし、政府に残っていたぽいな。
>>352 フレデリカは美人で聡明だと記述はあるけど
皇帝に献上されるくらいの他を圧倒する絶世の美女ではないと思う。
規律が乱れまくっていた旧帝国の捕虜収容所に送られて、
その後収容所の所長か看守の性的奴隷な一生を送った可能性が高いと思われる。
同盟人は皇帝に害する危険があるわけで、もし皇帝を害したとなれば当然献上した者とその一族郎党
数万人程度の者達が巻き添えで処刑されることとなる。
そんなリスクを犯してまで同盟人を献上する奴はまずいないだろうね。
356 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 21:57:32
>>355 >規律が乱れまくっていた旧帝国の捕虜収容所に送られて、
>その後収容所の所長か看守の性的奴隷な一生を送った可能性が高いと思われる。
そもそも一般市民が捕まったのは「捕虜」なの?将兵だけでは?
>>349 評議会=一般議会とは見えんがな。
そもそも、評議会議長の選出過程も謎だから、罷免手続きなどわかりようもないが。
>>345 ランテマリオ後に、ヤンなど放っておいて、まっすぐ首都制圧。
講和。
不平等条約締結。
撤兵。
その後、ゆるゆると属国化。
それでいいじゃん。
政治面ではヤンは何も出来ん。
仮に、選挙で勝って、ヤン政権が出来ても、あの経済状況ではなあ。
てか、両国の内乱後、帝国の改革が軌道に乗って、両国の国力差が開いた辺りで、
講和したっていいいんだけどな。
>>357 評議会は行政府(内閣)であって、
立法府(議会)は、また別に有る筈だな。
評議会議長は選挙で決まるようだが。
米大統領のように立候補者を国民が公選するのか、
日本の首相のように議員が議員の中の立候補者から選ぶのか、
はたまた、議員の中の立候補者を国民が公選するのか、不明だよなあ。
いずれにせよ、罷免手続きが可能なら、
その場は、評議会でなく、議会かも知れん。
汚職・犯罪行為を暴けるなら、司法の手でも可能かもだが。
銀英伝の艦艇ってどういう仕組みで超光速航法を達成してるんでしょうか。
ワープ方式ではないですよね。
トリューニヒトの判断が間違っていたと言うのは、
「ロイエンタールとミッターマイヤーはハイネセン大虐殺をしない」というのが前提だよなあ。
ラインハルトを殺すことができても、首都と10億の人間を失ってしまうと、降伏したほうがマシだと思うし。
自由惑星同盟はアメリカのような大統領制に近いシステムだと思う。
だから議長の罷免についても評議会メンバーが審議すると思う。
>>356 そういやどういった扱いなんだろうな?
旧帝国は自由惑星同盟という国家事態を認めずに
叛乱軍だと呼称しているから市民であれ反乱軍の一員という扱いだと思う。
そして非戦闘員達は思想教育を施すとして収容所に入れられるのかもね。
ワープだよ
もっともワープという言葉が何を意味するかは、読んだ人しだいかもしれんが
364 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 22:36:18
>>362 よくは覚えてないけど、帝国軍に捕まった同盟人は(民間人も)、
強制収容所行きみたいな記述があったと思う。
けどラングってホントに日本人だよなあ
俺らは馬鹿に出来ないだろ
家族、身内は大切にして
他人を平気で貶めたり
日本人の生態そのものだろ
>>360 小説の第一巻に、恒星間飛行を可能ならしめた三美神(まあ三要素ってことやね)、
「亜空間跳躍航法」「重力制御」「慣性制御」とあるように、
ワープですよ。
初期には人体に悪影響を与えたようですが、実用に耐えられるくらいには改良したようです。
ただ現在でも、ヒルダが懐妊したときにワープを避けたように、
妊娠中の母体や胎児に悪影響があるような描写があり、
また、ヤンが幼い頃、ワープの度に体調不良で吐いたとあるように、
完全に悪影響が取り除かれてはおりません。
というか、ガイエスブルク要塞にもワープエンジンがついていたでしょ?
>>360みたいなのは、なんぼなんでも、放置が吉と思うんだ。
>>361 テロリストに屈すると余計碌でもないことになるから強気が吉。
>>362 >>364 軍人同士は捕虜交換しているのだ。
帝国にとっては、同盟の民間人も、同様に、
収容所(「再教育キャンプ」と書いてあったな)にぶちこんでから、
数年後には交換するだろ。
てか、自軍の兵士を取り返す、貴重な取引道具だし。
ミッターマイヤーとロイエンタールはラインハルトが戦死した場合、
無差別爆撃はしなくても軍事・政治施設くらいは一通り壊滅させてから
引き上げていくんじゃないか。
帝国が大混乱に陥るのは目に見えてるんだから、同盟にも混乱してて
貰わないと困る。しかし民間人の虐殺は二人の性格からしてないだろう。
停戦は独断ではできないでしょ?
五巻で、政府と軍部の高官を集めた国防調整会議があったけど、
あれはわざわざトリューニヒトが召集したものだったし、
その会議の結果じゃないとダメなんだと解釈していたけどね。
ワープなんて現代科学では実際に可能かどうか証明すらできないんだから、
SFにおけるワープについては深く考える必要は無いと思う。
【ラインハルトが戦死した場合】
とりあえず、
ビッテンフェルトあたりは復讐心に駆られて暴走しそうだなあ。
民間人虐殺はしないだろうから、手勢と共に残留、ヤン艦隊狩りかね。
で、ゲリラ戦で、火達磨に。
>>345 本隊が手薄ですよと見せ付ける状況なんだから、戦力を隠しておくような場所もなかった
と言える。
逆に大兵力が隠れていられるような見通しの悪い場所にいる敵に攻撃を仕掛けるほど、
ヤンはバカじゃあるまい。誰でも、普通避けるぞ。
帝国軍本隊が囮なんだから、囮は美味しそうでなければな。
もしもを言うなら、ミュラーのほか、もう一人誰かが、
8千隻程度でいいから率いて来援していれば、
金髪本隊がその折5千隻程度に減っていたとしても、
帝国軍は総計2万隻以上で、同盟軍を挟撃出来たのだが。
まあつまり、「各基地攻略は必須でなし。近くまで行っても、攻略せず、無視して良し。反転最優先。
その折は、速度第一。高速戦艦と高速巡航艦のみで大至急」とか、事前に指図しておくとかな。
>>361 このまま帝国が内乱になることが確定しているなら
同盟にも同じ傷を負わせて手出し無用な状況を双璧が作り出してくることはありえるぞ
二人とも虐殺はやらんが、宇宙港宇宙船全破壊とか補給基地輸送インフラ全廃棄とか
やってくるかな、やるだろうな、自分の故郷が外国人に踏み込まれるよりマシ
>>304 そう言えばアスターテでは、パトロクロス乗員は「スペーススーツ」なるものを着てるんだよな。
壁に穴あいても問題ないみたいだから、与圧と酸素供給の機能くらいはあるんだろう。
ただ、その後、誰も着てないようだが…。
>>375 ヤン艦隊残存数千隻が、地道にゲリラ戦だね。
俺が双璧なら、無様曝す前に帰る。
双璧がのこのこしてるなら、
俺が留守番のバイエル級の司令官なら、
叛乱を起して権力を狙う。
>>375 双璧が協力出来るなら、そして下に付け込む隙を見せないなら、
内乱にはならんだろう。
但し当分は帝国本土で政治的な土台固め。
>>377 下手に叛乱なんか起こしても一致団結した双璧・ビッテン・ミュラーらの提督にフルボッコにされるだけじゃないかw
オーベルシュタインにもいろいろ謀略を仕掛けてこられるだろうしな。
>>378 双璧が協力する限りは主要提督も叛乱なんて起こす奴はいないだろうな。
オーベルシュタインも内部分裂させないためにも双璧と協力するだろうし。
他のモブキャラが叛乱起こしてもすぐに鎮圧されるだろうな。
>>379 義眼だったら、金髪と一緒にお星様になってるよ?
双璧どもが迅速に一致団結するなら手の打ち様が無いが、
のこのこしてるなら、両回廊で阻止して仕留めるな。
勿論、ヤンにも協力させる。
双璧たちも、なまじの大兵力が仇になる。補給無しではどうにもならんだろう。
>>361 >トリューニヒトの判断が間違っていたと言うのは、
>「ロイエンタールとミッターマイヤーはハイネセン大虐殺をしない」というのが前提だよなあ。
>ラインハルトを殺すことができても、首都と10億の人間を失ってしまうと、降伏したほうがマシだと思うし。
トリューニヒトが降伏、「バーラトの和約」をするわけなんだが、
そのときのハイネセンや同盟市民の反応がどうだったのか読んだことあるかい?
「ハイネセンが苦難に満ちた一万光年の脱出行を行ったのはなぜか。
今日この屈辱を見るためか。それも国民の代表の手で毒を盛られるとは」
「そして辞任したトリューニヒトが想像したとおり、
市民の憤激と憎悪は、ラインハルトよりも、このように屈辱的な和約を受け入れた、
トリューニヒトへと矛先を転じつつあった」
というように、トリューニヒトの判断を積極的に支持し、
またそれを正解とするような描写は少なくとも小説には登場しないのよ。
まあ君のような感想もあると思うが、少なくとも大多数意見ではないようだね。
>>348 ガチバトルは腹の減ったヤン艦隊相手に四倍の数をもっていてしても倒せず、
即時戦闘中止、撤退せよなんていう無茶な条件で退却したのに、
追撃でろくに被害も与えることができなかった事だけで充分だろ。
キルヒアイスはヤン以下。
>>344 むしろキルヒアイスと同タイプはユリアン。
それと気になったが、キルヒアイスがラインハルト以上の戦術家ってことはないよ。
外伝一巻を見ると、キルヒアイスはあくまで補佐としてラインハルトを支えているが、
ラインハルトを上回るような戦術や戦法を考案したという表現がない。
レグニツァの遭遇戦でのラインハルトの奇策はヤンは思いついていたが、
キルヒアイスはラインハルトの事を信じていたという描写に留まり、
第四次ティアマト会戦ではラインハルトの思い切った艦隊運動に対して、
肝を潰しており、司令官としての胆力、大胆さでもキルヒアイスはラインハルトより劣っている。
これは常勝の天才と言われたラインハルトと比べてのことで、
キルヒアイスが劣った将というわけではない。
が、小説の中での位置としても、キルヒアイスがラインハルトと同等ならともかく、
それ以上の能力を持っているという設定はないだろうと思われる。
確か「でも交戦してたら家族は云々」という一兵卒の言葉はあったぞ。
そういうまっとうな感想を封じ込めてしまうくらい、ハイネセン市民や
同盟軍人には帝国に屈するくらいなら死んだほうがまし、という思想が
浸透してたということだと思う。
そもそもトリューニヒトが議長になった時点からどう頑張ってもいずれ帝国には
制圧されるわけだし、市民の恨みがたまたまそのとき議長だったトリューニヒトに
向かうってのも随分短絡的な話だわな。まあ市民ってそういうものか。
>>386 現実に、日比谷焼打事件というのがあるぞ。
首相の桂太郎と海相の山本権兵衛も、逃げなかった。
トリューニヒトは、逃げた。その違いだろう。
>>386 ヨブは、政権を握ってから、帝国と講和も出来た。
そうしておけば、取り合えず、制圧されることは無い。
戦争を続けるにしても、ビュコックの警告を聞き入れて、
フェザーン方面からの侵攻を重視し警戒しておけば、
或いはラグナロック作戦開始の折、ヤン艦隊は、
要塞防衛と回廊警備に必要最低限を残して同盟本土に呼び戻し、
そして帝国軍本隊10万を、4万5千隻くらいの兵力で、
フェ回廊内で迎撃できたかもしれない(比較的狭隘な回廊内なら、兵力差を補える)。
国力差的には無謀な主戦政策を継続し、さんざ威勢の良い事を言っておいて、
戦争反対していた連中に対してはリンチに掛けるようなマネをしておいて、
軍部も自分の派閥で牛耳ってビュコックやヤンらの足を引っ張っておいて、
挙句の果てがアレでは、憎まれても、蔑まれても、しょうがないだろうよ。
>>383 >追撃でろくに被害も与えることができなかった
ヤンは、撤退時、これまでで最大の被害を出したとかいう趣旨の文章が有ったけどな。
アムの決戦時は、第10艦隊残存を編入したので、数が増えた筈だが。
赤毛は本当は金髪以上の能力があったんじゃ
ないかと妄想してしまう。
>>385 ヤン艦隊の中はともかく、市民については不満がある奴が騒ぐとそれが多数派に見えるだけのことでしょう。
ほんとに全市民がトリューニヒトに怒り狂ってるなら、高等参事官として帰って来れないさ。
(もちろん小説の描写として、トリューニヒトに怒る市民は当然だという評価で書いてるんだろうけどね)
高等参事官様だ。
帝国軍の警備は相応に付くだろうよ。
>>392 警備がつくぐらいで襲われないってことはたいした悪感情じゃないのさ。
少なくともトリューニヒトが自分と家族の安全を計算できる程度には普通のハイネセン市民はおとなしいってこった。
ブッシュでさえ靴を投げつけられるって言うのにw
ああいう場合、「記述が無いなら何も無かった」って思うのはどうかと思うんだ。
そもそも、おっかなくて、人前には出にくいだろう。
用事が有って外を出歩く際は、装甲仕込んだリムジンに乗ったりしたんじゃないか。
あと、家族を連れて戻ったって記述は有ったっけ?
俺なら、比較的安全な筈の帝国に置いておくが。
>>388 >フェザーン方面からの侵攻を重視し警戒しておけば、
>或いはラグナロック作戦開始の折、ヤン艦隊は、
>要塞防衛と回廊警備に必要最低限を残して同盟本土に呼び戻し、
それが後知恵ってわかってる?
それまでの流れを受けての徹底抗戦なら、あの時点でトリューニヒトが選択すべきベターの
選択は「抗戦方針。可能なら撃退、或いは有利な講和条件を引き出すことための戦術的勝利
を目的とする」と軍に丸投げして任せることぐらい。そうすりゃあ、ビュコックがヤンの警告どお
りフェザーン方面の守りも固めるだろうし、ヤンにより高いレベルでのフリーハンドも与えるだ
ろう。そうすりゃヤンが必死に策を考えてくれる。
軍事のことは政治家の考えるこっちゃない。あとは、各省庁に軍に最大限協力するよう手配
し、後方支援体制を整えること。
冬戦争時のフィンランド並のことができれば、生き延びる道もあった(帝国軍は当時のソ連
軍ほどバカ揃いでもないから難しいだろうが)。
幼帝受け入れとかがトリューニヒト素の政治センスの決断なら、そもそも期待は出来ないが……。
>>395 >それが後知恵ってわかってる?
ビュコックが警告していた段階で、それが容れられていれば、
「フェザーン回廊で迎撃」を、可能ならやろうという案は、
当然に出たであろうと推察できるよ。
ガチでやるなら、その状況に持ち込まないと、
勝ち負け以前に、同盟の民間人の安全を担保しつつ、戦える訳が無い。
>「抗戦方針。可能なら撃退、或いは有利な講和条件を引き出すことための戦術的勝利
を目的とする」と軍に丸投げして任せることぐらい
そうだろうね。
その上で、上記のような作戦構想が出ただろうということだ。
キルヒアイスがヤンにやられる姿が想像できないんだよな
まあ死ぬとしたらバーミリオンかな
ラインハルトを逃がす為に少ない艦隊で
しんがりをつとめて単身ゼッフル粒子爆発と
共にやられるパターンかな
ラインハルトがキルヒアイスが死んだことが
気づくのがバーミリオン後
>>389 そこらへんは結果が数字で残っている。
数倍の被害というが、それは貴下の艦隊の一割と書いてある。
ラインハルトが二倍の兵力に囲まれながら勝ったアスターテでは、
帝国軍艦艇二万隻に対して損害は二千二百隻。約一割の損害。
他の会戦の記録にしても四倍近い戦力で一割の損害しか与えられなかったのは、
ヤンが物語り最強の能力を持っているとしても少ないといわざるを得ない。
キルヒアイスの能力はヤンと並ぶものではなく、
逆説的にヤンと言われるラインハルトにも劣る。
>>393 そもそもトリューニヒトは市民の前にすら顔を出してないから、
靴を投げられる機会もなかったろうよ(笑)
危険を感じたからこそ、帝国軍に身の安全を保障してもらって、
さらに帝国領に逃げ込んだんだろう。
またラインハルトも「復讐心にたけりくるう過激派の群の中に放り込んでやりたい」という描写もある。
書いてない部分を想像してトリューニヒトは安全だと主張する前に、
書かれている部分に対して想像する方が正しい姿勢だと思うよ。
>>398 アム前哨戦で、赤毛の兵力がヤンの4倍って、原作には書いてないのよ。
アニメネタ?
つか、トリューニヒト的にはラグナロック作戦時には既に新帝国内で成り上がるほうに
方針転換してるだろうから、同盟国内での評判とか最早どうでもよかったろ。
>ラグナロック作戦時には既に新帝国内で成り上がるほうに
方針転換してるだろうから
それはどうなんだ。
バ前哨戦以降は、戦場でヤンが金髪を倒す可能性も高くなったし。
帝国が勝ったとして、問答無用で戦犯扱い、そうでなければ無視が普通に有り得るし、
或いは帝国に仕官できたとしても、ボルテックの事例から、
「新領土代理総督(被征服者たちの憎悪の矛先)を命ずる」
とかだって、大いに有り得たぞ。
実際、近い処遇を受けた挙句、殺されたのだしな。
>>400 「このとき、最初の戦場から六光時後退したヤンの第十三艦隊は、
四倍の敵と対抗することを余儀なくされる状況にあった。」
アニメ設定じゃなく原作の設定だが…。
そうだったか。
すまん。
地球教勢力っていつごろから有るのかね
フェザーンの自治権買い取った頃には
相当な資金と
さらに宮廷内に工作が可能な勢力が居たことになると思うけど
というか、同盟って本当に野党がないんだよな。
例えアムリッツァで負けようと、首脳が変わるだけで政権の顔ぶれは変わらない。
本来ならトリューニヒトを含めた閣僚丸ごと野に下る羽目になるはずなのだが。
まず、議会があるのかどうかが怪しいのだがw
>>405 地球が陥落した時に潜伏した連中が起源だから
帝国が成立するよりも前、連邦が成立する前から地球教の母体はあったと。
地下組織として資金を蓄積して組織を拡大し地球の再興を狙っていたのだろう。
いつごろから宗教団体の仮面を被って表だって活動するようになったかは不明だね。
傘下には資金源となる非合法の麻薬密売組織と表に出てる会社組織があるようだが。
同盟の成立前、ハイネセンたちの脱出時の資金と必要資材提供にも関与していたかも。
>>406 サンフォード政権は、多分、寄り合い所帯。
サンフォードとヨブとレベロは、多分、それぞれ、派閥か党派が違う。
アム敗北で、政権主流だったサンフォード率いる党派(推定 社会民主主義? 戦後日本の自民党みたいなの)は勢力を失い、
代わって、ヨブの率いる党派(推定 原理性の強い自由民主主義? 米のネオコンみたいなの)が勢力を強めたのであろうな
(尚、レベロは、自由民主主義だが、原理より経済重視の傾向が強い派閥)。
野党としては、最強硬派(推定、国家社会主義?)と
和平派(推定、リバタリアン? ジェシカはここに属する)の存在が、
作中、語られているな。
当時の日本での政権交代って結局自民党の中での派閥交代でしかないしな。
その影響を受けてるのかもな。
ラング(だったかどうか忘れたけど)の語る「共和政体の本質」もそんな感じだったし。
ラインハルト自身が第8次イゼルローンを
無益な戦いと思っているのには笑えた
まあ強いて言えば、民主共和勢力(特にエル・ファシル政府)の面子と信望の為にこそ、
あの戦いは必要だったのだ。
「帝国の傀儡」と見なされずに済む連中だから、
帝国にとっても、話し合いと妥協と譲歩をする、政治的価値が有る。
第8次ってどれ?
第13艦隊による攻略、
要塞対要塞、
ラグナロック作戦、
ルッツ
回廊の戦い
>>412 要塞対要塞じゃね?
帝国はケンプを失いと要塞等の多大な損害を蒙って、
ヤンの名声を更に高めただけの戦いだったし。
>>411は、「回廊の戦い」のことでした。
要塞対要塞は、上手にやれば、イゼルローン要塞とその駐留艦隊を
相殺できたのだがな。
回廊に、ガイエスブルク要塞とその艦隊が、居るだけでいい。
あの敗戦の最大の原因は間接的とはいえラインハルトが明確に作戦の目的を明示しなかったことだよなあ
後からケンプをけなしていたけど、それなら最初から優先目的としてイゼルローンの占領
それがかなわぬときは破壊と明示しとけば、ケンプはともかく一般兵士の消耗はかなり避けられたんではないだろうか
要塞による特攻もあらかじめ視野に入っていれば、リモ−トコントロールの用意するとか自動操縦とか
人員も最小限に抑えられたはずだし
>>415 確かに要塞をぶつけるのがベストorベターな選択だと思うのなら
ケンプにその策を伝えとけと思ったなあ。
あの時点で物語の都合上、イゼルローン要塞を破壊させるわけにはいかないから
無理やりあんな感じにしたんだろうけど激しく違和感を感じてしまうな…
>>406 帝国領遠征のときって、賛成六、反対三、棄権二なんだがw
406の考えどおりだと、五名も与党の閣僚から造反者が出るすばらしい政権になりますな。
>>416 ラインハルトとしては、あそこまで事態が速く動くとは想定して無かった感じじゃないか。
「あ、ケンプは手詰まりっぽい。双璧を送るか」
というところまでは、かなり迅速に手を打っているし。
実際、ケンプの決断があと二日遅ければ、いったん仕切り直しにできた状態だったわけで。
ただ、上級大将二人と大将二人になると、指揮系統を作り直すのがめんどうかもしれないが。
そもそもラインハルトはケンプ達を回廊にワープさせた後は移動要塞で待機させ、そのまま何もさせず
双璧の到着を待たせておけば良かったんじゃね?
要塞をぶつけるのがベストともベターとも、金髪は言っていない。
「極端な話」と、金髪当人も言っている。
「必要なのは、イゼルローン要塞を無効化することである」という趣旨で、
物の喩えとして、そう言ったのだ。
「移動要塞」が有り、それの追加も可能なら、
「イゼルローン要塞の奪取」に拘泥する必要も無くなるのだ。
要塞の攻略の必要すら無い。
ガイエスブルク要塞は、回廊に存在するだけでいい
(出来れば、カプチェランカの側にでも)。
そして地道に偵察衛星でもばら撒いていくといいな(同盟のそれは掃除)。
あと、金髪的には、あれは、
ケンプとミュラーへの、
戦略的能力を要する上級司令官としての、
登用試験であったのだ。
>>421 それでもやっぱりケンプは捨て駒にされたと
ロイエンタールに思われて仕方ないのかなあ・・・
試験するのはいいけどさ
それに巻き込まれた一般兵士から見ると、ラインハルトは我侭いっぱいの暴君にしか見えんわなw
それなりに意味のある戦いで死ぬのならともかく、たかが指揮官の能力確かめるためだけに民衆の命をつかうなっての
きっと核攻撃を見過ごすことで利益を得たことに味をしめて、そんなことは気のもしなかったんだなw
一番視野が広い考え方が出来るのはユリアンじゃないのか?
ヤンは一見柔軟そうに見えて、頑固だしな
民主主義という考えに固定されている
>>415 同盟軍にとってはともかく、
ラインハルトにとってはイゼルローンを攻略できなくても支障はない。
なぜならフェザーン回廊を占拠して、戦略的にイゼルローン要塞を無力化する案は、
外伝などで元帥昇進前から考えていたのだからな。
ヤンが分析したように、ガイエスブルクによるイゼルローン攻略は、
ラインハルトにとって勝てれば幸い的な程度の問題だったのだよ。
ミッターマイヤー、ロイエンタールの対抗馬として、
大将級から彼らとならぶちからをもつ者を出すという意味があったけどな。
>>423 一方的に殴られる民衆と、
敵を殺すのが商売の軍人を同一視するバカ約一名。
>>415 キルヒアイスを失ってすぐだし、自身も忙しかったから
だれかちゃんとうごける実働部隊が副官人事のごとくほしかったのかね
シュトライトは成功でケンプは失敗、キルヒアイスの代役人事
というか最初から双璧が攻略に当たらなかったのは、やっぱりというか義眼野郎のせい…
帝国軍には双璧以外まともな作戦指揮官がいなかったということ?
ほかに作戦の指揮とったのって地球攻略のワーレンくらいか…
>>423 イゼルローンに半個艦隊で攻略を命じられて失敗したのならまだしも、
ガイエスブルク要塞と艦隊もらっておいて、ラインハルトの責任、ラインハルトは暴君は無いだろw
>>424 一番効率よく成功への近道を出せるのは、オーベルシュタイン。
>>426 しかしあの世界の兵士は志願兵ではないだろ?
職業軍人は下士官将校だけで大半の兵士は徴兵された民衆のはず。
やっぱり若い時に善だろうと悪だろうといろいろな
価値観に触れることが大切なんだろうな
と少なくとも作者は考えているのかな
ヤン自身そう思っていも気づいた時には既に
大人だったからかな手遅れだったんだろうな
作中で双璧+ヒルダに批判されている以上、どう見ても理は無い。
おまけに千里眼のヤンが、ラインハルト本気出してないと看破している。
人命軽視も甚だしいが、その程度の作戦で、その程度の存在>遠征艦隊
>>420 >ガイエスブルク要塞は、回廊に存在するだけでいい
ケンプが「我々はあえてイゼルローン要塞と戦い攻略する必要はないのだ。ガイ
エスブルク要塞がここにいるするだけで、イゼルローン回廊をやつらだけの庭とせ
ず、あのペテンの牽制もできる。どうせ、今のヤツらには、ここを攻める十分な戦力
はないのだしな」と気づいていればなぁ。
緒戦の要塞砲撃ちあいで駐留艦隊を出せないうちに、メインポートゲートを潰せれ
ば、半分勝ったようなようなもんだし(後は、チマチマ嫌がらせ攻撃して、修理を妨害
すればいい)、本編どおりにヤンがやってくれば、捕虜&死体にもできた。
問題は、増援艦隊にヤンがいるとは思わないだろうから、コロリと策にハマる恐れ
がある点。
とは言え、出世競争で出遅れて焦ってるケンプから見れば
要塞回送して終わりじゃ、今一な訳で
ここでパアっと花のある手柄が必要。
どう転んでも余計な事してヤンにやられそうw
>434
だがちょっと待って欲しい。
そもそもケンプはガイエ要塞をどう使うつもりでいたんだ?
”余計な事”すらやらなかったのが作中のケンプだろ。
>>427 >帝国軍には双璧以外まともな作戦指揮官がいなかったということ?
>ほかに作戦の指揮とったのって地球攻略のワーレンくらいか…
ガイエスブルク移動要塞、艦艇16000隻という規模の出兵では、
双璧がまかされると考えられていた・・・っていう表現だったと思うよー。
ついでに地球攻略のときはビッテンフェルトも名乗り出たが、
地方討伐で黒色槍騎兵まで出すのは大げさすぎるという理由で却下。
まともな作戦指揮ができないからということではありませんよ。
第二次ラグナロックでは露払いとしてビッテンフェルトが同盟領に先陣として送り込まれたけど、
ほぼ独立した作戦行動をまかされており、微弱ながら同盟軍の地方部隊を粉砕している描写があったと思うよ。
あと、レンネンカンプとは別に、同盟領の帝国軍の拠点であるウルヴァシーに残ったシュタインメッツ、
ロイエンタールが叛乱したときに、イゼルローン方面から侵攻したメックリンガー、
あと未発であったが、ラグナロック作戦のとき最後尾を受け持ったミュラーは、
フェザーンで不測の事態があったときは引き返して、退却路を確保するという重要な役目を担っていたよ。
>>431 たしか経験して、自分で考えることが大事・・・とかヤンが言っていたような気がする。
>>435 でかい大砲のつもりだったんだろ。
しかし要塞ぶつける段になってから、あっさりヤン艦隊の艦砲射撃でエンジン部分破壊されてるの見ると
主砲以外の火器はなかったんかな?って気にもなるが。
>>434 主に、地味目の仕事で実績を上げたアイゼナッハだって、
最後には元帥になれたのにな。
人間、焦ってはいかん。
>>433 「科学技術総監の計画に基づいて、イゼルローンを攻略せよ」
との総統閣下、もとい帝国宰相兼帝国軍最高司令官閣下のご命令だから(3巻2章V)
もしその案を実行したら、命令違反になってしまうだろう
>>427 >というか最初から双璧が攻略に当たらなかったのは、やっぱりというか義眼野郎のせい…
>帝国軍には双璧以外まともな作戦指揮官がいなかったということ?
双璧が成功すると、すでに上級大将なので功に報いるには帝国元帥にするしかない
ラインハルトも帝国元帥なので人事秩序としてまずいから大将から選出
仮に失敗しても双璧という切り札が残る
というフェルナーの意見をいれたオーベルシュタインが大将たちの中から選ぶようにラインハルトに進言
大将の中から選び出したのはラインハルト
メックリンガーだったらなあ
>>440 「【イゼルローン回廊】を攻略しておりますが、何か?
具体的な作戦案は、ご下命されておりません。
自由裁量権を頂戴したと、解釈しております」
>>443 そう返されるとは思わなかったwww
しかし科学技術総監の計画から外れてしまうんだよなぁ、それだと
命令を出すのは金髪であって、
科学技術総監は、元になった企画を立てただけなんだよ。
作戦の修正も発展も、金髪の裁可の下において、
担当者のケンプとミュラー次第だろう。
446 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/25(木) 15:13:44
作中に、要塞を要塞にぶつけることを思いつくのは、ラインハルトやヤンぐらいの人間か全くの素人で、ケンプみたいな正統派は相当追い込まれないと思いつかない、って記述があった。
ケンプなんかは有能で常識的な指揮官だっただからこそ、思いつかなかったのでは?
>要塞に要塞をぶつける
それは、本質的ではない。
それは、戦術的に取り得る手段の極論の一つに過ぎない。
移動要塞作戦の戦略的本質は、
「要塞の無効化と回廊の敵側制宙権破壊、自国側のそれの確立」なのだ。
それが判っていれば、イゼルローン要塞への戦術的攻略自体、必要ではない。
むしろ、「同盟側が、焦ってガイエスブルク要塞に攻めてくれば、消耗させられて儲け物」、
そう発想すべきだな。
ケンプは、所詮は戦術家であって、戦略家ではなかった。
>>447 同盟の希望の星であるイゼルローン要塞にガイエスブルク要塞をぶつけて破壊するというのは
戦術的手段に留まらずに戦略的手段でもあると思うんだが。
「頼みの綱の要塞が易々と無効化された現実」と、
「それを可能とする帝国の圧倒的国力」を提示する。
実際に戦火を交えるより、余程にエレガントというものだ。
まー、それと、
「非戦闘員はなるべく殺したくない」
「高価な要塞を壊すような真似はなるべくしたくない」
てのも、「要塞を犠牲にしない」動機として、小さくはないけどな。
そのままイゼルローン要塞すりぬけて
同盟側回廊にのほほーんと鎮座する
攻める意味でならかなり有効だった筈
最近アニメを見始めたんですが、
白兵戦時に斧で戦ってることに違和感があるのですが…
自動小銃(実弾でもレーザーでも)のような武器での白兵戦でないのは何故なんでしょうか?
船内部等の損傷を気にしなくていいイゼルローンの液体金属の上での斧での戦いは特に???でした。
設定や原作に銃ではなく斧を使用する理由とか書かれてないのですか?
>>451 ちゃんとアニメを見てる?
原作は勿論アニメでも理由を語られているんだが。
ゼッフル粒子という気体爆薬のような粒子が銀英伝の世界にはあって
屋内戦ではまず片方あるいは双方によってゼッフル粒子が散布されて重火器が使えない状況になる。
屋外戦でも小火器程度の攻撃に耐えられる重装甲服を着用しているから、
刃の部分が炭素クリスタルというダイヤモンド並みの硬度である戦斧(重装甲服もろとも人体を叩ききることが可能)
を使った白兵戦になる事が多い。
あー、なるほど納得です。
しかし、イゼルローンの液体金属の上の時とか、
歩兵が来たらまず何かで着火してみて、敵が粒子撒いてれば敵が死ぬ。
着火して火が付かなかったら銃で攻撃とか、ダメなんすかね?
>>450 ティアマト星系(惑星カプチェランカやレグニツァ)を押さえたら、
戦略的に有意義だった筈だな。
>>451 ゼッフル粒子が無くても、お互い装甲服が有るので、
光学兵器や実体弾は効かない事も多い。
例えば、外伝のシェーンコップの恋人だったヴァレリーは、
帝国兵を銃で撃ったが効かず、逆に射殺された。
装甲相手に確実なのは、間接部分や酷使され劣化した部分とかを斧で叩き割る、
或いは殴った衝撃で中身の人体にダメージを与えることなのだな。
ゼッフル粒子は基本的に密閉されたところでないと無効。
指向性ゼッフル粒子は帝国にしかない。同盟でも開発されたとは書いていない
(研究はされていたろうけど)。
だから、要塞外壁表面では、防衛側は最初から使わない筈。
要塞対要塞の帝国敗退は、戦略目標をはっきり提示しなかったラインハルトのミスと言われても仕方ない。
現場にしてみりゃそりゃとりあえず戦いを挑むだろ。つか現場の指揮官にはそれ以上の裁量権はない。
「なんでもいいからとにかくイゼルローン要塞を無力化してこい」っていう指示なら、
手詰まりになった時点で主砲撃ち合いしてイゼルローン半壊くらいには持ち込めた。
>>456 言われたことをやるだけの奴に、双璧・義眼と同等の地位は預けられんのだよ。
>>447 でも、ラインハルトの戦略からするとあの時期にケンプらがイゼルローンの前面で牽制してても無意味だよなぁ。
ラグナロック作戦の直前ならともかく。
イゼルやカイエの要塞砲について
よく射程ぎりぎりとかいって待機してますけど、
ビームなんだから射程ちょっとぐらい超えても十分破壊力あるんでないです?
で、射程内でも照射角広げたら消滅は無理でもより多数に大ダメージ与えられるんでないの?
そのあたりどんなもんです?
上手くいけば、ラグナロック作戦をやるまでも無く、
同盟が頭を下げてくるかもよ?
あんな移動要塞、10個も仕立てて遠征してこられたら困るじゃない。
自立補給できるから、補給線が要らない。
侵攻最前線と本国国境付近の間の制宙権確保も必要無い。
航路さえわかれば、まっすぐハイネセンまで行ける。
そうでなくても、前線近くの星系は荒らしまくり出来る。
>>459 >射程
光学兵器の有効射程距離は、照準の可否で決まるのだろう。
6.4光秒は、途轍もなく遠い。
照準無しで撃っても、多分、当たらない。
>照射角広げたら消滅は無理でもより多数に大ダメージ与えられるんで
主砲を食らって無事で済んだ例はほとんど無い。
なので、攻撃有効範囲を広げる必要が無い。
攻略側が、艦隊を拡散させていれば別かもしれないが、
攻略側は、そういうことをしていると、
陣形に隙が出来て、ロイエンタールの様に、
本来は護衛の重囲の只中に有る筈の旗艦に、
敵に近付かれ、殴りこまれるのを許したりする。
>>459 要塞主砲の機能面は詳細がないから、あまり突っ込んでもしょうがないけど
射程ぎりぎりってのいうのは運用上無視できる命中率もしくはダメージの位置の場所のことでしょ。
銀河系の写真ありますよね?
あの中心部の光の強い辺りにフェザーンやイゼルローンがあって
その銀河系の左右を二分してる(端の方まで)、
って認識でいいんですかね?
それとも銀河系の中でも1/4とか1/8くらいの限られた範囲内
で瓢箪型に勢力がある感じでしょうか?
>>463 俺の記憶違いかもしれないけど、
人類の支配が及んでるのは銀河系の3分の2だという記述があったと思う。
>>453 イゼルローンが液体金属で覆われているのと、主砲が浮遊砲台にのっている(?)のは
アニメのみの設定なんです、念のため
>>463 まあぶっちゃけまともな記述はない
あなたのように解釈している人もいるけど
それが正解かどうかだれにも(おそらく作者にも)わからない
>>457 戦略目的が曖昧ならケンプの方から問い質すべきだよな
最悪の場合ガイエスブルグ要塞潰してもイゼルローンさえ無効化すればいいんですよね
と言質を取っておく必要が有る。
その裁量権限無いのに要塞をぶつけようとしたのは越権行為、よっぽどテンパってたんだなw
いちおう一巻に記述があるので。
銀河系を天頂方向から俯瞰すると、
イゼルローンは、銀河帝国の勢力が自由惑星同盟のほうに伸びた、その周辺部の、
三角形をなす頂点付近に位置している。
位置はオーディンから六二五〇光年。
フェザーンの正確な位置はわからんねえ。
>>466 ケンプへの試験の意味があったなら、そういう質問がなかった段階でダメ出し、落第判定し
てなきゃいけないよな。
「……というわけで、行ってこい」
「はッ!」
「……ダメだろ! こんな曖昧な命令に確認のひとつもしないようでは…… (´д`)=3 ハァー
もういいッ、下がれ。この任務は別の者に任す」
「Σ(゚Д゚;エーッ! 」
そんなの、自信満々に策を講じて出征したかもしれないじゃないのさ。
占領を狙った挙句失敗したというだけのことよ。
>>468 シェーンコップ的な性格の提督なら
「よし、フリーハンドを得た。好きなようにやってやろう」
と解釈しそう。
腐っても大将だから、何か考えているだろうと思ったラインハルトの誤算。
実は、要塞主砲つえぇぇーー!!だけで何も考えていなかった厨房、
のみならず、要塞主砲の撃ち合いにビビって正攻法を継続できない臆病者だったケンプ。
事前の攻略計画打ち合わせすら行わず、パシリでしかなかった副将ミュラー。
結果がkonozama
自信満々の策って考えつかないがなw
占領たって司令官が降伏命令ださなきゃ
区画の一つ一つを白兵戦で奪い合う宇宙版スターリングラードになっちゃうわけだし。
>フリーハンド
これは司令官の個性次第だな
前線から帰ってきて絶対的な権限を持つ上司を前に
#要塞一つ吹っ飛ばしたけど、勝ったからいいでしょ
て言ってのける肝の太さが必要だなw
>>458 失敗したら失敗したで、
帝国軍はイゼルローン要塞の攻略に執着していると思わせることができる。
イゼルローン攻略に今度はロイエンタールが前回を上回る軍勢で向かった
イゼルローン回廊周辺は激しい戦いになるだろう・・・ってな具合。
フェザーン回廊を使い同盟領に侵攻するという本命の戦略を隠す役割もあるさ。
でも、イゼルローンを抜けば、
フェザーン制圧の際の民間人の犠牲は出さずに済むんだよな。
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/26(金) 15:43:35
>>463 銀河を丸ごと二分割してるわけじゃない
オーディンとハイネセンが一万光年(銀河直径の一割)しか離れていないんだから。
あと、同盟を建国した連中は『長征一万光年』という大冒険をやって惑星ハイネセンにたどりついたんだよね
この一万光年が実際の数値なのか『すごく長い』という意味の比喩に過ぎないのかは忘れた。
>>463 大体の想像なんだが。
地球から、銀河中心の核恒星系方向に行ったところに、
帝都オーディンが有る。
そして、核恒星系(これが多分「危険宙域」)を、
中心線からかなり逸れた感じで、
オーディンとハイネセンが挟んでいるような感じ。
その間に、多分、両回廊が有る(その長さは、推定だが、7〜9千光年)。
尚、回廊内のイゼルローン要塞から、
同盟首都ハイネセンまでが約4千光年、
帝都オーディンまでが6千光年強。
両首都は、イゼルローン回廊のそれぞれの側の出入り口から、
1千〜3千光年くらいの距離ではないかと思われる。
それと、アーレ・ハイネセンらが居た「アルタイル」は、
地球の近所に実在する同盟の星とは、多分、別の星。
>実在する同盟の星
え? 帝国領だろ
「同名の星」な
紛らわしい誤変換すんなw
真面目に考えると、(実在の)アルタイルは誕生から数億年しか経ってないから
地球型惑星は誕生していないはず
惑星があったとしても、マグマの塊だ
おっしゃる通り、実在のアルタイルとは別の星だろう
そういえば、銀英って実在の星は地球ぐらいしか出てないんだよね。αケンタウリだの何だのというのはまったく出てこない。
ああ、ごめんシリウスが出てたね。
多分、作品として実在の星を出してもあまり意味が無いせいだろうね。
>>479 実在の星(正確には、地球から肉眼で見えるような、古くから知られている星)は、
どれもこれも地球に近すぎるんだよ。
アルファケンタウリの4.3光年、シリウスの8.7光年をはじめ、
遠くても1000光年程度だぜ?
しかも1000光年離れて見えるような星は巨星で、
地球型惑星はあり得ないし。
(地球の太陽はわずか70光年離れたら肉眼で見えなくなる。)
だから銀英伝には出しづらい。
地球の周辺なんてド田舎なんだから。
>479
最初の恒星間航行探査船はそこが目的地。超光速航法の実用化前の話。
リアルの話をするなら
「シリウス」だって地球型惑星は存在できないんだけどねw
まあ、メジャーな星の名前を出したかったのかも
「地球とシリウスの戦争」が「地球と蟹座55番星の戦争」だったら、リアルではあっても、ちょっとねえ。
55番星とか昔のハリウッドSF映画みたい
>>482 銀河連邦の首都はアルデバラン系じゃなかったっけ?
>>477 アニメ版の情報で恐縮だが、
こちらではアーレ・ハイネセン一行の向かった先を「サジタリウス腕」と明言してたはず。
従って、帝国領は地球もある「オリオン・白鳥腕」にあり、同盟領は上記の
「サジタリウス腕(射手腕)」にあると思われる。その間の光輝く星が少ない領域が危険宙域かと。
>488
”アニメの設定”というのは何の意味もない。
往々にしてアニメ版設定は馬鹿なスタッフがオリジナリティーという名の自己顕示欲を
発揮するために、原作や既知の事実を無視してでっち上げられる。
別に、銀英伝がそうだという気はないが、
腕と腕の間の宙域が危険宙域だと言いたいのなら、原作の描写との整合性をもって主張すべき。
原作的には、地球など特に名前が出てきた恒星以外は
全部実在のものと関係ないという理解で問題ないと思う。
どー考えても作者もそこまで考えてないし、考える必要もない。
491 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/27(土) 02:58:27
銀英伝の百科事典みたいなのがあって
それに銀河系マップが載ってた。
その地図によると
>>488の言うとおり
帝国と同盟は別の銀河腕で
二つの腕の間に細い橋が二本架かってる
イゼルローン回廊とフェザーン回廊ね
あ、地球は恒星じゃないな。
あと、原作にはシリウスも出てくるか。
>>491 たぶんそれアニメの設定引っ張ってきただけじゃないかなあ・・・
銀河中心核近辺にイゼルローン回廊というか危険宙域設定するのもいまいち気が乗らないけど
渦状肢の間の空間に設定するのはさすがにどうかなと思う
494 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/27(土) 10:01:39
>>493 銀河中心核の大きさは二万光年くらいあるので
そこに回廊があるとすると距離的に原作と矛盾する
かといって銀河椀の間に回廊があるとすると距離的には辻褄が合うが
『変光星などの密集する危険な宙域』という描写と矛盾する
どっちもどっちだ
>>489 アニメではなんでも設定しないと画として完成させられないからだろ
アニメ版の銀河概略図はものすごくわかりやすかった
イゼルローンとフェザーン以外通行不可であることが一目で判る
そのサジタリウス腕設定とやらもアニメーターに出した描写指示がそのままアニメ公式になっただけだろ、たぶん
そもそも、設定した原作者が悪い。仮にもSFと名乗るなら、それぐらいの考証は作者の
責任だ。
極局所的なものなら、なんとでもごまかしようはあるが、汎銀河国家二つを完全に隔てる
天文規模のものをデッチ上げたら、どうやっても現実と整合性のある設定は作れん。その
点で、SFとしては下の下なんだよな(スペオペだからまぁいいか的に許されているだけで)。
それがどうにかなったところで作品の面白さに何にも貢献しないのだから、あちこちに
ある細かい「逃げ」と同様に、徹底スルーしかない不毛なネタだわね。
ちゃんとSF考証しろといってるのか
どうでもいいと言ってるのかどっちだよw
そういや、宇宙船のサイズなんかで言うと、原作の新書版だと
「60階建てのビルを横にしたような戦艦」という表現があって、いくらなんでも小さすぎるという気はするんだよなあ…
原作に5000万トン級輸送艦の存在は記述されているから、巨艦を作ることはできるわけで、
じゃあ戦艦がこれほど小さいものだろうか、と。
この辺、最近の版では変わってるのかな?
>>497 ちゃんとSF考証汁→作者への批判
どうでもいい→考証ごっこ好きへの意見(作者が投げた部分を穿り返す行為は無意味じゃん
作品的にはどうでもいいところなんだし)
>>498 輸送艦は極論、箱にエンジンとちょっとの居住区で済むが、戦艦はそうもいかんし、どうやって
も被弾一発で沈む時は沈むことを考えると、半端にでかくして損失を増やすより、必要最低限
に絞って、そのリソースを数に回す方がいろいろ利点が多い。
これも、本編には殆ど関係ないけど、北方連合国家(ノーザン・コンドミニアム)と三大陸合州国(ユナイテッド・ステーツ・オブ・ユーラブリカ)って、冷戦の延長で東西陣営諸国が双方が統一政府化したものって事なのかな(前者が共産、後者が資本?)。
書かれた時には、まだ冷戦中だった訳だし、作者はそういうつもりだったんだろうかね。
当時の風潮を考えれば、13日間戦争がソヴィエト連邦とアメリカ合衆国の全面核戦争なんて書くのはちょっとまずかったんだろうし。
下世話な話題で申しわけないんですが
フリードリヒが関係を持った女性は生涯で6000人ということだけど
15歳で初体験したとして60歳(だっけ?)で死亡するまでの年数で計算してみたら
アンネローゼを寵愛してた期間も、別の女性を代わる代わる3日に一人づつ抱いていないと間に合わない。
アンネローゼだけに耽溺してたわけじゃなかったんだね。
フリードリヒって常識人なのでしょうか?
ランズベルクって良識人なのでしょうか?
>>501 日替わりで、あるいは1日に何人もと
関係持った時期が数年もあれば(恐らくあるだろう)
大幅に計算に余裕ができる。
同盟 アメリカ
帝国 ドイツ
フェザーン イタリア
がモデルなのでしょうか?
>>504 フェザーンがイタリアってどこから出てきたんですか?
>>505 >>504が言いたいのは第二次大戦前後のヘタリアじゃなくて、
ヴェネツィア時代の事を指してるんだと思う。
確かにバーミリオンあたりでは
ユリアンは未熟だなあ
ヤンに諭されている場面がある
>>504 キャラ同様、いろいろ混ぜているので、思いつきで「これがモデル」って言うのは無意味だよ。
ラインハルト自身、戦術家として
負けを認めているのは
ヤンとキルヒアイスだけだね
>501
下世話な話だけど、アンネローゼを手に入れる前、特に若い頃には
平行して複数の女性と関係を持っていたのかもしれない。
>488、>491
「燃料補給や休息、整備が出来ないので航行できない」と設定してあるなら
渦状腕の間に掛かった橋をフェザーンとイゼルローンとしても良いのだろうけど、
「変光星のひしめく危険宙域」とあるのだから現実の銀河系を参考にすべきじゃ
ないんだろうな。
>479
バーナード星系のプロセルピナとか、アルデバラン系のテオリアとか言った星は出てきているよ。
>>510 アンネローゼ前は、B夫人に萌え萌えだったろ。その前は年増趣味だったらしいから、
その頃はとっかえひっかえだったんじゃね?
514 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/27(土) 21:35:13
>>502 常識なんてのは、その時代・その地域によって違うものだから、一くくりに常識・非常識では語れないんじゃないのかな。
やっぱりロイエンタールとヒルダの無言の
リアクションのやり取りが面白いわ
ラインハルトが死んだ後の直接的なやり取りが見たかった
モデルは末期の三国志だと思うよ
帝国 ラインハルトは司馬某
同盟 諸葛亮→姜維
ふぇざん 孫権(地球 諸葛某)
>501
そんなに多かったか?
>>515さん、おしえて。
そんな場面あったっけ?
小説読み返しても出てこないお。
バーミリオンでヒルダが双璧に協力を依頼しに来たときのこと?
>>517 フリードリヒの女性関係は歴代の皇帝としては凡庸ではあったがそれでも6000人を越す、と原作に書いてあったお。
ちなみにロイエンタールは生涯に200人(一個中隊分)とある。
>>518 アニメ見ての感想です
その場面もそうですね
>>519 そうですか。さしつかえなければ第何話か教えてください。
ところでオスカーってエヴァに個人的恨みでもあるの?
彼女に関して、主婦なんか女のうちに入らねーだろと言ったり葬式みたいな花束持ってきたりウォルフにはエヴァ一人に縛られてバッカじゃねーの?とか言ったり。
>>520 単に自分のトラウマで円満家庭に拒否感があるだけだよ。
ちなみにエヴァを故意に直接侮辱したことはない。
(自分に)子供がいなくてよかったというのを聞かれて自己嫌悪に陥ったぐらい。
『女房なんてものは女のうちにはいらん』発言で全帝国の専業主婦を敵にまわしたな。
ラインハルトとグリフィスって似てるな
ヨメというのは、無休無給で一生こき使われる家政婦の総称
いくら技術の進歩で家事が機械化されても専業主婦はなくならないのか。
現代の途上国の女性のように水や薪の確保だけで1日の3分の1を費やすとかいう状況でもないのに。
最低限の家事は人間がこなすようにしないと駄目なんだろ
実際オール機械化なんてしたら技術が衰退しちまう
527 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/28(日) 11:18:09
>>511 >「燃料補給や休息、整備が出来ないので航行できない」
しかしそうなるとイゼルローン回廊から進入して
フェザーン回廊に無補給で向ったヘーシュリッヒ・エンチェンの
同盟領単艦潜入作戦は実行不可能になるな。
(あれ、このエピソードはアニメオリジナルだったっけ?)
そもそも小説の言う危険宙域って
仮に宇宙船が進入したら一体何が起きるなのだろう?
(触れた途端爆発なんつーのは確かアニメ版の描写だった筈)
幾ら変光星が異常な重力を発する巨大な恒星でも
放射線や恒星風、衝撃波等の直接宇宙船や乗員に直接被害を及ぼしうる
悪影響が及ぶ範囲なんて直径一光年すら遥かに及ばない位たかが知れている。
(超新星爆発のみは数光年離れても地球が吹っ飛び、百光年離れても
地球表面上の生物が死滅する洒落にならんものらしいが、超新星爆発
はそんな稀に起きる物じゃないし、しかも影響は一時的...
銀英伝時代の銀河では24時間単位であちこちでバンバン起こっているのか?)
重力によって宇宙船が破壊される事も近付かない限りありえない。
考えられるとすれば、人体では全く感じられない位微弱なのだが、
それらの星々から発する重力波が絶妙の加減でブレンドされ、
ワープが出来ない、通常航行は出来るが近場に星は無いので
渡り切るには数百年掛かる、しかも重力のせいでずっとエンジンを
吹かし続けないと何処かの星に徐々に引き込まれて最終的にその星の
惑星になってしまうので慣性航行が出来ないと言う、
色んな意味でいや〜んな重力の「雑音」エリアが出来、
其処に入ったら最期、燃料も食料も尽きて餓死する...が妥当だと思うが。
>>527 ヒント:銀英世界は宇宙空間に流れるエネルギー流に戦艦が押し流される世界
529 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/28(日) 13:12:25
>>525 ご飯と赤ん坊だけは人間が自分の手で作らなきゃいけないとマス婆さんも仰ってる
531 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/28(日) 13:35:50
同盟のように相対的に人口過少な国では女性も貴重な労働力として仕事をした方が良いのか、
専業主婦として子供を育成するのに専念した方が良いのか…
ぶっちゃけ銀英伝の執筆時代は男女雇用機会均等法も無かった時代だったのが、女性があんまり
出てこない決定的要因だろうけどw
宇宙船の乗員が男だけだったときは暴力事件が頻発した。
↓
少数の女性を乗員に加えると暴力事件は激減した。
↓
人類は女性の重要な役割を再認識したのであった。めでたしめでたし。
というエピソードには読んで思わずのけぞったもんだ。
執筆開始からたった20年で如何に”常識”が変化したのか…
この作品はSFなんですか?
最近買った創元SF文庫の広告ページに日本SF史に名を刻むなんてあるんですが。
SF大河小説とか言われているな
>>533 >この作品はSFなんですか?
それはなにをもってSFと定義するかによります
根拠なしの個人的な意見としては銀英伝はスーペースオペラで、スペースオペラはSFの一分野です
>日本SF史に名を刻むなんてあるんですが
刻んでいるのは確かだと思います、いろんな意味でw
>>527 宇宙船の基礎技術に慣性制御があるということは、レンズマンみたいに慣性制御して
見かけ質量を減らすことで、推進力効率を上げているのだろうな。周辺の重力場が異
常な場合、それがうまく働かず、事実上推進力0になってしまうとかというのはどうだろう?
>>524 なにをおっしゃる。
夫の給料で養ってもらっているんだから無給というのは言いすぎ。
ただ、無休はそのとおりだね。主婦業は勤務時間が決まっていなくてダラダラといいように働かされているかもしれんな。
>>525 帝国は保守的だからw、明治時代の日本みたいに女は学問なんか身につけずに18歳で嫁にいけ、みたいな感じなんじゃまいか。
実際エヴァもマリーカも結婚したのは10代のうち。
ヒルダはキャリアウーマンだから結婚したのが24歳と、帝国の平均初婚年齢より遅かったのだろう。
まあ、今の日本では考えられないわな。
>>537 帝国と同盟の人口が130億対250億なのに対して、フェザーンによると国力は40対48。
同盟のほうが、国民から効率よく国力を引き出してる。
逆に言うと、帝国の場合は人口に余裕もあるから、女性労働力をフルに使おうという発想になりにくいのかも。
539 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/28(日) 18:40:36
第二次ティアマト会戦で、
ブルース・アッシュビーが戦死して件について(or謀殺説)、
もしも、帝国軍の誰かがアッシュビーを倒したなら、
その人は帝国で「大出世」するが、それは出なかった。
帝国軍の誰かがアッシュビーを倒したあと瞬時に同盟の反撃で消滅させられたのなら同盟もそれが認識できる。
また、帝国軍のマグレ攻撃がアッシュビーを倒したとすると、アッシュビーが間抜けすぎる。
となると、やっぱりアッシュビーは味方に謀殺されたということかな。
まあ農奴制度なんて非効率の極みのような制度を維持していればな。
おそらく機械化や効率化は人間を堕落させる!という建国の祖が唱えた思想のせいなんだろうが。
>>540 反乱防止のために色々制限があるからな
言論の自由は無論なかった
>>539 えっと・・・マジレスしたほうがいいのかな
とりあえず謀殺のを計画した黒幕じゃなくて実行犯について解説を頼む
>527
> >「燃料補給や休息、整備が出来ないので航行できない」
> しかしそうなるとイゼルローン回廊から進入して
> フェザーン回廊に無補給で向ったヘーシュリッヒ・エンチェンの
> 同盟領単艦潜入作戦は実行不可能になるな。
> (あれ、このエピソードはアニメオリジナルだったっけ?)
そのエピソードはアニメオリジナル。
言いたかったことは
「通常の船では航続距離が足りず、回廊以外の渦状腕ギャップを渡れない」
と言う設定だったならアニメの資料みたいに『回廊は渦状腕を繋ぐ橋』としても良い。
でもフィクションだから気にしないで良いや。
ってこと。
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/28(日) 22:33:34
>>536 うむ、考えられるのはやはり重力による何かの悪影響しかないな。
実際現実の宇宙船や探査機もこの重力による呪縛は無視できない物で、
太陽系外へ出て行った筈のボイジャーやパイオニア等の探査機も
あれだけ太陽から離れたにも関わらず、太陽の重力にによって減速しているらしいし。
何らかの重力異常で推進中々出来ず、ワープも出来なくて宙を漂ったまま
死滅するしか考えられないな。
(すると長征一万光年の途中で遭難した犠牲者は干乾びたままずっと言う事に...)
原作を離れて申し訳無いが、もしアニメ描写みたいに触れたら速ドカンだなら、
考えられる唯一の物は星間物質の密度が異常に濃い暗黒星雲しかないな。
星雲は平均密度こそ惑星大気中の雲と比べて桁外れに低いが、
惑星が誕生する様な部位では相当な密度で星間物質が光年単位で充満している。
そんな所に1光秒辺り数分で進む銀英雄伝の戦艦が減速せず突っ込んだら
一発で木っ端微塵、十分に減速して入ったとしても辺り一面星間物質で
視界やセンサーは遮られ、まかり間違えば星雲の中で成長中の恒星の赤ちゃんや
迷い込んだ小天体に衝突したりする危険もある。
当然物質が充満しているから微妙な重力場選定が必要なワープは問題外。
問題は銀英伝の世界を二分する様な巨大な星雲があるかどうかだが...
>543
銀河英雄伝説の艦艇は、戦闘しないなら数千光年を無補給で航行できるんじゃなかったっけ。
「ユリアンのイゼルローン日記」とかの記述はそう読める。
546 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/28(日) 23:15:53
>>544 パイオニア減速問題のことなら
あれは重力じゃないよ
重力では説明のつかない正体不明の力
二巻でボリス・コーネフとキルヒアイス艦隊が遭遇したとき、
宇宙空間は広大でも、航路は限定される・・・みたいな描写があったから、
銀河英雄伝説の世界のワープはかなり使用が限られるのかもしれないね。
銀河英雄伝説のオンラインゲーム(MMO)があるみたいですが・・・
・原作読んでいればニヤリとするシーンはありますか?
・MMOはFEZ(ファンタジーアースゼロ)、DOL(大航海時代オンライン)をやっているのですが、
すんなり遊べますか?
・銀河英雄伝説MMOのスレってありますか?
・ぶっちゃけ、面白いですか?
今は実家に帰省しており、Pen4 1GのショボイPCしか無いので体験版でチェックしようにも
まともにゲームが起動せず確かめる事が出来ませんでした。
又、MMO板をググりましたが銀英伝スレが見当たりませんorz
ベンチマークスレを見た感じでは家にあるPCでは十分に動作するっぽいので
買ってみようかと・・・
>545
数千”光年”を航行と数千”年”を航行では意味が違う。
亜光速で数千”年間”の無補給航行が出来るとしても、超光速航行が出来ないのならば
航行中は外部世界とは隔絶してしまう。
仮に、超光速通信だけなら可能としても、船内時間と外部時間の進み方が異なるために
継続的な社会参加は不可能になる。
そんな状態でも、その宇宙船は人類社会に帰属していると言えるだろうか?
551 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/29(月) 14:19:28
>>550 リンク先はワープ不可能の話なんてしてないよ。
『危険宙域は補給切れで航行不能になる』という設定をあり得ないと言っているだけ。
552 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/29(月) 19:00:15
ブルームハルトは童貞のまま氏んだのでしょうか?
外伝のバンフリート星域の戦いでシェーンコップにツッコミ入れられて
顔が赤らんでいましたが・・・・
イゼルローン攻略では「はぁ〜い」とキャバ嬢に手を振っていたので
玄人では童貞捨てていたのでしょうか?
553 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/29(月) 19:18:18
原作にそんな描写あったか?
やつの貞操観念に照らせば
独身=道程
であるな。それはそれで結構なことさ。
作中でヒルダ本人だったかパパンだかが言ってたがラインハルトもある意味潔癖だけど
それは「権力者としての潔癖さ」であって「一男性としての責任の取り方」とは
ちょっとずれてるんじゃないかと俺も思う。
孔明(ヤン)だけでは歴史、国を作ることは
出来ないのでしょうか?
劉備(指導者)がいないと
>550
すまん、レスポインタ間違って無いか?
艦艇の航続力の話がどうやって「光年と年の混同」に繋がる?
金髪さんはクリームバター女がお嫌いだと云う事ですが、彼にとって頭のいい女性というのはどんな女性を指すのでしょうか?
ヒルダにように政治と軍事の話を対等に語れること?
東大や慶応を出ていること?
学門も政治知識もないけどアンネローゼ姉さんのように「弟は足の速さを奢るカモシカのような危ういところがあります」というような洞察力のある聡明な発言が出来る人のこと?
>>557 二番目じゃないだろうな。
参謀探しのときにも、士官学校を優秀な成績で卒業したような連中には期待していないとあったし。
559 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 01:23:29
バーミリオン星域会戦でもしヒルダが行動してなかったら
間違い無くラインハルトは戦死していたと良く言われるがどうなんだろう?
同盟軍の射程距離に収められたブリュンヒルトは撃沈するだろうが、
ひょっとしたらラインハルト本人はシュトライトに足を引っ掛けられて
キスリングに後頭部を打たれ、エミール少年に担がれて義眼の操縦する
シャトルに乗せられ脱出、ミュラーが戦死してパーツィバルが
ローエングラム王朝の総旗艦になるつー可能性もあるんじゃないかと思うのだが。
>>559 そうまでしないと生き残れないなら寸評は非常に正しくないか。揚げ足だな
>>558 ウン、士官学校首席卒業した人のことを「首席になったのにバカがなおらなかったのか」ていってたな。
対等に政治を語れない女=バカという発想だったら結婚できないよなー。
金髪に言わせればあの作品の中で頭のよい女性というのは、姉は特例として、ヒルダとヴェストパーレくらい?
>>562 それ、道原漫画版のセリフだと思う。
貴族出身の参謀候補と面接した後のキルヒアイスとのやりとりで
「…バカは嫌いだ」
「両名とも士官学校を首席で卒業していますよ」
「士官学校を首席で卒業したのにバカが治らなかったのか」
と。
564 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 09:53:26
ヴェストパーレの知性を金髪が認めてる場面はなかった気がする。
知性があるからではなくで、姉の数少ない友人だから、頭が上がらないという記述だった気がするのだけど。
565 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 09:56:47
フレデリカのことはどう思ってんのかな
よく知らないか?
ヒルダはミュラーが予約済みです。
ヤンから戦術の薫陶を得ることが適わなかったかわりに、
ミュラーはヤンの形見を受け継いだのです。
ユリアンも懐柔済みですので問題ないです。
すいません。間違えました。ヒルダとか、そんな不遜なことをミュラーがするわけがありませんね。
つまりフレデリカはミュラーが予約済みなのです。
ヤンから戦術の薫陶を得ることが適わなかったかわりに、
ミュラーはヤンの形見を受け継いだのです。
ユリアンも懐柔済みですので問題ないです。
568 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 11:01:09
艦隊戦で艦と艦がすれ違うとき、
なんで「せいぜい新幹線がすれ違うくらいの相対的なスピード」なんですか?
新幹線よりはるかに速いはずの艦同志なはずなのに。
>568
最高速度で戦っているとは限らない。
きっと推力を絞らないとビーム砲を発射するエネルギーが足りないんだよ。
ヤマト(初期)だって、波動砲を撃つと墜落しそうになってただろ?
570 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 14:11:49
本人の意思は置いておくとして・・・
エルインヨーゼフと指向性ゼッフル粒子絡みで亡命した女の子はどうなったのでしょうか?
同盟の末期の状況を考えると生存しているとは思えません。
又、マリーンドルフ伯が言ってた様に、ヒルダとラインハルトはヤレたのでしょうか?
ラインハルトはそういうのに全く興味がないので方法を知っていたと思えないので、
ヒルダがリードしてヤッたと考えてよろしいのでしょうか?
とはいえ、ヒルダがつわりの症状を訴えたときに「まさか、たった一夜のコトで」と
言ってたのを考えると自分の排卵日を知らなかったと予想されるので、
ヒルダがリードしたとも考えにくいのですが・・・
猫足のキスリング、大穴でエミールにやり方を聞いた?
シュトライトがお机にそっと指南書を置いたのです。
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 14:32:24
>>570 まずエルウィン・ヨーゼフと指向性ゼッフル粒子がどう絡むのか教えてくれ。
2番目の質問はプリンツ・アレクがご誕生になったことが全ての解答だろう。経過はともかくヤレたのさな。
本人の意思とは無関係に帝国から亡命してきた子供はどうなったってことじゃね?
死んだと思ったら別人の遺体だったので本人の消息がわからないエルウィン・ヨーゼフや、
外伝に出てきた(指向性ゼッフル粒子の試作品持って亡命しようとした)ヘルクスハイマー伯の一人娘とか
574 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 15:35:20
ゼッフル粒子絡みの子って外伝の、ピカチュウの子か。
マルガレータ嬢のその後についてはまったく触れてないけど、
あの船に残された内装だけで普通に生涯暮らしてけるんじゃない?
同盟滅亡後も新銀河帝国が亡命した元貴族の財産を接収するとは思えんし、
田中芳樹はロリには優しいから。
575 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 15:40:48
ここで時々話題に上る亜光速航行なんかさ、ぶっちゃけ不可能だろ。
以前どっかの科学者が計算してたけど、宇宙塵ひとつで宇宙船ドカンだぞ。
光速の99%なんて金属分子が相手でも爆発するんじゃない?
SFによくあるシールドみたいなもので防いでるみたいだ。でないと戦闘時の破片でも
艦体が大きなダメージを受ける。
慣性制御やら重力制御やらあるしなんとかなってるのだろうと。
高速で衝突する微小破片を兵器として使用して敵艦を破壊するというのは他作品でやってるし。
>>575 ぶっちゃけSFの科学技術なんてそれっぽいものだったらOKだと思うよ。
大事なのは読む人がイメージしやすいかどうか。
科学者とかの専門的知識を持ったごく一部の人たちにとっては理論的に不可能でも
圧倒的大多数の素人がぼんやりとした納得を抱けるイメージにするのが結構重要だと思う。
亜光速航行に納得できない人は自分が納得できる方法に脳内変換すればOK。
578 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 16:00:40
ケスラーとミュラーなら泣かせた女の子はどっちが多いのかなSF的に?
SF的にはミュラーだがやっぱりケスラーだろ>泣かせた女の子の数
声優的にはケスラー
582 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 16:37:23
っていうか銀英の軍艦は亜光速は出してないはず
一割くらいで『星系内速度限界に近し』って言ってたよ
そりゃあ、星系内なら限界速度は
そうでない空間よりずっと低く設定されるだろうよ。
584 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 17:38:42
ミュラーとフレデリカが結ばれれば、その後の銀河も面白くなるのだが、実際。邪魔するやつが出そうだしな。
585 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/30(火) 18:22:30
ワープあるしなあ・・・
無理して亜光速出す必要もないだろうしなあ
>>575 そういうのを考慮して、航路というものが設定されるんだと思うが。
宇宙塵なんかがない空間を繋いでいって、ごく限られた狭い宙域が航路となる。
航路でない所とかだったら、手探り状態でしか進めない。
戦場の設定も同じようなもんじゃないかな。
>>570 エルウィン・ヨーゼフはともかく、小娘のほうは、バーミリオン後には、帰りたければ帝国に帰れる状況にあるんじゃないか?
亡命の手助けしたラインハルトが皇帝になったわけだし、同盟にいなけりゃならん理由はなくなったはず。
あと、性教育くらいあるだろ、帝国でも。
>>499 遅レスだが、戦艦が単座式戦闘艇を搭載してる記述なかったっけ?
二百数十メートルの艦体に母艦機能まで搭載するのはかなりきついような…
ポプランはいつも艦隊旗艦に帰投してるから、
少なくとも旗艦には母艦機能があるものと
まあ、戦前は200mに満たない巡洋艦にも航空機を搭載していたし…
…でも、単座式戦闘艇の航続距離を考えると、絶対に今の戦闘機よりでかいよなあ…
>>498 オーベルシュタインがゼークトを見限るシーンと見たが、新書版でも俺の持ってる奴だと、
「60階建のビルに匹敵する巨艦のなかを艦底へ…」となってる。
横にしたとは書いてないんだな。
で、これを素直に高さと解釈して、全長は1000mを優に越えるんだと思ってた。
>>588-590 悩むまでもなく1巻でポプラン達4人のエースは戦艦ヒューベリオンから出撃してるよ。
まあ空母は搭載機数が格段に多いんだろうな。そうでないと存在意義がない。
あとどんな動力なのかもわからんが、小型戦闘艇は相当コンパクトなサイズだと思う。
イメージ的にはザクよりふた回りくらい小さい感じかなあ。
>>591 ひとそれぞれのイメージだけどその記述みて俺も1000メートルくらいと思った。
ザクの全高は17.5mしかないよ?
二回り小さいとなると、F-16(15m)くらいになってしまうが、戦闘用宇宙機としては小さすぎる気がする。
そういや、スパルタニアンもワルキューレもサイズに関する記述は無いね。
宇宙空間で激しいドッグファイトをするとなると慣性制御が必要だと思うから、
それなりの大きさはありそうにも思えるが。
>>591 アニメ設定で恐縮だが、
パトロクロスの全長は約2km、ブリュンヒルトの全長はその2/3くらいだった。
>>595 アニメ設定だと1200mくらいだったと思ったが…
597 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/31(水) 11:42:10
アニメ設定だと、帝国・同盟ともに旗艦は1000m前後で、標準戦艦は600mぐらいだったと思うよ。
598 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/31(水) 11:45:04
ワルキューレにしてもスパルタニアンにしても、
搭乗できるのは、だいたい「佐官」(最高・大佐)くらいまで?
それ以上、出世すると乗れない?
帝国でも同盟でも空戦隊長は少佐、中佐くらいのポジションじゃないか。
ラインハルト艦隊の隊長ですらシューラー中佐。
それ以上になったら教官とかそういうポストに行くんじゃね?
それ以上って将官ジャンw
そうなったら艦隊か分艦隊の司令官になるでしょ。
米軍みたいなパイロットの昇進コースだとすると
少佐:中隊長
↓
中佐:飛行隊長
↓
大佐:空母飛行長 or 空母艦長
↓
准将:空母分艦隊司令
以後は提督としての能力による。
みたいな感じかもね
ここの住人は三国志とかも見てるのかな
ケンプがその口くせえww
>>564 しっかりとした自己を持っている人間ならば、知識のあるなしは関係なく評価されるだろう。
ヒルダはその上で優れた智謀を認められているということ。
バタークリーム=莫迦
姉上は莫迦じゃなくて優しい。
男爵夫人は莫迦じゃなくて強い。
ヒルダは莫迦じゃなくて鋭い。
605 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/31(水) 14:59:17
ヒルダ本人は「皇帝に献上される危機」というものは無かったのでしょうか?
>>605 晩年の皇帝はアンネローゼのみを寵愛してたっぽいから献上の話が来ても皇帝が断るんでね?
全盛期の陛下なら喜んで召し上げるだろうけどw
立身とか出世とかに興味なさそうなマリーンドルフ伯の方から
「娘を献上したい」と申し出ることはなかったろうし、
皇帝(の周辺)から誘いが来ても
やんわりと断れるくらいの権限と交渉能力はあっただろ。
仮に申し出が合った場合、
ヒルダ自身は「こいつは出世の糸口だ」と後宮に上がろうとするのを
父親は、陰湿な権力抗争を嫌って、考え直すように説得してそうなイメージがある。
>>605 マリーンドルフ伯が自分で
「男勝りでかわいげのない娘」という噂を振りまいていたとか。
パーティーとかで「御宅のお嬢さんは・・・、それに引き換え・・・」とかで。
逆に、ヒルダはラインハルトに出会わないと結婚相手を捜すのが大変。
格上の男なんてラインハルトくらいしかいないし、彼を逃せば
誠実で頭の良い年下の下級貴族とかになりそう。
>>605 ぶっちゃけ、ヒルダ自身が貴族社会でちやほやされたり、(望むか望まないかは別として)
皇帝の寵愛を受けたりするタイプじゃなさそう。知恵が回って気が強くて一般的な礼儀作法に
イマイチ無関心、嫌われるタイプでは無いにしても、ヴェストパーレ伯爵夫人みたいな
波長の合う人以外からは敬遠されてそうな気が。
ヴェストパーレ男爵夫人に1000日前(だっけ?)に紹介されていたら
歴史は変わっていたのだろうか?
ヴェストパーレ男爵夫人に紹介 → アンネローゼの知己を得る
→ 「うちの弟とちょうど同じ年なのね」
→ なぜかデートをさせられることになるラインハルト大佐
萌え展開です。
>>612 ケスラーかよw
あの時は少将だったと思うが・・・
>>613 ラインハルトの履歴って、
15歳で少佐
18歳で中将
19歳で大将
20歳で上級大将→元帥
だっけ?
【質問】
原作とアニメの違いについて質問です
2巻のヴェスターラントへの核攻撃についてですが、アニメではオーベルシュタイン
が攻撃予定時刻が4時間後であるにも関わらず、ラインハルトに6時間後
であると伝え、結果的にラインハルトが民衆を救うべきか考慮してる間に攻撃が
行われたように描かれていますが、原作ではそんな描写は無く、ラインハルト
はオーベルシュタインの主張に対してただ「分かった」と言っただけだと思います
作品の中でも非常に重要なこのシーンが、アニメにおいてのみラインハルトが
オーベルシュタインにはめられたような形で描かれているのは何故なのでしょうか
これについて何かご存知の方はいらっしゃいますか?
年末にまとめてアニメを見ていたのですが、かなりひっかかります…
>>606 もし召し上げれれてたとしたら「陛下、これはこうした方がよう御座います!」とヒルダが色々アドバイスして名君に大変身してたかも。
ロイエンタールがもし叛乱に成功して皇帝になってたら後宮制度復活させるのかな。
復活させるつもりがなくても臣下が差し出す娘達を来るもの拒まずで頂くだろうから事実上後宮復活するよな?
618 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/31(水) 21:13:07
>>609 >逆に、ヒルダはラインハルトに出会わないと結婚相手を捜すのが大変。
>格上の男なんてラインハルトくらいしかいないし、彼を逃せば
>誠実で頭の良い年下の下級貴族とかになりそう。
紀香・陣内のような「格差婚」も有り得るのでは?
制度としての後宮は後継者となる男児を確実に作れるようにするのが名目だからな。
ロイエンタールの性格からして積極的に子供に継がせようとか思わないし、ましてや
後継者としての自分の子供を必要だとは考えないだろ。復活するとしてもロイエンタールの
意向じゃなく、側近の意向(女性関係がアレなところを何とかするとか、ロイエンタールの
考えとは別に権力の安定のために後継者を作らせるとか)でのことになるかと。
>>609 ロイエンタールの両親の悲劇再びですか?
そういえば、ヒルダとロイエンタールは対立していたなラインハルトの側近同士で
ラインハルトが子供の名前を考えるとき
「彼にとって家族とはアンネローゼとキルヒアイスのみである」
ってナレーションが入るけど、ヒルダとアレクは家族と思ってないのですか?
622 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/31(水) 22:09:07
育ってきた環境がってこった
もしかしたら大分前に質問があったかもしれませんが教えてください
イグニッツァでラインハルトが核融合爆弾を投下して大爆発させましたが
普通に考えると、水素やヘリウムがなくなるまで核融合反応が続き爆発し続けるような気がするのですけど
そんなことはないのでしょうか?
>>594 アニメだと、全長 40m 全幅 7m 全高 11m けっこうデカイ。
ちなみにワルキューレは、全長25m(最大40m) 全幅8m 全高8mと半分くらい。
サイズの差は、両者の任務の差と思われる。
スパルタニアン→本来は、雷撃艇キラー
ワルキューレ→スパルタニアン・キラー
>>596 それで半分弱〜1/3が推力偏向板?だよね。
>>621 たとえば、至近距離での爆発とか、地震で床が抜けたとか、宇宙船の外殻破損で真空に吸い込まれそうとか、
そういう緊急事態が起こった場合、ラインハルトが咄嗟に助けようとするのはヒルダよりもキルヒアイスという気がする…
>>611 ヒルダとの関係が上手くいけば、キルヒアイス依存傾向も少し改まり、オーベルシュタインの
進言をもう少し早く受け入れ、穏便に関係の変更が出来ていたかもね。
それだと、突然銃の携帯を禁止するとかじゃくなく、持つべき役割を与えていたり、無意識に
アテにしていたキルヒアイスの守護がなくなったことを認識して、あの日の警備をもっと厳しく
していたかもだ。
>>625 それわかる
ラインハルト自身、死ぬ直前にまず咄嗟に思い出すのはアンネローゼとキルヒアイスっぽい
で余裕があればヒルダかな
そう思うとヒルダってちょっと可哀相か
カイザーには恋愛感情というものが欠落しているようにお見受けいたしますが…
>>615 ぶっちゃけ、ラインハルトの「罪」を軽くするためでしょう。汚れ役をオーベルシュタインに
押し付けたわけです。
その代わりと言ってはなんですが、ガイエスブルクでの暗殺未遂の際に一番近くにいた
彼にラインハルトを庇うような動きをさせています。
それらの改変に対しては批判はありますが、本編描写だけだと陣営内での彼の役割で
ある汚れ役ぶりが目立たないと思ったのではないですかね?
>>620 対立というか、ヒルダが無根拠に「なんか気にいらねぇ」と感じていただけのような。
行動や口に出してないだけバイエルラインよりマシつーか大人。
>>620 対立してたっけ?
ヒルダが(表面には出さずに)ロイエンタールを「こいつヤバイかも」
って漠然と思っていたんじゃなかったっけ?
>>623 なぜ、木星型ガス惑星が「太陽になり損ねた星」と言われているか調べてみればいいん
じゃない?
核反応ってのは簡単に起こるもんじゃないよ。火種相応の反応を起こしたら、それで終わ
りだろ。
金属水素の層まで沈下させてから爆発させたらそのまま恒星化・・・したらすごいなあw
神の領域w
カイザー亡き後、ブリュンヒルトはどうなったんだろう?
バルバロッサみたいに港に停泊させたまま使わないのだろうか
>623
同時に、惑星レグニッツァの質量を木星の13倍以上まで増やしてやれば
重水素が無くなるまでは燃え続けるだろうな。
70倍以上まで増してやれば宇宙の終わりまで燃え続けるよ。
>629
「ラインハルトを悪役にしないための配慮」だそうだ。
罪(間違った選択)に対する罰であるからこそ、なのに、
あれは悪役の所業だから許されないんだとさ。担当者は原作読んだのかね?
レグニッツァは核融合を継続させるには惑星自体の温度も圧力も足りなかったということか
納得!
すっきりして年が越せそうだありがとう!
プロージット!
って言った後にグラスを割るのはなんでだろ?
641 :
uaa:2009/01/01(木) 02:08:09
>>640 グラスを割るのはユダヤの風習だと思ってたんだが、ドイツでもやるのかな?
自由惑星同盟の今年の運勢
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/01(木) 08:59:01
>>638 あれでアニメは台無しになったのはたしかだな。
ダーティ・ヒーローにしないためとは笑わせる。
もともと大貴族ども相手にはどんな辛辣で汚い策でも対等な権力闘争。
それを民衆相手に使う判断をラインハルトが自らしてしまったところにあの惨劇の作中での意味があるのに…。
アニメは原作とすべて一緒でなければならないなどというつもりはないが、
原作の意図まで変えてしまってはアニメ化の意味がない。
子供も見るからじゃない?
>644
なんでもかんでも毒抜きにしてどうする?
それに、”主人公は正義味方”なんて単純な図式はザンボット3や海のトリトンの時代から
捨てられています。
646 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/01(木) 11:08:52
もしもラインハルトがブサイクだったら・・・誰も忠誠を示すことはなかったのでしょうか?
主人公が美男子・ハンサム・イケメン・二枚目という、お約束どおりの話ですが。
647 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/01(木) 11:26:18
ラインハルトが米俳優ジャック・ブラックみたいな顔だったら
ラインハルトがぶっさいくだったら雨の中泣きながら「ジークカイザー!」とか言わないような・・・?
忠誠はするだろうけど心酔はしないんじゃ
>>645 別に全ての視聴者がアンタのような展開を望んでるわけじゃねーから
650 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/01(木) 12:20:26
ラインハルトが不細工だったらアンネローゼも不細工であろう
当然、後宮に召されることもなく、ラインハルトも軍幼年学校に入ることもなかったであろう
つまり、二人がアル中親父をうとましく思いながら、極貧の中を強く生きていく物語になったであろう
宿題とか言ってたな。未解決問題みたいな。
「ラインハルトが悪行に手を染めて、なおかつ作中でなかった事になっていたら」
問題が生じているのは確かだろう。それならば改変もやむなし。
だけど、
「ラインハルトが悪行に手を染めて、その報いをきっちり受けている」
訳だから、ラインハルトが悪くない展開にしちゃったら理論的に破綻を来たすよ。
担当がお花畑で、幼児的なTVアニメ脳だったという証拠だ。
これは視聴者が臨むとかどうとかいう問題じゃなくて、作品世界内での展開上の整合性の問題。
単に担当が最後まで読んでなかったじゃね、アニメなんていつ打ち切り入るかわかんねーし
原作だって、暗殺者が襲ってくるまでラインハルトはそのことをすっかり忘れていたみたいだしw
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/01(木) 14:26:40
>>650 >つまり、二人がアル中親父をうとましく思いながら、極貧の中を強く生きていく物語になったであろう
ダメ親父なのに、娘息子が最上級・・・ある意味凄いね〜〜〜
654 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/01(木) 15:15:22
ラインハルトが温水洋一みたいな顔だったら頼りにならない
>>655 ラインハルトの親父も、心が弱かっただけで才はあったのかもしれんよ。
妻が死ななければ、
「ふうむ、ミューゼル中将か。参謀としてはなかなかの男だが、どうにも胆力が足りぬ。
司令官を任じるのはいささか心配ではあるな」
と言われる程度の人材になっていたかもしれんし。
>>645 リアル系SFアニメ物は全部が富野のアホのものじゃねーよ
>>651 「そこまで悪行でなくてもいいじゃん」という程度の問題だろ。消極的とは言え、見殺しにした
のは事実なんだし(阻止に動こうとしながら、オーベルシュタインの進言で決断を先延ばしに
している時点で半ばそれを受け入れて、見殺し判断しているのと事実上変わらない。積極的
に止める気があったら、そもそも悩まず決断している)。
逆に「その程度でも半身を失うほどの罰を受けました」って厳しくしているとも言えるわけで、
破綻しているってほどでもない。
結局、個人の良識の問題になるから、お花畑とか言うのも中二病的でおじさん笑っちゃう
な(それを言うなら、決断する立場にもないのに非難するだけで第三の案すら提示しないキ
ルヒアイスなんか、もっと酷い矛盾を抱えたお花畑脳じゃん)。
まあ、世代的にアカっぽい思想がデフォの世代だから、改革者であるラインハルトを露骨に
スターリンみたいにしたくなかったというのはあったかもなw そういう意味で徹底できなかった
点は批判されるべきかもしれんが。
つか、アニメ版観てないような雰囲気を感じるのは気のせいか?
>>653 一歩間違えりゃディオになってる可能性があるぞw
もうアニメから入った世代の方が多いのかなあ・・・
あんな糞改定を必死に擁護しなくても
>>660 というか、アニメの設定の場合、キルヒアイスに追求されないと思うんだよな
ラインハルトも、二人だけのときならありのままを話すだろうから
「ラインハルトさまがそれを敢えて傍観したと言うのは、事実ですか?」
「俺は…、俺は決断できなかったのだ。その場で即断できず、判断を留保した。
しかし、オーベルシュタインが俺に伝えた情報は、間違っていたのだ。俺が迷っている間に、あの惑星は…」
「ラインハルトさま…」
これだと、キルヒアイスもそれ以上責めないと思う。
ただ、オーベルシュタインとキルヒアイスの関係は徹底的に険悪化するだろうけど。
>>660 アニメ見てから原作読むというパターンが恥ずかしいみたいな事言うのは止めようぜ…
俺もアニメ見てから原作てパターンだけどアニメでラインハルトのヴェスターラントに対する対応が変わったのは否定的。
アニメから原作組=擁護と勝手に因果関係を結びつけて馬鹿にして優越感に浸りたいのか?
別にアニメ見るよりも先に原作を読んでいる事は偉くもなんともないだろ…
>>661 死亡フラグだな〜
そのラインハルトは近々死ぬと思う
恥ずかしいのは原作は原作、アニメはアニメと割り切れない奴だな
文句つけたいだけならアニメ板にでもいけばいいのに
いや、懐アニか
アニメと原作の設定の比較をするのはもちろんかまわないと思うけどね
比較と否定は違うからw
ラインハルトが崩御した後の話って皆無なの?
銀英伝はラインハルトとヤン・ウェンリーという二人の傑出した天才の戦いを描いた
歴史の記録みたいなものであって、二人ともいなくなった後の事を描くのも蛇足になるだろうしな。
668 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/02(金) 00:49:38
ここの住人は、なんでアニメ版をここまで嫌うんだ?
小説とアニメでは求められるものも違うし、それぞれに長所も短所ある。それでいいのでは?
>>668 アニメを嫌ったり馬鹿にする奴はごく一部の原作厨だと思うよ。
住人の大半は君と同じ考えだと思う。
ストーリー上の決定的な改変は例のヴェスターラントの件くらいしかないが、
アニメ独自設定が多いから(映像化するんだから当然必要なんだけど)、
原作準拠の場合と話が噛みあわないことが多いからじゃないの。
このスレでは細かい話のアヤとかをいちいち突くスレなんだから、
前提が異なると話ぐちゃぐちゃになりやすい。
例えばアスターテ会戦で第二艦隊旗艦にいたのがラオなのか
アッテンボローなのかといわれたら、ラオだという前提で話さないと混乱するわな。
話が混乱して揉めた結果、片方が原作準拠で片方がアニメ準拠だっただけでした、
ってのは結構よく見る光景。
ヤンとラインハルトが対談したときってお互いいくつのときだったっけ?
宇宙暦799年でヤンもラインハルトもその年の誕生日を迎えた後だから23歳と32歳
サンクス
そんなに歳が離れていたのか・・・
対談の様子をみてるとラインハルトのほうが年上にみえるw
ヤン提督は生活能力が子供以下なので幼く見えるのではないかな。
そう言えば、ラインハルトの私生活はどうなっていたんだろう。
(特に帝国の実権を握るようになる前)
キルヒアイスとずっと一緒のようだから、
ヤン提督のようにゴミ屋敷とはいかないだろうが。
ラインハルトは天才なので、意外と生活能力の面で抜けていたかもしれない。
下宿先のおばさんが家事をやってくれていたんじゃないか?
>>676 千年以上も未来社会で、下宿という社会機能があること
がある意味すごいんだよなぁ・・・・・
というか今の日本にあるのか?
アンネローゼとキルヒアイスがいなければ
ラインハルトはディオブランドーになっていたと
つまりそういうことか…
ラインハルトは部屋を汚さないような気がする
用が済んだものは片付けてから次みたいな・・・
ラインハルトの部屋は生活感がなくてショールームみたいなイメージ。
>>679 息子の名前を考えるときに紙に書いては捨て書いては捨てとやってたみたいだが。
ラインハルトの場合、部屋が散らかってても整理されてても、どっちもありうる気がするなあ。
散らかってる場合でも、「本人はどこに何があるのか分かってる」というタイプだろうけど。
割ったガラスを片付けようとしたらキルヒアイスが「そんなこと私が・・・」と言ってやっていたので
キルヒアイスが条件反射的に片付けてるんじゃないかな
ってか、ラインハルトの住まいってどこだったっけ?
若い頃はどっかに下宿してたけど・・・
683 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/02(金) 13:49:10
そういや、公式な外国語への翻訳って今のところ台湾と中国だけだっけ?
まあ、欧米圏だと、一人称とか二人称のニュアンスが難しそうだが。
>>675 >ヤン提督は生活能力が子供以下なので幼く見えるのではないかな
普通は士官学校で、整理整頓、身だしなみなど徹底的に叩き込まれるので、あぁはなら
ないと思うが、その上であれだと根がよっぽどなんだろうなぁ……。
>>684 元々がそうなのはもちろん、ヤンは士官学校に入った目的があれだから
身だしなみやらの指導に対しても右から左に受け流してたんだと思うw
>>684 一応卒業できたのだから
能力は最低限あると思うぜ、銃撃も格闘も生活も
ユリアンが来る前にはなんとか生きていられたくらいで
やる気はなさそうだが
>>686 原作の記述によると、体力や格闘能力は「どうにか水準」だっけ?
これ、同盟市民の水準程度だとしたら本当の一般人だが、同盟軍士官の水準程度だと、
並の人間よりは遥かに強そうだなあ。
>>688 どうにか水準というのは士官学校在学時の時であって、
卒業後は鍛錬を怠ってるだろうから素人に毛が生えた程度の実力だと思うよ。
アンネローゼとフリードリヒ4世は週何回セックスしていたと思う?
0回
姉と皇帝の間に子どもができてたらどうなってたんだろうな。
ヤンがあんなに実生活がだらしない感じなのに、
ユリアン名義である程度まとまったお金を預金していた
というのはちょっと驚いた。
>>693 まあヤンはユリアンの服とか、ユリアンに対しては意識して金を使うようにしてたけど、
自分に対しては服は安物で済ませて酒と古書を買うくらいっぽいからな。
住む家もずっと軍の宿舎だし。
高級将校で一般人よりも裕福で元帥時には恐らく年収¥1500万前後の高給取りになってるし
まとまった額の貯蓄があっても全然不思議ではないと思う。
年金制度に拘ったりしていつでも軍を退職して自由気ままな研究生活を送りたいという願望を抱いていたんだから、
それに備えてという意味でも貯蓄はしっかりしていたと思うしね。
>>692 フリードリヒが死ぬのが早くなったかもしれん
それとラインハルトが死ぬのも早くなる。フリードリヒと同年ぐらい?
キルヒアイスは死なないかもしれん
>>693 商人の親の「自分で制御できる範囲の金は絶対必要」と言う教育もあったっけかな。
それに加えて自分自身が親の死後金で苦労した経緯があるから、生活スタイルの
だらしなさとは別に、金銭感覚自体かなりしっかりしていたのかも。
アニメ化されていない外伝ってありますか?
698 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/02(金) 23:22:48
>>698 dクス
銀英伝の戦いの名前って中々覚えられんw
内容と名前が一致する戦いってアムリッツァしかない
今OVA見てるんだけど、ラインハルトの戴冠式の後のパーティいくら華美にならないようにしたってったって質素すぎ。
うちの会社の忘年会だってもっと豪華だお。
そうは言ってもヤン艦隊に結構ボロボロやられて数百万の
戦死者を出した後だからなあ。
ラインハルトって貴族達のパーティをくだらねえって談笑する出席者たちをバカにしてたけど
なんだかなー。
本心でパーティを楽しんでいる貴族なんていないってばよ。
つきあいで仕方なく出席してるんだから。
会社の忘年会や新年会なんかくだらねぇってブーたれて飲み屋でブスッとしているKYな新入社員みたい。
貴族たちのパーティは親睦を深めるというよりは
いかに権力者に自分を売り込むか&己の権力を自慢するか
ということに重点を置いていることが多いから潔癖なラインハルトにしてみれば浅ましくて嫌だったんだろ
それにヤツがぶーたれているからって場の雰囲気が悪くなるようなことはなかったから
いいんじゃね?
素朴な疑問だけど
航行中の艦隊の中で無重力状態じゃないのはなんで?
人口重力発生装置のような物があるから。
超光速航行に疑問を持たないなら、船内重力も気にしてはいけません。
そういやガイエスブルグ要塞をワープさせることが出来るなら
その法則にしたがって艦隊もワープできそうなのにそういった描写はないな
ヤンが思わず「ですらー戦法だ!!」と口走るんですね?
>>704 親睦を深めるために開くパーチーに
ラインハルトを招待する貴族はおらんと思われ
ヴェストパーレ男爵夫人でも他の招待客に
嫌われているラインハルトはスルーするだろ
>>693 ヤンは浪費家じゃないし、むしろ限界のはるか手前の生活レベルで収まっていた・・・というような記述があった。
本は初版などにこだわらない、酒もビンテージものにこだわらない。
宿舎は官舎住まい、食事はレストランなどを利用したが、これは料理よりも雰囲気と会話のしやすさを選んだ・・・みたいなところ。
それにユリアンはヤンにとって大事な存在だから。
>>703 ラインハルトの場合、まず貴族をバカにしていたと思われ。
皇帝や門閥貴族どもを倒すことを目標として、実際にそれを行うのに、
貴族のパーティを喜ぶ理由もないだろうよ。
>>705 恒星間旅行を可能とした技術のひとつに、
「重力制御」技術があったという記述があるよ。
>>709 小説では、ローエングラム伯爵家を継ぐと決まったあたりから、
近づこうとする貴族もいたような記述もあるよ。
>>707 いや、ガイエスブルグ要塞のワープも単に艦隊(と言うか艦艇)のワープ技術の応用。
艦隊の全艦をまとめて一つのワープ装置で、と言う話ならメリットがない。艦隊の各艦が
それぞれ自力でワープするやり方で問題が出ていないし単艦での哨戒任務等を考えても
どの道宇宙艦に単独ワープ技術は必要。ガイエスブルグ丸ごとワープも苦労した割に
別段得るものも無かったしな。
疑問なんだがなんでこの時代の食事は洋風なんだろ?
中華とか日本食とかありそうなもんだけどね
加速して加速して、光速に近づくほど質量は増加し、効率が悪くなる。
光速に達すると質量は無限に増加、つまるところ光の速さは超えられない(相対性理論)。
というのを克服するための重力制御なわけか。
銀エイデン何度も読んだはずなのに気がつかなかったよ。
>>712 お茶飲んでるぢゃん。
どうしてラインハルトはロン毛になったのですか?
短いほうがかっこよかったと思います
はじめまして。
初めて読んでみようと思うのですけど、
1980年代に出版されたのと1990年代に出版されたのがあります。
どちらも徳間書店さんのものですが、何か違いがあるのでしょうか?
>>715 基本的に変わりはないけど後に出たほうが最初に書かれた無茶な数字が
ちょこっと修正されていたり、文章も若干いじられていることがある程度
ブリュンヒルトって新造戦艦で試作艦って言っていたからてっきりラインハルトが最初の所有者かと思ってたけど
wikiみると4代目なんだな
どういうこと?
私が初代所有者です
へ?
艦長と司令官を混同してないかい?
所有者はラインハルトで艦長はジークベルト・ザイドリッツ准将で4代目だけど
混同してましたスマソ・・・orz
>>719 あれ、新書版の記述に
「シュタインメッツから引き継いで以来…」
のような文章を見たような記憶があって、ザイドリッツが二代目だと思ってた。
だから整合を取るためにシュタインメッツの名前がやたら長くなったものと思っていたんだが。
>>714 もともと小説の描写では長めのイメージなのだよ。
二巻でアムリッツァ後、リンチと会ったときの容姿の説明で、
「やや癖のある黄金色の頭髪は、昨年より長く、獅子のたてがみに似たスタイルとなっている」
となっており、アスターテ前後から比べると髪型が長髪のイメージに変わったことを示している。
が、アニメでは、
「髪型が長髪にするのは即位後」と決めたようです。(ロマンアルバム、銀河英雄伝説のデザイン・ラフ画の説明から)
指揮命令系統の優先順位がイマイチはっきりしないんだけど・・・
司令官より艦長の命令のほうを優先するものなの?
どっかの戦いでラインハルトが「私の命とこの戦いの勝利を天秤に・・」って言いながら
砲撃命令を出したけど艦長が阻止したじゃん?
ラインハルトもその対応に(^ω^)だったから??って思ったんだ
>>723 艦隊全体に対する指令を出すのが司令官。
そして個々の艦の動きに関する職権はそれぞれの艦の艦長が握ってる。
だからラインハルトが自身の乗っている艦の動きについて命令を出すのは艦長の職権に対する侵害行為。
提督は艦長を指揮する立場だから、艦長に回避しろとか後退しろとは言える。
一方で、艦長より下の操舵手に対しては、直接命令を下すことは出来ない。
あくまでも艦長が操舵の命令を下す権限を持つ。
だから、ラインハルトは艦長に回避を指示すれば一応問題無かった。
だけど、回避運動なんていうのは、黙っていても艦長がするんだから、
口を出すのも器量がアレと見なされるだろう。
どう頑張ってもラインハルトに理は無く、だからこそ謝罪した。
ところで、そんな台詞あったっけ?>私の命と……
>>723 優先順位というよりも、
艦隊司令官は艦隊という集団の指揮権を持つけど、
戦艦や駆逐艦などの指揮権は艦長が持っているってだけのことだよ。
>>725 確か、アニメ版の話だな。ラインハルト艦隊に敗北した同盟軍の撤退の時間を稼ぐために
ヤンが自艦だったか幕僚を務めていた艦隊の旗艦だったかでブリュンヒルトの懐に潜り込んで
「どちらかが攻撃したら巻き添えで両方沈没する」膠着状態を作り出したとき。艦長が艦の
安全を優先して戦闘中断したところでラインハルトがその艦の攻撃を命令、だったかと。
>>723 艦隊司令は艦隊全体の指揮が職分。
司令→分艦隊司令
艦長は、個艦の指揮ついて全権を担う。
艦長→クルー
指揮系統というのは基本職分ごと独立しており、命令できるユニットが厳格に定められてい
る。いくら上位でもそのラインに属してない者は何も権限がなく命令できない。組織としての
規律なので、皇帝だろうとなんだろうと例外はない(無論、強権振りかざしてってのも不可能
ではないけど、そんなことやってると相反する命令が出るなど指揮系統が混乱して、組織が
機能しなくなる)。
ラインハルトは艦隊というユニットに命令はできても、ブリュンヒルト単艦がどう動くかについ
ての権限は艦長にあるため、直接クルーに命令するなど権限を侵すことはできない(ラインハ
ルトの意志でブリュンヒルトを動かしたかったら、艦長を通すの筋)。
ヤンも似たような失敗して、フレデリカにたしなめられていたね。それで、艦長に改めて指示
を出した。
>>727 そうそうそこ
ヤンの艦隊がブリュンヒルトの真下についたのをみて
ロイエンタールやミッターマイヤーが砲撃中止させたのに
ラインハルトが勝利に固執して自分に構うなと言わんばかりに攻撃命令をだした場面だよ
あれ何の戦いだったっけ?
なるほど
他にもラインハルトが命令したことをキルヒアイスが復唱している場面とか
なんでわざわざ・・・と思っていたんだがそういうことだったのか
>>730 キルヒアイスとかフレデリカの復唱は、単に副官だからだと思う。
彼らは指揮系統に入ってない。
(仮にヤンが戦死した場合、指揮を引き継ぐのはフィッシャーであってフレデリカではない)
ええぇぇ・・・なんじゃそりゃ〜
ややこしいなぁ・・・w
>713
それは違う。
相対性理論ってのは空間そのものの有り様を記述した理論で、
質量やエネルギー、空間が密接な関係を持っていることを示している。
質量を制御できるということは世界の性質の一端を制御できるということであり、
同様に、超光速での移動もまた世界の性質を把握してこそ可能になる。
この二つは異なっているように見えても、理論の対象は同じ物であり、
どちらかが可能であるならば、もう片方が可能であっても不思議なことではない。
>>729 「我が往くは星の大海」の第四次ティアマト会戦の場面だね。
小説だったら外伝一巻に相当するエピソード。
銀河英雄伝説の初のアニメ化作品であり、ヤンが活躍するエピソードが増やされている。
よってアニメではラインハルトがヤンを認識するのはティアマト会戦からということになり、
ビデオ版一巻のアスターテ会戦で既にヤンを意識しているということになっている。
>>732 ラインとスタッフだったかな
副官は司令官に直属し命令を受けるけど副官の下に艦長がいるわけではなく艦長も(司令部を通して)司令官の下にいる
そして艦長の指揮下にいる人は副官の指揮下にいるわけではないと
司令官---副官
|
艦長
|
副長
| ||| |
航法 機関 etc
艦長と司令官が直接つながるのも変な書き方になるけどニュアンスとしてはこんな感じで
そもそも、副官って階級からいっても艦長より下でしょ。
>>736 そうとも限らないよ。
ラインハルトの首席補佐官のシュトライトは少将だけど、
艦長だと大佐か中佐だしね。
指揮系統に従うということと、階級とは意味が違うしね
極端な話、科学技術総監の命令に旗艦艦長が従う必要はない
もちろん従うように事前に正当な指揮系統から命令されていれば別だけど
指揮系統で言うと、あの世界の分艦隊の規模がけっこう謎だな…
バーミリオンのラインハルトが「何のために中級指揮官がいるのか!」と言ってるから、
けっこうな数の将官がいるはずなんだが、出てくる数はかなり少ないし。
ヤン艦隊の場合、艦隊運用に関わる将官は
司令官 ヤン大将
副司令官 フィッシャー少将
参謀長 ムライ少将
分艦隊司令官 アッテンボロー少将
分艦隊司令官 グエン・バン・ヒュー少将
と、5人程度しかいない。
1万5000隻 150万人規模の軍隊となると、3桁の将官がいてもおかしくない気もするんだが。
740 :
739:2009/01/03(土) 22:40:16
パトリチェフ准将を忘れていた…
>732
副司令官を副社長に、副官を社長秘書に置き換えれば混乱しないで済むよ。
明治時代に訳語が作られた時にこのあたり整理しといてくれれば良かったんだけれど。
>736
旧日本軍みたいに行政機構を兼ねる事がある軍隊だと、司令部は参謀部と副官部によって構成される。
軍事面で司令官を補佐する参謀部の長が参謀長、行政面で司令官を補佐する副官部の長は主席副官あるいは艦隊副官。
この場合、司令部の規模(率いる部隊と軍政機構の規模)によっては主席副官や次席副官は将官と言うこともありうる。
銀河帝国軍はどうなのかな?
>>736 そもそも指揮系統と関係ないから階級低めでもかまわないんだから
>>そもそも、副官って階級からいっても艦長より下でしょ。
それじゃあ本末転倒の話だろう
>>735 そうやって書いてもらえるとわかりやすい
ありがとう!
俺の頭脳は一般兵orz
親に虐待された人間には
ロイエンタールの気持ちは分かるんじゃないか?
745 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 08:59:24
>>739 分艦隊司令官が4〜5人(少将以上)で、分艦隊が更に4〜5個の小艦隊に別れて司令官がいる(准将)、という感じでは?
>>745 でも、2巻で「帝国軍の戦艦ブロッケンが面白い話を持ってきた」と幹部を招集したとき、
参謀のブラッドジョー大佐まで紹介されたのに、将官は
>>739の分しかいなかったようだが…
まあ、あのシーンに限ればアッテンボローとグエン・バン・ヒューも出席していないから
幹部の一部を集めた会議って解釈で済ませばいいかもしれないよ
作者的には名前だけしか存在しないような端役の名前考えるのが面倒で省略したんだろうw
階級だけが問題ならフレデリカがなぜいるのかとなる。
参加者を見るに、司令部に直属か、1000隻単位の分艦隊参謀だからだろう>ブラッドジョー
疑問。
鉄のクラウスことエーベルバッハ少佐が帝国軍にいたらやはり万年少佐なんだろうか。
スパイ活動は有能らしいから艦隊指揮もうまくてカイザーに目つけられて幕僚の一員になれたかな?
普通にケスラー配下じゃないの。
部下に懲罰的人事で辺境行きを命ずる癖が有るため
一時辺境で不遇を託っていたケスラーに嫌われてそう。
>>749 キャラがちがうし、スレチだな。
ただ、脳内妄想するなら父親が戦車隊長じゃなく退役提督で、
アレク帝の時代に、偉大なる獅子帝云々とお説教され、
万年部長と陰険漫才しながら情報活動するのを想像しるのは
おもしろいな。いずれにしろ、他の漫画の登場人物をだすのは
完全にスレチだからこれでやめよう。
>>751 金髪没後の世界は、宇宙艦隊で戦うような敵国はもうないわけだし、
(バーラト自治区は小さすぎて……)
諜報部が花形部署になるかもな。
ネオナチスならぬネオゴールデンバウムとか
KGBならぬ旧同盟軍情報部とか
敵役にはこまらないな。
ビッテン「エーベルバッハとやらは俺と同じで芸術オンチらしいな」
ミッちゃん「あの鉄のクラウスか。猪突猛進に見えて冷静な男だ。その点は卿と決定的に違うところだな」
>>752 後、文民の時代になってるだろうから軍人になるよりオーディン帝大法学部を卒業して官僚になるのが最高級のエリートという時代になってるだろう。
>755
皇帝は幼く、新王朝樹立に功有る高級軍人達が多数居る状況から
文民の時代に移行するには軍部に相当な粛清人事が必要な気もする。
ヒルダの手腕次第かな?
>>697 ユリアンのイゼルローン日記
あれは絶対無理
日記ではフライングボール部の顧問に対するユリアンの書き方が
DQN過ぎて泣ける
759 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 20:48:13
>>756 皇帝死語の帝国軍の予想
ミッターマイヤー→国務尚書
ビッテン、ワーレン、アイゼナッハ→生涯一艦隊司令官
メックリンガー→退役
ミュラー→宇宙艦隊司令長官
ケスラー→軍務尚書
っていう感じがしばらく続くんじゃないかな。
>>703 議会がない帝国ではパーティがそれ代わりなので
出席せざるを得ないというハナシだ
>>759 オーベルシュタインもロイエンタールも死んで
ミッターマイヤーも国務尚書兼帝国宰相代理くらいになるだろうから
帝国軍三長官と幕僚総監の座がまんま空席
これ、旧ゴールデンバウムでは全部元帥が勤めてた
これらは全部無難なワーレンケスラーミュラーメックリンガーあたりが勤めて
ビッテンとアイゼナッハは新領土の辺境鎮圧と海賊退治くらいじゃねw、シラネw
>>756, 759
ラインハルトの死亡時、かなりの重要ポストが空白のまま。
思いつくだけでも、5つある。
・国務尚書(マリーンドルフ伯は外戚の専横といわれたくないからやめるだろう)
・軍務尚書
・ノイエラント(バーラト除く)の総督
・バーラト自治区への高等弁務官
・アレク皇帝の養育係
>>762 皇帝の養育係はメックリンガーがピッタリだな。
764 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 21:29:58
ビッテンは腕の振るいようがなくてさぞ退屈だろうなあ(笑)
大マゼラン星雲辺りから何か攻めてこないかなあ、という。
一応、全領土を軍管区に分けてって構想があったわけだから
平時には使えなさそうなビッテンフェルトは辺境の軍管区司令官として飛ばされそうだな
でもアイゼナッハは、通訳のできる副官が見つかれば軍官僚としてもやっていけそうな気がするがw
766 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 21:33:27
>>763 アイゼナッハにやらせるとアレクが何歳になっても言葉を覚えないからな
>>759 獅子の泉の七元帥として…という位だからメックリンガーも早々に退役はしとらんだろう。
俺はケスラーは現職のままで、メックリンガーが軍務尚書と予想する。
>>765 元帥を辺境にとばすなよw
と思ったが、イゼルローン要塞及び駐留艦隊司令官というのもアリか?
で、立憲君主制が成立したとして、アッテンボローと舌戦を交わすのは誰?
770 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 23:16:18
>>768 誰だろうなあ
板垣退助みたいに、学のない熱血武将が政治家になる例もあるんだよね
771 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 23:19:00
>>768 ビッテンフェルト(舌戦どころか取っ組み合いになるかも)
772 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 23:26:35
>>771 意外性があって面白いな
ミッターにからかわれて出馬したら当選し、『慣れない舞台だが俺は一歩も引かん』とかやる気を出すビッテン。
ていうかアッテンボローは政界進出したりするんだろうか?
ビュッテンフェルトが政治家というか議員になったら取っ組み合いどころか
気に食わない演説聴いたら議場でブラスター乱射しそうで怖い
>>774 ビッテンは気に食わないことに対して暴力を振るう奴ではないっしょ。
「人を褒める時は大きな声で!人の悪口を言う時はもっと大きな声で!!」
という家訓を守って鼓膜が破れるくらいの音量で演説した奴を罵倒するかもしれんけどw
776 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/04(日) 23:57:23
>>775 気に食わないことを言った義眼につかみかかってたけど?
・国務尚書 ミッターマイヤー
・軍務尚書 メックリンガー
・宇宙艦隊司令長官 ミュラー
・ノイエラント(バーラト除く)の総督 ワーレン
・バーラト自治区への高等弁務官 ビューロー
統帥本部総長がねーぞ
ロイエンタールかわいそすwwww
>>773 回想録(タイトル忘れたw)がそこそこ売れて有名になれば、若いし容貌もそれなりだし、なによりヤンの側近だった
(ユリアン、フレデリカ、キャゼルヌの次ぐらいに友人としても近かったわけだし)からかなり人気が出るだろう
で、そのうちテレビに引っ張り出されて美人と手を取りながら「ヤン提督の選んだ究極の紅茶」なんていいながら
立体TVのCMにでると。
そしてほどなく選挙に引っ張り出される。最初から大量得票が見込まれる有力新人だから各政党や派閥の
取り合いになってもみくちゃにされたあげく政争の泥沼に放り込まれる
と、キャゼルヌなら言うんじゃないかなw
780 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/05(月) 12:06:34
>>779 キャゼルヌの毒舌かよw
真剣に読んでアッテンボローのその後の栄枯盛衰の人生を夢想してたら
見事に夢オチに引っ掛かったぜ!
781 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/05(月) 12:37:17
ガイドブックみたいなのが出るけどみんな買う?
割と高めだから失敗したときが不安だ
782 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/05(月) 12:46:48
またガイドブック出るのか!
フレデリカとアッテンボローは帝国議会で自治領代表として戦い続ける!だろうが身分は何だ?帝国有識者を巻き込んで自由民権運動やら政党政治実現から始めるのかしら?
785 :
779:2009/01/05(月) 16:45:54
>>780 いや、夢落ちつーか外伝でヤンがエルファシルから帰って少佐になったとき、キャゼルヌがヤンに
お前は何かというと退役するといいだけすけど、今ここでやめたらどうなるかシミュレートしてやろう
って後につづけた言葉のパクリなんだw
そう言われれば、確かにあったわ、紅茶のCMの話。
すっかり忘れてました。
787 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/05(月) 20:43:46
>>754 帝国議会に自治政府選出議員の議席を認めさせる
→帝国内部の革新派と連携して議会での影響力を増大させる
暗殺すると公に広言して実行しても
暗殺はテロなんだろうか?
>>781 これかね? 全部網羅するにはページ数足りなさ過ぎる様な気がする
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ttp://animage.jp/new/col_news_new.html
165話を184ページじゃ存在価値がないな。
文字の大きさが3ポイント位なんだろう
お尋ねします
銀英伝の書籍で、一番設定画の多く載っているものはなんでしょう?
模型製作用に艦船を調べたく探しています。
また、帝国と反乱軍では搭載武器も違うようですが、
なぜ違う発展をしていって、それぞれどんな利点をして選んだか
なにか解説がありますか?
>>778 ん? 確か統帥本部は組織改変されて、大本営幕僚総監部になったろ。
初代のシュタインメッツは回廊決戦で戦死。二代目のヒルダは皇帝と所帯もって退職、
フェザーン遷都で後方総司令官の椅子が空いたメックリンガーが其処に入った筈だが?
原作が手元に無いんで、すぐに確認は取れんが。
>>793 艦艇に関しては、アニメ準拠で解説したサイトがあったが、消えてるみたいね。自分で
探すとよろし。
>帝国と反乱軍では搭載武器も違うようですが、
>なぜ違う発展をしていって、それぞれどんな利点をして選んだか
両陣営、あまり変わりはないよ(つか、あえて独自性が見られるのが、指向性ゼッフル
粒子ってくらい同じ)。イゼルローンが攻略後ほいほい運用できるくらい、規格の差もな
いようだし。
アニメ準拠なら少しあるようだが、ここでやると荒れるからアニメ板行け。
>>793 書籍というか、ウェーブから発売されてる「フリート コレクション ファイル」っていう
ミニチュア完成品のセットのシリーズに付属の小冊子はB5サイズで一つの艦につき3〜4頁で
線画と解説が載ってる。
ただし、その完成品はスケールが小さくてかつ価格が高い。
アルバクリエイツで再販してくれればフルスクラッチする手間も省けるし楽なんだけど
今あんまり艦種の在庫がないんだよね。
(オレはリューベックとかスキールニルとかニュルンベルグあたりが欲しいんだけど生産休止中)
>>789 外伝の短編6つ(だったかな?)が全部見れる本がないと完全とはいいがたい
>>793 帝国軍は対同盟にかぎらず叛乱制圧がメイン、同盟軍は帝国の遠征迎撃が多い
それぞれ艦がその任務に特化されてるだろう
>>794 統帥本部がなくなったんじゃなくて、ラインハルトが直接作戦立てることがほとんどなため機能しなくなっただけだろ
で、ヒルダは皇妃後に摂政、ラインハルト死亡で誰が作戦立案指揮するの?
まだ1歳にもなってないアレク大公の親政?
メックリンガーはヒルダが幕僚総監を寿退職したからその穴埋めただけよ
800 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/06(火) 17:11:36
>>793 小説版では田中芳樹自身がインタビューで語っていたが、
戦艦の大きさや搭載兵器などのハードの設定は決めていない・・・と語っています。
まあ同盟軍では惑星上に陸上部隊を送るときにはシャトルなどを戦闘艇で護衛して・・・とあるのに対し、
帝国軍が地球に軍艦で次々と降下していったことと、
795さんが言ったように、指向性のあるゼッフル粒子を帝国は同盟よりも先に実用化していたことくらい。
アニメ設定で戦艦とかだったら、けっこう詳しいサイトがあったよ。
802 :
793:2009/01/06(火) 19:34:21
みなさんいろいろとありがとうございました。
もうすこし探してみます。
>>794.
>>799 正確には「統帥本部は予がこれを統括する」
なので、あえて言えばラインハルトが統帥本部総長ということになるな。
ちなみに幕僚総監は、物語序盤では元帥がその任に就いてた訳だが、
ラインハルトの下ではそんなに重要な職責じゃないんだろうな、やっぱり。
戦力が均衡した、RPGアニメ、同時進行
ヤンVSラインハルト、キルヒアイス
ビュコップVSメルカッツ
ウランフVSミッターマイヤー
ボロディンVSロイエンタール
アッテンボローVSミュラー
不利だったとはいえ、ルッツやビッテンフェルトにド負けした
ウランフやボロディンでは双璧とは相手にならないだろ
あとビュコップじゃなくてビュコックだ
じゃあ双璧は730年マフィアの皆さんと戦ってもらうか。
>>803 金髪の即位前は、義眼が宇宙艦隊総参謀長と統帥本部総長代行を兼ねていたので、
幕僚総監的職務も、義眼がやっていたかもな。
それに、高度な作戦それ自体は、結局は、金髪がひねり出すのだし。
金髪の即位後も、金髪が、軍事の大権を実質掌握したままだから、
統帥本部総長と幕僚総監を並存させる必要も無く、
色目にやらせて置けばよかったのだろう
(色目退任後は、大本営幕僚総監に補佐させる)。
>>805 あの折の彼らは、うっかり占領した各星系の占領を維持する為、
兵力を分散させられていたのでないか。
ヤンと赤毛の対戦の際、赤毛はヤンの4倍の兵力だったそうだから、
赤毛があの折、膨大な兵力を率いていたのでなく、1個艦隊程度だったなら、
ヤンの手元に居た兵力は4千隻弱程度ということになる。
ウランフ・ボロディンも同様だったのではないか。
彼我にそれだけの兵力差が有って、自軍側の補給状態も劣悪で、
そして相手が水準以上の手腕なら、双璧だって金髪だって、普通に負けるだろう。
>>805 そりゃ数だけ見れば拮抗してただろうが
士気や補給を考えたら全然違うだろ…
出題者に問題の訂正を要求したいところだ
>>808 ウランフと猪に付いては、
確か、前者の方が数的にも不利とか、
書いてあったんだよ。
勿論、士気・補給問題も大きかったろうね。
腹が減ったら戦もできぬ。
>>809 艦船の数自体は同盟軍は帝国軍の倍の20万隻くらいだったはずなのに
なんで交戦時には数で劣っているんだ…
昔からコレが疑問だった
完全に分断して、各個撃破状態になれば可能なんじゃないか。
同盟軍は補給線延びきっていわば勝手に分断された状態なんだし。
あっちの星系にパトロールを100隻、向こうの星系には占領艦隊を200隻、こっちには300隻…
と薄くばら撒いてしまったのか?
>>811 >>807にも書いたが、帝国軍が放棄してみせた星系全部に、
同盟軍はダボハゼみたいに食いついて、
いちいち兵力を駐留させ、
折角の大軍を分散させてしまったのだろう。
>>813 あまり薄くでもないと思うが、
各星系で少将級分艦隊単位(3000〜4000隻)って感じかね。
816 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/07(水) 23:33:45
前から疑問に思ってたんだけど、主砲の照準を合わせて、射撃ボタンを撃つだけの戦いなんだから、飢えによる士気の低下って関係あるのかな?
艦長や操艦の連中などは、また別だろう。
砲手たちについても、遠距離砲撃戦だけならともかく、接近格闘戦の段階だと、
桁違いの集中力が必要になってくるだろうな。
軍医や単座式の操縦士などは言うに及ばず。
>>816 じゃあ、飯抜きでずっとエロゲやってみ。
でも、いくら余剰食糧を各惑星にバラまいたとは言え、当面の自分らの食いもんまで
放出して「腹減って動けねぇ」なことはないだろうから(それじゃあ本気でバカだ)、長期
持ち堪えるとかじゃなきゃなんとかなりそうなもんだけどな。
>本気でバカ
いや実際、住民が暴動を起こすくらいに酷い状況になったんだし。
限界になったってんで、撤退を要請したら、
フォーク先生はああだし、総司令官様は寝ているし。
なんともならなかったんだよ。
別に食事が1日2食になったわけじゃなくても、多少品揃えが悪くなっただけで
「俺達これからどうなるんだ?」と士気に影響出ると思うよ。
宇宙船みたいな密閉空間では食事が何よりの楽しみになるだろうし。
まして足下の惑星では住民が食料よこせ暴動起こしてるんだ。
>>811 オーベルシュタインの台詞から、同盟軍は兵力を分散していた。
>>816 おまえさんの得意ゲームがあったとする。
君はかなりやりこんでいて、普段どおりの操作ができればクリアできるだろう。
だが、これに負けたら「殺される」っていう条件をつけて、
君はこれをやろうと思うかい?
まして、トラブルで精神的にも肉体的にも不安定なときにやるとしたら、
君は100%、いつもどおりの動きができるだろうか?
822 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/08(木) 20:23:25
>>811 同盟軍の20万隻って、全部戦闘艦だったっけ?
小説は実家の押入れだから今は自力で調べられない。
詳しい人、解説してくだされ。
んな訳は無い。
戦闘用艦艇の他、補給船、工作艦、病院船、もろもろひっくるめている筈。
1個艦隊が1万2千隻から1万5千隻だが、これも同様の筈。
国内での戦闘しか考えていない艦隊が遠征するんだから、補給艦などが多数追加で必要。
主力の艦隊以外にも、補給戦の保護や占領地警備に二線級の戦力が居る。
8個艦隊12万隻が正規艦隊として、8万隻が支援部隊と考えればおk
おまけに補給線叩かれまくった後だから
輸送船の護衛増やしてるだろうしな。
>>824 >8個艦隊12万隻が正規艦隊として、8万隻が支援部隊と考えればおk
有り得ない。
その8万隻は、遠征していない普段(同盟軍は、国内での防衛戦争が主だから、
補給線もその為の艦艇も短くて済む筈。整備なども、後方基地自体が近い)、
一体何をしているのだ?
ただでさえ国力劣勢、尚且つ社会破綻寸前だった同盟が、
通常はさして使い道の無い8万隻もの支援艦艇と、
そのスタッフ(1隻平均100人として、800万人!)を、無為に遊ばせているのか?
8個艦隊9万6千〜12万隻には、補給船その他、
支援艦艇が予め必要なだけ含まれている筈だし
(1個艦隊が戦略単位なら、尚の事、全部自前で賄える様になっている筈。
補給などを他部隊に頼るのは考え辛い)、
8万隻は、地方駐留の警備・巡視艦隊から引き抜いた重装備部隊と思われる
(こっちもそれぞれ、独自の支援用艦艇を用意している筈)。
>>825 >護衛増やしてるだろうしな
よく読め。真逆だ。
キャゼルヌが護衛を増やせと要求して、却下され、絶望してたろうが。
>>826 訂正
誤「補給線もその為の艦艇も短くて済む筈」→
正「補給線も短くて済み、その為の艦艇も少なくて済む筈」
>>826 >>824の言う「支援部隊」は、
中央の正規艦隊ではないってだけで、
「8個艦隊以外の8万隻は、戦闘用艦艇ではない」とは、
言っていないのではないか?
つまり、「地方駐留の警備・巡視艦隊から引き抜いた重装備部隊」が、
>>824の言う「二線級の戦力」なのだろう。
>>822 艦艇20万隻と書いてあるだけで、戦闘用艦艇の数なのか、支援用艦艇を含めての数なのかははっきりしない。
戦闘用艦艇が20万隻と考えると、
小説どおり七割の損害を被ったとしても6万隻、八割でも四万隻の戦闘用艦艇が残ることになり、
ヤン艦隊を除いても、二〜三艦隊ほどが再編成だけで結成できてしまうので、
20万隻全てが、正規の宇宙艦隊の任務に耐える艦艇ではないと思うよ。
830 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/09(金) 19:39:23
しかし実際問題アニメの描写を持ち出すまでも無く、
銀英伝世界の戦闘用艦艇は致命的なダメージを受けて沈む時は
当たり前の様にボコボコ爆発して一度に万単位の
人間を道連れにするよなぁ…
動力や艦砲は被弾して破壊されたものの、
環境や居住区は無傷、或いは全て着弾して気密は漏れても
殆どの乗員は宇宙服を着ていた為命は助かり、その生き残った乗員を乗せたまま
戦闘が終わるまでウンともスンともしない唯の金属の塊と化して
空しく漂っている艦が一隻や二隻くらいあっても良いと思うのだが...
(つーか現実に考えたら損傷して大破した艦の殆どはそうなるだろう。
エネルギーを失って攻撃能力や推進力まで失った艦はその時点で用済みな訳で、
粉々になるまで打ち込んで破壊し尽くすメリットや余裕は無い)
銀英伝世界の艦船のが搭載する核融合エンジンやレーザー核融合ミサイルは
着弾したら即爆発する謎仕様になっているのか?
(燃料に反物質を使ってました…なら判るけど、それはそれで居住惑星の
大気圏内に降下するのは危険極まりない)
>エネルギーを失って攻撃能力や推進力まで失った艦はその時点で用済みな訳で、
>粉々になるまで打ち込んで破壊し尽くすメリットや余裕は無い
銀英世界にはエネルギー探知装置(「艦長、20万Km前方に高エネルギー反応!」ってお約束の奴)あったっけ?
なければ、粉々はともかくたとえ光学観測でぼこぼこになっているを確認できるまで壊しておかないとまずい気はする
>銀英伝世界の艦船のが搭載する核融合エンジンやレーザー核融合ミサイルは
>着弾したら即爆発する謎仕様になっているのか?
推進剤かもしれない・・・水か、その辺の岩石を粉にしたものかもしれないが・・・
推進剤って。
核融合だったら、生成物をそのまま噴射するのがいちばんよくね?
わざわざ別の推進剤を用意するの?
>>830 ぶっちゃけ、例に挙げたような「ボコボコ爆発しなかった艦」は普通に回収されて復帰したり
拿捕されて捕虜になってるけどあんまり描写されてないだけなんでね? そのための工作艦も
登場してるし。爆沈した艦が目立つのはそっちの方が派手だからで、そう言うノリは史実の
戦史でも傾向としてないわけじゃないし。
>>830 銀河英雄伝説世界の宇宙戦闘は艦艇による陣形を作った集団戦。
アスターテ会戦のメルカッツの台詞をみるに、
攻撃は組織的抵抗ができなくなるまで容赦なく続くので、
敵の攻撃はその艦が完全破壊されるまで続く。
損傷した艦艇はむしろ味方のほうがこれを守るために苦労している。
エンジンが航行不能となって彷徨った友軍が邪魔で攻撃を緩めた帝国軍や、
ウランフがビッテンフェルトの包囲網を抜け出すとき、損傷した艦艇を守る陣形をとるなど。
逆にいえば、
損傷した艦艇を守るっていうことは、
敵の攻撃の対象になっているってことだ。
836 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/09(金) 22:22:37
>>834 組織的抵抗の殲滅と艦を一隻一隻粉々になるまで完全破壊するのはまた別だと思うんだが。
乗員は殆ど無事だが機関や砲を破壊されて空しく漂う艦だらけにするだけでも
十分組織的抵抗の壊滅になるじゃん。
>>831 それはあるかも。
惑星上の水上を走る船や飛行機は沈没や墜落と言う明確な現象で
その戦闘不能を確認できるが、宇宙空間ではそんな確認は出来ない。
それ所か沈没や墜落と言う現象そのものが無い事で
例え艦が真っ二つになったり戦闘ユニット意外後は全て吹っ飛んでても
エネルギー源や弾薬庫及び発射装置が無事ならそれだけでも戦闘を継続できる。
戦艦大和の船体は無くなっても45センチ主砲だけが漂ってバンバン弾を撃ってくる様な
事が出来るのが宇宙空間だ。
やっぱ完全破壊しないと怖いかも。
>>832 姿勢制御用のスラスターぐらいはあるだろう
838 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 00:05:52
ミッターマイヤーとケスラーはメイドごっこが好きだったのでしょうか?
両名とも、嫁さんがメイド系のような・・・という意味です。
839 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 00:16:29
二人はメイドが好きなのではなく、ロリコンなのです。
そりゃミッタの嫁はもともとミッタ家が引き取った孤児で立場は弱いし
ケスラーの嫁は元からヒルダの世話係だが
せめて良妻と呼んでほしいね!
しかし、冷静に整理するとコレなんてエロゲ状態
>>826 キャゼルヌが言ってたの叩かれる前でしょ
こりゃヤバいんじゃね?て事になったらヤッパリやられて
その輸送船団がキルヒアイスに叩かれたのと同時に帝国の反攻が始まってるんだぜ。
あと、話をさらに戻すが地の文で説明されてる地方警備から引き抜いた重武装隊ってのは
惑星警備用の重武装「要員」な。つまり艦隊じゃなくて陸戦隊の説明のくだりで出てくる「人間」
もともと「行って手当たり次第に占領もとい開放して来い」なんだからこの手の
人手は一杯要る。
843 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 04:15:45
オーベル・シュタインは登用した意味がなかったような・・・
プラスが殆んど見当たらない。
オーベルシュタインいなかったら皇帝になれなかったかも知れん
>>830 「艦は航行不能」とか通信に入っているシーンがあるので、
漂っている艦艇は当然あるんじゃないかねえ?
イゼルローン対ガイエスブルクのとき、追撃したアラルコンとグエンが双璧にやられた時、
後から来たヤンが見たのは味方艦艇の残骸だけだと書いてあったけど、
生存者を救出って書いてあったから、当然生き残りはいたのだろう。
また小説をみると、戦艦の致命傷は核融合炉が危険になったとあるので、
それなりに理由があるらしく、航行不能、戦闘不能となった場合、
シャトルで脱出するのが普通で、それができないものが閉じ込められると考えた方が無難じゃないかね。
846 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 08:56:47
>>843 オーベルシュタインがやる活動は表立って目立たないが
ジワジワと染み込んで気付いたら手遅れと言うかなり効果のある物じゃないか。
ヴェスターラントやキルヒアイスの死、そしてリヒテンラーデ拘束までの成果は
賛否両論あるが
皇帝誘拐からフェザーンの占領までに関わる下準備や工作、
レンネンカンプにストレスを与えてヤンを窮地に追いやったり、
ロイエンタールを貶めたり、ルビンスキーの逮捕や地球教の壊滅など
ローエングラム朝にとって将来的に危険になるであろう潜在的な危険要素を
目ざとく見付けて火を焚きつけてあぶり出して事前にめを摘み取る等、
かなり戦禍を挙げていると思うよ。
(その割にはキュンメル邸事件が起こるまで地球教徒の対策を行わなかったり、
トリューニヒトを気に掛けている描写は無かったが。)
アムリッツアまではまだ役に立っていないが。
847 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 10:22:08
劣悪遺伝子排除法が全盛のことはブサイクだっただけでも死刑でしょうか?
容姿がブサイクでも天才科学者だったりしたら生き残れるのでしょうか?
容姿がブサイクで何の能力も無い→→→死刑・・・・でしょうか?
すごくいいにくいことながら
E系の名前を持った人間はほとんど帝国側にいない(兵卒含め)
・・・・アジア系はじゅっぱひとからげに・・・田中芳樹・・・
849 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 10:34:23
>>847 処罰されるのは、先天的な身体障害者や知的障害者であって、容姿の良し悪しは処罰には関係ないと思われる。
850 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 10:45:44
身体障害の定義問題だな
みつくち(てオレのPCだと変換しないな)は障害か否かなんて
定義の問題みたいなもんだろ?
原作執筆から随分年月がたっていますが、今では遺伝子による格差というのは合理的になっているのでしょうか?
ガンダムSEEDやニュー速を見ると「人間の価値は遺伝子で決まる」が今や常識になりつつあるように思えますが。
>>851 遺伝性の疾患は現実の話だから、遺伝子による肉体の格差という意味なら歴然として存在するよ
人間の価値がそれだけで決まるなら、そのとおりなんだろう
>>851 遺伝子:モビルスーツ
後天的要素:パイロット
重大な先天性疾患でも無い限り、決定的な(ry
854 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 14:14:25
もしも帝国で、「ブス専」の皇帝や「デブ専」の皇帝が出たらどうなるのでしょう?
とりあえず「通常の美女」路線が皇帝に重用されることとなっていますが。
それとも、「ブス専」「デブ専」なら皇帝になれない?のでしょうか?
>>851 >「人間の価値は遺伝子で決まる」
もちろん常識です。例えば東南アジアや太平洋諸国では中国系やインド系住民が政治経済で絶大な力を
持っていますが、これは
1、中国人やインド人は優秀な遺伝子を持ち、マレー人やポリネシア人は劣悪な遺伝子しか持たない。
2、中国人やインド人は地縁血縁のコネクションを持ち、更に「勉強=立身出世」という強力な伝統がある。
のどちらが正解でしょうか?
もちろん1の遺伝子が原因ですね。
故に日本でも移民1000万受け入れで優秀な遺伝子の中国人インド人を受け入れ、今騒いでいる派遣や
フリーターなどの劣悪な遺伝子の持ち主を淘汰することが日本人とニュー速の総意であり科学的真…
>>829 あの折、生還できた同盟軍は、
主に、決戦時に会戦場より比較的離れていた(後方に居た)、
補給船その他と考えればいいのでないかな。
第13艦隊以外にも生還できた戦闘用艦艇は多少は居た筈だが
(例えば、ビュコック率いる第5艦隊が、幾らなんでも全滅したとは思えない)、
そういうのは、遠征で引き抜かれて手薄になった地方に充当されたのかも。
或いは、「未帰還率七割に達しようかと言う惨状」は、
艦艇数ではなくて、人員についてか
(艦艇は戦闘不能にされたが、ヤンが殿で時間稼ぎをしている間に、
救命艇で脱出できた様な連中が多かったのかも知れない)。
>>842 >地の文で説明されてる地方警備から引き抜いた重武装隊ってのは
惑星警備用の重武装「要員」な。つまり艦隊じゃなくて陸戦隊の説明のくだりで出てくる「人間」
作中の記述では、艦艇じゃなくて人間についてと断言できるわけでもないのであしからず。
>>851 >ガンダムSEEDやニュー速を見ると「人間の価値は遺伝子で決まる」が今や常識になりつつあるように思えますが。
そんな例 だしている時点で、相当なダメ人間とわかるなw
>>854 >とりあえず「通常の美女」路線が皇帝に重用されることとなっていますが。
なんじゃそりゃ?
デブ専だろうとブス専だろうと、後宮の機能からすれば大した問題ではない。要は跡継ぎが
出来ればいいのだ。
まあ、人間の好みなど、少々偏ったところでそんな極端にブレることはない。おおよそ「並」
の範囲に収まる。
858 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 15:29:52
そう言えば銀英伝の教科書ってどうなっているのだろう?
現在みたいな紙の本だと、特に銀河帝国では
歴代皇帝の掲載写真にクソガキ共が不敬を働きかねん。
つーかゴールデンバウム王朝ならともかく、
ローエングラム王朝では教科書に載った皇帝、
特に初代皇帝であるラインハルトの顔にヒゲや鼻血ブーを書いて
バレたら不敬罪として処罰されるのだろうか?
多分、ラインハルト達もやってたと思うから
笑って放置位なんじゃないかな?
ロ朝が腐敗してきたらそうなるかもな
861 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 17:12:30
同盟の軍服の両肩にあるカラフルな帯みたいなもの、あれって階級
示すものなんでしょ?
シトレ、ビュコック、キャゼルヌは付けてたけど、ヤン、アッテンボロー
シェーンコップ、ポプラン辺りは付けてなかった。
てことはつまり、軍に忠誠心がないちゃらんぽらんな連中はつけたくな
かっただけって事?
アニメネタはアニメ板で頼む
原作だとヤンが大将から元帥に昇進したときに
「階級章の星が一つ増えただけ」とはっきり書いてあるから
原作に反する設定だなそれ
>>863 実は、ゲーム、アニメ、漫画のすべてで、この既述は無視されてる。
ちなみに漫画だと
大将:三本線の上に星三つ
元帥:四本線の上に大きな星
だったはず。
実際の米軍だと、元帥は確かに星の数が大将よりひとつ多いんだよね。
>>865 漫画版の階級章だと、准将は三本線に星無しだった。
元帥の階級章で「星が増えた」ってことは、
原作での同盟の階級章は陸軍系のイメージなのかな。
なんとなく宇宙軍というと海軍系のイメージがあったもので。
宇宙軍の性格というか雰囲気は乗組員が多い(50〜ぐらい?)宇宙船(艦)がメインだと海軍
単座やせいぜい10人程度の戦闘機(艇)がメインのお話だと空軍のイメージになるのが多いね
おっと陸軍系の宇宙軍なら最近だと老人と宇宙(そら)、遠すぎた星、とかもある
スレチでごめん
>>868 ヤン将軍じゃなくてヤン提督だから一応海軍をモチーフにしてはいるんだろう
ふつうに「『昇進した』の文学的表現」以上のものじゃない希ガスだが。
ヤンが昼寝をする時に「将軍だろうが提督だろうが追い返すんだ」と言っていたから、
あの世界にも将軍はいるのか。
オフレッサーとかシェーンコップは将軍と呼ばれるのかな。
広義では、
提督:海軍の将官
将軍:陸海空軍の将官
となっています。
>873
「オフレッサー提督」、「シェーンコップ提督」と言うのは確かにしっくりこないね。
>874
海兵隊の将官は将軍と呼ばれるわけだから、シェーンコップ将軍でも良いような。
>>861 肩つーか、胸の上の方のヤツか?
あれは、たぶんリボンバー(普段つける勲章の省略版を繋げたモノ)に当たるもんだろう。
つけてるキャラみんなバラバラだし。
普通、勤続年数を示すサービスバーとか、ウィングマークのような技能・役職を示す記章
の類もちゃんとつけなきゃならないが、その辺は緩いのかもな(役職を示すマークはつけて
いるな)。
ポプランとかシェーンコップが勲章貰ってないはずがないが、つけるのが面倒だったんだ
ろうなぁ。
>>854 実際ロシア帝国のピョートル3世はブス専で、頭がよくて普通顔の皇妃(後のエカテリーナ2世)を退けて醜女を寵愛してたやん。
>>876 そういや、ヤンはパーティーとかで勲章をつけない主義らしいが、
友好国が存在しない世界でよかったな…
高級士官の場合、外国から勲章をもらうことも多いから、式典等でそれをつけないと
侮辱ないしは軽視と受け取られ、話がややこしいことになりかねない。
劣悪遺伝子排除法、
実際帝国はなぜか美男美女多いよな。
基本的にブサイク遺伝子排除法もあったのかも。
で、ラングやシャフト等の自力で高官になれる程度の頭脳を持つ者だけは生存を許されたのではないか。
OVAでパーティーシーンとかで出てくる帝国の貴族のご令嬢達みんなカワイイ。
ラインハルトが容姿がいいだけのクリームバター女は好かないと言ってたのも、帝国は美女が多すぎてそもそも美人の価値があまりないのかも。
882 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 22:32:42
>>854 ゴ朝に実在した同性愛者の皇帝に比べれば取るに足りない特徴だね。
つか、極論すれば神聖不可侵の皇帝陛下が美しいと見なした容姿が
その時代の帝国における「美女」である、と言えるんじゃないかな。
ヤンに当たるたびに「旗艦以下数十隻」まで損耗するビッテンフェルト艦隊
後方支援や国内鎮撫が主な役目のメックリンガーやアイゼナッハ艦隊
兵隊の給料は一緒なんだろうか。ビッテンフェルト艦隊に配属されたら俺なら逃げるな。
提督はみんなイケメンでラングやシャフトは不細工って
なんかやりすぎ感があるな。
885 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/10(土) 23:25:52
アムリッツァ会戦のロボスのタヌキ寝入りはいくらなんでも強引だろう。
自分の軍が危機に陥ってる時に、昼寝するバカな元帥いるか。
その辺突付きだすと門閥貴族連中のこれでもかというくらいの無能ぶりも強引だ。
あれじゃ荘園経営すら出来ない。
まあ所詮ライトノベルだし無能な敵が多いのは仕方ないよ
あれくらい無能だと実権を握ってる有能な家臣がいそうだな
>874
ヤマト世界なら艦隊司令が将軍だったりするぜ
>>883 現代日本の感覚だと基本給は一緒で前線に出れば危険手当がつきそうだが
(自衛隊だと災害派遣手当てとかイラク派遣のときも手当て出たし)
ゴ王朝時代の制度だとどうかなあ、ロ王朝になっても制度改革されずにそのままってこともありそうだ
艦隊勤務で手当とかパイロットに加俸とかなんとかあるんじゃないか
ソ連の原潜では航海時には密閉空間での乗員のストレス軽減のためにキャビア等の高級食材が振舞われたそうだ。
遠征中は艦艇から出られない艦隊乗員にも待遇や給与で優遇があったと考えるのが自然では?
アムリッツァで補給の不足で同盟軍の士気が急低下したのもストレスの大きい艦生活で豪華な食事などの楽しみが
無くなったせいかもしれない。
まあゴ王朝では戦果をあげた艦隊兵士にワインを振舞うとかいう話があるから、ワイン程度が褒賞になるくらい待遇
が悪かったのかもしれない。(ワインの品質にもよるけど)
ビッテンフェルト艦隊の兵はロイエンタール、ミッターマイヤー艦隊の兵に比べて給料倍にするとか。
「ガッツで特攻」手当てとして
>>893 それ指揮官の資質が問われることになりそう
>>893 いやそれなら艦隊の戦死者が10%以内なら規定の見舞金
30%までなら1.5倍、旗艦以下100隻のみ帰還するような状況なら5倍の見舞金
とかのほうがビュッテンフェルト艦隊の士気にには有効ではないだろうか
給料が高いだけだと生き残ることを先に考えそうだ
>>883 アッテンのイメージ戦略に踊らされてるぜそこまでの敗北は一度しかない
そもそも旗艦以下数隻まで減らされるほどの描写は
一巻のビッテンとボロディンだけであとは無いぞ。
まぁ、さすがにやりすぎたと反省したんだろ、書いてる人が。
旗艦以下数隻まで減らされたら分艦隊その他指揮官もほぼ全滅、再建には数年はかかるはずだが
旗艦搭乗の幕僚が残っていれば数ヶ月で艦隊復活するのは無理あるよな。
それ以前に残存数隻で旗艦が残っているのがありえないが。
わざと敵旗艦だけを砲撃から外したのかよ。砲火が艦隊中枢に及ぶようになったら真っ先に集中砲火
の的になるはずだろ。
ビッテン旗艦は艦隊最後尾にいるんだろ。
で、主砲で威嚇して部隊を突撃させる。
懲罰部隊ってやつだな、
これなら損害を顧みずに突撃することも、ビッテン艦隊のみが黒塗装されていることの説明にもなる。
旗艦以下数隻・・・っていう状況は
本当に全部撃沈されたわけじゃなくて、撃沈、分断、投降、逃走などにより
旗艦の指揮下に残ったのが数隻ってことでしょ。
ケンプ・ミュラー艦隊だけは本当に20分の1くらいになったようだが。
>>854 英国の皇太子様みたいにスーパーモデル並の容姿の妻よりも年上のフツーの女性に夢中になる方もいるわけですからブス専デブ専ババ専もそりゃいるでしょう。
20歳年上の侍女を寵愛して城まで与えたルイ13世の例もありまっせ。
>>897 猪艦隊は、アム決戦の会戦時に、ヤンにやられて分断され、
旗艦の指揮下に残ったのが数隻程度と言う状況ではあったろうけど、
艦隊としての絶対数も激減はしたと思う。
その再建は、金髪の司令長官就任に伴い、全正規艦隊を指揮下に置いたので
(内乱時は、賊軍に走ったのも居ただろうけど)、
貴族出身のボンクラを外して、その部隊を猪の指揮下に編入したとかだろう。
902 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/11(日) 15:23:13
アンネローゼはお菓子作りは得意そうですが、
「伯爵夫人」という身分だから宮廷内ではお菓子作りという労働は公にはしないことになってるでしょうが、
もし皇帝が作って欲しいと言えば作るのでしょうか?
もちろん皇帝には専属パティシエみたいな役職の人がいるでしょうが。
お菓子作りの腕は、
アンネローゼ≧皇帝専属パティシエ
だったのでしょうか?
>>892 帝国の食文化がヨーロッパ風になっていれば、ワインなんざ水と同じだな。食事の時に、
普通に飲むもんだ。
よほど高級なもんなら価値はあるが、兵士が振舞われても嬉しくないだろうなぁ。
>>902 アンネローゼが作れるお菓子っても、家庭で作れるようなのばかりだろ。本格的なもの
になったら、本職のパティシエにはかなわんだろうさ。皇帝がそう望めば、作るくらいはす
るだろし、その場合、味とかじゃなくて「アンネローゼ手作り」ってところに価値を求めてい
るのだから、極論何でもいい(大体、あんな歳の爺がそうそうこってり甘い物を欲しがると
も思えん)。
>>902 宮中にある以上、労働ということではなく、厨房に入ること自体一般的にはないと思われる。
もっとも、コック達も、作りたいと言うのを止める事はできないだろうな。
味は、ラインハルト主観ならば
アンネローゼ>>越えられない壁>>一流パティシエ
なのは間違いない。はず
ラインハルトはどんな三ツ星レストランよりもアンネローゼ様の料理を高く評価してみたいだけどな。
ところでラインハルトって年上好みなの?
お姉さまへの憧憬はもちろんのこと、ヒルダは年下とはいえ年上の女性のようにしっかりしていたし。
ラインハルト的には顔が童顔で胸が大きい、といって、守ってあげなきゃ的な女の子には興味ないのかな。
907 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/11(日) 17:25:20
>>885 アレの元ネタはヒトラーじゃないかな?
ノルマンディ上陸作戦に対処するとき陸軍だけでは足りず、
『よし武装親衛隊に来てもらおう』
『われわれ親衛隊は総統閣下個人の兵なので総統の許可がなければ動けません』
『よし俺が許可をとる』
『総統閣下はご就寝中です』
という出来事があった。
908 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/11(日) 17:51:27
ラインハルトは年上・年下関係なく、恋愛対象としての女性には興味がないという描写だった気がする。
アンネローゼに関しては単にシスコンなだけだし、ヒルダも一夜を共にするまでは恋愛対象としては見てなかったわけだから。
>>906 それがクリームバターなんじゃないかな。
銀英に限らず、田中氏の本って、守ってあげなきゃ的な女の子は出てこない気がする。
作者の趣味じゃないかな。
>>897 リュップシュタット戦役をみると、
他の戦いにみられるような活躍がみられないから、再建中の艦隊で重要な任務を与えられなかったようにもみえる。
>>909 >守ってあげたいような女の子
まあ、強いて挙げれば
ギャゼルヌ家の嬢ちゃん達の何年後かに
可能性がないわけでもないだろうけど
あのお母さんの娘だけにしおらしいのは
若いうちだけだったりしてな
>899
ボロディンだって、自ら殿を務めて味方部隊の後退を援護していた可能性もあるjしね。
毎回あまりに大量に戦死者が出るけど、自動操縦の戦艦や
兵器を使う気はあまりないのかね。
それと生殖技術も進んでいてもおかしくないが、クローンや
人工的な生殖の話が全くないのは、単に作者の主義だから?
ゴールデンバウム王朝はあくまでも血統の大切さをすべての
根底に置いているのだから、人工授精なりなんなりをして、
なんとしてでも跡継ぎになるべき男子を何人も作りそうなものだけど。
915 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/12(月) 00:16:34
あくまでスペース三国志であって本格SF
にはしたくなかったんでしょ。
作者の主義というより作者の意図。
人工知能や遺伝子操作などが発達した社会だとテーマがぶれる。戦争の悲惨さを描きづらくなるとか。
三国志にしてはフェザーンがやや微妙
>>914 一部の艦を囮として無人で運用したり、極端な兵員不足を艦の中枢部から各部署を
遠隔操作して凌いだりすることは何度かやってたな。あとはまぁ、現実の軍事技術の話をすると
無線での遠隔操作は技術レベルが同等だと妨害されて無力化されるんで、高度な無人軍隊は
人間並みのAIが登場するまではまず無理。で、
>>915にあるとおり、歴史小説を指向した作者が
SF的なギミックの一部(宇宙人、サイボーグ等)を敢えて排除してるから、それに引っかかって
人間並みのAIも登場しない、と。
>>909 じゃあラインハルト的にはエヴァもアウトか・・。
作中で一番日本男児に好かれそうなのはエヴァなのになあ。
童顔でかわいくて家事がうまくて従順で蜂蜜と並んでも頭ひとつ分背が低そうだったから推定160センチ前後と背丈もちょうどええ。
そんな理想の嫁が降って湧いてきたミッターマイヤーを○したい
この小説、男キャラは身長が詳細に出てるのに女キャラは出てないのな・・。
アンネローゼ様とヒルダとエヴァとフレデリカとカリンの身長を知りたい。
白人だから日本の女の子に比べればデカイんだろうけど・。
>>909 違うだろ。
知性のかけらもないような甘ったるい性質を皮肉ってるんだろう。
これは漫画版のセリフだが、
「バカはきらいだ」
と根っこは一緒と思う。
じゃあ今俺が決めてやる
アンネローゼ:156
ヒルダ:164
エヴァ:148
フレデリカ:158
カリン:165
身長と言えば、
172cm:小柄
176cm:中背
183cm:長身
190cm:ずば抜けた長身
なんだよな。あの世界の身長の感覚は、
今の日本人より、5cmくらい高くした感じだろうか。
>>923 小柄って誰だ、ミッターマイヤーのことか?
帝国軍の平均は180か
ゲルマン人は背が高いからな。
ルドルフの趣味で高身長は色々と優遇されていそうだ。
>>922 みんなもう少し背高くないか?
それだとカリン以外はみんな小柄になっちゃう……
フレデリカってもう少し背高くない?
エヴァンゼリンはミッターと比較しても頭一つ小さいんだから
まあ150未満かもな。
爺婆でもないのに、いい歳して150切っていたら、ちょっと問題だろ。
155くらいでも随分小柄に見えるぞ。
現代日本人のデータだけど、
平均身長(男性) 平均身長(女性)
17歳170.8cm 158.0cm
16歳170.0cm 157.8cm
15歳168.5cm 157.3cm
14歳165.2cm 156.7cm
13歳159.8cm 155.1cm
12歳152.5cm 152.1cm
11歳145.1cm 146.8cm
10歳139.0cm 140.3cm
9歳133.6cm 133.5cm
8歳128.3cm 127.4cm
7歳122.5cm 121.6cm
6歳116.6cm 115.8cm
5歳110.7cm 109.8cm
150切るのって小学生並じゃん。
そうだな……
マンガなどで小柄なヒロインは140センチくらいの極端な体格が多いから
そのへんを混同していたかもな
日本じゃ実際成人しても140台はまぁ居るし、
138や139てのも探せば居ないわけじゃないらしいけど。
現代ドイツ女性の平均は165やら168やらで検索に引っかかるね
それに習うのもSF的じゃないかもしれんが
姉上:165
ヒルダ:168
エヴァ:155
フレデリカ:160
カリン:157(成長途中)
くらいで
俺もそのくらいだと思う。
アンネローゼはけっこう背高いよな、きっと。
>>914 例えば「首飾り」が無人だが、見たところ、あまり頭がよろしくない。
AIが、あまり高度に発達していない世界なのだろう。
人間という部品の信頼性が、一番高いのだろうね。
それに、ばかすか人が死ぬのは、ダゴン会戦での天才コンビや、
アッシュビーや金髪やヤンといった超人が活躍している、
言わば特殊な状況だけであって、
それ以外では、双方、比較的そこそこの損害で退いていたのでないか。
フレデリカとカリンはもっと背が高いと思うけど。
軍人だし。
カリンはもう背が伸びる年齢ではないよ。
人間、25歳くらいまでは成長期
上の方で後世の教科書の話題が出ていたが、ロ王朝ではゴールデンバウム王朝の評価ってどうなるんだろうな?
1巻のラインハルトは
「ルドルフはせっかくの絶対権力を自己神格化というこの世で最も愚かなことに使ってしまった。俺ならそんな権力
があれば全銀河を制覇できたのに。」
と断罪する気まんまんだったけど、ラインハルト死後のヒルダ達はどういう歴史的評価を下すのか?
ルドルフの自己神格化、劣悪遺伝子排除法、貴族制度、数十億人に及ぶ反対派の大弾圧…
いずれも暴君の妄想からきた愚行と断罪されるのか、何らかの必要に迫られての止むを得ない政策と擁護されるのか?
現実でも自己神格化について言えば、明治政府の天皇神格化は別に明治天皇や維新の元勲達の妄想から来る愚行
とはみなされていないわけだが、ルドルフの行動も何か理由をつけられるのかね。
>>934 ルドルフはそれ以前の退廃した銀河連邦の政治文化に対するアンチテーゼとして出現した
ラインハルトはその時点の退廃した銀河帝国の政治文化に対するアンチテーゼとしての扱いだろうな
ローエングラム王朝は成り立ちが少女漫画すぎるロマンに溢れているから腐敗が忍び寄るとすれば、
その幻想理想に押しつぶされる形でだろう
現王朝は前王朝を否定しないと自分の正義を主張できないんじゃないか
ロ朝にとってはルドルフとゴ朝は全否定の対象だろJK
ヤンがローエングラム王朝の歴史学者に転職していたら、あるいは客観的な
評価を下していたかもね。
それについては作中の史実と特に変わらんだろ
禅譲だから全否定しなくてもいいでしょ
但し禅譲の正当化でフリードリヒ4世は不徳の皇帝って有る事無い事書かれてボロクソ言われるだろうが
本人は覚悟してるでしょ。
劣悪遺伝子排除法なんて劇中評価はニュー速民の妄想並という扱いだが、何かもっともらしい理由はつけられるのか?
社会保障費で国家財政が破綻寸前だったとか?
現代人の俺らから見れば追い詰められた貧民による社会不安の方が福祉にかかる予算より深刻なのが常識だが。
現に帝国では同盟と出会う前から社会秩序維持局や軍にとんでもない予算を使っているようだし。
>>940 「ルドルフ的な価値観の否定」は、作中一再ならず書かれているよ。
「禅譲」つーのもな。
一応、カザリンちゃんの皇位放棄や金髪への譲渡の書類の形式は整えた様だが、
誰がどう見ても「簒奪」だし、後世でもそう言われている。
>942
作中の地の文ではなく、新銀河帝国の公式見解として前王朝をどう書くのかね、ってところを疑問に思ってるんじゃないの?
例えば中国では「禅譲」という形式をとる場合前王朝を悪くは書かない。
その悪い王朝から王位を受け継いだ現王朝の正当性も疑わしくなるから。
晋朝の下で書かれた書かれた三国志で漢朝や魏朝を正当な王朝として書いているのが有名だな。
>>943 金髪の見解が即ち新王朝の公式見解だろ。
「卿の忠誠は有り難いが、度が過ぎればそれは余をルドルフにするぞ」とか言う台詞も有ったな。
新王朝の正統性は、人民の支持なのだ。
尚、日本では、例えば雄略天皇が、無茶苦茶な暴君として描かれている。
その後に天皇になったのは、血統的にはほとんど他人。
史書では一応順当な相続という風にしつらえてあるが、
実際は、王朝交代に近い事件が有ったと想像できる。
「人民の支持なのだ」でなくて、「人民の支持に拠るのだ」、だな。
946 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/12(月) 22:44:55
>>941 単にルドルフが障害者に対して酷い差別意識を持ってただけだと思われる。
ゴ朝を肯定するなら、皇帝の孫姫の婿にでもなるわな
禅譲と相続では大分違うと思うが。
曲がりなりにも相続の形を取るならば、王朝自体ではなく個人レベルで歴代皇帝の批判はあり。
それでも開祖を否定するのは難しいだろうな。それこそ民主制に切り替えるぐらいの思い切った
社会改革を行うならありだが。
そもそもが、金髪のやったのは簒奪な。
>949
それは客観的に妥当な解釈であり、またラインハルトの”個人的見解”ではあるが、
ロ朝の”公式見解”とはなっていない。
いまネタになっているのは、
”ローエングラム朝銀河帝国が” 旧帝国をどう位置づけるかって点。
中国の歴代王朝も形式的には禅譲を受けることが多いが、
歴史家には前王朝を否定させてそれを正史とするだろ。
Qじゃねえ、Aだ
流れ無視して
やる夫銀英伝面白ー!
>>941 ルドルフ側の考えは
>>946に尽きるだろうな。当時の一般市民の考えとなると、ぶっちゃけ
あの手の独裁者が馬鹿やらかせるようになった時点でもうどうしようもないかと。現実にも
ナチスドイツとかあるしな。
パー速はほかにもスレあるけどね。
しかし、新王朝が旧王朝をどう評するか、について
ラインハルトたちの好悪を「個人のもの」と切って捨てたら
あとはなんの取っ掛かりも無いわけと思うんだけど、
どういう結論に持って行きたいんだろう。
いつか、ルドルフの生まれ変わりがまた皇帝になれば
歴史を繰り返すために正当化するだろう。
でもそんなん考え出したらキリが無いがな
957 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/13(火) 21:31:16
作中では散々ルドルフとゴ朝の悪政が強調され、帝国臣民は一部の
特権的貴族を除いて圧制に苦しんでいた様に描かれているが、
実際問題500年も続く様な大帝国が圧制による抑圧支配で成り立ちえたのか?
現実の歴史ではゴ朝と同じくらい長く続いた帝国は古今東西問わず
必ずと言って良いほど臣民に対してかなり寛容で、明確な反抗を企てない限り
弾圧はせず、特に経済活動やそれに伴う地方自治権の容認、
そして金銭や能力問わず、実力さえあれば身分を変える事が出来た。
更には古代ローマの「パンと見世物」みたいにどんなに貧困でも
衣食住には困らない手厚い社会保障を行った国もあった。
作中でのゴ朝の描写はあくまで弾圧された急進的な共和主義者や遺伝的欠陥者、
同盟との戦争で疲弊した帝国末期の状況とラインハルト達の主観に基づくのが大で、
実際のゴ朝時代を生きた圧倒的大多数は帝国から与えられた様々な「アメ」によって
日々の生活を謳歌し、貴族平民問わず結構幸せに暮らしていたのかも。
Q.「阿鼻谷先生、如何ですか?」
A.「豚ならそれでいい」
マジレスすると、
>>957は原作を読んでみるといいな。
多分、読んでいないか斜め読みなんだろう。
>作中でのゴ朝の描写はあくまで弾圧された急進的な共和主義者や遺伝的欠陥者、
>同盟との戦争で疲弊した帝国末期の状況とラインハルト達の主観に基づくのが大で、
てのも香ばしいが、
>「パンと見世物」
って言葉の引用からも、それが見て取れる
(読んでるなら、作中、その言葉が出てきたのを引用する筈だものね)。
「ダゴン星域会戦記」に、当時の帝国の人民の様子に触れてある。
幸せそうには見えないなあ。
愚帝が続いてぼろぼろになったところで
程よく賢帝が現れて帳尻を合わせてたから
上手く賢帝に当たればそれなりに平和に暮らせるだろうね
でも基本針を戻してるだけで全体を再評価するほどとは思えないけど
晴眼帝も「比較的」に弱者のための政治をしたと
かかれる始末で、劣性遺伝子排除法を有名無実化したといいつつ
オベがあれだけヒネくれて育ったところを見るとまだまだ根強く残ってる様だし
そいうや、なんでオーベルシュタインはあんなにひねくれているんだろ
両眼とも義眼で士官学校に入れたってことは、そうとうコネなり親の権勢の後ろ盾の元に育ってきていると思うんだが
逆にそれゆえなのかねえ
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/13(火) 22:51:39
>>959 原作を読んでいないとは酷い言い草だなぁ。
(まあ確かに本編だけで、それも10年も前の話だから忘れている部分もかなりあるけど。)
俺が言いたいのはゴ朝が作中で描かれる様に本当に酷い圧制が延々と続いていた帝国なら
500年も続いたのは現実の歴史上の帝国と比較した場合、限り無くあり得ず、
あれだけ長く続くにはそれ相応に民衆へ何らかの利益をかなり与えてそれなりに
「幸福」と思える暮らしを提供していた筈なのでは?
と言う事なんだよ。
964 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/13(火) 23:05:45
そりゃ比較的マシな時代はあったと思うが。
北朝鮮ではなくソ連、という程度じゃない?
あと『帝国と同盟しか国が無い』『しかも両国は出会って以来ずっと戦っている』という特別な状況を考えに入れたほうがいいのでは。
恐るべき敵がいれば人々は団結できる。
「原作読んでないだろ厨」は無視したほうがいい
歴史家A 「本当に愚かな国家なら500年も続くはずが無い。旧王朝の政策にもある程度の合理性が
あったとみるべきだ。」
歴史家B 「とんでもない!旧王朝の統治で帝国の人口は3000億から250億にまで激減したのだよ。
すぐにでも滅びるべき国家が500年も続いてしまった人類史上空前の悲劇ではないか。」
歴史家C 「まあ待ちたまえ。現に縮小再生産を続けながら統治が継続したという特異性がだね、これ
こそ旧王朝の最大の謎であり……
新王朝の歴史界ではこういう感じの議論になってるのかねえ。
動きの早い現代で500年も続く政権というのがちょっと想像しづらいな。
>>962 そういや、色盲ってだけで退学なのに、生来の盲目でよく卒業できたもんだ。
…と思ったんだが、色盲で退学になるのは幼年学校か。
士官学校は規則がもう少し緩いのかな?
968 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/13(火) 23:40:00
>>963 「理屈倒れのシュターデン」を地でいく本末転倒っぷりだね。
961氏が指摘しているように、時折名君が善政を敷くこともあるし、
そうでなくでもそれなりに平民の不満を緩和すべく「ガスぬき」
が為されることも作中で明記されている。
君の言い分は本編の「現実」を無視した筋違いな主張なんだよ。
969 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/14(水) 00:50:38
>>968 流血帝アウグストの時代なんかを別にすれば、急進的な共和主義思想にでも染まったり、不敬罪なんかを犯さない限りは、特に弾圧を受けることはなかったまず。実際に普通に生活を送っていた平民が弾圧を受けていたという描写はない。
劣悪遺伝子廃除法についても、物心ついたころから障害者は悪である、というような教育を受けていれば、特に疑問を持たなくなるのではないのかな。
>963
格好をつけて「パンとサーカス」なんて書くから、おまえ原作読んだのかよって言われるんだよ。
>>967 前にも出たが、色盲は治らないし、フォローしようもない上に、隠していたのがバレたのが
まずかった。オーベルシュタインの場合は、義眼で並の視力は得られていたし、周知のこ
とだったから……という結論になっている。
障害者が「差別される」というのは昔からあるが、劣悪遺伝子なんちゃら法みたいにわざわざ探し出して
抹殺する国というのは近代以前には存在したのかな?
昔、精神障害は「神様が憑りついた!」とか言われ、敬して遠ざけられはしたけど養う方が食うに困らな
ければ一応は面倒見てもらえたんでしょ。
人口が3000億から250億に減ったのも気に食わない奴に「遺伝的に劣っている!」といちゃもんつけて
抹殺していったらいつの間にかドラえもんの独裁スイッチ化していったということかな?
>>967 色盲であったとしたら、現実はそれ専用に教育方法やら教科書を別に用意しないといかんのだぜ
ルドルフの考えでは意識的にせよ無意識にせよ他人の足を引っ張る輩は速やかに死ね!、なのだろうよ
ある意味、ガンダムのニュータイプとか冷たい方程式の亜種だよ
>>972 昔のことだし殺害ではないが1907年にコメリカ国インディアナ州での州の保護観察下にある精神障害者は
強制的に断種手術を行うことができた、もちろん優生学的観点(笑)からのお話
1930年代には30以上の州が同様の法律を通過させた
1935年1月までにコメリカ国全体でおよそ2万件の”優生学的”不妊手術が行われそのうち半数近くが
カリフォルニア州でなされた
ネタ元:フラミンゴの微笑 S.J.グールド
バック対ベル事件でぐぐるとよろし
やる夫銀英伝ググってみたけど以外に面白いな
>そいうや、なんでオーベルシュタインはあんなにひねくれているんだろ
別にひねくれてないだろ(w
979 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/14(水) 14:13:10
読んだこと無いけど
サルガッソーって何で通れないの?
980 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/14(水) 14:24:43
サルガッソーだから
>>967 今はどうか知らんが、原作執筆時あたりだと、
赤緑色盲だと、理系にいけなかったり(学部によるかもだが)はあったらしいな。
勿論、不自由なく見える義眼なんてものもないが。
それをおいても、目が不自由というのを克服できてないわけだから、
義眼で不自由なく見えるというのよりは、大きな制限を受けると思う。
安直に障碍差別をネタにするから、整合取れなくなるんだよ。
>>969 読み間違ってないかな?
急進的な共和主義者とテロの実行者以外釈放されたのはラインハルトが実権を握ってからで、
それまでは社会秩序維持局によって民衆支配、思想弾圧がされていたという描写が、
三巻にあるよ。
たしかブルームハルトの祖父だったかも獄死したけど、
共和主義者というわけではなく、単なる不平屋だったはずだけど???
>>982 劣悪遺伝子排除法で退学になったわけではない。
視力が基準を満たしていれば卒業できただけだろ。
全盲っていっても義眼で克服したオーベルシュタインと、
血液の区別もつかない強度な赤緑色盲のまま幼年学校に在校したハーゼ、
違いは明瞭だろ。
>>979 異常な重力場やらなんやらという説明はあったと思う。
突入すると即爆発するようなものなのか、あるいは濃密な地雷原みたいなもので
運がよければ突破できる程度のものなのかは記載が無い。
986 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/14(水) 20:19:58
>>969 クロプシュトック侯領討伐のエピソードでは
「平民出身の兵士たちの大貴族にたいする蓄積された憎悪の発露という…」
という一文がある。また、リップシュタット戦役の終盤では
「五世紀にわたって人々の心に蓄積された怒り、不満、怨念が…」
と、どちらも神の視点で記されている。
これらの描写が、『平民が虐げられてきた』という前提抜きで
成立すると思うかい?
そろそろ
>>1の例文変えようぜ、よくある質問と答えにすればループも防げるし。
「イゼルローン要塞ってワープで飛び越えればいいんじゃねーの?」
「そう都合よく飛べません」
「○○と××どっちが強い?」
「今日世界一になった人が明日もなれるとは限りません」
「アムリッツァの同盟と帝国の兵力っておかしくね?明らかに帝国のほうが…」
「 気 に す る な 」
「モデルって(三国志とか戦国とかマケドニアとかフランス革命etcの内のどれか)でしょ?」
「どれか一つを知ってるからってなんでもそれに当てはめてると底の浅さが知れちゃいますよ?」
>>923 ドイツでは180センチが中肉中背だというのに・・
170そこそこの蜂蜜さんは奇形扱いなのでは?
>>988 現代日本人のデータだけど、
平均身長(男性) 平均身長(女性)
17歳170.8cm 158.0cm
だそうだから
現代日本人17歳で160cmないやつは奇形ってことだね
>>987 >>1の例文は変えなくて良いと思うが、
FAQは、
>>2以降に、適宜入れるといい感じかもな
(レス一つに書ける文の量には制限が有るし)。
「どちらかといえば小柄」って表現だったと思うが?>ミッターマイヤー
992 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/14(水) 21:43:54
平均身長マイナス十センチなんて珍しくないだろ
マイナス二十センチまで行くと極端なチビ扱いだな
でも奇形は大袈裟
改めて確認しておくが名前がドイツ名前でも
混血の果てで生活環境も全然違うんだぜ、。
作中の扱い
172→意外に小柄→ミッタ
176→中肉中背→ヤン
180にチョイ届かない→スラリとした→ユリアン
183→長身→ラインハルト、ロイエンタール
そういや、ビッテンフェルトなんかは「長身」らしいが数字は出てないな。
作中の印象からだと、190近くありそうな感じだが。
>994
作中ででかそうな描写あったか?マシュンゴやらパトリチェフなんかはあったが。
>>985 戦艦か何かが追い込まれて回廊の壁に接触しプラズマで撃沈された、
なんて描写があったような気がする…
長身で広い肩幅の細面、という外見なのは書かれてたんじゃなかったか
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。