クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu ‐19【26】年‐

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766名無しは無慈悲な夜の女王
クトゥルフ神話がよくわかる本かってきた。
トルネンブラとかガダモンなんて初めて知ったぞ。結構マイナーなのも紹介されてるのな。
場所紹介にリヴァーパンクスがあって黒の断章に触れられてて嬉しかった。
神話存在の他は書物と場所だけで人物紹介がなかったのが残念なところだ。

あとダーレスの功罪や作家性についても解説&フォローされてる。
日本と違って欧米ではソーラー・ポンズの作者としてのほうが有名で、
英国幻想文学協会がその功績を記念してオーガスト・ダーレス賞を制定しているとか。
767名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 14:07:54
トルネンブラはエーリッヒ・ツァンのやつだっけか?

マレウス・モンストロルムにのっとったな。
768名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 15:41:40
ラストレムナントの世界観が実に名状しがたい
769名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 16:02:02
>>766
トルネンブラは「エーリッヒ・ツァンの音楽」に登場した怪異が、
TRPGのサプリメントにおいて「外なる神」として設定されたものですね。
その名前では、TRPG関連の著作以外には登場していないはずです。
ガダモンも元はTRPGの夢幻境関連のサプリメントに登場した神性です。
「エイボンの書」の短編「霊廟の落とし子」においても言及されてはいますが、
作中では別種の怪物の名前と混同されているようですね。

もしかしてそれらの解説はTRPG資料からの引き写しなのでしょうか……
「クトゥルフ神話がよくわかる本」と銘打ったわりには、
ちょっとマイナーなものにまで手を伸ばしすぎなのでは、
とTRPGファンの人間からしても思います。
770名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 16:46:01
しかし、TRPG関連での神話存在やエピソードの増殖は凄いな。
あるいは、未翻訳の作品からの驚愕の設定とか。
771名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 17:22:08
>>770
「この世のものならざる音楽」や「地底から吹き上がる緑色の炎」を勝手に神様に認定して、
名前までつけちゃうなんてこともしてますが、ケイオシアム社は神話短編のアンソロジーを、
テーマ別に編纂してずっと出版し続けたりしてますからね(「エイボンの書」のように)。
ゲーム用の設定だとしても、たぶん一目置かれてるんじゃないですか。
それにゲームのルールブックや事典で、クトゥルフ神話の神々や怪物、魔道書などを、
過去の諸作品からある程度整合性を持った概念として抽出しつつ、異説も併記して、
ゲームシナリオや小説のネタやアクセサリーとして活用しやすい形にまとめてもいますし。
772名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 17:50:02
たぶんTRPG関連かな、他にもクァチル・ウタウス、グルーン、ゴル=ゴロス、ロビグスなんかも紹介されてる。
参考文献見てもTRPGを筆頭に沢山の書籍を参考にしてるみたいだね。
webサイトまで参考にしたって書いてるし。
773名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 18:05:48
以前『黒の碑』について尋ねた者です。
在庫はまだあるので注文を考えてます。
ところで、当スレ閲覧後、数多の人から「お前は本当にKか?アメリカを旅して逮捕されてから変わったんじゃないのか?まるで奴等のようだ」と言われ、今日鏡を覗き込んだらもう紛れもない「インスマス面」に変わり果てていました。
ヰハ=ンスレイの都かルルイエに帰るべきですか?
774名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/03(水) 18:50:53
よくわかる本、マイナーな神性を結構紹介してる反面、
ラーン・テゴスやチャウグナル・ファウグンはハブられてて笑った