>>622 三原則には「人間に危害を加えてはならない」とあったはずですが。
その状況で人間を切り捨てることはロボットが直接その人間に加えることになるので、
ロボットは人間に道連れにされて無駄死にするでしょう。
助かる見込みって?
どういう状況なのかよくわからない。
>>625 登山で宙吊り。ザイルの上がロボット下が人間みたいな感じ?
そもそもザイルあるなら助かりそうだけど。。
一緒に落ちそ。
ほっといても道連れになって
もともと人間に助かる見込みが無いと判断できる状況でも
人間を切り捨てることは危害になるのか。
自己を守らなければならないってのはどれくらい強いのだろうか。
そもそも人間が登山というかクライミング自体しようとするのロボットが阻止するだろう。
昔から疑問に思ってたけど、スペーサーワールドで宇宙軍とか登場するけど、
武装した軍隊自体をロボットが容認するものなのか。
政治の延長線上で軍が必要な場合でも
人間を傷つける可能性のある武力を行使する状況をロボットが容認するとは思えないけど。
アシモフの本を読み込んでるわけじゃないが,あの3原則はあくまでも原則であって,
要するにJIS規格みたいなもんじゃないの?
実際にロボットがどう思考するかなんて設計者の考えしだいではなかろうかと。
戦争に使うロボットなら「敵は皆殺しにしろ」なんて命令でも普通にこなすだろう。
>>628 想像だけど,人間が生きている間は,なんとかその人間を助けるための方策を
検討し続けると思う。で,その状況だとおそらく解がないので,延々と
思考し続けてフリーズするかもしれない。
あるいは,少しでも長生きしたり自力で生還するように励ますとか。
PW:ユメヲジツゲンスルタメニイキル
1>2>3 だから共に死ぬ道を選ぶだろう。
>>629 それこそショートショートにでもできそうだな
あらゆる人間の安全を守るロボットを作ったら人間が檻に閉じ込めらて管理される
万が一の救助がある可能性がゼロでなければ、たとえ僅かでも
人間を救う方を優先するはずだと思う。
初期のロボットだとこの可能性を発見できないかなにかで固まる
んだろうけど。
第零原則以降なら、自分も危険になるギリギリまで粘って、最後は
見捨てるはず。
カレハ ミライノ ヒトラー ダッタノデス
(一人(?)生還したロボットさん談)
助かる見込みが100%ないとロボットが判断できるかどうかによるんじゃないかな
>>622 第一に勝てるのは第一だけだから第三は無視できる
問題は人命とロボットを失う経済(財産)的損失だけど
一般的に人命はお金よりも優先されるから離さないのが正解では
第3は、人間の危険が全くない場合において、経済的意味合いから自分の身を守るように、という話であって
人間に危害が及ぶ可能性がある限り、第3が働くことはないと思う
危険なシチュエーションで働くロボットの場合、いくらか条件を下げてどうこうってあったよね
「われはロボット」のナジャの話にそういう実験なかったっけ?
ロボットが誰も人間を救いに動かず、スーザンが悲鳴あげちゃうのが
641 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/28(金) 18:55:49
ナジャってなんだ、中 ね
ロボットが他のロボットをそそのかしたりする
そのロボットはさて誰でしょう、の話だったっけ
ロボット嫌いの人に手伝ってもらうやつ?
「迷子のロボット」だね
でもあれは第一が緩和されてるんじゃなかったっけ
でもっていうか、第1が緩和されないと第3は発動しない、って話だから
みんな詳しいなあ
科学エッセイとか入門とか読んでる人いる?
科学エッセイは文系SFファンにとっての聖典。
どうして理系の人って「これはどうしてこういう名前なのか?」と言うことに興味がないんだろう。
アジモフ先生にはじめて教わったその手のことは非常に多い。
そういう安直な理系文系ステレオタイプは荒れるから止めろと何度言えば…
さあ誰か別の話題を出してくれ。
鋼鉄都市から年代順に読み始めてファウンデーションの誕生まで来たんだけど
ロボットと帝国で第零法則考案したのはダニールだったのに
ファウンデーションへの序曲でダニールが第零法則は私の友達が考案したと言ってるのは何故ですか
最後まで読めば分かるのかな
R・ジスカルドの名前が記憶にない?
もっというとフレンド・イライジャかも
>649
その突っ込みネタは新・銀河帝国興亡史の3巻目に出てくる。
新・銀河帝国興亡史シリーズは1,2巻はもろにベンフォード、ベアの話だったが
ブリンの3巻目は本家への突っ込みネタの解決篇な同人誌していてちょっと楽しかった。
多分アシモフの作品だったと思うんですが
過去へタイムトラベル(?)したけど帰れなくなったから
未来人に向けてメッセージを出して助けに来てもらうみたいな話って何てやつですか?
バックトゥザフューチャーじゃないの
657 :
653:2010/06/08(火) 16:56:26
658 :
653:2010/06/08(火) 16:57:42
うめずかずおの漂流教室だろ
>>657 俺は654ではないが、その描写は永遠の終わりにあった。
661 :
653:2010/06/08(火) 18:29:07
>>660 じゃあそれです!
ありがとうございます
>>652 お答え戴きありがとうございます。規制されていてお礼遅れました。
誤訳なのか、二万年経って記憶データが損傷したのか、ジスカルドの功績ということにしたかったのか、
第零法則はジスカルドとの討論から生まれた合作とダニールは考えていたからかと想像していましたが
アシモフによる解き明かしはなかったわけですね。誰かインタビューで質問すればよかったのに。
アシモフコンプリートしたらベンフォード、ベア、ブリンの続編も読んでみよう。
自分も討論の結果だと思ってた
あれ、もう随分前に読んだから、よく覚えてないんだけど、
ロボットと帝国かなんかでジスカルドが死の間際に授けたんじゃなかったっけ?
確かジスカルドは精神感応能力とかも持っちゃってて、それでダニールの陽電子頭脳に
修正まで加えて授けた、とかっていうシーンがあったような気がするんだが…
ジスカルドが単体で理論構築、死の間際にダニールへ
ただし、後のダニールが回想で語るこの部分は微妙に「ロボットと帝国」とは違っていた
作家の間違いか都合の為に書き換えたのか
二人の関係は親密だったから三原則に対する討論があっても不思議じゃないが
具体的に第零原則を討論している描写はなかった
>>653 ぱっと思いついたのは『夏への扉』
アシモフじゃないな。
>>367 生物の「生」やロボットの「稼働」証明は、
ハードウェアやソフトウェアそのものではなく、
それらが稼働して生まれた結果の連続性だからなー。
AとBの連続性が絶たれてしまい、
その為にBがAからの続きである事を忘れてしまったなら、
Bから見たAは、自分では無い、知らない存在、とかなるから。
と先を読まずに超亀レスしてみるてすと。
このスレか前スレにあったリストで
スタンダードとして上がってた
「アザセル」
「科学人物」
が探してもよくわからないんだが書き下ろし小説なのか?
>>669 どっちも絶版じゃなかったか。
『アザゼル』は新潮文庫から『小悪魔アザゼル18の物語』ってタイトルで出てたな
『イヴの時間』語れるか
672 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/02(月) 03:13:56
イヴの時間とアシモフについての文章ってないの