1 :
ピアトン :
2008/03/11(火) 18:58:26
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/11(火) 23:26:00
4月25日 新しい太陽の書 早川より毎月刊行予定の3
イラスト変わっちゃうのがなぁ。
先行4冊が今までのままで新刊だけ 新イラストレーターとかより断然マシ。
だれかポスターうp!!
「先行4冊が今までのままで、新刊だけ新イラストレーター」とかより断然マシ。 と読めば何の問題もない
このシリーズって3巻の途中まで読んで、疲れて休止中なんだよな・・ 高校生の頃、1巻の途中で疲れて10年以上休んで、30代にもなったから、いい加減読み終えようと思ったのに。。 指輪物語は読み終えたのに(+_+)
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/13(木) 23:00:10
でもさ、楽しみだよね
>>10 この機会に最初から読み直しては?
引っかかるところがずいぶん少なくなってるから
楽しめると思いますよ
>>12 テルミヌス・エストが折れた後はファンタジーからSF的になっていくのかな〜とか漠然と思ったりして。
やはり1巻から読み返す方がいいのかな・・
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/15(土) 15:15:25
多分多くの人は2巻冒頭で、あれ?あれれ?ってなると思う おれ若い時あれれれれ?まあいいかあでずるずる読んでたけど
俺も。一冊飛ばしたかと思って表紙見直したよ。
そういう作品だとわかってる二回目からは 気にしなくて読めばいいと解るから読みやすいよね しかし筋や今の目的を考えながら読む人には好まれないのかも。 自分は2巻を読んでるあたりから もはやセヴェリアンはあてのない旅を続けているものだと思っていたから 3巻を読んだとき、本当にスラックスについててビックリした覚えがあるw
>>16 >本当にスラックスについててビックリした覚えがある
同意!w
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/16(日) 00:56:21
みんな思うことはわりに一緒だなあ
>>20 気合い入ってる絵だな〜
やっぱまた買うか
>>20 これ、デスノファンでウルフファンのアメリカ人が見たらどう思うんだろうか
そんなんいるのか分からんが
設定どおりマントの下は裸にしてほしかった。
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/17(月) 10:06:36
これで一大ウルフブームが起きて全作品翻訳がすすんだらどうしよう
そもそもデスノってのを知らないオレには、別になんちゃことないカバー絵に見えるな。 でもたしかに、イラストというよりもマンガ絵だな、これは。中身との差異はやはり激しい。 背景がゴチャゴチャしていて、タイトルが映えないのはビミョー。
まぁそもそもセヴェリアンは黒髪・黒目なわけでw 自分は昔の表紙の方が好きだ…。
黒髪・黒目も本当かどうか
>>23 ま、前も確かそうだったし
左腕のぐるぐる布はよく解らないけど
アギアの店を訪れた後の
大郷士の仮装(だっけ?)をしている姿だと受け取っておく。
というかまあ、背景も含めてイメージイラストだな。
ベストとはいえないけど決して悪くはない。
でもテルミヌス・エストの絵も見たかったな。
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/17(月) 14:59:41
やっぱり小畑の絵は漫画色がきつすぎるのでキャラが主張しすぎるんだよなあ 復刊時に買ったので5巻だけ天野版と2冊出してくれないかな
>>29 天野さんのイラストの中からそれらしいのを自分で見繕って
オリジナルブックカバー作ればおk
なんでSF者は、カバー絵何ぞにこだわるんだ? 無意味ジャマイカ? カバーかけてテプラで書名を入れとけ。 俺がカバー絵にこだわるとしたら、漫画文庫のカバーに 作者と別の絵描きを使ってる奴は引き裂きたくなるがな。
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/17(月) 18:00:38
あまり具体的な漫画キャラになるとイメージを限定しすぎるきらいは あると思うな。SFなんかは特に空想の世界を描写するわけだから 例えば普通の小説で俳優や女優が表紙だったらいやじゃん(あまり適切な 例じゃないかな) 小畑なんかは特にイコール・デスノートって連想が消し去りにくいし この表紙もライトが死神の小説?ってかんじじゃね
デスノートは読んでない俺にとっては小畑はヒカルの碁の人
少年が可愛い漫画でした
別にとやかく言いたくないが、顔だけやけに浮いてるなw
>>24 大歓迎。
長い太陽とか短い太陽とかラトロとかカワウソ城とか、いろいろ出てほしい。
なかでも、「Empires of Foliage and Flower」と「The Cat」は特に。
新表紙、まじまじ見てて思ったんだが この左腕、もしかしてジョナスが混じってる??
読んでねんだろ 葉っぱで勝負?こんなん出ました、みたいな
Amazonもう予約できるようになってるな。
早川も更新されてるね これが前スレで目撃情報のあったポスターだね 「史上最高のファンタジィ降臨」 ですか … まあSFを期待する読者より ファンタジィを期待する読者向きだとは思うけど もしかしてSFだということを隠して売る戦法? 背表紙どうなるんだろ?
自分のイメージだと、セヴェリアンはもうちょっと内省的というか、 瞑想的な目付きなんだけどな・・・これも天野絵の影響かもしれんけど。 とはいえ、傑作を売りまくろうとする商魂は買うぜ。 どうせなら数年前のファンタジーブームのときに、単行本サイズで売っとけよ、という気もするけど。
二年くらい前に増刷かけたら、すっ飛ぶように売れたことを受けての新装版だろうからなぁ。 (国書版ウルフ作品集の好評も後押しになったとは思うけど) つまりは、品切れにしておくこと自体が賢いことではなかったわけだし。 自分のとこで確保した資産の有益性に無頓着だったってことがなさけないよな。 ウルフに限ったことではないけど。 シリーズの最初の巻だけ生きてて、続巻が品切れなんてのもあるし。
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/18(火) 18:00:01
野阿梓の兇天使が萩尾望都から普通の表紙になったりウルフが小畑になったり 要は買う奴は旧版持ってても買う。どんな表紙でも買う。なので買わない奴に 買わせるための仕掛けだよね。 まあ、5巻が出るのが目玉だな。あとはSFマガジンなんかに掲載されてる分に プラスアルファで短編集だせよ
>>43 いや今になってみると逆に、
5巻を含めた新装版で出そうという企画自体はずっと前からあり
そのやり方やタイミングを計っていた関係で
長いこと増刷ができなかったのではないか?
という気もしてきたりする。
まあいくらなんでも長すぎたわけだがw
>>41 そのポスター?表紙の大きいバージョン見てやっと分かった。
セヴェリアンが手に持ってる鎌見たいなのは「調停者の鉤爪」なのね(サイズが変だがw)。
で頭の上の方には拷問者の仮面があると。
>「調停者の鉤爪」なのね その発想はなかったw
>>45 それはないと思うけどなぁ。
新装で出す気なら、わざわざ増刷かけたりしないと思う。
増刷かけたタイミングでは、新装で出すなんて想定外だったんじゃないかな、やっぱり。
でも、長い間渇望感が高められてた末の増刷だったと思うから、わっと売れたのは理解できる。
あと、SFマガジンでウルフの特集組んだときも、手応えあったんじゃないかな?
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/18(火) 20:57:04
表紙メッチャクチャカッコイイね…!!!!!!!!!! 一巻だけは何十万部も売れちゃうのかぁ。
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/18(火) 21:02:36
この細々としたスレもダン・シモンズのスレのように荒れちゃうんだろうなあ それだけが残念だ・・・
>>50 kwsk
もしかしたら、某アヌメのアレか?
>>50 いやもう十二分に、細々まったりはやり尽くしたでしょ
このスレがどうなろうと怖くは無いよ
それより今まで20年以上も4巻までの世界で満足してたから
完全にSFになるらしい5巻を読むのが怖いよ
>>41 たしかに4巻までなら「ファンタジィ」と言ってもそれほど変じゃないよな・・・
「アーサー・C・クラーク死去」スレから転載 ジーン・ウルフも結構なお歳だったんだなあ 27 :名無し募集中。。。:2008/03/19(水) 08:57:02.09 0 レイ・ブラッドベリ (1920年生) 87歳 ル=グウィン (1929年生) 78歳 ジーン・ウルフ (1930年生) 77歳 J・G・バラード (1930年生) 77歳 ハーラン・エリスン (1934年生) 74歳 マイケル・ムアコック (1939年生) 68歳 ジェイムズ・P・ホーガン (1941年生) 66歳 ルーディ・ラッカー (1946年生) 61歳 ウィリアム・ギブスン (1948年生) 60歳 ダン・シモンズ (1948年生) 59歳 まだ、それなりに生き残ってる大御所たち
>>52 たしかにいきなり舞台が宇宙船だったりするが、地の文の調子と
出たとこ勝負な行動パターンがいつものセヴェリアンなのでだんだん懐かしくなってくるw
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/20(木) 07:20:03
もうそのままマッドハウスでアニメ化してしまえ
>55 出たとこ勝負な行動パターンワロタ 本当にそうなんだよな…w 5巻楽しみだよ。5巻出してもらうためにも1〜4巻もう一度買うよ。
新刊はカバー以外は完全に昔のままなんだろか?
どうだろうな ベスターの虎虎はそのままに見せかけて、 ちょっとだけ会話が追加されたり、ルビが振られてたらしいが
昔の版のカバー掛け替えって事はないの?
少なくとも柳下の解説とか付いてる
なるほどそうだった じゃ逆に早川に「旧版くれ!」 つったらくれるんだろうか? 値段も変わってるし無理か。
>>58 でか活字に決まってるじゃん〜
新装版はみんなそうだし。
ほう、さらりと重大なネタバレがw
一言多いなwww
>拷問者セヴェリアンと『デスノート』のイメージとも重なった どの辺が?w
冷徹な「死」そのもの という点ではないだろうか。 あと若くてハンサムw
てか、この編集者って本読むときにマンガ絵でイメージするんだな。
今の若い編集者なんか、みんなそうだよ。 そもそも小説を読まないようなのが文芸担当になってたりするんだから。
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/22(土) 15:18:00
糞編集者は反省したほうがいいよ
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/22(土) 16:57:55
天野絵も似たようなもんだろハゲ
エエエエ あれが似たようなもんだと思うなら、眼科へ池 もっとも、ストーリーに沿ってない適当な絵というのは同じだがw
問題は2巻以降で描かれるであろう女性キャラの方だ。
75 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/22(土) 19:42:14
>>73 天野にカリスマがあったのはもう昔のことですよ おじいちゃん
誰もカリスマの話とかしてないです
小畑絵を嫌がるクソジジィは死ぬべき。 感謝して欲しいよな、ジーンウルフごときの作家に小畑先生が絵を描いてくれるんだから。
おお、おお! まさにそういう煽りをまっていたんだw しかしまあこのあいだ、調停者の鉤爪の表紙を 改めてまじまじ見て見たんだが 確かに結構適当だな、これも。 だが天野氏の彩度の低い幾分陰鬱な絵がこの作品にあっていたのも確か。
>>64 「ええっ、そこまで、言うか!」と笑ってしまった。
>>74 女性キャラ、重要だよね。
表紙になるとしたら、ヴァレリアかドルカスか?
他にはどのキャラクターが描かれるのだろうか。
ちょっと見てみたい。
いっそのこと、ライトノベルのように、挿絵も入れてくれると、
若い読者にはとっつきやすいかも。
そして売り上げ倍増→ウルフの翻訳が続々決定!
というような夢を見たいのだが…。
英検準1級の俺が5巻原書で読んだがわけわからなかった。 楽しみだ。
俺なんて1〜4巻日本語で読んでも訳分からんかった 何回か読むと段々分かってきたが
確かに小畑絵の挿絵が有れば無敵なのに…
誰が描こうと挿絵はいらん。邪魔。無駄。
新しい太陽の書の読者が挿絵を要求するとは考えられないな… セヴェリアンは絵も描けるのか?
別に旧版読者の加齢臭ジジイに向けて出版するんじゃないんだから、挿し絵も 積極的にドンドン入れて欲しいね。口絵も欲しい。
『茶色の本』の本の寓話が挿し絵になると、いいなあと思ったことはある。 これまでの読者は挿し絵はいらないという人が多いかもしれない。 これからの読者はどうかなあ。若い子の中にはファンタジー小説には絵があって当たり前と思っている人もいそうだし。
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/23(日) 10:57:32
絵はいらん と主張する人は当然旧版の絵も原書の絵もいらないんデスヨネ?
なにその本人は足元見たつもりで得意げになってるけど思いっきり外してるような発言
新規獲得の為の復刊だし。 どんどん媚びて行くべきだと思うがな。タダでさえわけわかんない 話だしよ。小畑先生の美麗なイラストが増えるならこれほど喜ばしい 事もなかろう。
90 :
84 :2008/03/23(日) 12:13:30
いや、小説に挿絵が必要かどうかという一般論ではなく この小説の構造を考えれば 本文の中に挿絵があるというのは不自然というか 作品世界への感情移入を妨げるでしょ
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/23(日) 12:26:17
挿絵はあってもなくてもいいけど、小畑絵は嫌だ
>>90 確かに、もともと言い回しが難しいし、周辺環境も漠然としか
書いてないことが多いので、イラストレーターの解釈で描かれた
挿絵をたびたび見せられると、こっちのイメージが損なわれるかもしれないな。
かと言って、アレを矛盾しないようなイメージに構築してイラストを描くには
時間かかり杉w
まともに一回読んだだけじゃ、話の筋も追えないのにww
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/23(日) 13:48:45
SFの表紙絵で内容に合ってるやつのほうが少ない気がするんだが。和洋問わず、昔も今も。 たとえば デス博士の島の表紙とかさあ
同じ復刊でも、虎よ、虎よ!の表紙は格好良かった。 小畑の絵は、内容に合うとか関係なくジャンプ漫画のイメージが強いから違和感がある。 でもジーン・ウルフがベストセラーになる世の中って面白そうだな。4月以降が楽しみだ。
小畑絵は最高だよ、小畑氏のおかげで新刊も読める。 素晴らしいことだ。早川には老害には一切気を使わず今後も小畑氏の ような大胆な絵描き起用をお願いしたい。
この本を手に取ったのは、天野の表紙のおかげだったが ビバンお抱え絵師になった今は何のこだわりも無いな。
表紙絵はあってもいいが、挿絵は不要だな。 叙述トリックのミステリに挿絵があったら台無しになる…それと同じ。
若い新規の読者は文章が読めないんだから、小説なくして全部小畑絵にしちゃえばいいよ でもって、タイトルも変えて作者も小畑だけにして別に出しちゃえよ
そういうのは読者とは言わないw
>>97 ていうかこの作品、明らかに叙述トリックの部類に入るよねw
この前の復刊のとき、もう復刊はないだろうと二冊づつ買った漏れ涙目。
>>101 投資目的?
天野絵版を欲しがる人もいるんじゃないかな
とはいえ一時期、猫も杓子も天野絵だったことを思えば進歩なのかも。 イギリス行ったとき、エルリックの表紙に「グイン・サーガ」のが流用されてたの見て噴いた。
>>101 なあに、このスレには初版と再版、2セット持ってるやつなんかザラだ。
そして今度は3セット目。当然だな。
>>103 まあDもエルリックもあんまりかわんないからなあ
「5巻だけ天野絵じゃないのは…」
て書いてる人もいたけど
他の作品の表紙絵から好きなのとって来て自分で作れそうな気がするよw
絵はあんまり気にしないけど、新約はエルリックサーガみたく 固有名詞は変えないで欲しい。 今さら、”アリオッホ”が発音的に正しいって言われてもな。
文字デカくして誤字脱字を直すくらいで、訳は変わってないんじゃね?
どっちにしてもホが正しいってのは嘘だ絽
誤字脱字、誤訳は直ってるのかな? ウルタンネットで指摘されている箇所くらい 編集も読んでそうには思うんだけど…
> 今さら、”アリオッホ”が発音的に正しいって言われてもな。 正しく無い。井辻と担当編集のノスタルジー。
ドイツ語読みなのか?<アリオッホ
河出の中村融が正解でしょ 理由が「ムアコックがそう読んでたから」なので余人の立ち入る隙なし。
今Soldier of the Mist読んでるんですが、作中の人物・神々の関係図ってどこかでまとめてないですかね? 古代ギリシャは半可通なのでウィキペとかで調べても余計混乱してくる・・・
またもの凄い難問をw
>>115 これひどいだろwまだ小畑の方がましだ。
マントとか着てるからファンタジーな服装を想像してたんだが、 なんか70年代のアメリカ人みたいなのがw
インディジョーンズみたいだなw
アギアのカミソリビンタでやられた顔は元に戻ってるのか
115ってウールスだよな。ひょっとしたら「新しい太陽のウールス」は、そういう格好を してるのかもしれんぞw
イェソドでない? 何かそういうシーンがあった 個人的には「依頼されたイラストレーターが5巻だけ読んで それ以前の4部作の内容は知らないで描いた」に1クリソス
115の絵は凄いな。 もはやどう書けばいいか判らなくて 若かりしジーン・ウルフが取材中、とかを想像して書いたとか。 今回の表紙の人選は、ま、良いんじゃないの? 位の感じだけど髪は黒髪にして欲しかったな。 個人的には漫画家なら諸星大二郎とかが良いんだけどな それか究極のミスマッチを狙って高橋ヒロシとか
>>123 それよか諸星大二郎は外人の顔が描けないwww
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/30(日) 09:17:52
ウルフの小説に出てくる武器は妙に萌える
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/31(月) 02:16:46
このスレ的には、なにをいまさらだな
129 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/31(月) 09:30:48
阿鼻叫喚にはなっていないようだな
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/31(月) 18:08:53
【SF】ジーン・ウルフの傑作「新しい太陽の書」、小畑健の表紙イラストで新装 [萌えニュース+] 16 :なまえないよぉ〜:2008/03/22(土) 15:59:08 ID:LgXiun0C これ読んでて頭痛くなったんだけど
132 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/01(火) 00:30:41
新装版の発売が急遽中止になったらしい。 小畑が急に降りて、1巻の表紙もパーになったそうな。
福本絵で良いよ、もう
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/01(火) 02:22:59
>>132 やったー!
はやく次のイラストレーターさん探して欲しい
はいはい
こっちのエイプリル・フールネタはイラストレーカーか?
イラストレーターだった
イラストレーカー司令官?
どっかのブログの副題に「昨日までの自分を忘れないためのチラシの裏」と書いてあって お前はラトロか!と突っ込みたくなった。
コピペで会話するアスキア人
それを淡々と通訳するフォイラ・・・
そういやコピペしかしない アスキア人みたいな人たまにいるよねw
新装版、隔月刊行かと思ってたら毎月刊行なのね。これは嬉しい。 5巻が読めるのは8月か。
独裁者 →L ドルカス →ミサ ジョナス →レイ・ペンバー ヘトール →魅上 バルタンダーズ →リューク 巨人女 →レム
CAVE CANEM ってどっかに移転したの? FORBIDDENになってて悲しい…。
148 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/21(月) 02:20:03
もうすぐ23日になるからさぞや盛り上がってるだろうなと来てみたら なんと2週間ぶりの書き込みだったことに驚いたアゲ。 どんだけ過疎ってるんだwww
前の復刊で満足したからね。
正直盛り上がるのは8月でしょ しばらくは荒れるだけかと・・・
ホントだー! じゃあ本当に8月に出るんだな…よーしパパ新版ぜんぶ買っちゃうぞ
ゲット! 黒背かっこいい!
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/22(火) 18:07:51
黒って ミステリかよ・・
旧版と雰囲気ガラリと変える為じゃない? カバー絵とは合ってるし、自分は気にいった。
セヴェリアンなんだから黒はありだろ 今日はまだ売ってなかった 田舎の書店にもちゃんと入荷するんかな?
訳はかわってないんでしょう?
明日はウールス・デイ
新装版買ってきた。背表紙は黒で、絵はデスノ、柳下氏の解説があって、文字大きめ。訳見直しは知らない。
新装版はそれでそれでめでたいが、お目当ては5巻である『新しい太陽のウールス』 初稿ヨミタス。 さらに、岡部さん訳でlongとshortとか出てくれたらいいなぁ。
5巻たのしみだけど、その前の内容わすれてる。読み返すのかったるー。
神保町三省堂では、1階にポップつきのテーブルコーナーが設けられて山積みになってたぞ。
岡部さんが氷と炎の歌の訳を降りたのは、こっちに集中するためだったんだろうか? やっぱ掛け持ちは大変なのかなぁ。
そりゃあウルフをこれからどこまで訳すのか分からないけど年齢を考えたら大変だろう マーティンの方は岡部さんが生きてるうちに完結するのかも分からないしな
165 :
156 :2008/04/23(水) 12:15:19
やっぱり入荷は明日だって言われた\(^o^)/
俺も町中駆け巡って売ってなかったぜ。これだから田舎は。
旧版は持っているのだが、古本で一冊百円で手に入れたやつなんで、その贖罪もかねて新版を購入した。 それはともかく、オレが行った本屋には、初版に混ざって二刷があったのにちょっと驚いた。 発売前に二度目を刷ったんだな。
一巻だけ出たの?
>>167 発売前に、二刷ってずいぶん強気だね、ハヤカワ(´・ω・`)
>>169 それくらい『人間失格』が売れたってことか
171 :
156 :2008/04/23(水) 22:01:51
>>151 を改めて見直すと
新しい太陽のウールスの初稿ってこの4月にあがったばかりなんですね
てっきり翻訳はとっくにあがっているものだと思ってました。
あとその原稿には「新しい太陽の書 5」と書いてあるのに
拷問者の影の帯には「全4巻」てしっかり書いてあるねw
まぁ、GGRマーティンの<氷と炎の歌>、ムアコックのエルリック、コルムやらも背表紙を 従来の青などの単色から変更してるけれども、今回のウルフの新装版を、黒背表紙 に変更したのは、訳出される5巻だけ買われることにちょっとした歯止めをしようという 意味があると、邪推できなくもない。 小畑絵にした程度だと、古参のSF者は5巻だけ買って終了……ってパターンもあり、 黒背表紙の統一感によって既刊4巻を購入させる意味もある。 新たに、関連エッセイ集『カワウソの城』を既刊4巻巻末に、分載するとかしてくれたら、 古参SF者ももっと買うとは思えるがね……ハヤカワだとそれはないね。
4セット目として購入したぜ! 誤植が直ってなくてちとがっかり。
>誤植が直ってなくてちとがっかり。 ハヤカワ、ちょいと怠慢だね。 新しくするんだったらまず第一に そういうところから直せっ、ての。
ヤナシタのブログにコメント書いてる奴、無礼だな 勝手に岡部さん殺すなっての
176 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/24(木) 18:39:10
ばーんと山積みされてた 売れるのかね?
177 :
156 :2008/04/24(木) 20:26:40
今日もどの店にも置いてなかった\(^o^)/
世間的には評判になってるのか? じゃなきゃ小畑起用した意味がないわけだが・・・
太宰ほどの話題性はないだろう
>>174 昔の版下をそのまま使うなんて、いつもの早川だな。
>>171 んんん〜してやられた感はあるけど
ウールスのために黒背をそろえ直すことになるなぁ
すっごいフェアを張ってるのかと思いきや、 普通の早川文庫と同じで、新刊1冊だけ入れてるだけだった・・・orz
まぁ小畑の認知度はさるものながら、ジーン・ウルフ自体があれだからなw 太宰と比べるまでも無く。
184 :
156 :2008/04/25(金) 21:02:38
ようやく入手 こちらでも2冊だけしかなかったっぽい デスノートの映画のコーナーとかに さらっと混ぜて平積みしておけば間違って売れるのにw ここで聞いてたからどんだけ大きい活字かと思ったら 全然そうでもないのね。 改めて比べたら昔の活字が小さすぎて見えた。 しかし、特に印象に残っている部分が 本の同じ部分に無いのは少しばかり違和感を感じた。 表紙に関しては読むとき関係ないから問題なかったw
>>185 それはほんとのネタ?w
あの漫画家と妙に趣味が合うなw
台詞の活字が違うからニセ
「さよなら絶望先生」だね 新刊予約したのにまだ届いてない・・・
190 :
188 :2008/04/27(日) 14:32:42
新人来ねえなw
192 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/04/28(月) 14:05:46
新人はセクラが・・・するまでも我慢できなくて投げちゃったでおk?
そういやThaumaturgistは「タウマトゥルギスト」なのに TheclaやTheaは「セクラ」「セア」だったな
そうなの!? セクラは勝手にSacreだと思ってた・・・ セヴェリアンがsevereやseveralやsavorにかけてあるって 以前のスレで見たから てっきりsacredかなあ、なんて思ってたので。
聖セクラって聖人がいるんだな
昨日初めて本屋で目撃した。売る気満々で他のハヤカワ文庫より 多めに平積みしたけど全然捌けてないって感じがありあり漂っていた。 活字が大きくなったというけど、旧版の4巻もあれくらいだったかな? 解説だけ読んで満足してしまい、裏表紙の紹介文をチェックし忘れた。 正直5巻だけ買えればいいんだけど、未訳カモーンのためには1〜4巻も 買い直すべきか…。しかし本当に新人来てないねw
>>196 1〜4も買うべきw
オレだって3セット目だぞ。
ここにはもっと上を行く猛者が山ほどいると思うが。
第一、並べたときに5巻だけ色が違うのはいかがなものか。
>>195 ほんとだ。
日本語だと聖テクラの表記が一般的みたいだね
勉強になりました
TheclaやTheaはギリシア(ラテン)だと、テクラやティアらしい…
2巻の表紙の横になってる女性はドルカスかな?
>197 196だが、背表紙の色が違っても別に気にならないなあ。 こまかい改訳されたなら速攻買い直すんだけど。改訳なくても 岡部さん続行は嬉しかった。七王国交代は残念だけど、あっちは もともと酒井氏訳で読みたかったから結果オーライだし。 うだうだ書いたが、やはりカワウソ(屮゚Д゚)屮 カモーン で購入するか…。
聖女ドルカスもいる。英米人の女性名ではドーカス 服を作っては貧しい人のために与えていた聖人らしい。 知ったときは、だからドルカスの登場には服が重要になるのかと思った。 (どういう風に重要なのかは、1巻読み直さないと思い出せない) しかしセクラを「テクラ」というと、みつばちマーヤに出てくる 悪役の蜘蛛のようであまり哀れな感じがしない
みつばちマーヤww…って何ですか??アニメ?
>>203 和製アニメもあるけど、元はデンマークの小説家
ヴァルデマル・ボンゼルスという人の書いた童話「蜜蜂マーヤの冒険」
遠い遠い昔に「みつばちハッチ」だっけ?ていうアニメがあったと思うけど それとは別なんだ…。
>>206 そっちは”みなしごハッチ”
マーヤは主人公が999の鉄郎みたいなハチの方
209 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/02(金) 07:34:05
新大阪駅の本屋でめちゃめちゃ一杯置いてた。売れるのか?
小畑健師匠のイラストなら中身をがもうひろしが描いていても阿呆みたいに売れます
小畑健って打ち切り食らわなかったのが、DNだけってのが泣ける
調停者の鈎爪の表紙見たけど、あれはないなあ… 1巻の表紙はイメージイラストかと思ってたのに 今回も引き続き同じ衣装、細身の刀に、包帯巻いた変な腕… なんだかDNの死神かスタンドみたいなデザインだ… なにをどういうイメージしたイラストなんだろう?? マントを黒くするくらいやってくれても良いと思うんだが
>>212 >マントを黒くするくらいやってくれても良いと思うんだが
煤色というと、もっと真っ黒な闇のような黒をイメージしていた。
どうも、手足が機械のように見える。
1巻で「この手は?」と不思議に思っていたが
2巻でなおさら機械のようだと思ってしまった。
この人、セヴェリアンなんだよね?
セヴェリアンが現代の人類と同じような形状をしているのかどうかは
分からないと言われてしまったり、
よく、広告の写真などにある注意書きのように
「写真はイメージです」と言われりゃ、それまでかもしれないが。
さっきルパン三世カリオストロの城見たら、同じ人がいっぱい出てたよ
ウルフを読んで目をキラキラさせている若者が いつ現れるのかとダラダラ待っている中年のスレはココですか?
思うんだがあの扉絵 連作のオリジナルSFイラストなんじゃね?
せっかくだから復刊時に読んだけどまた新版で読み直してる。 あらすじはなんとなく覚えてるが、細部がほとんど記憶に残ってなくて 前回はほとんど判らないままに読んでたんだなぁと思った。 初読だと墓所でうろうろしている入りがきついのかも。 状況がよくわからないうちに思わせぶりな独り語りが続くから。 拷問者としての日常描写のあたりからぐんぐん面白くなるんだが。
調停者の鉤爪の表紙ってどこで見られるの?
SFマガジン立ち読みしてきなさい。
尼で見れ
1巻と2巻でもそうだけど、小畑がセヴェリアンの胸に書いてる あの丸っこい謎の装飾品は何だ?wよほど大切なものなのか…?
ひょっとしたら扉絵のセヴェリアンは 新しい太陽のウールスバージョンなんじゃないかと 思ってもいないことをゆってみるw
新しい太陽のウールスだとマントは着てなかったような
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/09(金) 00:45:22
神保町の@ワンダーで3巻1260円 羊頭書房で4巻500円買った 去年ケルベロスとです博士ではまって運よく オフで1.2巻100円づつで手に入れたら、更にはまって 待てずに買ってしまった〜 もちろん新刊も買ってます 今3巻目入ったよ!
ネットでも「調停者の鉤爪」の表紙が見れる様になったね。
えー?結構前からアマゾンで見られたよ ところで新装版の表紙の人物 実はヴォダルスってのはどうよ?
>>227 是非そうあって欲しいね
セヴェリアンだとするとあのひょろい剣がテルミヌスエストということになってしまう
あんなすぐ折れそうな剣絶対認めんよ
イメージ画像なんだからキニスルナ
230 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/15(木) 13:27:40
どうなるかと思ったが、全くのびないスレにわらた 結局山積みされていても新参者はほとんどいないのか? だったらファンにむけた装丁を・・・
ファンに向けた装丁ってどんなの?
ファンというよりは年寄りに優しい装丁ということだろう
天野の絵のほうが雰囲気があった 売れないと思うけど
やっぱり樹だの葉っぱ武器にして戦うのがマズいんではないだろうか?
そこまで読みすすめてたら問題ないと思われ 読み返してるけど1章、2章が厳しいなあ すぐに哲学的余談に走るし、未来の出来事の思い出やら 未出の固有名詞やらで混乱させられるだろうね。 しかし自分が引っかかった 「プラットフォーム」は「処刑台」に変わってたから 旧版よりは読み進めやすくなってると思う。 微かにw
>>235 えええっ!?
訳が変わってる箇所があるんだ。
訳が同じだったら様子見しようと思ってたんだけど
237 :
235 :2008/05/16(金) 22:20:29
>>236 まだ8章までしか読んでないけど微妙に変わってる。
いまのところ一番顕著なのが、本を借りにいく5・6章。
旧版ではウルタン師に言葉遣いを指摘されるまで
ラーチョたちやルデジンド、ウルタンに対してタメ口だったんだけど
新装版ではなぜかみんな丁寧語に直されている。
前のほうが流れがわかりやすかったのになんでだろう?
そーなんだー 良いか悪いかは別として 一応、新バージョンになってるんだね♪
つい先日、大学の友人にすすめられて「拷問者の影」買ってみたけど、 数十ページほど読んでちょい取っ付きにくいと感じたので、 一緒に買ってきた深海のYrrのほうを先に読んでしまった。 今あらためて読み出して一巻の終わりくらいだけど、世界観とかが面白くなってきてる。 夜中にウイスキーちびちび飲みながら読むとなかなかイケるね、これ。
>>239 最初の数十ページが最難関だよねw
で、読み方も確かにそう
話が進まないとか、あの件はどうなったとか考えないで
セヴェリアンの与太話も楽しみながら
ただただ世界に浸って楽しむ作品だよね、これは。
この前本屋さんで、新装版新しい太陽の書とケリー・リンクのスペシャリストの帽子 を両手に持ってどっち買おうか悩みまくってるリーマンの人が、結局ケリー・リンクの方を 買って行きなさった(´・ω・`) 「…っおおい!」ってツッコミを入れそうになったけど、ただただその人の背中を見送ることしかできなかった…。
両方買えよ
>235 そこは俺の脳内で「お立ち台」や「壇上」と変換されていた箇所だ。 1巻かどうか忘れたが「アパートメント」も微かに引っかかった。
アパートメントは、集合住居ってところかな
高貴人の宮殿内での個室というか居住スペースかと思ってた
ゴールデンウィーク明けに、通勤のともとして買ってみた新参者です。 小畑絵が目についたもので。 面白い…んだけど、なかなか先に読み進めない。 なんで唐突に知らない単語がでてくるんだ、 いちいち前に戻ってたしかめるから時間がかかるじゃないか…
>>246 だから通して読んだ後
二度目精読した時の方が面白い、という変わった小説
>なんで唐突に知らない単語がでてくるんだ 例えば「絶対の家」が首都から離れたところにある独裁者の宮殿だとか 「大郷士」が「高貴人」よりは位の低い地方の貴族だとか 「退化人」が独裁者に仕える異星人だとかいうのは 書き手のセヴェリアンにとってはあまりに分かりきっていて 説明する必要も感じないのでしょう。
だから唐突に知らない単語が出てきたら多分初出だから 気にしないで読み進めたほうがいい。
唐突に知らない単語が出てくるのは…むしろ良書の証だと思うんだが…違うのか。 つまりそのつどそのつど単語を説明するような物語は…なんというか雰囲気も何もあったもんじゃないというか。 多少読者置いてけぼりでも独自の世界を築けてるなぁと思えるけどな…変な単語がバンバンでてくると。 それにも作者の上手い下手があるんだろうけど。
でもセヴェリアンの場合(あえてこう言っておく) 物語世界の住人なら知っていて当然という単語ではなくて 後に登場する人や物の固有名詞を 知っていて当然のような文脈で使うからね 知らないと自分が悪いかのような気にさせられるのは確かだw
それに耐えられないならウルフの作品全部ダメなんじゃ・・・?
ある種マゾ気質のある読者じゃないとウルフは読めないと思っている
意味不明な単語があらわれた! 読み進めるうちに分かる >良書 分からないまま完結 >高価な便所紙
ていうか前提として 作者は全て物語を頭の中に入れた上で 書き始めないと出来ない方法だよな (実際は4巻まで書き終えてから頭から手直ししてるとはいえ) どんな脳味噌してんだって話だよ よく小説家がインタビューとかで 「キャラクターが自分の意図を越えて走り出して・・・」 みたいなこと言うけど、それと真逆の姿勢というか。 俺は素直にすげー、と思うけど 山形の批判はそこを突いてるんだろうか どこまで行ってもお釈迦様の手のひら感は確かにあるな
あれは批判なんだろうか
批判ではなく合う合わないの話しじゃないかね
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/22(木) 20:12:10
SF初心者これだけは読んどけスレで新しい太陽の書薦めてもらったから買おうと思うんだけど 新装版に新たに増えた解説ってどんな物ですか?重要?造語とか多い? 天野喜孝好きだし(もうちょい後の方が好きだけど)デスノ絵ダサイから新しくない太陽の書買おうと思ってるんですが ページ数の違いは解説+文字の大きさですよね?中身に違いはない?
「新しくない太陽の書」ワロタ。
自分は新装版を新しい新しい太陽の書と呼んでいるけど 「新しくない太陽の書」だとイマールとかの時代の話みたいだw
>>235 が指摘しているところ以外にもいろいろと改訂されてるね。
新しくない太陽の書では1章の段階で「高貴人」という言葉に
「貴族のこと。平民より背が高いので云々」と解説がついていたけど
新装版では削除されてる。
未知の単語に戸惑っている
>>246 は新しくないほうが向いているかも。
あと、セクラの次に〈剣舞の塔〉に収容された女の身分が「高貴人」から
「上流人」に変わってる。これは古いバージョンのほうが誤訳だったのか?
台詞の細かい改変もめちゃくちゃ多い。固有名詞だけじゃなくて語尾とかも
変わってたりするし、「じゃ」が「では」になってたり、削除されてたりする。
で、新旧を比較しているうちに気付いたんだけど、どの登場人物もやたらと
「白状すると」というフレーズを使ってるんだよな。
これは岡部さんの癖なのか。それとも、それに相当する言葉が原書で多用
されているのかしらん。
今日調停者買ってきた
>>262 そういやSoldierシリーズでは話す前に咳払いをする人がやたらと多いような気がする。
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/22(木) 23:15:39
結局新装版にしました。 うーんカバー絵ダサいなぁ もうちょいデザイン、色彩センスある人に頼んでほしかった ネームバリューが大事なのはわかるけど SF・FT小説って表紙絵ダサいのが多い気がする・・・ 購買意欲にも繋がるしもうちょい何とかならんもんか
新しい太陽の書がどんなに面白いか わたしにはとうてい諸君にうまく伝えることが出来ない
↑と茶色の本に書いてあったが、今思うにその意味するところは
268 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/23(金) 02:20:42
新訳で出てたんですね・・・ 数年前に、読もうと思って4冊セット1万円くらいで買った直後に早川が復刊して本屋で平積みになったときも相当へこみましたが、 今回もちょっとへこんだ。 5巻楽しみなのですが1−4巻もちゃんと理解できてるといいがたいのでもう一度読み直します。。。 あと、自分は「ケルベロス」や「デス博士」は最高にすきなのですが、 「太陽の書」はそれらの作品ほどには好きになれないのですが、 似たような方いますか? 単に私の読み込みが足りないせいでしょうか??
個人的には ケルベロスやデス博士はぽけーっとイメージで読んでも楽しい。 太陽の書はちゃんと頭使わないと楽しくならない。 逆みたいですけど。
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/23(金) 13:48:42
2かん、ほんやにうってないんだが・・・
272 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/23(金) 19:17:30
カバー効果なかったポイな。クソみたいな絵だと思ってたが。
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/23(金) 19:52:03
一巻の表紙に鎌みたいなものが描いてあるけど、もしかしてあれは「鉤爪」のつもりだったりして?
あれはたぶんセヴェリアンのスタンド
間違いなくあれは鉤爪
あれが本当に鉤爪だとしたら、小畑は本編を読まずにイラストを描いたってことだな。
どんなてきすと?
278 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/25(日) 11:15:13
まあ、早川は売り方下手というか、変に殿様商売だよな 買う奴はほっといても買うから、買わない奴を釣りたいとかじゃなくて もうすこし丁寧に潜在的にいる買いたい人たちを上手く掘り起こす努力を するべき
思ったより売れなかったので5巻は出ません、 とか5巻の表紙は別の人になります、とかありそう。
>>279 表紙が別の人になってもいいから
5巻を出して欲しいよ
ないだろ
表紙はイラストなしで全然OKなので 5巻出して欲しいに決まってるだろ
今さら5巻を出さない方が大変だろ。
おお! 5巻発売は当然の流れ!?
ていうか今回の復刊の目玉は5巻の発売だろう常考。
たった今本屋で黒い背表紙の太陽の書発見して喫驚した なんだこれわ! カバー気にくわないけど 5巻も出るのか… 1〜4と当然デザイン揃えるんだろうな… 天野版も2セット持ってるのに しかし紙質が若干いいような気もする 文字が大きくて老眼始まってる自分にはうってつけかも 調停者が平棚にあったんで 早川の棚に拷問者あったら祭りと思って買うか あった… 本発見して久々にドキドキしたが このスレの落ち着きぶりにまた苦笑 カバーは人気の画描きでももうちょっと適任がいたような気も…
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/26(月) 01:26:14
デスノートの人はあくまで上手い漫画家であって 絵描き、デザイナーとしての才能があるわけじゃないからなぁ・・・ あれはないわぁ
>>287 >上手い漫画家であって 絵描き、デザイナーとしての才能が
ハヤカワは昔からその区別がついてないよな。
まあ、中にはイラストの構成もちゃんとできる漫画家もいるんだが。
宇宙兵ブルースのF版は最高だったんだが・・・
なにしろデューンの表紙を石の森章太郎に描かせてたくらいだからなあ・・・。 石の森章太郎は好きだが、もう少し内容と合った絵柄を選んで欲しかったよ。
何が内容と合った絵かってのにはいろんな意見があるからなあ
まあね でも少なくともフランク・ハーバートと石森章太郎はあわないと思うよw
初めて読んでいる新参者です。 イラストは確かに内容と比べて違和感が有りますね。 最近のイラストレータを上げるなら、メガテンでおなじみの金子一馬氏とかの 方がちゃんと内容に即したデザインにしてくれそうな気がします。 (もっともこのチョイスでも人によって好き嫌いが激しそうですが)
おお、ご新規さんいらっしゃいw
新しい人キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
松本零士の画に惹かれてSF読み始めたのやおら思い出した 金子一馬は超絶アレンジしそうだが見たい気はする 天野に新イラスト描いてもらえたら躊躇いなく買ったのに いや、買ったけどさ
今の天野じゃあまり嬉しくないかな… じゃあ誰、と言われて浮かばないんだけどね。 いっそ小林智美みたいなこってり系とかどうかな。
絵なんてどうでもいいよ
そうでもない
発想転換して欲しいよ 茶色の本の挿絵風とかイナイア老の大きな本の表紙風とかさ べつにゴーメンガーストみたいにタイトルだけでも 今よか全然まし
しかしいまさらだけど茶色の本って小さいんだよな えらく中身が詰まってそうなんだけど。 昔の指輪物語の文庫版みたいに字がみっちりなんだろうか?
みうらじゅん画伯とかどう? 「イヤねぇー、セヴェリアンって、理屈っぽくって…」 「そこがいいんじゃない!!」 というのが、口絵に入るとか。
これおもろいの?
90年代後半の天野喜孝が表紙描いてたら即買いだった
>>304 禅問答にイラッとこなければいけると思う
小畑がアギアを描いてくれたらエロいと思う。
いっそ諸星大二郎とかどうだ
「調停者」まで了読しました。 前回の復刊時には実は未完との話をきいてパスしたのですが、今回は5巻まで出 るとのことでチャレンジしてみました。 正直半分はジャケ買いだったので、場合によっては1巻で投げてしまうかもとも 思っていたのですが、予想外にはまっております。 後、「調停者」のなかの作中劇の結末が気になって仕方がありません。 他の作家だとこの後の物語を隠喩していたりさらっと結末に関して言及があっ たりするのでしょうが、2巻までの手法から察するに放置プレイ確定のような気 がするのでなおさらです(苦笑)。
>>309 五巻で演じられた通りの事が起こるらしい。
そんなに沸点の低い人間がこのスレにいることにむしろ感動
表層的には主人公モテモテで、 未来人も異世界人も幽霊もロボットもでてくるようなファンタジーなんだから、 表紙ができるだけキャッチーなのは正しいと思った。 だからもっと宣伝して売りまくれよー。
村上春樹の小説の主人公に似てるな>セヴェリアン
拷問者の影読了。 初めて読んだけど面白かった。なんてーか自分語りというか終始哲学してるね。 主人公目線で解説役いないから色々想像しないといけなくて、 中々にもどかしいな では今から調停者読んでくる
なんかファンタジー映画ブームなんで もっと売れるかなーとか思ったんだろうか 復刊された天野版も持ってるけど 日陰に置いてるのに紙が色あせてる 早川文庫って色すぐ褪せるよね
>>309 ジャケ買いではまってくれるなんて嬉しいな
この表紙は無いだろ、って思ったの正直反省した
>>317 >主人公目線で解説役いない
これがミソだよチミィ
ウルフの他の作品もそうだけど世界が薄い霧に包まれてる感じがする
>>301 よくわからんよな
セヴェリアンは「本」って言ってるけど
フラッシュメモリみたいなの図書館にあったし、
もしかしたらPDAかもしんね
わ、三分間で3人とか このスレにしちゃすごい
米粒に写経が出来る人が筆写した<茶色の本
324 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/28(水) 15:45:14
やっと2巻買えた。 急に減ったよね。結局1巻売れなかったか 改めて小畑の絵はキャラが前面に出すぎるというか、イラストというより 漫画色の強い絵だよな。デッサンはたしかに上手いけど はやく5巻出ないかなあ
出て欲しいよな、5巻
確かにあまり置いてない 数ヶ月に一度くらいしか立ち寄らない本屋があるんだけど とある漫画の新刊探しに行かなければ たぶん今新装版出てることも知らなかったかもしれない 調停者で気づいてよかった その本屋は今後も一冊は入れてくれそうだ
表紙はともかく背表紙の黒はいいよなあ
せっかくの新装版。 絵師や作者の信者アンチ入り乱れてもうちょっと盛り上がっていいはずなのに不発だったな。 ウルフ地味過ぎ。
表紙絡みの事は発売前にやってしまったからな ただ、絵で入った奴が訳わかんねえとか、つまんねえとか、 文句言いに来るのにはちょっと期待してた
2年ほど前に旧版が一度復刊してるしな。
やっぱ5冊目が出てからでしょう 無事出てくれよー
いっそ高橋留美子とかがよかったな 思いっきりイメージ覆してくれそうな人がよかった まあ黒の背表紙と文字が大きいだけで買いなんだけど
若かりしころ、初版1巻を十数頁で挫折した40のおっさんです。当然、2巻目以降は持っていない。 最近本屋で新装版発見。表紙はアニメチックで正直違和感あった。電車で読む本がなかったので 初版を十数年ぶりにチャレンジ。やはり最初の墓場からしばらくは何回も前の頁に戻りなかなか進ま なかったが、セクラが出てくるあたりで段々リズムが出てきた。 今回は最後まで読み通したい。
5巻、出てくれなきゃ泣くぞ
昔勧められたときに、貸してくれた友人が 「1巻の前半は、まずは高速で読み飛ばせ。 とにかく1冊読み切ってから、戻りたくなったら戻ればいい。 指輪物語みたいなもんだ」 とアドバイスしてくれた。的確だった(笑)
何度も書くけど最初の2章が読みにくいからなあ 真剣に意味を理解しようと考えて読む人ほど引っかかると思う しかしあのとき、何とか乗り越えられて良かったわ。
>>336 頭っから時制もややこしいんだよな
微妙に行ったり来たりして
むしろボーッと読んだな 今でもよくわかってないかも 冒頭の一文は秀逸だよね SFでこんな名文書く人がいるんだって驚きがあった
突然「記号がわれらを発明したのだ」 とか意味わからんこと言い出すしねw しかしこの、突然いろんな話を始めるのって 実は、現在の話をしている部分を紛らせるためだったりするのかな? そう考えるとなんだかちょっと可愛いかもしれないw
>>338 白状するとずいぶん長い間
「われわれのまえには くさり されさびついたもん」
と読むのだと思っていた。
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/31(土) 23:51:08
がんばって拷問者読みきって、調停者のはいっても あれ?おれ読み飛ばした?とかおもうからなあ
ジョナスかわいいよジョナス
>>341 でもまあ、今回のように毎月刊行だと大丈夫じゃないかな
最初のときは一年に一冊だから
完全に自分が忘れちゃったと思わされたもんなあw
ジョナス(´Д`;)ハァハァ
新規読者です。 小畑絵には抵抗があったけど、若い頃に読んでいなかったので、これを逃したら また20年くらいチャンスがなくなると思って読んでいます… で、2巻150ページくらいまで読み進めたんだけど、セヴェリアンはいつドルカスや ジョレンタ、タロス博士らと別れたんだろう?読み落としはないはずだけど? 果たして彼らが再登場するのかどうか?なんか読み方が難しいのかも。
みんな、小畑の絵のこと言うけどさ 創元の新訂版コナンのことを少しでいいから思い出してくれ。 見た人すべてが涙し、そして怒りに打ち震えたというあの表紙絵を。 それに比べれば、小畑絵の一体どこが気に入らないっていうんだ。 今からコナンの絵を小畑に変えるってんなら喜んで賛成するよ。 おまけにコナンは『4巻』が出たところで中断しちゃってるし・・・ すまん、ちょっと泣き言いいたかったんだ。
>>345 今まさにその話をしてたとこじゃんw (
>>341-343 )
いつ別れたかといえば1巻と2巻の間なので
何も読み落としたわけではありません。
2巻冒頭のセヴェリアンの夢から察するに
1巻の最後に語られているエピソードの直後に
軍馬と人の群れに引き離されてはぐれたようですね。
それ以外には描写は無かったはずなので安心して読み進めてください。
348 :
345 :2008/06/01(日) 20:59:24
>>347 了解です。
>>341 は具体的に何のことを言っているのかわからなかったんですが、
なるほどご教示いただいて理解しました。どうもありがとうございます。
>>346 あー、確かに新装版コナンと比べれば、殆どの表紙絵は我慢できるというものですな。
俺のSF/ファンタジー系読書歴の中でも、およそ正視に耐えぬ表紙というのは存在しなかったかも。
他所で当たったから、うちでもっていうハヤカワの企画力に比べたら、 小畑絵自体はそれほど大騒ぎするほどじゃないような気がする。 SFは出るだけマシっていうのもあるけどね。
『人間失格』に続いて、今度は小林多喜二の『蟹工船』が売れてるらしいね。
>>350 先日、新宿の大手書店で平積みされてた。
名作だとは思うけど、暗くて、重くて、キツイ話なんだけどなあ。
以前、ネットで「蟹工船弁当」という弁当を見たときに、
蟹肉たっぷりのおいしそうな写真とはうらはらに
「おい地獄さ行くんだで」という台詞が浮かんで来てしょうがなかった。
そういえば、「蟹甲癬」も名作だ。
関係ない話ばかりして、すみません。
「蟹工船」は、格差社会やらなんたらプアだとかっていう世情からサルベージされたみたいだね。 あと、コナン絵は個人的には別段問題はない。 ずいぶんとシンプルにディフォルメしたなぁ、とは思ったが・・・。 作品のイメージを現出させてるとは到底思えないが、逆に他の何かを思い起こさせるものでもないから、毒にも薬にもなってないと思う。 立体的な造形ではないし、イメージ喚起力に乏しく、パッと見、なんだかわからんしな。 ま、個人の意見だが。 結局、絵として好きかどうかにつきると思うんだが。
あ、スレのネタ書くの忘れた。 オレは一巻と二巻の間って、記述はしたはずなんだけど紛失した部分だって、最初深読みしたけど、 三巻に行って、そうでもないのか、と考え直した。
「蟹工船」って春のめちゃイケスペシャルで 郷ひろみの回答にあったけど、あれも売上に関係してるのか?
5巻目まで出た時点で限定BOXセットとか出しそうで買うに買えない。
シリーズ物の映画DVDかよ・・・
そんな売り方するのはもっと話題になって売れる作品だろw
2巻読了した新規読者。 う〜ん、なんか主人公が何を考えているのか、とか、起こった出来事に何の意味があるのか、とか 重要な出来事が省かれたり、手短に語られたりして、どうでもいいことが冗長に書かれているような 気がして、読むのが難しい本だと思ってます。 乗りかかった船で全部読むし、再読必須みたいだからこれから読み直すけど。 セヴェリアンは、ジョナスが好意を持っていることをジョレンタに話したのだろうか? それともこれはどうでもいいこと? そして、アギアはまたしつこく登場するんだろうなあ。
ものすごくいきなりだが バルダンダーズはバイオレンスジャックのイメージで読んでる
俺はアンドレ・ザ・ジャイアント
>>359 あってるんじゃない?
お歳の割には、映画的なイメージ作りをする作家だとオモタ
読んでしばらくするとヴィジュアルが浮かぶもんな
またそのヴィジュアル想起をミスリードするよう、あらゆる仕掛けが凝らされてるからな……。 再読のたびに楽しみは尽きないよ。
前にも言われてたけど 叙述トリックっぽい感じがあるよね
文章自体を楽しめるSFってあまりないよね ほぼ同時期のギブスンなんかは黒丸訳で読むこと自体が楽しかったが あれは訳の魅力かもしれない 太陽の書は原文読めたらとか思うほど文章がいい
>>364 オイラは黒丸訳じゃない
ギブスンを読みたいよ
「ディファレンス・エンジン」とか
>365 いささかスレチになるが、原文でニューロマンサーを読んだことある。 びっくりするほど原文そのままだった。 黒丸がやろうとしていたのは原文のリズムを再現する試みだったと聞いていたが 付き合わせてみてそれがよく判った。 少なくともギブスンのあの時期の文体は黒丸訳に合ってたんだと思う。
>>366 少なくとも
「?」→「…」は何とかしてほしい
368 :
366 :2008/06/07(土) 08:20:05
>367 日本語に「?」はもともとなかった。 で、取り入れられた当初は、欧文での元々の使い方通り、ただ疑問文を表す記号だったが 日本語では疑問文は文型ではなく文末のイントネーションを上げて表すため 広まるうちに、(疑問文かどうかを問わず) 単にイントネーション上げを示す記号としても使われるようになった。 ここまでが前提。 英文をなるべく逐語に近いかたちで和文に変換する試みの中で 英語の「?」をそのまま日本語の「?」に置換してしまうと 元の英文ではイントネーションが上がらない場合でも 読み手はそれをイントネーション上げの記号として認識してしまう恐れがある。 それを避けるために試行錯誤の末「?」→「…」にたどり着いた。 ということだと思う。。 黒丸式がベストな翻訳の方法だとは思わない(だから没後もフォロワーは出ていないのだろう)が スタイルのひとつとしてアリだし、彼の試みは評価されるべきだと思ってる。 ウルフスレで延々スレ違いスマソ
?が日本語においてイントネーション上げ記号だったなんて、ほんとうかのう。
ウルフの話をしようぜ?
ウルフガイ?
青鹿先生か
新しい太陽の書は、 主人公が地球を温暖化させて大洪水を引き起こす、 環境問題に逆行した糞SF
ゴアの手先乙
あれ、温暖化が原因だっけ? 潮汐がどうとか書いてたような記憶が
>>373 地球環境には
温暖化が問題な時期と
寒冷化が問題な時期が
交互に訪れているんだぞ
なぜなら、そうでないと高温で死滅するか、低温で死滅するかしているからだ。
新しい太陽の書は、 氷河時代の雪男にならウケたかもしれないが、 温暖化に悩む現代の若者にとっては神経を逆なでする糞SF
>>378 温暖化が進んだって
遠未来にはまた寒冷化に転じるのだよ
温暖化そのものに悩んでる若者なんぞいない
ハヤカワのホームページにて「警士の剣」の表紙を見た。 テルミヌス・エストが描かれている。小さくてよく分からないが、妙なアレンジはされてないみたい。
あの骸骨は双頭の男なのか
8月売りのSFM10月号で「新しい太陽の書」特集だそうで。
ネタバレが心配で読めない とかいって5巻はとうに諦めていたので ずいぶん前にabaiaさんのサイトであらすじ読んじゃったんだけどねw しかしabaiaさんはどうしてらっしゃるんだろう? お元気ならいいんだけど
385 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/12(木) 16:24:23
10年ぶりくらいに一巻を読んだ、こんな読みづらかったっけという印象。 2巻以降から面白くなるの分かってるからいいが情報無しの初読の人は1巻で挫折する人多いと思う
新しい太陽の書は、 文がヘタッピーで読みづらいうえに、 2巻以降も愚にもつかない与太話が連鎖する糞SF
黙れゴミクズウンコ野郎
SFなんぞ全て与太話ですよ。何を求めて読むのだか 愛や正義でも求めてるのか?
つられないつられない
盛り上げようとしてくれてるのね
アンチや煽りがくるくらい有名になったのですね 感無量です
ほんとに感無量だな 5巻が楽しみだ
でも本屋においてある1巻の量(すげえ)と 2巻の量(辛うじて"ある"程度…)をみると 本当に5巻が出るのか心配になってくる いやまあ出ないってことはないんだろうけど 3年位前の再販のときも考えなしに同じ分量刷ったみたいだったけど 今回は5巻は多めに刷ってくれよぉ!!
前の再販で1巻だけ買い損ねた・・・
3巻の表紙もセヴェリアンか… どうせ小畑に描かせるなら、あかり風ロリ美少女のドルカスや、スレンダーで セクシーなアギアや、爆乳爆尻のジョレンタとかにしてほしかったのにw 結局腐女子優先ですかそうですかorz
腐女子優先もなにも… 翻訳SFなんてジャンルにカテゴリー分けして選別できるほどに潜在的な読者がいる、と 早川がおめでたくも想定しているとか 本気で考えているの?
久々に都内に行ったら九段下の本屋で 1、2巻平積みされてたよ それぞれ5冊くらい 普通に売ってるのが不思議な気分だ 昔4冊そろえるのに大型書店を何軒も巡ったなあ
分かるよ。亡くなった祖父に遭った気分。 ちょっとぎょっとした
>>396 なんのかんのいって、1巻結構売れてたみたいなのは、やっぱ人間失格を
表紙買いしたような層がいたからじゃね? 中味は気にしないで。
連中に2巻以降も付き合う根性があったかどうかは、各地の2巻の売り上げ
の話を聞く限り想像がつくが。
>>399 俺のイメージでは、ジョナスはロボット刑事Kで読んでた(古すぎw)
401 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/15(日) 13:59:40
ジョナスってサイボーグ化した人間かと思ってたら 元々マシンだったのに修理するときに生体材料しかなくて しょうがなく人間みたいな姿になったってのが 最初に読んだときなんか斬新な気がした。
んでも、ドルカスはたしか、外見的には15〜17歳って言われてるんだよね、セヴェリアンに。 なおかつ、タロス博士には象徴的に「純潔」とか言われてる。 ガチペドの人には物足りんだろうが、世間一般的にはロリと言っていいと思うが。 まぁ、「純潔」と言われた直後のセヴェリアンの分析が、またイイんだけどね。
ダウナー不思議少女風で想像してた>ドルカスたん
>>401 ネタバレを…と思ったけど2巻でもう明らかになるんだっけ
早く読み進めないと5巻に間に合わん
しかしずいぶん久しぶりに最初から通して読んでみると
細部のイメージがずいぶん違って見えるわ
長い間、適当に開いて2・3章だけ読む、という読み方だったからなあ
髪を短く切ったドルカスのかわいさは異常
ハヤカワのサイトで3巻表紙の拡大画像が出るようになったな。
テルミヌスエストがでかすぎる。水銀いらなくね?
三巻の絵だが、ゴルゴダの丘に向かうキリストかよ・・・ なんかセンスがずれてるな
これだけゴツイ剣なら絶対折れたりしませんね
そうなるとやっぱり、一巻表紙のゴツイのが鉤爪なのか?
あんなゴツイものを素早く(しかも誰にも気付かれずに!)図嚢に隠せるアギアって・・・
図嚢も無茶苦茶デカかったんだろうW
ドラえもんのポケットか
二対の白骨は?
テュポーン
417 :
1 :2008/06/20(金) 08:07:15
俺を忘れんな
ぼちぼち読んでます. 第一巻の17章果たし状でのアギルスのセリフ 「五クリソス,一日働かなければ,それだけの金額は稼げんよ」 は誤訳っぽい.
新しい太陽の書は、 職務規定に背いたスーダラ職人が、えこひいきを受けて助命され、 おまけに高価な名刀までプレゼントされる、世の中をなめた糞SF
むしろそんな読み方できるお前の腐った脳みそが凄いww
>>419 素直に「変態仮面の人妻キラー(性的な意味で)遍歴」と読めないのか貴様は。
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/24(火) 00:07:06
3年間寝かせておいた本書にようやく手をつけ,なんとか独裁者の城塞までたどりついたが,以下のところで爆笑して しまった. 「男性は女性と較べて数えきれない長所を持っており,そのために正当にも女性を保護する責任を与えられているが, 女性にも男性に自慢できる大きな長所が一つある.それは,自分の骨盤と疾走する獣の背骨にはさまれて自分の生殖器 を押しつぶす女は一人もいないということである.」
セヴェリアンのユーモアセンスはタロス博士にも褒められてたからねw
ハヤカワ文庫ってフラゲできたっけ?
当たり前田のクラッカー
買ってこ
>>422 「チンコ痛てぇ」のここまで洗練された表現は初めてだ。腹痛ぇ
ジッパーではさんだときとかに言ってみたいです
>>422
男に生まれて、はさんだりつぶされそうになってみたかった。
俺は是非とも吸われてみたいよ…。
婦女子湧きすぎ
誰か>>422でAAを作ってくれ
>>422 しかし、前半部分すげーな
日本のフェミ族読んだら顔真っ赤にしてキレそうw
1、2巻を一冊ずつ入荷して 情報に疎い俺に新装版との出会いをもたらしてくれた 奇特な本屋に3巻が入荷していない なんでやねん
新しい太陽の書は、 フェミ団体を敵に回して入荷も先細りの糞SF
やっぱり3巻あった きっちり1冊入荷
俺は地方在住で更に入手性が酷いので、よく行く本屋に先週注文して仕入れてもらった。 が、「入荷しました」って電話、夜になってから掛けるか普通。 せっかく携帯番号教えておいたのに… つか、発売日は昨日じゃなかったのか???
地方は一日二日遅れるのが普通みたいだ 明日買いにいこ
きょうAmazonから届いた ちょうど2巻読み終わったところなのでちょうどいい
新しい太陽の書は、 南半球の住民を優遇し、 北半球の若者にとっては感情移入できないナンセンスな糞SF
いや、アスキア人とか好きだけど? マジで
いい加減こいつの荒らしがうざいな。
ちゃんと読んでるっぽいのがまた謎だな ほっとけば消えるでしょう、 わたしももうシカトしますすいません
旧版3巻296頁に セヴェリアンが奴隷の少女ピアに 「お前を島に帰してやりたい、 お前の名前に似た名前の男に借りがあるから。」 などと言っていますが 男って誰?アッピアンでしょうか? 物語の大筋に全く関係ない部分とはいえ、 こういう小ネタが多くてもだえます。。。
あーそうだ! 直前に出てきてるのに気付かなかった、ピアトンですね こんな時間に即レス感謝
>>444-445 えー?自分はギャグとして投下してると受け取ってるんだが。
そんな凝った煽りがあるか!w
と突っ込みながら読んでる。
自分もギャグとして受け取っているが、凝っているとは思わないし、おもしろいとも思わない
ギャグにしては程度が低すぎると思う
別に内容読んでるんじゃなくて 直前のレスをネタに〜糞SFとこじつけてるだけなので 誰でも出来る煽りが微笑ましいだけ
2巻読了 ジョレンタのあんまりな運命に憮然とせざるをえない 整形美人って虚しいと言いたかったんですよね、ウルフ先生・・・
新装版太陽の書で初めてジーンウルフ作品を読み、勢いで「デス博士」と「ケ ルベロス」を購入、先日了読しました。 デス博士: 色々とアレですが、特に「アイランド博士の死」が一番orzになりますね。 最後の「閃光の・・」でちょっと持ち直すも、よく考えたらこれは救いがある のかないのか? ケルベロス: 評判通り難解です。 「V・R・T」は一応自分なりに解釈を付けたのですが、他の方の意見も聞いてみ たい所です(このスレではネタバレですからNGですが)。 どこかで論じられるサイトがないものかと。
>455 ありがとうございます。 これからちょっとのぞいてみます。
新しい太陽の書は、 罪のない整形美人が目を覆うばかりのあんまりな最期を遂げる、 美を追い求める婦女子の読者を蹴落とした、ジョナスも泣く糞SF
>>457 はアルザボなんじゃね?
未読のお前には意味わかんねえだろw
積んでた新装版の解説だけ読んでみたのだが、 (もちろん既に全4巻、数度に渡って読んでる身) あまりにネタばれ酷くないか? 今から読む人は気をつけて下さい。 特に2巻は致命的だよ。 資料価値ゼロの個人的な思い入れ垂れ流し駄文な上に あのスポイラーはやっちゃいけないだろ。 中野善夫は最低。
新しい太陽の書は、 金で買われた提灯持ちどもが、あまりに酷い解説を添えた、 往年のファンにとっては噴飯もののSF
また来たアルザボ君。 っていうかお前邪魔。お陰で感想も書けやしない。
462 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/15(火) 00:52:54
新しい太陽のウールス 987円 ジーン・ウルフ(著) 刊行日: 2008/08/25
ヽ|/ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 / ヽ / \,, ,,/ | | (●) (●)||| | | / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。 | | .l~ ̄~ヽ | | |U ヽ  ̄~ ̄ ノ | |  ̄ ̄ ̄ |
SFマガジンの特集号と同日に発売か
新しい太陽のウィルスだかウールフだか知らないけど、 邦訳刊行を20年も待たせたのは、 尋常じゃない何かを感じさせる、禁断のマイナーSF
煽りになってないぞw
アルザボ君、必死だなw 4巻発売前に1〜3巻の再読中。なるほど、一見意味がなさそうな登場人物や描写が後々になって 大事になってくるので「読み返し必須」の理由がよくわかった。 各巻ごとにセヴェリアンは「嫌なら続きを読まなくていいんだぜ!」で筆を置いているが、アルザボ君は 何巻で挫折したんだろうか?
セヴェリアン坊やはなんだったの? なんの意味もなく同じ名前にしたわけじゃないのだろうけど 作者の意図がよくわからん。
>嫌なら続きを読まなくていいんだぜ! w
>>469 それを言ったら3巻現在、トリスキールが散発的に現れて消えることにも特別に
意図があるか不明なんだが。
>「嫌なら続きを読まなくていいんだぜ!」
スマヌ。俺はガ板六尺スレROMなんで、ちと向こうみたいな表現になっちまったw
>>472 相変わらず意味不明な両手に巻いた包帯。小畑は果たして中身を読んで書いているのだろうか?
そしてどこかにビザール的要素があるとでも思ったのだろうか?
>>473 特に表紙の場合は、必ずしも絵描きが中身を読む必要は無いと思うんで、
ハヤカワの発注の仕方がおかしかったんじゃない?
新しい太陽の書は、 包帯ぐるぐる巻きの夜神月モドキが全てを体現している、 人体損壊とカニバリズムに明け暮れた、不健全な糞SF
GARPSとかw
仕事とは言え、全部読めと強制されると辛い作品だよな 通読して多少なりとも内容を理解するのに俺は3年かかった
確かに、「読んで理解して」絵を描くのを求めるのはしんどいかも。 2巻はハヤカワが「セヴェリアンにセクラがまとわりついているような感じで」 3巻は「双頭の巨人を倒したところ」 こんな感じの指示を出して描かせたのかも。 あと個人的に、もっと他のキャラが表紙に出てもいいように思っていたんだけど、 むしろ下手に登場されると重要人物として印象に残ってしまい、更に読解が難しくなるのかも。
>それを言ったら3巻現在、トリスキールが散発的に現れて消えることにも特別に >意図があるか不明なんだが。 トリスキールが影の主役。但し、そこに目をつけられただけで合格。 一巻冒頭の水路とかは直線のモチーフを表す。 一方、トリスキールにふらふらついていくときのセヴェリアンは曲線に身を委ねている。 直線は、歴史、戦争、アイデンティティー、最後の審判、人間に連なる目的論。 要はケルベロスと同じ話だと言えばわかりやすいだろう。ってわかんないか。 V.R.Tがアイデンティティーを捏造しようとして審問から逃げられないのと同じ話。 男性原理に対し、色々な女がちょっかい出すが最終的にはセヴェリアンは新しい太陽による大虐殺を実行する。 前の独裁者の意図を引き継ぐことで。いかに古い太陽の下にはどんづまりでも。奪っていい可能性ではない。 直線や男性と曲線や女性の対立のモチーフは全編にちりばめられているが豊臣秀吉になるより、 人間として縛られるより動物のトリスキールとじゃれてるほうがいいと答えを示す存在。 上位の存在がそういう審判をやらせていて、この作品のセヴェリアンは、新しい太陽にいきつくが、 そうでないセヴェリアンも無数にいる。トリスキールやドルカスの元にとどまるセヴェリアンも。
>V.R.Tがアイデンティティーを捏造しようとして審問から逃げられないのと同じ話。 話自体うろ覚えだが、牢屋に入れられた学者はネイティブに取って代わられてないって事?
なんか合格って言われても、退化人の顔に触らせてもらえる栄誉みたいな。 まだ俺には理解できないことがあるんだろうとも思うし、それはこれから出来れば理解したいけど、 じゃあ合格ラインに達していない読者も多数いるんじゃないかと思うと複雑な気持ち。
どうでもいいが、なんでこんなに偉そうなんだろうか 合格とか、お前はウルフ本人なのか
そんなエターナルチャンピオンみたいな話だったのか
>>481 オイラも
学者と思い込んでしまってるネイティブだと
思ってたんだけどな
だから、学者と主張しなければ、釈放される、出られるって話だろう? 審問しているものもネイティブとわかっているが何故、そんなうそつくのかわからないから、拘留している。 捕まっている本人はそのことをわかっていない。 これは訳者の柳下が対談かなんかで言っていたと思う。 母親とかは動物に化けて生きていられる(かも知れない)が、原住民の権利、 アボのアイデンティティーを主張する限り、政府と同じレベルの支配者、権力主義者にすぎない。 そういう男性原理から如何に逃れるかという話。女性、動物、非自己同一性。 同一性や歴史を求めることこそが権力を戦争や悲惨を生むという一大テーマ。 >じゃあ合格ラインに達していない読者も多数いるんじゃないかと思うと複雑な気持ち。 ウルフの作品は合格ラインに達する読者の方が圧倒的に少ないのが普通だろう。 名作なんてその核は、古今東西、読まれていない、理解されていないものだ。
そこまでハードルあげておいて、俺は理解していると言える自信と そのうえで人の着眼点に合格とか言えちゃう性根が凄い
「合格とか言ってる
>>480 って何なの? バカなの?」
ジーン・ウルフ談
いやケルベロスはそういう話だろう? どれもアインデンティティーの話。第一話の記憶を無理やり移植するとか。 三話の変身できるアボを証明しようという話。 一話の図書館とか、もろに頭蓋骨のイメージ。その外で鳥は飛ぶ。 三話では、鐘が鳴る。頭蓋骨の中の歴史や同一性振り払えというメッセージ。 だから一話では親殺しをせざるをえなくなる。 しかし、そんな事をやっても、一話はみじめな現実から逃れられずに実験繰り返す。 三話は、牢獄に囚われて出られなくなる。変身するアボの末裔のはずが、 同一性保ち自己の歴史を正当化しようとするが故に囚われる。 そういう皮肉な転倒描くことで、より深いテーマを描き出す。 変身するアボを擁護するものが一番同一性に権力に囚われる。 そこまで一般の読者は後を追わないというだけで、テーマは明瞭なんだ。 読み返してみればわかる。指摘を元にたどってみればいい。 その得意なテーマを、太陽の書で繰り返しているということは、トリスキールを軸に読むと これまた明瞭になるんだな。だから性根の問題ではなく、客観的に証明できる話。 読み返してみればわかる。指摘を元にたどってみればいい。 トリスキールでもドルカスでも大切なものを再生するが歴史の渦で結局捨ててしまう。 そうでない歴史があるとすればという大河ロマン、宗教劇。5巻になればもっとはっきりするが。
>488 ウルフの作品をろくに読めないで悔しい言い訳してるわけですね。わかります。
素直に考えれば時の回廊というか建物の中でトリスキールをおっかけるかおっかけないか、 子供のセヴェリアンの出てくる一巻冒頭の話とか、時々思わせぶりに出るトリスキールは何を意味しているのか。 それはこういった作品のテーマと結び付けないと意味がなくなってくるだろう。 トリスキールについていけば、こういう悲劇は起こらなかった。それを暗示している。 最終的には四巻の終わり近くでトリスキールが出るときはドルカスの過去がわかるのと同じで涙もの。 トリスキールやドルカス自体、そういう悲劇を予感してセヴェリアン本人が再生したもので、 上位存在はすべてを見届けているわけで、それは五巻だが。
キモイ人がいるなw
>>489 「もろに頭蓋骨のイメージ。その外で鳥は飛ぶ。」とか
「鐘が鳴る。頭蓋骨の中の歴史や同一性振り払えというメッセージ。」とか
よく分かりません。
分かるように説明していただけるとありがたいのですが。
えーと、じゃあ太陽の書だけ読んでもジーン・ウルフの読者とはいえないのかな?
>>486 ああ、取って代わった少年のほうが捏造してるってことね。
とりあえず5巻読んでる神の視点から 3巻までの読者や4巻までの読者を査定するのは勘弁してくれ ていうかこの期に及んで5巻のネタバレ勘弁してくれ
読解力と説得力は別物だという事を再認識した。
>>496 俺も5巻読んだけど神になった感じはしないぞ。
むしろ謎が増えた。
バルダンダーズはもしかして○○○○の眷属なのか?とか。
新しい太陽の書は、 ウルフおじいちゃんが仕事の片手間に書いた、 聖書並みに意味を考察するのが無駄な、非科学的な与太話
ウルフは作家になれた理由として「早起きして仕事に出る前に執筆、帰ってきてから推敲を毎日続けた」 というのを挙げてる。作家志望のリーマンの鑑だな。
>495 そうそう、そうやって少しずつわかっていけばいい。 >493 長い激しい旅で、宇宙越えて地球からやってきて、自分のクローンに無理やり記憶を移植してって、 脳=記憶=アイデンティティー保持の一直線の話なのはわかるよな。直線と脳みそのイメージ。 図書館はそういう記憶の集積所で丸い頭蓋骨のイメージも重ねられている。 親父は動物実験繰り返し、さらに世代超えて記憶を直線的歴史を積み重ねようとしている。 そういう人間の勝手な話に対して、本当にいるのかいないのかわからないが、 原住民は動物に化けられ、歴史をアイデンティティーを否定して、変身しまくる。 図書館に周辺で鳥が飛ぶのは宇宙船や世代の垂直な動きに対し、自由な動物の動きを象徴している。 鐘も同じ。音楽、外に鳴り響くものとして、せせこましいアイデンティティー、 脳みその外に出ろというメッセージ。 一話の草笛、三話の最後にもなんかエンゼルトランペットか何かでてくる。読者へのメッセージ。 ただ単に、原住民が植民地支配を解放してめでたしめでたしとかではなく、 一般の読者にはすぐには読み解けないようにしている。 底の浅い話を避け、作品の奥に分け入らないと理解できない深い話にしているわけなんだ。 ただ、わざわざ、2chまで来ていろいろ議論するようなやつが指摘されて、逆ギレしているのはみっともないぞ。
482とか495とか謙虚に少しずつわかっていく奴もいるのに、文句つけている奴は馬鹿だよ。 後、ネタばれ心配している奴は以上のように、わからないように底深く仕込んでいるわけで、 自分でたどりつけない奴は読んでもネタばれにならないから問題なし。 自分でたどり着いている奴は必然だと理解できて文句なっていってこないし。 494とかも、底の深いウルフの仕掛けを堪能する為には労力惜しんでいても仕方がないのはわかるな? メッセージは単純じゃなく深くわけ入らないとみつからないようにしている。 文句つけている馬鹿は、5巻前に自分がどれだけ読めていないかわかった分感謝してほしい。 メッセージ読み解くために深くわけいる必要理解できたな?感謝しろ。
スレが伸びてると思ったら…
新しい太陽の一巻で、おぼれたセヴェリアンを髪の毛引っ張って引き上げる部分とか、 溝をつついて流れをすっきり通そうとしたら、トリスキールが出てきて復活する場面とか。 それは歴史の垂直な流れと、その流れで行き詰まり捨てられていくものを、拾い助けるかというテーマ。 セヴェリアンがコインもらうのも、そのコインが実はあれだというのも、アイデンティティーをめぐる話。 セヴェリアンが孤児なのも、実はあれだということも、孤児のため自分のアイデンティティーを求めて従順なのも 物語のテーマに直結している。 ドルカスの苦しみをわかりながらも自分の使命を役職をアイデンティティーを捨てられず別れる悲劇。 拷問者が主人公という反則技も、主人公が独裁者になるという掟破りの展開も。一方では、使命をアイデンティティーを求めつつ、 他方では自分のやっていることに苦しむ引き裂かれた存在として、作品に深みを与えている。 一巻で、トリスキールを探す時、どうせ見つからないとの制止振り払っていけば、別な時間軸の中でトリスキールと出会い、 別な運命が待っていた。それは実は四巻でもといったことも。 主人公の一人称で、その主人公が見落としている真実を作品の奥に分け入ることで、 主人公に逆らって読み込むこと。それが作品の仕掛けであり醍醐味なことはわかるよな。 引き裂かれた存在として、では、どう選択すればよかったのか。答えは鼻先につきつけられていた。 完全記憶の主人公にわからなかった本当の答え。 トリスキールやドルカス。アイデンティティーの探求が幸せか否か? 501とか、こういったとかべたな話は本来各人が自分で見つけるべきことだが、馬鹿が多いから仕方がない。
何を独裁者気取りでいるんだか。 わかった気になって人を見下しつつ長文語りをする香具師がいるってことが気分悪いな。
>ドルカスの苦しみをわかりながらも自分の使命を役職をアイデンティティーを捨てられず別れる悲劇。 ドルカスと別れた理由って「自分の使命を役職をアイデンティティーを捨て」ることができなかったからだっけ? 別れる直前に、処刑すべき相手(サイアリカ)を見逃してるんだけど、それは役職を捨てたことにはならないの? そこらへんのことをゆとりな僕に教えてください。
新しい太陽の書は、 独裁者になるとかネタバレされまくりで、 これから4巻目を読む人は感動が薄れてカワイソスなSF
一巻の時点でバラされてなかった? 二巻でも「今では俺がこの城砦の主なんだぜ」とか言ってたし
そいつにもマジレス禁止
2巻では「今、絶対の家でこれを書いてるが・・・」とか 「控えの間の囚人を全員追放した」ぐらいは書いてある。 つか大半はのたれ死ぬだろ・・・残留希望者は雑用係にでもすればいいものを
4巻の帯にさ、全てを内包した奇跡の小説って煽ってて、カトリック小説も挙げてあったんだよね。 カトリック小説の要素って何かあったっけ?
カトリック小説ってのがいまいちわからんが 救世主、復活者、罪などがモチーフになってるあたりじゃね?
なんか海外のサイトのインタビューでカトリックの影響について質問されて棚 奥さんと結婚するのにカトリックに転向したんだっけ?
516 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/24(木) 16:41:05
カトリックに絞るかどうかは別として基本的に キリストの話だよね
4巻出たかな 来月遂に5巻がお目見えか 感慨深い
来月発売のSFマガジンは新しい太陽の書読本。
やっとこ三巻読了。 一巻でセヴェリアンが見た人形劇の夢はバルダンダースとの戦いの予知夢だよね。 あの夢を見せたのは誰(もしくは何)なの? それとも嘘つきセヴェリアンが見てもいない夢のことをさも見たように書いただけ?
良かった・・・途中からイラスト変わったり、 「5巻は出ません」とか言われなくてホント良かった。 来月が待ち遠しいぜ。
5巻を入手するまで油断するな
>519 予知夢と言っても、この作品、平気でメル欄だったりするからなあ。 この作品、メル欄も一定していない。
わたしには二つのことが明らかである。一つは、今のわたしは最初のメル欄ではないということである。 --「独裁者の城塞」第38章
暑すぎて外出したくねえから、一気に4巻読了。
一部、自分の中で生じた疑問点に納得した部分もあるし、
>>522-523 メル欄には頷ける。
しかし今のところ長文先生のような印象を持てていない。5巻を読まないと理解できないのか、
はたまた他のジーン・ウルフ作品まで読まないと理解できないのか。
ともかく、各巻末の「いやならやめていいんだぜ?」に応じることなくここまで読んだ。
あとは…また最初から読み直すか。
>524 露骨に出したら野暮だから、隠しているわけだね。 4巻に出てくる、上位存在の人間的なものへの審判=復讐とか、 セヴェリアンが完全記憶の持ち主とか。 トリスキールの存在通して露骨じゃなく、何を失ってきたのかを考えさせる。 単なる復讐だったらストレートすぎる。 またセヴェリアンが偉人なのか?疑問符を感じてもらいたい。 そこを読者に考えてもらいたいから技巧をこらすわけだ。 退化人さえ、作者の捨て駒で、本当に読んでもらいたいのは何か考えれば おのずと見えてくると思う。 悩んで苦しんでても、結局、セヴェリアンは大事なものを捨てていって生きてきたわけで。 システムの奴隷だからこそ頂点に立てたわけで。 abaia氏のサイトの ピーター・ライトによる "Attending Daedalus" について などを参考に。
>524 セヴェリアンが親を知らず、自分が何者かを知らないことが動因の一つで、 最終的に4巻の結末に至ったわけで、自分の親とかが何か知ったときは、 既にドルカスとはああなってしまって取り返しのつかない状況。意味はなかった。 自分とは何かを知らない、知りえない証明しないほうが意味があった。 そうすればトリスキールもドルカスもいたし、不気味な何かに変貌しないで済んだ。 自分が何者か、自分の使命とは何かを知ることに幸せがあるのかという、 皮肉な結末を存分にあらわしている4巻で十分で5巻は蛇足とも言えると思う。
新しい太陽のセールスだかウールフだか知らないけど、 邦訳刊行が20年も見送られてきたのは、蛇足だったから
>>527 いつものキミか。
最初アルザボ君という名を付けたけど、むしろ今後はアスキア人と呼ぶことにするよw
ピーター・ライトの本は未読だけども米アマゾンのカスタマーレビューによると 完全記憶能力者は起こった出来事を批判的にとらえる能力に欠けているとか 書いてるらしいがマジかね
完全記憶保持者は左脳に障害があって、代わりに右脳が極端に発達した奇形児
ようやく4巻を入手 巻末の解説でultan.netが賛辞とともに紹介されていて目頭が熱くなった abaiaさん元気かなあ? そういや崖の上のポニョにアバイアの女奴隷みたいなのが出てくるねw
あとがきでもセヴェリアンのモテモテっぷりが語られててワロタ。 でも、独裁者の試練失敗の代償が男性機能の喪失とか、 (星一つ救うにはあまりに矮小なコストに思える、普通は命かけるだろ?) 実は単なる読者サービス以上に重要な要素だったりするのか。
>独裁者の試練失敗の代償が男性機能の喪失とか 5巻で説明されてた。すごく単純な理由。
新しい太陽の書は、 国家元首がチンコを去勢されて娼館のマネージャーをやってる、 著者の政治見識を疑わざるをえない糞SF
否定しきれないw
で、ぶっちゃけドラクエVとどっちが面白いの?
頭使わなくていい分、ドラクエ5
ゆとり教育の弊害ですね、わかります。
調停者の鉤爪を見てれば迷いなんて消えるよ
>>534 >国家元首がチンコを去勢されて娼館のマネージャーをやってる
現実だろ、政治なんてそんなもの
541 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/31(木) 02:48:30
4巻まで読了 ffの坂口は新しい太陽の書から世界観からなにから影響受けすぎだと思った。
>>541 え、どの辺が?
初版のころは表紙の天野絵を見て「なんかFFみたいだな・・・」と思って手に取ったりしたなそういや
>541,542 言われてみれば、世界設定が似ていなくもないかな。 たとえば、 1.基本中世風なのに、飛行船とかが無くもない。 2.銃があるのに、主人公の武器が剣。 3.「馬」が馬ではない(チョコボっぽいと言ってよいかも) とか細かいところが色々と似ている。 が、このての設定だけなら同じようなSFは幾らでもあるので、某坂口 氏がウルフの影響を受けているかどうかは断言できないですけどね。
>>541 は新しい太陽の書以外のSFを読んだことがないんじゃないか?
まあ薄暗い雰囲気とかわかんないでもない とかいいつつ天野絵は基本そうだし 中世の世界を描いた映像作品も薄暗い雰囲気多いからなあ そういえば指輪物語の映画を見たとき、 人がたくさん沈んでる沼の場面でこの作品の植物園の池を思い出したんだけど 人が眠る池って指輪物語が元ネタだったのかな? (指輪も読んでるんだけどあまりにも昔のこと過ぎてその場面は記憶に無い) 銀河鉄道999の氷に眠る人間たちも指輪が元?
むしろ天野絵に影響受けてゲーム本編にもフィードバックがあったんじゃないかという気が。
「水に沈んだ人」で自分がいちばんに連想するのはオフィーリアの川流れだけど ケルト民族は土葬で、沼沢地に住む部族は沼に死者を沈めて葬ったと言うから 指輪のあのシーンはそれが元なんだと思う。 この話の池もそうなんじゃないかな。
腹の中に鉛玉を入れた死体って本当に沈んじゃうものなの? なんかすぐに浮かび上がってきそうな気がするんだけど。
自分で確かめてみれば?
石を詰められたり、ダンベルくくられたり、冷蔵庫に入れれたりした死体が たまに上がってきてニュースになるよな 沈められた死体の総数が分からんから、 どのくらいの割合で浮かんでくるんだか分からんが
>532-540 娼館のマネージャー。ケルベロスでもあったな。 去勢の問題。 妄想の中の倒錯した男性性の自己認証。 それを宇宙を越えてやってきた植民者とか、クローンに記憶移植させるとか、 実は登場人物が入れ替わってるとか、肉を食って記憶を呼び戻すとか、 調停者の鉤爪とか壮大なテーマやエピソードやアイテムと絡めるのがウルフ流ではある。 地球の命運という壮大な事を語っているようで、ただ己の種を残したいだけかいと。 >529 完全記憶の問題も、そのギャップに本質がある。 一見もっともらしいことを語っているようでその動機や裏側見えてくると、 落差に笑かされるという。
わたしには二つのことが明らかである。一つは、今のわたしは最初のメル欄ではないということである。 --「独裁者の城塞」第38章 そういう一見悲壮な気宇壮大な話が、男性機能の喪失をめぐるパイアグラで悩む中年男と変わらない。
長文先生の域には永遠に達する事が出来なさそうだ
しかし「起こった出来事を批判的にとらえる能力に欠けている」なら 「一見もっともらしい」説明をすることすら不可能じゃないかって気がするが。
男性機能の喪失?それじゃあ“両性具有人”ってのは誤訳になるのでは? それとも書き手の認識が誤っていたってことか? 自分で5巻読んで確かめるしかないか。 いま確認のために2巻みたら、あの薬の入れ物ってそういえばアノ形してたんだな。 細かいところまでいろいろちりばめてあるんだな。2回目読むか。
俺も思った。“無性人”とでも云うべきだよなあ。
>>555-556 への長文先生のレスに期待w
きっとジーン・ウルフだから必然とか、何かに対する暗喩であるとかで18行くらい突きつけられるw
>18行くらい突きつけられる で、それを1行に要約すると 「それが正解。まあ、バカには理解できなだろうけどな」
>>554 それは問題にならないんじゃね?
独裁者の意識を取り込んで、知能をドーピングしてから回顧録を書いている。
>>独裁者の意識を取り込んで、知能をドーピングしてから回顧録を書いている あー、それは色々引っくり返って面白いな。 それ以前のセヴェリアンがどんな主観で行動してたのか、 考えてみるとちょっとホラーだ。
独裁者の回顧録って所謂、政治家の回想録だよね。 信頼性に著しく欠けるな。 自らの権力の正当性を誇示する目的も有りそうだし。
しかし宇宙に放り出す手記を人間はどういう気持ちで書くものなのか
ヒント:精子
岡部氏がウールス訳してたおかげで、マーティンスレが大変な事になってるな。
こっちにまでその話題が飛び火かよ。もううんざりだ。
新しい太陽のウールスってまだAmazonじゃ予約できないのかな? まだbk1だけなのかな。
567 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/08(金) 05:25:17
こっちも盛り上がるために長文くんに がんばってもらわれても困るがな
Lexicon Urthus, Second Edition の案内がamazonから来てたよ
新しい太陽の書は、 人間の脳みそ食いを推奨して、ヤコブ病の蔓延を促すためのテロ工作SF
一回目のときは焼肉にして食ってなかったか?
>>568 7日に来たメールでは2034円だったのに8日のメールでは4073円になってた。
あとまわしにしないで素直に予約しときゃよかった。
SFマガジンも久しぶりに買わんと 忘れそうだ
よし、ここまで生き延びたぞ 5巻を読み終わるまでは死んでも死に切れん
しかし相変わらず意味不明な表紙だなぁw
天野絵版マダ━━━━━━('A`)━━━━━……‥ ‥
>>574 「とりあえず宇宙船からスタートです」とかそれぐらいの情報は得ているようだな。
あんまり表紙の話題続けるのもなんだけどさ、 最近この人の絵がよく文庫に使われてて 本屋でも目に付くんだが みんな同じ顔で同じ髪型なのな 新しい太陽の書、かえって埋没してる気がする
それは天野嘉孝でも同じことだったし、 無個性でとにかく美麗という表紙は作品に合ってる気はする。
小畑の絵は漫画絵というかアニメ絵というかカッチリしてるのがな。 天野の絵はぼやけてるから、それでいくらでも逃げれるんだがw
表紙絵が今のところその本の内容に合致していない現状だけど、小畑はある程度 アートセンスはあると思う。 数こなしてもう少し読者目線の絵を描けるようになれば、この先案外と化けるかも。 もう天野はこういう仕事できないらしいから、絵師も世代交代する時代じゃないかな。 まあ、太陽の書では大外しだったわけだが。
583 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/14(木) 00:35:34
>>579 釣りだと思うが
表紙書いてるのは有名な漫画家なんだが
ヒカルの碁とかデスノートとか書いてる
表紙全然好評じゃないような…思ったよりインパクトもないし客寄せ効果も それほどでも…そんな感じ。
>>583 いや、でも並べてみれば同じ顔なの分かると思うが。
小畑絵が目に付いてちょっと手にとって見ようと思わせるには、敷居が高すぎる 人間失格みたいな、最低でも名前くらいは聞いた事がある作品に あの絵がついてれば、「おっ?」と思うだろうが、 SF、FT好きにはそれなりに知られている名作についてたところで「へぇ」としか思われん
スタージョンの「人間以上」の新装版に比べれば、小畑絵はまだマシなほうかも
はい、コナン新装版に対する批判はここまでで
萩尾望都に描いて欲しかった
この人、文章へたくそだよね。
いや萩尾望都は台詞回しもいいと思うぞ
誤訳なのか元々なのかわからないけど、 意味が通らない箇所が多々あるね。
新しい太陽のウールス The Urth of the New Sun ジーン・ウルフ(著) 岡部 宏之(訳) ISBN:978-4-15-011675-0 刊行日:2008/08/22 1,050円 価格上がったんだな。 前は987円だった。
本の値段がどんどん上がっていく気がするぜ
1050円なら結構分厚くて長いのかな? 拷問者の影が840円であの厚さだから、もっと長い?
俺なら5巻だけ1500円、いや、2000円で売る どうせ買うやつは買うしかないし ついてこられないやつは4巻までに振り落とされてる
いくら早川ちゃんでも文庫本で\1,500は無いだろう・・・ でも\2,500ハードカバーだったら買ってしまうかも知れないと思う俺ガイル
早川ちゃんはまだ1000円を超えたり超えなかったりでマシ 創元ちゃんはもうデフォで文庫本1000円超えだもんなw
レナルズは別格だけどな なぜ分冊しないのかと?
>>599 一回絶版になったあとの再発時は分冊するに100ガバス
京極と同じパターン
欧米だとむしろ4部を一冊にまとめて3000円くらいだったりするのにね。 読みにくいからアレだけど。
ペーパーバックの場合、分厚いと背表紙に折り目が縦に何本も入って見苦しいことになるからイヤじゃ
3巻の途中から急激に面白くなってきた。我慢して読んできた甲斐があったさ
初めて読んだ時はテュポーンが出てきたところで「ラスボスとの初顔合わせか!」と興奮したものです。 その後、テュポーンは掌底一発であっさり退場。ラノベ感覚で読むような小説でないことにようやく気付きました。
俺も結構ラノベ感覚で読んでたような。 拷問者組合とか花での決闘とかすげーって普通に感心してた。
>>606 そのアヴァーンでの決闘も前フリの長さをよそに
「えっ?いつ終わったの?戦いはまだ序盤だよね??」て感じだしw
いくらでも劇的に書ける場面を
全力でスカしまくるセヴェリアンに萌えられる俺はマゾなんだろうなw
テュポーンって何者だったの?過去の独裁者?
今度のSFマガジンは新しい太陽の書特集か〜。 未訳の短編も載るっぽいね。
アヴァーン テュポーン アボーン 違和感ねえな
正確には、まだ「独裁者」と呼ばれる統治者がいなかった時代の独裁者なのかな?
でもたしか「ほとんど正しいイマール」が子供だった頃はまだテュポーンの治世だったはず
テュポーンが独裁者かどうかは 日本でいえば大王か天皇かみたいなものだろうな
「きみは、私を見てインペラトールといいたくなったのではないかね?」とか言ってたっけ 独裁者はAutarchアウタルクで
新任者が先人たちの記憶を受け継ぐ儀式はいつから始まったんだろう? 大昔から行われていたのだとしたら、デュポーンの代で一時途切れたはずだよね。 テュポーンは死なずに人口冬眠してたわけだから。
テュポーンは独裁者じゃないと思うけどなあ 超技術が健在だったころの古代人であるだけで なんであんなところで寝てたのかはわからん
Autarchはアウタルクって読むのかーなるほど オートーチって読んでたよ、「オーギョーチ!」みたいなノリで
オータークだと思ってた。 オータークの城塞っつーと、なんかフィギュアとか大量にありそうだけど。
Exarchを「エグザルク」 Tetrarch「テトラルク」 とか表記してるからそれでいいのでは?
「オーターク」って発音するから カワウソ(Otter)と洒落になるんですけど。
大田区
>>621 英語圏の人ならカタカナ表記に悩まないからそれでいいだろうけど
誰か5巻フラゲしてないの
5巻買った。 書泉に山積みされてた。
5巻の表紙のセヴェリアンの服?は結構細かい書き込みがしてあって 微妙に気合入ってる。手に持ってるのが「新しい太陽の書」かな? まだ読み始めたばかりだが完全にSFですね。
いかん、早く2〜4巻を(新装版で)読まねば;
>手に持ってるのが「新しい太陽の書」かな? 宇宙空間に放り出そうとしてあやうく自分が漂流しそうになるんだよなw
そろそろ本屋行ってくる
新刊が発売されてもこのテンションの低さは さすが過疎板というか何というかw
未読の奴が多いから(俺も)読んでるだけだろ。
本屋見て回ったが置いてなかったぜ!
しまった帰りに本屋寄るの忘れてた
田舎なのでやはり俺もゲットできなかった。たぶんハヤカワが発売日を早めたから月曜か。 ネタバレ書きたい気分はあるけどね。 でもね、4巻まで2回ずつ読み直して、ある程度理解できた部分があっても、まだ意味のわからない 描写とか多いし、長文先生の言うことも半分くらいしか理解できないし、果ては詳しいサイトとか 読んだら「どうやったらそういう仮説に辿り着くんだ???」って謎の嵐だったし、生半可な理解度では ネタにしちゃいけないような気がして。
おいらも買ってきた
>>635 長文先生の言う事が半分も理解できればすげえよ
とりあえず、買ってきた(´・ω・`)
読了〜。 なにがどうなってるのか分からんとこも多いが、 今までの伏線がほぼ全部生かされてるとこは良いな。 今まで4ヶ月かけて4部作再読してきた甲斐があった。
ミステリベストテン読者アンケートとか挟まれててもなー あと、今月の新刊の折り込みがないと、ちょこっとさみしい って・・・オレだけなのか?
ちょっとだけ書いても良いかな? 宿屋の中庭で兵士に取り囲まれて「○○○というのはお前か!」 と言われる場面の意外性のなさというか今更感はちょっと面白かったw
AmazonからLexicon Urthusの発送連絡来たー。 9月頭発行って聞いたたのに、グッドタイミング。
SFマガジン買ってきた。 かなり充実してる模様。 お腹いっぱいになりそ…。
新しい太陽のウールスを読み終わる前に、 SFマガジンをパラ見して ネタバレを読んでしまって、後悔。 皆も気をつけてくだされ。
危ねえ、もうすぐ読み始める所だった。
ウールス読み始めたばかりなんだけど
いきなり大ボケから始まるのね
セヴェリアンってドジっ子だったのかw
拷問者というシビアな出自で二枚目な彼が
重々しい口調で語ってるからシリアスに読んでたけど
>>422 が指摘してたようにある種コメディなのかな、これ
SFマガジン買って来た。 目次に『葉と花の帝国』があって、びっくり。 ずっと、翻訳を読みたいと思っていた短編だったから、 うれしくてたまらない。 これからじっくり読みます。
SFマガジン、ネタバレが嫌な人は巻頭カラーと「地図」、柳下の解説は本編読み終わってから読んだ方が良いよ。 以下、新しい太陽のウールスに関する質問です。 (ネタバレ注意) P593. 「わたしの神官の祖先が誰であったか推測するのはごく容易であった」 とあるのは誰の事を指しますか?
>>648 まだ本屋行く暇が無くて買えてないんですが
昔買ったペーパーバックが家にあるので章題かどの辺の話なのか教えてください・・・
650 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/26(火) 13:46:45
珍しく近所の本屋でSFマガジン売り切れてるじゃねーか
やっぱ明らかに雰囲気変わってるな あとセヴェリアンの独白にご都合主義が垣間見える 船の上で獣人と戦ったあと セヴェリアンが宇宙とウールスについて考察する部分だけど 判断材料と比べると 明らかに科学的に正確すぎる気がするんだが・・・ それとも知ってたのにさも自分で推察したかのように言ってるのか? セヴェリアンがそこまでかっこつけしいだとは信じたくないが
セヴェリアンはセヴェリアンであって、もはやセヴェリアンではないんだよ。
SFマガジンに掲載されてる短編というのは「魔法の猫」の邦訳版に収録されてなかったやつ? もしそうだったら買うのだけれど。
>>653 短編は2つ。
『地図』イータの話
『葉と花の帝国』「茶色の本」に入っていると思われる話
あとは『The Castle of the Otter』の中からエッセイが2編
そういえば『The Cat』も読みたかったなあ。
貰った好意的な書評を一々嬉しそうに紹介するウルフが萌えすぎる>エッセイ
ウールス4部作の仕掛けを誰も気づいてくれないのでその後の作品で 毎回さりげないくヒントを出してたというのは本当なのだろうか
少なくともアプ=プンチャウの正体を4部作(の本文)だけで判れというのは無理だと思った
659 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/28(木) 23:38:32
660 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/29(金) 08:54:30
ウールス読み終わった ....四部作読み直さないと意味わからんな。
あの刺客はいったい・・・
662 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/29(金) 09:20:53
刺客はツァドキエルの罠?
あの刺客はジョナスだという説も。
664 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/29(金) 18:06:44
シデロと落ちたとこに出てくる死体が意味わからん。 あれ、頬に傷があって萎えた足から・・・ってことはセヴェリアンなのか('A`)
>>664 自分もその辺イミフ。幽体離脱でもしたのか?と思ってスルーしたw
最後まで読んでないだろう。ネタばれしてたぞ。自存神その人が。 でだ、若島さんのエッセイ読んで、 「この世界のありとあらゆる現象をアレクセイ・ナボコフで説明する文学者」というネタが 脳から離れないんだ…
>>666 の宇宙ではナボコフのファーストネームが違うようだな。
>>666-667 THX、すげー気になってその先が読めんかったんだ。
帰ってから四冊引っ掻き回して考えたりしてたww
「〜のウールス」ってのは、四巻全てを読み終えた読者に贈るプレゼントだという。
たしかにその通り。自分の印象では、
『昔DQやってて完全にハマってたんだが、結局最後にはラスボス倒して最後のイベント終了して、
そこから今まで渡り歩いた町々を辿りながら、これまで拾ってきたイベントの経過を聞いて楽しむ』
という感じなのだ。
だから、4巻積ん読して読んでも居ない輩は買う必要はない、まあ誰とは言わないが。
んでもだな、アプ・プンチューの篇は蛇足じゃないかな?とは思ったんだ、それと
>>664 のイベントも。あれ、なんか意味あったんかな?別に本体でも奇跡起こせるんだしさ。
確かに『ウールス』読んだ後だと、前の四巻からこれが帰納できる、
というのは分かるんだけど、
普通には無理だよなー。どんな読解力が要求されるんだ。
>>664 のとことかも、
前の四巻で繰り返される
「死んでは復活するセヴェリアン」というネタの一環なのでは。
とりあえずアプ・プンチューって誰ですか。 アプ・プンチャウなら知ってるけど。
何かキチガイがわいてて怖い…。
ともかく、セヴェリアンがヘボ役者だったってことだけは指摘しておきたい。 あれだけたくさん質問してたはずなのに、いちばん要の大切なセリフ言い忘れやがった。 タロス博士に謝れよな、セヴェリアン
>>666 ネタバレしてたのはあの3人組じゃなかったか?
というか自存神って出てきてたん?
ザクの本体とかって、4部作の最後の方で語られた
あるサイクルの人類から生み出された超種族でないの?
「愚か者は神に祈り、賢明な者は自存神に祈る」うんぬんって言ってたがどう違うのかな?とか思うと、 あのレベルになったら、自存神でもサント・アンヌ原人でも同じじゃないかなと
最後のほうに出た神になったちょい役三人はどういう意味があったんだろ? 昔、ヒルデクリンやアギアやドルカスと一緒に船に乗ったことの対比になっているのか? 人数的に考えると。 キャサリン キャス キャスドー こう見るとセヴェリアンの母親や祖母は似たよう名前だな。
キャスとキャサリンが似ているのは名前だけだったのかな? オウエンは「母のような女には出会えなかった」みたいなことを言ってたけど 実はキャサリンの外見はキャスにそこそこ似ていたのではないかと思ったり。 根拠はないけど。 で、そのマザコン的な性質を受け継いだ息子は実の祖母とできちゃった、と。
なんかエライ長いこと放置だが、 セヴェリアンの母親のほうのキャサリンは色が黒いぞ。 キャスは色白だったんじゃなかったけか? ん?あれ?ちょっとまて。セヴェリアンは色白に黒い髪と瞳だったよな? なんで色黒の母親から生まれるんだ?
たね。
>なんで色黒の母親から生まれるんだ? 単純に考えると、セヴェリアンは父親に似たってことじゃないの。 でも、その父親はキャスに似ているわけだから、セヴェリアンとキャスも似ているということだよね。 本人たちも周りの人たちもそのことに触れてなかったけど。
もとから色黒だったとは限らない 母親だと感づかれないように化粧(変装)してるのかも知れない
色黒って、欧米文化で言う色黒じゃないの? 別にガングロだとか言う意味じゃなく ブルネットか、せいぜいモンゴロイドって意味だと思うんだが。 ドルカスもオウエンもブロンドの白人で肌も髪も白っぽいのに セヴェリアンの髪が黒いのは母親譲り ってだけのことでしょ。
>54 ラリー・ニーヴン(1938年生) 70歳
セヴェリアンは自分のことを共和国最後の独裁者と言っているが、最後の独裁者はヴァレリアだよな?
正当な独裁者(せんだいのきおくを受け継いだ)といういみじゃね
>>683 ネッソスは南半球だし現在からみて何年後のはなしかわからないし、
現在の欧米基準で解釈するのはムリがあると思う。
>>684 そういや、ディッシュが亡くなった事を昨日知ったわ
久しぶりにケルベロス読んだ おおまかな仕掛けはぼんやりわかるんだが、細かく示唆される部分が 全然わかんない。だいたいわかってきたぞと思いながら最後にたどりつくと 奴隷と士官の微妙なやりとりでえええええ??????ってなったぞ
ディッシュ自殺かよ?!
691 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/07(日) 08:50:52
アスキア=ソ連だよな
いや、北米なんだし<アスキア
この人の小説読んでるとなんかキャプテンビーフハートの重低音でThe torture never stopsが聞こえてくる
4巻まで2回ずつ、5巻を1回読んだけど、この小説は自分には向いていなかったみたい。 話の中で謎が明快な形、ストーリーに必然な形で解明されるよりも、「何が謎なのか」 「なんでこうなるの?」って要素が多すぎる。 セヴェリアンの考えがその場その場で明快に伝わってこないのも、読みにくいと感じた要因かも。 暫くしたら再読する気になるかもしれんし、そこで理解できることも出てくるかもしれんが、 ひとまず降参して本棚にしまっておこう。
最初は2巻の途中で一回投げて、 2年経ってから通しで読破できたがイマイチ面白さが分からず、 また2年後に読んだら、散りばめられた謎が少しずつ見えてきて、やっと面白いと思えた
696 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/07(日) 19:55:18
某京都大学出身の大森望でも初読寺は理解できなかったのに 筑波大風情の俺は三周目でやっとネタはわかったよ
連続刊行で、気合入れて読み始めて 2巻初めで?????ってなって1巻最後といったりきたりしたのは いい思い出
>>694 それだけ読んだのなら合わなかったんでしょうね
というか合わないのに良くそこまで読めたと感心
セヴェリアンの禅問答萌え、トリスキール萌え、脈絡の無い挿話萌え、etc…
な人じゃないとホントに苦痛なんじゃ?
>>697 実際のところ、そこでそうならない人は
むしろまじめに読んでいるのか疑いたくなりますw
ケルベロスやデス博士は大好きだがウールス・サイクルはそんなに…… って思ってるのはおれだけ? スレ的には圧倒的にウールスだよね。文庫とハード・カバーの違いかな
700 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/07(日) 22:56:41
>>699 本格ミステリはケルベロスの方が好き
俺みたいなSF者はウールスの方が好き
おれはアイランド博士の死が一番好き 「人間はこみいった猿だよ」
702 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/08(月) 00:46:14
オービットとかそのあたりのNWが基本好きなんだろうな
704 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/09(火) 00:02:18
>>699 ウールスはファンタジーでないの?
ケルベやデスがSF
ウールスは文学
デスは人生
ソーニャとクレーン・ヴェッスルマンとキティは萌え
で、「長い太陽の書」の翻訳はまだかね。(今の勢いならいける?)
710 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/10(水) 22:52:10
短き太陽の書まだ?
711 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/10(水) 23:00:31
ヴァレリアとのいきさつは結局描写なしだったか。 ウルフの女性描写は魅力的だからもうちょい楽しませて もらいたかった。
国書さん、秋にはウィザード・ナイト出るんですよね ウルフ暦はいつごろでしょう まあ、ダール・グレンが後、数年は出ないでしょうから期待してないけど
>>709 SFマガジンで柳下が煽るように「長い太陽〜」の解説文載せてたのは
カミングスーンに違いない、と信じてる俺がいる
岡部さんがマーティンの翻訳降りたのもこっちに集中するためなんだろうし いつになるかは分からないがきっと出るに違いないと思い込んで待つ
>>714 岡部さんはその頃にはもうイナイア老・・・かも
716 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/14(日) 23:33:32
おれはもっと短編集を訳して欲しい デス博士とかめちゃ面白かった
09年3月には 『The Best of Gene Wolfe: A Definitive Retrospective of His Finest Short Fiction』 が出版されるから短編待ちのほうが望みは簡単にかないそう。
Book of Daysがどこかの刊行予定に入ってたよね?
719 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/16(火) 16:01:21
国書の第三期 ただし第二期のだーるぐれんがちょっとやそっとじゃ出ないから 数年内で出ればおkじゃね?
720 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/28(日) 21:31:33
新規にはウールスまでの道のりは長かったか全く盛り上がらなかったな 早川ちゃんにはSFマガジン掲載などの分でオリジナル短編を編んで欲しいな もちろん文庫で
>>720 例によって例のとおり、河出書房に投げます、もちろん。
短編集を作ろうにも弾数が少なすぎるのでは?
既訳だけで作るわけじゃあるまいし
ジーン・ウルフだけで組めばそりゃ困るわな。 他の作家と抱き合わせ商法だ
これ読んだ後に、お勧めしてもらえる作家っていますか? 充実感が強すぎて、なんか何も読めないのが現状なんです。 余韻が長い良い作家ですね。
>>725 まったく俺も同じ状況で困っている。
四冊でも充実しまくったのに新しい太陽のウールスでダメ押しされてしまった。
何も読む気がしなくて結局また一巻から読み直してしまっている。
がらっと変えてニューロマンサーあたりでも読もうかねぇ
国書の「未来の文学」シリーズからつまんでみれば? あとジェフリー・フォードの「白い果実」とか。
ウールス俺は読まないほうが良かったかな。。。 自分の少ない脳味噌でうんうん考えるのが楽しくて 1〜4巻は3回ほど読んだが、 ウールスはミステリの解答編って誰かが言ってたのがよくわかった
>>725 自分はレムで溜飲さげたけどね。
文学、っていう地平のギリギリまで降りていくとSFという空が懐かしくなってくるのだ。
んで、ティプトリーあたりで再飛翔と行きたいもんだ
731 :
725 :2008/09/30(火) 23:50:17
皆さん有難う ケルベロスやデス博士は読んだので(最高でした) レムやヴォガネット辺りのちょいクラシック文学系で リハビリします。 ・・・っても、満足しないかも・・・
732 :
725 :2008/09/30(火) 23:51:39
やっぱり、ラファティにします
SFマガジン的にいえばナボコフじゃね?
ら、ラファティだと無駄な深読みの末に壮大なズッコケ喰らう恐れがあるんだが・・・ 特にウルフ読んだ後だと
ヴァンスを読んで『新しい太陽の書』のルーツを探るのはどうだろ。 作風は全然違うけど。
>>725 ジョン・クロウリー
ジョン・ファウルズ
俺の中での二大ジョン。
今4巻まで読み終わったんだが、全然読み込めてないw 4巻末の解説でセヴェリアンとセクラの方がセックスしたと書いてあるけど、 セクラの方とはやってないと思ってた とりあえずもう一度1巻から読み直してくる
1巻の娼館のことじゃない? ペッティングくらいはしてたっぽい描写あったけどやってはいないと思う
自分は結局セクラの独房でやりまくってたのか、と思ってました
ドロッテがなんか微妙な顔でのぞいてそうだな・・・
1巻ではセヴェリアンがやってないと書いてたはずなんだけど、 後の巻でセヴェリアンの中のセクラの方がやってたっぽいことを言ってたような。
>>738 俺もペッティング程度だと思ってる。
生殖行為したら見張りが連れ出したとかなんとかかんとか。
子供出来たらセクラの方殺さないといけなかったような
しかしなんという役得。
そのためだけに拷問者組合に入りたいぐらいだ
いやあ貴族とのセックスのためだけに ハーフブーツの演習は勘弁・・・
今回5巻を読んでみると 4巻の最後のほうの注釈がいちいち余計だった感じがするね 20年前は5巻が出る当ても無かったからあれでも良かったと思うけど 5巻まで刊行されることになった今回は、あそこは削っても良かったんじゃないかな?
5冊目はおまけだし、そこまで買うとは限らない
最後の方の注釈ってなに? 本編中?
747 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/10/27(月) 09:49:04
今、長い太陽を原書で読んでるけど(まもなくlake of the long sunを読了)、英語はそれほど難しくないよ。 もちろん、よくわからないジャーゴンとかは無視(笑) 世代宇宙船の秘密が、徐々に明らかになるあたりは、ミステリータッチでぞくそくする。 主人公silkは神官兼預言者、彼のペットの話す黒ガラスが、いい味出してるなあ、、
読み始めてしばらく徒弟を従弟(いとこ)だと思ってたぜ・・・
自分は、徒弟(とてい)を「いとこ」とも読むと今知ったぜ。 いとこはだいたい従兄弟だから……
(°д ゚)
749!老眼にはまだ早いわ!!
752 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/10/31(金) 11:27:27
長い太陽第2部 lake of the long sun読了! なんとも皮肉な救出劇だなあ、ここまで読んできてもwhorlが世代宇宙船 あることは、間接的に暗示されているだけ。whorlの内部には、多くの都市国家があり、 湖の洞窟にある潜水艇の中のviron市政府、翼人の飛翔する空、300年 間眠り続けるsleeper,,,と背景のsf度はアップ、wolfeの卓越した語りが 心地よい、
754 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/11/06(木) 11:29:11
引き続き第三部読み中。 女神の宣託を受けた華奢な女神官mintは、秘剣をふるい (ジャンヌダルクと化したようだ)同市の貧民を率いて牢獄襲撃の 先頭に。一方、Silkには、宇宙船の建設者であり、whorl父神であるpas の神々による虐殺の真相が明らかにされる。 viron市は内戦状態と化し、そこに神々の思惑がいる乱れる。
要らないよ
久しぶりに来たら おまいは楽しいか、迷惑だよ
なんで勝手に未訳作品のあらすじ語ってるんだ。 面白そうなのはいいけどちょっと落ち着くべき。
え?……
おい、なんだこそスレ。別に未訳だろうとウルフ作品関連なら 語りたい人には自由に節度あるレスで語ってもっらてもいいんじゃないのかなあ。 迷惑には思わないけどな。少し楽しみだぞ。
どの程度までのネタバレが許されるかっていうのは人によるから 落ちに言及しなくてもあらすじを書くのは遠慮した方が良いんでないかい ネタバレが嫌だったら見なきゃいいといっても許される時期まで待って欲しい
いずれにせよ誰にでも読めるわけではない原書を単語アルファベットで語ってる奴は ハーフブーツ
>いずれにせよ誰にでも読めるわけではない原書を単語アルファベットで語ってる奴は なんかそれネタバレ防止に活用できそうな
フルブーツにされる客人はどういうことしたのか知りたいな
グローブとかヘッドギアとかいう拷問もあるのかな
1巻の最後の方にでてきた「二つのアプリコット」がどういう拷問なのか気になっている。 図書館で拷問についての本をいくつか調べたのだが、分からなかった。 他に違う名称があるのかな。
睾丸関係かな?
関西の例の文句のごとく 口に手え突っ込むんじゃなかったっけ?
ブックオフになかなか並ばないな〜 新刊で買った人は、ちゃんと取ってあるのかな? 長く何回も読み返すから三セット程集めたいのに まだ自分で買った以外に一セット揃わないんだ あれほど本屋に並んだのだから数はあるはずだ
>>768 どんだけ本に負担がかかる読み方なんだよ
確かに読み終わった本がすごいグッタリしてる人いるけどさ
>>769 自分も旅に出るときカバーもかけずにちょくちょく持って出たから
最初の1、2セットは結構くたびれたな
好きな本はびっくりするくらい痛むよ。 予備を買いたくなるのはわかるわ。
772 :
sage :2008/11/18(火) 09:56:29
長い太陽第3部ようやく読了、ふうっ! Silkがcalde(宗教と政治の最高責任者のようなもの)に就任するが、 旧政府はwhorl内部の地下トンネルに潜み抵抗を続ける、、、といっても こんなありきたりな要約は意味がないほど、プロットは縦横に入り組んでいる。 ウルフお得意の記憶にまつわる、、、とか、出生の秘密とか、、、
荒らしたくて仕方ないんだな
>>772 にハーフブーツの罰を与える。徒弟達は準備を。
この手の荒らしにはハーフブーツすらなまぬるい 足の皮だけを残す逆ハーブツーツはどうか?
>>775 皮だけが膝下からぷらぷらと下がってるの?
いや、足の皮だけを残すの。 残りは廃棄。
師匠、是非アウィーンのネックレスの刑にすべきです。
本人には悪意がないのは分かるがnetabareの刑は重いな、やっぱ。
かといって洋書スレを作るほどの人気でも・・・ない・・・
>>772 の愛と、感動を誰かに伝えたい心持は分かるがちょと未読の人の心情汲んでくれい
780 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/11/23(日) 17:32:09
772はセヴェリアン並みのグランドマザーファッカー。
何だかんだ言って、772が来ないと盛り上がらないな、、、このスレ
変な形で盛り上がらなくていい
1ヶ月くらい前にニュー速の読書スレにて「12国記→守り人→指輪物語と読んだけど
次何読んだらいい?」と質問したらコレをオススメしてもらって読みました。
読んでる途中でつまらない本だと「まだ終わらない」面白いと「もう終わってしまう」
コレはどちらでもなくて「あーコレ何度も読むだろうな」と思いつつ堪能しました。
教えてくれた人このスレ見てたら感謝!素晴らしかったです。
ちなみに自分も
>>725 さんと同じ虚脱感を感じていますが
作中の古い物語で何となく思い出した百年の孤独を読み返してみようと思ってます。
784 :
725 :2008/11/27(木) 23:37:31
SF初心者で読書好きなら・・・ コード・ウェイナー・スミス もしくは、重厚なジョージ・R・R・マーティンを お勧めするよ。 読みもとして読めて、面白いよ。
色んな意味で重くて厚いだろ
>>725 タニス・リーの平たい地球シリーズ(´・ω・`)
小畑絵だったので本屋で以前から気にはなってたんですが、ついに買ってみました 表紙は内容のイメージとは違和感があるけど、実際小畑にホイホイされたので文句は言わない 今2巻の序盤まで読んだ 一冊読むのに三日かかるとは思わなかった ファンタジーもSFも外人作家も初の自分にはハードル高かったかもしれん 大まかな流れは追えてる(と思う)ので最後まで読んでみようと思う 2周目のほうが楽しめるらしいのでそれまで頑張れ、俺
ファンタジーでSFで外人作家だからじゃなくてウルフだからだと思う
報酬は約束する
793 :
772 :2008/12/01(月) 12:59:06
長い太陽も怒涛の終盤に向かっており、あと100ページ程でようやく読了の予定。 どこか違う場所で感想とか書くかも! 是非、宮脇氏か柳下氏の翻訳で読みたいものですね。 商業ベースとか色いろな意味で翻訳へのハードはかなり高いと思うが、、 That's a lily.
そうそう、そういう書き方なら荒れない
表紙は荒木に落ち着いた色使いで描いてほしかった
小畑絵も悪くは無かったが 線が雑だった二巻を除いてみんなおんなじ様な絵だったのが残念だった もうちょっといろんな場面や構図を描いて欲しかったな ていうかあれは誰だったんだ?
ジョナス説が有力な気が。 メカっぽいし。
荒木が落ち着いた色遣いで描いたところで、恐らくは何らかの拷問のようなポージングになると思う。 で、そうか。表紙絵の男はジョナスだったのか!なるほど納得w でも自分でも思うんだが、主人公の服装などは煤色のマント以外、殆ど直接的な描写が出てこなかったので マルルビウス師が上半身裸だからセヴェリアンも同じなのだろうとか、非常に掴みにくいものではあったと。
職人の上半身は裸でしょ マスクは大きさが良く分らないけど あと鉤爪の形や大きさもいまいちよく分らない
鉤爪は直径3aぐらいの普通の宝石を想像してる 一巻表紙は腕の位置が男(多分セヴェ)の腕にしては若干低いポジションにあったので マントの中に隠れたジョナスが腕だけ出してるのかと思ってた それともセヴェリアンは手足が長いって設定あった?
セヴェリアンは背が高そうだったよね。 「拷問者の影」で死者の銅像を見ている描写(新装版30ページ)から 鋭角的な顔立ちで、黒髪だと思っていた。 新装版の表紙の人の髪の色を見たときには、ちょっと驚いた。
>>800 で、その宝石の中に
柿の種みたいな爪が入ってると。
せっかくの鉤爪が、柿の種でイメージが固定してしまったwww どうしてくれるwwww
鉤爪って言うくらいだからもっと曲がってるんでは 自分のイメージはカシューナッツ
鉤爪ってバルログ的な物だよね
クローってとこから「鉤爪」って訳してはいるが、 本来の意味は「爪」特にネコ科に特有の鉤爪を指すのだろう。 だから独裁者に従う猫女人の鉤爪に涙したのだ。
質問してもいいですか? 1巻の初めのほうに5つの棺桶のうち2つが開いている 記述があるのですが、 5巻の最後にセヴェリアンに用意された棺おけは4つ目 だったと思うのですが? セヴェリアンは死なないことの暗示として1つが開いて いることだと解釈はしていますが、5つ目は何でしょうか? 読者も本を開けば帰って来て死なない存在の暗示と解釈して 納得しているのですが(です博士的解釈で納得してます) しかし、あのうるたんねっとでも触れられていなかったので 共感される方いませんかね・・・ 違うのかな? どうでしょうか? 返事願います!
奥さんの分じゃない?
akom!
イラストに釣られたにわか読者です。 しばらく前に「新しい太陽のウールス」を読了しました。 たぶん内容を半分も理解できていません。 バルダンダーズ(Baldanders)がドイツ語のバルトアンデルスだというのは 既出ですか? ドルカスがセヴェリアンの○○だったということには何の意味があるのか 自分の家に戻った後どうなったのかが気になります。
この前、探偵、夢を解く読んだけどいまいちわからん なんかすごいオチだったんだろうかあれ
すごいというかズッコケというか・・・ >メール欄
なるほど!オイディプスでしたか。ありがとうございます。
818 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/01/26(月) 17:30:08
An Evil Guest読んだ人います? なんか舞台がラヴクラフトの架空の街で微妙にクトゥルー色もありらしいですが
『新しい太陽の書』、 読み直そうと思う度に途中で間が空いちゃって、 あれ続きどこからだっけ?ってまた1巻から読み直すってのを繰り返している。 『拷問者の影』だけ5回くらい読んでいる。
まあ、間が開くとキツいからなコレw
間断なく読んでも、二巻の冒頭は戸惑ったよ
一冊抜かしたかと表紙を確認するのがデフォ
いい加減に絶版にしてくれないと読む気になれないわけだが。
なんでやねん
825 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/02/28(土) 09:15:19
ウィザードナイトはポシャったみたいね ウルフ暦はどうだろう ダルグレンがわるいんか?
テュポーンは山上でセヴェリアンに合ったとき正体に気づいていたんだろうか
間違いなく気づいてただけではなく、自分を知らないことまで理解したようだな
>ウィザードナイトはポシャったみたいね なん…だと…
>>827 それで手下にしたがってたんですかね。
というかあれ読んでドラクエで竜王に合ったときのこと思い出した。
830 :
819 :2009/04/10(金) 00:14:49
ついにもう一度『新しい太陽のウールス』迄読了したが、 どうもおれは『拷問者の影』が一番好きだ。 何か濃密。
J.G.バラードが亡くなったね。
ようやく「新しい太陽の書」読み終わった。 これは確かに何度も読まないとよくわからんw あと、アバイアとかエレボスはクトゥルー神話へのオマージュかな?と思ったり。
新しい太陽のウールス、ようやくセヴェリアンも安定した地位を得て良かったね、とか思って読み始めたら、 こいついきなり勝手に宇宙空間に飛び出してピンチに陥っててビビった。 後先考えずに行動しすぎだろ。
836 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/05/08(金) 10:02:41
short sun 3部作もようやく読了。 英文はlong sun よりも、読みやすくなっているが、 語り手の視点が、時空を縦横に移動するので、少しでも油断すると 置いていかれる。 個人的には、「物語を綴ることについて」の物語として楽しんだよ。
>>835 俺は良かったキャラ変わってねーと思ったよw
>>835 >後先考えずに行動しすぎだろ。
毎度のことです
とくに自分のチンコには振り回されやすいんだよねw
上と下は別人格だからしゃーない。 上は下の行動を正当化すべく、色々理屈つけてみるが、下は上のことなんて 考えもしねー。
「ここ剣舞の塔じゃん!」とか言いながらなぜか女長官を瞬殺するあたりがセヴェリアン過ぎる
セヴェリアンは周りの人間からは賢い人間だと思われているんだよな。 本人もそう思ってるし。 どこが賢いのか全くわからんが。
>>842 あの世界では、「学」というのが「学ぶ」ことではなく「習う」ことによってだけで成り立ってるようだからね。
ギルド制度のもと、幼いころより科学的な思考法を「習って」きたセヴェリアンは、
街の商人などに良く見かける「学んで」きた人たちより一等上に見られるんだろう。
だから、バルタンダーズに余計に憎まれたんかも。
あの頭良いんだかアホなんだか分からない感じから、なんとなく俺の脳内でセヴェリアンはキアヌ・リーヴスでイメージして読んでる。 まあこの小説ほど映像化不可能なものもなかなか無い気がするがw
博士ってダンラ人っぽいよね。
>>844 おーわかるw
俺ん中でもずっとキアヌリーヴスだ
ホームレスっぽいというか根無し草っぽい感じとあと黒髪からきたイメージ
万が一映像化するなら、って考えたら思い浮かんだ
しかしセヴェリアン以外は思いつかなかったが
847 :
846 :2009/05/10(日) 04:26:20
あ、あとドルカスは ブライス・ダラス・ハワードとかそんな感じ
>>841 「かつて組合には女の拷問者もいたがサディスティックになりすぎる傾向があるので
男しか使わなくなった」という言い伝えがフラッシュバックしたかもね。
>846 ジョレンタはスカーレット・ヨハンソンを想像してた。
ぼくはヘザー・グラハムちゃん!
>>849 ジェーン・マンスフィールドを思い出していたなあ(古い人ですみません)。
あるいは、アンナ・ニコル・スミスとか。
俺も
>>851 みたいな感じ
なんかジョレンタは下品というか俗っぽいイメージがあるんだよね
昔読んだときは特に誰ってイメージなかったけど 今はぴったり過ぎる芸能人がいる ジョレンタ=叶姉妹(どっちでも可) でFAだろ 人工美女なんだし
オレは猥雑にしたモニカ・ベルッチだな
>>851 ジェーン・マンスフィールドてググったけど
ぴったりな感じだね
古いタイプのちょっと下世話なブロンド美人のイメージ
俺はちょっと疲れたアンニュイなイメージだから モニカ・ヴィッティで
拷問職人に、おれはなる!
セヴェリアンがモテるのは拷問者だからじゃなくてイケメンだからだけどな。
どうせ放校処分になる
自伝だから本当にもててたかどうかはわからんけどなw しかも、政治家の自伝だしな。
自称、俺の記憶はパーフェクト、な奴だしな。胡散臭えw
謎解きとかそういうのあきらめて読み直したら、 セヴェリアンの駄目っぷりばっかり目に付いたw
とりあえず、性欲は強いな。 英雄色を好むってことなのかもしれんが。
そういえば「新しい太陽のウールス」で 「ジョレンタをレイプしたと以前書いたかもしれないが」とあったけど 4部作を読み返してもそんな描写がなかったのが気になってた。
ヤったことはヤったぞ。ジョレンタと。 ボートの上で。
それって2巻目?
貴族のボートのクッションに没薬が塗りこめられてて、 寝てるジョレンタが発情しだしたので、据え膳は喰う主義のセヴェリアンもやることはやった。 でもだな、その後、死んだ兵士のカタチで復活したジョナスに平気で「ジョレンタは死んだんだ!」って なにげに酷いこと言ってるって思った。
ジョナス「来世のおいらに期待大 セヴェリアン「でも待ってじゃ現世はどうすんだい
セヴェリアンはそんなこと言わない
873 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/06/20(土) 17:11:37
まだ拷問者の影しか読んでないんだけど セベリアンが調停者でOK?
>>873 あえて天の邪鬼な答え方すると
あるバージョンのセヴェリアンがそう
アメリカの七夜で薬のロシアン・ルーレットは当たったの?
878 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/07/14(火) 00:55:03
ジョレンタってマイケルみたいなもんだよな
マイケルはバルバンダーズだろ。
おまいら・・・ よしたほうがいいよ マイケルもウルフのように作品を評価すべきだ
デス博士読み始めたが、いきなりアイランド博士の死が分からない。 いや、実は死んでた、ってのは分かるんだが、言っていた事が正しいってのが何故か分からん。
882 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/16(日) 13:11:02
>実は死んでた そんな話じゃないと思うんだが… アイランド博士の死の話だよな?
違った、「島の博士の死」だ。 すまんこ
「実は死んでた」というのがよくわからんが、要するにお約束のボーイミーツガールエンド
885 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/17(月) 21:45:29
前書きの中の掌編のことね
この人もこのまま、フェードアウト? バブルも短すぎ。
20年も立てば長い太陽も翻訳されてると思うよ
20年も立てばアメリカでも忘れ去られてると思うよ
古臭いファンタジー作家だろ?さすがに二十年立てば。 まともに評価されているわけがない。難しすぎ。読むのだって難しいし。
楽しめないのはオマエ自身のせい
難しいと古臭いは関係ないだろう。 むしろ古びにくい作品だと思うが。 難しいのにも必然性を感じるし。
893 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/22(土) 14:10:00
いや面白いけど 難しいだろ 少なくとも東北大卒の俺には難しい
この前、デス博士の島っていう短編を読んだ 面白かったけど、あれは普通小説じゃないの? どの辺にSF的要素があるのかよくわからん scienceもtechnologyもspeculationも何にもない 「少し不思議」と言われればそうかもしれんが
どこら辺が難しいっけ? 新しい太陽の書は難しいというよりわからない。 セヴェリアンをどこまで信頼していいんだよ
どうせ消えていき、忘れ去られる。
セバスチャンのドキュンぶりとファンタジーがちょっと受けたけど、消える作者だな。 もう忘れられかけている。 未来になればとてもとても。 いい作品と残る作品は全く別で。独りよがりだし。
>>897 必死だなwww
しかも「ドキュン」だってwww
901 :
894 :2009/08/24(月) 23:25:07
>>900 うーん、あれは幻想小説なのかな
妄想癖のある主人公の描写もしくは
叙述の技法を利用した一発ネタだと思ってしまった
洒落の通じん奴には小説を読むのは難しい。
もう忘れられている。
メリケン七夜の落ちが分からん。
釣られるなよ
>>904 いろいろ見方によって「オチ」自体が変わる。
あの日記が『本物』である場合に限るが、主人公がクスリを実際に使用してたのか否かで
また、どの時点でクスリの影響下にあったか、について読者がどう考えるかでオチの位置は変わる。
もしかしたら、文字通り豹変したヒロインを撃ち殺したために当局から追われてるのかもしれないし、
「豹変」自体が錯誤によるものかもしれない、あるいは別のパターンのクスリの影響によってかもしれない。
その表現は各所に散りばめられている。あのクスリの使い方も含めて。
無論、我々にはあの「日記」が本物でない、という選択肢まである。
入院中の膨大な自由時間にケルベロスを読み始めました。 なんだ、この徐々に目明かしをされていく新鮮な感じは! しかも「あー、なるほどね、わかったわかった」なんて読み進めてたら 最後で見事にうっちゃりを喰らった。わー、この本、面白いなあ! そして「ある物語」でイミフ…
何度も読み返すんだが、真ん中の話を読むのがめんどくせえ。 あの手の話は翻訳に不向きだよね。 どんなにしっかりした翻訳者でも、翻訳って時点で不安を煽る。
俺は「ある物語」が一番好きだったがな。 なんか登場人物による捏造説もあって悲しいが。
どうせ話すことなんかないのにw せっかく翻訳されても語られないで忘れ去られる二流作家なのにw 馬鹿みたいwww
その二流作家のスレで粘着するのは、馬鹿みたいじゃなく、真性の馬鹿だな
自分が楽しめないのがよほど悔しいと見える
お前ら、こんなんでいいと思っているのかw 重要作家なんだろ? バブルが来たと思ったらもう話題にもならず。馬鹿なの? このままでいいと思っているのかw
外国作家スレなんてどこもこんなもんだよ 新刊が出てもあまり伸びない
大体海外作家なんてそんなもんだろ。 『スタンド・バイ・ミー』の原作がキングだって知らない様な奴がごろんごろんしている世の中で今更何言ってんだこのデブ。
本当にこんなんでいいと思っているのかw屑どもw
>>908-910 クドイようだが
それにもいろいろ見方によって「オチ」自体が変わる。
あの「ある物語」の主人公が『本物』である場合に限るが、
主人公が現地人をどの時点で殺したのか、いや、射殺できたのか否かで
また、どの時点で語られている物語が人類の影響下にあったか、について読者がどう考えるかでオチの位置は変わる。
もしかしたら、文字通り人類種と現地種とファーストコンタクトが会ったのかもしれないし
実は「現地人」自体が人類種への擬人化によるものかもしれない、
あるいは劇中でも語られているように、現地人は人類種に偏りすぎて本来の姿を忘れたのかもしれない。
その影響によって、閉鎖的な惑星監督が必要になったのかもしれない。
その表現は各所に散りばめられ語られている、もしかしあらあのラストの「カセットテープ」に。
無論、我々にはあの「ある物語」が本物でない、という選択肢まである。
>あの「ある物語」の主人公が『本物』である場合に限るが、 >主人公が現地人をどの時点で殺したのか、いや、射殺できたのか否かで それもしかして「ある物語」でなくて「V.R.T.」?
ケルベロス連作の答えははっきりしているだろ?回答篇は書かなかったけど容易に構築できる。 そして、ある物語に関して。 答えはどうでもいいのが答え。 本当に超能力があるのか詐欺かはどうでもいい。好きなように読めばいい。
そもそも、ケルベロスの謎って何だ?
脱構築!
>>924 少なくとも千葉繁とは関係ないことだけはわかる
>>919 「ある物語」自体、いったい誰が物語っているのか、という問題を考えれば、
なにが「本物」なのかが重要な思考の回転点であることは明白だ
約一年ぶりに「新しい太陽の書」と「新しい太陽のウールス」を読んだけど、 スレの雰囲気が悪くなったねえ。
新ネタ来ないからね…。
読んだけど理解できないのが暴れてるだけ
や、理解できてないわけじゃないんだと思う。 ただ、ウルフの作品はほとんどが各章、各行の言葉を記憶していきながら 前後の整合性併せる作業が、いや、その整合性そのものが破綻することもあるので まあ簡単に言うとメダパニってるんだと思う。 読み手の読む力ってのを試されるとイライラする気持ちはわからんでもない
>>928 だけど、以下の項目に注意しながら再読したら、案外とすんなり読めた。
・セヴェリアンは完全な記憶を持っているが、完全な記述をしてはいない。
・さも重要そうなエピソードかと思って読むと、特に意味がなかったりする。
・セヴェリアンの行動原理は結構DQN。正義の人ではない。
・登場する女性とは、特に記述がなくても大概ヤっている。
何を今更分かりきった事を。
death, doctor, islandの3作とメリケン7夜まで読み終わったぜ この本おもしれーな。あとは眼閃の奇蹟だけだ 3作の中では「アイランド博士の死」が一番SFっぽくて面白かったかな 一番フツーだけど メリケン7夜は割と素直に読んだ アーディスは服に隠れてる部分が怪物的で、 最後の一個が毒饅頭で、日記の最後の段落が幻覚だろ 日記が偽物と解釈しても特に面白くなるわけでもないし
眼閃の奇蹟は未だに最後まで読めない。 何回よんでも途中で挫折してしまうな。
新しい太陽の書はウールスの後に改めて読むと 重要な会話に限ってセヴェリアンと話がかみ合ってなくて面白い。 テュポーンとのやり取りなんかほとんど叙述トリック。
ようやく眼閃の奇蹟を読み終わった
>>935 を見て難解なのかと思ってたけど、割とすんなり読めた
というか、「デス博士の島」の中ではこの話が一番おもしれーじゃん
プロットは魅力的だし、虚実をさまよう文章が最高
インドラが出てきた辺りから古典的なSFになるかと思いきや
最後はやっぱりウルフっぽい締め方だったな
なぜか「ニューロマンサー」のエンディングを思い出したよ
>>936 何を当たり前なことを。
セヴェリアンが大ボケドキュンなのは大前提だろ。
そのつっこみはズレてる。
大ボケセクシードキュンだよな!
デス博士の島は想定も素晴らしくて買った時は読み倒すぞーと思っていたんだが気が付くと開いているのは拷問者の影。
>>941 ちくしょう俺もだぜ。
だがデス博士も読み返すとやっぱりすばらしい。
眼閃の奇跡は言わずもがな。
デス博士の本の装丁ってサイレントポエッツの人だっけ 名前見たとき懐かしいと思った
新しい太陽の書、4冊読了。 最後まで読めば薄皮が剥がれる様に、 別の景色が見えるんだろうと思いながら読み続けて来たんですが そう言う訳でもなく、なんだか焦点合わない感じでモヤモヤしています。 ここで最初から読み返すべきなのか、このまま続編へ突入すべきなのか どうかご教授願います。
続編読んだほうがわかりやすいと思う。 同じことの繰り返しといえ無い事もないしね。
947 :
945 :2009/10/22(木) 11:36:44
>>946 ありがとうございます。
ここまで苦労して読んだので、一番美味しい方法で続編を読みたいと言う気持ちから
読み返してから続編に入った方が楽しめるのかもと思い
躊躇しておりました。
さっそくセヴェリアンの旅の続きを読みたいと思います。
>>947 ちなみに「旅の続き」として読むべきじゃない。
4巻モノのおまけとして読むべきだ。
いやいや、コレは読み返して想像するのが楽しいものなんじゃない? 新しい太陽のウールス、決して悪くはないんだけど 無限の想像が一つの現実になってしまった分 読めていなかった時のほうが楽しかった気もするなあ といいつつそろそろ読み返そうかな
ケルベロス第六の首とかアメリカの翌週とかも出してくれ。
951 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/01/18(月) 02:25:11
「新しい太陽のウールス」を読了。
>>664-665 のシデロの箇所は、自分も混乱しましたね。
最後の方で謎解きのような記載があるので理解しましたが。
『ケルベロス第五の首』を元ネタにしたっていう日本のミステリって面白いのかな。
鏡の中は日曜日のことですか。面白いよ。 しかし現在、書いた本人はついったー芸人になってしまわれた もし読んで気に入ったら殊能スレにいらっしゃい
ニコ厨やついったー芸人になっちゃうと大概もうだめ 昔、niftyのパティオで信者と下手に交流を持ってしまったばっかりに 大河ヒロイックファンタジーシリーズが、腐女子すらやめてくれと血涙を流す ホモ小説になってしまった作家がいてだな…
ウルフは以前読んだインタビューだと 「この歳でインターネット始めたけど検索すると何百件も出てきてどうしたらいいか分からないよ!」 とか言ってたからその手の心配はないな。
>>954 グインサーガがあんなことになったのにはそんな理由があったのか。。。
「ケルベロス第五の首」 ジーン・ウルフ 114位/139作品、翻訳小説、SF長編。 系統としては、ジャック・フィニイの「盗まれた町」に似ているだろう。 ただし、はっきりとのっとられを記述せず、のっとられたかをあいまいなまま濁している。 だから、迫力がなく、退屈である。わざわざ読む必要もない駄作であろう。 ディックの短編の衝撃に比べ、あまりにも退屈すぎる。 最近、なぜか、ジーン・ウルフの再評価がなされているが、 最も過大評価されているSF作家がジーン・ウルフだろう。 正直、読んでいて、苦痛なほどつまらなかった。
ケレン味のなさが一般受けしないのかね テュポーン戦でのクールな描写とか最高なんだが
三歩で長距離砲撃戦の間隔を肉薄攻撃にまで接近できる騎馬とか 実にアニメ的な描写なのにな。でも、載ってる人間がそんなのに耐えられるのかね?
載ってる人間もそんなことできる騎馬も現在のものと違ってるって話だったろ?
6本脚の騎馬、だとか、ヴォダルスから盗んだ騎馬のように音も立てずに川面を疾走する、とかもあるし、 そもそも、これらって動物なのか?
>>958 無言無表情で掌底を喰らわすシーンとかゾクッと来るよな。
ウルフは読んでる最中に頭に浮かんでくる映像が魅力的
>>961 もしあれらが動物でなかったとしたら、セヴェリアンは飛翔機のことも「鳥」などと書いていたはず
>>964 あの最果ての世界では、飛翔機はどうもほとんどが反重力的な機動が主で
オーニソプターの類の「趣味」の空力学的機械はほとんど使われていなさそうだから、
「鳥」と呼べるような形をもってない、飛翔物体、という印象を得たんだが。
>>962 無言はともかく、無表情かどうかはわからんぞ。
案外、ドヤ顔をしていたかもしれん。セヴェリアンはけっこうお調子者だし。
967 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/27(日) 20:13:52
だいぶ下がってたのでageついでにテンプレ改造しました。
ネッソスの北方の戦場から西に飛んで海岸線へ。 そこから北上して何故ギョルの河口に着くのか、これが分からない。
970 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/07/02(金) 22:23:32
Bibliomen邦訳マダー!?
971 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/07/24(土) 16:26:51
1〜5巻まで読み返しました。 原書持ってないので確認出来ないのですが キャスドーのスペルってCasdorで良いんですかね。 だとするとドルーカス(Dorcas)のアナグラムなのかな。 amazon.comとamaxon.co.jpのLOOK INSIDE(なか見検索)で 検索しようと思ったら在庫が無いようで出来ませんでした。 どなたか原書持ちの方教えて下さい。
たしかCasdoe
973 :
971 :2010/07/24(土) 21:10:35
>>972 おお、ありがとうございます。
amazon.comにThe Urth of the New Sunなら在庫があったので
casdoeをLOOK INSIDEしたら出て来ました。
アナグラムじゃなかったw
つーか、それくらいのことはabaiaさんのサイト見ればわかるじゃん