巨大な怪獣や動物に飲み込まれるシーン 第2胃袋

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48前スレより 牛ドラゴン
【名前】牛ドラゴン
【体長】15〜20m
【外見】
一見すると翼が無いこと以外は普通のドラゴンと変わらないが、頭に牛のような2本の角が生え、牛に良く似た特徴的な大きな鼻がある。
また腹部は大きく膨らみでっぷりとした印象を受ける。
その体格の為か主に四足歩行で生活している。
外敵から身を守る為に厚く固い皮膚で覆われ、柔らかそうな腹部でさえも並大抵の武器では歯が立たない。

【生態・習性】
食性は主に肉食・草食と基本的には雑食である。
また、その巨体を維持する為非常に食欲旺盛で、目に付いた食べられそうなもの(例え金属や人工物であっても)は、何でも丸呑みにしてしまう。
その為、牛のように特殊な消化器官を持っており巨大な4つの胃袋がある。
丸呑みにされた食物はまず第1胃に送られる。
この第1胃が全ての胃の中で最も大きく、腹部の3分の2を占めるほどの容積をもつ。
第1胃では丸呑みにした食物を消化しやすい状態に変化させる働きをする。
胃内に住み着いた無数の微生物やバクテリアが固い肉や草を柔らかくし、金属や人工物でさえも特殊な消化酵素で柔らかい物に変化させる事ができる。
しかしどうしても分解できない物や不要なものは、消化液を分泌し取り除いてしまう。

次に送られる第2胃は第1胃で分解した食物を口に送り戻すポンプのような役割をしている。
また、この胃の奥に食物を貯蔵しておく事もでき、非常時にはこの食物を何度も反芻させて飢えをしのぐ事ができる。

第2胃で反芻された食物は再び口に戻される。
牛ドラゴンはここでようやく食物の味を、ゆっくりと味わい始める。
牛ドラゴンの歯は二重構造になっており、外見からは鋭く尖った牙が見えるが奥歯の内側には臼歯が並んでいて、
金属などあまり味がしないものは臼歯ですり潰される。
その他の食物は口内でゆっくりと時間を掛けて味わい尽くされた後飲み込まれる。
牛ドラゴンがよく口をもごもごと動かしているのはその為である。
49前スレより 牛ドラゴン:2007/12/07(金) 17:11:40
【続き】

その後の第3胃、第4胃の働きは牛とほぼ同じである。
第3胃では大きな食物を消化しやすいサイズに小さく分解し、第4胃では胃液が分泌され全ての食物がここで消化される。
第4胃だけは他のドラゴンの胃袋と大して変わらず、他のドラゴンと同様に強力な胃液が分泌される為、
たとえ運良く生きたままここに辿り着いた獲物がいたとしても、まず生き残る事はできないだろう。

牛ドラゴンの捕食方法は獲物を舌で絡め取るようにする為、菜食に適した巨大な舌を持っている。
肉厚の舌は長さだけでも3〜4mもあり、絡め取った獲物が滑らないように表面がざらざらしている。
捕食した獲物に逃げられないようにする為か、口内で分泌される唾液は粘り気が強く反芻時には大量に分泌される為、口内は常に多量の唾液に満ちている。
また、何でも食べるということと反芻をするという習性の為、息やゲップがとても臭い。