>>316 「人生という名のSS」だね。あれはいい話だった。
いまや時代遅れの旅客スペースシャトルに乗って・・・
>>371 >同盟軍艦船を蹴散らすフォルセティ
Σ(;´Д`)<エエッ!あれウソだったの?だってケスラーは
憲兵総監就任前のアムリッツア会戦で前線に参加してたじゃん!
獅子帝没後、ヒルダが愛人を複数つくって隠し子まで産んでた事は未だにタブーなのか。
愛人を取り替えても国政には口を挟ませなかったり、庶子を優遇しなかったところが
ヒルダが政治的な識見を失わなかったことの証なのにねぇ。
ヒルデガルド皇太后の隠し子だと言って詐欺を働いていた男が処刑された事件もあったよね。
まあ王朝草創期に皇后の地位をどうするかで揉めたのと同じで、
摂政皇太后の再婚となれば政治的に大問題だからな。
帝国政府としても、獅子帝没後の皇室に求心力を持たせるため
ヒルダの清楚なイメージを崩したくなかったんだろうし、
相手ができても非公然の関係になっちまうのは仕方ない。
公私を峻別して愛人には一切政治に関わらせなかったんだし、
政治家の能力と私生活は別物だから…
と一応弁護してみるが、それにしたって隠し子多すぎだろ。
現マーリンドルフ伯爵家だって、遠縁の子を養子にして
家系をつないだってことになってるけど、実はヒルダの子孫だと言われてるし。
オーベルシュタインがアンドロイドなのは死亡時の侍医団が確認している
本人の希望で機能停止にさせてるがヒルダが悪政のときに起動するそうだ
メックリンガーは慈善事業でサンタの協同組合の事務長をしている
たまに部下のサンタ少女を鉄拳制裁して教育している姿がある
田中氏、人類史の主流であった帝国から切り離され且つ
「地球=悪」と言う歴史観で塗り固められた銀河連邦を引き継いだ
旧同盟(現新帝国領)出身で、地球の歴史に疎くて偏見が激しかったとは言え、
地球と地球教をあまりにも矮小化し過ぎて描いている。
実際の地球と地球教は彼の著作で描かれている様な
一辺境の荒廃した惑星とその地上へばり付いた狂信的な宗教とは
遥かに程遠い代物だった事は帝国の歴史と現実を見れば直ぐに判る。
そもそも地球教は西暦の頃から信じられていた世界3大宗教を筆頭に
古今様々な宗教が何時しか融合され、地球と言う総体で囲った多神教。
銀河連邦末期の狂乱の時代に厳格な戒律と道徳による人類の救済を説き、
地球を憎み否定する銀河連邦の厳しく残虐な弾圧にも関わらず急速に支持者を拡大。
かのルドルフの両親が地球教団の司祭だった事からも判る様に、
社会的停滞と文化的退廃の極みに達したあの時代に生まれたにも関わらず
(偏っていたとは言え)彼をああも厳格且つ凄まじい信念の持ち主に
鍛え上げたのは正しく地球教の教えに他ならない。
その後銀河帝国を開闢したルドルフによって地球教は名実共に帝国の国教となり、
帝国が公の信仰にしている北欧神話はゲルマン派、
ミッタマイヤー夫妻が結婚式を挙げた神殿ややカストロプ公オイゲンが
篭城した神殿はギリシア派と、皇族や平民問わず浸透し様々な宗派が派生した。
あのラインハルトとヒルダでさえ夫婦の誓いをしたのはキリスト派だ。
この様に地球教は銀河(少なくとも帝国)の生活レベルで浸透しており
地球教を無くして語る事は出来ない。
(つづく)
(つづき)
当然、銀河の歴史においても地球教無くして語る事は出来ない。
かのルドルフが設立した社会秩序維持局の主な弾圧対称が劣悪遺伝子保持者や
政治犯ではなく地球教を信仰しない、或いは連邦時代弾圧した者に対する
制裁だったのは当時から明らかだったし、
アーレ・ハイネセンが無神論者である前に反地球教徒であった事、
同盟政府が年号以外に思想や信条も銀河連邦を引いだ事も
文字通り地球教の負の影響である。
しかし何より地球教が与えた影響は帝国と同盟の戦争で、
帝国の同盟への敵対心は神を冒涜する同盟の殲滅、
同盟は悪しき地球を崇拝する悪魔集団の帝国の滅亡をと言う「聖戦」思想が
両者を実に150年に渡り戦争を続けさせる原動力となった。
フェザーン自治領もイゼルローン回廊での戦闘の膠着を打開する為、
宣教師による同盟への布教による懐柔が目的で地球教の穏健派が
250億の信者の寄付と無言の圧力で帝国に作らせた物。
(700年に渡って秘蔵された金塊による宮廷への賄賂工作と言う田中氏の説が
入る余地は全く無い)
地球教は良くも悪くも文字通り銀河の歴史を動かし、その力は帝国ですら
逆らう事は容易では無かったのだ。
(マクシミリアン・ヨーゼフU世とミュンツアーも同盟進行の凍結を維持するのに苦労した)
だが、この150年に渡る戦争でさしもの地球教の影響力が陰り、総体としての結束力が弱体化。
これがゴールデンバウム王朝末期とローエングラム王朝初期における
一部宗派の暴走したテロ行為を生み出して地球教の歴史に泥を塗る事になってしまい、
後の形骸化を招いたのは皮肉である。
当然、地球教の総本山である地球も一辺境の荒廃した惑星である訳が無い。
45億年に渡って生命を、人類ですら8000年の長きに渡ってその文明を育んだ
地球の潜在能力はブラック・フラッグ・フォースの地球攻略戦程度で
破壊出来るほど小さな物では無いし、
(この辺の歴史も田中氏の色眼鏡はあまりにも地球を悪と決め付け過ぎている)
蓄積された莫大な都市鉱山、月と言う巨大衛星以外にも
火星・金星と言う人類史上初のテラフォーミングに成功した惑星を二個を従え、
銀河6000億の星の中でも平均的に巨大で恵まれた星域に位置する太陽と言う
要素にも支えられ、銀河連邦時代に徐々に回復、ゴールデンバウム王朝期には
太陽系全体で80億にまで人口が膨れ上がっていた。
確かに銀河随一の中心地はフェザーンであり、銀河中の物資の中継地であったが、
地球はその物資の始発と終着地であり、地球無くしてフェザーンは成り立たなかった。
ユリアン・ミンツは「地球は過去の栄光ばかり。未来はフェザーン」と書いており、
田中氏はそれを引用して地球の荒廃ぶりを強調しているが、
ユリアンは同盟出身である事、地球教の主流から外れた一部テロリストが
篭っているヒマラヤ山中奥地しか見ていない事、
そして彼は上記の言葉を帝国同盟の統一による諸惑星への投資と開発が進み
始発・終着地としての地球の偏重が分散化され、相対的にフェザーンの地位が
上がると言う遠い将来を述べたのであり、
氏が言う様に人々から無視され忘れ去られる事を言った訳ではない。
ミンツとエミールとアッテンの著書は3人合わせるとその発行部数は聖書以上だということだそうだ
ラーベナルトーーらーなへるとーーなりはらーーーなりはら博士
>>319 フォルセティが就役したのってケスラーが「元帥に」昇進したときだから。
確かに激戦の「舞台には」なったけど、結局一度も宇宙戦闘やってない。
ケスラーもヤンと同じでやりたくもない仕事でたまたま上司の覚えがめでたかったのでいやいややらされて功績上げて抜けられなくなったよな
后妃陛下からブサの侍女まで押し付けられて逆らえなくなって
やっぱ炉理の幼馴染を逃すと人生ケチが突き続けるな
ケスラーの嫁の祖先って、AD時代の地球における、
大気圏内型航空機の、初の女性パイロットらしいよ。
リンゴ王国っていう、西半球の小国の出身だったらしい。
余談だが、その旦那は西半球最大の奇術師だったとか・・・。
ダスティ・アッテンボローの祖先が、西半球最大の帝国、
大エゲレス女帝国の議員で、地球中を股にかけた冒険家だったって話も
聞いたことがあるが、詳しいことは知らない。
>>332 押し付けられた嫁で思い出したのだが、
ミッタマイヤー元帥の妻エヴァンゼリンは後世「恐怖の仲人」として
元帥や諸提督達に相当恐れられたらしい。
上は皇后、下は下町の庶民まで非常に顔が広かったから、
次々とお見合いの女性を探し出しては家にノコノコやって来る
夫の部下や同僚に紹介、殆ど強引に結び付けていたらしい。
その最たる被害者はビッテンフェルトで、帝国の呼吸する破壊衝動が
見るも無残な妻に尻轢かれる廃人になったのはあまりにも有名。
ワーレンですら逃れられず、バイエルラインに到っては1000人もの候補の中から厳選したらしい。
既婚者のアイゼナッハと婚約者が出来たケスラーを除き、
唯一彼女の嵐から生き延びる事が出来たのはヴェストパーレ男爵夫人
を利用して逃げ回ったメックリンガーだけだった事から、
如何に彼女のお見合いの嵐が凄まじかった事かが判る。
メックリンガーがフロリアンとクリソツな少年と数年来の交際をしていたことは公然の秘密だからな
善意の塊のエバでは政府の高官が男色なんて考えられなかったんだろう
バイエルラインは軍が恋人
>>333 すまん、楽屋裏モードで聞かせてくれ。
それ、本当にそういう元ネタがガイエ作品にあるの?
アッテンボローの方は、えーと・・・なんとかラプソディ
アッテンボローというと動物学者のTVのほうばかり思い浮かべる
動物相手のほうがあってるんだろうか
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/10(水) 23:44:38
>>325 連邦末期から帝国初期にかけて勃興し、国教として保護を受けたのが“ヴァルハラ正教”。
帝国中期に正教から分派し、中流市民層を中心に広まったのが“銀河聖教会”。
その開放的で合理主義的教義から、商業勢力に多く支持されたのが“フェザーン新教”。
辺境星域に信者が多く、その密教的な性格から異端として弾圧を受けたのが“グレコ福音派”。
これらをオリオン腕の諸宗教は地球古典文化の影響下にあったのでその総称として“地球教”という名称が一般化した。
が、その組織や教義にはかなり差異があったそうだし、時代によって勢力も変動が激しかったそうな。
(例:帝権と結びついたヴァルハラ正教は地球よりもオーディンを聖地として重視していた。地球を神聖視したのは銀河聖教やフェザーン新教。
また黄金樹朝歴代皇帝は大半が正教信者だが、庶民派として知られた晴眼帝など一部に聖教会系も多い。
寵妃に死なれた悲しみのあまり出家と還俗を繰り返し、国家財政を傾かせかけたアウグスト一世の逸話はあまりにも有名w)
だから全部一まとめの宗教として観てしまうと、その影響力を過大評価する事になるぞ。
まぁ黄金樹朝末期に流行した原理主義系の流れを汲む連中は今でもそう主張しとる訳だが、神権政治を志向して主流諸派から総異端認定喰らった挙句
逆ギレしてテロに奔ったよーなキチガイ連中だもんなぁ。
こりゃサジタリウス腕出身のタナカ氏が、全部そーいう宗教だったと勘違いしたのも無理ないわw
しかし氏にはもう少し文化関連の資料を読んでから執筆して欲しかったと思わんでもない。作品は面白いだけに残念だ。
「V男爵夫人の日記」のいわゆる「10番勝負」の件なんだけど、
夜の双璧はケスラーとアイゼナッハで確定してるの?
なかなか資料が見つけられなくて・・・
詳しい人教えてください!
>>341に限らんがこのスレって
頑張ってみんなでオナニー設定ひねり出してるんだろうが、
まさか本気で作者本人の設定より面白いとか考えてないよな?
>>343 作者乙。
ここ数十年所か銀英伝を最期に人生全てのネタが枯渇し、
それ以降の作品は広げた大風呂敷を畳めず休止のろくでもない
駄作を連発してるからと言って、
こんなネットの掲示板の他愛ない自慰レスに一々突っ込む必要ないのにw
作者乙とかwwwwwwwwwww
野暮なこと書く奴への皮肉に決まってんだろ。
皮肉って言っとけば勝ったことになりますよね、わかります。
↑そう言っとけば「作者乙」を本気にしたことを誤魔化せますよね、わかります。
そう言えばラインハルト獅子帝の国葬の際、
故カルナップの遺族が亡き皇帝への副葬品として
「耳栓」を献上したと言う都市伝説があるな。
何でもヴァルハラの先達となった亡きカルナップが
後で到着したラインハルトを本当に雑用で扱き使うかどうかはともかく、
小一時間くらいは口を酸っぱくして文句を言うだろうから、
陛下に真摯に聞く振りしてやり過ごして欲しいとの思いからだったらしい。
>>349 ラインハルトなら、「煩い! 死んでからもグタグダと文句ばかり……そんなんだからお前は……」と
逆に説教するか、「生前は言えなかったろうから……」と聞くだけは聞いた後で、一発で伸してしま
いそうだ。
獅子帝に文句と言えば、
今度フェザーン国立博物館で開催される「マリーンドルフ伯家特別展」で
あの「求婚者」が展示される。
マリーンドルフ伯フランツが同じ現場にいたハンスの助言を得つつ監修、
メックリンガーに描かせた巨大な水彩画で、
愛娘を手篭めにした翌朝ノコノコやって来た憎たらしい若造の
情けない姿が極めて詳細に再現され、常に見る者を常に大爆笑させた。
極めて不敬の絵であるのだが、製作を依頼した人が人であるだけに
おいそれと手出しする事は出来ず、半ば公然の秘密として無視されてきた秘宝。
敬愛する偉大な皇帝であった事は事実は脇に置き、
結婚して半年かそこらで娘を未亡人にさせた娘婿に
せめて一言文句を一言言いたかったフランツの心情を後世に伝えている。
ちなみに、彫刻や銅像を含め、獅子帝を描いた史上初の肖像画であり、
本人以上に大きく描いた唯一の作品と言うタイトルも持つ。
是れは観たい
>>325-327 地球、そして地球教は良くも悪くも文化や思想信条所か、
惑星や人類のあり方まで銀河社会を未だに覆い続けているからな。
地球教は教義や信条がバラバラの宗教連合なのだが、
「地球と同等の重力や環境の惑星に住まなければならない」
「突然変異や遺伝子改造で生まれた人類は排除しなければならない」
の2つだけは一貫した道徳として共通している。
銀河連邦時、居住する各人工・自然惑星は大気の組成、放射線、重力が
バラバラで、地球と異なる環境によってはミュータントが登場したり、
粘土細工の様に遺伝改造された人間が多数生み出されていた。
銀河連邦時代末期になると違法な「商品」として作り出され、売買されていた。
人類史上最悪の麻薬であるサイオキシン麻薬は人間の遺伝子を改造して作った生物
「ソドム・サピエンス」の脳髄液を精製して作られたのが最初なのは有名な話。
ルドルフが討伐した海賊組織は当時それらの生産・取引を一手に引き受けていた一大勢力で、
この時目にした現場や押収物、による「道徳的退廃の極地」が
元来温和で公明誠実だった彼にどんな精神的影響を与えたのは今更言うまでも無いだろう。
今でこそ彼の制定した「劣悪遺伝子排除法」は悪法として断罪されているが、
作為的に作られた遺伝子異常の「人もどき」が人類の隅々まで徘徊して
「種」としての人類すら蝕んでいたあの当時、
不可欠とまでは言わなくても必要な法律だった事は言うまでも無い。
結果的にこの悪法がミュータントや遺伝子キメラを一掃し人類を救ったのだから...
地球には「人造遺伝子生物博物館」があり、劣悪遺伝子排除法で絶滅させられた
突然変異・遺伝子操作によって作られた「人モドキ」の標本が展示してある。
数千種類にも及ぶそれらの標本は全て、宗教観や倫理観を失った人間が
自分の欲望のままに作り出した愛玩・性的・薬物精製用の「生物」達だ。
これらを見た者は、何人もルドルフを避難する事は出来ないだろう。
(
>>353の続き)
ゴールデンバウム王朝はその後も地球教の教えに従い
居住可能な自然惑星は全てテラフォーミング化し、
人工惑星も地球環境と寸分違わぬ設定にする様義務付けた。
これらの政策の過程で生じた揉め事により民衆は臣民と農奴に二分、
テラフォーミングの責任者一族が後に門閥貴族になるなど身分階級を形成した。
帝国の艦船が地球型惑星への離着陸機能を持った物が多いのも、
ほぼ全ての人類の居住地域が地球と同じ環境になった影響による。
対する同盟がハイネセンや帝国製のイゼルローン要塞等の一部を除き、
惑星環境がバラバラで殆どの艦船が惑星離着陸能力を持たないのも
地球教の影響力の有無が大きく響いた一つの事例だろう。
(最も突然変異や遺伝子操作に関しては流石に同盟も帝国と同水準の規制とタブーを設けている)
こうして銀河帝国は数多くの地球型惑星を持つことになったが、
これが帝国と同盟の国力の差に決定的な差を生み出す。
当たり前だが、人類が生存するには地球環境が一番相応しい。
つまり地球型惑星が多ければ多いほど社会の潜在能力は非常に高くなる。
ゴールデンバウム王朝期はテラフォーミングが完了していなかった事や
身分社会による圧政で潜在能力が中々発揮出来なかったが、
ラインハルトの時代になるとほぼ全ての惑星がテラフォーミングを完了し、
彼によってゴールデンバウム王朝の圧政の重しが外された結果、
爆発的に国力が増大し、僅か数年で同盟に対して何度も進撃出来る程財政が潤った。
150年に渡る戦闘の疲弊を引き継いだ筈のローエングラム王朝が
経済に不自由しなかったのは単に門閥貴族の財産を没収しただけでは不可能。
帝国内の地球化された惑星、そしてそれを作った地球教の影響力がそれを成し得たのだ。
「地球を持っていたか否かが勝敗を分けた」
誰が言ったのかは知らないが、ユリアン・ミンツやアッテンボローが否定した事で
有名になったこの言葉は2人の批判にも関わらず真実を得ていると言って良い。
>>320-322 そのヒルダの愛人の中に
旧自由惑星同盟の撃墜王だった
オリビエ・ポプランが含まれていたってのはホント?
>>334 バイエルラインは絵になる結婚ができたからまだいいうちだ。
何しろ相手は父親エドワルド・カール・バイエルライン大佐の同僚で父親同然だった副司令官ヘルベルト・レマー中将の長女だからな。
しかも幼馴染。妹と結婚したみたいなもんだと周り中から冷やかされて、オペレッタの題材にまでなった。
ネタが揃いすぎてたもんなあ、なにしろ。
レマー中将の戦死がなければ第二次ランテマリオの直後に挙式してたはずだった。
中将の戦死は出征前に「この戦いから帰ったら退役する」と死亡フラグを立てたのが原因らしいし。
>>349 その都市伝説には続きがあってな。
耳栓を差し出したカルナップの息子はその後いろいろあって清掃会社を興したんだが、その看板は…提督服の親父が椅子に座って、その前でラインハルトそっくりな金髪の少年が床掃除をしているという絵図だったらしい。
一回不敬罪で起訴されたけどあのバーミリオン会戦の時の両者のセリフがあまりにも有名だったので市民も判事も「戦死者の特権として中将にはその権利がある」という認識で、結局罪にならなかったという話がある。
その看板、今でも使われているそうだ。
リップシュタット戦役の時、
何故アーダベルト・フォン・ファーレンハイトが門閥貴族連合に加担したのか
長い間謎だったが、この度シルヴァーベルヒ記念大学の学術研究部によって
遂に明らかにされ、今月発行の論文雑誌に載った。
結論から言うと、アーダベルト本人の意思ではなく、一族の会議で決められたと。
今更言うまでも無いが、貧乏貴族だったアーダベルトの両親は
一族と老後の食い扶持を稼ぐ為に子供をどんどん作り、
子供達を様々な職業に就かせていた。
軍人もその一つであり、ファーレンハイト家はアーダベルト以外に
もう一人彼の甥を軍に就かせていて、リップシュタット戦役が始まる直前、
両陣営に一人ずつ送って保険を掛ける目的で一族の会議が開かれ、
結果「入隊したばかりで経験も才能も未熟な」甥はラインハルト陣営に、
「経験も才能も豊富で、負けてもラインハルトなら雇ってくれる可能性の高い」
アーダベルトは門閥貴族になったらしい。
>>358 俺それハイネセン自治政府の中学校教科書で見た事あるぞ!
白黒写真だったので髪の色までは判らなかったけど、
少年が掃除をしている傍らで提督が偉そうに紅茶を啜ってる奴だろ?
確か提督が座ってたのはテーブルの上...アレ?
ヴェルゼーデ仮皇宮での地球教徒のテロに関する
軍務省が先日公開した当時の秘密資料を読んでいるのだが、
「賛美歌13番」や「G13型トラクター」等と言った意味不明の固有名詞(?)
が一切説明がされないまま所々に記述されている上、
しかもいきなり「デューク・東郷」と言う謎の人物が唐突に出てきて
誰コイツ?つー訳判らん状態。
そもそもあの事件は不明な事が多く、
特にオーベルシュタインの言動があまりにも謎過ぎ。
獅子帝を囮にして一網打尽にするのを謀ったと言うが、
瀕死の獅子帝はともかく、当時のヴェルゼーデ仮皇宮には皇帝一家全員が住んでおり、
文字通り皇族全が囮だった。
一歩間違えたら皇位後継者のプリンツ・アレクが死ぬ可能性だって十分あった中、
オーベルシュタインは何を根拠に彼等の襲撃から皇帝一族を完璧に守れる自身があったのだ?
それに襲撃に応戦した警備の主力はケスラーの憲兵隊だが、襲撃の数十分前に事態を知った
諸提督達が急遽掻き集めた混成部隊もおり、現場の指揮系統は混乱を極め、
テロリストが宮殿内に侵入する際どい事態にまで発展してしまった。
事実、オーベルシュタイン自身がそれで死んでしまったし...
諸提督達には黙って知らぬ存ぜぬを遠し、
最初からケスラーに任せていたら「100%皇帝一家を守れる保障」は無いまでも、
現場があんなに混乱する事は無かった筈。
何でわざわざ混乱する様な事を...オーベルシュタインは耄碌していたのか?
後の調査で判明した事だが、襲撃した残党は一人残らず射殺され、
その殆どは脳天に正確に打ち込まれた一発による即死だったらしい。
小さな事だが、これも謎だ。
幾ら訓練されたプロとは言え、一発で獲物を仕留めるのは
並大抵の技量を持ったないと無理。
当時の憲兵隊や諸提督が糾合した混成部隊は
全員神クラスの凄腕揃いだったのだろうか?
>>361 >デューク・東郷
俺そいつの名前を文献で見た事があるぞ。
確かシリウス政府のタウンゼント爆殺事件を扱った当時の資料の一つだったかな?
内容は殺された叔父の敵を撃つ為にチャオ・フォンが云々〜と言う話だった筈。
当時の混乱ぶりによる証拠や資料の乏しさを鑑みても
あまりにも荒唐無稽で信憑性が無いので出来の悪い陰謀論の駄文として
読み飛ばして捨ててしまったのだが。
地球教の整地巡礼はアキハバラやアリアケに行っていたというのは本当ですか?
>>363 何を今更www
そもそもワーレンが地球を討伐した目的だって
アキハバラの地球教支部で発生した会員の個人情報流出事故で明らかになった
獅子帝の親族の一人がヤ○イ系18禁の常連購入者だったと言うスキャンダルの
証拠隠滅を謀ったモノだった事は今や定説。
地球討伐の原因と言われる「キュンメル事件」が実は
上記のスキャンダル揉み消しを隠す為に急遽デッチ上げた捏造事件で、
たまたま行幸中に心臓発作で本人が死んだのと親戚だったマリーンドルフ親子が
喪に服した事を利用して「地球教が裏で糸を引いた皇帝暗殺未遂事件」に
仕立て上げた物だった。
ワーレンの活躍により
カンチェジュンガ山の地下にあったサーバーは完全に破壊され、
スキャンダルは一度は闇に葬られたのだが...
>獅子帝の親族の一人
確かアリアケで同人誌の連載も売ってたよな。
「ほっとココアの後で♪」つー名のシリーズで
金髪の美少年の弟と彼のお友達である
「お隣に住む年下の赤髪の美少年」と言う美味し過ぎる
シチュエーションの主人公が毎回2人を入れ食いすると言う
腐女子の妄想全開のボーイズラブ漫画。
絶大な人気を博していたにも関わらず、本人は一度も発売会に出た事が
無かった為、誰もその素顔と正体を見た事が無かったと言う...
ヤ○婦人にシリーズ購買を頼まれた某少年が
ワーレンの地球討伐のドサクサに紛れてデータのバックアップを取らなかったら
永遠にその正体は不明だった筈と言うから、
運命とは余程無能な、或いは冷笑的な存在に司られているに違いない。
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/07/26(月) 15:43:06
ミッターマイヤーがブラウンシュバイクの子弟を銃殺して軍刑務所に入れられ、ロイエンタールがラインハルトに助けを求めた件
について。本編では、「ラインハルトが軍法会議への提訴を取りやめさせた」としか書かれていない。しかし、外伝一巻では、
「ミッターマイヤーの処置は軍紀にのっとったものであり、軍法会議に提訴されれば無罪は確実だろうから、恐らく軍刑務所の
中で謀殺するつもりだろう」的な記述があり、実際謀殺されそうになるところを三人組が助ける描写がある。もちろんここら辺の
描写は本篇に無い。
てことで、前者が史実、後者は創作。つまり、軍法会議への提訴を取り消させた→提訴されればミッターマイヤーが危なかった(有罪になりそうだった)
→ミッターマイヤーの子弟銃殺は軍紀にのっとったものではなくミッターマイヤー独断での私刑、つまり軍紀違反)→ラインハルトが帝国軍大将の地位で
圧力をかけて軍紀違反をもみ消した。
ところが、建国の重臣が軍紀違反したことをほのめかす文章はまずいだろ、書き直せって学芸尚書から圧力がかかり、外伝一巻では、あたかも軍紀に
のっとった処置だったかのような記述に変更された
フィッシャーの戦死がヤン艦隊の大打撃として認識されているが
その後のパトリチェフ殉職の打撃に認知度が足りないのは不満だ。
フェザーン、旧同盟資本に働きかけて資金援助を得たのはもちろんだが、
ヤン不正規隊でポプランが女性士官を食い散らかしたのを逆手にとり
イゼルローンの軍属の少女を集めて保護するとともにアイドルとしてプロデュース、
支出ばかりのヤン艦隊に数百億ディナールのノベルティ収入をもたらしていた。