行く先々で俳句を詠むフロドとサム。
まとめた本が「オークのほそ道」。
ロリエンや
ああロリエンや
ロリエンや
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/07(木) 18:31:47
いとしいしと!
ああ!いとしいしと!
いとしいしと!
古川や
サムの飛び込む
水の音
ふるはたご 、 、 、
かはず
かきこむ
めしのおと
夏草や
つはものどもが
夢の跡
…あれ?
五月雨を
あつめてはやし
アンドゥイン
分けいっても分けいっても死者の沼
462 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/08(金) 07:20:19
咳をしてもゴクリ
463 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/08(金) 09:15:27
たわむれに 主を背負ひて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず
作牟輪委図
しずけさや 岩にしみつく 蜘蛛の糸
スメアゴル まけるなフロド これにあり
「魚はいらない」と君が言ったから 三月七日はサカナ記念日
久々におもろい。続けてくれ。
「戦塵詠」
ヲノ ネ オニカバネ
斧入れて音に驚くや鬼屍 ぎむり
カタ
落ち矢拾ひ敵あたる方へ走り行く れごらす
カゲイッセン
影一閃名も高き馬の白き飛ぶ がんだるふ
やれ打つな サルマン手をすり 足をする
この世をばわが世とぞ思ふ指の輪の
欠けたることもなしと思へば
宝 嘆 長 仰
玉 伶 征 見
只 人 光 天
照 浜 輝 星
閃 在 船 宿
宝 嘆 長 仰
玉 く き ぎ
は 伶 を 見
只 人 征 る
照 は く 天
ら 浜 は の
し に 光 星
閃 在 輝 宿
く り の
の て 船
み
ケチをつけるようで悪いが、
漢詩として見ると格を成してないから、
下半分だけにした方がいいな。
アマンの原ふりさけ見れば中つなる滅びの山にいでし星かも
負路努
この歌は、昔、負路努を、東に指輪を打ち捨てに遣はしたりけるに、重き傷を負ひて帰りけり。
癒しを求めて西の国に渡り、あまたの年を経て帰りまうで来ざりけり。
中つ国より従者まかり至りけるに、江列瀬吾といふ所の海辺にて迎えけり。
夜になりて、得阿連弟維瑠の星のいとおもしろくさし出でたりけるを見て、よめるとなむ、語りつたふる。
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
かすかなるつのぶえ
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
ぴぴんのおしゃべり
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
いちめんのおーく
やめるはかのゆびわ
いちめんのおーく
ワウ サチ
「王の幸」 めり
ユフツヅ レウリ ホビト エジ
夕星や料理何食ふ小人衛士
タフ ワウ サチ
食ひ食ひて倒れ伏すとも王の幸
セオデン ケブリ
思ひ草復王見ゆる煙かな
月夜の晩に、指輪が一つ
波打ち際に、落ちていた。
それを拾って、役立てようと
僕は思ったわけでもないが
月に向かってそれは放れず
浪に向かってそれは放れず
僕はそれを、ポケットに入れた。
歩めども、歩めども。
滅びの火口に着かず。
ぢっと手を見る。
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/11(月) 07:54:45
目出度さも
中くらいなり
第四期
東(ひむがし)の野にナズグルの立つ見えてかへり見すれば月(イシル)かたぶきぬ
クサノヨバナシ ヒト ヨ グサ
「本草夜話」より 〜一夜煙草〜 作者不詳
ワウ クユ
昔、王ありて、めでたき夜の契りの後、満ちて思ひ草薫りけるに、
フス コト
新たし后、燻べ顔にて言問ふも、語らずとなん伝へはべりぬ。
フカムラサキ
長窪の深紫の刻み葉のけぶりの乱れ人に知られず
ク サ カ
思ひ出づる折り敷かるる夜の煙草の香にむせぶもくやし忘れがたきも
コト
忘れ草夕べの星の言問へど鳴きても告げな若鷲の声
481 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/13(水) 00:33:36
私はかつてあの様な 悲惨な光景を見たことがない
それは1000年以上も前の ペレンノール野の話です
片や巨貫のエオウィン姫 片や地獄の料理人アングマールの魔王
両者見合って待ったなし ガップリ四つに組んだその額からは
玉の様な汗がダラリンコンと流れだして来て
魔王のマワシをしめ出すのだった
このしめったマワシがいずれ あの不幸な事件を巻き起こすとは誰しも
あの 世にも恐ろしい戦いになるとは 誰しも思わなかったのだ
全く引力とは恐ろしいもので
地上に浮いている物は 下へおっこちてしまうのだから
アレヨアレヨと思う間に魔王のマワシは 落ちた
482 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/13(水) 00:41:19
さすが天下のセオデン王
すぐに別の方を向けと命じたが
折も悪くも刀で魔王を指してしまった為に
配下の騎士が皆注視してしまったのだ
お付きの小姓が又、小姓で
見ていない人にはわからなかったものを
あちらを見るな、王の命令だぞ等といったものだから
見なくていい人まで見てしまったのだ
さすが天下のローハン騎馬軍団
すぐに周りを囲んだが
折も悪くも馬たちがビビってしまったために
却ってスポットライトをあててしまったのだ
全く中つ国3万人のローハン兵の皆様は
意外な事実を知ってしまったのだ
でかい体にゃ●●●がつき物だと
そういう事実を知ってしまったのだ
さすが甥のエオメルは
あの ソウ 盾みたいなヤツでかくそうとしてやったが
彼も非常に興奮していたもので
股間をイヤという程、小手でなぐりつけてしまったのだ
483 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/13(水) 00:44:09
さすがホビットのメリアドクは
大変、気が利いてるもので
すぐに塚山出土の剣を持って現れて来たが
彼もまだ、心の準備が出来ていなかったのだ
土俵へ土俵へと一直線に進み
土俵の端につまづいてしまったのだ
全く慣性力とは恐ろしいもので
止る体も止らなくなってしまったのだ
その時の彼の脳裏には
一つの言葉しか浮かばなかった
その時の彼の頭の中には
一つの言葉しか浮かばなかった
何か体をささえる物はありませんか
何かつかむ物はありませんかと
何かつかむ物はありませんと目をこらして見たら
目の前にあった
私はかってあの様な
悲惨な戦いを見たことがない
484 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/13(水) 00:46:09
放送禁止歌かw
モリヤの長いトンネルを抜けるとロスロリエンであった。
ああいもうとよ、君を泣く 君死にたまふことなかれ
末に生まれし君なれば 叔父のなさけは まさりしも
叔父は刃(やいば)をにぎらせて 人を殺せと をしへ(教え)しや
人を殺して死ねよとて 二十六までを そだてしや
ロハンの原の 遊牧民の 王家をほこる あるじにて
叔父の名を継ぐ君なれば 君死にたまふことなかれ
石の城はほろぶとも ほろびずとても何事ぞ
君は知らじな、ロハンの原の 民のおきてに無かりけり
君死にたまふことなかれ、 執政(すめらみこと)は、戦ひに
おほみづからは出でまさね かたみに人の血を流し
獣の道に死ねよとは、 死ぬるを人のほまれとは、
大みこころの深ければ もとよりいかで思(おぼ)されむ
会和瑪流
えらのおる編「御山歳時記」より
オサ
庄長殿がいきひそめたる春はここ ぴぴ
ツ タネ イホ
なつの夜やまだ潰えもせず種の庵 はむふぁすと
フ
秋更くと日にさむ殿のふとりかな ろじ
こがらしの果てはありけり花の庭 ふぁすとれど
488 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/13(水) 18:21:51
我輩は指輪である。
主人はまだない。
千早ぶる 神代も聞かず アンドゥイン 指輪外れて 水くぐるとは
威汁洞流
490 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/14(木) 00:54:50
この味が いいねと皆が言ったから 7月6日はシチュー記念日
古謡「一つ指の輪」
ミ アメ シタ イマ エ ヅ フ キミギミ
指の輪三つは天が下 坐す江津夫の君々に
イハ ミアラカ イマ ド ワ ブ トノドノ
七つは石の御舎に 坐す土倭武の殿々に
ココノ タド シュジャウ ソレゾレ
九は限り有る道を 辿る衆生の夫々に
イマ ヨミヂ オホキミ
一つは闇の玉座にて 坐す黄泉の王に
クマド マウダウ
影の隈取る魍道の国
オホ ミ イ
一つ指の輪みな仰す 一つ指の輪みな見出づ
サソ
一つ指の輪みな誘ふ ぬばたまの地にみな捕らふ
クマド マウダウ
影の隈取る魍道の国
ネタスレなんだから笑えるネタ仕込んでくれよ
ただ自己満足的に古文化するだけじゃなくて
>>492 そういう時は自分が見本を見せるもんだって
ガンダルフが言ってた。
>>493 ひねこびたバカは相手にしちゃだめって
トム・ボンバディルが言ってた。
495 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/15(金) 10:01:53
おういフロドよ
ゆうゆうと
馬鹿にのんきさうぢゃないか
どこまでゆくんだ
ずっと滅びの山の方までゆくんか
「一月」
銀魚はつらつ
ゆびさきの刺疼(うづ)き
眞實
し、しとりなり
山おぼろげに
ばぎんず近し。
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/16(土) 00:22:35
フロドの異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて指輪を愛するようになったか
「野兎」
ささげまつるあしたの生贄、
鼻に生血のゆくゎいを薫じ、
いとしいしとすがれた羊歯をひらきなむ。
なさけなきみ空をみれば、
まなこぢりぢりと焼かるるままに、
手にわれ野兎の耳をひさげ、
いとしいしと君がひかりにすくみなむ。