1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
2 :
雑談スレ238:2007/06/17(日) 15:00:21
>>1ありがとう!
今まで敬遠気味だったブラッドベリを読んだらやはりすごくて、勢い込んで
この板に来たらスレがなくて(´・ω・`)となっていたので本当に嬉しい。
フィクションではないけど、最近「ブラッドベリがやってくる」を読んで感動しました。
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/17(日) 15:58:25
SF板にブラッドベリスレがないのはさびしいので乙
最近読んだのは「メランコリイの妙薬」です。
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/17(日) 16:09:54
盛大に乙
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/17(日) 16:49:31
1乙。
ブラッドベリは苦手だが、
即死判定は避けたいですな。
即死防止応援
「火星年代記」久しぶりに再読しようかな
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/17(日) 20:48:59
皆さん支援どうもありがとう。高校生のころは「青い壜」が好きだったな。
作家スレはたいていどこもそうだけど、新刊が出るとかの話題がないと
伸びないよね…Farewell Summerは翻訳されるのかな?
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/17(日) 21:35:21
ブラッド・べりはなんとなく敬遠していて読んだことがありません。
これはお勧め! とかブラッドベリならこれを読んどけ!
というような定番作品があれば教えてください。
自分もそうだけど、なんとなく敬遠してて、って気持ちはわかるw
有名作家の中でもアシモフやクラークみたいなストレートなSFじゃないし……って
思っちゃうのか。読むのに気合いがいる。
まあ「火星年代記」が定番なのかねえ。
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/17(日) 21:52:53
青い瓶って、ホルマリン漬けにされた目玉みたいのがでてくるやつかなぁ?
久しく本とか読んだことないです
群衆、霧笛、鏡?
思い出せるのはコレくらい…
このひとの短編集の場合、やたら収録作が出版社によっていろいろかぶったりして
これ読めばいいっていうのがなかなかないのが
12 :
2:2007/06/17(日) 23:04:13
>>8 自分も敬遠していた気分がよくわかりますw
自分は安直だけど、「二人がここにいる不思議」を読んですごいと思いました。
出たの結構最近なので入手もしやすいと思います。
初代スレではよくカキコしてたもんだ。
ブラッドベリの描く火星の文明に憧れる。
「何かが道をやってくる」が自分には合わなかった。
ウキーッってなって放置したまま
長編は苦手かな
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/18(月) 15:06:55
>>10 そっちじゃなくて、「火星の青い壜」の話。
あらすじはネタバレになるから詳しくは書かないけど、
人生の楽しみ方が分からなかったら、火星に行って
青い壜を拾ってみるといいよ、というような感じ。
ブラッドベリの長編は、「火星年代記」の場合もそうだけど
ひとつのカラーで統一されてるだけに短編集より好き嫌いが
分かれるような気がする。
個人的には「ウは宇宙船のウ」「太陽の黄金の林檎」あたりがおすすめの短編集かな。
「人殺し」に感化されて一時期ケータイ嫌いになったりしてましたw
16 :
2:2007/06/19(火) 00:00:07
今夜も保守。自分語り、そして別作家話スマソ
自分がブラッドベリに再挑戦しようと思ったのは、スティーヴン・キングの
「死の舞踏」中でキングがブラッドベリについて(批判も含め)語っているのを読んだからです。
キングによると、神が人類を作ったときに用意した鋳型は3つあり、それは
「男と女とブラッドベリ」だそうですw
もうひとつ、酒を頼んでも年齢を尋ねられなくなったとき、それは私たちが何かを
得たのではなく、その目から何かが失われたせいだ。
今でもブラッドベリの目にはその何かが浮かんでいる云々。
上記うろ覚えごめん。本は手元にあるんだけど、酒飲んじゃったので探し出せないw
ブラッドベリのスレってあったんですね。記念カキコです。
好きなのは十月はたそがれの国。十月になると読みたくなります。
ブラッドベリの短編で、同じ登場人物がでてくるものって
「バーン!(略)」以外に何があったっけ?
>>18 妖怪家族モノ(あのシリーズをなんと呼べばいいかわからん)
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/19(火) 23:56:32
近年復刊されたハヤカワ文庫「幻想と怪奇」全3作の全てにブラッドベリが
1作ずつ収録されているけど、3巻の『死人使い』がえげつなくて好きだw
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/20(水) 22:53:56
この板即死回避は20?30?
一応age
「歌おう、感電するほどの喜びを!」表題作読んで泣きそうになった。
年を取ったと思った…
>>22 自分は最近読んでもおもしろくなくなってしまった・・・・
ものすごく大切なものを失った気分、歳とったと思った。
もっと心の余裕があるときにもう一度読むよ
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/28(木) 21:11:47
保守上げ
すみません、あんまりブラッドベリ読んだことがないので
>>19の妖怪家族が気になるんですが、何という作品のことですか?
探して読んでみたいです。
>>25 間違っていたらスマン
「塵よりよみがえり」としてまとめられたものじゃないかな。
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/28(木) 22:10:34
>>27 GJ!
ソ連アニメとブラッドベリって見事なコラボだ!
ラストのハトと窓と雪が素晴らしい!
29 :
25:2007/06/29(金) 20:47:09
>>26 ありがとうございます。ネットで探してみます。
昔リベリオン見て、これブラッドベリが原案?てオモタ
原案じゃないけど、監督も十分意識してるハズ。
燃やしちゃうのはまんまだよね。
ブラッドベリの方が現代批判の要素は強いと思う。
カキコが少なくて消滅しないように・・・
今日、Sound of ThunderのDVDが1500円で売っていた。
ブラッドベリファンとしては、義務とおもて買ってみた。
原作とは似ても似つかず、哀しかった・・・
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/07/23(月) 01:17:37
ソーダとスニーカーの夏だよ、おまいら
太った…か?
良かった。まだ生きてるんだね!
地元の古本屋でハヤカワSFシリーズの「火星年代記」を
¥200で手に入れてしまった!
S38初版、挿絵は真鍋博だったんだなぁ・・・
「瞬き〜」読んだ。
なぜ難解な「Uボート・ドクター」をはじめにもってくるかなぁ。
あれさえ越せば最高のひとときが待ってるよ。
個人的に気に入ったのは
「石蹴り遊び」「フィネガン」「バッグ」「交歓」
晶文社のHP、 9月末日発売予定 ただ今翻訳中!
って書いてあるけど、間に合うのか?
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/10(月) 21:43:53
今火星年代期読んでます。あげ
"Farewell Summer"、11月にマス・マーケット版のペーパーバック出るの待ってたけど
先に翻訳がでちゃうのかぁ。長新太のイラストが無いんなら日本語版買わなくてもいいか。
長さん亡くなったしなぁ...。
>>45 ドリフの長さんとブラッドベリになんの関係が…!?
としばらく悩んだ
おいっす
十月になりましたね
10月1日では遅すぎる
・『さよなら僕の夏』
レイ・ブラッドベリ 著
北山克彦 訳 荒井良二 絵
ISBN978-4-7949-6713-8
定価1680 円
10月4日発売
・緑の影,白い鯨
レイ・ブラッドベリ 著 川本 三郎 翻訳
単行本 四六判 456頁 刊行 10/25 ISBN 9784480831866 JANコード 9784480831866
定価3,675 円(税込)
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/18(木) 02:01:31
新刊情報がこんなにこっそりと…w
上の方、誰か買いましたか?
「たんぽぽのお酒」みたいな感じ?
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/25(木) 00:41:23
今さら、たんぽぽの続編なんて読めないのだ。怖くて。
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/25(木) 14:19:29
刺青の男、はどぉ?
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/26(金) 12:54:12
ブラッドベリの真骨頂は短編にあると思う。
しかし、華氏四五一度も好き。
「何かが道をやってくる」が好き。
カバーは昔のゾウリムシみたいなやつが好き。
「何かが道をやってくる」って映画にもなっているよね。
ブラッドベリ作品の映画化の中ではいちばん好きだな。
映画はビデオ持ってます。一回しか観てないけど……
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/30(火) 15:00:33
黄泉からの旅人って読んだ人いますか。
最近、復刊されたけど高くって・・・。
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/01(木) 10:09:50
良くも悪くも多くの作家に影響を与えている。
>>57-58 あれ、エンディングがスピルバーグみたいなのと
石上三登志によると、「アレ」をサム・ペキンパーが映画化したかったらしい
という記事を読んで、いろいろ思って…
(ペキンパーとブラッドベリってん、なんかつながらない気もするが…)
63 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/02(金) 15:36:06
ロケットマンが好き
65 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/05(月) 16:58:10
↑短編集だよね、どんな話が入っているのかな。
こっそり参加
自分、「火星年代記」でめちゃめちゃ感動して他のブラッドベリ作品も手を出したんだけど、
どれも肌に合わなかった…。「火星年代記」だけ異質なのかな?
とりあえず今「華氏451度」を図書館に予約中。
ああ、異質かもしれない。
タイムスパンがやたら長いし…
"Farewell Summer"、やっとトレードペーパーバックが出たので買いました。
69 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/07(水) 10:20:17
次は何を読もうかな、火星から少し離れたいな。
70 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/11(日) 06:38:09
1
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/13(火) 09:46:14
2
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/15(木) 10:09:05
3
"Farewell Summer"読んだけど、微妙…。
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/24(土) 21:36:48
新刊2冊に火星年代記のDVDボックスまで買ってしまった。全く手付かず。
正月休みのお楽しみになりそうだ。
>>66>>67 核戦争や宇宙植民を軸にすると、世界設定が共通みたいな作品もあるの
でそれを探してみるのも面白いかも。
ところで、さんざんガイシュツかもしれないけど、サム・パークヒルやペリ
グリン神父が出てくる作品なのに火星年代記に入ってないのがあるのは
やっぱりたまたまなんでしょうかね?
>>74 あーいいなあ火星DVD。
ネット書評見てると、火星で評価されてる章って結構
限られてるね。「月は今でも〜」をよく見る。
個人的には華氏451度が大好き。で、やっぱり映像化作品も
見ておくべきかと思って借りて来たが、10分で脱落した…
トリュフォー何これ…それともこの後素晴らしくなるのだろうか。
「原子怪獣現る」を撮った人間は腹を切って死ぬべきだ。
77 :
74:2007/11/25(日) 20:00:44
>>75 俺も「月は今でも〜」好きだなあ。あと好きなキャラクターは隊長と
ウォルター。隊長といえば「この地には虎数匹おれり」の隊長も似た
感じの人だったような。
華氏451度は最初少し違和感持ったけど、モンターグの葛藤と「本」の
人たちに惹かれるものがあるね。
78 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/27(火) 11:36:40
刺青の男、って二つあるのを初めて知った。
kwsk
80 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/27(火) 12:01:44
一冊はハヤカワ文庫の刺青の男。
もう一冊は同文庫から出ている黒いカーニバルに収録されている短編の、刺青の男。
二つの作品の間には繫がりはないらしいのだが。
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/28(水) 01:20:06
この人の世間の評判を聞くと、優しくて切ない、叙情的なSFやファンタジーの
書き手って印象があったんだが(少女漫画家がよく影響受けたと言ってる)、
実際に読んでみると、それはあくまで一部の作品で、残酷でグロい話もあるし、
読者に嫌な想像をさせてブツッと終わってしまうのもあるし、
ブラウンやシェクリィのように論理的な話もあるね。
特に火星年代記はそれらが全部入ってる感じで素晴らしい。
82 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/28(水) 10:02:33
作品の殆ど全てがBADENDっていう作品集もあるよね。
ものすごくキレイなのもあるが。
ブラッドベリって実際にはどんな人物なんだろう。
SFの抒情詩人と言われてるが、怪奇詩人とか悪夢詩人なんて言っても
間違ってないと思う。
ていうかこの人、火星年代記っていう代表作があるせいか、一般的には
SF作家にカテゴライズされてるけど、本来はSFよりもホラーの方が
この人の資質なんじゃ・・・
SF、ホラー、ミステリー・・・呼びたければなんでもいいけど
自分はブラッドベリそのものが、もうブラッドベリってジャンルなんじゃないか?
って思ってるのですが・・・。
って生意気言ってすみません。
ブラッドベリがかもめのジョナサンを評して「ロールシャッハ・テスト」だと言っていた。
っていうのがジョナサンのあとがきに書いてあって、すごく納得した記憶がある。
それは良い意味なのか、悪い意味なのか?
確か心理学のテストだよね。
中身けっこう浅いからな
見る人(読む人)の性格や心理によって、
見えてくるものが違うってことじゃないの?
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/29(木) 10:42:06
>>87>>88 なるほど、ありがとう。
初期短編集「黒いカーニバル」を再読、
まだ洗練はされてないけど、通勤電車の中で切なく、泣きたくなった。
90 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/29(木) 13:59:41
私はOヘンリを思い出す。
ラスト一行の突き放した感じとか、表面は優しいけど奥に暗いものが
隠れてるとことか。
91 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/30(金) 14:30:38
ブラッドベリの文明批判が濃く出ている作品を読むと
何故か「未来世紀ブラジル」ををもいだす。
怪奇物の作品を読むと、よくティム・バートンを思い出す。
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/01(土) 10:02:58
>>90>>91 ラストは突き放した感じと慈しみ、バッドエンドとハッピーエンドなんかが
どちらとも言えなかったり、裏側に潜んでたり、一筋縄ではいかない感じが
するね。
あと「草の葉」のような戦慄と感動とダークなスラッブスティックが入り混
じったようなやつとか。
いわゆる「3B」でいうとロバート・ブロックの「野牛のさすらう国にて」や
フレドリック・ブラウンの「不死鳥への手紙」のラストなんかが似たような
感じかも。
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/03(月) 09:32:34
一日一言、ね。
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/05(水) 11:22:43
「太陽の金の林檎」
この短編集の中で昨年映画化された「サウンド・オブ・サンダー」
ちゃちな映像と、ありきたりの展開でかなりの酷評だ。
確かにかなりのB級作品だ。
だが、制作途中でプロダクションが倒産したこと。
ロケ地での災害を差し引くと監督の手腕と意気込み。
原作の素晴らしさ。
それだけであそこまで引っ張れたのは、ある意味スゴイと思うのだが。
肝心の原作もパルプ小説並の出来だけどな。
お前のアタマモナー
いえいえ貴方には流石にかないませんよ
いやだから、
延々とシリーズを続けて売れる才能 VS キャラもラストも壊れて売れないSF作家
ってこと。
誤爆ですた。
そんなにCGや特撮がヒドいの?
オヤジが庭にロケット作る話が好きだったな
火星DVDが届いたんで、今晩飲みながら観る〜。
二十年前は刺青の男とこれが大好きだった。
子供のころ正月のNHKで家族そろってこれを見た
あのころの正月は店閉まるから食料買いだめて見る準備万端で
テレビの前に居座った
ビデオなかったから少しも見逃さないよう真剣に見たのを思い出す
いっきに観た〜。やはり長の年月あたりは経過年数が少ないからハザウェイの孤独感とか伝わりにくいやね。
しかしワイルダー大佐の娘はかわいいな(*´Д`)ハァハァ
外人の女って好きじゃないけど、この娘ならヌけるわ。
糞日記は消えろ
>105
2ちゃんは初めてか?力抜けよ。相手にしたら負けですよ。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/12/25(火) 11:28:02
落ちそう?
何が?このスレのことか?
ここは過疎板だからこのまま半年ぐらい放置しても
落ちるなんてことはないから安心しろ。
タイムリミットって板によって違うんだ?
知らんかった。
10月の旅人が一番好き。
「猫のパジャマ」 中村 融 訳 河出書房新社刊
単行本かぁ・・・文庫待ちかなぁと(´・ω・`)ガッカリ…していたら、
猫になるカバー(ネコミミつき)なので思わず買い。
(≡゚∀゚≡)イイニャン
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/01(金) 01:24:53
猫のパジャマ読了。
やっぱいいね。ブラッドベリは特別な作家か、俺にとって。
本の題名になっている短編がまたいいのよ。
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/09(日) 15:12:01
さっき久しぶりに「霧笛」を読んで泣いたよ……。やっぱいいわ。
クラークが逝ってしまった‥‥
ブラッドベリには長生きしてもらって一冊でも
多く書いてほしいな。
華氏451度の映画みたけどいまいちだった
小説の方が何万倍もよかった
ブラッドベリ、まだ生きてんのか。
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/22(火) 16:38:38
589 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/12(土) 15:45:51
ケイゴク
「螢惑二十六景」〜その一
タルヒ ヤ アマブネ
一 たまゆらの夏来にけらし白妙の垂氷破るてふ天舟の夏
トヅ
二 山川に風の届けし筒音は常世に逢へぬ遊子なりけり
オノヅカ カ
三 自ら声に出でにけり彼の歌は物や狂ふと人の問ふまで
四 やよやともいふべき人は求めえで身のいたずらになりぬべきかな
トホ ソラジ オハイオ ヱジ
五 意をこめて遠の宙路ははかるともよに呵海呵の衛士はゆるさじ
マナゴ
六 こしかたの光のどけき春の日のしず心にて愛児送らむ
590 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/13(日) 11:45:02
ケイゴク
「螢惑二十六景」〜その二
ナゴ アヤ
七 人もをし人もうらめし和はしの世を思ふゆゑに人危む身は
クニヘ ナガメ
八 天つ風雲の通ひ路吹きあけよ国辺の眺しばしとどめむ
サミドリ
九 村雨の水よりおふる早緑のきりぞつもりて息となりぬる
アラノ ヒナツ ヒトクサ
十 春まだき荒野焼く火と見るまでに火夏の星にふれる人草
十一 星の影の映りにけりなゆくりなき神代の友とかたらひし身に
ソラ ウマ
十二 世の中はつねにもがもなあまぢゆく宙の小舟のいうぢょ甘しも
591 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/19(土) 09:00:28
ケイゴク
「螢惑二十六景」〜その三
ヤシロ ルリ ボシ マナコ
十三 み社の瑠璃の高窓さ夜ふけてふるさと星の眼うつなり
トヨ ガイコツ ムクロ
十四 打つからにむくりこくりと響めけばむべ亥骨を骸といふらむ
クロガイ
十五 心やりに取らばや取らむふしのまに飛び去らんずる黒柿の実を
ヨスガ
十六 ももしきのふるき都をしのぶにも名のこぼたれて縁なきなり
十七 いま人の心は知らずわが庵は闇ぞ昔の死ににほいける
ホダレ オイレ ヒボシ
十八 はたすすき穂垂の星のしだり穂のながき老入を火星に暮らさむ
十九 忘らるる身を胸いたみうばひてし人のいのちのあまた悔しも
592 :名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/22(火) 18:20:48
ケイゴク
「螢惑二十六景」〜終景
モト ホシハラ ソヤ
二十 飛び捨てし本つ星原征矢満てばやにはに国を思ひもぞする
メン
二十一 夕風になづさふ面のたえ間よりもれいづる星のやみのささめき
サキ ヨ ゴフクヮ
二十二 前の世の劫火の海の辺に生ふるかへらぬ旅をいま帰りこむ
二十三 寂光に人をいたどり鳴る鈴の音聞くときぞ天はかなしき
ヒヒナ
二十四 風すさぶ庭に教ふる雛ならで恋ひ泣くものはわればかりなり
カナ ツヒ
二十五 金ねずみさわげる宿のわわしきも人こそ知らね終は来にけり
ボシ ミヲ
二十六 このたびは手をたづさへてひなつ星ひとのゆくすゑ澪のまにまに
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/22(火) 22:17:03
死ねカス
図書館戦争なんか見てる場合じゃねーな
夏はブラッドベリの季節です
ソーダ水、テニスシューズ、野球、月がでてる夜の散歩、サンドイッチ(できればジェリーサンド)…
124 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/01(火) 14:54:51
保守age忘れた…
上がってるから訃報かとオモってしまった
まだ90歳ならないんだよね。華氏451と火星年代記が有名すぎて、19世紀から
いそうな気がしてしまう。
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/29(火) 14:29:50
電脳コイルに霧笛っぽい話あったよね。
『黄泉からの旅人』『さよなら、コンスタンス』は文庫で出てますか?
『死ぬときはひとりぼっち』だけ文庫じゃ本棚のバランスが悪い気がして
>>128 アマゾンみた限りないね
最近(2007年)も作品が出版されているのにちょっと感動した。
>>129 ありがとう。やっぱりそうか、ハードカバー買って来る。
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/08(月) 02:51:34
今どきのインターネット世界をどうおもっているか、聞いてみたいものだ。
ブラッドベリは150歳ぐらいまで生きそう
ネット社会をネタに作品書いてくれそうだけどなぁ
>>134 初期短編の「発電所(Powerhouse)」があるじゃないか!
正直びっくりするぞ。
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/23(火) 01:46:50
黄金の林檎に収録されてる 二度と見えない が意味わからんのだけど、どういうことなんだろ
単にもう会えないのが悲しいです、ってだけ?
なんで評価されてるのかわからん
>>136 うーん、いま適当に考えたけど、
慎ましく生活しながらも強制送還される移民の悲哀と
日常近しく付き合いしていた人が突然いなくなるあっけなさ・残された者の空しさを、
カタコト英語による言い間違いを通して、乾いた空気と感情の時間差を強調させることによって
見事に表現した
…とか、そんなんでどう??
ついでに連投
>>134 太陽の黄金の林檎にあったから「発電所」読み直してみた。
前読んだときは、全くインターネットを連想しなかったから、そういう考えもできるかと目からウロコ。
10月はブラッドベリの季節って気がする
140 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/10/15(水) 16:02:49
この人のエッセイ読んだら、決して生まれつきの特殊な感性だけで
心の赴くがままに書いてるわけじゃないことが分かって興味深かったな。
子供の頃から習作を死ぬほどした末に、20歳を超えてやっと自分の
世界を見つけたってのも。
プロの作家として、きちんとした構成を考えているのも意外で、
感性の鋭さと緻密な構成って、ちゃんと両立するんだなと。
作風は全然違えど、ブラウンや星新一あたりと、決して作劇の方法論が
まったく違うわけじゃないんだな・・・。
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/02(日) 20:25:38
ハロウィン終わっちゃったねアゲ
自分のなかでは、真っ赤なつるつるのリンゴ→ブラッドベリという連想がある。
なんでかはよくわからんが。
142 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/04(火) 13:31:07
社交ダンス買ったage
万華鏡買ったsage
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/07(金) 15:20:49
社交ダンス、俺も買った……けど正直、うーん……
146 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/08(土) 01:45:49
どんな素晴らしい才能も
歳をとれば枯れていくんだな…
>>144 エッセイはそんなに多くないから、『ブラッドベリがやってくる』じゃないかと推測してみる。
148 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/21(金) 00:19:20
短編で、歳をとらない少年が町から町へ家々をめぐって生きていく話があったんだが、
どの本に入ってたっけ?
探すついでに「とうに夜半を過ぎて」を読み返しているが、
これも、なんていい話ばっかなんだ!!と感動もんだ。
「ある恋の物語」も「救世主」「板チョコ一枚おみやげです!」もどれもこれも好きだー
>>148 「太陽の黄金の林檎」に収録されてる「歓迎と別離」
自分でカキコしておいてなんだが、こんなタイトルだったっけ?と思った
>>149 >「歓迎と別離」
その昔
江守徹だったかがエネーチケーで朗読してたな。2日にわけて。
同じモチーフの別バージョンって無かったっけ?
黒い観覧車のオッサンは
子供になって他人の家に行ってた、かな?
153 :
148:2008/11/21(金) 20:33:28
>>149 ソレダ!!
そうかー「太陽の金の林檎」かー
最近読んだばっかでこれではあるまいと思ってた。
サンクス
そのとき……よせばいいのに、だれかがあかりをつけた。
>>154 「10月のゲーム」だね
ブラッドベリにしてはダークな内容だったね…
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/15(月) 21:55:52
18日13時〜 BS2でトリュフォーの「華氏451」がやるよ
w(゚∀゚)wキタ−−ー−!!!
「デンジャラスゾーン」だったっけ
ブラッドベリのテレビドラマってどうだったの?
>>156 初めて観たけど意外と原作に忠実で、かつ映画としても独特の雰囲気があって
十分に面白かった。
しかし、"本"になるのって大変そうだな。
間違っても「戦争と平和」や「大菩薩峠」にはなりたくない。
159 :
156:2008/12/22(月) 12:59:19
見逃した orz
ブラッドベリさんといえば、 ジョーマグナイニの挿絵が
たまらなく好き!ポスターはないか、挿絵集ないか、と
必死で探した覚えがある。
結局見つけられなかった。
162 :
160:2009/01/20(火) 20:45:51
>>161 おー、楽しみ!ありがとうございます。
Joseph Mugnainiで久々イメージ検索かけてみました
やっぱりいーですねー
163 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/25(日) 04:59:05
久しぶりに『塵よりよみがえり』を読んだけど、セシーに悶えまくったわ。
「恋をしたいの!」でもうズキューンと。
俺もジョー・マグナイニの画集ほしいな。
「骨」の挿絵はむっちゃ怖かったわ。
厨房のときライトノベル読むくらいで
20なってからブラッドベリ読み始めた俺は昔の人ってすごいなって思った
俺は最初は萩尾望都の漫画からはいったな。小学生のころ。
あれはよかった。
167 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/17(火) 22:59:19
文学少年だな!おい!
俺なんか、消防んときったら、三年坊主くらいだったかなー。
「宇宙のスカイラーク」のジュビナイル版を読んで、
SFにはまったぜ・・・。 攻防になるまで、ハードSF以外は認めなかった。
攻防のときバラード読んで、やっと文学SFの良さが解るようになった。
それからだなー。 ブラッドベリ読み始めたのは・・・。
加藤元浩の漫画『ロケットマン』から入ったよ。
映画のサウンドオブサンダーには、違う意味で泣けたwww
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/26(木) 22:39:55
「万華鏡」と「霧笛」が大好きです。(40代後半・男)
ネタ切れ末期症状のハリウッドで、これらを含む良質な短編作品を
オムニバス映画として制作してほしいですね。
読む前に聞いときたいんですが、「二人がここに不思議」ってSF作品群ですか?
それとも一般ですか?
あなたがSFだと思うものがSFです。
ただし他人の同意を得られるとは限りません。
SF、ホラー、ファンタジー板だから別にここでもいいんやない?
この人が基本的にはSF作家と呼ばれてるのが不思議でならん。
作品の傾向は、
ホラー45 ファンタジー40 SF15
くらいの割合だと思うんだが。
小松左京なんかもそうだが、並みのホラー作家より、はるかに物量を書いてるのに。
やはり「火星年代記」の存在感が
ハヤカワ文庫の分類はNVだけどね。
歌おう、感電するほどの喜びを!初めて読んだけどなきそうになった
シェクリイにハマったので、ブラッドベリにも手を出そうと思うんだけど、
初心者には何がいいだろうか、とりあえず短編を教えて欲しい。
>>177 SFが好きなら「ウは宇宙船のウ」「スは宇宙のス」
ホラーが好きなら「十月はたそがれの国」「刺青の男」「黒いカーニバル」
あたりかな。
どっちもそんなに差異はないけどね。
ちなみにシェクリイとは全然作風は違うので注意。
フレドリック・ブラウンの方がまだしも近い。
どうも、それを読んでみる。
図書館で「二人ここ不思議」と「ウ宇宙船ウ」を借りました。なんか手ごわいですね、すんなりとは頭の中に入って来ません。もう少し頑張ってみます。
以前御大のインタヴュー集買ったんだが
なんかいい意味で意外な語り口調でわろたww
なんか人の話聴く気がまったくないとことか。
たぶん裏人格はラッシュリンボーみたいな人なんだと思う。
ちょっとイタイ感じの御大かわいいよ御大
華氏481のオーディオコメンタリあたりも
よく聴くと御大の性格見えてくるよね
>>150 歓迎と別離ってブレヒトの同題の詩があるけど
それは関係があるの?
いつの間にか「華氏451度」がハヤカワ文庫SFで復刊されているんだが、
早川ちゃんの方針が変わったのか?
NHKの日本人アストロノーツ選抜試験モノのドキュメントを見て『ウは宇宙船のウ』を思い出した。
久しぶりに引っ張り出して読んでみよう。
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/05/04(月) 21:34:50
どうして今まで読まなかったんだろう…
火星年代記と10月はたそがれの国を読んで、今からウは宇宙船のウです
スは宇宙のスって違うやん!
スは宇宙ッス
こう暑いので「全量服用のこと、大衆の狂気を阻む薬(うろ覚え)」を思い出す
ブラッドベリ独特の爽やかさ&幸せについての表現がてんこ盛りなんでお気に入りなんだ
SF初心者でブラッドベリの作品は華氏451度が初めてで読み終わったばかりなんだけど
この作品って「テレビとかラジオばっか楽しんでるとバカになるぞ」ってことを言いたい訳じゃないよね?
佐野眞一って人の解説にすごく違和感がある
>>190 佐野眞一の解説はともかくとして、初めてのブラッドベリが華氏451ってのは
あまり良いチョイスじゃないと思うの…
ブラッドベリのメディア観みたいなものが知りたかったら、
「太陽の黄金の林檎」って短編集の「歩行者」と「人殺し」でも読んでみたらいいと思う。
>>191 即レスthx今度探してみる
そこそこでかい本屋行かないとSFって充実してないよね…
自分が理解仕切れてない部分がたくさんある事は理解してるけど読み終わった後に
血液型の本が売れるような現代は読者が本を殺しているだの
最近は本の代わりにパソコンとipodを持ってるがお仕着せの情報ばかりだの
本を読まない為に人の気持ちが読めない人間が大量生産されてるだの
言いたい事はわからんでもないしブラッドベリが描いた事が正確に現実になりつつあるってことに驚くけど…
余韻ぶち壊しだよ
俺は華氏451は旧版しか持ってないので正直よく分からんのだけど、そんなことになってたのか…
旧版には福島正美の解説しかついてないのに。
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/17(金) 20:42:41
>>192 手抜き、こじつけが非道いね プロが書いたモノとは思えない
本文引用が異常に多い序盤で気付けば良かったのに ご愁傷様
ネットで買ったら?
送料、クレカ無くて代引き手数料惜しいとかなら
セブンイレブンの店頭受け取りを利用すればどちらも無料だよ
今見たら在庫も有ったよ
195 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/18(土) 09:49:53
装丁から杜撰だろ新版
今日出かけるからそこで探してみるよthx
197 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/07/23(木) 17:33:58
青刺の男って新装?
刺青(いれずみ)の男じゃね?
しばらく絶版だったんだけど、新装版がしばらく前に出てるね。
ブラッドベリはSFというカテゴリに入れると読みづらい
おれは純文学として読んでる
少し不思議なのでSFでよい
藤子・F・不二雄だろ
マキャモンの「少年時代」いいよ
ブラッドベリへのオマージュのような作品だった
204 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/01(火) 22:22:50
今読んでる「ウは宇宙船のウ」すげえつまんねえです・・・
前にアシモフのなんか読んだときもつまらなくて最後まで読めなかった
海外の古典SF僕には無理みたいですう
星新一小松左京筒井康隆は大好きなんだけど
娯楽なんだから何を読むかは人の自由だけどさ
たった二冊合わなかっただけで海外古典は無理、なんて極端な考えにならなくてもいいんじゃない?
>>204 ブラッドベリは合わなかった、という人は実際多いので気にすることはないよ。
もちろん俺は大好きなんだけどね。
> 星新一小松左京筒井康隆は大好きなんだけど
ということなら、ロバート・シェクリイの「人間の手がまだ触れない」でも読んでみては。
これが合わないのなら、たぶん翻訳作品独特の文体とか外国っぽい雰囲気とか、
そういう作品の内容以前の問題で合わないんだと思う。
ブラッドベリの民はやさしいな。
> 星新一小松左京筒井康隆は大好きなんだけど
フレドリック・ブラウンをオススメします
夏の終わりの休日にはブラッドベリが似合うね
少年の夏休みの思い出、のようなノスタルジーを扱った作品がけっこうあるからかな
俺にとってブラッドベリは10月の作家
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/10(木) 11:17:56
だって10月はたそがれの国!!
オーストラリアとか南半球の人はどう思ってるんだろう。
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/10(木) 13:50:40
↑お前するどいな
ハロウィンが近づいて来ました!
今ちょうど10月だしなってことで図書館で目にとまった十月の旅人読んで見たけど
一文一文がひっかって読むのに苦労しました。
訳者や作品によって多少は変わるのでしょうか?
それともこの人の作品は全部この調子ですか?
星、筒井なんかが好きなんでとりあえず上に挙がってる他作家の本を読んでみるつもりではいるんですが…
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/15(木) 08:17:37
筋肉男のハロウィーンって殺人的につまらんよね
>>215 個人的な感想としては、特に読みにくいということはなかったかな。
文体が独特だから、人によっては読みにくいということもあるかもしれない。
それがまあ魅力でもあるんだけど…
味噌ラーメンに味噌が入っていて食べにくい・・・っていうような。
とりあえず「10月はたそがれの国」も食べてみて、それでもお口に合わないようで
あれば止めといたほうがいいと思う。
>>217,218
ありがとうございます。10月はたそがれの国も読んで見ましたが
私にはあまり合わなかったようです。マグナイニの挿絵がよかったです。
220 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/10/31(土) 13:31:08
今日はハロウィン
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/24(木) 02:15:58
ブラッドベリでクリスマスの話って何があったかな…
たくさんあるはずと思うが、思い出せない
タイトル忘れたけど、宇宙船の中で迎えるクリスマスに
子供たちにツリーの代わりに部屋の電気を消して星をみせてあげる話があった。
宇宙船のウにはいってるおくりものだな。
ウは宇宙船のウはいいとして、スは宇宙のスは苦しいよな。
宇宙スペースbP♪って歌詞があるんだから、いいんじゃない。
華氏451度
90ページくらい読んでも全然頭に入ってこないし頭に残んない
放棄しようと思ったけど一日粘って読んだらようやく面白くなってきた
228 :
227:2010/02/05(金) 12:43:26
読み終わった
中盤から後半は更なる展開を期待したがそれほどでもだった
戦争で清算ってのがなんだか
ミリー&フレンズがとにかく不快
後半からラストは宗教っぽい
セリフが長い
「かれ(彼)」は漢字じゃまずかったのか?
あとがき見たら「これはSFではない」とか・・
「SFの抒情詩人」か、なるほど・・・
「緑の影、白い鯨」読み終わった。面白かった。
ブラッドベリ、飛行機乗れないんだねw
ヒューストン監督にランチの席でからかわれた後、彼を死に追いやった
短編を読ませるのに笑った。
↑を含めて他の作品集に収録されているアイルランドものの短編も入っている。
今度映画「白鯨」見てみよう。
俺もこの間「緑の影、白い鯨」読んだ。
この話読んだことある、これも読んだことある、という感じだったけど
こういう形で大きなストーリーの中にまとめられると、また新鮮な感じがしてよかった。
ブラッドベリのアイルランドものって、けっこう数あったんだな。
以前テレビで観たブラッドベリについてのドキュメンタリーで、本人が
「あんまり頭に来たから、すぐに小説の中でジョン・ヒューストンぶっ殺してやったよ。」
と悪戯っぽく笑ってたのを思い出した。
>>229 その後乗れるようになった、とSFマガジン掲載のエッセイで言ってたよ
好きではないらしいが
232 :
229:2010/02/07(日) 14:25:26
>>231 情報ありがとう。
ところで「緑の影〜」にも出てきた、「ご領主に乾杯、別れに乾杯!」の結末って、
ワインは墓にメール欄の形で入るって事なのかな?
そうだとするとアイルランド人の行動にちょっと引いてしまう。
私の読み間違いかな。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/17(水) 00:12:38
超定番 火星年代記の中の「第二のアッシャー邸」が好きだけど
「優しく雨ぞ降りしきる」か「百万年ピクニック」かのどちらか、
追いかけられるシーンでボロボロ泣いた記憶があります。
あいまいですまん。
10月はたそがれの国は、何年かに一度、無性に読みたくなる。
なんだか 風がビュービュー吹いてる内容のやつが忘れなれない。
妙にくっきりイメージができたからなんだろうか。
ブラッドベリの小説全部読んではないけれど
「黄金糖」っていう飴の中を覗いたような妙な感じになるのが好きです。
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/03(水) 12:54:13
>>233 風の話の題名はそのまま「風」だったと思います。
吸血鬼のおなかを子供が裂く話やお婆さんが自分の遺体を
取り戻す話も面白かった。
火星年代記で追いかけられてるシーンといえば、火星人の
子供の話でしょうか。「火星の人」という題名だと思います。
個人的には「第三探検隊」、「月は今でも明るいが」、
「空のあなたの道へ」、「第二のアッシャー邸」、
「火星の人」、「優しく雨ぞ降りしきる」などが好きかな。
よくも悪くも使命感に抗えない隊長に惹かれたなあ<火星年代記
スペンダーは映像化されたときに確か黒人だったので、そういう解釈もありか、
と思ったことだった。
びっくり箱って結局何が言いたいのかわからなかった。
近年の過保護な親への揶揄
238 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/18(日) 09:26:38
びっくり箱は珍しく世界自体に描写があるんだよな
思春期少年が主人公だから当然かも知れないけど
いつもの現実に寄り添うファンタジーじゃなくてかなり遠い次元の立ち位置
先生=親?の表現や
最後飛び出てきた少年を見た町の人の様子とか
意味がいろいろわからなかった。
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/26(月) 16:49:28
ウィキ英語版見ると、火星年代記の各年代は30年くらい増しになっちゃったの?
「ナイトコール,コレクト」とかは2037年に核戦争、とかはっきり書いちゃってるけど、
火星年代記最新版ではそれらも含まれてるみたいだし。
「休日」や「火星の失われた都」なんかも全部火星年代記に入れて、各エピソードの年号も
先延ばしする感じで調整しました、ということでいいのかな。
いいよ。
242 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/01(土) 23:53:35
「長の年月」って、何て読む?
ながのとしつき
長文失礼
>>239 先生=『ママ』は
幼いエドウィンを教育しなければいけないけど
夫を亡くして以来外の世界を病的に恐れていたので自分で教えなくてはいけなかったのと
エドウィンが成長して『ママ』の言うことを聞かなくなったからかと
街の人の様子はエドウィンを見たままの反応じゃない?
外に出たら死ぬって言われてたのをそのまま信じてたけど
死自体は見たこともなくてどういうことなのかよく理解してなかったのと
何もかも珍しくてはしゃいでた高揚感とで
外の世界に解放された自分の状態を死と勘違いしたっていう
わかりにくかったらすまんが
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/05(土) 11:12:50
7月10日刊
レイ・ブラッドベリ 『火星年代記』 新版
ブラッドベリによる新たな序文と2短篇が加わった、SF文学史上に輝く名作の新版。
(ハヤカワ文庫SF 予価903円)
ハードボイルド3部作の文庫化はまだですか?
ブラッドベリはあんまり読んだことがなくて、子供が主人公のイメージがあって何か読まず嫌いしてた。
したらアンソロジーに「万華鏡」入ってて、軽い気持ちで読んだら泣いた。げっそりするほど泣いた。
もっと早く読めばよかったよ。
この人、でも色んな出版社からちょこちょこでてて、まとめて読むの面倒だね。
選集みたいがシリーズで出ればいいのに…
>>247 「死ぬ時はひとりぼっち」ってその中の一つ?
偶然図書館で読んだらよかったなああれ。
>>248 そうそのシリーズ
文庫ならハヤカワと創元社からそれぞれ5冊ぐらいと新潮の二人がここにいる不思議
あと河出の塵よりよみがえり辺りかな
ハードカバーは図書館とかで検索した方が早いね
手に入りにくいのもあるし
ていうか図書館で読むブラッドベリは格別
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/11(金) 23:15:50
>>249 図書館で読むブラッドベリは格別、それ痛いほど分かります
10月になると休日は図書館でブラッドベリが習慣です
金木犀が香る寂し気な夕暮れ時ならもう最高
251 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/17(木) 14:48:00
昔NHKでやったけどロック・ハドスン主演の『火星年代記』のドラマを見た人いる?
ノシ
イラ役の女優がキレイだったなー
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/06/18(金) 00:19:59
エンディングがいまいちだった。ブラッドベリらしいと言われればそうだけど…
「まーちゃんクロニクル」と表記するとなんか和む。
その火星年代記の映画化権を20世紀フォックスが取ったそうだ
【映画】レイ・ブラッドベリの傑作SF小説「火星年代記」を20世紀フォックスが映画化?
1 : ◆GinGaOoo.. @銀河φ ★:2010/06/25(金) 20:35:28 ID:???0
傑作SF小説「火星年代記」を20世紀フォックスが映画化?
[eiga.com 映画ニュース]
1950年に発表されたレイ・ブラッドベリの傑作SF小説「火星年代記」が、
米20世紀フォックス製作で映画化される可能性が出てきた。
米ロサンゼルス・タイムズ紙によれば、「プレデター」シリーズや「アイ, ロボット」など
SF映画を多く手がけてきた同社のプロデューサー、ジョン・デイビスがこのほど、
「火星年代記」の映画化権を獲得したという。
同作は、火星に移住した人類を描いた連作短編集。
80年に一度、マイケル・アンダーソン監督、ロック・ハドソン主演でTVミニシリーズとして映像化、
日本でもDVDリリースされているが、これまで劇場映画化されたことはない。
「トータル・リコール」みたいになりそうな予感。
ハリウッドがブラッドベリの詩的世界観にどれだけ興味があるか疑問。特撮だけのただのエンターテイメントになりそう。
でも本人が大ファンなペキンパー版「何かが道をやってくる」は見てみたかったなぁ
リメイクの華氏やいれずみはどうなった?
日本人でブラッドベリ的な書き手ってどれぐらいいるんだろうね
今の流行りとは遠いところにあるスタイルな気もするけど
火星年代記の新版を書店で見かけたんだが…
カバーが喧しすぎるのか、何か違和感があるんだよなあ
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/18(水) 19:16:27
生きてたのか!
さすが御大
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/26(木) 04:01:53
>>261 2話新たに収録とあったが、なぜ初版に入らなかったのか?最近書かれたものなのか?
「火の玉」や「青い壜」みたいな火星ものを追加しただけじゃないの?