今日読んだSF/FT/HRの感想 7冊目

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67ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
訳者の日夏響氏のその後の仕事は聞かず、作者のT・J・バスの邦訳も本作のみ、
共に異色な本作のみで真っ白に燃え尽きてしもうたのであろうか…
タイトルに冠された「神鯨」(名はロークァル・マル)は、シロナガスクジラが改造された
サイボーグ船だが、このアイデアを見て、
筆者の手になる「怪獣軍艦」を想起した読者も多いのではないか?
南太平洋で捕獲された恐竜は密かに国軍秘密基地で戦闘用軍艦へと改造されていた。
北極海で旅客機の謎の失踪が連続して発生、密命を帯びたミフネ中尉(*言うまでもなく、
あの若き日の世界のトシロー・ミフネがモデルである)は、恐竜軍艦に乗り込み厳冬の
北極海へ調査へ向かう、その行く手に待ち受けるものとは…
版元にはまだ僅少な部数が残存しているゆえ、購入希望者は、即、連絡されたし!