ニューロマンサーって、なんであんな読みにくいんすか?
普通に書いたら単なるハードボイルドミステリになるから
信者が怒るのでここだけの話だが
●がヘタクソなんだよ
原文と比べて黒丸訳がそうおかしいわけでもないと思うが…
前スレからよく名前が挙がるけど、読みにくい理由としては
・文体が独特。文章のリズムが合わない。
・展開が速くてついていけない。
・登場人物が多すぎてわけ分からん。
というところらしいね。
正直俺はとくに読みにくいとは思わなかった。むしろ興奮して一気に読んだ。高校生のころの話だけど。
ただ、今読み返したら内容の薄さにがっかりさせられそうでその気になれないw
脈絡くの無い情報が多くて、後々覚えてる内容が殆ど無いってのはある。
登場人物がどんなところで何をやってるのかよーわからんかった
攻殻機動隊を読んだときと似た印象(特に2巻)
あの三部作は後になるほど読みやすくなるんだよな
その分インパクトは薄いけど
こういう優越感ゲームってのは結構むずかしいのである。
なにしろ、日夜ニッチにはしる努力ばかりしている類のオタだのサブカルだのというのは、
その先進性がふつうのひとにまったく理解されない。
理解されないというのは、言い換えれば劣等感をもってくれないということだ。
そして、劣等感をもってくれない相手には優越感ゲームを仕掛けることができない(≒ピンとこない)。
普段どちらかといえば「理解されないこと」こそを上等として活動しているのだから、それで当然なのだが、
優越感ゲームってそういう「他人に理解できない(上等な)ことを理解できる自分」
という満足感からは外れたところにあるからな。
優越感ゲームを仕掛けたいがために、相手に劣等感を植え付けるべく「啓蒙」努力を怠らない、
みたいな陥穽にはまっていくようだと涙ぐましい。
まあなんだ、これもまたひとつ「傍目に無残」とでもいうか
たまに見るコピペだな
プロバビリティなんとか
投げ出したくってしかたなかったけど、3冊買っちゃったので
必要のないフリガナが多くて、目がちかちかしてダメだった。
モナリザオーバードライブでは、ハヤカワから出版される前に草稿が出回っていて
それに目を通したけど、
「あ、悪い!」(この”悪い”よいうのは「ゴメン」という謝るときのスラングで云々)
という注釈がついてるのを見て、一気に萎えた。
ハヤカワから正式に発売されたときに本屋で立ち読みしたけど、この部分が草稿と
全く同じだったので、ガッカリした。
傑作だという評判なので「時間封鎖」を3分の2位まで読んだけど
sf的アイデア部分は良いんだが人間ドラマ部分がいっこうに面白く
ならないので投げ出してる。
ニューロマンサー
エンダーのゲーム
死者の代弁者
光の王
遠き神々の炎
竜の卵
スタープレックス
アンドロメダ病原体
348 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/27(日) 00:16:44
地球の長い午後
闇の左手
非Aの世界
スノウ・クラッシュ
ブラッッドミュージック
順列都市
結晶世界
戦闘妖精雪風
ダントツで「月は無慈悲な夜の女王」
ところで今までのを集計した人とかいないの?
結構興味ある
攻殻機動隊の下地になったSFってどんなのがあるんだろうね
秋の星々の都
非Aの世界
結晶世界
竜の卵
未来からのホットライン
なんか駄目だった
>>352 共通項は古典的SFということ?
どれも人間が書けてないって言われてた頃の作品だと思うけど。
いや、それは違うと思うぞ…
もっと個人的、感覚的なもんだろ。
表面的な素材やジャンルではくくれない、生理的な相性ってあるじゃん
356 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/05(木) 07:47:22
一応最後まで読んだから厳密にはスレ違いなんだけど…
ウォーレン・フェイ『フラグメント 超進化生物の島』が残念な出来だった。
前半は冒頭だけ我慢すれば超面白い。
気味悪い化け物じみた生物が次々出てきて驚喜した。すげえ興奮した。
しかし中盤で、あるキャラが登場したあたりからもう台無し。
作者の言いたいことやりたいことは理解できたけどね…
最後まで化け物相手のサバイバルで持ってって欲しかった。
ディファレンスエンジン
いつまで経っても蒸気機関を体に埋め込んだハッカーが出てこないんだもの。
途中すっ飛ばしてラストだけ読んだら、結局またAIが誕生してるし。それしか能がないのか、ギブスンは。
ジェイムズ・ティプトリーJrの作品(天に唾する行為だろうか?)
読了した短編もあるが、どうも苦手だ、わからん。
擬音とかやたら混じっていて、描写は不分明で、とにかく読みにくい印象が残っている。
正直、この人、SFに関してはスタートレックのファンというだけなんじゃ…。
自分でもいささか突飛な意見だと思わなくもない。
だがそれなりに熱心にSFを読んできて、こういう感じ方しかできない。
SFなのかどうかわからないけど
ラヴクラフト全集
なんでカルト的人気があるのかわからない
ファウンデーション
名詞の修飾が無駄に長くてわかりづらい。全体通して8割が会話。
SF的アイデアもほとんどない。カバーイラストの戦艦の描写なんて皆無。
騙しあいで話が進んでるような雰囲気だけど、作者しかわかってない感じ。
2巻も同時に買ったけど全然読む気がしない。
個人的にはファウンデーションは中学生〜高校生ぐらいの時に読むものだと思う
362 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/11/12(木) 03:40:06
サイボーグ士官ジェニー・ケイシー全3巻
ブックオフで100円で売ってたから3冊全部買ったけど、ゴミだった。
300円でももったいないと思ったのは初めてだ。
ハインライン
なんで彼が御三家の一人に数えられてるのかわからない
単にキャリアと作品数で?
日ハム田中の二千本安打みたいなやられた感がある
釣られたら負け
「発狂した宇宙」前半は良かったが、
クライマックスシーンで片仮名の台詞が
読むのが苦痛で投げた。
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/24(日) 16:53:18
博物館惑星
投げ出した俺が言うのもなんだが、あれSFしてたか?
368 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/25(月) 03:45:53
国内のSF賞取ったって書いてあった。が、内容以前に文章がすさまじく下手糞で
ハインラインは良くも悪くも大衆娯楽作家だと思う
だから目のさめるような価値観の逆転とか眩暈のするような世界観の拡大を期待してはいけない(全くないわけではないけど)
もっと肩の力を抜いてラノベでも読むような気分で読むといいかんじ
ただあんなに長くなくてもいいとは思う
長いのは後期の作品だがや
前期の作品群はジュブナイルとして推奨されているし、大人が読んでも楽しめる。
まあアイデアの古さは否めないが。
レムのソラリスは投げ出そうかと思ったが何とか最後まで読んだ
おめでとう
373 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/01/30(土) 13:48:27
翻訳家の腕もかなり重要だよな
374 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/02/02(火) 04:11:19
チグリスとユーフラテス
文章が鬱陶しかった
たったひとつの冴えたやりかたは
ニューロマンサー以来の読みにくさで投げ出した
合わないとか好みに合わないとかつまらないとかいうことであれば分かるけど、
あれをニューロマンサー以来の読みにくさというのは解せんな。
ル・グィンの闇の左手以外のSF作品
キルンピープルを初めて読んだときにハマって
デイビッド・ブリンの次の作品に知性化の嵐シリーズに手を出したんだが
1巻の変革への序章の半分あたりでつまづいた。
異性人の日常生活を延々と読まされ続けて・・・。
>>378 スタータイドライジングは読んだか?あれは傑作だぞ
知性化の嵐シリーズは、サンダイバー、スタータイドライジング、知性化戦争と続けたあとに
読んだ方がいいね
なんかあの地球人特別感、地球人偉い感が鼻に付く
偉い、というか、知性化されず自力進化してきて、いいな!いいな!ニンゲンていいな!
という風にとらえたけどね。ニンゲンが描いたSFなんだから、特別でいいじゃない。
ブリンは初期のアイデア詰め込みすぎの作風が勢いがあってよかったね。
後にドラマを書けるようになってか、SFの醍醐味である勢いがなくなってしまったのが残念。
まあそのドラマ部分を楽しめている人がいるから、俺に合わなくなっただけだととやかくは言わん。
>>380 人類の主族だとしてローセンを崇める連中にデニク派って名付けてるあたり、
そういう皮肉も入ってるのかもよ
つまりね、自力で知性化した人間っていうのが
自力で産業革命化して先進国になった欧米と重なるんだな
他の地域は自力では近代化できなかった、他者によって知性化されるべき存在という
そんな背景があるような気がするのだよね