読んだこと無いSF/FT/HRを勝手に推測するスレ3
>>932 スペースカウボーイ(クリントイーストウッド主演の映画)みたいな話かも。
テストパイロットを引退したじーさん達が、シャトルに乗って事件解決。
老人と宇宙
「これでよし…」
老人は震える手で最後のボタンを押した。あの惑星に、生命を誕生させるために必要な物質を投下したのだ。
いったいどれくらいの時間がかかるかわからないが、いつかあの惑星には植物が生い茂り、老人には想像もつかない形態の動物が闊歩することになるだろう。
「生命の創造は禁止事項じゃが、まぁ構うまい。この星の寿命が尽きるまで見つからんように手はずは整えておる」
老人はゆったりと微笑んだ。
余命いくばくもないこの瞬間に、ようやく長年の夢をかなえたのだ。
子供の頃に、わくわくしながら誕生日プレゼントの包みを破いた時の嬉しさ。あの喜びをもう一度味わえて彼は心底幸せだった。
彼は念入りに装置を点検しなおし、満足げにうなずいた。
そして錠剤を飲み込み、古びた箱を胸に手に取り、ゆっくりとベッドに横たわった。
「子供の頃の…夢が…」
箱に印刷された「宇宙製作キット-対象年齢7歳〜-」の文字を覆い隠すかのように抱きしめ、彼はそのまま目を閉じ、動かなくなった。
非常に面白いけど、ちょっと違うんだよなあ
隔靴掻痒と書いて欲しいのが閣下葬用って書かれていたって感じだ
老人と宇宙
宇宙カジキを捕まえるサンちゃんの物語。死闘の果てに捕まえることに成功するのだけど、でかいために船に格納することができず、引っぱっていく途中で宇宙サメ
に食われてしまいました。
ゆとりがまた噛み付き始めましたw
老人と宇宙
カーク船長の青春時代を描いた映画が大コケしたので、
そんならやっぱりTOSオリジナルキャストでもっかいやってみるかと
作られたスタトレ映画最新作にファンがつけたあだ名。
もちろん原作はウィリアム・シャトナー。
>>939 最近のゆとりはゆとりって言葉の意味すら知らないのか
じゃあ自分で定義づけ書けよ
>>941-942 このスレ的には勝手に推測するのがスジだよね。
惑星ユートリで起こった内乱の首謀者は意外な人物だった
みたいなの。
スルーしときゃいいのになんでゆとりって言葉にそう過剰に反応するかなw
老人と宇宙
21世紀も終わりに近づいたころ。人類は主要な惑星を開拓し、惑星間貿易は右肩あがりの利益を生みだしていた。
ある日、火星貿易機構の保有するスクラップマシンのひとつが旧英語で書かれたメッセージを吐きだした。
不思議に思った研究員が調べてみると、そのメッセージははるか昔の通信規格で送信されていて、発信元は宙域図にも載ってないような惑星であった。
基地はその惑星にサブイーサ通信で確認をとろうと試みたものの、そもそもその宙域にはサブーイーサのアクセスポイントが存在しないことが判明する。
言語学者にメッセージの解読を依頼したところ、「火星開拓基地へ。資源残りわずか。助けを求む。X-2210」という内容だという。
その後、たびたび同様の旧英語で書かれたメッセージが送られてくるようになり、ついに数人の探索隊が派遣されることになった。
そして、惑星に到着した探索隊が見たものは、忘れ去られた60年前の惑星開拓ミッションの唯一の生き残りであった…。
老人と宇宙
若者にだけかかる遺伝子異常が、全世界的に広がりそれに侵された地球。
それは、若者が老人の身体能力になり老人が若者の力を得てしまう奇病であった。
使える若年層がどんどん減るに従って、社会は元気な老人達のものになっていってしまう。
だが、なぜか宇宙空間に出るとその遺伝子異常が消えてしまうことに気が付いた
若年層たちは宇宙を目指す。既得権益を守ろうと必死な老人達の妨害に挫けることなく
たどり着いた宇宙空間で、彼らが見たものは…!?
>>946 技術家のイヴが制御パネルを開けた。
「うっへぇ、バージョン3?」イヴが素っ頓狂な声を上げる。
「どうした?」ルテルムが尋ねる。
「いや、この制御ソフトウェアのバージョンが3なんだ。今、基地で使ってる最新版はバージョン6。すごいよ、まだ完璧に動くんだ。うん、システムはあらかた生きてる。」
イヴがしばらくパネルをいじくると、明かりがついた。
とりあえず主電源は生きてた、一安心だ。けどどうする?どうする?
2人も同じことを考えているのか、重苦しい空気が流れた。
「真実を知らせるべきだ。」イヴがゆっくりと言う。
「だめだ。」ルテルムが鋭く反論する。
「見ただろう?彼らは60年間、仲間がどんどん減ってくなか、ここを維持していた。そして、開拓機構との協定通り、一人になった時点で惑星の引継のために助けを呼んだ。
彼は機構がこの惑星を引き継いで、彼らの事業を続けるものだと信じている。この辺境の、もはや誰も顧みない惑星に。
僕は言えない。彼があのごわごわした手をがっくり落とすのが目に見えるんだ。
彼は言うよ『じゃあ私達は60年も無駄な事をしてきたのですね。私たちが苦労して築き上げた物は荒地へと戻るのですね。』と。」
イヴが苦い表情を浮かべる。彼もそれは十分に理解している。
「だけど、だけど悪いのは僕らだ。機構は何十年も彼らを忘れ去っていた。僕等がもし彼に嘘をつくとしたら、それは間違いなく下劣な理由からだよ。僕等の責任を覆い隠すための"清らかなる"嘘だ。」
二人は互いにまっすぐ目をみすえる。けど、二人ともお互いの事を痛いほどわかってる。心の平穏か、正義か。
二人がこちらを向いた。まるで僕の一言で全てが決まるかのように。
「僕は……。僕は、やっぱり話すべきだと思う。それが僕たちの責任だ。」
949 :
続き:2008/07/20(日) 21:43:32
二人は静かにうなずく。僕らは今来た通路を戻り、通信室に入った。彼はさっきと同じように、入口に背を向けて、椅子に座っていた。
「あの……、お話があるのですが」僕は話しかける。反応がない。
「あの。」もっと大きな声で言う。反応がない。
ルテルムが椅子のところへ駆けつける。ルテルムは彼の口に耳を当て、次に慣れた手つきで首筋を探り、最後に心臓に耳を当てた。
「……死んでる。呼吸してないし、脈もない。」
ルテルムは両手をそっと遺体から話す。重たい沈黙。
「行こう。」イヴが沈黙を打ち破る。「そして知らせてやろう、機構の連中に。誰が悪いかをはっきりさせるんだ。」
僕らは目を見合わせ、そして、静かに宇宙船へ戻る通路へと歩を進めた。
3行でおk
エンパイア・スター
「デス・スター」
>947
「若者にだけかかる遺伝子異常」でどうして老人に影響が出るのか。
老人が若者の職を奪うとか=馬鹿者の力を奪う
老人と宇宙
宇宙へ行くことがまだ実現不可能な夢だった時代に
ひとりの老人が宇宙への憧れを素朴な筆致で綴った詩集
>>954 いいですな。実在したら読みたい…
ティプトリーが、1920年代の詩人ハート・クレインのことを
「宇宙詩人の第一号」なんて呼んでるけど、それくらいの時代で
クレインより素朴で優しい宇宙詩を書く人がいたら知りたいな。
「老人と宇宙」
宇宙旅行が、紛争地域への海外出張程度には一般化してきた頃。
火星と地球の中間点で遭難したシャトルに乗っている孫娘の為、自らをサイボーグに改造して救出に向かうマッドサイエンティストの物語。
>>956 ゆうきまさみあたりがマンガにしたら似合いそうだなw
「老人と宇宙」
軌道エレベータの完成により、宇宙への旅は体力を必要としなくなり、筋力の衰えた、あるいは循環器系に
障害を持った老人たちが余生を送る場所としても開発されつつあった
(むろん、宇宙老人ホームに住めるのは、それなりの金持ちだけだが)
しかし、ある日、テロリストが施設を襲撃し、職員を惨殺!老人たちを人質にして政府に政治的要求を突きつけた
もちろん、政府が呑める条件ではない、しかし人質の老人たちは全てVIPであり、政財界にも未だ大きな影響力を
持つ者たちである。彼らの救出は最優先されなければならない・・・
政府とテロリストの交渉が難航するなか、偶然にもテロリストから注目されず、自由に動ける老人が居た
彼は退役した将軍(入居者)を見舞いに来ていたかつての部下であり、宇宙軍特殊部隊創設にも関わった最強の兵士だった
占拠された宇宙老人ホームで、たった一人の戦争が始まる
衰えた体力、病んだ心臓に鞭打ち戦う老兵、対するは宇宙の無重量/低重力に慣れていないテロリスト
はたして、爺さんは勝てるのか?? 「あっ、ギックリ腰が!」
かっこよかったのに最後で台無しだw
「老人と宇宙」
地球に滞在する資格があるのは成長期若しくは生殖能力を持つ男女
胎児及び成長時に地球の重力環境が必要
そして精子卵子が宇宙線を浴びることは危険なため
資格を失った老人は、第二の地球を作るべく金星へと旅立ち
長い長いテラフォーミング作業に合流
今回の物語は第11世代テラフォーミング「金星海誕生」の時代の話である。
962 :
B@a:2008/07/21(月) 20:46:54
「老人と宇宙(ろうじんとソラ)」
⇒テラフォーミングのため太陽系第3惑星への人類居住が禁止されてから13年、月面
移民後に生まれた毛利宇宙(モウリ・ソラ)のブログに「老人」というハンドル名が頻繁
に書き込みしてくるようになった。実は「老人」は移民を拒否して地球に残留していた
生物学者でソラの母方の祖父であった。地上の生命繁栄と残酷な食物連鎖を叙事する
「老人」に会うべく、ソラの地球(テラ)を目指す旅がはじまった。
お前はいらねぇよ。来るな。
>>958 スティーヴン・セガール主演で映画化決定。
>>958 無重力&低重力でギックリ腰になるんかいな?
>>958 将軍役は、リチャード・クレンナ(ランボー元上司:鱒男大佐の人)あたりか・・・・とか
思って名前調べてたら、既に星の世界の住人になっていた
「迷宮物件」
火浦功「ファイナル・セーラー・クエスト」の番外編。
子供のために学校の近所に引越そうとする教育ママの奮闘記。
『いさましいちびのトースター』
多分ハイ・ファンタジーで、ホビットなりドワーフなり小さな体の種族が世界を救うお話。
トースターは小さな体をもつ種族の中でも特に小さくて、昔から馬鹿にされていた。
けれど、故郷の村が戦渦に巻き込まれ、幼馴染の女の子が魔王軍の手にかかろうとしたそのとき、
トースターは勇気を振り絞って敵に立ち向かう。
その後、女の子を守るために、故郷に変わる安住の地を見つけるために世界を旅するうちに
トースターは『魔王を倒さなければ世界に平和は訪れない』と悟る。
そして、その小さな体躯にもかかわらず魔王と戦って勝利し、世界に平和をもたらすのだった。
人々は、彼の偉業をたたえてこう呼んだ。『いさましいちびのトースター』と…
って、これなんて劣化版指輪物語?
子鼠、ニューヨークを征服する
972 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/01(金) 03:15:23
「地獄とは神の不在なり」
その植民惑星は神権政治が敷かれていた。もともと母星で迫害された一神教徒
たちが移住し、ゼロからテラフォーミングしたのだった。
それなりに平和な時代、ある科学者が恐ろしい研究を発表する。
科学者は神の非存在を数学的に証明したのだ。
人々が徐々にその意味を理解するのにつれて、社会の秩序がゆっくり崩壊していく。
その星の人々は多くの人種の寄せ集めであり、実は互いに不満を抱えていた。
惑星全体が単一の宗教共同体をつくることで、暴力的な対立が抑制されていたのだ。
法王の権威が失墜した今、各人種間の争いを調停するものはいなかった。
十年後、あの科学者が、戦争で荒廃した町を歩いていた。
「人は神などいなくても、自分で生きる価値や倫理をつくり出せると思って
いました。若かった私は人々の心の強さを過大評価していたのです」
長い後悔の日々の末、自殺をはかった科学者を救ったのは修道尼たちだった。
彼女達は多くの戦災孤児に食事と布団、医療を提供していた。
「困ってる人を助けるのは神様から命令されたからだけではないでしょう?」
長文の上、下げ忘れた。
本当にすみません
オチというより、ここから話が始まるって感じだね。
続きを読んでみたいよ。
>>972
AGEてる奴の自己満足スレじゃないんでいらん
謝ってるやつに追い討ちをかけるのは優雅ではない
「老人と宇宙」
老人が何度も同じ話を繰り返す事に疑問を持った科学者の孫。
曾祖父の脳を調べると、降下した脳組織の折り畳みでのシナプス電流に
折りたたみの(シワ)数だけ、別位相への漏電が発見される。
かくして主人公は、曾祖父の脳からつながるパラレルワールドで数々の曾祖父と
何度も(そして多様な)人生を過ごすこととなる。老人の頭の中には宇宙が入っていたのだ。
すいません、降下=硬化
・・・・・・・・・・・・・OTL
「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」
主人公の目下の悩みは、妻が新興宗教にいれあげていること。
実害が無ければ放っておこうと思ったものの、その宗教団体は
信者にドラッグを使わせているなどの悪いうわさも聞く。
そうこうしているうちに、妻が家に帰ってこなくなった。
信者たちが共同生活する村に乗り込む主人公。
だが、教祖パーマー・エルドリッチに出会った主人公は自分の間違いに気づく。
エルドリッチは本物の再臨のキリストだったのだ。
やがて世界中に天使の軍勢が現れ、審判の日を告げる角笛の音が響く。
「スカイ・クロラ」
大空を舞台に、テストパイロットを目指す青年達の物語。
ちょっと「王立宇宙軍」風味で、あの監督としては珍しく爽やかな話。
・・・・かと期待していました(´・ω・`)ショボーン
そもそもSFじゃない
ライトノベル
「ようこそ女たちの王国へ」
理由は分からないが、女性タイプしかいない種族が支配する世界。
彼女達の頂点に立つ「母親」であり「女王」である繁殖個体が子供を産み、
その娘の大半は不妊で母親や姉妹を養い種族のために生きる定め。
俗に「アリ」と呼ばれるハチの一種についての生態観察日記。