カオス99%に見えた
931 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/15(木) 12:17:34
「メガテリヤキ」(300円)、「メガフィレオフィッシュ」(300円)、
「メガチキンフィレオ」(350円)。「メガテリヤキ」は、テリヤキの肉が
2枚になり、その間にパンが挟まっており、ビッグマックのテリヤキ版と
いったところ。「メガフィレオフィッシュ」は、フライが2枚挟まっているが
、パンはなく、ダブルバーガーのフィレオフィッシュ版だ。
「メガチキンフィレオ」は、「メガテリヤキ」同様、2枚のチキンの間に
パンが挟まっている。これらの商品は短期間のテスト販売で、販売店舗は都内
の数店舗のみ。気になる栄養価だが、「メガチキンフィレオ」が573キロ
カロリー、「メガフィレオフィッシュ」が502キロカロリーと若干低めだが、
「メガテリヤキ」は793キロカロリーと「メガマック」を凌駕する。
「メガフィレオフィッシュ」は、フライが2枚挟まっているが 、
白身魚ではなく、メガロドンのフィレオフィッシュ版だ。
ナイルパーチだろ
クリーム入りのタイヤキを渡されて食べるべきか返すべきか困惑する御大
ショゴスってあんみつに入れて食うとうまそうだな。
マジな話、ショゴスとキャビアの違いがわからん。
どっちもクラッカーにクリームチーズ塗った上に盛り上げて喰うと旨いし。
俺の味覚が間違ってる?
うるせえ、つまらねえヨタ飛ばしやがって。
『セクメンケネップの言葉』唱えンゾ!
カゴメケチャップの言葉?
冷中スレ住人きたー
941 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/18(日) 23:29:31
942 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/18(日) 23:41:13
つ「金枝篇」
金枝篇読みきった方ですか?すごいなあ
自分は過去に挫折してしまいました。
自分が興味あるのは夕暮れ以後に読んではならないというコットン・メイザーの「アメリカの偉大なるキリスト教徒」
以前ネットで探したけど挫折
俺も金枝編、文庫一巻目で\(^o^)/オワタ
>>941 upennて本場ニューイングランドのペンシルバニア大学か。やるなぁ。
947 :
946:2007/02/19(月) 11:24:28
>>941 本文部分の2頁目の中央の段落。改行は投稿用サイズに合わせて改変した。
当時特有の表記は初見だとまごつくかもしれないが、対照すれば判るはず。
読解容易な英文だから頑張って読み通してくれ。
一旦この手のに慣れると他の文献も抵抗なく読めるようになるから人生の
愉しみが増えるぞ。
But of Discoveries of Murder I never met with any Story more plain and
unexceptionable than that in Mr. John Webster his Display of supposed
Witchcraft. The Book indeed it self, I confess, is but a weak and
impertinent piece; but that Story weighty and convincing, and such as
himself ( though otherwise an affected Caviller against almost all Stories
of Witchcraft and Apparitions ) is constrained to assent to, as you shall
see from his own confession. I shall for your better ease, or because
you haply may not have the Book, transcribe it out of the Writer himself,
though it be something long, Chap. 16. Page 298.
948 :
941:2007/02/19(月) 14:19:21
>>947 ありがとう!
ようやく全ページ保存完了したのでゆっくり読んでみます。
図説 金枝篇というのがありますな。
再編集されているもので全てが入っているわけではありませんが、
図が多いし取っつきとしては良いかも知れません。
・・・・・まあ、私も文庫で挫折組ですが。
購入挫折組の俺よりましだ、おまいら・・・
ちくまの『初版 金詩編(上)(下)』は読破した。
……5巻本はとても挑戦する気になれん。
>>929 カカオ99%も、ずっと嘗め続けていると、そこはかとなく「甘味」を感じてきてしまうから不思議だ。
「異神」はもろ京極の種本っぽい
「怪」の特集で「異神」のトレースみたいな企画やってたな>京極
異神の内容は、ペルシア伝来系で御大とうまく絡めると使い出があるのではないか。
>>909 やや遅レスだが、唯一神信仰が固まるまでは地方神が乱立していたらしいからな、あのあたり(ヤハヴェも元は土地神だし)。
外から来た神々の一柱や二柱いてもおかしくなさそうだ。
ラヴクラフトが好きな人はマンアフターマンを読んでも楽しめるだろう。
うむ。楽しんだ。
あれだけ未だに入手難なんだっけか。
959 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/20(火) 22:45:09
>>957 レビューでしか見たことがないですが……モチーフがまさに長大な時間と退化だからなあ……
>>952 あまりの苦さで一時的狂気に陥ったのかも!?
>957
アフターマンやフューチャー・イズ・ワイルドで物足りなかった奴には、マンアフターマンがえぐくてオススメ。
>金枝篇
岩波文庫とかから出てるやつだろ?お前ら947とか読めるんだろ?
俺は947が読めん。orz
金枝篇とミシュレの魔女は、ふまえておくべきだ思うのだが、どうだろう。
グヤア=ヨトンの脳内映像は、マン・アフター・マンだな。
963 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/21(水) 15:02:18
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ヘ ∨^ ̄三ミ''ー''rtO;;9;;ノ>ri:. : 3;)ソ:.:.:.. }ヘ: : : : !;;;l
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ノノ ヽ;;::::.\ ゝ、ヽ、 {;: {q ,'::::i \\i;:i
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V (_ノ⌒ ⌒ヽJ
>>964 ちょっと待ってろ、いま買ってくる。
春日先生は大ファンだ。
こんな本出ていたのか。
俺も春日先生の本は好きだ。明日買ってくるわ。
967 :
965:2007/02/21(水) 23:18:06
>>964 近所に売ってなかった。オンラインで頼んだから、数日待たれよ。
さて、春日先生といえば、このスレの住人が本気で共感できる精神科医だとしてお勧めだ。ざっと著書をあげてみよう。
「私たちはなぜ狂わずにいるのか」
一部の方は無意識にダイスを振っただろう。
「屋根裏に誰かいるんですよ。」
「ロマンティックな狂気は存在するか」
「不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 」
「健全な肉体に狂気は宿る」
このスレの住人で、ここまで読んで「いあ!」と叫ばない奴は、残念ながら宇宙的恐怖に対する感受性が著しく低いと断言せざるをえない。
「奇妙な情熱にかられて―ミニチュア・境界線・贋物・蒐集 」
「何をやっても癒されない」
「17歳という病―その鬱屈と精神病理」
脅迫観念的とはなんぞや?それは誰しもが心の中に持っている「原型」。
筆者が小学生の頃に取り憑かれた神話生物、ショゴスを思わせるアメーバ状怪物、「メーバア」のエピソードは白眉。
ここまで来ると、そろそろ魔導書として認知したい気持ちに。
「僕たちは池を食べた 」
「顔面考」
小説/エッセイと、狂気の顔面/表情に関する著書。後者を個人で買うのはいかがなものかと思うが、図書館で取り寄せるのは大いに推奨する。いあ!
「幸福論 」
奉仕種族としての幸せに目覚めた貴方に。
春日という人は良く知らなくても顔面考は持っていた俺はいかがなものか
顔面考の著者近影には驚いたな
マンアフターマンは「祖先から受け継いだ記憶」とか
「テレパシーでの意思疎通」とか、一般人が読むとただの電波本。
でも同じ著者のアフターマンや新恐竜、フューチャーイズワイルドは良書なんだよな。
973 :
965:2007/02/24(土) 01:03:29
>>972 ここまでくると、家畜人ヤプーと大差ないよな。
てのはさておき、約束の書評を。
本書は、見るからに魔書である。悪趣味がきわまっている。
その有様はディスプレイ上で見られる画像からでは想像もつくまい。
いや、これは御大流の「ほのめかし」ではなく、実際その通り。
魔書を所有したいと願うものはこのスレに数多いると思われるが、本書を手にすることで、実際に所有した気分の片鱗を味わうことが出来るだろう。
愛憎をない交ぜにした形でもって。
さて、本書からいくつか、印象深い文節を引用したい。
「私は甲殻類恐怖症で、もしも漂流中に上海蟹とか松葉蟹を食べなければ死んでしまうとしたら、そんなグロな生き物よりは、人の肉の方が遙かにましだと思っている。
躊躇なく食べる。馴染み深いものを体内に取り込んだ方が、違和感がない。」
「私は昆虫が大嫌いである。おぞましい。
共感するとか擬人化するとかが全く不可能に思え(たとえばみなしごハッチは、巨大な蜂の胴に子供の頭を合体させただけのキマイラであり、擬人化ではない。ただの怪物である)、盲目的な悪意のカタマリのように思える。
しかもその悪意は、とんでもない場所に卵を産み付けるとか、寄生した挙句に体壁を食い破るとか、勝手に食べ物の中に潜り込むとか、大挙してぞろぞろ室内に侵入してくるとか、そういった陰険な形で実現される。」
(続く)
974 :
965:2007/02/24(土) 01:06:24
「なるほど昆虫や節足動物や甲殻類は、その動きや形態に見知らぬ宗教、いや邪教めいたものを感じさせる。
つまり彼らにはおよそ我々には考えの及ばない姿をした神様がいるわけで、その神様は常に生け贄を要求している気配がある。」
「もう一つには、その事態が<もはや取り返しがつかない>状態であること。」
この「取り返しの付かないこと」と、本質的な部分をトレースしていると思える「反復」と言う行為。
この本に、そして精神科医としての著者の読書に関する態度に通底するものはいくつかあるが、ここで取り上げたいのはこの2点だ。
ここは御大スレだから詳しくは踏み込まない。知りたい奴は読め。
だが、「永劫の探求」なんてタイトルの連作がチープで耐えられないのはなぜか、また旧支配者という、無限の時間を経た存在に、こうも心をとらわれてしまうのはなぜか、などと考えるのもいいだろう。
そして超巨視的な概念である「宇宙的な恐怖」と、ごく個人的な「狂気」とが、ともに御大の根底をなしていた理由について考えるのもいいだろう。
あるいは、単に狂気と日常との端境とを触れるために手にして見るのもいいだろう。
てなわけでみんな読め。
御大に関しては、一般的な冷ややかな目線と、きっとみんなも感じているだろう、ある種の愛を持ったヌルい愛情とを合わせつつ、ちょっとひねくれた味わい方をしている。このスレの住人には、反発と共感とを同時に得られるのではないか。
ともあれ、春日先生はミ=ゴが嫌いだ。
975 :
965:2007/02/24(土) 01:12:43
要するに、SAN値ってのは減らすためにあるのであり、生き延びれば増えるけれど、それはまたたくさん減らすことが出来るようになる、というだけのことなのだ。
知らん人が読んだら「たちの悪いネタ」としか思えないだろうなと今更ながら(ry
まあなんてーか、とんがってる人だよね、春日先生。
>フューチャーイズワイルドは良書
タコこそが地上の次の支配者になることをほのめかしているしな。