クトゥルフ/クトゥルー/Cthulhu -15ーロナク-

このエントリーをはてなブックマークに追加
284名無しは無慈悲な夜の女王
前略、クトゥルーさん。ルルイエは深層海流ですっかり冷えているでしょうね。
こちらは春です。僕は今、教団のみんなを教育しています。
ダゴン「いいかお前ら。深き者共は人間の言語は話しちゃいけいんだ。俺に続け。イーッ」
「イーッ」「ヒョーッ」「ヒョーッ」「勘弁してください。ナイアラトホテップの姦計なんです」「勘弁してください。ナイアラトホテップの姦計なんです」
「こんにちは、ウィルバー・ウェイトリーです」「こんにちは、ウィルバー・ウェイトリーです」
ナイ神父「何をやっとるかね、ダゴン君」
ダゴン「あ、神父様。新人の団員の育成をしていたんです」
ナイ神父「そんなので旧神に対抗できるとでも思っているのかね」
「こんにちは、ウィルバー・ウェイトリーです」
ナイ神父「あ、こりゃいいねえ」

ナイ神父「う〜む…それはいいとして…我らダゴン密教団の邪魔をする奴がいるのだ…」
ダゴン「憎きラバン・シュリズベリィですね」
ナイ神父「そうとも…奴を退けなくては、地球征服は…」
???「そうだ。お前らの野望はここで終わりだ」
ナイ神父「な…なぁー!?お前は!?」
285名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/30(月) 22:51:56
ラバン「そうだ。ラバン・シュリズベリィだ
ナイ神父「一体どこから入ってきた!?」
ラバン「戸口から普通にだ」
ナイ神父「ちゃんと閉めとけよダゴン」
ダゴン「どうもすいません」
ラバン「というわけで、エルダーサ」
ナイ神父「まてまてまて!いきなりエルダーサインは反則じゃないか!?せめてこっちが旧支配者を呼ぶ時間くらいくれてもいいじゃないか!?」
ラバン「…ダメ。エル」
ナイ神父「まてまて!分かった!十万ドル!十万ドルやろう!それで今日は退いてくれ!ちゃんと米ドルだから!」
ラバン「……十万…十万ドル…エ」
ナイ神父「待て待て!分かった!ネコロノミコンをつけよう!それに加えてインスマス旅行もつける!それで来週の金曜日六時まで休むから!」
ラバン「…来週の金曜になったら?」
ナイ神父「そしたらそのときに考える」
ラバン「…ネクロノミコンインスマス…インスマスネクロノミコン…」
ダゴン「俺の独りでに輝く幾何学的物体もあげるかさ〜」
ラバン「エルダーサイン!」

ドッカーン
286名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/30(月) 23:10:26
>>283
そういやあ、ミニチュアゲームでWargods of Hyperboreaってのがあるんだが、なぜか軍勢がウェンディゴなんだよなー。
イホウンデーの軍勢とか、クトゥグアの軍勢とか出ないかと期待してるんだが……。
(まだまだ展開途中だからわからんけどね)
287名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/30(月) 23:14:21
「先日、忌まわしき秘密教団『ダゴン密教団』がシュリズベリィ教授の手によって壊滅しました。
これに対し、ミスカトニック大学は同教授に最大の賛辞を…」

ナイ神父「ぬふふふ…あぁっはっはっは!ラバンめ!これで私が死んだと思ったら大間違いだ!…とはいえ、派手にやられたなぁ…」
ティンダロス「…オゥ…」
ナイ神父「おお、ティンダロス!お前は無事だったか。ダゴンは?」
ティンダロス「アイドンノゥ…」
ダゴン「う〜ん…う〜ん…」
ナイ神父「おお、ダゴン君!」
ダゴン「貴方の為に冒涜的なフルートを奏でるのが、こんなにも辛いことだったなんて」
ナイ神父「何の夢だね、ダゴン君」
ダゴン「あ、神父!あれほどインスマス人には瞼がないから気をつけてくださいと、言ったじゃないですか!」
ナイ神父「知らんわ。それにしても派手にやられたなぁ…他の団員は?」
ダゴン「はい。エルダーサインで『戸口』に引きずり込まれて」
ナイ神父「消滅か?」
ダゴン「いいえ、綺麗に故郷の星に着地しました。そのまま自分の家に帰ってしまいました」
ナイ神父「なんだかなぁ…こうなったら、いっそのことダゴン密教団、という名前は廃して、新しくやりなおすしかないな。何か新鮮な代替案は?」
ダゴン「そうですねぇ…生爪密教団というのはどうでしょう?」
ナイ神父「なんでも生をつければ新鮮ってもんじゃないぞ」
ダゴン「では、幼な妻密教団はいかがですか?」
ナイ神父「おお、なんだかいいぞ」
ダゴン「OL密教団、人妻密教団、魔導書を擬人化したら萌え萌え団というのは?」
ナイ神父「よし、我々は明日から魔導書を擬人化したら萌え萌え密教団だ!って、このたわけー!」
ダゴン「うひゃぁ」
288名無しは無慈悲な夜の女王:2006/10/30(月) 23:25:55
ナイ神父「ええい、ティンダロス。お前、何かいい案はないか?」
ティンダロス「え?ええ…悪魔密教団…」
ナイ神父「悪魔ぁ?」
ダゴン「密教団?」
ナイ神父「…なんだかなぁ。アザトース世界観に悪魔なんて、ちょっとどうかと思うな私は」
ダゴン「そうですよね。普通にカルト集団としても最悪な名前ですよね。正直センスを疑います」
ティンダロス「うう…」
ナイ神父「全く…一体どうすればいいのだ…」
ダゴン「お星様に智慧を借りたいくらいですねぇ」
ナイ神父「!? 今なんと言った?」
ダゴン「え?今夜は触手で犯して、と言いました」
ナイ神父「その前だ」
ダゴン「お星様の智慧を借りたいくらいですねぇ、と」
ナイ神父「それだよ!偉大なる星より来る智慧を使って世界を征服する!これだ!我らは今日より星の智慧教団だ!」
ダゴン「神父様!こんなポーズも考えました!(触手を震わせながら)ほ〜し〜の〜ち〜え〜」
ナイ神父「よぉし!明日から地球征服を頑張るぞ諸君!というわけで」
「ほ〜し〜の〜ち〜え〜」
ダゴン「ティンダロスもやれよ」
「ほ〜し〜の〜ち〜え〜」

続かない