今日読んだSF/FT/HRの感想 6冊目

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561名無しは無慈悲な夜の女王
巨人たちの星 J・P・ホーガン 池央耿訳
創元推理文庫SF 1983年
ようやく三部作読了です。思いがけなく取れた連休利用とはいえ、ちょっと疲れました。
ヴィザーやゾラックの性格(?)の変化が面白すぎます。特にヴィザーの「糞喰え」には吹き出しました。
最後に大仕掛けが、バラバラと出てきましたね。宇宙から切り離すというネタは、ロバート・A・ハインラインの
「スターファイター」でも見た覚えがありますね。あれは別の空間を用意するんでしたっけ?忘れましたが。
時間移動への布石がまかれて終わったようですが、あの手のループ物は冗長な感じで読むのが少し
疲れますので、続編(?)があったとしても、すぐに買うかどうかは微妙なところ。
終盤の戦略ものの展開は、なかなかわくわくして読めました。著者もノリノリだったかも?
しかしコンピュータ含めて、ガニメアンの面々(特にガルース)の性格の変化は、後々悪い方向にも
話がいきそうで、不安を感じたりも。あのサイズの陰謀論にも少々閉口しましたが。まぁ面白いので良し。
以上、かなり満足なので、9点

>>559
えーっと・・・? また何か失礼しましたか? ジェイムズ・P・ホーガンと書くべきですか?
背表紙等でも、Jと略されるのはよく見ますが・・・。何かあれば、指摘してください。