或いは、各貴族がばらけて、それぞれの領地周辺で私兵を率いてゲリラ戦して焦土戦術とかな。
ガイエスブルクに立て篭もられるより厄介かも知れん。
ブラウンシュバイク公は正面決戦を挑もうとしていたわけだけど、
そういったある程度素人に任せてたほうが
ラインハルトとしては楽なのでは。
まとめさせるためかどうかはわからないが、
ある程度優秀な軍人をあえて貴族側にやった結果、
ゲリラ戦を提案されでもしたら・・・
メルカッツは良識が有るから、なるたけ民間人は巻き込まない手を取りたがると予測できるのでは。
追い詰められた後とはいえ、
良識あるメルカッツがいても核攻撃が行われてしまった。
予測だけじゃリスク大きすぎない?
メルカッツが貴族連合軍司令官になったら、
日和っている貴族たちが貴族連合軍に行ってくれ易くなって、
貴族勢力殲滅の目的から言って都合が良い、とか。
ラインハルトにしてみりゃ軍歴が長く軍内部に貴族、平民問わず一定の人望がありそうなメルカッツは自陣営に招いても扱いにくかったんじゃないか?
野心がないから餌で釣れないし、不正もしそうにないし、無能ではないから更迭も難しい。基本的に保守派でラインハルトの急進的な改革とはあいそうもない
かといって明らかに先任の提督をハブったりしたら自陣営に不協和音が残るしね
簒奪考えてるラインハルトにしてみればゴールデンバーム王朝への忠誠心厚くて
名望実績あるメルカッツはどの道目の上のたんこぶになりかねない
原作でもラインハルト配下に招聘されたのは貴族階級に反感を持つ平民や下級貴族
出身が中心とかいってたからな。メルカッツも下級貴族だがその手の反感は薄いみたいだし
ラインハルトは、内乱後、ファーレンハイトを部下にした折、
「どうやらメルカッツを逃がしたらしいのは惜しい」と考えてはいた。
保守派って意味じゃ、ミスター・レンネンもそれっぽい。
まあ奴は平民だから、どうせ貴族は嫌いだろうけど。
869 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/10(日) 02:29:16
ラインハルトが元帥府に招いたのは平民出身や下級貴族の若手の新進気鋭な者ばかりで
改革者としてのイメージ作りでもあるから穏健派で年長のメルカッツは外れても仕方が無いんじゃないかな?
上で指摘されている通り一応はそのままでも部下には違いないんだし。
むしろファーレンの方が気になるが、
理由はどうであれリュップシュタットの盟約に自身で参加しているようだから身上調査で外されたんかねぇ??
ファーレンハイトの方が、頼りない貴族連合に加担したら、
より活躍出来ると読み誤ったのでは。
「判断ミスした」って意味のやり取りが、内乱後の式典で有ったし。
ファーレンハイトはビッテンフェルトとタイプが似ているのも
まだ、9個艦隊しか指揮下に収めていなかったあの時点では
全体の兵力の中のバランスという面で問題があったのではないかな
実際、貴族連合に参加したように格別体制に不満を抱いていたわけでもないのが
最初に勧誘されなかった理由ではないかな>ファーレンハイト
メルカッツもそうだが、ラインハルトが帝国の第一人者になれば
帝国軍人として自然に麾下に収められるという読みもあったのだろう。
>>869 アニメの方だと、メルカッツもファーレンもアスターテで指揮下にいて、作戦案に
抗議しているから、そこでとりあえず見限った(勧誘優先ランク下げた)感じは
出てるね(両者ともラインハルトを見直している。マイナスイメージが±0になっ
た程度だけど)。
>>873 原作だとメルカッツ、ファーレンハイトとも口に出してはなにもいってないよ。
二人ともラインハルトの値踏みをしている感じがあるな。
メルカッツなんて掃討戦に移ることになりますが……なんてテストまで課してる。
これに乗らなかったから、その天才を認めたんだろう。
でも、あの時点で30半ばのファーレンハイトがラインハルトに言わせると「老将」w
>>853 招聘という言葉は不正確だったな。
司令長官の権限で元帥府直属にしなかったかということだ。
キルヒアイスを上級大将、宇宙艦隊副司令長官に一気に引き上げたのだから、
バランスをとるためにメルカッツも引き入れちゃった方がオーベルシュタインなんかは安心するだろう。
みんなが答えてくれた通り、穏健保守派ということころが厳しかったのかもね。
エルウィン・ヨーゼフ担ぎ出した、ラインハルトにメルカッツが好感をもてなかったのかもなあ。
>>862 核攻撃はメルカッツのあずかり知らぬところで行われちゃったよ。
あれでもうダメぽと思ったんじゃないかな。
>>871 それはあるかも、積極攻勢には強いが、迎撃戦には難があるという描写がある。
>>838 そんな感じだね。
ランテマリオ会戦で中核となる第一艦隊を率いて、ビュコックのサポートの下、
圧倒的多数の敵に対して、善戦しているわけだし。
>>860 それはミッターマイヤーの例のセリフで説明がつきそう
いわく「能ある者が、味方ばかりでは戦う身としては張り合いがなさすぎる(中略)メルカッツ健在ときいて俺はむしろうれしさを感じる。」
それは結果的にそうなっただけで
「いい勝負したいから」ってわざわざ敵に塩を送ることもないだろうに・・・
>>875 やはり、言い方は悪いがラインハルトに心酔もしていない、むしろ軍歴や名声の点で
本来の主君であるラインハルト以上のものを持っているメルカッツらは
あまり呼びたくない存在だったんじゃないかねえ。
いくら制度上部下といっても、ぽっと出の青年元帥と百戦錬磨の大将じゃ
兵士や他の提督の信頼も違ってくるだろう。
>>880 スマン、確かに10巻のあれは、ラインハルトさえ戦死しなければ、
もうひっくり返りようのない形勢の余裕がなせる発言だね。
「驕兵を戒めるべし」なんていってるご当人がこの有様だからなあ。
まあ、わかってての発言だからまだいいんだけどね。
>>881 兵士の支持は二分しちゃいそうだね。
若者はラインハルトを支持して、ある程度年取って、友人の戦死とか見てきた中堅どころはメルカッツを支持ちゃいそうだな。
改革的な新指導者が若ければ、親しくなりやすい年代はやはり若い
上の世代で使える人材が埋もれてしまうのは自然の成り行き
もっともファーレンハイトはすでにかなり出世していたようだが。
ビューロー、ベルゲングリューン、ブラウヒッチ、バルトハウザーあたりが
そういう中から発掘された人材だと思う。
ファーレンハイトってそんなに年じゃないだろ。
どこかに年齢か誰かと同い年と書いてあったのだが、どこか忘れてしまった。
ファーレンハイトはアスターテのとき31歳とある。
ロイエンタール&ビッテンフェルト&ヤンより2歳上になる。
そう年食ってるわけでもない。
オーベルシュタイン
レンネンカンプ
ケスラー
ケンプ
シュタインメッツ
ファーレンハイト
ロイエンタール・ヤン・ビッテン・ワーレン
ミッターマイヤー
ミュラー
ラインハルト・キルヒアイス
・・・といった年齢順だった記憶だな。
>>887 アイゼナッハがファーレンハイトとロイエンタールの間に入る。
しかし40台の大将とかってほとんどいないよなあ。
不運な世代なのか、才能的にダメダメな世代だったのか。
>>888 オーベルシュタインが競争相手をみんな謀殺しちゃったんじゃないかな?
>>888 軍人の平均寿命が短いから、40台になる前に大勢死んでいたんだよ、多分
で、高級将校にはその生き残りで、かつ家柄も良いものからなっていく
その中には、実力主義のラインハルト軍で地位にふさわしくやっていける人間はほとんどいない
>>889 オーベルシュタインはそんな人間じゃないっ!
【質問】
カイザーラインハルトが死んだとき、殉死した家臣はいなかったんでしょうか?
ロイエンでさえベルゲンが殉死したのに…。
意外と人望なかった?
>>892 オーベルシュタインは殉死…という説がある。
後世の歴史家の間では意見が分かれているが。
ラインハルトが遺言でものこしてたんじゃないのか。
後ついてくるなよ とか。
>>893 そういやそうでしたっけ。行きがけの駄賃みたいな死に方だったから忘れてた。
もしホントに殉死だったら一番仲悪かったオベが一番忠臣だったって事か。
>>894 そんなスカした遺言残してたらガイエが書かない訳ないような気がする。
ベルゲンのはロイエンタールへの忠誠心からの殉死というよりラインハルトへの当て付けだから
というか、ベルゲングリューン以外だとほとんどいないんじゃないか?
アンスバッハくらいか?これも微妙ではあるが・・・
後追いとかする時代じゃないんだろう。
>>888 年配の幹部クラス、といっても最高幹部達より一段下だが、
目立っていたのはモルトくらいかね。
詰まらん死に方をさせられたが。
ベルゲンは、殉死というより、惨劇を防げなかった自責の念で自裁したのでは。
でも殉死ではあるだろ。
ロイエンタール(とキルヒアイス)の後を追ったんだから。
901 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/11(月) 00:49:05
なんかゴールデンバウム朝の歴史のお勉強で、殉死の話が出てきたような記憶があるけど勘違い?
小説が実家だから確認できない…
殉死の慣習自体が無くなってたのかな?
原則として殉死などしないと思う。そういう慣習はあの世界には無い。
つーか、ラインハルトは病死だろ。
敗死したロイエンタールと比べるのはそもそもおかしくないか?
ベンゲルの殉死はラインハルトへの抗議の色が強いし、
そもそも殉死の慣習はあの世界にはないわけで。
(そんなものがあったら、エロジジイが死んだときに誰か殉死
させられるだろ。アンネローゼあたりも無理矢理殺されそうだ)
ベンゲルがイレギュラーなのに、それを当然のように前提にされても困る。
ベンゲルってどこのサッカー監督だよorz
ベルゲンの間違い。
905 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/11(月) 01:31:13
遮蔽物や地形効果のない宇宙空間での戦闘に、作戦の優劣が影響する余地はあるんだろうか。
単純に火力と艦艇数の大きい方が勝つ気がする。
より効率的な陣形や部隊配置を行い、
敵のそれを阻害するという要素も有るのでないか。
ラインハルトの部下達からすると、ラインハルトが遺したもの(帝国と皇太子)をもりたてていく
ためにも、殉死なんて「逃げ」が許される状況ではないでしょう。
これが皇太子が成長していて、それなりに任せられるだけの後進が育っていた状態であれば何人か
(ビッテンフェルトあたりは確実か?)は殉死していたかもしれんが。
>確実
ねえって。