96 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/19(金) 20:22:48
ライトノベル作家の滝本人なんだけどアゲムシって激しく見た気がしたんだよね…それともアゲムシって言葉は俺が知らないだけで2チャンネル用語として普及しているのか?
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/19(金) 20:31:27
>>96 作家ならもっとまともな文章を書くだろ。
奴の文章は素人としても信じられないほど下手糞だ。
偶然の一致かインスパイヤwしたか……
何にせよ、滝本でないのだけは確か。いかにゆーても本業の作家があの絶望的な駄文を書くとは思わんのじゃが
>>84 多数決により(1票だけどね)3を選択
『大宇宙の狩人(仮)』 第12話
彼女は数瞬の逡巡の後、決断した。
「申し訳ないわね、艦長代理さん。ディナーのお誘いは受けられそうもないわ」
「待ってくれないかな、ハナコ。せめて理由を聞かせて欲しいよ。
別に、僕がタキシードを船に忘れてきたからってワケじゃないだろう」
「そうねぇ。正直なところをいえば、あなたを信用する証拠にかけているから、
って事でどうかしら。
いま判っているのは、あなたが確かに「つきなみ」の元副長で、
艦長の死亡後、正式に艦長代理の任にあるって事だけ。
私はあくまでも第三者としての活動を常に求められる。
だからあなたの側に立つには、反乱を起こしたのがあなたの方でないって
いう証拠が居るのよ、残念ね」
派手な溜息の後、ジロウ・サツマはこう言った。
「やれやれ、堅いお嬢さんなんだな。OK,ディナーはまた今度。
君のお父さんの許可を取ってからって事にするさ。
でも、一つだけ忠告しておくよ、ハナコ。「つきなみ」は普通の駆逐艦じゃないんだ。
あれに関しては、軍の情報を信じるな。
済まない、言えるのはここまでだ。では、ディナーを楽しみにしているよ」
交信は終了した。
さてどうしようか?
1、つきなみの沈没現場(と思わしき場所)の調査
2、母船ゼウス経由でデータベースを照合。ジロウの情報を精査
3、個人的知り合いの航宙軍情報士官にコンタクト
>コマンド?
>99
2.ジロウ自体についても調査。
可能ならその間に1.のため移動。途中に「ひとり、またひとりと仲間も倒れ」た痕跡があるか?
101 :
age虫:2006/05/20(土) 11:55:40
>>92 >>87-90が「age虫によるテスト」なのだが、その時はそうなってたw。
まあともかく頑張れ次の人。俺のはもう駄目だ(・・・)。
>俺のはもう駄目だ
一瞬でも良かった瞬間があったのかと小一時間(ry
呼ぶと来るぞ。何事もなかったように、sage進行で……
104 :
age虫:2006/05/21(日) 06:32:05
>>102 それでも「プロバイダに入場拒否されるまで」は結構良かったのさ個人的に。
レスがな・・・もとい荒らしに近い物ばかりだったとしても内容的には良い方向、
続けられれば結構いい感じに終われただろうと思うと多少勿体なくはある。
まあしかしなぁ、続ける意味がねーんだよなぁ(-_-;)。お金になる訳でもなく。
とにかくこの場合、それ
>>99を続けて欲しいのならコマンド何個か入れないと続かないぞ?と。
>>104 サンプルを示していただけるとありがたい。
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/21(日) 11:33:49
>>104 いや、これももういいや。つまんないし。
age虫以外の香具師が思い付きで話を進めればおK
どんな方向に行こうがキニシナイ!
108 :
age虫:2006/05/21(日) 18:21:52
>>99 多数決により(またまた1票だけどね(´;ω;`)ブワッ)2を選択
『大宇宙の狩人(仮)』 第13話
「第一巡航速度で自動航行、目的地『つきなみ』沈没座標付近」
それだけ船に指示を出すと、彼女は母船経由でデータベースに
アクセスした。もちろん、彼女のような「フリーランス」専用データベースである。
……第一検索項目、新鋭駆逐艦「つきなみ」…照合結果…
…防衛情報網と連動する警戒システム構築の為、特殊戦軍参謀ケン・ソゴル提唱による建艦…
「ケン・ソゴル!」
とかく偏りのある政治判断で有名な、情報部へ出向していた経歴の持ち主だ。
すぐさま、手に入る情報の全てをゼウス側で精査させた。
『精査の結果、公表された諸元と艦内構造図に重大な齟齬を発見。
齟齬は主に装甲区画、情報管制システム、生命維持システムに集中』
……第二検索項目、ジロウ・サツマ…照合結果…
…新鋭駆逐艦「つきなみ」副長 情報部より出向中の情報士官…
「ふん、ずいぶんと情報部はあの船がお気に入りね」
彼女が皮肉な微笑みを浮かべた時、ポセイドン2号は「つきなみ」が沈没した座標に到着した。
さてどうしようか?
1、そのまま潜行開始
2、「つきなみ」のメインシステムにアクセス
3、偵察用ボットを投下
4.その他
>コマンド?
慎重に行こう、3の偵察用ポッド投下だ
>>109 ど・れ・に・し・よ・う・か・な・ ようし、3にしよう、えへへぇ
3. 慎重賛成。
状況を「素直に」受け取れば、反乱の状況や経過は概ねサツマの言う通り、
但しそれを仕掛けたのはサツマの側で、裏で糸を引いているのは情報部、ということになる。
情報部が本来のつきなみをまるごと隠れ蓑にして、しかも艦を沈めてまでしたかった事とは?
しかも航宙軍全体がグルな可能性もあるぞ・・・?
>>109 多数決により3を選択
『大宇宙の狩人(仮)』 第14話
「本機をコンシールモードに。ポッド2機もコンシールモードで投下後、「つきなみ」探索開始」
もちろん、コンシールモードでは得られる情報がどうしても少なくなってしまう。
しかし、「フリーランス」としての彼女のカンがそれを選択させた。
彼女のような人間を軍が雇う場合、極めてデリケートな理由が存在する時があるのだ。
例えば、軍が表に出せない種類の行為に手を染めている場合。
あるいは、軍の組織内部での対立がある場合。そして、デコイとして対象にぶつけ反応を見たい場合、など。
「私が偵察ポッドの代用品にされるなんて、まっぴらだな」
彼女が誰にともなくつぶやいた時に、ポッドからのデータ送信が始まった。
……「つきなみ」外殻に損傷無し…外部からの攻撃の痕跡皆無…
動力炉は最低レベルで稼働中…艦橋付近の脱出艇が緊急射出された形跡有り…
艦載機が射出された形跡無し……
「やはり、コンシールモードではこの辺りが限界か?」
必要なのは内部状況についてのデータだ。
一瞬の逡巡の果て、彼女は偵察ポッドのコンシールモードを解除して探査ビーコンを
派手に使わせた。
「………!!」
一瞬で「つきなみ」が眠りから覚める。 目覚めた動力系の振動が、海面を振動させている。
警戒モードに突入したのか?
さてどうしようか?
1、コンシールモードを信頼し、そのまま「つきなみ」のデータ収集を続ける
2、全力で逃げる
3、「つきなみ」とコンタクトを取る
4.その他
>コマンド?
逃げたり無策で接触したりではフリーランサーはつとまらんだろ。
用心深く、かつ前に進むために1
>>113 1.(コンシールモードで可能な限りの防御・反撃準備と
データ収集に支障のない範囲でつきなみから距離をとりつつ)
>>113 多数決により1を選択
『大宇宙の狩人(仮)』 第15話
「くそ、このままだ! このままデータを集める!」
彼女の決断は早かった。派手なビーコンをうち続けた甲斐もあって、
偵察ポッドは克明な内部情報を送信し続ける。
……「つきなみ」は、現在、探査ポッドのビーコンに反応し、第2種警戒モードで待機中…
動力炉アイドリング状態…主兵装への動力伝達、確認できず…駆動系への動力伝達、確認できず…
艦載機発着管制システムの稼働、確認できず…通信機器、正常稼働を確認…
ハードウェアのトラブル確認できず…各種センサー正常稼働中…生命維持系統正常稼働中…
「なによ、これ。兵器管制と駆動管制の担当者が揃ってストライキでも起こしたの?」
……「つきなみ」艦内閉鎖装甲区画に生命維持システム、及び管制システムの存在を確認…
艦内に中隊規模の機動歩兵の一団を確認…
機動歩兵については、ジロウ・サツマの言っていた通りだ。
なら、反乱についてもやはり、彼らの仕業なのだろうか?
そんな時、突然「つきなみ」がオープン回線で通信コードを発信した。
「…ガガ…こちら航宙軍所属「つきなみ」。どうせ誰か、ポッドを飛ばした奴が
そこいら辺にコンシールモードで隠れて居るんだろう? 速やかに応答せよ。
今なら穏便な扱いを検討してやる。それとも、貴様、反乱者のジロウ・サツマか?」
さてどうしようか?
1、偵察ポッドを経由して「つきなみ」との交信に応じる
2、軍事キャンプに引き返し、ジロウ・サツマとコンタクトを取る
3、「つきなみ」への潜入を試みる
4.その他
1.「おや、沈んでても口はきけるのかい。…ああ、そうカリカリしなさんな。
あいにく、こちらはジロウとやらじゃなくて、迷子探しを頼まれた只のお人好しなんだ」
>>116 (また一票ですか >< )多数決により1を選択
『大宇宙の狩人(仮)』 第16話
彼女は、偵察ポッドの一つを経由し、通信を行う事にした。 なにしろ、むこうはジロウ・
サツマを「反乱者」と言ったのだ。 「つきなみ」を占拠しているこの連中と、ジロウ・サツ
マ、どちらかが嘘を吐いている。…… いや、あるいは両方か?
何れにせよ、向こうは「宇宙戦闘艦」としての機能はほぼ喪失しているのだ。こちらから
出かけていったり、ダイレクトに通信信号を送らなければ、さほど大きな心配はないだろう。
「ハロー、こちら通りすがりの観光客よ。 今、沈没船の見物してたら誰かに話しかけられた
みたいだけど、あなた、もしかして幽霊さん?」
「…ガガ…ふざけるな! こんな辺りに観光旅行に来る奴が居るか! どうせ、辺境廻りの
鉱山師か、怪しいテラフォーミング業者風情だろう? まぁ、いい。こちらは航宙軍
所属「つきなみ」陸戦隊チーフ、トロイ・テンペストだ。航宙軍辺境方面司令部へ緊急で
超空間通信を送って欲しい。急いで頼むぞ!」
「もしもし、ミスタートロイ? 私、あなたのメイドでもワイフでも郵便局員でもないのよ。
あなたの我が儘に付き合う義務は…」
「事は急を要するんだ、お嬢ちゃん。相手は航宙軍方面指令スタンレー・アンウィン。
内容は、次の通りだ。
『「つきなみ」副長ジロウ・サツマ、作戦行動中に反乱。緊急コードで艦の主要機能を停止
させた後、艦長のハリー・ルールを人質に逃亡』以上だ。
奴は辺境星系にこの船を売り渡す積りなんだ! これは、星間連合の危機なんだぞ!」
トロイの声には乱暴ながらも真剣な響きがある。
さて、どうしよう?
1、トロイからさらに情報を取る
2、ジロウ・サツマとコンタクトを取る
3、方面指令に通信を送る
4.その他
4.
本来の依頼主にコンタクトとりたいな。
「探しているのはつきなみの艦体?それとも現艦長?」
サツマの救助要請の依頼は航宙軍ってだけで、宛先の指定なかったよな。
トロイの連絡依頼は辺境方面司令部、個人指定か。
表面的な反乱者はサツマの方だとしても、
連絡先指定が細かいトロイの方が、最終的には後ろ暗いモンを多く背負ってそうだw
花子に捜索を依頼してきたのがずばりスタンレーかその部署だったら
結果的に3.になるのかもしれないが。
>>118 多数決により4 その他「本来の依頼人にコンタクト」を選択
『大宇宙の狩人』 第17話
「あー、ミスターテンペスト? もう遅くなっちゃったからこれで。それじゃバイバイ、幽霊さん」
「おい、これは航宙軍としての正式な要請事…ブ…ガガ…」
不愉快な擦過音と共に、通信は途絶した。もちろん、彼女の方から回線を切ったのだ。
「ふん、マッチョは趣味じゃないのよ」
トロイをマッチョと決めつけると、彼女は2機の偵察ポッドをリモートで”焼いて”
しまい、母艦ゼウスへ向けての帰途についた。ジロウにせよトロイにせよ、彼らは超空間
航行の手段を確保して居ないのは明白だ。何故なら、超空間通信は超空間航行ユニットの
オプションだからだ。そして依頼の終了条件を取りあえず満たした今なら、依頼者に終了
報告をして、面倒の起きないうちにさっさと引き上げられる。
彼女はゼウスに帰投するなり、超空間通信通信システムを起動した。
亜空間振動派の波形が安定したのを確認。いつもの手順で軍本部担当士官イシター・ロウを呼び出す。
「やあ、ハナコ。元気そうだね。どうしたんだい? ホームパーティへの参加申込なら歓迎するよ」
「アットホームな雰囲気で親交を深めるってのも嫌いじゃないけど、今はビジネスの時間よ」
「しかたないね。で、用件は何なの? 仕事のトラブル? それとも、依頼条件をクリアしたとか?」
「2番目の方よ。「つきなみ」の確認はしたわ。中にいたマッチョの幽霊ともお話しできたし。
詳細データは必要? 焼いてしまった探索ポッドの分も含めた料金と引き替えで送るわ」
「相変らずお見事だね。さっそくいつもの口座に入金指示を出しておくよ。ところで、簡単な補足調査
と引き替えの追加料金に興味はあるだろうね? 僕のカンだけど、すばらしく魅力的な金額になるよ」
さて、どうしよう?
1.金額が不自然な追加依頼は受けないと告げて様子を見る
2.詳細な情報と引き替えに依頼を受ける
3.判断保留で何とか依頼元の情報を引き出す
4.その他
まずは3だろ
>>121 多数決により 3.『判断保留で何とか依頼元の情報を引き出す』を選択
『大宇宙の狩人』 第18話
“魅力的な金額”か。
彼女は知っていた。こう言う言葉が出る時には、よほどの特殊事情が存在するだろう事を。
そして恐らくは今、彼女は交渉をするためにとても有利な立場に立っているだろう事を。
「イシター・ロウ、正直な話をするつもりはある? 魅力的な額のお金も、死んでからは使えないのよ」
くすり、と笑い声が聞こえた。
「ハナコ、キミは何処まで知ってるんだい? まぁ、いいさ。僕の判る範囲で教えてあげるよ。
もっとも、僕は窓口担当でしかないからそれなりの情報しか判らないよ。
まず、最初の依頼なんだけど、あれは航宙軍の参謀本部から出ている。あの『つきなみ』がどう
いう訳かあそこに所属登録されているからだろうね。ゼウスが選ばれたのは、純粋にもっとも近い所
に居た超空間航行可能な船だったからだよ。ただ、今回の依頼なんだけど」
ここで、イシター・ロウは少し困った様子で言いよどんだ。
「実は、複数部門から同じ内容で同時に依頼が来てるんだ。ひとつ目の依頼元は、参謀本部。
もう一つは、方面司令部。おどろく事に、方面指令のスタンレー・アンウィンからの緊急コールさ。
そしてもう一つは、どういう訳か情報部からさ。金額が魅力的になった理由が判ったかい?
依頼内容は“『つきなみ』の反乱者を特定し、可能で有れば拘束せよ”さ。シンプルだろ? だが、」
ここで、再び言葉を句切った。
「それぞれが想定している反乱者が違うんだ。参謀本部は陸戦隊チーフのトロイ・テンペストを、
方面指令殿は副艦長のジロウ・サツマを、そして情報部は艦長のハリー・ルールを、それぞれ反乱者
として御所望さ。ハナコ、キミならどうする?」
さて、どうしよう?
1.依頼を受け、『つきなみ』へ戻り、トロイ・テンペストと再度コンタクトを取る。
2.依頼を受け、キャンプへ戻り、ジロウ・サツマとその周辺を調査。
3.依頼を受けずに、可能な限り情報入手を計る。
4.その他
124 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/07(水) 10:40:08
じゃあ、みんなの意見を聞いてみようか?
じゃ、2で花子、ジロウとディナーへ行って来い!
じゃあ、依頼受けて、トロイも薩摩も避けて元船長(薩摩によれば死体の筈)を探す。
薩摩んとこ行くなら空爆の準備してからな。前行ったとき武器もってなかったろ。
依頼は受けず、報酬をもらって帰って寝る。
「あのねえ、お忘れでしょうけど、私は科学者であって法律学者じゃないのよ。
事実を拾い上げる事はできても“あなたがたが定義する反乱者”の特定は専門外だわ」
>age虫
age虫の小説だが、そもそも文法というか文体が読みづらい。
と、忠告してもage虫には「うまくいかないのは自分に問題があるせい」という発想が一切無いから無駄なのだが。
何でも他人のせいにするのはよしなよ。
今までもage虫はうまくいかない理由を、宗教団体、某漫画家、銀行の陰謀のせいにしてきた。
今度ここで受けなかったら、2ちゃんねらーが悪い、とでもするつもりだろう。いや、間違い無くする。
と、書いても気に入らない内容・スレに関してはスルーして、自分の勝手なルール(後付けあり)で相手を批判するしかできないんだよな。
恐ろしい事に、age虫自ら「どこに問題があるか」という意見を求めるふりしても、マジレスに対して相手を批判するばかりで自分に問題があるとはちっとも思わないんだよな。
多分、このレスに対してもage虫はスルーか批判のどちらかしかできない。
>>123 漏れは『3』。
ジロウってキャラを掘り下げてみて欲しいから、という理由はダメか?
3でジロウを直接くすぐってみよう
「その“魅力的な金額”以外、全く気乗りしない依頼だわね。
科学者としてはこのまま帰って寝た方がいい、と自信を持って判断できるわ。
でも、わかった。依頼を受けます。だから、残りの情報を出して」
ポセイドンに空爆用の設備を取り付ける算段をしながらハナコは言った。
「感謝するよ。じゃあ、面倒だから今まで君が独自に調べた分も含めて状況をまとめようか。
気の短いスレ住人の為にも」
イシター・ロウは苦笑しながらデータを送ってきた。
○参謀本部系 = つきなみ艦体 + 艦長ハリー・ルール@ジロウ情報によれば死亡
想定反乱者: 陸戦隊チーフ、トロイ・テンペスト ;方面司令部系
※現地での追加情報無し
○方面司令部系 = 方面指令スタンレー・アンウィン + 陸戦隊チーフ、トロイ・テンペスト@沈没船つきなみ + 艦内に隠した機動歩兵?
想定反乱者: 副艦長ジロウ・サツマ(情報部より出向中の情報士官) ;情報部系
※トロイ自身も反乱者はジロウ、但し、艦長のハリー・ルールを人質に逃亡と認識
○情報部系 = 副艦長ジロウ・サツマ(情報部より出向中の情報士官)@逃げ出してキャンプ
想定反乱者: 艦長ハリー・ルール ;参謀本部系
※ジロウ情報では反乱者はハリー・ルールを射殺
ああ、レスが付いてる…
済みません、明日中には必ず書きます ><
「一見、見事な蛞蝓と蛙と蛇、だけど…」
送られてきたデータを眺めながら、ハナコは腕を組む。
(情報部系だけは、現場と認識の食い違いがある。
参謀本部との暗闘に負けそうになった方面司令部が
情報部を巻き込んで三竦みに持ち込もうとした、ってとこかしら…とすると)
ハナコは再びジロウとコンタクトをとるべく準備を始めた。
>>123 多数決により 取りあえず2を選択。ただし、可能な情報は引き出す。
『大宇宙の狩人』 第19話(前編)
「選択する前に、ね。一言良いかしら?」
ハナコは不機嫌そうに不平を漏らした。
「私は惑星生態学者なんだけどな。ハンター扱いには大いに不満があるわ」
「ハハ、この銀河椀内ではね、君は既に『美貌の狩人』として有名人だよ」
「研究活動の為の資金稼ぎが、予想外に好評なのは判ったわ。
ね、イシター・ロウ。この件、予想もしなかった犯人が現われるかもよ。
依頼人さん達は、それでも良いのかしら?」
「期待に反した結果を得るなんて、人生には良くあることさ、ハナコ。
判らない人にはね、今回の件で教訓を得て貰うとしよう。それより、
知ってるかい? その星は連邦と辺境星系の間で帰属について係争中なんだ。
だから、表だって航宙軍は手を出せない。そんな所に“偶然”我らが
『つきなみ』はワープアウト。そして海中に没す。偶然って面白いだろ?」
“やっぱり、そう言うことか”
イシター・ロウは彼なりに、軍の公表できない見解を伝えているのだ。
彼が言外に言っている通り、そんな偶然など有り得ない。
ならば、事故そのものが、軍側で歓迎しない種類の人為的事件なのだ。
ひとつ、溜息を吐いて、彼女は答えた。
「判ったわ。惑星生態学って、嫌になるくらい資金が必要なの。
新しい依頼、受けるわ。でもね、あくまでも私のやり方でいいのね?」
「構わないさ。もし手伝いが必要だったら電話してくれよ。リムジンを
連ねてお迎えに参上するよ。もちろん、ホームパーティの会場までね」
軍事介入の準備は完了している、という意味だと彼女は理解した。
「その話はまた今度。ヒマだったらね。じゃ、さようなら」
やや乱暴に、彼女は超空間通信回線を落とした。
『大宇宙の狩人』 第19話(後編)
>>136 の続き
対地武装中心に装備を切り替えたポセイドン2号は、まもなくゼウスを
飛び立った。そのまま、ジロウ・サツマのキャンプ近くにたどり着くと、
ハナコはポセイドン2号をコンシールモードにし、パワーアシスト付きの
アーマードスーツで地上に降り立った。もちろん、彼女のコールひとつで
ポセイドン2号からの対地攻撃が開始されるのだ。
徒歩でキャンプに接近中のハナコのヘルメット内に、ピッという電子音が
響いた。偵察ポッドからの情報が入ったのだ。情報画面がバイザーに展開。
「自動防衛システム。取りあえず展開中ね。侵入警戒システムもおざなり
でしかないなぁ。面倒くさいから、両方とも破壊しておいて」
簡単な破壊工作をポッドに指示すると、ハナコはスーツをコンシールモード
にセットし、そのままキャンプの敷地内部に侵入した。
たしか、このキャンプの生き残りは二人だけ。ジロウ・サツマともう一人。
彼女は、そのもう一人。識別コードの出ていない二人目の生存者が
粗末な建物の中、その中の簡易ベッドに横たわっていることを確認すると、
パワーアシストを使って一気に壁を蹴破り、中に突入した。
そこには、居てはならない人物が横たわっていた。
データバンクと照合。結果は一瞬で還ってきた。やはり、間違いない。
そこに寝ていたのは、『つきなみ』艦長、ハリー・ルールその人だった。
さて、どうしよう?
1.ハリー・ルールとこの場で話をする。
2.ハリー・ルールを確保。眠らせてそのまま連れ去る。
3.ジロウ・サツマを探し、状況を確認する。
4.その他
済みません、皆さん。時間開いちゃって。
あと、形式がこの形式を踏んでいれば、
乱入も受け付けますので、書いてみたい方は挑戦してみてください。
よっぽど…でなければ、その後に続けますので。
とあえず1かな
マターリがんがってくれw>GM
>>137 2. この場で話をしたいとこだが、サツマが友好的でいてくれそうな気がしない。
141 :
乱入:2006/07/02(日) 15:36:59
1と2が1票ずつか。
「ミスタ・ハリー・ルール?それとも、人違いかしら。ともかく、少しお話しさせて頂ける?」
ハナコは簡易ベッドの側に立ち、そこに横たわっている人物に声をかけた。しかし、答えはない。
「外傷は軽微、体温・血圧・心拍・呼吸数がほぼ下限値……薬で寝かしつけてる、って訳ね」
ハリーの腕に取り付けられた小型の持続送薬装置と、ハナコのスーツのセンサーが捉えた生体情報を一瞥すると、
ハナコはそう呟いた。
「眠ってもらう手間が省けた、とも言えるけれど……話を聞かせて貰うには、もう少し時間が要りそうね」
ハナコはハリーの体を持ち上げ、そのままキャンプの敷地を出た。
さて、どうしよう?
1.眠ったままのハリー・ルールを連れ、速やかにポセイドン2号に戻る。
2.キャンプから離れた適当な場所でハリー・ルールを覚醒させ、話を聞く。
3.眠ったままのハリー・ルールを連れ、ジロウ・サツマを探す。
4.その他
>>141 この場合、1が妥当かな。
2だとまだ危険があるかも知れない。
3は論外。
143 :
乱入:2006/07/24(月) 19:14:11
破壊工作が奏効したらしく、キャンプから攻撃を仕掛けてくる気配は最後までなかった。
ハナコは念のため徒歩でキャンプから少し距離を取り、
コンシールモードで待機中のポセイドン2号へと戻った。
「さて、と……」
簡易ベッドにハリーを横たえ、腕に取り付けられた持続送薬装置内の薬液バッグに微細な針を挿し、薬液を採取、分析。
ハナコにとって、同じ星出身の生物への薬理効果など、惑星生態学を持ち出すまでもない。
「大体教科書通りの成分ね。但し、麻酔成分に比べて明らかに大量の鎮痛剤が入ってる。
意図は……本人に聞きますか」
ハナコは送薬装置に細工を施し、徐々に薬量を下げてハリーの覚醒を待った。
「……!」
しばらく経って、最初に発せられたのは苦痛の声だった。
(やっぱりね。大量の鎮痛剤を必要とする“何か”がある、って事だわ)
ハナコは改めて声をかける。
「ミスタ・ハリー・ルール?私はハナコ・ヤマダ。少しお話しさせて頂ける?
ああ、まだ薬は残してあるから、身体は殆ど動かせない筈よ。本当は意識も戻らない位なんだけど」
ゆっくりと視線を動かしてハナコの姿を認めると、ハリーは声を絞り出した。
「鎮痛剤を、くれ……」
さて、どうする?
1.鎮痛剤を投与する
2.鎮痛剤が必要な理由を尋ねる
3.ハリーは“どの陣営”なのかを尋ねる
4.その他
(今、動きたい気分じゃないのよね)
ハナコは放置を決め込んだ。
ハリー・ルールは死んだ。