>>9 カードはどこだべ
これが本歌取りなら、「世界の果てまで何マイル」も本歌取りとされそうだが・・・
また、もっとほかにオリジナルの本歌がありそうな
小川訳は時々原文と照らし合せたくなってしまふ。
>ヴォクトから小説作法を学んでいる。
ヲイw
まあ綺麗にまとめたがるようだから、ヴォクト入っているほうが良いのかもしれないw
しかし表題作で言いたかったのは「古い古い脳内システムに流され過ぎですよ、オレやお前ら!」じゃまいか
ニュウ速や特定2chネラなどを見れば、多くの人がそう感じることと思うが、
そういう指摘が嫌いな人も居るかもしれないな
少なくとも「人間が生化学的な分子機械」である事だけを書いたわけじゃあるまい
さらに「でもそれを編集できるってどうなのよ」でもあるか>>テーマみたいなもの
なんか
どれも面白くなりそうで失速してる感じ。
そうかなー
厨的結末を望んでいるのならラノベを(ry
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/13(土) 11:31:53
へえw
その割には昔のSFによくある厨的自己完結した作品群のように見えるけどね。
>昔のSFによくある厨的自己完結した作品群
詳しく
なんだ言いたかっただけか。
へえw
なんで
>>20が
>厨的結末を望んでいる
になるのかがよくわからんw
「望んでいるのなら」って仮定の意味がなかったっけ。俺の気のせいなのかな。
日本語って難しいなw
小川訳を読んでもそう感じる俺
>>26 おれが悪かった。
なんで
>>20を読んで
>厨的結末を望んでいるのならラノベを(ry
というレスをするのかよくわからんw
だった。
まあ皮肉というやつか
とりあえず散漫な感想とか思い付きとかチラシの裏とか。上手くまとまってなくてスマソ
・異文化を理解しようとする態度が見られるが、アメリカ人的に権利を主張したりする
・政治的な圧制は嫌いだ
・自由が無いのは嫌いだ
・厨は嫌いだ(厨は読むべきか)
・陽気な結末と陰気な結末がある
主人公が超越的な存在から、思いがけないギフトを受け取る、とか
よくなかった状況がこれからよくなるかも、とか
・中盤にストレスの多い状況を持ってくる事が多く、結末ではその状況への回答が示される?
キーワード的なもの(これは小川氏のセレクションのせいもあるのか?)
・頭の中の声
・何かに突き動かされた実際的な女性達
・状況とか妙な方向に流される社会システムへの不安(このテーマを何度も取り上げる米のSF作家は珍しい?)
・超自然的な現象に守られる女性
・何か裏取引めいたもので望みのものを手に入れる/手に入れそこなう男性
表題作について、SFマガジン版との比較
・210ページにナジェンダの評判が書かれているが、SFマガジン版にはその部分がない
・人名のエズミに当てる漢字が変わっている(SFマガジン版は「恵澄」)
・SFマガジン版では宇宙爆雷(ルビでブリリアント・ペブル)が、文庫版では「光る石」に
・SFマガジン版では「精神分裂症」とある所が、文庫版では「統合失調症」に(まあ当然だなw)
>>30 詳細な分析サンクス。
SFM版との比較は面白いね。
正直、「死者の声」を入れるくらいだったら「ロボットの憂鬱」とか「ポストモダン利用案内」とか
入れるべきだったと思う。ヒューゴー賞受賞なんて「ハク」はどうでも良いし
死者の声いいじゃん
ティラノのほうがイラネ
死者の声のネタって「帯電させて冷やせばおk」だしなあ(星野之宣かよ!とオモタ)
また「衛星サバイバルもの」の「スロー・ライフ」と重なってしまう
まあ俺的にも「ティラノサウルスの〜」も無くても良いが
「輪廻の蛇」をやってみたかったのか
なんか器用貧乏って感じ
んだね。
そういう意味で、
ゼラズニイとかディレイニーとかよりも、
シルヴァーバーグに似てると思うよ。
シルヴァーバーグは器用なお金持ちだけどね
まあ向こうでは賞もケコーウ取ってるし、名前も売れているのじゃまいか
日本じゃ単行本が少ないからあまり知られてないだろうけど
「大潮の道」などにはディレイニーを思い出させる描写もあるが、彼はディレイニーじゃない
ゼラズニイっぽいものがあったかもしれないが、彼はゼラズニイじゃない
立ち位置的にシルヴァーバーグに似たところがあるかもしれないが、彼はシルヴァーバーグじゃない
マイコーage
小川訳の本は買わない。
むしろこの短編集では小川訳の比率は少なめかも
この本の小川訳はそんなに悪くない。
でも手抜きなときは極端な希ガス。。。
スキズマトリックスは名訳なのに、タクラマカンに入ってるのは酷いのが多い
スキズマトリックスも読みづらいよう。ハァハァしながら読んだけどな
てか、訳せるところはスムーズに、つっかえる所はつっかえる
という人間でも機械翻訳でも起こることが生じているオカン
そして落差が意識されてしまうのかもしれない
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/25(日) 18:01:13
「大潮の道」は、サイバーパンク以後のSFの最高傑作だと思うな。
いまさら60年代みたいなサイエンスフィクションとメタフィクションの対立軸を
持ち出すことはないけど、テキストとしてのレベルが「イーガン」や「ウルフ」
とは桁違いだよ。
この人の作品は数の割には随分賞を取ってるけど、特に小説としてのこの作品の
水準は、既存の英語圏のSF小説の中でも最高到達点に近いんじゃないかな。
そうだな。小川訳だけど
あの当時はSFでマジック・リアリズムなものが少し流行っていたような
急にマンセー意見が続出してるなw
おまいが否定的意見をカキコしないからだろう。
つーか否定するようなもんか?
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/07/07(金) 03:29:07
ワンワン詐欺師の珍道中とババアが人類のよりよき未来のためにタイムリーパーになる話が面白かった
あれは楽しくてよかったな
人の好みは色々でつね。
犬シリーズは是非続きも翻訳して欲しい
>>54 海外小説部門1位オメ!
スロー・ライフは人気あるね。
短編集よかった
やっぱこの人おもしろいわ
この調子で他の長編も訳されてくれればいいんだがなー
とりわけて「グリュフォンの卵」について
ゼラズニイを思わせる
なんて解説したのは
「この嵐の瞬間」を連想したからですか、小川さん!?
特に何もないがage
60 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/10/20(土) 19:01:05
「世界の縁にて」
さっぱりワケがわからなかった俺は、頭が悪いのかな・・・
というか科学的に何から何まで説明するような話ではないのでは
最後には
主人公にとってのアイドルである少年は自分の望みを叶え
主人公の少女も自分の望みを叶え、ついてきたもう一人の少年の動機も洞察できるようになった
起こった事はそれだけ
ある種の青春小説であるとも言えるか
元ネタのダンセイニを知っていれば・・・あんまり関係ないか。
てかこのスレの「これが元スレだ」論者の言うことが信用できない俺