銀英伝世界の防御力って、劇中においては「装甲が厚い」と表現してはいるけど、
本当に装甲が厚いのではなく(いや、厚いのかも知れんが、それだけでなく)て、
エネルギー中和磁場の出力が大きいことを意味してるんだよね。
ということはだ。もともと総出力の大きな戦艦が攻撃を諦め全出力を防御に回せば、
敵の戦艦の大出力砲(主砲)の直撃にも耐え得る、鉄壁の防御になるはずだ。
逆に、もともと総出力の小さな巡洋艦や駆逐艦であっても、防御を捨てて全出力を
攻撃に回せば、敵の戦艦の装甲さえ抜き得る威力が達成できるんじゃないかな。
要するに、艦の核融合炉の出力をどう配分するかの問題じゃないだろうか。
こんないい方法をヤン以外の人間が思いつかないのは確かに不思議だが……
いや、ヤン以外も思いついたのかも知れない。だが、実行できなかったのだ。
なぜなら、ヤン艦隊以外にはヤンもフィッシャーも居なかったから!
>>354 >ヤンなんて戦艦を盾にして小型艦(駆逐艦?)に
>攻撃しろとか無茶苦茶な命令してるし。
どこがむちゃくちゃなのかわからん
簡単にたとえれば歩兵が敵と交戦するときに弓兵が射掛ける
だけの話だし・・・・
354の頭の中の戦場はどんな感じなんで?
>>356 > でもさ、>354の例で考えると、同盟軍の戦艦の装甲は、帝国軍の戦艦他の
>火力では抜けないクセに、帝国軍の艦の装甲は同盟軍の駆逐艦クラス(実際
>は巡洋艦クラスもたかもしれんけど)で抜ける、足を止められるというコトになっ
>てしまうが?
この前提がまずおかしい
357もいっているように「抜けにくい」で十分なんだよ
それと「>345の例における「小型艦で砲撃」と矛盾することになる。」
ってのが意味がわからないんだが
ヤン以外の提督が「戦艦を前列にして〜」という戦術を取っていなかったというよりも
ヤンとフィッシャーが他の提督よりも効率的に(艦の機動やら部隊相互の位置やらのこまかいところで)
運用できたと考えるのが自然だと思う
360 :
356:2006/01/27(金) 18:55:09
>>359 >それと「>345の例における「小型艦で砲撃」と矛盾することになる。」
>ってのが意味がわからないんだが
スマン、アンカーミス。>354だったわ。
矛盾するのは、>356で提示した仮説と矛盾するから、この仮説は×ってこと。
354のセリフ・戦術の問題点は、役割をはっきり分けすぎていることでは?
敵の猛攻をしのぐというなら、防御しつつも、敵戦力を削らなきゃいけない。
ならば、戦艦を前面に出すのはいいが、盾にして明らかに威力で劣る(なんと
かこなせるにしても不利には違いない)小型艦の火砲に攻撃を分担させ、有効
なのがわかっている戦艦の火砲をわざわざ使わないような戦術はどうか? とい
うことだな。
戦艦も撃ってたというなら、単に「戦艦群を前面に展開。小型艦群はその影か
ら狙い撃て」とかでいいわけだ。
なんかすげぇ重箱のスミをつついているような気もしないではない。
>>360 その場面でヤンは正確には誰になんて言ったの?
戦艦に「盾になれ(攻撃するな)」って言ったのか、
駆逐艦に「戦艦を盾にして攻撃せよ」と命じたのか、
艦隊運用責任者に基本的な配置と運用法を指示したのか?
>「戦艦群を前面に展開。小型艦群はその影から狙い撃て」
と同じ事を違う言葉で指示しているんじゃないのか?
362 :
359:2006/01/27(金) 19:35:45
ちなみに
「戦艦を壁にしつつ〜」ってところの原作の記述では
そもそも「小型艦」じゃなくて「砲艦」だったと思うんだが
>戦艦も撃ってたというなら、単に「戦艦群を前面に展開。小型艦群はその影か
>ら狙い撃て」とかでいいわけだ
いや、ヤンがやったのはまさにこれだとおもうんだけど
原作では「戦艦を壁にしつつ〜」のところは別に極集中射撃のように
ヤン艦隊の強さの秘訣とかではなくて攻勢をかけてきたビッテンフェルトに対して
ヤンがとった行動の描写にしか過ぎないわけで
「戦艦群を前面に展開。小型艦群はその影から狙い撃て」
「戦艦を壁にしつつ〜」
は単なる表現の違いなだけ、小説的表現としては前者は面白みに掛けるとおもうよ?^^;
原作では
戦艦が砲撃しなかったとはとりあえず書いていないはずだが・・・
手元にないからはっきりとはわからんけど
っとここまで書いておいてリロードしたら361と微妙に内容がかぶっているorz
欝だ死n(ry
うーん、と……アニメの方で悪いけど、たしか、そのシーン、戦艦みたいな
大型艦が思いっきり横ッ腹さらして「盾」になっていたような……。
「アニメ版は却下」なら忘れてください。
思うんだが、ここいらで『銀英伝』的軍事タームを整理して、見解をまとめた方が
よくないか?
艦種だけでも、現在のそれと同様とするとムチャクチャにしか見えないのだし。
違うなら、どう違うかをはっきりさせないと。
>>358 >要するに、艦の核融合炉の出力をどう配分するかの問題じゃないだろうか。
違うと思うよ。
攻撃や防御に自由に配分を変えられるなら、そのために動力線や力場発生器なども
それを見込んで高出力に耐えられる大型の物を積んでないといけないと思う。
それはあまりにも不経済じゃないかな。
普通は所定の入出力にあわせて必要最小限の設計をするものだと思う。
攻撃や防御に特化した艦を作るなら、設計からやりなおすだろう。
もちろん安全係数と言うものがあるから多少の無理は効くと思う。
リミッターを切って、スペック以上の出力を得る事はできるかもね。
しかし常時それを行なうというのは単なるバカ。
思いつく、思いつかないの問題ではない。
まあ黒色槍騎兵あたりならやりかねないが。
>>364 高出力のビームとエネルギー中和磁場、高威力のミサイル、ぶ厚い装甲を持つ同盟・帝国型戦艦。
戦艦の火力はそのままに、防御を手薄にして高速化を目指した帝国型高速戦艦。
高威力・長射程のミサイルを主兵装とする、高速の同盟・帝国型巡航艦。
巡航艦からミサイルを取ってより高速・高機動・薄装甲になった同盟型駆逐艦。
レールガンによる一撃離脱を前提とした高速・高機動・薄装甲・小型の帝国型駆逐艦。
田中芳樹としては知らないが、ゲームだとこんな感じだね。
>>364 確かにそのとおりだと思う。
名前からくる印象からそのまま判断する人と
ヤンを基準に考える人で判断基準が違ってるし。
ただゲームやアニメじゃなくて作中の描写だけで
判断するとなると個別の艦種ごとに特別な描写してるのって
↑で書かれてるヤンの大型艦を盾にしろ、くらい?
特に艦種ごとに気を使って用兵行ってるシーンが少なすぎる・・・
マル・アデッタじゃ戦艦と空母がほとんどないはずの
同盟軍が装備も豊富な帝国軍と真っ向から撃ち合ったりしてるし。
ここだけ見たら少なくとも射程に関して差はないんだよね〜。
ま、あの会戦では地形的に帝国軍が近づかないといけなかったのかもしれないけど。
原作では高速戦艦という艦種はなかった気がするな
キルヒアイスがキフォイザー会戦で率いた800隻も
諸提督がガイエスブルクからオーディンに急行したときに使ったのも高速巡航艦
黒色槍騎兵の主力が高速戦艦だから防御が弱いとかはなかったし
キフォイザーではバルバロッサから指揮してるので
戦艦の一部は高速巡航艦と同行できる高速戦艦ではあるのだろうけど
>>368 そりゃ旗艦はむちゃくちゃデカいしそれだけ機関出力も大きいんじゃない?
大きさがストレートに出力の大きさに比例してるかどうかはわからんけど。
単位が光速の世界じゃ艦載機って遅すぎて意味ないんじゃないの?
60万`離れてたらどんくらい時間かかるんだか...
>>370 戦闘は光秒単位ですから。
しかも、艦隊同士が距離詰めてからだろ?
あれ? それじゃあ、小口径の副砲増やした方がマシな気も……。
現在の航空機動部隊のような運用は宇宙ではできない。となると、火力、
速度が著しく制限される「戦闘機」は、艦砲が使いにくい乱戦でのかく乱的
な運用に限定される? やはり、十分な対艦能力はないとなぁ。
やっぱ直接攻撃じゃなくてジャマー目的かねえ。
多分なんか電波飛ばしながら飛び回ってんだよ。
そんで計器が狂って大変な事になるんだな、きっと。
まるで宇宙の珍走だな(w)
アニメのほうだが、スパルタニアンとか
人それぞれでカラフルなカラーリングだったしな。
そりゃ宇宙の珍走と言われても仕方ない。
黒色槍騎兵の黒は、珍走のさらに上の立場の人用のだ。
乗り遅れたが、アムリッツアの時は
同盟側が戦力的に劣勢だった事と
ヤンが『勝つ』でなく『負けない』戦いに
徹していた事を条件に入れるべきでは?
この議論に乗った『戦艦を盾』した時点では
黒色槍騎兵艦隊に重大な損害は与えていない。
>>375 蒸し返すようでイヤだが、
黒色のような突撃隊をあしらうには、攻性防御で突っ込んできたヤツを
かたっぱしからつぶして=損害を与え続けていかないと、呑み込まれちゃ
うんじゃね?
突っ込んでくる戦艦を効率よく沈めるには、やはり同クラスの火力を集
中する必要があるわけで、その任をより劣る小型艦に振るのは、どうかと
思うなぁ。戦艦が盾としてしか機能しないならともかく。
守りに徹して、かつ敵もすり減らしてないとなると、実は押されるまま逃げ
回っていた?
小型艦は威力はともかく数は多いはず。
単に弾幕はって敵が怯んでる隙に逃げたかったんじゃね?
>>376 違うって、原作嫁
ビッテンフェルトが、ヤン艦隊の隣にいる艦隊に攻撃するのを見て、
味方を見捨てるのは気が引けるけど、あんな勢いに下手に手を出したらマズイなー、
つーことで、適当に牽制攻撃をかけてお茶を濁したんだって。
その牽制攻撃の方法が、「巨艦を並べてその影から攻撃させる」っていうヤツね。
要は本気の攻撃(戦艦による砲撃)してこっちに
目が向けられたくないから
どうでもいい攻撃でお茶を濁したって事ですね。
つまり小型艦はその程度の攻撃力しかない、と。
【質問】
ルグランジュがヤンと戦った際、
部隊を2分されて、後方→本体と包囲されて負けてしまいますが、
後方部隊が包囲されてる間、ルグランジュ本体は何をしていたんでしょうか?
手をこまねいて眺めていたんでしょうか・・・?
>>380 特に描写はないが、ヤン艦隊の別働隊に拘束されていたのかと。
フィッシャーの別働隊がルグランジュの別働隊を拘束したのと同様に。
中央突破された第11艦隊はヤン艦隊を逆に包囲しようと艦隊の再編成を急いだ筈だけど、
その混乱を少数の別働隊に突かれて再編成に手間取ってたんじゃないかな。
アスターテの時のヤンみたいに、予め予測して対処法考えていれば問題なかったんだろうけど。
ヤンがあまりにも早く壊滅させたから
間に合わなかっただけ。
とにかく防御固めて、じりじりと後退しながら本隊の到着を待つ、
なんて作戦はあの世界の人には不可能なのです。
>>365 違うかな?
普通、考え得る最大の出力に耐えられる物を搭載するんじゃないかな?
エネルギー的にはもっと高出力にできるのに、装備をケチったせいで
使い切れないって方がよっぽど無駄だと思う。
>>383 それやりだすとね「艦の種類分ける必要ねーじゃん」という結論にたどり着きますが?
ある目的に特化した設計にするってことは、柔軟性を捨てるってことだし、
必要があるから特化させたものを作るわけで。
小型艦がいるってことは、戦艦と同じ仕事はできなくても、小型艦にしか
できない仕事があり、そのために設計・製造してるってこと(現実の戦艦・駆
逐艦で言うなら、戦艦・空母はオフェンスだから、攻撃力優先設計で、特に
戦艦は同じ戦艦と殴り合いできる重装甲の大型艦なり、駆逐艦はディフェ
ンスが主な仕事だから、機動力があり、多数配備できる小型艦となる)。
問題は、小型艦しかできない仕事をさせてる様子が見られないこと(外宇
宙の砲戦は極論すれば、大きさ=強さだし、艦=兵士一人で考えるなら、多少
の特化はあっても、基本的に同じでなければならない)。
>>383 >エネルギー的にはもっと高出力にできるのに、装備をケチったせいで
>使い切れないって方がよっぽど無駄だと思う。
例えば仮にエネルギー出力が100の機関が艦に搭載しているとした時に、
この出力を攻撃・防御・移動の各システムに配分する訳だよね。
この時に、それぞれのシステムの容量を全部100にして設計するのと、
あらかじめ30:30:40に固定して設計するのでは、どちらが良いかって事を
>>365では言ったつもりなんだけどね。
一応、エネルギーはすべて使い切れるってのは同じだよ。
で、多分後者の方が安あがりでコンパクトになると俺は思うわけだ。
安ければその分艦を量産できるし、て軽ければ同じ出力でもより高速に
移動できるだろうし、小さければ敵の弾にも当りにくいかもしれないなど、
効果は相乗的に現われると思う。
攻撃に特化した艦を作りたければ最初から60:10:30に配分して設計したり、
高速戦艦を作りたければ20:20:60に配分した専用タイプを設計した方が、
可変的に設定を変えられるような汎用艦を作るより結局は良いんじゃないかな。
>>384 ]でも実際小型艦が存在している以上、描写されていないだけで
小型艦にもそれなりのメリットがあると考えるべきでは?
銀英伝で作者が書きたかったのは群雄伝であって艦隊戦ではないのだから、
艦隊戦描写が甘くても仕方がないだろうし。
>>384 >大きさ=強さ
移動式要塞最強論か。
他のSFではそうなのかも知れんが、銀英伝では多数の小型艦艇が配備され使用されている。
必要不要ではなく、存在してるんだからそれに沿って考えるんだ。
こんなのありえねーで考えれば、どんな作品も否定されるだろ。
>>387 それだと、「なんか使い道があるから存在しているのだろう」ですべて終了だな。
実にスマートな回答だ。
このスレには二種類の住人がいる
・作品世界の存在を肯定し、それは×××じゃないかと考えて遊ぶ派
・作品世界と現在の世界の不整合を発見し否定する派
遅まきながら、それぞれ違う方法で楽しんでるのが最近わかった。
別にどちらが偉いとかはないので
自分の派と違う意見はスルーした方がよいと思う。
>>389 >・作品世界と現在の世界の不整合を発見し否定する派
こちらは、心情的には
>・作品世界の存在を肯定し、それは×××じゃないかと考えて遊ぶ派
と大差ないと見る。ただ、不整合をスマートに説明する仮説、描写がないから
現状、それを作者のミスと判断するしかないとしているだけと思う。
肯定派にそれを望む。
>>384 >それやりだすとね「艦の種類分ける必要ねーじゃん」という結論にたどり着きますが?
その心配は無い。配分できるのは、主砲の出力とエネルギー中和磁場の出力だけだから。
その2つを除く全てが異なるので、間の種類を分ける必要性は微塵も損なわれない。
まず、核融合炉の絶対的な出力が違う。大出力な核融合炉を搭載している戦艦の方が、
火力において他の艦を圧倒している筈だ。元の炉の出力が違うから、配分とか関係ない。
一方、小型艦は核融合炉も小型で出力は小さいだろうが、機動性の面で優れているはず。
このように、艦の種類を分ける必要は十二分にある。
>問題は、小型艦しかできない仕事をさせてる様子が見られないこと
めずらしく小型艦が小型である故に役立っていたのが例の「大型艦の影から〜」かと。
>>385 >この時に、それぞれのシステムの容量を全部100にして設計するのと、
>あらかじめ30:30:40に固定して設計するのでは、どちらが良いかって事を
>
>>365では言ったつもりなんだけどね。
無論、前者の方が良いに決まってる。例えば、攻勢に出て敵艦を撃沈しようとしたとする。
敵艦の撃沈に必要な出力が150とかなら諦めがつく。元の炉の出力が100しかないのだから。
しかし、敵艦の撃沈に必要な出力が40なのに、攻撃の出力が30に固定されていたらどうか?
炉は100の出力をしているのに、装備をケチったせいで目的が達せされない。まさに無駄。
安物買いの銭失い。攻撃はまだいい。防御の出力が足りなかったら、そのままあぼーんだ。
戦争にも費用対効果が求められる、それは事実。だが、このようなナンセンスなケチり方は
しないと思うが、いかが?
>で、多分後者の方が安あがりでコンパクトになると俺は思うわけだ。
コンパクトにすることの利点は十分理解できる。だが、コンパクトにしたきゃ、まず最初に
核融合炉を小型化するだろ。エネルギー中和磁場発生装置やら主砲やら、艦のほんの一部の
装備をちまちま削るより、炉を小型化した方がはるかに効率的に小型軽量化が達成できる。
多分、その方が安上がりでもある。例えば、炉の出力を半分にする代わりに、装備の出力を
最大50まで出せるようにする。装備の分でわずかにコスト高・大型化するかも知れないが、
炉の出力を半分にしたことでどーんと節約してお釣りが来て、さらに装備はマシになる。
>>392 あきれた。
エネルギー総量が100で、攻撃30・防御30・機動40の戦艦と、
エネルギー総量が100で、攻撃100・防御100・機動100の戦艦を比べて、
前者を「装備をケチったせいで目的が達せされない。まさに無駄。
安物買いの銭失い。」と評するとは。
後者のエネルギー総量を300に上げればいいじゃネーか。
ソレを100に押さえてる設計思想のほうが、
「装備をケチったせいで目的が達せされない。まさに無駄。安物買いの銭失い。」
これからアニメ&OVA&劇場版を見ようと思うのですが、どんな順番で見ればいいですかね?
>>393 100:300は比較にならないと思うけど、
だからといって自由自在に100の中の比率を
変換できるようなのはコストもかかるし効率も悪くなるんじゃないの?
極論すればオートマみたいなもんでしょ?
ある程度ギア比固定されてる方が効率的だと思うけど。
>>394 素で聞くけどアニメとOVAってどうちがうの・・・?
>396
TVが抜けたな。スマソ
TVアニメとOVAと映画
>>393 >後者のエネルギー総量を300に上げればいいじゃネーか。
そんなことをしたら、
>>385の後半に書かれた問題点・欠点が
一挙に噴出するんだが。
エネルギー総量を300に上げれば、核融合炉も大型化・
重量化しなければならず、おそらくは艦体の大きさに直接
影響が及ぶだろうし、機動力も著しく損なうだろう。
小型艦のメリットは全て失われる……てゆーか、もはや
小型艦ですらない。まさに本末転倒、元の木阿弥、愚の骨頂。
>>395 それは一理あるかもしれない。
0%〜100%の範囲で変えられればそれに越したことは無いけど、
必ずそうしなければならないというものではないだろうね。
例えば、20%〜80%の範囲に限定することで大幅に機構を簡略化
することが可能かもしれない。そこは費用対効果の問題だろう。
同じ理由で、逆に30%とか40%に固定してしまうのもナンセンス。
少し金と手間をかけて20%〜80%の範囲で変動させられるなら、
そうするべきだろう。長期的にはそれが最も効率的だから。
>>397 いや、そうじゃなくて
銀英のTVアニメなんてあったの?
OVAしかないんでは。
>>398 >例えば、20%〜80%の範囲に限定することで大幅に機構を簡略化
>することが可能かもしれない。
普通に考えて下への変更は出来るだろう。
最大エネルギー以外では全く動かない機械なんか、あるともおもえん。
要は、総出力が100の船に、通常使用エネルギーが
攻撃30・防御30・機動40のシステムを乗せるか、
攻撃100・防御100・機動100のシステム+エネルギー配分を自由に変えるシステム
を乗せるか、ってコトだろ。
「エネルギー配分を自由に変えるシステム」
コレの質量や体積がどこまで他のシステムを圧迫するかで、答えが変わってくるな。
>>394 リリースされた順番に見るのが
アニメ制作者の意図には従っていると思う
原作でも、年代順に並び直して読むべきだという主張がたまにあるが
本編と外伝はやはり別の存在である
つくられた順に見るのが一番無難かと
>>399 初期のシリーズはテレビ放映もされていたのだよ
>399
ありゃ?本伝はTVじゃなかったのか。余りにも話数が多いんでTVかとおもった。
んじゃ修正
本伝と外伝と劇場版。特に外伝がどうなってるのか良くわからん・・・
>401
サンクス。リリース順に見てみます。
>>394 アニメ板へ行け……可哀想だから、劇場版→OVAが基本。外伝OVAは、
キャストの関係で後から観た方がいい……とだけ答えてやる。
>>400 少なくとも、エネルギー総量を300に上げるよりは圧迫しない。
406 :
365:2006/01/30(月) 22:21:43
>>392 >しかし、敵艦の撃沈に必要な出力が40なのに、攻撃の出力が30に固定されていたらどうか?
それは100:100:100の艦と30:30:40の艦が1隻ずつの場合の比較だよね。
俺の解答は、安い30:30:40の艦が2隻で攻撃すれば良い、だな。
後段については、艦の大きさを規定するのが何か、によるな。
ちなみにWW2時の戦艦の大きさ(横幅)は主砲の反動との兼ね合いで決まった。
(米の戦艦はパナマ運河の幅に制限されたから、16インチ砲しか積めなかった)
核融合炉が艦のサイズを決めているなら、コンパクトさに関してはその通りだろう。
だけど30:30:40:100の艦と50:50:50:50の艦のどちらが強いかと言われれば、
もし価格が同じなら当然前者だろう。1対2でも互角かどうか怪しい所。
前者の防御を破るために後者は主砲に30以上を回さざるを得ず、
そうすると機動力は40vs20以下(20の時は防御ゼロ)だからね。
>炉の出力を半分にしたことでどーんと節約してお釣りが
来れば良いんだが、その辺は他の装備と炉の価格やサイズしだいだから
俺には何とも言えないがね。仮に価格や重量が出力に比例するとしてみると、
主機関が半分になっても、総コストも艦重量も半分以下にはならんよな。
>>401 え!?そうだったの・・・
あの長大な作品が全部OVAだと思ってたから
ありがたみ感じてたんだけどTVでやってたのか。
まぁTVだろうがOVAだろうが内容変わるわけじゃないけどw
それでもやっぱ銀英が日本一長いOVA?
>だけど30:30:40:100の艦と50:50:50:50の艦のどちらが強いかと言われれば、
>もし価格が同じなら当然前者だろう
まぁ出力に2倍も差があれば当然だろう。
ここで問題になっているのは出力が同じぐらいの時じゃないか?
結局何の話だったっけ?w
いやさ、仮定に仮定を重ねるのもどうかなと。
作中に出力を自由自在に変えられる、
もしくは変えてるように思われるような記述あった?
あくまでも戦艦は戦艦、巡洋艦は巡洋艦、駆逐艦は駆逐艦じゃないの?
武器にしたってビーム系も使ってるけど
レーザー水爆とかは出力がどうとかで解決できないし。
実弾兵器も主要兵器で使われてるのに、それに対する防御無視して
エネルギーの配分とかするのかな。
410 :
365:2006/01/30(月) 22:55:27
>>398 >エネルギー総量を300に上げれば、核融合炉も大型化・
>重量化しなければならず、おそらくは艦体の大きさに直接
>影響が及ぶだろうし、機動力も著しく損なうだろう。
この場合、エンジン出力は40→100で2.5倍なので、
重量比もその程度に収まれば機動力を損なわないよ。
つーか、90:90:120に配分すれば機動力はそのままで全体が3倍。
もっとも、コストが3倍で済むかどうかまでは知らん。
>同じ理由で、逆に30%とか40%に固定してしまうのもナンセンス。
俺も下側には自由に可変できると思うけどね。
(総和が100だと燃料の節約ぐらいしかあまり意味は無いけど)
わかっているとは思うけど。30とか40は取り敢えず適当に出した数値だからね。
ベストな値はきちんとORをやって決めれば良い。
その上で、まあ40:40:40とかちょっと余裕を見ておく程度はあるかもね。
個人的には、100:100:100は勿論、80:80:80にしても無駄が多すぎだと思うけど。
>>408 >ここで問題になっているのは出力が同じぐらいの時じゃないか?
50:50:50:50を持ち出したのは
>>392だから。それを否定しただけ。
>例えば、炉の出力を半分にする代わりに、装備の出力を最大50まで出せるようにする。
>>391 だからね、理屈として突き詰めていくと……て話。
それに、結局は動力源のでかい方が有利というのは覆せないわけだし、
大入力に耐える出力機は必然的にデカくなる。つまり、可変式にすると、
オーバースペック気味という冗長性のあるデカい艦になるわけだ。
前提として、銀英伝の戦いは、万単位の戦闘艦が縦横に機動する艦隊戦
ということである。必然的に、ガンダムのような衛星軌道周辺という狭い空間
ではなく、最低でも惑星間という広大な空間が主戦場となる。
そのような戦場において、小型艦と大型艦を常時使い分けるような必要が
さしてあるとは思えない(かつての戦列艦同士の撃ち合いのような)。
ややこしいこと考えずに、「駆逐艦」などの表記は雰囲気用語と切り捨て、
基本的に同型の艦同士(旗艦クラスや少数の特務艦は別)とする方が、
よっぽど作品の雰囲気に合っていると思うが。
もう二人でループスレに行ってよ。
お互い以外誰もレス読んでないと思うよ。
話が議論目的じゃなくて「勝ち負け」目的になってきてるみたいだしな。
レーザー水爆みたいな実弾兵器を使う為の
キャリアとして戦艦が存在してるってのはダメ?
ビーム兵器の威力と防御力はどれも似たり寄ったりで
戦艦はミサイル抱えてる分純粋に装甲が分厚いだけとか。
弾倉分でっかいってこと?
新参です
質問というか揚げ足取り的なことでいいのかな?
【質問】
地球教によるヤン暗殺の目的意味ワカンネwwww
ヤン暗殺を帝国側になすりつけようとした素振りはあるけど、あんなの引っかかるわけねえじゃん
そもそもこいつらの途中からの既定路線である
ラインハルトに宇宙統一 → その後暴君にして民衆が地球教に救いを求めるようになる
この戦略がすごい稚拙なんだが
フェザーンを手放してでもやるほどの実現性の高い計画だったか
フェザーンの黒狐が地球教に離反した訳で
地球教がフェザーンを手放した訳ではない。
ヤン暗殺に関しては、ヤンがラインハルトを倒しかねない戦術家だったからでは?
ローエングラム王朝が倒れたら銀河系が、幾つかの大勢に分裂し混乱する、
この状態は宇宙の統一支配を目論む地球教の考えには合致しないし。
だからヤンが邪魔だったため暗殺した、みたいな。
>>415 そです。
>>417 むしろ、ヤン殺して銀河統一の手伝いしてやるつもりだったんじゃないの?
ヤンがラインハルト殺しかねないってのは、さすがに戦力差考えるとありえないし。
親切心でやってあげたのに壊滅させられる地球教カワイソス(´・ω・`)
>>418 手伝いって、あそこまで趨勢が決した状態なら
わざわざヤンを暗殺する必要はないだろ。
ラインハルトは銀河の99%を支配していた訳だし。
原作に「ラインハルトがヤンを使って地球教を攻撃するのではないかと言う恐怖があった」
っていう文があったはずだけど。
地球教の教義に疑いを持たない地球教徒からすると、民主主義政体に対して、疑いを持ちながらも
なお熱狂的な忠誠心を持っているヤンの考え方は、さっぱり判らなかったんじゃないかな。
地球教側から見ると、反ゴールデンバウムでしかないラインハルトの考え方は、
単純で利用も出来そうだけど、ヤンの思想は理解不可能で、
そのヤンがローエングラム王朝の権力を自在に使って自分たちを追い詰めるのが、
怖くてしょうがなかったんだと思う。
>ヤンの思想は理解不可能
ヤンは単なる反専制政治主義者なんだけどな。教祖様がどう考えていたかは知らんが
>>419 けっこう、ヤン暗殺計画立案はラグナロクの頃ぐらいだったとか。
あの時期だと、ヤンの大きな不安要素でしょ?
で深く静かに進行していたんだけど、フェザーン占領やら、同盟敗北
やら、地球攻撃やらで、混乱して半ば忘れ去られていた。
で、しばらく経ってから、計画用のスリーパーがようやく活動できるよう
になり、現場は何も考えず、止まっていた計画を再開した、と。
現場の人間は、状況を見て判断する権限も能力もなく、中止命令も
届かない状態なので、刷り込まれた狂信的信念によってのみ実行した。
(建前だったのかもしれんが)
ヤンを暗殺して、金髪に統一させ、そこから足場(筆頭はロイエン)を少しずつ崩して、
最終的に金髪ヌッコロして、俺たち(地球教)が宇宙の統治者だ!!
と、ド・ヴィリエが不安そうな信者を前に言っていたような(所々で、少しずつ言っていたような)
で、結局普通にあぼーんされまくりで、最後は特攻した。と。
424 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/31(火) 20:16:47
ワーレン艦隊が地球攻撃しにいくとき太陽系外縁から通常航行で進入してくる
シーンあるけど通常航行だと時速どれくらいなんだろう
>>424 秒速何kmの世界なのでは?
つか, 物理法則ねじまがりきってるよなぁ, 銀英伝って.
その手の部分を気にしはじめたらきりがないぞ.
>>423 ド・ヴィリエってそんなアホそうなキャラじゃなかったはずなんだけどな〜。
少なくとも地球が攻撃された時とか全然余裕そうだったし。
やっぱ巻数の都合なんだろうか・・・
ルヴィンスキーもだけど、陰謀家は結局惨めに死ぬ、ってのを
言いたかったなら言いたかったで、もう少し最後の瞬間への
話のもって行き方あると思うし。
すごい唐突なんだよね。
427 :
416:2006/01/31(火) 21:18:38
みなさんいろいろどうも
やっぱり地球教の動機付けはいまいち弱かった気がしますね
ラインハルトの統一促進するのはいいけど、統一後の方が弾圧に力入れられてしまうと思うんですが
後、それだとキュンメル男爵によるラインハルト暗殺未遂の方が説明つきません
その頃は総主教もいたかもしれないので、ド・ヴィリエといろいろ路線が違ったんでしょうか
フェザーンに関しては、
>>417さんの言うとおり
ルビンスキーの暴走なんでしょうけど
地球教の手を離れるためとはいえフェザーン手離すのはやりすぎですよね
ボルテックの離反もあったので、ルビンスキーはフェザーンを手離すつもりはなかったのかもしれないですが、
どちらにせよ同盟を滅亡させようとしたわけですが、それは絶対失策だったと思います
単一政権になったらフェザーンにはどちらにしろ解体させられたでしょうから
一応実現可能そうで、その為に計画練ってたのって
トリューニヒトだけなんだよな〜。
そしてトリューニヒトだけが死に方も納得できるし。
>>427 当初は表に出ず、フェザーン経済力とともに静かに帝国中枢に浸透していくか、
民衆の大多数を信徒にする予定だったんでは?
それが、ルビンスキーの離反、フェザーン電撃占領で、経済という武器を失い
……あれ? キュンメル事件はなんでやらかしんだ? 病弱な坊やの暴走?(この坊
やが地球教と関係していた理由もわからんなぁ)。
あれがなければ、まだ怪しまれていなかったのに。
>単一政権になったらフェザーンにはどちらにしろ解体させられたでしょうから
フェザーンそのものは、地球教にとってはどうでもよくなっていたのでは?
要は、経済の要人に影響力持っていればいいわけで。自治政府が解体され
たからって、関係者が根こそぎ処刑されるわけでもなし。そのコネで、企業に
も影響は及ぼせるでしょう(どうせ、いろいろヤバいネタつかんでいるとかして
ただろうし)。
もっとも、ルビンスキーは逃げてなければ、捕縛されて、もう表舞台には出
てこれなかったでしょうし、ボルテックはラインハルトに丸め込まれている。
やはり、ルビンスキー一派を信頼しすぎていたのが失敗のようで。つか、
帝国に統一させるって方針転換した時に、どちらも何か保険掛けておけば
(保身のあて)をつけておけばよかったのに……。
>>409 単に、ヤンの「装甲の厚い大型艦の陰から小型艦で攻撃する」
戦法を正当化する理屈を妄想してみるテスト。
>>410 >この場合、エンジン出力は40→100で2.5倍なので、
>重量比もその程度に収まれば機動力を損なわないよ。
いや、機動力は出力では決まらないよ。一般に、機動力で大型艦は小型艦に劣る。
少なくとも、現代の技術では。ただ、銀英伝世界の科学技術は、一部を除いて、
現代の技術の延長線上にあるから、この制約はそのまま成立してる可能性が高い。
単純に言えば、重量(出力)は大きさの3乗に比例するのに対し、面積(噴射口数)
は大きさの2乗に比例するので、大型艦はどうしても機動力で小型艦に劣ってしまう。
>個人的には、100:100:100は勿論、80:80:80にしても無駄が多すぎだと思うけど。
それこそ、パラメータ次第で何とでも言えると思うけどな。
ただ1つ言えるのは、エネルギー出力100・最大攻撃力80の艦1隻を作る代わりに、
エネルギー出力100・最大攻撃力40の艦を作れば、同じ予算で2隻が作れるか?
と言えば、そんなことはないということ。トータルの最大攻撃力は下がるよね。
>50:50:50:50を持ち出したのは
>>392だから。それを否定しただけ。
否定になっていないと言わせてもらおう。単に、エネルギー出力の小さな艦は
エネルギー出力の大きな艦に様々な性能で劣るという当然のことを言ってるだけで、
出力の配分が可変であることのデメリットの指摘には全然なっていない。
>>411 >だからね、理屈として突き詰めていくと……て話。
悪いが、お互い仮定に仮定を積み重ねている以上、理屈として突き詰めただなんて
お世辞にも言えないよ。お互いにね。
>そのような戦場において、小型艦と大型艦を常時使い分けるような必要が
>さしてあるとは思えない(かつての戦列艦同士の撃ち合いのような)。
前述のように、大型艦は攻撃力に優るが機動力に劣るという規則が成り立ってて、
使い分ける意義は十二分にあると思うが。「足の速い艦を集めて…」のような
記述も度々見られ、速度や機動力は重要な意味を持っていると思われる。
>ややこしいこと考えずに、「駆逐艦」などの表記は雰囲気用語と切り捨て、
>基本的に同型の艦同士(旗艦クラスや少数の特務艦は別)とする方が、
>よっぽど作品の雰囲気に合っていると思うが。
劇中に明示された設定を雰囲気を理由に切り捨てるのは乱暴過ぎると思うし、
俺個人的には、銀英伝の雰囲気はむしろ逆だと思うけどね。
あくまで陸戦がモデル。旗艦が大将で駆逐艦とかが足軽。艦種の使い分けが
上手いのが名将。例えば、それができなかったリッテンハイムはヴァカ。
小型艦でも、1艦に砲火を集中すれば、大型艦さえも沈められる、ってな
戦法をヤンが使ってた。戦闘艇を駆逐艦の射程内に追い込んで撃破する、
という戦法も有効だった。いくらなんでもそれに戦艦を使うのは勿体無い。
確かメルカッツは、小型艦の機動性を生かした攻撃が得意だったはずだ。
その戦法でブラウンシュバイク公を助けたはず。