>>1が三日かかってスレを立てると、
>>2がレスを書いた。
なぜか、なにかが閉じているという回答がでた。
スタワニスタニフニフ・レム
旧スレが終わったみたいだ。
う〜む。最後までマターリとした良いスレだった…
18 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日: 03/06/11 23:46
レムコレ刊行9月に延期ですと?国書のサイトは「今年中には」必ず刊行するって
もう先回りして断ってるし。
前スレから。
もうこんなころから国書が延びた縮んだってやってたんだなw
今年っていつまで……
新スレ乙。
その挙句でてきたのが「高い城」だった時には
国書正気か?とオモタ
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/26(金) 00:30:32
国書のサイト、『天の声・枯草熱』が9月刊行になってるね。
レムコレ全部出るのとこのスレ全部消費するのとどっちが早いんだろう?
11 :
10:2005/08/26(金) 00:31:52
ごめん。あげてしまった。
>>9 なんかワロタ
笑い事ではないのわかってるけどワロタ
「天の声・枯草熱」ってなんかお得な感じがして良いなぁ
レムコレもいよいよ盛り上がって来ました
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/27(土) 08:07:11
天の声・枯草熱って既訳じゃないの?
なんでこんなに時間がかかるの?
「エデン」を読んでるとき頭に浮かぶイメージがなぜか手塚治虫の絵。
わけわかんない機械だらけの工場とか異星人のパレードとか
飛行機械とか結構キャラ立ちしたクルーたちとか。
ラストの死にかけの異星人は俺の中でツギハギだらけで
ヒョウタンツギを出しながら歩いてくる。
そしてそのフィアスコは結局脱稿しなかったんだろう
今年中は無理ですかね
もし砂漠の惑星が国書あたりから復刊されたら
『無敵(邦題:砂漠の惑星)』とかなりそうでこわい
むしろそうなって欲しいのは俺だけではないはずだ
うん、砂漠の惑星は邦題で損してるよね。
原題は無敵号じゃなかったっけ
記憶違い?
いっそのこと「楽園」「太陽」「無敵」「破局」
と遭遇シリーズ全部漢字二字にしたらかっこいいと思う。
それぞれ
エデン=ヘブライ語
ソラリス=ラテン語
砂漠の惑星の原題(ごめんわすれた)=ロシア語
フィアスコ=イタリア語
であってる?
一単語で他言語という意図はあるんだろうか。
『来夏』
>>23 ディック・フランシスのファンも買ってしまいそう。
スワタニスタニスフ・レム
スタニスタニスフス・レム
スニタワタリスフワ・レム
スニフニワタタニス・レム
スニタフスワ・ムレ
そりゃあな、マックロクロスケといってな…
スッチャスッチャ・レム
スカポンタン・デブ
↑原型が既にないよ
ポカホンタス・ヘヴン
浴槽。。。
なにも2万もオクで出さなくても買えるのにな。
地方だけど6kだった。
このまま復刊、再録の予定がなければ買ってしまいそうなのだが。
そしてそのせいで「天の声・枯草熱」が買えなくなりそうなのだが、
と国書におどしをかける。
>>36 俺、8,000円で買ったよ。
まだ読んでない
俺も欲しい…しかし高いなぁ
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/08(木) 03:57:05
「浴槽で発見」ってやっぱり面白いんですか?
ヨンは復刊するらしいけど、
浴槽は復刊しないんですかね?
読みたーてしゃあないです。
未来世紀ブラジルみたいな話。
>>40 ヨンは復刊ではないです
一部の短編が掲載されるだけ
図書館でビクルス借りてきましたけど、「審問」は正副操縦士以外は、結局正体不明という解釈で良いんですか?
人間っぽいけど…。
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/08(木) 21:22:18
>>40 面白い。
第三ペンタゴンとか設定だけでワロス。
前書き部分が「完全なる真空」テイストで「完全なる真空」以上に面白く、
しかも「完全なる真空」と違ってそれにちゃんと本編がついてくる。
>>43 レムのことだから、作者自身も設定を考えていないと思う。
46 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/09(金) 05:25:36
40です。
>>42 え、全部は読めないんですか。
自分、二十五歳。最近スタニスワフ・レムという人を知ったばかり。
ブックオフで「復刊SFマガジンNo.1-3」なる本を見つけ、中をパラリめくり即買い。
家に帰り本を開く。次第に焦る。
めくるめくる、急いでめくる。
「あれれれれむ載ってないやぁぁぁん」
浴槽もオークションで8000円。手が出ねぇっす
>>46 うん、残念ながら全部は読めない。
恒星日記と回想記の一部が収録されるだけ。
長編は完全になし。
なので、復刊ドットコムに投票しとき。
全部収録されないのに、確定マークついてるからややこしい。
元々票の伸びが悪い作品なのに、困ったもんだ。
砂漠の惑星(「無敵」)って物語の軸は無敵号で良かったのか?
おれにはあのハエみたいなのが一番重要に思えたんだけど
49 :
琴座星人:2005/09/11(日) 09:00:47
漏れ。
視覚やノスタルジーに訴えかけるところが無いので
あまり「浴槽」は好きではない
>>48 ほとんど天候や自然現象に近いはずの「雲」を
人間は原始的な「敵」のカテゴリに入れ
無敵号に膨大なエネルギーを浪費させた。
ああ無敵号よ無敵号
たとえ無敵でも相手が敵じゃなきゃむなしいね。
人間の行動倫理ってなんじゃろ。
そんなところが教科書的解釈になるだろうか。
もう生テキストファイルにでも1000円までなら出すから
国書でもどこでも浴槽をデジタルデータ化して売れ
53 :
琴座星人:2005/09/12(月) 08:29:42
自分の気に障るというだけで荒し呼ばわりするのはやめましょう。
てのが2ch的解釈(w
54 :
48:2005/09/12(月) 16:51:04
そうか、敵を誤認するって場面もあったな
俺の中であの機械たちと、それに狂わされた人間たちというのが
あんまり印象に残ったんで(石鹸を齧ってる…という下りとか怖かった)
なんとなく前半部分に思い入れが強いんだなー
浴槽おもろいか?
映画向きだな、とは思ったが。
自分が「カフカ」的不条理、いや不条理な小説が苦手な
だけなのか。
なんか半分くらい飛ばして読んでもよくね?って思っちゃう。
「虚数」と「真空」もこの際レムコレに。カバーかえるだけだろ。
「機械の進化」っていうテーマでは、「回想記」の中の話も面白かったね。
ジアゴラス博士の話。
短篇だけど、「無敵」に劣らないインパクトがあったよ。
「するとこのスレが?……このスレが?……このスレを使って──
このスレが……つまり実験の対象にされたということか……」
「なんのことかさっぱりわからん──だがたいしたことじゃない。
>>57はもう帰ったほうがいい。これ以上レスするものはない。だが……」
しがし〜レムコレ、背表紙が平面(丸綴じゃない)で読みにくくない?
読み跡がついちゃうとか?
未来の文学シリーズもそんな感じだね
虚数読んだけど、マジきつかった
序文集はよかったけど、ゴーレムで挫折 人間論3態までしか読めない
哲学や社会学やってる人だと楽々読めるのかなー
レムコレ更に延期になったかもしれんな。
不吉なことをいうな
>>60 ゴーレムは後から再読するつもりで、判んないとこは読み飛ばしちゃえw
最後の「あとがき」でしんみりできるよー
>>62 いや某編集長のHPの今月刊行される本からレムコレが無くなってるんでな。
あと国書刊行会の今月の新刊にも載ってないし。
レムコレはまさに「大失敗」になりそうだな。
しかし、既訳の作品くらい、なぜ出せん?
今夏は永劫に来ず
普通に版権の問題じゃないか?
訳者が、チェック入れたがってるけど、そっちが、はかどらないとかもあるかな?
翻訳と言えば、レムは小説をポーランド語で書いてるんだろうか?
>>67 短編集は早川が持っているのも含んでいるから多少面倒かもしれんが、
サンリオの版権が問題になるとは思えないしなあ。
チェックに関しては「天の声」は深見さんは残念ながら鬼籍に入っているし、
「枯草熱」は沼野さん本人だし、あまり関係なさそう。
>>68 そりゃそうだ。
エスペラント語でとか言いたいの?
70 :
68:2005/09/17(土) 14:35:52
ドイツ語もありうるなと思って
前にドイツ語のレムの本を見たことがあったからね
でもあれはポ語からの翻訳だったのかも
母語以外で小説書く例は多いからな
>>70 レム全集(銀色の表紙のやつ)、一冊だけ買ったことあるけど、
ちゃんとポーランド語で書いてたよ。
ちなみにポーランド語は読めません。('A`)
「taihei kon」とか「kinsei oto naski」はまだ直ってないのか。
レムコレのソラリスはポーランド語からの直訳ってふれ込みじゃなかったっけ?
そうだよ
なんでドイツ語って思ったんだろ
あっちって旧共産圏だったからかな?
>>76 なんとなく、ドイツ語で書くこともあるのかな?と思っただけなんだけど
確かにポーランド語直訳って話があったな、失念してましたすいません
ポーランド語、前にちょっと調べてみたことがあるんだけど、
ラテン語に近いらしい
ちょっとやそっと勉強しても読めそうにないな…
レムって言いたいことを短い言葉で伝えるのがうまいから、1行、1行が楽しめて、
読み終わったあと、何冊分か得した気になるのは自分だけかな?
レムは正真正銘ポーランド人で当然ポ語で書いている
教育もポーランド語で受けた
今はポーランドのTygodnik Poweszechnyにも執筆している
今週友人から届いた先週号にはニューオーリンズを襲った大洪水について
ポ語はロシア語の遠い親戚筋にあたる言語 カトリック圏だからラテン語からの
借用語は多いけど全然違う あえて言えば格変化が有ることくらいだろ
なおレムのポ語は難解
やっと今日「宇宙創世記ロボットの旅」を手に入れた これでやっと解らんとこを
比較できる
80 :
79:2005/09/18(日) 01:36:06
誤 Tygodnik Poweszechny
正 Tygodnik Powszechny
日本語に訳すと週刊「普遍」くらいか?
無神論者のくせしてカトリック系のこの週刊紙や出版社と非常に関係が深い
誰もポーランド人だってことは疑ってないと思うんだけど
無神論者でも、やはりお国柄なのかね
高い城に書いてないか?
国籍としてのポーランド人か、民族としてのポーランド人か。
日系アメリカ人は、どう捉えるか分かってるか?
ただ、母国語はポーランド語なんだろ。
あと、なんでナチの強制収容所で、最大のものがポーランドにあったか分かってるか?
85 :
84:2005/09/18(日) 02:58:06
「日系アメリカ人というのは、」の間違い。
つまり、民族的に日本人だが、国籍はアメリカ合衆国、母国語は英語。
>>84-85 こんな深夜なのにレスありがとう
ポーランドにあれがあったのは、ポーランドに多くのユダヤ人がいたからという
理由以外にも何かあるんだろうか
同化率も高い方だったらしいが
>>83 高い城を見たことがないんだ
新潮の1996年2月号のインタビューで自身のユダヤの出自について言及してるね。
ちょっと以下に引用。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
−レムさんはユダヤ系だと思いますが、これまで書かれた自伝的な文章などを拝見しても、あまりユダヤ系であるという意識がないように思います。
ユダヤ系であることはレムさんにとってはどんな意味があるんでしょうか。ユダヤ文化の影響は、レムさんの創作にはないんですか。
レム まったくありません。なにしろもう三世代目ですからね、つまり私の家系がユダヤ的な伝統をすべて失ってからもう三世代目だということです。
だからユダヤ文化の影響などありようがない。そういえば先日、私の家にイスラエルからお客さんが来たんですが、それだってクラクフのある新聞の編集部に頼まれたからのことでね。
じつを言うと、私は伝統をまったく知らないんです。残念ながら、自慢できることじゃないが、言葉だって知りません。
だから私によってユダヤ文化は、アラブ文化や中国文化などと同じくらいエキゾチックなんです。
要するに何も知らないということ。これは何よりも記憶の問題でしょう。
民族の記憶というものがあり、個人の記憶がある。振り返ってみると、幼いころの自分自身も、自分の家族も、生粋のポーランド的環境のなかにつねにありました。
非ポーランドの要素は一切なかった。ただ、私の父は無神論者だったし、私も同じく無神論者です。
それは確かです。でも、これは世界観の選択というもので・・・・・・。父が私に無信仰者になるように勧めたわけじゃありません。
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
この後もまだ少し言及があるんだが、直接的な範囲だとこれくらいかな。
レムの言語能力に関しては、高い城から判断する限りだと、ドイツ語、フランス語、ラテン語を取得、英語は読解だけできる。みたいだよ。
88 :
87:2005/09/18(日) 06:41:37
>>84 ホロコーストといえば、高い城には、友人が次々とガス室送りになって死んでいったことを淡々を書いてあるね。
レム自身は経歴を詐称することで助かったとも書いてある。
上の新潮のインタビューだが、画像ファイルにして保存してあるのでアップしとくよ。
前スレで話題になった、レムコレの刊行の際のトークショーで沼野先生が配ってた物なんで、ちと心が痛むね。
ttp://read.kir.jp/file/read19054.zip
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/18(日) 11:04:40
無神論者のユダヤ系はいくらでも居るが
神を信じないユダヤ人なんぞ存在しえない
あの界隈で何々人と規定するのは己の自覚によるところが大きい
たとえばポーランド人あたりにご先祖様のことを尋ねると
元々はウクライナに居たとか ハンガリーから来た家系らしいとか
そんなのがうじゃうじゃいる でも間違いなく彼らはポーランド人
俺の友人にポーランド在住ポ系ウクライナ出身の修道女が居るけど 彼女はおばあさんから
ポーランド語を習って ポーランド人として生きる決心をしたそうだが
一番上の兄貴は今ロシア軍の将校だそうだ
また他の友人のキエフ出身のポーランド語を母語とする香具師は
ウクライナ人としてウクライナに帰り 国を再建するって言ってたしな
なかなか我々にはピンとこないが
ポーランドにユダヤ人が多かったのは14世紀にポーランドの偉い王様が
開発の為にユダヤ人移民を積極的に受け入れたのがきっかけ
中 近世に多かったユダヤ人迫害はあの国がしっかりしていた時代には
ほとんど起こらなかった
戦前のポーランドのユダヤ人口は約300万人 尚ホロコーストの犠牲者は
現在の通説だと約600万人前後と言われている
90 :
87:2005/09/18(日) 16:11:19
>>89 まあそうなんだが、それをレムに適用してしまうのは無理があるんじゃなかろうか。
上のDLできたインタビューはもう読めなくなってしまったようだが、
後半の方で、レムが民族的なルーツに基づくアイデンティティみたいなものに対してえらい批判的だし。
しかし、「神を信じる無神論者」に関してはソラリス後半の一説を何やら考えさせるものではあるな。
91 :
86:2005/09/18(日) 16:25:31
なんだかすごい長文だ。感謝。
ユダヤ人問題は深いな…
レムの例は、本当に一切ユダヤの文化をやめて同化しようとした家系だったということなんだね。
やっぱり高い城を読んでみたいな。
88のインタビューはもう見れないのか。残念だ
>>89の文章を見ていると、やはり日本で生まれ育った人間には
理解しがたい部分もあるのかと思う…
というか俺も無神論の無信仰者だからユダヤ人のアイデンティティの持ち方が理解できないのか
>>90 ちょっと誤解している
まず >無神論者のユダヤ系はいくらでも居るが 神を信じないユダヤ人なんぞ存在しえない
ユダヤ人の第一の絶対条件はユダヤ教徒であること ユダヤ人=ユダヤ教徒が棄教した場合
彼はユダヤ人ではなくなる
>それをレムに適用してしまうのは無理があるんじゃなかろうか。(中略)
レムが民族的なルーツに基づくアイデンティティみたいなものに対してえらい批判的だし
良く読んでくれ
俺はあの界隈の個々人の自己の規定は各個人の自覚によるところが大きいと書いた
キエフ出身の友人は民族ルーツはポーランド人だが彼は己をウクライナ人と定めた
だいたいあの界隈で流れている血を持って 民族を規定するのはナンセンス極まりない
何しろ人間があっちこっち動き回って混血しまくっているんだぜ
そうそうユダヤ人は血統じゃなくて何をおいてもまず宗教上の分類
結局は宗教なのか、あの界隈でのアイデンティティは。
旧東欧圏の混乱は民族対立と言いつつ、宗教対立な訳だし、
でもレムも無神論…といいつつ宗教と関わらずにはいられないんだろうな
ソラリスとか…
神という概念があるからこそ、無神論も存在するわけだし
神でしゅがなにか?
>>97 わぁ、神様だ!
神様、なぜ人間は精神を保つためのものに
敢えて宗教みたいなめんどくさいのを選んだんでしょうか?
教えてください!
神様レムコレの続きを出すよう国書をしかってください
神様、ちょいと世界を操作して、レムが日本人作家で、
日本語で作品を書いていたことにしてください。
>>100 捏造じゃねーか
俺はレムの本がどの本屋に行っても平積みになってるとか、そういうのがいいです!
世界総レム化計画
このスレには神の如き御方が幾人かおられるようだ
五体投地でお迎えせねばなるまい
>>101 だってそうなれば、このスレの皆の翻訳待ちの悲しい状況は無かったことになるじゃないか
神様に俺がポーランド語を読めるようにしてもらって、君は読めないという状況でも良いが
>>104 俺は翻訳も好きだけどな…本人の納得のいくものであれば。
二重翻訳は流石に論外だと思うけど
翻訳されたものがあればいくらでも読めるよ、翻訳されたものがあればさ…
うん・・・そうだったな・・・ごめん
108 :
84:2005/09/20(火) 14:25:45
まあ、重訳といっても、同じスラブ語のロシア語からだからな。
なんとか、セーフぐらいかな。それより、検閲削除部分のほうが、気に入らない。
でも、アルケミストよりまし。
で、レムコレは今月、出るのか?
「浴槽…」読んだけど、なんか良くわからん。
「捜査」と似た感じかとは思った。
ただ、人間の、現象に意義とか意味を見出してそれにしがみつかずに
いられない哀しさ、みたいなのは感じた。
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/28(水) 01:04:15
『虚数』読了。
難解だけど、やっぱおもしろい。
つぎ『高い城』いって、
あとは続巻待つばかりだな。
国書HPよりレムファンの皆様へ
●レム・コレクション、刊行順序変更のお知らせ
レム・コレクション第3回配本は『フィアスコ』と予告しておりましたが、
諸事情により『天の声・枯草熱』に変更させていただきます。
どうぞ御理解たまわりますよう、お願い申し上げます(なお『フィアスコ』は第4回配本となります)。
それが国書からの最後のお知らせになろうとは
このとき誰も知る由も無かった・・・・・・・。
タブララサ
9月刊行予定だったのに…>天の声
今度は予定も出さないのか
“諸事情により”という部分がリアルだ。
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/02(日) 20:41:43
地元の古書店でロボット物語を手に入れた¥100也
先週の宇宙創世記ロボットの旅といい最近凄くついてる
おれは先日「宇宙飛行士ピルクス物語」を数百円で入手。
そのうち国書から出るさと思いつつ、もったいなくてなかなか読めん。
>>120 ピルクスの全話は収録されていないのだから読んどけ。
123 :
告知:2005/10/04(火) 08:28:08
それがSF板の終わりの始まりだとは
このときまだ誰も気づいてはいなかった・・・。
SF板の危機を知った地球政府は、新たに創設された『SF/FT/ホラー板』に調査隊を送り込む
だがそこで見たのは、FT仮想知性体、ホラー仮想知性体に侵略され
無限の速度で縮小していくSFの姿だった……
『孤高なる知性』 スタニスワフ・レムが10年の沈黙を破り、新世紀に叩きつけた問題作
ついに文庫化! 星雲賞受賞
最近スレが伸びてるから覗いてみれば
相変わらず「出ない」「出ない」ばっかだな
俺は最近SF新参だから出版待ち遠しい本は
多々あれど、今のところ読むものには困らん
古のSFファンは偉いね
俺はレムコレが出揃うまでコールドスリープ
するから30年後に起こしてくれよ
読むものに困らんのに何でそんなことを…
30年後には俺はもうおらん。
>127
「キャプテンスーパーマーケット」の主人公でつか?
普通に考えて30年後にはレムコレはすべて絶版しているであろう。
その前に全部出るのかどうかが怪しくなってきた。
最近、国書に悲観的な漏れ。
アニメ ぱにぽにだっしゅ!15話の小ネタで、雑誌の柱コメントに
「完全な真空」の書評は巻末 みたいな事が書いてあった。そんだけ。
新房が仕込んだんかなあ
>>134 俺も見た
実況中に「レムの?」みたいなレスを書いたが、土石流のようなスレの流れに消えた
レム読者でぱにぽにだっしゅ!を見てるやつっているもんだな
ならば、ヨンを萌えキャラにして、アニメ化というのはどうか
嫌韓にぶち殺されます
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/13(木) 01:51:14
そうです。間違いなくぶち殺されます。
はい、間違いなくぶち殺します。
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/16(日) 22:32:19
レムってさ、パターンわかっちゃうと読む気しなくね?
不可知領域の話だからまた未解決で終わるんだよなあとか
>>141 結論じゃなくて、推論の過程を楽しむ小説と割り切ってる
>>141 (´・ω・`)detailを楽しんでます。
たとえば『ソラリス』だったら、ソラリス学の歴史に関するくだりとか。
ああいうの大好き。
144 :
141:2005/10/16(日) 23:06:38
まあそうかもしれないが、かなり忍耐もいるじゃん?
ソラリスくらいドラマとして面白ければいいけど。
あれ傑作だよねえ
乏しいSF遍歴だけどベスト1,2だなあ
>>144 アニオタも営んでいるので、レムのワンパターンくらいどうってことはない
146 :
141:2005/10/16(日) 23:16:31
アルデバランからの侵略?が載ってるのってなんだっけ
酔っぱらいに撃退される宇宙人の話
あれ可笑しかったなあ
なんか変なのが出てきたなぁ。
>>146 知っている限りでは「すばらしきレムの世界」
150 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/17(月) 15:21:57
「エデン」だけど、イメージが作れない。
砂漠の惑星なんかは何となく映像を想像出来るけど。
エデンの想像図ってどこかにない?
北朝鮮はあんなに綺麗じゃないでそ(w
まあ、それはともかく、誰かレムの小説の画集とか出してくれないかねぇ。
第一弾は「星からの帰還」でよろすく。
>>149 国書のスレに貼ればいいのに。
リンク読んで思ったがSFファンってほんとに
少ないんだなあ
俺も柳下さん見かけたら
巻きでお願いしますって言ってみよう
柳↓さんはレムと関係ないっしょ
>>148 あー、ありがとう。
本全部捨てられちゃったので思い出せなかった。
今は国書刊行会か・・・
訳はどうなのかな
あそこはあまりいいイメージないんだけど
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/21(金) 14:29:33
「天の声・枯草熱」やっと注文可能になった。
ラファティと同時に出されて財布が…
やっぱレムタソは「捜査」だな。レムタソは。
星からの帰還が一番。
『天の声・枯草熱』の表紙ってあれなの?
なんだ、てっきり前回配本までのイラストタッチで統一してくれるもんだと思ってたよ。
あのシリアス過ぎずとぼけすぎずって感じが味あってよかったんだが。。。
店頭にはいつ頃並ぶのかな?
まだ買えるんは国書のサイトだけで、一般の書店には入荷してないのね?
今日(というかもう昨日か)店頭に並んでましたよ>『天の声・枯草熱』
池袋のリブロにて
ラファティはありました?
しかし池袋、神保町よりも早いのはさすがだな
>>163 残念ながらラファティはまだありませんでした
そーですかorz ま、あと数日待つだけさ
天の声の表紙は自分的にいい感じ
俺も俺も。いいじゃんって思った。
これでようやく『天の声』と『枯草熱』が読めるのか。
(´;ω;) ウレシス
長生きはするもんじゃのう
まだ『枯草熱』なのか、『花粉症』に改題すれば良いのに。
170 :
レム:2005/10/29(土) 19:39:10
>>169 なんか、はなみずじゅるじゅるなかんじでいや
ラファティとレム買ってきた。未来の文学第二期の折り込みをまず読んでしまった。
次は年内に出るのかなぁ?
国書は翻訳者よりもむしろ編集部に問うわなにをsえdrftgyこくしょ
沼野センセイまでも、「9.11以降」とか言っちゃうんだ…。
レムキタコレ
176 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/01(火) 04:45:00
解説のことだろう
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/02(水) 11:47:01
田舎じゃ永久に未入荷だな
諸般の事情で熱帯雨林とかで購入できない俺は遠出して買うしかねえ・・・
物置の整理してたら、なくしたと思ってた『回想記』が出てきた!
超うれしい・・・。
>>178 近所の本屋に取り寄せ頼めばええじゃないか
天の声・枯草熱買って来た。
国書ありがとう! ・・・フィアスコじゃないけど。
国書GJ! ・・・フィアスコじゃないけど。
>>178 イーエスブック(7&Y)で金曜夜に頼んだら、日曜にはもう配達されたよ
本屋に頼んだら2週間かかるからなぁ。
クレカが使えないとかだったら、7-11店舗受け取りにすればいい。
10年くらい前に『浴槽〜』を手に入れたけど未だに読んでない・・・
『ソラリス』すら読んでない・・・
読めよ
そして売りに出せよ
天の声と枯草熱って、サンリオでもっているんですが、
国書のやつって、訳がよくなってるとかあるんでつか?
ハヤカワで出てるのは、全部ロシア語からの重訳?
「ソラリスの〜」だけ?
砂漠の惑星と金星応答なしが読みてええええ!!!
>>187 沼野センセが若干手を入れたらしいよ。
しかし、オリジナルの訳者が2人とも天寿をまっとうできないまま逝去してたんですな。
生きていたら、フィアスコはとっくに出てたんだろうか。
>>190 俺の手元には今、砂漠の惑星、エデン、浴槽で発見された日記、
がある…。図書館で引っぱりだしてきてもらったのだ…。
すまんな、190…。これから砂漠〜読むとしよう。
え・・砂漠なんか普通に新刊で売ってるじゃん
・・と思ったら、いつの間にか重版未定になってるじゃん!コワ。
>浴槽で発見された日記
サイトォォ! そいつをよこせぇぇえぇ!
うってねぇ
ほっすぃぃ
金星ってこの前重版かかったんじゃいない?
捜査は結構版重ねているよね。評判いいの?。
今ヤフオク見たけど、なんで泰平ヨン様ってあんなに人気なの?
おもしろい?
あとピクルスなんとかってのも。
>>197 ヨンはめちゃくちゃ面白い
ゲラゲラ笑った
ピルクスはしらね
200 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/11(金) 06:58:47
早川はレムの完全完璧完訳の全集を出すべきだ!!
版権なんかの問題なんて、それに比べりゃ大したもんじゃないだろうに。
人の心に残る仕事をするべきだと思うんだが。
ほんット頼むよぉぉおおお!!
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/11(金) 09:47:31
>>200 週刊「普遍」に連載している政治評論なんて訳してどうすんだ?
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/12(土) 04:56:30
クスッ
203 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/12(土) 09:14:47
むしろちくま文庫辺りがやってくれんかな?
高いけど。
204 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/16(水) 09:53:30
自慢のつもりですが、ちょっと疑問。。
「浴槽で発見された日記」おととい、古本屋で700円(定価の半額+100円というなんだか
中途半端な値付け)で購入。
単行本版というのはこれ、凄いのではないんですか?初版なのに。
文庫版はあんなに高いのに……と思いながら一つ不安が生まれた……。
中身が違うのでは?(文庫版は持ってません)安すぎませんか?
ま、ブックオフじゃ100円の可能性も……。
あと質問ですが、「手記」って文庫版しかみたことがなく、
「日記」は今回の単行本で初めて知りました。
「手記」の単行本、あるいは「日記」の文庫本というのはあるんですか?
>>204 日記と手記は翻訳者および出版社が違う
それぞれはまったく別に存在
単行本のみと文庫本のみの2種類
なお、集英社は他にもレムの著作をハードカバーで出版してる
宇宙創世期ロボットの旅
星からの帰還
泰平ヨンの未来会議
宇宙創世期ロボットの旅、星からの帰還はハードカバー実物を見たことがないので、
確かではないが、翻訳者は早川と同じなので、集英社・早川版の中身は同じだと思う
>>204 >「手記」の単行本、あるいは「日記」の文庫本というのはあるんですか?
ないと思います。
中身は、訳者が別なんでやっぱ文体とか違ってるんでしょうね。
自分も単行本しか持ってないんで比べられませんが。
手記のほうが値段が高いとすれば、サンリオ文庫自体が消滅しちゃったんで、
そのためのプレミア価格がついてるんじゃないでしょうか?
ありゃ、こんなくそマイナーなスレなのに、かぶった(w
『枯草熱』読了した!
最高に面白かった。レムの作中では世界に意味なんてなく、その不条理を認められる者だけが生き残るんだなァ・・・
210 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/17(木) 02:29:12
>>205>>206 えっ?おかしくない?文庫がなくて単行はあるのは分かるけど
単行がなくて文庫だけが存在するというのはおかしくない?
単行発行の2,3年後に文庫が発行されるんだよね?
文庫のみってのは主人のいない影って事じゃないの?
そんなことってありえないだろ!てかおれ本の常識分かってないの?
212 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/17(木) 02:48:02
あら、そうなの?文庫ではじめての新刊って出るんだ。
何でもいいんだけど、文庫しかない本ってどんなタイトルがあるの?
>>212 早川文庫のほとんど、創元文庫のほとんど。
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/17(木) 02:56:08
212です。あ、そうかそうか。翻訳の場合は単行本化か文庫本化かに分かれるのか。
文庫で初めて出される本もあるのか。本ってもんの事を何も分かっちゃおらんな、
文庫から出すやつは。
サンリオの場合は先に単行本化されてるものを文庫で出したんだよな。
そうかそうか。ッてことはやっぱ主人いるじゃん。ん?ちがうかな?
>>214 サンリオ版と集英社版、両方持っているが中身は違う。
それぞれ関係はない。
なぜ、わざわざ訳し直させたのかは不明。
例を挙げるのが面倒なので挙げないが、国産の小説でも、文庫のみってのはある。
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/17(木) 03:22:01
>>215 え゛!そうですか。やっぱ常識なんですね。
自分、基本的には、単行本を作品ととらえ、文庫を出版社の金儲けと思ってました。
ま、ありがたい面はあるけど…
>>216 その論理でいくと国書は極力文庫で出すべきだなヤター!!
>>217 国書は文庫枠持ってねーよ。
どうみても常識です。
本当にありがとうございました。
ネ タ レ ス に マ ジ レ ス
220 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/17(木) 17:19:05
>209
セカイ系って何?
セカイ系で検索しろ
ちなみに色々な説が出てくるが、少年少女のイタタなラノベ小説で間違いない
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/18(金) 00:26:18
レムコレの表紙はいいな
うん
「浴槽で発見された日記」読了〜。
うう〜む…。宇宙三部作や「虚数」「完全な真空」
は楽しく読めたのだがこれはかなり苦労した。
あえて意味不明な描写をとことん盛り込んでいるのだろうが…。
ダメだ、俺頭ワルスorz
考えるんじゃない、感じるんだ
多分、「捜査」の時と同じで、オチは考えていないと思う。
読む人間によって西側の批判に見えたり、東側の批判に見えたりするという、
混沌とした状況を構築しただけなのだろうから。
たしかに、『浴槽・・・』は奇抜なアイデアが先行し過ぎてる感じがあって読みにくかった。
理詰めで構成された大枠が予めあって、イマイチ入りにくいように思ったな。
228 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/21(月) 12:46:56
同じメタ・フィクションものでも、『浴槽で発見された日記』は体裁が小説である分、『完全な真空』『虚数』よりも読み辛いのかもな。
レムの小説は、でっち上げのニセ学問について延々詳述するくだりが最も面白いと思われ。
つーか世界から紙が無くなった話はなんの意味が?
みなさん、レスありがとん。そう、実は「捜査」を
読んだ時も内容的には「真空」や「虚数」より
読みやすい文章のはずなのに、読みづらく感じたんですよ。
レム作品の読みやすさ、で言うと
高い城<ソラリス<エデン<砂漠の惑星<星からの帰還<虚数<真空<捜査<浴槽
読みやすい<読みづらい(難解な要素を感じた)でした。
他は未読ですが、「天の声・枯草熱」や「ロボットの旅」、「泰平ヨン」シリーズは
どの辺りに来るでしょうか?人それぞれ、だとは思いますが…。
金星応答なしは、そのリストでいうなら最左翼。
内容も最左翼的
>>230 天の声は読むのに時間がかかった。
人に貸したら相手は途中で挫折。
枯草熱はサクサクと読み進み、あれよあれよという間に終了。
なんかの伏線かと思ってたことの多くが、本筋には関係ないことばかり
だったことで、第三の男を思い出す。
ロボットと泰平ヨンは面白いので何度も読み返した。
ロボットの旅は貸したら、相手は泰平ヨンを自分で買ってきて読みはじめた。
その読みやすさ順からすると、ロジカルなものがお好みのようだから
もしかすると、おまえさんには天の声や枯草熱は読みやすいかもしれん。
以上、浴槽は中学生のときに初めて読んだが、読みやすかったと思った男より。
233 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/24(木) 02:43:38
皆さん、大体で構わないんですけど、本一冊読むのに、
どれくらいの日数かかりますか?
因みに僕は「泰平ヨン」は二週間以上はかかりました。二週間半かな?
あ、航星日記です。
>>233 俺は1p/分。
1時間に60pしか読めん。
236 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/25(金) 04:37:24
10時間!!??
早ッ!
昔、商店街の本屋のじいさんが「私は読むのが早いから、大体一晩で読んじゃう」
ッていってたのが信じられない。
>>236 ちなみに、レムは時間のかかる部類。
ラノベなんかだと、同じくらいのページ数でその半分あるかないか。
先月、完全な真空を読んだけど、一月近く掛かった
難しい文章は体調の悪いときに読むと頭に入ってこないんだよなあ
内容や分量にもよるけど、軽めの小説なら2,3時間で読みきっちゃうな。
大昔受験生だった頃は受験勉強から逃避する為、多いときで1日3冊とか読んでいた。
レムで言うなら、最近出た『ソラリス』や『天の声・枯草熱』で大体1〜2日。
思想・哲学書の類はさすがに数日かることが多い。
レムだと『ソラリス(ハヤカワ版)』は一日、『完全な真空』や『高い城』は一週間かね。
理工書のたぐいは、下手すりゃ2週間とかかかる。ミステリーだと3時間前後か。
大森が、SFの気分転換にミステリーを読んだと語ってたが、気分的にはよく分かるよ。
本に関しては、いかに読む環境を自分で作るかだとは思っている。読書用にアーロンチェア買ったからね。
天の声・枯草熱読了
枯草熱は映画化に向いてるとオモタ
サスペンスありアクションありでエンターテイメントとして成立するよこれ
どっちみちレムは出来栄えに文句言うだろうけどw
仏・伊・米合作で作ってくれないかな
学生時代に学術文庫版の「純粋理性批判」読もうとして
1ヶ月掛けても読みきれずに挫折しますた・・・
>>242 あれは哲学専攻の学生なら10年ぐらいかけて講読をやる本なので、
1ヵ月かかって読みきれないのも当然かと。
時間がかかる本は、とりあえず、分からないところ置いといて、最後まで読む。
読み終わったらまた繰り返し読む。
それを何回か繰り返す方が、個人的には時間をかけて1回読むより良いかと思う。
245 :
242:2005/11/27(日) 00:42:33
>>243 そうなのか。
ちょっと安心した。
あんな有名な古典を読みきれないようじゃ
俺には哲学書は向かないと諦めてたんだよ。
またちょくちょく興味ある本齧り読みしてみるよ。
目的のない教養主義的な読書で、カントは辛かろう。
「仮面」ってどういう話なの?
>>248 SFマガジンで読んだよ。
ロボットもので、レムにしては娯楽的な話だったな。
へー短編なんだ ロボットものかあ
そういやロボット物語と宇宙創世記ロボットが積読だったことを思い出した
もうかなり寒いのにフィアスコは出ないのかな〜
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/24(土) 02:35:10
ちょっと質問させていただきます。
大体の人は、若い時期には海外作家などに神秘的な何かを感じ、
幾らかのSF作家を、神秘化(憧れ?)したという経験があると思うのですが、
昔の話で結構です、神秘化していたような作家はおられますか?
私は今、レムがその人です。
俺は今クラークがそうだな
俺と同じ人類って気がしない。
>>253 「神秘化」というのがちょっとわからないので
>>253さんが意図しているものとは違ってる
かもしれませんが、
>>254さんと似た感じで「なんでこんなものが書けるんだろう」と不思議に
思うSF作家にジーン・ウルフがいます。
レムもそのように感じるうちの一人です。
>>253 若干恥ずかしいのだが、高校の時に読んだ、カードかね。
『死者の代弁者』で、ドストエフスキー体験ってやつをしましたよ。
今、読み直すと、おそらく当時と同じ感慨には至らないだろうし、
今の自分はカードを神格化はしていないが。
>>253 レムかな。ソラリスよんですごいなと。
ただあれから読み直してないからもし読み直したら色褪せてしまうかもしれない。
ドストエフスキー体験ってなに?
欝だ死のうと思うこと
なんだ。いつもやってるよ。
短篇「世界は八時に終る」読了。
ファラグス教授はゲネトンという、使えば必ず世界を破滅する薬品を発見する。
教授はその薬品を戦争に対する抑止力として使用するつもりだった。
しかし、その発表を他の教授に鼻で笑われ、
さらには記者が発表をスクープしたことで、教授に対し一般市民がデモを起こす。
そして怒った教授は午後八時にゲネトンを使用すると決心する。
っといった感じの作品。
どちらかというとSFよりも風刺色が強い作品。
読みやすく、最初から最後まで一気に読める。
サブタイトルの「アメリカ物語」にはニヤッとさせられた。
ソラリス読みました。予想以上でした。
でもこれ解説読まないと深く楽しめないね。
つぎは砂漠の惑星でつ
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/06(金) 04:34:31
じゃ、おれは今から泰平ヨン・航星日記読みましゅ
やっと手に入れたっしゅ
正月に実家の本棚から砂漠の惑星を発掘してきた。
20年ぶりくらいに再読したが、おもしろいなあ。
特に後半、初読では読み取れなかった心理のあやが楽しめた。
昔はソラリスと砂漠の惑星をなんで同じ人が書けるのかと疑問だったんだが、
確かに同種の未知に対して人間が同じようなアプローチで対面する話なんだと諒解した。
267 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/07(土) 01:36:12
皆さん、おいくつくらいなんですか?
同世代の方も読まれているのかと思いまして……自分は二十七歳です。
22です。
20
俺は22
未来学会議とピルクスさえあれば文庫はコンプできるんだが
そもそも未来学会議が市場にでない
271 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/07(土) 03:29:28
おっ、おどろきびっくりなるほどお若いんですね。
てっきり、SFマガジン創刊号世代かと思ってました(ま、そういう人は書き込まないのかな)。
未来学会議、自分も探してますが全くマッタクどこにもない。
ピルクスの文庫ってあるんですか?
272 :
270:2006/01/07(土) 04:05:53
間違えた 文庫じゃなくてタイトルね
集英社ワールドSFはホールドマンぐらいしか見たことがないな
青心社やソノラマ海外よりみない
そんなワールドSFを未来会議以外コンプしている俺は31。
未来会議禿げしく読みてえ〜
未来学会議、図書館で借りて読んだけど、あんまり期待しないほうがいいよ。
レムにしては軽めの小説だし、ブラックジョークというかドラッグ小説。
おそらくディックに影響されて書いたんだと思う。
俺は24
遭遇シリーズの楽園?ってやつだけ読んでない。
どっかにないかな。
35歳
「レムの宇宙カタログ」と「異邦からの眺め」、それと単行本に載ってない雑誌掲載作品があればパーフェクト。
>>275 楽園じゃなくてエデンだな
33歳の俺なんて、SF板じゃガキの部類だろう…
と思っていたらこんなに若いとは。
>>274 同じく24です。
周りにSF者が一切おらんで、少しさみしい。
最近『天の声・枯草熱』読み終えた。
天の声難しいな
一見矛盾するような表現がたくさんあったが
とりあえず誤訳はないと仮定して、
飲み込むのにいちいち苦労したよ。
宇宙人が出てこないファーストコンタクトSF、
最高に面白かったが。
おれも33だけど、若い方がきっとよく理解できると思うぜ。
280 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 02:06:10
それにしても、ひとまわり位の幅しかないのか。。
割と狭いな。おれ26。。
レムスレの年齢集計
平均年齢 27.00才
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜14才(0)
〜19才(0)
〜24才*****(5)
〜29才**(2)
〜34才***(3)
〜39才*(1)
〜44才(0)
〜49才(0)
〜54才(0)
〜59才(0)
〜64才(0)
___________________________
年齢合計 297
SF板平均より3才位若いね。意外にもレムは若い世代に支持されていた・・
282 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 07:52:25
なんやこれ、すげぇなおい。281は39歳なのですかい?
四十代以上の方、お待ちしております。
>>280 同い年か
既読本を数えたほうが早いぐらいしか読んでないけど
284 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 17:51:56
43才とら年 若い人ばっかでちょっとびっくり でもボクも中2の時ソラリス読んで今にいたるです
284さん、そうです「惑星ソラリス」の公開が中学生の時でした。42才。
286 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 19:14:44
39歳うま
岩波ホール上映の「惑星ソラリス」には間に合いませんでした」
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 19:48:30
43才。そうそう、思い出してきました、大阪の朝日ホール?にピルクスの審問を大学の時見に行ったなあ。
32歳
20代前半の人が意外に多いことに驚いた。
正直、自分もレム好きの中では若造だと思ってただけに。
ヤングアダルト小説の台頭で、若いSFファンが少なくなったんじゃないかと思ってたけどちょっと安心したよ。
このまま世代が上がって行って、20年後には40代が一番若いということになってるかもしれん。
19才。
292 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 00:42:04
「みんな十九歳だった」
27歳。
って雑談スレだとしばらく思い込んじゃったよ。
35歳。一番好きな作品は「ソラリス」かな。
次は「天の声/枯草熱」行くっす。
>>253 レムは、ソラリスの映画を見てから本を読み、
次に同じ人で探してロボットだったので、凄い人だなと感心しましたわ。
ロボットに関しては訳者にも感動しましたわ。
レムに限らんけど昔の社会主義バリバリの時代のほうが
なんか色々考えさせてくれる本が色々有った気がするなぁ。
>>295 「ばつがなければ逃げる楽しみもない」ということでしょうかね
理解出来ない存在がいなくなったってこともあるんじゃないかな。
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 11:56:42
295さん
ホントそうですね。ただ、当時のようにレムを“共産圏の”というような理解のされかたが今の時代に取れて、普通に彼の作家性という面から論じた文章がチラホラ見られるようになってさらに面白くなってきました、僕は。
ソラリスの映画ってどうなん?タルコフスキーのやつはレムは批判していたみたいだけど。
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/09(月) 13:41:19
いま21です。
ボルヘス→レムの流れで『完全な真空』を読み、
「何だこの作家は!」と驚嘆して以来レムの熱烈なファンになりますた。
「天の声」をなんとか読了。
手記の形式だからなのか、話題があっちゃこっちゃ飛びまくって、筋を理解するのに
一苦労した。
脱線した部分がレムの真骨頂のような気がするが、自分はついていけず残念。
35歳
「砂漠の惑星」好きなんですよね
あんまりほめる人いないみたいだけど
>>299 タルコのソラリスは素晴らしいぞ。寝ないで見通したことが無いが。
『ストーカー』ともども一度は見ておくべき。
ソダーバーグのは見てない。
そういや今、「黄昏流星群」でソラリスネタをやってるんだよな・・・
おっさんの思い出を具象化する霧、とかいういい加減な使い方だが。
ソダーバーグは…
漏れは「星からの帰還」が好きな35歳。
エウレカセブンでも思ったんだが、「トラウマを具現化するもの」
としてソラリスの設定が借用されると、何やら釈然としない気分にはなるね。
トラウマの具現化って、あらゆる漫画や小説で利用されてないか?
「ソラリス」が発祥かもしれんが、知らないで使われてんじゃね。
「ソラリス」、時制と記憶の混乱というモチーフはソダーバーグのドンピシャ
トラウマの具現化って民話とか伝説に結構あるような気がする。
高校のとき「砂漠の惑星」に出逢った俺は、もう44歳だ。
ここは40前後のおっさんばかりのスレだと
勝手に思ってたのでびっくり。
今日都内の古書店行ったら泰平ヨンシリーズが5、6冊置いてあった。
値段は3千〜5千ぐらいだったけど、あんなに揃ってるのは初めて見た。
312 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/11(水) 03:54:46
ん?5,6冊とは、5,6種類もあるということ?
そんなにあるの?4種類じゃね?
『金星応答なし』の映画版を見てしまった。それはそれはひどい
代物でした。ひどすぎてキッチュな楽しみはあったけど。
>>313 作られた年代を考えればあんなもんでしょう
しかし、東ドイツ映画なんてあれくらいしか見たことない
しかも、主役は日本人女優
>313
それ、見たいー!
どうすればいい?
>>316 「金星ロケット発進す」というタイトルでDVDも出てるが絶版だ。
作った会社はDVD事業から撤退してる。
運がよければ流通在庫か中古で買えるかもね。
あと、日本語字幕なしでも良いなら、"First Spaceship on Venus "
というタイトルでアメリカでもDVDが出てる。
41才。ちょっと平均年齢あげてみるか。
高校生の頃、千石の三百人劇場でやった「ソビエト映画の全貌」でソラリスに出会った。
帰り道に原作買いましたよ。
>>319 ではさっそく、ベトリゼーション処置をあなたに
小学生の頃、東京12チャンネルの「ビックリ大集合」
(だったと思う)という、オカルト系ネタの番組の、
新作SF映画紹介のコーナーで、紹介された
「惑星ソラリス」が面白そうなので見に行った。
おもえば、客層から浮いてたなあ…、と思う37歳。
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/13(金) 21:50:18
同い年位が増えてきてウレシイナァ 43才寅
〈それから私は海を見ました。(略)私はそれを自分のものにしたい、どうにかして自分の一部にしたいとあせりました。
(略)自己自身に満ち、自己自身を相手にしているこの存在には、入り込む余地がないのでした。(略)遠くは近く、近くは捉えがたく、捉えがたいものは単純に見えました。
(略)旅人の私には、岸の輪郭によって、はっきりと境界線が引かれているのでした。(略)私は自分の力を手に入れます。
(略)私は偉大な、不可能な事物にも、たじろがない自分を感じております―そのくせ、小さい事物にも堪えない自分であることも、よく知っているのですけれども。……〉
リルケ「若き詩人への手紙」(新潮文庫)―の中の、リルケへのハイゼなる女性の手紙の一文を読んだとき、《ソラリスの海》だ!と勝手に何か秘密めいたものを発見したと喜んでいたのが20数年前。
323 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/14(土) 01:02:13
知らない事がいっぱい……。。
こりゃかなわん。皆さんよく知ってるんですね。
それにしてもこれがサーティーオーバーの書き込みかと思うくらい
軽いタッチの書き込みだなと。率直に。いや、口調の事です。
全然若いんすね。カルチャショッ!
>>323 最後のセリフは「デカルチャー!」と言って欲しかった30代後半w
325 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/19(木) 17:56:19
国書刊行会版「ソラリス」のカバー絵にある、海の真ん中のリボンみたいなのは何?
海は女の子なのよ
328 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/20(金) 01:28:40
テクマクマヤコン テクマクマヤコン―じゃなくて、ホントのところ教えて。
無人の観測機械
俺にはテトラポットのように見えるが…
331 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/21(土) 00:18:43
アリガト
>>317 オクで500円で落とした。来るのが楽しみだ
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/28(土) 23:52:35
5000じゃないの?
本当に500円、送料込で700円
335 :
317:2006/01/29(日) 13:44:41
>>334 価値はそんなもんでしょw
俺は50枚で2万円なんてセットの1枚として買ったけど。
336 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/29(日) 15:16:00
そか、ごめん。この前オクで100か50枚セットで5000円っての見付けたから。。
(その中に「金星ロケット発進す」のタイトルがあった)
337 :
317:2006/01/29(日) 15:27:34
>>336 俺が買ったの多分そのセットだ。
ずいぶん安くなったな、俺のは新品だったけど。
338 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/30(月) 10:02:49
なんちゅう狭い世界や
>>338 おまいらみんな、ソラリスの海が、俺の脳から引き出した存在だから、狭いのは当然。
ピルクス物語を購入
レムを楽に買えるなんてネットは便利だなと改めて思ったよ
>>341 検索したらネット古書店が安く売りだしてただけの話
1575円
343 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/11(土) 07:01:31
「浴槽〜日記」の単行本がヤフオクで出とるな。単行本はじめて見た。
出品者乙
は冗談として、訳はサンリオと集英社、どっちがいいの?
345 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/11(土) 20:32:09
>>343 神保町の羊頭書房の店頭で見たけど。2ヶ月ぐらい前だけど。
>>343 両方ともときどき見かけるよ。
訳者は同じじゃなかったけ。
ちなみに俺はサンリオ文庫版をもってるけど、本棚のコヤシになってるw
>>343 宣伝の効果あったね、高値更新されたじゃん
349 :
346:2006/02/12(日) 10:06:55
>>344 どっちの訳が正確かは知らんけど、俺は深見氏の言語感覚が好みかな
深見:応用屍体学、阿鼻叫喚学、超絶物の刷新、絶対忠誠周波数帯
村手:臨床死相学、地獄学、超絶性をいかに脆弱化するか、多倍超甘度
>>350 深見訳は浴槽に関して言えば、作品にあわせてわざと変な言葉
(なおかつ、元の意味を失っていないであろう)を作っているね。
評価としてはフィネガンズ・ウェイクの柳瀬訳みたいなもんかな?
>>41 未来世紀ブラジルの情報剥奪局のシーンってすごく「浴槽」の
イメージとかぶるんだけど偶然?
それともギリアムは「浴槽」を意識してるんだろか?
「ソラリス」の次に読みやす〜い作品は何でしょう。虚数に挑戦しようとしたけど、だめでした。
>>353 虚数は最後のゴーレム君のネタだけ読んでもいいのだと思う。
>>353 宇宙三部作は比較的どれも読みやすいと思うよ。
「砂漠の惑星」と「エデン」だね。
泰平ヨンはとても読みやすい
あとロボット物語や宇宙創世記ロボット、すばらしきレムの世界とかかな
>宇宙創世記ロボット
読みたいんだが、オクで6000円〜ってさすがに購入は無理っぽorz
他作品の文庫本も4000円くらいしてるし、泣けてくる。
>>357 宇宙創世記ロボットはそんなにしない
文庫本は1000円ぐらいで買える
ヤフオクで出てるのは集英社版だから希少で高いだけ
359 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/20(月) 06:53:52
「航星日記」今読んでるけど、まぁ読みやすい。
でも歴史詳しく知らないせいか、第二十回の旅ら辺、
ヴィザンチン皇帝やらペルシャ遠征やら、なんだったっけ?と意味合い飛ばしちゃった。
泰平ヨンは「回想記」が一番読みやすくて面白いと思うっぽ。
361 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/22(水) 08:26:07
この人アイディア凄いのな。
それ一つで一作書けそうなの十個くらい入ってない?
とりあえずおめでとう。
何がめでたいかはSFマガジン600号参照。
363 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/25(土) 00:38:16
もったいぶらずに書いてよ
オールタイムベストでソラリスが一位をとったことさ
浴槽復刊おめでとう!
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/26(日) 12:19:25
どこですか?集英社?
浴槽復刊ドコー?(゚∀゚≡゚∀゚)
うそです^^
。・゚・(ノД`)・゚・。ダマサレタ…
もっとお母さんみたいにののしってくれ
371 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/26(日) 14:57:09
ハハハッ 許してあげる
だから、レムコレ第二期刊行たのむ
まだ第一期も完結してないというのに…
フィアスコをセレクトしたこと自体が…
まさに大失敗、てか
レムはポーランド史を勉強すると10倍オモロイ、という話は既出か?独文科の老害がいってたが。
マジで?
頭痛くなってきたorz
本人のインタビューでは、自作にポーランド的なものはいっさいない、と断言していたが。
そういうのは当人にはわからない部分だからね。
「当人にわからん」つ〜か、当人に意図が無くても、読むほうが
「これは○○っぽいなぁ」って受け取ってしまうかどうかに依るからねぇ。
読み手のほうだって、レム=ポーランドみたいな先入主を持ってるって事は
否めないと思うし。
379 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 10:49:59
レムコレ第二期いいねえ。こんな感じで。
7「金星応答せよ/捜査」
8「エデン/星からの帰還」
9「浴槽で発見された手記/砂漠の惑星」
10「泰平ヨンの航星日記/回想記」
11「すばらしきレムの世界」
12「宇宙創世記ロボットの旅/ロボット物語」
13「泰平ヨンの未来会議/現場検証」
14「宇宙飛行士ピルクス物語/レムの宇宙カタログ」
ん?
それだけそろってりゃ「レムの宇宙カタログ」いらないじゃん
偶然の哲学とか技術大全とかのほうが先だ
381 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 14:53:41
あと、レムについての批評集も(榎本真理子とか海外の批評なんかも入れて欲しいな)
レム自身の批評集なら読みたいが、レム評は入れなくていい。
レムヒョン大統領
384 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/16(木) 14:13:16
レムについての文章には必ずと言っていいほどタルコフスキーのソラリス映画化がでてくるが、いい加減うっとうしいのは俺位か?タルコンプレックスとでも言うものがあるのかな?(タルコフスキーの悪口ではありません)
何だタルコンプレックスって?w
レム自信がタルの映画を評価していないという話なら聞いたことあるが。
おまいさんが気にし過ぎなだけじゃないのかね。
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/16(木) 19:32:17
ソラリスの名を冠した映画については、本人が全く意に沿わないとはっきり言っている。
レムについて語る際に言及する必要性があるとは思えない。
387 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/16(木) 20:05:51
タルコフスキー版はともかく、ソダーバーグ版はレムも褒めてた気がする。
まあ、タルコフスキーのおかげで単なるSF作家以上の存在になれたのは事実だから
非SF媒体なら言及されても仕方ないと思うけどね。
SF系の雑誌や書評ならタルコフスキーの名前はあまり出てこないし。
俺はけっこう好きだし、レムをこの映画で知ったというのもある。
タルコフスキーを最初に観たのもこの映画。どういう監督なのかも知らんかった。
レムはどうやらタルコフスキーが自分のための映画にしすぎたことと、
海そのものについての掘り下げがほとんどないのに腹をたてたんだとか。
でもレムが目指したものと違う方向であってもいい映画だと思う。
知的生命体との接触を描いた映画では、これを上回る映画にお目にかかったことがない。
レムをしらなくても、タルコフスキーを意識して観なくてもそう思った。
映画が原作を超えられないという話はどんなものでもほとんど出てくるが、
だからと言って言及の必要性まで否定する理由になならないよ。
レムのご希望に沿ったものにするのであれば、探査や概念、哲学的なものを描写すればよい。
でも映画にはラブロマンスがお似合いだというのはお客を意識してのことか。
どうしてもそっちの傾向に行ってしまうのだろう。
タルコフスキーは詩そのものだけどねw
まあレムの名前が出てくるたびに「巨匠タルコフスキーにも映画化されたソラリスのレム」
とか言われるとムカつくという気持ちはわかるよ。
でもソラリスで有名なレムには違いないし、ヒット作なんだから映画とセットで語られるのはしょうがない。
確かに、レムの世間への一般化にはタルコフスキーが役立ったんだけど…
>387
レムがソダーバーグ版を
誉 め る わ け な い だ ろ
酔っ払ってんのかよ・・・
392 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/17(金) 00:24:02
世間に敷延するのにタルコフスキーが一役買ったのは事実だろうが、
既にレムを知っている人間になんの意味があるの?
>>392 アフォか
なんでレムの読者におもねらなきゃならないんだ?
レムについての言説中に例の映画が出てくるのはしょうがないだろう
「レムはタル(略の映画をいたく気にいってる」とか
嘘書いてあるわけじゃなし
394 :
393:2006/03/17(金) 00:53:35
タルコフスキー厨とか言われたらやだから言っとくが
わたし自身は映画版好きでも嫌いでもないからな
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/17(金) 01:07:14
>>391 誉めてた記憶が・・・
近所の映画館にかかってたのを観に行ったとか、
もっさりして垢抜けないドナタス・バニオニスに比べて
ジョージ・クルーニーの方が(インテリには見えないにしても)
魅力的だとか
節度ある言葉遣いでいきましょう
>395
それはクルーニーを誉めてるだけジャマイカ?
SFMのソラリス特集にもソダーバーグ版を褒めるレムのコメントが載ってたぞ。
「ややラブストーリー的要素が強いものの、原作のテーマをよく理解した秀作」
みたいな事を言っていた記憶が・・・
あとは映画系雑誌で音の処理の仕方についても褒めていた。
DVDのコメンタリーが笑える
ソダーバーグ「レムさん観てくれるといいな」
キャメロン「見せるさ見せてみるとも何と言うか楽しみだフォッフォッフォ!」
コメンタリ全編にわたってキャメロンがヘラヘラしてるのが可笑しい。
レムとタルコフスキーのゴシップまがいの話は飽きた。なんか、沼野充義の文章てつまんないのはなぜだろう(レム紹介に関しては感謝しております)。
飽きた、つまんない、
それしか言えない人は可哀想だね。
>>401 おっしゃる通りです。反省し、全文てつかいいたします。酔っててつい…申し訳ない。
ご冥福をお祈りします。
404 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 01:08:57
405 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 01:17:57
合掌
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 01:18:41
はやっ
エデンに出てきた機械精子なんてナノテク概念のはしりだったもんなぁ。合掌
合掌。
409 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 01:39:55
なんでもクラークに血を吸われたそうな。くわばらくわばら
ご冥福をお祈りします
ここにも合掌。
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060328i4z1.htm 「ソラリス」SF作家スタニスワフ・レム氏死去
スタニスワフ・レム氏(ポーランドの有名なSF作家)が、ポーランド南部クラクフの病院で死去。84歳。
助手が27日明らかにした。死因、死去した日時は不明。
1921年9月、現在のウクライナ東部リボフ生まれ。39―48年までクラクフの大学で医学を学び、その間、46年に作家としてデビュー。
卒業後は科学の研究助手を務める一方で独学で天文学や哲学などを学んだ。
代表作「ソラリスの陽のもとに」(65年)「宇宙創世記ロボットの旅」(73年)は40か国語以上に翻訳され、世界で2700万冊以上売れた。
「ソラリスの陽のもとに」など映画化された作品も多い。
2006年3月28日1時23分
合掌
涙
416 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 02:06:50
(-∧-;) ナムナム
なんかスレが伸びてるから荒れてるんかと思ったら・・・。
ご冥福をお祈り致します。
418 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 02:29:23
ご冥福をお祈り申し上げます。
420 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 02:43:39
また、星が落ちたか…
ご冥福をお祈り致します(_ _)
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 03:20:03
あーあ、半年ぶりのSF板がこれだもんなあ……
沢山の「目眩」をありがとう。ポーランドの人。
423 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 03:41:52
最高のSF作家だったと思います。
残念です。
レムさよなら。
砂漠の惑星が好きだったよ
がーーーーーん
こういうときSF板では
看板が追悼用のに差し替ったりしないの?
427 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 04:12:28
『虚数』には打ちのめされたなぁー。
>>426 特撮板みたいな絵描きの職人さんというのは、ほぼ皆無なんじゃないかと
ホシヅル程度のなら誰か描けないか?
おれ? 無理。
431 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 05:25:01
ご冥福をお祈り申し上げます(-人-)
中学生の時、学校の図書室にあった早川の世界SF全集を順番に読みました。
ヴェルヌ、ウェルズから始まりアシモフ、ハインライン、クラーク、EEスミス、スタージョン、
ヴォークト、シマック……。
むさぼるように読んでゆきました。
その中でひときわ印象に残ったのが23巻。
「砂漠の惑星」「ソラリスの陽のもとに」が収録された巻。
わかりにくい部分もありましたが、「砂漠の惑星」では、人類が関与できないところで
はるかな過去から戦い続けている機械たちに、「ソラリス」では惑星全体を包む知性
ある海という存在に、魅了され、また衝撃を受けました。
この時出会ったレムの作品は、間違いなく今の自分を形作る大きな部品のひとつと
なっています。
重要な時期に出会えて幸せでした。
レム、さようなら。
(-人-)
ご冥福をお祈りいたします
>>430 とりあえずフリーソフトをダウソして画像らしきものを作ったが、どうしたら、ここの看板として使ってもらえるのだろう?
レム氏の画像ははてなからお借りしました。
(著作権、肖像権等に関しては問題ないと思うのですが<(_ _)>)
436 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 07:17:34
437 :
435:2006/03/28(火) 07:23:46
>>436 ありがdです<(_ _)>ただ、そこを見て気づいたんですが、この画像、
使用に当たり、この板の住人の総意も取っていなければ
出来た画像をどこにうpすればいいのかなど、わからない問題が山積みで・・・。
(この板にはせんようのうpろだってないんですねえ・・・)
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 07:24:32
439 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 07:25:10
440 :
435:2006/03/28(火) 07:26:38
>>438-439さん
おお!!(・∀・)イイ!
では、自治スレに行ってきます<(_ _)>
442 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 07:37:54
443 :
435:2006/03/28(火) 07:39:22
>>441さん、ありがとう!試作画像張ってきますた!
では失礼いたします<(_ _)>
まだ生きてたとは、知らなかった訳だが。
ご冥福をお祈り致します・・・
『枯草熱』と『完全な真空』しか読んでない。
買ったままになってるのを読むことにする。
「ソイレント・グリーン」撮ったフライシャー監督も亡くなった。
446 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 09:08:05
オールタイムで1位になったのは
何かの前触れだったのかも。
(-人-)
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 10:17:17
一気に伸びてるのでとても嫌な予感がしたら、やはり・・・orz
ご冥福をお祈りします。
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 10:42:46
追悼かきこ
レム作品を読むと知力を駆使した果てに
美しい心象が浮かび上がってくる。
私にとってナンバーワンの詩人でした。
ソラリスの海へ戻ったのか…
ご冥福をお祈りいたします。
実際に祈りもしないのに「ご冥福をお祈りいたします」なんて言う人間を私は信用できない。
…なんてレムだったら言いそうな悪寒
そうかあ。亡くなったのか。偉大な人物がまた一人…
個人的には星からの帰還が強く印象に残った小説だったなー。
捜査、とか、先に復刊?された枯草熱とか。
中学生くらいの頃に図書館で借りて読んだ
宇宙飛行士 ピルクス物語の中のいくつかのエピソードとか。
ノーベル賞候補にあがったこともあったんだよね。
ご冥福をお祈りいたします
(-人-)
追悼代わりに帰りに全集買うか
前スレより。
997 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2005/08/25(木) 23:59:22
でもせっかくの最後だからみんなで叫ぼうじゃないか
レムおつ!レムおつ!レムおつ!
本当に乙でした。・゚・(ノД`)・゚・。
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 12:38:42
スタニスワフ・レム2世を選ぶ会議が開かれます。
459 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 13:04:49
足もとが崩れ落ちたみたいだ。
しばらく立ち直れそうにないよ…
さようなら、レム。
460 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 13:07:01
あああ、ノーベル賞を取らずに死んでしまったか……。
今生きている作家の中では、一番その賞に相応しい人物だったと思うが。
レムねむれ
462 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 13:18:10
レムはノーベル賞以上に偉大だ
463 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 13:55:47
うーん、レムの死でエスエフは滅びていき、劣化版のライトノベルはますます隆盛
いや、ライトノベルももうだめか
合掌(=人=)
ご冥福をお祈りします。
>>465 不覚にもコーヒー吹いた。
合掌 ナムナム
467 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 14:33:12
もう絶対に「レム睡眠」でいじるやつでるもんな。
おやじギャグはおなかおっぱいだお。
新聞読んで飛んで来た
非英語圏で最も偉大なSF作家だったなぁ
ご冥福をお祈りいたします
ご冥福をお祈りします
すでに歴史上の人かと思ってました。合掌。
そういえば先週、「浴槽で発見された日記」を100円で買ったよ。
アンケート葉書も売り上げカードも刺さったまま。どんな人が売ったのかな?
帯でパラレルワールド軍政モノだと思って買ってきたけど、これオモロイ?
俺も新聞読んで飛んで来た
記事見つけたときには、思わず叫んじまったよ。
ご冥福をお祈りします。
レム「まず冥福を定義しなさい。冥とはなんですか?実在を証明出来ますか?」
473 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 17:01:14
レム、ありがとう。
もし、人類が地球外生命と遭遇したとしても、コミュニケーションを取ることは
かなり困難であろうということを彼の小説に教えられた。
地球人と普通に世俗的な会話をしたり、あまつさえS○Xまでしてしまう異星人
なんて、彼から見れば噴飯モノだったでしょうなぁ。
あ、「ソラリス」ではクリスがソラリスの使者(?)とベットインしてたっけか。
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 18:15:02
さみしいな。
スーパーノヴァの後次々新しい星が生まれてきてたら
まだ救われるんだけど。
477 :
でへ:2006/03/28(火) 18:41:54
いつかは来ると思っていたが、ついにこの時がきましたか、、、
ご冥福をお祈りします。
478 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 18:53:07 BE:348588465-
ご冥福をお祈りいたします。(´;ω;`)ブワッ
ああ、僕にとって最高の作家が逝ってしまった。
今帰宅して、夕刊を開いて訃報を知りました。
現代SF界(という括りはレムは嫌うかもしれないが)最大の知性でした。
ご冥福をお祈り致します。
このクラスでの生き残りはクラークぐらいになってしまったか
諸行無常
「浴槽で発見された日記」はカフカの「城」もどきの超駄作。
ご冥福です。
484 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 23:20:22
「浴槽―」はカフカより、スウィフトだと思う。
〈運動の原因を自己自身の内に内蔵している存在者―自然(フュシス)とはもっと幅広いもの、つまり生命でさえもがその一様態でしかないようなもっと漠然とした自然的運動の原理…昼夜の交代…天体の運動…植物の成長枯衰…人間の社会や国家
ひさしぶりにこのスレのぞいたら・・・。
御冥福をお祈りいたします。
486 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 23:32:48
途中で切れてしまった。上の文章は木田元の〈反哲学史〉講談社から。ソラリスの海ってなんなんだろう。レムを大きく語りたい。
極東の片隅から感謝とともにご冥福をお祈りいたします。
金星応答無し、なんど読み返したかわかりません。レトロといわれても、胸が熱くなる感動をくれた最初のSFが御作でした。
ゆっくり休んでください。
「金星応答無し」本棚奥から発掘してきた。
今夜はこれ読んで寝るよ。
あ、レムスレ。
「宇宙飛行士ピルクス物語」位しか読んでないへっぽこ読者ですが…お悔やみ申し上げます。
たまたまレム気になってたので来てみたら訃報
(-人-)
491 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 00:42:23
敬礼
昨日レム追悼フェアの電話した
早川は文庫2冊(『ソラリスの陽のもとに』『捜査』)だけしか残ってないんだよなあ
国書刊行会に期待するしかないやね
もうレムのようなSFを書ける人は出ないんだろうなあ…。
星がひとつ、また流れたね。
お疲れさまでした。今までありがとう。そして、
あなたの作品は人類ある限り、読み継がれていくことでしょう。
レムとっくの昔に死んだと思ってたよ。どうでもいいや。
>>494 君が生きてる事すら知らないよ。
どうでもよい一生を送ってね。
496 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 04:57:05
>>495 優しいな。彼は君のその一言が欲しくて書きこんだのだと思うよ。
497 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 04:58:07
498 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 07:03:12
黙祷
499 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 07:17:11
別スレで知りました。
ご冥福をお祈りもうしあげます・・・
500 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 08:39:18
合掌
つい先ほど知りました。また一人、偉大な作家が過去の人となってしまったわけか…
ハーバードの「デューン」と間違えて「砂漠の惑星」を買ったのが
レムとの出会いだったなんて、決して大きな声では言えない。
たった今知った・・・
「天の声」ひさびさに読み返そうかななんて思ってたんだよ
めちゃ悲しいいいい
505 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 16:40:58
フライシャーでショックを受けてたらレムもかよ・・・
506 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 16:42:40
俺はディヴィッド・ファインタックでショック受けてたらレムですよ。
といってもこの二人では対極のようなもんだけど・・・。
507 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 17:47:40
「ソラリスの陽のもとに」を読むと
スナウトさんみたく缶詰を肴に酒飲みたくなる...
缶詰というと、泰平ヨンはいつも鰯の缶詰を食べてるような印象がある・・・
509 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 20:09:47
泰平ヨン」は、「たいへいヨン」という読みでいいんだよね?
俺も未読で前から気になってたんだけど、
人の名前?
国書会のサイトみてたらレムが死んだって載っててビックリ
512 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 20:24:22
まだ『天の声・枯草熱』買ってなかったが
急に読みたくなって
今日何件か回ってみたが
みつからなかったよ。
追悼かわりに読もうと思ったのだが・・・
熱死って面白い?
514 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 22:05:36
>>512 amazonや国書のWebページで買えるぞ
515 :
509:2006/03/29(水) 22:20:21
シカトすんじゃねーよ
教えろこの野郎
516 :
512:2006/03/29(水) 22:21:43
>>514 配送のタイムラグが我慢できそうになかったんだよね。
明日、違う書店をまわってみる。
すぐ読みはじめたくてうずうずしてるから。
泰平ヨンはひょっとして太平洋からなの?
一体どこからもって来た名前なんだろ。
518 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 23:00:39
太平シロー
>>517 天下泰平の泰平だろ。
シリーズのどこかで説明があったような。
今夜は久々に『回想記』読もうかな。
どうして日本語とポーランド語が合わさってるんですか?
そもそもどうして泰平なんて、日本人すら普通に使わないような言葉を
レムは扱ったんですか?
523 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 23:58:35
>そもそもどうして泰平なんて、日本人すら普通に使わないような言葉を
>レムは扱ったんですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死んでいく奴はみんないい奴だ
うわあぁあ…今知ったよぉ〜
レム乙かれさま〜。あんたは最高だったよ。
レムおつ!うわあぁぁん
>>522 レムってポーランドの人だからさ、日本語知らないんじゃないかな。
>>521 最初に泰平ヨン訳したのって誰だっけ?
なんか深見さんぽい訳の気がするけど。
ソダ版のソラリスしか見たこと無いけど
好きで何回も見てる
夜更けに見るのが最高
ソダ版のけだるさも好き。
レム氏的には、ソダ版を見てもらえるほうがうれしいのだろうなあ…。
テリー・ギリアムのソラリス
次々に現れる妻をちぎっては投げちぎっては投げ
尾けられたか
庵野秀明のソラリス
ソラリスの海から巨大なハリーが、半ば形状を失いながら・・・
黒澤明のソラリス
到着したクリス、通路で手首をくわえた犬とすれ違う
深作ソラリス
何かある度に、タイプライターの効果音をバックにテロップが出る
午後9時50分 クリス死亡
トラボルタ主演のソラリス
ミュージカル仕立ての…ああ懐かしのスターログ
タル版ってソラリスに行く前の、
地球でのシーンがやたら長かったような記憶があるんだが、
いったい何してたんだっけ?
>>538 首都高でバトルしてたような…
この辺から睡魔が…
まあ水草のシーンとか睡魔との戦いだな...
>>541 テレビで深夜やってた時は、いつもあのシーンで眠りに落ちてた。
ビデオレンタルで借りて初めて最後まで観ることが出来た俺です。
544 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/31(金) 01:48:31
>>538 > タル版ってソラリスに行く前の、
> 地球でのシーンがやたら長かったような記憶があるんだが、
> いったい何してたんだっけ?
湿っぽいところでゴロゴロしてた。
ソダー版みた。思ったよりよかった。
海が描かれなかったのがちょっと残念だけど。
狂ったスノー博士の演技が最高。細っちい腕もいかにも神経質そうでいい。
サウンドトラックItuneで出してくれないかのう(泣
タル版はバッハの曲だからどっかにあるんじゃね?
ソダ版は見たことねからわがんね。
548 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/31(金) 11:17:39
レム死亡
>>548 死んでるのに眼球が高速で運動...(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル ((((
それなんて「捜査」?
「天の声」を探しているようだ
ところで、おまいら、
「スタニスワフ・レム」
どっちが姓か知ってるよな
DVDにはスタニスラフと書いてあったが、どっちが正しいのだ。
ごめん。
漏れの頭の中ではこの人の名は「スタニワム・レム」。
非英語圏ではもっともよく読まれた、と書いてあったが、ペリー・ローダンシリーズは?
今レム語録読んでるんだけど、他のSF作家に対してのコメントが面白いなw
レム語録って何に載ってるの?
>>559 S-Fマガジンのレム特集号に載ってたと思う。
>>562 よく持ってるねこんなのwww
勉強になった。
ウィキペディアに貼るといいかも
てか手が込んでるなww
ソラリス読み始めたとこだけど、海についてかなり具体的な記述があって良い!
映画では触れられていなかったことが沢山わかってきて、もうワクワクもんですよ。
読み終わったらもういちど映画観てみよう。
死んだか・・・
レムが存在した時代に生きることができた幸運、
こんな風に感じさせてくれる作家にこれから何人出会えるんだろう
SF板の看板が…
おおっと専ブラで気づかなかったよThx
570 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/32(土) 23:07:44
6月予定?
スタニスワフ・レム 『フィアスコ(大失敗)』
〈スタニスワフ・レム・コレクション〉 任務に失敗し自らをガラス固化した飛行士パルヴィスは、22世紀に蘇生して太陽系外惑星との遭遇任務に再び志願する。不可避の大失敗を予感しつつ新たな出発をする 「人間」 を神話的に捉えた、レム最後の長篇。
(国書刊行会)
571 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/32(土) 23:14:15
実況板で初めて知ったよ
また一つ時代が終わったか
572 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/32(土) 23:45:21
歴史に残る数少ない世界的文豪といって過言ではないですよね。
氏の本を読んだのは6年程前からだけど、こんなに早く死を知ることになるとは。
いや生前に氏の著に出会え共に時代を過ごせただけ幸せかも知れない。
>547
タルコフスキー版はノスタルジアや鏡と一緒に一枚に収録したサントラが出てたと思う。
ソダーバーグ版のサントラは実は名盤だよ。
ソラリスの海が見せる、浅い眠りの中で見る夢のようで、聞いてるとゾクゾクする。
だからItuneで出してくれと(泣
↑いつの写真なんでしょうか?Yahooのニュースに出てたものよりだいぶ若い。
579 :
576:2006/04/02(日) 20:24:29
未来学会議のときの写真じゃね?
>>547 MIDIでイイなら結構見つかるな。BVW639とか
天の声(サンリオSF文庫)のと同じ写真だね。
1982年出版だから'80年前後の撮影かな。
>>547 タル版DVDには冨田勳のCDが付いてた。
「ソラリスの海」BWV639とBWV788かな
ソダ版のサントラって、凄いプレミア価格になってるんですね。
585 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/02(日) 22:38:11
亡くなられたと聞いて、残念ですが素直に合掌です。
他の方もおっしゃっていましたが、レム氏と同じ時空を共有
できたことを本当に感謝しています。
沼野さん、国書刊行会、そのほか翻訳をされた皆様にも感謝
しています。
レムの著書に駄作はありません。どの本からでもはじめられて
かまいません。現在、私の座右の書は現場検証ですが、国書版HMV天の声
を読んで、願わくは、沼野さんの訳でぜひ読みたいと思いました。
>>584 そうなんです。
そんなに古い映画でもないのに。
ブツブツブツ
俺はDVDの音だけ出してBGM代わりにしてるよ。
うち来いよ。貸してやるから。
ソダ版は、最初にステーションにドッキングするシーンのBGMが好きだな。
トラフィックのサントラもアンビエントっぽくて、似たような感じでいいね。
しかしソラリスのサントラってもう手に入らないのか。
残念。
Cliff Martinezって人だ。
ソダのデビュー作から仕事してんだね。
今気づいたんだが、
前ローマ法王ヨハネパウロもポーランドのクラスク出身なんだな。
もしかしたら、同級だったのかね?
今日会社の近所の古書店で「異邦からの眺め」を発見、1,500円とちょっと高いけど確保。
うれしかったけど、なんか複雑だった。
レムの霊に呼び寄せられたかなw
泰平ヨン3600円〜だって…
買いかなどうしよう。
>>592 年はひとつ違い。
しかしレムの出身はルヴフ。クラクフに移住したのは戦後。
>>595 ドイツの戦禍に巻き込まれた年代は同じなわけだ。
あの頃のポーランドはなんや綺羅星のような俊英がそろってたんだな。
>>596 アンジェイ・ワイダも5歳下でほぼ同世代だね。
ワイダはレムSFを映画化しようと思わんかったんかな?
枯れ草熱を借りてきた。楽しみ
装丁すてきだね。
GEOにタル版のソラリスがない。
昔とっとと見ておけばよかった。
ブハハハハそうですか失礼
ウハハハハなんか楽しそうだな
レム死んだって。
秘書が明かしたところによると、死因は何か食い合わせが祟ったらしい
603 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/06(木) 04:39:30
合掌上げ
徳川家康リスペクトな死因だな
605 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/08(土) 00:22:47
枯草熱ってさ本当、
今の社会を予言してるよね。
ネタばれしないので
詳しい説明は避けるけど。
607 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/08(土) 21:42:27
で、レムの日本向けの最終著作は某ゲームのおまけのエッセーということですか?
そうなるね。それにしても・・・
まあそれはともかく、なんでこれを契機にスタニフワムレフ・フェアーを
銘打って、大々的に売り出さないかね
動きが遅いんだよ、出版業界
早川もトレヴェニアンが死んだ時は、早々とシブミの新版出したのにねぇ。
2004年にレム特集をやったSFマガジンは時代を先取りしているのか単に間が悪いだけか
611 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/09(日) 02:21:48
せめて再販はしてください、早川の誰かしらないが責任者さん!他の人には出来ないんだから。
泰平ヨンは読みたいよね
泰平ヨンはほんとにお願いしますよ、ハヤカワさん。(´・ω・`)
>>610 そのレム特集は、本人のインタビューも入っているから、生前にやった意義は大きいよ。
国書と早川と「未来会議」の集英社
なんか出して頂戴な
追悼(1921〜 2 0 0 6 )
没年が 2006、つまりはもう21世紀ってところに
SFの大家らしいなあ・・と感じてしまった。
「ロバート・シルヴァーバーグみたいな作家は読んでいられない・・・・・・つまらないですよ」
(レム語録)
なんかすごく単純に貶してるなw
「私の作品は面白い・・・・・・私は天才だ」
(レム語録)
なんかすごく自慢してるなw
619 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/10(月) 03:37:48
レムかわいいよレム
>>617,618
ブハハハハそうですかなんか楽しいな
SF板最近来てなかったから、今更知ったよ。
鰻と梅干を一緒に食べるとはレムったらお茶目さん。
>>606 ざっと読んだところ。枯草熱≒花粉症とか、リタリンとかね。禿同といったところ。
>>622 606が言ってるのはそういうことか?
空港での無差別テロのことを言ってるんじゃないのか。
「理不尽な結果」を引き起こす「理不尽な真実」という主題が、
複雑化した現在の社会の混沌と類似してる・・・という論旨かと思ったが。
でも、『枯草熱』の本当の価値はその先見性にあるのではないと思う。
4/11 朝日新聞夕刊に沼野さんの追悼文が載ってマスタ。
>「理不尽な結果」を引き起こす「理不尽な真実」という主題
そんなふうにしか読まれていないのね。完全に正反対に誤解
されているとは、レムもかわいそうに。レムの言いたいのは
まったく逆で、それが理不尽ではなくて必然だということ。
あの小説の最後の一文を読んでごらん。
ほんとうだ、最後の一文に
「これは理不尽ではなくて必然なのだ」
ってはっきりと書いてあるな。
なんてバレバレの自演w
「理不尽」と「必然」は別に矛盾してないと思うが。
だからこそ『捜査』と『枯草熱』が並べて論じられるのだと思うぞ。
〈真実は往々にして不条理なもので、人間はその真理に到達で着たり出来なかったりする〉
〈…現代の象徴というより未来の予感である〉と上のスレ読んでたら、枯草熱再挑戦したくなってきた 以前は捜査が断然面白かったんだけど
そう、必然による理不尽という解釈が可能であることから、
>>625の浅識が露呈してしまいましたな!
俺が枯草熱じゃなかったら・・・腰を痛めてなかったら・・・?
わしらが数うちゃあたる適切な行動しとるんだから必然なんじゃよワハハハ
ええー?そーなのー?
つう話なんじゃないの?
沼野さんの追悼文読みたいんだけど、ネット上には見あたらなかった。
週末に図書館に行くしかないかぁ。
ソラリス再読中。
時間がないが……。
”星からの帰還”とか好きで何回も読んでるんだが、
ああいうのは逆に「東欧らしくない」ってんで
翻訳としてはスルーされちゃうとこなのかなぁ・・・
ああ、再版とか出版社変えて出るとかしないって意味で
別に原文で読んでるとかそういうのではないでつ。
>>635 星からの帰還は、.ハードカバー版の後に、早川文庫
出版社は変わってる
最近、このスレを見始めた。虫の知らせか?
かれこれ30年前、学校の図書室で世界SF全集でレムを知り、読み始めた。
その後、文庫で作品を買い、「ソラリスの陽のもとに」「星からの帰還」
「砂漠の惑星」は繰り返し読んだ。
押入れを発掘し、発見した作品。
ハヤカワ文庫 「泰平ヨンの航星日記」「泰平ヨンの現場検証」
「宇宙創世記ロボットの旅」「捜査」「金星応答なし」
早川書房 「エデン」(ハードカバー)
講談社文庫 「すばらしきレムの世界」1・2
サンリオSF文庫 「天の声」「枯草熱」
「浴槽から発見された手記」は読んだはずだが、見つからなかった。
奥付を見ると1978〜80年に集中して買っている。
四半世紀ぶり手に取ることになる。
レムを追悼しつつ読み直そうと思う。
中学・高校くらいのときレム読みあさったのか。
すごい人だな。
というか、それくらいの年齢の人たちにも多く読まれているのだろうかね。
>>639 当方9歳ですが、最近父に頼んで「虚数」を買ってもらいましたが何か?
普通に読めますけど?
子供には理解できないとでも?
時々でてくるこういうノリ(?)が解らない。
今日図書館で沼野さんの見てこ
うん。つまんないね。
9才だし仕方ないよね。
青汁だからなw
>>638 持ってる本俺と同じだな。同年代の予感w
>>639 中学生ぐらいってSF読み始めるひとは結構いるんじゃないの?
図書館行き倒してたわ。
レムの話
俺も、中高生の頃は、図書館でSFとミステリばっか借りてきてたな。
小学生の頃から図書室でSF漬けだった小生は駄目
人間ですか、そうですか。レム氏が天国で楽しい死後
の生活が出来ます様に。南無南無。
そんなこと言ってねえだろうがっつうレスが満ち溢れるスレ
>>650 言い過ぎでした。スマソと言うレスで…溢れる訳無い。
いや俺も言い過ぎた。スマソていうレスでスレ
いちいち謝ってたらスレなんぼあっても足りへんのんちゃうん?
>>653 ガチャ氏の様なカリスマコテじゃ無いから、謝らないと
存在が許されない気がします。空気コテの嗜みかと。
いやいやBLACKBIRD ◆J9VTR9kM3Y も今やガチャを凌ぐほどの、
うなぎ昇りの人気急上昇中じゃないか!
>>655 読んだ人が絶対自作自演と思う様な書き込みです。
人気は絶対ガチャ氏を超える事は出来ないです。
やっぱり書き込みの職人芸と言う物が違います。
と言うか、ガチャ氏と比較する時点で間違いです。
SFに貢献出来なくても、賑やかしが出来ればいいな
と思います。皆様、此れからも宜しく御願い致します。
キモいと思われる方は勿論専用ブラウザでNGワード
指定で宜しく御願い致します。
スレがあぼ〜んでいっぱいだ!
‐了‐
レム読むならふつーに哲学の論文読んでるほうが面白いのでは
哲学も面白いだろうけど、やっぱ種類が違わないか?
いや、本格的な論文は読まない(読めない)から、また違うのかもしれないが。
うん。トンデモ比較だな。
>>609 板違いだけど、
トレヴェニアン無くなってたのかぁ、全然知らなんだ。
きっとトンデモ囲碁のやりすぎだよ。
朝日掲載の沼野さんの文章よかった。SF作家とせず単に“小説家”。
〈理性の限界の外に広がる宇宙の驚異に対して自らを開いていこうとする姿勢〉が〈国境線が何度も書きなおされ…確実なものなど何一つない状況〉に生きた経験から来るものだ―と。
レムはとても人間臭いからいいな。
その一文だけでも感動ものですな。
どこの国に生まれてもあの人はああだったんじゃないかと思わんでもない
個人にとっては辛いものである育成環境が
社会から見れば有益な素質であることあるなあ
流れぶたぎりしますが、たった今訃報を知りました。
呆然と言うか、すごくショックです。
年度末にポーランド旅行してレム宅前で
記念写真を撮ろうと思っていたのに…
ご冥福をお祈りします。
書き込まずにはいられませんでした。
私もたった今訃報を知りました。
もう立てないくらいショックです。
この先どうやって生きていったらいいの…
未訳の出版をのんびり待って生きるのだ。
哲学的著作が読めるくらいに、高等遊民になるよう励むのだ
もう少しでレスの半分が死後記されたものとなる。
レムといえば、「天の声」の仮面劇じみた権力闘争が醸し出すどうしようもない滑稽さに見られるように、
深刻で絶望的な状況になればなるほど滲み出る、人間存在の面白さ、というかユーモア、というか
あんまりにもしょうもなくて思わず笑ってしまう、ヒトの本質的な可笑しさ、というものを思い起こさせる。
ロボットの旅シリーズもそうだけど、神のごとき者の行為は思わず笑話にしてしまうのが人間なのか。
神のごとき者の前に立てば笑うしかないのか。と思いつつソラリスを読むと滑稽譚に見える不思議。南無。
たぶん、それは猛烈に気位が高くて移入できない性分なんだよ。
欠陥を持った神。
結局レムの死因は心臓の病気なんでしょうか
死後すぐに書かれたニュースは死因不明って書いてあるの多いですね
高齢者の方の死因は、一概にこれとは言えない場合が多い
とゆう話を、聞いたことがあります。
676 :
667:2006/04/18(火) 08:39:32
ポーランド旅行には是非行ってみたいけど、もうレムはいない…
お墓に花でも供えてこようか…
レムのいないポーランドなんて、とれも考えられない…orz
空港に降りたとたん、涙が出てきてしまうかもしれない…
публиковал интервью с композитором
Владимиром Фреем, больше известном как
MoozE, создавшим саундтрек S.T.A.L.K.E.R.а.
Чем руководствовался маэстро при написании его?
Какие группы и течения в музыке оказали
на него влияние? Почему немецкий композитор
Маркус Холлер, написавший два оркестровых
трека для вступления к игре, не любит "металл"?
Это и многое другое вы найдёте в
およろしければカイセツヲ
この際だからヨン様とか復刊してくれ。
マゼr
…あ?なんだこの黒い虫は…うわ、よせ、ギャ〜…
泰平ヨンって航星日記から読まなくても面白いのかな
ご苦労様さん。
20数年振りに「枯草熱」読んだら、ストルガツキー「ストーカー」を読みなおしたくなった。
>>682 >S.T.A.L.K.E.R.а.
S SFファンの僕たちを
T 楽しませてくれて
A ありがとう
L レム
K 君の事は
E 永遠に
R リスペクトすることでしょう
a 愛をこめて
レスアンカーちがわないか?
つかスト兄弟。つかタルコフスキー。
ハリウッド・リメイクについて本人のコメントとかないのか?w
存命なの知らなかったとかだったら爆笑なんだがw
・・・幾ら何でも著作権とかあるから、それはないだろうなw
タルコフスキーの作品すら気に入らないで喧嘩になったって
のに、良くもまぁ許可したもんだなとか思ってさ。
ナンか、考えて見るとハリウッドのはタルコフスキーの
リメイクっぽいしなぁ。レムの原作なんかどうでも良い
ような感じで・・・。
この板でそのコテはやめとくれネムロ人
うわっ、こんなところまで処刑いるのかよ。
厨房かと思ってたけど、結構歳なんだな。
>>683 写真といえば、なんとも切ない〈ソラリス>を読んでいたころ、クラークやシマックの男前に比べて、レムの写真見て正直イメージ違って……だった思春期が懐かしい。
ありがとうございましたレムさん。
知的職人という感じで、味のあるいい顔だと思う。
電子辞書買ったらブリタニカ百科事典にレムが載ってた。
俺の和英辞典には『完全な真空』が載っている。
レムそのものは載っていないのに。
>検索文字列 : 完全な真空
>該当件数 : 1
>
>完全な真空
>【著作】A Perfect Vacuum〔ポーランド1971《著》スタニスワフ・レム(Stanislaw Lem)〕
英辞郎にも! すごいな。
高校時代、読みかけの「砂漠の惑星」を学校に持っていったら或る友人(女)が見つけて
「これ、「砂漠の惑星」!? 貸して〜」と言ったので、「読み終わったら」と答えたのだが、
直後に彼女「ちょっと待って、もう一度見せて」と言って表紙をしばらくじっと見た後
急にテンションが下がって「う〜ん・・・ま、いいや」。
明らかに「砂の惑星」と間違えていて、途中で気づいたらしい。
そう思って、結局、読み終わっても貸さなかったが、その友人も何も言わなかった。
>>700 なにそのアニメみたいなシチュエーション
>>691 タルのは思想逆方向。
ソダのは思想取っ払い。
ってなわけでレムにしてみれば「タル版よりましか」って感じじゃない界?
>>702 君、すっきりと分かり易い。 頭いいね。
>>700 俺もレビューサイトなんかで「砂漠の惑星」と「砂の惑星」はよく勘違いする
おっ、こんなところにレムのレビューが♪と思ったら勘違い
まあ間違えて本を買って読んでみたら面白かったって人も居そうだからいいか…
砂の女
砂の惑星は有名。 映画もTVもあるし。
早川のデューンシリーズは石森章太郎も表紙描いてたな。
映画はミュージシャンのStingも出てたし。女で云々いうほどでも。
胡坐かいて鼻ほじって屁をこきペットボトルに小便をしながら
女どもは俺の理想をかなえないから下等生物、と打ち込む
そうだな
俺も読んだのは映画化されたからだし
村上ショ−ジのギャグで知ったくらいだし
ロボットの旅がアニメ化されたら面白いのに。
高畑勲かノルシュテインに…
無理か・・・_| ̄|○
>ロボットの旅がアニメ化
図書館で泰平ヨンを借りようとしたら貸し出し中だったのよん
映像化は是非ともやめてほしい。
これまでひどいことになってきたんだし、いい加減死者に鞭打たなくてもいいと思うのだがね。
接触三部作だって、ろくに読まれてない中で、これ以上の仕打ちをしたがるのは異常としか思えない。
>714
『捜査』をノルシュテインが映像化してくれるなら少し出資したっていいぞ
「捜査」、いいよな
俺は好きだ
人には勧めにくいけど
レム作品映画化の際の希望監督(故人含む)
「捜査」-----------------------ノルシュテインかフォントリアー
「砂漠の惑星」(「無敵」に改題)----キャメロンかギリアム
「エデン」----------------------スピルバーグかカーペンターかクローネンバーグ
「枯草熱」----------------------トリュフォーかヴェンダース
前スレで話題になってたと思うけど、『捜査』はすでにフランスで映画化されてるんだよね。
観てぇ(`・ω・´)
>『捜査』はすでにフランスで映画化
地味な印象だが、とても深く哲学的な映像で良かった。
監督はレムの大ファンだとかで、そこらじゅうにこだわりが感じられるのと、
なによりも作者を尊敬している念が伝わってくる。
>>721 どどどどどどどどどこで観たんですか!?(;゚∀゚)=3
フランスで
(´-ω-`)フランスか・・・
>719
エデンはバーホーベンも可
>717
今すぐ作り始めたとしても、存命中に完成しないだろうな・・・
ジャン ジャック アノーは?
「薔薇の名前」の実績があるから、彼なら逆思想でも無思想でもなくうまくやってくれるかも。〈浴槽…〉とか・・・・
あれは実績なのか?
「浴槽」は昔のギリアムなら撮れたかな
少なくとも〈面白く〉作ってる。レムの原作を元に、それ以上のことを望むのは高望み。
主演女優、谷洋子というのが一瞬国民的女子柔道家の名前に見えた
ウッディ・アレン監督 希望。
>732
ひとつもイメージできないが・・・
リベラルな〈ソラリスの海〉
枯草熱を悲劇的コメディにしてもらう。
階段落ちシーンもあるし
ケルヴィンをウッディ・アレンが演じるということで手をうとう。
なんかすごーく見たくなってきた。
怖いもの見たさ、ってやつ?
カジノ・ロワイヤル的に面白くなりそうだから。
ウディ・アレンなら、レムよりもラファティやヴォネガットだろう。
そこをあえて想像するのが面白い
ラファティならロバート・アルトマン監督にお願いしたいと思います。
>>741 そうそう
でも ちょっとだけマジになってみて
「親衛隊少将ルイ16世」は誰がいいかなあ・・・キャスティングも面白そう
アドルフ“エリザベス”ヒトラーのメル・ブルックスどう?
早川文庫「砂漠の惑星」が復活。772円、06/10
ヤターーーーーーーー!!
おおっ、他のも再版してくれるかな
そかそか。解説新しくなるかな、楽しみにしてよ。
このスレには5人は居ると判りました。
これは買いに行かねば。
是非手元に一冊欲しい
俺で6人目かな。
他のサンリオのも版権引き取ってやってくれないかな…
作家は亡くなった後再評価されることが多いけど、レムもそうなるかな…
今でも十分高い評価は得ていると思うけれど、
ポーランドを代表する作家としてもっと多くの人に知られてもいいと思う
アイドル売り出し戦略と同じように、
愛称つければいいんじゃないか?
ワムぴょんとか
スタレム
レムっち
レムりん
レム=ヨンの俺はヨン様しかありえない。
>>753 1000歩譲って、映画ソラリスの原作者として一般には記憶されるのもよしとするか?
スウィフトやマーク・トゥエインだって子ども向けとして一般には・・・
「大失敗」待ち通しい。
フィアスコが早く読みたい!
復活記念に今まで放置してた砂漠の惑星を読んだ。
面白いことを考える人だ。
「砂漠の惑星〈原題・無敵〉」(原題の方が良いと思うが…)について。
前提条件が狂ったまま冷徹に作動しつづけるシステム、ってモチーフは「エデン」から引き継がれてるが、
〈敵〉のあまりのシンプルさと徹底した合理主義の分、こちらのほうが怖い。
加えて、進化した無生物への不可思議なシンパシーが人間存在の肯定に辿り着くのも感動的だと思う。
ラストシーン、、無敵号へ帰還する主人公の毅然とした後姿を想像すると、未だにワクワクする。
大友克洋の短編アニメ「工事中止命令」って、この小説に似てるね。どちらもとても好きだ。
ああ、大友はこれにインスパイアされたと言っていたからな。
砂漠の惑星っていえば、
「君は商人かね?」って船長が揶揄する台詞。
最初に読んでから20年近く立ってるけど、妙に記憶に残ってる。
765 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/05(金) 23:16:18
俺は「天の声」で
〈むしろ、長期にわたって政権を握っている政府をもっているとみるべきだろう〉という議員の言葉にすっごいリアリィティを感じた。これぞ本当のファーストコンタクトだって。
「無敵」、工藤幸男さん翻訳してくれないかなあ。なんかこの方の文章かっこいい。
どっかに現場検証落ちてないかなあ。
現場検証 さっぱり歯がたたんかった
こんなオレが持ってて御免
青空文庫にあげ(ry
769 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/08(月) 00:38:45
>>765 工藤幸雄先生はレムが性に合わないって何処かで書いてた(ぼくの翻訳人生だったと思ったが)
『完全な真空』の「親衛隊少将ルイ十六世」も沼野先生に頼まれて仕方無く訳したみたい
770 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/08(月) 11:59:58
性に合わない…そうかぁ。じゃ仕方ないな。レムさんもいい翻訳は恋愛みたいなものだからって言ってたし。
それでも、「偽りの王国」の格調高き工藤訳は、おもいっきり滑稽な話とのコントラストが鮮やかで大好き。
今の日本でポーランド語の翻訳が出来る人ってそんなにいるとは思えないとふと思った
ポーランド語専攻する人って、真面目そう。
なぜ?
どうして?w
おいしいメリットが思い当たらないからさw
おいしくないと真面目なのか?
わからない…
謎だ…
神秘だ…
ポーランド語で君もモテモテ!
ってことはないだろうな。
俺、大学のポーランドとの交換留学ちょっと興味あったよ
もちろんポ語なんて全然やったことないし
金銭的に無理だったので諦めたが…
>>774 少なくともこのスレ界隈でなら羨ましがられるな
原書で読めるんだからな
ほら、ポーランドって観覧車の発明以外はお固い文化じゃん。
だから真面目なんだよ。
>>779 な、なるほどー
うーむ
なるほどー…
そうなるとレムの小説も真面目の部類ってことか…
うーむ、わかるような気もするし、一抹の疑問も残るような気も…
興味持つってだけじゃなくてさ、専攻するって
覚悟がいるじゃん。
ポ語をやろうと思ったら、外語大にでも行かなきゃならないよな
人生かかってるわ
ロシア語取れば、それに近いポ語も習得が容易になる。
ただ、ポ語の先生がいるかどうかが問題だけど。
でも、結構、いるけどね、ポ語の先生。
西洋史学とか、言語学とかで。
784 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/11(木) 20:15:30
露語とポ語は親戚同士であるが相当違う
スラブ諸語を学んでいる間で良く言われる事だが
どちらか一方の言語をかなりのレベルまで持って逝かないでもう一方の
言語を学び始めると頭の中がぐちゃぐちゃになって虻蜂取らずになってしまう
たぶんSFで言うとストルガツキ兄弟が読めるようになるレベルまで持って逝く必要有りだと思う
ポ語だとレム レムのポ語は結構骨だぞ
東京だとポ語は比較的学びやすい言葉 でも習得は露語の方が教材,教師の面で
遥かに楽だと思う
漏れはBajki robotówでヒイヒイ逝っているので未だ露語を始める決心がつかない
なんでポーランド語を専攻しようと思ったのですか
南米旅行しようと思ってポ語の勉強を始めたらなぜかポーランド語だった。
南米って? ポンゴ?
ポルトガル語では
南凹だべえ
まじにわかりません
南米っていったらスペイン語のイメージだ
歴史的には、ポルトガル語だな。
現在ポルトガル語を公用語としているのは、以下の諸国と地域である。
欧州:ポルトガル
南米:ブラジル
アフリカ:アンゴラ、カーボベルデ、ギニアビサウ、サントメ・プリンシペ、モザンビーク
アジア:東ティモール、マカオ
マカオを除く8カ国はポルトガル語諸国共同体を結成している。
ほかにカリブ海の諸島など、ポルトガル語と現地の諸言語が接触し
形成されたクレオール諸語 (Crioulos) が、ポルトガル語と並んで
話される地域もある。このほか、欧州連合の公用語としても扱われている。
へー。無知でございました。 のんきなお国柄、しかイメージしてなかった。
中学で習うだろ。
最近は、世界史習わないのかな?
受験で使わない子も多いだろうし。
隠岐が何県かさえ知らない奴のほうが多いんだぞ
何県?
世界史もやったけどほんと上辺をかすっただけだったね中学校は
時間ないから日本とあまりゆかりのない国に時間を避けないのは分かるんだけども
隠岐は島根県だよー
古くから流刑地として使われてて後醍醐天皇なんかもあそこに流されてます
現役のときの知識は、なににせよ見事に飛んでしまったわ
隠岐観光は、おもしろかったよ。 また行きたい。
まあアトラクション的なものは何もないけど。
何県?
いやだから、鳥取県だってば常識。
鳥取県民の?
まー鳥取県にも淤岐島はあるらしいけど
多分日本中にあるんじゃないか名前そのものは
沖にある島だから隠岐の島だもんな 安直
ほら坊ちゃんの舞台になった県だよと書こうとして
それは松山だと。 あぶねえあぶねえ
>>796 中学に世界史はないぞ。
それに地理だな。
まあ中学行ったのははるか昔だし
レムスレで何話してんだ、おまいらw
惑星ソラリスを見た。
美しいし、厚みもあるけどいかんせん主人公が子供っぽいな。
まあ、現在隠岐在住の飛浩隆氏(昨年のSF大賞受賞者)もレムファンだし。
>>808 俺は796ではないが、
南米でポルトガル語がよく使われているのは、
大航海時代に、ポルトガルとスペインがトルデシリャス条約で、世界を二分したとき、
その線のポルトガル側に、ブラジルをはじめとしたほとんどの南アメリカ大陸が入っていたから。
ブラジルは、1500年から1800年の始め頃までポルトガルの植民地だった。
この経緯を知っていれば、ポルトガル語が南米でどれほど強い影響力があるかわかるはず。
そういう意味で、世界史なんだろう。そりゃ地理でも、習うだろうけど。
地理だと、日本中心になってしまうから。
ガチャみたいなレス
わしちゃうでー
自分は言語学や世界史のマクロなのは苦手なのね。
ガチャたまに文学板で見かけるけど、小説書いてるの?
文学じゃない、創作文芸板だった。
書いてたけどもう辞めた。
レムたんは安倍公房みたいに死後に小説が発見されることはないのかすら('・ω・`)
いまレムの「星からの帰還」読み終わった。
ヤバイよコレ。超名作だよ。
ここまで人間描いてるSF読んだことないよ。
ニューウェーブのレベルとか遥かに超えてるから。
最高だよレム。
そこまで絶賛するか。
なら読まねばなるまいな。
俺も買ったまま放置してあるから読んでみるお( ^ω^)
ニューウェーブは人間を書かないだろ。
最後まで読んでみてお。
お腹いっぱいになるお。
なんか俺のブラウザだと↑の語尾に「お」って入ってるんだが…
表示がなんかおかしい…
いや、それでいいんだぉ。
あれれ?
今度は小文字で「ぉ」って表示が…
いったいどういうことなんだ!
「星からの帰還」はレムが自分で言うとおり、「金星応答なし」の延長線であるト思う。
また、「ソラリス」の予行練習でもある感じた。
でも、名作だ。アイデアを惜しみなく、一つの作品にいくつも詰め込んでいるよなあ。
そして、オラフのような友人、エリのようなベターハーフ類型的な人物ではあるが、ハルの人間関係をうらやましく思った。
超名作とまで言ってよいのかと思うが、「ソラリス」の次に好きなのが「星からの帰還」。
4・5回読み返した。
背景として、「ソラリス」の主人公ケルビンが地球に帰ってきたところをイメージしていた。
エリはハリーだと脳内変換。
それでもって「ソラリス」の裏返しで、
ここで描かれている地球の人間社会が、不条理で理解不能なソラリスの海の延長だと感じた。
読んでない方は一読を。
…裏返し?!
もう一回読んでみよう
「星からの帰還」18000円〜
買えねーよ!
ご愁傷様
図書館利用しる
何のために税金を…
集英社版二千円からオークション出てるよ。ただ、カバー絵がつまんない。
ソコロフ表紙絵の早川の方が好きだけどね。
831じゃないけど、こういう本は買って読みたい。
再読とかしたいし、図書館じゃ期限とか気になってちゃんとよめないぽ
アマゾーンとかの中古じゃダメなのか
それとも俺の想定している星からの帰還とは違うんだろうか
『星からの帰還括弧』ならこまめに古本屋を回れば
2000円以内で手に入ると思うんだが・・・
↑ごめん。「括弧」が余分でした。('A`)
839 :
829:2006/05/17(水) 21:09:13
>>830 「裏返し」といったのは、二つの作品のテーマにある。
レムは「ソラリス」の解説で「宇宙は銀河系の規模にまで拡大された地球ではない。」と書いている。
ゆえに、ソラリスの海は不条理で理解不能であたり前ということになる。
逆に、地球は身近で、理解可能で、人間と一体になった存在ということが前提される。
ところが、「星からの帰還」では、宇宙から帰ってきた主人公ハルには
地球は奇妙な風景と制度をもったわけのわからない社会となっている。
その中で苦闘し、なんとか生きていく方向を見出そうとする。
地球社会は不条理で理解不能、主人公は疎外された存在として描かれている。
そして、ハルにとって唯一の救いとなったのはエリ。
「ソラリス」のハリーの面影を見たのは俺だけか。
まあ、こんなところにレムの逆説を見たわけだ。
>>831がどこでそんな馬鹿高い代物を見つけてきたのか分からん。
今見たら「日本の古本屋」でもどこでももっと安く売ってるけど。
文庫でよければ天王寺のブックオフで「宇宙創世記ロボットの旅」と一緒に105円で売ってたし。
ピルクスがどうしても読みたいんですが、どうしたらよいでしょうか。
ちなみにネット検索、図書館、全て調べつくしましたが入手法はみつかりません。
実は《驚異の世界》が、
遠い異世界〈ソラリス〉→未来の地球〈帰還〉→今現在〈枯草熱〉
と連なっていくってことか。どっかで誰かが近いことを書いてるようだけど、全作品をまとめて読むべきかも。
843 :
でへ:2006/05/17(水) 23:53:36
星からの帰還はレムの中では一番思い入れの深い作品だ。
ハヤカワの青背で買った初のレム作品
結構甘いラブロマンスと、異様な未来世界の描写が心に残った。
一説によると、レムが東京を訪問したときに見た風景が、
星からの帰還の描写に使われているらしい。
EXITとか、自動券売機で急いで切符を買って公共運送機関(JR?)
に乗る未来人たちとか、、、
まさか、思い入れというだけで絶賛しておるのではないだろうな?
うわ、コテが怒ってるw
「星からの帰還」での地球が「ソラリス」の海に対比してるのか
言われてみるまで気付かなかったな
でもそれって主人公カワイソス…
「星からの帰還」は中学の頃に読んだ
最初のわけわからない世界の描写に息が詰まって胸苦しくて・・・感動もなにも、取り合えず読後、あ―しんど(疲れた)だった
レム作品の中では孤立したものだと思ってたけど、違うんだね
「星からの帰還」はレムさん再版は許してるはずだから、レムコレ第U期に入れよう―と勝手に書く。
それ以前にレムコレ第T期が刊行されないことについて↓
国書ではよくあること
「星からの帰還」絶版になってたのか。
ついこのあいだまで本屋にならんでた印象が
ここ10年は確実に書店に並んでなかったぞ。
まさか、君はウラシマ効果で・・・・
SFファンにはよくあること
855 :
でへ:2006/05/20(土) 08:29:11
843を書いている時点では、完全に思い入れ状態です。
少なくとも5年以上は再読していない。
以後ネタバレ
もう少し思い出してみると、作中にベトリゼーションなる、人間の暴力性を
なくす手段が出てきますが、新たなテクノロジーによって人間性を変える
と言う点では、最近読んだ短遍集、「グリュフォンの卵」の中の話や、
「フェアリィ・ランド」などにも共通する。
最もレムはそれだけではなくて、浦島効果によって未来に帰った宇宙飛行士が
体験した、人間性とテクノロジーの変容による隔絶感を書いていてそれが良かった。
古くからあるディストピア物の一種でもありましたが、、、
東京、、、のところは私の妄想かもしれない、スマソ
ただ、この本を読んだ3年後に、おのぼりさんとなった田舎モノの私には
あのイメージって東京的だなあ、、と思ったのは確か、
今はSUICAなどがあり、そんなイメージは薄れてきているかもしれない
で、普通ならここで点数を書くw
「東京」はタルコフスキーじゃないかな。
タルコフスキーは、東京を未来の都市のイメージとして、
惑星ソラリスの冒頭のシーンで用いている。
なんでも、大阪万博の景色を撮りたかったのが、入国の事情で出来ず、あんなことになったらしい―と、タルコのスレにあった。
それにしても、またぞろ、映画版ソラリスかぁ・・・・
映画はオーディエンスが多いジャンルだから、なにかと話題に上るのは仕方ないか…と、大森風にボヤク。
レムとつながりのある作家で、他の人を思いつかないな。
作家てのは広い意味ね。芸術家と言ってもいいけど。
誰かいる?
>>860 ロッテンシュタイナーは作家じゃないしねえ
アメリカでSF作家(ryを除名されたときに、脱退した作家も面識あったわけじゃなし。
やっぱりユダであるディックかw?
862 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/20(土) 23:23:47
≫860
ソフィスト→ヴォルテ―ル→レム 。
と、粋がって書いてみたけど、個人的感触からするとスウィフトが近いと思う。
あらゆるものを引っくり返して、引っくり返して、また、引っくり返して観る目(アア、表現力な―)。
奇をてらって、ジャック・ロンドンも。
「白い牙」はファーストコンタクトものの白眉とも言えないかな?
ロンドンは当時の政治思潮(社会主義かな)を原動力に小説を書き、レムは科学を原動力に活力ある小説を書いた。
共に不純な物を含むからこそ《小説》の本道を歩んでる。
863 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/21(日) 00:33:44
思いきり勘違いでした…
つながりって、顔見知り お仲間ってことか。
知らないなあ。
そう言えば、以前、大江健三郎とストルガツキ―の対談をNHKでしてたのを見て、レムとして欲しかったなあと思ったことあるな。
アンジェイ・ワイダあたりと関連がないかと思い
調べてみたが、あまり無いみたい。
『天の声』を、アメリカに出張に行っている同僚に目を通してもらった…(レム)
同僚て、多分だけど詩人の…名前忘れた…詳しい方よろしく。
867 :
864:2006/05/21(日) 11:51:00
>>866 それは検索して出てきたが、
それ程のものとも思わなかった。
>>841 入手はともかく、読むだけなら図書館行けばいいでしょ。
をいらの地元の図書館でも普通に借りられるよ>ピルクス物語
自分はどれだけ図書館の借りっぱにしてもらっちまおうかと思ったことか>ピクルス
>>868 >>841 > ちなみにネット検索、図書館、全て調べつくしましたが
というのは、モノ自体が見つからないという意味で書いてるのでしょう
871 :
868:2006/05/22(月) 10:27:02
そうなのか?。
をいらは愛知県民なのだが、ざっと検索しただけでも6つの図書館で見つかったんだが、
どこの人なんだろ。
(ちなみに名古屋市図書館なんて貸し出し対象者が県内在住・在勤・在学だから、
相当に範囲がひろいぞ)
図書館の相互貸し出しって制度があるから頼んでみるといいよ。
県外からの取り寄せとかも可能。
《非モデュラの群がるサイバネの野の果てを》
コンピュータ化したシェークスピア?
半年レムってろという言葉は、いったい何を意味するのか
白楽電の詩でも吟じてろってことさ。
876 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/27(土) 23:13:50
次号SFマガジン、レム特集。
レムとロッテンシュタイナーの確執てなんですか?
レムは彼のことを盟友、ロッテンシュタイナーにとって、レムは飯のたねの筈だし・・・?
>>877 >それから今回はたぶんコミケ以外では売らないと思う
>氏がロッテンシュタイナーに向って、しきりに「あなた、あなた」というのもなにやらあやしげではある。
…明日はどっちだ
ま、
>>876の「確執」いうのも、
要は痴情のもつれだったいうことやね。
米原万里さんが亡くなってしまった。
米原万里ってレムと関係あるの?
知らない。東欧だから書いてみた。
ロシアでゲイパレードにネオナチ乱入そして警官隊突入だって。
ユーモアがないから戦争に走るんだよな。メグライアンが言ってたぞ。
>>884 お祭り騒ぎだな。
もうさ、こうゆう種類の裸祭りを毎年一回すればいいんだよ。
真冬に。
>>885 そういうノリはヴォネガットとかエリスンとかラッカーのものであって
レムのノリとは違うだろう
レム乗りというと、やはり大気中に幻覚剤まぜて
みんなでハッピーハッピーだな。
> ユーモアがないから戦争に走るんだよな。
つ「不思議惑星キン・ザ・ザ」
映画だけどね。ていうか、世界で一番戦争に走ってるのはアメリカでねか?
どこでもやってるよ。 でも冗談の通じないお国柄のほうがたしかに危険だわな。
クー?
クー!
懐かし映画板の惑星ソラリススレで
寒いからロシア人は笑わないと書いてる人がいるんだけど。
そもそもロシア人じゃないしあの映画。
いやロシア人でいいのか原作とは別物だから。
映画板でやれ。
そらそうだな。しっけいしっけい
おっけいおっけい
「砂漠の惑星」新装版出てるね。
新解説は意外に(ってのもなんだけど)解説としてしっかりしている。
あと、戦車は今だと「サイクロプス」と訳した方が分かり易かったんじゃないかなあ。
ちょっと関係ないけど、今上映している映画「ココシリ」に出てくるチベットの風景は、この
小説の映像化に使えそうだった。
役者は空気薄すぎて嫌がるだろうけどw
なんかしっくり来ない文章だなあ。
「人間感覚」?
なぜ“人間”がくっついてるの?
「無駄な事しか語っていない」?
〈徒労の学問〉を解りやすくアレンジした?
「無責任な懐深さ」?
これも〈詩的発想の自由〉の言い替えのつもり?
今のSF読者(中高校生かな)に合わせて、書いているんだろうけど、なんか、良心的な文章じゃない気がする…というか…無理に解りやすくしている気がする。
出版社がこういうのを求めるのかな、と邪推する。いい所も沢山あるけど。
899 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/11(日) 12:29:46
誤爆乙。
そういえば「マインズ・アイ」て本に短編が幾つか
収録されてるらしいけど、面白かった?
結構大著っぽいんで目下購入検討中。
『マインズ・アイ』という本自体はおもしろいので買って損はしないと
思うけど、レム目当てで買うとがっかりするかも。英語版からの重訳だし。
特にトルル&クラパウチュスは早川の訳が名訳だけに、それを先に
読んでると『マインズ・アイ』の訳は違和感ありあり。(´・ω・`)
>>901 収録作品で他の邦訳単行本に収録されていない作品てあるの?
重訳は萎えー。
重役じゃあかん。
社長を出せ
いま、「宇宙創世記ロボットの旅」を読み返しているのだが、
これは超絶訳だと改めて感じるよな
たしかに。翻訳打ち明け話がよみたいでござるよ。
レムとル・グィンは認めあってたんだな。
ブギーポップのファンが押し寄せて大盛況ですかね
>>907 唐突になんだ?
『闇の左手』で言い合いしてたのは覚えてるんだけど
昔のSF論争でレム側に付いたのがル・グィンだったんだっけ?うろ覚えだが
「夜の言葉」かあ。
あれまだ手に入るんかな?
岩波から出たばっかりだけど、
別にレムのことを詳しく書いているわけではないのです。
ル・グィンたんはツンデレだからな。
レムが好きでもそっけなくしか書けんのじゃろ
それはレムの話じゃろう。
ルグィンはフェミニストなんだから
フェミニストなんつーのは大体ツンデレなもんよw
まあ、レムがツンデレいうのも、それはそれでくるものがあるが。
レムは絶対ツンデレだい
奥さんはどんな人だったんだろう
921 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/06/16(金) 00:26:23
ル・グィンは貴腐人だろ。ユーロ最強の801ジェネレーター完備な。
USA代表腐女子アン・ライスと戦ったらどちらが強いかな?
ル=グインという名前も、世界最長の腐れヤオイ小説に由来するんでしょ?
結局『フィアスコ(大失敗)』って今月出るんでしょうか? 国書時間?
>>924 国書時間は定められた発売日に、前後2年のはばを(ry
出版スケジュール自体がフィアスコ。
もはや国書の刊行スケジュールがいかに遅延しようが何も感じなくなった。(´・ω・`)
「未来の文学」は割と順調に出とるけどな。
>>925 酷暑観測日誌では、
前後の「前」は、残念ながら報告されていない。
酷暑時間は定められた刊行日から
2年ていど「後」を目安とされ、
最大15年(『フリアとシナリオライター』時間)
時空が間延びされることが観測されている。
それ以上、遅延された場合
>>926にあるとおり、
出版スケジュールはフィアスコとされ、
宇宙の藻屑と消え去る。
SFマガジン来月号はレム特集のようじゃが、それに合わせて品切文庫の
復刊とはせんのかのお???
「砂漠の惑星」でもう一杯一杯>早川ちゃん
下手に出したら売れ行きがフィアスコになるからのお・・・
泰平ヨンの3冊だせばゼッタイ売れるよ。
現場検証なんか文庫なのにヤフオクで1万くらいついてるからね。
ついでに「未来学会議」も文庫化して四冊セットにしてほすいのお。
プレミアついてる=売れるってわけじゃないだろ。
ヤフオクなんて極端な話、マニアが二人いれば値段は上がるわけだし。
マニアが二人しかいなかったら3回目に出品された時には値が下がるよ。
欲しい人が沢山いるから、いつまでたっても値が下がらないんだよ。
数千人なら、たくさんとは言わんだろう、商業的には。
ハヤカワSF文庫の再版はもともと数千くらいしか刷らんよ。
潜在的購買者がそれくらいなら十分ペイする。
数千も刷ってたまるか! 初版が大体そのくらい、
再版はいいとこ千ぢゃ!
早川くんの中の人じゃー
前にこのスレでどれぐらい集めたかという話になった時も
あとは集英社が残ってるだけって人が多かったような
まあ、欲しい人の半分ぐらいはもう古本で手に入れたんじゃないのか
ヤフオクの入札履歴見ても毎回似たようなメンバーが競ってたような・・・
そのメンバーでいつも負けてるのがワシじゃぁぁ
頼むよ・・ハヤカワ・・クスン
レムがなくなったことで、再版の期待があるからじゃないの。
再版されるなら、馬鹿高い古本など要らないからね。
亡くならないと再版されないってのも悲しい話だが。
つか、たいてい終了五分前に大バトルになるw
この前、某おもちゃで初めて入札してみたんだけれど、
それまで500円ずつ2名で吊り上げてたのが自分の入札でピタっと止まったので
これはソフ○ップのヤラセだなと思って、放棄した。
後日も同じことしてたみたいだ。
5000円はいくらなんでも高いがな。
そんな金出すくらいなら図書館行って読むがな。
文庫は1000円くらい、単行本は2000円くらいまでで手に入れたいなぁ…
参考:ここ1〜2年のYAHOO落札価格
ロボット物語 1200円〜1800円くらい
泰平ヨンの航星日記 1100円〜2100円くらい
泰平ヨンの回想記 3500円〜6000円くらい
泰平ヨンの現場検証 5000円〜13000円くらい
すばらしきレムの世界1 1500円〜1700円くらい
すばらしきレムの世界2 5000円〜5800円くらい
宇宙飛行士ピルクス物語 1700円〜3400円くらい
浴槽で発見された日記(サンリオ) 5000円〜7800円くらい
浴槽で発見された日記(集英社) 5000円〜15000円くらい
レムの宇宙カタログ 7000円くらい
泰平ヨンの未来学会議 50000円くらい
・゚・(ノД`)・゚・。 プアーな俺…
>>943 ヤホーオークションはクレジットカードなどというサラ金に手を出さないと
参加できなくなったので欲しくても手がでないのだ。
ヤフオクは銀行振込でも参加できるぞ
ご、ご、ご万〜!
ほんまかぁ?
ぜ〜たい、再販するな〜あ!!!
交通費が往復で千円近くかかるがな
歩け
つ自転車
今から走れば次のワールドカップに間に合うかもしれない
うちの地元の図書館にはレムなんてほとんど置いてないお( ^ω^)
地方都市はこれだから泣きたくなるお( ^ω^)
リクエストせんの?
>>960 手に入らないのは
>>948で出てるような品切れ中のものがほとんどだからね。
うちの田舎は全般的に物資が欠乏してるけど、なかでも図書館の荒廃ぶりが一番こたえる。
市の公共施設にムージルの『特性のない男』すら置いてないってどういうことよ。(´・ω・`)
>>961 それはどうかなあ。
ムージルをリクエストする人はそうはないだろうから、県立レベルで置いとけば実際レベルではいいんじゃないか?
最近書き込みが多いのお。なんでかのお?
それはそうと、こないだ神保町の三省堂行ったら、一階にレムコーナーがあったがな。
それはそれでめでたいことやが、
「ソラリス」のPOPを大森望が書いてたがな。
一気に萎えたがな。
でも巽孝之が書くよりはマシとかもと思ったがな。
>>952 うひゃー懐かしい表紙だなー。厨房の頃に近所の図書館で借りて読んだ
初めてのレムの本だよ。当時、ビーグル号とか読んで興奮してた俺様は
欧米のSFとの角度の違いに驚いたもんだ。もういちど読みたいかモナー
「航星日記」と「現場検証」もっているから
「泰平ヨンの回想記」買えば3冊揃うのに
6000円では買う気おこらねえ。
回想記なら500円くらいで転がってることもあるよ。
未来学会議は見たことさえない!
いやだから、「図書館にもねえ!」という話の流れなんですがw
持っている女性を彼女にする
かなり年上な予感
レムだってかなり年上だ
フォローになってへんがなw
ところで、980踏んだ奴は次スレを立ててほしいがな。
>持っている女性を彼女にする
もう夢を見るのに疲れたよ…
サッカーも…なにもかも…orz
>>975 カミオカンデにでも篭って、ニュートリノ放射に乗せられたメッセージでも解読してろ
解読できへん。
むりやり解読したら変なもんが出てきたがな。
「天の声」やがな。