1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
やあ (´・ω・`)
ようこそ、ハヤカワハウスへ。
この銀背はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、このスレタイを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「SOW」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレを立てたんだ。
じゃあ、注文を聞こうか。
妹はどこ?
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/23(火) 13:22:00
妹さんを下さい!
お前のようなどこの馬の骨とも知れない奴に俺の大事な妹がやれるか!
カエルのしょんべんでツラあらって出直してこい!
写真うp
つーか銀背飲むなよ。
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、SFが読みたいよ。」
飛行機どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「SFか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「……ノヴァヤ・ロジーナに戻ってきた南郷少佐が読みたいよ。」
ちょwwwwwおまwwwwwww無理wwwwwwwwww
そもそもハヤカワハウスってなんだよ
しまった、改変しくった orz
28点
>>1はもう少しひねってスレ立てするように
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/23(火) 16:59:56
あめゆきとてきて、けんじゃ
ああこれは主が私にお与えくださった「いとこ萌え」伝道の地なのか!?
>>7 あ、そう。おもしろいレスだね君才能あるよ。
ところでお前ら駒大苫小牧の暴行騒ぎどう思うよ?
まぁ後輩殴って何か満足したような、指導してやったような気分になる人間にゃ
自業自得因果応報って感じだけどな。
でも実際は体育会系なんてどこもそんなもんだろ。
殴らずに躾ける方が難しいわけだけど、そんなことの出来る脳味噌のある奴は
ほとんど居ないから、どいつもこいつも安易に殴る。
朝から晩まで練習詰めの閉鎖的な社会にどっぷり漬かって
「皆やってるからいいじゃん」程度の認識まで倫理感も鈍ってる。
指導する大人も同じような世間の常識が読めない人間ばっかり。
現場の大半は「何でこんなに問題になるの!?」と思ってる。
「人が人を殴る」「大人が子供を殴る」ことがどう見られるか空気読まなきゃ。
野球部のキャプテンなんてその部の中じゃ神様みたいなもんだろうが
実際世の中じゃ「人を殴っていい」程の特権を与えられた地位じゃない。
それこそ動物園のボス猿と同程度。
猿が人を殴れば、罰を受ける。
それがもしTVで人気のタレント猿だったりしたら大問題。
それと同じ理屈で今回の騒ぎになったんだと思う。
評判につられて3巻全部読んだが、ひどい出来だな。
文章が稚拙+誤字が多い
エロシーンが現実的にありえない、作者の妄想入りすぎ
感動するはずのシーンが狙いすぎてて泣けない
AIDS、援交、ドラッグの描写で若者たちに警鐘を鳴らしているつもりだろうが、全然説得力がない
犬がいいように使われてる、便利な小道具扱い 人語理解しすぎ 警察犬でもそんなに賢くない
援助交際、ドラッグ、AIDS、密売、ヤクザ、ヘルス、ホームレス老人、一家四人で無理心中、保健所、動物虐待、ヤミ金。
とまぁこれだけ現代の闇を描いている小説なのだが、どいつもこいつも、描写が小説染み過ぎてて訴えるものが全く無い。
更に、欲張りすぎ感もある。無理して描こうとしすぎて、全部中途半端に終わってる。
悲しいかな、これが腕の見せ所の筈が、転じて汚点になってしまった。
キャラ設定には現実感を少しは感じたが、やはり違和感は否めない。
レイナが最後に働いていた店。割と主要キャラのはずの店長、結婚しても名は「店長」のまま。
結局最後まで「店長」だった。手抜きか?
義之のEp2〜3。眼力で何でもかんでも片付けすぎ。手抜きか?
喧嘩の腕を養う場所も、筋力を養う場所も機会も無かった筈が、なんだあの喧嘩の強さは。
あと、3枚目系キャラをすぐ殺しすぎ。悲劇っぽくしたかったかどうか知らないが、
後味の悪さだけが残る。いわゆる「ご都合主義」の払拭の効果が全く無い、何故ならば他所でご都合主義連発だからだ。
やっぱりこの作者、腕は世間で言われる「ヒット作品」の著者には遠く及ばないんじゃなかろうか。
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/23(火) 20:43:52
>>14が何についてのコメントなのか気になって仕方ありません。
落語の演題にここの1と同じ失敗するやつあったよな。
時蕎麦だったっけ。
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/23(火) 21:00:06
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、SFが読みたいよ。」
SFどころか、この1年外にだって出られていないのに。
「SFか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「……地球に帰り着いて、サイクランの本拠を叩き潰すデュマレストが読みたいよ。」
ちょwwwwwおまwwwwwww無理wwwwwwwwww
>>15 「ディープ・ラブ」なる若者に大人気の小説。
>>18 サンクス。
Amazonレビューでは散々な評価だね。
20 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/23(火) 21:23:25
ネオソヴィエト様式の大広間には妹の苦しそうな吐息と量子計のビープ音だけが響いている。
妹の白い存在域は時折苦しげに輪郭をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、ホサカの医師団がさじを投げたフラットライナーには見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだヤノ=フェンディ未発現体じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が中空にホロヴィジを透写した。
「……なんだ?」
「わたし、正統派サイバーパンクが読みたいよ。」
正統派サイバーパンクどころか、この数年ラノベにすら媚びまくりなのに。
「正統派サイバーパンクか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹のホロヴィジは、儚げに笑ってこう答えた。
「……ジョン・コートネイ・グリムウッドのアラベスク三部作が読みたいよ。装幀は岩郷重力で」
ちょwwwwwおまwwwwwww今のハヤカワじゃ無理wwwwwwwwww
>>18 ベルカ、吠えないのか
だとばっかり思ってたよ・
誰か春樹文体で「古川日出男のSFが読みたいよ」を頼む
病室には心拍計の苦しそうな吐息と妹の電子音だけが響いている。
ちょwwwwwおまwwwwwww
心拍計に萌え萌え
冒涜的な病室にはおぞましくも苦しげな吐息と名状しがたい心拍計の電子音だけが響いている。
トンネルを抜けると妹の病室だった
我輩は妹である。名前はまだない。
主は言われた。「わたしは彼のために妹を作ろう」
妹よ、君を泣く
君死にたまふことなかれ
ふるいけや いもうととびこむ みずのおと
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「莫迦め」
「……!?」
「莫迦め、ラヴマンは死んだわ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
手記はここで途切れている
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「おにいちゃん、僕、弟なんだけど。」
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/24(水) 11:54:20
>>1 N速以外の漏れの立ち回り先にバーボンスレを立てるな
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/24(水) 17:34:02
バーボンばっかりださないでテキーラだせ
36 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/24(水) 19:56:20
他のバーボン系のスレに比べると明らかにレベルが低いな
>>32 うわおもしろいレス爆笑したよ君綾小路きみまろ?
ところでお前らガンダムSEEDどうよ、ガンダムSEED。
俺は見てない。
13話くらいまで見て「あ、これは俺は見なくていい作品だ」と思ったから。
ガンダムってのはムーブメントだから作品個別の出来なんてホントはどうでもいいんだよね。
ファーストだけが輝いてればそれでいいし、日本エンターテイメント史上において
ファーストが輝いてるのは事実だから議論の必要もない。
ただ俺が見た限りではSEEDは着想はよかったと思う。
でも演出と脚本が平均レベルよりかなり低いね。7,8年前のエロゲアニメ並。10点。
作画は・・・まぁ頑張ってるほうでしょう。50点。
美少年美少女をフューチャーすること自体は全然OK。商売だからね。
それに頼らず中身のある作品を作ればいい。でも出来てないよね。
一応オタだからネタ的な部分は抑えてるけどさ。
ガンダムはオタのエスペラントだし。
でもそういうのってもう作品見なくてもネットで補完できる時代なんだよね。
そういうの総合すると「見る価値のある映像じゃない」ってこと。
うわ(略)
改変コピペにレスつけるのもなんだが、
シード見切るのに13話かけるのは素人
>>39 コピペじゃないよ、マジで俺が書いたよ。
・・・まぁもしコピペなら君はコピペにレスしちゃったアレな人だし
コピペじゃないならもっとアレな人だけどね。
つまりアレだよ。
君みたいな「負けたレス」を書くのは「負けてる人間」ってこと。
シーユー。
いいガンダムはファーストだけ残りはみなパチもの
禿が監督しててもパチもの
お兄ちゃん、ガンダムはいいからSFの話をしてよ
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、SFが読みたいよ。」
飛行機どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「SFか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「……ガンダム」
ちょwwwwwおまwwwwwwwそれSFちがっwwwwwwwwww
何でお兄ちゃんなんだ?
お姉ちゃんかもしれないだろ?
>>43 うわぁすごいやゾルモラスティックだね。湖上に咲く一輪の米って感じ。
ところで4コマ漫画ってさー、なんで4コマなわけ?
そういう括りは芸術表現の幅を狭めるだろ。
4コマっていう既成の枠にとらわれずに
俺は7コマで描くぜっていういしいひさいちは居ないわけ?
それが自由ってもんじゃないの?
お前ら憲法知ってるの?
人間は何をやっても自由なんだよ?
ただしアジア諸国に対する反省は忘れるべきじゃないけど。
>>43 この前、君の妹がアツシと一緒にホテル入って行く所見たよ。
アツシはブクロ一のイケメン(一般人)で超有名人。
とりあえずアツシを語るならこの書き込みはコピペしとかんとな。
--
00:00 指マン地獄開始。
00:05 妹潮吹き1発目&休みなしに指マン継続。
00:10 妹潮吹き2発目&休みなしに指マン継続。
00:15 妹潮吹き3発目&失神。失神しない場合はするまで継続。
髪を引っ張って叩き起こす。
00:20 イルマチオ開始。妹泣きまくり。
00:50 イルマチオ終了&口内発射&ゴックン&失神。
髪を引っ張って叩き起こす。
00:55 立ちバック地獄開始。妹イキまくり。
01:55 中出し&休みなしに立ちバック継続。妹イキまくり。
05:55 立ちバック地獄終了。妹ピクリとも動けない・・・
妹ベッドに投げ捨てられる。
06:00 バックからのパロスペシャル(?)地獄開始。妹イキまくり。
09:00 パロスペシャル地獄終了。妹全身ケイレン。
09:30 ケイレンしたままの妹にとどめの中出し。
なんか大げさじゃなくこんな感じらしい。
アツシは女を玩具としか考えてないから飽きたらすぐ捨てる。
その頃にはアツシの巨根で女のアソコは使い物にならなくなってる。
これまでヤッタ女は香里奈、大久保麻梨子、榮倉奈々、鈴木えみ、徳澤直子
山本梓、相澤仁美、杏さゆり、市川由衣、池端忍、水谷さくら他多数
どうせラテン風に表記するなら
tおよび長母音にも配慮して
「イルマティオー」と表記すべき
シーユー
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sakud/1124798747/l50 1 名前:ああ 投稿日:2005/08/23(火) 21:05:47 HOST:FLA1Aay009.chb.mesh.ad.jp
やあ (´・ω・`)
ようこそ、ハヤカワハウスへ。
この銀背はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
(中略)
○○と書けば、その呪いは解けるんだ
----------
みたいな事を書いて、例えばちんちんみてまんまんおっき、とか
同じ事を繰り返し書き込ませている、ムダなスレッドを削除人はどう考えますか??
1000ゲットとか、またお前は騙されたワケだがスレとか、よりも重大なサーバ資源のムダです。
FLA1Aay009.chb.mesh.ad.jpの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、
それ以外は至って静穏なものだ。
とても、医者がさじを投げた FLA1Aay009.chb.mesh.ad.jpには見えない。
>43
ソノラマから出たガンダム(後に角川で再販)はSFだったよ。
そう、まるでスターゲイトを思わせるような...
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/06(火) 01:07:54
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、飛行機が見たいよ。」
飛行機どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「飛行機か。……どんなのが見たいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「……日本の空を守る戦闘妖精雪風が見たいよ。」
ちょwwwwwおまwwwwww俺も見てぇwwwwwwwwww
日本なんか守ったらそれは雪風じゃない。
>>43 >>50 うむ、たしかに、ビームサーベルはフェンシングの剣のように「突き」で使う
という描写は、光線剣の用法としてはまったく正解だった。
つうか、SWにしろ何にしろ、なんで光線剣で「斬る」んだよ。
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、SFが読みたいよ。」
飛行機どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「SFか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「高飛びレイクの第二巻が読みたいよ」
ちょwwwwwおまwwwwwww無理w??
(前略)
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、SFが読みたいよ。」
飛行機どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「SFか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「ペリー・ローダンが全部読みたいよ」
ちょwwwwwおまwwwwwww長生きするぞw??
…その「飛行機どころか」ってのを、話の筋と関係なく入れるのが
様式美なのか?
いや、「読まずにコピペ」というレトリックだ。
58 :
7:2005/09/13(火) 02:17:48
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/21(水) 02:50:18
病室にはハヤカワの苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
ハヤカワの白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、銀行がさじを投げたハヤカワには見えない。
なんで、俺じゃなくてハヤカワなんだ。まだ60周年じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、ハヤカワが静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、SFを出したいよ。」
SFどころか、この1年新刊自体出せていないのに。
「SFか。……どんなのが出したいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだハヤカワは、儚げに笑ってこう答えた。
「……じゃあ、まずSFの定義からはじめようか」
ちょwwwwwおまwwwwwww学習しろwwwwwwwwww
ネオソヴィエト様式の大広間には妹の苦しそうな吐息と量子計のビープ音だけが響いている。
妹の白い存在域は時折苦しげに輪郭をゆがめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、ホサカの医師団がさじを投げたフラットライナーには見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだヤノ=フェンディ未発現体じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が中空にホロヴィジを透写した。
「……なんだ?」
「わたし、新人文学賞を受賞して作家デビューしたいよ。」
作家デビューどころか、この数年キーボードすら打てない程身体が弱ってるのに。
「新人文学賞か。……どの賞に応募する気だ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹のホロヴィジは、儚げに笑ってこう答えた。
「……小松左京賞を史上最年少で受賞したいな。学園物のジュブナイルSFで」
ちょwwwwwおまwwwwwww文藝賞かこのミス大賞でも狙ってろwwwwwwwwww
「SFって、そんなことどこで習ったんだ!」
「だってトモダチがみんな。ネットでも評判だし」
「そんなもの、アバズレた女の読むものだ」
「……でも、シゲルくんが」
「よ、読めって言ったのかっ?」
「そんなの知ってるかって。
トモコも、読んだことないと遅れてるって」
「おまえ、読んでみたいのか」
「……う、うん」
ゴクリ
「どんな、ものでも?」
「どんなのでもいいってわけじゃないけど。
コワいのは、ヤだな」
「そうか…なら仕方がないな」
俺はちょうどその時読み進めていた、ハインラインの「落日の彼方に向けて」下巻を取り出した。
「118ページから一緒に読んでいこうか…まずはおまえからだぞ」
「うん」
妹は初めてSFを読むことへの期待で微熱の頬をさらに赤らめ、
文章の一言一言を大切に味わうかのように口にした…
「入って……母さん」
わたしはドアを開いた。明りはついてなかったが、月の光があり、
わたしの目には充分の明るさだった。
二人は一緒にベッドに入っており、シーツを引きよせていた。
ドナルドはたくましい右腕を妹にまわして、すべての危険から彼女を守り、
同時にかれはただそこで市電を待っているだけで、
彼女がまったくそこにいないようなふりを懸命にしていた―
―わたしの心は、かれを愛しく思うだけだった。
「お、お兄ちゃん!これって…」
妹が、彼女に出来る限りのかすれた声でうめいた…
>>62 へぇおもしろいね君ネタの天才すごいすごい
じゃあ、今から俺があずまんがとぱにぽにの共通点言いマーズ(火星)。
・男女共学の高校が舞台の学園コメディ。
・天才ちびっこが主役ポジション。
・ショートボブでウザいくらいの元気娘。
・眼鏡でロングヘアーの突っ込み役。
・下の名前が不明で一人だけ「さん」付けで呼ばれる寡黙キャラ。
・ちびっこの飼ってる動物マスコットキャラ。
・得体の知れないネコ。
64 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/08(日) 14:42:38
・酒好きでやる気のない女教師
・チビッこが車の助手席で心に傷を(アニメのみ)
「今日もSF持ってきてやったぞ。」
俺は夢枕獏の「上弦の月を喰べる獅子」上巻を取り出した。
「この本はな、日本SF大賞っていう、偉いSF作家さんたちがくれる賞と、
星雲賞っていう、SFが大好きな人たちが選ぶ賞の両方を取った、すごい本なんだ。
こんどはお兄ちゃんが、408ページから読んでやるから、ちゃんと聞いてるんだぞ。」
「うん、ありがとう。お兄ちゃん」
妹が、いつも本を読んでもらう時するように、俺の腕へ細く柔らかな体を巻きつけると、
朝の爽やかな匂いがする寝巻きを通して、彼女の滑らかな肌のぬくもりが伝わってきた。
「やめて」
シェラは言った。
しかし、ダモンの力の方が強い。
座ったまま、ダモンはシェラを抱き寄せ、そのまま繋がった。
最初は抵抗していたシェラの身体が、すぐに反応してゆく。
反応すれば、シェラの肉体は、奔放であった。
それはアシュヴィンがよく知っている。
アシュビンの眼の前で、あに、いもうとが、肉がひとつに結ばれている。
「これを、おまえに見せたかったのだ」
ダモンが言った。
「おれは、何度も見た。おまえと、シェラがこうやっている姿をな。
おれはそれを何度も見たのだ。こんどは、おまえが見る番だ」
「お、お兄ちゃん!やっぱりこういうのがSFなんだね…」
堪らなくなったのか、彼女は俺の肩に顔をうずめた。
「…おまえ、こういう本は嫌いか?」
妹は、その潤んだ瞳が俺の視線に捕らえられると、甘えるような声で小さく囁いた。
「わ…わたしも、お兄ちゃんが読んでくれるSF大好きだよ。
でももうちょっと…お兄ちゃんに、ゆっくり読んで欲しいだけだもん…」
66 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/28(火) 09:20:05
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/01(水) 02:01:10
ジブリ米現地法人事務所にはルグィン婆さんの腹立たしそうな鼻息と鈴Pのカン高い声だけが響いている。
パヤオのにやけ顔は時折不思議げに眉をひそめるが、それ以外は至って静穏なものだ。
とても、原作者が精魂こめて書きあげた『ゲド戦記』のアニメ版製作会議には見えない。
なんで、俺じゃなくて息子なんだ。まだ新人じゃないか。あんまりだ。
「ミスター・ミヤザキ・・・」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない鈴Pの長口舌が終わる前に、ルグィン婆さんが静に口を開いた。
「……なんです?」
「わたし、あなたが『ゲド』をやるんだと聞いてましたけど!?」
『ゲド』どころか、この数年筋もへったくれもない、鈴P宣伝による動員数だけが取り柄の駄作しか作れていないのに。
「もうジブリは辞める。(鈴Pに向かって)なんでルグィンは怒ってるんだ?」
「えっとですね。」
ちょっと考え込んだ鈴木Pは、儚げに笑ってこう答えた。
「……今度こそはアカデミー賞を取れるのか、と言っているみたいです」
ageてみるね
「ねぇ…わたしお兄ちゃんとしたいことがあるの…」
妹は、見舞いに来た俺が彼女の脇に腰をかけ、肩をそっと抱き寄せるなりためらいがちに懇願してきた。
「なんだ?なんでも言ってみろ」
妹はしばらく俺の顔を見つめていると、その小さな手のひらを俺の背中から白い枕の下へと滑り込ませ
一冊の本を取り出した。
「お兄ちゃんと、ポール・アンダースン『折れた魔剣』360ページからをやりたいの」
そう言うと、彼女は俺の腕の中から脱け出してベッドの端へと身体を移した。
「そうか…なら仕方がないな」
いつもと違う妹の様子に一抹の不安を感じながらも、俺はその願いを叶えてやることにした。
「いって。いますぐに。二度とこないで」
「しかし―」
「出て行って」「それ以上近づくと、これで刺します」
妹は寝巻きの懐から果物ナイフをとりだすと、カバーを外し俺の方へと刃を向けた。
「願うところだ」
(いつの間に…)
見舞いの籠に目を走らせながらも、少しずつにじり寄っていく俺を見た妹は、
その鋭い切先を、寝巻きから覗く白く透き通るような肌にあてた。
「そうしなければならないなら、わたしは自分で自分の命をたつつもりです」
「わたしにさわってごらんなさい、人殺し。けものかエルフのように自分の妹と寝ようとする異教徒。
わたしにさわれば、この短剣をわたしの胸につき刺します。
神は、大きな罪を逃れるために小さな罪をおかすわたしをお許しくださるでしょう」
構わず俺が妹のからだに手を触れようとした時、俺はナイフを掴む彼女の両手が震えていることに気が付いた。
彼女の呼吸は乱れ、桃色に上気した胸が大きく上下し始めている。
そして妹の瞳を覗きこんだ俺は、そこにまぎれもない真剣な眼差しを見出した。
俺の背筋に冷たいものが走り、突然、体中から冷たい汗が流れ始めた…
「お、お…俺が悪かったっツ!!許してくれ!!」
「いままでずっと悪いお兄ちゃんでスマなかった…頼むから…死なないでくれぇ…」
嗚咽を噛み殺し、肩を震わしている俺の体に柔らかな感覚がからみつき、包み込んだ。
「わたしが死ぬわけないでしょ…わたしはいつもお兄ちゃんと一緒だよ」
「ほ…本当か…?」
「本当だよ」
目を開いていくと、滲んだ視界のなかでも妹が微笑んでいるのが感じられた。
妹から伝わる暖かな体温が俺の全てを満たして行った。
「ねぇ、お兄ちゃん。リンゴむいてあげるね。食べるでしょ?」
>>7をはじめとするコピペネタ元のスレから出張してきました。
ここの人って元ネタ出してわかるのかしら・・・?
13 名無し三等兵 sage 2005/06/09(木) 14:18:06 ID:???
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、飛行機が見たいよ。」
飛行機どころか、この1年外にだって出られていないのに。
「飛行機か。……どんなのが見たいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「……F-108レイピアに護衛されて飛ぶXB-70ヴァルキリーが見たいよ。」
ちょwwwwwおまwwwwwww無理wwwwwwwwww
元ネタどころか、そのスレの住人だ!
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、エルリックにあいたいよ。」
マンガどころか、この1年外にだって出られていないのに。
「エルリックか。……ちょっとまってろ」
「うん。」
ちょっと考え込んだおれは本屋にいって鋼の錬金術師の全巻セット
を買ってきたが、妹は見向きもしなかった。
「これ違う。あたしのエルリックじゃない……。
あたしのエルリックはマゾでひ弱でなんでも魔剣にたよる香具師なの」
ちょwwwwwおまwwwwwww兄ちゃんもしらんぞマイクル・ムアコックなんざwwwwwwwwww
いや、エルリックっつったら、ムアコック以外いないだろ?
/ ハ. V ,ィfテ女 ヽ八 ヽ ヽ_ ! l |/ |
>>1 l l 〈_∧ { lハ{_f::j:リヾ ` ヽ{`> 爪 l ! |_ | /ヽヽ
| l _ム _ゝへ | V;之_ _ ヽハ ,' / | \| \
| l > '´ ヽ ィ=气 ル / l\/! つ
| l { ー- ―― ヘ , 、 ヽ 〃/i ∧. | | ヽヽ
j八 1 、 __} { ¨ア ,ムイ / ,イ_」 | ヽ_ノ
,r≦三ヘ  ̄ ト、 ` ー ,. イ lV / | l リ よ
/ / ハ _... --‐〈. >‐r< / | j/,/' / j!〃 ゝヽヽ
// / | ハ , イl f ヽ ∧/〃 / /' ノ、_)ヽ
. 〆 / い \ -< }}/ ̄ ̄`ヽ>‐メイ、 / / /
〈 / ∨ 弋ヽ ハ、 -―‐-丶 //丁fヽ ・ ・
>>72 「……F-108レイピアに護衛されて飛ぶXB-70ヴァルキリーが見たいよ。」
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::;;ィ"ッ/ノノノ ゙i:::::::::l
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::/::;ィ:/~ ⌒ノ ノノ l:::::::::l
/ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::/'´ `´ i':::::::::ji
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{;;;;;;;;;;;;;_;;;;;;;::i_,,-‐l ̄ `'t-__' ,,,___-‐- i:::ノ'´
l;;;;;;;;;/ ヽ;;:i i ノ {  ゙̄l
ヽ;;;;;;l i ) V `'‐--─" l、__ ,ノ、
\ヽ ゝゝ , 〉  ̄ }ノ
ヽ\ , /ノ
\ト-i `''‐- 、,,,_ /‐'
l ヽ _  ̄ ノ <いい話じゃないか
l゙ ゙i /
_,l ヽ /
,r'´ .l ,r‐- 、,_`'‐-─-- ,,_,,ィl` >
_ \ l/r'  ̄``'''─--─'´ノ-、
_,,-‐''"´ _,,二ニニ=-、______,,,,,--‐ッ‐' ``‐、,,_
78 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/19(金) 22:04:31
このスレさいこー。続投期待あげ
銀英伝でも読んどけ
岩崎書店のシリーズ
福島正実あたりからどうぞ。
俺の妹は、「ゲートウェイ」シリーズを読んでいた事がある・・・
84 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/22(水) 12:49:30
グインサーガ!!
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/22(水) 12:54:31
やっぱ妹には、新井素子だよね。
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/23(木) 21:33:45
妹にティプトリー読ませたら、
「この男の人、女の気持ちわかってる!」
って言ってました。
姉がオススメの本ある?って聞いてきた。
とりあえず冷たい方程式奨めたんだが、"名前からしてアウト"だそうだ。
>>87 シオドア・スタージョンの「夢みる宝石」でもすすめとけ
『プリズマティカ』とか『時は準宝石の螺旋のように』とか、ロマンチックな題名のをお勧めしろ。
絶版なのはさて置いてだ。
野阿梓でも読ませとけ
小学生の頃、わたしはお姫様に憧れていた。
ある日図書室で「火星の王女」という本を見つけた私はすぐに借りて読んだ。
乙女チックな本でない事は少しだけ残念だったが、スペオペマンセーな小学生が一匹出来上がった。
乙女チックな本など見かけても、プッwwwとしか思わない三十路女になった今、
あの時火星シリーズなんて読まなければ今頃負け犬になんかなってなかったのにね、と
スターキングを片手に遠い目をしてみるのだった。
負け犬になったのは火星シリーズのせいではないと思うが
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/25(土) 19:53:07
ハ…ハックション!!!!!!
「ファンタジーノベルフリークの妹」だと
ワンピースの似合うふわふわ巻き髪のおっとり系巨乳を想像するのに、
「SF小説マニアの妹」だとパッツンおかっぱにTシャツジーパンの貧乳を連想する。
でも「ホラー大好きな妹」だとゴスロリとかではなく、特に特徴のない普通の妹っぽい。
じゃあ姉や弟なら?
>>94さんじゃないけど考えてみた。
「ファンタジーノベルフリークな姉」
メガネかけて、ただ伸ばしただけのロングヘアーで、ブランドものバッグにはファンタジーノベルのやおい本が入っている。
「SF小説マニアの姉」
メガネかけて、ただ伸ばしただけのロングヘアーで、リュックにはSF小説のやおい本が入っている。
「ホラー大好きな姉」
メガネかけて、ただ伸ばしただけのロングヘアーで、トートバッグにはホラーのやおい本が入っている。
「今日の早川さん」でも見てれば?
病室には(略)
「わたし、グインサーガが読みたいよ。」
グインどころか、この1年伊集院大介シリーズだって読めていないのに。
「グインか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「ちゃんと100巻で終わってヤオイも無いグインが読みたいよ」
ちょwwwwwおまwwwwwww歴史改変しないと無理
リアルで妹居て、兄妹ともSFオタです。困ったね。
たまに段ボールで本を送りあってる(遠距離だから)。
例)最近の贈答
俺から送ったものとその感想→
・グッドラック雪風 「読んだけどエリア88みたい。よくわかんね」
・アイヴォリー 「キリンヤガより良かった!!!」
・あなたの人生の物語 「イーガンの方がしっくりくる」
妹から送られたものとその感想
・日本沈没2 「前作の記憶が曖昧すぎ。まだ読んでなくてすまん」
・新人賞メッタ斬り 「大森望の読書量すげえ〜、あと中島梓に喧嘩売って大丈夫なのか」
・ドゥームズデイ・ブック「病気こえー。中世最高。もうちょっとでサトクリフ。あと表紙最悪」
チラ裏ごめん。しかしうちの妹って「きょうの早川さん」みたいだな。三十路ですが。
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
妹の白い顔は時折苦しげに眉をゆがめるが、それ以外は至って静穏
なものだ。
とても、医者がさじを投げた患者には見えない。
なんで、俺じゃなくて妹なんだ。まだ中学生じゃないか。あんまりだ。
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静に口を
開いた。
「……なんだ?」
「わたし、サンリオSF文庫が読みたいよ。」
サンリオSF文庫どころか、ハヤカワのちょっと前の絶版でもなかなか見つからないのに。
「サンリオSF文庫か。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「……熱い太陽、深海魚が読みたいよ。」
ちょwwwwwおまwwwwwww無理wwwwwwwwww
どうして?
兄さんの小遣いじゃ高すぎて無理です。
せめて『不安定な時間』くらいなら買えないこともないんだが
104 :
102:2008/03/19(水) 18:11:21
高騰しているってことですか。当時、サンリオはかなり購入しました。
そんなに希少価値が出てたとは存じませんでした。
SF大百科図鑑 英語版と日本語版
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/06/13(金) 23:33:30
_
r-、' ´ `ヽr-、
ィ7 /l: ハヽハ トヾ 駄スレを沈めることはこの俺が許さん!
'|l |'´_` ´_ `| || 信念に基づいて行動する。
| |´ヒ} ヒ}`! l| それを人は正義と言う。
__ノ゙). 从 l, _'_. |从 今俺が行ってることは、保守ではない。
,_'(_ ノ_ヽ ヾl.> - ,イ;リ 正義という名の粛清だぁ!
{ f:テ} {'f:テ}',/\ヽ--//ヽ
ヽ,r─‐ 、ィ .、、 i l>Y<! i '、 バーニング!
/ iゝ_ノ iヽ /l |l l ',
lンヽ/ムノじ
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/02(土) 13:47:57
今こそ、キャプテン・フューチャーシリーズを!
オマンコスフィアというかオケツスフィアというか、
そうゆうのが出てくるSF小説があったよね。
妹に読ませるならあれがいいよ。あれが。
いいえ、ケフィアです。
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/27(水) 14:29:18
ハインラインのジュブナイル辺りがおすすめかとも思ったけど、
ハインラインはロリっぽいキャラが時々いるんだよなあ。
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/24(金) 15:45:15
>>100 激遅レスですが、素晴らしい妹さんですね。ウチの兄嫁みたいw
結婚前はネコをかぶっていたようですが、結婚後、兄の家に遊びに行った時、
彼女の本棚にはwwwwwwwwwwwww
確認した中では、スタートレックのDVD全作品、ジェイムズ・ブリッシュのスタトレの
小説、宇宙都市シリーズ、サンリオのディックの小説(出版されたものは全部持って
るらしい)、ハヤカワから出版されたディックも購入してる(サンリオとかぶさっている)、
ジョン・バーリイもあった。何故かアシモフとハインラインはなかったことだけは確か。
病室には妹の苦しそうな吐息と心拍計の電子音だけが響いている。
(略)
「お兄ちゃん……」
いつもの祈りとも呪詛ともつかない思いが終わる前に、妹が静かに口を開いた。
「……なんだ?」
「わたし、野田昌宏訳の正統派スペースオペラが読みたいよ。」
野田昌宏どころか、最近じゃわけの分からんトールサイズのスペオペもどきしか手に入りにくいと言うのに。
「大元帥の訳したスペオペか。……どんなのが読みたいんだ?」
「うん。」
ちょっと考え込んだ妹は、儚げに笑ってこう答えた。
「……『宇宙軍団』の続きと《第二銀河系シリーズ》の続きが読みたい。」
ちょwwwwwおまwwwwwww未訳のまま逝去してるから無理wwwwwwwwww
「太陽の女王」号シリーズも三巻以降の邦訳が出てないなあ…
>>113 112の者だけど、あんたは俺かww コピペの筋書き上カットしたがそれは俺も読みたい物の筆頭。
そういや小隅黎も今や故人なんだよなあ…
ところで三巻の"Voodoo Planet"の原文ならProject Gutenbergから無料で落とせるぜ。
俺は数日前それに気付いてDLしたはいいものの数行で力尽きたけど。
115 :
113:2010/07/05(月) 23:43:39
116 :
112:
どういたしまして!