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ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :
相変わらずくだらない本の話題で盛り上がっているSFヲタ乙彼という感がある。
俺は「啓示空間」を買いに行きがてら、途中で気が変わり100円均一台で目に
とまった「古典」を再読してみた。
ロバート・A・ハインライン「宇宙の戦士」 7点
結局、この作品ってSF的要素は、有名なパワード・スーツ等ほんの一部なんだよな。
しかも、科学的解説は不足かつ強引かつトンデモな領域にまで入ってしまっている。
従って、辛口の評価と論考で有名な俺が付けた7点という、荒川静香かスルツカヤを
想起させるような高得点(w は、あくまで「SF」という偏狭な枠にこだわらない
「小説」としての魅力を評価したものである。
(こういったフェアな姿勢は、SFヲタは見習うべきかと思う)
内容的には、ヒロイン不在の「愛と青春の旅だち」という形容が一番ふさわしいかと思う。
思想的な偏向の問題はひとまず置くとすれば、これゆえの男っぽい魅力に溢れているのは
否定出来ない事実である。
懸念されるべき事は、本書を読んだアホなSFヲタが自家製のパワード・スーツ(と称す
るもの)を着込み、
アキバのビッグカメラの屋上から「漏れのパワード・スーツによる降下キター!コレ!」
とか絶叫しながら、飛び降りたりしないかということである。
地上(SFヲタに言わせれば降下地点)に人がいたらどうするつもりなのだろうか?
キチガイめが!