>>211 アニメになった時点で、イラストと言うか、キャラデザが不可分じゃん
ジュブナイルとラノベの違いは
>>1にもあったりするけど、
今や受け取る側としてその差は無いと思うよ。
角川つばさ文庫はなんとなくジュブナイルな気もするけど、
ハルヒやケロロも含まれているし。
青い鳥文庫も既に絵が優先となって久しいし。
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/16(火) 00:08:18
うーん
あくまで個人的な見解だが、と前置きさせてもらったうえで。
ジュブナイルと違ってライトノベルには想像の余地が無い気がする。
ジュブナイルは表紙や挿絵が想像の手助けにこそなれど
固定的なイメージまでは植え付けなかったのに対して、
>>210にも関連してくると思うのだが、ライトノベルは挿絵・表紙でキャラクター像が先にでき
さらに本文で登場人物の容姿や性格が事細かに説明されてしまって、
想像力を育む、という子供向けには大事な点が抜けてしまっているんじゃないかなぁ。
ハインラインの「さまよえる都市宇宙船」は小学生当時のトラウマだぜw
絵本作家涙目ww
ジュブナイルには性の臭いがしなかった
子供向けでありつつも教養小説だった
だから大人になっても読めた
ラノベはとにかく低俗(なものが多い。特に萌え)
奇抜さばかり求めて小説の様式やテーマから崩壊してるし
アニメチックなリアリティのない大げさキャラばっかりで萎える
今でいう「萌え要素」が入ったジュブナイルもあるんじゃないの?
ジュヴナイルは、親が子に読ませたいもの、ないしは読ませて安心なものと言う含みがあったような気がする。
一方ラノベは、子(読者)が、単純に喜ぶかどうかが単純に規準な様な。
だからエロだろうが、グロだろうが平気ではいる。
絵本は、絵自体が芸術だよ。
絵本の絵はイメージを押し付けるのでは無く、イメージを膨らませるための材料だ。
イメージを囲い込むためのラノベの挿絵とは違う。
>>218 何に萌えを感じるかは人それぞれなので
それを言い出したらジュブナイルにも萌え要素がないとは言えないが
あきらかに今のラノベに反乱してるようなあからさまな萌えはないんじゃないの?
反乱×
氾濫○
気付かなかったぜ…
なぞの転校生、ねらわれた学園、まぼろしのペンフレンド、ねじれた町
つくられた明日、地獄の才能、24時間の侵入者、とらえられたスクールバス
消えた町、夕映え作戦、作戦NACL、時をかける少女、すばらしい超能力時代
果てしなき多元宇宙、時間砲計画、続時間砲計画、異次元失踪 などなど、、、
中学校時代、学校の図書館で読み漁りました。
おこずかいを溜めては本を買った記憶が蘇りますw
陳腐になってしまいますが、ジュブナイルには『冒険』という言葉が似合います
ラノベと言われる本は『冒険』ではなく、『荒唐無稽』という言葉が
似合いそうな気がします
これも時代の流れなのでしょうねw
223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/18(火) 23:14:21
222
あーもうノスタルジーだ、その辺のやつは。
今も手元に秋元書房の本が数冊あるが、依光隆の表紙絵と共に、自分の世代
(40代)にとってはもう芸術と思う。今のあまりに独善的で込み入り過ぎたコンセプト
の作品よりもいいんじゃないかな。
NHKで大河タイアップ企画「幕末未来人」やらないかな
うーん・・ねらわれた学園とか七瀬ふたたびとかリメイクされたけど
なんかとっつけなかった。
時をかける少女のアニメは別の意味で受け付けたけど。
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/23(日) 22:26:34
いまさらだが、先日映画「時をかける少女」(原田知世版)DVDで観た。
どうでもいいが、えらく原作から変わっているような気がしたが、それにも
増してあの頃はこんなに古臭いのか(風俗とか時代の雰囲気)、とがっかりした。
自分が当時高2、今から見るとあか抜けない時代。
ただ、高柳良一・尾美としのり・原田知世演じる高校生活はどことなく品があって、
清涼剤にも似たものがあったよ。
ジュブナイルSFとは何か。
それは原田知世の「時をかける少女」である。
すべてはこの一作を生み出すためにあったのだ、と今にして思う。
こういううざいダサいおっさんオタク気どりが終わらせたんだよね
かなり昔やってた主に夕方6時頃のNHKの少年(青春)SFドラマシリーズに使われた原作は、
ほとんど、このカテゴリーにはいる感じ?
>>226 原田知世版の「時をかける少女」は大林宣彦監督の色がつよいですよね
映画館にてオンタイムで観ましたが、その時点でも古臭い感じがしました
>>227 薬師丸ひろ子の「ねらわれた学園」も忘れないで下さいw
(最後のアニメ風な画面造りは何とも言えませんが、、、)
>>223 あの頃のジュブナイルの挿絵を集めた本が出版されたら
ちょっとお高くても買います!
セカイ系とジュヴナイル……
親戚ではあるんだろうなぁ。
普通のリア中が頑張ると世界が救えるのがジュヴナイル
普通のリア中が頑張っても世界は救えないのがセカイ系
古き良きジュヴナイルは教養小説だったと思う
セカイ系ラノベはガキの価値観でガキの欲望丸出しだから気持ち悪い
>>234 普通のリア中が頑張らなくても世界を滅ぼす力を持っているのがセカイ系
じゃないの
普通のリア中の少年と世界を滅ぼす力を持ち少年に惚れる美少女がセカイ系
セカイ系と邪気眼の定義が入り混じってるような希ガス
要するに何も努力しなくても美少女と世界の命運が勝手に向こうからやってきて
自分は何ひとつ変わっちゃいないのに棚ぼたな上に成長した気分にさせてくれる
オナニーストーリーがセカイ系
そんな棚ぼたリア充路線を突っ走っているのに下らない事で
ぐだぐだと悩み鬱思考を並べ立てる、も加えて
何度それで本を壁に投げつけたことか……
ジュブナイルの主人公が些細な悩みや恐れをものともせず
目標に向けて邁進するのは、周囲に格好いい大人がいるからかね
おじいちゃん、おばあちゃんが助けてくれたりするのも好きだ
ジュブナイルの主人公は平凡でも正義感が強くて行動力もあったしな
セカイ系の主人公はどいつもこいつもとりえが「やさしさ」とか言って
ただの優柔不断や情けなさのすり替えでしかない脳なしなのがイラッとする
何故惚れられるのかも尊重されるのかも理解できない
そもそも女にとっての優しさって共感力とか包容力とかなのに
男作者の書くそういう男主人公にはどっちもまるでない
ただただ情けなくてハッキリしなくて反論してこないってだけ
ノーストリリアとかはいいのか?
時かけから、ジュブナイルに興味を持った
何かオススメ教えてほしい
ジュブナイルSFって現代のライトノベルと思っていいのかな?
ラノベとの類似相違については過去レスを読むべし。まだたった246レスしかついてないんだから。
私としてはかなり口当たりの違うものだとは思う。
好みがわからないのでおすすめといわれると困るが、
「宇宙島へ行く少年」クラーク
「ラモックス」ハインライン
はおもしろかった。
このレスをつけるときにふと思い出して
あかね書房「少年少女世界SF文学全集」を検索してみたが、案外ジュヴナイル向けに
書かれた作品ばかりではないな、と思った。
「鋼鉄都市」なんかも入ってるし。
「トリフィドの日」ももともとはジュヴナイルじゃないんでしょ?
月並でいいんなら222に書いてある本でいいじゃん
ジュブナイルとジュヴナイルってどっちが正しいの?
ジャンルが成立したころ、日本語に「ヴ」はなかったので「ブ」
現在、教科書で「ヴ」って使っちゃいけないのかな?
使っていいんだったら何年生から?
現代のジュブナイルというと
『イリヤの空・UFOの夏』
『サマー/タイム/トラベラー』
くらいしか浮かばんなー。
学生・夏・部活・友達以上恋愛未満
未知の何かと出会う・主人公の無力な少年は何かを失いつつも別の何かを得る
勝手要件だけど、こんなイメージ。
ハルヒはキョンが何も失ってないから、「まだ」ジュブナイルとは思えんのだよなー。
文学少女もオススメ
そもそもSFじゃないじゃん
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/08/03(火) 03:22:23
age
近年のSFでジュヴナイル風の作品といえば、
貴志祐介「新世界より」が思い出されます。
荒廃した未来での少年少女の冒険と成長が描かれたこの作品は、ひとむかし前の懐かしいSF
の香りがします。
作者自身がオーソドックスなSFのファンという事らしいのですが、世代的にジュヴナイル
SFにはまっていた可能性は有るかも知れません。
このスレの住人で未読の方にはおすすめします。
(反面、ひねた目で読む人には向かない作品です)
>>256 あの世界の殺伐さはジュブナイルとしては範囲外のような…。
現在進行形としては「電脳コイル」を推したいところ。
そういえば、ちょっと前に話題になったまおりゅうだっけか?
あれ、枠組みはまんま『新世界より』だね。
SFの定番ではあるけど。
そこにひたすら外連味と啓蒙主義を盛り込んで、そっちメインになってるから別にいけど。
まおりゅうじゃなくて、まおゆうだったw
まおゆうは長すぎて読み気しないけど、あれ過大評価っぽい
宗田理あたりは範疇に入りますかねえ。
最近のぼくらシリーズは「魔法」が出てきたりしてますが。
小学生向けの東京キャッツタウンの方が好みですけれど。