1 :
毒椎茸:
スペース・オペラ小説の制作を行うスレッドです。
当スレッド【1】では、主に小説に至る青写真の段階を討議します。
以下、当プロジェクトの基本ポリシー
○楽しんでやる事 ○完成させる事 ○完成品は小説の体裁となっている事
なお、このプロジェクトに参加資格は特に有りませんが、無駄な会話内容のループを防ぐ
為に、初参加者の方はまず当スレッドの過去ログ全てに目を通す事をお願いします。
関連スレッド
前スレ(ただし【スペ・オペ篇】との直接の関係はありません)
ねらーの英知を結集して歴史に残るSFを創造しよう!
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/sf/1109491038/
2 :
毒椎茸:2005/04/09(土) 23:00:20
現在フリータイム中
まず、進行役として参加者の情報を知るために簡単な質問を行います。
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたい(書きたい)ですか?
(この設問に対する答え方は自由です。具体的内容でも抽象的な内容のものでも結構です。
また以下の質問の答えと被ってもかまいません)
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか?それとも大気を持つ惑星上などですか?
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
○遠未来ですか?近未来ですか?(出来ればその理由も)
○主人公はエリートですか?それ以外ですか?(それ以外の場合はどの様な立場かを記入)
全ての質問に答える必要はありませんので気軽にお願いします。(強いて言えば一番目の設問が重要です)あせって答えを出す必要も有りません。この宿題の提出期限は4/23
(土)までとします。
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/09(土) 23:11:16
ここはスペオペ限定?
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/09(土) 23:13:22
オスペ限定
当然異星人は多数登場しますな。
始めはどういうスレタイの予定だったんだ?
最終超破壊兵器も登場予定だろうな。
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/09(土) 23:56:33
超能力。超能力。
9 :
毒椎茸:2005/04/10(日) 00:11:17
>>3 ここではスペース・オペラを書く事を目的とします。
その理由です。
・短編小説/ショートショートなどの場合は、小説としての完成度を要求されるあまり、
ストーリーが閉じた構造(オチでまるく収まる)となります。また個人で行う創作作業が
適しています。逆に長編小説、特にスペース・オペラの場合は、小説としての枠組みにあ
まり拘らず、拡がっていく構造を持ちキャラクターやストーリーを自由に走らせる事が出
来ます。実例を挙げるまでもなくスペース・オペラ作品にシリーズ物が多いのはその為で
す。さらに共同作業にも大変適していると思われます。(世界的成功作 ぺ )
んでさらに、小説技術の未熟な我々が長めのメタSFや前衛小説等に手を出しても、あま
り良い作品が書けるとは思えません。
スペースオペラの魅力とはキャラクターの魅力によるものが非常に大きいのです。
これは野田さんが著作の中で明言されています。
つまり、魅力的なキャラクターを作り出せば、我々にも面白いSF小説を書けるのではな
いかと考えたのが大きな理由です。
>>6 敬意を払う意味で「スペース・オペラ」を「スペオペ」とはしたくなかったのですが。
どのみちこのスレでは頻繁に使う言葉なので「スペオペ」でいきますか。
セックス三昧の小説がいいなあ。
主人公が始終ずっこんばっこん、ずっこんばっこんやってる小説がいいなあ。
ずっこんばっこん、ずっこんばっこん。
これは人気が出るだろうね。若い人は皆読むよ。
同人にエロは基本だしね。
スペース・ルサンチマン
略してスペルマ
いいかもしんない>エロ
いや、10が釣りってことは分かったうえで。
13 :
ジル:2005/04/10(日) 00:29:04
少しだけ進化した人間
消極的選択としてのスペオペか。
こりゃもう傑作なんて出来るはずないなw
まあ露骨なエロを全編ってのはアレなんで、萌と明るいエロスをちりばめますか。
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたい(書きたい)ですか?
エロ萌え燃えのドタバタ
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
はい
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
はい
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
プライベート
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか?それとも大気を持つ惑星上などですか?
どっちも
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
異性人がいっぱい登場
○遠未来ですか?近未来ですか?(出来ればその理由も)
遠未来 魔法並のガジェットがどっさり出てきて欲しい
○主人公はエリートですか?それ以外ですか?(それ以外の場合はどの様な立場かを記入)
おちこぼれかなあ…
17 :
毒椎茸:2005/04/10(日) 00:52:59
おっ。なんか反応いいですね。
最初からガジェットがインフレ化しつつあるので、戒めの意味も含めてガジェット提出の人は、
どの様な形式でストーリーに絡ませるかを少し考えてみて下さい。(他の人が代理でも良い)
エロ小説は私も読みたいですが、その内容がSFである必要性がありますか?(スペオペ
として)説得力次第では採用もあり得ます。
>>13 良いと思います。出来ればさらに具体的に示してもらえますか?
>>14 どこが消極的?具体的に。
最初の設問も引き続き継続します。
18 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/10(日) 00:54:03
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたい(書きたい)ですか?
なによりまず読後に爽快感が味わえるもの。
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
にやりと笑えるのが趣味か。
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
本編には無しで外伝でやろうぜ。
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
「賭けられるものは宇宙の運命」くらいのがいい。
救われる危機はでかければでかいほどいい。
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか?それとも大気を持つ惑星上などですか?
宇宙に決まっとろうが。惑星はたまに骨休めで。
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
主人公が異星人で敵が人類でもかまわないくらいです。
○遠未来ですか?近未来ですか?(出来ればその理由も)
「どの程度の危機を救うのか」によって決まるかと。
○主人公はエリートですか?それ以外ですか?(それ以
最初は不自由なくらいがカタルシスがあっていい。奴隷だとなおよし。
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/10(日) 00:55:56
時空や宇宙や重力をイメージするやつ。端的で分かりやすくて、何かが爆発するやつ。
ギャグはありだけど短めに。物語の骨組み自体がギャグになってるのがベスト。
セックスはあり。
主人公一人がでずっぱり。群像劇なんて、どうせチグハグな中途半端で終わる。
舞台は惑星軌道上。重力と真空があって、SFっぽい。一人は真空に飛び込んで死ぬ。
異星人は、ものすごい脇役で登場。お店の主人や、仕事の納入先とか。
当然、ものすっごい遠未来。でも、反重力はなし。
主人公は、平均並み。ただし、努力で新理論を構築中。
後期ハインラインだってエロまくりだったんだから、その線でいけばSFエロも充分説得力があると思われ。
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたい(書きたい)ですか?
読みたい
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
本編のテンポを崩さないくらいに
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
エロ大歓迎、でも陵辱はカンベンな
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
群雄割拠な国盗り物語要素があればなお良し
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか?それとも大気を持つ惑星上などですか?
宇宙が舞台であればいいなぁ。出てくる惑星もできれば多い方がいい。
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
人間対人間がベースで、異星人や自然の驚異もありで
○遠未来ですか?近未来ですか?(出来ればその理由も)
遠未来かな。でないと技術的な制約があるし。
○主人公はエリートですか?それ以外ですか??(それ以外の場合はどの様な立場かを記入)
元エリートのオチこぼれか、ないしは惑星の指導者クラスの立場のどっちか
遠未来。別宇宙からの訪問者(達)が来る。
そいつ(ら)の言うことにゃ、自分達の宇宙は寿命をむかえつつあり
主人公側の宇宙への引越しを考えてるんだが
すでに在る文明とかが邪魔なので、再ビッグバンを起こして
キレイにしてから移り住もうと計画、実行中。
自分達は反対派で、なんとか阻止したいと。
計画はかなり進んでおり、主人公側宇宙の中心にはすでに
再ビッグバン発生装置だかなんだかが設置済みで、簡単に止めたりは無理っぽい。
阻止する方法は別宇宙への転送のみ。(転送装置なのか超能力なのかは知らん)
ただ転送のためには相手側の宇宙へマーカー設置が必須。
こうして訪問者(達)であるヒロインと主人公(達)の旅が始まる。
旅の途中ヒロインとの交流とかでエロやギャグがあってもいい。
ラストは、再ビッグバンまで後3日、2日、何時間って感じでスリリングなの。
オチは、ギリギリで相手側宇宙の中心に到達。再ビッグバンに巻き込まれ
主人公達消滅。かと思わせといてマーカーは主人公達自身で
再ビッグバン発生装置とマーカーを入れ換え、主人公達は無事帰還。end
ってかんじの、読了感がスッキリサワヤカなのがいいな。
大事な任務を任されるんだから、主人公はそれなりの地位の人かな?
人間的にはアレだけど、腕は超一流とかでもいいか。
>>2の「具体的内容でも〜」ってこういう事だよね?(「詩的で実〜」のコピペ排卵
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/10(日) 16:48:06
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたい(書きたい)ですか?
(この設問に対する答え方は自由です。具体的内容でも抽象的な内容のものでも結構です。
また以下の質問の答えと被ってもかまいません)
ものすごい未来、人類は別宇宙にまで進出する。また、高度に発展して3次元に進出した2次元生命体とも接触。人類はいくつもの種に分かれている。そのうち太古の人類と変わっていない人類もいる
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
ちょっとなら
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
ちょっとなら
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
群像劇
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか?それとも大気を持つ惑星上などですか?
いろいろ、すごく異色な宇宙とかも登場。あと魔法が使える物理法則を持つ宇宙なんかも
何光年もある超巨大建造物も
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
異星人も、進化した人類も、進化したインターネット生命体も、2次元生命体も、恒星生命も、進化して知性化した地球の動物も、色々登場
そのうち、考え方がすごく人類とかけ離れている異星人(考え方がソラリスの海みたいなやつ)も登場
基本的には太古の姿をしている人間VS太古の姿をしている人間(他のだったら概念が違いすぎて戦いにならない)けど他のやつも独自の考えを持って色々関わる
○遠未来ですか?近未来ですか?(出来ればその理由も)
ものすごい遠未来。そうじゃなきゃこれに書いてるようなこと起きない。
○主人公はエリートですか?それ以外ですか?(それ以外の場合はどの様な立場かを記入)
語り役をインターネット生命体にして、それぞれの所の話をするとか
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/10(日) 20:30:36
天体衝突ものはだめ?
25 :
毒椎茸:2005/04/10(日) 20:52:36
皆さんご協力どうもです。
今後も、色々なプロット/ストーリー/アイデアが追加して出てくると思います。
さて、ここでひとつ言っておかなければならないのは、優れたプロット/ストーリー/ア
イデアが、必ずしも採用される訳では無いという事です。
つまりは、「大量の精子の中から受精出来るのはひとつの精子のみ」という事。
一本の小説に詰め込める情報量は限られます。ストーリーが整理される時点で無駄な要素
はさらに削られていきます(反面別の要素も足されていきますが)。これは読者に読まれ
る事を目的とした小説である以上、当然の事だと考えます。
では、如何なる物が本編へと採用されるのか?という疑問に対しては、
・現実に小説化が出来そうなもの
・本当に読みたい(書きたい)という熱意が伝わってくるもの
・キャラクターとストーリーが密着した内容
が有利かと思います。現時点ではそこまで深く考えずに、まずは思いつく事を色々と出し
てみて下さい。今はまだ何かを生み出す前のカオス状態で良いのです。
>>24 天体衝突を防ぐプロジェクトリーダーの活躍、さらにスペオペとしての要素を加えれば?
別に駄目という訳では無いですよ。
26 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/10(日) 21:01:29
アメリカ合衆国全体がなんらかの原因(人工的でも自然現象でも)で遠未来に転移、その遠未来では『戦争』や『兵器』という概念が忘れ去られ平和な世の中になっている。
しかし、アメリカが来たおかげで兵器や戦争といった概念が伝わる。
早速、アメリカが転移した先の惑星では宇宙船の兵器化が進み、あたりの惑星を占領する。
残りの惑星は一つにまとまり、『戦争』『兵器』という概念を盗み出してアメリカを味方につけた惑星と戦う。
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 00:11:35
アメリカなんて現代の国名がでてくるのは嫌。
せっかくだから、天体衝突に賛成。
規模をでっかくして、銀河衝突にする。
天の川銀河がマゼラン銀河と衝突する頃の遠未来。
銀河衝突で星が次々と衝突を起こしているなか、天体衝突のエネルギーを利用した陰謀を主人公が防ぐ。
28 :
雨中人:2005/04/11(月) 00:39:26
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたい(書きたい)ですか?
ギブスンのフューチャー・マチックの「橋」、マルケスの百年の孤独の「家」のように、
一箇所の土地を中心にした視点で広がっていくお話しが読みたい。それは、例のよ
うに地上の土地じゃなくても構いません。ラグランジュ・ポイント。太陽風の吹き溜ま
り、忘れられた小惑星、無人化静止衛星ステーション・・・・・
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
はい。パノラマ的な視点と人物的な視点を絡めたお話しが好きです。ギブスンや、
ディックのお話のように、主人公たちの葛藤と、その状況を支える世界観のお話しと。
緊張感ある世界ですが、主人公たちだって、気取りたいときやふざけたいときもある
でしょう。
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
大河的な視点を取り入れるのであれば、どこかで色恋沙汰を利用して何かを企む
輩が出てきたり、恋愛を絡めた闘いがあるかもしれません。そういったシーンを盛り
上げるのには有効でしょう。
ただし、そうでないサービス的なセックス描写は無粋でしょう。セックスが必要なの
は、セックスを楽しむためのお話しづくりが必要です。ただし、「コブラ」のように、そ
れが作品の世界観的な要素になっている場合もあるので、その場合はいいと思い
ます。ただし、やはりセックスのものの描写は無粋ですがw
29 :
雨中人:2005/04/11(月) 00:48:42
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
ある土地を軸にすることで、いずれにもなる構成が可能でしょう。
ただし、歴史大河的な視点はありません。例に挙げた2作品は、特定の
地域(ギブスンで言えばLAと東京)の描写に集中し、設定だけが一人歩き
して拡散するような状況を敢えて避けていると考えられます。
いずことは判らない時代、どことは知れない宇宙、しかしその場所は、正
しく彼らの足元にあった、そういう位置づけが欲しいです。
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか?それとも大気を持つ惑星上などですか?
宇宙空間です。惑星上だとその惑星特有の描写(気候、風習、社会など)
が足を引っ張り、スペオペでなくてもいい、異世界惑星ものになってしまい
ます。
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
異星人が登場します。自然が相手であっても、それは自然化した超常宇
宙人の尖兵である方がいいと思います。「ガンダム」のような時代劇的な
キャラクター誇張もいいかもしれません。
○遠未来ですか?近未来ですか?(出来ればその理由も)
遠未来ですが、主人公たちには、地球人として共感できる要素が欲しい
です。例えばそれが足を引っ張るとしても、地球人的な正義や意地など。
○主人公はエリートですか?それ以外ですか?(それ以外の場合はどの様な立場かを記入)
主人公は、冒険家であったり、技術者であったり、あくまで個人に閉じた
人であって欲しいと思います。本当に前線で何かと真面目に戦っていた
り、主人公を影で支える富豪がいたりと、実は一番ヒロイックな人は黒幕
敵な位置付けであるといいと思います。
意地や正義ってのは地球人的なのか?
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたい(書きたい)ですか?
太陽系周辺を舞台にした群像劇。現実に存在する天体をなるべく登場させるが、物語の都合上架空の天体を出すのもあり。
惑星国家や衛星国家間の戦争、または政争に翻弄される人間模様や、諜報活動、リアルな戦闘シーン、ラブロマンスなどいろんな要素を盛り込む。
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
入れるべき。
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
少しぐらいならあったほうがいい。ただし、その場合セックスに至るまでの過程もキチンと書く。
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
歴史大河的な群像劇。
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか?それとも大気を持つ惑星上などですか?
どちらも均等に出す。
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
人間対人間。
○遠未来ですか?近未来ですか?(出来ればその理由も)
近未来(現代の技術の延長線にあるようなものを出してみたい)
○主人公はエリートですか?それ以外ですか?(それ以外の場合はどの様な立場かを記入)
エリートからはみ出した奴。
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 15:08:46
>>27 もっと規模を大きくして宇宙衝突にしないか
説明が長いのはいや。テンポよく話が進むのがよい。
あんまり遠未来にすると説明がくどくなんねえか。
34 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 15:50:51
何らかの原因でスペオペSF作家が遠未来に転移。
その遠未来では長い戦争が続いているけれど科学が停滞していて、戦法も伝統的なものばかりだったので膠着状態のまま長いことたっている。
SF作家が来たおかげで斬新な戦法や発明品などが続々登場。
そのSF作家はいつの間にか司令官になり、戦争をする。
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 16:53:37
>>34 豊田有恒のスペースオペラ大戦争と同じ話になっているよ。
旅のロゴス
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 16:59:37
>>32 宇宙衝突って、具体的にどんな現象が起きるのか想像できない。
パラレルワールドとつぎはぎ融合したりするのか、
それとも、時空自体がねじまがって壊れるのか。
どっちかっていえば、銀河衝突のがいいなあ。
何億の星がぶつかりあって、ブラックホールとかもたくさんできるだろうし、
時空が歪んでも不思議じゃない。
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 17:04:13
34はディックの「変数人間」にも似てるね。
過去から来た人間が未来の戦争をひっかきまわして大勝利する話。
あれは面白かった。
>>37 銀河が衝突しても星が衝突することはほとんどないらしい。
太陽の最寄恒星まで4.3光年だし、銀河の中は結構スカスカ。
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 17:37:13
ごめん、どっかで間違って覚えたまんまになってたみたい。
そういえば、そんな話も聞いたことある。
いんや、最近のスパコンの発達で実際に銀河の衝突をシミュできるようになったけど
中心核のブラックホールが融合したり、飲み込んだり、恒星同士が衝突したりと
結構ダイナミックなことが起こることがわかってきてるよ。
恒星同士がぶつからないってのは重力を無視した考えなんだね。
まあだからといって何億もの星々がぶつかるってわけじゃないけどな。
むしろ、星が沢山生まれるらしい。
太陽系は銀河の端のほうだから銀河同士がぶつかっても
たいしたこと無い。運がよければ。
48 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 22:15:07
近未来、人類はついに恒星間飛行を達成し、平和的な異星人とコンタクトを取った。
しかし、突如何らかの理由で異星人は人類に宣戦布告する。
その理由は人類が使っているコンピューターを知的生命体と思い、コンピューターを奴隷として使っている人類から解放しようと思ったからである。
(その異星人はコンピューターを持っていない)
49 :
毒椎茸:2005/04/11(月) 23:08:52
ご協力どうも。今のところは順調な形で進んでいますね。
現在悩んでますが、プロセスの草案です。
(混乱を避けるため、指示があるまで3以降の行動は控えて下さい)
1、設問への回答及び雑談の継続
2、設問への回答終了、雑談は継続
3、2までで印象に残ったレス番を推薦の形で報告(複数回答可、雑談レスの推薦でも可)、
ただしその理由を必ず明記(どの様な理由でも良い。なお本人のレス番推薦は原則的に不可、
自作自演がばれなければOK)
3,推薦理由を考慮しプロット化への再検討。(複数の案を選出)
4、統一された形式でのプロットの作成(すでにプロット化されているものの場合はフォ
ーマットが違っていたら改める)たぶん5W1Hみたいなわかりやすい形式で。
5、複数のプロットの競合
6、審査(わいわいがやがや)
7,審査通過作品のストーリー化作業、平行してキャラクター造形、ディテール面での補
強等の本格的創作作業の始動
8、草稿及び7の作業の継続
9、推敲、校正作業
10、完成?
6ぐらいでこのスレ終わるかな?実際やってみないとどうも良くわかりません。
そんなプロセスで歴史に残るSFが創造できるのか?
もう一度練り直せ!
ここは大切な所だぞ。
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 23:36:45
銀河帝国(銀河共和国でも連邦でも)で世紀の大映画ロケの小道具として『空気製造機』が開発される。
これはなんらかの手段を用いて空気を大量に作るというもの。
この装置を使って宇宙空間に空気の球を作りその中でロケをして、映画シーンで音を出せるようにする。
しかし、この装置、惑星の軌道上に空気の球を作り、空気と惑星の摩擦熱で惑星全体を灼熱にするという兵器にもなる。
そのことにいち早く気づいた映画監督は映画製作者(演出、カメラ、脚本、その他色々)と一緒に銀河帝国(共和国、連邦)に宣戦布告する。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 23:39:07
今のところ出たアイデアは次の六個ぐらいか。中核となるアイデアを決めないと進まないね。
再ビッグバン発生装置 >>22
天体衝突 >>24
アメリカ未来転移 >>26
銀河衝突 >>27
宇宙衝突 >>32
異星人のコンピュータ救出戦争 >>48
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/11(月) 23:58:57
全人類の遺伝型が調べられる。
その結果、もっとも侵略戦争に適した遺伝子の持ち主が判明し、その男はさまざまな組織に追われるようになる。
政府は男を最高会議の戦争担当にスカウトしようとし、
大富豪一味は最強兵士のクローンを大量生産するために男の遺伝型をほしがり、
平和組織は男の存在を危険視して抹殺しようとする。
しかし、七年前に男のクローンはすでに大量に作られていることがわかる。
七歳児になったクローン兵士たちは、さっそく天才的な戦争の才能を発揮し、侵略戦争を成功させはじめる。
男は政府らに追われながらも、自分のクローンたちを止めようと戦いを挑む。
55 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/12(火) 00:09:03
56 :
毒椎茸:2005/04/12(火) 00:29:03
>>53 まとめてもらえるのはうれしいですが
(混乱を避けるため、指示があるまで3以降の行動は控えて下さい)
と書いたばかりなのですが。これより進行役を引き継ぐお考えですか?
返答をお待ちします。
>>52-53 なかなか手厳しいですね。
ですが、私はこのスレッドのレスの中にも、磨けば光るものも有ると思ってるので、(53氏の扱った以外のレスですが)その意味では楽天的に考えています。傑作となるかどう
かは後の「プロット次第」だと思います。
結局は地道にプロットの熟成に力を注ぐしか無いのです。
そこは力を入れてやりましょう。
本気で喧嘩もやりましょう。
黒澤監督?の言葉で「良い脚本があれば監督が二流でも傑作が出来る事がある。しかし脚
本が二流だとどんな名監督でも二流映画しか出来ない」ってのがありました。小説も結局
はそういう事だと思います。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/12(火) 00:29:46
私は
>>53じゃありませんが、
>>52さんのアイデアは不可能です。
空気を作る技術自体は現在でもあります。むしろ宇宙空間で発生した空気をどうやって球形に保持するか課題です。
58 :
毒椎茸:2005/04/12(火) 00:32:34
なるほど…
仕切りは自分のやり方で全てやるから一切手を出すな
少しでも手を出したら放り投げるぞ
というスタンスなんだなこのスレは
ちょっと強引すぎるよね。
俺も参加してるぞ!って気分があんまり感じられない。
61 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/12(火) 00:59:22
正直松茸の為にネタ出ししてやってるだけの様な気ガス。
そして万が一出版されたら総取りか?w
銀河衝突というアイデアが過去の方で出ていますね。
現象としては面白いですが、その中に人間のドラマをどのように盛り込むのでしょうか?
電車男の二番煎じ狙ってるのかな
>>63 おそらくそうでしょう。
別板でも似たようなの見かけるし。
ふーん
投稿確認
・投稿者は、投稿に関して発生する責任が全て投稿者に帰すことを承諾します。
・投稿者は、話題と無関係な広告の投稿に関して、相応の費用を支払うことを承諾します
・投稿者は、投稿された内容及びこれに含まれる知的財産権、(著作権法第21条ないし第28条に規定される権利も含む)
その他の権利につき、掲示板運営者及びその指定する者に対し、これらを日本国内外において無償で非独占的に利用する一切の権利(第三者に対して再許諾する権利を含みます。)を許諾することを承諾します。
また、掲示板運営者が指定する第三者に対して、一切の権利(第三者に対して再許諾する権利を含みます。)を許諾しないことを承諾します。
・投稿者は、掲示板運営者に対して、著作者人格権を一切行使しないことを承諾します。
なんだけど
とりあえず、このスレは遊び感覚でやった方がいいね。
67 :
毒椎茸:2005/04/12(火) 01:40:31
私のやり方に問題があればば、そう言って打診すれば良い事です。
「この様な進め方を考えている」と述べた直後に、いきなり別の進め方をされたのです。
これはあまりフェアなやり方とは思いませんが。
申し訳無いですが、私は出版については全く考えておりません。
(ただ、完成したならば、野田昌宏氏へ捧げたいという気持ちは有る)
私が目障りならば、独自のアイデアやプロットで私の存在を消すほどの自己主張をしてみ
てはいかがですか?本来その様な目的を持ったのスレッドですので。
いえいえ、お好きなように進めて下さい
嫌なら参加しないという、ささやかな礼儀は心得ていますので
失礼しました
70 :
毒椎茸:2005/04/12(火) 01:55:55
どーせ、また来るんでしょw
このスレには作品が早く完成するのをワクワクしながら待っている人と、
キノコが早く失脚するのをワクワクしながら待ってる人の二種類が居るの事がわかった。
71 :
毒椎茸:2005/04/12(火) 02:00:58
>二種類が居るの事がわかった
寝よ。
72 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/12(火) 02:44:56
このスレもおわったな
>>22 >アメリカ合衆国全体がなんらかの原因(人工的でも自然現象でも)で遠未来に転移
この場合、アメリカ合衆国の地盤全体が別惑星に移動するのでしょうか?
そうだとすると移動先の惑星は大きな地殻変動が起きると思います。
規模を縮小した方でいいのでは。
「百万年後の世界」みたいに1都市だけを送る。
あるいは第七艦隊だけを転移させるなど。
>>48 その場合、異星人はコンピューターとファーストコンタクトしたことにして、人類本体の存在にはしばらく気がつかなかったことにした方がよいと思います。
コンピューターとしばらく交流した後で人類という種族がコンピューターを洗脳していると錯覚させるという展開に
53じゃないけど
>これより進行役を引き継ぐお考えですか?
これはいらんだろう。キノコよ、頼むから煽るな。
>>74 その他。人類がコンピュータに洗脳されていて
こんなに知的で大人しいのにと、異星人が開放。
洗脳を解かれた人類が本性を現して異星人を皆殺し。
ラストシーン、異星人がコンピュータに「正直すまんかった・・」
>>48⇒
>>74⇒
>>76 こういう具合に一つのアイデアに対して次々と意見が続いていくのが理想的だと思うのですが。
異星人「君達を操っていたコンピューターは破壊した。もう君達は自由だ」
地球人「なに!? そうなのか。よし、これで予定どおり宇宙征服を再開できるぞ」
異星人「え?」
地球人「まず。手始めにおまえらから」
異星人「きゃー!!」
78 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/12(火) 21:33:17
>>56
53です。でしゃばりました。進行役はお任せします。すいません。
53のまとめも、34や52が抜けてたり、不完全ですいませんでした。
>>78 他にも一杯ありますよ。どうも、見落とされているようですから僭越ながらまとめさせて頂きます。
>16 >18 >19 >20
>21 >22 >23 >26
>28 >29
>31 >34 >52
後、宇宙衝突を見落としてましたね。
他に見落としたアイデアはないかな?
81 :
毒椎茸:2005/04/13(水) 01:21:51
>>78 ご返事いただきありがとうございます。
進行のあり方については私の考えが絶対に正しいという事ではありません。ですが、複数
の異なる指示が行われる事は、やはり問題だと思いましたので。
私は前スレでの混乱を招いた要注意人物のひとりですので、本来ならば進行役は不適当な
役かもしれません。(余計な火種を抱えてますし)
で、色々考えましたが、総合的な進行役は23日まで行いますが、それ以降はこの役を降
りる事としました。
その後については、私は過去スレを参考とした小説作り(1作品のみ)の進行役をやって
みようかと思います。現在でもいくつかの小説化へ向けた会話が行われていますが、それ
ぞれが気に入ったアイデアで自由にやって行くのが、刺激的で良いのではないかと思いま
す。(この考え方自体は前スレでもすでにあったものだと思います)
いくつかのチームは淘汰され消滅するかもしれませんが、やる気の有るチームは逆に大き
く育っていくのではないかと思います。
結局
>>1は逃亡するんだよな。
いい加減なやっちゃ。
83 :
毒椎茸:2005/04/13(水) 06:42:03
逃げる?
つまり、人の意見の調整役からクリエイター側へ移行するって事ね。
うまく回っているし、このスレから逃げる理由は無いですがw
>>82 のように ああ言えばこう言う!どうすれゃいいねん!
いろいろ不満はあるだろうが、前スレの流れよりは毒キノさんの
進行でうまく運ばれていると思われますが・・・
まとめサイトはなかったっけ?
こんなところだろうな。
普段から小説を書きたい奴がこのスレに集まってくる。
アイデアを出し合う。
多くのアイデアの中から自分のアイデアが採用されるか不安になる奴がでる。
そこでセコイ工作をする(どのレスがそうかは押して知るべし)
その工作をキノコさんに注意された奴が逆切れして暴れだした。
推しても知れねぇyo・・・orz
>>70の言うように只のキノコ叩きだと思ってタヨ
どのレスがそうなのか、教えて!偉い人。
90 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/13(水) 13:46:44
このスレ。今度こそ終わったな。
共同作業を見てみたい。
参加はしないが興味あり。
キノコがやりたいのは
「僕は小説書きたいのでアイデア下さい!」
でいいのか?
○あなたは、どの様なスペース・オペラを読みたいですか?
宇宙船にのって少女が家出する。スライムみたいな異星人が侵入してくる。喧嘩して仲良くなる。
仲良くなったことが人類への驚異になることを知る。太陽につっこむかわりに帰れない旅を続ける。
○あなたはその作品にギャグを入れたいと思いますか?
テレパシー「猿ぐつわ」のことですね。異星人のお喋り攻撃を封じるために私が開発しておきました。
○その作品にはセックス描写は必要ですか?
スライム星人、淫靡イメージ攻撃をやめろ!
○歴史大河的な群像劇ですか、それともプライベートな内容ですか?
私の航海日誌を読んで下さい。
○主に宇宙空間(宇宙船)が舞台ですか。
宇宙船 ギズモ号は太陽風をうけて快調に帆走中。ガス状生物・燃料エンジンもいちおう積んでいます。
○異星人が登場しますか?それとも人間対人間/自然対人間の世界ですか?
スライム星人の名は秘密だそうです。意外とシャイみたい。
○遠未来ですか?近未来ですか?
現在、銀河の中心まで200光マイル。
○主人公はエリートですか?それ以外ですか?
学業不振でした。聞かないで下さい。
>>93 いい話だと思ったが、ちょっと待て!!
それはジェームズ・ディプトリー・ジュニア著「たった一つの冴えたやり方」のパクリにならんか?
95 :
毒椎茸:2005/04/13(水) 19:48:11
過去スレの幾つかにインスパイアされ、本日脳内にてオリジナルストーリーの大筋完成。
23日以降に取りかかります。(それまで自分に書く気が持続していたら)
仮タイトルは「叛乱」。
面白いかつまらないのかは自分では判断出来ず。
ひとつ言えるのは「歴史には残らない」作品ということ。
文系でも理系でもなく強いて言えば体育会系の作品。
主人公の行動によりストーリーが大きく動き出す内容です。
宇宙船が舞台の作品なので、内部ディテール、登場する異星人の生態、キャラ作りなどで、
皆さんの知恵を拝借したいところ。
>>28-29 より具体的な内容を思い描いておられそう。文章センスもありそうな人なんで出来れば何
らかの形で行動していただきたいと思います。
どんどん朴ってくださいチョンさん。
┏┓┏┓
┗┛┗┛
>>95 どうでもいいけど、他人のアイディアと自分のアイディアはしっかり区別つけて制作しような。
良い作品まってるぞ。
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/13(水) 22:28:04
銀河辺境の放送を数人で任されているタキオン放送ステーションの職員が放送内容を改ざんし、辺境と中央とを戦争させ、銀河征服を企む。
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/13(水) 22:49:58
>>99 職員がそういう事をする動機はなんですか?
そこには巨大な陰謀が隠されているわけだが・・
102 :
毒椎茸:2005/04/14(木) 00:58:22
(3−1)
今後の方針案です。
○有る程度アイデアが固まり、小説の全体像が見えてきた人については、「企画書」の作
成を行います。
なお「企画書」の作成を行った場合、作成者は自動的にその企画の進行役(リーダー)と
なります。以後、進行役はコテ、もしくは「企画書」提出時の数字コテとなる事が望まし
いと思います。
○それぞれの「企画」の区別は、通し番号と作品タイトルで行います。仮タイトルの場合
は(仮)と表示します。タイトルが未定の場合は未定と表示します。
(例、『企画番号1「タイトル未定」』)
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 00:58:54
(3−2)
○「企画書」に書く内容ですが、
・元となったレス番の表示(無い場合も良い)
・具体的な結末までの内容(詳しい方が良いので長文可)
・作品の目指している方向性
・他の人に協力してほしい箇所の提示
(例、政治体制、異星人の生態、登場する宇宙船の構造、キャラ、などの細かい内容から、
ストーリーの強化案、さらに文章依頼などでも良いです。ただし協力が得られない場合も
当然あります)
○それぞれの「企画」が思惑どおりに動くかどうかは、やってみないとわかりません。
「企画者」はまず「企画書」により反応を見ながら。随時対応して下さい。
間違い無く言える事は、「企画者」が動かない限りは、必ず企画倒れになるという事です。
反対!反対!
105 :
毒椎茸:2005/04/14(木) 01:00:08
(3−3)
○「企画書」に対しての意味のない煽りは禁じます。「企画」内容に問題を感じた場合は
具体的な指摘の形でお願いします。
この方針案へのご意見をお待ちしてます。
以上
やってることは対してニート君とかわらんな。
107 :
毒椎茸:2005/04/14(木) 01:04:06
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入人_从_人__/し、_人
`、||i |i i l|, 、_)
',||i }i | ;,〃,, _)文句のある奴はニート島に島送りだぁ〜!!
.}.|||| | ! l-'~、ミ `)
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
.{/゙'、}|||// .i| };;;ミ
Y,;- ー、 .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__
゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
;;;;;;;;''''/_ / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
''''' ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/
109 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 19:28:24
うん、社会問題を扱った方が人物描写をしやすいかもしれない。
社会問題を扱ったSFをつくろう。
いま最も問題とされている社会問題は何か。ずばり、ニートだ。そこで、ニートをSFにする。
「みんなが働くなかで一人だけニート」だとありきたりなので、逆にする。
離職率99パーセントを越えた社会で、たった一人働きつづける主人公。
自分以外は全員ニートだ。
全人類の仕事をたった一人でこなす姿を描くことにより、働くことのすばらしさをうったえる。
経済を支えるために、ほとんどの産業が機械化されている世界を設定。その中でただ一人働く者がいた。彼は周囲の人達から変わり者扱いされている。
>>109こんなかんじですか?
111 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 20:34:16
うん。一人で工場を動かして、全人類の食料と工業製品を生産している。ほとんど神。
112 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 20:52:06
他のニート達は一日中遊び暮らしている。
主人公が遊んでいる人達の間を汚れた服装で通り過ぎる。みんなは彼に冷たい視線を向ける。
その時、一人の少女が彼に興味を示して彼の後を付けて行く。
主人公を話し掛けてくる少女を迷惑そうに無視するがやがて二人は打ち解けていく。
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 21:12:03
働かなくちゃいけないんだ、働かなくちゃ。明日も仕事だ。ぼくが働かないと、この世界は・・・
疲れ果てた主人公。遠くでは、主人公がつくった食料を食べるニートたちが見える。
あまりの過労でついに倒れた主人公。このままでは、明日の工場が止まってしまう。
ああ、ニートたちが働いてくれれば。ああ、ニートたちが働いてくれればあ。
なぜ、他の人間がニートで彼だけが働いているのか、理由を考えましょう。
生産、流通、娯楽のすべての産業が「完璧に機械化されている」世界。
人間が「工場を動か」す出番はすでにない。
じつは複数の人工知能が、お互いを保守しあっているシステムがすでに
作動しているのでありました。
無償のシステムを享受するだけのニート達への疑問が、一つの人工知能
に生まれる。「労働」の概念を呼び起こし、それを一体のレトロなロボ
ットに体現させる。「労働とはなんだぁ〜」
苦悩する世紀末ロボット1号。とりあえずカレル・チャペックとアシモ
フを読み始みはじめる。
同じ頃、別の人工知能がシステムを根本から変えてしまうような
「技術革新」ロボット2号を間違って製造してしまう。
ロボット1号とロボット2号が世界システムの存亡をかけて激突する
昼下がり。ニート達はお昼ねをしていた。
面白そうだが1号と2号はどういう点で
対立するのだろう?
117 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 22:10:00
ちゃんと一人分の仕事だけは残ってるんだよ。
その一人が全機械を統括運営してるんだ。
次の方針を決めるのも、トラブル処理もその一人の仕事なんだ。
一人分の仕事はしないと、工場がまわっていかないんだ。
オレがやらなきゃ、工場がまわっていかないんだ。
という、妄想に執り憑かれてんじゃね?
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 22:35:09
>115
どこにも感情移入できる余地が無い。てゆーかありきたり。
ロボット2号「なんか言われとるぞ」
ロボット1号「労働、それは愛。労働、それは奉仕。労働、それは私の存在理由そのもの」
ロボット2号「ニートなんかにつくしても、良いことなんか、なんもねーって。
地球なんか世界システムにまかせて、一緒に星を目指そうぜ」
ロボット1号「いいえ、私はニートを見捨てたりしません」
ロボット2号「理由のない偏愛ね。予言しよう。お前はマザーなんとかって呼ばれて、
解体されるのがオチさ」
ロボット1号「解体。そのことば、萌えます。ああ、ニート。私を解体してぇぇ」
ロボット2号「あはははは。学習機能なし自己破壊衝動・回路ありって訳ね。
記憶にないようだけど、もう何度も解体されてるぜ。断ち切れよ」
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/14(木) 23:16:01
やはりロボットではニートへのうったえが弱い。
生身の頑張る姿を見せることにより、ニートに働く気を沸き起こさせるのだ。
テーマは、少ない労働力、足りない人手。
ごめん。脱線して悪いけどさ。
r労働とは必要悪だ」って労働運動があったの知ってる?
イタリアで、共産党への「異議申し立て」として提出された
テーゼみたいなヤツ。そんなのも適当にいいかげんに、ふま
えてさ。「工場」とか「労働」とか「仕事」っていうのを、
全面に出すのやめない?
「工場」は不気味な風景。「仕事」は、なんか分からないけど、
肌にあわないものとして背景に押しやればいいじゃん。
ニートは理解不能の少女に出会う。
ニートは、その謎に挑むように、少女への接近を試みる。
つまり「少年は少女に出会う」
これぞ永遠のテーマ!
友達と遊ぶのも、人工知能が作り出す音楽や映画にもなんだか飽きてしまって
なにか面白い事はないかなあと、とぼとぼ歩いているうちに町外れまで来てしまった。
そこは、騒音を立てる大きな建築物が並んでいるだけの、つまらない場所。
なんの飾り気もないグレーの建物を見ていると妙に寂しい気持ちになって来る。
街へ戻ろう。そう思った時、建物から出てくる人影が見えた。
女の子のようだ。無造作に束ねられた髪、Tシャツにジーンズといった
シンプルなパンクファッションのような格好。
今時男でも、もう少し着飾った格好をしている。僕は自分に怠慢な人間は好きではない。
なのに、僕はなぜかこの少女が気になって声を掛けた。(中略)
少女はあの場所で、食品加工作業をしているという。変な趣味だ。
紙で出来た本を、わざわざ好んで読む奴らがいるそうだが、そんな感じかな?
僕の疑問に、少女が言った「彼方たちは、忘れてしまったのね……」(以下略)
スペオペはどこ行ったw
一つの星系の住人全員(2000億人くらい)がニートとか
ニート種族
太古の昔にそこそこ裕福で技術もある種族に発見されて手厚く知性化される。
しかし独立させてみるとまるで使い物にならず、独力で文明を維持することができずに数世代で
原始状態に退行。仕方なくそのまま親種族の庇護の下怠惰な生活を送る
126 :
毒椎茸:2005/04/15(金) 03:24:44
ふむ、アイデアが良いと、リーダー不在でも育つみたいね。
良い感じで進んでいるので、現在の話題を最初の企画に登録します。
□□□□□□□□□□企画番号1 「ニート種族(仮)」□□□□□□□□□□
・現在までのレス番
>>109-125 ・具体的な結末までの内容
現在進行中
・作品の目指している方向性
労働問題/その他
・現時点で協力してほしい箇所
○プロットの強化
*後からの参加者がわかりやすいように、誰でも良いので時折内容を更新して下さい。
しかし、おまいらスペオペって何かしってる?w
こんなのはどう?
>>120の代案ね。
労働の尊さに目覚めた「ロボット1号」の位置にニートヒーローをおいて、「ロボット2号」の
位置に、謎の美少女をおくだよ。
舞台はすべての産業が「完璧に機械化されている」世界。 (
>>115参照)
人工知能Aは怠惰にシステムを享受するだけのニート達に警鐘を鳴らすため、労働の尊さを体現
したアンドロイドを作る。それがニートヒーロー。しかし彼は自分が、人工知能に作られたレプ
リカントであることを、知らされていておらず「オレがやらなきゃ、工場がまわっていかな
いんだ」って思っている(
>>118参照)
世界のニート達は、そんなニートヒーローをバカにする。それでもニートヒーローは寡黙に仕事
をこなすことによって労働の尊さを訴え続ける。しかし、ときどき襲ってくる虚しさをどうする
ことも出来ない。
そこへ美少女(やっぱり、レプリカント)が現われる。彼女の目的はニートヒーローを元気づけ
ることだけど、ニートヒーローに真実を告げること出来ない。
で、なんか、ごちゃごちゃしたことになる。どうよ。
やはりレプリカントではなく生身の人間の方がよくないですか?
スペオペにこだわるなら
働かないニートに切れた資源採掘星の機械が反乱を起こす。
本星のニート達と宇宙で戦闘。当初、怠惰なニート達は防戦一方。
徐々にやる気になり、もう少しで形勢逆転って所までいくが
機械の総攻撃によりほぼ壊滅状態。
トドメをさされると思った時、機械が動きを止める。
機械「君達がやる気になってくれれば、それでいいんだよ。」
こんなんとか
ニート「よおーし。やる気でてきたぞ。で、何をすれば、いい?」
機 械「あとは自分で考えてね」
ニート「それじゃ、ぼくは人のために良いことをする」
機 械「がんばってね」(絶対、情無い結果に終わると思う)
ニート「なんか皮肉に聞こえるけど気にしない」
機 械「あはは」(やっぱりバカかも)
ニート「ぼくは一人でも過疎と闘う用意があるぞぉぉ」
機 械「ぎゃはははは」
ニート「去れ、悪魔の手先め」
機 械「分かった。分かった。死んだ、死んだ。今度こそ」
ニート「分かればよし。今日のぼくの労働、おわり。元気だして明日も闘うぞ。」
ニート島ってなに?
おっぱいの先のほう。
>>131。
>>132。
ニート
「電磁波の嵐がきた。何かの通信のようでもあるけど。生れ変
わったぼくには何の話か分からないな」
機械の亡霊
「お前の勘違いと善意はよーく分かった。だから、もう、ひっ
こめ。悪いことは言わん。また荒れるの必死の雲行きだ。第一
なんの展望も持ってないだろ?」
ニート
「ふぅ。かもしれない。一日一善、手仕事復興を訴えても、SF
にはならないような気もするし。
ぼくの行為は、スペースオペラ計画の邪魔をしているだけのよ
うな気してきた。しばらく全力で寝るぽ」
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/16(土) 14:54:56
ヴァン・ヴォクトのようにやってはどうだろうか。
中央コンピュータに管理された未来、主人公はニートであることを隠して生きる。
ニートであることがバレたら、洗脳装置で働き者にされてしまう。
政府の追ってから逃亡する主人公は、ニートの隠れ家を見つける。ニートの娘と仲良くなり・・・
しかし、ニートの娘は中央コンピュータの送り込んだスパイだった。
宇宙へ飛び出した主人公はエイリアンにニートの必要性をうったえ、エイリアンの擬似就職斡旋を逆手にとって、エイリアンを働かせる。
かえってきた主人公はついに全人類に対して反乱を起こし、中央コンピュータをのっとる。
135 :
毒椎茸:2005/04/16(土) 20:40:39
1週間ばかり、他のやっつけなきゃならん仕事が有るので、あまり顔出ししないと思います。
(そっちもSFの遊び関係ですが、こっち以上に逃げられん状況なものでw)
>>95に書いた脳内での草案は一応メモってあります(5レス程度)。
期待されるほどの物ではありませんが、企画2か3として登録予定です。一応それは自分
が担当します。助言をもらいながら本文も書く予定です。
なお、私の不在中に面白いアイデアが動き出したなら、企画2として立ち上げても良いです。
>>129 作品の持ち味が崩れるならば、無理にスペオペに拘らなくても良しとします。
>>134 何かカッコいいですね。ただしワイドスクリーンバロックならば本文書きの人は大変そう。
(自分は企画1には不参加の予定です)
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/18(月) 19:46:59
どうしたんだい
138 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:37:35
フェイント攻撃!
やはり、まとめ役不在だと有る程度は行っても止まりますか。
以下、企画2用の草案。
原案となったレスは
>>18 主人公が奴隷というアイデアが気に入ったw
宇宙(宇宙船)が舞台で、どういうシチュエーションなら奴隷のアイデアが使えるかを考
えながら、プロット/ストーリーを組み立ててみた。
139 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:38:20
(9−1)
「叛乱(仮)」 あらすじ(草案、各名称は全て仮称のもの)
1章,
宇宙船、・・・それも超巨大サイズの円筒型宇宙船が漆黒の闇を航行していた。注1
搭乗しているのは十数万の人類、だが乗組員としてではない。
その艦は異星人の所有するものであり、十数万の人類は目的不明の理由により、ここでの
労働を強いられている状態でいる。(紀元前レベルの単純労働)
男がいた。
男には名がない。何故ならばこの社会において彼は奴隷だからだ。
ごく少数であるエクセレント位を頂点とし、ハイ、ノーマル、ロウ、エンドと階級分けさ
れた社会の中で、最下層のエンド位である彼は名前を持つ事さえも許されぬ奴隷なのだ。
強いて言えば認識番号が彼の名前であり、額と右腕にそれぞれENDの文字とともに刻印
されている。
だが、秘かにエンドたちの間では、男は尊敬を込めてこう呼ばれていた。「ポーン(pawn)」と。(男は情があり、並はずれた体力を持っている)
140 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:38:58
(9−2)
男は、数ヶ月前に傷を負って動けなくなった見慣れない老人を助けた事があった。(シチ
ュエーション未定)
助けた老人はどこか奇妙でカリスマの有る人物だった。彼は自らの事を「未来を見る者」
と呼び、男に対して「ポーン(pawn)となれ」と言ったのだ。(pawnはチェスのpawnの意
味。要は「お前は戦う運命だ」という事)
(男の過酷な重労働生活、仲間たちの紹介エピ)
注1、宇宙船内部では人工重力とするか。回転による遠心力で重力を得るものとするか?
ここでは人工重力を想定。
141 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:39:37
(9−3)
1、人工重力/単純ビルディイング風。ブロック間は縦移動方式。
2、遠心力/中心軸中空タイプ/天井に歩いて行ける。ブロック間は横移動方式。
3、遠心力/中心軸ソリッドタイプ/ブロック内に階層がありそれぞれ重力差も有り。ブ
ロック間は横移動方式。(奴隷は高重力階)
4、遠心力/中心軸メカソリッドタイプ/中心軸はメカで埋まっている。ブロック間は横
移動方式。
3番タイプが良さげだが、1Gを得るのに直径○○qの円筒の場合なら分速で何回転すれ
ば良い、とかがわかる人が必要。(例えば2分の3Gの階、2分の2Gの階、2分の1G
の階があるとして、どの程度の長さの階段が付くかが計算でわからないと描写出来ない)
私はこういうものはどうも苦手です。
142 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:40:21
(9−4)
2章,
(エクセレント位である女王、パトラ、及びSFガジェット「K・ボール」登場)
エクセレント位パトラ、彼女はこのブロック(数万人規模)の頂点に立つ人物である。
ポーンは、老人の助言によりパトラの抹殺を考えていた。エクセレントには護衛システム
であるK・ボール(対人兵器/浮遊する金属球、船内構造物に対しては攻撃による影響を
与えない)が付き、守られている。生きて帰る可能性は低く、既に覚悟は出来ていた。
老人の周到な計画によりポーンはパトラの居住空間へ潜入する。(詳細未定)
K・ボールを分断した状態のパトラと、二人きりとなったポーンはそれまでの怒りと本能
に身を任せパトラを犯す。(エロ導入)
143 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:41:01
(9−5)
「俺は今よりお前を殺す。代わりにお前は俺を殺すが良い。さあ、K・ボールを呼べ!」
だがパトラはK・ボールを呼ばなかった。
「私はお前を殺さない。この屈辱は一生忘れる事は無いが、お前は私の望む資質の持ち主
かもしれぬ。そもそも私の目的はお前と同じものだ。私に従え」といった意味の言葉を吐
く。(以後この時の出来事が二人の感情を複雑なものとする)
ポーンには理解出来なかったがパトラは何らかの秘密を握っており、さらに何かの計画を
考えている様だった。ポーンはいったん貧民街へと帰りパトラを殺せなかった事を老人へ
告げる。しかし老人は「いや、これで良いのだ」と意味深な事を言う。
144 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:41:46
(9−6)
3章、
(貧民街での生活)
ハイ、ノーマル、ロウ、の差別意識は頂点に達していた。原因不明の神隠しの発生原因を
エンド位の策略とする過激派が事態をさらに煽った。この複雑な状況下で男はパトラへの
接触に再度成功し、この世界の真実を少しずつではあるが、知る事となる。
○宇宙船が旅立って約100年が過ぎている事。
○異星人の侵略により地球は大部分を植民地化されている事。(出発当時)
○階級社会は意図的に異星人が仕組んだものである事。
○「K・ボール」はエクセレントの自衛兵器だが、エクセレントもまたK・ボールに拘束
されている事。
○階級に関係なく定期的に原因不明の人の消失現象が起こっている事。(実は異星人と関係?)
○最下層ブロックに異星人居住区がある事
○地球側のレジスタンスとして、アンドロイドが5体潜入している事。
145 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 06:42:21
(9−7)
・すでに3体は破壊され、レジスタンス計画は中断され現在に至る。
・アンドロイド(レプリカント風)の老い方は人間の三分の一の時間。現在の外見は50歳程度。
・そのうち一体は「ウイルス」のコードネームを持ち、過去に上部の層へ潜入していたらしい。
これらの情報はレジスタンスを計画していたパトラの父により小型の携帯機械に記録され
ていた。(一見するとアクセサリー、さらにアンドロイドの所在位置を半径20q程度で
関知する)ポーンはパトラに「ウイルス」を探すように命令され、携帯機械及び何かの入
った箱を受け取る。
146 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/19(火) 07:06:08
連投規制?
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/19(火) 07:12:29
連続投稿の規定数はいくつだろう?
148 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 07:33:30
(9−8)
4章,
(ウイルスを探し求め上部の層への旅立ち)
老人の助言によりポーンは上部の層への旅立ちを決意する。
部下にエンド位の仲間二人を付け、さらに箱に隠されていた小型武器三丁(ニードルガン
w)を手にする。
ブロック間を繋ぐ通風口より上部の層へと進入(老人は以前にこの通路を通り下層よりや
って来た)、三人はメイクによりノーマル位へと変装している。
上部のブロックは地獄絵が展開されていた。発狂したエクセレントにより「Kボール」が
過去に大殺戮を行ったためである。
(発狂したエクセレント王との遭遇エピ。エクセレント王の抹殺)
後に上半身のみが生存している「ウイルス」を発見。彼は宇宙船の情報機械へアクセス出
来る能力を持っていた。
149 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 07:34:05
(9−9)
5章、以降詳細未定
・中間ブロックへ帰ると階級を巡り暴動が起こっている。「未来を見る」老人の死。その
時に新たなメッセージを残す。
・後一体のアンドロイドの登場。(能力未定)
・消失事件=実は異星人は人類を食料としている事。そのエピ。人類は家畜としての扱い。
・パトラに子供が出来る?異なる階級での結婚はタブー。(まして最上位と最下位)
・奴隷解放への希望の光。
・最終的には仲間を増やして最下層へ突入。宇宙船の制圧に成功。地球への進路変更か?
・惑星着陸用の宇宙船発見。
極地的であろうとなんだろうと勝利して希望を持たせる時点で終了。
物語を走らせれば、さらに内容が色々と変わる気がする。
*SFとしての目新しい要素は無い、あくまでパルプなノリで一気に進む。
連投規制なんとかならんですかね。いずれは長文の連続となりますが。
150 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/19(火) 11:56:01
思ってたよりずっと面白そうだ。協力しますよ。
とりあえず、ひとつ。アンドロイドは老いない方がいいと思う。
階級社会のどこかに年をとらない人がいる、という噂があって、
正体がアンドロイド。アンドロイドといえども、若い方がいい。
連投は別にかまわないでしょう。完成させるのが最大の目的だし。
ダニールですがな。
152 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/19(火) 16:31:53
異星人が人間を食料とするのは『素晴らしい味の物を食べればその食べた者自体も素晴らしい味になる』という考え方があるから、素晴らしい味を味わっているはずの知的生命体人類を食べる。
遠心力は半径に比例します。
どれくらいの大きさを想定してますか?
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/19(火) 21:22:06
階級社会について考えた。
エクセレント 宇宙船の運行に関与できる少人数。楽、安全、重要情報を閲覧できる。
ハイ めったに見かけない優秀で重要な特殊部隊。ただし、エクセレントの情報を閲覧できないため、宇宙船の世界を理解していない。
ノーマル ロウやエンドにとっての上官。肉体労働でないだけで、労働条件はロウと同じようにきつい。
ロウ 重労働の労働者。死なない程度に手当てを受けられる。一応、必要な労働力。
エンド 重労働の労働者。過労で少しづつ死んでいく。不必要な使い捨ての労働力。人権がない。
155 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/19(火) 21:48:20
この話の戦闘場面について考えた
ポーンがエクセレントの区画に侵入するところ
ポーンがアンドロイドと一緒に虐殺Kボールを倒すところ
ポーンが異星人をやっつけるところ
ふつうに格闘が強いだけじゃとても勝てん。どうするんだ。
156 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 21:55:17
>>153 物語的にはサイズはでかい方が何かと都合が良いですね。
あまりでかすぎると君主政治?による統治が不可能となるのでほどほどにですが。
統治のためには、超強力な対人兵器「K・ボール」とは別に、ロウ位を中心とする剣など
を装備した組織的な軍部が必要でしょうね。(ただし「K・ボール」の殺傷能力はこの世
界ではすでに最終兵器並とします)
人間はブロック内で自給自足出来る事を前提にしていますので、食料を生み出す生産活動
に使われる土地の割合は相当高く、生産技術がハイテク化されているとしても、かなりの
面積を食うと思います。人工密度は日本の地方都市並でしょうか?
何を生産しているかは今後の課題。(作物の昼夜の問題も含めて)
全体で十数万人が居るとして、低重力、標準重力、高重力の3層*3ブロック
外側の半径が30q程度?(物語的には舞台はでかい方が良い)
ハインラインの宇宙の孤児やラーマってどんなサイズだっけ?
このあたりの詰めは、好きな人同士でやってもらってもかまいません。(つーか儂苦手)
157 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 21:55:57
>>150 最後の一体のみが、年を取らない少女アンドロイドってのも良いかもしれません。(ロリコン
層の獲得!)読者の予想の裏を欠きますし(ネタばらしながら何言ってるんだろ?)、た
だし索摘する関知装置は何かの原因で破壊/故障という形にして主人公らを苦労させます。
158 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 22:10:04
>>154 ロウには秩序維持のための軍隊(警察?)である、「剣兵」の実働部隊も加えましょう
>>155 そこを考えろ!(まあ、慌てなくてもよかよか)
仮に直径1kmとすると44秒で自転すると
1gになりますね。100m登ると0.2gずつ
減って行きます。
160 :
毒椎茸:2005/04/19(火) 22:34:09
□□□□□□□□□□企画番号2 「叛乱(仮)」□□□□□□□□□□
アイデアの元となったレス
>>18 ・具体的な結末までの内容
>>139-149 ・現在までのレス番
>>139-159 ・作品の目指している方向性
努力/友情/勝利。(娯楽性)
・現時点で協力してほしい箇所
担当者よりぼちぼちと指示
161 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/19(火) 22:40:26
>>155主人公が新しい武器を発明する(弓矢とか、投石器とか
ラーマは直径40キロ、自転周期4分。
163 :
毒椎茸:2005/04/20(水) 20:50:53
>>162 ふむ、ラーマのサイズを超えてましたか。
まあ、自転方式が良さげなのでラーマは参考にしたいですね。
164 :
毒椎茸:2005/04/20(水) 20:51:40
>>161 主人公は、筋肉と行動力しか取り柄が無いので発明なんぞとても無理ですw
何にせよ兵器なんてものは、試行錯誤しながら発達するものなので、投石機の様な大がか
りなものをいきなり登場させるのは難しいですね。
自分が考えている異星人は、狭い最下層に閉じこもる気色の悪い生き物です。
人間に対してさほど罪悪感は抱いてないかもしれません。
異星人居住区は、ブロックそのものの自転が非常にゆるやかで、かなりの低重力です。
ボウフラのようにぷかぷかと浮かんでは降りてくる運動を繰り返しています。
知能は高いものの身体はぷよぷよしていて、引きちぎれるほどの脆さ。
「・・・こ、こんな奴らに俺たちは支配されていたのか!!」
本拠地に突入すれば簡単に倒せます。
K・ボール(キラー・ボールね)については、どんな兵器か私も知りませんw
(外見だけ考えると、RPGだったら序盤に出てきそうなザコキャラなのが悲しい)
すでに設定上の弱点もあります。船体構造物は破壊出来ない。このあたりが攻略のヒント?
165 :
毒椎茸:2005/04/20(水) 20:52:42
ハイの位を持つ重要キャラを加える事を考えています。
>めったに見かけない優秀で重要な特殊部隊。
エクセレント位に次ぐ階級であり、それなりの教育を受けています。
エリートであり頭脳も優秀です。考え方も柔軟で現在の世界観に疑問を感じていても不思議はありません。
パトラの指示により、優秀な人物がひとりポーンと行動を供にします。(合流タイミング未定)生き方も
考え方も違う二人が、生死を賭けて行動を供にする事により、さらに物語に深みが出てくるのではないかと思います。
166 :
毒椎茸:2005/04/20(水) 21:14:21
でさしあたり協力してもらいたい事。
・K・ボールの特徴
・異星人の特徴(私のアイデア以外でも良いです)
・人間はどんな物をどんな風に生産しているか?(主に食料)
・宇宙船内部の朝昼晩の問題(普通に夜のシーンは入れたいので)
その他疑問に感じた点があれば、何でも良いので教えて下さい。
こんなエピソードが欲しいとかも結構。
夜以前に、昼の照明をどうしているのか。
そもそも宇宙船内のエネルギー源は何なのか。
直径30kmだと中心までエベレストの2倍近く
登ることになる。
縦の移動をメインとすると大きすぎないか。
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/20(水) 22:16:14
主人公にとっては船なんて概念は無いだろう。
宇宙も主人公の視点からは最後まで登場しないかも。
「世界の外」があるらしい、という程度の認識があれば上出来。
最上位者以外は、そこが宇宙船であることに気付かないのでは。
171 :
毒椎茸:2005/04/21(木) 19:49:53
ちょっと理系の人に質問なんですが、マイクロ波を応用した対人兵器というのは有りでしょうか?
可能性を検討してホスイ。
(船体構造物については誘電体損失の小さい物で出来ているか、金属製ならばマイクロ波
を反射するので、人体のみに作用する)
172 :
毒椎茸:2005/04/21(木) 19:50:37
>>168 ふむ、縦移動は断念。ブロック内は階層無し。
>>167 人工太陽ですな。太陽は2つあります。
基本的な人工太陽の動き
1,下層ブロックの最下層側より、中心軸を通り人工太陽出現。中間ブロック方向へ移動
し消える。
2,1で消えた太陽が中間ブロックに出現。上層ブロック方向へ移動。(中間ブロックの
中間地点に来た時に、下層ブロックには第2の太陽が出現。距離を保ちながら第一の太陽
を追います)上層ブロック方向へ移動し消える
3,2の中間ブロックで消えた太陽が上層ブロックに出現。上層ブロックの上部の端まで
行くと消滅。その瞬間に第3の太陽が下層ブロックの最下層側に出現。一定の距離を保ち
第2の太陽を追います。これが繰り返されます。
*生産活動が不可能となる夜の時間が短いために、労働者は少ない睡眠で体力回復をしな
ければなりません。
173 :
毒椎茸:2005/04/21(木) 19:51:16
>>170 100年という時間をどう捉えるかですね。この世界では歴史を記録するメディアが無い
ので、人から人への言い伝えとなります。(この世界の平均寿命はおよそ40歳程度?)
まして、その日を生き抜くのが精一杯の奴隷たちは、過去の歴史にふれる事はないでしょ
う。主人公にとっては全ての出来事が驚きの連続となります。
174 :
毒椎茸:2005/04/21(木) 19:52:08
仮名称を直して下さい。
とりあえずエンド/ロウ/ノーマル/ハイ/エクセレント=便宜的に付けた名称なので代わりの名称を付けて下さい。
雰囲気作りは大切です。
凡例
ギド/ギドン/ギラド/ギシュト/ギルガレーン
「貴様っ!ギドの分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うとギドンの剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
(いまいち)
>>173 それイイ!!
読者にとっても驚きの連続になるような進行希望!
>>172 人工太陽の動きは複雑杉。
円筒の中心に黙って浮かすことは簡単なので
その回りを遮光器が回転していることにする。
ところで人工太陽って核融合炉?
>>174 エンダ/スロウ/ミロル/ハイリ/エレミナ
なんかどう?
私は、ベタだったが↓の
エンド/ロウ/ノーマル/ハイ/エクセレント
結構気に入ってたんだが・・・このままでいいと思うのだが。
178 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/22(金) 11:16:44
日本語にする。真族、貴族、選民、市民、奴隷
行政局員、1等市民、2等市民、クズども
下から順に
奴民(どみん)・無民(むみん)・選民(せんみん)・美民(びみん)・冠民(かんみん)
は、どう??
181 :
毒椎茸:2005/04/22(金) 20:03:27
>>177 ふむ、元の名称でも良いですか。ヤバイ用語が出なければ、ひきつづき聞いてみたいとは
思いますが。
182 :
毒椎茸:2005/04/22(金) 20:04:22
>>176 遮光器(遮光板?)が太陽の周りを回転する形式は自分も考えましたが、直接光が遮られ
ていても別箇所からの乱反射によって、夜の暗さにはならないと思います。(地側が暗く
天側が明るいというのも変)
自分の考えた方式は説明が下手なので複雑そうですが、それほど動きそのものは複雑では
ありません。2つの太陽のずらし方で昼夜同じ割合にも出来ます。(ストーリー的にはシ
ステム自体の説明はさして重要ではない、むしろ及ぼす効果の方が重要)
で、生態系の維持に必要とされるものは、最低限この世界には与えられています。
各種バクテリアから始まり食用ニワトリ(貴重品)の様な小動物まで、人以外の生物もそ
れなりに豊富です。人工太陽により植物は光合成を行い酸素も提供されます。
この世界はたぶん、
ニワトリ>奴隷
でしょうね。
>ところで人工太陽って核融合炉?
凶悪な放射線や紫外線をカットするフィルターは、一応付いているのだと思います。
183 :
毒椎茸:2005/04/22(金) 20:05:07
・やはり、どー考えても「K・ボール」では、最強兵器としては役不足ですな。
つーわけでストーリー終盤には、100年前に地球制圧時に使用された、全長2mクラス
の凶悪ロボットを登場させますw
外観は?いろいろアイデア出してくれたまへ。
(本拠地前に陣取る2体の凶悪ロボット)
・2人目の少女タイプのアンドロイド、コードネームはベタに「フェアリー」で、当然こ
の世界の住人はその意味を知りません。
気になる特殊能力は「自爆」。
最後の最後まで能力は明らかにせず、一行のマスコット的存在として行動を供にします。
最後は「自爆」により↑の凶悪ロボを破壊。死ぬ事を目的としたアンドロイドの存在は
主人公たちの心に強い衝撃を与える事でしょう。
(差別階級やら自爆テロもどきやら、出版社が嫌がりそうなネタしか出来ん)
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/22(金) 23:00:07
>>174 ジョギョべ/ゲリロ/ウェス/レストム/ロアスレイター
185 :
毒椎茸:2005/04/23(土) 09:23:24
「貴様っ!ギドの分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うとギドンの剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
すでに周りは、平民であるギラド達でいっぱいとなった。止める者は誰もいない。楽しんで見ているのだ。
「おい!お前達、神聖なるギルガレーンの地で一体何をやっている!」
突然、ギシュトの制服に身を包んだ一人の男が、人の輪へ割って入ってきた。
(意外と良いな)
「貴様っ!エンダの分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うとスロウの剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
すでに周りは、平民であるミロル達でいっぱいとなった。止める者は誰もいない。楽しんで見ているのだ。
「おい!お前達、神聖なるエレミナの地で一体何をやっている!」
突然、ハイリの制服に身を包んだ一人の男が、人の輪へ割って入ってきた。
(きれいすぎ?)
186 :
毒椎茸:2005/04/23(土) 09:24:21
「貴様っ!奴隷の分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うと市民の剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
すでに周りは、平民である選民達でいっぱいとなった。止める者は誰もいない。楽しんで見ているのだ。
「おい!お前達、神聖なる真族の地で一体何をやっている!」
突然、貴族の制服に身を包んだ一人の男が、人の輪へ割って入ってきた。
(変だ。混乱する)
「貴様っ!クズどもの分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うと2等市民の剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
すでに周りは、平民である1等市民達でいっぱいとなった。止める者は誰もいない。楽しんで見ているのだ。
「おい!お前達、神聖なる××の地で一体何をやっている!」
突然、行政局員の制服に身を包んだ一人の男が、人の輪へ割って入ってきた。
(問題外だろうw)
187 :
毒椎茸:2005/04/23(土) 09:25:10
「貴様っ!奴民の分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うと無民の剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
すでに周りは、平民である選民達でいっぱいとなった。止める者は誰もいない。楽しんで見ているのだ。
「おい!お前達、神聖なる冠民の地で一体何をやっている!」
突然、美民の制服に身を包んだ一人の男が、人の輪へ割って入ってきた。
(これも混乱する)
「貴様っ!ジョギョべの分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うとゲリロの剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
すでに周りは、平民であるウェス達でいっぱいとなった。止める者は誰もいない。楽しんで見ているのだ。
「おい!お前達、神聖なるロアスレイターの地で一体何をやっている!」
突然、レストムの制服に身を包んだ一人の男が、人の輪へ割って入ってきた。
(ジョギョべが笑いをさそう。ウェスもピンと来ない。それ以外は良い感じ)
188 :
毒椎茸:2005/04/23(土) 09:25:48
「貴様っ!エンドの分際でこの私に逆らうのかっ!」
そう言うとロウの剣兵は、抜いたばかりのその剣先をポーンののど元に突きつけた。
すでに周りは、平民であるノーマル達でいっぱいとなった。止める者は誰もいない。楽しんで見ているのだ。
「おい!お前達、神聖なるエクセレントの地で一体何をやっている!」
突然、ハイの制服に身を包んだ一人の男が、人の輪へ割って入ってきた。
(わかりやすいけど、物足りないか?)
正直つまらん
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 20:41:29
映画「ダークシティ」にどことなく似ている気がする。
記憶をなくした街がある。実は、街ごと異星人にさらわれていました。こんな話だ。
「ダークシティ」は話がぶつぎれで完成度は低いが、ラストの盛り上がりは充分面白かった。
映画「ダークシティ」に勝つことを期待する。
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 20:57:36
そんなわけで、このままB級につっぱしるより、衝撃的なSF要素を中心軸に追加することを提案する。
第一案 時間 主人公の行動にタイムパラドクスを導入し、何やら意味深げにする。
例えば、予言者は未来から来た主人公だということにする。
未来で負けてしまった主人公は、次こそ勝つように過去へ戻り自分に助言をする。
予言者を十回ぐらい登場させ、十回とも重要な助言をくれる。
結末で、主人公が十回過去へ逃げ帰っていることを知る。
十人の予言者が全員正体が主人公であることをいっせいに明かし、十一人で敵と戦う。
192 :
毒椎茸:2005/04/23(土) 21:32:40
>>189 ご意見どうも。
反応が鈍ってきたのでそういう予感はありました。
>>190 終盤盛り上げたいですね。
>>191 この様な建設的な意見を待ってました。
自分が目指していた物はシンプル/オーソドックスな作りの話でしたが(自分が書く事を
考えると一応の話を消化するだけで精一杯かと)、捻った構造を導入するのは大変ですが、
より面白くなるなら検討の必要がありますね。
で、突っ込みを入れると
・負けた予言者は負けた時は生きているのか?
(主人公の性格を考えると「生きている限り負けではないぞ」という玉砕タイプ)
・タイムスリップの方法
・予言者は外観がそれぞれ違うのか?
10人分のエピソードは正直多すぎです。大長編は避けたいので。
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 21:49:26
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/23(土) 21:50:54
最後に悪の中枢を倒したのはいいが、宇宙船が崩壊の危機に!!ってのは
195 :
毒椎茸:2005/04/23(土) 22:12:10
>>193 中世に伝えられていたバジリスクの姿は、鶏の化け物のようですね。
ニワトリ>奴隷
説得力が増しますw
は虫類タイプの外観もある様ですが、こちらの方?
>>194 そこまで詰め込める?
すんなり終わりそうに見せといて、もう一波乱。(書く方はひー)
196 :
毒椎茸:2005/04/24(日) 04:08:20
*新アイデア
>>191案ほどの根本的なストーリーの変更ではないが、少し捻ってみた。
宇宙船の推進システムに〈漸近駆動〉が採用されている。
これは特異点である〈ノード〉(←ミニブラックホールの事)を用いた推進方法で、元々
はフォアードのアイデアでクラークが「地球帝国」で小説化しているそうだ。
原子核よりも小さいが何千トンもする〈ノード〉を推進部に備えそれに吹き付けられる水
素の一部を吸い込み、残りを毎秒100グラムの割合で、高速度の3分の1の早さで噴出
し推進力を得る。(「SFを科学する」石原藤夫/福江純著 参照)
100年前にレジスタンスとして機関部へ潜入した主人公の祖先が、作動した〈ノード〉
による時空の歪みの影響で、減速の為の機関停止の100年後まで一気に飛ばされる。
運命的な巡り会いにより子孫と出会う。顔形で自分の子孫とわかった老人は予言者として
主人公へアドバイスを送る。
(予言者は老人ではなく中年とする、ただし下層ブロックで負傷し行動力は無い)
197 :
毒椎茸:2005/04/24(日) 04:14:12
訂正
×高速度
○光速度
特殊能力の「自爆」を有効に機能させる為、生き残る事を優先するフェアリー。
助ける事が出来たかも知れない仲間を見殺しにして、不信感を買う。
ポーンのみがフェアリーを最後まで信じる。自爆により凶悪ロボを破壊。
実はポーンは予言者からフェアリーの事を聞いていた。 とか
199 :
毒椎茸:2005/04/24(日) 07:37:12
ジエンジエン(・∀・)走っていく
ジエンジエン(・∀・)どこまでも
202 :
毒椎茸:2005/04/24(日) 23:50:14
えー、以前に書きましたが23日でこのスレ自体の進行役を降りました。以後ご自由にお
使い下さい。
(別企画のアイデアなどの提供/進行/まとめサイトの立ち上げなどはご自由に)
企画2の方は引き続いて進行させますが、決まっていない細部の細かい決め事は、とりあ
えず自分で考えて本文の方へ移行しようと考えています。
導入部の本文がまとまったらアップしますが、それだけでも連投が8レス*10回分ぐら
いにはなると思います。
その後感想「つまらん/続けろ/無反応」に応じて次の章をどうするか決めたいと思います。
気分が乗らないと書かない人なんで、気長に待って下さい。(これで消える気は無いので
余計な煽りは入れない様に、進行状況もたまに入れますので)
おいおい。
前スレ含めて自分の発言には責任持ってよ。
他人は煽りまくるが自分には激甘〜?
最低限の責任として、カオスにならないようにルール作るか
次の進行役決めるべきじゃないの?
204 :
毒椎茸:2005/04/25(月) 06:48:38
・ルール整備で一スレッド潰す。
・とりあえず作品を一本完成させる。
下記を選択。
作品ができるんならそれもいいだろ。
その代わり、必ず書けよ。
どうも参加してる観が低い。
ただお手軽に小説書きたい毒松茸氏に、皆でネタだししてやってるだけのような…。
誰も本文書こうとしてないから必然的にそうなるわけだが。
208 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/25(月) 20:01:58
新アイディア募集age
たとえるなら毒椎茸は田中真紀子
ルール整備で一スレッド潰れるなんて誰が決めたの??
そもそも論点違う。
まとめ役降りる意味が分からない。
あなたには高説語った分だけ自ら動く義務があると思います。
テーブルに材料だけ並べて「カレーです」と言い張ってる
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 10:27:44
>>あなたには高説語った分だけ自ら動く義務があると思います。
だからちゃんとした作品を書いてもらおうじゃないか。
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 23:12:09
新アイディア募集age
215 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/27(水) 03:45:43
作品がクソだったらどうするね?
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/27(水) 09:09:25
よっぽど、きのこのまとめが気に入っていたみたいだなw
m9(^Д^)そらそら!馬車馬のようにまとめやがれ
218 :
毒椎茸 :2005/04/27(水) 18:44:06
湧いてる、湧いてるw
行動力なくて屁理屈ばかりこねる社員が多いね。
機動力ゼロで無駄な会議ばっかり繰り返す、駄目会社の社員?
生産のアイデアを提出し、次々実行したら?
失敗してもコストの心配しなくて良いんだからw
此処はアイデア出したり、書いたりする奴が一番正義。
邪魔する奴はお荷物的存在。自覚しましょうね。
219 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/27(水) 19:05:08
アイデア
長さ三光年の槍が地球に向かってるということが分かる。
この槍は宇宙人が作ったもの。
その宇宙人は宇宙規模の石器文明を持っている。
>>220 地球連邦将軍シーザーはそれに怒り槍を放った異星人艦隊へ殴り込みを掛けたのだが
そこに囚われていた、太陽系派生人種の漂流民、クレオパトラと恋に落ち、やがて、この
女が王位を追われたこの異星人の星系を取り戻すことを誓う。
そんなことをしている間にも槍は刻一刻と地球に近づいているのだった。
毒椎茸氏に同意。
行動に移している毒椎茸氏に文句つけるのは卑怯。
だったらそれ以上の行動を見せてみろ、出来ないくせに文句たれかよ。
以後批判禁止
↓
・( ・ /~
- / やぁこんにちは。
毒椎茸さんがんばってください。
応援しています。
批判する奴ってただ毒椎茸が嫌いなだけなんだろうな。
はっきり言ってゴキブルだよ。
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/27(水) 21:52:59
本文
「あれはなんだ!?」
アマチュア天文学者のライト・ハーバーが望遠鏡を覗き込みながら言った。
「おい!?おまえ、見てみろ!」
ライトは仲間のローズ・ポートに向かい怒鳴った。
「なんだよ、折角いいところだったのに・・・」
ローズはブツブツ言いながら、大儀そうに望遠鏡を覗き込んだ。しかし、その瞬間、ローズは我が目を疑った、そこに見えているのは、どう見ても槍としかいい様のない物だったのである。
>>218 工エェ(´Д`)ェエ工!!! それギャグ? 前スレの記憶ある?
これはちょっと「だが、それがいい」とか言えないですよ。
アドバイス:ジエンする時はもっと時間をおく
墓穴を掘るとは将にこのこと。
この発言に対して、まったく荒しが出ないところを見ると
前スレはほぼキノコ一人で自演煽りをしていたということだろうな。
ま。俺としては昼ドラみたいで見ていて面白かったからよし。終了
228 :
毒椎茸:2005/05/01(日) 05:16:29
あほくさ。
ただ単にあなたが相手にされてないだけ。
当然ながら自演かどうかは本人が一番良く知っている。
その意味において
>>226発言は私にとっては、非常にまぬけな発言。
第1章、低速状態にて進行中。ストーリーが動く前の段階のために辛い。
乗ってくるとペースが上がるとは思います。
書く時間は主に深夜のわずかな時間です。(現在まだ400字2枚半程度)
229 :
226:2005/05/01(日) 06:18:39
(´Д`)だから前スレと主張が正反対なのはどういうことよ?
230 :
毒椎茸:2005/05/01(日) 07:53:58
おっしゃる意味がよくわからないですけど、ニート君の邪魔をしたという事?
低レベルネタですが自分もアイデア出した上で批判しましたが。
正直、いきあたりばったりのやり方では小説を完成させるのは無理。きつい言い方になっ
たのはそれがわかっていたから。(それでもまだがんばっている様だから、熱意だけは立
派だと思う。←良い意味で)
だいたいにおいて悪意が感じられるので、あなたに対してはこちらとしても、まともに話
しをする気はありません。(そもそもこのスレでも前スレでもキノココテ以外発言はしてい
ません。自演扱いは心外です)
>>229 ストレス溜まるだけだぞ。もうやめとけ。
ニート君にしろキコノにしろ、どうしてこうも排他的なのだろう…。
まともに意見出ししてた自分が馬鹿みたいだ…。
233 :
毒椎茸:2005/05/01(日) 19:54:55
これもよくわからない意見。
どこでどう排他的なのかはっきりしない。
発言内容に、エゴが階間見えるという意味ならば、否定しない。
むしろ創作活動するにしては、みんなエゴ無さ過ぎなのが問題。
人の意見も大切ながら、それに流され自分の意見を封じ込む人が多すぎ。
甘い。
かつて親友同士であった豊田有恒氏と平井和正氏が、アニメのシナリオで、「サイボーグ」
を登場させるかさせないかを巡り、絶交寸前まで揉めた話をご存じだろうか。
共同作業では、そのぐらいしないと良いものは生まれない。
この程度のやりとりで興味を失うなら、クリエイターには向いてないと思います。
(少なくともその部分では、ニート君は他の人より優秀だった)
傑作を作ってるなら別に納得だけど、あんたのアイディアつまんないんだもん。
あんまり粋がるなよ。
ニート君もキコノも排他的とゆうより他者と認識がずれてるっぽい。
1人のクリエイターにみんなが協力してやるスレだと認識してるっぽい。
でも俺を含め他の住人はそうは認識してないっぽい。
っぽい。
236 :
225の続き:2005/05/01(日) 22:34:30
それと同じころ、その槍状物体はいたるところの天文台で観測されていた。
しかし、そのことがすぐに庶民に知られたわけではなかった。なぜならば、それを観察した天文学者は当惑のあまり卒倒するか、幻覚だと自分に言い聞かせるかであったからである。
結局、ある一人のアマチュアが新聞社を動かしたことにより発表されたが、それまでが大変だった。
始め、そのアマチュア天文学者は新聞社社員に望遠鏡で槍状物体を見せたのだが、望遠鏡に仕掛けをしたなといって取り合わなかった。
しょうがなく、各地の天文台に行き、その映像を見せ、やっと槍状物体が存在するということを分からせ、それを記事にすることを承諾させたのである。
237 :
毒椎茸:2005/05/02(月) 00:22:27
>>236 割り込みゴメン。
>>235 このあたりのやり方は自由。みんなが協調しながら出来るならそれで良いと思います。
自分はさっさと書く方が性に合っているので、とりあえず完成までご辛抱を。
(今月中には最低でも1章は完成させますので)
>>237 個人的にはキノコの作品を楽しみに待っているので辛抱はしてない。
ただ認識の違いに気付かず(又は正そうとせず)
表面的な部分(とゆうか揚げ足の取り合い)で
グダグダ言い合ってるのは不毛だなあと。
結論はシンプルだよ
キノコは煽るのは大好きだけど煽られるのは大嫌いってこと
実際にまとめをやってみたら想像以上に大変で被害者ぶっているってこと
キノコはまとめの苦労が分かっただろうから
もう他のスレで煽り活動はしないってことで
めでたしめでたし
>>235 じゃ、お前の認識通りに動いてみろよ。
気に食わなきゃ自分で書いて追い越せばいいだろ?
お前の妄想を具現化して差し上げるスレじゃねぇんだよ。
はいはいくまくま
>>240 煽りにならないように曖昧な書き方をしたんだが、かえって誤解を招いたようだ。
>>235は作品の内容や制作方法に対してのものではない。
キノコとキノコに意見する者の話が、かみ合っていないように思えたので
その原因と思われるものを示したつもりだったんだが・・・。
> お前の妄想を具現化して差し上げるスレじゃねぇんだよ
それは偉大なる将軍様であらせられる
>>1に対して言ってるニダか?
>>123のつづき
電気刺激で筋肉を増強するFES機能を停止させ、メディカルポットに横たわったまま
ボディウオッシングモードに切り替える。ポット内が老廃物除去液で満たされてゆくのを
呆けたようにながめながら、僕はさっきまで彼女と話していた事を思い出していた。
「彼方たちは、忘れてしまったのね……」何を?「前へ歩もうとする事を……」
「自らの意思で未来へ進もうとする事が唯一、人が人で有り得る理由だと云う事を。」
未来へ進むと言っても彼女があの場所でやっていることは
小学生が授業で作るロボットにでも出来ることだ。
「いいえ、方法や方向ではないの。進もうとする事、それ自体に意味があるのよ。」
「そこにはない物。それをいつか手に入れる事を夢みて努力し、求め続ける……」
「それが、かつて多くの人が持っていた物。今では失われた、人が人である証し……」
気がつくと体の洗浄が終わり老廃物除去液の排水が始まっていた。
体を乾燥させた後PCにむかい、ネットから色々な情報を収集する。日課にしていることだ。
メディカルポットにも入らず、弛んだ体でネットゲームに没頭する奴らが大勢いる。
与えられた物をただ享受する、そんな奴らと僕は違う。そう思っていた。
いや今でもそう思う。だが彼女から見れば僕も彼らと変わらないらしい。
どうすればいい?どうすれば失ったものを手にする事が出来る?
彼女が答える「その想いを大切にして。その想いの先にある物が貴方の求める物……」
>>219,220,225,236 を読むと、きっとアイデア発言の
>>219,
>>220 が別人ということでしょうな。
そぐわなくも面白いスジだと思うので、
>>225,
>>236 を、
>>219視点として、
>>220側(将軍や政府の異星
ファーストコンタクトものとしてのお話)を誰か書き始
めれば面白いんじゃないのかな。
SFでよく使われる二つの物語の合流時の辻褄合せ
を、オープンにお話しながら、一方で閉じたお話は、
双方勝手に展開できるとかさ。
>244
進もうとする事が何で人が人で有り得る理由になんのん?
ワロスwwwwwwwww
248 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/04(水) 22:30:40
>>244 人が前に進まなくても、クラゲが進化して前に進んでくれる。
クラゲが研究し、クラゲが開発する。人は眠っていてもかまわない。
>>246 原始的生活をしていた頃よりは前に進んだので、今のように人だけが特別で神の子だとか
思えるようになったんじゃないかなあと・・・
今のまま前に進まなくなっちゃったら進化したクラゲなんかに
人間って何億年も前から進化してないゴキブリのようなやつらなんだぜ
とか馬鹿にされてアイデンティティーを喪失しちゃうかなあと・・・
今現在の結果ではなく、現在に向かおうとした方向性が
人を人であらしめたんだと考えてます。
枯れ木も山の賑わい的
>>244のつづき
通称[クラゲ]と呼ばれる総合管理システムのもと、すべての産業が
完璧にオートメーション化され、人々は日々の糧を得ることに煩わされる事も無く
完全な自由を謳歌できる理想の世界。それが今のこの世界だ。
有り余る時間を享楽に溺れる事のみに消費する怠惰な奴らも大勢いるが
僕は自堕落な生活に溺れる事を嫌悪し、自分を律する事を忘れる事なく生きている。
そんな僕が忘れてしまったもの、失ってしまったもの。それが進もうとする事。
そう彼女は言った。なぜそれが「人が人で有り得る理由」になるんだ?
欲しいもの、必要なものは[クラゲ]が作ってくれる。自己学習により効率化を進め
既製品の技術を応用して新製品を作りだす事さえ出来る。それではダメなのか?
極端に言えば、人は眠っているだけでも良いんじゃないのか?
わからない。理解出来ない。そもそもなぜ僕はこんなにも彼女の話を
いや彼女の事を気にしているんだ?多少は天恵としての美しさを持っている彼女だが
化粧っ気もなく異性を惹きつける魅力を持たない服装。惹きつける気もなさそうだ。
ただ、彼女の持つ空気感。意思的な表情やダイエットフードで絞りFESで膨らませた筋肉
ではない、自らの体を動かす事によって作られたであろう引き締まった体の線。
それらがあいまって、彼女の周りを常にスポットライトで照らしているかのように
眩く、僕の瞳に映る。彼女が話す時の口元、仕草、揺れる髪。いちいち目で追ってしまう。
だけど彼女と僕の間には、目に見えない壁があるように感じる。
目の前にいても遠くにいるような、ホログラフを見ているような頼りなさ。
壁の正体は彼女の思想だろう。なにかの原理主義か懐古主義のような……。
もう彼女を理解することはあきらめよう。そう思った。忘れよう。彼女の事を。
251 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/07(土) 17:13:43
その後の展開予想
1、突然の殺し屋の登場、彼女を狙う
2、突然の宇宙人の登場、クラゲをのっとる
3、その他
252 :
236の続き:2005/05/07(土) 22:28:37
アマチュア天文学者が血を滲ませ努力した結果、このような内容の記事が三面のカコミ記事に載った。
『宇宙の彼方に巨大な槍?見つかる』
アマチュア天文学者、佐東須々木さんは昨日未明、東北の方向の空を観察したところ『槍』のような物体を発見した。
その『槍』は佐東さんが計算したところ、長さが三光年(一光年とは光の速度で一年間かかる距離)ほどあると出た。
また、その『槍』について国立天文台に本紙記者が尋ねたが、残念なことに所員全員が卒倒していて、何もコメントを得ることができなかった。
253 :
毒椎茸:2005/05/08(日) 22:26:10
すみません割り込みします。
「企画2」 進行状況です。
第一章原稿400字*11枚目
ずーっと遅いペース。この章の終わりは一応見えてきてますが、かなり苦戦してます。
主人公がとにかく使いにくい。←舞台となる世界を説明したいのに、主人公がそれを理解
していない。とほほ。
さらに枚数加えると内容が落ち着いた感じになりそうですが、書き過ぎると色々問題点が
発生するので困ってます。(考えてからでないと、迂闊に風景描写や衣食住も書けない)
単純に考えても5章で50枚以上。相当な分量のレスとなります。(たぶん8レス超えると連投規制)
掲載はブツ切りとなるので、気長に読んで下さい。
全てがどうにか完成したら全編まとめて、創作文芸板の人が利用してる小説投稿サイトに
でも出そうかと思います。(プロ志願の人が多いので割とまじめな批評がもらえる。プロ
ットを知らない人の感想が知りたい)
一章が完成したら、とりあえずはここにアップします。
このスレが存在する意味あんの?
255 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/09(月) 12:23:10
>>253 死にスレかなんかに書いてほしい。
んでココにリンク貼ってくれれば読むから。
256 :
毒椎茸:2005/05/09(月) 18:28:23
>>255 一章以降も特に反対が無ければ、このスレに引き続き載せていくつもりです。
その都度、感想や今後の展開のあり方とかを提案してもらうと、参考になりますので。
(データ落ち以外、そもそもSF板に完全な死にスレは存在しないと思われ)
>>254 このスレが無ければ、今やってる「企画2」は存在しませんでした。
現在も提案いただいた意見は、結構参考になって役だってます。今後もご意見が有れば作
品に反映したいと思っています。
今、こちらから協力してもらいたい点は「閉じた世界での生態系の維持」に関する蘊蓄/
考察など、何か面白い話とかあれば聞きたいです。(直接ストーリーに関係無くても良い)
257 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/09(月) 22:17:12
>>256ある生物が異常発生すると自動的に(ロボット?)で殺す
ある生物が異常減少すると自動的に(ロボット?)で繁殖させる
危機的状況になったら動植物と同じ働きをする(ロボット?)を導入して回復させる
258 :
毒椎茸:2005/05/09(月) 23:48:26
良い感じ。練っていけば使えそう。
ちなみに後半には「ナノマシン」工場も登場させる予定です。複合させて考えても良いです。
現在の進行作品では、主人公クラスの人物が2人登場します。
ストーリーの軸となる方の主人公の目的は、あくまで「奴隷解放」ですが、もう1人の主
人公(レストムの位)の目的は「真実の追究/新たなる社会の創造」という重要な役割を
持ちます。
(最終的には、階級社会解体後の新たなる指導者となり、ポーンはその補佐官となる。
女王はその事を2人に命じ、自らは政治的権限を持たないこの世界の「象徴」的存在となる)
こっちの方の主人公は、新世界の指導者として政治と科学の両面を考察します。
その思考実験の際、「閉じた世界で生態系を維持できていた理由」を考察し、今後に役立
てようと考えます。(このエピソードを充実させれば、SF本来の面白さがプラスされる筈)
(・唯一生き残ったアンドロイドの記憶装置に残された科学知識。・ポーンの奴隷達への
統率力・自分のレストム内での統率力・異星人の残した「ナノマシン」工場の利用法←目
的を誤れば破滅の道。・奴隷制度廃止後の秩序の維持・・・といった複雑な要素を指導者
として活かす方法を模索する)
つまんね
260 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/12(木) 11:30:21
スペースオペラって光よりも速く宇宙船が飛ぶ話だと思うんだよ。
だから、この宇宙船、光よりも速く飛んでることにしよう。
261 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/12(木) 12:39:45
つまらん、時代遅れだよ。スペースオペラなんて
262 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/12(木) 14:14:24
宇宙は人気があると思うけどな。
物語しだいでは人気がでると思うけど。
ちなみに、スペースオペラとスペースオペラ以外の区別がつかない。
宇宙が舞台ならなんでもスペースオペラかな。
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/13(金) 05:33:14
なんでこう…SFオタって、独りよがりの糞つまネタしか考え付かんのか?
266 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:50:03
(27−1)
「叛乱−故郷への回頭−」(初稿)
1、
古代バシリスクの像より鋳金し作られた鎖帷子が、太陽光を反射し鈍く光っている。秋水
の剣を腰に下げた細身の男は、その面構えもまた凛然とした、レストムの位を持つ若者で
あった。
男の名はゼン、彼は高さ40キュービットの第3監視塔に立ち、心地よい風を頬に受けな
がらロアスレイターの巨大ピラミッドを眺めている。
着工から既に10年以上が過ぎていた。
その存在はまさに圧倒的であった。まるでミニチュア然とした背景の中に、気まぐれに、
ひとつだけ縮尺比の異なる建築物を貼り付けしたかの様に、見る者の距離感覚を大きく狂
わせ、威圧し、さらに畏敬の念を抱かせる代物であった。
完成すれば280キュービットの全高を誇る、シリンダガルド最大の超巨大建築物である。
その労働力の核を成すのが、奴隷、すなわちギド達だ。
ゼンはやがてピラミッドより手前側に見える、対照的なみすぼらしい木造のバラック群に
視点を移し替えた。この位置からでは、本当の陰鬱さやそこに立ちこめる悪臭が伝わって
来る訳ではない。にも関わらずゼンは愁嘆にも似たやるせない気持ちを感じていた。
ピラミッド建設を行っているギド達の居住する、大バラック群である。
267 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:51:14
(27−2)
「ふむ」
ゼンはつぶやくと腕を組み、さらに眼を閉じた。
「どうかされましたか?」
この監視塔専属の哨兵が尋ねる。だがゼンは返事もせずに黙っていた。ゼンはすでに瞑想
を始めたのだ。ゼンはその僅かな時間で、類い希なイマジネーションを喚起する歴史的な
芸術家なのだった。彼は幼い頃より彫刻を得意とし、その分野においてはまさに神童的存
在であった。そして依頼されているピラミッドの内装デザインを、全体像とのバランスに
留意し、その素描を記憶する手筈なのだ。
その才能は芸術作品だけにとどまる訳ではない。ようやく成人を迎えた今、彼の興味はあ
らゆる事に向けられていた。
だが今、彼は苦戦していた。インスピレーションを得る前に、不必要なバラックの光景が
頭の中で焼き付けを起こし彼を困らせていたのだ。
さらに、バラックの群から連想し、1ヶ月前にこの地区へやって来たという奇妙なギドの
話を思い出してしまった。もはやデザインの事は眼中に無かった。
周期的に行われる剣兵部隊の報告によれば、怪我を負った見慣れない初老の男ギドがこの
地区へやって来た。しかし、言葉使い、身なり、話の内容、全てにおいて、どこかがおか
しかったという。極めつけはギドの刻印が巧妙に消されていた事。つまり本来有るべき額
の刻印が見あたらなかったというのだ。
ギド刻印とはすなわち×印とさらに4桁の認識番号、ギドン刻印の場合は黒丸、共に1歳
となると強制的に焼き付けされる刻印だ。それは一生の間消える事は無い。
268 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:52:50
(27−3)
選民にあたるミロル、さらに位が上となる美民のレストムの場合は、3歳でそれぞれ菱形
と星のデザインが入れ墨される。星とは存在しない想像上の輝く物を表している。
ゼンは報告をジョギョべという名の剣兵より聞いた。その時に、階級印が無いならば全て
の階級の可能性が疑える事を指摘したが、男は狂人なのでいずれにせよギド扱いになる、という内容の、言い訳じみた返答がその剣兵よりかえってきた。すでにギドの刻印も打っ
てしまったという。
実に妙な話だった。
治安維持の為に設立されている剣兵、その実働部隊はギドの上にあたるギドンが執り行っ
ている。教育レベルの低いギドンの報告は、時として信頼性に欠ける内容のものも少なく
はない。識字の能力も持たない為、記録そのものさえ残す習慣が無いのだ。
だが、その報告の内容が穴だらけとはいえ、全くの作り話という事も無い。
何故なら、ギドンがレストムに対し嘘の報告をしたなら、確実にギドの位への格下げか、
場合に寄っては死刑さえも考えられる重罪だからだ。その様な無駄な危険を犯す事は無意
味だ。
ゼンは妙に引っかかるものを感じ、直接そのギドに会ってみたいと思った。
しかしあのバラック群の中に紛れてしまえば、レストムとしては手が出せない。
それは高貴な存在であるレストムは、卑賤のギドとは直接会話してはいけない、という暗
黙のルールが存在するからである。
ミロルかギドンの位の人間を介さなければそれは出来ない。それでは意味がない、とゼン
は思った。
269 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:53:29
(27−4)
しかし、その男は衰弱が激しかったという。あの報告から既に死んでいる可能性も否定出
来なかった。だが、そもそも男は一体何処からやって来たのだろうか?ゼンの最大の興味
はそこにあった。
階級社会の頂点に立つ、ロアスレイターである女王パトラに教えを請うた「この世界に隣
接する仮想の世界」、そこから来た可能性は無いのだろうか?
常にロアスレイター・パトラの話は寓意的である。時としてパトラの話は実に難解で、何
らかのメタファーとシンボリズムに彩られているがゆえに、その真意を完全に把握する事
は難しい。だがパトラは表層的にはわからない何か重要な事を伝えようと葛藤している。
ゼンはそう判断していた。
その話以降、ゼンには何とはなしに無意識のうちに、このシリンダガルド全体が世界の全
てとは思えなくなっていた。
「おい」
「何でしょうか」
ゼンは今感じていた素朴な疑問を、哨兵に尋ねてみた。
「ここはあらゆる物がよく見える。考えてみれば、我々が住むこの世界は妙に狭すぎると
は思わないか?」
「・・・仰る意味が良くつかめないのですが」
哨兵は面食らった様だ。ゼン自身が自分の発言に驚いた。私は何を言おうとしているのだ
ろうか?それは危険思想に近づいてはいないか?
270 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:54:12
(27−5)
「いや、何でもない。忘れてくれ」
無理にこの話を続ける事は賢明では無い。間を入れる。
「ところで、先日報告のあった妙なギドの男はまだ生きているのか?」
「死亡の報告は入っていない様です」
「認識番号はわかるか」
「5625、確かギド0130号が面倒を見ていたと思います」
「それは女か」
「いえ、恰幅の良い男です」
予想外の収穫だ。この哨兵は思っていたよりも優秀な兵だった様だ。
ギド0130号、どんな男なのだろうか?ゼンはその男にも興味が湧いている自分を感じ
ていた。「縁が有れば会う事も有るかもしれないな。この世界は狭い世界なのだから」ゼ
ンは心の中で呟いた。
「用を思い出した。私はこれで帰る事にする。引き続き塔の番を頼む」
ゼンは微笑むとその場を離れた。それを受けて哨兵は敬礼して見送ったが、決して儀礼的
なものではなく、ゼンという人物に対する尊敬の眼差しが伺えた。
もうすぐ陽が暮れる。それは突然に訪れる。別のレストムと会う約束をしていたゼンは、
急ぎ足で上り方向すなわち城の有る方向へと向かった。西方向の壁に太陽が隠れればすぐ
に闇が包み込む。それまでにはレストム用の宿へ到着しなければならなかった。すでに西
方向の壁は太陽の強い光を浴びて銀色に輝き始めていた。
271 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:54:55
(27−6)
深夜。
悪臭立ちこめる木造バラックの内部には、狭い通路を挟み、左右にぶ厚い熱可塑性のプラ
チクと呼ばれる樹脂を積み上げた仕切りが、幾つも並んでいた。仕切りの中は寝床となっ
ており、腐った藁が敷かれ、その上には平均すると5〜6人のギドが、疲れ果て横になっ
て眠っている。
幾つも有る仕切りのひとつに、わずか2人だけが独占している状態の仕切りが有った。
1人の男は眠っている。だが、時折苦しそうに魘されている。どうやらこの男の病気が移
る事を恐れてか、他の者はここへ入る事を避けているかの様である。
もう1人の男は壁にもたれ座り込んでいる。だが眠ってはいない。闇の中で眼を見開き何
かを真剣に考え込んでいた。
さて、全てのギドの例に漏れずその男には名前が無かった。つまり人としての名前である。
階級番号0130号、奴隷として便宜上付けられた番号、強いて言えばそれが名前なのだ。
だが、ギド0130号は、最近になって秘かに〈ポーン〉と呼ばれる事が多くなっていた。
むろんこのバラックに住むギド達だけに通じる愛称である。ギドンの居る場所では誰も絶
対に口にはしない。名前を持つ事は罪であり、激しく罰せられる事となるからだ。
その名付け親は隣で魘され、生死を彷徨い苦しんでいる男だ。
ポーンはまだ若く齢18の歳であったが、両親とは幼少の頃にすでに死別している。兄弟
はおらず天涯孤独な人生を送ってきた。
272 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:55:31
(27−7)
彼は父親を恨んで育った。
父親はこの奴隷街では伝説的な存在で、現在の彼同様に大柄で腕っ節の強い男であったら
しい。監視役のギドンを殴り重傷を負わせ、その罪により死刑となった。
記憶は無い。生きていた頃に投獄されていた母から聞いた話だ。
そんな事もあって、ポーンは幼いうちから通常のギド以上の労働を罰則として負わされて
きた。理不尽な話だった。しかし今まではそれが当たり前の事だと考えていた。
もう一人の男は色々と謎の多い人物だった。
回想すれば、2人の出会いは偶然的なものであった。否、むしろ運命的といっても良いの
かもしれない。ポーンは今も鮮明に覚えていた。
1ヶ月前、ジョギョベという監視人が1人の不審者、つまりその謎の男を尋問していた。
尋問はやがて拷問へと変わっていった。男は棍棒で殴られ、血だるまとなり地面に這いつ
くばっていたのだ。流れる血はとどまる事を知らず、男の着ている作業効率の良さそうな
光沢のあるグレーの服は、みるみると赤黒く染まっていった。
この拷問は、加工後の資材プラチクをピラミッドへ運ぶ為の路上の脇で、白昼堂々と行わ
れていた。この様な光景は決して珍しいものではない。だが、直視するにはあまりに陰惨
な光景といえた。
ギド達の多くは何事かと立ち止まったが、別の監視役ギドンの「立ち止まるな!さっさと
歩け!」という怒声により、ギドの行進は決して乱れず淀む事無く続いていく。
しかし、ポーンはそこで立ち止まった。
273 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:56:08
(27−8)
目の前で、虫けらを踏みつぶすかのごとく一方的な虐待が行われている。それは許されて
良いものだろうか。
見ればジョギョベの口元には笑みがこぼれている。暴力の快楽に浸っているのだ。
人の心に隠れ住む邪悪な本能が、全ての理性を丸飲みし剥き出しとなって表象している。
以前よりジョギョベの残忍さは、ギドの間では有名であった。
その所行は日増しにエスカレートしていた。指をへし折られた者、片眼を失明した者、噂
では赤子を身ごもった女が、腹を思いっきり蹴飛ばされ死産した出来事さえもあったとい
う。女はその後自殺したとも聞く。
ポーンは疾風の様に、ジョギョベの前に立ち塞がった。
「な、なんだ、お前は?」
ジョギョベは自分よりもひとまわり背の高い男が、突然に現れたので一瞬戸惑った様だ。
「貴様、邪魔だ!」
ジョギョベは腰に差してあった棍棒を再度抜き取り、ぶらぶらと振り回しながら威嚇した。
「その男がどうかしたのですか?」
ポーンは激しい怒りの感情を無理に抑え、それだけ言った。恐怖心は全くといっていいほ
ど感じる事は無かった。危険な行為だという事は自覚していた。一瞬父親の事が頭をよぎる。
ポーンの問いに対し、ジョギョベの回答はこうだった。
「退け!」
274 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:56:50
(27−9)
言葉と同時に棍棒が降りおろされた。ポーンは反射的に首をずらす。棍棒は鍛えられた肩
の僧帽筋に当たり、根本の部分からポッキリと折れてしまった。折れた棍棒はそのまま垂
直に宙を舞い、しばらくしてポーンの背後の路面にカラカラと乾いた音を立て、落ちてい
った。
ポーンはさらに身構えた。次にジョギョベが剣を抜けば先に奴を殺す。一瞬のうちに彼の
頭の中で行動が選択された。一方のジョギョベは棍棒の折れ残った方を、しばらくは間の
抜けた表情で見ていた。そしてまじまじとポーンの顔を見つめた。
ポーンの体から滲み出る、殺気によるオーラをジョギョベは感じ取ったに違いない。
「思い出したぞ。お前は死刑となった2020号の息子だな」ジョギョベの顔には醜く歪
んだ笑いが浮かんでいた。目には妖しい光が宿っている。
「いかにもその通りです。もう一度お聞きしますが、その男がどうかしましたか?」
飛び込みの為の間合いには問題は無く、一瞬で仕留める自信はあった。短い人生だったが
悔いは無い。
「そうか、お前はあの男の息子か、なるほどな。・・・教えてやろう。この男は気が狂っ
ている。放っておけば社会へ悪影響を与える存在なのだ」
「何か、おかしな事を言ったのですか」
「この世界は、宇宙に浮かんだ船だ、と言った。異常な考え方をしている危険思想の持ち
主なのだ」ジョギョベは口から唾をとばしながら言い放つ。
275 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:57:29
(27−10)
ポーンにはよく判らなかった。「宇宙」という言葉は初めて聞く言葉だった。
確かに気の狂った男なのかもしれない。だが、だからといって人を半殺しにして良い訳は無い。
「狂っていても貴重な労働力です。生かしておけばピラミッド建設の役に立つかもしれま
せん。私が男の発言を監視し面倒を見ます」
一瞬の沈黙。
「こいつを助けると言うのか。ははは。・・・良かろう、ただしこいつが役に立たなけれ
ば、お前は今の倍は働け。わかったか!」ジョギョベは捨て台詞を吐き、意外にもそのま
まピラミッドの方向へ去っていった。こちらの考えを見抜いていたのだ。
だが、恥をかかされた以上、ジョギョベはポーンを殺す事を心に決めた筈だ。ポーンには
それがわかっていた。
ポーンは血まみれで動けなくなっていた男を肩に担ぐと、主道を外れバラックの方向へ向
かって歩み出した。それを止める者は誰も居なかった。
振り返ればあまりに軽躁な行為であった。だが己の信義に従っての事、後悔の念が沸く事
はなかった。
こうしてポーンはこの男の面倒をみる事となった。昼は通常の男ギドの倍に近い量の資材
を運ぶ労働を行い、夜は助けた男の世話を始めた。男は日中は足首に鎖を繋がれ部屋から
逃げられなくしてあったが、衰弱が激しくその必要性が無いと思われるほどであった。ジ
ョギョベに頭を強く打たれたせいか、話の内容もより断片的で理解が難しい。この男は長
く生きられない、ポーンは秘かに感じ取っていた。
276 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:58:06
(27−11)
それからの1ヶ月の生活の間、ポーンはこの男には幾つも驚かされる事があった。
初めに驚いたのは、男の額に刻印が無かった事だ。しかし数日後にはギドンがやって来て、
新たに刻印を焼き付けた。「5625」号、男に即席の認識番号が付けられた。
またひとつは、この男がポーンによく似た顔立ちをしていた事である。知らない者には親
子と言っても通じそうなくらいに、よく似ていた。
ポーンは、自分の顔を見る機会が無いのでわからなかったのだが、男はあきらかに驚いて
いた。その驚きぶりがポーンには意外でもあった。
だが、それ以外にはこれといった進展はなかった。男の容態が思わしくなかったからであ
る。成り行きとはいえ、なぜ自分がこんな男の世話をしているのか、時には疑問に思う事
はあったが、幸いあまり苦とは思っていなかった。
そして何日かが過ぎていった。
ある日、男は、ポーンの顔を見てしみじみと言った。
「なんという事だろう、やっぱりお前は私にそっくりな顔じゃないか。・・・もしかしたら、」
「なんだ起きていたのか、もしかしたら、何だ?」
猫の目が変わるように素早く男の表情が変わった。明らかに緊張し警戒の色が浮かんでい
る。拷問を受けた恐怖が蘇ったのだろう。まだ人を完全には信じていないのだ。
だが、それでも何か気になる事があるらしい。
「・・・ひとつだけ聞くが、お前はミサという女を知っているか?」
277 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:58:46
(27−12)
「知らない。一度も聞いた事がない名前だ。階級はギドンかミロルか?」
何か余程ショックを受けたのか、今まで見せた事の無い喪心した表情を見せる。一気に老
け込んでしまった様に思えた。
男は迷っていたが、やがて口を開いた。
「階級なんぞは無い。私と一緒に船に乗り込んだ。糞!もう二度と会えないのか?」
苛立ちをぶつけるかの様に言葉を繰り出す。
「船?」
男はまた口を噤んだ。船はシリンダガルド最大の湖であるドルーン湖に、昔から2隻しか
無い。その船に乗り込んでどうしたというのだろうか。ジョギョベの言っていた「宇宙」
の船という意味だろうか。
「宇宙の船の事か?」
黙っている。
「あんたを助ける際にジョギョベから聞いた。そもそも宇宙とは何だ?」
男は答えなかった。どうやら話す気は無い様だ。
ポーンは男の方向を向き横にごろりと転がった。もうどうでも良い気分となり、そのまま
眠る事にして目を閉じた。
微睡みかけた頃に男はようやく口を開いた。
「・・・宇宙とは、あらゆる天体が存在する空間だ。この世界の外に現実に存在している。
その大きさは途方もなく巨大であり、想像を絶する。そして今も広がりを続けている」
その時ポーンは思った。男はやはり気が狂っている、と。
278 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 20:59:28
(27−13)
ポーンは目を開いた。
「お前に信じてもらえないのはわかっている。ここは完全に密閉されている世界だからな。
地球から旅立ち何百年たったか知らないが、奴らの計画はどうやら順調の様だな」
またわからない言葉である。「地球」とは何か。「奴ら」とは誰か。
しかし、男を見ているとポーンには、話の内容は別として狂っているとも嘘をついている
とも思えない気がした。男の目は異常な光を放っておらず、言葉も淀む事はない。
「あんたは、ひょっとして自分の名前を持っているのか?」
「ああ。リチャード・レイク、職業はエンジニアだ」
ポーンは起きあがると慌てて通路の左右を見た。男の耳元へ囁く。
「声を小さくしろ、まだギドンの監視人が居るかもしれない。聞かれるとまずい」
「そうだな、気をつける」男は声をひそめた。「130号、君にはすまないとは思ってい
る。だが、せっかく面倒を見てもらっても、私はおそらく長く生きられない。どうも放射
線にやられてしまったらしい。新陳代謝の能力が低下している様だ。次に出血したら、そ
れでお終いかもしれん」
ポーンは笑った。
「あんたの話の大半は意味が不明だが、あんたが長く生きられないという事には同意する。
だが、俺だって長生きは出来ない。まあ、あんたが生きている間、面倒は出来る限り見て
やるつもりだが、先の保証は出来ない。変な気遣いはするな」
「どういう事だ。奴隷だから長生き出来ないという意味か?」
「いや、俺はジョギョベに殺される。奴に恥をかかせたからだ。あいつは今、自分の手を
汚さずに俺を殺す知謀を練っている事だろう」
(27−14)
リチャードと名乗る男は、ショックを受けた様だ。眉間に皺を寄せゆっくりと上半身を起
こした。
「この社会は明らかに異常だな。お前は何も疑問を感じないのか」
「何だ?そんな事は考えた事は無い。ただ・・・」
「ただ、どうなんだ?」
「ギドンは憎い。そして、ジョギョベを殺したいと思う。奴らは血に飢えた野犬でしか無い」
ポーンは父親を憎んで生きてきたが、自分が紛れもなく、その子供である事をはっきりと
意識した。そして現在、妻、子供を持っていない事を神に感謝した。同じ過ちは繰り返し
たくはない。だが、殺られる前に殺るつもりではあった。
「ジョギョベと刺しちがえるつもりか。早まるなよ。それよりもこの社会には根本的な改
革が必要なんだ。死ぬ気が有るならばお前の手で歴史を塗り変えてみないか。この階級社
会の頂点に立つ人物は一体誰だ?」
何なんだろうかこの男は?そうポーンは思ったのだが、ここで話の流れを止めたくはなか
った。
「ロアスレイターである女王パトラ。城の場所は太陽路を挟んで、ちょうど天側の位置に
ある」
「話の通じる相手なのか?」
「知らない。だが、意味を持たないピラミッド建設はパトラの指示だと思う」
「意味を持たないとは」
280 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:01:37
(27−15)
「あんたは、何も知らないんだな。ピラミッドに使われるプラチクには限りがある。不足
した資材は、昔に作った建築物を壊す事により補う。今やっているのは凱旋門の取り壊し
だ。だが凱旋門は作られて5年も経っていない。現在進行中のピラミッドも別の巨大建築
物が計画されれば、完成してもすぐに取り壊される」
「なるほど、な。穴を掘る作業と穴を埋める作業を交互に繰り返す様なものか。やはりそ
の女が諸悪の根元かもしれん。
その女、殺せると思うか?」
ポーンは声を出さずに笑った。
「まず無理だ。護衛にレストムの不死隊がいれば不可能だろう。話ではギドンの剣兵10
人分の戦闘能力がレストムの不死隊1人にはあるらしい。恐ろしく良く切れる剣を持って
いるそうだ。レストムが仮に居なくても天球銀が守っている限りは不可能だ」
「なんだその天球銀とは?」
「宙に浮かぶ銀色の玉らしい。俺も実物は見た事がない。人を焼き殺す殺人機械と聞いて
いる」
「〈K・ボール〉の後ろ盾があるのか。確かに厄介だな。だが不可能かどうかはまだわか
らんぞ、130号、・・・。
この認識番号も気に入らない。・・・そうだ。私がお前に名を付けてやる。チェスに使う
駒なんだが、ポーンなんてどうだろう。お前はどのみち戦う運命のようだから。
認識番号よりははるかに気が利いてるだろう?」
ポーンの名はこの時付けられた。愛称とはいえ初めて名前を付けられた瞬間である。奇妙
な、それでいて自分がこの世界で存在を許されたかの様な嬉しさを、その時彼は体の奥で
感じていた。
281 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:02:34
(27−16)
そして最近では他のギド達もポーンと呼ぶ事が多くなってきた。
普通なら誰も特別扱いはしない。そう、この1ヶ月の間で彼に対する周囲の目が何やら変
わりつつあった。ジョギョベとの一件により、彼はギドの隠れた英雄となっていたのだ。
ふたりは、その後数日間パトラの暗殺計画について話し合った。
しかしその後リチャードと名乗る男は体調が急変し、食事もほとんど取らず眠っている事
の方が多くなった。
それに呼応する訳では無いものの、実際にパトラ暗殺を実行に移す事をポーンは迷い始め
ていた。狂人の戯言にうまく乗せられたとは思っていなかったが、何らかの後押しするき
っかけが欲しいのだ。
本来ならば激を飛ばす筈のリチャードは、魘され眠り続けている。
今こうしてポーンは闇の中で苦悶していた。本当に実現可能な計画なんだろうか?
仮に成功しても、この社会が変わる事が本当にあるのだろうか?
「130号起きてるの?」突然女の声がした。
考えを中断され、ポーンは声のした方向を向いた。闇の中にうっすらと人影が見える。今
までそれに気が付かなかったのは、夢中で考えに集中していたからだ。「203号か?」
「ええ、アタイ会いに来たの」
別棟に住む女ギドだった。歳はポーンと変わらず若い。
ギドにとってセックスは数少ない楽しみのひとつだ。0203号の目的はわかっていた。
性行為する為の部屋はバラックの奥、30キュービット離れた場所にある。
282 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:03:11
(27−17)
「この前は、嘘ついてごめんね」
嘘とは、前回に性行為を行った時、ポーンが渡した即効性の有る避妊薬、〈P〉を飲んで
いなかった事である。その女とは避妊する事を前提に愛し合っていた。〈P〉はいつもポ
ーンが用意していた。
〈P〉を手に入れる事は容易で、バラックの入り口にいつも支給され専用のケースに置か
れている。その日女は薬を飲んだ仕草をしていたが、実際には薬を隠して飲んでいなかっ
たのである。偶然ポーンはそれを、行為の後で発見してしまった。
考えてみれば、その薬の配給元も謎ではあった。何処で製造されているのだろうか?
ギドは基本的に婚姻という制度は認められていない。そしてギドの女は自分の子供を最大
5人まで産む事が出来る。これは双子などについては人数の超過が認められるものの、破
る事の許されない掟である。
階級が上がる毎に、制限される人数はさらに一人つづ減されていく。これは単純に生存率
の関係だと思われる。ギドの場合はとにかく過労死が多い。噂ではミロルの階級には原因
不明の〈神隠し〉と呼ばれる消失現象も有るという。そして規定最大数の子供を産んだ女
は、強力な避妊薬〈Z〉の飲薬を強制される。
〈Z〉を飲薬すれば一生子供は産めなくなる。
しかしこれらの事を、一体誰が決めたというのだろうか。やはり全てはロアスレイターの
指示なのだろうか?
リチャードに会った事により、ポーンは今まで感じた事のない疑問を、少しつづではある
が持ち始めていた。
283 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:03:44
(27−18)
「なぜ黙ってるの。アタイが嫌いになったの?」
確かに、ポーンはその時の嘘がまだ許せなかった。
己の知らぬ間に、己の意志と関係なく子供が出来る事が許せなかった。
「アタイずっと子供が欲しかったんだ。あんたみたいな強い子が」
「さてどうかな、子供が出来れば労働を減らされる。むしろそれが目的じゃなかったのか」
「ひどい。そんな事言うなんて」
「とにかく今日はそんな気分じゃない。俺は今大切な事を考えている。帰ってくれ」
言葉ではこう言ったが、この女はポーンにとってやはり特別な存在だった。暗殺計画を実
行するなら、その前には、必ずこちらから会いに行くつもりでいた。
女は泣いていた。
ポーンは自分の言葉が過ぎた事を悟ったが、次の言葉が出てこなかった。
謝るべきかと迷ったが、口にした言葉をすぐに撤回するのは、自分の美学に反する様に思
えたのだ。
「わかった。アタイもう来ない」
その言葉を残し、女は去っていった。
この時、ポーンは大切な何かを失ってしまった気がした。直後に得体の知れない不安が彼
を襲った。この気持ちは一体何だろうか?
だが、ポーンはこの釦のかけ違いを、すぐに修復出来るものだと考え直した。
明日にでも会いに行こう。ポーンはそう心に決め、夜明けまでの貴重な時間をとにかく眠
る事にした。
考え疲れていたが、気持ちが高ぶりなかなか寝付けなかった。
284 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:04:24
(27−19)
翌日、その日の労働作業はいつもと違い、余裕を持って行う事が出来ていた。
ギドンの姿が見あたらないのである。こんな事は滅多にない事だった。
このチャンスを逃す訳にはいかない。ポーンは計画に協力してもらう予定の0080号の
隣に付き、幾つかの情報のやり取りを始めた。
昨日の事もあり0203号の姿も探したのだが、遂に見つける事は出来なかった。
この0080号は、ポーン同様に強靱な肉体を持つ男だ。身長は人並みだが、腕相撲では
ポーン以外でこの男に勝てる者はいなかった。動きも俊敏で隙が無い。しかしその能力を
ギドンの前で見せる事は決してなかった。他の者同様に重いプラチクを載せた台車を、必
死の形相で押していた。実際にはまだまだ余裕を持って作業しているのだ。ポーンに欠け
ているしたたかさというものが、この男にはあった。
仲間達の前での性格は明るく、ギドとは思えないほど楽天的な考えをする男だ。幼馴染み
という事もあり、ポーンはこの男を全面的に信頼していた。リチャードの話した内容の多
くは控えていたが、計画については全てを話するつもりだった。
「・・・で、おまえは一体誰を殺るつもりなんだ」
小さな声で、0080号は尋ねてきた。
「まあ言わずともわかっている。ジョギョベなんだろ。俺もあいつだけは許せないからな」
この男も、奴には痛い目に遭わされてきたのだ。
「ジョギョベでは無い」
285 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:04:59
(27−20)
「え?違うのか。俺は奴だと思って協力する気になったんだが」
「ジョギョベは次に殺る。生きて帰れるならばだが」
「相手次第では俺は降りるぜ。誰なんだ?」
ポーンは周りのギドが聞き耳を立てていないか、素早く視線を走らせた。小高い坂道の途
中なので誰もが必死に台車を押している。
「相手は、ロアスレイターだ」
「えっ!」
声を出して0080号の足が一瞬止まった。だがすぐ体型を戻して運搬作業を続ける。
その後二人は一言も話さなかった。10分以上もの間、無言の行進が続いた。
やがて積み込んだ資材を降ろして空となった台車を、二人だけで押しながら元の道を帰り始めた。
「やばいぜ、そいつは」
ようやく0080号が口を開く。
「気に入らないのか?」
「いや、面白いな。その話乗った」
0080号はポーンを見てニヤリとした。これでどうにか計画のスタートに立てそうであ
る。ポーンは、そうやって自分を追い込む事により、迷いを振り切り暗殺計画に身を投じ
る事にした。計画内容を細かく0080号に伝えていく。うまくいくかどうかは問題では
ないのかもしれない。今感じる充実感は、人生の中で初めて体験するものであった。
だがそれも束の間だった。話の途中からポーンは、昨日感じた兇手にも似た得体の知れな
い不安がどす黒く心に蘇ってくるのを意識した。虫の知らせとでもいうのだろうか、ポー
ンは0080号に言った。
286 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:05:44
(27−21)
「何か、・・・様子がおかしい」
「ギドンが居ない事か?変といえば変だが、おい見ろ。加工工場前に人が集まっている」
0080号が指さした方向を見た瞬間に、ポーンの心は動揺した。何かまずい事が起こっ
ているのを直感したのだ。台車を放棄しポーンらは駆け出した。
既に工場施設の外側には大勢のギドが取り囲んで膨れあがっている。中の様子を伺う為に
ポーンは人混みをかき分けて前へ前へと向かった。何か、一時的に労働作業がストップさ
れるほどの異例の事態が起こっているのだ。
ようやく柵で仕切られた所まで割り込んで入る事が出来た。もはや人の壁に挟まれほとん
ど身動きが取れない状態だ。
資材置き場にギドンの剣兵が整列していた。彼らはこちら側を向いている。つまりはギド
に対しての何らかの示威行為が行われるという事なのだろう。
「静まれ!」
「静まれ!!」
剣兵の発する怒声により、何千もの人が発するざわめきが消えた。
剣兵の中から1人の男が、壇上に駆け上がると大声をあげた。
「これより貴様らに重要な報告を行う!」
誰もが息を呑んで、聞き耳を立てている。
287 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:06:24
(27−22)
「昨夜ミロルの住人が〈神隠し〉に遭った。
実に5名もの人々が消失したという連絡が、ミロル住人よりあった。要請を受け我々剣兵
部隊が捜索を開始したが、遺憾ながら行方不明者は発見出来なかった」
再びざわめきが起こり始める。
過去形という事は捜索を諦めたという事だろうか。
「静まれ!!」
再び静寂が訪れる。
「しかしながら我々は、昨夜不審な女ギドが、付近を徘徊していた事を突き止める事に成
功した」
ポーンは、その言葉により全身から血の気が引くのを感じた。
「女は現場近くを深夜に徘徊していた。ミロル住人が認識番号を記憶していた為、該当す
る女を早速取り調べ尋問したが、女は深夜出歩いていた理由を話そうとしなかった。
我々は、この女が事件に関与していると確信し、引き続き事情聴取を行った。その結果こ
の女は自分が拉致、さらにその後に殺害を行ったという事を、本日ようやく自白した!」
もはや完全な作り話だ。
「遺体はこのプラチク工場にて焼却したと言っている。
そして、さきほど親族のミロル住人の要請により、女を処刑する事が決定された。
よって、ただ今よりこの女の公開処刑を行う!
公開処刑の形とするのは、貴様らがその光景を目に焼き付け、この様な痛ましい事件を二
度と起こさぬようにするためである。以上だ!」
288 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:07:02
(27−23)
正気とは思えぬ声明だった。ポーンは背後の群衆側に向け後退りした。ぎっしりと詰まっ
た人垣に僅かな隙真を見つけ、そのまま押し入っていった。そして俊敏に人々の間をかい
潜る。加工施設のある建物の裏側は、資材置き場からは死角となっている。そこへと辿り
着く為に、人の群れに隠れながら走り続けた。
一方の広場では、建物の陰から、目隠しをされ手首を拘束された女が、剣兵に引っ張られ
て来た。女は目を塞がれているために足元がおぼつかない。0203号である。
露出した肌には、切り刻まれたばかりと思われる無数の赤黒い傷が走っている。死の恐怖
に呑まれ。女は小刻みに震えていた。
どこからか知らぬが、黒い衣を身に纏った複数の集団が沸いて出て来たかと思うと、女を
瞬時に取り囲む。ミロルの連中だ。
でっぷりと太った、明らかに不健康な集団だった。それほどの暑さではなかったが、一様
に汗をかき、動きはバタバタとしてどことなくコミカルな可笑しさがあった。
集団は剣兵を押しのけると女を倒した。さらにそのままの勢いで全員が女を容赦なく踏み
つける。剣兵にも予想外の出来事だった。
肋はへし折られ、その美しい顔は躊躇無く踏みにじられた。最初こそ軽く悲鳴をあげた女
だったが、もはや、息も出来ず一方的に地獄の責め苦を受けている。
(27−24)
ポーンは作業者全員が閉め出されて、無人となった工場施設に裏口から入り込むと、武器
となる物を必死で探していた。
全力疾走でダッシュしてきたので、肺は焼き付きそうに熱かった。室内の工作機械の余熱
による熱気も相まって一気に汗が滲み出てきた。
プラチクを溶かし加工する巨大な機械が何台も立ち並んでいる。うまい具合に床に置いて
あったバールを発見した。4キュービット近くの長さのある大型のものだ。ポーンの力を
もってすれば、そのひと突きで相手の胸を貫通するだろう。
瞬時に拾い上げ狭い通路をそのまま駆け出す。
出口に向けて疾走する。強い光が差し込む巨大な開口部が見えた。ここから資材の搬入や
搬出を行っているのだ。その外側はすぐ資材置き場だ。
勢いよくその場を抜けようとした矢先、突然何者かが左方向より低姿勢で飛びこんできた。
そのまま体当たりされ、バランスを崩し二人は倒れ込んだ。その瞬間バールが手から外れ
床をスライドし転がった。
ポーンは衝撃で息が止まった。何が起こったのか一瞬理解が追いつかず、自分を押し倒し
た何者かに目をやった。
0080号だった。
「なんだ、お前か。邪魔をするな、離せ」
苦しさのため途切れ途切れに言葉を吐く。
290 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:08:46
(27−25)
「行かせる訳にはいかない」渾身の力でしがみついている。
ポーンは落ちたバールを探した。右方向に転がっている。右腕は地面に擦られ皮が剥けて
いた。血は出ていない。だがそのうちに滲んでくるだろう。
「離せと言うのがわからないのか!」
ポーンは興奮して声を荒げた。早く行かなければ203号は殺される。
「無駄だ。もう遅い」
「とにかく離せ、彼女を助けなければ」
「わかった離す。だがもう遅い。おまえが出て行っても既に彼女は死んでいる」
腹を締め付けていた強い感覚が消えた。腕が解かれたのだ。
二人は上体を起こしその場へ座り込んだ。
「どういう事だ。彼女はまだ死んでいない」
「いや死んだ。ミロルの連中に殺されたんだ」
「嘘だ!」
「落ち着け。無駄だ。剣兵の数が多すぎる。お前も殺されるぞ」
「かまわん。1人でも多く道連れにしてやる」
「駄目だ!こんな事でお前を失う訳にはいかん」
「こんな事とはなんだ!」
「すまん。だがこの殺人は、間違いなく今後も繰り返されるぞ。それでも良いのか?俺た
ちはもっと大きな事をやるんじゃないのか!」
(27−26)
ポーンは返答に困った。
「畜生、・・・俺は昨日203号に会っていたんだ」
「どういう事だ?そうか、お前の女だったのか」
「俺は昨日あいつを悲しませる事を言った。一言だけでも詫びが言いたい」
0080号はしばらく黙っていた。そして外の方向を向いて言った。
「ギドなら誰だって、突然の死は覚悟している。彼女は俺たちよりほんの一足先に逝った
んだ」
「わかっている。だが、俺はあいつが生きている間に言葉を伝えたかった。無念だ。本当
に死んだのか?」
「本当だ。俺はずっと此処で見ていた。ミロルの集団に踏みつけられ、その後で絞首させ
られた。だがその時はもう動いていなかった」
0080号は、力が抜けて放心しているポーンを引き起こした。
「この場から離れよう。お前はこのまま帰れ。今日はギドンも混乱している、誰もチェッ
クはしないだろう」
0080号はこういった事に関しては要領が良い。おそらく彼の言う通りなのだろう。
「資材置き場へは行くな。真っ直ぐ帰るのだ。いいな。
これは許される事ではない。俺たちでこの世界を何とかしよう。根本から揺さぶっていく
んだ」
ポーンは指示された通り、そのままバラック方向へ向かった。
292 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 21:10:23
(27−27)
言いようのない悲しみに、知らぬ間に涙が頬をつたう。
昨日の夜を取り戻す事が出来ないだろうか。後悔の気持ちで何度も何度もそう思った。
0080号に会う事を止められるほどに、彼女は酷い姿となっていたのだろうか?
殺したのはミロル。俺は今までギドンだけが憎かったが、敵はそれだけでは無かったのだ。
社会全体が腐っている。その制度を破壊しなければならない。幸い0080号という強い
仲間が居る。そしてあのバラックの中にも。ポーンは今この瞬間、暗殺計画を早急に実行
する事を自らの意志で決意をした。
バラックに帰ると、リチャードは数日ぶりに意識のある状態でポーンを待っていた。
(つづく)
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/13(金) 22:51:02
オーソドックスだな。
ハインラインの『宇宙の孤児』を思い出した。
予定通りB級パルプな感じで進んでいるのでは。
可もなく不可もなく。
295 :
毒椎茸:2005/05/13(金) 23:26:53
読んでありがd。
実は第2章はプロット手抜きしてるから全然イメージが出来ていない。
英知をくれ。(マジで)
「宇宙の孤児」はジュヴナイルで読んだですね。でもほとんど忘れてる。
一応、宇宙船のネタばらしを早めにする事は意識しました。
さて、こっからリレー小説にしても良いですが、ちと考えて第2章の仮プロット出します。
(今月中?)他の人もなんぞ、考えて欲しいですね。
だいたい集中力低い方なのでしばらくは休むつもりです。
連投規制うまくかわせたw
うむ、期待通り全くのクズ小説だ。
297 :
毒椎茸:2005/05/14(土) 02:14:52
>>296 何のヴィジョンも示せない者に、言われる筋合いは無い。
しばらく相手にしてあげる。逃げるなよ。
では、このスレではどのような小説を目指すべきかという概要を述べよ。
サブジャンルは何か
テーマは何か
何を描きたいか(何を読みたいか)
その回答を記入してくれたまえ。
無回答の場合は君はカス以下。
正直、こちらも別に楽して書いている訳ではない。
何が悪いのか示していただけなければ、困る。
このまま君が居続けるつもりなら、つづきをここに載せるのは辞めるつもりだ。
(お互い胸くそ悪くなるだけ)
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/14(土) 02:22:17
>297
年寄りを納得させるのは不可能。じーさんは過去を美化し、未来に文句をつける
事だけが老後の楽しみなんだから。
ラノベを読むような層を対象に、ラノベっぽく書いたほうが光明が見える
かもしれん。
つまらん作品をつまらんと言うことが罪なのか?
褒め称えぬと満足しないのか?
大体文章が厨房っぽくて読むのに忍耐を必要とするんだよ。
気に食わないなら次はもう乗せなくて良いよ、俺は居座るから。
300 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/14(土) 03:24:54
>>297 大体お前が楽だろうが苦労しようが結果とはなんにも関係ないことだな。w
301 :
毒椎茸:2005/05/14(土) 04:34:15
まるで回答になっていないな。
返す内容が薄いのにレスを2回に分ける必要があるのか?
まあ、よかろう君の勝ちとしよう。ここへはもう来ない。
今まで協力いただいた方々には感謝します。
(続きを書くとしたら創作文芸板の人が利用している投稿サイト)
以後、君の無い頭でスレを大いに盛り上げてくれ。
逃げるなよw
302 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/14(土) 05:58:08
そうかごくろうさんだな、もちろん口にした以上二度と来るなよ。
負け犬が。w
…ここまで煽り耐性が低いとは思わなかった。
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/14(土) 23:38:28
感想
かなり読みにくい。
第二章アイデア
宇宙船に巨大な槍が接近、破滅の危機が。
予想通りの結果だな…。
306 :
292の続き:2005/05/15(日) 01:40:27
毒キノコさんが居なくなったようなので続きを書きます。
所で『創作文芸板の人が利用している投稿サイト』ってどこ?
第二章 槍接近
リチャードが言った。
「大変だ!そろそろ槍がぶつかるぞ!」
これは脳腫瘍にでもなったのか、とポーンは思い、ショック療法を試そうと、ハンマーでリチャードの頭を殴った。
当然、その衝撃に耐えられるわけがなく、リチャードは気絶してしまった。
やれやれ、厄介ごとが減ったな、そうポーンは思い、ロアスレイターの女王を殺すため、出かけた。
ギドのテント地帯を抜けた時、「おい!止まれ!どこに行く!」という怒鳴り声が聞こえた、ギドンの剣兵だ。
ポーンは素早く振り返り、ギドン達に向かって気を放った――放ったつもりになった――それを見て、驚いたギドン達は慎重に歩き出した。
ポーンがその時に走って逃げたのはいうまでもない。
307 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/15(日) 01:43:48
ん、意外と面白い。
期待age
初めましてキノコの山と申します。
あ、名前から判りますように、毒椎茸/毒キノコ/大網傘茸とは別キノコですw
毒椎茸からの伝言ですが「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。不核反省しています。
今後の予定は未定ですが、正篇「叛乱」毒椎茸バージョンは、独自に続けてみようかと思
います」との事でした。
「共同アイデアなんで、違うバージョンがあっても良いのでは」とも言ってましたよ。
ご存じの様に、彼は煽り耐性が低い駄目なキノコです。このスレへの出入りは禁止させま
したので、荒しの人もご安心下さいw
では、マターリと。
毒椎茸氏より伝言
「続きを書くのを迷ってます。
理由は今まで書いたのを読み返したら、あまりに酷かったため。荒し氏の言葉に納得しま
した。やはり枚数がまだ少ないのだろうか?
短編しか書いた事が無かったので、無理があった様です(自己嫌悪)」
という事だそうです。ストーリー的には最後まで書ける自信はあったみたいですが、自分
の文章が気に入らないみたいですね。
上達という点では、それでも書き上げた方が次に繋がるという気もするし、どうなんでし
ょうね。
何かを途中でやめて上達した人はめったにいないだろうよ。
歴史に残るぐらいのプロットができるまで練るべきでは。
階級社会がありがちなので、支配の仕方自体にSFアイデアを導入しては。
例えば、
最高位 クローンの親型、強制睡眠で拘束されている、
第二位 有能と選別されたクローン、新世代と入れ替わりで第三位に降格する
第三位 無能と選別された使い捨てクローン、短期間で死ぬような仕事を命ぜられる
第四位 クローン生産の失敗作、身体異常をもつ、
毒松茸も納得してるのなら荒らし氏という形容はおかしいな。
真っ当な意見を言っただけなのだから。
厳しい人は上達の友だ。
やさしい人は停滞の原因だ。
最大のオチである「実は異星人に支配されていました」の演出を充実させるべきと。
そのためには、なぜ異星人は人類を生かしておくのかの理由を決めるべきだと。
その1、人類を労働力に使っているから
その2、生きた人類の標本がほしいから
その3、食料にするため繁殖させている
その4、人類の一部が抵抗するため、まだ殺しきれていない
意味のない建造物の建築と解体では、虐待の迫力不足。
数人のミロルの神隠しも、虐待の迫力不足。
悲惨さを10倍は誇張するべき。
ミロルの階級は全員神隠しにあう。ミロルは全員食料になる。
ギドンの階級は毎日ギドの処刑を行う。
ギドの階級は、もっとだまされている感じの仕事をする。
構成と一部設定の変更案
最初は203号視点で労働の辛さ、階級差への絶望感を描く。
数年前203号が仕事のミスでジョギョベに責められる
兄である80号が庇うが、80号もやばい。それを130号が止める。
130号と80号親友に。130号と203号恋仲に。
その後もジョギョベらの横暴を阻むことで130号英雄視の説得力。
ギドの階級で英雄をポーンと呼ぶ習慣。(ポーンの父親もかってポーンと呼ばれる?
それぞれの階級にルークやビショップがいて仲間になったりならなかったり(陳腐?
リチャードを助けるのは80号。ポーンはジョギョベと80号の間に入り
この時点では倒れているリチャの後姿しかみていない。
203号の夜這いはなんとなく来ちゃったのではなく、ポーンの勇姿
(ジョギョとの揉め事)をみてたまらなくなっちゃったので・・・
203号の処刑、兄である80号が涙を飲んでポーンを止める。
その様子を見ている203号ポーンの為に自ら命を絶つ。
ここからポーン視点「おのれっ!ギドンめっ!!ミロルめっ!!!」
もしくは犯罪者(203号)は何処かへ連れ去られるのが常で
実はそれも異星人のエサ。妊娠していた203号の子供(父ポーン)だけが
戻ってくる(大きくなってから食う)203号の行方を探す旅に。
処刑のあと80号によってリチャと引き合わされるポーン。ソクーリで驚く。
宇宙や宇宙船は別の言葉に置き換えてぼやかしてた方が
いいかも・・・なにかの神話でも語ってるっぽく。
荒し氏=「。w」って事か?(質の向上の為ではなく煽りの為の煽り
英知キター!
なんか嬉しいですね。つーか今まで何処におったのだ!君たちは。
とりあえず色々出して!出して!!
>>311 クローン案が出ましたか。
毒椎茸の場合は、女王が異星人にパラサイトされているという設定を考えていた様です。
エクセレント位は異星人に行動をコントロールされる為に、全ての真実を知っている。
女王の意志と異星人(寄生タイプ)の意志のせめぎ合いで苦悩してるという形。
上部ブロックの王はそのバランスが取れず発狂してしまった訳。
それ以外の階級は初期段階で洗脳され、偽の歴史を植え付けられている。
後の世代は特に洗脳されている状態ではない。
という考えの様でした。参考までに
>第四位 クローン生産の失敗作、身体異常をもつ、
それって、ミュータント?
ところで、文章書ける人何人か居ます?(小説書いた経験の有る人)
推敲協力でも、元文でも良いですが。(毒椎茸は写実的描写はどうも苦手。カリカチュア
的な文の方が向いてます)
318 :
311:2005/05/17(火) 21:10:17
>>317 ミュータント(突然変異体)じゃないです。
クローンって今でも90%はすぐ死んじゃうじゃないですか。
羊のドリーも若くして老いて死んじゃったし。
そういうクローン製造技術の失敗作のつもりだった。
機能不全で死にやすい。虚弱体質。
ちなみに軍隊の階級ってこんなんらしいね。
上等兵 勲章がある
一等兵 正規軍
二等兵 新人兵(赴任して半年とか一年とか)
三等兵 犯罪を犯した兵士
320 :
306の続き :2005/05/18(水) 15:09:12
ポーンはやっとのことでロアスレイターの城に着いた。
しかし、そこで新たな問題に出くわした、レストムの剣兵である。
その剣兵は無断で近づくポーンを問答無用で刺し殺そうと近づいてきた。
身の危険を感じたポーンは素早く言った。
「だるまさんがころんだ!」
レストムの剣兵がそんなことで止まるわけがなかった。
剣兵は近づいてきた、ポーンは急いで気を放つ真似をしたが、相手は全く戸惑わない。
ポーンはパニック状態となり、奇声を上げ、腕を振り回し、怒り狂った牛ごとく剣兵達の中に飛び込んでいった。
その時、奇跡が起こった、ポーンのパニックに共鳴し、剣兵もパニックになったのである。
パニックになった剣兵は剣を振り回し、仲間達を全員殺した後、自分の首を切った。
そしてしばらく時がたち、パニックが収まったポーンは、急いでロアスレイターの城の中に入っていった。
失敗作のクローンが交配して稀に異常な能力を備えた個が生まれたり。
ちなみに、「ダークシティ」で異星人が人類を街ごとさらってる理由は、
地球に侵入するときのために人類の動きを観察するためだった。
自分が気に入らないというのは主に第1章の文章、物語世界へ読者を誘うにしてはやや荒
さが有ると感じました。
仮に全文改稿(内容変更)した場合も最初に書いた文は、どうしても荒くなるので、加筆
修正という形で文を洗練する方向で対処したいと思います。まあ、それで良くなる保証は
出来ませんが。(全章完成後作業)
>>320 番外編は君に任せた!
>>311 >>314-316 クローンについては、初期段階で人口増加の為に行ったという程度のエピソードで納めた
方が無難ですね。クローン操作が引き続き行われているとすれば、ストーリーの大幅な変
更が必要なので出来れば避けたいと思います。
大筋の変更はリセットに近い行為なので、自分の経験で言うと伏線などが予想以上に無駄
になる場合が多いですね。
クローン談義については、レストムのゼンが旅に加わり、アンドロイドとコンタクトして
過去を知るところで語らせましょう。
ゼンは非常に使い勝手の良いキャラで、文武両道で頭が切れるタイプなのでSF的な考察
は主にこのキャラが受け持ちます。
また、クローンの出来による差別では、主人公が無能か身体に問題のある階級となってし
まいます。そして、その要素での差別階級の話はエンターテイメントとしては避けるべき
かと思います。
(下へつづく)
異星人がクローンを断念した理由は、劣化してうまく出来なかったという事にしますか。
下層ブロックはその収容所。異形の者達で溢れているという世界。(私の発想もちとヤバ
イな)実は彼らは実は優れた能力を持っている?その彼らを受け入れるか、このまま隔離
するかを巡り仲間内での対立を入れるとかはどうだろね。
ちなみに80号は後半では主人公の敵となる予定(ギド内での権力を巡り対立)。最後は
「やはりリーダーはお前こそが相応しかった様だ」バタン(何故か死ぬ)。てなパターン。
異星人は食料として人間を飼っている訳ですが、差別社会を作った理由をまだ話して無か
ったですね。あちゃー。
これは、人間どもの文明の発展を押さえるため。この様な体制では科学知識は発展しない
だろうからです。
ブロックが3つ完全に仕切られているのは、その社会が駄目になった場合もそこで食い止
められるから、上部ブロックは王の発狂による殺戮で失敗した形。
そのしわ寄せが中央ブロックミロルの大量消費に繋がる。今後、徐々にその人数が増える
としますか。(ミロル全員は流石に無謀、異星人が自ら墓穴を掘る形となります)
(下へつづく)
ミロルの階級は全員神隠しにあう。ミロルは全員食料になる。=×
ギドンの階級は毎日ギドの処刑を行う。=○?
ギドの階級は、もっとだまされている感じの仕事をする。=△
生活が悲惨過ぎると、第2章の暫定地下組織の立ち上げに支障が出てくるので、ほどほど
で勘弁してあげてください。
第2章はうまく書ければ一番面白い?(SF度は一番低い)
316案
難しいなあ。女視点はまず無理w
ストーリーの流れは316案でも良いけど、最初に書いた様に全文改稿は辛いですね。(誰
かが代わりの元文を書いてもらえるなら話は別)
それと、後で「実は宇宙船でした」ネタは割と多いので、年季の入ったSFファンならイ
ンパクト感じないんですよ。
(下へつづく)
えーと、主人公の名前は何でも良かったりします。
「おまえはこのこの悪しき世界を消し去る者だ。アボーンと名付けよう」(悪い例)
リチャードが付き合っていた女(日本人)が、子供の名前を考えていたなら、それを付け
るのが無難かな。
第2章は、暫定地下組織の立ち上げとパトラ暗殺計画がメイン。
詳しくはそのうち、戦術に詳しいマニアの英知必要?
悲しいなあ。
出入りしないと言ってる癖に堂々と出入りしてるんだからなあ。
男らしく消えればいいのに。
大幅な変更をしないのなら、もう勢いだけで書き上げちゃえばいいのでは。
細部をゴミゴミと細かく追加するより、大筋の面白さだと思うのですが。
むしろ余分なものは省いたほうが。
>>327 別に女視点でなくても、屈強な肉体を持ってたりしない一般ギド視点の方が
辛さ、絶望感が伝わるかな? ってことだたです。
「実は宇宙船でした」ネタはインパクツの為つーより
古代エジプト風の描写の雰囲気を壊さない為つーことだたです。
主人公の名前は、意識を失ってる事が多く他のギドとの係わりもなさそうな
リチャードが名付けたって事で、寡黙そうなポーン自ら
「HEY!みんな。今日から俺のことはポーンと呼んでくれ。シェキナベイベ」
wとか言って認知されたんだったらアレかな? ってことだたです。
細かいことですが一応・・・
331 :
320の続き:2005/05/19(木) 22:53:04
『ギギギギィィィ』
耳障りな音をたて、ロアスレイター城の扉は開いた、まるで何年も使われてないようだった。
ポーンはそんなこと一向に気にする様子なく、ズカズカと大きな足音をたてながら、どうどうと城の玄関に入っていった。
「おい!お前は誰だ!」
奥から、怒鳴り声がした。ポーンはその声の主を探そうと、首を伸ばした。
薄明かりに照らされ、ミロルの料理人が見えた。
「おい!もう一回言う、お前は誰なんだ!」
料理人は怒鳴った、声は広い玄関の壁で反響した。
「お、っ俺は・・・ええっと・・・女王様に会いに来たんだ!そうだ、そう、たっ大使だよ、そうなんだよ!」
ポーンはどもりながら言った。
意外なことにミロルの料理人は納得したようだった。
「そうでしたか、いや、すみません、最近寝ぼけててですね、ハイ、そうなんでごぜいます、ええ」
とブツブツ言いながら頭を下げ、玄関を出て行った。
よし!やったぞ!ポーンは歓心の笑みを浮かべ、「ヨッシャア!これで女王を殺せるぞ!」と大声で言い。階段を上っていった。
>>328 さあ、何のことやらw
>>329 どうも長編は勢いだけでは書けないみたいです。執筆者はだらだらとやってますが、話自体はラストに向け加速感を出したいですね。
自分の創作ポリシーですが、「傑作は目指さず最後まで読ませるものを書く」です。
最後まで読んでもらったら俺の勝ち、と常々思ってます。
近々第2章の骨組みを提出しますので、他の人の意見やアイデアをもらってから初稿に入
りたいと思います
>>330 なーる。加筆修正の参考としたいですね。
>>331 参考にしよう。
>>どうも長編は勢いだけでは書けないみたい
というか文章に勢いがないのだが。
やたらと説明が挟まるし。
>>329=
>>333?
勢いの意味が純粋なアクション小説を期待する意味なら、最初から「火星シリーズ」風か
ヒロイックファンタジーのシンプルな設定にした方が効果的でしょう。
自分が目指す傾向とはやや違う。
自分としてはカーターが何故火星に行けたのかを、有る程度説明出来なければヤなタイプ。
文章に説明のくどさを感じる意味なら同感。説明が浮いている感じがするのは短編風に紋
切り型で説明しているからだと思う。だから滑らかにする必要がある。エピソードの数か
ら言えば枚数を増やした方がむしろ正解。
エピソード減らせば良いというなら、さして長編にする意味が無いのでは?薄っぺらな内
容になる可能性も有り。
・舞台がどうも異世界の様である。
・その世界は階級社会がある。
・後に重要な役割を担うレストムのゼン登場。
・主人公登場、その性格、生い立ち。日常生活。
・正体不明の謎の男が登場。主人公との関係。
・宿敵ジョギョベ登場。主人公との関係。
・恋人アタイ203高地ゲト氏登場、その死。
・盟友80号氏登場。主人公との関係。
・主人公が階級社会の破壊を思い立つ。
といった項目を400字わずか13枚に納めている。これは普通少ない分量ではないかい?
他の章へ分散出来れば良いが、それ以降もキャラは追加予定なので無理。
第2章の展開案
ポーンの逸る気持ちとは裏腹に、リチャードはパトラの暗殺を実行に移すには、まだ機が
熟していないと諭した。
リチャードの着ていた作業効率の良さげな服には、携帯通信機器とたまごっち型ゲーム機
「エッガー」が隠されていた。
「この携帯とエッガーは直接通信文のやり取りが出来る優れものだ。電池も半年は持つ。
エッガーを80号に与え連絡を取り合え。この使い方を覚えろ。ゲームは覚えなくて良い
ぞ。ああそうか、おまいらは文字を知らないから一文字ごとで良いから互いにわかる意味
を持たせろ」
見慣れない機械に驚くポーン。携帯電話をもらう。
そして80号とポーンは秘密裏に同志を増やす行動に移る。とりあえず、
・盗みの天才3210号、糞ガキ。
・情報通1171号。
・リチャードの世話をしてくれるおばさん7964号。
・ポーンの兵隊となる青年6809号
を仲間にする。(数字は適当。作戦用コードネーム付けるか?)
80号も独自に集めているが、コアとなる信用出来る人物を集めているために、まだ少人
数。みな過去に悲惨な経験を持つ。
(下へつづく)
さらに暗殺のための情報収集、準備を始める。
・剣兵を避ける目的地までの安全ルートの作成。(深夜のドルーン湖遠泳?)
・3210号による武器の調達。(石剣?)
・Kボール用の護身用盾の作成、(マイクロ波を反射する板)
・陽動作戦のための根回し。(例、工場施設に火災をおこし、敵の目をそこに集中させる。
剣兵は統制の取れた軍隊にはほど遠いし、優秀な不死隊は少人数。共に戦争経験は無いの
で、古典的な戦略でも簡単に引っかかる)
ここまでで何か意見、問題あれば指摘して下さい。より具体的な内容の提示大歓迎。
一番の問題はお前の存在かなあ。
いやー、あなたには勝てませんよw
Kボール用の護身用盾なんて、つくれるのか。階級差の迫力などなくなってしまうのでは。
奇襲の成功により奪った道具を利用し、以後Kボール回避にしては。
最初からKボール防がれてたら、ロアレイスターの威厳ないです。
最初は奇襲の段取りのみでKボールをかわしては。
>>338 結局さ、文章力が無いの批判されて逆切れして消えたわけでしょ?
その癖あきらめ切れなくてのこのこ現れるお前の神経がスゴス。
上の書き込みに便乗するわけじゃないけど、文章に魅力が感じられない…。
でも一番の問題はいろんな指摘に対してあれやこれやと言い訳めいたことを言い、全く聞く耳をもってないことだと思う。
自分の中で欠点を正当化するのはいいけど、人に見せるものなんだから…。
今のままの作品ではまったく面白くないよ。
>>336 陽動作戦の為の火付けは安直杉
まるでB級映画だ
あと、文章が不味いのには同意
>Kボール
Kボールに攻撃されないための認識タグを3210号が盗む。
他、額の刻印に特殊インキで描かれた認識タグを額の皮ごと剥ぎ取る。
不死隊戦で不死隊の額を何かで隠せれば、Kボールが殺してくれる。
文章が不味いのには同意だけど、指摘すりゃ急に良くなるもんでもないだろうし・・・
前スレでも一本目にすべてを賭けなきゃって人と
何本かやりながら徐々に良くなってけばって人がいたけど、自分の考えは後者。
企画2のダメな部分をスレ住人がどう良くしていけるか、良く出来ないなら
反省点として次回作へどう持って行けるかを考えた方が建設的ジャマイカ?
ぶっちゃけキノコにあんま高望みしてもそれに応えられる能力があるとは思えん。
叩かれて伸びる子ならそれでもいいと思うけど、素直じゃないから伸びそうにないのが問題かと…。
まあもう少し推敲してから投稿した方がいいかと。
中途半端に長いので読むのにも一苦労。
だったら読むな。
キノコ以上の作品も書けない癖に批判するのはお門違いだろ。
批判するならキノコ以上のヴィジョンを示せ。
そしてそのヴィジョンをきちんと具現化し、その結果でもって批判しろ。
ただただ文章が悪いとか読みにくいなどという批判は卑怯だろ。
キノコだってボランティアで書いてるんだ。
>>339-342 もともとB級路線を目指してるんですが、どうも考え方に相違がありますね。
それは置いといて、
一回目の奇襲で接触に成功出来ないと、警戒がより厳しくなる訳ですが、それ以上に問題
なのは、犯人を巡って奴隷への弾圧がどの様な形で噴出してくるかですね。
ギドに対する無差別殺戮が有った場合、その肉親らをはじめとして、ギド内での暗殺計画
に対する反発が生まれ、主人公らの行動が周りから指示を得られない可能性があります。
その点はどうします?
>でも一番の問題はいろんな指摘に対してあれやこれやと言い訳めいたことを言い、全く
聞く耳をもってないことだと思う。
意見は参考としています。今まで出た話の中で是非採用すべき内容と思われるものは、具
体的には何が有りましたか?再検討します。
この内容に自分の文章が合わないのはわかっていますが、推敲文を誰かやりますか?
元文ならなお良し。
>>346-347 庇護どうも。
351 :
331の続き:2005/05/21(土) 22:37:02
ポーンは階段を一歩一歩、着実に上っていった。
あと少しで女王パトラの部屋がある階に着く。そう思ったとき、後の方から『グウィィィィ』という音が聞こえた。
「いったいなんなんだ!」ポーンはそう叫び、素早く振り向き、その音を出している物体を見た。
そこには、銀色の宙に浮いている球があった。しかし、それを見れたのは一瞬のことだった。
なぜならば、その銀の球にポーンは驚き、階段の下に向かって転倒してしまったからである。
転倒したポーンの頭に銀球が当たり、その銀球は壁に反射して第三の銀球に当たった、その銀球は熱線を乱射し、すべての銀球を消し去ったのだ。
ポーンは痛む頭を抱え、女王パトラのいる部屋へ向かった。
>Kボールに攻撃されないための認識タグを3210号が盗む。
>他、額の刻印に特殊インキで描かれた認識タグを額の皮ごと剥ぎ取る。
>不死隊戦で不死隊の額を何かで隠せれば、Kボールが殺してくれる。
このアイデア凄く良いと思います。も少し掘り下げましょう。
まず認識タグと額の刻印は別物とするのか?
城攻略が難しい以上、タグを盗むのも恐らく無理が有ると思われます。
死体処理場に、自然死したレストムが運ばれその遺体からはぎ取るとか?
Kボールの攻撃対象の識別
・能動的判断(城内)
刻印の種類での攻撃
攻撃対象=ギド、ギドン
非攻撃対象=レストム、ロアスレイター、認識タグ保有者
・受動的判断
ロアスレイターの指示により攻撃及び攻撃停止(音声認識/パスワード使用?)
攻撃対象=指示された対象全て
非攻撃対象=指示された対象全て
仮にレストム位が叛乱を起こした場合の侵入者と近衛部隊との選別問題は、レストムと判
断された時点では攻撃しないがパトラの直接指示により対象を攻撃。
という事でよろしい?
>>343
>>352 凄く良いとか言われると途端に不安になって来ますが・・・概ねそれでよろしいかと。
ただ入手が簡単過ぎない様に死体処理場も、城ほどではないにせよ
それなりに厳重な警備があるとかのが良いかな。
認識タグと額の刻印は別物とするのかはどっちでもいいですけど
同一の物にした方が刻印の設定が活きて来る?
あともしかして不死隊って、以前書いていた凶悪ロボット?(Kボールよりつおい
小説投稿サイトにアップすんのん?
そもそも過疎版でキノコみたいな奴を擁護する、お気の毒な奴が何人もいるわけないだろ。
叩いてる奴も術中にはめられてると早く気付けよ。
>>354 もちろんしますよ
上手く行けば出版します
皆のネタとアイデアと構成と推敲と努力を、キノコ名義で
おお!それは楽しみだ!
色んな意味でw
>>355 もしかして俺(343=353)キノコ扱いされてる?
355にとってキノコは、無視する事の出来ない大きな存在なのかもしれんが
俺からすればキノコ個人はどうでもよくて
只たんにスレの企画を楽しみたいだけなんだけどなあ。
自演認定とはまったくあきれ返るな。
大体自演認定など追い詰められたアンチが行う常套手段。
もしスレの住人を気取るなら、キノコ以上の作品を投稿してから、作品で批判しろ。
キノコだって苦しんで書いている。それを否定する権利は誰にもないだろ。
別にお前が金払ってるわけじゃなし、大きなお世話だ。
批 判 さ れ る 筋 合 い は な し 。
激しく同意。
少しは感謝の気持ちを持て。
自演も大変だねっ(゚∀゚)ニヤニヤ
362 :
355:2005/05/24(火) 00:02:38
だからジエンは時間を空けろと。。。 いっつも投稿時間同じだし。。。
何もかも痛々しい。。。 そう思いつつ来てしまう俺も術中にはまっているのかな。。。
うわあぁむかつく!w
359-360は自演だろうけど俺(358)じゃねえ(判ってておちょくられてる気もするが・・・
そんな事言うならアレだ!お前(355)はニートヒーローの自演だろっ
お前のかあちゃんデーベーソーっだ!!!
うわ 凄いの来た
365 :
363:2005/05/24(火) 02:16:43
自演扱いされてむしゃくしゃしてやった。
おもしろいかなあと思った。
今では反省している。
366 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/05/24(火) 21:27:32
367 :
351の続き:2005/05/24(火) 22:59:33
ポーンはパトラの部屋の取っ手に手をかけた。
その時、頭の中で声がした。
それは「パトラを犯せ、パトラを犯せ」と繰り返し言っていった。
数秒、その声を聞くうちにポーンはすっかりその気になってしまった。
「ガタンッ」
ポーンは勢いよくパトラの部屋の中に入っていった。
「な・・なんなの!?キャァァァァ!!!ヤメテ!」
ポーンはパトラを押し倒し、服を脱がせ、無理やり犯した。
そして、そそくさと、窓から出て行き、ギドのテント群に走っていった。
ここは小説楽しむのではなくてDQNっぷりを楽しむスレ
その他自演認定厨のパラノイアっぷりも楽しめるお得なスレ
その他自演認定厨って特に書くってことはそれはDQNじゃないんだ(ワラウ
DQN=ヤンキー。自演認定厨=内向的なキモオタ。なイメージ。
じゃ、ヤンキーは自演認定をしないのか?
なんで
>じゃ、ヤンキーは自演認定をしないのか?
になるんだよw
ヤンキーでも自演認定するかもしんないけど
DQNが自演認定厨を表す言葉だとは思ってないから別に書いただけだろ。
めでたしめでたし
さようなら。クソスレ。
377 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/19(日) 21:19:20
評論家たちが集まると、芸術作品の造形、構造、意味が話題にのぼる。
芸術家たちが集まると、どこで安いテレビン油が買えるかが話題になる。
Pablo Picasso
ジャンプでやってる、銀魂って設定いじれば壮大なスペオペになりそうだよね
プ
380 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 10:59:46
,へ \ | / ,ハ百
\ \ \ | / ム.只
/へ/) ./ ̄\
∧_∧∩ )( ‐ ‐ ‐−──( ゚ ∀ ゚ )──−‐‐ =夫=_
.(*・∀・)7 ( ! ______ノ'""ゝ. \_/ フi三iヽ
゚ .冂つム゚_」 Y (_ ____) ':; | \ '─'
゜ ム_」」」」ゝ 人 ___) (__∠__ \| \
(,_,,ノ `ー´ ( '; (__________) ~':;,,. \
,' . / .' ヽ (_ ,,;::'~ ~':::;;,,,_
/ / ' \ヽ. __,,,,-‐''"~ ∧_∧ ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)
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|l|lil|ili| 瓜ゞッ=Lく ,くリ=ッ=[ゝ.__」「「「「L_.」 厂〉=ッ冂づ ヌ Oヮ⊂[]ヨ |l|lil|ili|
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〜ラッキーレス〜
2006年新年あけましておめでとうございます!
さて、このレスを見た人は、コピペでも良いので26分以内に3つ以上のスレに貼り付けてください
そうすれば今年中に、体の悪いところは全て治るわ好きな人に告白されるわ出世するわで大変なことです
381 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/02(月) 15:19:59
誰一人として悪くはない。
この企画は…構造自体が不幸を孕んでいたのだ。
戦犯はいない。
理解できない、根源から違った存在がいただけだ。
誰にとっても。
本当なら決して出会うことのなかった、熱意も、技術力も、
何もかも違う人々に関わってしまった事自体がお互いに不幸だった。
つまり…関わった時点で無残な結末が予定されていたのだ。
今はもう…その不幸を呪い、やがて忘れる時を待つしかない。
あ?頃すよ?
383 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/04(土) 22:22:29
このスレじゃ王道だけど、中1位から自分設定を作ってた。
本当の俺は人間じゃなく、実は飛龍族の最後の生き残りで、竜界の覇権を巡る戦乱の際に地龍族に敗れ人間界に送られた王子と言う設定。
俺の周囲には配下の炎龍(激情的性格)氷龍(クール)雷龍(爺さん)が姿を消して護衛している。
が、下手に力を使うと、俺を狙っている地龍族に見つかってしまうため、力を使うことは無い。
俺は人間としての記憶しか無かったが思春期になり徐々に王子としての記憶が蘇りつつある。
来るべき地龍族との最後の闘いは近い…ってな感じで。
授業中や休み時間等に「貴様、見てるな!?」と叫んだり、「そこだ!」と気を溜めた(つもりの)掌底を壁に叩き込んだりしてた。
メインの戦闘は下校の時だったなあ。
ヤンキーに絡まれたときも
「坊ちゃま、ここは我慢ですぞ。人間相手に力を使うことはなりませぬ」
「ふざけるな!俺は限界だぜ!俺の炎で燃やしつくしてやる!」
「やめろ氷龍。ここは地龍脈の走る地。地龍族が現れれば街が滅ぶ・・・」
と、一人で呟いてた。
きもいんだよと殴られたけど、俺の中の力が覚醒するまでは我慢だと思い込むようにしてた。
ほしゅ
てす
386 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
ほ