1 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :
2005/03/27(日) 15:06:38 マキリップの世界について語りましょう 「妖女サイベルの呼び声」「イリスの竪琴」シリーズ 「ムーンフラッシュ」などなど… 「影のオンブリア」も発売となりましたね
2get 終了
3 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/03/27(日) 22:15:41
>>1 イルスの竪琴だよ。
面白いのに一向に翻訳されない作家だね。原書リストも入れるか?
40 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[s] 投稿日:2005/03/24(木) 21:38:33
影のオンブリア買ったんだけど、文字がすごくでかいのね・・・あぜんとした。
41 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2005/03/24(木) 23:17:20
>>40 個人的には、それだけでハヤカワはダメポ。
ページ数増やして、価格高くしてるよな。
42 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2005/03/27(日) 00:57:44
影のオンブリア、読了。なんか悪役が最後までかっこ悪すぎていまいち。
出生の秘密も二人それぞれそんな説明の仕方でいいの?って感じ。
これをプラチナで出すより、まだFTで既刊のマキリップ作品を
刷りなおしたほうがよかったんじゃないかって気がする。
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/03/30(水) 00:28:55
>>5 >イルスの竪琴だよ。
タイプミスですorz
読んだ読んだ。 空気感とか、個々のパーツが収束していく感じなんかは好きだけど、 登場人物それぞれの掘り下げ方が物足りなかったッス、自分は。
原書リストどぞ ・Throme of the Erril of Sherill (June 1973) ・The Forgotten Beasts of Eld (Aug. 1974) ・The Night Gift (June 1976) ・The Riddle-Master of Hed (Aug. 1976) ・Heir of Sea and Fire (July 1977) ・Harpist in the wind (1979) ・Stepping from the Shadows (March 1982) ・Moon-Flash (Aug. 1984) ・The Moon and the Face (Sept. 1985) ・Fool's Run (April 1987) ・The Changeling Sea (Oct. 1988) ・The House on Parchment Street (April 1991) ・The Sorceress and the Cygnet (May 1991) ・The Cygnet and the Firebird (Sept. 1993) ・Something Rich and Strange (Brian Froud's Faerielands) (Nov.1994) ・The Book of Atrix Wolfe (July 1995) ・Winter Rose (July 1996) ・Song for the Basilisk (September 1998) ・look inside The Tower at Stony Wood (May 2000) ・Ombria in Shadow (Jan. 2002) ・In the Forest of Serre (June 2003) ・Alphabet of Thorn (Feb. 2004) ・Od Magic (June 2005(予定))
10 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/03/31(木) 23:44:46
わーい、リストだー
こうして眺めてみると作品自体は1〜3年に一度のペースで出てたんだな。
>>8 で人物造型が〜という感想が出ていたけれども、フェイやマグなんかは
あれでもいいんじゃないかと思った。ただデュコンを見てるといらいらするが。
もともとマキリップはそんなに細かく登場人物を書き分けて読ませるタイプ
でもないからなあ。邦訳されてる「イルス〜」や「サイベル」はまだキャラ
立ちしている方だけど。
日本で翻訳されたのは 妖女サイベルの呼び声(1979 2月) 星を帯びし者(1979 7月) 海と炎の娘(1980 6月) 風の竪琴弾き(1981 10月) ムーンフラッシュ(1987 8月) ムーンドリーム(1988 9月) 影のオンブリア(2005 3月) Alphabet of Thorn訳してくれないかな。
影のオンブリア読んだ。 なんとなくゴーメンガーストを思い出した。
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/05(火) 00:40:54
サイベル以外、積ん読してます…はよよまな
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/05(火) 01:28:52
あー。何年か前にマキリップのスレ立てたことがあるけど、 すぐに落ちて悲しい思いしたな。 「イルス」の謎が支配する世界観とか大好きだったな。 「影のオンブリア」まだ積ん読状態だよ。そろそろ読もう。
16 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/05(火) 01:49:35
イルスも1巻しか手に入らないんだっけ?¥
イルスの竪琴はかなり面白いと思うのだがな。
うん、面白かった。 ずっと「リデール」だと思ってて 翻訳読んだら「レーデルル」だったのでびっくりしたなぁ。
自分は文章が好きだな。 言い回しとか、物語の歩みの速度とか、台詞なんかも。
イルスの竪琴は衝撃だった。 世界観が変わった。 妖女サイベルの呼び声も凄かった。 こんな物語を読める時代に生まれるなんて、つくづく運がいいと思った。 でも、ムーンフラッシュって、ブレーメン5連想しちゃうんだよねえ…
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/08(金) 23:28:27
例のファンタジーブームのときに刷ってもよかったのになあ
最近「イルスの竪琴」3部作読み直して改めてこの作家良いなあと思い、 ネット検索でここに来たよ。よしは、「サイベル」(とても好き)に 「ムーンフラッシュ」までは訳されたのを読んでるけど、もう2つ あったんだね。参考になりました。最後のは本屋に頼んだら手に入るね。 あと、図書館で、「龍の物語」(新宿書房)1987年版に「ホアズブレスの龍」 という36Pの短編を見つけて借りたので、後で読む予定です。
書き込み少ない(掲示板立ち上げ者のみ)みたいなので、もう1スレね。 よしは「妖女サイベルの呼び声」がとても好きです。あまり本を読む 方ではないけど、この作品だけで10回は読み直してるほどね。 ことばに皆意味があり、活きてるし、登場人物の年代調和もあるね。
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/09(土) 09:34:14
イルスの竪琴の主人公は後向きの性格と紹介されて へぇーと思ったなあ。サイベルとイルスは中々良かったけど ムーンフラッシュは駄作。
イルスの竪琴の主人公はデスなのでしょう。話を支配しているのだから。 偉大なる者となった元ヘドの領主は、本当に長生きな者になったのでしょうか? 彼が死ぬ時、跡継ぎはどうなるのでしょう?
イルスは謎が命なのでそのネタバレはやりすぎ。
28 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/11(月) 00:47:50
>>27 ナイスレス
おかげで視界から外せました。ギリギリで。
29 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/18(月) 22:05:01
くう
影のオンブリア読んでまっす そのうち感想スレに感想書く。
サイベルの十七頁、最後の四行。 ゾクゾクしまつ…。
マグたんかわいいよ、マグタン・・・ハァハァ
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/20(水) 18:44:44
イルスは山岸涼子さんの挿絵に惹かれて読んだ。多分最初の本格FT。 なつかしいなあ。サイベルは岡野玲子さんのマンガで先に読んでモータ。 原作読むべきか、イメージ壊れるか、悩んでます。
34 :
33 :2005/04/20(水) 18:49:52
イルスの後書きにあったワイン、大人になったら飲もうと誓ったものだったが、 まだ入手可能なのか? (スレとは関係ないっすね。ゴメン)
>33 多分だいじょうぶ。岡野玲子さん、うまく描いてます。
36 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/21(木) 19:48:17
>岡野玲子さんのマンガ へぇーそんなのあるんですか。
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/22(金) 09:41:46
うん、「コーリング」Callingってタイトルで全3巻だったかな。出版社忘れたが大判コミックス だったよ。
38 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/22(金) 15:35:33
そうそう、作者がどーしても漫画化したいって出版社に権利とってもらった んだって。たしか穏名字やる前だから、電波ってないよ。完成度高し。
少女マンガ?残念ながら、男としてはよみにくいなあ。
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/24(日) 14:03:47
コーリングは表紙も中身も、別に「少女マンガ」って雰囲気ではなかったように思うけど。 どちらかというとアート系(?)に近いような マキリップはWinter RoseとAlphabet of Thornが好きです。 Winter Roseの乙女ちっくでマッタリと甘いところなんか、もう最高でした。 『影のオンブリア』はテーマや設定が比較的分かりやすいから、 読み手を選ばない(男女を問わない?)という意味で一般受けするんだと思う。
漫画コーリングは原作読んではまった私でも楽しめましたよ〜。 といっても、原作好きなら特に読まなくても良いけどね。 岡野さんはもともとオリジナルも少女漫画とは程遠い感じでしたんで 男の方でも大丈夫では? いや、やっぱり絵柄は好き好きあるし。
42 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/25(月) 00:29:51
オンブリア読んだ。訳正確なのかなあ。 「行く手に不可能が立ちあらわれた」 て要するに 「行き止まりだった。」 ということじゃん。 「行き止まりの状態になっていること」がわからなくてその後の展開が最初?だったよ。
43 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/25(月) 00:30:57
あ、349頁のクライマックスね。
44 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/25(月) 00:56:58
>>42 >行く手に不可能が立ちあらわれた
>She glimpsed an impossibility ahead of her (Aceペーパーバック版,265p)
すごい直訳・・・。
しかしマキリップはこういう分かりにくい文章そのものが特徴で、そこが良いわけで・・・
それを「行き止まりだった」と翻訳するわけにはいかなかったんでしょうね。
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/25(月) 01:04:26
>>9 下から5番目
×look inside The Tower at Stony Wood (May 2000)
○The Tower at Stony Wood (May 2000)
46 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/25(月) 21:49:01
>>44 ああ、なるほど、それが原文ですか。
その原文からも「行き止まりになった」ということは読めないですね。
確かに意訳して原文の表現を消してしまうのも翻訳としてはまずいでしょうね・・・
47 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/26(火) 01:29:33
昔、ヘルンの山の中に、ひとりの女が住んでいた。 名前をアルヤといい、さまざまな獣たちを集めて一緒に暮らしていた。 ある日彼女は名前のわからない小さな黒い獣を見つけた。 アルヤの謎って明らかにサイベルと○○○○のパラレル・ストーリーだよね。
49 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/26(火) 21:41:03
ドリームの方が見つけにくいと思う
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/26(火) 23:20:55
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/28(木) 18:44:18
オンブリア。 30年前に、夢中になって読んでたファンタジー作家が、 まだ新作を書き続けていてくれただけで嬉しいな。 あと、アトランの女王のジェーン・ギャスケルのその後を知りたいけど 知ってる人は居ないかしら?
サイベル=リディア+マグ? コーレン=デュコン タムローン=カイエル オンブリアよんでふと連想した。
53 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/04/29(金) 22:42:01
アトランの女王は1巻の途中まで読んだけど、どうにもノメリこめなくて… これから面白くなるんだろうか?
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/01(日) 23:51:58
>>53 合うあわないは人によるけど、怪作であることには間違いない>アトランの女王
全4巻のはずなのに、3巻までしか邦訳がなくて、もやもやしながら数十年。
ファンタジーものは、角川も創元もシリーズ途中で翻訳中断するからつらいなあ。
スレ違いの愚痴言ってスマンです。
Firebirdsに入ってる短編読んだ人いる? 買おうかどうか迷ってるので情報きぼん
56 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/03(火) 13:38:31
>>55 "Firebirds"に入ってる、マキリップの短編Byndley読みました。
民話・昔話風の短編。
グリム童話にありそうな感じの、短くスッキリとまとまった話。
タイトルは舞台になる村の名前で、ある日、魔法使いがやって来るところから始まる・・・。
文章・描写は美しいし、面白かったけど、あっという間に読み終わってしまって悲しかった記憶が残ってます。
"Firebirds"の収録作品は昔話の再話がけっこう多いから、
そういうのが好きな人には合うと思います。
タムリンとか、雪の女王とか、ケルトの何とか言う伝説とか・・・
(でもByndleyは別に何かのパロディってわけではないみたいだけど)
マキリップって、こういう民話・昔話ネタも好きなんですね。
長編のIn the Forest of SerreもByndleyと同系統で、
昔話のパロディの寄せ集めだらけっぽい長編でした。
こういうのは好き嫌いがあるから、オススメかどうかは人によるかと。
>56 昔話風っていうのは好きなほうなので買って読んでみることにします ありがとうございました。 ちなみにタム・リンもののWinter Roseはかなり好きです。 マキリップの文はとても綺麗でいいですよね。
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/06(金) 22:44:48
>57 56=40です。同じく、Winter Rose大好きです! Winter Roseって、なんか明るい感じがしません? 森の中の描写のキラキラと光あふれる森、というのがツボでした。 「明るい」と「幻想的」って、こんなに完璧に両立するものなんだな〜と驚いた。 >マキリップの文はとても綺麗 同意! マキリップは美文ですよね。読んでて本当に気持ちがいい。 文章そのものが美しくて浸れる作家って、私には他にブラッドベリとトールキンくらいしかいません。 "Byndley"の感想よろしく。
59 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/13(金) 00:49:07
美文
積分
みんな原文で読んでるのか…すごいな〜。 イルスが好きでサイベル買って、オンブリア読んだけど、オンブリアは 話が(他に比べると)短くてちょっとガッカリだ。 ラストで語られてるマグのお母さんが誰なのか結局判らなかった。
・A・
竪琴シリーズは文字通り「偉大なる者」が実在するクセに留守のフリをしているから…
留守にする時は、ちゃんと連絡先を残しておこないとダメという話だな。
もし「居留守の竪琴」っていうオチだったら殴るよ。
あー、そのー、…なんだ。マキリップはもっと邦訳されると良いな。
67 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/05/31(火) 21:26:57
そうだね
>>65 ベタベタなのにウケてしまった
不覚…orz
妖女サイベル〜が好きで何度も読み返しているんですが、 サイベルが好きならこの本もオススメってありますか? (なるべく邦訳されているのでお願いします) マキリップ好きの方が他にどの作家を追いかけているか知りたいです。
70 :
69 :2005/06/09(木) 03:12:09
書き忘れましたが、私がサイベル以外で好きなファンタジーは エレン・カシュナーの“吟遊詩人トーマス”です。
>>69 レイモンド・フィースト <リフトウォー・サーガ>
デイビッド・エディングス <マロリオン物語><ベリガリアード物語>
マーセデス・ラッキー <ヴァルデマール年代記>
特にエディングスはお薦めです。
>>71 おおっ、自分も好きなファンタジーばかりだw
私のお薦めはこの中だとラッキーの「ヴァルデマール年代記」(創元)です。
女流作家ならではの感性っていう点では共通点もあるようなないような。
あとはマキリップのちょっと不思議な妖しい世界に似てる気がするのは
タニス・リーの「平たい地球」シリーズですが…たしか復刊交渉中だったかな。
レスありがとうございます。 <マロリオン物語><ベリガリアード物語>は読んだことがあるので、 <ヴァルデマール年代記>を読もうかと思ってます。 このシリーズは 女神の誓い から読めばいいのかな???
74 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/10(金) 00:51:49
「ラプソディ」シリーズなんてどうでしょね
>>74 ごめん、第三部の途中で止まってる>「ラプソディ」
あの展開はちょっと疲れる
フィリス・アイゼンシュタインの「妖魔の騎士」なんかどう?
エレン・カシュナーがお好きなら「剣の輪舞」は読んじゃいました? 「ラプソディ」は長く伏線と謎が多く登場人物も多いwのでのんびりマターリ 読むのがお勧めかも。 「妖魔の騎士」もすげー面白かった。「氷の城の乙女」で完結なのかなー。 ベルガリアードもマロリオンもヴァルデマールもリフトウォーも好きだ〜 このスレの人とは気が合いそうだ。 あと傾向的にやたら描写が濃かったりとか耽美っぽいとこはタニス・リーと 被る、に禿同。
77 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/10(金) 18:03:45
剣の輪舞は801好きなら大丈夫だろうけれど、 そうでなければファンタジー色はそれほどでも…。 ヴァルデマール年代記は私は個人的にはレイプ山盛りで それさえなければという感じだった。 特に最新刊の性奴の猫娘の存在が痛い。 デイルマーク王国史は最初に2冊まで読んだ時は あまり感銘を受けなかったけれど、完結すると 全巻の登場人物が絡み合ってなるほど…と思った。 やっぱり、イリスの竪琴の1巻目が一番好きだな
素で間違えた。 イルスの竪琴。
ちょっと傾向が違うかもしれないけど、 ピーター・S・ビーグル「最後のユニコーン」はいかがでしょう? 情景がきれいで、とても好きなんですが。
82 :
69 :2005/06/11(土) 01:46:08
レス感謝です。名前が出たシリーズについて今後の計画をまとめましたw
<リフトウォー・サーガ> 古本屋さんで入手できるまで保留です(2,3,4は既に入手済みw)
<ヴァルデマール年代記> 女神の誓いを購入。しかし帰ってきてから
>>78 を読んで多少不安に。性奴の猫娘???
<平たい地球> タニス・リーは、幻魔の虜囚を挫折した記憶があるので、とりあえず保留。ゴルゴンは読んだが…
あとついでに言うとタニス・リーはどうも表紙絵のせいで買いづらい。
<ラプソディ>
>>74 があるのでひとます保留。ただしアマゾンの評価が一様に高かったので2巻まではいこうかな…
<妖魔の騎士> 古本屋さんで入手できるまで保留です
<剣の輪舞> 持っているのですが、801(←以前他のスレでも話題になってた)がムリっぽいので積ん読状態ですw
<デイルマーク王国史> 保留。
>>78 に完結時に感銘とあったので不安が…(根性無しなものでw)
<イルスの竪琴> もち読みました。個人的にはサイベルの方が好きです。(訳のクセが少しあわないのかも)
<魔道士の杖> 確かにレアそうなので、古本屋さんで見付け次第即買い予定。永遠に出会えない予感も…
<最後のユニコーン> 実は挫折の記憶ありです。
83 :
69 :2005/06/11(土) 01:49:08
*アンカーミス補足
<ラプソディ>
>>75 があるのでひとます保留。ただしアマゾンの評価が一様に高かったので2巻まではいこうかな…
ヴァルデマールについては確かに性的虐待?を受けたキャラは 登場するけど、(タルマやナイアラ)そういう描写自体が目的ではないし 女流作家だけあってそういう女性達の気持ちや立場もしっかり 書かれていて、徒に扱われているわけではナイ…と思うので (しっかり自分の意志を持ってそういう境遇から幸せになる人もいるし) あんまり構えないで貰えればと思う。 ナイアラ(猫娘)が出てくるのは最新シリーズで、前半3作(とりあえず 完結してる)には出てこないので、とりあえずそこまで試して貰っては どうかと…。スレ違い気味でスマン。 あと小綺麗なファンタジーだと「トヴィウスの森の物語」「錬金術師の 魔砲」あたりはどうでしょ?
>69 ジェイン・ヨーレンの 「光と闇の姉妹」「白い女神」 2部作はいかがでしょう?
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/13(月) 22:01:38
このスレ好きだ
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/06/24(金) 00:10:09
にゅーん
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/07/27(水) 03:42:05
おぎ
89 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/08/13(土) 18:13:06
なんか話題ナイスか
90 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/09/14(水) 23:53:00
積ん読だったイルスの竪琴を いまごろになってペラペーラと読んでます しかし人名と地名が覚え辛いな…と思ったら最後に索引が…
イルスの竪琴いいなー 読みたいのにないよ 次のハヤカワ復刊フェアにかけるか・・・ まさか10年後!?
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/10/25(火) 22:43:36
イルス読了
>>76 「妖魔の騎士」もすげー面白かった。「氷の城の乙女」で完結なのかなー。
あの展開からするに、クレイが妖魔を解放する者であることが周囲の魔法使いにばれるのはそんなに遠くないし‥‥
そうなると、デリヴェヴとクレイ、アライザの3人で周囲の魔法使いと暗闘を繰り広げる、なんてダークな展開が待っていそうな気がする‥
続刊待つのは容易いが、書くのは大変そうだ^^;
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2005/12/08(木) 21:14:09
何かニュースないかしら?
子供のときに絶対婆が人を襲っていく話だと思って怖くて読めなかったサイベルを読んだ とにかく面白かったし終わり方もこれ以上無い感じで大満足 コーレンを見てたら自分が今の彼女をそこまで愛してないなぁと気づかされたよ
>絶対婆が人を襲っていく話だと思って ちょっとワロタ
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/03/26(日) 21:48:57
浮上
居留守が好きですが、 最近ファーシーアにはまっています。 一部二部あたりでは感じなかったのが、3部ヴェルティの帰還読むと やたらと居留守の雰囲気が思い出されました。 デスが、ヴァリティに重なったり。 長くて苦しい読書好きの方、お勧めです。
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/06/11(日) 22:57:04
サイベルが一番面白い
>>95 >絶対婆が人を襲っていく話だと思って
自分も、それに近いこと思ってたw
読んだら良かったからびっくりした
あの誤解していた10年間はなんだったんだ……
101 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/08/19(土) 00:35:34
岡野さんのコーリング読みました。面白かった ター可愛いハァハァ
昔の岡野版コーリングには、なぜだかCDが付いてたね、そう言えば。
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2006/12/20(水) 00:47:03
浮上 新刊出ないねー
「幼女サイベルの呼び声」なら、2chでは大人気になっただろう
「おにーちゃーん。だっこー」
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/03/19(月) 02:24:44
根は闇に隠れて育つものだ
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/06/28(木) 16:27:47
話題もないねー age
原書で読めるヒトがうらやましい 翻訳されてないだけで、作品はいっぱいあるんだよね。 試しにサイベルのペーパーバックを買ってみた 思ったより、簡単な英文かもだ。 翻訳文が美しくて好きだったんだけど、翻訳者の力ってのは大きいのだなあ
やーっとイルス読めたわ 面白いっていうか、すごかった
>>108 10年以上前に「Deer Skin」ていうペーパーバックを買って、途中まで読んだことがある。
王妃を亡くした王様がショックでおかしくなって、生き写しの実の娘を妻にしようとした話だったと思った。
あんまりにも(サイベルと違って)痛々しい話だったので、途中で読むのをやめてしまった。
その後、何度か引越しをするうちに本はどこかに行ってしまった。
今になって続きがすごく気になっている。
>>110 ごめん、作者間違えてた。(多分)ロビン・マッキンリーの作品だった。
それ「王様とロバ」とかいう昔話で、確か映画化もされてると思う。 その話を元にして、マキリップ風にアレンジしたんだろうけど、最後どうなるんだろうな。 元の話では他国の王子様と結婚してめでたしめでたしだったけど。
113 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/09/25(火) 13:32:44
>>109 イルス読了おめ!凄かったでしょーっ!
イルスはいっぱい語りたいことがあるけど、ミステリー仕立てというか
落ちを言ってしまったら、これから読む人に申し訳ないからここに書けないのが辛い。
自分の周り、FT好きが多いのに、何故かイルスだけは読んだ人がいなくて寂しいんだ。
一度、誰かと思いっきり語り合いたい〜〜〜〜!!
114 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/18(木) 01:50:37
イルスのオフ会してみたい…
115 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/10/20(土) 21:17:11
オフ会したいねー
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/11/15(木) 01:11:50
漫画のCallingは向こうでは翻訳されてないのか・・・
すごい、マキリップのスレあったのか イルス凄く好きだったのに引っ越しの時になくしてしまった 復刊しないかな
118 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/19(水) 01:04:24
東京創元社から2月に新刊出るよ
119 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/19(水) 15:37:23
なにいい
>>117 イルスはずっと待ってたけど復刊しそうにもなかったから、古本買った
アマゾンだと、2巻・3巻は送料コミで1000円以上するんだよねえ
121 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/19(水) 19:32:06
俺は大阪中の古本屋巡りして集めたな 1冊150円くらいだった>イルス 電車賃が高かったが楽しかったから良しw 阪急淡路駅からみえる古本屋さんには、 1冊150円くらいでまだ数冊残っていたよ いまROMってる、そこのあなた。ぜひどうぞ
1巻だけはどこでも安いんだよなあ、あれだけ復刊したから 東京だと値段以前に1冊もないことも多い
一巻だけ復刊って何だよソレ!! 大阪まで電車賃使うならamaの方が安いやorz 新刊出るならついでに復刊しないかな いっそ映画化されないかとか・・・
1巻 3 2巻 2 3巻 2 イルス持ってる数。3巻は全然見ないな。 ちなみにサイベルは4、ムーンフラッシュとドリームは2、オンブリアは1
125 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/29(土) 01:17:16
古本屋に自分の好きな本が安くされて並んでいると
つい引き取りたくなるよね
それが、絶版本ならなおさら。こんな値段で叩き売られるのが忍びないというか
価値が分かってない!とか思って。
>>123 映画化は…、して欲しいような怖いような…
近刊案内(2008年2月刊行予定分) 【創元推理文庫】(ファンタジー) ◇『オドの魔法学校』 パトリシア・A・マキリップ著/原島文世訳 幻想の紡ぎ手マキリップの、謎と魔法に満ちた珠玉のファンタジー。 楽しみだな。
127 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2007/12/29(土) 02:26:44
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! わー!!!!飢えてたんだ、読みたいーーー!!!! 情報サンクス!!
あけおめ。 今年は新刊がいっぱい出るといいな。 とりあえず一冊だけど・・・。
オドの魔法学校 パトリシア・A・マキリップ/原島文世 訳 【創元推理文庫】 植物の扱いにたけた孤独な青年、歓楽街で興行する妖しい魔術師。 魔法が国王の名のもとに管理される国、ケリオールを舞台に繰りひろげられる、謎と魔法に満ちたファンタジー。
うおう、どんどん楽しみ度がUPしてきた
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/01/08(火) 00:26:26
ワクワク 魔法学校が出てくるファンタジーといったら、ゲド戦記とハリポタしか知らないけど 他にもあるのかな(マンガは除く)
また、ふわふわ銀色髪の兄ちゃん出てきてほしい。
オド購入記念カキコ。 但し別の本を読んでるので積み。
オド良かったよー マキリップらしい展開 イルス再版しないかな
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/15(金) 18:04:36
そうか。読んでみるかな
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/15(金) 18:33:40
読了 良かったー。最後がまた良いよね 魔法学校というか、クレストマンシーシリーズ「魔女と暮らせば」とか「クラバート」とかいいと思う
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/16(土) 23:43:57
アマゾンで散々な評価ですな。
138 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/02/19(火) 12:04:05
アマゾンの評価はそうかもね、と思う部分もあるけど 私自身は満足かな。まだネタバレになると思うから ここで詳しく感想言わないけど 確かにイルスを期待したら期待外れなんだろうけど DWJのグリフィンの年とかに似たテイストで楽しめた 例えば一方は雪風、ハイブリッドチャイルド もう一方は敵は海賊、エイリアン刑事 そんな感じで幅の広い作風だと思うし
きっと、読む前に「イルスのようななにか」を期待するから、がっかりするんだろうね 先入観なしに読んで、単に作風が合わなかった、って人もいるだろうけども 別にそれはそれでね
原書読みの方に質問なのだが、サイベルの妖女って単語は 原書ではどうなってますか? 自分は妖女という単語におどろおどろしいものを感じて、 読む勇気が出なかったクチなので、ちょっと気になって 読めばおもしろいのに、タイトルで二の足踏んでる人が多 そうな気がするなあ
妖女って、タイトルだけで本編にそういう記述はないんじゃない? 原題は最初の方のページに載ってるとおり、じぇんじぇん違うよ。
142 :
140 :2008/02/20(水) 23:01:02
〉141 原書のタイトルが全然違うのは知ってるよ というか、疑問を持った段階でまっさきに確認した いくらなんでもそれくらいは確認するって ちなみに妖女という言葉は本文にもあるよ だから余計に不思議だったんだよね 魔女という字をあてたのかとも思ったけど、メルガが訪ねて来たところでふたりを残して立ち去るコーレンが「片や魔女で片や妖女」と言ってるから違う言葉を使ってるんだろうなあ、と思って質問してみたわけです
>>142 手元に原書があったので見てみた。「片や魔女で片や妖女」は、
"When one is a witch and the other a wizard, I doubt that." になっている。
上の部分を探すため、久しぶりにパラパラと読み返してみた。サイベルって、何回読んでも切ない話だよな。
ウィザードか。なるほど・・・。
>>143 ありがとう。
145 :
142 :2008/02/24(日) 18:19:30
>>143 おお、ありがとう!
wizardかー
男性にしか使わない言葉なのかと思ってたけど、手持ちのOxford American Dictionary
でひいてみたら、a person with amazing abilitiesという意味もあった
サイベルにはこっちの意味で使ってるんだろうね
146 :
143 :2008/02/27(水) 20:42:52
>>144 ,145
どういたしまして。
大した事してないけど、見知らぬ人から感謝されるのは悪くないね。十数年前に新宿の紀伊国屋で原書を買っておいて良かったよ。
俺はけっこういい年のオッサンだけど、未だにサイベルがタムとコーレンに出逢って人の心を得ていく過程には切ない気持ちを抱くよ。
この本の翻訳版を読んでショックを受けたのは、もう20年も前なんだよな。
ハヤカワFTの1番だもんね・・・。 今は何番まで出てるんだろう。絶版も多いだろうけど。
マキリップさん、お誕生日おめでとう! 4年に一度しかいえないらしいので、記念カキコ。 これだけではなんなので。 オド、おもしろかった〜。 138がDWJのグリフィンの年ににたテイストといってたけど、納得。
なるほど、誕生日か。 そういえば、赤川次郎も今日が誕生日なんだってな。 もっと訳書が増えることを祈って、HAPPY BIRTHDAY!
誕生日おめでとう! オド面白かった
お誕生日おめでとう! 原題/The Changeling Sea ●著/Patricia A. Mckillip 大切なものをすべて海に奪われた少女は、復讐を誓う。そこへ、深い悩みを抱える 王子が現われて……。海を舞台にした正統派ファンタジー。 ルルル文庫〈今後のラインナップ〉より 2008年秋刊行予定
>>151 ちょ、これホント?
誰が翻訳するんだろ。
若手の翻訳家じゃない? タニス・リーのパイレーティカとか訳した人とかもそうじゃないの? ラノベ風味になると困ったものだが・・・。
Happy Birthday
海外物はどうしても翻訳者の感性を通さざるを得ないからなぁ。 せめて自分の好みに合う訳でありますように。 …まぁ、原書読まない身であれこれ言うのもなんだけどさ。
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/03/02(日) 06:34:29
なんにせよ、訳本が出るのはいいことだ ルルルもなかなかやるなあ
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/05/05(月) 14:59:09
ホシュ
158 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/08(日) 21:55:40
マキリあげ
159 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/06/16(月) 20:48:25
8月に東京創元社から短編集が出るようですなあ、ということであげ
これか ◇『ホアズブレスの龍追い人』 パトリシア・A・マキリップ著/大友香奈子訳 ファンタジーの名手マキリップの、不思議と魔法溢れる贅沢な短編集。
実家においてあった、四畳半一面にある文庫本。 我が青春の早川文庫FT他。。 家具の整理云々でママンが愛蔵書を全部ベランダに放置。 んで雨が降ったので、そのまま放置していたらすぃ。 もう入手困難な初期の版のものとかあって泣きそうです。 とりあえず紀伊国屋に走り、買えるだけ買いました。 イルスは見つからなかった。 あああぁぁぁぁんん
オンブリア読んだけど あのラストはあれでええのか なんかとってつけたような
残念なお知らせです。 ルルルの翻訳は、かなり超訳で翻訳ファンには読めないそうです。
そーなの? 自分が唯一買ったルルル翻訳物「オラクルの光」は読みやすかったけど… 少女系ラノベレーベルだし、重厚な感じにはならんかもだが。 どうぞ、良い翻訳者さんが当たりますように…
>>161 ママンを問い詰めたい
なんでそんなことするんだろうな
本に対する愛情が理解できないのか
俺だったら激怒するのに
本に対する愛情があるなら 実家の四畳半一面に置いてきたらいかんよ
>>165 本に興味のない人間にとってはどんな貴重な本だろうがガラクタなんだよ。
自分の友人は、海外に出向してる間に実家の自室の本を軒並み捨てられて泣いてた。
かくいう自分も、ことあるごとに親に「あのダンボールに入った本を何とかしろ。ジャマだ」と
言われ続けている。
一緒に住んでるわけでもないし、実家に置いてあるわけでもないのに。
168 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/01(火) 22:24:40
>>167 なんとなく目障りなんだろうね。
親が本を読まないと、本にカネ使うことに罪悪感を少し感じてしまう。
親世代はマンガや新聞に沢山カネ払うくせに・・・。あとテレビ見まくり。
我が家は、小さい頃から欲しい本(漫画以外)は買ってもらえた お小遣いとは別に、父親と一緒に本屋に行って買ってもらってた
1回読んだらもういいんでしょう?という人は多いんだよ 読んだままほうりっ放しと一緒だと思ってる 学校離れたら仕事や資格に必要なもの以外は読まない人も多い
自室にある本を捨てるのは本当に可哀想、というより許せない感じはある でも部屋が散らかっていて、いつも親に掃除させていたとかなら、同情できない 自室以外の実家の部屋に放っておいたら、処分されても文句は言えない
うちもそのボロ本早く捨ててよっていわれる 何もぞんざいに扱っているわけではなくしょっちゅう読んでいるから 手ズレとかあるだけなのに そっちこそもう何十年も埃も払っていないガラスの本棚の中の全集本を捨てろ と言いたくなる(言わないけど) もともと開いてさえないのもあるのではと疑っている
173 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/07/07(月) 18:02:57
>>170 > 1回読んだらもういいんでしょう?という人は多いんだよ
あるある。
漫画雑誌じゃねーんだから・・・。
>>172 > そっちこそもう何十年も埃も払っていないガラスの本棚の中の全集本を捨てろ
あるあるw
ウチもやたら高そうな辞典が30巻ぐらいあって誰も読まない。
飾りなんだろうな。もったいない。
幻想の紡ぎ手マキリップによる短編集
--------------------------------------------------------------------------------
ホアズブレスの龍追い人(8月刊)
パトリシア・A・マキリップ/大友香奈子訳
「ホアズブレスの龍追い人」
「音楽の問題」
「トロールとふたつのバラ」
「バーバヤーガと魔法使いの息子」
「ドラゴンの仲間」
「どくろの君」
「雪の女王」
ほか「灰、木、火」「よそ者」「錬金術」「ライオンとひばり」「ジャンキットの魔女」「悪い星のもとに生まれて」「心の中への旅」「ヒキガエル」収録。
いかにも幻想の紡ぎ手マキリップらしい、絢爛たるファンタジー、誰もが知っている昔話や童話のマキリップ版、
ちょっと怖い話、心あたたまる話からユーモラスな小品までバラエティに富んだ15の物語。
二度の世界幻想文学賞に輝くマキリップが、綺羅星のごとき15の物語を綴った、不思議と魔法が交錯する贅沢な短編集。
(2008年7月7日)
ttp://www.tsogen.co.jp/wadai/0807_03.html
追加 叢 書 : 創元推理文庫(Fマ-9-2) 予 価 : 税込1,155円(本体価格1,100円) ジャンル : ファンタジイ(短編集) 龍が生み出す冬に封じ込められた、黄金と氷の街、きれいなものに目がない醜いトロールとバラ……。 ファンタジーの名手マキリップの、不思議と魔法が交錯する贅沢な短編集。
おやおや、実に滑稽論争ですねぇ(笑)私などは読書家を自称しておりますが、大概の本は一回読めばそれで終わりですよ(笑) 読み返す本などは略皆無といって良いでしょうねぇ(笑)それでも好みの作品はありますが、読むばかりが本では無いのですよ(笑)
これまたおかしいのが湧いたな
どもども、どもどもですねぇ(笑)原書も読めない輩に、読める資格は無いなどとは言って檻ませんのでどうぞ安心してくださいましねぇ(笑)
>>166 まったくもってその通りです。
ママンも本が好きで、当時私が実家を出る際に
私も読みたくなるから本は置いておいてね
と言ったものですから。。
引越し先は狭いので実家をMY図書館にしていた私も悪いのです。
先日からせっせと本を運んでいます。我が家はところ狭しと本だらけ。
でも安心
いつかお金が貯まったら壁一面を本棚に出来るお部屋にry
ホアズブレスの龍追い人、カバー・デザインうpされた。 無難に原著のまんまだけど。
創元刊行の翻訳文庫本で、同価格のものを調べてみると、 だいたい450〜470pくらいあるから、それぐらいの厚さになりそうかな? それなりにボリュームはありそう。 とにかく初短編集なので、それが楽しみ。
ルルル文庫/9月の新刊(8月29日頃発売予定) 「チェンジリング・シー」 パトリシア・A・マキリップ 訳/柘植めぐみ イラスト/蒼 兎雲 ktkr
柘植めぐみってSNEじゃん・・・。
邦題はもう少しどうにかならないものか。 指輪を交換する話と誤解されそうな。
原題そのまんま片仮名表記の邦題なのか (>151参照) ヘンテコな題にされるのもイヤだが、そのまんま過ぎなのも微妙だね。
出す場所が場所なので、二、三歩引いて考えてる。 ラノベ風にアレンジされても泣かないよ・・・。
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/04(月) 01:26:54
「ペリちゃんは宿屋の娘っこ、・・・」
今までのルルルの翻訳、ならびに翻訳者がライトノベル作家ということを考えると かなり、ライトノベルになっているとおもう。 いわゆる超訳だとおもうよ
それでも俺は買うけどな
ルルル文庫のブログに表紙upされているけど、いいかんじだ
今日、ホアズブレス買いに行ったけど、まだ売ってなかった・・・ 入手情報よろ
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/08/23(土) 22:56:16
売ってたよ。高いけど小文字で430nぐらいあった。
いいなぁ、本屋いったけどなかったよ・・・。 雨の日に買いたくないから、早くても明後日だなぁ。
>>192 おくればせながら、カバー絵見てきた。
激しく少女向けだなぁ、とは思うが悪くないね。
まあ、もともとそれほど絵は気にしない方だけど。
ホアズブレス買ってきた 文庫のところに、2列平積みで置いてあった (たぶん10冊ずつくらいの列、減ってたから6冊くらいずつだった) 隣にはオドが1列平積みだった それから文庫新刊コーナーに行ったら、もう1列平積みがあって 20冊くらい積んだところから何冊か減ってたと思う けっこうその本屋は推してる感じだったな
ホアズブレス今読んでるけど物凄く面白い。 ところで質問だけど、「吟唱詩人」はわざとなんだよね? どうにも吟遊詩人と読み間違えちゃうんだ。
>>198 まだ読んでないから分からないけど、スカルド詩人のことでは
吟唱詩人は、特定の領主やらのために歌う人 吟遊詩人は、特定の場所にとどまらず、各地を回る人、かな
あーなるほど。ありがとう。 ああいうファンタジー世界では歌を歌う人をひっくるめて吟遊詩人って言うんだと思ってた。 なかなか吟唱詩人なんて聞かないけど…ちゃんと区別されてるんだね。
チェンジリング・シー読んだけど。どこがライトノベルかわかりませんでした…。
>>202 ということは、存外にも訳がまともなのか?
期待しちゃっていいの?
ルルルの翻訳は、オラクルの光とエノーラ・ホームズ読んだけど 無理に日本のラノベぽい訳にはしてないよ。ルルルのスレじゃ、翻訳は地味って意見もある
チェンジリング・シー買ってきた。 訳は、まあ超訳のたぐいじゃないと思う。 ジュブナイル調かな? とは感じるが、そもそも原著がそういうものなのかもしれない。 女の子向けレーベルに組み入れるべく、チョイスされたんだろうしね。 しかし、ひと月に二冊も出るとはなぁ・・・。
20年前の作品だしね<チェンジリング・シー
チェンジリング・シー、読み終わった。 内容はラノベという感じでもないし、訳も最初の方はちょっと慣れなかったけど 途中からは、特に違和感もなく読めた。 でも、表紙はカバーかければ気にならないけど、挿絵のたびに「うっ…」となった。 これはねえよw ラノベではないという内容について。 ジュブナイル、むしろ少女小説?という感じ。少女向け。甘め。 でも別に地に足ついてない感じではない、マキリップだし。 ムーンフラッシュがさらに少女向けになった感じか? でもなかなか面白かったよ。 謎解き風なところも、色彩や光と影なんかの描写もマキリップらしかったし。
あ、内容がムーンフラッシュ調というわけではありません。 マキリップの作品の中では、あれが少女向けかなー?という感触で。
ホアズブレの方は素晴らしいねー。これぞファンタジーって感じで大満足。
ホアズブレス面白いよな。 こういう幻想的なファンタジーは、リーと マキリップが双璧だなと つくづく感じた。
嫌がるというか、正に、これはないよwって感じ
少女向け文庫に間借りしてるんだから、挿絵くらいは大目に見ようよ 訳されることに意義があるんだし、結局のところ後付けの添え物にすぎないんだから その訳だけど、原書ではプロローグは独立してないらしい
他人の感想にいちいち「大目に見ようよ」とか、言わなくてもいいと思うんだが 「自分は、大目に見たいと思う」でいいんじゃね?
>>210 おおー俺と同じ好みの人が!リーも大好き。
>>214 他人の感想にいちいち「自分は、大目に見たいと思う」でいいんじゃね?とか、言わなくてもいいと思うんだが
かんそう【感想】 ある物事に対して心に生じた、まとまりのある感じや考え。
「大目にみたいと思う」なら、その人自身の「作品への」感想 「大目にみたらいいのに」なら、作品ではなく、「他人への」感想 「大目にみようよ」は、感想ではなく、相手にそういう行動をとれと言っている
かん‐そう【感想】 心に浮んだ思い。感じ。所感。所懐。感懐。 しょかん【所感】 心に感じた事 しょかい【所懐】 心に思うところ。心にもっている考え。 かんかい【感懐】 心に感じいだく思い。
角川の工作員?
自分は、挿絵はまあこんなもんだろうと思ったよ。 少女向けレーベルだし。 ヘンテコな萌え絵じゃなくて良かったよ。 話も、ジュブナイルゆえの甘さはあるけど(主人公モテモテすぎるだろw) なかなか面白かった。 タイトルは、いっそ直訳ぽく『取り替え子の海』でも良かったと思うけど それじゃラノベレーベルから出せないか。 実は、たまたま本屋の店頭でチェンジリング・シー見つけて 久々にこのスレに来て、ホアズブレス出てたの知ったんだw うはw週末は創元おいてある本屋まで遠征しなきゃw
序章かってに日本でつくったの?
>>223 原著の第1章の冒頭にあったパートを、訳出する際に序章として独立させたってことだろ。
そうやって分けると、スッキリして読みやすいとか、そういう配慮なのでは?
そんな跳躍ばかりなの?
超訳はないよ
チェンジリングシー読了。 文章も読みやすかったし楽しんで読めた。挿絵は許容範囲内かな。 ただ、「呪い」をつい「のろい」と読んでしまうので、 できれば「まじない」と書いてほしかったかも。 あらすじを見て、 「海に呪詛を流すだなんて、頼む王子も流す主人公もどんだけ黒いんだ」って思っちゃったよ。 あと、自分の父親や相手の娘の母の居る傍で、堂々とチューしたり抱き寄せたりできちゃうってのも、 ちょっと何だかなあと…自分の感性が堅苦しいだけかなぁ
とりあえずマキリップではあるの?
である。
ホアズブレス、音楽の問題の演奏シーンがまるで意味がわからない。 コトホーンとかシリラヤがどんな楽器かもわからない。イミフ
231 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/06(土) 20:08:41
前から気になってるんだが、 「ホアズブレス」は合ってるのかな? 「ホアスブレス」じゃないのか?俺が間違い?
ズ ですよ。 音楽のなんちゃらは雰囲気に浸ればいいのでは。
コトホーンは角笛みたいなやつじゃないの?というかアシ製の笛? ていうかそんなに想像力なくてよくファンタジー読めるね。
230ではないが、何をどう読もうとその人の勝手だろう、と言ってみる。 自分は、形状は何となくわかっても音色を想像できなかったんで、 楽器をとっかえひっかえしつつその場を魅了する演奏してる、と認識するだけに留めたよ。
うん。
>>230 のレスのどこ読んで想像力ないとか決めうちしたんだろう。
想像力ないのはどっちなんだか。
236 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/07(日) 01:52:19
うるせぇゴミ。ラノベでも読んでろ。
どんな楽器か分からなければ、地の文の細かな情報や名前の漢字からどうとでも想像できる。 それをイミフで片付けるあたり想像力のかけらも存在しないんだろうな。 ホント、ラノベでも読んでろ。
ご自慢の想像力にケチつけられたからって、自演までしてファビョんなよw
あれ…夏休みってもう終わった…よね?まだ?
想像力の君は色んな読者がいて、色んな感じ方があるって事は想像できなかったのねぇ… やれやれ
「くまのプーさん」に出てくる「こうもり」の意味が分からないといって 石井桃子に文句つけた母親の話を思い出した。なんとなく。
現代社会にもモンスターはたくさんいるからねぇ 自分も職場で遭遇すると苦労するよ
ホント、想像力の無い人間には苦労させられるよなぁ…。
>>233 =
>>237 ってさ、私って人には言うけど、自分が言われるのは許しません!心して!って人となりが見えるよね…
こういう人増えたけどモンスター社会なのかしら。想像力の欠如って怖いよね。
ね、自分がつっかかってったら、つっかかられるって事は想像出来なかったんだろうか。 周りにはいて欲しくないタイプ。いくらでもいるけどw自分の事においてのみ繊細って人苦手。
ホント、想像力のかけらもない人間には苦労させられるよなぁ。
>>246 何がそんなに悔しかったのよ?
ホント、想像力のかけらもない人間には苦労させられるよなぁ。
スレが伸びてると思ったら、人格攻撃の応酬か・・・。 これはひどい。
249 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/07(日) 14:52:35
こんな下らないことより、創元がこれからも訳本を出してくれるのかが気になる。 個人的に、「セレの森で」やSolsticeWoods(訳せん!)あたりを希望。
自分は普通にイルスの竪琴を復刊して欲しいけどなぁ。
うん、ぜひ復刊もしてほしい。 近場の古本屋行っても全然ないし、どうせならちゃんと新本を買いたいよ。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/07(日) 17:34:44
(・-・).。oO( 3部合本のハードカバーで2000円ぐらいを希望 )
イルス復刊希望。 山岸さんの表紙&挿絵もぜひ残して欲しい。 そうしたら買い直す。 古本で揃えたからもうボロボロなんだ…
ルルルはマキリップやる気あるんじゃないかな?
翻訳者はやる気があるみたいだけど 当然の事だけど結局売上しだいなんだろうなあ
じゃぁ、無理ですね。売れてないし。
ほんとうれてないですね。 もう翻訳されないんじゃないかな
なんか突然変なスレになったな
ルルルスレで海外物の出版なんて意味がないと暴れてるのが、出張してきてるんだろ
所詮は数人が世の片隅で騒いでるだけさ…編集部が真に受けさえしなければ。
このスレ立てた時点では、どうせすぐ落ちるだろうと思ってたんだが いやはや、なかなか長生きです
新刊が出たおかげかな。ありがたや ありがたや
263 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/09/14(日) 22:48:05
チェンジリングシー見つけた。 イラストありえねえええええええええええ!!w この美化はビョーキだろう。 中身はまともだな…。
同時期に翻訳新刊が2冊も出て楽しかったけど、 次に新作が読めるのは何時だろうと思ったら切なくなった。 短編集、もっともっとゆっくり読めばよかった…orz
メルマガより 東京創元社[2009年1月以降の近刊案内] ◇『茨文字の魔法』 パトリシア・A・マキリップ著/原島文世訳 謎の茨文字で綴られた魔法の本はレイン十二邦に何をもたらすのか。 キター!!
うおおおおお、次々くるねえ
Alphabet Of Thornの翻訳だね うひょー楽しみ
いや、しかし、なんつーか、 >謎の茨文字で綴られた魔法の本はレイン十二邦に何をもたらすのか。 この短い内容説明だけで、十分そそられるなぁ
もう新刊ラッシュは終わったかと思ってた…嬉しい
271 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/11/25(火) 20:13:24
しかしその邦題は・・・w
●最新刊『茨文字の魔法』(2009年1月刊) レイン十二邦を統べる王の宮殿。その下うずくまる地下の王立図書館でネペンテスは育った。 捨て子だったが、司書たちに拾われ、めずらしい文字を読み解く仕事をしていたのだ。 ある日、ネペンテスが魔法学校の学生から預かった一冊の本。 そこには互いに巻きついてもつれあう、茨のような謎の文字が綴られていた。 ネペンテスは憑かれたように茨文字の解読をはじめる。 そこに書かれていたのは、かつて世界を征服したという偉大な王と魔術師の古い伝説。 おりしも前王の死と、年若い新女王の即位に揺れるレイン十二邦は、次第に運命の渦に巻き込まれていく。 名手マキリップが織りなす、謎と伝説の物語。
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/12/11(木) 11:35:59
「茨文字」ってなんか変だな・・・
素敵じゃないか
表紙絵ではハヤカワがいろいろやらかしてるから無難に走ってるのかも いい傾向だ
そのハヤカワも、オンブリアでは原著のカバー絵踏襲なんだよな
278 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2008/12/19(金) 11:47:18
早川のオンブリア、周りが白なんだよね。 全面印刷のほうが美しいのに。 早川の表紙はいいのと悪いのがある。
最近のは露骨に流行りに媚びた絵描き選定したりするからなー<ハヤカワ
某所の情報だと1月の上旬に発売らしい
すごく古いネタで申し訳ないが 「イルスの竪琴」の終盤、モルゴル・エルの前で 某人物が竪琴を弾くシーンで、涙がとまらなかった。 ファンタジーで泣いたのは、後にも先にも、 この一度だけ。 実は1巻目で挫折しかけたんだが、 読み通して本当に良かったと思えた。 あと、「花ではなく、ただ『2番目に美しい人』」の 生きる姿すべてが美しい。
今年も翻訳が何冊か出ますように あ、一冊は出るんだったな
復刊もしてほしいなあ
ていうかここ最近のマキリップ祭りはなんなんだろうな 嬉しいけど
今日平積みにされてるのを買ってきて一気に読み終わった おもしろかったよ〜
茨文字読んだ 本が題材ということもあり、とても面白かったです。 個人的には、少女の女王の口数の少ない話し方がツボにきました
面白かった この流れでイルス復刊希望 挿絵元のままがよいが贅沢言わんから 創元さん見てる〜
早川から版権をとってこい、ってこと?
茨文字読了 面白かった!
同じく茨文字読了。 個人的にオドはいまひとつだったんだが、これは面白かった。 あとは唯一未読の「イルスの竪琴」を読みたいのに、見つけられない…orz
茨文字読んだ。面白かった。 でも女性の活躍が目立ちすぎw
>>284 影のオンブリアの受賞がきっかけみたいだな
茨は2005年のローカス賞の第6席なんだな ファン投票の賞だから、安定した支持者がいるってことなんだろうけど 本を出せばそのあたりの位置に必ず登ってくるし
290さんと同じだな オドはもったいないよ もっといい話になったんじゃないかな 茨はよかったけど これもなんかおしい気がする しかしテッサラちゃんはよかった
いや、茨は惜しくないと思った、すごく良かったよ 対象とする層が、ちょっと少女に近い柔らかい感じなだけで
オドは翻訳にいちいち引っ掛かって入りづらかった。 ここ一番の美文調の聞かせどころがけろっとスルーされてたり、 身分制の世界なのに全員似たり寄ったりの話し方だったり。 もっと滔々と語り込んでくれよ〜(;_;) せめててにをはの狂いと敬語の間違いだけでも校正して欲しかった。仮にも宮中なんだから…。 茨はてにをは以外努めて気にしなかった。楽しく読めた。 しかしどうにもテッサラの宮廷がしょぼく見えてしょうがない。せいぜい日舞の家元とかそんな感じ。
スレチだけど、某ファンタジーゲームの新作のサブタイトルが「クリスタルベアラー」だったので 懐かしくなってしばらくぶりに読み返してみた イルスは完成度高いよなー。
おー、水晶を帯びし者ですか。 イルスはやっぱり一番好きだなぁ。私も定期的に読み返すよ。 初読の時の、偉大なる者って誰なんだ?!というドキドキ感はないけど それぞれの国やキャラの設定が個性的で魅力的でいいよね。
茨文字の魔法 パトリシア・A・マキリップ 原島文世 訳 定価:987円 ISBN:978-4-488-52009-0 在庫僅少 初版:2009年1月9日 在庫僅少って、売れてるのかな
マンガのCalling読んだら、キャライメージが固定されちゃった マンガの方が後からだったのに、絵は強力だなあ
マキリップ刊行ラッシュは、ひとまず終了だろうか
>>6 えすえふ・ふあんたしーファンの高齢化に伴う措置だと思います。
老眼で皆どんどん脱落していくよ。今でさえ、小さすぎて辛い人はいるだろう。
市場の縮小を最低限に抑えるにはやむを得ない策。
「コーリング」三冊まとめて入手した。 前に誰かがいってたけど「絵」の説得力はすごいね。 サイベルはこういう姿だったのだと、イメージが焼きついてしまった。 確かに、月光を浴びた氷のように美しい。
イルスの竪琴読んだ もっと早く読んでおけばよかったなあ なんか、山岸さんのイラストで不吉な話なのかと思ってた 漫画家としては素晴らしいと思ってるけど、山岸さん
不吉と言えないこともない
まだ翻訳されていない作品も多いが 刊行はとまっちゃたのかな
今度、東京創元社の雑誌「ミステリーズ!vol.36」に短編が載るらしいよ。
>>309 メルマガで知った。
なんだろう。
いくつかアンソロジー所収の短編は読んだことがあるけど
記憶からは該当するものが出てこない。
>>パトリシア・A・マキリップ 命名式 原島文世訳
●秘められた自分をあらわす本当の名は? 傑作ファンタジー登場
2007年にWizards(Wizards: Magical Tales From the Masters of Modern Fantasy) というアンソロジーに掲載された"Naming Day"かと思われる。
10月刊「冬の薔薇(仮)」創元推理文庫
313 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/20(木) 23:26:54
ウィンターローズくるのか!! でも訳が少し心配。
最近出たやつってそんなに翻訳がビミョーだったか?
九月中旬から始まるフェアで、サイベルが新カバーになるらしい 中身(訳)は変えないみたい ま、その必要は感じないが で、カバー絵はどうも岡野さんっぽい ああ、そうしたのね、って感じ
タイトルの妖女を外したほうが良い気も…
え、おま… 何を。 妖女が頭についているからよいのだよ。
白雪姫のお婆魔女みたいなのを想像して敬遠することが多いのは事実だけど あれはあれでいいw
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/08/30(日) 02:27:45
カバーデザインだけだよ、変わるのは ハヤカワがトールやでかい活字にするのは新訳のときだけ 版下を新たに作らなくちゃいけなくて、コストかかるから、訳変えないときにはそのままだよ あと、おそらくだけど、新たに刷ることもしないんじゃないかな 在庫のカバーを取り替えるだけで済ますのではと 奥付見ればわかることだけど
>>320 Peter Schaumann だそうな。
この、字は小さめ行間すっきりのスタイルが良かったよなぁ…
トールサイズは嫌だが、字がでかいのが読みやすくなってきた 歳かorz
>319
自分まさにそれだった、字面からのイメージが 妖怪ババアw
原文は
>>143 らしいが…他にいい単語も思いつかないから妖女で結構です。
行間とか文字間隔とか大きめだと、余白で目がチラチラして読みにくいと思う。
あと、ページ数が増えて値段も上がってるかも、って思うと余計ヤダなぁ。
チラ裏スマソ
ページ数やサイズが変わったので値上げというより、 値上げをしないといけないから、ページ数やサイズを変えたような気がする
よくあることだな…
中身が同じでも昔から普通に値上げはしてたけどな
まあ、20年とかたてば、物価も変わるしな
冬の薔薇 パトリシア・A・マキリップ 原島文世 訳 創元推理文庫(F) 初版:2009年10月23日 風変わりな少女ロイズが見た森の秘密。 廃墟と化したリン屋敷にまつわる呪いの噂……。 幻想の紡ぎ手マキリップが民間伝承をもとに織り上げた、こよなく美しいファンタジー。
たーのーしーみー
スレ違いですまんが・・・ 探し物をしていて、ひょっくり出てきたタニス・リーの「死霊の都」昭和58年に出た初版だが 定価260円だよ・・・。 薄い本だが、びっくりだ。同じくらいの時代の本も、大体300円代。 小遣い1000円でどうやって本買ってたのか、自分でも謎だったが、こんなに安かったのか。 マキリップは「妖女」のタイトルで勘違いして「コーリング」読むまで敬遠してたアホです。 「コーリング」は好きだが、イメージ固定される前に、サイベル読んでおくべきだったと 激しく後悔した。絶版本探しまわる苦労も、しなくて済んだだろうな・・・
>>331 さらに数十年前の、親が買った本とかもっと安いよw
イルスは、興味持って手に取ったけど、まあいずれ、と思って買わなかったら どこでも姿を見なくなって、失敗したと思った懐かしい思い出…
イルス買った頃はビンボーなリア高だったので 古本屋の100均棚探し回ってGETした おかげで買ったときからぼろぼろ 今となっては買い直したくても以下略
サイベルだけでなく、コーリングのほうも文庫サイズで再出版らしいね。 >331とは逆に、脳内イメージとずいぶん違うなーと広告見て改めて思った。
茨文字の魔法読了 レイドリー・・・・(´;ω;`)ブワッ と思った俺はいまだに大人になれん。 この手のくだりを読むといつも心が痛むw
>>337 つ『命名式』。
フィッチの顔がカワカマスっぽく思えてきて、またもレイドリーと
同じ目に?(´;ω;`)ブワッ と思ったら…。ああ、幸せな読後感。
サイベル、トールサイズか・・・・・ なんで市販の文庫カバーにあっさり収まらないものを売るんだ。
340 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/11(金) 05:37:39
俺はトールサイズいいと思うけどな。 なんでみんな新しいものを嫌がるんだ?? むしろもっといろんなサイズがあっていいと思うけど。 俺は文庫って小さすぎて好きじゃなかった。 トールサイズのほうが明らかに持ちやすい。 字も小さいのは好かない。目が疲れるからな。
341 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/11(金) 05:39:37
俺もデニムのブックカバー持ってるけどね。 カバーつけたいなら書店のカバー紙をもらえばいいと思う。
>>340 長いファンは保守的になりがち、あと
家の本棚を文庫用に調整してると、入らなかったりするんだよね
並べたときのバランスも悪いし
まあ、出版されないよりははるかにマシだが
SFマガジンの広告ではカバーデザインが変わるだけみたいなんだが・・・
344 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/11(金) 17:32:00
>344はいろいろ余裕がある生活しているようで羨ましい。 でも世の中そんな余裕がある人ばかりじゃないよな。 いや、類友で自分の周囲がびんぼーにんばかりだということかもしらんがw 本のために使える生活空間は限られている、しかし 定期的に処分しても本は増殖する、 それをどう管理するか頭を悩ませてる連中にとってはトールサイズは… まあ、本が増えた分だけ本棚を増やして、 バランスも美しく収納できている人には想像しづらい状況なのかもしれない。 しかし > でも俺は読みやすいほうがいいや。 ハヤカワさんもこの発想らしいけど、正直、以前とくらべて とびぬけて読みやすいとは思えないんだ。 読みやすさを追求するならいっそ大活字で新書にすればいいのに。 (どうせ新書より高いんだし)
>346 自分は>344ではないけど、最初の3行はチラ裏でおk 新書・ノベルスほとんど置かない本屋もあるから(自分の最寄の書店が最近そうなった)、 なるべく現物見て買いたい自分は、トールサイズであっても文庫のほうが良いな。
>>346 そこまでぐちぐちいってると、じゃあ買わない・状態の良い古書を買いなおすで
いいじゃないかと思えてくる
>>348 >346ではないが、実際そうしてる。
以前は、迷ったら買ってたが、トール以降は買わない。
「ノパルガース」は買ったが、文庫に新書が混じったのに近い違和感あり。
トールは先物買いしない、欲しいものしか買わないと決めた。
トールと通常版並売なら間違いなく通常版を買う。
350 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/14(月) 20:28:48
>348 SF、ミステリ関係の知り合いの多くがそうしてる。 まあたかが十数人程度だけど。
351 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/15(火) 05:15:30
>348 いわれるまでもないというか 嫌がってる人はたいがいみんなそんなもんだと思うが。 新訳が創元でほんとうによかった 表紙もまともだ
352 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/15(火) 17:57:16
トールになってからハヤカワ買い始めたけどなぁ。 創元も大きくして欲しい。こっちは横に伸ばすとかw
老眼になると、フォントサイズのわずかな差で見え方がぜんぜん違うっていうから 特定の年代にとってはトールサイズは需要ありなんだと思う。 あと、年齢にかかわらず 「なんか他と違う! イイ!」 という感性の人も一定数いる。「違いがワカル俺」系。この層にも受けるかも。 さっき「茨文字の魔法」を読み返してたんだけど、 これシリーズ化してくれないかな 世界観もキャラクターもいい、 一作で使い捨てはもったいないと思った。
いつも通り原書と同じだね。
wktk
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/18(金) 21:28:10
創元が版権とってくれて本当によかった!!
>358 サイベルがハヤカワの、復刊だってことは認識できてる? ハヤカワはそんなにアニメ絵マンガ絵が好きなら 海外ラノベでも仕入れて超訳文庫でも立ち上げればいいのに。 そして過去の名作にはもう触れないでほしい…
>358が>355宛だとしたら 日本語というか会話能力もしくは文脈を読む能力に かなり問題があるかも。 それとも、 スレの流れと関係なくヒトリゴトが言いたくなっちゃった! だったのかな。だとしたらごめん>358
日本語が不自由云々言いたがる奴ほど以下略 てのも2chの法則…
364 :
358 :2009/09/18(金) 22:53:44
調べてみたら、岡野玲子の公式ページに、 「原作の『妖女サイベルの呼び声』(P.A.マキリップ著、ハヤカワ文庫)も順次、岡野の描きおろしの新しいカバーに変わります。」 とありました。 >359 もちろん認識できています。 >360 ありがとうございます。
365 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/19(土) 08:51:51
僕は初代のカバーのほうが好きだな。 キヌコ・Y・クラフトのイラストなら見てみたい。 「コーリング」には興味ないし。 岡野ファン向けに表紙かえたのかな?
>>359 ハヤカワは昔からマンガ絵が好きだよ。デューンとか、ノートンの「太陽の女王号」とか。
ま、イルスが復刊されるとしたら、また岡野さんのとこに話がいくだろうな 口絵、挿絵は付かないだろうけど
それだけはぜったい嫌! 岡野は好きでも嫌いでもないけど イルスの女性陣のイメージは山岸絵ですり込まれてるんで それ以外のマンガ絵は勘弁してほしい
オレはどんな話でもリアルなイメージしか湧かないから無問題だな まあ、イメージする方向性の手助けになることもあるが、そのまま思い描くわけじゃないし というか、添えられた絵がそのまま刷り込まれるんじゃ、なんかいろいろと大変そうだなぁ
370 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/19(土) 20:40:25
新カバー良くないね。 なんで漫画化した人に頼んだんだろう。 もっと良いイラストさんけっこういるだろうに。 サイベルが老けてて・・・なんか違うだろ・・・。
表紙絵厨はどこにでも湧いてうざい
とりあえず従来版のサイベルが手に入ったからどうでもいいや
むしろ岡野さんが気の毒な気がする。 サイベル描いてた頃は絵もそこそこ安定してたけど 今の絵はアレだから… 文庫版コーリングだけなら「美しい過去」なのになあ。 ハヤカワ担当、岡野嫌いなんじゃないか? そして以前出た文庫版コーリングあとがきを読んで笑った 岡野さん脳内では「コーリング」もオカノ的電波世界の系譜に組み込まれた模様。
今更ながらオドの魔法学校を読了 うん、邦訳の方なら一晩で読めていい ライノベだからこういう予定調和的結末でもおkって感じ イルスの世界観や似た場面があって楽しめた カップルがそれぞれ収まったけど、自分的にはアーネスとスーリズだったら 可愛らしい一揃いだったかもなんて思った ヴァローレンが石頭すぎるせいかな?そしてブレンダンは主人公なんだろうか? そしてハヤカワにはもう昔感じてた親近感はもてないな>サイベル表紙を岡野絵w いっそ全部創元が版権取得してほしい リーのあの表紙も萩尾さんの神絵にしてほしいから、FTジャンルごと買い取ってくれ!
岡野は駄目だけど萩尾はいい、とか 正直よくわからん
そう?漫画家としてはどっちも好きだが 岡野絵は文庫のカバー向きじゃない そもそも型にはめると持ち味が損なわれるタイプの描き手 その点萩尾表紙はカバーイラストとしてのまとまりがあり 色彩もすばらしく美しかった
377 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/23(水) 20:10:53
創元の文庫はカバーが非防水でボロっちくなるからなぁ・・・。 値段が高いのに本が痛みやすいというのはどうにかして欲しいわ。 もちろん翻訳版を出版してくれるのはありがたいですよ? でももう少し本のつくりを良くしてくれてもいいんじゃないかなと。
岡野絵カバー見ましたよ・・・とっても中途半端で真っ白い手抜き絵
コーリングは中々気合入って背景も英国調に書き込まれてあって良かったと思う
だからもしやるなら紋章や文様でびっしり埋めるくらいの意気込みで
書き込んでくれたらまぁまぁだったけどありゃダメだ
そして人物絵もかなり死んでた・・・原作にほれ込んでたと思うから単に劣化かね
>>376 さんの言うとおり、扉絵挿絵等に向かないというのもある
山岸さんや萩尾さんならこんな中途半端な絵は描かない
イラスト一枚で物語に人物の生気や物語の香気を伝えられる
サイベルは即刻初版カバー絵に戻すべき。あとイリスは山岸絵以外認めない。
379 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/09/23(水) 23:08:32
サイベルの部分だけ修正して欲しいよね。 なんですかあのノッペリ雪女は。
茨文字の魔法読了 途中ほんとに本に引き込まれてネペンテス状態になったw さすがマキリップ う〜ん面白かったけど、SF入ったFTだな レインの国のイメージは世界文明の潮流の端っこに位置する我が日本 文化自体は西洋文化だろうけど、歴史のポジション的に。 女性陣が最強すぎます ボーンが美味しすぎてレイドリーに同情が集まるのは分からないでもない 空の学院や森とかユニークで、モノを擬人化できそうなところがマキリップ
381 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/10/18(日) 00:45:01
ネペンテスって、ウツボカズラのことだったのか・・・。 園芸店で知ったけど、何かイメージがなー。他にもNで始まる単語なんて、いくらでもあるだろうに。 小さいウツボカズラならちょっとかわいいけど、でかいの迫力あってこわいです。
>>383 なるほどー、ぐぐってみたら、いろいろ勉強になった。ありがとう。
密林が20日発売(在庫切れ)になってるけれど、23日でいいんだよね?
創元のサイトでも、現状まだ未完
387 :
385 :2009/10/21(水) 10:53:53
ありがとう
冬の薔薇読んだ。はー良いもの読んだよ 個人的に、敦盛草という訳だけは一気に日本に引き戻されて微妙だったけど 西洋名もあまり綺麗でないし長いし、しょうがないのかな
なんか翻訳がいまいちだった 原文見てみようかな
いつも以上に幻想的な話の進め方は、茨文字やオドよりも サイベルに近いのかもしれないね。 ロイズが感じる夢幻と現が場所を入れ替えるように転換してゆくさまに、 眩暈を覚えてしまったのだけれど、それも中盤に差し掛かる手前まで。 次第に、それが心地よくなっていきました。 翻弄されるだけだったロイズが、徐々に能動的になり始めたときと、 それは同じタイミングだったかもしれません。自分にとっては。 「わたしが何とかしなくちゃ」って頑張るロイズは、ビジョルド『スピリット・リング』の フィアメッタっぽくもあって、可愛らしい…。 というか、ロイズばっかり頑張ってる(笑)。 ところで、変化への幾つもの予感と、細かくうつくしい描写の連続に圧倒され、 溺れそうになってしまった…。 人らしく振舞おう、人のように他人を愛そうとしたのだと コルベットが心情を吐露したとき、序盤でコルベットが のっぺりとして見えたわけが判ったような気がしたな。 本来の自分らしく在るほうが、ずっと人間味溢れているじゃないか。>コルベット それにしてもペリンはいい男。
391 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/10/28(水) 22:49:24
ようやく読了 やっぱりちょっと訳文が気になった ちょっとロイズが子供すぎる口調のような・・・田舎娘を強調してる? 地の文章がかなり幻想的で現実と空想の境目が分からなくなってくる なかなか話が進行しないので、面白くなったのは終盤から どーもな あまり人物に魅力を感じづらいというか 特に渦中のコルベット、それとロイズ ペリンはあの中では価値観の揺るがない頼もしい農夫
コルベットのどこがいいか、よくわからないねw まあ、童話の王子様たちも、人間としてどこがいいかよくわからないから その流れなんだろうな
農村に垢抜けたイケメンがふらっとやってきて 世間知らずの田舎娘が入れ込んでる話 って書くととても平凡だ・・ 謎の失踪やローレルの心神喪失状態の様子とか謎の女とか時間を戻された老人とか アンデルセンの雪の女王や妖精他の誘拐譚に沿ってるね あとがきにもあるタム・リンのバラッドが下敷きという話だけど ロイズとコルベットのつながりが薄くて説得力無し ロイズの母親も掘り下げが足らないように思える →魔物から愛を取り戻す!という劇的な効果がイマイチ発揮されてない
翻訳で後回しにされてるしなあ、そういえば。賞獲り作を優先したからだろうけれど 面白いけどマキリップならもっと傑作あるよねとは思う 個性や話の濃さが足りないのは、民話調を出すためにあえてそうしたのかな
たぶん、この話の見所は、人物の造形とかストーリー自体とかではなく ロイズの心の動きその他の表現なんじゃないかな、と思ってる そしてこの翻訳だと、だいぶその魅力が目減りしてるんじゃないかな、と…
397 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/11/10(火) 00:23:50
ラノベ風で初め印象の悪かった「チェンジリングシー」の訳が良かったことを実感した
まだ未読だけど、表紙がウヘァだから・・・つい引いちゃう>チェンジリングシー でも訳の良し悪しは大変重要、日本語では大変重要 Winter Roseは、表紙は大変素晴らしいのです
そんなに訳が残念なのか…<Winter Rose 現実世界と幻想的な部分がほとんど継ぎ目なく交錯するんで 読んでるこちらも熱に浮かされるような、幻惑的な話で、雰囲 気を作るのが難しそうだとは思った<原書 好きな話だけにな んとなくがっかりしそうな気がしてまだ邦訳買ってなかったんだが。 でもまあお布施として買うのかな。 できれば"The Book of Atrix Wolfe"も邦訳出して欲しいし。
田舎娘らしく、くだけた口調を使いたいんだろうけど それにしては描写に使われる言葉が固かったりして なんかちぐはぐなんだよなあ
ここのスレタイを見るたびに ・A・が(・A・)な感じに見える
ア・A・マ ←で、自分はネコミミっぽいと思ってた
ヒヨコに猫耳がついた、なんだかちょっと萌えな生物に見える
ア・A・マ ←個人的にキリップたんと名付けた 茨文字の魔法と冬の薔薇、訳者さん一緒だよね原島さん 茨文字では訳への不満は、ほぼ出てないのになあ
茨文字も今思えば多少モニョ感感じるよ やっぱり多少ヒロインに感情移入できないし、そのママンにもだな なんだかキャラがマキリップ調の典雅な物語から浮いてしまってる 口調だけ妙に現代向けというか、どこか子供っぽい 情熱が厨二病に見える でも茨文字は冬の薔薇よりは展開早いしキャラが多いからあまり目立たない 私はオドの方が断然好み どの登場人物もキャラに応じた魅力的な表現になってると思う 名訳といったらサイベルの佐藤さんやイルスの脇さんだがな・・・
406 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2009/11/14(土) 03:34:37
明日の週刊ブックレビューで「茨文字の魔法」が取り上げられるよ ちなみに推薦人は池澤春菜
冬薔薇読んだ。 マキリップの作品は大体好きなんだが、ちょっとこれは苦手だった。 何故だろう。 コルベットへの恋心を全く隠そうとしないロイズの言動が読んでて恥ずかしくて、 身体中がこそばゆくなるような気持ちになったからだろうか。 ローレルくらい秘して想いを抑制してくれるほうが好みだ。 ロイズママの因縁がもう少しリン家の因縁と重なると思ってたんだけど そのあたりもちょっと残念。 ペリンママの手作りスープやビーダの(くどくない場合の)料理は 読んでいて美味しそうだった。
ほしゅ
創元メルマガで新刊情報来てたー ◇『バジリスクの魔法の歌』 パトリシア・A・マキリップ著/原島文世訳 殺戮を生き延びた幼子は辺境に逃れた。名手が奏でる復讐の物語。
おおー、楽しみ
公式で表紙絵更新 すばらしい
つか、創元のマキリップのカバー絵は、原著のまんまだからwktkはしないな
作風に会わないとか変に媚びた萌え絵でガッカリする事が回避できるなら、 wktkはしないかもだけど、文句はない。むしろ、原著のイラストはどれも好みだしね。
キヌコ・Y・クラフトのカバー良い。 オリジナルのカバーを描いてもらえれば嬉しいが、 転用でも充分嬉しい。
4月16日だ、 期待!!
Amazonではすでに在庫有な訳だが。
今日本屋に行ったら、普通に売ってた 買ってきたのでこれから読みます
残りページが少なくなったところで、これ本当に終わるのかと思ったw
思ったw しかし! 公女ルナに惚れました。大好きだー。
>>418 サイベル、オンブリア、茨文字、オドしかよんだことがないけど
急転直下、一気に解決というパターンがすべて共通している。
原書の絵は裏表紙まで続いてて見事なのに文庫は一部なのが残念
422 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/05/29(土) 01:13:47
それより訳文どうにかしてくれ。 読みにくくってしょうがない。これじゃマキリさんがもったいない。
原書を読むようにする作戦
訳文同感 いつも読みにくい
こういうのって原書を翻訳家が訳したものを素材にして、一度小説家が組み立てなおす必要があるんじゃないかと 常々思っているんだけど、そう考えるのは少数なのだろうか。 翻訳本は独特な日本語に思えていつも不思議だったんだよね。 割り切るべきなのはわかっているけど
訳文独特の固い文章自体は好きなんだけど 訳者によって本当に読みづらい人がいるのがいただけない マキリップの本はいつも読みづらいからひょっとして元文もそうなのかもしれないけど もしそうなら多少なら改変してもいいから読みやすくして欲しい
まあでも、ちゃんと分かってる訳者は、原書の文体の雰囲気に合わせて訳してると思う 「なんてこったい!」が「なんということでしょう」とか訳されてたら、全然違うからなw でも原書を改変して読みやすくさせるのは嫌だな ジュブナイル版って感じで別口で出すならいいけど
超訳ってやつか>改変して読みやすく 翻訳にしろ超訳にしろ、翻訳者の感性や文才がデキを左右するのは間違いないね。 どっちがより良いとは言いがたいが、両方読み比べられるなら見てみたい。
429 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/13(日) 20:27:31
>>425 > こういうのって原書を翻訳家が訳したものを素材にして、一度小説家が組み立てなおす必要があるんじゃないかと
> 常々思っているんだけど、そう考えるのは少数なのだろうか。
俺もいつもそう思ってた。
翻訳モノはまともに読めないもの多いな。
編集者は校正しないのだろうかとも思う。
ひたすら読むのが苦痛な悪文よりは まだ改変した読みやすい文の方がいいわ
読みづらいけど、内容はさほど間違ってない翻訳と 読みやすいけど原書と比較したら全然違うこと言ってる超訳 自分は絶対前者がいい
432 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/13(日) 21:02:34
433 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/13(日) 21:03:30
読みづらくて訳も適当なハリポタ
何で全然違うこと言ってるとかねじ曲げてんだよ 直訳するから悪文になってるような場合 多少意訳でもいいから日本語として読みやすい文章にしてくれって話だろ そりゃまったく元と意味が変わるほど別物にするんじゃそんなに嫌に決まってる
何とか出版の超訳ってのは、シーンとか、構成そのものを換えちゃうんだよ。 そこまで極端じゃない読みやすい訳を、ってことだろうけど。 読みやすさってのは個人差があるし、日本語も変動してるから。 原島文世だっけ、児童書中心の新人〜中堅どころって感じかな。 閉じた狭い世界で生き延びてきたみたいだから、訳がこなれてないのは しようがないだろうなあ。 ハリポタの訳者は素人が浮かれて突っ走って失敗、って感じ。
436 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/13(日) 21:28:04
原島さんはダイアナウィンジョーンズも訳してるんだが・・・。 どうみても悪文です。本当にありがとうございました。
っつーか、意訳程度で済むことは普通に行われてると思うよ
438 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/13(日) 21:55:59
>>435 > ハリポタの訳者は素人が浮かれて突っ走って失敗、って感じ。
いや、あれは金儲けが目的だったみたいだから、大成功。
439 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/14(月) 10:10:30
翻訳って難しいんだろうな。 CDの歌詞訳もかなり酷いし。 時間かけて丁寧にやってもあまり売れないってのもあるかもしれない。
丁寧にやって読みやすい翻訳はかえってあたりまえに受け取られて、 評価されなかったりするからね。
創元メルマガより、たぶん8月の新刊情報 ◇『女魔法使いと白鳥のひな』 パトリシア・A・マキリップ著/大友香奈子訳 星座が申し出る奇妙な取引が、王国の真髄をゆさぶる。二部作開幕。 刊行の間が早いのは嬉しいけど、なんかいいの?って気になるな そして翻訳家が変わっている件
って、よく見たらホアズブレスを訳した方だった 変わったって言い方はおかしかったか
二部作ってことは、続きも出るんだな、嬉しい〜
444 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/17(木) 01:07:13
ぽいね。楽しみだ。
446 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/06/18(金) 15:39:32
現本は1冊に合本してるけど、やっぱり2冊で出るのか。 創元だと結構高いからなぁ。でもこれは楽しみだ。
じりじりと昔に遡って刊行という感じかw
448 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/08/22(日) 19:23:23
「女魔法使いと白鳥のひな」買ってきた。 これから読む
わっもう出てるのか 448トンクス 明日創元売ってる店まで行ってくる
450 :
名無しは無慈悲な夜の女王 :2010/09/04(土) 20:21:53
新刊が出たのにこの過疎っぷりw
童貞が読むと発狂する話ばかりだからな
最近忙しくて、ちょっとずつしか読めないから、まだ感想書けないのと 読み終わってもまだ二部があるんだよね、というのが… でも半分くらい読んでの感触は、ちょっとイルスっぽい感じかな? どうなるかわくわくしながら読んでるよ