星界の紋章戦旗IV 絶賛?発売中 森岡浩之優しい煉獄
>>870 惑星アカッドは巨大なガス惑星って書いてあるよ。(戦旗4、p.139)
軍需工場が置いてあるのは、惑星アカッドの周りを回るいくつかの衛星(ガリレオ衛星みたいなもの)
>>873 アーヴの感覚で巨大だから質量が太陽の30倍だったって説が正解かも。
>867
エネルギー変換効率を高く見積もりすぎ。
理想的な推進システムならば光子を放射するが、
実際には、対消滅でも100パーセントのエネルギー変換は出来ない。
星界では陽子(?)を推進剤に使用しているため、さらに効率は悪い。
真っ当に考察するならば、戦旗1の通常空間戦すら不可能です。
推進剤は水だよ。
>876
SF板にいるなら、最低でも中卒レベルの化学知識を期待したい。
戦旗1のP128〜132。
星界世界の対消滅式反動推進は、水の中に反陽子を打ち込む(紋章1P106)
>>875 推進剤に陽子を使ったという描写は紋章2でラフィールが短艇の推進排気で男爵を倒した時じゃなかった?
あれは推進剤に反物質を使って反陽子砲の代用にする特殊行動で、効率は極めて悪いとされているんだけど。
>>877 いや、あの世界では推進剤は水で正しいよ。
戦旗1の通常空間戦では多量の推進剤が必要で、推進剤たる水を惑星アプティック3から汲み上げる云々の件ね。
細かくいえば、水に反陽子流を打ち込んで、対消滅のエネルギーで
残りの物質を噴射し、その反動で推進する。
まあ噴射のときには下手すりゃプラズマになってるだろうが。
>>879 陽子じゃなくて反陽子では?
「推進剤に反物質を使う――浪費を意味するアーヴ語のいいまわしである。
王女はそれを実行したのだ。効率はきわめて悪いが、反陽子砲の代用品になる。」
まとめるとこういうことか
・反物質燃料
車のバッテリーにあたる時空泡発生機関や重力制御、
艦内の動力・生命維持装置などに使われるエネルギーの元
・水
車のガソリンにあたる対消滅機関で使用される推進剤
水だけあっても反物質燃料がないと対消滅機関が制御できないのでダメ。
もし水がなくなっても反物質燃料を対消滅機関に注ぎ込めば替わりにはなるが
エネルギー変換効率は悪い。
紋章2の短艇についていたこの機能は、水がなくなった場合の非常手段か?
質量比の問題に関しては対消滅機関のエネルギー変換効率が我々の物理学の
限界を超えて優秀ということで問題なし。
ちがうとおもうぞ・・・
平たく言えば「蒸気機関」。反物質は石炭替わりですな。
>>883 ガソリンかバッテリーかの部分が違うと思う。
>もし水がなくなっても反物質燃料を対消滅機関に注ぎ込めば替わりにはなるが
ちがうちがう。
水と反物質燃料をぶつけて対消滅を起こし、エネルギーを取り出すんだ。
んで余った水を推進剤として利用する。
紋章2のアレは、普段は「水>反物質」で水を余らせて推進剤としているところを、
「水<反物質」で余らせた反物質を推進剤として吐き出した。
反物質がもったいないから無駄遣いの言い回しで「推進剤に反物質を使う」って言う。
ほ〜DVDボックスが出るのか
ちょっと期待できそうだ
反陽子(¬p)は、水に打ち込まれると、酸素原子や水素原子の原子核の
中にある陽子(p)と対消滅して、エネルギー、即ち光子(γ)になる。
¬p + p → γ
中には、原子核の中の中性子と反応する反陽子もあるかもしれないが。
¬p + n → e + ¬ν + γ
ニュートリノ(ν)はそのまま漏れ出て行くが、対消滅せずに生き残った
陽子や中性子や電子(e)や原子核や原子(多分、高熱でプラズマ化して
残ってないだろうけど)がこのエネルギーを吸収し、高速で噴出する。
その反動で宇宙船は加速される。
>>875 簡単に計算してみますた。。。。
宇宙船の質量をM、消費する反物質燃料をm、推進剤をα・m、
(反物質燃料と推進剤の比=1:α)
宇宙船の最終到達速度vとすると、
相対論の影響と燃料消費による宇宙船質量変動が無視できると仮定し、
反物質燃料のエネルギーがすべて推進力に変換されると仮定すると、
反物質燃料と船体重量の関係は以下の式で表される。
m = Mv/2c√(α−1)
よって、最終到達速度v=0.02c、反物質燃料と推進剤の比が1:10のとき、
m = M/300
で、0.02cに加速するのに必要な反物質燃料は船体重量の300分の1、
推進剤は30分の1となる。
ただしこのケースでは、推進剤の噴射速度が光速の66%になるので、
相対論的な影響は無視できないんですけどね。(^^;)ゞ
>>889 >ただしこのケースでは、推進剤の噴射速度が光速の66%
ケツから波動砲ぶっ放して進んでるイメージで0k?
ふむ、通常の推進剤(水)でも光速の66%か・・・
一瞬、もしかして「反物質を推進剤に使」わなくても、某前男爵の船はもの凄いダメージを
受けていたのではないだろうかと思ったりした。
>>892 あの時の殿下が乗っていたのは、光速の2%まで加速できるような代物ではなかったので、
おそらくムリポ
柳田理科雄の世界になってきた
>>883 あと
>>881の「効率はきわめて悪いが」ってのは文意からすると
「反陽子砲として」の効率だと思われる。
ああ、もちろん推進器としての効率もかなり悪いレベルですけれども。
>>881だし。
>>889 その計算だと、仮に強襲艦が300万トンだとして1万トンの反物質が必要になる。
加速減速の往復分、及びその他もろもろで4万トン以上は必要?
そんなdでもない量の反物質を扱える世界なんですか・・・
にしては戦艦の戦闘があまりにショボイ。
そもそも4万トンの反物質の反応(計8万トンの質量)エネルギーなら敵艦隊や軍事拠点ごと吹き飛ばせないか?
いや、その前に味方艦の爆散で自艦隊が壊滅しそう・・・
[t]単位で反物質積んでるような船が爆発したら破片一つ残さず消し飛ぶだろ。
エンダーのゲームを思い出した
そういう矛盾を解消してくれるのが平面宇宙戦なんだけど、通常宇宙戦についてはほんといい加減だ・・・。
なんかPS2でゲームでるみたいね
小説付きってことはPCからの移植なのかな?
ラジオの二話目聞いてふと思ったけど、
ソバーシュさんが「フリーコヴの妹たち」って
戦艦を女性代名詞で呼んでるじゃん。
これは星界で一般的なのか、ソバーシュさんの趣味なのか。
>902
艦船は女性扱い
姉妹船とか姉妹艦というが
兄弟船とか兄弟艦とかはいわない
英語でもsheです
あと、戦艦ではなく襲撃艦ね
星界軍に戦艦という艦種はないので〜
順序としては、英語等で女性格だから、だべ。
>>897 戦旗4に機雷の替わりに反物質弾を搭載した戦列艦というのが登場していた。
一応星界軍も反物質の武器としての有効性には着目しているようだ。
しかし、わざわざ反物質弾なるものが存在するくらいだから、ただの反物質燃料タンクを
無人運転で突っ込ませたからって敵艦隊が壊滅したりしないのだろう。
それに艦が爆散したからって、その艦が積んでいた反物質燃料がすべてエネルギーに変換
されるというのは無理があるしな。
原子力艦が撃沈されたら必ずメルトダウンを起こしたりしないのと同じようなものか。
>>905 >それに艦が爆散したからって、その艦が積んでいた反物質燃料がすべてエネルギーに変換
>されるというのは無理があるしな。
反物質は物質と接触するだけでエネルギーになっちまう。
平行宇宙ではどうだかわからないが普通の宇宙では反物質はばらまかれれば
すべてエネルギーになるしかない。
>>905 >それに艦が爆散したからって、その艦が積んでいた反物質燃料がすべてエネルギーに変換
>されるというのは無理があるしな。
906氏の言うとおり、反物質による対消滅反応と現在の核分裂、核融合はその点で全く別物です。
核ミサイルや原子炉は破壊されても燃料が反応する事はまず無いが、反物質の反応に条件は何もいりません。
船の動力が停止し、反物質タンクの隔離シールド(電磁力か重力だと思う)が停止した瞬間、周りの物質であるタンクや船体自体と対消滅反応を起こします。
反物質はただタンクに貯蔵して置くだけでも反応を抑制するために延々とエネルギーを食います。
何百万dもの物質で出来た船が爆発したら中の反物質は間違いなく全部反応するでしょう。
>しかし、わざわざ反物質弾なるものが存在するくらいだから、ただの反物質燃料タンクを
>無人運転で突っ込ませたからって敵艦隊が壊滅したりしないのだろう。
反物質兵器の有無の問題では無くその規模の問題。
1万dの反物質を戦艦が積んでたらあんな戦闘は全く成立しない。
兵器の性質や戦闘映写から見てたぶんkgオーダーぐらいだと思うけど、それだと光速の2%まで加速するのは到底不可能になってしまうんですよね。
まぁ、その辺はある程度ファジィな感覚で・・・
つーか、「反物質弾」って結局は「時空泡発生装置を積まない機雷」じゃないの?
当然通常宇宙専用だけど。
909 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 10:18:09
【質問】
>反物質は物質と接触するだけでエネルギーになっちまう。
反物質の保管方法は?
>>909 >>907より
>船の動力が停止し、反物質タンクの隔離シールド(電磁力か重力だと思う)が停止した瞬間、周りの物質であるタンクや船体>自体と対消滅反応を起こします。
>>897 普段から常にそんな大量の反物質を抱えているわけではあるまい。
大半の反物質は、今回使った外部増設推進機にあったと思われ。
>>907 必ずしも、保有している反物質の全部が反応するとは限らない。
一部が反応した時点で、一種のライデンフロスト現象が発生する。
あの世界では、撃沈された艦の艦体は一瞬で爆散するらしいので、
反応せずに飛散する反物質があるかも知れん。拡散して薄まった
反物質は、僚艦や敵艦の防御磁場に弾かれ、宇宙の彼方に飛んで
逝くだろう。
>>909 物質と接触すると反応するのだから、物質と接触させなければイイ。
反陽子は電荷を持っているので、磁場で閉じ込めることができる。
>>911 >一部が反応した時点で、一種のライデンフロスト現象が発生する。
ライデンフロスト現象は空気中での現象で、真空では発生しないのではと言う意見が上のほうでありましたが、どうでしょう?
それに同質量での物質・反物質の反応ではなく何万倍もの物質に囲まれた極少量の反物質と言う条件では反物質に逃げ場が無いでしょう。
>あの世界では、撃沈された艦の艦体は一瞬で爆散するらしいので、
その原因が反物質の急激な反応以外の何者でも無い気がするんですが。
上であったように核融合弾等はまず誘爆しないので、反物質が反応したとしか思えん。
>大半の反物質は、今回使った外部増設推進機にあったと思われ。
では今回の作戦は水爆(万トン単位の反物質)を燃やして0.02cまで加速し、すれ違いざまに水鉄砲(核融合弾や反陽子砲)を撃ちまくる戦法だった訳ですね。
>>912 >では今回の作戦は水爆(万トン単位の反物質)を燃やして0.02cまで加速し、すれ違いざまに水鉄砲(核融合弾や反陽子砲)を撃ちまくる戦法だった訳ですね。
危険な物質の量だけを見て、質も用途もそっちのけで考えるとそうなるな。
もちろん賢い奴はそんな見方はしないものだが。
>>912 >ライデンフロスト現象は空気中での現象で、真空では発生しないのではと言う意見が上のほうでありましたが、どうでしょう?
爆散する前の艦には空気が入っているので、空気中と言えるのでは?
>それに同質量での物質・反物質の反応ではなく何万倍もの物質に囲まれた極少量の反物質と言う条件では反物質に逃げ場が無いでしょう。
艦の中で反物質の塊が突然に束縛を解かれるわけで、まずその塊の表面の反物質のみが周囲の物質と対消滅するのではないかな?
>その原因が反物質の急激な反応以外の何者でも無い気がするんですが。
上記の結果生じたエネルギーで艦は爆散するだろうが、反物質の塊は発生した放射圧などにより逆に閉じ込められそうな気がする。
これは、一種のライデンフロスト現象と言えるかと。そして、圧力が消えると、艦が爆散下あとの真空に反物質が拡散していく。
>上であったように核融合弾等はまず誘爆しないので、反物質が反応したとしか思えん。
艦の爆散は内部の反物質との反応によるものだと、どこかに書いてあったような気がする。
>では今回の作戦は水爆(万トン単位の反物質)を燃やして0.02cまで加速し、すれ違いざまに水鉄砲(核融合弾や反陽子砲)を
>撃ちまくる戦法だった訳ですね。
0.02cまで加速した後に撃つ水鉄砲ならば、ウォーターカッター程の威力があると言えよう。それが今回の作戦の狙いと思われ。
>>914 同意。
>>912氏は、最初から万トン単位の反物質だけを0.02cに加速して撃ち込めばいいと言うのか? 容易に迎撃されてしまうよ。
916 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 22:38:23
【質問】
ライデンフロスト現象:高温の物質の上に液体を垂らすと、接触面の液体が蒸発して、その蒸気が浮力になり、同時に蒸気の層を形成し、熱伝導を遮断するため、水滴の蒸発が遅れる現象。
このライデンフロスト現象を反物質反応にこじつけるとすると、浮力や蒸気の層はいったい何になるんですか?
>916
ガンマ線の放射圧
それゆえ、真空中でもライデンフロスト類似の現象は起こりうるが、
推進システムにしろ爆雷にしろ、反応過程は計算してあるはずなので
あまり気にしても意味はない。
918 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/26(火) 23:45:38
>>915 >上記の結果生じたエネルギーで艦は爆散するだろうが、反物質の塊は発生した放射圧などにより逆に閉じ込められそうな気がする。
>これは、一種のライデンフロスト現象と言えるかと。そして、圧力が消えると、艦が爆散下あとの真空に反物質が拡散していく。
う〜ん、それはちょっと都合よすぎな気もしますが。
最初の反物質表面の反応でちょうど反物質以外の船体をバラバラに吹き飛ばすだけのエネルギーが放出されたって事ですか?
それにそれらの考察は反物質タンクのシールドが消え、タンクの内側と接触を始めた場合についてのものですよね。
でも実際は撃沈される訳だから、反物質タンクが押し潰されるとか、船の隔壁がタンクを突き破るとか、プラズマや爆発で跡形も無くタンクが吹っ飛ぶ事の方が多い気がしますね。
そうなるとライデンフロストどころの話ではない気がしますけど・・・
>最初から万トン単位の反物質だけを0.02cに加速して撃ち込めばいいと言うのか? 容易に迎撃されてしまうよ。
いや、それ(水爆、水鉄砲)はネタ半分なんです・・・
私が言いたいのは普段核融合弾や電磁加速兵器(反物質に換算するとkgオーダーの兵器)を打ち合って戦っている文明が、
何万トンも反物質燃やして加速なんてしないだろうし、出来ないだろうし、て言うか何万トンもある訳ねーだろって事でして、はい。
>>917 まぁ、そりゃそうですな。
たとえば水爆だって反応物質が衝撃波で爆散するまえに効率よく核融合反応が起きるよう、
衝撃波や中性子の流れを考慮にいれて爆縮レンズを設計するわけですから。
>>918 あの世界では反物質燃料製造は恒星持ちの貴族なら誰でも始められる
とてもとても手軽なビジネスなんです。
自分の城館の周りに反物質タンク並べて平然としていられるくらいなので
まあ反物質を安定さす方法でも発明されたんでしょう。
ある特殊な条件を加えない限り勝手に対消滅起さないとかね。
燃料補給もホースでやっちゃうくらいだからガソリンくらいにしか考えられてません。
たぶん防護磁場か重力制御機関の安定性が
ものすごく高くなってるんだろうな。
>>918 >私が言いたいのは普段核融合弾や電磁加速兵器(反物質に換算するとkgオーダーの兵器)を打ち合って戦っている文明が、
>何万トンも反物質燃やして加速なんてしないだろうし、出来ないだろうし、て言うか何万トンもある訳ねーだろって事でして、はい。
数万トン単位であっても(どうにか)量が確保できるのは、星界世界の設定上特に問題では無い。
それに「こんな事やんねーだろ」というのは、固定観念に縛られているだけ。
例えば源平合戦でお馴染みの、須磨一の谷の合戦(だっけ)で、崖とも思える急斜面を馬で
下ってくるという奇策も、普通の人が最初に除外してしまうような選択肢を選んだ結果。
>>920 ホースの内側にまで、防禦磁場が張り巡らされているとか。