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ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2 :
「虎よ、虎よ!」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「ニューロマンサー」
「ブラッド・ミュージック」「接続された女」「ヴァーミリオン・三途」
「世界の中心で愛を叫んだけもの」…
この辺は読破しているが、SFヲタが糞呼ばわりするクライトン作品ほどの
面白さを持つ作は皆無であった。
これらの作には、1%の科学に対する啓蒙も、99%の科学の表装をまとった面白い
法螺話の魅力も無いのである。
思うに、蔑視され続けたSFというジャンル、そのジャンルの泥土の底から
湧き上がったかのような「SFヲタ」という人種が、その劣等感と社会的偏見に対する
反抗心ゆえ、一見、前衛的であり「文学的」とも見ゆるところの、ニュー・ウエーブ、
これに続くサイバー・パンク等を必要以上に持ち上げ、これが今日における過大評価に
繋がってしまったのであろかと思う。
心あるSFファンよ、毎日、就寝前に1回は、私のこのレスを熟読し、
SFが真にあるべき姿を、今1度考え直して欲しい。
上記の点、肝に銘じておけ。