今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目

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741ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
>>737のレスは、私が執筆した>>713のレスに触発されたものだが、
その割りには中味に乏しいという感がある。
B・Jの「時間衝突」という作品を語る場合には、作中でも示唆されているとおり、
斜行存在=神、という趣旨をしっかりと押えておかないといけないわけである。
しかし、逆方向に進行するニつの時間線の衝突というワンアイデアが奇抜過ぎる
ため、作中における他のアイデア(「レトルトシティ」等)が霞んでしまっているのが
惜しい。この面だけ見ても、決して成功した作品とは言えず、ジャッジメントとしては
4点くらいか。
タイトルも良くない。俺が担当だったら、一瞥して叩き返していると思うな。
「時を司る者」くらいにはして欲しかったものである。
現代において、時間というものを司る者こそ、「神」と呼ばれるにふさわしい存在
であるという意味でな。