今日読んだSF/FT/HRの感想 3冊目

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495ミステリ板住人 ◆0FE6khB7i2
>>493
SFヲタにしてはセンス悪過ぎである。
>登場人物にまったく感情移入できない。
って、これは私小説じゃあないんだぜ(w
そもそも、この作品の真の主役である「ソラリスの海」は、人間とのコミュニケーション
不可能な存在、不可知的存在なのである。
本作の評価は世評にへつらうわけではないが、10点満点プラス∞。

前にも書いたかもしれないが、少し僕の個人的な思い出をここで開陳させてください。
あれは、いつの年だったか、夏の暑い1日、午前中にアーサーの「幼年期の終り」を
読破し、その感動も覚めやらぬまま、僕は「ソラリスの陽のもとに」を手にした。
読破後、僕は身体の中から湧き上がって来る感動を抑えきれずに、部屋の窓を開けて
思わず絶叫した。「これがサイエンティフィック・フィクションだ!!」と…
今でも、道を通りかかった虎皮のタンクトップを着たねえちゃんの驚愕の表情が
目に浮かぶようだ。
確か、小松御大の「果しなき流れの果に」を読んだのは、翌年の夏のことだと記憶
している。次回は、この話をすることとしましょう。