1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
サトクリフのスレがどこにもないので立ててみますた。
彼女の本は児童書に分類されていますが、ちょっと文章が硬質なこともあって、
あまり子供には読まれていないように感じます。
本来なら児童書板に立てるべきかとも思いましたが、
彼女の作品はファンタジーに分類されるものも多く、
もっと大人に読んでほしい本であり、
そして何より児童書板があまりに過疎で、レスがつかないのではないかと考え、
こちらに立てさせてもらいました。
2 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/15 21:24
ユリイカ総特集『指輪物語』の世界で、
上橋菜穂子が指輪物語とサトクリフの著作を、
自分に物語の核を植えつけた本と言っていたので、
とりあえず「第九軍団のワシ」から読んでみたら見事にはまりました。
でも周りに読んでいる人が誰もいない。
人気ないのだろうか、すごくさみしい・・・。
最近次々と未邦訳作品も次々と邦訳されてるから、人気ないという事もないんだろうけどね。
ただ回りに読んでない人が多いというのは同意。
4 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/15 22:08
書いてから気がついた、次々と未邦訳作品も次々と・・・ってなんだ私(´・ω・`)
吊ってきます_| ̄|○
5 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/16 00:24
塩婆が宣伝してこそブレイクした感のあるローマだが、
俺の子供の頃にはコレしかなかった。
ローマの第何軍団がどこに駐屯とかいろいろ覚えたもんよ……(遠い目
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/16 00:29
太陽の戦士が一番面白かったかな。
いつか長城を見に行きたい。
サトクリフ、邦訳が次々出てくるのはうれしいけど、
訳してるのが原書房の山本史郎というのが・・・・。
ほんと勘弁してほしい。
なんで好きな作家に限ってこの人がしゃしゃり出てくるんだろう。
トールキンしかり、ピーター・ディキンスンしかり。
9 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/16 14:58
おー、サトクリフか、なつかしい。
>>5みたいにこの人の本を読んでローマ時代に興味を持った人は多そう。
オレもともしびをかかげてを読んでからギボンのローマ帝国衰亡史読んだりした覚えがある。
>>8 山本史郎訳ということを差し引いても、サトクリフのアーサー王シリーズは好きになれないなぁ。
ところでみなさん一番好きなサトクリフ作品はなんですか?
オレは「王のしるし」かな。
中学校1年生のとき読んで、あのラストに衝撃を受けますた。
私が好きなのは「第九軍団のワシ」かな、
はじめに読んだサトクリフの本なので思い入れがあります。
最近邦訳された本は図書館に入ってないので読んでない・・・。
自分で揃えるにもハードカバーだと高くてなかなか手が出ないので、
ぜひ文庫化してほしいです。
11 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/16 18:54
オレは「ともしびをかかげて」が好きだな。
妹が侵略者と○○して△△までしちゃうのには驚かされた。
>>10 確かにローマンブリテンものは高いね。
しかし実は第九軍団のワシでさえ一時期絶版だったらしいので、
文庫化は難しいかも、うーん残念。
しかしこういうジュブナイルの本格小説って「ザ・ギバー」もそうだけど、
なまじ児童書の棚に置いてあるだけに、なかなか大人の目には触れないものだよね。
これだけ骨太の小説だと、いっそ一般書のコーナーにおいてもいいんでないかと思うこともあるよ。
>>11 その書き方だとなんか怪しい小説だと誤解されちゃうでしょw
しかし第九軍団のワシが絶版だったってマジかい・・・。
まああの値段では買うの躊躇するのもわかるけどねぇ。
文庫化すればむしろ買って揃えようとする人も増えると思うんだけどどうだろう。
子供には少々わかりづらいというよりは地味なので読みづらい本だと思う。
たぶん、子供よりも子供のために児童書を選ぶお母さん達がはまってるんじゃないかな。
『アネイリンの歌』が好きだ。
14 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/16 23:01
アネイリンの歌って最近出たやつだね。
いいなぁ、貧乏学生だから図書館に置いてあるものしか読めないよ・・・。
私が好きなのは「第九軍団のワシ」かな、コティアが可愛い!!
サトクリフは期待はずれの本が少ないので、うれしいです。
最近なのか?
俺2年ぐらい前に買ったはずなんだが。
まー、2年ぐらい前なら最近とも言えるんじゃないかな。
特に本の世界なら、好きな作家の新刊を14年待つなんてこともざらにある話だしね。
サトクリフの本は2001年くらいからどっと大量に訳されたから、古い作品と最近の作品って捉えかたなのかも知れない。
>>12 確かに地味な本だよね、でもその地味さが癖になるんだな・・・。
特に人物の描写がとてもリアルで、息遣いまで感じてきそうなのがなんともいえない。
石堂藍たんは人物の心理が現代的過ぎるといってたけど、それはそれで好きだー。
一番好きなのは「王のしるし」かな。
最近読んだ「闇の女王に捧げる歌」もよかった。
ちょっと読後感重いけどなぁ・・・。
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/17 00:29
>>12 二児の母ですが、子供に読ませるためと称して児童書読み漁ってます。
子供の時には児童書を体系的に読むなんてことはできないので、
情報を収集して名作をたくさん読むのはとても楽しいです。
その中でもサトクリフの本は特に面白い!
でも子供は見向きもしてくれません(´・ω・`)
イギリスの子供はサトクリフの歴史小説を読んで育つって言うけれど、
日本の子供は文化的土壌も違うし、やっぱり作品世界に溶け込みにくいのかな・・・。
こんなに良作がいっぱいの作家、もっといろんな人に知ってほしいです。
「王のしるし」って意外と人気あるんだね。
私はハッピーエンドが好きなので、「第九軍団のワシ」が一番好きです。
「闇の女王に捧げる歌」は図書館に購入リクエストを出しておいた。
好きだけど、全部揃えるお金の余裕もなく、今のところ全部図書館で読んでます。
そういう人多いみたいだね?
あっでもそんなだから絶版になったりするのか_| ̄|○
とりあえず「第九軍団のワシ」だけでも買っておくかな。
でも2625円・・・・うーん、悩む。
エルリック・サーガ最後まで読んだら「王のしるし」のラストを思い出したよ。
いや、ストーリーは全然違うけどね。
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/17 16:59
>>19 今、手元に第九(ryがありますけど、確かに子供受けする本じゃありませんね。
大体表紙からして・・・(w
>>21 それは微妙なネタバレ・・・知ってる人少ないだろうけど。
私は「辺境のオオカミ」が好き。
サトクリフは読者に安易なカタルシスを与えようとしないところが気に入ってます。
ほめてばっかじゃ面白くないしょー。
誰か批判もしてちょーらい。
批判ねー、藍たんはサトクリフの登場人物のどこら辺が現代的と言ってるんだろう。
いまいちピンとこないアテクシ。
好きなのはケルトの白馬でし。
25 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/17 22:55
ハウルスレから来ました(・∀・)!
サトクリフ子供の頃は大嫌いでしたよ。
つまんないから。
20過ぎてから読み返して初めて面白いと思った。
「第九軍団のワシ」が好きかな
>>24 自然への恐れとか人外への畏敬/恐怖といったものが前近代の人間の特徴なんだな。
それ考えてみると、サトクリフの登場人物はまんま現代人なんだよな。
「銀の枝」でさえ。
でもまあ、ローマ人ってのはかなり合理的精神の持ち主だったから、
ローマ側の人物を描くのであれば別にあれでいいと思うよ。
なるほど、言われてみればそうかもしれないなあ。
でも、あえて現代的な心理描写をすることで読者が感情移入しやすくなっているとすれば、
それはそれでいいんじゃないかと思うけどねぇ。
オレは「トロイアの黒い船団」と「オデュッセウスの冒険」が好き。
あれで山本史郎訳でさえなかりせば・・・。
せっかくのアラン・リーの絵とサトクリフの名文との共演が台無しだよ(;´Д`)
>>7 うんうん、見に行きたいと思うよね。
サトクリフでぐぐったらハドリアヌスの長城を見に行った感想が書いてあるページがあって、
すごく羨ましかったよ。
フィドルスが立った頂上の上に私も立ってみたい(*´д`*)
ああ、間違えた。
頂上→長城です。
読んでる本の関係からいっても行きたい国はイギリスになっちゃうな。
ハドリアヌスの長城、トールキンの墓、ストーンヘンジ、トムは真夜中の庭での舞台になった家。
行きたい所いっぱいあるや。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/18 13:49
>>25 やっぱり子供のときは面白みがいまいち分からんよね。
オレもガキの時一回読もうとしたけど、やけに情景描写が長いもんで、
読むのやめちゃった記憶がある。
高校になってから再読して初めて良さが分かったよ。
あのちょっと読むのに集中力が要る文体がたまんないんだよな。
頑張って読んだ後報われることが分かってるだけに。
「妖精国の騎士」の中山星香も影響を受けたってなんかの特集で言ってたな、そういえば。
結構ファンは多いのかもしれん、地味だけど。
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/18 15:50
エスカとマーカスが「いい狩を。」「いい狩でした。」と言い合うのが好きだった。
ヒラリオンはにやりと笑った。「来年になったらあんたも気が変わりますぜ。」
ちょっと興味あるんだけど、
どの本から読んだほうがいいとかあるかな?
特にないけど、最初は「第九軍団のワシ」から入って、
ローマンブリテン四部作を読破するのがよいと思う。
私がそうだったから。
あ、ローマンブリテン四部作っていうのは「第九軍団のワシ」、「ともしびをかかげて」、
「銀の枝」、「辺境のオオカミ」のこと。
後は「王のしるし」、「太陽の戦士」、「ケルトの白馬」と読んでいって前作読破へと言った感じ。
私が好きなのは「第九(ry」「とも(ry」「王(ry」「太陽(ry」
ここらへん順序つけれない(;´Д`)
あ、前作→全作ねι(´Д`υ)
>>35 dクス。
近くの図書館に「第九軍団のワシ」あるみたいだから今度借りてくるよ。
「ケルトの白馬」が良かったなー。
ケルト人同士の争いってのが新鮮だし、まとまりも良い佳作。
>>35 「運命の騎士」忘れとりゃせんかい?
オレはあれが一番好きだでよ。
まー、最近のは読んどらんで偉そうなことは言えんがね。
はよー文庫化してほしーわほんと。
アーサーものにトロイアものと、売れそうなところは原書房&山本が抑えてるのがムカつく。
アーサーといえば映画の「キング・アーサー」、パンフの関連書籍案内に
ローマブリテン4部作が無いのが不思議なくらいの元ネタっぷりだった。
呆れる程の無惨な食い散らかされようだったけど。
>>41 アーサー王の物語はサトクリフのものでなくともいろいろあるし、
必ずしもサトクリフのアーサー王が元ネタとは限らないのでは?
原典にない、サトクリフの創作した部分がパクられているなら話は別だけども。
琥珀の首飾りが友情の証って話があったと思うんですが
どれだか分かりませんでしょうか。
子どもの頃読んで感動し、私も欲しいと親に言ったら
琥珀なんて年寄り臭いとバカにされてしまった。
そりゃダイヤモンドとかに比べりゃ地味な宝石ですが
握ると森の香りがする……とかいう描写に憧れました。
>>8 黙ってたらこの先も山本が訳し続けそうなので、
サトクリフファンで署名運動でもして原書房に
抗議するとか・・・
>42 『アーサーもの』は昔数冊読んでます(サトクリフはまだ)ので
おっしゃる意味がそれを指してるならその通りとしかw
でも、ローマ時代の終盤の混沌とした時代を背景とした
アーサーの原型を意識した物語は寡聞にして知らないです。
好きなジャンルだしぜひ教えて頂ければ幸いです。
猪熊葉子さんが全部訳してくれたらいいのに。
あの人はサトクリフのこと好きだって伝わってくる。
山本氏は別に好きでもないのに訳している感じ。
山本氏は自分の訳が忌み嫌われてることを知らないのかな・・・。
ホビットや赤毛のアンなんかでも、先行訳を絶対視するわけじゃないけど、
山本訳のセンスの悪さや、流行語を訳に使ってしまう悪癖は明白だよ。
井辻明美が何度も何度もホビットの山本訳を弁護して、
今の若い人たちには山本訳のほうが合ってるとか言うのももうげんなり。
いつもは信頼してる人だけにそういう出版社に阿ったことを言われるとショックだった。
それとも本気で言ってるんだろうか。
>>44 署名運動もよいけれど、効果はあるんだろうか(訳者を変える可能性が少しでもあるか)?
ちょっと現実味のない話のような気もする。
でも何らかの形でアクションは起こしたいよね。
>>43 んー覚えてるような覚えていないような・・・他のサトクリフファンの方お願いします。
>>39 私も運命の騎士が好きです。
犬と一緒に寝起きする少年というのがツボでした。
>>44 署名運動・・・効果のほどは分からないけれども、やってみたいですねぇ。
ただ、サトクリフファンが実際どの位いるのか、
その中で山本訳に強い嫌悪感を持っている人がどの位いるか、となるとなかなか難しいところだと思います。
ただ、ホビットや赤毛のアンはまだ他の訳があるから救いがあるものの、
サトクリフのは山本訳が唯一というのが非常に我慢しがたいところですねぇ。
本当にどうしたらよいのか・・・初めてサトクリフを読むという人に、
あれがサトクリフの文だと思ってほしくない。・゚・(ノд`)・゚・。
>43
「ヴァイキングの誓い」かなあ…
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/20 21:34
>>43 王のしるしじゃなかったっけ?
あれはブローチか。
ええと。最近読んだ「辺境のオオカミ」の主人公が
密かに「第九軍団のワシ」のアクイラさんの子孫ぽくてニヤリでした。
「運命の騎士」ですな>>47
>>45 そういう物語を書いたのは自分もサトクリフ以外知らない。
でもアーサーの正体がブリテンに残留したローマの武将だったのだろう、という程度なら普通に言われてることだよ。
>ただ、サトクリフファンが実際どの位いるのか、
署名運動、他のファンも合同とかならどうだろ?
トールキンファンを味方につけると強そうよ。
>>47 え。今ホビットも新訳なの?
今時の子には瀬田御大の訳は厳しいのかもしんないけど。
と、思ったら原書房の方ね。問題の山本訳は。
「ケルトとローマの息子」すごくよかった。
訳者が山本某でないのを確かめてから読んだ。
「第九軍団のワシ」読了。
>>22の言うとおり、安易なカタルシスはないものの、
より深いカタルシスを得られて感動した!
チビがいい味出してました。
早速「ともしびをかかげて」と「銀の枝」も借りてきた。
読むのが楽しみだ。
そういえば、誰かがサトクリフの本にはかすかに少年愛の香りがするって言ってたけど、
そうかな?
マーカス×エスカが見たいです♪
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
とうとう腐女子の毒牙に・・・(w
署名運動、合同というのもおもしろそうですけど、
「赤毛のアン」や「ホビットの冒険」なんかは、既に先行訳があるわけで、
山本訳しかないサトクリフ作品とはちょっと事情が違いますよね・・・。
山本訳で泣かされる作品で共同戦線を張れそうなのはピーター・ディキンスンの、
「アーサー王物語伝説魔術師マーリンの夢」や「聖書伝説物語」かな。
これもファンはそんなに多くなさそうだなぁヽ(´Д`)ノ
トールキンも「サー・ガウェインと緑の騎士」とかあるから共同戦線可能だと思うよ。
でもやっぱり他の出版社に新訳で出してほしいな。
はっきり言って原書房にはまったく良いイメージない。
でもサトクリフの作品もピーター・ディキンスンの作品もトールキンほどの知名度はないから難しいかも。
「サー・ガウェインと緑の騎士」もトールキンの作品の中ではマイナーなほうだしね・・・。
新訳出たら買うんだけどなぁ・・・山本訳のだけいまだに買ってないや、サトクリフ。
おっいつのまにかサトクリフのスレが。
雨が降っている日にはよく家のコギたんをひざに乗せて、
「第九軍団のワシ」を読んでいます。
読み進めるうちにチビがコギに思えてきてとてもほのぼのします。
>57
香りがするも何も、本人がインタビューでそう言ったらしい。
プラトニックな意味だろうけどね。
サトクリフも腐女子だったのか
腐女子というほどのもんでもないでしょ。
マーカスとエスカの関係だって、男からしてみたら清々しい友情にしか見えないだろうし。
まあ、彼女たちの手にかかればどんな作品だろうとやまなしおちなしいみなしの世界にゲフンゲフン!
とりあえずあれですね。
原書房は軍事書籍だけ出して文芸系統には手を出すなという事でOK?
68 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/07/27 19:02
なんか急に寂れちゃったなぁ
原書房並びに山本はこの手のジャンルから手を引いて欲しい。
東大の人ここ見てたら山本にみんなが迷惑していると言ってやってください。
73 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/04 01:55
山本氏っていろんなところで叩かれてるね。
「キング・アーサー」見てきたけどいやひどかった。
どういう意図であんな映画を作ったんだろうか。
気分転換に図書館で未読だった「太陽の戦士」を借りてきた。
大学も夏休みなのでじっくり読むぞー。
>>72 ああ、ローマンブリテン最終話なのか。
これは買わなきゃなー。
なんかダンセイニも出版ラッシュだし金がどんどん飛んでゆく〜〜ヽ(´Д`)人(´Д`)人(´Д`)人(´Д`)ノあぁ
>>74 ああ、同じだ。
ダンセイニがたくさん出版されたので私にとって今年はいい年。
もっと出すみたいだし。
サトクリフも出版されたけど訳者が・・・。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
それにハードカバー版しか出されないのも痛すぎるよ。
どうしても買うの躊躇してしまう。
これだけ訳されてるってことは人気あるんだろうから文庫で出してもいいのに・・・・。
塩婆のローマ物とタイアップして売り出せばもっと売れるんじゃないかと思うんだけどな。
出版社違うしムリぽかorz
>>76 どっかの書店の偉い地位に居る香具師がいたら可能かもね。
オリンピック記念便乗ローマフェア!とか(w
すげー便乗だな。
78 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/14 03:28
結局自分で訳すしかないのかと、山本史郎訳を読むたび思うよ。
まあ、原書読むより早いからいいけどねえ。
サトクリフだけは、出る本出る本すべて買っています。
他はもう、あきらめてる。カネないし。
79 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/17 09:43
注文した「夜明けの風」が届きました。
もったいなくて、なかなか読み始められないよ〜
80 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/18 15:41
>>79 買って読めない貧乏人のために、感想をうpしてほしいなり・・・。
81 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/18 19:08
>>79 私もうpキボン・・・。
最近このスレ停滞しているので盛り上げてほしい。
ダンセイニは文庫本で出してくれるから集めてるけどサトクリフは・・・。
一冊も文庫本がないってどういうことだ!!。゜(゚´Д`゚)゜。
読んだよ!
すばらしい!
なんとこれも、イルカの指輪の物語だったのね!
「ともしびをかかげて」が好きな人には絶対お薦めだと思った。
ああ、もう10年近く前から原書を持っていたんだけど、無理してでも読めばよかった。頑張って原書を読んだ「銀の枝」より面白かった。
サトクリフって素晴らしい……
信じたものに青春を費やす、ってテーマに弱いんだよね。
ちなみに、今日は「ロビン・フッド物語」を読みました。
サトクリフ処女作だそうです。
どうも読了感が良くないのはやっぱり訳のせい?
しかし、毎日のようにサトクリフが読めるなんて、恵まれてるよなあ。
83 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/22 09:08
映画化されてる作品とかないの?
ラジオドラマとかあるって読んだことあるけど。
>>82 うpサンクス!
やー、面白そうだなぁ、我慢できなくなったので、
やっぱり買って読むことにしますた。(*´Д`)
85 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/24 21:31
正直、塩婆のはローマ人の物語を書くと言っておきながら通史読み物と化しとる。
彼女が妙なビジネス方面受けを狙う前のヴェネツィア三部作が好きな人なら
サトクリフは楽しめるはずだ。これこそはローマンブリテン人の物語
物語を読みたい読者諸賢には、サトクリフをお勧めする!
>>82 しばらく見てなかったら感想が・・・乙です。
おかげでなんだか読みたくなってきたYO(*´Д`*)
金がないので立ち読みにチャレンジしてみよう(`・ω・´)
87 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/27 01:18
密偵ファルコシリーズ読んだことある人いますか?
サトクリフファンへの受けが知りたい。
今注文した本が届くのを待ってるところなんだ。
88 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/27 02:57
マリオン・ジマー・ブラッドリーもサトクリフに強く影響を受けているそうです。
サトクリフスレができるとは!大好きだし気になっていたことが。
ほるぷ出版で昔出てた「はるかスコットランドの丘を越えて」を
読んだ人いるだろうか?
前半・後半で日を置いて読んだら、前半はものすごく面白いと
思っていたのに、後半でなんとなく肩透かしを食らった気になった。
これは日を置いてしまったせいなのか実際後半イマイチだったのか
他の人の感想を知りたい・・・。
サトクリフ、山本訳のアーサー物3部作(2作目で止まってる…)だけど
1冊目と2冊目、明らかに行間が違いすぎるから、2冊目あっとゆーまに読めた…
何か損した気がする、それなのに同じ値段ってヒドイよー原書房!!
あと、訳は絶対違う人がやって欲しい…
もっと面白く読めるんだろーなぁなんて思いながら読むの嫌だorz
>>90 そういうときはアマゾンあたりで洋書のコーナーへゴーゴーですよ
92 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/30 20:54
>>89 1度読んで、それきりだけど、持ってますよ。
あまり乗れなかったという思い出しかない。
もう一度読んでみよう。
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/31 16:15
今日密偵ファルコシリーズの「海神(ポセイドン)の黄金」が届いた。
まだ1巻が見つからないので、全然読んでいないんだけど、巻頭に
「この本を書いている間に亡くなったローズマリー・サトクリフを偲んで
ヴェンタ川から山までどれくらいあるか知っているすべての子供に代わって」
って献辞が書いてある。
訳者の矢沢聖子さんは、ちゃんと邦訳の
「ベンタから山まではたっぷり三百二十キロもある」に当たったんだろうか??
答えは200マイルだったのか。今ごろ気づいた……
と言うわけで、早く1巻見つからないかなあ。
94 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/01 02:16
イギリスとか、海外のサトクリフサイトっていいのある?
お薦めあったら教えて下さい。
>92 よかったら読後に感想教えてください。
しかし考えてみたら自分も内容は忘れ去っていた。
もう一度読んでみ・・・前回の轍を踏まないためには
一気読みしないとならんのか・・・
良スレage
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/10 12:54
上がってないよw
98 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/12 02:30:15
age
99 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/15 16:47:36
サトクリフスレ発見記念age
100 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/15 21:45:22
アタイこそが鷲の旗げとー
101 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/17 13:21:14
>>95 昨日から読み始めました。
でもなかなか時間が確保できなくて、一気読みは無理そう。
一番の違和感は、一人称だということかなあ。
最初に読んだ時には気づかなかったけど、ちょっと翻訳の文体固いかなあ。
>>101 感想ありがとう。一気読みは自分だけの課題だと思っているので、
お気になさらずゆっくり読んでください。なにしろ自分は
まとまった時間が取れずいまだ手付かず。最初に出ていた
岩波の5冊を次々と読んで感動しまくった中学時代が懐かしい・・・
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/09/25 02:06:53
>>102 ちょうど読み終わりました。
さすがに一気読みは出来なかったけど、実質三日くらいで読んだかな?
主人公が兵士になる前とあとでは確かに全然違う物語のようにも思えるけど、
それほどは気にならなかったです。
テイストでいうと「アネイリンの歌」みたいな感じかなあ。
あれ、これも気を失っている間に戦いが終わっているよ、とも思ったw
心の変化もすべて、主人公が自分で語らなければならない上に、歳をとってからの回想
というスタイルをとっているせいか、クレイヴァーハウス(この表記もちょっと納得できない)
について語るというテーマがメインなのもあって、ちょっとバランス悪いかなあ。
物語の展開としては、彼が死んだらそれまでよ、と言うふうに読めるし。
今一つ乗れないのは、やっぱり時代背景が今一つぴんと来ないせいかなあ。
ボニープリンスやウィリアム・ウォレス、ロブ・ロイなんかも好きなんだけどねえ。
一応、スコットランドの歴史の本も持ってるけど……
今までサトクリフの本でそんな感想を持ったことはないのですが。
あと、物語の最初に出てくる地名がずっとどこなのかわからなくて、苦戦しました。
ペイズリーって出てくるまでわからん。
加えて、ペイズリーが巻頭の地図に載ってないんだな〜
104 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/01 13:26:26
夜明けの風アゲ
>>103 自分がノロノロしているうちに最後まで・・・ありがとう。
思うに、主人公が兵士になる前と後では違う話に、
のあたりで自分はひっかかってしまったのかもしれない。
いずれ実際に読んで確かめてみます。
実は夜明けの風もまだ読んでいない・・・
106 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/15 01:11:33
サトクリフって、もっとメジャー扱いされてもいい作家だと思うんだよね。
どの作品も、児童文学というより、大人の読み物として十分読めるし。
確かに大人の読み物として十分読める、というか小学生とかにはちと厳しいような気もする。
でもご都合主義とか安易なカタルシスがないからこそ、子供に読ませてあげたい気がする。
ハリポタとかダレンシャンで育つよりは、
サトクリフ読んで育ってほしいというのはあるかも。
古いと思われるかもしれないけど、児童文学にはやっぱり、
子供に伝えたい何かがあってほしいから。
110 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/19 02:53:54
小学生の頃に、サトクリフの作品を読んで、世界の厳しさの一端を知った気がするよ。
本当に得がたい作家なんだが……
基本的にマンセーレスしかないのはそれだけマイナーだということか・・・。
なんかサミシイ(;´Д`)
まあトンチンカンな叩き方するアンチが来ないからいいじゃない。
そもそもアンチ自体存在しない罠(;´Д`)
ま、いいけど。
今日、10歳になる姪に「第九軍団のワシ」プレゼントしてきた。
ちょっと早いような気もするが、早く読めるようになってほしい。
|ハ,_,ハ
|´∀`';/^l
|u'''^u;' |
|∀ ` ミ ダレモイナイ・・・
| ⊂ :, モサモサ スルナラ イマノウチ
| ミ
| 彡
| ,:'
|''~''''∪
l^丶
もさもさ | '゛''"'''゛ y-―,
ミ ´ ∀ ` ,:'
(丶 (丶 ミ
(( ミ ;': ハ,_,ハ
;: ミ ';´∀`';,
`:; ,:' c c.ミ
U"゛'''~"^'丶) u''゛"J
/^l
,―-y'"'~"゛´ | もさもさ
ヽ ´ ∀ ` ゛':
ミ .,/) 、/)
゛, "' ´''ミ ハ,_,ハ
(( ミ ;:' ,:' ´∀`';
'; 彡 :: っ ,っ
(/~"゛''´~"U ι''"゛''u
115 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/28 02:05:19
みたよ―――――ヽ(´ー`)ノ―――――!!!
116 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/29 01:21:53
20年来のサトクリフファンです。
英語は分からないながらも、最近の翻訳には少し不満があります。
それで、
自分で、少しでも原文を読んで見たいと思いました。
サトクリフの原書って、英語初心者が教材代わりに使うのは無理ですかねぇ?
>>116 初めて洋書にチャンレジする方にはお勧め。
普段ファンタジー・SF系の洋書読んでるだけど
サトクリフはダントツで読みやすかった。
>>117 ×チャンレジ→○チャレンジ
こんな間違いして洋書のアドバイスとは・・・_| ̄|○
最近の翻訳ってやっぱり山本訳?
>>117さん
レスありがとうございます
勇気と根気をもってチャレンジしてみます。
>>119さん
そうです〜
やっぱり猪熊さんのが最高です。
スレ発見記念カキコ。第九、大好きでした
122 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/03 12:25:46
,へ
\/ ヽ ( )
_/*+*`、 ( )
<_______フ )
从´・ω・`) 〜
/゙゙゙lll`y─┛ 私は、初めて読んだ「運命の騎士」かなぁ…
ノ. ノノ |
. `〜rrrrー′
. |_i|_(_
しかしY本はテキトーな人間だな・・・
自分が訳した『落日の剣』を、『アーサー王百科』では『夕暮れの剣』って書いてる。
あとMerciaはマーシアが一般的なのにメルシアとか書いてみたり、同じくバーニシアをベルニシアにしてみたり・・・
126 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/29 13:03:07
お、確かに面白そうだねー、age。
サトクリフで一番好きなのは運命の騎士かな。
ランダルが犬と一緒にごろ寝してるのが子供心に羨ましかった。
リアルで考えたら絶対にイヤだろうけど。
>>124 自分も読んだことあります。この中でサトクリフも紹介されていたよね。
でもちゃんとした歴史研究の本だったから、学識のない自分にはちょっと難しかったかなー。
128 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/03 20:12:49
頼むから山本史郎に訳させるのはやめてくれ
Y本は蛇蝎のごとく嫌われてるな。
まぁサトクリフファンが一番被害を被ってるから仕方ないところもあるが。
今日は本屋でケルトの白馬買ってきた、サトクリフは久しぶりなので楽しみだ。
ボーディッカの呪いage
ところで第九軍団の鷲旗ってカエサル時代からずっと同じのが使われてたんかなぁ。
調べてたらサトクリフって第九軍団がらみで別の作品書いてたんだね。
近いうちに読んでみようと思う。
131 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/17 09:48:33
モーリー・ハンターの『砦』では
攻めてくるローマ人が出てくるが、あれはやっぱり
カエサルなのだろうか
>130
私も「ボーデッッカ」で読んでた、頭の中でその音で定着しちゃってたから。
訳者の人ゴメン、と思いながら。
「闇の女王に捧げる歌」は面白いけど、読んでてちょっと辛かったなぁ。
133 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/17 23:01:10
ベーオウルフ読んだよ。
下げると見せかけてあげ。
ベーオウルフって井辻さんだっけ。翻訳はどう?
135 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/18 01:21:27
山本君と比べたら失礼だよ。
翻訳はよくわからないけど、日本語はダンチ上。
136 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/13 14:56:10
>>124で紹介されている本の中で
ローマンブリテンを主題にした小説の趨勢の話がとても面白かった。
あまり楽しく読んだので、他のところが読めないままw
137 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/01/25 12:33:13
自己解決。
初期の作品’The Armourer's House’でした。
『炎の息子 クーフリン』が好きだな。
近くの図書館はサトクリフを積極的に入れてくれるので嬉しい。(自分で買えってか…)
そんな面白そうな作品もよりによって山本訳なのか・・・
英雄アルキビアデスの物語を図書館でゲット。ラッキー!
新刊コーナーに並んだところだった。
アルキビアデスがどんな奴か知らなかったが、
サトクリフ作なのでとりあえず確保した。
144 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/27 05:13:16
保守しておく。
岩波のやつ、文庫化してくれないかなあ…。
揃えたいけど高いよう…。
>>146 20年すか、すごいなー。
自分は、今はとりあえずいちばん好きな「王のしるし」と
(岩波じゃないけど)「夜明けの風」しか持ってないけど、
これからこつこつ集めていきたい。品切れはかんべんな。岩波さん。
ほとんど図書館利用して読んだけど、
サトクリフ作品は手元に置いておきたくなる本が多いなー。
>>146-147 私も20年くらいかかりました〜
図書館にあったので読んでいたけど、どうしても手元に置きたくて
ゆっくり少しずつ買っていきました。
絶版で手に入らない期間が長かったけど揃ってよかった。
初心を忘れた時に読み返します。
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/03(日) 18:08:50
われこの誓いやぶることあらば
緑の大地開いてわれをのむべし
灰色の海おしよせてわれをのむべし
天の星落ちてわが命を絶つべし
>>145 【速報】岩波少年文庫にて、『太陽の戦士』6月16日刊行予定!!
ソースは岩波書店のPR誌『図書・2005年5月号』です。
そうすると、岩波の歴史ロマンシリーズは順次文庫化される?
>>150 まじっすか!うれしいよー!良いニュースをありがとう!
順次、すべて文庫化されるの希望ですな。
「太陽の戦士」は久々に読むなー、楽しみだ。
文庫は軽いから寝っ転がって読めるのがまたいい。
岩波少年文庫だと、かなーりぶ厚くなって棚に並んでると目立ちそうだ。
未訳の本を原書で読もうと思っているんだけど、
一覧表を作らないと、どれを読んでいないのか原題だけじゃよく分からない。
未訳の本でオススメのものありますか?
>>151 岩波の図書6月号によると、7月にはサトクリフ作品の少年文庫発刊は無し。
『太陽の戦士』が単発なのか、間を置いて刊行されるのか・・・
岩波書店に嘆願メールでもしたほうがいいかな?
154 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/06/16(木) 09:27:42
>>150 今、初めてここに来ました。
今日発売ですか!
今から逝って来ます。
>>153 今日図書館で見かけたんだけど、確か岩波少年文庫ではなくて少年文学全集
(だったかな?)というシリーズで、小さめの単行本で、文庫本ではなかったよ。
ラインナップは知らないんだけどその少年文学全集は全30刊って書いてありました。
もしかしたらサトクリフ作品は『太陽の戦士』のみの発刊かもしれないですな…
157 :
156:2005/06/16(木) 19:09:15
>>156>>157 確認してみました。
ちゃんとでるんですね、よかった。でも順次文庫化とは限らないのか…。
”熱烈なリクエスト”したほうがいいのかもしれませんな。
世界児童文学全集ですか、これ今まで図書館で見かけたことなかったので
(図書館が新しく入れたのかも)勘違いしたようです。
山本訳ってそんなに駄目駄目?
「アーサー王」シリーズの最後で、グウィネビアとランスロットが
別れるシーンが良かったせいか、自分の中では駄目翻訳家な気がしない。
具体的にどの辺がおかしいの?
ずっと猪熊葉子訳で来ただけに、山本以外でも他の人の訳は、ある程度硬さがないのが
良いと思ったりする。
山本はトールキン関連でかなり評判落としてるからな・・・
自分も山本はあんま好きじゃないけど、指輪物語の
「〜は〜しました」「〜は言いました」みたいな訳よりはマシ。
指輪の話は指輪スレで。
163 :
159:2005/07/06(水) 08:55:20
結局、どの辺りが駄目なのか分からない・・・
164 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/14(日) 20:09:23
原作を読破した方はおられませんか?
サトクリフは英語としてはどうなんでしょう
読みやすい文章ですか?
>>163 「ホビット」の山本訳がすさまじすぎて
それ以来絶対に手をつけない。
>>164 もともと児童文学だし、それほど難しくないよ。
167 :
164:2005/09/22(木) 17:28:03
>>166 レスどうも。
パソコン買い換えて、このスレ行方不明でした。
168 :
教文館ナルニア国サトクリフ好きスタッフたちより:2005/09/26(月) 12:47:43
サトクリフファンの皆さん、こんにちは。
ちょっとサトクリフのことを調べていたらここを見つけました。
私たちは、銀座にある教文館ナルニア国という児童書売場のスタッフです。
今度、私たちの店で、サトクリフのフェアをすることになりました。
店内のギャラリーでは、サトクリフに関する展示(作品年表も含む)をします。
サトクリフの本はもちろん、猪熊葉子氏の著作もそろえます。
猪熊さんの講演会もあるのですが、それはもういっぱいです…ごめんなさい。
でもサイン会はあります。よかったらのぞきに来てください。
10/1〜26までです。詳しくは教文館のHPを見てください。
スタッフは皆、サトクリフが大好きです。おまちしています!
長々宣伝してしまい、すみませんでした。失礼します。
http://www.kyobunkwan.co.jp/
169 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/10/01(土) 20:19:53
お、すごいw 書店様からお知らせ入ってるじゃないか。
今日からだからageておこう。
170 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/03(土) 21:51:46
\ 沈んだスレを〜引き上げろっ! クマー♪/
___
◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)三三(
|\\ ∩_∩ ∩_∩||||| || ∩_∩ ∩_∩
| \\ ( ・(ェ)・) ( ・(ェ)・)|||| || ( ) ( )
| \\ (( | ̄U ̄U ̄ U ̄U |||| || ̄c⌒ ̄ ̄c⌒ ̄| ))
| \\  ̄UU ̄ ̄UU ̄ ̄|||| ||  ̄ UU ̄ ̄ UU ̄
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171 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/24(火) 00:47:13
あげていい?
172 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/02/09(木) 11:27:37
「落日の剣」が話題になってないorz
これの会戦や冬営の話がすごくツボだった。
>172
訳の問題がねー。
174 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/01(水) 07:12:19
しかし、犯してはならないミスがあるのです!
他のレビュアーも述べられている通り、円卓の騎士たちのお話が一話完結的にまとめられていますが、
その物語中の主人公の名前が途中で変わってしまっていたりするのです。
こんな不注意は許されません。主人公の騎士の名がガレスであるところ、
数ページあとでは兄の名、ガへリスにすりかわってしまっている。
また、細かく言えば単純な脱字があったりします。どんなにすばらしいサトクリフの名文も
これでは台無しです。とたんに現実世界に戻されてしまいます。
編集者さん、なぜ、もっと注意してくれなかったのでしょう?!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4562033916/ 山本訳はチェックする気すらおきないということなのだろうか
み
サトクリフ、メアリー・スチュアートの時代にタイムスリップする女の子の話は面白かったけど、
トロイア戦争の話はなんか物語のあらすじ語ってるだけ、みたいな感じで恐ろしくつまんなかった。
あれは訳のせいなのか?
177 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/07(金) 00:54:45
マーカス・フラビウス・アクィラという名前がかっこよすぎる
こんな板があったのか・・・なんだか嬉しいよ。
最近読んだ「夜明けの風」は訳が読みやすくてよかった。
179 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/05/10(水) 22:08:13
(´・ω・`)つ旦
180 :
いも:2006/06/16(金) 22:49:58
アーサー王シリーズのみ読んだんですが他にこれだけは読んでおけってのありますか?
いずれ全部読みたいですがどれから手をつけていいのかわからないもんで。
山本訳というだけで読む気にならん<アーサー
第九軍団のワシ、ともしびをかかげて
この2冊ではないかなあ
完全に独断と偏見だが、「王のしるし」と「闇の女王にささげる歌」を薦める。
183 :
いも:2006/06/19(月) 22:32:24
ありがとうございます。読んでみますね。
184 :
いも:2006/06/24(土) 20:36:16
今日第九軍団のワシが届きました。楽しみですね。
スレチガイですけどサトクリフファンの皆さん的にトマスマロリーのアーサー王はどうですか?
太陽の戦士と運命の騎士も読んだほうがいいよ。
「ともしびをかかげて」は大好きだ!
188 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/25(金) 21:29:26
+
189 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/09/24(日) 20:50:00
>176 メアリー・スチュアートの時代にタイムスリップする女の子の話は面白かったけど、
それはアリソン・アトリーの『時の旅人』じゃない?違う人の作品だよ。
アトリーもいいよね。アトリーが好きなら、サトクリフの作品では
『イルカの家』が合うかも。
他の作品とはまたひと味違ったあったかい物語で、こんなのも書けるんだ!と
改めてサトクリフに魅せられたなあ。
190 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/07(火) 21:52:47
よく落ちないね
ここ…
SF板をなめるな
192 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/11/12(日) 16:53:10
おみそれしました
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/04(月) 16:54:16
この人の原書って児童書みたいだけど、
どの程度の英語力があったら読める?
アーサー王シリーズを読んでるんだけど、
訳が・・・。
保守!
195 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/02(火) 18:55:29
保守
196 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/03(水) 22:42:51
ことよろあげじゃ
山本訳でさえなければアーサー王シリーズ読むんだが・・・。
197 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/26(金) 16:25:26
保守
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/07(水) 14:42:09
図書館で児童書の人気本コーナーに並んでた。今の子には受けが悪いかと
思ってたけど嬉しいね
王のしるしは幼少にはなかなかとっつきにくかったけど、ある時読み切ったら
ちょっとだけ感動した。でもかなり辛かったので二度と読み返さなかった。
大人になってから図書館でこの人の作品見つけて懐かしくなって読んだらとても
よかったので次々あるだけ借りては読んでまた借りて。
イギリスの児童文学って良質で素晴らしい。
マクドナルドやスコットまで遡った。
そろそろ長年敬遠してきたディケンズが読んでみたい。
>>198 お、嬉しいねー。
「闇の女王にささげる歌」もすごくよくできてると思うんだけど、ちょっと辛いんだよね。
201 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/11(日) 18:04:29
朗報age
『第九軍団のワシ』が岩波少年文庫で出るぞ!
2007年4月17日刊行予定。
ソースは「図書3月号」だから間違いない。
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/25(日) 21:28:37
新刊出たぞい
「血と砂 上 愛と死のアラビア (1)」
ローズマリ・サトクリフ (著), 山本 史郎 (翻訳)
出版社: 原書房 (2007/03)
また山本君か、とがっくりだが、とりあえず読んでみるよ。
なぜかソフトカバーだったよ。
だったら値段下げてくれよ。
山本&原書房のコンビにはもうウンザリです
204 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/30(金) 00:30:29
『第九軍団のワシ』の岩波少年文庫化、本当に嬉しい〜。
『ともしびをかかげて』も是非出して欲しいなあ。
ついでに、あとの2つも。
って岩波さんに頼めば出してくれるだろうか??
「第九軍団のワシ」買ってきた
あとがきにローマンブリテン4部作が岩波少年文庫に加えられることになったって書いてある
207 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/05/09(水) 15:04:16
サトクリフがもっともっと子どもに読まれて欲しいなあと思います>少年文庫
あんまり大きいとね、非力な子どもが読むの大変なのよ>ハードカバー
非力な大人も大変です。
209 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/03(日) 05:20:33
ハードカバーだと、読みながら寝転がる事が難しいよね。
この人の作品は結局
○○は〜した的な描写ばっかりなんで厭きる
211 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/06/16(土) 19:20:16
翻訳のセンスの問題だということも知らない人?
銀の枝はいつ出るのだろー
213 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/01(水) 01:36:43
ベオウルフの映画面白そうやね。
予告編見たけど。
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/08/31(金) 01:29:44
どっちのベオウルフ?ゼメキス版?「ベオウルフ&グレンデル」版?>映画
サトクリフスレ発見age
「運命の騎士」から入ったんで、ブリテンもののファン。「王のしるし」も大好き。
「闇の女王にささげる歌」はちょっとキツかった…
215 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/07(金) 22:34:40
ひょう!!
サトクリフスレ発見!!
夜明けの風よみきったす。
感動。
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/07(金) 22:42:23
>>2
この人の小説を読んで、「ん、サトクリフみたい?」とずっと思っていた。
納得。
217 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/12(水) 22:35:00
サトクリフを立て続けによんでいるんだけど
パターンが決まってきて、タイトルと中身が一致しなくなってきた
でも感動するしえるものは計り知れないのでキニシナイ!
218 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/09/16(日) 19:05:27
夜の風と太陽の戦士を最近読んだ。最高!真摯な姿勢で生きている人の姿が浮かんでくる。
出てくる少女がどちらも辛い目にあっているのはたまたま・・・?
ありゃりゃ、「太陽の戦士」と「王のしるし」がごっちゃになってるぞ。
えーと、どっちがどうだったっけ。
「王のしるし」は厳密には偽王だったのが、行動で王たる責務を果たした話だよね。
…で、太陽の方は…、読んだのに思い出せない。
図書館読みなんでウロですまん。
太陽の戦士は片腕の少年の話。
全てを失った絶望の底から、ふたたび世界を手に入れる。
違ったっけ?
221 :
218:2007/09/25(火) 08:35:10
間違えた、夜の風じゃなくて夜明けの風、灰島かりが翻訳したやつだった。ブリトン人がサクソン人に戦争で負けたところから始まるやつだ
太陽の戦士はドレムっていう右腕が動かない男の子の話だ
222 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/01(木) 23:30:29
( ⌒\ミ─‐ヽつ
,,,-──´ \
//. ● ヽ
/ ⌒ | ∬
ノ ´ ・ ● .⊃-─┐
( __,,ノ‐. ノ● ´__.| 茶 |
.(_,,--ー───‐ヽ,,,____/__人二ノ
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223 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/04(日) 03:03:32
確かに読んでくと混ざるわw
でもワンパターンとかセルフパロとか思わせないとこがすげー
再読でも毎回感動してしまう。
芯のしっかりした女性のイメージだったけど自伝読んだら若い時は
駄目男によろめいたりしててなんだかほほえましかったよ。結局は悲恋に終わる
その体験を何年たっても愛しく思い出にしてて意外だったけどより好感持ったな
224 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/11/06(火) 13:57:38
銀の枝文庫版でた!
225 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/14(月) 11:33:05
__,,..,,,,_
./ ヽ ポテ
l ´・ω・l
`'ー---‐´
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/01/19(土) 21:55:37
全部持ってるんで、文庫買ってないんだけど、どう?
少年文庫だから新書版で重いけど、
持ち歩いたり風呂場で読んだりしてる。
好きな作家さんだ。
「闇の女王に捧げる歌」の最期は泣きそうになったなあ。
>>228 同じく。竪琴弾きの歌でぽろっといきそうになったよ。
あの本読むと、ローマが憎くなるw
遅ればせながら『血と砂』読了。良かった。
最後は泣きそうになった。なんか『王のしるし』を思い出したよ。
でもやっぱ、山本訳でなかったらもっと良かったのに…と思ってしまった。
ケルトの白馬好きだ
232 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/03(月) 23:16:43
山本訳嫌いなんだけど、どこが悪いかうまくいえない。
登場人物の言葉遣いが変、洗練されていない、リアルじゃない
妙に卑俗な印象を受ける
日本語の文芸作品として完成度が低い
アンチ山本訳の人、どう思います?
あの人は要するに日本語が未熟なんだよ。
だから妙に薄っぺらくて深みの無い文章になる。
やっぱり翻訳って最後は国語力だな、と思う。
234 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/04(火) 14:21:46
>>1 これが子どもの本の棚にあるのはちょっと変かもね。
少年文庫にもいいファンタジー作品が結構あるね。
235 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/04(火) 14:59:15
原書房はどう見ても儲け主義。
ベーオウルフの本文デザインなにあれ?
空白だらけでページ少なくて2000円近いのは犯罪。
ウォルター・ローリーの話、どう考えても原題のほうがいいよ
なんなのあのタイトル、話もいまいち時系列の羅列っぽくてのれなかった
原文で読んだ人の感想が聞きたいな
237 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/13(木) 01:50:50
それにしても、なんで原書房はあんなにサトクリフを出し続けられるの?
売れてるの?
誰が買ってるの?
いや、確かに自分は全部買ってるが……
>>236 ウォルター・ローリーの話ってどれだっけ?
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/16(日) 22:21:49
「女王エリザベスと寵臣ウォルター・ローリー 」上下
いやほんと、ひどいタイトルでw
「血と砂」が宝塚花組でミュージカルになるけど
スレ住人で観る人はいるのかしら?
>>239 エリザベスゴールデンエイジの封切りに合わせたのかな?
あの話の主題ってローリーと妻のエリザベスだと思うんだけど…
242 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/24(月) 09:08:33
>>241 >エリザベスゴールデンエイジ
もう見た?
最初の映画は映画館に見に行って気に入っているので、ぜひ見たいが、我が町には来ないらしい。
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/03/29(土) 00:09:34
>>243 担当の脚本家が宝塚の中で悲劇はアレ?な人なので、
原作を粉々に破壊した脚本になる可能性がメチャ高いけど、
まあ、ひとつのチャレンジではあるよね。
四季・宝塚スレの花組スレではアレコレと芝居の内容の推測がされてる。
>>242 いけなかったのでDVDを待ちます
ローマブリテンものでいい映画とかないのかな、映像で見てみたい
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/16(水) 01:12:51
映像化されているものって、結構ありそうですが……
サトクリフ作品の映像化だったら、「王のしるし」が一番見てみたいな〜
関係ないけど、密偵ファルコのシリーズが好きです。
ときどきブリテンに行くしw
247 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/19(土) 21:48:39
249 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/26(土) 20:12:39
ローマンブリテンシリーズって物語なんですか?
それとも伝承みたいなもの?
250 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/04/28(月) 02:01:32
サトクリフの歴史ロマンシリーズは、ローマンブリテンに限らず、
フィクションだけど、綿密な取材に基づいた、「あったかもしれない」物語。
ローマン・ブリテンシリーズ、文庫版出てくれてうれしい。
自分は単行本版持ってるんだけど、文庫の方がなんか人に薦めやすくて。
てなワケで、読書好きな友達にプレゼントしようと、第九軍団の文庫版を
購入しました。気に入ってくれれば銀の枝やともしびも薦める予定。
252 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/08(木) 23:40:26
確かに人に最初に薦めるなら第九軍団が一番いいような気がする。
親しい人にはぜひともしびを薦めたい。
昔、ゲド戦記1巻のソフトカバーが出た時に、同じことをよくしました>プレゼント
253 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/05/26(月) 12:30:57
先日書店で、宝塚帯の「血と砂」が平積みされているのをみてしまいました。
あれで売れるのかなあ。
血と砂のミュージカル見に行った人いる?
東京に来たら観るよ>血と砂のミュー
>>252 子供に勧めるなら、太陽の戦士が良いと思う。
自分が小中学生の頃でも、かなりハマった気がする。
257 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/03(木) 22:32:23
小学校低学年の頃に読んだ太陽の戦士がトラウマとなり、
サトクリフにかなり長いこと手を出せませんでした。
何冊かは高学年に読んだけど、ちゃんと読み出したのは
高校生になってからだった。
258 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/10(木) 11:51:37
血と砂、どこまで読んだか分からなくなっちゃったんで、今日、また上からよ見直しを始めました。
なんか微妙に読みにくいんだよね。
訳のせい?
259 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/10(木) 12:31:07
260 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/07/13(日) 23:38:16
昨日の「世界不思議発見」で、イノシシを刻んだ岩、出てましたね。
ダナード砦@王のしるし、
でしょうか。
血と砂、サトクリフにしてはそんなに面白く無い。
訳が微妙にやる気なさげなせいなだけかもしれないけど
実在の人物をモデルにして書いてあるから、あんまり
物語に起伏が感じられない、上巻はそこそこ引き込まれたけど
下巻はきつかった。サトクリフにしてはやや軽めだし。
>>257 小学生低学年からサトクリフは流石にキツイのじゃ・・・?
多少、ちょっと挫折を知るくらいになってからの方が
共感しやすいと思う。
その位の年の頃だと、ちょっとした事がトラウマに
なるからな・・・。
自分は低学年で『王のしるし』の物語と挿絵によって挫折し、長い間読まなかったけど、
長じて後に思い出して読み返したら面白かったので今もファン。
とりあえず出会っておくと本によっては挿絵こみで印象強いので記憶に残ってよい、かも。
サトクリフは運命の騎士が一番好きだ
ケルトの白馬も好き
灰島さんの訳は読みやすいね
>>254 駄作家の脚本演出だから期待していなかったけど
想像を絶する酷さだった。
原作をサトクリフだと言わないで欲しいってレベル。
265 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/09(土) 21:27:09
それはショックだ…
第九軍団のワシが映画化されるなら激しく見たいけど
その話でたのって去年だよね。
今も撮影継続中なんだろうか、話聞かないけど。
269 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/17(日) 21:25:09
見たい、見たいなあ。
270 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/08/30(土) 02:39:55
271 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/07(日) 14:41:10
映画化したらサトクリフのブームが来るのか。
イルカの家、を文庫化してくれないかな?
サトクリフ作品も、何作も読んでたらやっぱりマンネリ
してくるね。なんか、奴隷に売られて過酷な状況に陥るって
話ばっかりで気分が重くなる。
やっぱり、有名な作品は設定の使い方が上手いなと思うけど。
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/08(月) 18:41:42
それはやっぱり、読む順番を考えないとw
274 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/09/20(土) 03:45:12
ちょっと辛いことが続いたので、久しぶりに何か読んでみようと思う
しかし、「夜明けの風」だときつすぎるような気がして……
何にしようか
「第九軍団のワシ」「ともしびをかかげて」あたりは読みすぎているので、たまには
違うのがいいな。
っていうか、「血と砂」まだ読了してないのだった……
>>274 おお奇遇。私もちょうど同じような気分だったので、今『辺境のオオカミ』を読み返していますよ。
冒頭でアレクシオスが大失態やらかす場面はイタいけれど、それを悔いて挽回しようとがんばる姿は
読んでいてなかなか心地のいいものです。
それでもキツそうなら『イルカの家』はどうでしょう。
>275
イルカの家いいよね
いつ不幸な目にあうのかと、初読の時はドキドキしたけどw
爽やかになりたい時に読む本になってるよ
辺境のオオカミはアレクシオスが失敗する時より
後半、人が死にまくるのがキツイ。いつ終わるのかと。
辺境のオオカミって、作中の時代順で行くと
4部作の中ではどの位置になるんだっけ。
第九軍団と銀の枝の間?銀の枝より後?
280 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/02(日) 02:35:31
作中の年代順
1.第九軍団のワシ AD129年、AD117年第九軍団の失踪から12年後
2.銀の枝 AD293年カロウシウス帝暗殺
3.辺境のオオカミ AD343年バレンシア地方の闘争、コンスタンス帝AD337-350
4.ともしびをかかげて AD410年ローマ軍のブリテン撤退
作者の執筆順では、
ワシ、銀の枝、ともしび、オオカミ
ついでに、「王のしるし」は「第九軍団」と「銀の枝」の間の時代かな。AD180年ころ。
根拠
1.「もう四十年も前のことだときかされたがね。小さな村はまだ死んだようで、炉も冷えきっているじゃないか、ロリウス・ウルビクスがやってきた頃と同じように。」
ロリウス・ウルビクス将軍が北部遠征に勝利して、アントニウスの長城を築いたのはAD142年だから、その40年後でAD182年
2.「タキトゥスが百年前のアグリコーラ大将の作戦について書いたものがあったよ。このアグリコーラは、ずっと北のどこかで、戦の統率者だったカルガクスとすごい戦いをやった。」
ローマの将軍アグリコーラと、カレドニア人の指導者カルガクスが戦ったのは、グラウピウス山の戦い(AD83年)。
この100年後の183年。
282 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/10(月) 15:57:35
283 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/11/10(月) 19:11:05
なんでまた山本史郎…orz
いいかげんにしてほしい。
時代的に珍しくて興味深いけど、もっといい訳者さんがいいな
灰島さんとか読みやすいのに
原書にチャレンジすべきか
286 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2008/12/23(火) 23:39:23
新刊読んだ人は?
うちは今日ようやく届いたが、忙しくてすぐには読めそうもないorz
287 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/01/09(金) 16:26:06
「白馬の騎士」を読み始めましたよ
どうして山本史郎氏は、三点リーダー二つ並びを使わないのか?
三点リーダーひとつにスペースなんて、日本語の文章として変だよ。
原書房の担当編集はよっぽどのへぼだな。
校正もしっかりしてほしい。
他にも山ほど、翻訳の文章の並びとか言葉遣いで
文句を付けたいが、とりあえずまだ我慢しておく。
白馬の騎士、まだ上巻の途中なんだけど、なんとなーく
「お、今回は今までの訳よりちょっとマシじゃない…?」と思いつつ読んでたんだよ。
でも「おきゃんな女の子」という言葉が出てきたときにはその考えを撤回しました…orz
289 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/02/13(金) 08:47:46
>>288 読み終わった?
>>287だけど、なんか読む気が起こらなくて、終わってない。
「血と砂」の時もそれで全部通して読めなかったんだよなあ……
288ですが、読み終わりましたよー。
訳は…やっぱダメだった。なんでこの人の訳はこんなに現在形と過去形が混在しているの?
自分はそこがすごく引っかかってしょうがない…原書でもそうなてるってわけじゃないよね?
句読点の打ち方も変だし、テンポが悪い文だと、読んでても詰まっちゃうから
物語に集中しにくくてイヤだなあ。
でも物語自体は良かったよ。
サトクリフは女性作家なわりに、女性キャラの目線で書かれた作品って
ほとんどなかったよね。こういうのもいいなあと思った。
娘のモルが出てくるシーン全般と、あと最後の方のウィリアムの章がすごく好き。
山本史郎はなんでこんなに仕事しまくってるの
トールキンにサトクリフ、赤毛のアンまで手つけすぎじゃね
292 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/12(日) 06:40:23
原書房から出てる『トスタンとイズー』はY本が版権取って同業者に丸投げしたのかな?
東大のよしみで
293 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/22(水) 08:48:15
>>292 >トスタンとイズー
トリスタンとイズーが原書房から出てるなんて初耳だけど
サトクリフの描いた絵ってどこかで見れる?
295 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/04/24(金) 03:49:44
ペンダントに描いた細密画だったら、「思い出の青い丘」っていう自伝に載ってた気がするよ。
お母さんの肖像画だったかなぁ。
未訳の本を一冊読もうと思うんだけど、おすすめある?
運命の騎士、岩波少年文庫で出てるね!!
298 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/09/24(木) 01:14:23
>297
少年文庫『運命の騎士』を買ったよ。
ン十年前、小学生の頃に読んだ切りだったから、懐かしかった。泣けた〜
あと岩波で残っているのは、『王のしるし』だけだね。
「王のしるし」、好きなんだよなぁ。最初に読んだサトクリフ作品がこれだった。
文庫で出たら絶対買うだろうな。
初めて読んだサトクリフってなに?
自分は小学校低学年の頃に「太陽の戦士」だったので、
その後しばらくサトクリフを受け付けなかった。
ちゃんと読み始めたのは中学くらいかなあ。
王のしるし→第九軍団のワシ→ともしびをかかげて
ときて、虜。
最初に買ったサトクリフは「ともしびをかかげて」。
おいらは『運命の騎士』、小学4年生ころ、学校の図書室で借りた。
続けて『太陽の戦士』『第九軍団のワシ』『ともしびをかかげて』も借りてみた。
けど、実を言うと、そのころはあまりおもしろいと思えなかった。小学校に世界史は無いから、外国の歴史とか知らないし。
自分で買ったのは、中学生になってから『王のしるし』。これで一気にサトクリフに開眼した。
302 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/02(水) 23:13:55
大人になってから読んだ『運命の騎士』でどっぷりはまった。
以後、太陽→王→ともしび→第九と夢中で読んで、ともしび以外は全部買い揃えた。
日本の子供には遠い世界だ・・・
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/16(水) 01:03:54
アルキビアデス最高!!
誰か漫画にしてほしい。
7王国時代のウェールズにはまだローマの名残が残っていたんでは?
その辺の事情に詳しい人、書き込み求む!!
山本史郎をどうにかして、また灰島さんあたりが訳してくれないかなー
せっかく邦訳が出ても読む気になれん
学生時代英語がとても苦手だったけど、
シリーズものの続きが知りたくてペーパーバックに手を出したら案外読めるので
サトクリフも原書に挑戦してみようかな
イギリス英語とアメリカ英語で気をつけとくべき違いってなにかあるかな?
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2009/12/16(水) 22:08:06
ローマ軍が支配していた頃って混血もいただろうし、
文化的にもすごくよかったような気がする。
やっぱり、トーガのドレープとか靴、サンダルはその後の
サクソン人とかと比べると洗練の度合いが絵的に違う。
浴場もあったし、ヴィンドスランダの遺跡とか見ると
すごくもったいない。
文化的にいいってどういう意味よ
世界中の被占領地域が激高しそうなw
古代ローマって今のアメリカと似てるよなw
出版情報。
岩波少年文庫にて『王のしるし』、2010年1月15日刊。
上下2冊組になります。
ブリテン4部作全部読破した筈なのに、辺境のオオカミだけ全く記憶にない…何故だろう
一番好きなのは「ともしびをかかげて」。
主人公の心がいつまでたっても救済されないのに吃驚したけど、
逆にそれがリアルで良い。
児童文学とかファンタジーって、幸運や善意に主人公が励まされるか、
あるいはとことん運命に振り回されて次々悲劇と困難が襲ってくるかの
どっちかのイメージが強いんだけど、
この話に限っては都合の良い幸運なんてさっぱり起こらないし、
善意に触れてもそれで立ち直れるほど甘くないし、
かといって悲劇的な運命に振り回されるわけでもない。
むしろ後半は環境的にはどんどん良くなってる筈なのに、
心はいつまでも固いままってのが良い。
でも、人生を積み重ねることは無駄じゃないって感じるラストだ。
不幸は突然やって来て全て奪っていくのに、
当たり前の幸福を得る事がこんなに困難だなんてなあ。
ある程度人生の苦さを知ってからのほうがぐっと来るかも。
映画第九軍団のワシ
tp://www.imdb.com/title/tt1034389/
まだ写真一枚しかないけど
これってどこのシーンなんだろ
第九軍団はわしが育てた
今初めて「王のしるし」を読んでる
面白い
だけどあらすじからしてハーピーエンドじゃなさそうだ
>>313がうらやましいけど気の毒だ
涙なしに読み終わったことはない……
マイダー、フィドルス、王たちの勇敢な死を忘れない
317 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/03/26(金) 20:46:55
春が近い。
寒いけど、春の喜びを読もう。
サトクリフ、最高。
318 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/04/12(月) 13:48:48
サトクリフ好きのみなさまにお知らせ
4月15日(木)13:30〜
松江市曽田文庫にて行われる「児童文学を読む会」で
サトクリフの「ケルトの白馬」が取り上げられるようです。
参加者は当日本持参で。
会の詳細はホームページにありますのでぐぐってください。
「名誉ある死と不名誉な生、どちらが価値あるものなのでしょうね」
「屈辱を受けるより、名誉ある死を選ぶのが誇り高き人間だ」
「たとえ名誉ある死でも、生きていることの素晴らしさにはかなわない」
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2010/05/29(土) 09:55:25
次にイギリスに行く時は、アランデル城に行きたいな
ノーフォーク地方やコルチェスターへ行ってみたいな
もちろん後者にはブーディッカの面影はないだろうけど
322 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
やっぱルトピエ?
一番面影は残ってなさそうだけどw