冲方 丁の『微睡みのセフィロト』これは平井和正『エスパーお蘭』に似ているらしい。
ググって見ると
ttp://www.google.co.jp/search?hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&c2coff=1&q=%95%BD%88%E4%98a%90%B3%81@%99t%95%FB%92%9A&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr= 雰囲気や文体が似てる?
『微睡みのセフィロト』の内容はamaz○nによると
三百億個の微細な立方体に"混断"された被害者。倒れもせず、死にもせず、彼は佇みつづけていた―。超次元的能力をもつ感応者と人との間で、拡がっていく憎悪が生みだした、いびつな事件。
そのきしみの中で、捜査官パットは、敵対する立場にあるはずの超感応少女ラファエルとともに、真相を追いはじめる。新鋭が描くSFハードボイルド中篇、書き下ろしでここに登場。
舞台は近未来。人類は通常の能力しか持たない「感覚者(サード)」と、超感応能力を持つ「感応者(フォース)」とに区別され、大きな争いを生んだ。
やがてその戦いが終焉を迎える頃、感応者の指揮者「女王」はイタリア半島と共に、「黒い月」となって天に昇った。
その17年後―――
17年前の女王との大戦で妻と娘を失い、感応者への憎悪を燃やしながらも、所属する組織「世界連邦保安機構(マークエルフ)」にそれを封じ込められた感覚者の捜査官、パット・ラシャヴォフスキーは感応者によって行われた犯行の捜査に当たることになる。
元ヴァチカン奇跡局が中心となっている感応者育成組織、「ヴァティニシアン」からの使者、ラファエル・リー・ダナーと捜査を続けるうち、パットは事件の真相、そして自らの所以を知ることになる―――
作・冲方丁(うぶかたとう)イラスト・伊藤真美のゴールデンコンビが贈る、書き下ろし中編。
想像力をかきたてる文にキャラの心理描写もきちんと描かれていて、読み応えはそんじょそこらの長編よりバッチリです。
SFハードボイルド、「微睡のセフィロト」是非ご一読ください。