だからageるなよ
871 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/15(木) 21:47:27
いちいちアゲサゲ指摘すんなよ。
隔離スレがアゲってる以上、
本スレを守りたいという心根が働いてる模様。
まあ守るも破るもリモコン次第だしな
このブームに乗ってゲドスレを探しに来たとしても、
隔離ゲドスレよりも先にこのル・グウィンスレを発見するわけないだろ。
あるとすればどっか他板のゲドスレにこのスレのURLが貼られたときだけだよ。
びくびくすんな。
威勢がいいのはケッコーだが、
いざ荒れはじめると、真っ先に逃げ出すのが目に見えてるだけに
>>873の言動がなんだか空虚に読めるぞ。俺みたいだな
威勢がいいんじゃなくて事実を書いただけ。
お前が空虚なのは否定しないよ。
>>874 >いざ荒れはじめると、真っ先に逃げ出すのが目に見えてるだけに
荒らすのはお前だろ糞コテ。獲物を逃がさないように予防線か?
そー言いつつsageてるあたりがカワイイ
ちょっと最近気になったんだが、
ル=グイン好きな読者では、女史の作品でもっとも人気のある、
つまりよく読まれてる作品はなんなんでしょうね?
これってトリビアになりませんか?よろしくお願いします。
荒らすなよ
日本だったら間違いなくゲドシリーズだろう。
SFなら『闇の左手』かなあ。
児童書としては『ゲド戦記』
SFなら『闇の左手』がメジャーだと思う。
若い女性にプレゼントして喜ばれたのは『空飛び猫』
最近は文庫でしか売ってるのしか見かけないんだけど、
もうハードカバーの絵本は出ないのかなぁ。
クリスマスプレゼントにしたいんだけど
「所有せざる人々」との差はなんなんだろうね
同じヒューゴーネビュラダブルクラウンなのに
アメリカじゃ人気
>>883 長篇で地味、しかもユートピア実験小説という三重苦のせいかも。
英語圏のインテリは上の要素がどれも大好物だしな。
>『空飛び猫』
あれの背表紙、「訳 村上春樹」のほうが字がでかいんだよなあ。
そりゃ売り上げが全然違ってくるんだろうけど、なんか嫌らしい。
村上春樹が本当にルグィン好きならああいうことはやめさせてほしいなあ。
>>885 >長篇で地味、しかもユートピア実験小説という三重苦
俺には大好物だけど、一般的には苦手なのか
>>886 今のアニメを好むような日本人には受け入れがたいんじゃ?
各スレの宮崎やジブリアニメに対する要望を見て回ると
そんな気がした。とにかく派手で飛び回って危機一髪!な
画面で埋め尽くされるようなスリリングな作品を好むらしい
じゃあ、自分はハイタカとオジオンの静かな生活とその会話を固定視線で2時間たっぷり
見続けるというアニメを電車に乗って行って金払って大画面で見たい?
トトロみたいな感じか
>>888 極端だなw
在るか無いかの選択しかないのか?
といいつつ、俺はタルコフスキーの映画が好きなんで問題ないと思う
阿修羅系
>>888 それいいな。
『ル・アルビの四季』とかいって、美術館用に
オジオン先生がのんびり渉猟するだけの姿を描いた短編作ってほしい。
ジブリの作風は、宮崎だけではなく
静かな高畑路線もある。
「おもひでぽろぽろ」「ほたるの墓」みたいな作品になる可能性もある。
そうなると、ますます成功するとは思えない…
そもそもジブリの作風とゲドが会うとは思えない
ゲドはヨーロッパのアートアニメの系統だよなあ。
>>886 ユートピア実験小説ってあちらのインテリの伝統みたいなもんだけど
日本じゃそんなもんないしな
>>893 高畑路線は「静か」というよりも
「抑制がきいてなくて見ていられない」という印象があるんだが。「蛍の墓」とか「狸合戦」とか。
>>888 しかも制作がI.G
セレットは人形っぽいスラブ美少女
ゲド戦記を買い揃える場合、
児童書版と物語コレクション版、どっちがいいだろう?
それともジブリ特需で文庫版が発売されるのを期待したほうがいいかな。
>文庫版
エッセイ集等の復刊が予定されてるんで、可能性は無くも無いだろうけど。
まぁ、文庫落ちまでは難しいんじゃないかな。
大人になって買うとしたら、どうしても見た目で物語ライブラリー版を
選びがちだけど、清水女史だったかが書いてた
「良い大人が恥ずかしさを押して児童書版を買うのも楽しい出来事なのでは?」って意見にも賛成。
>>900 その人の英語力にも依るだろうが、
漏れとしては、折角日本人に生まれたのだから、
清水真砂子さんの名訳を、まず読んで欲しい。
四巻とかmanとhumanがどう使いわけされてんのかとか、
原書読めば判るんだろうけどなー
英語への苦手意識のせいでいまだにル・グィンのサイトすら行ったことが無い
阿修羅系はもうすぐ死ぬからな。
死ぬ前にドカンとやりたいってことでしょ。
ゲドの続刊を出し始めたのもそうだし、
ハリーポッターに触発されてハリウッドか何か知らんが映像化させてみると
こ れ が 糞 だ っ た というわけで。
で、
「日本のあの人、宮崎駿とかいう人、魔女宅みたけど意外と素敵だった、
一度断ったけど、あの人に任せてみるしかないかもしれないわね」
って感じだろうなあ。
いつまでもいつまでも昔のステージにしがみつきおって
作者とともに成長せんか
>901
>清水真砂子さんの名訳
賞もとったしね。戸田奈津子さんも今や教科書に載ってるらしいし。
日本にはすぐれた翻訳できる女性が多くて、ほんと最高だよ。誤訳指摘なんかしたら
英語読めない信者がよってたかって袋叩きにしてくれるもんね。
>>906 突っかかるなら、戸田奈津子なんか引き合いに出さずに、
清水真砂子で実例出したら?
>>906 なっちを引き合いに出すくらいなんだから、中学生レベルの英語力でも
簡単に指摘できるような誤訳があるんだろうな
もちろん具体例を指摘できるんだよね
まさか原書と照らし合わせてどこがどう誤訳だと指摘できないくせに
なっちと同類呼ばわりなんかしないよね
さあ誤訳の具体例をどうぞ挙げてください
>>900 しかし原書は表紙がくどいor恥ずかしいという弱点あり
>>907-908 おまいらの突っかかりようもどうかとオモタ
スルーしとけ
>>898 断然ハードカバーの児童書。
みんなで買えばこわくない。
そう、「大人が児童書を買うのが恥ずかしくない社会」をみなで実現しようではないか!
でも4巻から先もそろえるなら、
現状では表紙が不統一なので文庫版?を待ったほうがいいかもしれない。
まあジブリ絵で統一という可能性もあるわけだが。
児童書は引ける腰を強引に押して買うこともできるが、それはともかく、抄訳ではなく全訳が読みたい。
しかしながら、同時代ライブラリの「影との戦い」は実際のところ冗長すぎて、適度に省略された
児童書のほうが読みやすいというか、物語として適切な簡易さをもっていると感じた。
それでも全訳は読みたいとは思う。
本当にいいの?知らないほうが幸せなことも世の中には多いよ。
ただ最初に断っとくと、戸田と同列というほど酷いわけじゃない。
>中学生レベルの英語力でも 簡単に指摘できるような誤訳
ではなくて「まるきり中学生レベルの訳」だから。たとえば『帰還』にある
「私 は 男 が 欲 し か っ た 」
ショックだった人も多かったろ、違うか?
それもそのはず、テナーはこんな下品なこと言ってないんだから。
want=欲しい、って中2のひとつ覚えだろ。実際の小説映画の会話なら
"I want him now.”「あいつを呼べ、すぐにだ」とか
" Do you want me? "「何かご用はありませんか」
原書読めなくてもこれくらいならわかる?
で、『帰還』(このタイトルからしてあれだが)の原文は
"It was I who wouldn't be taught. I left him. What did I want
with his books? What good were they to me? I wanted to live,
I wanted a man, I wanted my children, I wanted my life."
「教わろうとしなかったのは、私のほう。それでオギオンから離れたんです。
ああいう書物は私には用のないものだったから。私は、生活したかった。
誰かと一緒になって、子供を産み育てる、自分の暮らしが欲しかったんです」
日本語で「男が欲しい」は、はっきり言って単純性欲の意味にしかなり得ない。
こんなこと堂々と言う女は、下品なすれっからし、アバズレだけ。
まあ戸田と同類とまでは言わないが、1〜3はともかく、4以降の訳はひどいもんだ。
ゲド戦記じゃなくなった後半三冊を愛せないのはよくわかるし同情もするが、
原文にない「セックス」なんて言葉を使ってたり、とにかく呆れた仕事だってのは本当。
まだいくらでもあるが、続けるか?
>>911 同時代ライブラリと岩波ハードカバー(児童書)は同じ内容と思っていたが、違うのか?
>>912 テナーのように生きてきた女が単純な性欲を欲して何が悪い?
テナーでなくても女なら男が欲しいだろうし、
男なら女が欲しいだろう。それが当たり前の人間ってやつだ。
「男が欲しい」=「下品なすれっからし」となってしまう回路をまず疑うべきだ。
だが興味深いな。続けてくれ。
>>913 >「男が欲しい」=「下品なすれっからし」となってしまう回路をまず疑うべきだ。
「口に出してこんなせりふを言える女」って書いたつもりだが。
>女なら男が欲しいだろうし
知的で自我のはっきりした処女、しかし子供ではない、という女性とそこまで踏み込んだ
会話をしたことがない限り、理屈でそう考えるのは無理もないがね。これは見解の相違だから
論じても仕方ない。
リクエストにお答えしてもう一つだけ、誤訳じゃないが肝心のとこを抜かすな、
って例をあげるなら一巻にもある。
There was a great wish in him to stay here on Gont, and forgoing all wizardry
and venture, forgetting all power and horror, to live in peace like any man
on the known, dear ground of his home land.
「魔法や冒険は後まわしにし、一切を忘れてゴントにこのまま暮らしたい。このよく知った故郷の島で、みんなと同じように
安気に暮らしていきたい。」ゲドはしきりにそう思った。それは彼の夢だった。」
原文にある power and horror が消えてる。
power は全編通じてのキーワードのひとつだろ? 「力」をもって生まれ、
より強い力を求めすぎた結果ああいうことになって「恐怖」に苛まれてる時点の
ゲドの心境だよ?そこからよりによって“power and horror”を抜いて「一切を」
にしてしまっていいのかね。
もちろんこの程度の訳抜けやヘタ訳は、世の中にあふれかえっていて、粗探しどころか
目をつぶるのが難しいくらいだ。何も珍しいことじゃない。
だが原作の偉大さに感動したばかりに、「これは名訳」と思い込めるという
幸せが羨ましくてね。カラスノエンドウだのトンボだのリンゴだので引っくり返らずに
読みたいよ自分も。ノコギリソウやバラが人の名に見えたらいいと思うよ。
もうやめる。
>>913 例えば、同時代ライブラリ版は影を探す航海のシーンがやたらと長い。
岩波ハードカバー版は程よく短くなっている。
>>914 >もちろんこの程度の訳抜けやヘタ訳は、世の中にあふれかえっていて、粗探しどころか
>目をつぶるのが難しいくらいだ。何も珍しいことじゃない。
じゃあなんで戸田奈津子なんかと比べるんだろう
戸田字幕のでたらめさは、字幕の制約云々を別にしても、世の中にあふれかえってる
珍しくない誤訳珍訳とは次元が違うんだが
ひゃあ岩波全6巻セット買っちゃったよ
読み終わったら小学生の甥っ子に譲る約束なんだが
注釈メモでも書き込んどいてやるかな
訳の話聞かせておくンなまし
そーなのかあ。
原書と岩波ハードカバー版両方持ってるけど、いっぺん読み合わせてみるかな。
>>916 戸田は「女王」として注目されているから誤訳・珍訳が目立つのであって、
他の人の仕事についても専用スレで検証していったら、ひどいのがけっこう
あるんじゃないかなと思ってしまう…
あと、映画は字幕とともに音声が流れてくるから誤訳・珍訳に気付きやすいが、
活字の場合は原書と付き合わせて比べないとなかなか分からないし、
そこまでやる人ってほとんどいないよね