指輪物語−42

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>>795
ケレボルンはアマン生まれ説もある。
最近ロヒアリムの初代王がもしエオルではなくブレゴだったらあの掛け声は…
と気になって夜も眠れません。
805名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/17 16:42
んじゃ読むしかないよ。
止まらないくらいおもしろい本を途中で止める方が精神衛生上よろしくない
>>791

同じ妻(旦那)と何千年もやり続けて、同じ詩を何万回も聞かされると
達する事の出来る境地なり
そこまでのことはないんじゃねーの。
軽度宇津になれば簡単に味わえるくらいの境地。

あーあ、最近仕事きつくていやだなあ。
ちょっと会議すっ飛ばして温泉行っちゃおうかなあ、


くらい?
>>807
その程度だったら第一紀でエルフはいなくなってるよ。
第1紀のエルフは生命力に満ち溢れていたので、
辛いことがあっても打つにはならないのでは。
見るべきほどのものは見つ、というか、
「もうこれ以上長いこと中つ国にいても、予想を上回るような面白いことは無さそうだな」
っていうような感覚ではないかと。>生に倦み疲れる。
死ぬといっても「じゃあマンドスにお引越ししますね」ってだけだしなぁ、エルフの場合は。
たとえば、学生の頃打ち込んでやっていたクラブがあったとする。
卒業して社会人になり、知り合いに誘われて社会人サークルに入る。
学生の頃には努力してかなりのレベルに達していたので、
サークルでは重宝され、次第に中心人物になっていく。

しかし社会人にはやることも多く、練習する時間も学生の頃のようにはとれない。
自分が学生の頃のようにはできなくなっていくことにいらいらし、プライドが傷つけられる。
興味も次第に別のことに移っていく。練習をする気も起こらなくなってくる。
楽しくない。サークルに行くことが苦痛になってくる。

もうやめよう、と決意したものの、友人とのしがらみもあり、引き留められ、
次の試合までは続けることになる。

で、すっかり情熱も喜びもなくなった状態で練習を続け、
試合が終わるのを待っているようなそういう気分じゃないかと思う。
第3紀末のエルフなんかは。
マンドスの館って、至福の国にあるの?
至福の国にいるエルフはマンドスの館に出たり入ったりできるの?
何をやっても、例えどんなにすばらしい偉業を成し遂げても
海を渡れば安穏とした至福が待っているという生き地獄。
>>814
至福の地にあることにはありますが、誰も訪れない寂しいところにあります。
マンドスの館にいる住人は世界の終わりが来て、イルーヴァタールに召し出されるまで、
そこに居続けることになっています。
マンドスの館の全容を見たものは無く、どのような建物なのか知っているものは、誰一人としていません。

よって、たとえ至福の地に住まうエルフでも、気安く出入りできる場所ではないのです。
>813
おお!今の俺がまさにそれだ
なるほど。すげぇ納得できたよ
>>814
>>816さんの説明でおおよそ合っていると思いますが、若干補足or修正。
生前善行をなしたエルフなどは、場合によってはマンドスの館からよみがえれます。
フィンロド・フェラグンドはよみがえったようです。
(ゴンドリンのグロールフィンデルについてはFAQを探してください)

また、おそらくマンドスご自身は、マンドスの館がどのような建物なのか知っているとは思います。
ただし、彼を除いてはエルダールやマイアールの中にも、マンドスの館を知り尽くしているような者はおそらくいないでしょう。
ひょっとするとヴァラールたちの中にも全容を知っている、というほどの方はいらっしゃらないかもしれません。

エルダールといえども出入りするのは難しいようですが、
中にいる者と意思を(マンドス自身かそれともマイアールの誰かを介して、と思いますが)通ずることは可能なようです。
たしか、フィンウェの再婚問題が持ち上がった時に、ミーリエルの意向をどなたかが聞いて、
フィンウェたちへ知らせた、というような話がHoMEのどっかに載ってたと思います。
へぇ。
マンドスの館にはフェアノオルもいるの?
>>819
いたはずですね。
考えてみると、両親と再会もできたとは思います。
また館内での行動の自由があるのならルシエンがマンドスに嘆願した時も立ち会っていたかもしれません。
タイミングから言って、フィンゴルフィンや息子達を迎える羽目になったのではないかと思います。
>>820
どーゆー気持ちで息子たちと対面したんだろうねぇ。
>>821
「正直スマンカッタ」
全然悔い改めず
「儂がノルドール筆頭フェアノールである!!!」って感じの方が嬉しい
塾長じゃねーか!
モルゴスと並ぶ大悪人を父に持った息子たちが不憫だ(w
再会というとほのぼのするが、フェアノールの場合大勢の被害者からなじられまくりだろう。
とくにアルクァロンデの被害者からはそれこそ筆舌に尽くしがたい非難を浴びるはず。

というあたりを考えると、やはりマンドスの館に入るとなんか現世での恩讐は
忘れる、とまではいかないとしても他人事みたいになっちゃうのではないだろうか?

もしエルフ達が現世での恩讐も忘れない状態で、しかも感情的な面まで引き継いで
マンドスの館に行くのだとしたら、そういった復讐を避けるためにも、
フェアノールあたりは隔離されたりするんじゃないかと思う。
きっと魂をコールドスリープで保存してるんだよ
マンドスの館にも牢屋みたいなのがあって、そこに閉じ込められたりしてるかも。
マンドスの館に逝ったら生前(?)と何が変わるんだろう。
何も変わらないなら何の意味もないし。
ちゃんと平穏と安らぎがあるんだろうか?
フェアノールには平穏や安らぎは似合わんな。
彼には永遠のDQNであってもらいたい。
>>828
全然至福の国じゃないなあ。なんかつらそう。
フェアノールの魂はマンドスの館に行かないでどっか彷徨ってそうなイメージがある
>>828
ま、何しろモルゴスと名づけられる前のメルコールが
捕らえられていたような場所ですから、相当しっかりした監禁施設があってもおかしくないですね。
ただ、メルコールが捕まっていた頃にはまだあんまり館行きになったエルフは多くなかったようですけれども。

>>831
マンドスの館以外のところはきっと「至福の国」のとおりなんでしょう。
また、マンドスの館の中でも、フェアノールを始めとする悪業を負った者でもなければ
かなり平穏な安らぎが得られたのではないでしょうか?

>>832
「わが許に、フェアノールはまもなく参るでありましょう」byマンドス。(第11章、太陽と月とヴァリノール隠しのこと)
推量形で言ってはいますが、マンドスさんの予言の的中率の高さを考えると、
そうそうどっか彷徨わせてはくれそうに無いですね。
>>831
天国なんかつまんないとこさ。
と、見てきたように言い。
フェアノオルがもう少しまともだったら中つ国の歴史も全然違うものになってたかと思うとなんかやりきれない。
837名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/17 22:56
>>819-825
なぜか それ読んで
好きになった女を片っ端から妻にして
飽きた姦通罪の罪で殺してた英国の王
(アンリ4世だっけ?)
エリザベス女王の父親を思い出したよ

そういえば映画「エリザベス」はケイトブランシェット(ガラ様の人)主役ですね
>>836
その”IF”は、きっと「もしメルコールがもっとまともだったら〜」に次いでくらいに大きな”IF”ですね。
ただ、フェアノールがもう少しまともだったらシルマリルリオンはもちろんのこと
指輪物語も存在しなかった可能性も高くなりますから、変な話ですが
指輪物語ファンとしては一種彼に感謝すべきなのかも。

「フェアノオルなかりせば、歌の少なき世にこそなりにけれ」
って感じでしょうか。
>839 めっちゃ同意だ。
>>837
エリザベス1世の父君なら確かヘンリー8世ですね。(アンリはフランス語読み)
確か離婚できないのがイヤでアングリカンチャーチを始めてしまった方でしたか。
>>839
ほう
ルシエンとベレンは、マンドスの館から帰ってきて
中つ国のエルフと交流があった唯一の例ですね。
確か、トル・ガレンでしたっけ?
そこでオスシリアンドのエルフ達と住まったのではなかったかな。


考えてみると、ルシエンはマンドスの館でマンドスその人を前に歌って、
ベレンを死者の場所から呼び戻したわけだから、エルフの場合は
マンドスの館に行っても肉体は再生できるのかな?
それとも、魂が精神派かなんかで歌を伝えたのだろうか?
エルフの「再生」のことについて、草稿としてはかなりまとまったものが
HoMEの第10巻、"Morgoth's Ring"中に"Laws and Customs among the Eldar"にあるようです。
私はまだ全然読めてませんので、
マンドスの館の内部での肉体性について記述があるかどうかは存じませんが。
844名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/17 23:48
マンドス行きになったエルフは、時が来るまでずっと寝てるとどこかで読んだ気がする。
あと、マンドスの館内の裏に面する窓の外は、世界の外側になってるとも読んだ覚えあり。
つまり、エルや、アルダに降りてこなかったアイヌア達のいる空間に面しているらしい。
↑たまにオローリンが訪れていたところですね。

823ワラタ。奴なら絶対そう言うと思う。
>>844
やっぱり寝てるんだ。必要なときだけ起こされるのかな?
人の魂はそこから世界の外に旅立つんだっけ?
>>844
ってことは、星空の向こう側ってこと?
849名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/18 00:39
パフィーの新曲サンライズの歌詞が
灰色港出港を連想する


サンライズだから東方が赤く燃えているんだけどね
>846
なんか「百億の昼と千億の夜」のゼン・ゼン・シティみたいね
館の大掃除の時だけ起こされます >死亡エルフ
ビギナースレではネタバレ不可なのでこっちで教えてもらおうかと思うのですが、
何回か読んだのですが、5巻の黒門前の戦いでサウロンの口が○○○の装具品を
見せびらかしたときにガンダルフが平然と切り返せた理由が分かりません。

 レゴラスやエオメル、アラゴルンすらあの瞬間絶望したと思うんだけど(読者で
ある我々は二つの塔ラストシーン知っているから、おおっ、と思うぐらいだけど)。
単に開き直りだったのか、それとも事態は進行中ということを何かで感受していたのか。

あのとき、捕虜の実物を見せろ、と要求していたから、或いは捏造品と踏んでいたのか?