1 :
名無しは無慈悲な夜の女王:
たくさんあるけどタイトルみんな忘れちゃった(´・ω・`)?
2
わ。わが夢のリバーボ−ト
それからリングワールド
フィフスエレメントの時のように過剰な期待をした俺が悪うござんした、はい
このスレ
俺、ギブソン、駄目だったな。池澤夏樹が褒めてたから読んで
見たけどw
6 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/12 18:58
一時の徒花
7 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/12 20:12
ヴァリス
8 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/12 20:13
SFに入るかどうか微妙だけど
宮部みゆきのドリームバスター
あまりのくだらなさに失望した
宮部みゆき俺もダメだ。
皆ホメるので読むけど全然面白くない…。
やっぱり俺はダメな人間なのか…
厨房の頃、
つまらないというか、世界観を理解できなくて
数ページ読んで挫折した「闇の左手」
...あれから?年、大人になった今もまだ未読のままだ。
確かに「闇の左手」途中きつかったけど
「性転換するシーンがある」と聞いていたので
それを励みになんとか最後まで読んだ。
若い頃のスケベパワーがあればこそ出来たのかも知れぬ…
リングワールド
セックスしかやってなくてしかもエロくないんで辛かった
13 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/18 04:13
ブレイン・バレー
つい最近冲方「マル・スク」で挫折
なにがどう、って説明しづらいが、話のなかにはいっていけなんだ・・・
15 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/19 00:48
ハインライン「獣の数字」
じいさんやばあさんが際限なくしゃべり続けて…
ハインラインの後期の作品はどれもツラいよ。
宮部みゆきの『レベル7』もひどかった・・・
17 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/19 02:44
「かめくん」とか「正解の紋章」とか「イリヤの夏」とか、
最近ムリヤリSFとして誉められているヌル作品。
俺も宮部みゆきがだめなクチ。
「わかりやすく書こう、わかりやすく書こう」ってのが鼻につく。
それでわかりやすいかっていうと必ずしもそうじゃない。
19 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/19 03:17
ハインラインと言えば「人形使い」は壊滅的につまらなかった。
パパの原発
21 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/20 00:54
エイミー・トムスン「緑の少女」
22 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/20 09:22
読み切ったけど、スタージョンの人間以上はつまらなかった。
23 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/20 15:29
「バベル17」だと思って「レベル7」を読んだ少年の日よ……
寄り道で宝物を見つけた気分には全然ならなかった。全然。
24 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/20 21:26
バラード 「燃える世界」
ヨコジュンのハチャハチャは自分の好みと合わなかったYO…_| ̄|○
menu:23
ナイス
27 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/22 20:14
バロウズのはどれもダメだったYO!
どっちのだよ
そりゃウィリアムだろうて。
30 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/24 00:24
バロウズとバローズの違い。
エドガー・ライス・バロウズ、とは書かない。
32 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/24 02:20
ダイヤモンドエイジ。
いや、面白いんだけど途中で書いてある事が頭の中で想像できなくなって挫折した。
33 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/24 04:59
グリーンマーズ
上巻の中だるみ部分を突破できずそのまま。
このあとがおもしろいらしいのだけど
そのまま
35 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/25 01:26
所有せざる人々
どうにも先にすすまん。
37 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/25 22:10
>>36 へえ、人の感覚って矢張り人其々なんだね。
「所有せざる人々」は私にとってはオールタイムベストに入るほど、面白かった。
一方で先にも書いている人がいますが、「闇の左手」は読み切るのか結構大変だっ
た。
アーサー・C・クラーク
「3xxx年終局への旅」タイトルも忘れた
「2001年〜」を学校で回し読みした興奮はもう…
39 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/26 00:51
CJチェリイ全部
40 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/26 01:02
>>37 ルグィン科学汁が出まくりだからな>所有
一方「闇の左手」は「オールウェイズカミングホーム」の祖先にあたるかな。
こっちは一転、民俗味が濃い系譜。
俺が途中で読むのを止めたルグィン作品は……「言の葉の樹」
なんですかあれは。
過去作を劣化コピーした上に硬化してる。
>>19 60年代のB級宇宙人侵略映画を字にしただけだからなぁ・・・。
角川スニーカー文庫とかの「字でかいたアニメ」みたいなもの。
42 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/26 21:23
ディック「流れよ我が涙、と警官はいった」
期待しすぎた漏れがアフォだった・・・
>>42 えー!?
漏れはあの本で泣いちゃったよ。
おれなんかパーキーパットで泣けるぜ
45 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/27 00:51
真幻魔大戦。
無印と新はOKだったのだが…幾らなんでも電波出すぎだよ…。ついていけん。
46 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/27 01:23
>>43 俺は、最初読んだときはそうでもなかったのに、
2度目に読んだら、じわっときた。
登場人物それぞれ、ひどく孤独なんだよね。
孤独に気づかないくらいに、孤独な人。
どうしようもなく、さびしいのに、泣けない人。
そんな人ばかり出てくる。
甘茶蔓茶
久々に金返せ と言えた一冊
「ありえざる都市」ほにゃらら・ジンデル(作者名自信が無い)
集中力を欠いていたせいかもしれんが、全然面白くならないので
100ページ行かないうちにあきらめた。以降面白くなるのかもしれん。
ヴォンダ・N・マッキンタイアの「太陽の王と月の妖獣」。
最後まで読む気になれないよ、あれは…。
着眼点は良いと思うのだけどねぇ…
50 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/28 19:11
>>40 「言の葉の樹」は読みきったけど、確かにそれ程面白くなかったね。
グィンの言いたい事は痛いほど良く分かるけど、なんかちょっと違う。
51 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/28 20:03
ハインライン「悪徳なんかこわくない」だな。
上巻は読み終えたけど。。。
52 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/28 20:30
>>50 若い頃の彼女は短編「地底の星」に代表されるような
権力に抑圧されても頑張る!な合理的思考人をテーマにしてたけど、
年とってからは自称「合理的思考」の傲慢さに注目するようになったね。
ただしその際、伝統主義に味方しちゃったため泥仕合の様相を呈してきている。
もっと、こう、傲慢さそのものに注目すれば初心に帰られるのになー
あとグィン言うなグィン
「タウ・ゼロ」
なんか登場人物が好きになれなくて、どうでもよくなっちゃった。
54 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/29 08:58
すまん、「ニューロマンサー」って、なんであんなに絶賛されてるのか今もって
理解できない。
というか、サイバーパンク系の小説は(まさか全部読んだわけじゃないけど)
どれも辛かった。
文系の人間には理解できない、世界なのか?
漏れ漏れも。
用語がどうこうよりも、
一体誰が何をしたくてどうした結果どうなったんだかサパーリ。
ヴォネガット「タイムクエイク」
何年も楽しみに待ってたのに・・・
>>51 俺もダメだった。
57 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/29 13:10
龍は眠る
だるい
58 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/29 13:40
ないな。どんなにつまらなくても必ず最後まで読むからな。
>>56 タイムクエイクは、ヴォネガットのシニカルな態度が極まりすぎて
繰り言の羅列になったような小説(?)だったね。
巨匠を批判するのは心苦しいけど、あれで小説として売って良い
のかなあ? ともおもた。
しかし、逆に、あれこそヴォネガットかもねー。
>44 友達になりませう。
>54 そこはそれ、雰囲気で
昔は表紙にだまされていたが、最近は賞の有無で選んだりするので、騙されにくくなったり。それはそれで寂しいけどね。
おれも最後まで読んでしまう。
最近つまんなかったのは、
『時間旅行者は緑の海に漂う』パトリック・オリアリー
感想: あっそ。
>>48 多分最後まで面白くないよ。
>>54 文体とか用語とかから、
なんとなくカッコいい感じを味わうのがサイバーパンク。
要はハッタリ。
でもしょせん中身は空虚だから、
一過性のブームで終わっちゃった。
63 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/29 18:55
>>54,60,62
おお、サイバーパンク嫌いがそんなにいるとは!
良かった、俺の感覚がおかしいせいじゃなかったんだな。
俺としては、SFを駄目にした最大元凶がサイバーパンクだと
思ってるんだが。
ケイト・ウイルヘルム 『鳥の歌いまは絶え』
生まれてはじめて途中で挫折したSF。
なつかしい。今読めば違うかもしれないけど。
>>63 『スキズマトリックス』は面白かったけどなあ。
ギブスンは短編で十分な気がした。
そうか。漏れは『時間旅行者は緑の海に漂う』は面白かった方だが、
この小説も見方を変えると全編繰言のオンパレードだから、
それに感情移入できないタイプの人は楽しめないかもなー
と思う。
>>63 70年代にすでに終わってた英米SFが、サイバーパンクで
少し盛り返したって印象なんだが?
>>67 別にSF史を研究している訳ではないんで、あくまでも
個人的印象なんだが、サイバーパンクみたいな読みづらい
ものが、SFを少しでも盛り返したとは思えないもんで。
客観的にはあなたの言うとおりなのかも知れないが、
すでに20年以上もSFを読んでいて、それでもどうしても
読みこなせないサイバーパンクを、SFになじみのない読者が
本当にSF入門として読むとはとうてい思えないのだが。
だれか、サイバーパンクからSFにはまったという人が
いるんだろうか。
必死禁止。
盛り返したとか駄目にしたとか言うほどのもんですらないよ。
いっとき流行った珍味。そんだけ。
71 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/02/29 22:57
流れを無視して
ブリンの「グローリー・シーズン」はつまらなかった。
厚くても知性化の嵐シリーズとかはぜんぜん平気で読めたんだが・・・
途中で読むのをやめた本については議論する事はできないとおもう。
このスレでは本来議論は起こらないはずなんだが…
>>72 そうとも言えないでそ。最初の2、3ページで放り出したならともかく、
1/3とか半分くらい読んでるだろうし。
自分が面白いと感じた小説を面白くないと言ってる意見はいろいろ
参考になるなあ。まあ、人生いろいろー! だからね。
サイバーパンクに関しては、身近なハイテクが人の生活だけでなく
考え方や時には姿まで変えていくっつー視点が従来のSFに希薄で、
その辺を大々的にやったのが良かった。
ちょうどPCやらネットやらが発達した時期と合致していただけに
単なる空想の域を超えているように受け止めることができたのだろう。
もっとも、サイバーパンクを一種のスタイルとして軽薄に取り込んだ
小説や漫画、アニメは多く、それがサイバーパンクのすべてなら駄作
のオンパレードともいえるかもね。
サイバーパンクって当時は目立ったから叩かれたりしたのかな。
でも、今さら叩くようなもんでもないと思うよ。
>>68 > だれか、サイバーパンクからSFにはまったという人が
> いるんだろうか。
秋山瑞人
76 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/01 22:01
あげ
>すでに20年以上もSFを読んでいて、それでもどうしても
>読みこなせないサイバーパンクを、SFになじみのない読者が
>本当にSF入門として読むとはとうてい思えないのだが。
この人は、自分の価値観が世界の全てなんだろうか。
SFに全然興味ないって感じの友達の家に行ったら、本棚にニューロマンサーがおいてあった。
驚いて聞いたら、「なんか有名だから教養のために読んだ」って言ってたよ。
感想は「まあまあ」だってさ。
自分も挫折したクチだったから、SFファンでない人先を越されたみたいで
ちょっと挫折感を味わったり。
つーか、有名なんだね。
そう言えば、当時ほとんど小説を読まないゲームオタの弟が、
なんかの話の流れで「サイバーパンクがさ〜…」とか言い出して
チョット面喰らったのを思い出した。
多分弟はサイバーパンクって言葉がSFから広まった事なんて
知らなかっただろうな。
そう思うと、他ジャンルまで広がったサイバーパンクを
単なるブームで片付けるのも惜しいような……
そういうオレもどうにか短編のみで、ニューロマンサーは
30ページ位で挫折した。それも2度……
わたしの場合は、ギブスンが出てきたおかげで、ご無沙汰していた
海外SFに久々に復帰したんだけどなあ。まあ人それぞれですね。
ほんと人それぞれだって。
宮部みゆきがどうしたって読めない人もいるんだから。
スチームパンクはどう?
ディファレントエンジンは楽しかったよん。難しい話ぬきで。
アヌビスの門もねん。
>>82 おお、偶然だな。先週はアヌビスの門を再読してたよ。
面白いよなー。ティム・パワーズの奇人宮の宴(だっけ)
も面白いよ。うんうん。
>>84 哀れだな(w
言い返したいことがあるんなら、ハッキリ言やあいいのに・・・。
86 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/02 21:32
必死禁止
ま、ファンタジーが嫌い、女性作家が肌に合わない、ハードSFが苦手、
翻訳モノは登場人物が覚えられない、そんな次元の話だよね。
サイバーパンクうんぬんってのは。
ローダンシリーズ
てか、全部読んでる人、日本で何人残ってるの今w
カッコツケの名詞ばっかりで萎える・・・>サイバーパンク
ロボットをモビルスーツとかアーマードトルーパーって言ってる「だけ」みたいな。
深部じゃなくて、表層的な部分だけをいじってる感じ。
カッコつけばかりなら、まさに初心者向きだな。
>>89 まー時代性ってのはあるでしょ。
あの当時は斬新だったと思うよ着想も含めて。
いまベタベタなサイバーパンクを標榜してたら恥ずかしいかもね。
93 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/03 00:40
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│ 」」¬
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| X_入__ノ ミ そんな餌で俺様が釣られクマ―!
、 (_/ ノ /⌒l
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\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
(´⌒; (´⌒;;
95 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/03 02:08
「垂直世界の戦士」K・W・ジーター
これは駄作だろ・・・。ブレードランナーシリーズよりつまらん。
でもアダ―とダーク・シーカーは名作。
>>95 「垂直世界の戦士」は深く考えずに読むと割と面白い。
笑えるし。
ダークシーカーなんか読むとK・W・ジーターは凄いと思うんで
今の境遇はちと可愛そう。ブレードランナーのパチモン
みたいの書かされて。激根暗ホラーみたいなマイナーな
世界に走って食うや食わずになったという話みたいだが。
97 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/03 11:46
アドバード
「ΑΩ」
みんなのうそつき…
「垂直世界の戦士」はフツウにおもしろかったけどな
名作ではないかもしれんが
電車乗ってるときの暇つぶしにと思って、星雲賞だかなんだかのマルドゥック
スクランブル(だっけ?)を読んでみたら内容薄すぎて死ぬかと思った。
薄すぎてあっさり1冊読みきっちゃったけど、続きは全然読む気しない。
1冊を3冊に分けただけっぽいから、これも途中で止めたってことで。
こんなの読んだことも忘れてたけど>89で思い出した。これこそまさに
サイバーパンクのフリしたうわべだけの駄文。こういうのをラノベっていうのか?
6行もレスするとはものすごい熱意ですね
102 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/04 21:45
まぁ、その熱意を買おうじゃないか
103 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/04 22:29
「こりゃダメだ」と思うもの
すぐ世界を救いたがる(余計なお世話)
本筋にさっぱり絡まないエロ(ゴルゴ読んでろ)
ギャグが寒い(氏ね)
メカやテクノロジーの解説だらけ(士郎正宗みたく欄外でやれバカ)
大統領が出てきて解決
まだ許せるもの
辻褄があってない
ストーリーの意味がわからない
読みにくい
勝手に追加
なんかホモっぽい。
>>103 >すぐ世界を救いたがる(余計なお世話)
ワイドスクリーン・バロックをバカにするなぁ!(泣)
下半分のほうが許せない気がするのだが。
ところで私はいまごろ復刊レンズマンを読んでいたんですが
3巻目の途中で止まってる。けっしてつまらなくはないし
レトロ好きなのだけど。
107 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/05 00:44
スター・タイド・ライジング
評判いいけど俺には合わない
108 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/05 01:18
他の人に先に出されてしまったが、
マーク・レイドローの「パパの原発」はほんとつまらんので
ぜひご一読を。
>>108 俺は最後まで読んじゃったよ。
途中でやめとけば良かった、と心から思った本だった。
>>106 ・面白いのに辻褄があってない
・面白いのにストーリーの意味がわからない
・面白いのに読みにくい
とかあるじゃない。
俺の場合、いくら面白くても上半分の5つはパスなんだ。
・面白いのにホモっぽい
はよくわからない。
>>103-111 なんとなく、わかるな。
>メカやテクノロジーの解説だらけ
同意。大事なのは中身。昔の名作SFもテクだけみれば稚拙なものだよ。それでも良いのは内容がしっかりしているから。
現代書かれているモノも、あと20年もすれば稚拙なだけなのにな…
>大統領が出てきて解決
水戸黄門でも観とけ(w
>104はヤオイ臭いものって意味じゃないか?
>>106 微動だにしない「正義」にちょっと食傷?
途中で読むのを止めるほどつまらない本より、
作者に途中でに放り捨てられて読めなくなる
方が数億倍いたい(あたりまえか)
例=魔界○滸伝なんかの書き捨て作者の某や、
キマ○ラなんかの某。
こんな連中に引っかかって、おいらも若かったなー
キ○イラは放り捨てられてなんかいない!
単に出ないだけだ!…と思いたい
せめて魔界なんたらとは一緒にしないでほすぃ
>>115 ∧∧
( ,,) 今となってはいい思い出でした・・・・・
/ |
〜(__)
相当亀レスになるが、
>>21 あれは、ストーリーの結果なんてどうなってもいいよ、って気にさせる内容だったな?
どのキャラクターにしても、これと言った個性も魅力もないし、異性人の価値観も好きになれない…。
ファーストコンタクトについての説明文もややこしくて長いだけ(w
結局、ハッピーエンドになろうが、バッドエンドになろうが、不毛感などしか残らないと思い、漏れも止めたよ(w
118 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/03/10 14:23
太陽の世界
ディープ・ブルー
訳がひどい、も。
頭にこびりついて離れない爆訳→「来なさいベイビーちゃんたち、来なさい」
『スロー・リバー』だったと思うけど記憶違いだったらごめんね。
でも、これはいちおう最後まで読んだ気がする。
スローリバーはつまらなくはなかったかな。
折れは実は「火星夜想曲」で挫折しちまった。たぶん少数派。
「幻魔大戦」とか書いちゃだめかな。
>>124 わしも1回目挫折した。
でも乗ってくると凄げぇ面白いので、再挑戦推奨。
>>125 つまらないので途中で書くのを止めちゃったSF
だな。
なんか読み始めがだるく感じて、しばらくほっておいた。
そしたらベストSFでけっこう上位になってたんで
自分の見る目が無いんだ、とちとショックだった。
そのうちまた読んでみます。
>>128 見る目もがないとか言わなくても。
俺には最後までスローリバーはだるい小説だった。
>117
さらに亀レス。漏れも最後まで読めたけどつまんなかった。
あのエイリアンとの交流、なんかアメリカ人から見た日本人観って感じが
したのはうがちすぎかな。とりあえず無用なエロシーンが嫌だな、E・トムスンは。
もっと嫌いなのはこの人のデブー作「ヴァーチャル・ガール」
飛ばし読みで最後まで「見た」けどキャラがツマンネ。
「火星夜想曲」
最も速く読み終えた本。
肌にあわなくて飛ばし読み飛ばし読み。
サンリオSF文庫の「マイロン」と「フィメール・マン」。
この2冊だけは途中で放り出した。
ああ、そういえばサンリオはいっぱいあるな。
134 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/20 02:03
ギブソンがどうしても駄目だ。ニューロマンサーは80年代SFの代表作
らしいので、是非とも完読したいのですがこれまで4度チャレンジして
いずれも挫折。
グレッグ・ベアは大好きなんだけどな(´・ω・`)
どうも高野文緒の本は最初の一読が非常につまらなく思える。
やおい臭いというのか、しかめつらしたラノベというのか。
それで流し読みや飛ばし読みしているうちに乗ってきて、結局完読してしまう。
あんたの本はハザール事典みたいな造りを目指してるわけじゃないんだから、
いっぺん頭からケツまで通して読ませてくれ。
>>135 なんだかんだいって面白くて、読まずにいられないということ?
いや別に。
ただ高野文緒の話は読むに値する奇想を持っているし、
「つまらないので途中で読むのを止め」るほどにひどいわけではない。
俺は順列都市が駄目だった。マリアがミュートースをいじくってるところで挫折。
あれから面白くなりますか?
139 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/20 20:35
アナンシ号の降下
降下するまで読めませんでした。
半村良の「太陽の世界」
いや読み続ければ、そこは半村先生、絶対はまっちゃうと思うんだが
そこまで続かない…_| ̄|○
141 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/20 21:04
田中啓文「銀河帝国の弘法も筆の誤り」
途中まで読んで止めてしまった・・・_| ̄|○
漏れが未熟なのかもしれんが、どうしても最後まで読もうと言う気が
失せてしまった。
142 :
SF大好き:04/04/20 21:36
俺もサイバーパンクは手を出さない。でも40年読み続けてると、昔にも同じ
ことあった。俺にとってはニューウエーブ系が挫折の目覚め。JGバラードの
「結晶世界」何とか最後まで読んだけど「SF」へのあこがれに水をかけられた
感じ。
「垂直世界の・・」読んだ。マッタク残らず、買わなきゃ良かったと後悔してる。
ヒューゴー賞なら安心して買えるが、ネピュラー賞だけの時はちょっと考える。
星雲賞?しらね。
>>141 表題作は是非最後まで読んであの感覚を味わってもらいたいw
「兇天使」野阿梓
文章力はそれなりにあると思う(と言っていいか、わからない)けど、それがリアリティを感じさせない文章。
なんか舞台劇の書き割りを描写してるというか、少女漫画ちっくというか。
このへん、めっちゃ栗本薫なのよねぇ。やおいというのを別にしてもね。
キャラに感情移入できないのも困った。作者はキャラに実感を持ってないんじゃないの?
話の筋にも文章にもキャラにも興味が持てず、上巻で挫折。
145 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/04/21 12:50
>>138 順列は冒頭が確かに辛いが耐えて読み続ケロ!
>>138 そりはあきらめたほうがよい。
ミュートースいじりとダブルダラムによる塵理論実験のふたつが
地味地味ながらも順列都市のツカミだからな。
147 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/08 12:27
キリスト狂関係は全部ダメ
銀河英雄伝説
周囲に聞くと「1巻は後回しにしろ」と口をそろえて言うが
最初から読まないと気が済まない性質なので結局やめた
149 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/08 17:53
>>148 そんなこと言う香具師見たことない。
普通に1巻から読めばよい。
そういや聖書も最初はセックスの話ばっかでつまんないよね。
俺もガキの頃、ヨハネの黙示録以外はつまらんので無視してました
黙示録と四大福音書は読んだけどそれ以外はだめだ。
旧約は出エジプト記で止まったままだし…
聖書ねぇ。一回ぐらいなら読んでもいいけど、買うのはなあ。
俺はどんなにつまらなくても「これで、もう読まなくてもいいんだ!」
と自分に言い聞かせて全部読みきる。
30代に入ると、そう心に誓った人間も大部分は脱落していく・・・。
本当に時間がないから、もうC・J・チェリイみたいなものまで
全てのSF文庫を買って、全部読むってのは物理的にムリになるのよ。
156 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/22 23:30
「天使墜落」はダメだった。
157 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/23 18:08
>>156 神の目、アヴァロンの闇、降伏の儀式 はよかったんだけど
天使墜落はぜんぜんダメ。最初の50ページで挫折。
上下2冊は、押入で眠ってます。
SFじゃないけど「たんぽぽのお酒」
あざとくて読めなくて…
「知性化の嵐」シリーズ。
せっかく6冊買ってから読み始めたのに、最初の200ページで挫折。
「知性化戦争」は平気だったのに。なんだかあほらしくて前に進めない。
漫画なんだけど、攻殻機動隊。全然駄目。まず物語に入っていけない。
サーバーパンク好きな人には理解できるものなんだろうか。
次に話が薄くて読後がっかりする。
161 :
華氏451:04/05/24 02:42
モフィッドの「木星強奪」やら「創世なんちゃら」シリーズ。
悪人やらダメ人間やらエゴ人間やら露骨に描写し過ぎ。
著者の主観押し付けまくり。
テーマは面白いのに、読んでてイライラしてくる。
結局全部読んでるけど。
って感じでどう?
162 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/24 11:36
>>161 モフィッド読んでいる人居たんだね。
俺も「木星強奪」は、まったく合わなかった。
創世伝説とその続編の第二創世は、楽しめた。
設定が大ぼら吹いてて時々読み返すくらい好き。
「禅銃」。
大抵のものは意識喪失と戦いながらでも読むけど、
これは駄目だった.
ついでに宮部みゆきもつまらない。
165 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/25 01:18
SF作家が現代の科学についていけてないってのが今の実情だね。
ちょっと前にギブスンの新作読んだけど、もう駄目。
漏れの知識や見識より低いんだもん。
ファンタジーかスチームパンクでも書いてろって。
思い出したように同じ事書くのやめてくんない。
>>164 俺も宮部みゆきはまったく合わないです。
話がたるいのと登場人物がありがちすぎる気がする。
166は誤爆スマソ
勝手に誤爆扱いすんのやめてくんないかな。
ひと月前にサイバーパンクスレに同趣旨のことを書いて相手にされなかった
>>165のことなんだが。
華麗にスルー
172 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/27 00:27
「地球帝国」肌が合わないのか、この作品だけは半ばで挫折したまま放ってある。
クラークは好きな部類なのになあ。今のところ唯一これだけ。
173 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/27 18:30
地球帝国ってストーリーも特に無くダラダラしてるからなぁ・・・
ニューロマンサーとか言ったら
石を投げられますか?
>174
普通でしょ?
あれ読んでないとハイペリオンでもスノウクラッシュでも
楽しみの一部を味わえなくならね?
読んどかないともったいないぞ。
177 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/28 00:42
あげていこうぜ
ニューロマンサーは面白かった
カウント・ゼロはちょっときつかった
モナリザ・オーヴァドライヴは駄目だった
「たった一つの冴えたやり方」
この独特のかっこいいタイトルだけ昔から知ってていつか読みたいと思ってた
本屋でついに見つけて手にとってみて表紙見て爆死。
180 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/28 02:07
“記憶汚染” ダメだった
>179
たしかにきついけど、読んでみるとあの絵じゃないとダメなのが不思議。
182 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/28 08:07
DQN女の自己責任だろ?
183 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/28 08:07
184 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 22:01
>181
禿同
あの表紙と、ストーリーの序盤は完全にマッチしてるよね。
あれで後半がああだから軽くショックなわけで。
そして解説で書かれるティプトリーの衝撃も含めて
ギャップを味わえる特別な本です。
185 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/05/29 22:12
虚空のリング
重力の虹
V
ヴァインランド
ペリー・ローダン
理由は単に次の巻が本屋で見つけられなかったから、
そのまんま読むのをやめた。それでも、ローダンが主役
はらない巻だけは、読むのがめちゃくちゃ苦痛だったなー。
たいていが、なじみの薄いというか、初めて出てきた、
わけわかんない帝国の諜報部員なんかが、銀河の
すみっこの小じんまりした陰謀に巻き込まれるとか、
そんなんだったから。
パーンの竜騎士の1巻
文章がわかりにくかったし、主人公のDQNな性格がどうも好かん。
>>179 俺も爆死したよ。だからSFって売れないんだよと思ったが…
>>189 あれの対象年齢は(SFヲタではなくて普通の)小中学生では? あの中篇だけだったらそうだろ。
いまグリーンマーズ読んでるんだけど辛いな。訳のせいかもしれないけど。(原書はオウム前か…)
191 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/07 22:10
月は無慈悲な夜の女王、中盤訳分からず。
宇宙の戦士もきつかった。終わりなき戦い、終盤あたりもきつかった。
雪風
193 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/07 22:49
マルドックスクランブル
正直どこがいいのかさっぱり分からん。
ガンダマー向きと認定する。
194 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/07 23:28
「世界の中心で愛を叫んだけもの」 ハーラン・エリスン
短編集なのでいくつか抽出して読んだのだが、主人公の少年が
強姦をやったり、強盗殺人(それも鈍器で頭をグシャグシャに砕くなど)
をやったりする話があり、吐き気を伴う激しい嫌悪感に見舞われ
全編は読む気になれなかった。
エリスン氏はTV「アウターリミッツ」などでは才気あふれる優れた
脚本を書いているのに、こんな邪悪な小説もあるので単純に好きには
なれないなあ・・・・・・
「果てしなき河よ、我を誘え」
「闇の左手」
子供だったから?
今読むといいかもしれんけど、今さら手をだすのなんか面倒くさい。
生まれて始めてあまりの詰らなさに挫折したので忘れもしないよ。
キム・スタンリー・ロビンソンの方のゴールド・コースト。火星シリーズはそこそこ面白いけど。
ニューロマンサー
途中で放置して15年くらい経つ。そのうち最後まで読もうとは思っているのだが。
…ってさんざんガイシュツだったのねOTL
198 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/08 21:04
ニューロマンサーは文体(訳文?)がツライのよ。
しかし内容は「マトリックス」の先取りみたいな面白さがある。
てか、ニューロマンサーなくしてマトリックスはなかった。
しかしギブスン的世界が映像で表現されてしまった今、あえて難渋して読む事もないかw
マトリックスとニューロマンサーは全然違わないかー?
間に攻殻機動隊が挟まってはいるけど、その両端は別物だと思う。
ニューロマンサー、おれの知り合いは
原書の方がすっきりしてて読みやすいよ!とかいってた。
ハッタリ系のやつだったから本当に読んだのかは知らん。
>>200 個人的な印象では原書も見事にあんな感じで読みやすいもんじゃないよ。
翻訳はよくやってる。
202 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/09 09:55
J.ノーマンの反地球シリーズ
3巻まで読んで次第に面白さが出てきたけど、4巻目が出版されるまでブランクが開いて
買っても読む気が失せてしまった。
武部本一郎の挿絵も見れなくなってしまったからねえ。
加藤直之の真似絵は好きではなかったんで。
ペリーローダン。内容は面白いところもあるが、
… わかるよね ?
スノウ・クラッシュ。
なんかノリが合わないというか、作者が面白いと思って書いているであろう部分がイチイチ寒く感じる。
ダイヤモンド〜とかもパラパラ読んでみたが、うーん、なんか、この人の書く近未来って、なんというか、
95年あたりのIT バブル幻想をかなり引きずってる感じがする。
原書は92年。
近未来もの、特にコンピュータ系は、時代にすぐに追いつかれ、
そして追い抜かれる好例ということで。
もう10年たったらサイバーパンクは完全に「懐かしい未来」になっちゃうのかな。
ニューロマンサー3回挫折してやっと読み終わったよ。
上にも書いてあったけど、今はマトリックスがあるから読む必要ないかも。
でも、読めばマトリックスがちょっとおもしろくなるね。
207 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/11 02:55
川又千秋「創星記」にある野阿梓の解説・・って言うのは反則?
たて続けに翻訳されるも、全然売れずあとぱったり。
てなパターンはけっこうあるね。
その後も話題にものぼらなかったりする。
つまんないから、とは限らないが。
ウォルター・ジョン・ウィリアムズとか売れたのかな。つまんなかった。
キャサリン・アサロ(スコーリア戦史)とかどうだ。一巻はがまんして読んだが・・・
ハヤカワよ、エリザベス・ハンドを出してくれ。頼む。
>>204-205 「クリプトノミコン」でも、ああいう無政府主義的ハッカーが世界を変えて幸せに
導いちゃうヒッピー的世界観は、9.11以降ではもう成り立たないだろうとつっこまれてたなぁ。
もちろん原書は9.11以前なんだけど。
作者が近年、未来モノに手を出さないのも何かそういう自覚があるんだろうね。
>209
ツッコミを入れていた東浩紀氏のその後のネット活動は、実に説得力を欠くけどな
サイバーパンクはツマラネー
としかいいようがないな。
おれは一応理系なんで、ああいう世界に苦手意識はないんだが、
ちっとも楽しめん。
なんか、息が詰まりそうなのが多いよ。
>>211 その気持ち、わかる気がする。
ガキの頃、胸をときめかせて読んだSFは、もっと夢一杯だった。
SFって、センス・オフ・ワンダーだよね。
夢のない話ってつまらない。
でも、最近はそういうのばかりって気がする。
ニューロマンサーとかスキズマトリックスを、胸ときめかせて読んだガキもいるんですが……。
215 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/12 12:23
>>206 マトリックスがあるからニューロマンサーを読む必要はない、ってどういう意味?
それとニューロマンサーの読後感が、読めばマトリックスがちょっと面白くなるね、ってそんだけ?
ニューロマンサーって、結局何が書いてあるのか
よくわかんなかった…
ニューロマンサーって、ある意味「世界がディストピアになっても、なんとか
希望を持って生きていける、かも」という話だったような気がするな。
ノリが独特だからついてけない人がいるのもわかる。
「ふーん、でも合わないや」で流される悪寒
ニューロマンサーの話はスレ違いじゃない?
といいつつも
>>206に同意。
SF=すこし不思議
藤子不二夫
221 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/06/13 00:46
死者の代弁者がつまんなかった。
エンダーのゲームの続編と聞き読んでみたがパポだのピポだの
同じような名前のやつが何人も出てきて意味不明。
読解力のない椰子が集まるスレはここでつか?
えー?、サイバーパンクも死者の代弁者も、チョー面白かったけどなぁ。
同じ時期に全然ちがう種類の作品がバチバチ火花ちらしてて、いい時代だったなぁ。
>220そりじゃ赤塚だよ
もはやニューロマンサーはこのスレの持ちネタと化しているので、
いまいち反論する気になれない。
マルドゥック・スクランブルがダメだった。
面白いような気はするんだが、神林的な「近未来っぽいけど現代からリニアに繋がってるわけじゃない」っぽい
世界で、世界観もイマイチつかめないうちに裁判だとかマネー・ロンダリングだとかヘンに生々しい話やられても、
何がなんだかよく分からない……。
キャラクターの台詞も妙にハードボイルドすぎて……(鼠がそういう台詞を言うのが面白い、ということなんだろう
けど……)。
なんかね、もっとバロットにピッタリ寄り添って描写するサイバーパンクスタイルか、地の文に社会システムの説明
も入れちゃうような普通のSFスタイルでやってくれたら読みやすかったように思う。
ありゃサイバーパンク「風」の上っ面だけだから。
ラノベの文体は
・とことん媚びてキャラ萌え
・背伸びしてハードボイルドを狙う
の二択ですよ
上遠野浩平なんかは「不器用なので書きたいように書く」だと思うが。
高校入ってからはラノベなんて読んでないなぁ。
最後に読んだのは黄金拍車(?)だったかな。
あれ終わったんだろうか・・・やべ書いてたら気になってきたw
テッド・チャンの
「あなたの人生の物語」
普通なら多少きつくても読み飛ばしていく俺が放り出した珍しい本
どこがいいのか解った奴は教えてほしい
>多少きつくても読み飛ばしていく俺が
読み飛ばしたからだろ。
>>232 だって一行づつ読んでいっても解らないんだもん
それで「理解」とかタイトルについてるからもうだめって感じ
己の読解力を嘆くべきか、本当に名作なのか、なんだかもう
940円損した気分なんだけど
理解がわからなかったの?
ゼロで割るがわからないっていうならまだわかるけど・・・
「ロジックボム」とかその手の概念がわからん人なんでしょ。
>>234 だってホルモンKでさあ何をおっぱじめてくれるのかと期待してたら
いきなり「理解した」って終わっちゃうんだもん
そんなの理解できないよ
最初の「バビロンの塔」も主人公が流されちゃっておしまいでしょ
「あなたの人生の物語」はマジぜんぜん理解できなかったのでそこで読むのをやめた
でもチャンは評価高いからなあ自分の読解力の方が問題ありなんだと(泣
>>236 あんたの理解がおもしろい(w
いや、雰囲気しか自分もわかってないけどさ
なんかすごい風景が脳内に広がるのが好きだ。
一応読了したんでスレ違い気味だが「落ちゆく女」。
一体いつになったらSFになるんだろうとイライラしながら読み勧めたが、
結局最後まで読んでもオカルトだった。
なぜこれが「天空の劫火」「知性化戦争」「重力が衰えるとき」を抑えて
ネビュラ獲得なんだ?
239 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/11 10:59
>>206 亀レスごめん
ニューロマンサーは煎じ詰めると
攻殻機動隊S.A.Cの「全自動資本主義」?的にならない?
読破できなかったので
ストーリー詳細知りたい(ry
240 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/11 11:02
ガムをクチャクチャ噛んでたら、普段俺のことキモイとか言って避けてる女が寄ってきて
「私にもガムちょうだい」って言ってきやがった。かなりむかついたんで、女の首根っこ掴
んで口移しで自分の噛んでるガムをやるフリをしてやった。殴られるか、悲鳴をあげられ
るか、どうでもいいが二度と近寄るなと思った。ところが、驚いたことにその女は目を閉じ
て唇を少し開いたんだ。俺の方がビビッて、あわててちょっと離れた。しばらくの間があった
後、その女は、「マジでするのかと思った」と小声で言って、ガムを奪って走り去った。
それから何日か後、その女がキャンディーを食ってたので今度は俺の方からひとつくれ
と言ってやった。そしたら俺をからかうように、なめてたやつを唇にはさんで口をとがらせた。
俺はその女の唇ごとキャンディーをほおばってやったよ。
今ではその女も俺の彼女。その時なめてたキャンディーはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら彼女もまた、特別な存在だからです。
241 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/11 11:05
>>240 つまらないので途中で読むのを止めちゃった!
あのキャンディーのCMは
白人こそがこの世界の特別な存在=支配者であるという事を
有色人種の潜在意識下に刷り込むための
欧米一部勢力の心理攻撃なので
見ないように
ハリーポッターも同様
243 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/12 01:01
支配者様(*´д`*)ハァハァ
244 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/12 01:12
旧支配者様(*´д`*)ハァハァ
>231
「理解」は、超能力バトル小説だと思って読むと読みやすいかも(藁
(以前チャンスレで、ジョジョっぽいみたいなハナシがちょっと盛り上がったことがあったし)
個人的に、チャンはハードなビッスン・やや大人しいベイリーくらいの気持ちで読むのが丁度良いと思う。
テーマ性は面白いが、イーガンやスターリングほどゴリゴリに突き詰めていくタイプじゃあない気がするし(だか
らこそ、小説として面白くなってる側面もある)。
あまり言われていないが、漫画家の弐瓶勉が言っていた「久々に出た古いタイプのSF」という形容が、個人的
には一番しっくりくるなあ。
246 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/08/15 23:12
「帝都物語」。
表現がくどいわ。
くどいといえば「不定期エスパー」。
文章の1/3くらいが主人公の心理描写。まるまる1ページ考えてから行動する主人公に萎え。
248 :
あ〜参った:04/08/22 19:13
「ラピスラズリ」
→・・で、何?って感じ。
「アマチャズルチャ」
→ワンパターン
2冊とも途中放棄。
どうして、これらがSFマガジン
「このSFが読みたい」の上位に入っているのか、
さっぱり分からん。
どうでもいいけどさ、最後まで読んでない小説に対して
どうこう言う資格は誰にもないんじゃないのか?
>>249 お前が他人の資格についてどうこう言う資格もない
SF好きなら最後まで読めよ!
その後タイトル忘れちゃっても良いけど
スティーブン・キングの「グリーン・マイル」…
いや温帯の解説を先に読んでしまい……( ´Д⊂
ペリー・ローダンかな
ニューロマンサー
吸血鬼ハンターD
闇の左手
レイ・ブラッドベリの著作ほとんど
ケルベロス第5の首
2話目の意味不明な民話で挫折しました・・・・
宇宙のランデブー2
とりあえず全巻読んだけど・・・。
クラークファンだったけど、正直、御大ボケボケだなっと思った。
(ほとんど書いてないかもしれないけど。)
SEX−涙−SEX−涙の無限ループ。
爺さんと幼女が結婚するくだりとか、吐き気。
これって、一般的にはどう受け止められてるの?
一般的な人はそんなモン読みません。
菊池なんたらの魔界都市新宿
それが原作の漫画の「魔界都市ハンター」はけっこうおもしろかったんで
ノベルズ買ってみたんだが....
なんじゃこりゃー!?エロイだけじゃん!
...信者も多いみたいだが、俺はパス
>257
2以降はいらない、という意見が殆どだと思う。
アレ、クラークはちょっとアイデア出すだけだったんじゃないかなあ。
「ニューロマンサー」と
ファウンデーションの新シリーズ
「ゴーメンガースト」3部作は1冊目だけで十分。
一応全部読みはしたが、2冊目からは退屈で死にそうだった。
結晶世界
十数年前に買ったんだが、今だに半分以上に進めない・・・・・。
チグリスとユーフラテスのページをめくる指が動きません
何度も少しずつ前進したが、とうとう諦めた
グアルディア。
設定的には惹かれてるんだが。
>>261 同じだ。
ファウンデーション新3部作はハードカバーで買ったまま、1ページも読んでないや。
267 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/23 11:33:57
つまらないわけでは無いが長さに負けたペリーローダン。
訳の倍の速さで本国で発刊されてるのにも悲観したし。
いちおう全部読んだけどニコラ・グリフィス「スロー・リバー」
あらすじを要約すると「結局なにも起こりませんでした」
すんません、10年以上前に買った「ゴーメンガースト」
毎年挫折してまだ100ページ読めない・・・
もう読まんでもええやん。
271 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/24 17:04:58
ハイライン嫌われてるけど、あれは訳が悪いんだって。
夏への扉は読める。
レギオン
273 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/10/25 15:55:46
グレゴリイ・ベンフォードのタイムスケープ
なんつーか主人公達の私生活延々書かれて読む気なくした
最近読んだ「愛はさだめ、さだめは死」。
うんこの話以外はよくわからんかった。
ニューロマンサーはここでも常連だなw
ニューロマンサー俺もダメだった
何か文章のリズムが読み進む気にならない
新幹線に乗る直前裏表紙見てシリーズ全巻買った
読んであまりに酷いのでそれっきりタイトル・作家も
シラネ、旅先で捨ててきた
日本人作家、早川だったと思う、少女型戦闘アンドロイド
つうかなんかそんな設定でメカの細かい説明や描写を
脚注にすると本文10ページ、注釈100ページみたいな
文章は厨房の文集レベルだったな
あんなものの出版にGOだす責任者の顔を見たい
>>277 やあ、それは作家スレがSF板から難民板に追放されちゃった方の作品ですね。
いまどうなったか知らないけど。
279 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/02 18:07:28
>>178 お前は俺かというくらい同意。
スレタイに反して一応三冊とも読み切ったけど
2、3に行くにしたがってどんどん意味わからん状態に。
280 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/07 23:48:25
その昔の話。
俺も「愛はさだめ、さだめは死」は駄目だった。
名作って紹介されていたため買いに出かけたが
本を手に取り、アノ表紙の絵を見てイヤな予感したが・・・
名作なのだと自分に言い聞かせ
買って読み始めた。で・・・がんばったがダメでした。
ペリーローダンシリーズを「最後まで」読めている香具師は偉い
282 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/08 01:47:50
>>281 そう 実際日本に何人くらいいるんだろう。
これってトレビ・・・・
アーンですね
284 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/08 15:37:58
ヴァリス
「ヴァリス」駄目だった。「ユービック」駄目だった。
「電気羊」も「流れよ我が涙」も「高い城の男」も「宇宙の眼」も駄目だった。
今「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」を買おうかどうしようか迷っている。
なぜそうまでしてディックを読もうとする……
パーマー・エルドリッチの三つの聖痕
タイトルはかっこいい。
あらすじ見るとつまんなそう。
短編や中篇には読みやすくて面白いのも多いからね
聖痕はかなり昔に読んでどんな話か記憶にないけど
最後まで読んだことは確かだな
ニューロマンサー数十ページで中断中だ。
諦めてないけど
楽園の泉は200ページくらいでやめた
これも諦めてないけど。
銀河英雄伝説は6巻まで読んだ。
7巻以降はまだ買ってない。
ニューロマンサーは結構多いということは
やっぱり入りにくいというか読みにくい作品か?
290 :
284:04/11/09 17:05:52
>285
「ヴァリス」「ユービック」はそうですね、まったくダメでした。
まぁサンリオやし。
「羊」と「城」はOK。
「眼」は未読・・・
「三つ」はOKやったけどなぁ。
>289
ニューロマンサーは勢いで読み抜ける物。止まったらまた走り出すのつらいつらい。
292 :
285:04/11/09 19:19:49
そう、ディックは短編が「おお」と思うので、ついつい期待してしまうのですよ…。
でも「三つの聖痕」は284さんもOKとのことだし、では買ってみよう(こりてない)
「ニューロマンサー」は勢いで読み抜ける、確かに。それで「モナリザ」まで走れました。
しかし「ヴァーチャル・ライト」で速度が緩み「あいどる」で千鳥足になり「パターン〜」で完全に棄権。
もう走れない…
第四間氷期、百億の昼と千億の夜、その他阿部公房。
や、高校生の時の話なんだけどね。ン十年前。
間氷期は地味すぎて耐えられなくなった。
百億は萩尾望都を先に読んだので地味すぎて耐えられなくなった。
今なら読めるかなあ(´・ω・`)
間違え方が面白いなw
ニューロマンサーは読みにくいといえば読みにくいか。
登場人物に感情移入する人も少ないだろうし。
読み終わっても「結局何が起こったの?」という人も出るだろうな。
短編→最高
虚空の眼→イイ!
ユービック→え、夢オチ?
タイムスリップ→・・・(゜∀゜)?
高い城→(積読)
以上から俺がアンドロ羊を読めるかどうか判定してください
よくわからんが、虚空の眼がイイくてタイムスリップが(゜∀゜)?なら、
アンドロ羊は読みやすいのだが世界観等が受け入れにくいかも。私見にすぎぬが。
そんな貴方にあえてポール・アンダースンを闇雲に勧めてみるテスト
ニューロマンサーはあえて描写を表層にとどめて実質に触れないところがあるからなぁ
(もしくはあたかも情景描写のように実質部分をさらっと流すか)。
後からあらすじを読んだら「えぇ、こんな話だったの?」と驚く人はけっこういるかも
しれない。
299 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 12:25:36
>296
ユービックを読了した強者ならゼンゼンOKですよ。
長編では、一番世界に入って行きやすいし、
ストーリーも整合性あるし。
たぶんプロットは「ブレ」でごぞんじでしょうから、
あれにディックを足し算してるんです。
よっかた、みんな宮部が嫌いで、
ニューロマンサーに入っていけなくて。
多分、ニューロマンサーに挫折して、何
年かSFから遠ざかったので・・・
俺は京極が読めないぜ
>あのぅ、「百億〜」は光瀬龍さんでは?
げ、言われてみればその通り……
小松・筒井は読めたけど、他はだめだったのよ
もちろんニューロも宮部も、いまだと恩田陸もだめだ
「光の帝国」、超能力バトルものだと思ったらナニコレ……_| ̄|○
302 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 13:55:50
百億はかなりはまりました。
で、最近再読しようと思ったのですが、
字が、文庫本の字が小さくて挫折しました。
あのころは字がこんなに小さかったとは・・トホホ
303 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 17:47:38
うむ、良スレ!
あ〜、自分だけじゃなかったんだな、と。
ニューロマ&ディック長編 わけわからん!
決して心から楽しめていないんじゃ〜
もういろいろ、積ん読状態を解消したいので
めちゃ参考にしてます
捨ててやるー!!
304 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 18:32:05
「流れよわが涙、と警官はいった」意味がわからなかったのにラストで泣いた。
最近エロ本ばかり読んでいる漏れの本棚には
阿部公房とか倉橋由美子が並んでいて厨房や
口腔時代はこんなものを面白いと感じていたのか
不思議でたまりませぬ
306 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 21:14:29
アルフレッド・ベスター作品。
長編・短編どちらもつまらない。
「虎よ!虎よ!」、「祈り」、「消失トリック」・・・・・・
なんでこの人の評価が高いのだろう。
>>299 自分は宮部もいける口だよー
結構好きだったりするw
神林長平の雪風が大丈夫で、海賊シリーズがダメだ・・・
308 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 21:46:07
309 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 23:26:21
ベスターは、衝撃でもないけどつまらないという程ではないかな。
>>306 俺も、「虎よ!虎よ!」は何度か挑戦したものの結局挫折したまま。
訳が読みにくいのか、もとからとっつきにくい内容なのか。
ほんと、なんで古典の名作に堂々と入ってるのかわからん。
「流れよわが涙、と警官はいった」タイトルの意味がわからぬまま最後までひっぱられ、
それまでの主人公のモニョぶりにいい加減うんざりしていたところ
最後とってつけたような登場に、オチがそれかよ!と怒りを感じた。
しかし同僚は涙していた。人それぞれだな。
312 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/10 23:40:35
えー、とらとら、ダメな人おおいんだあ〜。
描き文字とか楽しかったけど、ダメ…??
あたしは「所有せざる人々」が辛かったなあ。「闇の左手」はとちゅうでやめちゃった。
なんか政治的な話多すぎて、しかもその思想が古いんだもん。あたしがバカだから?
レムの「ソラリス」
映画も爆睡必至だが原作も爆睡モノ。
激しく同意。原作も映画も寝るぞ>ソラリス
ゴエモンなら青筋たてて喜ぶんではなかろうか>ソラリス
「ハイペリオン」
本当にあれ全部読まなきゃいけないのか?
全部というのはシリーズ全部のことかな。
それなら「没落」で一応オチがついてるので
後2作「エンディミオン」「覚醒」は、この際考えなくても良いかも。
俺は興奮しながら4作読んだけどなあ。
特に「ハイペリオン」は個々の身の上話が色んなSF作品へのオマージュになってて、
その意味でも楽しかったぞ。
>>301 >「光の帝国」、超能力バトルものだと思ったらナニコレ……_| ̄|○
どうやったら超能力バトルものだと思えるんだ?
>>308 うむ・・・エロ本しか読まない反動がでたんだな
320 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/11 08:38:42
映画のおかげで役割終えたと思うぞ
夏への扉→バックトゥザフーチャー
ニューロマンサー→マトリックス
ブラッドミュージック→リング
ルグィン3冊買ってきたところだ、、すでに暗示かけられて挫折しそう・・・
ル・グィンはどんなラインナップ?それによるかも>挫折
「雪風」最後まで読んだがまどろっこしい文章だったな
323 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/12 13:44:32
>>321 闇の左手 ヒューゴー・ネビュラ
所有せざる人々 ヒューゴー・ネビュラ
世界の合言葉は森 ヒューゴー
そうそうたる受賞暦の3冊です。
順番は、どれから読んで行けばいいでしょう?
ジェイムズ・ティプトリーのほうは、コーティーに代表されるように主人公がイイ
他は、年齢不詳の学者の集まりだったりする小説が多いですからね
ルグィンは、フェミニズム知識ゼロだと怒られそうな作家でしょうか?
>>320 ちょっとまて。上2つはともかく
>>ブラッドミュージック→リング
ってのは無理だろ。
>>323 面白い順?それともつまらない順番で読みたいの?
フェミニズム知識なんていらないと思うけど・・・
ルグィンはゲド『3部作』から読むのがいいと思う。
327 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/12 18:27:52
>>324 あ、ほんとだ
なんか間違えてる・・・パラサイトイブ、アウトブレイク、ファントム、バイオハザード
ごちゃごちゃになってますな>わたいの頭の中
>325
つまらない順に教えてもらったら順序逆さにして読みますw
だもんで、最初にどれからいった方がいいのかたのみます
>326
「影との戦い」「こわれた腕輪」「さいはての島へ」「帰還」
検索したら4部作でてた
指輪物語みたいに、映画化してくれないとちょtっと手が出ません
>>328 いや、ゲドは5部作+外伝の6冊出てるけど、最初の3冊でいったん完結してるし、
4冊目からは文体も違っちゃってるから俺の中では3部作なのよw
330 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/13 02:12:14
あ〜〜ぁああああぁ〜〜〜〜〜!!!
闇の左手 ヒューゴー・ネビュラ
所有せざる人々 ヒューゴー・ネビュラ
世界の合言葉は森 ヒューゴー
どれから逝けばいいのさ!一番イイのを教えて
そんでルグィン難しいっ、てことになればほかに行くからー!!
俺なら出版順に読むけどな。
んだね、左手と人々は読んだけど左手だけ漠然と覚えてるくらい
ルグイン版「伝道の書に捧げる薔薇」なんちったら怒られるかしら
333 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/11/13 16:47:23
アタイだけが 333げとー
このスレの趣旨から少し外れるけど、
「読んだはずなのに内容を憶えてないSF作品」
って無いですか?
私の場合、ニューロマンサーがそうなんですけど。
俺も『所有せざる人々』が駄目だったなあ。『闇の左手』は面白く
読んだのに。読めはしたが、他の作品を読む気がしなくなったのは、
ホーガンの『星を継ぐ者』。「ステレオタイプ」という言葉がこれ
ほどしっくりくる人物描写は見たことがない。しかも会話ばかりし
てるからなおさらキツイ。
読んでも面白くなさそうなものに何故人は挑戦し続けるのだろうか
漏れの場合は面白そうなの全部読んじゃったからなんだけど・・・
最近ハヤカワの再販が書店に並んでいるので、買ってしばらく読んでから
うむ、これは既に読んでしかも本棚にあったな・・・って思うことが多い
>>336 ミス板でも似たようなこと言ってた人がいたな。
過去の蓄積がある小説ジャンルはどうしても
話題に上るものを読んでおきたい気がする。
イーガン『しあわせの理由』。
なんかどんどん話が地味になっていく。
だがそれがいい
桜玉吉『しあわせのかたち』。
なんかどんどん話が地味になっていく。
・・・って最後まで読みまつた。
342 :
名無しは無慈悲な夜の女王:04/12/03 19:41:56
闇の左手 今でも愛読
所有せざる人々 捨ててないけど読むのは何年かごと
世界の合言葉は森 一読してさよなら
ニューロマンサーは通読したのは最初の一回だけ。
あとは思い出したときに
「かっこえー」「かっこえー」とうめきながら拾い読みしてます。
現時点でニューロマンサー36回も話題になってるな(w
このスレ読んでたら、読みたくなってきた。
闇の左手
なんかもうひたすらページが重かった本
山越えのシーンなんかこっちも山越えしてる気分だった
「アンドロイド電気羊」
・・・読み始めてかれこれ10年。何度やっても20ページくらいまでが限界。
頑張って読み進めば面白くなるのかな
『たったひとつのさえたやり方』
どうも俺は宇宙物が駄目みたいだ。
丁度「闇の左手」読み終わった。
山越えシーンは少しだらけたけど、なかなか面白かった。
ただ、ちょっと古くさく物足りない感じがしたな。
もう少しつっこんだ内容かと思ってたんで。
そういう自分は、マキャフリーの「歌う船」挫折。
この人の本を読むといつも、世界が狭い、小さい、って印象を受ける。
いつも主人公中心で主人公の良いように話しは進んで、内容は主人公と
一部の関係者だけで、って、その世界の他の人々がどうなっているのか、
その世界はどう成り立ってどう動いてるのかがサッパリ見えてこない。
最初は良いんだけど、世界が狭く感じる分、主人公の「私が私が物語り」に
うんざりしてくる。
決してつまらない話しじゃないんだけど、なんというか、相性悪いみたい。
349 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/02 11:15:47
『時計仕掛けのオレンジ』
無理。
途中までしか読んでないからSFかどうかも実は知らない。
>>349 >>350 「裸のランチ」原作
そう言えば10年前から、ほってあるビートニックは、
ニューロマンサーなんか目じゃ無いよ、いや本当に。
J.P.ホーガン「内なる宇宙」
あの「星を継ぐもの」3部作の続編だって言うから
ハードカバーの時に上下セットで買っちゃったよ(泣
最近文庫版もあるけど手に取る勇気はもう無い。
前に挙げていた人がいたけど、
ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」はだめだった。
時間がないとか、気が進まないとかじゃなく、
本当にこれ以上むりと思ったのはあれぐらいかも。
354 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/03 23:53:06
俺はディックが全然だめぽ。
「ユービック」とか何冊か読んだけど、粗筋も覚えてない。
ハインラインも「月は無慈悲な夜の女王」までだな。
竜の卵
つまんないというのか背景説明が冗長すぎるっていうのかわからんですが
自分は全然読み進めないッス〜〜
ハードサイエンス系SFは、背景説明以外読む必要なし!
例:造物主の掟(ホーガン)
357 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/04 04:20:12
「逆転世界」 クリストファー・プリースト著
評価が結構いい様だが、SFである必要性が無い、最後のねたも何だかなあ。
リストラされる建築関係の人の日常を読まされてる様でキツイ。
父のすすめで→
3kの会社に入社→現場をこなして結婚→営業→お得意さんのヤクザとの関係で外国出張
→現地のマフィアがらみの女と浮気→現地でのトラブルがら帰国→離婚→株に興味を持つ
→自分のいる会社が危うい事に気がつく→案の定、新しい取引先に会社買収されリストラ
→世界が悪いんだ現実を信じた俺が馬鹿だった!!→SFへ逃避w→完→現実と戦え!って
お前に言われたく無い。
358 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/04 07:49:12
>>356 最期まで読んだ。まあ面白かったが、
テレビ教祖みたいな登場人物が
途中で善玉になっていくのが納得いかん。
「ハードSF」が売りの作家って悪人を書けない傾向があるな。
その移動都市の描写期待して読んだのに、何だこりゃ(357)だったのです(サミュエル・ディレニー崩れみたいな)
鋼鉄都市&裸の太陽の方がよっぽど都市描写がよい。または、ギルスン第二3部作のスキニーの部屋的に濃厚なのがよい。
肝心の移動都市の描写が弱い(技術も現代でも出来そうだしバイオスフュア的隔離空間ですらない)
結論 中途半端でSFとしてもどうかと思う、読まない方が良かった。
すまん第二ギブスン3部作
スキナーだったな
>>354 わかる、その気もち。
でも、紙一重で結構読める本もあるのがディックの罠。
「死の迷路」「虚空の眼」は行けるんじゃないかな?面白く感じるかどうかはさておき。
ヴァリス
もう家の中に10年くらい前から放置してあります
読みにくいんだもん
>>364 おれは354じゃないけど虚空はめちゃおもしろかった。
そんでタイムスリップに手を出したら撃沈。
ディック短編はキレがあっておもしろいのに・・・
368 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/06 02:02:29
>>353 禿同!
「たんぽぽのお酒」 がなんで評価が高いのか理解に苦しむ。
もう、かったるくて、かったるくて、かったるくて。
いつまで読み進めてもおしまいが来ないのではないかと・・・
本当に苦痛だった。
ハードSFが売りの人が悪人が描けない、ってのは確かにそう思う。
っていうか、悪人云々以前に、人間と言うか、ドラマを描くのが苦手っぽい。
ハル・クレメントなんか典型だと思う。クレメント自体は大好きだけど、
キャラに関していえば、ほかの星の生物、って感じのまったくしない感性、思考回路だし。
ただ、SFだと人間が描けない(描かない)ってのは、冗長な人間ドラマを読みたくない
って人も自分の周りには少なからず居るから必ずしもマイナス評価にはならないみたい
だけど、ガイシュツの「宇宙のランデブー」なんかは御大が人間ドラマを描くのがヘタ、
みたいな評価をどこかでされて、発奮してドラマの描けそうな人間と組んで、みごとに
コケちゃったのかな、みたいな印象を受けるよ。
あ、二冊目以降の話ね。一冊目は結構好き。
>>361 極めて独創的な読み方で、面白い。
世間的には少数派の読み方だと思うが
AGE
俺は宇宙もの大好きだが、「たった〜」はダメだった
375 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/11 00:38:32
「結晶世界」 J・G・バラード
死ぬほど退屈・・・
バラード世界で興奮するわけがない
>>375 スターリングが誉めてたので、読もうか迷ってたが出だし放置して5年 ОГΖ orz 。c . ※
読書感想文、提出ヨロ!
>>371 一般的にはそうですが、初期ティプトリー派はダメな方がフツーかと。
特に2話目読みヅラー。
『愛はさだめ〜』はおもしろく読めたんだけどねえ。
バラードの長編は確かに読みづらいが、短編は好きだな。
ヴァーミリオン・サンズの連作とか、イメージが豊かでいい。
退屈で膿み爛れた世界にズブズブと沈んで行くような感覚がバラード最大の魅力。
なので、はまると抜け出せないが、世界に入れない人には合わんだろう。
でも短編は面白いぞ。長編で例外は『クラッシュ』かな。
俺はクラーク御大がどうも駄目だ。
どうも話の中に入っていけない感じになる。
漏れもバラード駄目だあ。何冊も持ってるくせに、ちゃんと読めたの
ハイ・ライズとヴァーミリオンだけだった。(この2冊は面白かった)
クラッシュも読んでみよう。
御大も駄目だなあ。登場人物のキャラクター造形が殺風景で
なんか人物に感情移入したり入れ込んだりできないんだよな。
逆に、登場人物は単なる狂言回しとして割り切って、異星のテクノロジー自体を
主人公にしちゃった宇宙のランデヴーは楽しんで読めたな。
383 :
380:05/02/14 21:35:04
>>381>>382 御大は近年とみにずぶずぶだけど、昔の長編は結構好き。
「幼年期の終わり」とか「都市と星」とか。
まあ、今読んだら古臭いんだろうけど。
ちなみに、俺のオールタイム短編ベスト1は、今も「太陽系最後の日」な。
ハインラインの長編は最後まで読み通したことがない。
「夏への扉」は2ページ以上読めない。どうも生理的に合わないみたい。
3ページ目から読んでみたらどうだろうか?
386 :
380:05/02/16 01:34:39
>>384 そうかなあ。
「人形つかい」とか「月は無慈悲な・・・」とか、すごく面白かったけど。
『人形つかい』奇遇にも今読んでるんだが、すげえ面白くて怖い、
でも『宇宙の戦士』とか読んだ後で読むとハインラインって
もともと暴力万歳主義者だったことが分かって面白い。
『月は無慈悲……』も立場こそ違え自分の利益のために
手段を選ばず犯罪やりまくりって点では全く同じだし。
ちなみに、漏れは『月は無慈悲……』がダメでした。
全編、蜿蜒と謀略の描写ばかりで、自分立場の正当性に
何らの悩みもしない主人公たちの自分本位な考え方に
ついてゆけず途中で3年放置。
ちゃんと理屈で説明がある分『宇宙の戦士』は
「ああそういう考え方なのね」と納得できて、普通に面白く
読めたんだけど。
あと、途中でやめたわけじゃないけど『ダブルスター』は
ひたすらつまらんかった。
よくこんなレベルでヒューゴー賞とったなと。
そもそもバラードの長編って、物語性の概念がほとんど存在しないから、
あの悪夢的イメージが楽しめなければ、屑同然でしょ。
オールディスですら『十億年の宴』で、バラードの長編は出来が悪いって
言い切ってるのが面白かった。
文体がバラードでプロットが『人形つかい』だったら
オールタイムベスト級の名作なんだがW
たぶん設定に燃えて読むも3ページ目で挫折する
>>387 規律ある民兵は国家の安全のために必要であるから、人民が武装する権利は侵されてはならない、でつよ。
ハインラインは共和党右派で全米ライフル協会じゃね?
ハイペリオン
世界観を細かく書いてるだけで、全然話が進んでない印象。
原住民の教会みたいなところで挫折。
395 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/16 23:46:02
>>394 信じられねえ。
ネタじゃないよね・・・
ハインラインはバリバリの軍国親父で有名。
つーよりただのカウボーイだろ。
ハインラインってヒューマンドラマばっかでつまらなそうなイメージがある。
どっかの軍アカデミーで教官がどなってそうな暑苦しい感じ。
>>394 オレなんか、アンソロジーに入ってたハイペリオン世界の短編で挫折…。
図書館で見かけたんだが中学生くらいの奴が読んでた。<ハイペリオン
>>399 ひょっとして「ヘリックスの孤児」か?
「エンディミオンの覚醒」を読んで無いと、なんの意味もない作品じゃないか。
そりゃ、挫折もするさ。
>>400 中学生が読んでも面白いだろ。多分。
俺が中学生の頃には筒井にはまっていたが。
>>402 いやー大佐の物語とか中学生にはどうかな、とおもってさw
ディックの長編は『暗闇のスキャナー』が一番面白かった
ディックは短編と長編でちがうからな。
俺もハイペリオンは全然乗れなかったなぁ。
没落以降はサクサク進んだけど。
正直ハイペリオンダメなのはこの板で俺だけかなとか思ってたので一安心
火星の虹
どこがどう、というのではなくただただ詰まらない。
91年の作品とのことだが、ニューウェーブ前としか思えないストーリーテリング。
ダン・シモンズ全般がダメ。
「カーリーの歌」、「殺戮のチェスゲーム」、「夜の子どもたち」
と、ホラー畑でまんべんなく挫折したので、
評判の高いハイペリオン・シリーズも食指が動かない。
既挫折本についていえば、ストーリー梗概に比して話が長すぎる。
水増しとは云わないが、描写の手厚さに辟易。
いま、ニーヴン&パーネルの『忠誠の誓い』が
かなりヤバいです。細かいどうでもいい描写が多過ぎて。
既にストーリーや人物がさっぱりわからなくなっている。
ベストセラー小説のスタイルを真似たらしいが、
こんなのがどうしてベストセラーになりうるのか、
理解も共感も出来ない。世の中には超自然的な出来事が
沢山あるのだなと実感しました。
>細かいどうでもいい描写が多過ぎて
愛読者として言うが、悪いこた言わん、もうやめとけ。
トリビアな未来描写を楽しむ作品だよ、あれ。
「重力への挑戦」(新訳)が読みづらいんですが……
と書いたらオールドファンの人に怒られますか?
何ヶ月か前に読んだけど、読点が異様に多かったな。
それさえ除けば、訳は普通だと思った。俺は。
マルドゥックスクランブルも異常に読点多かった気がする。
読むのやめたのは単純につまらなかったからだけど。
414 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/02/25 07:53:08
レムの「浴槽で発見された手紙」しんどかった。
それでも頑張って2/3位は読んだかな。
レムなら「完全な真空」が辛かったな
聞いた事ないようなマイナーな本の書評ばっかりで
もっとメジャーな本について書いて欲しかった
まぁレム自体がマイナーなんだが
そんな餌で…
>415
ハハハこやつめ
スロー・リバーは無理でした
>>415 しかたないよ、書評対象自体がつまらない本ばかりだし。
あの中の「ギガメッシュ」なんか、士郎正宗かエヴァ厨が書いた本みたいで、半分も読めなかったもの。
「ギガメッシュ」は俺にとって、初めてブクオフに売り飛ばした本になりました。
Amazonでのギガメッシュのレビューな
レビュアー: 露羽 (プロフィールを見る) 東京都 Japan
活字に飢えていた私が、書店で思わず衝動買いをした作品です。
中をチェックすることをせず、背表紙の内容説明だけを見て思わず衝動買いをしました。が、前作を全く知らずに読んでしまったので、割と軽いSF作品を好む私には説明や出てくる専門用語が少し難しく、メカ(?)も手が込んでいて気軽に読むには難しく感じました。
その為、この作品一冊を読み切り、前作を敢えて読むことをしませんでした。
レビュアー: kujikura (プロフィールを見る) 神奈川
シリーズをひととおり読んだのですが、未来世界観やその世界を形作る環境の論理的な説明は上手いと思います。ただ、小説を書き慣れていない感が強く、ストーリーの進め方、キャラクターの表現などにやや難があると思います。
富○見ファンタジアとかならこれでもよいのかもしれないですが、往年のSFファンには物足りないカンジがします。この方はもっといろいろなジャンルを書かれると洗練されてくるのではないでしょうか
…あと…挿し絵はもうちょっとなんとかならなかったんでしょうか…
レビュアー: lemonerika (プロフィールを見る) 愛知県 Japan
「ドラえもん」のような、美少女戦闘ロボットが、大活躍するお話です。アクションシーン満載で、スカッとします。
その他は、普通。人類とは、生命とは、意識とは?等のテーマについても、語られてますが、ま、そうびっくりするものでは、なかったです。
全体的に、アニメの「エバンゲリオン」ぽい所が、鼻に付きました。
また、「小説」である良さが、少なかった気がします。アニメでも良かった。
謎のすべてが解決されてはいないし、続編に期待です。
ま、つまりは地雷ってことさ>ギガメッシュ
うわっ、ギガメッシュの作者は※だったのかw
レムも大変だな
レムの書評を読んでいきなり深い眠りに・・・これがホントのレム睡眠 ナンチテ (゚∀゚≡゚∀゚)
じゃあレム読まないで寝たらノンレム睡眠か
おめでてーな
425 :
吾輩は名無しである:05/03/09 12:46:50
r
貴様らってやつは……
427 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/09 19:57:25
つまらないので途中で読むのを止めちゃったSF:
アルフレッド・ベスター 全作品!!!
本当は才能の無い 「裸の王様」 じゃないのか!?
428 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/09 19:58:17
それはおまえだ
>>427 ベスターの良さがわからないお前に問題がある
>427
「虎よ、虎よ!」は最高に面白かったぞ。
ベスターを「詰まらない」と思うのは勝手だが、個人的にはあの人の本を読み始めて途中で止められるってのが信じがたい。
ノンストップで読み通させる力は、作風は違うがクラークと並ぶSF界随一のものだと思うだけに。
ベスターねえ・・・
「分解された男」読んで、その後1冊も読んでない。
つまんなかった。
ベスターは読み手を選ぶかもしれないな。
知人に「分解された男」を貸したら、
2ページ目の「顔のない男」が何のことか解らないといって
投げ出していた。
2ページで挫折か!
一行目で挫折なんてのもあるだろう。
フィネガンズ・ウェイクの事かー!!
いやリア鬼だ!!
>433
ちょっと笑った
その理由だと、読書自体が向かないんじゃないか?
>>433 その知人、体毛がやけに多くなかったか?
首輪とか付けてなかったよな? よく確認しる!
分解された男は正直言うと面白くなかった
虎虎は何故か読むのやめちゃったな、面白いけど
ジョウントの解説んとこ、すごい面白かったけど
近々読もう
トラトラは放射線博士と発端のコロニーしか覚えてない。
河出からでた短編集は面白かったけど。
ベスタースレって無いのかな
虎虎は科学的描写がなんかいい加減なんだよな。
酔っ払って描いたのかという感じ。
虎虎はオリヴィア・プレスタインがミサイルの降る空を眺めるシーンだけで
十分元は取ったと思ったが。
ベスターは、コンピュータ・コネクションが一番好きだったなあ。
虎よ!虎よ!は、かなり無茶なところがあるが、
怒濤の展開に押し切られてしまう。
でも読みながら頭の隅で醒めてる感じ。
>>436 あぁ、そういえばリア鬼も広義のSFにゃなるか。近未来ものだし。
だとしたら殆どダントツの出来だなぁ。や、私は最後まで読んだけどさ。
>>445 ちゃんと文芸社版で読んだ? よく読めたなあ(俺冒頭とオチだけだ)
文庫版は改善されてるんでただの無価値な糞小説なんだよな
447 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/13 10:03:32
怖いがあえて言おう。
「グインサーガ」シリーズと、
「宇宙の皇子」(うつのみこ)漢字が不安・・
2冊とも、1巻で挫折・・
449 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/13 14:15:17
「グインサーガ」全部読んでる人いるのかなあ。
ケイロニアでの宮廷陰謀劇みたいな話のところで
挫折した。
>>449 最初に SFM に連載されてた頃からの付き合いなんで、
惰性で全部読んでるけどね。
>>446 勿論文芸社版を定価で買ったクチ。そうか、文庫じゃ修正されてるのか……
文芸社ってたま出版の事だっけ?
453 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/16 00:09:45
「グインサーガ」、1巻目の冒頭で読むのやめた俺は勝ち組。
まるペは20巻も読んでしまったが・・・今じゃトラウマだす。
リア鬼をSFと言っている者に永遠の幸あれ
455 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/18 01:11:28
らせん以降のリングシリーズ、らせんで既に何かの罰を与えられているのかと思ったよ
456 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/19 06:09:30
「巨乳女教師童貞狩り」を途中までしか見てないのに
ビデオ屋に返した。
457 :
名無しは無慈悲な夜の女王:05/03/19 12:14:06
>>455 禿同
あれは酷いな
読むのに費やした時間を返せと小一時間(ry
途中でやめたけどさw
>>455 「リング」だけは傑作だと思う、あそこで作者の能力が尽きたと思われ
====危険====
現在このスレは「一作目は傑作。続編は糞」と言いたい病発症中。
感染の危険アリ。
安易に続編を否定したくなった人はすぐ病院か保険所へ。
>>459 まぁまぁ面白かったけど傑作ってほどではないなぁ
ってかあれってSFでつか?
オカルトかホラーじゃないかな
一応指摘しておくが、「SF・ファンタジー・ホラー」板だぞここ。
スレタイ嫁
リングシリーズは最後の最後でSFになる。
個人的には、あんなしょっぱい言い訳のためにSFにして欲しくなかった・・・_| ̄|○
ではスレタイに倣ったもので
「スキズマトリックス」がダメだった。
冒頭のシーンは非常に格好いいんで読み始めるんだが挫折。
もう一度挑戦しようと思うけど挫折。
何度も挫折。
冒頭ばっかり読んでるよ……
>>465 俺も。
ところで幻魔シリーズを最後まで(今まで?)読んだ人いる?俺は「新幻魔」で挫折。
467 :
466:2005/03/23(水) 23:24:13
すいません。間違えました。「真幻魔」まで読んでます。ほんとです。
ハイペリオン >
牧師さんが話し始めるところまでたどり着いたのだけど、
その先に進む気になれない。
逝ってよし?
タイムパトロール >
シリーズだよねこれ?
どれか1つ買って、50ページくらい呼んだところで、
舞台やらガジェットやらが理解できず、B-OFF行き。
牧師と軍人の話は飛ばして読んでも問題ないと思う。
おお、そうですか。
ありがとうございます。
牧師はオチだけ読めばいいかと。
軍人は飛ばしてもいいかも。
むしろ学者こそストーリーに関係ないような
詩人だけで十分。ギブスン読んでないなら探偵も楽しめるかも試練
ストーリーに関係ないのは領事の話で、他は読んでないと困るだろう。
続編を読む気があったらの話だが。
続編なんて読まないというなら、冒頭をちょこっと読んでみて
自分の好みに合そうなやつだけよめばいい。
ちなみに学者の話は、幼女萌えの資質がほんのちょっとでも
あるヤツなら読んで損はない。
>ストーリーに関係ないのは領事の話で
ヲイヲイ
475 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/03/29(火) 00:09:07
ハイペリオン、体質に合わないんだったらムリしない方がイイよ。
我慢したままエンデュミオンの覚醒まで読んだら氏んじゃうよ。
あの展開は死ねる。
「創世記機械」がだめ。
疑似科学を物語のスパイスとして加えるのがホーガン流だろうけど
あれはスパイス効きすぎ。
物語が疑似科学のスパイスなんだよ。
479 :
468:2005/03/30(水) 23:51:38
>469-476
みんな、ありがとう。無理せずいけそうなところをいってみます。
幻魔大戦・・・名作だったよ!(3巻までは)
継ぐのは誰か?
首都消失
果てしなき流れの果てに
さよならジュピター
小松左京のまとめ借りしたけど、全部途中で投げちった。
なんか今読むと古臭い。
SF作品はしょうがない。
だからこそ今現在SFを書きつづけてる人たちを尊敬する。
>>481 むしろ途中でやめられるのがすごい。
自分は遅い小松ファンなんで、わりと最近読んだけど
「果てしなき〜」なんてやめられなかったよ。
484 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/04(月) 23:21:21
「ハイペリオン」シリーズとか「果てしなき流れの果てに」を読むのやめるなんて信じられん。
俺、どっちも5回以上読んでる。
「果てしなき・・・」は老人の帰郷で、「ハイペリオン」は「オズの魔法使い」で、毎度涙が止まらん。
まあ、人それぞれかな。
ハイペリオンは面白かったけど没落は死ぬほどつまらんかった。
もっと短くかけるのを無理に引き延ばしてる感じ。
予想通りの結末で金返せと思った。
ホラー長編群の冗長な酷さを考えても、作者のお里が知れたと思い、
エンディミオンのほうは読まないことに決定。
486 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/05(火) 23:03:22
ほんと、人それぞれだなあ。
「ハイペリオン」は4部ともすげー面白かったけど、ディックの長編はたいてい死ぬほど退屈。
つーか、独り善がりもいい加減にせいつー感じだな。
それを大傑作というヤシもいるから世の中広い罠。
まあ、読んだその日の気分による部分も大きいだろう。
テストで100点とって帰った日に読むのと、父親がリストラされたことを聞かされた日に
読むのとでは、面白いと感じる度合いが全然違うだろうからな。
たしかにディックは、父親がリストラされたことを
聞かされた日に 読んだほうがおもしろそうだ
489 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/06(水) 02:45:36
「グイン・サーガ」ただいま33巻です。
イシュトヴァーンがメインの所です。
作者のグダグダくだらない説明等を一気に
飛ばして読めば、結構簡単にサクサク読めます。
このまま最後まで読めそうです♪
闇の左手は一度読むのやめてもう一回最初から読んだなあ。
現在完全に停止してるのは、ハイペリオン。軍人の話の途中なんだけど……。
没落から面白くなるんだろうか。
あと、ティプトリーは邦訳のせいかなんだか知らないけど、ときおりかなり辛い。
愛はさだめ……の一話目とか勘弁してほしい。
面白いから読んじゃうけどね。
ティプトリーは基本的にひどい作家だと思う
血も涙もないような奴だ いやあるからこそ書けるんだろうけどね
492 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/08(金) 01:47:27
「スタータイド〜」「地球の長い午後」がだめだった、、、
しゃべるイルカとかキノコとかでると冷めちゃう
あと、基本的にクラーク大好きなんだが「遥かなる地球の歌」は2度挫折
「果てしなき流れの果てに」
第一部は面白かった、
が、第二部に入り宇宙人の地球人SEX鑑賞とアダムスキー型円盤に萎えて即読了。
突っ込みどころが酷かな?勿体無い?
494 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/04/08(金) 09:18:10
ヴァンパイヤー戦争
無駄に多いSEX描写とドキュソな主人公がいやになって一巻で終了。
「フリーダムス・ランディング」シリーズ
マキャフリーは大抵読んだけど、これは何かついていけなかった。
元ネタが短編集のほうに入ってて新鮮味が薄かったってのもあるけど。
俺は「歌う船」が駄目だったのでそれ以来マキャフリーは全回避。
手当たり次第に濫読してた時期に作者名とか気にせずに読んで
「女が書くようなストーリーだな・・・ってアンだよ!女だよ!」と思った
SF作家=男の認識しかなかった当時の俺。
そういやル・グインもだめだったな。
ゲド戦記は読んだけど「世界の合言葉は森」とか積ん読。
>>496 ジェイムズ・ティプトリー・Jrを勧めてみるテスト。
平井和正は基本的に、「美人が893に虐められる話」と認識
>>494 禿同
あれほどのDQNは久々だったな
むしろまだこんなの書くアフォが居るのかと感動を覚えた
しかし表紙絵で買った漏れが一番のドキュソ or2
THAT´S OHRAI!!
ていうかなんだあの下手糞なアニメ絵>吸血鬼大戦争
キャプテンフューチャー。
あのレトロっぷりについていけなかった…。
SFって言っていいか微妙だが 川端裕人「夏のロケット」
初めの各登場人物の設定で脱落した、都合良すぎるし「こんな奴いねーよ」ってのばっかり。
それなりに評価は良い作品だから、そこさえ我慢出来たら面白いんだろうか…
俺、買っちゃった以上は意地でも読むのでやめたことはないけど、ソムトウ・スチャリクトルの
「スターシップと俳句」は辛かった。 フューチャーとローダンはどうもゴッチャになってしまう。
最高だったけどなぁ俳句。欧米人作家と違って意図的に狂った日本を描いてたし
ジョージ・R・R・マーティン(ローマ字入力泣かせの名前だな、こりゃ)
「タフの方舟」シリーズが尾も白かったので、「氷と炎の歌」シリーズもやっつけようか
と思ってます。氷と〜のシリーズは市内の3軒の図書館に皆入ってるので借りやすいです。
方舟シリーズは2冊ともリクエストを書いて図書館に置いて貰いたい、イイ作品です。
氷と〜のほう、どなたか読んだ人はいらっしゃいますか?なんか長そうなので、食いついた
ものかどうか迷ってます。
509 :
508:2005/06/16(木) 18:16:24
「氷と炎の歌」シリーズ一巻目から読み始めました。食いついた以上意地でも読了する覚悟
ですので、nextご報告はたぶん半年後くらいになろうかと・・・お騒がせしました。
スレタイの通りにならないといいね。
報告してくれ。
笑んだーのゲーム
仮性の虹
後者は誰の? 火星のタイムスリップなら読んだけどつまらなかった。
>>511 エンダーはキツかった。登場人物の年齢が妙に気になって
どうも入っていけなかったなー
あれは年代を追って読んで行かないと。でも後のほうはウラシマ効果でどんどん時間が伸びちゃう
「エンダー以後」の天才ガキどもシリーズのほうが面白かったよ。チビのビーンの話。
エンダーがアンドルーの幼児語というのが原題でかけことばになっているのだよね?
それに気が付かないで読んだ人は居ませんか? 俺は違うけど。
>>512 火星の虹はフォワード。
ちょっと現代アメリカ情勢を反映させ過ぎな気もするが、
「ああ、この人もちゃんと小説書けるようになったのね」って
感心しつつ読んだな。
え〜〜? あの竜の卵の? なら読んでみようかな。
氷と炎の歌シリーズ1巻目の上下まで読み終わりました。往復4時間の出張が頻発したので
以外とはかどりました。自分は基本的にファンタジー系はだめだというのが判りました。
でも、登場人物の中にご贔屓と嫌いな奴が出てきて、あとがきを見たらそのとおりのことが
書いてあったのには笑えました。2巻目の上下も借りてきたので、また電車の中で読みます。
エンダーはなんつーか読んでいる最中は酷い駄作だ!って
思ってたんだけど読み終わってからしばらくすると
もしかするとこれは傑作かも…って思えるようになったぞ
真幻魔大戦
いゃ、全然終わらなかったんだもの(当時)。
521 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/30(火) 09:44:16
終わったの?
522 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/31(水) 04:15:56
「ハイペリオン」、「〜没落」
つまらなくないし、最後まで読んだけど、残り二作はもういいや、と思った。作者のあざとさが強烈に感じられて、読むに耐えない。
>>522 分かるよ。一応全部読んだけどエンディミオン以降はここ数十年で初めて買わないで
図書館で読んだ
>>493 亀だが。
ものすごく勿体無い。いますぐ読め。
525 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/01(木) 21:11:41
ハイペリオン。上巻で挫折。
面白くもないし、SFでもないと思った。下巻で面白くなりますか?
多分上巻読んで「合わない」と感じたなら下巻読んでも無駄
>>526 そうですかorz
上で散々出てきたニューロマンサーとかは全然平気なんですが、なんでだろう。
いっそ、「没落」先に読んでみては?
いっそ「覚醒」から逆順に読むとある意味、物語の流れに乗っているような希ガス
>>529 うんうん、覚醒の陳腐な設定に耐えられればそれ以前も大丈夫だよね
ダン・シモンズはホラーでもSFでも
なんかつまらないんだよな。
作品のヴォリュームが空疎に感じられてしまう。
なぜあんな話を幾つも書くことができるのか不思議だ。
あれを書き上げるなんてある種の拷問に思える。
読み進むのさえ苦痛なのに。
532 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/13(火) 04:09:18
シモンズに限らず、長くすること自体が目的化してる作家がいるような気はする。どうだ、俺が書けばこんなに長くても面白いだろ?的な。だから書く側に苦痛、って意識はないと思う。
そこも含めて自意識過剰に感じられるんだなぁ。実際、長くなったから面白さも二倍、ってことないしね。
SF小説で最後まで読み通せた作品など一つも無い・・・
紙とインクの無駄としか言いようが無いゴミばかりだ・・・
合わないんだろうな。君とは。
とりあえず“萌え〜”な小娘が出てくるラノベでも読んでみたらどうだ?
>>533 SFの99%は糞だが
君が普段有難がってるあらゆるものも99%は糞だ。
↑ここしばらくの間で見た、一番糞な書き込み
自ら上回ってどうする
>>536 君、ほんとにSF板住人?
ラウンジとかVIPとかの住人だよね、きっと。
540 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/25(日) 01:14:05
「異星から来た妖精」一応、FT文庫
ル・グィンの劣化コピーみたいな設定、物語とメリハリのない文章、しかもその翻訳がですます調、と、いくら原作が児童向けとはいえ、甘過ぎ。止めるのは悔しいから、さっさと読むか。埋もれた傑作かと思ったんだけどなー。
541 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/25(日) 02:15:12
>>531 あたしも 談しもんず は、わけわからん。
まだ早いということだね。
いずれは理解できるヤツになれるだろうか・・・20年はかかるな・・・
上にもあったけど、「地球の長い午後」は駄目だった。
もっと、こうあっと驚く生態系が展開するのかと思いきや、
「これだったらジャングル黒べえの方がおもしれえよ」
って感じだった。
エンダーは「ゲーム」と「代弁者」はかなり面白かったけど、
「ジェノサイド」は挫折。
こわくてその後出た外伝系のは読めないでいる。
オレ「地球の長い午後」は中学生のときイッキに読んだよ。
まだスレてなかったせいかw
>540
その本は、かつて自分をファンタジイ風味SF嫌いにした超駄作だ。
読んでいて気持ちが悪くてしようがなかったのを思い出した。
その後「新しい太陽の書」を再読して気をとりなおしたが。
545 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/26(月) 01:24:18
>>542 >ジャングル黒べえの方がおもしれえよ
うまい!笑った・・・
夏への扉
タイトル忘れたけどエンダーのゲームの続編。
宗教的な辛気くささに耐えられなくて挫折しますた。
548 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/09/26(月) 10:59:39
>>268 あれって誘拐される場面とかで裏事情ありげな描写があるから、てっきり最後のほうで
巨大な陰謀と真犯人が明らかになるものと思ってワクワクしながら読み進めたんだけど、
結局何も起こらなくて拍子抜けした覚えがある。
でもつまらなくはなかったよ。
>>544 おぉ!?読んだ人いたんだ?
それなら読む前、いや買う前に教えてほしかったなぁ。
>>547 カードに宗教的な辛気くささで文句をいわれてもなあ。
551 :
538:2005/09/28(水) 13:30:00
>>539 全然違うね。
つか君が
>>536なことだけははっきりわかるよ。
SF板見てるのにスタージョンの法則もしらないで
糞な書き込みだと言っちゃう人間なんてそうそう居ないからねw
>>551 あるいは,数字が間違いで"99"%だったのに過敏に反応したんではあるまいか.
どちらにせよ過疎スレには蟲が湧く
人が多いスレは厨が大量にわくけどな。
スタージョンの法則は、非SF読み(元ネタがスタージョンの発言だと知らない人)には
99%と誤伝播してる場合が多いな。
エデン 意味がわからなかった
ファンデーションとかいうやつ。
すいません。
アシモフのファウンデーション・シリーズだね。
今、続編を一万円分位買ってガシガシ読んでるよ。
559 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/07(月) 00:20:30
ファウンデーションは俺もだめだった
「ハイペリオンの没落」
とにかく長すぎ。
この半分なら相当面白い気もするが、こんなに長いと段々シュライクとかどうでもよ
くなってくる。
そもそも前作自体、最初の神父の話以降段々エピソードのクオリティが下がっていく
気がしてイマイチだったしなあ……。
あんまり国産の題名は挙がらないね。
日本人が書いてるからか、なんだかな……と思ってても読みやすくて一応最後まで
読めるから?>国産
いや、最初から手を出さないから「途中」にならないのかも
しれない。
そもそも現在日本に「SF作家」がどれほどいるのかと
ほとんどがライトノベル、ミステリー、ホラー、一般が本業じゃないか
イタロ・カルヴィーノのレ・コスミコミケと見えない都市
いや、つまらないわけじゃないんだ。
ただ、カルヴィーノじいさんの奔放なホラ吹きに
一緒になってはしゃぐことが出来ないというか。
自分がつまらない大人になってしまったような気がする…
566 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/20(日) 00:59:34
マルドゥック・スクランブル
世界設定?みたいのが全然つかめない上にキャラクターが人工的すぎる気がして、評判の
カジノシーンまで辿り着けなかった。
とりあえず、主人公は少女じゃなくて30女とかでも良かったと思う。
>30女
それじゃあラノベにならんだろ
569 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/25(金) 19:21:16
クリプトノミコン。
なんか面白いかどうか以前に全然意味が判らなかった…
ついでに「たったひとつの冴えたやり方」も泣けないどころか
イマイチおもしろさがワカランかった。
余談:
イーガンの「宇宙消失」も買ったもののわけわかめで放置だった
ので、このスレに書き込もうと手に取ってみたら今は結構面白くて
読んでいる。趣味って変わるのかも。
570 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/25(金) 22:50:51
スフィア−球体−
クライトンとは思えない駄作.ホント,何度も読むの止めそうになった.
あ,結局最後までなとか読んだわ.スレ違いスマソ.
私の最も嫌いなことは、失望させられることだ…。
わかるな?
「夏への扉」。
振られてスネたおっさんがウダウダする話。無理。
近年再挑戦してみて分かった事は
放置した十年前の私が勝ち組
ロリ小説を読破してしまった私が負け組
574 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/11/30(水) 23:24:52
フられてスネた、ってわけじゃないと思ったが。
つ「愚印サーが」
576 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/21(水) 22:37:19
「人間以上」 シオドア・スタージョン
J・G・バラードの「○○世界」シリーズを読んでいるかと思うくらい
かったるくて、わけがわからなくて、・・・あぁ〜疲れた。
スタージョンの他の作品はだいたい好きなんだけど。
共感覚の人が沖縄でオカルトっぽいだらだらした話
タイトルも忘れた。
ニューロマンサー今読んでるけど、わけわかんなくて面白くない。もう止めようかな。
脱線して「銀河ヒッチハイク・ガイド」を購入したら、面白くて面白くて、1日で読み終わった。
小説なんて娯楽なんだから、面白くないものを無理に読む必要なんて無いよな。
おもしろくって、寝るのがもったいなくなるくらいの本だけ読みたい。
「銀河〜」よんでてつくづくそう思った。
ニューロマンサーは自分も初めて読んだときは、何がなんだかよくわからなかったけど
もう一度読み直したらムチャクチャ面白かった。
実はストーリーはシンプルな一本道で、最後の結末に至る為に必要なものを
ひとつずつそろえて行くことで進んで行く。初めは全体的にごちゃごちゃした
描写だと感じたけど、それは慣れの問題で二度目は気にならなかった。
なんで、無理にとは言わないけど気が向いたら読み直してみて欲しいな。
>ニューロマンサー
「読んだけどつまんないね」と言うためだけに無理矢理読んだ。
正直よくわからん。
フランク・ハーバート「鞭打たれる星」
つらかった・・・。一ヶ月置いてから結局読み終えたんだけど。
582までのスレを勝手に集計。
読みにくかった、つまらなかったもしくは挫折した本。
肯定か否定か分からない発言、タイトルがよく分からない発言は未集計。
表記の揺れや、重複発言もあるので信頼性は低いが、何らかの傾向をつかむことはできるかも。「ベスター作品全部」といった発言や、聖書は除いた。(有効票数229)
(3票以上)
9ニューロマンサー
8ハイペリオン
6マルドゥック・スクランブル
6闇の左手
4ヴァリス
4ペリー・ローダン
4流れよわが涙、と警官はいった
3たんぽぽのお酒
3ユービック
3愛はさだめ、さだめは死
3夏への扉
3結晶世界
3虎よ!虎よ!
3所有せざる人々
3真幻魔大戦
(2票以上)
2アンドロイド電気羊
2グインサーガ
2スロー・リバー
2ソラリス
2たったひとつのさえたやり方
2パーンの竜騎士の1巻
2パパの原発
2ファウンデーション・シリーズ
2ファウンデーションの新シリーズ
2リングシリーズ
2リングワールド
2レベル7
2悪徳なんかこわくない
2果てしなき流れの果てに
2歌う船
2火星の虹
2月は無慈悲な夜の女王
2人間以上
2垂直世界の戦士
2太陽の世界
2地球の長い午後
2天使墜落
2分解された男
2木星強奪
1票以上は多すぎて2chに跳ねられたので割愛
結構いい加減なので、つっこみ無用。
正月に読んでやろうと、図書館から「ソラリス」借りてきたんだが、集計したら2票入ってたよ。
読むべきでしょうか?
知るか馬鹿
589 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 00:57:44
「神狩り」だな。前評判とは裏腹に退屈すぎて・・・・
オチだけ読んでみたら、なんだかハァ?としか思えず・・・捨てた。
ニューロマンサー1位かよorz。
まあ20年前ならみんな誤解してもしょうがないけど、いまなら簡単なはずなのに。
あれは萌えロボっ子のウィンターミュートちゃんとヲタク少年ボビイのギャルゲLOVEなのさ。
それさえ分かってればこの板的には全然問題ないはずなのに。みんな騙されてるんだよ書評に。
591 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 07:26:51
そこまで還元すればどの本も一緒だわ。
>>583の上位見るとこんな傾向が
○文体のクセが強すぎて読書という行為が成立せず
ニューロマンサー9、マルドゥックスクランブル6、闇の左手6
○速すぎる展開、不思議すぎる展開についてゆけない
ニューロマンサー9、ヴァリス4、流れよわが涙と警官は言った4、ユービック3、虎よ虎よ3
○地味すぎる展開、何も起こらない展開に飽きてしまう
闇の左手6、所有せざる人々3、結晶世界3
○設定、ストーリー、構成、作者のスタンスに嫌悪感
ハイペリオン8、マルドゥック6、夏への扉3
ローダンは分類不能 あと自分が読んでないのは分類を控えた
ニューロマンサー黒丸訳程度のとんがった文章はいくらでもある。
真の問題は説明もなしに切り替わる舞台とブンブン飛びまわる人物たちの動きだ。
だからアレを布教したいなら「読んだけどわからな〜い」な人向けに
・ストーリーの流れをわかりやすく表示
・登場人物それぞれの立場と思考と行動を整理
してやるのがいいんじゃない?
594 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 10:32:07
>>592 >○地味すぎる展開、何も起こらない展開に飽きてしまう
> 闇の左手6、所有せざる人々3、結晶世界3
私にはこの種類が 「つまらない作品」 の筆頭です。
特に、「結晶世界」、「燃える世界」、「沈んだ世界」 が退屈で退屈で・・・
J・G・バラード作品がイヤになるとともに、ストーリーを構成する能力が
無くても世界的に著名な作家になれることに唖然とさせられました。
>>590ですがここは布教スレじゃないのをつい失礼しました。
んじゃ読んじゃったけどつまらなかったやつ。
「女王天使」
「レッド・マーズ」
この辺でSFに手が出なくなって最近ちょっとご無沙汰です。
ニューロマンサーは、アマゾンのカスタマーレビューだと、10人中9人が満点つけてるんだよね。
逆に10票しか無いともいえるが、読んで後悔した俺がいる。
いまさらニューロマをアマゾンに注文するようなヤシはどうせ信者に違いないゆえ。
ニューロマンサーについては、ここの人達と同じく5年ごとに3回挫折w
亡くなった黒丸氏には大変悪いが、浅倉訳で読んでみたい俺ガイル。
(80年代SF傑作選に載ってたギブスンの、浅倉訳短編は楽しく読めた。)
こうして見るとニューロマンサーってほとんどワイドスクリーンバロックだな。
ちょっとメロウなのと、太陽系が舞台じゃないからそう見えないだけで。
600 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2005/12/30(金) 22:02:25
>○速すぎる展開、不思議すぎる展開についてゆけない
>ニューロマンサー9、ヴァリス4、流れよわが涙と警官は言った4、ユービック3、虎よ虎よ3
ていうかディックさすがw
ディックは駄作も含め大好きで、ヴァリスや非SF含めほとんど読んでるんだが、
なぜか「偶然世界」と「逆回りの世界」だけは途中で挫折したままだ。
癖がない作品ではあるんだけど、それ故なのかな。
なんかここの評判見てニューロマンサーが読みたくなってきた
ふっふっふ
>>590猊下、また新たなエモノが布教の網にかかったようでございます
ニューロマンサーの難解さって、不快な難解さなんだよな。
イーガンやレムの難解さの方が、読書してて楽しい。
イーガンやレムは論理的な思考を誘う(論理的に解析できるとは限らない)からな。
ニューロマンサーはガジェットのきらびやかさと無茶苦茶な展開に酔うためのもので、
悪酔いしてしまう論理的な人がいるのも不思議ではない。
606 :
605:2005/12/31(土) 00:39:27
ニューロマンサーがむしろSF界の外で受け入れられ、
現在のSF界の一部で「サイバーパンクがSFを駄目にした」という論調があるのも
SFの一本の柱である「論理への志向」に真っ向から反する存在だったということだろう。
>>594みたいにバラード嫌い(というかニューウェーブ全般)っていう人が多いのも、
>>606いうところの「論理への志向」が全然ないからだろうね。
圧倒的なヴィジュアルやイメージを提示して、ストーリーや説明は重視しない。
方向性は違うけど、後期のドラッグ色が強まったディックも「論理への志向」が欠けてるな。
サイバーパンクもバラードもディックもSF界の中より外の方が評価高いよね。
ニューロマンサーは、デカダンスに憧れのあった10代の頃なら楽しめたかもしれんと思う
609 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/01(日) 12:52:41
「論理への志向」?
>>599 ニューロマンサーみたいな文体only薄っぺら小説がか?
むしろワイドスクリーンバロックの対極にいると思うけどな。
>>558 浅倉が訳したら中身の無さが露呈しちゃうよ。
珍訳の黒丸だからこそ、唯一の長所である表層的なカッコよさが活かせてた。
611 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/01(日) 14:07:31
独りよがりの訳だと,原作の味を出せずに面白くないときもある
612 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/06(金) 12:38:05
「カウント・ゼロ」以降のギブスン作品を読めば「ニューロマンサー」の分かり難さは単に技法の未熟さによるもの、ということに気付くと思う。
イーガンのディアスポラも挫折した人多そうだな。
科学専門用語だらけでわけわからなくなる・・・
614 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/07(土) 10:13:44
「論理への志向」とやらの正体は、単なる完結志向だと思うが?
>612
そうか?
俺はカウント・ゼロとモナリザ・オーバードライブは正直、サッパリわからん。
俺はカウント〜とモナ〜好きだな。
スプロール3部作全部読んで感動した。
( ´∀`)モナ〜
ニューロマンサーはリヴィエラ登場あたりからが面白い。
>>618 おおまかなピースがそろってきた所だからかもね。
チバシティばっかり注目されるがイスタンブールのガラタ区もよい感じ
なんかサッパリ細部忘れたが、ニューロマンサーで黒幕っぽい存在だった女が、モナリザ〜で
ショボい描写だったのに驚いた。
622 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/16(月) 01:22:57
ディアスポラ、途中で惑星に降りたって妙な素粒子見つけたぞ!あたりで止まっている……。
なんか、加速度的によくわかんなくなってくるな……。
623 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/16(月) 10:02:24
ギブスンが難解という人が多くて不思議だなあ。
あの幻惑的な文体の効果を除けば、ストーリー、テキストの構造は至ってシンプルじゃん。
最近作は覗いてないけど、バーチャルライトくらいまでで言えば、自己意識追求のエクリチュールという事にギブスンはほとんど無頓着で、最終的にはそこが物足りないところだと感じる。
べスター、ディレイニー、ディック、バラードといった作家と比較して
ギブスンのオリジナリティを認めるとしたら、あの疾走感に満ちた文体と、
過剰に発達するテクノロジーがストリートに溢れて新しいライフスタイルを
生み出していく様を活写してみせたところだろうな。
624 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/01/16(月) 19:55:28
俺がニューロマ駄目な理由:
・「俺ってクールじゃね?」と言わんばかりのハードボイルド調がこっ恥ずかしくて駄目
・「ほらほら、この表現スタイリッシュでしょ?」的気取りが鼻について駄目。
・ディックみたいに真に病んでる訳でもないのに退廃をウリにしてるのが嘘臭くて駄目
>>624 俺も大体同じだ。結局最後まで読んだけど。
難解な内容を難解に書いてしまうのはしょうがないが、
シンプルな内容を難解に書かれても、読む気がしない。
>>614 わざわざ言い換える意味がわからんのだが
ニューロマンサーの人気に嫉妬
こないだ読んだ非Aの世界、訳わからんかった
非A哲学にしろ、総合科学にしろ、作中で語られる思想自体は難解でもなんでもない。
作者の脳内が錯綜してるだけなのです。
まあプロット/ストーリーが難解なのとテクストが難解なのは異なる
ベクトルの話やね。
中身のなさを逆手にとったアクロバットが新鮮だったんだから、
中身がないぞゴルァって吼えられてもなあ。
SFファンは素朴ですから。
「中身はないよりあった方がいいだろ?」
「つまらないより面白い方がいいだろ?」etc.
ニューロマンサーの話かと思ったら非Aか
スキズマトリックスについても解説してくれ
スタージョンの人間以上に挑戦したが、20pほどで挫折。
短編集はいけるんだが…。
ディックのシビュラの日の最初の二つ
初ディックだったんだけど全然SFじゃねーじゃん。
キャプテン・フューチャー全集1
SFは生物(なまもの)のようだ。
古過ぎて読むのが辛かった。
本じゃ無いが、スタートレック(1st)も今観ると・・・・。
なんたって、第二次世界大戦前に始まったからなあ……。
ディックのザップ・ガン
あとニューロマンサーは評判がいいので頑張って完読したが
状況が随所でよくわからなかったので文字を追えども頭に入ってこず
面白いかつまらないかも判断できず。
>637
イギリスのTVシリーズ「謎の円盤UFO」も、当時メチャクチャカコイイと
クギ付けになっていたが、今見るとやはりツライものがあるよなあw
なんつーか、星新一の言う
「懐かしい未来」だなw
↑ありゃいちよう1980年代という設定だからね。
訪問者の影 新しい太陽の書1(〜4まで定価で買った) 著者:ジーン・ウルフ
70ページあたりで、読むのが辛くなってきた。
いつも情景を思い浮かべつつ読んでいるんだが、
これは周囲の風景や主人公の風貌が、頭に浮かんでこない。
天野さんのイラストだからって、うっかり買うと失敗するよな。
表紙だけ取っておいて、中身は古紙回収にでも出すか。
643 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/03(金) 21:11:22
ファウンデーションの危機
ダメだ...もう読み続けられない...
ここから先に光はあるのか...
誰か,漏れに力を...
ベンフォードはなんだか合わない...
おれなんかアシモフ自身の4巻ですでに光を見失ったもんね
山田正紀「機神兵団」
8巻まで読んだ。なんとなくエイリアンの真の目的は侵略ではなく、てのを匂わせた辺りでパターンぽくなってきたんで興味が失せた。残り2巻でどう展開したかは知らないんで、確かなことは言えないっすけど。
「クリプトノミコン」だな。
3巻の頭のほう、登場人物がメールを打つシーン。
ヲタ特有の粘着質で、些末なディティールにばかり拘った描写
が延々続くのが嫌になって止めた。
スティーヴンスンで言うと、俺何度読んでも「スノウ・クラッシュ」は途中で挫折する。
なんか、今読むと妙に古臭くなっちゃった感じ。
その「スノウ・クラッシュ」が「タイム誌が選ぶベスト100」に入ったらしいな。
他にはヴォネガットとかディックとか。
なんつーか。
「スノウ・クラッシュ」は、ものすごく95年あたりのコンピュータ業界の臭いを感じる。
「ニューロマンサー」は殆どファンタジーなので今でも読めるけど。
650 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/08(水) 21:45:40
恋愛話とか絡めてくる作品がウザ過ぎ……
boy meets girl
ドラマの王道だぞ
653 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/09(木) 14:26:55
ギブスン&黒丸の偉大さと、SFヲタの排他性が分かる良スレだね。
654 :
645:2006/03/10(金) 12:26:42
>>652 まったく気になりません。なんつーか、バーレーホーに限らず、あの作品のキャラクターには魅力を感じなかったんで、そういう興味は最初からなかったです。
655 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/11(土) 13:09:02
>>594 > 特に、「結晶世界」、「燃える世界」、「沈んだ世界」 が退屈で退屈で・・・
>>601 > なぜか「偶然世界」と「逆回りの世界」だけは途中で挫折したままだ。
つまり、題名に「世界」がつくと挫折しやすい、ということか・・・
セカイ系 という奴ですか
いや、ちがうと思うぞ、それは(w
評判高い「星を継ぐ者」を読んでみたが、最初から最後まで退屈な小説だった。
登場人物全員魅力が無い上に、肝心の異星人も現生人類とほぼ変わらぬ思考様式と
容姿という設定だから、ワクワクも無い。
科学者がテーブル囲んで異星人の正体についてあれこれ推理するだけでドラマ性が
一切無い展開は、あたかもアニオタがアニメの裏設定について延々とウンチクを開陳し続けてるようで、
思いっきり萎えました。
659 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/13(月) 18:22:07
ハードSFというのはそういうものです。理科が苦手の人にはとくにきついことでしょう。
>>658 評判が高いばかりに損したね.
小気味の良い作品だとは思うが,そんな大傑作とは思わんなあ.
しかし,最後まで読み通したんだったらスレ違いだぞ.
661 :
658:2006/03/13(月) 19:14:43
>>660 確かにw
スレタイ忘れてました。スマソ。
以後気をつけるように
最近じゃ珍しいくらい素直だなw
SF板も捨てたモンじゃないねぇ
あんた何様?
俺様だ!知らんのか?モグリめ!
アリオッホ!
「星を継ぐ者」はなあ、タイトルが傑作なんだよ!
みなさん、ホーガンは「星を継ぐもの」です。お間違いなく<(_ _)>
669 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/15(水) 14:08:36
シャングリラ病原体
これは翻訳がつまらんかった類かな。
神狩り2
何ですかあれは!何がどうして口紅ですか!
672 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/16(木) 00:33:36
イーガン『万物理論』
訳者が綿密なロジックとか褒めてるけど
単にアイディアをばらまいただけ
なんだこの負け犬スレ・・・
「黙示録三一七四年」
ラストでやぶりたくなった。
602だけど、案の定ニューロマンサー撃沈。
なんかつまんないとか言う以前に
誰がどこでなんのために何をしてるのか全然わからなすぎて、もう無理。
月は無慈悲な夜の女王
忠誠の誓い ニーヴン&パーネル
どちらも睡魔との戦い。
特に月はは2年かかって未だに読むのが苦痛で読み終わらない。
681 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/28(火) 07:04:51
レムが死んだ、合掌
「浴槽で発見された手紙」とうとう途中で止まったまんま。
>>680 ハインラインの代表作が退屈だったのならあなたはSFに向いて
居ないのかもしれませんね。「月は無慈悲な・・」はエンターテイメント
として良くできた小説だと思いますけどね。
ていうか、まだ生きてたのか
と言う感じだが
「月は無慈悲な夜の女王」は厨房のときに楽しく読み終えた記憶があるが、
たぶん今読むとすごく退屈しそうだ。
デフォルト名無し名もぼちぼち変更してほしいな。
ハインラインの書いたものって全般に子供じみた願望を読まされてるみたいで
どうにも耐えられんところがある。
ま、いい歳した大人の読むものじゃないとはおもう。
30過ぎてから読んで、面白いと思った俺はどうすれば
俺もそうだよ。
つか年食ってからのが面白く読めるような気がするよ。
オマイラなにを読んだのかくらい書いとくれ。
>>681 いや、「宇宙の戦士」「異星の客」「夏への扉」「人形つかい」
「宇宙の孤児」あたりは普通に面白かった。
「月は無慈悲」は、SF的なセンスオブワンダーが皆無。
ただの革命話を引き伸ばした、SFの衣をかぶっただけの
アクション小説で、おまけに矢野徹の翻訳が糞過ぎる。
「ダブル・スター」も、同じ理由で糞だと思う。
どっちも、SFである必然性が感じられない話。
>687
同じ様な理由で今“復活の地/小川一水”を中断しようか考えてるんだけど…
・群の意義ってあるのかな?
たいして時間も掛らないからこのままずるずる読んじゃうのかなー
>>687 楽しめた作品群と「月は無慈悲な〜」のSF的センス・オブ・ワンダーにさほど違いがあるとは思えないけど。SFでなければならない必然性のある小説なんて数少ないと思うよ。
〜がダメならSFは向いてない、ってのはなぁ。好みだろ
691 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/29(水) 16:01:47
グレッグ・イーガンの「ディアスポラ」
最初に書いてあるドップラー偏移って言葉が意味不明で読めなかった。
あれいったいどういう意味だ?
>>691 救急車がサイレンを鳴らしながら近づいてくるんだよ……ってとこから説明しなきゃならないとすると、
『ディアスポラ』はちょっと辛そうだな。
>>494 禿同
ヴァンパイヤー戦争
作者の教養が滲み出てるが、
鉄砲だの吸血鬼のルーツだのを、一人の人間が1P近く延々喋りまくる
設定が深いだけで、会話に魅力なし
一巻で終了
>>691 マジレスしとくとわからないところは飛ばした方がいい
このあとも意味不明なことばっかだから
そんなんで面白く読めるの?
むちゃくちゃ面白かったよ。
ドップラー偏移が分からなかった人は、いままでどんなSFを読んでたんだろう。
というか、どんな教育受けてきたのか、と。
ゆとり教育か。
>>696 夏への扉とか天翔る少女とか宇宙の戦士とか
……ドラえもんとか
ガンダムとかエヴァンゲリオンとか
キテレツ大百科とか
・・・・・・がんばれ!!ロボコンとか
俺も小学生の時初めて手に取ったSFが「ウェットウェア」「ニューロマンサー」「スキズマトリックス」で、
SFってのはホントに意味が分かんないなあ、とビビったもんだ。
その後しばらくして、ハインラインとかクラーク読んで「ああ、読みやすいのもあるんだ」と安心したけど。
そこから入るとキツいだろうな。
そのまま戻ってこなくても何の不思議もないくらい。
おれは小学校のとき初めてファンタジーに
出会ったのは図書室のラヴクラフトだった
なんか塔に閉じ込められてた男の話
なんなんだうちの小学校
・ディアスポラ
半分位まで読んだけど止めてしまった。なんだこりゃ。
・ベンフォード全般
とにかく読み辛い。(訳のせい?)
良スレ
707 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/03/31(金) 22:42:50
>691 赤方偏移の仮面とかレッドシフトランデブーって作品読んだ?
>>707 そんなモノより石ノ森章太郎先生の「ザ・スターボウ」であろう.
創龍伝
・ポール・アンダースン 百万年の船
・イアン・マクドナルド 火星夜想曲
ニューロマンサーがSFの代表みたいに持ち上げられた時からSFの衰退は始まった
と何の根拠もなく言ってみる
712 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/02(日) 15:10:07
>>705 ベンフォードについては同感.
どうしてあんなに読みにくいのだろうか?
713 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/02(日) 16:38:31
>>711 毀誉褒貶も多かったんじゃないかな。
ちなみにオレは「ニューロマンサー」を読んだときに
今の長野県知事が書いた「なんとなくクリスタル」のSF版だと
思って、きわめて低い評価をした。ていうか、単に珍しい単語
をならべただけで中身がうすっぺらいこときわまりない。
「ニンセイ通り」は「人生通り」のマチガイだったのかな。
>>713 いいんだよSFなんてハッタリなんだから
仁星通り
辻にんせい
R・A・ラファティの『トマス・モアの大冒険』
氏のひねくれた理屈についていくのに長編は長すぎると思うの。
すごくみんなSF読んでる人がいるんだなぁと感動しました。
書きます。
G.R.ディクスン「ドルセイシリーズ」(なんとかサイクルシリーズ?)
特化された人類の末裔たちと言う設定やふいんき(←何故か変換できない)
にファウンデーションシリーズみたいな匂いを感じて学生の頃買ったん
ですが本棚の飾りになっています。
よく出てくるニューロマンサーですが最近読み直したばかりです。黒丸で。
誰かが書いていたけど、やっぱ誰が何の為に何するのか分かりにくいですね。
720 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/09(日) 04:06:02
"ふいんき"じゃ変換しないだろう。
途中で止めたのより、無理矢理詠み通して『違うモノ』だった時が
ダメージでかいなぁ・・・
ハヤカワの青背の新刊だーってビッスンの「世界のはてまで何マイル」を
? ? アレ? ?と読んで行って、最後までどこにも科学要素(理屈)が
出てこずに終わった時は床にぶち投げた。100%ファンタジー小説じゃねぇか、コレ。
いまだに本棚最下段の「間違って買っちゃった扱いコーナー」に鎮座。
ニューロマンサーはなんとなく、あれ読んで「こう来たか!」と
”新しい宇宙”を感じることができた人が大絶賛してる気がするんだが、
どうにもその人々がハマったツボがわからんというか・・・
・・・初期のパソコン通信みたいなものをリアルタイムで体験した人に
”この未来”を描いてみせた『ネット世界SF』みたいな位置づけなんじゃないかなぁ。
ロケット好き>宇宙SF、ロボット好き>ロボットSFみたいな好きジャンルとして。
俺はシミュレーションゲーム>RPG(*)世代だったからニューロマンサーより
ヴィンジの「マイクロチップの魔術師」の方がグッと来たし、
同じサイバーパンクのくくり(なぜ?)だとハードワイヤードの方が好きだったな。
(*:注釈の必要はないと思うがボードであり、電源不要、いまは"T"RPGと呼ばれてるアレだ)
)
>721
「世界の果てまで〜」はまだマシだよ。ブラッドベリもあんなもんだし。
俺がキレそうになったのは「デッド・アイ・ディック」。マジでただの普通小説。
( ゚д゚)ポカーン
>>721 全くのスレ違いな話なんだが
> 俺はシミュレーションゲーム>RPG(*)世代だったから
貴公とは旨い酒が飲めそうだ
>>721 シミュレーションゲームってえと、マニュアルがブ厚くてサイコロ振って
重ねたボール紙の塔を動かして遊ぶというやたら気の長いアレのことかい?
今にして思うのは「ニューロマンサー」ってあらすじネタバレ読んでから
読むべき本かも知れないってこと。単純明快なストーリーを、無駄で過剰な
ディテールとSFっぽくないキャラでカッコ良く仕立てたっていうのが何より
新しく面白かったんだから。
726 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/10(月) 03:16:12
SFは訳が異常に下手なのが多い気がする。
「闇の左手」とか「電気羊」とか1ページ読むだけでやたら疲れたもん。
訳が下手なせいでおもろくなくなってる作品が多いと思う、というか
思いたい。個人的に「砂の惑星」とか新しく訳してほしいわ。
そういや「サイバーパンクを浅倉久志が訳したらつまらなくなる」
ってジョークがあったらしいな。
あれはよくわからんところのみがいいんだという意味で。
728 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/10(月) 07:28:24
>>726 うーん。それは訳が下手なんじゃなくて原文が固いんだと思うよ。
特に「闇の左手」に関しては原作と日本語訳を一行一行つきあわせて読んだことがあるが、
少々のミスや意訳は別にして原文の状景を忠実に写し取った名訳だと思ったもん。
元が固いからといって、村上春樹の一部の訳業みたいに
原文とはまるでそぐわない異様にこなれすぎた訳にするのも微妙でしょ?
ちなみにうちのオカンは「ゲド」はすらすら読めたが、
確かに「闇の左手」は文章のせいで挫折したようだ。
挙げられてるのを拾うと
星を継ぐもの
闇の左手
あと沢山あるがいちいち思い出せない
マッカーシーが駄目だ
コラプシウムも途絶した
例の表紙の娘が出るまで我慢しようかと思ったがそれも無理
やたら分厚いくせにストーリーに魅力が感じられない
短編でやれって云うたるい話が苦手難解なのや破綻してんのは平気やめたのは,戦時生活?シェパードこれだけかな三分の一ぐらい読んでどこがマジックリアリズムじゃ!!ひょっとしてその後凄いのか?
736 :
732:2006/04/12(水) 16:24:27
ありがと自動書記みたいな分章書きたいけど伝わらないと意味ないよね、整えると嘘付いてる気がするんだ。
それはただたんに書き慣れてないだけやろ
「プルトニウム・ブロンド」
とにかくギャグが辛い。
滑ってるのを愉しむと解説にあったけど、そんなレベルではないような。
巨乳アンドロイドまだー?な段階で断念。ホントにでてくるのか。
ギャグが辛いというか滑りっぷりをホホエマシク眺めながら
読み進む小説で、そっちはツマの方だぞ。
それって、ジャンルものの同人誌かって
「デッサンもセリフも下手だなあ・・・いや元ネタがすきなんだろうけど
気持ちは伝わるけど・・・下手だなあ・・・」みたいな・・・
悪食というか何というか・・・
フェアリイ・ランドはひどいな
4000億の星の群れの作者なんだが
どちらも本編はラストの2、30ページ前後を読むだけでお腹いっぱい
序盤で作者が息切れしてるのが目に見えたので
一気に読み飛ばして最終章だけ目を通したw
○○は酷いな。DVDチャプター飛ばして最後の10分だけ見た。
・・・きみはみんなにバカだと知られるのが趣味の人かね?
>>742 全部読んだが同意。
主人公がデブヲタロリっつーのがテラキモス
>>743なんだと?
俺のお婆ちゃんも強く奨励する読み飛ばしを否定するつもりか?
いや、その前に読み飛ばしてでも(最後に)到達したんなら、このスレの趣旨と違っちゃうし。
銀河帝国の弘法も筆の誤り
関西系ギャグ?にはtまったくついていけません。
昔のハチャハチャを思い出す。こういう作品を
商業ベースにのせてほしくない。同人誌でやってくれ。
君の大好きなアノの作品も俺が気に入らないから商業じゃなくて同人でやってくれなんだぜ?
>>744 アニー・プルーの「シッピングニュース」も主人公がデブヲタだったのできつかった。
(こっちは全部読んだけど)
なぜ主人公がデブだと読む気をなくしてしまうのだろう。
差別意識ってやつは怖い。
>>744 >>749 そんなあなたにエイミー・トムスン「ヴァーチャル・ガール」
デブオタに描写されている主人公の製作者が、離別後……
序盤でその製作者に思い入れて読むと激しく萎えること請け合い
少なくとも同じ人間には思えないとだけ書いておこう
違法プログラムが種族化する(フェアリイ・ランドでも同じテーマだな)くだりとか
高速化(低速処理)の描写とか
もう少し突き詰めれば語り草になったと思われる作品
腐女子の好きな吸血鬼ものとか、
「そんなに虐げられたマイノリティーが好きなら、いっそデブ吸血鬼を主人公にしろよ!」
と思う。
吸った血で腹がたっぷんたっぷん揺れてるような脂ぎったおっさん吸血鬼。
デブはあんまり、「苦悩」とか感じさせないからなー。
(少なくとも栄養は足りてるわけだし・・・)。
754 :
744:2006/04/18(火) 02:19:24
>>751 それも読んだ。
辛かったっつーか、ムカツイタ。いやマジで。
しかも最後なんじゃこの展開( 'Д')ハァ? って感じ。
まぁ表紙に騙されて買ったワケですが。
>>752 血を吸って膨れ上がった「蚊」を思い出した。
しかも顔がバーコードハゲのオッサンversion。
ああそうか、デブ主人公は「このキャラ、苦悩や葛藤とは無縁でーす」っていう宣言になっちゃうわけか。
現実にはデブであることの苦悩とか苦悩ゆえのデブ化などがあるんだろうけど。
主人公が葛藤できないようじゃ小説が成立しないよな。納得。
757 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/04/18(火) 07:04:33
ホーガンのガニメアンシリーズやライフメーカーシリーズが苦手という人は
「ミクロ・パーク(原題"bug park")」がオススメ
映画化が狙える結構ドタバタした話だが
ドラえもんのラジコン・ミニチュア・特撮ネタが好きな人、
ミクロマンなどのSF系ロボットフィギュアが好きな人にはたまらない内容
(ちょっと古いがプラレス3四郎も入っているかも)
邦訳作品がシリーズものばかりだと作風に偏見を抱かれ兼ねない…
昨年辺りより早川サイドでプッシュしている海外SF作家は
ほとんどシリーズものから訳されているが、大丈夫なのか?
>>758に当てはまるが、ミクロ・パークは死ぬほどつまらんかった。
「こんなウスい話でえんえん引っ張るんじゃねぇ!」て感じ。
>>758 個人的には、シリーズ物の方が安心感があるなぁ。
登場人物の人となりを1から覚えなくてもいいので楽だし。
まぁ惰性で読んでるだけってのも、いくつかありますがッ
「シャングリ・ラ」
なんですかこれは、ナウシカの劣化コピーですか?!
啓示空間
まず厚さにショックを受け、続けて妙に情報密度の低い文章にショックを受けた。
読み切ってないから推測だけど、スターリングやイーガンならこの内容を200ページで書く
だろうし、ダン・シモンズなら同じ長さでもっともっと「読ませる」小説を書くだろう。
最近の早川がやる、アニメ絵の人物紹介などに
萎えるのは俺だけではあるまい。
>>763 この内容、E.E.スミスなら2ページ相当のエピソードにしかならないね。
マジですか?
買っちゃったんですが
読んでみれば分かる。
おいらも買わなきゃ良かったと思ってる。
C・J・チェリイ 『ダウンビロウ・ステーション』 ハヤカワ文庫SF
上巻62頁で挫折。
“女艦長もの” は俺には向いていないようだ。
>>767 騙されたと思って、エリザベス・ムーンの「栄光への飛翔」読んでみて。
割と面白い、と俺は思う。
プレイヤーピアノ
読んでてわくわくしない。
でもノウハウって響きがイカす。
このスレを読むと、SF小説読破に挫折することが、
読書能力に問題があるわけではないのだ、
SFへの愛が足りないわけではないのだ、
と安心できる私でした。w
だめな本はさっさと見切りをつけられるヤツが勝ち組。
ブラッドベリ「何かが道をやってくる」
ずいぶん昔読んだので詳細は忘れたけど
だらだらと話が続き、とにかく自分には合わなかった。
ブラッドベリの他の短編集はとても好きなのに。
長編は(・A・)イクナカッタ! という思い込みから
「華氏四五一度」もなんとなく手が出ないでいます。
【つまらないと感じる理由の分類】
@作者/登場人物の主義主張に、自分が共感できない。嫌悪感がある。
→ 宗教観、政治観、経済観、軍事観、性差別観、教育観、人間観、など
A作者の物事の捕らえ方/表現方法が、自分と合わないためイメージできない。
→ 人物、社会、自然、物理現象、科学装置、体術、質感、など
B作者の技法が、自分と合わないため読むのが困難。
→ 文章のリズム、冗長表現、簡素表現、章立て、など
C作品の主体部分が、自分の好みでない。
→ 人間ドラマ、科学技術、架空社会、価値の逆転、謎解き、批判、駄洒落、など
D作品の作風が、自分と合わないため読みにくい。
→ 説教くさい、暗すぎ、あざとすぎ、古くさすぎ、ポエマーすぎ、エロすぎ、など
E作者/訳者の技量不足を感じて不満。
→ 取材不足、とんでも訳、文法ミス、誤記、プロット/ギミックの練りこみ不足、など
Fその他の理由。
→ 表紙(挿絵)が嫌、固有名詞が嫌、字が小さい/大きい、など
776 :
775:2006/06/29(木) 22:57:37
1からの書き込みに自分なりの分析を入れてみました。
で自分的には「ディアスポラ」が駄目でした。
理由的にはA(社会描写)とB(文章のリズム)といった感じかな。
「シャングリ・ラ」は幼稚すぎて最初の二章くらいで耐えられなくなった。
分類に依れば(6)なのだろうか。
人物の浅はかさ、社会認識の甘さ。ナウシカの劣化コピーのような
世界設定のオリジナリティのなさ。
しかし、これをほめる人もいるのだから、ストーリー展開とかで、なにがしの
人をとらえる技術があったんだろうか。
と、考えると上記分類にはどうあてはまるかな。
>>775 ついでだから 7 に「出版形態」も追加でよろしく。
わし、文庫本しか買わないので(重くて通勤途中に読めないのよ)
779 :
775:2006/06/30(金) 01:36:18
>>777 6でよろしいのではないでしょうか。
あくまで「つまらなく感じる理由」(主観)ですので、
「作品がつまらない理由」(客観)ではないつもりで書きました。
まあ、作品によっては1〜7まで全部つけたくなるのもあるかも?
出版形態で買わないとか途中で読むのやめる以前の話でしょーよ
この板を見て、あまりの酷い評価に「ニューロマンサー」を読みたくなってしまい、
最後まで読んだけど、案外面白かったよ。
確かに、読んでいる最中は何が何だかサッパリ分からない。
なんとなくカッコいい感じだけを味わう本なのかもしれないけど、個人的には好きだ。
2度挑戦して挫折した本
筒井康隆短編集「笑うな」
表題作はめちゃくちゃ馬鹿馬鹿しくて可笑しいんだけれど、
以後読み進めるとブラックな作品が多くなり、気分がどんどん鬱になって挫折。
>なんとなくカッコいい感じだけを味わう本なのかもしれないけど
大正解
だからこのカッコ良さが鼻につく人もいる。
>>781 「ニューロマンサー」の面白い読み方を編み出したぞ。
まず読む、そして挫折する。
↓
次に粗筋をネタバレ込みで聞く。
↓
「そ、そんな話だったのか〜!」と、ここでワンダーを感じる。
↓
もういっぺん読む。
↓
大した事を語ってないのがわかっているので、素直にカッコ良く感じる。
↓
名作(さすが時代を作っただけの事はある)と思うようになる。
現在「さよならジュピター」を読んでいます
序盤のエロシーンあたりからもの凄くつまんなくなり、
我慢して読んでいますが面白くなりません。
いま上巻の半分あたり。この先面白くなるのかな。
もしかして、太陽系についてお勉強する教材だと思って読むべき本?
785 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/27(日) 02:20:13
うーん・・・
・エロシーンでつまんなくなった。
・我慢して読んでるけど面白くならない。
というところで、いまの君には合わない本のような気がス。
たぶん、読み進んでも君が思う方向には「面白く」ならないと思われ。
5年ぐらいしてまた読むと違うやも。
>>781 SFもマンガもロックもファッションも若者向けポップカルチャーの名作ってのは
「その時代のあるシーンの中で世に出た」と、言う事が重要だったりする。
セックスピストルズとか今聴くと?????だったりするけど、パンクの概念を
初めて世に出して、ファッション化した功績は説明するには及ばないよね。
物語としては稚拙で整理されてなくて????だけど、やっぱり時代を代表して
社会いや世界現象化したムーブメントの最初の一歩的作品なんだよ。
日本の読者として面白い読み方としては、ニューロマンサーに対する
オマージュ的作品の「攻殻機動隊」のスタイル面からもう一度読んでから
再読してみよう。
「ニューロマンサー」翻訳されてすぐ読んだけど、カウボーイとか、
ディズニーのトロンみたいな仮想世界とか、
古くせーって、そのころから思ったよ。
なんで、こんなのをみんな褒めるんだか、わからんかった。
最先端だったんですね
>>786の解説を途中まで筒井「笑うな」の話かと思って読んでいた
790 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/27(日) 10:37:59
岡部宏之氏の訳が苦手です。
バベル17、ジャンプドア・・・。
どなたか新訳を。
ぬーろまんさー、評判悪いんだな。どんなもんでも時代背景抜きに
評価できないわけで。
それまでSFってとロケットぶちあげて宇宙逝ったり異星人と遭遇して
みたり粒子加速器で異次元にぶっ飛んだり、ビッグサイエンス中心だったが
そんなもんよりマイクロエレクトロニクスやら梅雨エンジニアリングやら
コンピュータやらの方が人の生き方や考え方に対する影響がでかい
という視点をSFに持ち込んだ功績はある。
ご本人は自他共に認めるコンピュータ音痴であるにも関わらず
あの当時にネットの未来を予感したあたりも評価されていいだろう。
もっとも、逆にコンピュータ音痴だからこそ、ぶっ飛んだ想像ができたんだ
ろうがね。
ぬーろまんさー以前にもこうした視点がなかったわけじゃないが正面切って
格好よく語ったのがぬーろまんさーだったというわけ。
これらの要素は、すぐにSFというジャンルに広まり、時をおかずに新鮮さを
失った。いま読むと古臭く感じられるのはやむを得まい
792 :
784:2006/08/27(日) 11:10:44
>>785 ありがd
あれ以来読み再開する気にならないので、あきらめて別の本でも読むことにします
ぬーろまんさーは
当時から古くさかったってば。
>>793 そらま、ぬーろまんさー的世界はぬーろまんさー以前にもあったわけで
人によっては新しさを感じなくて当然だろね
特に日本では、たとえば漫画が先行してたような事情もあるし
ぬーろまんさー1984年に対してAKIRAは1982年、等々
まあ、しかしそれでも、ぬーろまんさーが以後のSFに与えた
影響は大きかったわけで
サイバースペースとサイバースペース上に発生した意識(生命体)についての
物語って誰が最初だったっけ?
多くのガジェットや造語はともかく、一番好きだったのはあのラストなんだよね。
オキアミペーストとかコフインホテルとかよりさ〜
>>794 小説としてウケたという事は、多くの人々、平均値的な人の中に
新しいモノやイメージが響いたって事でしょ。それらのモノや
イメージを古いと思う人だっていて当然。
そういう新しいネタを、作品世界丸ごとにちりばめる程に揃えて
持っててブチまけたのがエラい(エラかった)所じゃないかねえ。
ネタの新しさ、先鋭度じゃなくてむしろ鮮度の高いネタの量と
鮮度の平均値の高さで評価したいと思う。
このスレではすべきでない事だが、最後まで読んでみればいい。
魔法使いが集まってチームになって天空の島の悪い魔法使いを
倒しにいったら、実は呪いをかけられた神様だったという単純な
ストーリーを意識しながら読めば、けっこう面白いんだよ。
黒丸尚信者の俺としてはニューロマンサーは大傑作だと思うがなあ
今でもラスト30Pは読み返すたびにゾクゾクする
勘違いしている人が多いが、ニューロマンサーはつまらなくて挫折じゃなくて、
単純に読みづらくて挫折者多数なんだってばさ!
歴史的背景云々で古臭い、又は当時新しすぎたから評判悪いという指摘は違うぞー
おいらの場合、無理やりな「ふりがな」で読むリズムが崩れてしまい、何度読んでもだめだ。
>>797 そこまでたどり着けたらね。
3回目でやっとストーリーが見えた。その時から傑作だと思ってる。
スレ違い失礼。
いやいや、読み辛いのも味なんだって。
元々意味不明な造語の洪水とメチャクチャなプロット構成で
読者が訳わかんなくなって、頭が朦朧として来た所で
ラストになって、絶望的な破滅の中から希望溢れる未来が伸びていって
なんだか意味わかんなかったけど、カッコよくていいラストだったね、
っていう浮囲気を楽しむ小説
(但し賞味期限が1年以内の為に期限後は味がなくなります)
>>798 適当に読み飛ばせ!ジックリ読むな!
アホらしい程に明快なストーリーの勢いで、読みづらい表現を
グイグイと流して読む。喉越しで味わうんだよ!
発泡酒もチューハイも、喉が渇いてりゃうまいだろ?
ハイハイ次は?次は?といった感じで、バカにして読むのがコツ。
802 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 01:44:03
レイ・ブラッドベリ 「たんぽぽのお酒」
SFじゃないけど、ブラッドベリ作品ということで。
最後まで読んだけど、もう退屈で退屈で・・・・・・
途中で居眠りが6回ほど入ってやっと読了しました。
803 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 04:35:46
マルドゥックスクランブル?
子供用って感じ
『意地で最後まで読んじゃったけど、やっぱり後悔した本』
のが多いかもしれない貧乏性な俺
805 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/08/28(月) 20:37:00
(´・ω・`)人(´・ω・`)人(´・ω・`)
いくらなんでも幼稚すぎたので「シャングリ・ラ」は
一章で読むのやめました。
図書館本で良かった!
『タフの方舟』
気楽なSFを楽しもうと読み始めたが
SFでさえない気がして…
そりゃもったいない。
そっかあ。
でも読みたい本がたまってるから。
>>807 日本の国体をあそこまでコケにした傑作も他にないがな。
琉球人の作者だから書ける。やまとんちゅには絶対無理。
ちうか、平成の御世になってなければ今頃作者刺されてるぞ。
>>811 こけにするも何も、まともに取り合うだけヴァカヴァカしい。
どうしてあれが傑作なのか?
シンギュラリティ・スカイ
冒頭は素晴らしく面白かったのに、女スパイみたいのが部屋で訓練するあたりで
付いていけなくなった。
啓示空間でも思ったけど、なんか設定の割に異常に話の広がりがセコい気がして
ならん。
>>813 んーとね、そのあとまた広げてみたり、伏線忘れ去ってみたり
なんかおもいついたこと書いてみたり、忘れてみたり・・・
みたいなことやってなんかわからんうちに終わるからそれでいいかと。
虚と実の切り替えというか、単純に小説家としての技量だと思うけど、
「どんでん返し用の伏線」みたいなのと「素の語り」のスタンス(スタイル)が
安定していないので、このフリならなんかあるだろ〜と思ったらなんもなかったり、
と、思ったら唐突にどんでん返しが発生したり、ってのの連発食らってるうちにオワタ。
本気でアイデア百連発、ヤマなし、オチなし、意味なし。
いや、マヂで。
思いついたこと全部書いてるだけだから、無意味に出て来た人、物、舞台、状況ばっか。
投げたら投げっぱなし。 ある意味モンティパイソンノリだよコレ。そう割り切れれば。
スノウクラッシュは意地で読んだが駄目だった。
ラノベとしか思えん。
あと、今放置してるのは時の車輪シリーズ。
キャラに苛々、しかも作者が重病で完結するか怪しい。
魔界都市シリーズは、短編集だけ読み続けてるけど長編はもういいや。
スノウクラッシュはストーリーだけ追ってると
ラノベってことになっちゃうかもね。
実際それなりに面白い着想が含まれてるんだけど
その辺を無視するか、分かってても面白くないとなれば
合わないだろなとは思う。
最後まで頑張って読みきったけどつまらなかったし、
第一こんなのSFじゃねぇっ!
ってスレがあったら教えて下さい。
それだったら挙げたい作品が山ほどある。
途中で力尽きた作品
グイン・サーガ
ナリスマンセーになって以降、小説の体をなしていない。
創竜伝
長男マンセーになって、「末っ子最強」だった設定がやっぱり長男最高になったあたりで挫折。
禅銃
小姓がアメリカンテイストなマッチョ冷徹殺し屋という設定が、
何度読んでも文章は理解できてもその意味が理解できず挫折。
ブラッドベリ全般
宇宙のウと何かが道をは何とか読みきったが、それ以外は全然ダメ。
とにかく文章が受け付けられない。
上で散々上がっている虎虎は、そのハチャメチャさを楽しむ作品だと思う。
粗筋解説すると、たいがいの人は爆笑してくれる。
>>817 >小姓がアメリカンテイストなマッチョ冷徹殺し屋という設定が
俺の読んだ禅銃の小性はずっと”中村主水”(藤田まこと)だったので
何の問題も齟齬もなかったがw
月は無慈悲な夜の女王
2ページで挫折。
ハァ…解る
ハインラインはしばしばSFじゃなくSOだと思わないと読み進められない
夏への扉読んで猫マニアとロリ属性+源氏(嫁育て)を持ってるのかと驚いた
萌えSFのがん祖か!
過去最低といえばひどいのがひとつあったな。
未来の荒廃した世界で20世紀のバイクに乗ってる連中がどうのこうの・・・
そのバイクは神殿から出てくるのを貰ってくるとか(意味不明)
Zとうちゃんの漫画じゃなくて、確か豊田有恒だったかな。
中学生の妄想かよ、と。
あたいは「神狩り2」が近年有数の馬鹿SFだったと思う。
ふざけてやっているのではないから
よけい始末が悪い。
裸の王様に、臣下どもは諫言をたれよ!
>>822 それは高千穂遥の「狼たちの曠野」だ。
ひとつだけ訂正すると、中学生じゃなくオサーンの妄想ね。
バイクに乗り始めて舞い上がってた頃の、そのまんまの小説だ。
ジーターのグラスハンマー
体調のせいかすぐ挫折
つかみの悪さゆえに再チャレンジの気力もわかずw
シンギュラリティ・スカイ
個人的に、徹底的にストロスは合わないことが判明。
今まで訳出された短編も含めて、(なぜか)読んでいてまったくワクワクもドキドキもしないんだよなあ。
設定自体を抜き出してみるとなかなか面白いとは思うんだが、見せ方が悪すぎるとしか思えない。
シンギュラが初ストロスだったが、最初のケータイが降ってくるとことかワクワクせん?
・・・が、そんだけだったのでorz
”絵”とか”設定”はかなりいいんだけど、ホントにそれだけなんだよな。
出したアイデアは膨らませずにほったらかすわ、”絵”を出したらもう
そっから後が続かないわ・・・だれかあいつに小説の書き方を教えてやってくれ。
普通の長編なのに週刊連載みたいなことになっとる。
828 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/02(土) 10:58:39
ありえざる都市
>>742 とりあえず4000億の星の群れはすぐ読む気がしなくて
裁断してスキャナで取り込み出張用PCにインストールした。
もうそのままかもしれん。
>>825 とりあえずジーターなら古書店でドクター・アダーを探して読み始めると良いかも。
グラスハンマーは4回くらい読んだな。
2回目くらいから、いろいろ面白さが分かってきた。
831 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2006/12/10(日) 01:26:00
グインサーガ、64巻でやめた。
あれから何年たっただろう?
大和田貘のサイコダイバー、この次は買わないかもしれない。
ハードカバーになったキマイラも途中までしか読んでない。
豊田有恒「両面宿儺」角川文庫。
表題作は読みおえたんだけど、その後同じような主題の短編ばかり続くのがわかって、
ちょうど半分くらいで挫折。
題材自体もちょっとコヴァ風味だけど、何より変な「必死さ」がつらくて読み進められなかった。
「白く塗られたバナナ」なんて、星新一あたりが書いてたら軽妙なブラックユーモアに
なってただろうに、なんで無理にシリアスにしちゃったのかなあ。
「人形つかい」
月は無慈悲な〜 宇宙の戦士〜 と読んできてあのノリにはびっくりした。
ギャグ?が受け入れられなくて挫折。
「ブレイブ・ストーリー」
キングのタリスマンの影響があると聞いて読み始めたけど、さっぱり…
見慣れた日本が舞台のはずなのに、情景が思い浮かばないので上巻で挫折。
このスレに出てくる本の二割はおきに
な気がする。ギブスン、デイック、
ハイペリオンン、月は無慈悲〜とかね。
もう一度読み返したくなってきたのは、
漏れだけ?
ギブスン、ニューロマンサーのカウボーイっていうのは
出版当時からださいとオモタ。
なんでだよ!
でも確かに大森望とは(ミステリ以外)好みがジャストフィットで困惑してるよ!
マイクル・カンデルの新訳を望む。
別に困惑する事もないと思うが。
ファウンデーションの危機を何度も挫折している。
アシモフのは何度読んでも面白いのに。
なんであんなにくどくてタルいストーリー展開なんだ。
シンギュラって今年の早川文庫でもトップレベルの面白さだったな
タイムスケープは何度読んでも挫折してしまう。
あらすじを教えてほしいぜ!
>>841 とりあえず、ラスト10ページを読め。
それで満足したならOK。読破したことにすればいい。
途中経過が知りたくなったのなら、あらためて読めばいい。
843 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/08(月) 12:05:28
844 :
843:2007/01/10(水) 22:02:24
>>841 読み終わった.
>>842の言うとおりだ.
古き良き60’sを味わいたいなら途中経過も読むがよろし.
>>844 それはつまり
「つまらないので途中を読むのを止めちゃったSF」
という新たなジャンルなわけだな?
846 :
843:2007/01/11(木) 07:31:11
>>845 そそ.
まぁ正確に言うと
「つまらないので途中を読むのを止めた方がよいSF」
だな.
ギブスンの本は、例えば東京、千葉などの単語の横に、
トウキョウ、チバなどと、フリガナがふってある。アルファベットで
tokyo、chibaと書いてあるト言うことを意味してるのだろうが、
鬱陶しい。目がちらちらして神経を集中することができない。
>>847 地理的に、現在の東京都や千葉市とは限らないんだろうね。
カタカナといえば、大藪春彦の小説ではウドンを食ったり
ショーユをかけたりするな。
849 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 01:13:47
宇宙のランデヴーの2以降。
1がけっこう読めたから期待して全巻揃えたら、2のあまりの酷さに読む気なくした。
850 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 01:23:56
異論もあるだろうが、イーガンの順列都市とディアスポラ
>>850 「ディアスポラ」は・・・
途中というより「最初で読むのを止めちゃったSF」かい?
そこを飛ばして読むと、けっこうイケるんだぞ。
852 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 03:13:39
>851
イノシロウという人物が登場しなくなってなんかつまらなくなったのと、ヤチマという主人公が登場しない章があったりと、なんていうか物語を追いかけたいという気持ちが萎えちゃうんです。
853 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 06:46:43
>>849 「つまらないので途中を読むのを止めちゃったSF」的に言うと4の最後の方は
ちょっとクラークらしくなるので読むのも吉
ディアスポラは最初が難しいと言われてるけど、どう考えても4次元5次元の描写が出てくるあたりが
一番ややこしいと思う。
最初はまあなんとなくイメージを掴めばOK 。
855 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/21(日) 12:02:19
HEINLEINのJOBだな
飛行機の中で読むつもりでヒースローで買ったけど
1990年に買ってまだ半分も逝ってない
GORシリーズなんかだと最後まで読んじゃうんだけどね
>>856 そいつも「途中を読まないSF」の仲間かと.
最終章を読んで,過程が気になったら途中を読めばいい.
だが,たぶん読む必要はない.
858 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/01/28(日) 22:39:31
>>857 誰か「つまらないので途中を読むのをやめた方が良いSF」スレを立ててたもれ...
ゲートウェイのつまらなさは異常
ゲイとウェイは1は楽しかった
>>859 何ていうか全編、汗臭さが漂うようだった。
それを読まないと最後のカタルシスがないんだが・・・
でも途中でやめたくなったら、ゲイトウェイ2を読めばいい。
最初を読めば、ゲイトウェイのラストがすぐ分かる。
ゲートウェイは続編の所為で1の良さが台無しだと思った。
辺境の惑星でロック鳥に飲み込まれるという自動車事故の顛末を描いた短編で幸運遺伝子が
蔓延した世界の姿を書いてあったと思ったけど、あれは嘘なの?
それはソレ、これはコレ。
ところで、なんで突然ニーヴンの話が出たんだ?
ニーブンといえばゼラズニィ・・・
光の王が大変気に入ったので買った「我が名はコンラッド」しょぼ〜んだったような
ぶ男が怪物と戦ったりする話だっけ?3年ほど前に一応最後まで読んだけどほとんど内容覚えてないや
ストーリーも描写も設定も面白くなかったなという印象だけが残ってる
うんうん
ぢつのところ評判の良い「伝道の書に捧げる薔薇」もあばし好きくない
アンバーも・・・う〜ん
「アンバーの八王子」という駄洒落だけは好きだけど、これって「アルゴスの明太子」に
匹敵すると思うのは漏れだけかな
あ、伝道・・・はその名の短編が今ひとつという意味で、あの短編集の中には
タイトル忘れちゃったけどとても好きなものがあるよ
クソ高い山に登る話は、描写はいいのにオチが超絶ガッカリで死にそうになった。
>>869 それは「エンディミオンの覚醒」だな?そうなんだな?
伝道〜所収のものの話のつもりだったんだけど。
>>869 恋人の市長が市を襲った災害の中氏んじゃう話ってあの中にあったっけ、人間の定義が↓こんなんだったの
「やったこと、やらなかったこと、やろうとしてできなかったこと、やろうと思わずにやってしまったこと、これらの総和だ」
もしかして全然別の作家だったかも知れないけど、あの中の一編だって記憶してるんだよね
もしそれが正しければ、あれは好きだったかも
あれを読んだのって20年位前だからあまり記憶が定かじゃない。
光の王をハードカバーの初版(昭和53年刊)で読んで、その前後だから
>>869 あれは笑えば良いのかまじめに読んでおく話なのか判断に悩んだような記憶があるな
ジェイムズ・ブリッシュの宇宙都市シリーズの3巻と4巻。
4巻は浅倉訳だしSF的アイデアも説明だけなら魅力的なのだが
本当に小説としてつまらなかった。
プロットとSFアイデアだけおさえて読み飛ばす、という方法で
いちおう最後までたどり着いた。
877 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/02/16(金) 22:58:14
ホーガン「終局のエニグマ」
なんだこりゃ...
愛に時間を
>>878 母ちゃんに会うとこから読め。それで解決。
ブックオフに旅立ってしまいました。
千夜一夜物語・失われた時を求めて・ユリシーズ・西遊記・指輪物語、全部挫折してる俺に怖いものはない。
……指輪〜は第三部だけ映画でしか見てないけど、アレはなんか前二部と比べて映画オリジナル展開が多いと聞いて
ガッカリ……やっぱ読まなきゃダメか……。
SFじゃないけど「復活の儀式」
下巻100ページ過ぎまで読んだところで忙しくなり中断。もう一度最初から読もうかと思ったけど、上巻はヤレるかヤレないかでうじうじ悩む描写が続くだけなのを思い出して萎えた。なげーよ。面白くもねーのに。
>>882 > SFじゃないけど「復活の儀式」
ふざけるな!
パパの精液がシーツのシミになり、ママの割れ目に残ったカスがおまえだ!
どこの穴で育った?
884 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/01(木) 01:07:22
ブラッドベリ:
「華氏451」
「火星年代記」
「たんぽぽのお酒」
何度も途中で止めようとしたけど、一般には評価の高い作品なので、
何か得られるものがと思い読了したのだが、もう退屈で退屈で・・・
ホント苦しかった。 時間のムダでした。
>>884 「火星年代記」についての感想は、同意。
他は読んでいない
887 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/01(木) 15:43:26
栗本薫のグイン・サーガ
幻魔大戦の10巻以降
888 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/01(木) 17:00:33
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
途中で眠くなってやめました。
あと「デューン」シリーズとか映画観て読もうとしたけどどれも撃沈した。
私はホラーは大好きだけどSFは駄目みたいだ。
ニューロマンサーは別に難しくも無いよ
俺としては漫画の攻殻機動隊2の方が遥かに意味不明だった
>>889 あれ難しいって言う人はギブスン+黒丸スタイルが鼻についてるだけの人が多い。
難しかろうが簡単だろうが読めない人は読めないんじゃないかな。
>>888 映画のイメージに引きずられてデューン読むと確実に撃沈できます。
現に俺も二度ほど放置した。
で、原作が映画よりももっともっと欧米人好みのオリエンタルな妄想の世界であることに気づいて、
珈琲やクスクスや水煙草出す店やモロッコやイェーメンのガイドブックなんかで気分出しつつ読んでみた。
すると嘘みたいにのめりこめたよ。
リンチは嫌いじゃないが、映画デューンはアレだね。
原作に比べるとかなり貧乏臭くて別ものって感じだね。
891 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/01(木) 23:08:25
>>890 劇場版「デューン」は原作知らなかったからか作品自体はそれなりに面白かったし
(原作ファンからはブーイングの嵐だったそうだが)
何よりTOTOが手掛けたサントラがすごく良かった。
だから本屋で見掛けた時読んでみる気になったんだけど…
これも眠ってしまいました。
ニューロマンサー信者からすると
そこそこ面白かったとか書かれると悲しい
893 :
高木葉:2007/03/02(金) 00:47:15
>>892 すんません、でもそれが正直な感想なもので。
そういえば「デューン」て劇場版の続編が作られることになってませんでしたっけ?
でもあれだけお金かけたのにあまり受けなかったんでおしゃかになったとかなんとか。
そこそこ面白かったみたいなしょうもない感想なら書く必要なくね?
「ニューロマンサー」は、カウボーイなんて言っていて
当時からだせーと思ってましたよ。
ニューロマンサー挫折しまくり
毎回読もう読もうと思っていて結局他のSF読んでしまう
記憶屋ジョニイとクローム襲撃も読んだけど
覚えてないや
ギブスン合わん
ニューロマンサーは黒丸文体が独特で相性がある、
という話を聴いたので原書を買ってきた。
もちろん数ページで寝た。
SF小説読んでていつもジレンマ感じるのが
その小説が持っている
SF的アイデアの面白さと小説そのものの読みやすさって必ずしも正比例じゃないんだよな
素晴らしいアイデアがあるのと小説家としての筆力があるか否かは別物ですね
なあに、どちらもない作家もいるさ。
900 :
高木葉:2007/03/02(金) 10:41:01
>>898 それは私も感じる。
「アンドロイドは〜」は撃沈したけど
「ヴァイス」は数ページ立ち読みしてみておっこれはいけるかも
と買って帰ったけどやっぱり途中で撃沈しました…
なぁ、これってP77まで読めば終わりじゃね? 時間のない人は裏表紙読めば終わり。
これでFA?
「アンドロイドは〜」はディックの中では取っつきやすいほうでは?
903 :
高木葉:2007/03/02(金) 15:59:54
そうなの?
それすら駄目ならディックは私には合わないってことかな…
904 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/02(金) 16:44:22
パプリカ
超くそだった
>>903 個人的には「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」より
「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」の方が好みだけれど、
これもいかにもディック的な悪夢世界だから、
合わない人には合わないかな。
俺は火星タイムスリップとスキャナーダークリーが好き
角川幻魔の6巻以降。平井和正とはキッパリ縁を切った。
908 :
高木葉:2007/03/02(金) 19:11:13
小学生の頃から平井和正信者という友人に勧められた「幻魔大戦」も駄目でした。
ウルフガイシリーズは結構いけたんだけどね
新井素子。何か生理的に吐きそうになる。
風と共に去りぬって最近読んだけどめちゃくちゃ読みやすい
スラスラ読めたけどマーガレットミッチェルがSF書いてたらどうなったかなあとちょい夢想した
荒い素子って、今いくつくらいなんだろう。
まだ16歳だったらすごいな。
914 :
高木葉:2007/03/03(土) 13:10:57
吾妻ひでおと対談してたよね
結婚するんじゃないかと噂されてたっつーか
夫婦だと勘違いしてた時期がある
>>903 長編しか読んでないみたいだけど、ディックは短編と長編では別物。破綻したアイデアでも
短編ではそこそこまとまっていたものが、話が長くなるにつれて最初のプロットを放棄してみたり、
主人公の家庭問題に重点を移してみたり、精神を病んでる黒髪の若い女が出てきたりして
収拾が付かなくなってしまうのがディックですから。
おすすめの短編集は新潮文庫の「悪夢機械」かな。たぶん絶版だけど。
まあ好きな人(例えば俺)からしてみれば何を読んでも居心地がいいのだけれども。
…あとがきで「こんな本を好きで読んでるやつは人生の落伍者」とか翻訳者に罵られたりもするが。
916 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/03(土) 15:35:14
実は………………………………………………………、『月は無慈悲な夜の女王』
わあ!すいません!ごめんなさい!!
漏れ的には、ハインラインは基本的に『娯楽性』が弱い感じがする。
『夏への扉』は面白く読めたんだが…
>>913 確か今年で47歳のはず。
>>915 「地図にない町」(ハヤカワNV122)もいい短編集だと思う。まだ買えるみたいだし。
918 :
高木葉:2007/03/03(土) 17:10:45
>>916 俺は「月は〜」は楽しく読めたけれど、
数年前、20年ぶりに読んだ「異性の客」には愕然とした。
初読時はかなり面白い作品だと思っていたのに、
今読むと胡散臭いニューエイジ関係者が土足で踏み荒らした後のように思えたよ。
思えば、時代が追いついた、というか追い抜いて行っちゃったんだろうけど。
同じような作品といえば、クラークの「海底牧場」もそうだったな。
ディックの短編なら、日本で独自に編集された『ペイチェック』が一番良いよ
ディックの中でも粒揃いの短編ばかり入っている
時代が追い抜いたSFって、なるほど。おもしろいな。
922 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/03(土) 20:35:31
>>920 オススメありがとうございます。これも本屋で見つけたらチェックしてみます。
>>919 それはSF小説の宿命でしょうね。
今最新と言われてる技術も10年も経てば古臭いと言われるんだろうなぁ
923 :
919:2007/03/03(土) 20:40:24
うわあ、今ごろ気がついた。
×「異性の客」
○「異星の客」
お詫びして訂正します。恥ずかしー。
「海底牧場」は「実現しなかった未来」でもあるよな
>>891 ♪デューン デュンデュンデュ---ン
っていうアレだよね? 耳について離れないよあのメロディ。
「デューン」読んでて思ったのは、宮崎駿の「風の谷のナウシカ」への影響が非常に強いんだなと。
宮崎作品についてはよく「ゲド戦記」からの影響が語られるけど、(特に後半の巻)
ストーリーの流れや極限的生態系(砂漠/腐海)との関わり、神的な巨大生物(砂虫/王蟲)
長距離移動を前提とした戦闘の様式、虐げられた民、救世主的存在などの作品世界の基本設定では
むしろ「デューン」へのアンサーなんだなという感想を強く持った。
まあ、3巻の戦争描写あたりはもろにソ連映画「戦争と平和」だったりするんで、
手当たり次第に自分の好きなものを寄せ集めただけなのかも知れないけど。
森の描写は「地球の長い午後」だよね。
926 :
高木葉:2007/03/03(土) 23:34:22
>>924 映画「デューン」のサントラには映画の冒頭でえーと、
シャダム4世の娘が原作読んでない人へのあらすじを語るプロローグが収録されてるんですが、最後に
「その惑星の名前はアラキス。別名『デューン』」
と言った後に流れるメインタイトルにはゾクゾクしますよ。
あとハルコウネン男爵の狂った語りも入ってるし
映画はあまり…だった原作ファンもこれはオススメです。
って原作読みきれなかった人が何言ってんだかw
「もおーとこ〜〜〜!もう、47なのか〜〜〜!」
「映画版デューン」は、SF映画五傑にいれたい!
>>897 ずいぶん前に山田正紀が、文体を浅倉久志風に脳内変換して読んだら理解できたと書いてたっけ。
山田先生の作品を誰に脳内変換したら
面白くなるのかおしえてほすい。
読みにくいのがSFだとか思ってる作家、翻訳家がいたら困るな
「あのサイバーパンクというのは何が書いてあるかわからないのがいいので、
浅倉久志が翻訳すると上手すぎてつまらなくなる」by星新一
934 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/04(日) 20:57:26
>>933 いかにもなんだけど,ホントに星新一が言ったの?
ほんとに星新一が言いそうw
星新一はサイバーパンク全否定派じゃなかったか。
星新一って、「2001年宇宙の旅」が退屈すぎるので、画面の一部に
コマーシャル画面いれろ、って言った人だったよね。
>>933 ヴァーチャルライトの事かー!
でもニューロマンサーの30倍は読みやすい。
ギブスンの小説力が上がったお陰もあるんだけど。
えええ、そうなの!?
「サイバーパンクが出てきてからSFがつまんなくなった」っつー発言も見たぞ。
頑張って読んだら悪くないと思ったんだろうか。
皮肉なのでは
サイバーパンクって、ジャパニメーションの原作みたいな感じだよね。
943 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/06(火) 09:33:45
身体切り刻んだり、手足とか取っ替えたり、端子埋め込んだりってのを
レゴブロックのようなノリでやっちゃうことに
慣れなかったんじゃネ?
ってのは、実は漏れなんだけどネ。
あの身体感覚の無さは最初かなり戸惑った。
944 :
渚 水帆(作家&阪大のアイドル:2007/03/06(火) 09:58:55
渚 水帆のファンサイトの日記に笑っていいとも出演!?時のオーディションの
様子を書いてみたので、絶対に読んで見てね!!
945 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/06(火) 10:13:59
つまらないので途中で読むのを止めちゃったSF
ここのスレタイは
『つまらないので途中で読むのを止めちゃったSF』
だぞ?…大丈夫かw?
つか、そういうネタなのかwww?
読むのを途中でやめて捨てたくなった古本は、おまいらどこに売ってる?
ちり紙交換に出してる
948 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/06(火) 21:38:47
状態が良ければGEO折り目がついてたりすればまんが倉庫
分解してドキュメントスキャナーに取り込んで、本体は捨てる。
焚き付け
トイレットペーパー
「悠久の銀河帝国」前半は神だが後半で一気に泥臭く殺伐となる。ベンフォードはクラークが嫌いなのか?と思いたくなる。
>>946 図書館の交換本コーナーに放置
憤怒の連鎖をもくろむ
>>952 3Bのファウンデーションの続編もダメダメだと思った。
バクスターにやらせたら良かったのに・・・
おいらは都留の通販古本屋に売ることにしました。
今ひとはこめを梱包中
957 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/08(木) 14:48:17
「老いたる霊長類の星への賛歌」 男子ってバカでスケベで野蛮で本当やーねぇ、というノリについていけない。フェミSFは合わん。文体自体も読みにくくてひどいよ(訳のせい?)。
俺はつまらない本を読みきって無理にでも面白く感じる修行を積んでるからないな
スノーたんには萌えなかったか?
訳文といえば、ル・グウィンをよく担当してる小尾さんも結構ヒドい気がする。
なんかものすごい直訳調の文章が散見されるんだよなあ。
200万だ〜!200万のオマ○コだ〜!!
ってのもあったな。小説では伏字無し。
>>946 電車の利用者が持ち寄る、プラットホームに設置された図書コーナーがある。
持ち出し自由の。そこに持ってってる。
そんなのあるのかよ!
あまりにもアレなラインナップになったりしないんだろうか。
>>962 フランス書院文庫がズラリと並んでいたら笑う。
列車のダイアを利用した犯罪・推理小説(西村京太郎だっけ?)が、
ずらっと並んでいたことがあった。終点kら終点まで30分くらいの、無人化された
電車だけど。
マルドゥック・スクランブルは挫折したが、これではいかんとベロシティを3冊同時購入。
なんとなくパラパラっと開いてみたら、アクションシーンのあまりにも前衛的な文体に早くも挫折……。
人間は学習する生き物ですよ。
967 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/12(月) 12:21:19
>>957 フェミは、理論じゃなく感情だからナ〜…。
SF者には合わんわなw。
ティプトリーが女だと誰も気が付かなかったとか、マジ信じがたい。
「男が男らしくて当たり前」な常識にあえて挑む! SF界謎の新鋭カコイイ!
ならSFとして読めるのに、
女が書いてることが解ったとたんフェミにしか見えなくなるとはこれいかに。
イーガンのしあわせの理由挫折した。アイディアは好きなんだけど、面白さがわからない。
そもそも翻訳本自体が苦手だな。
「バベル17」 もっと言語学や論理学のハッタリをゴリゴリ効かせた壮大な文系ハードSFを期待してたら萌えスペオペだった(萌えもわりと微妙)。まあ文系ハードSFというのがなんなのか自分でもよくわからんが。
オルシニア国物語 宇宙の戦士
訳がダメなやつ
973 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/14(水) 13:04:56
漏れは、翻訳物のガギゴギした感じは、わりと好きだ。
『宇宙の戦士』は最初激しくつまらなかった。
んが、読み返す度に面白くなって来る。
スルメか?
完読することをお勧めする。
ていうかやっぱり訳でダメになる人っているのね。
別に非難してるとかそういうんじゃなくて、自分は訳が理由でダメになった本とか
ないからとても不思議。気になっちゃう人っているんだな〜…。
唯一訳に不自然さを感じたのは「非A」かな。
>>970 同意
アイディアはいいと思うのだが入り込めない
>>975 「やるじゃん」・・・ニヤリ
位でイイんじゃなかろうか。
今「闇の左手」読んでるけど3分の1くらいで止まってしまった。
なんかこのまま挫折しそう。
何つーかこう、あえて男視点で書いてみました感がありすぎるってんだろうか、
うまく言えんけど読んでてむずむずしてくる。
ルグィンも後から似たようなこと言ってるよ
まあもうしばらく付きあったれ
>>977 「風と木の詩」を読んで、イメージが崩れないうちに読み直せ。
オッサンのイメージではあまりにつらい。
980 :
名無しは無慈悲な夜の女王:2007/03/17(土) 16:19:16
なにそのスパテクw
>>979 なにを言う!
上半身裸で汗をかくカワウソっぽいヒゲのおっさんと
毛皮にくるまってガチガチ震えるのっぽの黒人が
狭いテント内で寝っ転がって眠れぬ夜を過ごす情景がいいんじゃないか。
……言っておくが俺は男だ。
レンブラントの男性肖像画を模した旧表紙はよかったな>「闇の左手」
闇に左手でなにするっていうんだ!
いつもとはちょっと違う気分でな。
左手は角度が合わないから難しい。
テラのオッサンはこんなんばっかりや