SF映画 これだけは見ておけ PART3

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37ミステリ板住人 ◆hr24ALqEXE
>>34-36を読んだ。
「煽り」か「ネタ」を狙ったのかしれないが、ジョン、アーサー、ロバートを
グドン(ウルトラマンジャックに出て来た怪獣ではない)扱いにはワロタ。
確かに彼らの作品にレイシズムや偏向した政治思想があるのは、読者の誰もが気付いて
いることかと思う。
「煽り」か「ネタ」だとしたら、ポーをSFの始祖と断定し、元祖冒険小説家のベルヌを
大SF作家のように書いている点も巧い。
ただしキューブリックに関しては過大評価し過ぎである。
スタンリーの芸術家・哲学家気取りは、有名である。
活字人間の自分などから見ると、「見世物師風情が何を気取っているのか」という感がある。
>「隠されたテーマ性」やら「隠喩」やらを「読む」などという子供じみた
>遊びは、自分が頭がいいと思っているが、実はそうでもない人によく
>見られる悪癖に過ぎないのだ。
あと1歩踏み込んでの論考が欲しかったところだ。
「読書」とか「映画鑑賞」は、「遊び」であり「遊び」は本来「子供」がするものである。
「子供」は「大人」より利口ではないのは当たり前であるし、「遊び」は時に「悪癖」足り得る
のは良く知られたところである。
つまり、「読書」や「映画鑑賞」という行為は、「大人」が「子供」に精神的に化して行う
洒落たお遊びなのである。
上記に引用した文は、批判のようであって批判足り得ていないのである。